◆週刊少年ジャンプ総合スレッド◆Part181◆

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【エアギア Trick:101】

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「この、アホンダラ!!!」と響き渡るヨシツネの怒号。
牙の疾風を利用し「鬼三十三間」を制しようと跳躍したイッキ。
が、ヨシツネの持つ轟のレガリアの特性―風車の理―により牙を吸い込まれ、
さらに逆風した牙をまともに喰らい、リンゴもろとも吹き飛ばされてしまう。
その原理はラム・ジェット理論。向かい風を推力とし、さらなる加速を生み噴射する
轟のレガリアの前には、牙のレガリアの力は相手にさらなる力を与えてしまうだけであった。

リンゴを庇い、まともに地上に激突するイッキ。
「ちッ!」と救いに入るアギトの前にベンケイの蹴りが入る。
「テメェ…誰のツラに向かって足出してんのかわかってんのか?」とアギト
「おいでやす。アンタはうちが遊んだりますよって(ハート)」と挑発するベンケイ

「このドアホウ共が!!この鬼三十三間はソイツの実力だけを測るもんやない!!
一番大事なんはソイツの「運」!「度胸」!「勇気」や!!
そんなこともわからんとハナから牙の王の「力」ァアアテにして飛んだんかい!!」
とめちゃくちゃ怒り出すヨシツネ。グラサンを取ると意外な美形。
ゆっくりと起き上がるアギト。
「たった一人で飛ぶんはどんなライダーかて怖いもんや」
「下に仲間寝そべっとんや、当然やで」「せやけど…ふるえる手足黙らせて…」
「心臓の音 ドラムにまえてやなァ それでも飛ぶ勇気が…覚悟があるか言うことやろ!?」
「仲間もそういう奴やからこそついて行けるんや ソイツのためにソイツと一緒に
命懸けて戦う覚悟キメれるんや!! 去ね!! お前にリーダーの資格はあらへん!!」

「すいませんっした」
ペコリと頭を下げるイッキ。
「え?」と驚く仲間たち、「イッキが他人に謝った…!?(明日は地球滅亡ちゃうの?)と心配する陸女。
「オレが悪かったっス、全部…あんたの言うとうりっス
その…もう1回だけ飛ばせてもらえないっスか……お願いします!!」
と誠意を込めて謝罪するイッキ。

(つづく)