まだ日があけないうちに数人の男が廃墟を探索している。
「おい、あったぞ!」
男達はくらがりの中でなにかを見つけたよう。
ニアのいる部屋に誰かが入ってくる。
SPKの人「該当者と思われる人物の遺骸と これが現場の報告書です」
燃えくずのようなものが台車に乗せられて運ばれてくる。
全身は描かれていないので五体がそろっているのかもよくわからないが
ガスマスクをつけている。
ニアがマスクをとると比較的きれいな(それでも土気色だが)顔がでてくる。
ニア「………………間違いなく…メロですね……しかし」
SPK「は?」
ニア「他の遺体は残してきましたね?」
SPK「はい」
ニア「ではこのことは内密にしておいてください」
SPK「かしこまりました」
SPKの人でていく。
ニア「(突入の主導は 今のLによると思われるがやはり動かせる手ごまは
少数のようだ おかげでこちらが先んじて現場を抑えることができた)」
報告書に手を伸ばすニア。
ニア「(報告書を見る限り、現場で争ったと思われるメロ側の者はほんの数人
多くのものは爆発が起こる前、突入以前に死んでたせんが強い・・・
もしこの裏でKIRAが動いていたとすると・・・
メロが死んだことを私だけが知りえたのは武器になるはず・・)」
次週「暗雲」!!