【本物】タカヤ−激闘伝−【ネタバレスレ】

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567名無しさんの次レスにご期待下さい
校内を移動中の渚他
渚「移動中も油断しないようにね。部活動紹介の直前が一番新入生の脱落率高いから」
タカヤ「そ、そんなに危険なの…?」
ガクガクブルブル(AAryのタカヤ
渚「そりゃあほら、入りたての新入生が移動する場所がはっきりしてるわけでしょ?
それを取りあえず潰しておこう、っていう考えの奴も少なからずいるわけよ」
と渚が説明しているコマのバックにシルエットで凶悪そうな
感じの人たちの図。
渚「平たくいっちゃえば弱いものいじめなんだけどさ、まぁ弱肉強食の世界だしね。
弱いものを強くなる前に叩いておこうっていう考え方を完全に無くすのはムリってものよ」
タカヤ「学園の方では何か対応してくれないの…?」
渚「生徒が自分の力で道を切り開くってのが本懐だからねー。うちの校風。
一応そういう不当な攻撃に対抗する組織として強力な戦闘能力を有する生徒会があ
るんだけど…何分全校生徒の数に比べて数が少なすぎるから、移動経路を警備する
にしてもカバーしきれていないってのが例年の実状みたいねぇ」
(何?このあっさりかつ殺伐とした会話?渚ちゃん汚れちゃった?)
タカヤ、顔が青ざめている。
兄貴、難しい話には興味が無いのか、移動中の会話シーン
を通して鼻をほじっている所しか描かれていない。
渚「だーいじょうぶよ。タカヤが強くなるまで私が守るから!」
渚、タカヤに抱きつく、タカヤ、顔を赤くする。
渚「例えば、そこにいるみたいな奴からとか、ね」
渚、ニヤリと妖艶な笑みを浮かべる。
びくっ、と怯える物影に隠れていた男。ナイフを持っている。
物陰に隠れていた男、慌てて飛び出して逃げようとするが、そうはさせじと渚、
手に持っていたタカヤを武器として使用、投げつけたタカヤが男の足に命中し、
態勢が崩れた所で、一瞬で渚が接近。
渚のハイキック一閃。男の顎が一撃で蹴り砕かれる。
タカヤ、目の前に顎を吹っ飛ばされた男が倒れてきてびっくりする。
渚「もーっ、お兄ちゃんは不意打ちとかには本当にぶいんだからー」
兄貴「俺、大抵攻撃効かないし、別にいいよ」
タカヤ「渚ちゃん…これ、ギャグ抜きで本当に死、死…」
平然としている渚兄妹を尻目に、顎の無くなった男を指差して震えているタカヤ。
渚「あー、それ?いずれ慣れるわよ。さ、行きましょ」
タカヤを引っ張っていく渚。
(お巡りさんのいる世界にもどりたいなー…)
虚ろな目を通り越して体全体が真っ白になっているタカヤ。
568名無しさんの次レスにご期待下さい:2005/06/03(金) 03:50:38 ID:YuaKV/Fo
そんなこんなで“体育館”にたどり着いた一同。
中ではボクシング部の紹介をやっているっぽい。
新入生の前で公開スパーリングをやっているようだ。
?「渚さーん」
たたた、という音とともに誰かが近づいてくる。
渚「あら、戒くん久し振り。遅れちゃったけどいい?」
戒くんと呼ばれた男の外見が描かれている。
いわゆる美少年といった感じ。腰に帯びている教鞭は武器?
腕に巻いている輪っかにはやはり“生徒会執行部”の文字。
戒「勿論ですよ。しかし、心配したんですよ…遅かったから。それに今年は…」
なんだか交渉ごとは全部渚がやっているようだ。それでいいのか兄よ。
あと、鼻をほじくるのはそろそろヤメレ。
体育館の中を見渡す戒くん。用意された椅子に比べて空席が目立つ。
渚「あちゃー!少なー!こりゃまぁ、見事に狩られたわねぇ。新入生。
怠慢ね、怠慢」
戒「それが、おかしいんですよ。ここに移動するまでの経路には
例年のデータの半分ほどの数しか死体が落ちていなかったんです。
戦闘の跡もほとんど無い。それなのに…」
渚「うーん、神隠しにでも遭ったのかしらねー。全体の半分もたどり着けていないんじゃない?
これ?」
渚と親しげに話す戒をちょっぴりうざったそうに見つめるタカヤ。
戒「いや、ごめんなさい、愚痴ちゃって。順番は三つ後ですからね」
渚「他の体育館と間違えてるんじゃないの?うちって広いしあちこちに体育館あるしねー。
たまたま迷っている奴が多いってだけかもよ?あんまり気にしすぎてもいけないって」
力無く微笑みながら頷き、去っていく戒。
タカヤ(体育館…か……)
入り口付近で何かを考え込んでいるタカヤから画面が引いていく。
そして、タカヤ達がいる“体育館”がどこなのか明らかになる。
入り口脇には“第十三体育館”と書かれたプレート。
“部活動紹介会場”と書かれた張り紙も近くに――
569名無しさんの次レスにご期待下さい:2005/06/03(金) 03:51:07 ID:YuaKV/Fo
場面転換、“第一体育館”――
バン!と垂れ幕が首に巻きつき、天井から垂れ下がって
事切れている新入生が描かれているコマ(最初に質問してた人)
?(萌え)「ひゃっはー−♪」
ボキボキボキッッ
渚とは別系統の萌え少女が新入生の首をことごとくへし折って
絶命させていく(冒頭の制服姿の女)
新入生達「うああああああ!!!」
入り口に殺到していく新入生たちだが、その先には、
巨漢が立ちはだかっていた(冒頭の制服姿の一人)
?(巨漢)「ふんっ!!」
巨漢の男の腕の一振りで、入り口に殺到する新入生の
体がいっぺんに、めちゃくちゃに折れ曲がってすっとんでいく。

残りの新入生はあとわずか。
一〜二話に出ていた嫌なやつが背後から少女に襲い掛かろうとするが、あっさりと気付かれ、両腕を一瞬でへし折られる。
嫌なやつ「っっぎゃああああ!!」
少女は続けて、絶叫する嫌なやつの両足もへし折る。
嫌なやつさらに絶叫。
?(萌え)「きゃはは、もっろーい」
?(リーダー)「その辺にしておけ、フェイラン(上の人ね)」
リーダーらしき人物登場(冒頭の制服姿の最後の一人)
フェイランと呼ばれた少女は「なんでー?」という。
嫌なやつ、一瞬呆然とする。
?(リーダー)「いかなる弱きもの、小さきものにも誇りが
ある。我らに騙されここに訪れた者たちは、愚かで、弱かった」
?(リーダー)「しかし、しかしだ。ここに訪れた者たちは、
少なくとも、「強くあろう」という選択をした者達だ。
この学園に訪れた以上それは疑いようが無い。
かつてここの門を始めてくぐったころの私達と同じように、な。
私達は、その思いを汚すことだけは許されないのだよ」
命が助かると思ったのか、下卑た笑みを浮かべる嫌なやつ。
?(リーダー)「一思いに殺してやれ、フェイラン」
嫌なやつ「え――ちょっと、待――」
フェイラン「うん、わかった!カズヤって優しー♪」
ゴキュッッメキッッ
首をツイストドーナッツのように捻られ、嫌なやつ一瞬で絶命。
その後も、ニセ生徒会による一方的な殺戮が続いていく。
最後のページで、考え込むタカヤ、はりきっている渚、
そして、カズヤと呼ばれたニセ生徒会のリーダー、それぞれの顔アップが入り、次号へ。