【DEATHNOTE】最終回title予想【華麗に散る】

デスノートを使った人間の死後、それは死神になることだった。

死神になったライトは数日、人を殺し続ける。だがすぐに飽きた。
「目」があるうえに絶対に安全な場所からデスノートに名を刻む、
それはかつて、エルと戦った日々とは比べものにならない退屈さ
だった。

「おい見ろよライト」
人間界を指差しリュークがライトに言う。その先にはミサがいた。
「今日があいつの二度目の命日だ。」
その言葉にライトは暫し無言だったが、やがて口を開いた。
「なあリューク、明日からあいつも死神か？」
「ああ。」
ライトの問いにリュークがそう答えると、ライトは「そうか。」と
短く答えた。

「こっちでもあいつに付きまとわれるのも面倒だな。」
「ん？」
「あいつが削った寿命、返してやるとするか。」

そう言うとライトは、間もなくミサの命を奪う予定の凶漢の名前を
自身のデスノートに刻んだ。