武装錬金ネタバレスレッドXLIII

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297 ◆H6FnMrt252
手に根来のマフラーを巻いて地面に手を入れる剛太、根来を掴み上げる
「モーターギア回収!」
斗貴子「カズキは――」
見上げた真横に地響きあげて降り立つブラボーとカズキ
再び飛び上がる二人
あたかもはじけるように横浜の市街を飛びはねて遠ざかってゆく
剛「ここでガチッたら被害が半端じゃなくなる 人目のつかない所を探す気か」
斗貴子駆け出す「追うぞ!」
地面に横たえられている円山と根来
剛「コイツらはどうする?」斗「どうでもいい!好きにしろ!」剛「…好きにたってなぁ…」
核鉄を取り上げてあとは運任せでいいのじゃと言うゴゼンに犬飼のときのカズキの反応を思い出す剛太
剛「一回だけ見逃してやる あの激甘アタマに感謝しとけ」
斗貴子を追ってゴゼンを連れ走り出す剛太

電柱や看板、横浜の町を僅かずつ破壊しながら移動するブラボーたち
移動する人影はわからぬながら戸惑う横浜市民
ニュータウン建設予定の更地に二人は到着
カズキ、SHでブラボーを横殴りするもブラボー問題なし
ブ「どうした 終いか?」
あえぐカズキ
 何度攻めても 攻撃の全てが シルバースキンに妨げられてしまう
 シルバースキンを破らねば オレはブラボーに届かない!
ブ「ただ漠然と逃避行を続けていたのではなさそうだな 受けてたとう」
SHを構え 体当たりのように突撃するカズキ
槍後方の旧SHヘッドが後ろにのびる
地面に槍を突き刺す形でブラボーに当たる 帽子が飛ぶ

あたかもブラボーの胸を衝いたようなシルエット
 
ブ「穂先でなく石突の方を一気に伸ばし 地盤に撃ち込んで エネルギー噴射と反動の二つの力を掛け合わせて
緩から急へ一気に加速する
よく… …考えた」

「だが」
SHの穂先はブラボーの脇で押さえられていた
抜き手でカズキの腹を打つブラボー「惜しかったな」
カズキ 血を吐くが槍を支えにして倒れない
ブ「…お前は本当に 会う度に 戦う度に 強くなる…」
「今の突撃(チャージ)も次に会う時は かわせるかどうか
だからこそ 今この場で 決着をつけるッ!」
カ『来る…!ダブル・シルバースキン!』 

二人の破壊の跡をたどりながらスカイウォーカーモードとバルスカで市街を走ってゆく剛太と斗貴子
剛「…しかし 冷静になって改めて考えてみて 
俺達が駆けつけたところで 何をどーするコトも出来ない様な気がしてきたぞ
そもそもあのキャプテンブラボーに勝つ方法なんて―」
斗「ある!

私達が間に合えばカズキに 勝機はあるッ!」