ワンピース専用ネタバレスレッド Part69

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626第350話 "橋の下倉庫"
では投下します

扉は久々サンジ

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炎上する本社
消火する船大工
ココロのシルエット

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チムニー「ばーちゃんばーちゃん スッゴイ火事〜〜!!」
ゴンベ「ニャー!!!」
ココロ「・・・ ガレーラの本社らね・・・」
  「ひどい事するれぇ・・・!!」
チムニー「ひどい事?誰かが火をつけたの?」
ゴンベ「ニャー!?」
ココロ「さァ・・・わからねェがねェ・・・」
  「―らが・・ イヤな予感ってのァ当たるモンら」
  「アイスバーグが・・・無事らといいが・・・!!」
  「あんなもんが・・・この世にあるからいけねェんら・・・」

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裏町上空
ルッチ「ブルーノ フランキーはお前の酒場にいたのか」
ブルーノ「あァ だが"麦わら"を探しに飛び出した」
ルッチ「成程 じっとしていてはくれねェか」
627第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:52:25 ID:FshAqNfH
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カク下を見下ろしながら
カク「―じゃが 間の悪い奴とは 実際おるもんじゃ」
ルッチ「ん?」
カク「みろ」
フランキーの手下(以下テシタ)「聞けー麦わらー!!」
ルッチ「!?」
テシタ「「長っパナを預かった」!!」
テシタ「そうだ!!預かった!!」
テシタ「よっ!!」
テシタ「「ウニをスシ詰めにされたくなかったら」」
テシタ「バカ 違うだろ何回言わせるんだ「海に沈められたくなかったら」だ!!」
テシタ「「ウニみ」」
テシタ「「海に」!!!」
テシタ「本当におめェは物覚えが悪いな」
テシタ「要はお前"麦わら"に伝わればいいんだろ!?」
テシタ「それじゃ伝わらねって言ってんだよっ!!!」
テシタ「アニキにブッ飛ばされんぞ!!!」
テシタ「「海に沈められたくなかったら橋の下の倉庫へ来い」!!!」
  「「フランキーより」!!こうだ!!」

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テシタ「出て来い麦わらァ!!」
テシタ「しかし今頃はもう長っパナ野郎はフランキーのアニキに倉庫でヒドイ目にあわされてる頃だな!!」
テシタ「そりゃフランキーハウスを全滅にされたんだ 今頃血まみれ地獄だ・・・!!」
  (ウソップが「ぎゃあぁぁ」って言ってる絵)
ルッチの足が「スタン・・」
テシタ「コエーなー」
テシタ「ん?」
仮面付ルッチがドン
ルッチ「誰が誰を・・・」
  「どこで待っていると言った?」
テシタ「何だァ!?てめェはー!!!おれ達が一体何ンキー一家だかわかって話しかけてんのかァ!!?」
テシタ「わっはっはっは!!」
テシタ「そうだ おれ達はお前なんかにゃ」
ルッチ「死にたくなければ」
  「3秒で答えろ」
628第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:53:02 ID:FshAqNfH
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テシタ「・・・」
テシタ「は?」
テシタ「オォ やっちまおうぜ フザけた奴だ」
ルッチ「橋の下倉庫とは・・・どこの事だ」
  「そこに・・・フランキーは・・・いるんだな?
場所は移って・・
[ウォーターセブン裏町―北東の海岸「ゴミ処理場」前"大橋"]
誰かの悲鳴?「ぎゃあああ〜〜う!!!」

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[橋の下倉庫―(フランキーの秘密基地)]
悲鳴?「ぎゃああああ〜〜」
フランキー「〜〜〜うやうやう〜〜!!」
  「アウアウアウアウ ぎゃうアウアウう〜〜!!!」
モズ「えーん」
キウイ「"東の海"から連れ添った仲間と船のために別れたなんてェ・・・!!!」
ウソップ「何でお前らがなくんだよ」

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フランキー「バカ!!」
  (うおおぉぉっ)
  「ないてねェよバカ!!」
  「しかしおれァそんな中一人船を守るお前に胸打たれたのは確かだが!!」
キウイモズ「泣いてねーわいな!!誰一人泣いてねーわいな!!」(わあーーん)
ウソップ「何だコイツら」
  「とにかくわかったろ!!おれとあいつらが」
  「もう仲間じゃねェって事が!!!」
フランキー「そんな・・・!!」ガーン!!
  「―そんなキビしさを歌います 「仲間割れ北風チョップ」」
  「ぐす・・・」
  ジャカジャカ♪ジャンジャン♪(ギター弾きながら)
キウイモズ「アニキ〜〜!!」イエーイ!!
ウソップ「お前らバカにしてんのか!!」
629第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:53:35 ID:FshAqNfH
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フランキー「・・・泣き疲れた」
  「泣いてねェけど」
  ぐったり
  「あ〜〜・・・グス ゲホ は〜〜〜・・・」
モズ「アニキお茶をどうぞだわいな ちょっと熱いわいな」
フランキー「ああありがとう」
  「・・・じゃあわかった・・・お兄ちゃんアレだ・・・
   ヒョ〜… ボ… ズズ…(お茶すする音)」
  「ぶ熱ぁッちいな!!!」(ソファーごと後ろに転げる)
ウソップ「少し落ちつけよお前っ!!!」
フランキー「―じゃあさぞ おめェー2億を奪ったおれ達を恨んでんだろうなァ・・・
   そんな大喧嘩に発展しちまったんだ」
ウソップ「―なる様になっただけだ・・・誰を恨んでもしょうがねェよ」
フランキー「潔いな ―そうか あの2億は・・・」
ウソップ「?」

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フランキー「使っちゃったけどな!!!」(いつものポージング、キウイモズ付)
ウソップ「ハリ倒すぞ(怒」
フランキー「そうカッカしちゃいけねェよ おれだっておめェにそんだけの男を見せられちゃあよ」
  「今回の一件・・・」
  「怒りを収めざると得ないじゃない・・・ おれのマイホーム兼解体工場のフランキーハウス全壊
   ―更にウチの部下共を全滅させて」
  「くれやがっててめェらコノ野郎!!!」オラァ!!!
キウイモズ「アニキーっ!!」フランキーを抑えながら
  「怒りが湧き上がっちゃったわいあな!!」
フランキー「―というわけでお兄ちゃん この件はお互いに怒りを鎮め合い・・・それで
   ワッショイワッショイって事で手を打とうぜ」
キウイ「ドッコイドッコイだわいな」
モズ「ドッコイドッコイだわいな アニキ」
630第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:54:04 ID:FshAqNfH
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フランキー「じゃあお前・・・これからどうすんだ いくアテがねェんならウチで面倒見てやるぜ!!」
  「おれの部下になれ!!! おれァお前気に入ったぞ」
ウソップ「イヤだね!!」
  「解体屋なんかなる気はねェ おれは一味をやめても」
  「海賊なんだ!!!」
フランキー「な!!!」じーん!!
  「聴いて下さい「海賊仁義」ぐすっ」ジャカジャカ♪
キウイモズ「アニキー!!」イエーイ!!
ウソップ「だからバカにしてんのかお前は!!!」

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ウソップ「"高潮"が来るって本当か?」
フランキー「あァ」
  「"アクア・ラグナ"」
  「この辺りじゃそう呼ぶんだ」
  「―っもう裏町の歩道は海に浸かっちまってんだろ」
  「普通の規模で民家の2階までは海に沈む 裏町は岬なんかにいちゃひとたまりもねェよ
   船もここに置いときゃ安心だ」
ウソップ「ああ・・・ありがとう助かった」
フランキー「何 いいんだ!!バカ!!水くせぇ!!」
ウソップ「大変だな 毎年そんな水害が来るのか」
フランキー「まァ年に一度の避難くらいみんな手慣れたもんだが この町の悩みは年々上がる海の"水位"のほうだ・・・」
ウソップ「年々上がる?」
フランキー「ああ」

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フランキー「海底に潜ればわかるが 今海上に見えてる裏町は」
  「数百年前にあった古い町のその屋上に建てられた町だ」
  「大昔「造船島」と「裏町」は完全に一つの島の上にあったそうだが」
  「今や"水上都市"と呼ばれる程に海に浸かっちまって・・・ 歩道は全て水路に変わった」
キウイ「正確に言えば海の水位が上がったというより 島の地盤が沈んでいってるらしいんだわいな!」
  「あと数十年後には また今ある町もどんどん住めなくなるんだわいな」
ウソップ「―何だ この綺麗な水上都市の影に・・・そんな悩みがあったのか」トンテンカン トンテンカン(修理しつつ)
631第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:54:36 ID:FshAqNfH
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ウソップ「―でもまァいざとなりゃ"海列車"でどっかに移り住んじまえばいいじゃねェか」
フランキー「―そう言えるだろ?」
  「今ならな・・・だが"海列車"誕生以前は 航海の困難さから当然島同士の往来もほとんどできず」
  「住人達は孤立した島で漠然といつか沈みゆくこの土地をイメージしてた」
  「そんな未来の島の不安さえ取り除いちまったのが"海列車"「パッフィング・トム」だ!!」
キウイ「今じゃ記録もいらず誰でも好きな時に海をわたれるんだから」
  「すごい進歩なんだわいな」
フランキー「何もかも全て"海列車"を生み出した」
  「"トム"という偉大な船大工のお陰なんだ」(ものすごい穏やかな顔で)

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場所は移って裏町
テシタ「ぎゃああ〜!!!」
テシタ「ヒィ〜〜!!!」
テシタ「アニギ・・・!!!」
テシタ「アニ゙キ助け・・・!!!」
ドドドッ
テシタ「!!!」
ルッチ「アニキには・・・」
  「おれからよろしく言っておく・・・」

16ページ
手下全滅ドン!!
ルッチ「場所はわれた」
  「行くぞ」
ボヒュヒュン!!!(飛んでった)
632名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/23 20:54:55 ID:2gf2dvEc
























633第350話 "橋の下倉庫":04/12/23 20:55:08 ID:FshAqNfH
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また倉庫
フランキー「―んでお兄ちゃん 本題に入るが・・・」
ウソップ「?」
フランキー「その船直してどうすんだ」
ウソップ「そりゃ当然コイツと一緒にまた冒険して」
フランキー「・・・」難しい顔
ウソップ「いつの日か故郷の"東の海"へ帰るのさ!!」
  「世界一周ってわけにはいかねェけど・・・ "偉大なる航路"へ行ってきた船となりゃ
   もう充分凱旋帰還って事になるからな!!おれは胸はって・・・」
フランキー「いや かえれねェよ"東の海"へなんて!!!」
ウソップ「!?」
フランキー「遠すぎる・・・」

18ページ
キウイ「アニキ・・・!?」
フランキー「・・・」
ウソップ「・・・」
フランキー「―さっきここへ船を引き上げる時そいつをよく見てた」
  「その船はもうダメだ ガレーラの査定は正しい 解体屋として・・・解体を勧める」
ウソップ「!!? 何をくだらねェ事・・・!!!」
フランキー「手伝ってやるよ・・・船の解体作業」
ウソップ「!!? 何だと!!?てめェ・・・待て!!!何する気だァ!!!」

終わり