【終着駅のない】スクールランブル♯100【恋】

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952名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:33:33 ID:vHaMgbfw
たのむ
953名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:34:25 ID:7jBGIgR7
ムリでした>>960お願いします
954名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:36:43 ID:vu/Fj/MH
じゃあ漏れがチャレンジ。
成功するとスレタイがちと古くなるという罠。
955名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:37:31 ID:SH7ff3sL
アニメスレ保護の為、
>>945のテンプレの、

■他メディア関連
 アニメスレ:スクールランブル School Rumble ♯20
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/anime/1102418208/l50
 アニメネタバレ:【ネタバレ】スクールランブル School Rumble ♭3
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1102172268/l50

 アニメスレ:【ネタバレ】スクールランブル School Rumble ♭3
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1102172268/l50

に変更した方が良いと思う、
956名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:39:19 ID:7jBGIgR7
>>955
アニメ本スレはスレタイに原作既読お断りとでもいれるべきだったよな
957名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:40:59 ID:vHaMgbfw
感想。
・のび太vsギラーミンかよ
・花井つえーな
・おにぎり展開消滅?
・少なくとも誤解が解けたことによりvs花井はもう展開しづらいな
・喫茶店で文化祭とは意外。バンドとか絡むかな?
・ナカムラなんだったんだろう……
958名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:45:18 ID:vu/Fj/MH
ほいさ

【決闘】スクールランブル♯101【決着】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1102434156/l50

焦って名前欄ネタを最初しか入れられなかったorz
959名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:46:49 ID:k+NHMTNX
>>958
嗚都禾礪淋
960お腹いっぱい ◆adhRKFl5jU :04/12/08 00:47:04 ID:IXN4G2Gt
>>944
俺はバレが死ぬほど嫌いなんです。が、先週の播磨と花井ののっぴきならない様子が
アルマゲドンな感じだったので
961名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:50:51 ID:QxDeS5AX
962名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:53:07 ID:7pLjiQ4z
>>925
ノシシシシ

トップページのイラストはやっぱりあの人か。
963名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 00:55:36 ID:7jBGIgR7
91 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :04/12/08 00:14:32 ID:U+tBb4Oz
スクールランブル、今回はじめて見ました。
はじめて見たので意味不明です。キャラ設定もストーリーもわけわかりません。
とりあえず萌えキャラ4人娘をとりまく学園モノ、ととらえてよろしいでしょうか?
なんとか4人娘だけは把握できるようにつとめましたが。↓

金髪…(沢近〜?)いちばんのお気に入りかも。清純派?
セミロング…(周防みこと?)可愛いけどガラ悪いキャラ?
左右にハネ毛…(塚本天満)主人公? なにゆえカレー好きな彼が好き?
ショートカット…(高野?)冷めたキャラ? 榊さん?

「あずまんが大王」に男を入れてみました、って感じ。キャラの引きの絵もそっくり。
・手にペン持って包帯は「YAWARA!」のパクリ?
・「迷ってる! 私よりレトルトを〜」のときの音がショパンの英雄ポロネーズなのがワラタ。
・なぜCMが2回入る? いつもこうなのか。

とりえあず来週も見るつもり。

ワロタ
964名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 01:24:30 ID:x2/B+5XS
     早       )                /
      っ     )                 |  お  埋
          /           / ⌒ ヽ   |  嬢  め
    !!  <            l:/ ー‐ 'ヽl   |  様  ま
         ⊃            (|    |リ  |     す
 人      ノ ̄ヘ           l ル |    |     か
丿 \__/   ヽ          」\/|    |    ?
 丿丿/ノノ    ⌒ゝ     _,、-./::\:: /::ヽ-  |
    :__           :::::::::::::::::/〔 Ж〕ヘ::::::::ヽ\     
:::\/::::::::::⌒(     )     ::::::::::/:::l:::::l ii |::\:::::::::   ̄ ̄ ̄
:::::::::::::::::::::::::丿 ノソノ|/     ::::::::::/:::::l__::ヽ li |:<:::::::::
::::::::::::::::::::::/ノ丿ノソ      :::::::::/::::: /:::ヽ li |::::/ヽ::::::::::
:ヽゞゝゞ::ノ/  (      ::::::::::/:::::::::::\:::リ:l::/イ ⌒):::
::::::::::::::::::\   ヽ      ::::::::: ヽ::::::::::::::\:レ::::)/ 丿:::
:::::::::::::::::√  し  ゝ     :::::::::: l::::::::::::::::::://)/ ::::::::
 ̄ ̄ ̄ 丿   /      ::::::::::/:::::::::::::://:::::::::l  :::::::)
  ノ丿 へ /         :::::::::: :::::::://::::::::::::::l  ヽ 〆ミゝ
(( ( /              i ニ ヽ://::::::::::::::::::::}      ̄
   (  ー一--        \__,ツ-一-‐r'´´:::|     ば
   ヽ      \         l::::::::::::::::::l.::..:.:.:.l        ん
  彡  )              l::::::::::::::::::l.::..::.::.l       っ
    ノ               l::::::::::::::::::l.::..::.:.l.
                    l:::::::::::::::::l.::..:...:.l.

このAA弱いらしいな
965名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 01:48:56 ID:xaI5+J6n
>>740
亀レスだが…


ま た お 前 か w


解剖とか脳いじりとか頑張れよ。
966名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 01:57:29 ID:7jBGIgR7
脳の人は物の例えも独特で素敵ですね
967名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 02:39:42 ID:k+NHMTNX
:::::::::::::::::::::::::::::    ,.-ヽ
::::::::::::::::::::::   ____,;' ,;- i                         へ、     /;へ\
::::::::::::::::::   ,;;'"  i i ・i;                       // _l::|___l::|_ヽ:ヽ
:::::::::::::::  ,;'":;;,,,,,, ;!, `'''i;          / ̄ ̄ ̄ ̄\,,     |l/−、 −、:::::::::::::::`::|
:::::::::::  ,/'"   '''',,,,''''--i        /       __ヽ    /::::::|  ・|・  | 、::::::::::::::\
:::::::::  ;/  .,,,,,,,,,,,,,,,,,   ;i'⌒i;       |       |   |、   /::/ `-●−′ \:::::::::::ヽ
:::::::  i;"     ___,,,,,,,  `i".       |       ∩─| |  ,|/ ── |  ──   ヽ:::::::::|
::::::: i;    ,,;'""" `';,,,  "`i;      |      ∪  `l   |. ── |  ──   .|::::::::|
::::::: |  ''''''i ,,,,,,,,,,  `'--''''"       ヽ __/  _.ノ    | ── |  ──     |:::::_l__
::::::: |.    i'"   ";               |――― 、".      ヽ (__|____  /::::| 新 |
::::::: |;    `-、.,;''"             /  ̄ ̄ ̄ ̄^ヽ∞=、  \           /:::,/| 品 |
::::::::  i;     `'-----j          | |      |  |っ:::::)  l━━(t)━━━━┥ |___|
968名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 02:43:06 ID:/vgSdq7m
今更とは思うが沢近は、播磨は沢近に告白したというのは誤爆では実は播磨→天満である、ということは知ってるのか?
969名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 02:51:33 ID:rIUvP7Dg
            ,.. ィゝ-r,、.. _
          / r 、./ l -、 `ヽ
          /   ー' !  ! ー'   ヽ
        /       !  !       ゝ、
        (ヽ、 f ヽ!|  | f ヽ   ‐' ィ、   新スレ立ったのにまだ全然埋まってない
        (1`‐ 、 ニ ノ⌒ヽ ニ _ - '´ノィ
        l `ヽ、.  lヘ   ̄ _,.. - ´  !    ショボーン
        ヽ、   ` `ー´  ̄    ノ
        /`ヽ- _/ ! ヽ_ ィ ´_ゝ
    _ ,.、  / ̄ヽ  'ー ^ ー'   /´  l   _
   l  7 l\| ,. --ヽr‐ ⌒ー〒/== 、 j ィ´ l「  l
.   l  l| || }/    ヽー‐ フ´    ヽ! ||  l  l
   |  |l _ヽ !   _ ヽー/        | jノ  !  l
   !  ! 〃ヽ| , イ-、 7トlニレ 7=,- 、 j |〃ヽ. |  |
.   |  || ト、ノ|Vir-、ヽj レ/ニト、 !ノ , -ヽ/ .|l _ノ ! 
.  └=ー‐ '´ ` =-ー'′ ヾ=ヽニ´'´`'┴-=='L=-'
970名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:02:20 ID:vHaMgbfw
一家に一台アッガイ
971名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:02:20 ID:zfW59Ks3
     _
   , ´    ヽ
  ⌒pミ ノノ)))〉⌒
    l (l゚ ヮ゚ノi <通報しますた
   ノm9)丱iつ
 .    ぐ介〉
     (_/ >_)
972名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:02:54 ID:zfW59Ks3
 |:::::::::::::::::::::ヽ、
 |リ:,リ,::/::l:ハ::::::ヽ
 |;.'-、リ'リノ ,リl:;l:::|
 |(::ノ   ‐、リノ:/
 |   , (:ノリ;::/
 |、 -   ,/'|::|  ……
 | r:::::、i:i´|::|.|::|
 |/::::::::\!:::|.|::|
 |コ、:::::::::>:|.|::|
 |ニフ:::::::,/|:::|.|::|
 |´::::::::/l:||::::|.|::|
973名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:03:52 ID:zfW59Ks3

              ,  '´              丶、
             /                  丶
           /                     ヽ
              //         /     │  l  、   ヽ
          //   '  /  /    |  j   l  ヽ    i
           / !   i│  |!  !     j  /|│   !|  ',    !
         ' i /  |│ ‖ |    / / ! !  / |i | ヘ   i
        ,! ! !   |│! !i  |     / /  |リ /' ノ! ||  |   !
         i| ! |  │| | |!ヽ l   〃 /  ,〃- <7//  l l l
         ll. ト !   |│! l─ゞ-、 !| !  7ィPこ.!7'  /  | !
        !ト 爪   ! | 、トヾぅラミ、トヾ  ´ =-一' /  /  ││
        ヾ ヾヽ ヾ\丶 ー‐ ' ´ ヽ`      / ,.ィ     !. !
           ゞゝ 、_丶ヽ      i      /´/     |  |
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974名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:05:02 ID:zfW59Ks3
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975名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:06:02 ID:zfW59Ks3
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        __/_  ///_/_∠/ ||_|」、│l
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   / / //  〈〃ル| イ_lソ    i_トj'》|//リ
  〃∠//   / `ー、  ー '   il ´// |   通報しますた!
―イ〃/ / /  _ /l| \  r ‐ァ ///l |
 ̄// 〃 ィ-‐イ´  | l  `>-/‐、//ノノ
イ 〃〆 // l  /,--亠、 ><´ / ∠-‐ヽ'、
´// / /  ! / `ー--イ7_ `</^〉´   l
//   ト、ヽ/  // | |入/_∠ニ-、   |
/ ///  /  |/l メ /_l,ノ´-、 \ ヽヽ /
  // 〉、 l    !<二、_  _ 〉 | |ヽl_lノ
976名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:07:23 ID:wSa0IG1i
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                    __ ... -'ンサリヘ! __`」     |
                 , '"´         ` <_     ノへ、_____
               /  i      、       ヽ
             /    | ー '    ヽ __ --、_  \    / ̄ ̄ ̄
            /   /! i  |  /    /`丶、   l  |  :
          , -- - 、 ヽ j  ! | '    /    /   ,  |  :
         /::::::::::::::::::ヽ y'___/__ /     |   /      .:
        l:::::::::::::::::::::::::!/  ̄ ̄ ̄ ̄``}_     j   /   |  :
        L;;;;;;__/`!jリ l二! __l__     ̄`「!-<  1    |  :
    , -‐ '"´   --、 i/  L..」,ノ+ヽ ` ̄`   ||   ``i   |
   /    l      ヽ ll              〃       |    ( ー──
  /-'    ゝ.__,、    | |ゞ--─--‐--  __l」  ̄´i    |    ))
  /        |  |}               {   |   _ノ
 /  /     /´ !   | |               !   i
977名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:07:25 ID:zfW59Ks3
1000
978名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:08:43 ID:k+NHMTNX
書く者と書かれる者という単純な図式をたててみる。
そして「小説」(と、便宜的に呼んでおく)とは、「無名のものたち」に名前を与えようとする運動だったと、
これも単純に定義してみる。
19世紀からの小説とは無名のものたちに名前を与え、その生に軌跡を与える言葉の試みだった。
小説家は無名のものたちとその生に名を与える存在となり、或いは同情に満ちた言葉の視線となる。
だからここに小説の…「文学」の良心がかたちづくられることになる。

しかし、このことは同時に、ある問題を抱え込んでしまう…。
小説≒文学は無名のものたちの生に名前を与えることによってそれを忘却の中から救い出すが、
同時にそれらの生を作品の言葉の中に閉じ込めてしまい、或いは監禁してしまうことになるのだ。
つまり、小説は近代警察組織に酷似したものになる。
あらゆる無名の細部を監視し名付け閉じ込めるものとしての臨床的良心の警察。
書く者の臨床的良心によって書かれる者はある救済を施されるが、同時に書かれる者はそれによって
作家の言葉の世界に監禁されてしまうことにもなる。
20世紀以降の文学が引き受けなければならなかったのはこの良心的矛盾であるだろう…。
無名のものたちに名前を与えながら、なおそれらを支配し閉じ込めることのない言葉は可能だろうか?
979名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:09:33 ID:k+NHMTNX
開高健という作家がいる。好き嫌いはおきます。下品なりにもっとも美しい
文章を書く人といわれています。なぜ悪質かといいますと、開高健という人も
現実経験がなければ書けない人だった。三島由紀夫が生前、非常に開高健の
ことを嫌ったんですね。それはなにかといいますと、開高健の場合は書くために
経験を探すんです。たとえば、彼は芥川賞が欲しくて欲しくてしょうがなくて、
もらうわけです。じつはその後書けなくなってしまう。そこで彼はなにをしたか
というと、大阪の朝鮮部落での経験を小説に書くわけです。また書けなくなる。
そうすると、彼はベトナムに新聞記者の特派員として行くわけです。実際彼は
そこでひどい経験をするわけです。百数十人中数人しか生き残れない戦争に
巻き込まれるわけです。でもそれは立派なものだといってもいい。
そこでベトコンの銃殺もみる。ところが三島由紀夫は怒るわけです。
戦争経験を小説にしなければならぬのであろうアンドレ・マルロ−は許すと
三島はいってませんが、ところが開高健は小説の題材を探しに戦争へ行った。
つまり、小説に利用するためだけに経験を使っていった、ということです。
これは晩年までつづくわけです。たとえば、『夏の闇』などは、わざと
タイで放蕩生活をするわけです。その経験を小説にする。彼は現実を利用する
ことで自分史を書きあげるタイプの作家になっていった。
980名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:09:33 ID:zfW59Ks3
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  え   !          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ / /   〉{::/::  ::::::::::/   ヽ-、.   ヽ|  | ゃ で
   :   |           /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://  ,、 '" V::.  ..:::/      `i'" | か っ 千
   :   |        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/!:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.(∠....、 '´     ト、:::::/         <  な て 取
   :   |         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ !:.:.:.:.:.:/ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',        l.  ̄            | ? も
.       l.       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /:.:./!:/  !:.l:.:./l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',      ,'               l.  !
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981名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:10:16 ID:zfW59Ks3
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982名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:11:00 ID:k+NHMTNX
では、大江健三郎はどうかという問題がでてくる。じつは大江さんと中上さんは
仲が悪いんです。死んでから 大江さんは「中上君」なんていってますが、
中上健次を生前から許してなかった。ただ中上さんは不思議な人で、年長の
作家には非常に礼儀正しい人で、大江さんにも一応礼儀正しくしている。
ただ対談なんかを読みますと、大江さんにそうはいったが、本当は賛成して
なかった、とあとでいってるんですけど、それは三島由紀夫の解釈で喧嘩に
なったらしいんですね。つまり、大江さんはどういう人かというと、彼も
自分のことを題材に書くんですね。少なくとも『個人的な体験』以降は露骨に
自分の体験だけで小説を書ける。彼の場合は中上さんとどこが違うかといいます
と光ちゃんを巡っての自分にとっての歴史ですね。あれは非常に真摯だし、
ある意味美しい小説といっても構わないんですけど、ただ要するに大江さんの
あれも中上さんと違って自己確認なんですね。大江さんという人は自分の人生に
なにかが起こって、たとえば問いとしてあらわれて、問いを自分の人生の
ジャンプとしてそれを使う作家。逆にいえば、そういう問いが現れたら書かずに
いられない作家なんですね。だから、唐突ですけど、『燃え上がる緑の木』を
書いたら小説を書くのはやめるといいながら、突然書くといいだした。
それはなぜかといいますと、武満徹という大親友というか、マエストロといって
いる大先生が死んだということが、彼の人生の問いになった。彼は自分の
人生に答えをださなきゃいられない人なんです。中吊りの状態には耐えられない
人なんです。だから書くといっている。これは悪口いってるわけではないんです。
大江さんは非常にすぐれた人です。けれども大江さんの自分を題材にした
書くこと、個人史という以上、我々は結局書くことが題材とならざるをえないんで、
だから個人史を書くことはなにかというひとつの文学的な問いというか、大げさに
いえば存在論的な問いになるからだろうとおもってこうしてしゃべってきた
わけですが、大江さんの場合も結局自己救済という問題を一生懸命引用し
ながら、普遍的な問題に広げようとする力を持った人で、自分という問いを
充満させることによってすべてを自分に収斂させてしまう。大江さんという
現実の個人はどうかは別にして、そういうタイプだろうとおもいます。
983名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:13:25 ID:wSa0IG1i

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984名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:13:55 ID:k+NHMTNX
壁際まで追い詰められた、美琴。
「ま、まさか貴方達に演劇軍が、」
「そうよ、感謝してもらってもいいとくらいね、あのままじゃ喫茶軍は壊滅していたから、
・・・尤も私達が今から壊滅させるから同じかな?」
そして暗闇からクスッという笑い声が流れる。
「今鳥、三原までやられるとは思わなかったよ」
「?三原さんは確かに私が撃ったけど、今鳥君は逃げ出したわよ、彼ほんと逃げ足速いよね」
12秒というのも自称じゃなかったのかも、と続くが、美琴の耳には入っていない。
今鳥は逃げた、それならあの今鳥は。
「では、サヨナラだね、美琴さん」
そして倒れる、
つみぎが。
口が「な」「ぜ」と動いていたがすぐに動かなくなる。
彼女には吸盤付きのボーガンが刺さっていた。
「ミコチーン」
と美琴の胸に飛びこもうとする今鳥。
「なんでお前生きているんだよ」
今鳥にカウンターパンチを入れながら突っ込みをいれる美琴。
何時もの癖か、焦っているのか、銃撃はしていない。
「ーて、だって撃たれてないしさ、ヤバイと思ったから、逃げ出して、
 一人くらい増えても分からないと思ってさ、ここで死んだふりしてたんだよ」
これこそ、今鳥家に700年に渡り伝えられる活殺自在術と嘯き自慢する今鳥
「きたねーぞ、それで隠れて後ろからボーガンで狙撃かよ」
「まあまあ、いいじゃん、おかげでミコチン助かったんだし」
列射迅雷破って技の名前を叫ぼうかどうか、迷ったんだぜとそれに続く。今鳥は今鳥。
「うるせーそれでもお前は演劇軍で敵だろうが」
「敵の敵は味方っていうでしょ、一緒にあいつらやっつけよう」
「そういう問題じゃないだろ」
「ミコチン固いなー、それなら俺今から喫茶軍ね」
「お前が軽すぎるんだ・・・っていいのか裏切りだぞ、他の奴に見付かったら、」
いいのいいのと手をひらひらして、堂々と裏切りを宣言する今鳥。
「でも駄目だ、そういうのは私は嫌いだ」
そのあとも揉めたが、流石甘え上手の今鳥、美琴の説得に成功。
「それじゃレッツゴー」
喜ぶ今鳥に、いいのかと未だに頭を抱えている美琴。
985名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:14:38 ID:k+NHMTNX
四階
「く、本陣がすでに壊滅しているとは」
「麻生、俺達の負けになるのか?」
「いやわからない、だが、決着がついているなら、俺達が今だに銃撃されているわけがない」
正面からはかなりの銃撃がされ、正面突破は難しい。
「とりあえず、一旦下がろう、周防か花井と合流して方針を練る」
「それしかないな、これを突破するのは難しい」
麻生の言葉に、菅も視線を敵軍に向けて認める。
そしてやり過ごす為に一旦教室に入った、、、
だが同時に入ろうとした教室から銃撃を受ける、
即座に慌てて扉の外に出る、射手の腕がよかったら決まっていた。
「・・・正面から銃撃をして、攻撃の弱いところに誘導、
 そしてそちらに罠を敷く、これは戦闘での上等手段だぞ、麻生、菅」
呟きながら暗闇から浮かび上がる冬木。
「何故お前が、お前はバンドの練習だろ」
「そうだよ、だけど場所がなくてね、教室はもらうよ」
二人は身を隠す場所はない、誰もが決まったと思った、その時。
「戦闘では勝ったと思った瞬間が一番危ないわ」
振り向いた冬木の目にカーテンに映るポニーテールの女性の影
同時に窓が開き、沢近が飛びこんでくる、冬木も銃撃するが、沢近の運動能力に反応しきれず、
眉間に拳銃の銃口をあて、
1発。
それで終わった。
「助かった沢近、やっぱ本物は違うな」
教室に入り、お礼をいう菅。
「本物?」
沢近の言葉に目を合わせる二人。
「いや何でもない、聞かなかったことにしてくれ」
よほど思い出したくなかったのか、露骨に顔をしかめる麻生。
「けど助かったな、敵の敵は味方っていうし、一緒にまずバンド組をやろうz
パアン。
言葉の途中で倒れる菅。
「なっ」
外を確かめていた麻生が振り向き、銃口を向けるが、
沢近の姿が一瞬消え、次ぎの瞬間、麻生の後頭部に拳銃が付きつけられる。
「麻生君二つ教えてあげるわ」
「一つ、室内戦では時に拳銃の方が有利になることがあるわ」
コクリと頷く麻生、つい先ほど聞いたはずだが、思い出せなかった、だがそれは責めれまい。
「二つ、敵の敵は味方じゃないわ、敵の敵も・・・敵よ」
最後の言葉に合わせて、銃声がなる。
前倒しに崩れ落ちる麻生。
「どうなっているのかしらね、旗をとっても終わりじゃないって、それに冬木君達、
 しくじったわ生かしておいて、情報を聞き出すべきだったかも、
 ・・・まあいいわ、私以外全員倒せば誰からも文句はつかにわよね」
沢近は隠された監視カメラを睨みながらひとり呟く。

死んだふりくらいは当って欲しいのだが。
986名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:14:43 ID:zfW59Ks3
1000
987名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:15:52 ID:k+NHMTNX
「SchoolRumbleを応援し続けてくれた読者の皆さん、
このたびは突然のスクラン終了の件でお騒がせさせてしまい、大変すみませんでした。
終了の理由については、いろいろと憶測が飛び交っているようですが、
原因の元をたどれば、やはり自分自身の力不足であったことに違いありません。
商業誌という大枠の中での連載は、一部の人気だけで支えられているほどないもの(?)ではないですし、
僕自身が何よりそう考えているので、「2年続いた作品だから」という理由での編集部の好意を、
簡単には受け取ることができなかったのです。
それでも、どんなに格好悪くても応援してくれる読者のために、最後まであがくべきだ。
とも考えましたが、それを戦い抜くには、あまりにも心の支えが足りなかった。
ここはやはり、僕自身の力不足。本当に申し訳なく思っています。
 
さて、ここからが本題。
問題のあのラストですね、「播磨が銀河鉄道に乗って旅に出る」
一見ふざけているようですが、あれは自分なりに考えに考えた、とりあえずの結末です。
ことの流れを追っていけば、スクラン終了の宣告を受けたときには、時すでに遅し。
残りの8週でまとめきれるページは、僕には残されていませんでした。
無理にでもたたもうと思えば、それは、たやすくできたのですが、ダイジェストによっての結論だけが見えるのでは、
そこにはまるで意味がなく、この作品にとって一番大切なことは、そこへ至る過程だと考えたからです。
それはただの、わがままかも知れないけれど、
僕の中には播磨と天満、それに烏丸やみんなの最後のがんばりのイメージが、しっかりとありました。
こればっかりは絶対、省略したくなかったのです。
そうして、中断という道を選ばざるをえなくなったのですが、とりあえずの結末は必要で、
それならまず現状だけは、はっきりさせておこう。という考えに至り、あの形になったわけです。
もちろん簡単には理解できないことだとは、わかってはいるし、実際賛否両論、大いにあったことと思います。
ただひとつ、そこで考えて欲しかったのです。
なぜ旅に出なければならなかったのか。
本当の幸せとは何なのか。
絃子先生も一応の答えは言っています。
でもそれにはどんな意味が込められているのか。
少年漫画誌において、わかりづらい作品を描く自体、問題で、実際中断という残念な形になってしまいましたが、
それは、それを考えてもらう、よい時間ができた。と、とらえることができるかもしれません。
「ものは言いよう」一見イメージの悪い言葉ですが、問題はそれをとらえる自身の中にあります。
言い換えれば、なんだってなんとかなるんです。
「そういう瞬間を一緒に感じたい!お互いにそう思える人がいる・・・
 そういう時間を積み重ねていくことがつきあうってコトだったりするんじゃねーのかな・・・」播磨のこの言葉に嘘はありません。
あきらめない限り、起こりえるものなら絶対に。
 
それでは、長くなってしまいましたが、この作品を応援し続けてくれた皆様、今まで本当にありがとうございました。
いつかどこかで、続きが書けることを願っています。
お元気で。」
988名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:17:10 ID:k+NHMTNX
厄喪ちゃんの庭は何時も綺麗で大好きな遊びはカクレンボで
何時もアノ白痴と遊んでいますいかが大好きだから夏は大嫌い
何回も回して遊ぶ首が木の枝の先から落っこちたのには驚き
が隠せない金髪の目玉が地面に落っこちたばかり目玉に蟻
が群がっていた所を目撃した売れない漫画家がその場で鴉一と叫びな
がら吐いていま舌に絡みつくナルトを見た厄喪ちゃんは羨まし
そうに金髪様私にもナルトをくださいと元気よく右手を上げ大声
で叫びました頃には蟻が金髪様の目玉を巣に持ち帰っていま下
には漫画家のげろ塗れになった庭はとても臭いマスをかきながら巨乳
様が「おい臭うぞこの下僕が!」なんて言うものですから急いでゲ
ロの上に砂を被せ来年にはその下からスイカが実る諺は石が転
がれば棒は折れるです  
989名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:18:32 ID:k+NHMTNX
お料理しましょうお料理しましょう 今日はお姉ちゃんにまかせんしゃい
材料はどこかの学校の家畜と塵

まずは軽く下ごしらえ 
暑苦しいストーカー眼鏡は手足を千切って食べやすく
八雲を邪魔する最低最悪糞金髪嫉妬女は無数の蟲に集らせて 
巨乳女はいい味出そうだ大切にじっくり煮込んで出汁をとろう
純情可憐怪力馬鹿の頭蓋をぱかんとこじ開けて 
甘くとろける脳みそを食べやすいように並べましょう阿呆男オマケ付き

それが済んだらカレーを作る 大きな大きな肉叩き
ぐっちゃんぐっちゃん何十人 叩いて潰してぎゅっと搾れば真っ赤なスープが溢れ出す
それに煮立った出汁を加えて コトコトコトコト煮込みましょう
素材の旨みを逃がさぬように 生かさず殺さず苦しむように
仕上げにちょっと表面を 強火であぶって焦げ目をつけたら 
天満特製カレーの出来上がり

さあ八雲 さあ播磨くん おまたせ一緒に食べましょう
活きのいい希望と恋と夢と明るい未来が たっぷり詰まった自信作 
残さず食べてね交際のお祝い 今日はおにぎり記念日だね
八雲泣くほど美味しいんだね おかわりよそるね播磨くん
喜んでくれてお姉ちゃん嬉しい わかってるよね播磨くん
八雲捨てたらどうなるか 楽しい楽しい制裁フルコース
今度はもっと豪華な料理 もっと材料いっぱいで作るからね
990名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:19:38 ID:k+NHMTNX
わたしが求めていたものは全部姉さんが持っていった

ずっと心の底で憧れていたもうひとりのわたし

好意 羨望 信頼 愛情 安心 不安 嫉妬 怨恨 憎悪 殺意 
あらゆる感情の対象

どうして?
どうして姉さんばっかり?

昔からずっとそうだった 姉さんのまわりには
いつも人が集まって 笑顔が絶えなかった
みんな楽しそうだった そしてわたしはひとり

わたしは勉強も運動も料理も家事もなんでもできるのに
姉さんより背も高いし姉さんより綺麗だし胸だって姉さんよりずっと大きいのに

姉さんはわたしがいないと何もできないのに

・・・別にそれならそれでいい
姉さんがわたしから全てを持っていっても構わない ―――そう、あのひとを除けば

あのひとさえわたしの傍にいてくれたらわたしはもう何もいらない
だからわたしはあのひとのために全てを捧げてきた
落ち込んでいたあのひとにおにぎりを作って差し入れした あのひとが好きな動物達を一緒になって助けた
屋上や喫茶店で頻繁に会って約束をした あのひとのマンガのたったひとりの読者になった 
姉さんも知らない あのひとと私だけの ふたりの秘密

それは小さな出来事のひとつひとつの積み重ね
こうやって関係を重ねていくことで いつかきっと あのひとがわたしを特別な女性とみてくれると信じて

なのに姉さんときたら
たった1回あのひとを背負って投げただけであのひとの心を全て奪ってしまった

許せないでしょう?

だからわたしはあの時殺したの
あのひとが好きな そしてわたしが大好きで大嫌いな「姉さん」になるために
991名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:20:48 ID:k+NHMTNX
天満ちゃんは白痴だったが、本当に独特な人間だった。美術的な感性が豊かで、
絵を描いていると幸福だった。醜悪な外見の男とか、巨大な人工のモニュメントを見ると、
目の奥に火をつけられたみたいに苦痛を訴えることがあった。あれは本当に痛かった
のだと思うよ。空気の震動だけでガラスが割れることがあるだろう? ああいう風に、
天満ちゃんの目の奥でなにか繊細なものが割れる痛みだったんだ。ともかくあの世界で、
天満ちゃんのように風景を理解し、色彩を絶対に必要とする人間は他にいなかった。
天満ちゃんは醜くなかったし清潔だった。異様に清潔だったよ。
それが過度の美術的嗜好ともども、天満ちゃんの白痴の特性だった。あの世界の
男共のなかには、天満ちゃんが絵を描いているところを覗きに来たりする連中がいた。
いったん絵を描き始めると、天満ちゃんは目だけの存在になったからな、それより他の
すべてが遮断されて、いっさい天満ちゃんの意識にしのびこむことがなかった。
覗き屋どもは安全だった。しかし俺は連中を発見すると死に物狂いで闘ったものだ。
俺にとっては天満ちゃんが唯一の女性的なるものだった。それを守り抜かねばならない。
実際、俺はあの世界の女子高生たちとまったくつきあわなかったし、同級の金髪お嬢とか
俺のマンガを熱心に読んでくれた妹さんとかの誘惑に屈することもなかった。
俺は自分と天満ちゃんを巡って一種の貴種流離譚を作り上げて、従姉妹や弟を含む
自分の家系にひどく拡大した誇りを抱いていた。同情的にみてくれるなら俺はそのようにして、
従姉妹の家に厄介になっている境遇のコンプレックスを撥ね返そうとしていたわけだ。
おれは天満ちゃんに、自分たちは選ばれた特別の二人なのだから、俺も天満ちゃんも、
お互い同士より他の人間に興味を持つことはありえないし、あってはならないと教え込んだ。
そのような俺たちについて、あいつは白痴女と一緒に寝ているというような噂を立てる、
したたかな大人もいた。俺はそういう連中の家に、投石して報復した。しかし俺はその噂に
逆に暗示を受けてしまってもいたんだ。俺は頭のふにゃふにゃしたファナティックな
17歳の高校2年生で、そうした暗示に弱い孤独家だったんだよ。その年の冬のある夜、
俺は突然に酔っ払ってしまった。ちょうどクリスマスパーティーとやらが開かれた日で、
集まったクラスの連中誰も彼もが集って酒を飲んでいた。流離している貴種たる俺は、
当然そんなチャラチャラしたパーティーに参加するつもりなんてなかったが、
数少ない級友どもの間に呼び込まれてなし崩しに酒を飲み、すっかり酔っ払ってしまったのさ。
それをどういうわけか学校のお偉いさん方に見つけられて、俺は辛うじて身を隠した。
機転の利く妹さんがかくまってくれたんだよ。俺はその挙句天満ちゃんと妹さんの家に
一晩世話になることになった。はじめ天満ちゃんは、酔っ払っている俺を面白がって
笑っていたんだ。しかしその日は外がやたらと騒がしかった。路上で乱酔した馬鹿共の
歌や喧嘩が始まるとたちまち怯えてしまった。耳を押さえ込んで目を塞いで鮑のように
身体を伏せて、それでも耐えきれなくて幼児みたいに嗚咽するんだよ。いったん酔っ払って
歌い始めたら、猥褻で野蛮な声を、濁声で真夜中過ぎまで歌い続ける大馬鹿野郎共に俺は
猛烈に腹を立てて、ひどく反社会的な気分だった。そして天満ちゃんをなだめるために身体を
抱えてやりながら、俺は妙な具合に昂奮していた。そのうち俺は天満ちゃんと性交してしまったんだ。
992名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:21:03 ID:wSa0IG1i
1000
993名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:21:40 ID:k+NHMTNX
はじめて性交した時、酔っ払っていたということはいささかも弁解にならないんだ。
翌日俺は同じ事を素面で繰り返したもんだからね。はじめ天満ちゃんは、性交そのものを
厭がっていたし惧れてもいた。しかし天満ちゃんは俺に対して拒絶するという事を一切
知らなかった。天満ちゃんが苦痛を耐え忍んでいるのを感じないではなかったが、既に俺は
欲望と恐怖心で頭がやられていて、天満ちゃんの側に立ってものを考えることなどできは
しなかったんだよ。おれは天満ちゃんが性交に怯えないように、自宅に隠してあったエロ本やら
エロDVDやらを持ち出してきて、これは結婚した人間がみなやっていることだと説得した。
しかも俺は、学校で天満ちゃんがその秘密をまわりの親友たちにしゃべることを最も怖れていた。
それで、俺はもしこれを二人でやっている事が他人に知られると、二人とも酷いめに合うんだと
言って、ネットから中世の火刑の画像などを探し出して天満ちゃんに見せたりもした。そして、
他人にさえ知られないように注意していれば、俺と天満ちゃんは、二人とも他の人間と結婚する
ことはなしに、二人でこれをやりながら一生暮らすことができると教えたんだ。我々二人が、
心からそれを望んでいるんだから、他の人間たちに見つからないように上手くやりさえすれば、
それでいいじゃないかと俺は言ったんだよ。事実、俺はそのように考えていた。俺と天満ちゃんとが、
将来も反社会的に結束して生きていく決心をしさえすれば、俺たちには自分たちの熱望する全ての
事をする自由がある、と信じていたのさ。それまで天満ちゃんは、いつか結婚する妹さんと別れて
ひとりで暮らさねばならなくなるという不安を持っていたらしい。しかも両親が死ぬ前に、
妹さんと協同して生きてゆくようにといったことを、あらためて妹さんと俺が強調していたからね。
天満ちゃんは妹さんと離れてしまったら生きてゆけないだろうと漠然と信じていた。それで俺が、
自分たちには他の全ての人間どもに背を向けて、白痴と不良で反社会的に結束して、いつまでも
二人で生きてゆくのだということを、わかりやすく納得させると本当に喜んでいた。そのうち、
嫌々ながらやっていた性交も、進んでそれをやるようになったのさ。一時期俺たちは幸福な
恋人同士の気分に浸って完全無欠の日々を暮したといってもいいと思うくらいだ。少なくとも、
その後俺はあの日々のように幸福であったことはない。天満ちゃんは、いったん気持ちを定めると
全く勇敢で挫けることがなかった。これから死ぬまで俺と二人きりで協同してやってゆくんだ、
という事を誇りにしていた。そして……天満ちゃんが妊娠したんだ。お嬢や周防達がそれに気づいた。
994名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:22:36 ID:k+NHMTNX
俺は気が狂うほど恐ろしかった。天満ちゃんとの性関係が暴かれてしまったら、ただちに俺は
恥のために死ぬだろうと信じた。しかし妹さんも、お嬢も、周防も、高野も、メガネも、イトコも、…
俺のことなど些かも疑いはしなかったから、そこで俺は救いようもなく卑劣な裏切りをやって
しまったんだ。俺はごく微細な勇敢さもない、厭らしい策謀家で、正直な天満ちゃんに価しなかった。
俺は天満ちゃんに、学校の誰だか名前を知らぬ男生徒共に輪姦されたと言え、と命じたんだよ。
天満ちゃんは俺の言葉にしたがった。それから妹さんやお嬢、笹倉先生が天満ちゃんを遠く離れた
大都会に連れて行って、堕胎手術を受けさせたばかりか、不妊手術まですませた。金は全部、お嬢が
手配してくれていた。戻ってきた天満ちゃんは、手術の体験によってばかりでなく、大都会の汚い
空気や騒音や醜悪なビル群の氾濫に絶えず脅かされて、うちのめされきっていた。しかも天満ちゃんは
勇敢に俺の指示を守って、俺との事は一切話さなかったんだよ。向こうのホテルにいる間、まわりは
輪姦した男子生徒共の特徴を思い出せと、嘘を言ったことのない天満ちゃんを責めたてた様子なのに!
その夜だ。深く怯えてなかなか立ち直れない天満ちゃんはただ、俺によって救助される事を願っていた。
それは当然の事だろう? そして俺たちの間では、性交は既に習慣になっていたので天満ちゃんはそれに
よって慰められたいと思いついた。しかしあの時分の俺のように不正確な性的知識しか持たない人間にも
その種の手術の直後の性交は不可能だと分かっていた。俺は天満ちゃんの、その内奥が傷ついている
性器そのものに恐怖心を持ったし、生理的な嫌悪感をもまた抱いた。それだって当然の事じゃないか?
しかし、その常識は天満ちゃんに通じなかった。俺が天満ちゃんの頼みを初めて拒むと、突然
天満ちゃんは依怙地になった。そして俺の傍にもぐりこんで来て、むりやり俺のペニスに触ろうとした。
それで俺は天満ちゃんを撲ってしまった……天満ちゃんは生まれて初めて撲られたんだよ……
あのようにも驚いて孤立無援に悲しんでいる人間を他に見たことがない……やがて天満ちゃんは、
播磨クンガ、イッタ、コトハ嘘ダ、アレハ他ノ人ニ黙ッテイテモ、シテ悪イコトダッタンダ、と言った。
そして、翌朝、天満ちゃんは自殺してしまったんだよ……播磨クンガ、イッタコトハ嘘ダ、アレハ
他ノ人ニ黙ッテイテモ、シテ悪イコトダッタンダ、と天満ちゃんは言った……

995名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:22:40 ID:wSa0IG1i
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996名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:23:21 ID:k+NHMTNX
播磨クンガ、イッタ、コトハ嘘ダ、アレハ他ノ人ニ黙ッテイテモ、シテ悪イコトダッタンダ
997名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:23:53 ID:k+NHMTNX
播磨クンガ、イッタ、コトハ嘘ダ、アレハ他ノ人ニ黙ッテイテモ、シテ悪イコトダッタンダ
998名無しさんの次レスにご期待下さい:04/12/08 03:23:53 ID:wSa0IG1i
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