ドカッ!ドスッ!ドスドスドスドス・・・ボバンッ!
「このサンドバック本物の人間を殴っている感触がするな・・・しかし、何故お前がうちの道場に寄贈するんだ?」
「ハハハ、コレハステルヨテイダッタカラキニスルナ」
「花井!新しいサンドバックを俺にも使わせてくれよ」
「周防ちょっと待て、あとワンセット」
ドスドスドスドスドス ドッ!
サンドバックが回転して脇腹に当たるように見えた瞬間、花井の足の先が見えなくなり、雷鳴がサンドバックに落ちた。
ビリビリビリ・・・ザーザザザザー
床に砂が落ち、山になる。
そして
ドテッ!
サンドバックの中から瀕死の奈良が出てきた。
奈良サンドバックEND