武装錬金ネタバレスレッドXXXV

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204第62話 「戦部出撃」 ◆ufH5VLYxxg
舞台変わって横浜 ランドマークタワー、再殺部隊一行
鳴り続ける携帯の呼び出し音。「火渡隊長 電話です」「隊長?」
毒島が携帯を片手にキョロキョロと火渡を探している。
「オウ、よこせ」とバスルームから全裸で出てきた火渡に
蒸気は噴き出すわ眼部のガラスは破損するわの物凄い反応を示す毒島。
流石に「うるせえよ 何ハシャいでやがる」と言われてしまう。

電話の相手は千歳。ニュートンアップル女学院からだと言う。
毒島の武装錬金による調査と自分の調査を照らし合わせた結果、
そこがカズキ達の目的地だということを掴んだ様子。
連中は未だ辿り着いてはいないが、おそらく近く、横浜市内には来ているだろうと推測する。
そして戦士・戦部はそこにいるか、と問う。
「防人と負け犬といつも通り消えている根来以外はいるぜ」
「では 彼に伝言をお願いします」「依頼の品 戦団から今朝届いた と」
千歳のその言葉を聞き、会心の笑みを浮かべる戦部。
詳細はメールで送ると告げて千歳は電話を切った。
「ちょっとォ 一人だけ特別はズルイわよ」「なんなの ソレ?」
裸の上半身に包帯を巻き付けた格好の円山がいつもの調子で訊ねる。
「弁当」「腹が減っては戦は出来ないって言うだろ」
獣のような目で舌なめずりをしながら答える戦部。そのまま、ドアへと向かう。
「横浜といっても結構広いぞ」
「なぁに 勘で何とかなるものさ」
そう言い残し部屋を出ていく。
「自信満々ねぇ あの人 そんなに強いの?」と問う円山に毒島が答えるには――
「戦士・戦部は防人・火渡両戦士長よりも更に多くのホムンクルスを斃した戦士」
「錬金戦団全現役戦士の中で ホムンクルス撃破数最多を誇る 記録保持者(レコードホルダー)」

No.XIIの核鉄を武装錬金させてひとりごちる戦部。
「さて、どこから行こうか」「まずは――」