おいで、那等きゅん…
俺達は、外の世界、そう、根流腐とか牛とか猿とかナルシスホモとか、
そんな那等きゅんを傷つけるだけの世界から、那等きゅんを守ってあげる。
那等は、うつむいたきり誰も見ない。
自分の腕で固く自分自身を抱くことで、どうしようもない震えを止めようとして、
…泣いているんだね。
”那等、ほら、だいじょうぶだよ…”
”やだ、…もう…やだよ……”
那等きゅん、君は…何もかもに傷ついて、もう何もかもがどうでもよくなっていないかい?
俺達が慰めてあげる。守ってあげる。
君は君のままでいいって、何千回でも応えてあげる。
君が縋る腕はここにもあるんだ。
”キモチいいことを求めるのは、いけないことだと、君は決めつけすぎてる”
俺は震え続ける那等をそっと引き寄せる。
頑なにあげようとしない顔、頤を指先でちょっと強引に上げさせて
否を紡ごうとする唇を、俺の唇で塞いだ…
那等をぎゅって抱きしめたい。
なにもせず、ただ抱きしめて触れあっているだけでいい。
みんな僕のなかに包みこんであげたい……。
那等といっしょのお布団で、いっしょの大きな枕に頭を並べて。
そして手をつなぎながら、肩と頬を寄せ合って眠る。
幸せだろうなぁ。
「那等、跳び箱はな、もっと前に手をつけなきゃ飛べないぞ。」
「すいません」
「いや、先生は怒ってるんじゃないんだ、そんな悲しそうな顔しないでくれ。」
「で、でも、僕、、、明日のテストで飛べなかったら・・・」
「ああ、分かった、分かった、俺が練習に付き合ってやる」
「本当ですか?」
「今回だけだぞ。」
「はい。」
こういうやりとりで放課後の体育館で跳び箱の練習をする訳で・・・
体操服の那等きゅんを触り触り、お尻なんかも触り触りで(;´Д`)ハァハァ