あくる日、那等健太郎は、祖父母の家へ出掛けていた。祖父母から
「もう使わなくなった牛小屋を処分したいんだけど、どっかに解体してくれるようなところは
ないのかねぇ?」
と相談を受けていたからである。
「小屋の解体ね。電話帳で探してみるよ」
那等がそう言って、古ぼけた電話帳のページを捲る。するとあるページに目ぼしい名前が
見つかった。
解体業 工具楽屋(株) どんなものでも壊します
「よし!この会社に依頼してみよう」
那等が早速、工具楽屋に電話をかけてみた。
「もしもし・・・・」
「はい!こちら、工具楽屋の國生でございます」
透き通るような綺麗な声が返ってきた。
「あ、あの・・・こちら、○○町の那等ですが、もう使わなくなった牛小屋を処分したいと思う
ので解体をお願いしたいのですが・・・」
「分かりました。その依頼、お受け致します。とりあえず、もう少し詳しいお話を伺い、見積
もりを出したいと思いますので、一度、弊社の方へお越し頂けますか?」
「分かりました」
こうして、那等とその祖父母は工具楽屋へ向かった。
「思ったよりも小さな会社なんだなぁ・・・」
那等が驚いたようにプレハブで出来た建物を見上げる。中から若い女性が出てきて
「さっきお電話を頂きました那等様ですね。ようこそ、おいで下さいました。私、秘書の國生
と申します。中へどうぞ」
と那等達を社内へ迎え入れた。
「随分と若い女性なんだなぁ・・・。年はいくつくらいなんだろう?」
那等がそう思いながら中へ入る。
社内にある応接間で、國生ともう一人、若い男が向かいに座ってきた。しかもその男は
高校の制服を着ている。
「えっ、僕と同じ高校生?!」
那等がそう考えているとその男が、制服のポケットから学生証を取り出して
「どうも、オレが社長の工具楽です」
と挨拶をして来た。その瞬間、那等が目を白黒させる。
「ええーっ!僕と同じ高校2年生で社長ー!?」
「おや、那等さんも高校2年生なんですか。それは奇遇ですね。いや、オレ、ここに入って
まだ3ヶ月なんスよ。でも、仕事の腕には自信を持っておりますのでご安心下さい。えーっ
と、今回は牛小屋の解体ですね」
しかし、その声は那等の耳に入っていなかった・・・。
「何て、カッコいい端正な引き締まった顔をしているんだ・・・ポッ」
那等が工具楽我聞の容姿に見とれてしまう。その間にも國生がさっさと、事務的に処理を
こなしていき、
「えーっと、この位の牛小屋でしたらこれくらいのお値段になりますが、如何でしょうか?」
と見積書を呈示してきた。
「は、はい!それでいいです!」
那等が即答する。
「こんなカッコいい男に仕事を依頼出来るなんて・・・僕は何てラッキーなのだろう」
那等のそんな惚れ惚れとした顔に工具楽も國生も、そして祖父母も気が付かなかった。
その日の夜。「安全+第一」の文字が書かれた黄色の安全ヘルメットにハンマーを担いだ
作業服姿で現れた工具楽に、那等はますます心臓がドキドキしてしまった。
「はっ!何で、僕、同じ男に惚れてしまっているのだろう?」
しかし、その理由が分からない。これが一目惚れというヤツか?
「じゃあ、作業開始しまーす!」
國生の掛け声に
「はい!準備完了です。それでは、今から牛小屋を解体させて頂きます!」
と工具楽が元気のいい声を張り上げる。そして、両手に持ったハンマーを撃ち付けて、
てきぱきと解体作業を
こなしていく。その間、那等の視線はずーっと工具楽に釘付けにされていた。
「仕事しているときの工具楽さんもカッコいいなぁ・・・僕と同じ年だとは思えないや・・・」
「工具楽屋25代目社長 工具楽我聞・・・突貫!!!!!」
数分もしないうちに、牛小屋が崩れ落ちた。
「ふ〜」
ヘルメットを脱いで顔の汗を拭っている工具楽に那等が近寄り
「あのう、工具楽さん・・・ちょっと2人だけで話したいことが・・・」
と耳打ちをする。
「ん?オレは別に構わないよ。じゃ、國生さん、オレはこの那等さんと話してくるので後処
理を頼みます」
「はい、社長、分かりました。出来るだけ早く帰社するようお願いします」
「了解!」
暗い草むらへ来た那等と工具楽。2人は地に腰を下ろした。
「で、話したいことって何かな?あ、それからオレと君は同じ年だから別に敬語使わなくても
いいよ」
工具楽が優しく、声をかけた。
「あ、あのう・・・!僕、工具楽さんに惚れちゃいました!!」
「・・・・・・・・・・・へ?」
工具楽の目が点になる。
「え、えーっと、今の言葉の意味がよく分からなかったんだけど・・・すまないけどもう一度
言ってくれるかな?」
「ぼ、僕・・・!工具楽さんを初めて見たときから好きになってしまったんです!」
「!・・・・・・・・・・・・・・・」
工具楽の頭の中がクラクラしてくる。何言ってるんだーこの人は!?
「あ、那等君・・・オレ、悪いけど、その方面の趣味はないから・・・」
工具楽がそう言って立ち上がろうとすると、すかさず那等が工具楽の腰を捕まえる。
「わっ・・・な、何をする・・・?」
工具楽が拍子に倒れてしまう。その上に那等が覆い被さる。さっき、作業を終えたばかり
の工具楽の全身からは汗の匂いが漂ってくる。その匂いが那等のたまっていた性欲を
絶頂に達させたようである。
突如、那等が工具楽の作業着の腰のベルトを外し、チャックを開ける。
「な、何をする・・・・や、やめ・・・那等君!!!」
そんな工具楽の抵抗する声も無視し、那等はそのまま、工具楽のトランクスを下げ、一物
を取り出す。それは、那等の一物とは比べ物にならないほど、逞しく皮が完全露呈した物
だった。その上に濃い黒い茂みが被さっている。
「す、すごい・・・僕と同じ年だとは思えない筋肉質の体にこの立派な物を持っているなんて、
羨ましい!」
そう言う那等の目は既に獲物を狙うように眼光を発していた。
・・・那等が工具楽の一物を口の中に入れて舌で何度も愛撫する。その度に
「ぐ・・・ぐははっ・・・」
と喘いでしまう。今まで立派に仕事をしていた人間とは思えないくらい嫌らしい悶え様で
ある。そして、工具楽がオーガズムに達したとき、彼の一物から多量のミルクが那等の
口中を濡らした。工具楽自身、驚くほどの量だった・・・。
「な、那等君だったけ・・・君、すごいなぁ」
全身の体力を使い果たした工具楽が草むらに仰向けに寝たまま、目をぱちくりさせながら
言った。
「いきなり襲っちゃって、すいません・・・。僕、どうしても我慢出来なかったもので・・・」
那等が弁解した。まだ、口の中に工具楽が発した粘液が残っているが、気にせずに少し
ずつ飲み込む。
「それにしても、工具楽さんっていいなぁ・・・。僕と年変わらないのに、社長の席について
いるし、体も筋肉隆々としているし、憧れてしまうよ」
「いや、社長と言ってもまだ新入社員の扱いなんだけどな。那等君もフェラチオに関しては
誰にもひけを取らないんじゃないの?」
工具楽がからかうように言うと、那等が顔を真っ赤にさせて
「そ、そんなこと言わないでよ!つい、僕の本能がさせてしまったんだしー」
とまた言い訳がましく言った。そんな那等をいとおしく感じた工具楽が突然、那等の体を
自分の方に引き寄せ、口付けをする。
「く、工具楽さん・・・!?」
「おっと、そろそろ社の方へ戻らなくちゃな。今回のことはオレと君だけの秘密だよ」
「う、うん!分かったよ。ありがとう!」
「今回はご依頼、ありがとうございました」
工具楽が最後に社長らしく那等に頭を下げた。
空の満月がいつまでも2人を照らしていた。
ふと気がつくとそこにはツナギを着た男がベンチに座っていた
(ウホッ!いい男…)
すると男は突然、ツナギのホックをはずし始めたのだ!
ジーッ
「バラライカ」
「は…入りました…」
「ああ…次はションベンだ…」
こうしてボクの人生は糞味噌な結果に終わったのだった
那等と麻生の小便をのんでみたい。そして小便し終わったばかりの
チンポも舐めてやりたい。