上位悪魔ヘルマンの口から放たれた石化砲を体を捻って紙一重でかわし、
その捻りを生かし、右後ろ回し蹴りで後頭部を捉え、ヘルマンを地に叩き落すネギ
そしてその勢い、さらに自由落下を利用し、打ち下ろしの左ローをまた後頭部に叩きつけ、
間髪入れず今度は右手を取り、小手投げを繰り出すしかし追撃の後頭部への前蹴りを2発決めたところで、
ヘルマン起死回生の悪魔ラリアットがネギの喉を捉える
一方、その頃、異変を察知した楓、龍宮が合流し、ネギ達の元へ向かう途中、
30体余りの中位悪魔たちに遭遇した
「こやつら・・・・できるでござるよ」
「ああ、数こそ少ないが、恐らく総合的には修学旅行の鬼たち以上の戦力だな」
そしていかに攻略するかと思案する二人と中位悪魔たちの膠着が続くかと思われた刹那・・・・
突如、3体の中位悪魔が何者かによって吹き飛ばされた
その者の正体は・・・・熊と猿の着ぐるみだった!
「この式神は・・・・」
楓の感嘆を合図にその使役者が姿を現す
その人物はもちろん、天ヶ崎千草だった!!
「・・・・一体、どういうつもりだ?」
龍宮の問いかけに千草はこう返した。
「敵の敵は味方・・・それだけの事でおます」
その台詞を言い終えるか否か、中位悪魔たちは一斉に襲いかかり、そして3人も即座に臨戦態勢に入った
再び場面は戻り、ヘルマンは何とか立ち上がったネギにこう声をかける
「魔法が使えたら・・・・そう思っているのかね?
しかし、君一人の魔法を封じるくらい、こんな大掛かりな事をしなくても、いくらでも手はあるのだよ。
たとえば・・・・」
一気に間合いを詰め、左ジャブで牽制しつつ、右ストレート・・・・はフェイントで脇腹に左ボディブロー!
そして立て続けに右で鳩尾を打ち、その右拳を貫手に変えて、喉を突く!!
それを受けたネギはおびただしい吐血を伴いながら、地を転がり、悶絶する
「ふぅ・・・・これでは仮に魔法が使える状態に戻っても、結果は同じだな
・・・・残念だが、もう終わりにさせてもらうよ?」
つ・・・強過ぎるぞヘルマン!!
そして楓達はネギのピンチに間に合うのっ!?
>>247 嘘イクナイ