ピューと吹く!ジャガー第23笛をベロベロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
518拾い師
兵隊A「艦長!セクター・オレンジ・ゼロオンター、距離500に敵影です!」
艦長「何!?ちぃ・・・速いな!予想外だ!数量分かるか!?」
兵隊B「熱量及び推進速度より、ナスカ級5隻と推測されます!」
艦長「五隻だと!?しかも高速戦艦ナスカ級・・・!ええい!こうなれば!」
兵隊A「艦長!敵位置から巨大熱量!」
艦長「!?ロール角20、立地脚85!回避!」

兵隊B「回避成功!艦長!さらにMS軍接近!シグー5機、ゲイツ10機、そして…ジャガー5機です!」
艦長「何!?ジャガー5機だと、、ええぃ!もう逃げ切れる余地もないだろう!ロール角160!敵艦に向かって進行!」
兵隊さん達「!?」
艦長「腹くくれ!MS出すぞ、ミキ少尉にローリコン搭乗の伝達を!装備は砲撃形D装備だ!
搭乗可能な隊員には全員、ハマーに搭乗させろ!」
オペレーター「艦長‥!ハマーはまだ開発途中です!内部コンピューター、ハミィのテストがまだ・・・。」
艦長「えぇい!もう良い!動かせるだけ動かせろ!!」

ミキ「ミキ・コウリン少尉!ローリコン、出ます!!」
ミキ「艦長!どう攻めますか!?」
艦長「ハマー隊を率いて連携しろ!MSを潰せ!指揮官機のシグーを潰せば相手の連携は崩れる!」
ミキ「了解しました!Aa!二手に分かれる!そちらの隊はお前に任せたぞ」
Aa「了解した。死ぬなよ」
ミキ「(´∀` )オマエガナー」
Aa「お・・・お前・・2ちゃんねらーだったのか!?」
ミキ「( ´,_ゝ`)プッ知らなかったのか?」
519拾い師:04/05/14 19:41 ID:WW5poMqd
Aa「まあいい!いくぞ!」
ミキ「ああ」

ミキ「こちらローリコン!ミキ隊ハマー搭乗各員聞こえるか?」
隊員「はい!聞こえます!」
ミキ「これより作戦を通達するいいか?」
隊員「はい」
ミキ「ます全員でシグーを潰す。一機一機に標準を決め、一斉放射で確実に仕留めろ。」
隊員「了解!」
ミキ「次の指示はジグー殲滅後通達する。いくぞ!」
隊員「いきます!」

・・・・――――・・・・

Aa「こちらAa!電波届くか?」
隊員「届くぞ!指揮はお前か?」
Aa「ああ、そうだ。まずはゲイツを中心に仕留めろ。ジャガーが絡んでくるが、そっちは我艦の方に寄せて艦に任せろ!」
隊員「わかった」
Aa「いくぞ!」
隊員「ああ!」


艦長「ゴットフリート照準!!」
兵隊A「艦長!照準上に我隊のMSが!」
艦長「ええい!敵の意表をつくのだ!構わん、照準!」
兵隊A「・・・!分かりました!照準完了!」
艦長「・・・!ゴットフリート・・・うてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

兵隊B「ナスカ級一隻、ジャガー二機、そして・・・・ハマー一機ロストです・・・。」
艦長「ハマー!?」
兵隊B「そうです!艦長が照準を決めたのでは?」
艦長「ハマーとは聞いていないぞ!」
兵隊B「何を言いますか!ではローリコンなら良かったと?」
艦長「ああ、そうだ」
兵隊B「な・・なんですと?」
艦長「ローリコンのパイロットはミキだぞ!あいつが何をしでかすか・・・」
兵隊B「何を言っているのですか!ミキはあの、ディビルギールの戦いではゲイツ数十機を撃墜させた「英雄」です!」
艦長「お前は知らないのか!ミキはあの、コクピットの中で、あろうことか絵を描いているのだぞ!しかも机に!」
兵隊B「な・・・そんな!では誰が操縦を・・!?」
艦長「・・・・。・・・・。

   妹だ。」

今、明かされた真実!ミキの真実は?そしてこの戦いは!?
次回、第七十七話「苦境」

第七十六話「敵襲」終わり。
520拾い師:04/05/14 19:44 ID:WW5poMqd
兵隊B「艦長!!」
兵隊B「艦稼働率75%に低下!主砲大破!!」
艦長「く・・・ここまでとは・・・!」
兵隊A「艦長!プラズマ粒子収束亜高速砲の使用許可を!!」
艦長「ダメだ!今打てばAa隊に直撃だ!」
兵隊A「く・・・!」


ミキ「ディディ!どうだ、調子は」
ディディ(ミキの妹)「お・・・お兄ちゃん・・・wじゅ・・・順調だよぉ」
ミキ「そうか。ほら、見ろ、いい絵が描けたぞ」
ディディ「きゃ!お兄ちゃん、ダメだよ。モニターの前に紙出したら敵が見えないよ・・!」
ミキ「そ・・・そうか。ごめんごめん。」
ディディ「・・・!!きゃっきゃぁぁぁぁ!!超高熱物体接近!!」
ミキ「何!?」
ディディ・ミキ「キャァァァッァ!!」
ディディ「そ・・・!そんな!味方のビームが!!」



兵隊B「指揮官型ゲイツ二機大破!ローリコン半壊状態です!」
艦長「・・・・。よし」
兵隊A「し・・しかし良いのですか?味方の機に当ててまで敵を倒すと言うのは・・・!」
艦長「良いのだ。Aaならマズいが、相手はミキだ。あやつはさっきも言ったように妹を酷使う下劣な奴だ」
艦長「死ぬならそれはそれで良い。」
兵隊A「は・・はぁ・・・。しかしローリコンは今現在我軍の最高機密と最高技術を結集させた機体です!大破してしまっては・・・」
艦長「バカ言え。確かにあれは最高の機体だが、デザイン性に描ける。しかもあれは既にデータ収集を終えてある。大丈夫だ。」
兵隊B「艦長!ミキから通信です」
【ミキ『相手はセンプだ。あやつはさっきも言ったように妹に罵られるダメな奴だ』】
兵隊B「とのことです!」
艦長「センプ・・・?何のことだ?A,我隊にセンプのつく軍人・及び関係者は登場しているか?」
兵隊A「えー・・・・いません。」
艦長「いったいなんなんだ・・・?やはり殺すべきか・・・。」
521拾い師:04/05/14 19:46 ID:WW5poMqd
ディディ「どうしよう・・・。メインエンジン使用不能。左足・左腕大破!エネルギーパック80%が流出・・!」
ミキ「なんだ・・・?ヤバイのか?それよりさっき、友達に宛てるはずのメールを艦長宛に送ってしまった・・・どうしよう・・・」
ディディ「かなりヤバいよ・・・!さっきの攻撃で周辺の敵は大破したけれど直ぐに次が来るわ!!」
ミキ「シカト・・・。そ・・そうか!ならAaに通信するぞ。我隊は既に私達しか残っていないからな。救援を呼ぶ。」
ディディ「待って。Aaはエースパイロットだから忙しいはず!違う人を呼びましょ。」
ミキ「そうか。そうだな。ツツーツーツー、ナリ、ナリ、聞こえるか。」
ナリ「はい。こちらナリ。どうしましたか?ミキ少尉。」
ミキ「こちらミキだ。実はさっき、母艦から流れ弾が当たって機体が半壊状態にある。至急救援を必要とする。」
ナリ「そうですか。分かりました。では今からポチャ二等兵と共に救援に向かい、母艦に移送します。しばらく待っていてください。」
ミキ「分かった。救援頼むぞ。」



Aa「ヒューイ!一隻いっちょあがりー!」
マル「やったな、Aa。」
Aa「ああ、しかしまだ三隻も艦が残っている。気を抜くなよ。」
マル「分かった・・・。・・・。・・!!なんだ!これは!!!?」
Aa「どうした!」
マル「機体コクピットに異常が発生!!何やら訳の分からないランキングが表示されています!!」
Aa「なんだと?すぐに転送しろ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜ハミィのごしゅじんたまランキング〜
1:艦長たん
2:敵の人達(複数)
3:ナリ坊
4:ポチャ(幼少期のみ。豚は仔豚ほど可愛い))
5:ママ
6:博士
7:Aa





10654:マル
10655:ポチャ(成人後の豚は可愛げ0。)
10656:ミキ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
522拾い師:04/05/14 19:47 ID:WW5poMqd
Aa「こ・・・これは!!!」
マル「なんですか!?これは!」
Aa「お前も知っているだろう!この機体「ハマー」のOSは「ハミィ」だ。しかしハミィはまだ開発段階なんだ!」
マル「ち・・・今になって・・・暴走を始めるなんて・・!!」
Aa「どうやらランクの高いもののみ扱えるようだ。ナリ軍曹と私ぐらいか・・・!!」
マル「わ・・わかった!他の隊員にも伝えておく!」


ナリ「大丈夫ですか?ミキ少尉」
ミキ「すまない。移送頼む」
ポチャ「・・!!なんだこれは・・!」パリーン、メガネが割れる
ナリ「!?どうした?」
ポチャ「ヘンなランクが表示されています!動きません!」
ナリ「ま・・・待て。今、マル伍長から通信が入った。」
   ハマー内蔵OS[ハミィ」が突如暴走したらしい!あつかえるのは私ナリ軍曹とAa軍曹だけだそうだ!」
ポチャ・ミキ「な・・!!」
ナリ「今からAaと合流してミキを移送し反撃する。」
ポチャ「分かりました!それでは私は脱出し、緊急ブースターで艦に帰還しますので・・!ご武運を・・!」
ナリ「分かった。気をつけろよ」
暴走し始めたOS「ハミィ」
そして三人と一隻だけの戦力!この苦境、どう攻める!
次回第七十八話「孤独なる闘い」

第七十七話「苦境」終わり

523拾い師:04/05/14 19:48 ID:WW5poMqd
兵隊A「艦長!各隊員が帰艦してきます!」
艦長「なに!?任務はどうした?通信つなげ!」
兵隊B「こちらイーゲル艦ブリッジ!任務はどうしましたか?」
マル「こちらマル伍長です!ハマー内蔵戦闘システム『ハミィ』が暴走しました!
   ハミィはナリ軍曹とAa軍曹の操縦しか受け付けません!
   現在、半壊したミキ少尉のローリコンを艦に移送した後、反撃に出ると話を付けました!」
艦長「な・・・なに!こちらから指示を出す。皆に伝えてくれ!」
マル「了解しました!録音開始します!」
艦長「ミキ少尉のローリコンの艦への移送は後回しだ!我艦にMS修復に費やす時間も無ければ
    機材もない!ローリコンはエネルギーパック充電後、ナリ、Aaに合流して戦闘開始しろ!」
マル「分かりました。録音内容転送します。」
兵隊A「鑑底部ハッチ解放します。速やかに艦に入ってください。お疲れ様でした。」


ナリ「今、マル伍長から通信が入った。
   ローリコンの移送は後回し。ローリコンは充電後戦闘開始せよとの事だ。」
ミキ「な・・・なんだと!そんな危険な・・!」
Aa「ま、まて。宙域に浮遊するハマーの部品をローリコンに付け変えろ!左足と左腕をつけかえればまともに戦えるはずだ!」
ミキ「わ・・・わかった。ひとまず充電開始する。二人はさきに敵陣へ行ってくれ。」
Aa「分かった!ナリ、行くぞ!」
ミキ「ディディ・・・二人はいったようだ。充電開始だ。」
ディディ「うん・・。ローリコンの性能ならすぐに周囲の熱量を吸引してエネルギー回復できるよ!」
ミキ「分かった・・・!」


兵隊A「敵ミサイル接近!迎撃追いつきません!!」
兵隊B「直撃します!!」
隊員「ぐゎぁぁっぁぁぁ!!」
兵隊B「艦稼働率50%に低下!迎撃イーゲルシュテルンの50%が使用不能です!迎撃率35%に低下!」
兵隊A「壊滅状況大です!隊員の何名かが死傷しました!」
艦長「く・・・そろそろヤバいか・・・!」
兵隊A「こうなったらアレを起動させましょう!!このままでは艦が落ちます!」
艦長「く・・・!しょうがない!アレをやるぞ!」
兵隊B「マルチオートショットシステム起動!全ミサイル門開放!エネルギー砲全門射撃準備!!」
兵隊A「緊急エネルギーパック充電開始!対衝撃用防御システム起動!エネルギー大量消費に備えて全部屋ロック!耐火コート!」
艦長「システム完全起動まで時間がかかるな!各員衝撃に備えよ!」
524拾い師:04/05/14 19:51 ID:WW5poMqd
ディディ「充電完了したわ!ハマーの部品も装備完了よ!出れるよ!」
ミキ「よし!分かった!ナリ軍曹、Aa軍曹の援護に向かう!ブーストエンジン最大!急げ!」
ディディ「分かった!いくよ・・!!」


ナリ「く・・・!機体稼働率80%に低下!エネルギー残量60%・・・!」
Aa「時間の問題だな!敵が多すぎて迎撃、攻撃が間に合わない・・・!回避で精一杯だ!」
ナリ「く・・・・!!・・・・!!ま、待て!モニターの横に何か凄気なスイッチがあるぞ!」
Aa「な・・・なんだ・・・?押してみよう!」
ナリ「こ・・・これは!!」
Aa「腹部にエネルギーバックパックが内蔵されていたようだ!メインエンジンの起動も効率良く動くようプログラム改正されたぞ!」
ナリ「どうやらハミィの最終兵器のようだ!これで十分に戦える!」