ネタバレします。
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遠距離から次々と敵を片付ける龍宮。
その様を見て驚く古に、ただのエアガンだよと事も無げに答える。
しかし敵もそのままでいるわけも無く、一気に龍宮と古を取り囲んだ。
「接近戦ではテッポウも使えまい」
が、自分たちを囲む烏4体に、なぜか余裕げの龍宮。
どんっ!
足を踏み抜き、その衝撃でギターケースから2丁の拳銃を取り出した。
それらを手に取り、瞬間―――――
瞬く間に周囲の敵を撃ち抜いた。
「小娘ぇっ」
頭を撃ち抜かれながらも龍宮に剣を向ける烏族。
龍宮はその剣すらも銃で受け止め、かわし、瞬く間に敵を一掃していく。
その様子を遠くから眺めていたアスナが、なぜあんなに龍宮さんが強いのかと驚いていた。
「龍宮とはたまに魔物退治を一緒にする仲で・・・」
一方、古は初めて見るオバケに感心。
龍宮からは人間大の弱そうなやつだけ相手にすればいい、などと言われていた。
それを聞いて舐めるなとばかりに襲い掛かってきた敵4体を一気に吹っ飛ばす古。
「さあ、もっと強い奴はいないアルか?」
場面変わって楓VSコタロー。。楓の手裏剣と分身に苦戦するコタローだった。
「こないな使い手がのんびり中学生やっとるなんてなあ」
その戦いを見て、夕映は「気」「魔力」の存在を実感していた。
『つまり「魔法」 そしてネギ先生は・・・・』
とりあえずトイレに向かう夕映だった。
その頃ネギは、ようやく祭壇にたどり着こうとしていた。
このまま突っ込むのは無謀だと諌めるカモに、あの少年を出し抜く策を思いついたと答えるネギ。
「練習中の遅延呪文(デイレイ・スペル)を使ってみる!!」
祭壇では千草が儀式に手間取っていた。
その時、白髪の少年がネギの接近を感知した。
しぶといガキやなと厄介そうに呟く千草に、儀式を続けるように促す白髪の少年。
符術でルビカンテ(刹那を射った化物)を呼び出し、ネギに向かわせた。
ネギは、飛来するルビカンテを真っ向から加速で貫き、そのまま魔法・風花風塵乱舞で祭壇を水霧で包む。
水霧に紛れて白髪の少年に迫るネギ。渾身の魔力パンチを叩き込む。
が、少年の障壁に簡単に止められてしまった。
「期待はずれだよ」
しかし、ネギはひっかかったね?と少年の腹に手を当て、、戒めの風矢を放った。
ネギが詠唱無しで魔法を使ったことに驚く少年だったが、
「そうか、これは遅延呪文」
ネギは水霧に紛れて先に呪文を詠唱していたのだった。そのままネギは少年を見事に戒めてしまった。
急成長のネギ!! 衝撃の大逆転!! オトシマエ つけてもらうぜ!!
囲まれた龍宮。二丁拳銃に持ち替えガン・カタ。古もカンフーでアシスト。
楓が小太郎を完全に圧倒。遂にネギが祭壇へ。
白髪の式髪を魔力拳で屠り、巻き起こした霧にまぎれて特攻。障壁に遮られるが…。
ネギ「ひっかかったね?」白髪「・・そうか!」「これは遅延呪文」