【4巻】 スクールランブル♯39 【発売中】

このエントリーをはてなブックマークに追加
944奈良キュン&斗馬キュン萌え!
「沢近さん…。」
我聞は、沢近の窓からの月明りで浮きあがった、神々しいような下着姿に、一瞬時間を
忘れた…。月明りに、輝くちはるの肌が、冴え冴えと輝いている。そして、心中を示すよ
うに、肌がほんのりとピンク色に染まっていくのも見えた。
「工具楽くん…こっちにおいでよ、そこにいると寒いよ…。」
「…ああ…。」
我聞は、ぎこちなく沢近から少し離れて座った。
「工具楽くん、もっと近くにきて…。」
「…」
しばらくの時間が過ぎた…我聞にとって、試練の時間であったのかもしれない。
沢近は、やがて、決心したようにブラジャーを脱ぎ、両腕で、小ぶりながら形良く盛り上が
った、乳房を隠しながら、我聞の傍ににじり寄ってきた。

「沢近さん…いけないよ…こんなこと…。」
我聞は、言葉を捻り出すように沢近に囁いた。
「どうして?工具楽くん…?。工具楽くんは、私のことすきだって言ってくれた、だけど私は
工具楽くんに言葉で答えてあげられない、だけど、私も工具楽くんが好き…。工具楽くんが、
もし死んでしまったら、私も生きていけないくらい…。 だから…だから…工具楽くん…。」
「だから…?」
「工具楽くんのことを、私の体に刻んでいってくれない?私に工具楽くんの思い出を
くれない?」

我聞は、沢近を見ることができない…今まで、沢近が好きで好きでたまらなかった、しかし、
こうして、沢近が、自分と正対し、あまつさえ、自分を求めてくれてる…こんな事態を我聞は、
今まで夢見たことはあっても想像する事はできなかった…しかし、現実に、沢近はほとんど
裸といっていい姿で自分の前にいる…理性では、沢近に触れたら駄目だと、我聞は感じて
いた。しかし、高校生としての、欲望は、沢近を求めてやまない…もしかして、それは、自分
の生の危機において、子孫を残そうとする太古からの自然の欲望だったのかもしれない…
(駄目だ…駄目だ…)
理性で我聞は、その欲望を抑えようとした…頭の中が真っ白になりそれからしばらくの間、
我聞はその時の記憶が無い…。
945奈良キュン&斗馬キュン萌え!:04/03/25 00:51 ID:O8PZ0l4V
「お願い…工具楽くん…もっと優しくして……。」
その言葉で、我聞は、我を取り戻した。気がつくと、我聞は沢近をベッドの上で押し倒し組
み敷いていた。沢近は、少し痛そうに、我聞を優しげな眼差しで見上げている…。
(オ…オレは…。)
「工具楽くん、私は逃げないから、もっと優しくして…お願い…?。」
「さ、沢近さん…オ、オ、オレは…」
沢近は、そんな我聞が、たまらなく愛おしく感じた、そして、胸を隠すために組んでいた腕を
我聞の後頭部に回し、自分の胸に、我聞の顔を引き寄せた。

「沢近さん・・・あったかい・・・」
我聞は7年前に失った母親をふと思い出した。
「もう少しこのままでいいかな・・・・」
「・・・ああ」
沢近はそういって我聞の頭を優しく撫でた。
しばらくの暖かい抱擁、静寂の中で二人の体温と胸の鼓動が伝わりあった。
沢近が耳元で甘くささやく。
「工具楽くん。顔を上げて・・・」
言われるままに顔を上げる我聞。そこに沢近が顔をゆっくりと近づける。
沢近は我聞の唇に自分の唇をゆっくりと重ねた。
我聞の前には今までの亡き母の面影が残る沢近ではない、女としての沢近がそこにいた。
「工具楽くん・・・舌、入れてもいい?」
沢近の言葉に我聞は動揺することもなく、数秒の間をおいて答えた。まるで言葉を反芻す
るかのように・・・
「・・・ああ、いいよ。」
沢近の、体に入りこむような深い口づけに我聞は自分の体が熱くなるのを感じた。
我聞と沢近のディープ・キスの音が静かな病室の中にこだました。
946奈良キュン&斗馬キュン萌え!:04/03/25 00:53 ID:O8PZ0l4V
沢近の、柔らかな唇の感触が、我聞の官能を激しく揺さぶった…。
我聞の右手は、その官能に導かれるまま、沢近の、大きく挑発的に盛り上がった乳房へ
と向かった、その蒼い月明りに照らされながら、それでいてピンク色に染まった瑞々しい
乳房のてっぺんに、これまた挑発的に盛り上がっている、これ以上はないほどピンク色に
膨らんでいる、乳首を右手の、親指と人差し指でつまんでみる。
「あっ・・・。」
沢近は、突然の我聞の行為に、小さくうめき声をあげた。

その声に、我聞は驚きつまんでいた右手をひっこめた。
「あっ、ごめん…痛かった?。」
我聞は、まるで母親に叱られた、子供のようにうなだれた。
「ち、違うよ…突然だったから…優しくしてね…?お願い。」
「ああ…」
我聞は、おずおずともう一度右手を、沢近の乳房に這わせた。
今度は、沢近の乳房全体に手のひらに被せてやんわりと揉んでみた。
「う…ん…」
沢近は、少し鼻声でうめき声を漏らす、しかし我聞は、今度は手を引っ込めることをしなか
った。沢近の、乳房は我聞の、右手の手のひらに吸い付くようだった。
その手のひらの真ん中を、少しこりこりした乳首が、その存在を主張している。
しかし、その乳房は、温かく柔らかく、我聞のたかまった官能をさらに激しく刺激する。
947奈良キュン&斗馬キュン萌え!:04/03/25 00:54 ID:O8PZ0l4V
(柔らかい…それに、なんて綺麗なんだ…。)
我聞は、手のひらで沢近の、乳房を軽く揉んでみた。
「あっ…うん…工具楽くん…。」
沢近は、外気で冷え切った我聞の右手の感触が、乳首を刺激するのがたまらなく、気持ち
よいものだった。我聞の右手の手のひらが、突起した、乳首をやんわり乳首に押し込もうと
するのが、沢近の官能を揺さぶり、沢近は、下半身が少し、濡れてきているのを感じた。
「工具楽くん…もっと…お願い…。」
普段の沢近なら決して言わないであろう、言葉が、沢近の理性に反して、沢近の唇から
出てしまう…。

我聞は、その言葉に力を受け、更に大胆に、沢近の乳房を揉みしだく。沢近の乳房は、
我聞の指を優しく受け入れながら、それでいて、耳たぶのような感触で、その官能を優しく
撫でるように刺激する…。
「沢近さん…オレ…。」
我聞は、感極まったような声を、沢近に投げかける。
「工具楽くん…愛理と呼んで…お願い…。」
「ああん…」
「愛理…愛理のここ、暖かくて柔らかい…」
「工具楽くんの手のひら、ひんやりして気持ち良いよ…」

今回はここまで。続きは考案中。