来週の黒猫を予想するスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさんの次レスにご期待下さい
来週の黒猫を予想するスレです
2名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 08:21 ID:HMmMiox1
面白い、面白いよセフィリア=アークス アーハハハハハ
3名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 08:22 ID:HCj8RHez
ある意味一番気になる作品
4名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 08:22 ID:+PpkaNVk
3ゲットしとく
5名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 13:27 ID:D95Dkra2
展開遅すぎて予想する隙がねぇよ
6名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 00:46 ID:Wuvs2lht
6ゲットだね。
7名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 14:49 ID:V5SUybye
7ゲット。
意味あるのか、7ゲット。
8名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 14:56 ID:cY4jxLzM
8ゲット
9名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 14:57 ID:MYPBMdaI
クリードが仏像掘り返す
気がつけばその場所は仏像でいっぱいになってた。めでたしめでたし
>>9>>10
スレ違い

11ゲット
12ゲットだ!
13!!  おっ! 列者ですね!
14名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 18:37 ID:cY4jxLzM
14げっとー
そしてあげー
壁に手をつき全裸のクリードに立ちバックされるセフィリア
壁に手をつき全裸のクリードに立ちバックするふたなりセフィリア
真夜中の17ゲット
18名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/19 09:35 ID:qI/GJ2Td
そこにいたエキドナも一緒に斬られたのか?
黒猫スレ大杉。作者も知欠なら読者も知欠だな。
20名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/19 09:41 ID:nFb60GL9
         ______ _
   へ─へヘ \\\\\ ̄ \
  /\ ヽ  ヽ   ヽヾヾヽ | ヽ \
  /  ヽハ   ヽ ヽ ヾヽヽ| | |   \
 / /\A i i | ヽ   ヽ| | || | ヽ  ヽ  \
│ |.|丁 ヽヽヽ∧|ヽ |  | |ノ | |  |    |
‖|| | |ヽIゝ|| |λH H || | 丿/  |   |   | 来週はあふがにすタンに逝きます
‖| ハ├-、 レ| |=≠=、||ハ.|/ /  / |  |   |   いえ暗殺じゃありません
│|λヽ'〒| V ┴ イ | レ/  /    /   | 仏像修復に逝ってきます
│ト ハヾ|.フ      |//  .//    |   |
.ヘ ハ ||トヽ ヽ`_   /'´  / /  /      |
 | ハ| N \ こ´  く  / /  |   |  |
 ヽ| .ヽハ ヽ \_ /\| /   /   /   |
      | ヽ   )| ||\  N   /  /||   ヽ
     ヽ \  | レ !!!|  (  /  /!!!|_   \
     | \  |(!!!!!)/ヽ /  /!!!/ !!!|───
   /ヘ  ヘ | )/\!!!/  /ヽ!| !!/
 /   |  |/ /▲__ ▲[   | 〉レ| !!|
/     |  / /!!!/ |!!!!\  ソ /!!!!!|
21名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/19 09:43 ID:NEaz7D6N
心配しなくても、この漫画で美形キャラは死なないよ。
死ぬのはそれ用に用意されたブサイクキャラだから。
22名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/19 11:55 ID:tlHgo+Vw
どうせクローンなんだろぉ?
黒猫の次って何かね?

聖矢の作者だったりしてな

>>22
ハゲドゥ
・・・つまりここはネタバレスレでいいのか。
しかし、糞猫スレでネタバレ禁止のトコなんか無い罠
27ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:31 ID:WCZctOQj
隔離スレと判断。せっかくなんでコテハンデビュー。以前書いた恥ずかしいネタも一部改稿して転載。

・ドクターに歪世界に引きずりこまれて偽キョウコと砂漠の家が出てきた頃の。
 (ドクターの能力はまだはっきりわかってなかった)

「そう、この世界は僕の道で残留思念を読み取って実体化させた世界なのさ」
「クソッ 偽者といってもキョウコが相手じゃ攻撃できないぜ! 」
列車の扉を蹴破ろうとするトレイン、だが扉は傷ひとつつかない。
「フフフ無駄だよ。僕が思念を実体化させたモノを生身の人間が壊す事はできないのさ」
「思念を実体化させるか …じゃあコイツの中にいる『あいつ』も外に出てくるかもな」
トレインはゆっくりとハーディスを構える。「ん、何をするつもりだ?」
暗転する車内。次の瞬間、その暗闇の中、殺意にギラいついたトレインの瞳が現れる。
「ひっ」その殺気に思念のキョウコが一瞬怯える。だが次の瞬間トレインは抜きざまにキョウコを
撃ち殺す。声もないまま頭部が吹き飛び、消えるキョウコ。
「…馬鹿な なぜだ!? 」呆然とそのありさま見つめるドクター。
トレインを残し列車は暗闇の中、崩壊していく・・

一方、イヴに、しゃべる花の触手が伸びる。イヴは自分に襲い掛かる触手に刃を伸ばし
切断するも、触手は元通りにすぐ戻ってしまう。
「これじゃあ、きりがないよ・・」
その時、イヴの元に空間を裂いてトレインが現れる。「なんじゃお前は!?」 「消えろ・・」
「ぐぎゃぁっ !!!」絵画の老人を瞬殺。
「・・・・・そんな・・・トレイン・・  どうして・・どうして・・二人いるの !?」
イヴの前に現れたのは二人のトレインだった。一人は暗殺者時代のコートを羽織ったトレイン、
もう一人は普段見慣れた防弾用のドーナツをつけたトレイン。
「よぉ、姫っち!」 普段着の方のトレインが声をかけた。
「トレイン!」
「何? いったい何がどうなってるの?」
「ここはドクターが実体化させた思念の世界だったのさ そしてあいつはこのハーディスが記憶していた過去の俺さ」
愕然とモニターを見つめるドクター。
「くっ 奴め! ハーディスの中にあった思念を開放し実体化させただと!? これも、これもオリハルコンの力なのか…」
家も砂漠も崩壊していく・・ ドクターの精神のタガが緩むと思念で形作られた世界も消えていくのだ。
その薄れ行く風景をみていたイヴがつぶやく・・
「そうか・・ この砂漠の中にある家や家具、見覚えあると思ったんだけど・・ 以前に私が読んだ本の中に
出てきた風景だったんだ」
「なるほどな・・ ここは姫っちが創った世界だったのか・・・・・・・ …あれはッ!!!?」
砂丘の向こうで、ほんのちらりとトレインの目に何かがとまった・・
「どうかしたの?」いきなり大きな声を上げたトレインの反応にキョトンとしたイヴがたずねる。
「いや、なんでもねーよ」 そう言い終わらぬうちに世界は消え、あたりは変哲のない手術室の中にかわっていた。
「行こーぜ姫っち さっさとドクターをぶん殴ぐんなきゃなっ!」「あ、まってよー トレイン !!」
思念の世界が消える時、トレインが最期に目にしたものは 日傘を差した浴衣の女性が静かに微笑みかけてる姿だった
28ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:36 ID:WCZctOQj
・クリードとセフィリアが対決する直前の頃

ガッキィーン! バァキッーン!!
二つの刀が激しく打ち合う、いつ果てるともなく続く猛者同士の争い・・
「(強い・・さすが星の使途の指導者・・。これ以上長引かせるのは不利…一気に勝負に持ち込みます!)」
そう思うが速いか渾身の力を込めてクライストを打ち下ろすセフィリア
「ほぅ・・」 不敵な表情でクリードもまたイマジンブレードLv2を振りかぶり叩きつける。
部屋いっぱいに響きわたる巨大な金属音!!!!!! 
次の瞬間、勝負は決した。
「AAAAaaaaaAAAAAAA・・・・!!!!!!!!」 断末魔の叫びをあげ砕け散る幻想虎徹!

虎徹の死によりクリードの手の中の柄も塵になって崩れ落ちる。
「柄ごと破壊されました!あなたのイマジンブレードは完全に封じられた!!」
クライストを構えなおし、最後の決着へ歩を進めるセフィリア。
「覚悟ォー!!」
ピキ・・ッ だが次の瞬間信じられないことが起こる・・ 
クライストの刀身にもまたヒビが入り、アッと言う間に刀身が折れてしまったのだ・・ 

「馬鹿な・・オリハルコンの中でも最硬度に鍛え上げられた・・私のクライストが」 セフィリアの動作が一瞬途切れる
「セフィリア・・ 惜しかったな・・・」   その一瞬の動揺を見逃さずクリードは踏み込んだ! 
「本当にあと一歩だったよ・・ だが僕の方がほんの少し勝利に近かったようだ・・」    グイッ
最初セフィリアには、クリードが何をしようとしていたのか、理解できなかった。
ただクリードの手が、セフィリアの手の上からクライストをセフィリアの方に本の少し傾けただけだったのだ・・
しかしクライストの柄が真向かいに見えた時、セフィリアには全てを悟れた・・自分が負けたことを。 
    ドスッ 
お互いの刃が折れたこの状況を肌で解しそして折れた以後の間合いを正確に本能で
感じ取っていたセフィリアだからこそ生まれた油断と盲点・・・・それが最大の敗因だった・・。

気がついた時、クライストから伸びた刃は真紅に染まり、深々とセフィリアの喉に突き刺さっていた。
イマジンブレードLv1が、折れたクライストの柄から伸びていたのだった。
「(そうだ・・私は愚かだった… 奴の刃は始めから2本あったんだ…  虎徹とそしてこのクライスト・・)」
透明な刀身をつたい・・血がクリードとセフィリア二人の手を染める・・
「フフまるで入刀式だね。残念なのは今日が結婚式じゃなくて・・君の命日だったってことだ」
ゆっくり崩れ落ちるセフィリア・・ それを横目で見ていたクリードの表情から不敵な笑みが消える
「君は本当に強かった・・そう、恐ろしいほどに・・ だから君の死を星にささげたい・・」
クリードはしばらくセフィリアの亡骸に黙祷した。
「・・・・・・・・・トレイン、君もこうやって僕に見取られるつもりか…?」
そう、言い終えたクリードの顔は、とても悲しそうにみえた。             
29ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:39 ID:WCZctOQj
・滅界でクリードの左手が斬れた引きで終わった回の頃の。

「惨めですね・・両手をなくすとは」
滅界のすさまじい攻撃をすんでのところでよけていたクリードをにらみつけながらセフィリアは言い捨てた。
一方のクリードは余裕があるかのように軽く返した。

「・・・・君のその技、弱点が読めたよ」 「?」 「あまりにもラッシュがすごすぎて前が見えにくくなる。そこで僕を挑発して
よけさせまいとしたんだろ?」 「さすがに・・1度見ただけでそこまでわかってたのですか・・」
「だが、いい技だ。そこは関心する。闘気も激しかったし、気迫もあった。仁王像のデザインも中々じゃないか」
くるりと仁王像の方を振り返り腕を組む。しげしげと見つめながら・・
「なるほど、ラッシュの速度で視野が狭くなりがちになると、標的の動きにも反応しにくく腕の動きが脳で処理できるキャパも
越えてしまう・・そこで右脳による空間認知能力により仁王像のビジョンに体が覚えている手ごたえで狙いを付けてたわけか。
イメージ的にはひとつひとつのポイントは雑だが、多く突いていくごとに右脳で修正していき最終的にドット絵のように形状と
範囲をしぼる。そして仁王のビジョンを維持する事で攻撃をランダムにそれでいて平均的に広げていった・・なるほど、いい技だ」

「ふ、随分。観察が細かいですね」「当然だ!これから世界の人間を選抜するんだ。これくらいの洞察力はないといけない」
「しかし両手を失ったあなたに何が出来ます?おとなしく投降する以外にはないんではありませんか」
少々皮肉交じりにセフィリアが言う。
「両手を?そこに転がっている左手が君には何もしてないと思うのかい?」「左手・・? はッ!?」
セフィリアが振り返った時、切れたクリードの左手首はビクン、ビクンとうごめきながら虎ほどの大きさへと変異していた。

「僕の肉体から離れてもナノマシンが回復させているのさ。ナノマシンに関しては質量保存は働いてないからね。
いくらでも大きくなれる。ああ、ドクターが言ってたっけ。あんまり大きくなりすぎるとマシンが奇形と判断するんで
限度はあるとか・・。まあ、気をつけるといい。知能はないが左手も不死だし間違いなく僕クリード=ディスケンス自身の
一部でもある。すでに予め左手に残留しているナノマシンによって簡単な命令はだしてある  ・・・・・・・・・君を襲え!とな」

言うが速いか左手は猛然と飛び上がり激しい勢いでセフィリアに近づいてくる!
「愚かなッ・・ 私の滅界の前であれば不死化しているパ−ツとは言え 一瞬で・・!」
  ボトッ
「はッ? グアァああ・・あぁ・・」
セフィリアが滅界を撃とうと剣を構え一歩前にでた瞬間、異常な肩口に痛みが起こった。気づいたときにはセフィリアの
右手がそのまま床に転がっていたのだ。
30ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:40 ID:WCZctOQj
「な、なぜ!?…」よく見ると床には数p四方程の穴が開いていた。上空には・・・虎徹の柄
・・そしてそれを握っていたのはクリードの右手だった。

「ふふふ、オープンカーで走行中の相手にワイヤーを張って置くようなものだな?」「ま、まさか・・」
「そう、さっきのドタバタのうちに見えない刃イマジンブレードを床にさしておいたのさ。使用条件があってね。
僕が柄を握ってないとイマジンブレードが発動しないんだ。だから右手ごと切り離した。でも、右手だけないと
怪しまれるだろ?だからあえて両手ごと捨てておいたのさ。特に左手は君の滅界で切断されたかのように
みせてね」「そんな・・」ここに来てセフィリアはクリードの狡猾さに身震いがした。奴は一瞬で2段階のわなを
張っていたのだ。「知恵比べは僕の勝ちだったようだな。 それと忘れるなよ・・  ほら、う・し・ろ」
背後から強い力で襲い掛かられた! 「ぐゥウウゥう・・」巨大な左手に掴まれ、肺がつぶれそうなほど強く締め上げらた。
「光栄に思いたまえ君は、僕が不死になって初めて選別した人間だ。・・・・・・・・・・・残念ながら君は不合格だがな」
「じ、地獄に落ちなさいッ」 「残念。今日からこの現世が天国だ。たぶん、君が行く先が地獄だろう」
パチンッと指をならすと左手はまるで息を吸うかのように一度大きくのけぞり、次の瞬間鈍い音と共に・・グチャリッ

コロコロとクリードの足元に緋色のふたつの球が転がってくる。クリードは顔色も変えずそれらを足で踏み潰した。
当の左手はまだ、内側から破れた何かをもぞもぞとまるで反芻するかのように噛み砕いていた・・・
そのたびにグチャリグチャリといやらしい音を立てながら赤黒い液体が流れ出し床を汚す。

「醜いな・・知能のかけらもないッ!」そう吐き捨てると。
さっそく、はえてきた右手でそばに落ちていたクライストをつかみ力いっぱいうごめく左手に振り下ろした。ガンッ!
「醜いものはいらない。たとえかつて僕であったものでも・・・。ふむ、この刀はいい・・相当のポテンシャルを感じる。
これなら僕のイマジンブレードも更なる進化を起こすかも知れないな・・」
一瞬、恐ろしいほどの凶気を覗かせた笑みを浮かべ、クリードはつぶやいた・・。
「神のナノマシン 救世主クライスト そして精霊の力を秘めた道 まさに三位一体(#)だな。まるでこの世界が
この僕にひれ伏すのが当然であるかのよう打・・はーっはははァー」

# 4世紀頃、神とイエスの同等性を求めるアナスタシウス派の意見からニカイア宗教会議で
父(神)と子(イエス・キリスト)と精霊は「三位一体」という教えが議定書にいれられ、のちに
コンスタンティノープル宗教会議で確立された(ぐぐる所によると)
31ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:42 ID:WCZctOQj
・セフィリアがクリードに勝つバージョン(ちなみに長くて不評だった…)

滅界発動以後も二人の剣士は戦い続けている。
「滅界、恐ろしい技だ。だけど・・もう撃たせないよ。流石の僕もあんな技をまともに食らったら危険だからね」
不死であるだけでは安全とはいえないことをさとったクリード。しかし一方のセフィリアもさらに息が上がっている。
結局、、お互いが決め手をもてないまま地味な技の応酬で終始している。
(こんな打ち合いを続けていれば結局は体力のない、私の不利・・なんとか状況を変化させないと・・)
「滅界だけが私の技と思われては困ります!」 カンッ!
弾かれた剣を背後で逆手に持ち換え、左脇の下から通す
「なッ!?」あたかもクリードからはセフィリアの胸元から突然剣が現われたように見える。
「アークス流剣術 十六手 懐刀!!」「ヌアァアー」クライストがクリードの右目に刺さる。

「だがッ浅いッ! まだ、浅いゾッ!! 僕の脳にはまだ届いていない・・ このくらいならば・・」
そう言うかクリードはぐっとクライストの刀身をつかみ、引き抜きにかかった。
「させません! アークス流剣術二十二手 テナ槌!」即座に手を離し続けざまクライストの柄尻に拳を叩き込む。
「ぎゃァっ!」さらに身をひるがえし回し蹴りで追撃「同じく 二十三手 アシナ槌!!」
「グオアァッァ〜!!」「とどめッ!! 姫は御身を串と変えし… 二十七手 クシナダ !!!」
今度は刺さったままのクライストを力任せに側頭部から引き抜いた!クリードの頭から鮮血を巻き上げながら
クライストの刀身が姿をあらわす。「…ゥオゥウゥゥうゥ」すでに声にならない嗚咽をあげながら苦しむクリード。
「今です!滅会!!」機能障害を起こす一歩手前のクリードにセフィリアが踏み込もうとする。
「うわぁわぁああー!!」セフィリアの方を信じられないほどの恐ろしい形相で睨み付けたかと思うとイマジンブレードLv2を
可能な限り伸ばし、あたり一体にやたらめったら振り回し牽制させた。その迫力にセフィリアも思わず飛びのく・・。

しかし、しばらくするとクリードはその場にうずくまり右側頭部を抑えながらぶつぶつと呟いているだけだった・・。
「大丈夫、大丈夫だ・・。僕ならやれる・・ほら、脳の方ももう回復し始めている・・」
確かにすでに脳からの出血は止まっている。「なるほど直りが速い・・思ったより安っぽい脳だったようですね」
(クッ、しかし脳への攻撃でも切り傷ぐらいではダメなのですね…)
幾分か、正気に戻ったクリードは怒りをあらわにし怒鳴りつける。 
「き、貴様ッー!僕の!僕の脳に異常があったらどうしてくれるんだッ!!人類の至宝だぞォー!」
「冗談も程々にしなさい。あなたの脳のどこが至宝なのです・・」
しかし言葉の余裕とは裏腹に額に流れ出る汗は彼女の体力がすでに限界に来ている事を示していた。
32ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:42 ID:WCZctOQj
一方のクリードは、それに気づいた様子もなくわめいている。
「わかっているぞ・・。滅界だな! こちらの動きを止め確実に放つつもりだ・・。だがさせない!させないぞッ!!」
再び、イマジンブレードlv2を伸ばし襲い掛からせる!「Lv2なら君の射程の外から攻撃できるんだ!」
 斬りつけたッ!だが、そう思った瞬間セフィリアが消える。「桜舞か!?・・そこだ!」また消える。「そこか!?」またも・・。
「どこだ!?どこだァ!?セフィリア!」ただ叫び、半狂乱になってあたりを斬りつけているだけのクリードの後ろに
人影がさす・・。そして人影は音もなくクライストを振り上げた・・。
「・・甘いよ。それで出し抜いたつもりか・・?」表情を落ち着かせクリードは振り向きざま斬りつける。 ザッ
「だが違うッ!、こいつもニセモノ!最初に首を切り落とせなかったように桜舞は足運びに気をとられるあまり攻撃力を
欠いた技。不死であることを解した後に移動以外に使うはずはない!桜舞に入ったのは滅界を放つ隙を見つけるまでの
準備に過ぎない。そのまま攻撃しようとした時点でブラフッ! だが本物もすぐそばにいるはずだ!」

一太刀を浴びせた後、クリードはすぐに次の気配を探ろうとした・・。が、次の瞬間、信じられない光景をみる。
斬られたセフィリアは血を噴き出しているのだ。幻が血を流した・・!?
「ほ、本物…なのか?」「あまり時間をかけたくありません。せっかく近づけたのです。よける必要はありません」
セフィリアはの血は激しく流れ続けていた。しかし振り上げたクライストでそのまま、クリードの太ももをサッと斬り付けた。
「あなたを倒せれば命は惜しくありません…」セフィリアは冷酷な目をクリードに向けて言い続ける・・
「一瞬でいいんです、一瞬だけ。ほんの一瞬あなたの動きを封じられれば。あなたを滅界で消しさることが出来ますから」
33ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:44 ID:WCZctOQj
「う、うわぁあぁぁー! まだだッー・・滅界などォ・・」 「!?」突如クリードは前に突き進んだッ!
クライストがセフィリアの腕ごとクリードの腹部に深々と刺さり突き抜けた!「な、何を? ・・しまった!?」
気づいた時には遅かった。セフィリアが力を込め引き抜こうとしても剣は微動だにしない。
「はあはあ、どうだ、引き抜けまい・・!しかも、この間合いでは近すぎてもう滅界は撃てない・・はァっはっはァー」
さらに近づき、セフィリアの方に馬乗りに乗り掛かる。
「このまま頭を噛み砕いてやるッ!」顎を伸ばしたクリードをセフィリアはかろうじて制す事しかできない・・。
「力不足のツケが出たな、形成逆転だ! 滅界はオリハルコンの切れ味があってこそ使える技・・
一歩懐に入って封じてしまえば何も出来ない・・最後の頼みの綱、滅界が撃てなくて残念だったなァー!」
・・・ところがセフィリアはにっこりと微笑む。
「いいえ…最初から撃つ気はありませんでした。もう滅界を撃つだけの体力は私にはありませんから・・」
「・・なに?」「わかりませんか? 最初からあなたがこうやって飛び込んできてくれる事を狙ってたんですよ」
急にセフィリアは起き上がると、スっと、そのまま上空へと舞い上がった!「な、なんだ?」

そのまま天井にゆっくりと足を付ける・・。
「滅界は消耗の激しい技・・放つどころかあなたを逃げられないように掴む腕力も残っていませんでした。
だから…こうやってあなたの方から抜け出せないほど様に懐に入ってきてくれるよう誘導したんです。
・・そして脚力だけならまだ幾分力が残っています」「まさか・・?」
セフィリアは左手の最後の余力を振り絞りクリードの顎を下から抑えた。そのまま力いっぱい天井を蹴りつける!
「まさかッ−!!」
                                  ” アークス流剣術第十三手『改』  変則 雷霆!!!”
             ドーンッ
館全体を震わした振動がやむと立っていたのはセフィリア一人だけだった。頭部から叩きつけられたクリードの頭蓋は
粉砕され、跡形も残っていない・・。
「滅界だけに固執しすぎましたね、あなた程の人が・・。
やっぱり、最初の一撃で脳は劣化していたんですよ・・。お気の毒さま・・」
34ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:50 ID:WCZctOQj
・クリードが滅界を床を掘って逃れてたというネタバレをみて書いたギャグ

トレインが部屋に駆けつけたときすでにセフィリアは虫の息だった・・
「床・・床から・・・いえ、違う。床じゃない・…床じゃなかっ・・グッ・・」事切れるセフィリア。
「セフィリアッ!セフィリアー!!・・・・・・床だと・・?何が言いたかったんだ、セフィリア?」
「遅かったね待ってたんだよトレイン君」「クリードォ、貴様ー!」
「いい目だ、その目をまっていたよ・・。その目の君と戦いたかった。さあ、戦おう・・」
トレインは改めて部屋の中を見回した。壁に彫り込まれた仏像と床にあいた大きな穴が目にとまる。
「・・なるほど滅界を床に隠れてやり過ごしたってわけか?」「ほう?トレイン君は滅界を知ってたのか」
「・・一度だけ見せてもらったことがある。現役時代に…恐ろしい技だ」
「そうだね。彼女の最大の奥義だったようだ。でもあっけなかったよ・・さっき僕に破られたんだ」
「へっへ自慢気じゃねーか。じゃあ俺も隠しだまを見せてやるよ。俺の最大の奥の手…レールガンって奴をな」
「まだ撃てるのかい?確か4発までって話だったと聞いてるが」
「やっぱな、隠しカメラで聞いてたって訳か。バーカ、そんな秘密を簡単に口にする訳ないだろ!?
敵をだますにはまず味方からてっな!味方に嘘いっとくのも戦略なんだよ」「かしこいねー。トレイン君は」
クリードは、バカにしたように答えたかと思うと急に声の調子がかわり凄んで言い放つ。
「じゃあ、撃ってみなよ・・・そのレールガン!」「言われなくてもやってやるぜ・・行くぜ!」
 ドーン!
閃光がクリードに向かう。クリードはニヤリと笑い光線が届く直前に粉塵と共に消えたのだ。 床には穴が
開いている。「やはり、床か!?(読んでるぜ、下から出てきたところを黒爪で叩いてやる!)」   シーン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どこだ?・・なぜ出て来ない!?」
「!!!?」  ザッ
間一髪、殺気を感じとりかわした!「何だッ?奴はどこだッ!?」「ここだよ・・」突如、数メートル先にクリードが姿を現す。
「さすがだね・・。まさかかわすとは・・床が掘ってあれば滅界もそれでよけたと思わせられると思ったのに」「床はダミーか?」
「フッ・・まあね。滅界を避ける瞬間、床に穴を開けといたのさ。一瞬だけならセフィリアもそれで騙せた・・」
「って事は・・消える方法は他にある訳だな・・」「まあね、それがイマジンブレードlv3さっ」ニヤニヤといやらしく笑い答える。
「まだまだ行くよォ! 殺気だけで、いつまでよけられるかなァ?」またも消えるクリード、見えない風と共に
殺気が襲ってくる。  ズシャ ザッシャ ブシャッ
かろうじて避け続けるトレイン。しかし体中には切り傷が走り、徐々に体力が奪われていく・・。
「クッ一体奴はどこから・・」
「なかなかやるね。でも体力が徐々に落ちてくればいつかは動きが止まる。その時君は真っ二つだよ・・クックック」
またも幾分離れたところにクリードが現われる。言い終わるやいなや、また消え殺気が斬りかかってくる。スシャッ
「(どこだ、クリード。どこから来る・・?・・そして奴はなぜ姿を見せる時に距離をとる?)」  ズシャッー !
今度は切りかかりながら声が聞こえてきた・・
「どうした?どうした?トレイン君!ヒントがほしいか?Lv3は僕自身が刃となる技・・これがヒントだよ!ヒャハッハー」
「刃・・まさか奴は・・」その時殺気をよけたトレインにははっきり見えたのだった。
そこにあった姿は・・・・。「・・・ヒラメ・・・・・・・・・・・・・ヒラメ人間なのか!?」
「フッフッフどうやら気づいたようだね?そう、僕は2次元人になったのさ。剣は細ければ細いものほど切れ味は鋭い。
君の仲間のイヴとか言う娘はミクロン単位のブレードを持ってるじゃないか。僕のイマジンブレードLv3は僕自身を
ミクロン単位の細さにし刃と変える力があるんだ!おっと体内がどうなってるかってのは愚問だよ、道なんだから!」
ぴらぴらと横から見ると薄っぺらくなったクリードが自慢げに語る。なるほど横になると突然消えたように見え、
正面を向けると突然現われたように見える。姿を見せるとき、近づいてこないのは近づくと薄っぺらいのがばれてしま
うからだ。
「クリード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おもしろぃ・・いや、おそろしい奴ッ」
35ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 02:59 ID:WCZctOQj
・空中楼閣で出てきた雑魚二人編(ザコぽいので強敵にしてみまつた。駄文失礼)

空中楼閣。二人の使途がイヴとスヴェンの前に立ちはだかる。二人の男のうち仮面をつけた小さい方は
明らかにスピード型、大きい方はパワー型に見えた。
「イヴ、仮面の方の男は俺に任せろ!」「わかった!じゃあ、あたしは大きい方を!」
「ふへへへそういう組み合わせで行くのかよ!・・いいぜ・・」「グゥオー!!」二人の男の方もおもむろに駆け出す。
「今さら道使いか?どんな能力をもっていようと・・。俺のこの眼をもってすれば・・”支配眼”!!!」
発動と同時にあたりの時間がゆっくりと流れ始める。

スヴェンは落ち着いて銃を構え小柄な男の方に向けた「まるみえだな……!?」
視突男が視界から消えた! ヒュッ 後ろから気配を感じる・・「何!?」
「ふへへ、のォれーなァ・・。それがお前ご自慢の支配眼かよ・・」あわてて距離をとる。
「(クッ、なんて速さだ・・支配眼中だったんだぞ!?この化け物供…イヴの方は大丈夫なのか?)」
ちらりと、イヴの方をみるが・…。 キィーン、キィンッ!
「ダメ・・スヴェン・・。こいつにあたしのブレードの刃が効かない・・」
イヴの方も大男にてこずっているようだ。「イヴ、相性が悪い! 相手を変えるぞ」「・・うん」
「ふへぇー…チェンジかい?俺らの方は別にかまわないぜッ…って!!」 ギューンッ!!
「え!?」急にイヴのまん前に現われみぞおちに一撃をきめる。イヴは反応すらできなかった。

一瞬、息が止まった。唇からだらしなく唾液がのびる。
イヴにはこみあげる嘔吐を必死に抑える事しかできなかった。かろうじて男の方にブレードを伸ばすが。仮面の男の姿はまた一瞬で消えた。「のっれーってー言ってるんだろうォーガァー!!」
今度は傍らに現われた仮面の男に蹴飛ばされる。イヴは数メートル飛んで欄干に激突した。
「イヴ、大丈夫か?」
「脳が腐ってるんじゃねーか?支配眼で反応できない素早さの俺に嬢ちゃんぶつけたって余計反応できねーじゃねーか」
「(ち、言われて見りゃそうだ・・)」チュイン、チュイン!一方のスヴェンの銃も大男にはまったく効いていないようだ。
「たっく、全然ダメだなぁー。だいたいよー、スヴェンとか言ったよな?お前と支配眼じたいの相性がわりィーんだよ。
てめーががいくら早く動けようともよ。銃器が主武器であるおめェーじゃ、攻撃力はちっともあがんねぇーんだ。
せめてお嬢ちゃんの方に支配眼が、ありゃ少しは有効だったのによォー。結局、てめーの支配眼ってのは何にも
支配しちゃいねー。ただ逃げ回る専門にしか使えねーんだよォ」
「うるせェー!!!!」 バンバンッ! 軽々と銃弾をよけながら仮面の男は言い続ける。
「おおっと、おめーも、あんまりこっちに気をとられてる暇はねーんじゃねえの?」
大男がスヴェンのすぐそばに迫っていたのだ。「しまっ・・!グッ・・」鈍い突きとともに体中に痛みが走る。
「そいつは賢くもねぇーし、素早さもねぇ−、ついでにしゃべれもしねぇー。でもパワーと防御力だけは誰にも
負けねえんだぜ、フヘへへッ」大男はフラフラになったスヴェンを更にタコ殴りにし続ける。
「スヴェン!!」意識が戻ったイヴがその場に飛び込み、なんとかスヴェンを抱きかかえ引き離した。
36ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 03:00 ID:WCZctOQj
「はあはあ、ありがとよ・・イヴ」「スヴェン…どうしよ…」
「作戦会議かよ!?いいぜ。せいぜい時間稼ぎでもするんだな」仮面の男は余裕で様子を見てる。
「奴ら・・一体なんなんだァ・・?道使いでもないようだが・・この強さ。それになぜ、俺たちに止めを誘うとしない?
トレインとクリードの戦闘に水をささせないのが目的とはいえ、やろうと思えばいつだって出来たはずだ・・。
クソッ・・ここに来て速さでもパワーでも完全に負けている・・。どうすりゃいいんだ・・?」
「ごめんねスヴェンあたしが助けにならなくて・・」「イヴのせいじゃないさ…」そう元気づけようとしたが。
悲しそうなイヴの顔を見てると悲しくなった。どう考えても勝てる算段がない。同時にイヴを守れない自分も急に
情けなく感じた。顔を抑え嗚咽をあげる・・。「すまない、すまない・・・・イヴ・・」

「目を開けろスヴェン・・」「!?…なんだ?」スヴェンは突然の声にはっと顔を上げた。
「もしかしたらここは霊界に近いのかもしれんな・・声がよく通る・・。スヴェン、目を開けて真実をみろ!お前には
見えるはずだ!!」「お前は・・」「・・この僕の瞳で」

「スヴェン、スヴェン!?どうしたの?どうして…突然泣いているの・・?」心配そうにイヴが覗き込む。
いつのまにか涙が流れていたらしい。だが、すでにスヴェンの表情から悲しみは消えていた…。
「ありがとうよ、ロイド・・。お前はいつだってこの俺に真実を見せてくれる」
「おーい昼真っから寝てんじゃねーよォー」「グッフォフォー」余裕気に言う使途たちだがまるで何かに怯えてるかのように
不安気な表情をし始めている。スヴェンは二人の使途の野次など気にも止めずにイヴに語りかける。
「手をつなげイヴ、!俺のビジョンアイでこの歪んだ世界からあるべき真実の未来へ跳ぶんだ!!」
「・・・もしかして」「そうだ、ここへ来る前に『奴』の部屋を通ったろ!?」「あ、あそこから、もう!」
「ああ、間違いない!奴らの正体もしれた!!しょせん幻だ!」
「な、なんだとー俺らのどこが幻だってェーんだよ!?」「グッホォ・・」言葉とは裏腹に汗をダラダラと流し明らかな動揺がある。
「トレインは大丈夫かな…?」「大丈夫だろ、元々奴らの目的がクリードとの対戦だったろうからな。きっと何事もなく先に
すすんでるはずだ」「て、てめーら勝手にしゃべくってんじゃねー」「うるせー!てめーらが『奴』の影でしかないなのは先刻ばれて
るんだよッ!!」そう言い、スヴェンが右目があけたときビジョンアイから強烈な光が瞬いた。「ふええぇぇー」「グゥオオー」あたり一体が
光とともに消えていく・・。「ビジョン・アイは真実を照らす・・」そしてスヴェンとイヴもその光の中に掻き消えていったのだった。
37ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/24 03:02 ID:WCZctOQj

・・・・・・・気づけばそこは空中楼閣ですらない手術室だった。「またこの部屋…」イヴが不機嫌そうに言う。
「・・・なぜだ!?なぜ一度ならず二度までも僕の歪世界が破られるんだ!?」ドクターが吐き捨てる。
「トレインと同じさ・・。ロイドが俺を呼び戻してくれた。星の使途と違って過去を否定しない俺たちには
あっちの世界からこっちの世界に呼び戻してくれる仲間がいるんだよ、友というな」
「クソ、せめてお前だけでも歪世界の中で先に殺しておけばよかったんだ・・。イヴと一緒にビジョンアイも解剖してやろ
うと、殺すのをためらったから、これだ!」「俺を先に殺したって無駄さ・・やはり誰かが彼女を助けてくれる。あっちの
世界だってお前らの悪を野放しにはしたくないだろうからな」「殺してやる…」突然、手術室から大量のメスがとび出た。
「死ねェー!!!!!」「おせぇよ・・”支配眼”!」バン!「現実世界じゃ。やっぱ、とろくせえぜ…」「う、うぅぅう・・」
「スヴェン、ダメだよ!」「ん、ああ安心しなイヴ。殺しちゃいない・・。弾丸に睡眠薬を塗っておいた。眠ってるだけさ」
「でも当たったの心臓だよ・・」「急所は避けてる・・ほら、ケビンだって胸のど真ん中ささってても平気だったろ?」
「そうなんだ・・人間って案外、死なないもんなんだね」「ああ、たぶんな・・」

「・・・・でも、もしスヴェンが先に死んじゃってたら…。あたしじゃ助からなかったかも…」
「ん、なんでだ?」「だってあたし今までいっぱい人、殺しちゃったけど…スヴェン達以外に仲良かった人なんて
いないし・・」「気にすんなよ、イヴ・・もし先に俺が死んでたんなら俺がお前を導いてやってたさ」
「・・そんな…悲しいこと言わないでよ・・」「だな、俺は死なないよ…。イヴをずっと守らなきゃいけないからな」
「もう…」イヴは急にそっぽを向くも顔を赤らめた。
「いこうぜ。困ってグズついてそうな馬鹿猫さんを速く助けに行かなきゃな!」「うん♪」
38名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/24 07:36 ID:CD4MN4J1
age
39名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/24 12:31 ID:ISB4OMn0
クリードが、「思い出させてやろう。自分が何者なのか」
とか、「俺がバケモノならお前もバケモノだぜ」みたいなことを言いながら、
列車の背後を取り、「力(ナノマシン)の使い方を思い出させてやる」
と、列車の左手を持ち上げる。腕のナノマシンが共振。ハーディスを取り込んで
巨大なレールガンに変形。自分でも制御しきれない力におののきながらも
誰もいない天空へと気合いで銃口を向ける列車。放たれる光。
月にうがたれた巨大な穴。


そして2年後……ブラックキャットマキシマムへと続く
40ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE :04/02/24 20:35 ID:GMurywJB
40
41名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/24 20:38 ID:EgP64HA+
セフィリアが限界突破して七福神の像を造ります
セフィリアがクリードに犯れます
セフィリア、虫の息で「な...なぜです。私は確かにあなたを。」
クリード「ククク...手応えだけで勝利を確信してしまうなんてあな     たらしくないな。」
Lv3の幻想虎徹は不気味に曲がりくねった三つ又の刀身だった。
そして真ん中の刀身の切っ先部分は若干ふくらみを持ち、そこには大きく不気味な眼があった。
クリード「これはその名の通りモ幻想モ虎徹でね。この眼の眼光を浴びると相手は幻覚を見るのさ。」
「そして両脇の刀身が床に穴をあけてくれたわけだが、わずかに間に合わず片腕をつぶされてしまったよ。」
セフィリア(く、それではあの手応えも偽物だったと。なんという不覚。
こんな初歩的な戦術にはまるとは.)
クリード「まああっけない決着だったが、さすがは時の番人達を束ねるだけはある。」
「僕にLv3まで使わせたところは敬服するよ。」
とどめの準備をするクリード、三つの刃が曲がりくねりながらセフィリアを取り囲む。
「そこまでだクリード・ディスケンス!」部屋にトレインがやってくる。
クリード「やっと来たかトレイン、いよいよ君を呪いから解放できるかと思うとうれしいよ。」
クリードにはもはやセフィリアなど眼中になかった。
橋の上の戦闘に場面転換。
巨漢とちびの攻撃をかわしながら2人に攻撃を仕掛けるスウ゛ェンとイヴ。
しかしナノマシンの作用で傷を回復させる敵。
スウ゛ェン「ち、やはり普通の攻撃じゃ歯が立たないみたいだな。」
2人組のクローズアップ。次号へ続く。

妄想虎徹クリード本体説(キルバーンのパクリ)と妄想虎徹、クリードフュージョン説が多いので、
あえて原則刀の形態を保つこと前提で予想してみました。
それにしても俺のセンスも知欠並だなぁ。


44ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/26 00:54 ID:9Uwznm2d
・トレインとバルドルたちが出会った頃思いついて面倒だったんで結局その時点では書かなかったナンバーズ編

トレイン一行と別れたクランツとバルドル。
「!?」 「どうしたクランツ・・」
「いや・・なんでもない(一瞬だが奴の気配を感じたと思ったが・・気のせいか?)」
不思議な気配だった。視覚を閉ざしたクランツには一瞬だけ感じた、『その気配』はすぐに消えてしまったのだ。
「ま、あんまり気張るなよ。クラン・・」 ズッ
振り返った次の瞬間、そこには血の海に飲まれたクランツの姿があった。
「クゥランツー!? 一体・・何があったんだ!? い、一体、何が・・!?」 
だが、そのバルドルの後ろにも影が忍び寄る・・。その気配を感じ振り返る。「!? お、お前は?」 ガッ!
一瞬だった。一瞬のうちにバルドルの肩口にも冷たい刃が食い込み、引きぬかれた。「グゥオォー・・」
ザッパー! おびただしい血が流れ、バルドルの体もその上に横たわった・・・・

「ん?何か叫び声が聞こえなかったでヤンスか?」
一方、ジェノスとシャオリーも邸内の別の場所で星の使途のザコ兵を片付けていた。
「さあ・・でもちょっと待ってください。今この兵に眠ってもらいますから。これでこのあたりも片付いたはずですよね」
そう言ってシャオリーは目の前の兵に歩みよる。「さ、おとなしくお願いしますよっ」にっこり笑ってセイレーンを向ける。
「ヒ、ヒ・・誰がお前らの言いなりに等なるものか・・。   ・・あれ、あれ?クリード様・・?」

「!?」 その名を聞いた途端、シャオリーは反射的に身をかがめた。ズバァッ!!
一刀の元、前にいた星の使途の上半身が落ちた。「グッギャ−ァアー!!」
「チッ・・」背後で小さく舌打ちが聞こえた。
「シャオリー、何があった!大丈夫か!?」「来るな・・ジェノス!・・クリードが来ています!」
「なに・・」しばらく沈黙が続く。お互い声を潜め緊張した空気が流れる。
「・・・・・・どこでヤンス?」
「わかりません・・。でも気をつけてください、あなたのそばにも来るかもしれない。奴は突然背後にいました・・」
「わかったでヤンス、ゆっくりとお互い、背後を確認しながら近づこうぜ」「ええ」
二人は静かに近づいた。そして背中を合わし、あたりの様子を警戒しながら小声で話し始めた。
「どういう事がおこったか、お前にはわかってるんでヤンスか?」「一応…」シャオリーは、苦しげに話しはじめる。

「甘かったんです・・館内で僕達の侵入がばれた時点でクリードにいつ襲われてもおかしくはなかったんです」
「?・・つまり、どう言った事でヤンス?」
「奴にとって、この館のどこにも死角はなかったって事です。侵入者にとってこの館は迷路で奴の部屋に向かうのは
困難なことです。でも奴にとってしてみれば、いつでもどこにでも好きなときにこの館のどこにでも現われることが出来る・・」
「『ゲート』を使って事でヤンスか・・?」
「ええ・・この館内は第三者には3次元、クリードには1次元の世界なんです。・・それだけ自由に行き来できるって事で」
「あちゃー、そりゃあマズイでヤンス。いや、来る前に気づいとくべきだったんでヤンスよ」
「たしかに。でも…それ以前に彼が姿を表してるって事は一騎打ちを挑んだ隊長は・・」シャオリーは悔しそうに唇をかんだ。
「じゃあ次の問題でヤンス。奴はお前の後ろから突然現われた。俺も他を見てたから姿をみていない・・なぜ奴は俺たちの
死角のタイミングが読めた?」「そこですよね・・たぶん・・」チラッとみる。「・・・・なるほど・・監視カメラでヤンスか!」
「ええ、この館のいたるところにあるカメラ。それが奴の目になってるはず!」「じゃ、やる事はひとつでヤンス・・」
「・・ですよね」お互いの顔をみやり二人はいっせいに駆け出した。 
45ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/26 00:55 ID:9Uwznm2d
シュッ バッ
二手に別れ、あたり一帯のカメラを次々に壊していく。
「はあはあ、これでここらのカメラは一通り破壊したはずでヤンス・・」
「でも、まだ安心はできません。今度は脱出ルートを作らないと」「・・・・・逃げるって事でヤンスか・・」
「仕方ありません・・このままでは全滅です。策を練り直さないと・・」「クソッ!今度は必ずクリードをぶちのめしてやる!」

カツーン カツーン
廊下の向こう、静かな邸内に足音が反響している。「?・・」
「ひどいな・・壊されたカメラの修繕費はクロノスの総務課にでも支給すればいいのかね?」
「クリード!?・・じきじきに乗り込んできたのか!?」
「ノラ鼠2匹を始末しにね」
「へ、隠れん坊は終しまいでヤンスか!?臆病なクリードちゃんは怖くって姿をさらせないかと思ったぜ!」
「臆病で隠れる?馬鹿も休み休み言いたまえ。トレインとの決戦を前に雑事で時間をとられたくなかっただけさ」
「そいつァー悪かったなー!!」言うが速いかジェノスはエクセリオンを伸ばす。
「それが・・エクセリオンか。フッ、うちのモニターは画素が悪くてね。よく見えなかったんだ・・そのヘナチョコ糸が!」
クリードは落ち着いてゆっくり言い放った。そして次の瞬間には信じられない跳躍を見せる。
放たれたエクセリオンのほんの小さな隙間をぬい、ジェノスの懐に飛び込んだのだ!
「なッ!?」「愚かだね・・」 ザッ!

斬撃は腹から頬を伝った。一瞬で鮮血は数メートルの高さにのぼり、あたかも間欠泉のごとく見える。
「ジェノスー!」思わず駆け寄ろうとした・・だがその目と鼻の先こにクリードが立っていたのだ。
恐ろしいことにあれだけの出血の眼前にいたにもかかわらず一滴たりとも血をあびていない。
たった一瞬・・すでに血が吹き出る頃には鮮血の浴びない安全圏まで離れていたのだ。

「さて、君もさっさと終わらせてくれよ。本当は君→ジェノスの順番でさっさと殺すつもりだったんだ。
君をまず先に殺ればジェノスのような直情型はゲートの罠すら気づかずにあわてふためいたまま
終わってくれるからね。調度・・あのクランツを殺された時のバルドルのようにね・・」にやにやといやらしく言った。

「クリードォ・・」深い憎しみを見せながらも、シャオリーはセイレーンで結界をはった。
シャオリーの周り一帯がセイレーンで覆われる。
「よせよ・・。死ぬ人間が抵抗するんじゃない・・!」次々にセイレーンを切り刻んでいく。
「言ったろォー!時間の無駄だって・・!!  ふんッ、これで最後の一枚か・・」最後に大きく虎徹を振り上げ・・。
ザッ  斬り捨てた!
しかし、そこから現れた者に驚きの声を上げた「・・・・・・サヤ・ミナツキだとォ!?」それは、まぎれもないサヤの姿だった。
「うわあぁぁぁあああ 魔女めェー!!!!」 ズァッ!
・・・・・・・しばらく、あたり一帯が沈黙に包まれた。そしてそこには二人の人間がただ向かい合って立っているだけだった。
「はあはあ・・なぜ、サヤ・ミナツキの姿に・・?」「あなたはサヤ・ミナツキに異常な程の恐怖を感じ・・ていた・・」
サヤの顔からセイレーンがほどけ、シャオリーの姿が現れた・・
「だか・・ら、あなたに一矢むくいるためにも、その姿を・・借り・・たってわけです・・」
そのシャオリーの腹部には虎徹が刺さっていた。
「だが・・ それも無駄に終わったようだな・・君はやはり死ぬんだ・・」
息も絶え絶えに台詞を吐き出すなクリードに比べ不思議とシャオリーの表情の方が穏やかだった。
「でも、あな・・たに恐怖と言う一太刀は浴びせ・・られたみたいで・・すね。・・あとはトレイン君たちに・・
希望を託す事にします・・」そういってシャオリーは倒れた。そしてニ度とは動かなかった・・。

カラーン 虎徹を取り落とし、カタカタと震えのとまらない己が手を見つめ、クリードは忌々しげにつぶやいた
「魔女め・・・・何度、僕に殺されれば気がすむんだ・・」
46ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/26 01:08 ID:9Uwznm2d
せっかくの隔離スレなんだし、創作ぽいのはこっちで書こう。


・・・・しかし、またやってしまった_| ̄|○ 。
>>44
>「・・・・・・どこでヤンス?」
>「わかりません・・。でも気をつけてください、あなたのそばにも来るかもしれない。奴は突然背後にいました・・」
>「わかったでヤンス、ゆっくりとお互い、背後を確認しながら近づこうぜ」「ええ」
>二人は静かに近づいた。そして背中を合わし、あたりの様子を警戒しながら小声で話し始めた。
>「どういう事がおこったか、お前にはわかってるんでヤンスか?」「一応…」シャオリーは、苦しげに話しはじめる。

「わかってないんだか」「一応わかってるんだか」シャオリーのあたりの文脈があいまいに・・。
(いや、答えてる間隔に時間差があるんだし。最初の段階で「わかんなかった」けど。今は「わかった」って
言う風に台詞を誘導していけばよかったんだ)
上の栗VSセフィ編>>30の(両手切れてるのに)指パチン部分も直し忘れてるし・・。コピペしたとき直す予定だったのに。
まあ、今さらいいんだけど・・・ちょっと悔しい。
47名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/26 02:43 ID:Jsv59A78
ブラックラットうざい
すでに来週の予想じゃないし
48名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/26 03:42 ID:n2NFIqDP
「AMBITIOUS YABUKI!」
例えて言えばトライガン ヴァッシュのキャラをモロパクリ
未来に向かって まっしぐら
パクリ続ければ 望みは叶う パクリやめない 謝罪しない
やるべき事を やるだけさ
パクりたくて パクりたくて たまらないから ネタにした
パクりたいのは 冨樫だけど 冨樫だけど それだけじゃない
知ってる漫画 全部パクル ホントにパクルよ
(パクルんだ)
BE AMBITIOUS! 我がネタよ パクりネタよ
BE AMBITIOUS! おもしろい ネタが
つまらなくなった BE AMBITIOUS! 

スヴェン&イブのバトル開始。
トレインが倒れてるセフィリアを見て、
冷静だけど少し怒ってるような微妙なリアクションをしてそれっぽいセリフを言ってクリードと対峙。

こんなもんでしょ。
50名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/26 22:14 ID:fB+/gr+z
栗「な……なかなかキッツイなァ……
  上手く敗けるのは……。
  アンタを欺くには…これくらい……覚悟しておかなければ……な。

  バイバイ  セフィリア。
  将を気取るなら、前線に出るべきじゃなかったな」
↑下げ忘れた……
52ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/26 22:24 ID:avo/9Bf3
>>47
と、言っても誰も予想してないし・・。たぶん、ここ隔離スレだよ。
(ひそかにデス・ノートの短編なんてのも考えてたりして・・・・)

あと、そう言うならあげちゃあかん。
>>50
>将を気取るなら、前線に出るべきじゃなかったな
それはおまいにも当てはまるだろうと小一時間・・・
栗らしくてワロタがw
54ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/02/27 23:07 ID:GPXk3RnA
>>37
考えてみれば、ここの手術室自体が本編で歪世界だったんだから、この条件ならまだドクターの攻撃のが
支配眼より無敵なはず(ちなみに補足。支配眼は銃を抜くのに使用してて弾丸そのものが早くなってるわけじゃない)。
・・・・うん、歪世界に階層があってその場その場でドクターの力が作用されるか。もしくはスヴェンの気迫。


あと、ビジョン・アイ自体が移植手術で手に入れたものなんだし。別にドクターはスヴェンを生きたまま
解剖する必要もはなかったんだよね。・・・まあ、支配眼への進化はスヴェンがもたらしたんだから、
そのあたりの変化を調べるためには生きたままじゃないと思ったとか・・後付で。

>ブラックラット ◆2qMJPsIziQ

面白いんで、このまま続けてくれ。
このスレだけで。
1.収拾つかなくなって(おわる。)とか無責任に書いてある。
2.同様な流れで(おわれ。)
3.謙虚さを演出して(おわりたい。)
4.目が覚めたら(おわってた。)
5.ひと思いに開き直って(おわらない。続きもしないけど)
57にゃあ:04/03/01 22:00 ID:HrECNLuc
アホ漫画にゃあ....。
58ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/01 23:57 ID:e9M9+P9H
今週、本編なかったんでデス・ノート編 1

「なくなられた…?」玄関口で聞いたその事実は意外なことだった。母親によると…彼女は自殺したらしい……。
私がユリと接触したのは先日のことだ。簡単な質問をし、どんな些細な事でもあれば…とメルアドを
教えて連絡を待っていたのだ。連絡は来なかった、何か嫌な予感がして彼女の自宅を訪ねてみたら、この事態だ。

私の婚約者レイは日本で何人かの人間の調査をしていた。
そのうちの一人、夜神月・・。彼は彼女と一緒にスペースランドに向かう途中、ある事件に遭遇した。
私にその事件のことを教えてくれたのはレイだった。レイはそのすぐ後なくなった・・キラに殺されたのだ。
レイが調査した人間の中にキラがいたとしたら・・。夜神も容疑者のひとりなのだ。
確信はなかったが私は、彼がスペースランドにいった日の事が気になり当日、同行した彼女に話を聞こうと接触したのだ。

「なにぶん、年頃の娘でしたから…」母親はまだショックを受け止められない様子で語った。
「ご愁傷様です…。あの…前日に変わった様子はありませんでしょうか?」
「…………」母親の怪訝そうな様子は目をみればわかる。
「…その、こんな事を見ず知らずの人間が聞くのは大変失礼な事と思います…名前も所在も名乗れない
私に聞く権限がないのもわかってます!ですが…ですが無理を承知で私にお教えいただけないでしょうか!?
私にはどうしても聞かなければいけない理由があるんです!」深々と頭をさげて叫んだ。
そうする以外に私にはないのだ。
間をおいて、重苦しい様子ながらも母親はなんとか口をあけてくれた。
「……そういえば・・夕食時だれかから携帯がかかってきて……そう、そのあと部屋にいって長く話してたようでした」
「誰に!?誰にでしたか!?」
「……わかりません。私はお行儀が悪いから夕食を食べてから掛けなおすように追いかけたのですが…そのまま部屋に
入ってしまったんです。会話の内容は…誰かが…尋ねてきた事を教えてたような感じでした…」
・…私の事かも知れない? 私が訪ねてきたことを月に…? 電話相手が彼だと確信できれば容疑が一歩深まる。
私は覚悟を決めて言った・・。
「その携帯を借していただけないでしょうか?」母親は首を横に振る。「それは出来ません…年頃の娘だったし…」
「ぶしつけな要求なのはわかっています…。私がお嬢さんにお会いした途端にお嬢さんがなくなられた。怪しく感じられ
るのは仕方ありません!!でも、お願いします!私はどうしても知りたいんです。お嬢さんは亡くなる前、誰に連絡してたか
確かめたいんです!!!」私は頼みだおすし事しかできなかった…。
59ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/01 23:58 ID:e9M9+P9H
今週、本編なかったんでデス・ノート編 2

しばらくの沈黙の跡、母親は無言のまま居間に戻り仏壇においてあった携帯電話をもってきた。
「これをあなたに貸す事は出来ません。貸すことで、素性も知れないあなたに娘のプライベートな事も暴かれてしまう
かもしれない。それが怖いんです」
「……でも、うちの娘の事が何かわかるのなら信じてみようと言う気にもなります。だから一度だけチャンスを与えてみたいと
思います。ここで…あなたの目の前で一度だけリダイヤルボタンを押してみます。それで当日かけてた相手がわかるかも知れません」
母親は震える手で私に携帯を向けた。
「確かめたいと、おっしゃいましたね? あなた、かかってきた通話相手の目星はついてるんでしょう?その人物が誰か…。
問題はそれが正しいかどうか確かめたい、そう言う事ですよね?……もしかしたらユリが別の誰かにかけ直してる可能性もありますし。
リダイヤルに誰も出ない可能性もあります。でも…うまくいけばあなたの知りたい真実が確かめられるかも知れない。運試しですよ…
私にとっても、あなたにとっても…」悲しみくれる彼女しぼり出すような声で言った。
「ありがとうございます!」
母親がゆっくりボタンを押す。 ピッ!呼び出し音がなり続ける。
ひどく長い時間が流れた気になった、その時・・「はい、夜神で・・・がチャッ! ツー ツー 」
・・・・やはり・・夜神・・・・月・・だった。
60ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/01 23:59 ID:e9M9+P9H
今週、本編なかったんでデス・ノート編 3

・・・・・・夜神…ライト・…。その後、私はどうやって彼に接触しようか迷っていた。
いきなり電話を切る様子といい不審ではあったが彼がキラである確証もなかった…。
数日後、意外なメールが来た。
『お会いしませんか?』それは夜神月からだった。
『喫茶店で、でもお会いできないでしょうか?そこでお話したいのですが。僕は…』。彼は…誰からメルアドを?
…やはり彼女から…なのか…?
彼との待ち合わせ場所は都内のとある喫茶店だった。窓際の席が彼との待ち合わせ場所だ。
喫茶店…高校生がそんな場所を選ぶとは…。店に着き、彼の事をたずねると先に来ていると案内される。

店内は優雅な曲がかかり、おしゃれな調度品も趣味が良かった。もしこんな形で来店してなければもっと居心地を
楽しめただろう。席についたがなぜか、彼は席についていなかった…。その、かわりテーブルの上には一枚の紙があった。
すぐに戻ると言った内容のメモが書かれていたが・・他にも何か書いてある。元々、別の事を書いてた途中だったらしい。
知らず知らず声に出して読んでいた。「デス・ノートとは…」  

〜デス・ノートとは死神の所有物であった。ノートを拾った者は死神が見えるようになる〜
〜デス・ノートに名前を書き込むことによ該当者を殺すことができる〜
〜名前を書き込む際には、その人物の顔を思い浮かばなければならない〜
〜顔と名前を知らない者は殺す事ができない。現在デス・ノートはキラが所有している〜


………一体、これは? 夜神月は、こんなものを書いて何を考えているのか?
(…くだらないッ、子供の妄想だ!)レイの事もあり、私は心の中で毒づいていた。

「お待たせしました」突然、声をかけられ私は身じろぎした。
「すいません。ちょっとトイレに行ってたものですから」いつのまにだろう、彼は見計らったように背後にいた・・。
「いえ、ほとんど待ちませんでしたから…」

夜神月はとても落ち着いた様子の少年だった。私がテーブルの上に目を向けると、おどけて話し始める。
「ああそれ読んじゃいましたか?創作小説を書いてるんで、その場で思いついたアイディアをメモってるんです。…僕ね、
正直言うと最近うわさのキラに興味を持ってるんです」
「キラに・・?」「ええ。でも、どうか父には言わないで下さいね。警察関係者の息子がキラに傾倒してるなんて
体面もあるでしょうから」彼はにこやかに答えた。
「それはいいわ。そうね、最近の若者の中じゃ、キラを英雄視してる人たちもいるらしいから別段驚いたりはしないわ」
「ありがとうございます…それで今日は…」
相手が何か言い出そうとする前に私から切り出した。
「早速だけど私のほうから聞きたい事があるの。この前スペースランドに行ったときバスで…」
キラは一通り、私の話を聞いた後、唐突に核心をついてきた。
「ああ、あの事件ですか。ふーん、もしかしてあなたあのFBIの方と関係があるとか?」
少しためらって私は答えた「……ええ彼は私の婚約者だったの」
「へー、そうだったんですか。ところで彼はお元気ですか?」屈託なくたずねられた。「…彼は死んだわ・・」
「それは…すいません」急にしおらしい様子で答えたが彼の表情は何を考えているのか不思議な程読めなかった。
61ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:00 ID:f8ae5m2O
今週、本編なかったんでデス・ノート編 4

「残念ながら僕の方からは特にこれといった情報はありません」
案の定といった返答が帰ってきた。元々ランド事件の返答に期待はしていなかった。
もし彼がキラでも、そこでボロは出さないだろう。私は続けて彼女の話題の方にふった。
「…私のメルアド…やっぱりユリちゃんから聞いたの?」…少し間をおいて彼は答えた。
「ええ実はこの前、彼女に電話したところ僕の事を聞いてきた女性がいるとかで教えてくれたんです」
「彼女がなくなった後、ユリちゃんの携帯から電話がかかってきたはずだけど…どうしてすぐに切ったのかしら?死んだ彼女から
かかってきてパニくったとか?」これで私がその場にいたこともバレる…でも聞いておかなくてはならない質問だ。
一方、夜神月は前もって考えていたかの様にすらすらと回答を返してきた。

「いえ、出てしまって後悔したから切ったんです。あの日は丁度、受験勉強の追い込みで当日、携帯や他の一切の連絡に出る気は
なかったんです、電話の主が誰であったろうとね。あわてて消したのはそのためでした。本当は携帯のスイッチも消しておくつもりだったん
ですが、うっかり忘れてしまってましたもので…」
「でも、かかってきた電話をいきなり切るなんていくらなんでも相手に失礼じゃないかしら?不自然だと思うわ」かまをかけてみる。。
「いいえ、日本の受験戦争はそれぐらいの覚悟がないと出来ません。今日やランドに行った日は多少、区切りのついた時期だからの
自由ですよ」「そう……わかったわ。彼女とは親しかったの?そんなに悲しんでる様子ないわね」今度は少し考えた様子で答えてきた。
「…彼女の自殺は多少こたえました…でも結局彼女は多くいるガールフレンドの一人なんです…正直言うと、そこまでは」
「自殺の原因について心当たりは?」
「すいませんが見当もつきません。じゃあ今度は僕の方から質問させてください。あなた、キラの事で来たんでしょ?」

いきなりの質問にぎょっとなった。
「FBIが日本の警視局の息子を公務でつけていた…。今の日米関係は比較的安定しています。昨今の状況を
考えれば世界を騒がせているキラ事件で漏れてる内部情報の追求に警視庁関係者を調査していたとしか思えない…
キラの捜査本部の長の息子である僕が付けられてたんだ。ピンとこない方がおかしいでしょ?」
私は今どんな顔をしているのだろう?口をポカンとあけてひどく間抜けでないことを祈る…。
「そしてあなたは今も本名をなのってない?キラ事件を捜査しているから。違いますか?」「・・・・・・・・・・・」
「ズバリですね。かまいません。いえ、むしろ名乗らないで下さい。そして出来ればその事を誰かに伝えるか、書き残して
もらいたいんです」「なぜ?」質問にも驚いたが意外な要求にも驚いた。
「僕がキラと関係がないとなるべき証明していきたいんです。どうしてかって?さっきも言いましたが僕はいま受験生で
すよ。これからが一番重要な時期なんです。これ以上、FBIなんかに付け回されるやっかいな事に煩わされたくないんですよ」
「だから『私が名前を伝えてない事』を誰かに知らせておけ…と?」
「ええ、キラのことを調査しているあなたに。もし、これから何事かがあっても僕があなたの名前を知らない事が
はっきりしていれば、FBIであれ、日本の警察であれ、これ以上余計な詮索はされなくてすむでしょ?」
「わかったわ…」つくづく相手のペースだ。
62ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:01 ID:f8ae5m2O
今週、本編なかったんでデス・ノート編 5

「すみません。婚約者をなくしたばかりのあなたにつらい言い方をしてしまって」やさしく言ってるようだが、
私にはひどい皮肉に聞こえる。
「僕の方の用件はこれですみました。あなたもそうでしょ?……さて最後に面白い話をしませんか」
「……何かしら」これ以上、彼と関わるのも面倒になってきた私は気のない返事で返した。
「さっき私創作説を書いてるって言いましたよね。まだまだ文章がつたなくて人に見せる気はないのですが…実はさっきの
文面の中には本当の事もあるんです」イタズラッ気に笑うと、彼はおもむろにかばんに手を突っ込み何かを取り出した。
「これがそのデス・ノートの1枚だとしたら?」月は一枚の紙きれをテーブルの上においた。
「大人をからかわない方がいいわ…」「僕は本気ですよ」涼やかに言う。
「お疑いなら触ってみてはいかがです?もしかしたら本当に死神が見えるようになるかもしれませんよ」

・・いやな空気だった。ノートに触れる事は、なにか恐ろしいものに触るような気がする。
こんなつまらないことに恐怖心をもつなんて…それもこんな子供の前で…。
私はしばらく考え込んでしまった。触れても触れなくても結局、夜神に飲まれてる気がして気持ちが悪かった。
夜神は相変わらず見透かしたようにこちらをみている。嫌な子だ・・。
そう思いながら私は、ゆっくりと手を伸ばし・・・・・・・・・・・・・・・・・・紙に触れた。
時おり表通りを走り抜ける車の音と流れてる音楽以外は店内はいたって静かだった。沈黙を破るように月が問いかける。
「死神は見えましたか?」
「…いいえ」「そうでしょうね。それは普通のノートですから」なんだろう至極当たり前の事なのに私はひどくホッとした。
「すみません、デス・ノートと言うガジェットがどのくらい説得力がありそうか試させてもらったんです。どうです、なかなか真に
迫ってたでしょ?」同情したかと思えば、急にからかかったりと…心が読めない子だ。
「…そうね、完成したら読ませてもらおうかしら」「ええ気が向いたらね」月は最後に屈託なく答える。
私はその表情につらいものを感じ、足早にカウンターに向かった…。
63ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:02 ID:f8ae5m2O
今週、本編なかったんでデス・ノート編 6

喫茶店から出た。少し風が強い以外、日はさんさんと照り付け暖かく心地いい。
先に店をでた女は、僕の料金まで払ってくれたようだ。なんだか悪いと思ったが、彼女との決着は9割方ついた気が
して気分はすこぶるよかった。
「なあ月、なんであの女にデス・ノートの事をしゃべったんだ?」
「リュークにはわからないかも知れないが…ディベートじゃ先に話題をふってこちらのペースに乗せるって手もあるんだよ」
「…でもノートの本当の使い方を言う必要はなかったんじゃないか?」
「あの女がノートの事を他言しったて誰も本気にしないさ。それより中途半端にその場その場で嘘をついていく方が
しんどいからね…。本当の事は次の嘘を考えなくていい分、楽だし…もっともらしく見えれば誠実な人間に見えるだろ?」
「ふーん、そんなもんか」リュークはまだ不思議そうに首をかしげている。
「彼女とじかに話せて色々わかったよ。最大の収穫は彼女が一人、私事で行動してたって事がわかったことだ。おかげで
始末しやすくなった」「…そういえば、あの女の顔は見れたが。結局名前は知られなかったな。どうするんだ?」
「大丈夫、顔さえわかれば。手は考えてあるよ、リューク。少し時間をつぶすぞ…」
隠し持ってたデス・ノートに手早く何か書き込み月は歩き出した。

軽く商店街を見物し人通りの少ない道にはいった頃、リュークが話しかけてきた。
「月、さっきのハルヤって殴られ屋はすごかったな…。誰もさわれもしなかったんだぜ」
「でも丹波とか言う中学生に手を上げてただろ?あれじゃ最強は狙えないね…さて、そろそろいい頃かな」
「なにがだ?そういえばさっき何か書き込んでたようだな…」「ああ、その効果があった頃だと思ってね」
興味津々な様子のリュークに月も意気揚々と語りかける。
「両澤勝吉37歳、知ってるか?」「いや」
「このあたりじゃ有名な悪徳警官さ。権力にかさをきて不法滞在の外国人や神社にいるホームレスを追い出して
いびり通してて回ってるって話だ。制服で競馬場に入ったり近隣住民に因縁をふっかけたりと警察によく苦情が良く入ってる」
月はリュークにノートを剥け、パラリとめくった。「外国人が必ず持ってなくちゃいけない物があるんだよ…」

『両澤勝吉:喫茶ロサ・ギガンティアから出てきた外国人風の髪の長い女にパスポートの提示を求める。パスポート拝見後、
よく立ち寄っているフィレモン神社に行き3番目の椅子に座る。きまぐれか砂利にさっき見た女の名前を一字一句、
丁寧に書く。思い出したように勤務している公園前派出所に戻ろうとしたところ、帰途で暴漢に刺され死亡』

「…そして散歩をしていた高校生がたまたま立ち寄った神社の椅子のそばの砂利で女の名前をみかける、と言ったところさ」
「なるほどな」

64ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:03 ID:f8ae5m2O
今週、本編なかったんでデス・ノート編 7

「本当なら両澤の始末は交通事故とかの方が表沙汰になりにくくて安全なんだ。けど僕はああいう弱い者いじめする手合いが
嫌いでね。刺されて死ぬのが分相応だろう…。殺傷事件でも、こいつは凶悪犯というほどじゃないからキラの犯行だとは
思われにくい。あの女だって新聞の小さな記事で警官が刺されたと見かけても、その被害者が自分があった警官と同じとは
気づかないだろう?パスポートの提示なんてのは外国人なら日常だし。一方の外国人嫌いの両澤が見慣れない外人に
パスポート提示を求めるのも両澤を知る人間からみて彼らしいと行動だと思うだろう」リュークは関心しきりにうなづいてる。
「提示要求は僕だとできないが警官なら…。そして僕と両澤には何の接点もない…どうだい、完璧だ」
そうこう説明している間にフィレモン神社にたどりつく。「さ、ここの3番目の椅子だ」数えながら進む。
「1番・・2番・・・」だが、そこで意外な声にハッとなり振り返る。
「夜神君?夜神ライト君?」あの女がいたのだった…。

「ど、どうしたんです…?こんなところに…もう帰られたのかと思ってましたよ・・」
「うん…ちょっとね。実はさっき日本の警官に呼び止められてパスポートの提示を要求されたの。ところが私パスポートを
車に置き忘れてしまっていて…」「え?」「しつこい警官でね、なんとか車のあるパーキング・エリアまで取りに行って
開放してもらったのよ」
(しまった…。この女、最初から…。僕に名前を知られることを用心してパスポートを車においてきてたのか…)

「そ、そうですか。それは災難でしたね」「夜神君こそ、どうしてここに?」
「いえ…僕はちょっと休憩に…」(まずいな、このまま3番目の椅子に向かうのは…)
事態をどうすべきは早急に考えなければならない。
「ちょっと座りません?」「そうね」2番目の椅子に彼女を誘導する。
(どうする?彼女に3番目の椅子付近を見せず、僕だけ見るには…。やはり先に彼女を帰るように諭して…)
しばらく頭の中をめぐらしていたが、またも問題はやってきた。
「あ、やな奴がきたわ」「な、なんです?」「さっきの警官よ、こんな所まで」
両澤が今頃になって神社にやって来たのだ…。

神社にやってきた両澤はいつもどおりホームレス達を追い出し、でんっとふんぞり返って3番目の椅子に座った。
(なぜ今頃…!?そうか、彼女が車までパスポートをとりに言ったから計画の進行が全部、後送りになってるのか…)
椅子に腰掛けた両澤はそのまま足で何か書き始めた。
「いきましょう。また、因縁をかけられるのはうんざりよ!」
幸いな事に彼女の方から、その場から離れるよう提案があがった。
(丁度いい。これで彼女を適当にあしらって別れ、その後でここに見に戻ってくればいいんだ…)

65ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:04 ID:f8ae5m2O
今週、本編なかったんでデス・ノート編  8

神社から少し離れたところまできたところで彼女の手を振り解いてから、もちかける。
「あの、僕ここらで帰りたいと思う…」サイレンがなリ始めた・…。「消防車かしら?」
「…いえ…たぶんパトカーだと思います」苦しげに答える…なにもかも予想外に事態が進む…。
「どうしてわかるの?」「その、サイレンの音が微妙に違います…日本人には…そのあたり…すぐわかるんです・・」
わかっている…。両澤が刺されたのだ。

誰かがどこかで叫んでいた。
「おーい大変だ!両澤が刺されたってよー!!犯人は逃げたって。そこの坊ちゃんも、姉さんも、危ないから早く帰んなー」
「どうやら殺傷事件があったようね…」皮肉っぽく月が言った「じゃあ、ここからお互い早く帰りましょうか…」
「…そうね。その通りだわ。送ってく」「!?」「わたし車、あるから」
「いえ、結構です!僕は…その…。駅も近いですし…」
「何言ってるの。もし列車の中で犯人とあったらどうするの!何かあったら、結果的にあなたを呼び出した私の責任だわ」
(やはり、そうきたか。嫌な予感の的中だ…。この女分かれて帰れば父に確認の電話をいれるかもしれない・・)
「わかりました。お願いします…」返答は小さく、か細かった。

「残念だったな月」車内でリュークは嬉しそうに言った。月はムスッとそっぽをむいたままだ。
「夜神君、不機嫌そうね。どうかした?」彼女の問いに月はぶっきらぼうに答えた。
「いえ……ただ、こんな風の強い日は砂利に何か書きこれていてもすぐに吹き飛ばされてしまうだろうな…と
思ってたんですよ」キラは彼女に見えないように後方の神社を恨めしそうに睨んでいた…。
「?」(やっぱり変わった子ね)。
(へっへ、結局名前は知れなかったな月。両澤が死に、この女に関わるなと言った今、再びこの女に
接近して名前を嗅ぎ出すのは結構しんどいはずだぜ。それでもほっとくわけにはいかねーだろうがな…)

キラたちが去ったすぐ後、その神社の境内に一人のホームレスが入ってくる。
「・・・・・やっちまったよ・・。両澤の野郎を殺やっちまった…! クソッ、いつも俺たちにちょっかいを出すからだ!
あの野郎が悪りィーんだ!!」
男は自分のねぐらから荷物をまとめた後、3番目の椅子付近にやってきた。
「ん?なんだこの字は、英語か?チッ、どうせ両澤の野郎が書いたんだろ!消しちまえ、こんなもん!!」
足で砂利をかきけした後、ホームレスもどこかへ消えてしまった。もう神社には誰もいない。
まるではじめから何事もなかったように風だけが吹きぬけていた…。
どこまで続くのだろう?
67ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:09 ID:f8ae5m2O
と、言うわけで黒猫のネタがないんでデス・ノート編で…って、またえらい長くなってしまった・・。
しかも書いてる途中、早売りみたらレイの婚約者とキラが出会うと言う今週の内容とかぶってたんで、
ネタバレじゃないけど(勘違いされてコピペされると困るんで)一応月曜日までおいといた。

>>55
ありがとん。

68ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/02 00:10 ID:f8ae5m2O
>>66
大丈夫、8までだから。
☆小「俺たちを蹴散らすゥ?馬鹿カ。てめぇら4人ともここで死ぬんだヨ」
サル「お、俺も入ってるぅ!?(ギャグ顔で)」
エキ「待ちな、トレインハートネットは通すんだよ」
☆小「うるさいナ、久々の殺しなんだ。邪魔するなヨ」

エキドナに、隊長クラスの霊圧を当てる☆小。

エキ「………!!(こいつらやっぱり危険だ。コントロールできない!!)」
列車「なんだかわからねぇがやる気なら相手になってやるぜ?」
スエ「いや、お前はクリードのところへ行け。俺達がお前をイかせる」
列車「でもよぉ…」
イヴ「トレイン。掃除屋は連携が大事なんでしょ?だったらここは私達にまかせて」
列車「姫っち……。わかった。ここはお前たちに任すぜ!」

そして、なんとか二人の援護のおかげでクリードの部屋の扉の前までたどり着いた列車。

列車「ここか」
列車は扉を開けた。

「!!」

部屋は血まみれでバラバラになった体が散らばっていた。
ドドドドドドドドドドドドド
クリードの姿を見つけるため部屋中を見回す列車。
ドドドドドドドドドドドドド
窓際に座っている人影がひとつ。クリードだ。
クリ「やあ、トレイン」
トレ「お前、これ……」
「!!」
列車は見た。クリードはセフィリアの生首を抱えていた。
生首は静かにまぶたを閉じ、まるで眠っているかのようだった。
クリ「目は覚めたかい?   トレイン」
クリードはやさしく微笑みながらそう言った。

つづく。
>>69
い、いかん……某キャラの
 「どうだい?
  まるで眠っているみたいだろう?」
の場面を連想しちまった……
さて、イブとスベンがあの最強能力をどこまで使いこなせないか見物だな
72名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/07 19:05 ID:eqridPuP
わらたw 
73ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/08 21:00 ID:HQdzhiRO
別スレで書いたデスノート予想だけど、せっかくなんで、こっちに一部改稿して転載。

予想してみる。
(捜査陣がLとあっていた時系列は少し前として…)
月はとっさにキラ捜査陣の誰かの名前(父親の仕事仲間として紹介され偶然この人物のみ記憶してた)を
書きこむ。 書かれた捜査員はちょうど照子が警察庁の前に戻ってきた頃(建物に入る前)、突然現れ。
警察手帖を見せ、外国人としてパスポートの提示を要求。
月が横で聞いてる中、名前を読みあげる。離れた後、当然なんらかの方法で死ぬ。

月は、照子も始末するが(先に書いといた内容で照子の名前の欄だけ書き直せばいい)、
呼び出した捜査員の照子に見せてた手帖の名前の欄が、別人だった事実を思い出す…。
こういった伏線は月に知らせとかないとストーリー上意味ないし。
(以後、別の捜査員が偶然月に接近した際も、月は見せられた手帳の名前が偽名である事をしっている
ので。名前を調べる駆け引きに持っていきやすくなる。予め父親のデータを覗いても意味のない事も)

その後、残りの捜査陣は、一人の仲間の死に嘆くが・・(特に父)。
死んだ捜査員がLに名前を名乗ってた事を思い出し、あまりのタイミングのよさに疑問をもつ。
見た目からして怪しいし、実はLの方から情報が漏れてるんじゃないか…と。
結果、捜査陣はまたLを信用するL派と信用しない派に分裂してしまう。

一方、Lはなぜ偽造の手帖を渡した捜査員が死んでるのか気にする。自分に落ち度がないのはわかってる。
事件そのものは突発的に見える…しかし警視庁内の捜査員の名前のデータもすでに書き換えてたあった
はずだしハッキングなどで、その場で調べた可能性もない。
と言う事は、キラはその捜査員の名前をかなり以前から知ってたはずだと推理する。
集まった7人の捜査陣の中にいたか、そのかなり近い関係者なはずだ…だが、面接の際、
トリックに引っからなかったから、 やはり捜査員の家族、知り合いにキラがいると、核心に行き着き始める。

今週の黒猫は・・いまひとつ考えにくい。もうちょっと能力ひねれなかったものか・・・。
創作するにしても敵の能力が単純すぎて・・。
74名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/20 16:54 ID:IpZFJK2j
ブラックラット参上。
未だに自宅のPCの調子が悪くつかえない・・。
このスレも沈みすぎてるんで勝手ながら上げさせてもらいまつ。
>>74
自宅のPCの調子が悪くつかえない・・。
 >ブラックラット“惨状”?
来週:エキドナ「こんなこともあろうかと」
1ヵ月後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
2ヵ月後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
3ヵ月後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
4ヵ月後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
5ヵ月後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
半年後:エキドナ「こんなこともあろうかと」
キリがねええー!
夢でアニメ化してた
>70
何のキャラだっけ…思い出せそうで思い出せない。
タッチ
>79
「アイーン」
82名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/30 22:27 ID:a2AvIaiZ
グリードの能力が暴走するんだろうな
83名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/30 22:28 ID:V4dfCb8Y
バリーがロケットランチャーでクリード撃破
まじめに考えると、
次回はクロノスの人達の戦い のみ

            当たってたら俺は神
れーるがんでちきゅーをはかいする
86名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/31 11:50 ID:eqv+pgWc
もっとセフィリアをいぢめて欲しかった
87名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/31 13:59 ID:3/GzR/Ri
はやく黒猫殺してセフィリアにイタズラしてください
88ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/31 18:48 ID:ofLZd/xT
カーソル動かない・・。とりあえずデスノート編 1

「リュークにひとつ頼みがある」階段の付近で月は話しかけた。
「なんだ月?」
「部屋の下ノ方にあるカメラは僕がそれとなく探す・・だから天井にある監視カメラはリュークに探してほしいんだ」
「いいぜ・・リンゴはやく食いたいからな」
「ありがとう。本棚や机のあるものは自然な形で探る事が出来るし。探し物をしている素振りでいれば
同じ場所を何度か行き来してても不自然じゃない・・でも天井の場合はわざわざ調べる事自体が不自然に見えるんだ」
「ふーん、そうか・・」
「ああ。それでいて天井にカメラを仕掛けた可能性はとても高い。天井には部屋主が気を向けにくい割りに、そこのカメラからは
部屋全体が見渡せる。ライトと言う電源もあるからな。仕掛ける方としては絶好の場所だ。だからこの仕事は姿の見えない
リュークに是非やってもらわないとまずいんだ」
「なるほど重要な仕事だ」うれしそうにリュークは鼻を鳴らす。
「よし、部屋に入るぞ! 部屋に入ったら、もう僕は一切お前としゃべらない。リュークもカメラを見つけてもいじるじゃないぞ」
「わかった」
「(問題は時間なんだ。今はまだいい。デスノートにあらかじめ書いといた名前で定期的に犯罪者は死に続ける。だが
その名簿が途切れた時、Lはこちらが身動き取れないのに気付くはずだ。そうなったときカメラを仕掛けた人間に
キラが絞られる・・それは避けないといけない。リュークとはリンゴで交換条件が出せてよかった・・。天井のカメラと
言う最大の難関を手伝ってくれるんだからな・・)」

バタン!  月が部屋に入った。まずは無言で上着と荷物を乱暴にベッドの上に投げ出す。
買ってきた本を本棚にしまい、続けて別の本を探す素振りを始める・・・

1,2冊の参考書をを取り出すと机の上に並べ簡単に目を通す。他の本を探しながら
空いたスペースを整理するように入れ替える。気に入らないのか何度か詰め替えた。
一度、イラついてゴミ箱をひっくり返してしまうも、そそくさと手早く片付ける(勿論その際に中身を確認した)。
机の上の本をしまいまた本棚を物色・・・・ぴくりと手が止まった。

「(ははーん見覚えないの本だ。案外シンプルな隠し方だったな・・)」
目にとまった本から指をどけ、なるべくそちらに目を向けないように別の本を持ってベッドに寝転がって読み始める。
「(さてひとつはわかった・・向きから言えばベッドの方向か。ここなら布団に潜れば見えなくなるな)」
ふと、上をみるとリュークガ見下ろしていた。本を天井にかかげながら読む振りをする。
リュークは無言で蛍光灯の角を指さしていた。「(サンキュー、リューク)」ウィンクで答える。
89ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/03/31 19:33 ID:ofLZd/xT
デスノート編 2

月は、しばらく本を読み続けていたが軽くあくびをし本を戻す。そのままごろりとベッドの中に入ると
本棚のカメラに背を向け仮眠をとる振りに入った。
「(さてふたつは見つかった・・。ここらで一度相手の出方を想像してみよう・・あまりあせって探し続けるのも不自然だしね)」

・・カメラと言っても万能じゃない。長い事動かし続けるなら電源がいるだろうからコンセントの付近か・・。
もしくは電池内蔵型もありえるだろう。数多く仕掛ければ死角は生まれにくいが部屋主に悟られやすい。
部屋主に一個でもバレたらおしまいなんだから、そんなに多くも仕掛けられないはず・・。せいぜい3〜4個程度か・・。

少ない数で出来る限り広い視野の確保。気付かれない程度の個数。
部屋内の明るさも重要か・・(赤外線対応なんかだと暗くても平気なのか?)。
・・とはいえベッドの下とかあまり重要なものが写りこまない地点に限られた個数で仕掛けるとも思えない。

こういった盗撮はあくまで相手が見たいものを中心に撮る。
考えろ・・。変質者でも、スパイでも自分の需要に合った所に仕掛けるはずだ・・。
相手の気持ちになって考えるんだ・・。もし僕ならどこに仕掛ける・・?

今見つかった天井のカメラで部屋全体のおおまかな撮影。本棚からのベッドまわり。
・・・残りは、やはり机の上が見える位置。なにか机に広げてたらそれが覗き込める場所がベストだ。
後・・・こちらの私生活が知りたいのなら・・・、
PC、テレビ、ビデオデッキとカセット、そして本棚。これらが一括して見える視野・・ベッド付近か。

机の上で怪しいのはスタンド・・。ベッドならどこに隠す?
枕は動く。布団の中は毛布で隠れたり、僕の寝返りにつぶされる危険がある。あまり低い位置だと、肝心な
物が写らない。
・・・・そうだ携帯の充電器があったな。あれなら寝てる最中に充電の表示が見えるようにベッド付近に置いといた。
いつも使ってるのと同じ機種のものにカメラを仕掛けといてすり替えるって手もある・・。
父が全面的に協力してるのならスタンドも携帯も同じものを比較的簡単に用意できる。

よし、だいたい目途はついた!

・・・果たして月の予想したとおりの位置にカメラは見つかった。月は数日かけて、慎重にそれらのカメラを確認した。
(勿論、それ以外の場所にないかどうかも確かめながら探した)

次は解決編。ちょい時間かかりそう・・。
(ちなみにここでの月の部屋の間取りは、よくわからないんで適当。盗撮知識もよくわからないんで適当。あしからず)











クリ「卍解!!」
トレ「!!」

クリードの体が徐々に大きくなっていき、化け物になっていく。
そしてついに城と同じ大きさまでになる。
もうかつてのクリードの姿ではない……。

トレ「なっなんだこりゃ!?ひぇ〜」
クリ「ふはははは、トレイン!!これが最終形態だよ!!
   僕とイマジンブレードが融合した究極の体だ!!
   正に神だ!!ははははは!!」
トレ「くっ!!」
クリ「くくくく!!もう君を殺す事など造作もない!!
   君に突進してつぶしてしまえばもう終わりだ!!」

突進の体勢に入るクリード。

トレ「………」

銃に電気を充電し始める列車。

トレ「最後の一発だ。クリード、これでお前を止めてみせる」
クリ「くくく!!そんなちっぽけな銃で、この究極の体を傷つける事などできるか!!
   いくよトレイン!!終わりだ!!!」

突進するクリード。放たれるレールガン。
ズドォン!!
衝突する二つの力。

続く。
クリ「ぐぐぐ!!な、なんだと〜!?」

一発の銃弾に塞き止められている巨大化した究極クリード。
疲労でひざまずくトレイン。

トレ(たのむ!!決まってくれ!!もう俺には鼻くそをほじる力もない)

そのころ、城の中のスヴェンやイヴやクロノス達が、
トレインたちの戦いで揺れいている城に戸惑っていた。
「くっ、やつらいったいどんな戦いをやってやがるんだ!?」
「もうこの城がもたない!!脱出するぞ!!」 などなど。

そして、
トレインの放った銃弾が勢いを失いつつあった。
クリ「くくく…残念だったね、こんなもので僕が倒せるはずがないだろう」
トレ「駄目か……」
? 「あきらめちゃ駄目ッス」

諦めかけてたトレインの耳にどこからともなく声が聞こえてきた。
そして、息を吹き返すように、瞬時に銃が充電された。

トレ「その声は……サヤ!?」
サヤ「掃除屋は最後まであきらめちゃ駄目っすよ」
トレ「へっ、そうだったな……」
クリ「!!」

クリードは見た。
透けているサヤが、トレインと一緒に銃(ハーデス)を持っているのを。
銃口は自分に向いている。

クリ「こっこの女ぁああ!!また僕の邪魔をするのかぁ!!」
トレ「これで本当に最後だ!!」

かつてない程の強力なレールガンが発射され、
弾丸はクリードの体を突き抜けた!!

クリ「ぎゃあああああ!!」


続く。
パクリのオンパレードですな
クリードの猛攻になすすべの無く防戦一方のトレイン――

 場面が切り替わって、リバーに追い詰められるエキドナ……。
エキドナ「負けを……認めざるをえないな……
      だが……大勢は喫した。
      最早、あの方を止める事は……」
リバー 「……そうかな?」

「数」の攻撃に苦戦するスヴェン達――
スヴェン「お前達は知らな過ぎる……
      ブラック・キャット(トレイン・ハーネット)を!!」
 言い放ち、敵の攻撃を回避する。
スヴェン「確かにあいつは無敵でも、とびきり強いわけでもない!!
      オレ達がいなけりゃ、何度やられていたかわかりゃしない――
      だがな……!
      今日、ここに悪鬼を倒すべく集いし者達が居る事……
      そして、それらを導いた力……
      それこそが……
      『ブラック・キャット』の強さなのさ!!」

――ブラック・キャットは勝つ!!――
94ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE :04/04/04 14:51 ID:2n7vFm12
94
知欠がパクリを認めて謝罪する。<マジで希望!
ブラックラットのオナニースレだな
971:04/04/06 14:22 ID:mJIH9xrR
動けないセフィを背後に庇う列車。
栗は色付き7本の腕(レインボーアーム)でトレインを攻撃。
栗「後ろの女(セフィ)を殺されたくなければ僕と闘って倒すことだ!」
もし避ければセフィに当たってしまう!
栗の猛攻を全てハーディスで防ぐ列車。
そこへ駆けつけるイヴ達。(猿は栗と会いたくないらしく下の部屋で待ってる)
なんだかんだでバトルを見守るイヴ一行。

なおも攻撃を耐え続ける列車だが、その時ハーディスにヒビが!
イヴ「大変、ハーディスにヒビが!」
素便「トレインの能力(と書いて『ちから』と読む)にハーディスがついていけてないのか…。
   俺らも加勢するぞ!」
しかし不動他がやってきて止める。
不動「あいつを信じて見守ってやれ…。」

そのとき栗が素便他に気付く。
栗「トレインをおかしくした奴らか…絶対に再戦して今度こそ殺してやる!
トレイン、君との遊びは終わりだ。残念だが本気で決めさせてもらうよ!」
7本の腕がまとまり巨大な一本の腕になる。超高速な超怪力攻撃。
列車(やばい!)
列車はなんとか防ごうとするが、耐え切れずハーディスが壊れてしまう。
怪力で床や壁も崩れ、列車とセフィは瓦礫と一緒に階下へ。
そして爆発。(セフィの死ぬと爆発するやつ)
イヴ「トレインー!」
栗「さようなら、トレイン…。」
一人ひたっている栗。
イヴ「トレイン…また、いつもの策よね…?トレイン…トレインー!」
素便は不動他に詰め寄る。
素便「どうすんだよ、トレインがやられちまったじゃねぇか!」

続く
982:04/04/06 14:35 ID:mJIH9xrR
栗は自分の強さにひたりきり、列車との思い出やこれからの世界征服に思いをはせている。
素便「こうなったら俺がクリードを…!」
クリードを撃とうとする素便の横から飛び出していく影。イヴだった。
イヴ「私は信じない…信じないわ…。」
穴から階下に降りるイヴ。
しかしそこにあったのは、瓦礫の山、列車の服についてたドーナッツ、セフィの剣、
そして一面にべっとりと広がる誰かの血液と肉片…。
イヴ「あ…ああ…あああああああああああああー!!!!!」
錯乱状態になるイヴ。その声に栗も流石に正気に戻る。
髪の毛パンチで栗を思いっきり殴り飛ばすイヴ。驚く周囲。
素便「クリードを…!」
女優「殴り飛ばした!」
そのまま髪の毛パンチでラッシュ、栗を殴りまくる。
しかし第三の手によってガードされる。
栗「残念だけど僕は君よりあの男(素便)と戦いたいんだ。エキドナ!」
栗がそう言うと、空間が開き、凄い勢いで周りのものを吸い込んでいく。(女優の能力発展系)
イヴ「きゃあああ!」
吸い込まれそうになるイヴ。柱に捕まってなんとか耐える。
イヴ「いやよ!クリード、あなただけは許さない!」
栗「君は戦いには向かないタイプだな…。」
イヴは栗を睨みつける。が、その時吸い込みがパワーアップ。柱から手が離れてしまう。
イヴ「トレイーン……!」

その時、イヴの声に反応するかのように一発の銃声が…!


えーと、列車は復活して銃声は女優を撃ったもので気絶させたから空間は閉じた。
何故生きてたかというと実はあのとき列車は栗の攻撃で瀕死の重傷をおったけど
階下に居た猿が道の力をどうこうしてなんとか列車を全回復させた(奇跡系)。ハーディスも一緒に復活。
そして力を使い切った猿はもう俺は用なしだからとセフィの爆弾を奪って自爆(なのでセフィは死んでない)。
血とか肉片は猿のやつだった。
列車は爆発に乗じて栗たちの後ろに回り込もうとしたら女優がいたのでちょうど良かった感じ。
復活したハーディスは霊るガンの回数も何故か普通の弾の回数も回復。しかもなんかパワーアップ。
これで完全に列車が勝つと思われたが、栗が最終手段「島ごとナノマシン&道化」をやりはじめて島や館のいたるところから
Lv3の妄想剣みたいのが生えてくる…

ここまで書いてめんどくさくなってきた。
封神かよ
 5年前に意気揚々と訪れ、そしてすぐにもどらざるを得なかったこの街並みというものは、中を歩いて見回せば確かに壮麗なものだった。
 懐かしさを感じるのはおかしいのかもしれない――トレインは顔に出さずに苦笑した――だが、どこかで確かに懐かしい。
 考えてみれば、ここが自分の旅の始まりだった気もする。
 並木の種類をいちいちプレートに書き記してあるのは、誰に対する親切なのか。
 それは分からないが、読む気が無ければ関係ない。
 急ぎはしない旅路だが、トレインは早足で街の通りを進んでいった。
 どこまで続く旅なのか。
 生きている限りなどと洒落たところで、そこまで続くはずはない。
 街の空は、快晴だった。
 見上げ、両腕を広げ、伸びをしてもほかの通行人にぶつかりはしない。
 そんな広い道の真ん中で。
「そうだなぁ……とりあえずは」
 声に出して呟く。
「どこでもいい、一番遠くに向かって歩いてみるか」
 光り輝く太陽を、彼は指差した。
                                             〜Fin〜
101ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/08 22:55 ID:pBJQQxYI
カーソルが動くうちにこっちにコピペ。デスノートバレスレに書いた奴。
・総一郎帰宅編、その1

夕刻、夜神総一郎はビクビクしながら帰ってきた。足取りは重く、その表情は汗だくで苦しげだ。

(回想
「では夜神さん、今日はもうお帰りなさい」「え!? 私は帰っていいのですか?」 Lはそっけなく答える。
「いいですよ。たまに帰ってあげないとご家族も心配するでしょう。それに…どうせならあなたが
色々ご家族を刺激して何か引き出しやすいように誘導してくれると…うれしいんですが」
「うぐ、あなたが監視している家と知りながら、そこに帰らないといけないとは・・」
苦しげに答える総一郎に、Lは片足でもう一方の足首をボリボリとかきながらぶっきらぼうに答える。
「お手数おかけします」「う、う・・」総一郎は何か言いたそうにLをしばらく睨んでいたが背を向けそのまま退出した。

ふらつく足取りながら自宅にまではなんとか帰りついた。
しかし玄関前までたどり着いた総一郎はしばらくの間、ぼんやりとノブを見続けてたのだった。
頭にあるのはひとつ・・この扉の向こうで何も知らない家族を第三者に覗かせているのだ。
罪悪感とも後悔とも知れない感情が総一郎の胸いっぱいに広がっていた・・。
どの程度の時間が立ったろう・・総一郎は思い切ってノブをまわした。

家の中は暗い・・。
家人は出かけてるのだろうか。今日に限って総一郎にはこのまま誰も帰ってこないでほしいと願った。
「おーい。い、いま帰ったぞォー」 玄関口で大きく呼びかける。少し酒気を帯びてるようだ。
「はあはあ、どうしたァ?誰もいないのかァー。・・・・そうかァー誰もいないか・・」 少しほっとした。
台所にたどり着くと、蛇口をひねり赤い顔のほてりを隠すように、水柱に首ごと突っ込んだ。
「く、くそ・・なんで私がこんな仕事なんか・・」 その総一郎の後ろに影が立つ。
「おかえり、父さん・・」
「うわぁ!」 突然の呼びかけに腰が抜けそうになった。「ラ、月か・・。母さんとサユはどうした?」
「さあ・・買い物にいってるんじゃない?」
「そ、そうか・・。いや、なんでもない。今日は疲れてるんだ。先に寝ることにする・・」
そういって部屋にさっさと自室に入ってしまった。
その後姿を眺めながら月は口元を隠し見えないようにニヤリと微笑むのだった。
102ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/08 23:17 ID:pBJQQxYI
・総一郎帰宅編、その2

暗い部屋の中、そこで総一郎は目を覚ました。
リビングの方が少し騒々しい。どうやら妻と娘も帰ってきてるようだ。
「さて、いくとするか・・」 そう思ってあたりを見回す。
そういえば、Lはこの部屋にもカメラをつけたんだろうか・・当然だ。妻と兼用なんだからな。「やれやれ・・」

ちょうど食卓が広がっていた。
「あ、おとうさん。おかえりなさーい」「ただいま・・サユ」「久しぶりの家族そろった食事かー。うれしいなァ♪」
「うん、そうだね。ここんところ帰れなくてすまなかったな。月、お前にもさびしい思いさせてしまったな・・」
月は、その父親の呼びかけには答えなかった。
「あなた、少し疲れてるようですが・・」 妻が心配そうに顔を覗き込んできた。
「なんでもない・・とりあえず、私の分も盛ってくれ」 そのまま席に着く。
やはりLはここを見ているんだろうか?さて、どうやって「何か」を誘導すればいいんだろう?
考えてみれば、私もLも「キラがキラらしく人を殺す」その証拠と言うのがなんなのかを皆目、
検討もつけてないのだ。 せいぜいわかっているのは名前と顔が必要な程度・・・・・・・・・・これでどうすりゃいいんだ?
総一郎、とりあえず話しかける。
「あー、えーと、その・・なんだ。月、最近の様子はどうだ」 「? ・・・なにが?」
「あ、いや、そのなんだ・・。色々・・ほら、あるだろ?いろいろ、と・・何か・・こう・・えーと」
「とうさん・・・言いたい事がわからないよ」 月がムッとして答える。
「あ、あ・・じゃあ…いい。 サユ、お前の方はどうなんだ? 何か・・その最近変わった事とかはないのか・・」
「変わったこと・・? そーだね。 新しいケータイが欲しいとか♪」 「こらサユったら!」と母親。 
「いや…いいさ。 そ、そうかサユは新しい携帯が欲しいか? そうだね、今度買ってあげるよ。
 いろいろ今も迷惑かけてるからな・・」 「え・・今も迷惑って・・なにが?」 屈託なくサユが答える。
「い、いや、なんでもない!勿論、なんでもないさァ!」 突然、興奮した様子で声を上げた総一郎に不安げに妻は尋ねた。
「あなた・・やっぱり今日は調子が悪いみたい・・。もう少し休んできたらいかがです?」
「あ、ああ。そうするよ。そうだな(すまんな、L。やはり私にはこういった仕事は向いてないようだ)」

一方、Lはソファーにサルのように腰掛け人事な様子でモニターで見ていた。
「ダメだな〜、夜神さん。もっと強く押して聞かかないとぅ」

「そうだ。あなたお風呂はいいんですか?」
「いや、いい。今、臨時本部としてるホテルに風呂は着いてるから、体はきれいだ」
「そうですか・・。じゃあサユ、あなたが入ってきなさいよ」 「は〜い♪」
それを聴いた瞬間、総一郎の頭にLの顔が浮かび思わず叫んでいた「絶対にいかん!!!!!」 
 「お父さん・・どうしたの?」「どうなさたっんです、あなた?」
さて、心配そうな二人を横目で見ていた月。さっきから総一郎に対してあえて不機嫌そうな態度をとっていた様だが・・。
内心、なにか魂胆があるらしい。「(そろそろいいかな?)」

ドンッ!唐突に月が強く箸をおいた。「とうさん、聞きたいことがあるんだ! これは、なに?」
強い口調で発しながらあけた手の平。そこには小さなカメラがあった。月の部屋に仕掛けたものだ。

「へー 面白くなってきたぞ」
相変わらず気楽な感じで事態を見守っていたLはつぶやいた・・。
103ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/08 23:28 ID:pBJQQxYI
・総一郎、帰宅編、その3

「・・・あ、あ・・そ、それは・・」月の差し出したカメラを見た瞬間にも総一郎の顔面は蒼白となった。
一刻も早く、ここから逃げ出したい!いや、手に刃物でもあれば腹を切ってしまいたいくらいだった・・。
「・・そ、そ、それは・・。そのォ・・」
「これは僕の部屋で見つけたんだ。しかも探したらまだ大量にある・・。
とうさん。まさか僕達の部屋に監視カメラを・・」
「やだ・・父さん!まさか、うちのお父さんに限ってそんな事しないよね・・?」
 サユが信じられないような表情で総一郎を見る。
「ち、違うんだァ!!サユ、これは・・仕事なだったんだ・・!私はそんな気は・・」
「仕事って・・。じゃあ、本当に父さんが・・!?」 サユの目ははもう涙目で、今にも泣き崩れそうだ。
「きまりだね。父さんは僕達に内緒で、僕達の部屋にカメラを取り付けていたんだ」
こう月が言い放った途端、 総一郎は落ちた。
「ああ・・ああ・・。そう、そうなんだ・・。私はお前達の・・いやこの家全体に監視カメラを付けさせてしまったんだ・・」
総一郎はうなだれた様子でポツリポツリと白状し始める。その様子に、母はただ狼狽し声も出せない様子だ。
「仕事だったんだよ・・。こんな事、私だってしたくなかったんだ・・。だがね・・ここんところのキラ事件では
明らかにキラ側にこちらの情報が漏れてるんだ・・。捜査関係者の身内が疑われてる・・」
「言い訳はいいよ。どんな理由があろうとも家族を覗くなんて姑息以外の何者でもない」 
月はさらに吐き捨てるように言った。 「うう・・」 総一郎は力つきた様子で、その場にひざまづく。
うわ言の様にか細い声をゆっくりと絞り出すのが精一杯だった。

「すまないな・・みんな。すぐに全部取り外させる・・。なんならお前達今日はホテルにでも泊まってくればいい。
その間に私は連絡してカメラは取り外させるから・・。こんな事、最初っからLに反対しとけばよかったんだ・・。
ああ、そうさ。私の家族にキラなんて最初っからいるはずなかったんだからね・・」
(やはりLのアイディアだったか?)
「とうさん・・父さんのそういう態度は評価できる・・けどね、もうこういった行為は二度と しないでくれ。
そうでないと・・・父さんを見下げ果ててしまうから・・・。そんなの僕達もつらいんだ・・」
 「も、勿論さ、月・・」  最後まで主導権を握ったままの月に、総一郎は疲れきった様子で答えた。

(全て、うまくいった。L、お前の誤算だよ。カメラを取り付けると言うお前の要望が、むしろ僕のアリバイを作り。
アリバイが出来た後はあっけなく取り外させられた。いつバレても不自然な程のカメラを取り付けたのも間抜けだったな)

「あと、ひとつだけ。父さん、僕がいない間、僕の部屋のものにはあまり手を触れない事、勿論サユもだ。プライバシーが
あるんだ」もう、答える気力もない総一郎は、うんうんと首をうなだれるだけだった。サユも母親ももう何も言わない。
全ては終わった事なのだ。

・・・その時。突然、電話が鳴った。
この場の空気を少しでもかえたいと母が受話器を取る。
「月・・、お前にだって・・」「僕に?(誰だ、こんな時に・・ユリちゃん?)」 
「まさか電話まで盗聴してるんじゃないだろうね?」 月は冗談めかして言いながら受話器を受け取った。
(まあ今さら、どうでもいいんだけどね)「はい、月です」 
だが、電話口の相手はなにも答えない。もう、そろそろ切ってしまおうかと思い始めた頃だった。
電話の相手がポツリとつぶやいたのだ、小さな声で。「知ってるかい・・? 死神はリンゴしか食べないんだってさ・・」
思いもかけない言葉が耳に飛び込んできた事に月は総毛だった。
一瞬だったろう・・。いや、一瞬だったはずだ。だがメッセージを聞いたその一瞬、月の表情は確かにこわばったのだ。
「ビンゴ… いい表情だ・・人間、勝ち誇ってる時が一番気が抜けるもんだよね・・」 そう言って電話は突然キレた。
ツー、ツーとなり続ける受話器をいつまでももってるままの月に母が尋ねてきた。「どなただったの?」
「さあ、知らない・・。でも、たぶん・・イタズラ電話だったみたい・・」出来る限り表情を崩さず答えたつもりだった。
電話口の相手はわかっている。Lだ。Lは、今ここを見、たった今電話口の向こうから話しかけてきたんだ。
間違いはなかったはずだ。何ひとつ、証拠は残してない・・。
わけのわからないメッセージを聞いた表情がなんの証拠になるっていうんだ・・・・・・。
104ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/13 19:02 ID:L9EOOtIW
35 名前: ブラックラット ◆2qMJPsIziQ [sage] 投稿日: 04/04/11 06:15 ID:I+ZmHI7X
あえてバスジャックと逆の展開。


試験会場に突然。強盗犯人が逃げ込んでき立てこもる(偽Lの事もあるし。Lも犯罪者と交渉する事で操作できる)。
犯人「俺は今しがた強盗に押し入って逃げてきた○○○ってんだ!オラ、おとなしくしてろ!!」
生徒は全員人質にされる。
怖がる生徒達の中、二人だけその自体を落ち着いた様子で見守る人間がいる。もちろん月とLだ。

月:犯人の顔は見た。名前も名乗った。自分と他の生徒の身を守るためにもノートを使う理由には十分だ。
L:この事件自体がL自身が仕組んだもの(被害を出さないよう○○○には言ってある)月の行動をじっと見守る。

月が取り出した切れ端しに何かを書き込む・・犯人がなんらかで死ぬ。
月からすると自分がいた会場に、キラ事件として警察が介入してくると面倒。なるべく心臓麻痺でなく、
自然な死に方にさせた(犯人の持ってた銃の暴発とか)。

逐一、なりゆき見守ってたLは、月がノートに何かを書き込んでる様子が印象に残った。
L「とりあえず何か書いてたのは記憶しておこう。報道規制をしてたので犯人の名前や顔写真はマスコミに
伏せられてた。死亡が偶然の可能性もあるが、キラの犯行ならこの会場内の人間以外にはありえない・・」

・・・・と言った感じ。問題はこれだと、「屈辱」が入ってない。
月「しまった! …せっかく10分前に来たのに。試験そのものが中止になった。屈辱だ・・」
黒猫は・・・
106名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/14 23:54 ID:O1V0MXnO
クリ(!!!?な…なんだ!?何が起こった!?)

クリードの目に映る風景は歪んでいた(左手で描いた絵)。

クリ(ヒビ!?イマジンブレードにヒビが入ったのか!?)

虚ろな目でよろめくクリード。
そして、レールガンを充電し終えた列車。

トレ「いくぜ、クリード!!」
クリ(まずい!!来るぞ!!まともに食らったらヤバイ!!……こうなったら!!)
クリ「うおおおおおおおおおお!!!」
トレ「なにっ!?」

ヒビが急激に修復し、イマジンブレードは大きく形を変えていく!!
イマジンブレードはクリードの体を覆い、鎧となった!!
そして、世界中に散らばる王皇聖石が飛んできて鎧にはまってゆく!!

トレ「ちっ!!」

トレインは地面を蹴って後方に跳び、クリードの間合いから離れる。

クリ「LV.3の第二形態!!もうこうなったらうまく手加減ができない。これで本当に終わりだ、トレイン!!」
トレ「ちぃ、参ったなぁ……。レールガンを撃てるのはあと2発だっていうのに」

大ピンチトレイン!!クリードの暴走を止められるのか!?

続く。
しもた… orz
108ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/17 09:22 ID:AsbV0pmA
>>105
・・・だってセフィリアたちが出てきた頃は不確定要素が多くてまだ予想考えるのが面白かったけど、
今の状況はジャンプお定まりのラスボス戦・・しかも次から次にただ新しい技の応酬しかされない。
どうしてもワンパターンで、先の読めないデスノの方がやりがいがあるから・・。
でも君のデスノの予想カスリもしないね。
110ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/17 18:55 ID:AsbV0pmA
まあ、元々当てるつもりでは書いてないし・・。
じゃあ書くなよ本当に気持ち悪い。
ほとんどお前一人の作品披露の自己満足スレじゃないか
112名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/17 19:41 ID:UiEttgyA
やっぱオナニーか
>112
 つまり、公開オナニー。
 ……ブラックラットは露出狂な変態さん?
114ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/17 22:44 ID:5jM/E/Cy
・・・そんな、いじめんでも。>>17の通り、隔離スレと判断してるんで。

79 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 04/04/17 19:36 ID:AsbV0pmA
クリードの攻撃により粉々に破壊されたハーディス。
セフィリア「ハートネット、これを!」
倒れていたセフィリアがトレインに渡したもの、それは・・

列車「こ、こいつは・・オリハルコンのライフル!?」
セフィリア「それなら10km先のノミでも撃ち殺せます。
    ・・本当は欠番だったナンバーズに渡すつもりのものでした、でも今はあなたに・・託します」
列車「ありがてェー!こいつならクリードを倒せるはずだ」

スパーン!!

ライフルに指をかけたトレインは、そのままライフルでクリードの顔面をひっぱたいた。
セフィリア「!」 自慢げにトレインは言い放った。
列車「やっぱな・・エモノが長くなってると当てやすいぜッ!」
  セフィリア「(T-T)・・ああ、それはそんなつもりで与えたんじゃないのに」
115ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/17 22:49 ID:5jM/E/Cy
49 名前: ブラックラット ◆2qMJPsIziQ [sage] 投稿日: 04/04/17 22:18 ID:bltntrR6
>>35
最終回、ついに証拠を押さえられた月はLたちに周りを取り囲まれた。
L「あきらめるんだね・・月くん。君にもう逃げ場はないよ」
月は一度深く息をついて、静かに笑って言った。
「投降するよ・・。この世界には僕が必要なはずだ。裁判だって・・・絶対、勝つさ・・勝てるはずだ、僕なら!」
「ふふ相変わらず、ある意味で諦めが悪い。でも君のそんなところが好きなんだがね・・・」

しかし・・Lがそう言い終わった途端、月の口から突然血が止め処もなく流れ始めた。
「ば、馬鹿な・・」胸元を赤く染め続けるも血は止まらない・・。
呆気にとられたLたちの見守る中、月はあえなくも絶命した。

後日、報道されたその様子を半笑い気味に眺めていたのは、誰あろうか粧裕だった・・。
「ありがとう、死神さん。うふふ、本当は前からうざっかったのよね、あの兄貴・・。
                               ちょっと勉強見たくらいで恩着せがましくって・・」
その手には新たなDEATH NOTEを持って・・。
116ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/17 22:50 ID:5jM/E/Cy
ちなみにID変わってたけど、>>114のも自分の。ちょくちょく名無しでも書き込んでるもんで・・。
>>116
コテハンやめれば?
コテハンってだけで煙たがれたり嫌われたりするから・・
あと>>17じゃなくて>>27な。
しかも自分で隔離って決め付けてるだけじゃん。
その辺設定房っぷりを感じさせる
なんかあんた次回予想は厨房臭くて痛々しいし、それこそ自己満足。
個人的にはあんたみたいな引き出しの多い人は最終回スレで活躍してほしい
118ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/04/18 00:52 ID:tJGq+1c7
ああ、本当だ。>>17じゃなくて>>27だった。ご助言通り、訂正するよ。
引き出し多いといってくれるのはありがたいんだけど・・元々ここのスレより最終回スレの方が
古いんだよね(ついでにあっちはあっちで元ネタありのものじゃないといけない・・ぽい。以前、注意された)。
こっちは、それこそ丁度、自分が来週予想書き出した頃に誰かが立てたスレなんで、あっちより言うと
書き込みやすい。スレ主にも注意されたわけでもないし。

内容が痛々しいのは申し訳ないけど、そういう場合は見てくれなければ・・。
なにか2ちゃんブラウザを使ってるのなら「ブラックラット」であぽーん設定でもしてくれればすむし。
このスレ自体、書き込みに来てる人間は少数だし(はっきり言えば過疎スレ)。さして人に迷惑はかけてないかと・・。
第179話「精神をへし折る」
トレイン唐突に衣服を脱ぎ始める
「き、君は何を考えてるんだトレイン!」あせるクリード
股間に目をやるとトレインのドス黒いイチモツはギンギンだった!
「テメーこそへし折れるか?俺のナニが・・・」
トレイン両手を腰にやり己のモノを自慢げにさらけ出し不敵な笑みを浮かべる・・・
「醜い・・醜いよ!あの女のせいでここまで堕落していたとは・・!!」
「それは違うぜ、クリード!俺はサヤのおかげで自由を手に入れた!
 抹殺者としてクロノスの元にいたころは皮を被った情けないナニだった
 男として自信をもてなかった!しかし今は違う!サヤのおかげ(医者紹介)で
 こうやって人前で堂々と己のナニを見せびらかす事ができるようになったんだ!
 テメェは剥けてねぇはずだ・・・だから憎いんだろサヤが・・・・」
「殺す!!」怒りの形相でものすごいオーラを出し襲い掛かるクリード。
全裸のトレインは成す術も無く一瞬にして真っ二つにされてしまう

数年後・・・クリードは星の使徒を再結成し、全世界を掌握し神となった。
しかし彼はトレインとの死闘のあの日以来、自身の「道」を封じていた・・・
いや、正確には「道」が使えなくなっていた、ちなみに世界を掌握できたのは
新たに加わった優秀な(特に頭が)「道使い」達のおかげであった。
そう・・・あの日クリードの精神はへし折れてしまったのだ
夢見がちな自分の目の前で小汚いブツを顔色一つ変えずに晒す憧れの男
さらにはその男に自身の抱いていたコンプレックスをさらけだされてしまった・・・

結末がどうであれトレインの体を張った試みは確かにクリード精神を打ち砕いていたのだ

fin
>>118
 結局、自己満足の為じゃないか……。
 だったら、自分のサイトでも立ち上げて、そこへうpしときなさい。
 自分のソロ活動写真を公開するが如く……
実はうち,ちょっと前まで死ぬことをほんの少し考えていました。
「生」と「死」にうちと同じような意見を持っている友達にその事を話しました。
すると友達は「本気で死にたいんなら死ねばいいんじゃない?
でも死ぬことって一種の『逃げ』だよね。逃げてもいいの?」と言いました。
うちはその言葉が深く胸を突きました。ある本のあとがきにはこう書いてありました。
「もちろんわたしも,こどもが自殺なんてとんでもないと思う。
しかし,それは『こどもが宝物』だからじゃない。
たかが十年やそこらしか生きていないようなガキが自殺なんて,それは『死』に対して失礼だからだ。
死とは,もっとたいせつにあつかうべきもの。生とおなじく,尊敬されるべきものだ。」
この言葉をよんで「あぁまだ死んじゃいけないな。りっぱな大人になって,
『人生勝った!』と笑いながら死ななくちゃいけない」と思いました。
でもまだ人間と大人に対する気持ちが変わりません。>>1さんの言った通り,
人間は意味を探す為に生きる生き物だから,少しずつ気持ちを変えていこうと思いました。
長くなってすいませんでした。でも最後にひとつ。
このスレにいてよかったと思いました。皆さんそれぞれのレスが見れて,
そのレスで人生が変わろうとしています。
>>121
誤爆?
デスノスレに厨房キター
「黒猫スレでも書いてます♪感想ください☆ミャハ☆」と
ご丁寧に誘導してました
案の定ここでも浮いてたね
第一話「ブラックラット誕生」

ブラックラットは正直驚いていた・・・
そしていくつかの疑問を抱いていた
「何故だ?何故俺の次回予想がうけない?」

コテハンを名乗る前・・・
彼は名無し時代に色々なスレッドで次回予想を書いた。
そして返ってくるレスは「ワラタ」「禿ワラ」などと好評を得ていた。
しかし彼は何か物足りなさを感じていた・・・
おもしろい予想を書き込む→うける。また書き込む→うける。
この繰り返しのなかで足りないものとは・・?
彼は考えた・・・毎回おもしろい書き込みをしても
ここでの自分は所詮「名無し」覚えてもらえないのだ。
「名無し」ではアホな書き込みをしてる香具師と区別がつかない、
そう、彼に足りなかったものは「ハンドルネーム」
俺はおもしろい予想ができる、
毎回おもしろい予想を書き込んでいるのはこの俺だ!
そう皆に覚えて欲しかったのだ!

さて・・・ハンドルネームは何にしようか?
俺はよく黒猫関連のスレを中心に活動していた
黒猫・・・「ブラックキャット」これを捻ってみるか・・・
キャットは猫・・・ん?キャットとラットってなんか響きが似てるよな
猫も兎も愛される小動物・・・なんか通じるものがあるな・・・
よし!「ブラックラット」だ!今日から俺は「ブラックラット」
黒猫関連のスレを脱兎の如く?活躍する黒き文才「ブラックラット」だ!!

続く・・・かな?
125ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/09 01:39 ID:2fEA7+2H
>>124
禿ワラ・・・危うく笑い死ぬかと思った。_| ̄|○

>キャットは猫・・・ん?キャットとラットってなんか響きが似てるよな
>猫も兎も愛される小動物・・・なんか通じるものがあるな・・・
>よし!「ブラックラット」だ!今日から俺は「ブラックラット」
>黒猫関連のスレを脱兎の如く?活躍する黒き文才「ブラックラット」だ!!

× 兎  (ラビット) rab・bit
http://dictionary.goo.ne.jp/voice/r/00070266.wav
━━ n. 家ウサギ; ((一般に)) ウサギ; その毛皮; ウサギ肉; 〔英話〕 競技のへたな人; =Welsh rabbit.

○ ネズミ   (ラット) rat
http://dictionary.goo.ne.jp/voice/r/00070307.wav
━━ n. ネズミ ((cf. mouse)); 〔話〕 裏切者; スト破り; 密告者; 〔米〕 かもじ; 〔俗〕 …によく通う人.
like a drowned rat ぬれねずみになって.
Rats! 〔俗〕 ばか言え!; えーい(畜生)!; まさか.
 rat・bag 〔英俗〕 嫌なやつ, 役立たず 

どちらかというと黒猫に対して、小汚いネズミぐらいのニュアンスで使ってたんだけど。
・・でも、文章書こうって意気込みは(・∀・)イイネ!!

ただ最初と中盤でブラックラットの書いてきたモノが受けてるんだか受けてないんだか
一貫性がないのが問題だと思うな。本当は受けてないんだけど、本人が受けてると
勘違いしてる設定にしたいなら、読み手にそう伝わるように表現しないと。

君が何か書きたいと思ってるのなら応援するから、がんばりなよ。
126名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/09 12:21 ID:nVSGmC4m
パトロールage
127名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/09 12:35 ID:Q8dncXpw
来週の黒猫(が無事連載されてるか)を予想するスレです
(・∀・)ニヤニヤ

 ◇◇◇◇◇◇◇ 連 載 終 了 ◇◇◇◇◇◇◇◇
ブラックラットってモタリケ大好きみたいだな
皮肉言ってもなんかごまかしてるし・・・
自分がウザイというのをわかっててウザイ書き込みをする
一番ムカつくタイプ。消えてくれよ。
っていうかお前含めて数人は黒猫の予想してないから
このスレから消えろよ、デスノの予想はよそでやれ
終了までになんば〜ずは全員そろうのか?

…もうそろってたっけ?
131ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/15 22:58 ID:s9bLZaPm
>>130
まだそろってなかったよ。
第二話「宇宙」

124「くそ!ブラックラットめ!こんな屈辱は生まれて初めてだ!!」
124は苛立っていた、間違いを指摘されたこと、
6行目の空白は話を過去に遡らせる為の空白であって
最初は受けてるのに後で受けてない一貫性が無いと勘違いされたこと
「名無しからコテハンにしたから受けなくなったでけじゃねーの?」
と、いう暗黙の法則はとりあえず置いておくとして・・・・
124は何より文才気取りで指摘するその態度に苛立っていた。
「糞!絶対揚げ足を取って反撃してやる!いや、アイツの名前を発見し次第
 氏ね!って書き込んでやる!!」
彼はそんな厨房くさい事ばかり考えていた。そして遂に某レスにて・・・
「ブ、ブラックラットォォォ!!見つけたぜぇ!レスしてやる!」
彼は書き込み欄に中傷文を打ちまくった!!打ちまくった!!打ち・・・



と、今頃124は復讐に燃えているだろうな・・・とブラックラットは思った。
ブラックラットは少し考えていた、こんなアホな事を妄想する自分の想像力の凄さを・・・
彼の頭の中はネタの宝庫、とてつもない空想ばかりで毎日が楽しくて仕方が無いのだ
そもそも彼が次回予想を始めた理由は自分のネタを誰かに披露したいからであった、
そしてハンドルネームがあれば予想が当たった時「神!」と称えられる。
名無しでは当たったとしても一時的に崇められ忘れ去られてしまう
前にも述べたが皆に覚えてもらうことが大事、いわば「知名度」だ。
この俺の宇宙(脳)でいずれ次回予想の神として週刊少年漫画板を支配してやる・・・
誰もが恐れ敬う予想神「ブラックラット」としてな、クククク・・・・

続く・・・かなぁ?
>>132
 続かない。
>>131
ファン?
>>132
面白杉。
136ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:27 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 1]
鬼星隊に勝利したイヴとスヴェン。
「あとはお前、ひとりだな・・エキドナ」「よくも・・」  バタバタ「お、追いついたようだぜッ」
さらに二人と一匹がエキドナと対峙しているところへ、ナンバーズの面々も空中楼閣まであがって来た。
「潮時だな。紳士は女を泣かせないもんだ。おとなしく頼むぜ」スヴェンはエキドナににじり寄る…。

「あっちもずいぶん静かになったね・・。どっちかの決着がついたのかな?なあ、トレイン君・・」
クリードが一瞥を向けた相手は、いまだ壁に埋まったまま動かない。
「・・・仕方ない。本当に祭りは終わったようだね。じゃ、あっちの騒動も僕が収めに行くか・・」
「まてよ…。まだ終わっちゃいないぜ・・」壁にめり込んでいたトレインがゆっくりと起き上がりはじめた。
「フッ起き上がってくれたのは嬉しいよ、もう少し遊べるんだからね。君が僕に勝つのは相変わらず絶望だけどさ」
「ま、あせるな。お前の攻略法をちょいと考えてたのさ。あんまり考えすぎて…うっかり寝ちまってたんだけどな」
トレインはにやりと唇を持ち上げて言う。
「減らず口を・・」クリードが踏み込み、一足飛びに襲い掛かった!!   
クリードの刃はその驚異的な速度のため目に映らない。  ズアァ! グァア!
さき程まで同様、Lv3に進化したイマジンブレードにトレインは防戦一方。かわすのが手一杯だ。
「どうした、トレイン君!?やっぱり、逃げ回るしかないのかァー!!」
「見えない刃…同じだな・・ルナフォートタワーの時と…そう、何もかも同じさ…」
トレインは急に動きを止め、そのまま前のめりに身を乗り出す。
                      ドスッ
クリードの巨大なブレードがトレインの胸を深々と貫く。「!」
「グッグゥ・・ よし!なんとか刃は止まってくれたようだな…」
「なるほど…自分の命まで犠牲にして刃を止めるとはな・・。トレイン、つねづね僕は君が優秀な人間だと評価して
いた!だが、それは間違っていたのかも知れない・・こんな考えもない行動に出るのはただ無茶な人間なだけだ!」
「優秀な人間?勘違いしてんじゃねェ…昔から俺はただの掃除屋・・元暗殺者のな。だから俺に
できる対策なんてのも、いつも…いつだってこんな程度なのさ・・グゥウゥ・・」
トレインは歯を食いしばり左腕に力を込めた。しかし、だらりと垂れ下がった左腕のハーディスは動かない。
「は、大胸筋と肩甲骨が貫かれてる。腕の腱だってズタズタ…それで撃てると思ってるのか!?」
ところが、意に反し突然トレインの左腕はピクリピクリと動いたかと思うとゆっくり上がってきたのだ。
「!」クリードには今になってやっと気づいた…さっきから彼の耳では絶えず小さな耳鳴りがしていたのだ。
「僕のナノマシンがトレイン君のナノマシンと共鳴している? トレイン君の胸の傷も治していると言うのか…?」
ついにハーディスの照準がクリードの額に向かう。
「甘い、甘いよ!この至近距離、レールガンでもない限り僕がよけられないと思ってるのか?いや、それ以前に
撃たせるものか!」第三の腕が伸び、トレインを引き抜きにかかった!
「この・・このッ! ・・なぜ、抜けない・・。なぜ腕に力が入らない!?」
それだけではない、いまや胸の傷と刃は融合を始めていたのだ。

ナノマシンの共鳴音がけたたましい程耳をつんざき始めた。 バチッバチッ ハーディスの銃身にパルスが走った。
「レールガンか・・確かに俺のナノマシンによる細胞電流はスッカラカンだった。けどな…今は
お前の刃とお前のナノマシンと同化してるんだ・・。お前自身からエネルギーを分けてもらってるんだぜ」
「馬鹿なッ・・」 いまやクリードの表情にゆとりはない。その表情には明らかに驚きと恐怖があった。 
 「アディオス・・(スペイン語で『さよなら』の意) クリード=ディスケンス」
                                   バァァァァーン!
ハーディスから放たれたレールガンの閃光がクリードの顔面にぶち当たった。

「ハートネットォーー!!」セフィリアの目に最後に写ったものはクリードの頭が
粉々に吹きとんだ姿だけだ。後は部屋いっぱいに広がった発光にすべてが包まれる・・・。
137ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:30 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 2]
館の置くから轟音がなったと思った途端、突然イヴが膝をついた。
「どうした、イヴ?」
「クリードが死んだ…」「なんだって・・!?」
「おい嬢ちゃん、俺たちの隊長はどうしたんだ?」バルドル達、ナンバーズがイヴを取り囲む。
「わからない・・私にはそこまでわからないの。でも、ナノマシンの共鳴音が完全に消えたの
…だからクリードがもうこの世にいなくなったのはわかる。トレインの方は…大丈夫みたい」
「・・そうか。やったなトレイン」
…?   いつのまにかエキドナがいない、その瞬間・・

                            ズオオォーン

突然、階下から衝撃が走ってきた。全員が楼閣の床にへばりつく。
「な、なんでやんす!?」
「どうやら、クリードが死んだ事を知ったあの女が自爆装置を発動させたようだな」
1階付近から煙が上がってるのがここからでもわかった。
「おそらく下の会から順々に爆破されてく作りなんだろう・・。いざ攻め込まれた際に、上階の
方のクリード一向が悠々とゲートを使って逃げ延びられるような案配で・・」クランツが冷静に判断し答えた。
「じゃあ、ここもしばらく時間がたてば危ないって事でやんすか・・」
「ゲートがない俺らが奥に向かっても逃げ場がない・・しかも出入り口の方はすでに崩壊している。この空中
楼閣から飛び降りるか?…いや、おそらく最後はこのあたり一帯が吹き飛ぶんだ。間に合わねェ…」

「トレインっ!」「待てッ!」慌ててトレインの元に向かおうとしたイブをスヴェンが静止した。
「いまさら行っても無駄だ。それより俺達、いやナンバーズを含めた出来る限り多くの命が生き延びられる方法を
考えるんだ」「スヴェンさん、あなたがそう言うのなら何か策はあるんですか?」
シャオリーの質問にスヴェンは答えた。「一応な・・お前らナンバーズも協力してもらうが・・」
イヴもナンバーズも不服そうだった。皆が本心では奥の間に進みトレインとセフィリアを救出に行きたいのだ。
「わかりました。お願いします」沈黙を破り、決断を下したのはシャオリーだった。
「ああ、できる限りやってみるさ。]、お前のその羽衣みたいな武器もオリハルコンなんだろ?もっと伸ばせられるか」
「セイレーンですか?ええ、元々変装用ですから折り重なってる分、量はふんだんにあるんです」
スヴェンはセイレーンを手に受け取って確認した。
「よし、いいぞ!確かに、この布の厚みは極薄で何枚も重なってる。伸ばすと相当広げられるようだ。大きさは十分だ」
続けてスヴェンは次々に命令を出す。
「次にヤンス、そのヒモは切れないように固定することもできるんだよな?リンスから聞いてる。貸せ、
結んで補強する。おい仮面、お前はナイフだ。それをよこせ!そいつでこの布を切って加工する。鉄球、
お前のもよこせ。俺のアタッシュケースの火薬だけじゃ推進剤として足りない、お前のハンマーの燃料も
使わせてもらうぜッ!」
汗だくになりながらもテキパキと作業を続けるスヴェンにそっと近寄りイヴがたずねる。
「スヴェン・・・いったい何を作る気なの・・?」手も休めずスヴェンは返答した。
「何って?・・紙ヒコーキさ。それもこの楼閣から皆を乗せて飛ばせられる程、特大のな」
「か、紙ヒコーキだと・・こんな時に」「一刻も早くここを離れるんだ。他に方法あるか?」
「う・・」「じゃあ、黙ってみてろ」スヴェンは、また手元に目を戻し黙々と作業を続ける。
                  ズオオオオーン        また階下で爆発音があった。
「クソッ・・ あと、どれくらい持つ? 1分か、2分ってとこか・・?」
138ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:35 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 3]
                    タッ      タッ      タッ     タッ……
心地よいリズムに体が弾んでいる。
虚ろな意識の中、まぶたをゆっくりもち上げるとエメラルドに輝く海に黄金と緑が絡み合う草原。
空気はつんと冷たく空は、コバルトブルーにそまっていた。
美しい世界・・・。ここが噂に聞いた極楽浄土と言うものかもかもしれない。
では、私を担いでいるこの背中は誰・・?ベルーガ・・?いや、違う。もっと小さい・・。
そうだ、私はこの背中の大きさを知っている・・。この背のにおいを知っている・・。
そう…それは…
「トレイン=ハートネット・・」
「お、起きたのか?セフィリア」

セフィリアが一言も発しなかったため、トレインは彼女を抱えたまま走り続けていた。
「・・クリードは死んだのですね」
出し抜けに発せられたその言葉にトレインはしばらく考え込んで答えた・・。
「・・・・・いや…たぶん奴は生きている」「生きている?」「ああ・・たぶん俺の傷の中で」
「ああ、結局俺は奴の肉体を消すことはできたが、その精神の宿るイマジンブレードを折ることはできなかったんだ」
敗れたシャツの下には背中から胸にかけてイマジンブレードの貫通した傷が見える。
「・・この胸の傷?」そっとトレインの胸に手を回した。不思議な金属感が手に触れる。
「奇妙だろ?奴の刃が俺の傷をくるむような形で同化しちまったようなんだ。もしかしたら奴の
精神の具現化した刃が俺の肉体に取り込まれたって事は…奴は俺の中で生きてるって事なのかも
知れない。…まあ、傷が治ってくれたおかげで一命をとりとめ、こうやってあの崩壊しだした館から
お前を抱えて脱出出来たんだが・・」

その言葉を聞いた後、セフィリアはうつむいて言った。
「…『不死』はクリードの本当の目的だったのでしょうか・・。・・・こうやってあなたと同化する事こそが
彼の本当の目的だったのかもしれません・・・・・・・そんな気がしてきました」
「さーな…奴の気持ちが俺に最後まではわからなかった」
セフィリアは、突然ののしった。
「クリードは…私が殺すつもりだった…!奴は私だ…!」 「・・・・・」
「お前が私の元を去ったとき、奴の気持ちが痛いほどよくわかった。そのとき思ったのだ。・・もし私が
ナンバーズとしてでなく、もう少し『女』であったのなら奴と同じ様にあの掃除屋に手をかけていたかも
知れない、と。…なぜ私の元を去った !!? やはりあの掃除屋にッ・・」
そこから先の台詞は嗚咽を漏らし言葉にならなくなった。
言葉づかいも、いつものセフィリアの冷静な口調とは明らかに違う。

「……違うよ。サヤとは友達だったのさ。サヤとの出会いもきっかけにすぎない。ただ俺は気楽な
野良猫になりたくなっただけさ」
掴んでいた肩にぎゅっと力を込めさらに問いた。
「トレイン・・お前は、また・・私の元を去っていってしまうのか…?」
本当に、本当に久しぶりに…彼女は自分の気持ちを人前で見せたのだ。
「すまない、セフィリア俺は明日もあさっても気楽な野良猫なままでいたいのさ・・」
「・・・・・・・・・・・ハートネット、やはりあなたはひどい人ですね・・」
彼女はうっすらと涙を浮かべて言った最後の言葉は、またいつもの口調に戻っていた・・。

「・・・・・・・・・・見ろよセフィリア、帆掛け舟が見えるぜッ!」
セフィリアが目を向けると確かに水平線の向こうに、まるで折り紙ででも折ったかのような帆がうっすらと見えた。
「イヴだ!スヴェンもいる!安心しろ、ナンバーズの奴らも見えるぜ」
6.0の視力をもつトレインは船上者をすぐに確認した。「まずいな、風に流されて行っちまいそうだ・・」
急に銃を抜き、天に向かって撃ちはなった。  ズドォン ズドォン 
「おーい、ここだァーー、ここにいるぞォー」
139ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:43 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 4]
ちょうどその頃、船上の方ではスヴェンとバルドルが言い争っていた。
「おい、なんでこんなに島から離れちまってるんだよ!」「仕方ねェーだろ。風に流されちまったんだからよ!」
「だいたいなんだ?ギリギリまで『間に合わねェ、間に合わねェ』の連呼だったくせに、
いきなり『さっさと乗れ、いくぞ』だァ?」
「仕方ねェーだろ。ああ言う緊迫した状況じゃ、うっかり支配眼つかうの忘れちう事もあるんだよ」
「ともかくさっさと船を岸につけやがれ、一刻も早く隊長を迎えにいくんだ!!」
「馬鹿野郎!俺と手前ーらナンバーズはすでに手ぶら、イヴは疲労困憊、猿は最初から使えねェー。
こんな状態で残党がいくらいるかもわからない島に戻るのがどんくらい自殺行為だと思ってやがんだッ !!!」

事実、セイレーンとエクセリオンはこの船の材料にほとんど使いきってしまい。クランツのマルスはセイレーンを
加工する際に刃先がガタガタになってしまった。バルドルのハンマーも滞空中に推進剤が切れたので、
少しでも軽くするためにとスヴェンが投げ捨ててしまった。「いいか・・」

                              ズドォン ズドォン

突然、大きな砲の音が響いた。「スヴェン!」イヴが呼ぶ。
「ありゃぁ・・レールガンだ。トレインの奴、まったく心配ばっかかけさせやがって…。おい、お前ら漕げ。
島に戻るぞ」「あ、てめェー、ムシのいい事を・・」
「はっはー気にすんな。ま、お前らの隊長さんもトレインのそばにいるかも知れないだろ?気合入れて行こーぜ!」
「そうですよ、バルドルさん。戻ると決まれば善は急げ。セイレーンの帆を解いて全員分のオールにしました。
みんなで漕げば早いですよ」バルドルも、オールを受け取りしぶしぶと承諾する。
「チッ、しゃーねーなァー・・・よーし、隊長待っててくれよォ。今すづ迎えにいくぜーッ」
皆がいっせいに漕ぎ始める中、イヴはこっそりスヴェンに話しかけた。
「スヴェン・・本当はスヴェンが一番島に向かいたかったんだよね・・」
「まったく…世界を震えさせるナンバーズと言っても隊長がいないと幼稚園児以下だな・・。俺が引率の
センセェの真似事をしてやんないといけねェーとは・・。ま、結局計画性もなしに島に戻っちまうんだ。俺も
なっちゃいないがな」 「ふふ・・」

島に向かう船に原動機つきゴムボートが近づいてくる。
「お、そこ行くご一行さん、ずいぶんボロい舟にのってんじゃんか?なんだよ人力か(w!?」
「あ、そりゃ俺らが来た時に乗ってきた船でやんす!?」
「悪りーな。岸に無人のまま停泊してたんで脱出に使わしてもらったぜ」
「リバー…ムンドック達も一緒か。お前らも無事脱出できてたとはな。何よりだ・・ん、そいつは?…マロか?」
「ああ、島でうろついてたからオラ達が3人がかりでなんとか押さえつけたんだ」
「ずいぶん、しょげてるみたいだな・・」
「シキが反省して世界旅行に出かけたって俺が教えてやったら、急に大人しくなっちまったよ」
「そうか…そいつも元々は昔の道士のふがいなさを呪ってシキ先導の元、革命に参加してたんだろう。そのシキが
ナンバーズへの復讐をあきらめたのを知って目的を失ったんだな」
「ま、せっかくだから。俺達の掃除屋同盟に参加をさせてやろうと思ってるんだ。クリードが討伐できようができまいが
これからは掃除屋も協力する時代だろうしな。これからはグリンも含めた5人でやってくさ」
「コホン、えー残念ですが、グリン君は参加できないと、言付かってます」
「あ、お前は館であった…知り合いなのか、グリンとは?」シャオリーは空々しく答えた。

「ええ、グリン君とは昔から友達でした。でも掃除屋同盟には僕のほうから率先して協力しますよ。
あ、そうです! このお猿さんも参加してくれるそうですよ」「いィいーー!?なんで俺が?」
「クロノスはブラックリストに載ってるにんげ・・おっと猿でしたね、を遊ばせてるほど優しくありません。
これから好き勝手行動しようと思ってるのなら・・・・・・・・・・・・いま、ここで殺しときますよ」
エーテスの目をのぞきこみ小声で微笑みげに言った……むしろその奥に隠れた威圧感が恐ろしい。
「メ ガ 、 ホ ン キ ダ ト シュ チョウ シ テ ル ・ ・ ・ 」エーテスのほうは膨大な冷汗を流してうなづいた。
「いい心がけですね」シャオリーは屈託ない表情で優しく言った。
140ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:52 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 5]
そのやり取りのあった頃、島の反対側からは一隻の船が出島していた。
船のなかにいるのは10〜20人程度の使途とエキドナだ。多くは黙って同乗していたが、船の後部の端で
二人の使途は小さな声で話し込んでいた。
「なー、どうするクリードもいなくなったことだし。ここらで俺たちだけでも抜けないか?」
「そ、そうだよな…もう革命の方は絶望だし…国にゃ母ちゃんもいるからなァ・・」
急に背後の空間が開き、銃の台尻で一人を船から突き落とした。
「うわっぷっ・・」   バァン! 
即座にもう一人の仮面も射抜く。仮面の隙間から血がダラダラと流れで、男はゆっくり後ろに倒れた。
「フン、こんな時の為にガードの弱いとこをつくっといたのさ・・」

その行動にどよめく使途たちの前に歩み寄り、エキドナは声高に叫んだ。
「いいか!確かに組織としての『星の使途』は今日壊滅した。だが、今日また新しい『星の使途』が
誕生したんだ。『ネオ・星の使途』だ。クリード様がいなくなって心配かい?安心おし。この腹の中には
クリード様の御子がいるのだから」そういって自分の腹をやさしくなでた。

よく見れば確かにいつもプロポーションには気を使っていたエキドナの腹は少し異常に膨らんでいる。
「この子が成長したとき、新たなる星の使途の革命が始まるんだ!その時までに『ネオ・星の使途』は
十分力をつけとくのさ」呆気にとられる使途たち。エキドナは操舵手にそっけなく言った。

「面舵いっぱい」「は、はあ?」「お・も・か・じ一杯だよッ!!」「は、はいっ」担当の使途はあわてて操舵する。
「さて、お前ら早速お仕事だ!船が停泊してる島に上陸するよ。あそこにゃ今の時期、ブルジョア(金持ち)共が
リゾートに来てるはずだよ。ナンバーズの援護体制が整う前の荒稼ぎだ。乗り込んで金目のものを奪ってきな、
資金調達さ!」「オ、オォーーー!!」
使途の叫びを聞いた後、エキドナは腕を組みなおし前に向き直る。

「10年、20年・・いや100年かかったとしても星の使途は必ず復活するよ・・(さて、まずは行方不明のシャルデンを
探して殺すことが先決だね。腹の子がクリードじゃなく、奴の子だとバラされないためにも・・)」

・・・・・・・・・・・・・・船は暗闇の中、いずこともなく姿を消していた。
141ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 03:56 ID:KKj0i+7B
[美しき島の落日 6]
「やれやれ、やっと島に上陸してきてくれたか」
セフィリアとトレインは丘から砂浜に到着したスヴェン達一向を見下ろしている。

「・・セフィリア、最後にひとつだけ知っていたら教えてほしい事があるんだ。なぜ、クリードは
サヤを『魔女』と呼んでいたんだ?あの執念は俺への執着からの狂気とも思えない…」
少しおいてセフィリアは答えた「やはり気づいてなかったのですね・・・サヤ=ミナツキが道使いだった事を・・」
「なんだって・・!?」
セフィリアはこくりとうなずき続けた。
「サヤ=ミナツキが亡くなった後、クロノスは独自に彼女の素性を洗いました。そして彼女が
25年前の道士の乱に参加し生き残った異大陸出身者の子供であった事が発覚したのです。
それを魔法と思い込んだのでしょう・・。サヤ=ミナツキへの嫉妬と恐怖心は自慢の虎徹を
折られた後のクリードが急激に道に興味を示すきっかけともなったのです」

「そうか・・あの事件がそんな所まで尾を引きずっていたのか・・・・はっ」思わず息を呑んだ。

「サヤとの出会い自体偶然ではなく・・彼女自身からナンバーズの一員であった俺に近づいてきたって事か・・?」
「おそらく…。ナンバーズへの復讐をとげるため手始めに新顔のあなたに接触したのでしょう…」
「道士…復讐…、俺は彼女のそういった一面を何も知らなかったって事か・・・」強い失望感に抱かれた。

セフィリアはトレインの肩を軽くつかみ、ゆっくりその背中から降りた。
「トレイン、ショックなのはわかります・・。今となっては彼女の道の力がどんな能力だったかは知る由もありません。
でも大事なのは彼女がクリードに襲われた時でさえ道の力を使わなかった事です・・。彼女は今わの際、あなたに
言ったんでしょう『忘れていい』と。それは彼女があなたを道士の復讐の道具として利用していくのがつらいと感じ、
彼女自身掃除屋として生きていくのが楽しくなってきてたからじゃないでしょうか。彼女は急に引っ越そうとしていました。
あなたに道士である事がバレるのが時間の問題だと思ったからでしょう。『忘れていい』は、復讐を目的に近づいた
刺客としてあなたに記憶されたくないと言う彼女の訴えだったんじゃないでしょうか・・」
少しうつむき「馬鹿野郎・・一人で全部、背負い込みやがって・・」「ハートネット・・」
「ありがとよセフィリア。大事な事を教えてくれて・・。さあ、行こう。みんなが待ってる」手をとって駆け出した。
イヴ、スヴェン、ナンバーズ、エーテス・・丘を下りた先には、みなの嬉しそうな笑顔が待っている・・・。

戦いは一日にして終わった。その戦いで星の使途は壊滅し、SS級の賞金首クリードはこの世から消えた。
だが、また新たなる悪がこの世を脅かすとき正義の医師をもった掃除屋が立ち上がるのだろう・・。
『未来』という世界を守るために・・。


         【BLACK CAT  第1章 クリードアイランド編】    −=完=−
142ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 04:14 ID:KKj0i+7B
>>132
え〜と、いろいろ突っ込めるんだけど・・。とりあえず・・

>と、今頃124は復讐に燃えているだろうな・・・とブラックラットは思った。
>ブラックラットは少し考えていた、こんなアホな事を妄想する自分の想像力の凄さを・・・

ここでの『思った』と『考えていた』はほぼ同義だから。
>××と思った。そして○○とも少し考えていた。
…と言ったように続く言葉に「そして」と「だけど」と言ったような、
前行の結論と区別するような配慮をすべきじゃないかな?

>6行目の空白は話を過去に遡らせる為の空白であって
>最初は受けてるのに後で受けてない一貫性が無いと勘違いされたこと
>「名無しからコテハンにしたから受けなくなっただけじゃねーの?」
>と、いう暗黙の法則はとりあえず置いておくとして・・・・

・・いや過去にさかのぼったのはわかるんだけど。
コテハンに変えて、受けなくなった明確な理由付けをしとかないと読み手にはわからないよ;。
説明しなくてもわかる範疇ならともかく、コテハンに変えて受けなくなったと言う設定なら、
その因果関係を明示しないと。あと・・

>>124
>ブラックラットは正直驚いていた・・・
>そしていくつかの疑問を抱いていた
>「何故だ?何故俺の次回予想がうけない?」

『いくつか』と書いてあるのに説明がひとつしかない。
ちなみに初めて[ブラックラット]のコテハンを使ったのはこのスレの>>27ね。

・・・・それにしても、ここは124が思ってるとブラックラットが考えていると132が想像していたんだ…と
笑うべきところなのかな・・;。
143ブラックラット ◆2qMJPsIziQ :04/05/20 04:45 ID:KKj0i+7B
>>141
推敲の段階で肝心な一文が消えてた・・。
>それを魔法と思い込んだのでしょう・・。

>殺害された当時クリードは彼女が道の力を使うのを目撃し、まだ道の存在を知らなかった彼は
>それを魔法と思い込んだのでしょう・・。
>だが、また新たなる悪がこの世を脅かすとき正義の医師をもった掃除屋が立ち上がるのだろう・・。

ドクター?
そこまで突っ込まなくても大体わかるから大丈夫。
ってかアンタのは長杉。読む気しない。
>>136-143
 「ブラックラットのオナニーショー」
おや?
露出狂の方、まだ現れてませんね……。
公開プレイは飽きましたか?
 ――一撃の勝負。
 イマジンブレード出力MAXで突進するクリード――
「ならば――ただ一撃で貴様を葬るまで!!」
 バーストレールガンでそれを迎い撃つトレイン。
「……一撃――一撃の勝負ならば――」
全身全霊を籠めてバーストレールガンを撃ち放つ――
「我が一撃は――
 絶対無敵!!」

 トレインの撃ち放った一撃はクリードの胸、心臓部を中心に大きな風穴を空けていた。
 力無く崩行くクリード。
 その胸の風穴からは無数の「符」が舞い上がる――
じじい「ブラックラット死すべし死すべしィィィィィッ!!」
で来週まじで最終回?