【白眼】運命破れ!日向ネジ 卍第三掌卍 【開眼!】

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そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
ヒナタ様!
好きだァー! ヒナタ様! 愛しているんだ! ヒナタ様ー!
初めて会ったときから
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
ヒナタ様の事はもっと知りたいんだ!
ヒナタ様の事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
ヒナタ様を抱き締めたいんだァ!
潰してしまうくらい抱き締めたい!
心の声は 心の叫びでかき消してやる! 
ヒナタ様ッ! 好きだ!
ヒナタ様ーーーっ! 愛しているんだ!
オレのこの心のうちの叫びを
きいてくれー! ヒナタ様ー!
四歳のときに初めて会ってから、
ヒナタ様を知ってから、オレはアナタの虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! オレに振り向いて!
ヒナタ様がオレに振り向いてくれれば、オレはこんなに苦しまずにすむんだ。
優しいアナタなら、オレの心のうちを知ってくれて、オレに応えてくれるだろう
オレはアナタをオレのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 八卦六十四掌だ!
でもヒナタ様がオレの愛に応えてくれれば戦わない
オレはヒナタ様を抱きしめるだけだ! アナタの心の奥底にまでキスをしよう!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせる!
キスだけじゃない! 心からアナタに尽くそう! それがオレの喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、
どこまでも、どこまでも、させてもらう!
ヒナタ様! 
アナタが木ノ葉の里を逆立ちで五百周やれというのなら、やってもみせる!


話題が無くて寂しいので投下してみる
ちょっと!
『どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ』って!?
バカ!
ネジ兄さんのバカぁー! バカ兄さん! なんてこと怒鳴ってるの! バカ兄さんー!
サスケ君を追いかけていく前には
何も言わなかったのに!
不意打ちなんてズルイじゃない!
そんな事はもっと違う時に言うべきだわ!
そんな事はみんな、ぜーんぶ他人には内緒にしておきなさいよ!
いちど締め上げてやるんだからァ!
泣かしちゃうくらい締め上げてやるー!
ネジ兄さんの声が
心の奥まで染み入ってくる! ああッ! 頬が熱い!
もうーーーっ! 愛してるだなんて!
私のこの心のうちの叫びも
きこえているの? ネジ兄さんーーー!
ネジ兄さんが予選での試合の時に、わたしを殺そうとしたときから、わたしネジ兄さんのこと嫌いにならなきゃって思ってた…
最低の兄さんなんだって!わたしの臣下でしかないって! 必死に言い聞かせて!
ネジ兄さんがもっと前にはっきり言ってくれれば、私はこんなに苦しまなくってすんだのに
いつものネジ兄さんったら、私に気があるのバレバレなくせに、私に告白してもくれないでしょう。正直困ってた
なのに ──『君をぼくのものにしたいんだ!』 その大胆な言葉と大胆な告白!
心臓が破裂しそうなくらいドキドキしてる!
その気持ちが本当なら、今すぐ帰ってきて! 私に会いにきて!
私は一言こういうわ
「ゴメンなさい。私ナルト君が好き」
その後はパンチをお見舞いするわ! 私を殺そうとしたことをゴメンと心底謝るまでお説教をするわ!
精一杯の柔拳を点穴にぶち込んでみせるわ!
…今日だけだから! 明日からは素直な臣下に戻ってね! それが私たちの関係なんだから
喜びも悲しみも分かち合えるような、もっとふかい主従関係を、わたしたち、いつまでも、紡いでいけるわよね!
ネジ兄さん! 兄さんがが私に服従したこの日のこと、わたし一生忘れない!