国境まで逃げてきたキルア。
カイトの仲間にカイトを置き去りにしてきたことを告げると、
ゴンを休ませ、ネフェルピトーのことを思い出して青ざめる。
あのオーラはアニキより…ヒソカよりも禍々しかったと。
そこへ現れた人影、ネテロと見知らぬ2人の男たち。
1人は黒いスーツのインテリ風、もう1人は軽い雰囲気の巨漢の男。
討伐隊としてやってきた3人と話をするキルア。
念を覚えたから分かる…アンタ達は強い。
3人の背後に千手観音のようなオーラ(のイメージ)を見るキルア。
(でも、ヤツらに勝てるとは思えない。)
既に2人の追っ手を放っているというネテロ。
自分達を追いかけてくるつもりならば、
そいつらを倒して見せろと言い放ち、
キルアに割符(?)のようなものを2つ渡す。
目を覚ますゴン、キルアに礼を言う。
大丈夫、カイトは死なない、一緒に助けに行こう。
そう言うゴンを眩しそうに見やるキルア。
場面が変わって、テレパシーで部下に指示を出すネフェル。
エサを100体ほどコレクションできる冷蔵庫を用意しろと命令する。
ボロボロになった服、あぐらをかいて、薄笑いを浮かべ、
膝の上には安らかな顔で目を閉じたカイトの首…。
「僕、けっこう強いみたい」
終