作品を作るという苦労を知れば、盗作が如何に卑劣な手段か判るというものだが、
黒猫のファンはみんな「パクリでも面白ければいい」と言う。
駄目な漫画を楽しめるのは駄目読者とダメ漫画フェチだけである。
黒猫ファンは前者、黒猫アンチは後者。そして、前者は時として害毒になり得るのだ。
世間がパクリを容認すれば、パクリが正当化されれば、新しい物を生み出す必要がなくなってしまう。
誰も新作を生み出さず、多くの作家が過去の作品を使いまわすようになる時。
それは、文化としての終局を示している。
そうならないように、そうさせないように。
パクリ漫画とその作者には地位や名誉を与えてはいけないのだ。