黒猫の最終回をせめて格好よく予想しよう!!3

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1名無しさんの次レスにご期待下さい
最終回を予想するスレです

前:黒猫の最終回をせめて格好よく予想しよう!!2
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1052805888/
2名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 08:19 ID:yU6u26gg
3名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 08:53 ID:2XMQxo1u
4名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 08:53 ID:E2hExLQN
実はこの世界は巨大な劇場で

以下略
5名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 08:57 ID:Uxd4XaBO
幻影旅団に37564にされる
作者も
6名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 09:27 ID:EZKDc+wX
編集部の自主規制強化による圧力で終了。
最終回は過去の回想とともにトレイン、スヴェン、リンス、イヴが
自分の掃除屋としてのポリシーを語るものだが
実はよく見るとそのポリシーは全て編集部に対する遠まわしな嫌味。
7名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 09:28 ID:iksn5g2n
世の中は退屈でした。そこで私はクリードを創りま・・・

8♠pedophilia ◆j09DzeGaSA :03/10/04 09:43 ID:Lfc1EQz2
9名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 09:53 ID:sJcTP+QE
世界を救う話に発展、そして救世主となる

俺、黒猫読んだ事ねーからストーリーわかんねーや。
10名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 09:57 ID:5YIHxkkK
>>1
無茶言うな。
>>10
過去ログ読め
>>6
カウボーイビバップ?
13名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/04 10:16 ID:nNcT0BwV
最強トーナメント開催中に
作者が逃亡
その後適当に後日談
なんかスゴイ敵を用意して部下の四天王の二人目ぐらいを倒したあたりで打ち切りがお似合い
俺がチンチンいじりながら立てたスレが
ここまで発展するとは思わなかった・・・
さすが知欠先生
   ミ                       /彡
  < "';                     彡,;∠
  ゞミ  ,;"';,             ;,ヾ  ,;  彡r^i,
  ヾミ ;; //l  .         ; 'l 'i; ヽ、 '; 彡/ニ;l
   ゞミ ; 'l,i l ハ ;i l   ,;'; l'i i''i 'i 'j  l  "'";,i,l〆'i
    ;ヾ;" l li 'i,ハi'l; l'i / i l レ' ,l,i' l'      ;ノ,./
 __,,..., ヾl   'ヽl 'i l,i' l;  i' /  ,,,,,;;;;;;;'""   //;ヽ,,,__  ←知欠
''i"   ヽ、'i,""';;;;;;;;;;,,,,, l; l ;;l ,,,;;;;;;;""-―''/   lイ l )/
/\::::::::::'i,'i, ヽ、_o ヽ ノi::ヾ ""ヽ、,_O /    / l 'iノ/::::
|'  i\::::::.l l     ̄ ..:::"l::.  :::::::...  ̄ ''"  ./ ,,i_l/::::::
|  l:::::'i,::::::'i,ヽ     ..::: l:::.. ,,_..::::::.     / l.   ̄"i
'i::....l:::::'i::::::::ヽ,\    く"l::....ノ   __,"'  /  .|  こ  |
ヽ::...l::'"l:::::::::::l,:::::\ ::ヾ-..___-''"_ノ // ̄"'  れ  |
;;;;ヽ:i::... i:::::::::'i,::::,,,;;\"'ー――' ̄ /.::/ 俺   が  |
;;;;;;;ヽi 0 ノ:::-―l::::...,,,__ヽ、,,__,,../:::::::::|  の /ヽ ・   |
;;;;;;;|\r<ヽ‐ヽ ;;;l;;;;;;::::::::::::::::::::::::::_::::::::::::ヽ ・ .i  l ・  /
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/" ̄    ̄"i\\\;;;;;//   |::::ヾニ、_....::ノ l:::"i,l
| ね 評 漫 l i  i i//    rーf ̄"'ーニ-'"..::l'l:ヽ
| え 価 .画 |.| ̄ ̄ ̄|      .ヽ=__,,_..:::  |.|::::::l,l;;;
|. ・  の の .|.| .ア   |      r‐''-"::: ̄"'r'"::ヽ_l,l;;;;
|. ・  は    .|.| .ン   |.     (二l ̄"'ーi'" ̄"'-l,l;;;;
|. ・  ず   |.| ケ  .|      |"'ー--.,,_i',,_:::""''l,l;;;;;
|    が    ,|.|   . .|      |:::::_,,..-‐l:::: ̄:::l,l;;;;;;
ヽ、_____/::::|   . .|      |::(ー',,,__/:::::::::://;;;;;;
トレイン「勝ったッ!ブラックキャット完!」
最終回は紙面の関係でダイジェスト→年表
最後、列車がコンビニでバイトしてる栗に会って終了

ガイシュツくさいな・・・
>>18
多分既に2〜3回は。
クリードとの戦いでトレインは死んでしまった。
トレインが死んだ。
次の日、電車の中でもイブは泣いていた。
いぶかしげに見る周りの人々からそんなイブをかばう、イブと同じくらいの年の見知らぬ少年が現れる。
イブは服にドーナツをつけた少年と、その一日いろいろなところに出かけた。
彼と一緒にいると、いつの間にか泣きやんでいた。
---- トレインが死んで悲しいはずなのに、知らない男の子と遊んで、私は何をしてるんだろう。

夜になった街ではクリスマスソングが流れる。
少年「今年ももう終わるなあ。」
イブ「そうね」
少年「今までずっと、俺は楽しかったよ、ずっと、だよ。」
懐かしい深い瞳がイブを見つめた。
少年「・・・それだけ言いに来たんだ。じゃあな、元気で。」
そう言ってキスをすると、少年はイブの前から消えた。
イブは立ちつくし、いつまでもクリスマスソングを聴いていた。
はしょりすぎた・・・。元は3年くらい前にセンター試験で出た有名な小説です
22ざわわ:03/10/08 01:10 ID:Rfdky0TU
ひきこもりになったイヴの孫が、
祖母(=イヴ)から当時の生々しい戦争体験を聞くことによって前向きになるというエンディング
>>20
詳細きぼんぬ
知欠「わけーの分からぬーこっとーばかりー言ってーるうっちーに
    打ち切りの時が来たーいっつーのまにーやらーやってきたー
    ハンター ビバップ 幽白 トライガン またあう日ーまでー」



知欠  「                
冨樫      /\         /     │
内藤     /   \       /│     │
サンライズ        \      │     .   」
>>23 江國香織の『デューク』
http://hiw.oo.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/01/problem/index.cgi?subject=341&page=10
から16までが全文。チト少女漫画っぽいか。
ついにクリードのアジトを発見。トレイン達はアジトに入って星の使徒と戦う
一方、クロノスはアジトを壊滅させるために核を使う事を決定し、核攻撃を仕掛ける
これを阻止するためにトレイン達は核ミサイルを全て打ち落とす
だが、クリードは最終兵器を使い、クロノスは大打撃を受けてしまう。
キレたクリードは次の攻撃で世界を壊滅させると言う。
最終兵器を壊すために向かうトレインだが、そこにクリードが立ちはだかり、2人の最後の決戦が始まった
「人類は愚かな者だ!」「違う!」
などと叫びながら戦いあう2人、
そんな中クロノスに捕まっていて逃げ出したキョウコが
2人の戦いの元へやって来る、トレインは彼女を守ろうとするが
攻撃を防ぎきれず、キョウコはその場で殺されてしまった。
キョウコの死に泣き出すトレイン。そんなトレインの元に
精神体となったキョウコは静かに話しかける
「私の思いがあなたを守るわ・・・」
立ち上がったトレインは再びクリードと戦う

一方、スヴェンとイヴはアジト内に潜入、
最終兵器の操作をしているドクターの元へ向かうがドクターはすでに殺されていた
だが死ぬ前に自爆と同時に発射されるようにセットされていて、止める事が出来ない
スヴェンは自爆して破壊しようと考え、イヴを残して奥に入る
制御装置の前に来たスヴェンは爆弾の準備を進める
だが、そこにイヴが飛んで入ってくる
「イヴ!どうして!」
「こんなのだめだよ!死んじゃったら何にもならないよ!」
泣きながら説得するイヴ
そして爆弾を仕掛けたスヴェンは羽を生やしたイヴに捕まって急いで逃げ出す

そして最終兵器が発動。しかしスヴェンの爆弾によって向きが変えられ、世界の壊滅は押さえられた

一方、トレインはクリードに勝利、だが傷は深く動く事が出来なかった
このままあの世に行こうか、なんて思っていたその時
イヴとスヴェンがトレインの元へ飛んで迎えに来たのであった。  
END
いつもブラックキャットを応援してくれて有難う。
矢吹先生が急に番組に出られなくなった。彼がいつまた皆の前に
姿を見せる事が出来る様になるのか私にも分からない。
そこで今週から2回に渡って私とクリードとの最後の闘いを
見てもらう事にした。じっくり見て欲しい
全てが終わった後イヴは博士の家に預けられることになった
トレインと別れてたたずむイヴのもとにリンスが走りよってくる

リンス「くっそー、トレインめまんまと盗みよって」
イヴ「いいえ、あの方は何も盗らなかった。私のために戦ってくださった」
リンス「いいえ。ヤツはとんでもないものを(以下略)
>>28
無理がありすぎて爆笑したw
「もうちっと続くんじゃよ」
と、亀仙人的なじじいが言う

そして続かない
荒木「『四足演算』というものを知っているかね知欠君」
知欠「矢吹です。私の名は矢吹。計算は左から順番にやっていくということだろう、、、?
    なにをしようというのかね?」
荒木「ルールは簡単。計算問題を交代で出していく。間違った方が負けじゃ。」
冨樫「おい、、、じじい」
尾田「ま、、、まさかッ!荒木先生ッ!」
荒木「賭けよう私の『著作権』を!」
知欠「グッド!」
荒木「38543×42+68342÷20×36−6539×7.5+8456÷40+43629−83254
    −80004×4=1795075.15 この答えは〇か×か、5秒で答えよ 」
知欠「ぬうううううう」
荒木「さ・・・君が答える番だ知欠健太郎君」
    ・ ・ ・ ・ ・ 
知欠「矢吹健太朗だ、、、二度と間違えるな!」
>>31
面白い
>>31

荒木『ギャハハハ――――ッ 四則演算は本当は乗除から先に計算していくもの!
    一問目でヤツは間違う!俺の勝ちだッ!クフフフ!
    小学生レベルの算数を勝手に間違えて覚えてるのはこいつよ―――――!』

知欠「『俺の計算方法は間違ってる』『無理だ』と考えているのだろう・・・?
    ちがうんだな、それが・・・・・・    ○ !!! 」 

瓶子「正解」

荒木「バカな!!そんな まさかッ!正解のハズはッ!」

冨樫「これが○で正解となった理由だ」


38543×42+68342÷20×36−6539×7.5+8456÷40+43629−83254
−80004×4=1333349.5

尾田「こッ・・・答えが変わっているッ!!いつの間に!!」

冨樫「今は正しい答えだが、ジャンプに載った回では確かに間違えていた
    コミックスで何事もなかったかのように修正したのだ」

知欠「さて!ギャンブルを続けよう!君らがこの二人のように
    著作権をあきらめ、しっぽをまいてわたしへの訴訟を取り下げんかぎりね」
>>33
ワラタ
n
冨樫「いいだろう知欠、その原稿用紙をとりな。「漫画」でカタをつける」
尾田「!!と、冨樫ッ!」
知欠「おもしろい!「漫画」は私のもっとも得意とするジャンルだ!」

冨樫「勝負に入る前にちょっと試したい事がある
   その原稿にネームを切ってみな」
知欠「……フン」カリカリカリカリシュシュシュ「で…何をしようというのだね?」
冨樫「上から何P目でもいい…好きな所を開いてみな。見るのは自分だけだ」
知欠「…」
冨樫「当ててみよう。「ジョジョ」のパクリ」
知欠「……ッ」
冨樫「最初のページから順に言うぞ
   「ジョジョ」「H×H」「ビバップ」「H×H」「ビバップ」「ARMS」」
ズラァァァッ
尾田「あ、当たっているッ!ネームを切ったのは知欠なのにッ!」
冨樫「最近の傾向を見ればパクリは全部言える…パクリの幅が狭いからだ」
知欠「…なかなか面白いな…だがそんなものは
   ネームを切るときに気を付ければば良いだけだ」
冨樫「わからんのか?これからはパクリが容易じゃない。それを断っておきたくてな」
知欠「……グッド」
test
なんか面白いことになってるな(w
test
40名無しさんの次レスにご期待下さい:03/10/19 12:37 ID:XTqsG0AU
知欠「こうして・・・無意味な評価のない日を重ね・・・
   やがてオレは・・・死んでいくんだろうな・・・!
   結局・・・何も残さないで・・・!」
<<36
オモロイ
続きキボンヌ

しかしジョジョネタは雰囲気と勢いがあるなー
>>36
良いなぁダービーシリーズ。
純粋に面白い。
>>33>>36
ワロタ
>>36
富樫ならマジで出来そうなところにワロタ。
このスレもうダメかな
予想が現実になりますから・・・
何かいい元ネタが見つからないものだろうか…
って彼の心境もこういう物なのか?
冨樫「・・・用紙に異常はないようだ。ごく普通の原稿用紙だ」
知欠「・・・」パラパラパラ(140・・いや142ページ。台詞は「ドラァッ」)
   (ニヤリ。今日も絶好調だ、触れているだけでネタがパクれる。
    この知欠はネタを指で覚えることができる!)
知欠「OK!OPEN THE GAME!
   ディーラーは私だな。用紙を配ろう。
   フフフフ・・・君にパクられないように気を付けないとな。」
知欠「冨樫へ」 「わたし」 「冨樫へ」 「わたし」 「冨・・・」
バキィッ!!
知欠「ゲェェェーッ!?」
尾田「あっ!??」
  「どっどうしたんだ冨樫!?指を、
   いきなりネフェルピトーが知欠の指をへし折ったぞッ!」
冨樫「言ったはずだ。これからのパクリは見のがさねえとな」
尾田「パクリだって!?どこで!?
   まだ用紙を配っている所だぞッ!?」
冨樫「ヤツの左手に持っている用紙をよーく見てみな」
尾田「!この二番目から出ている原稿用紙は・・・」
冨樫「今おれに配ろうとした用紙だ。上から順に配っているように見せていて
   実は「二番目」の用紙を配ろうとしたのだ。
   つまり、一番上の用紙は自分の所にくる。知欠の用紙をあらためさせてもらうぜ」
パーンッ
冨樫「すでにジョジョのパクリネタが描いてあるじゃあねーか」
セカンド・ディール
   このテクニックをセカンド・ディールという。
   漫画は自分の力で描くものという心理的盲点をついて、
   実は同じ雑誌の連載作品からパクる高等テクニックだ。
知欠「ひ、ひどいやつだッ・・・指をへし折るなんて・・・!」
冨樫「いいや慈悲深いぜ。腕を切断しなかっただけな・・・」
知欠の行方は 誰も知らない。
黒猫打ち切り

列車「夢だろ・・・これ・・・?」
担当「ところがどっこい現実です!」
511/3:03/10/23 18:23 ID:zadeTFxR
冨樫「おい岸本、ジャンプに新連載ができてるぜ・・・いつの間にできたんだァ?」
岸本「どれだよ?」
冨樫「どれってこのBLACKCATってやつだよ。目次にそう書いてあるぜ」
岸本「BLACKCAT?あれはロリキャラばっかだぜ〜少年誌でそんなの書いてファンなんてできるのかよ〜」
冨樫「岸本〜その通好みっぽいとこが逆にそそるんじゃねーかよ〜」
冨樫「あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!」
冨樫「通な漫画だぜェ〜きっとよ〜」
岸本「おめーこんな漫画読む気かよォー俺ロリキャラなんか興味ねーぜ」
冨樫「おめーはうらやましいよなあ〜新婚で毎日嫁とセックスできてよォ〜〜〜」
冨樫「おれなんか自慰だもんなあァ〜〜〜嫁の世話もあるしよォ〜〜〜」
岸本「わかったよ・・・・・・つきあうよ!カネもってんのか?」
冨樫「俺んち喰ってくだけのカネはあんのよ。行こ行こしゅっぱぁ〜つ!」
52ゴメン2/4だった:03/10/23 18:24 ID:zadeTFxR

   本日の盗作    冨樫先生次第

岸本「なんだ?冨樫先生次第って・・・」
冨樫「おい早く読もーぜェーっ」
・・・・・・
冨樫「キャラはいいじゃんかよぉーオレ知欠先生のリンスとかトレインてすげー好きなんだよなあ〜〜」
岸本「でもよ〜みんな同じ顔だぜ。なんだこの漫画は?」
知欠「それはワタシがヒトリで書いているからでス」
知欠「ヒトリで原作も兼ねていますから同じ顔を書くので精一杯なんデス」
冨樫「あの・・・チューヤンですか?」
岸本「見りゃあわかんじゃねーかよ」
知欠「シ・・・シニョール、ワタシ『日本人』でス。矢吹健太朗といいます矢吹先生と呼んでください」
冨樫「こいつはハッピーだぜ本場もんのロリキャラが読めんのかよォ〜」
冨樫「なに読むかな?さっそく『オリキャラ』見せてくれよ」
知欠「オリキャラ?オリジナルキャラクターのことですか?」
知欠「そんなもの ウチにはないよ・・・」


533/4:03/10/23 18:25 ID:zadeTFxR
冨樫「どーいうこったい?オリキャラがいーねーつーのは」
知欠「BLACKCATのストーリーは冨樫先生次第で決定するからです」
冨樫「だからオレがストーリーを評価するからよォーオリキャラ見せなよ」
知欠「チガウ!チガウ!ワタシが冨樫先生の漫画をみてストーリーを決めるというコトでス」
冨樫「なんじゃあ そりゃあ〜?おめー漫画自分で書いてねーっつゥのかよー」
知欠「フゥーむ」
知欠「アナタ・・・先週原稿落としましたネ?」
冨樫「え!?」
知欠「アナタ・・・先々週も落としてイマス。それにネームのまま原稿を出してイマス」
知欠「ここ最近4回くらいしかまともに書いてませんネ?読者から苦情が来てるハズでス・・・」
冨樫「!?・・・」
知欠「ちょっと過去の作品も見せて」
知欠「フムフム。『てんで』は打ち切られていまス。『幽白』がアニメ化。昔アシスタントを殴っていますネ?」
冨樫「そ・・・そんな・・・?なんでわかるんだ?」
岸本「・・・何・・・?冨樫・・・ま・・・まさか!」
知欠「わたしはハンタのネームを見れば過去の作品すべてが分かりまス」
冨樫「そっそのとおりだよッ!全部当たっているぜーッ(てんでがひばりくんのパクリって言われなかったのがうれしい?)」
544/4:03/10/23 18:29 ID:zadeTFxR
知欠「ワタシはアンケートで人気を取るために女子高に営業に行きました。カウボーイビバップもパクリました。
   るろうに剣心もパクリました。トライガンもパクリました。」
知欠「そしてわたしの漫画BLACKCATにとり入れたのです。数十年の歴史のある少年ジャンプの読者というのは
   大人が少なく小学生と腐女子ばかりです。それは美形キャラがいるからです。わたしはあなた方をパクって漫画を書きます。」
知欠「オーゴメンナサイ!新人に説明するヒマあったらもっと個性を磨かなくてはイケませんでス。
   えーとこちらのシニョールは?」
岸本「ああ、おれはあんましロリキャラ好きじゃねーからよーポスターだけでいいっス『ハロウィンのポスター』ひとつ」
知欠「小畑先生の。かしこまりました」
岸本「おい冨樫・・・知欠ってパクリを追求するあまりストーリーに脈絡がないんだよな。
   もしちょっとでも面白くなかったら編集長に文句たれて打ち切りにしてもらおーぜ!」
冨樫「おお。・・・・・!!き・・・岸本このクリードってキャラ・・・」
冨樫「い・・・いやクロロ=ルシルフルかあ〜?」
岸本「どうした?」
冨樫「こっ!!こんな似ているキャラ生まれてこのカタ・・・見たことが!ねーーぜぇーーッ!!」
冨樫「岸本!お前も読んでみろ!なんつーかビシャスっつーか」
冨樫「たとえるとクロロの服をそのまま劣化コピーしたっつーかスゲーにてるんだよ・・・
   カウボーイビバップ #5 堕天使たちのバラッドっつーかよぉーっ」
岸本「おっほ・・・本当だぜッ!こりゃひどいッ!」
冨樫「〜〜〜」
冨樫「デストローーーイッ!!!」
「私の作品を使うがいいわ、健太朗。
 創り続けるつらさを知らないあなたも
 いつか、気が付く事でしょう。
 自分が誰かのパクリでしか描いていなかった事に。
 そして、それをオリジナルなんて呼んでいた事にも・・・」
56情報屋ウドニー:03/10/25 13:03 ID:16yscY1W
矢吹「もう無理だ こんなに叩かれるなんて、やっぱり僕には才能が無いんだ」

瓶子「ちょっと待て!ちょっと2ちゃんで叩かれまくったからといって
    闘わずにあきらめるのか! 
    『ブラックキャット』はおまえにとってその程度の漫画なのか!
    『ブラックキャット』は俺達の命のはずじゃないのか!」

矢吹「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すいません」

瓶子「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」





瓶子(くそう、矢吹があんな情けない奴とは・・・・・・・・)

J「無理だったようだな」

瓶子「J!あんた、まだいたのか?
   ・・・そうさ、矢吹は追い詰められても闘うことのできない意気地なしだったよ」

J「いっておくが・・・矢吹先生が全力を出していないといったのは
  先生が闘っていないという意味ではない
  矢吹先生は自分の実力に自信を持っていないだけだ。
  こだわりのあまり、ネームも何度の改訂を重ねて、迷走のあまり
  とことんまで資料を見て、どこかで見たような話に落ち着かせてしまっているのだ
  たぶん先生の部屋はDVD 本 フィギュアなどの資料に埋まっていることだろう」

瓶子「なぜ それを・・・」

J「先生のタッチを見れば一目瞭然だ」

瓶子「信じられん・・・・・・・・・・・」

J「ならば先生のゴミ箱でも見てみるんだな」

瓶子「ゴミ箱?」

J「だが私からいわせてもらえば自信のなさから全力を出せないだけのこと
  ・・・・・・・・・・・・・・もし

  紙とペンしかなければ、自 分 を 信 じ て 描 く し か な い っ !」
57情報屋ウドニー:03/10/25 13:03 ID:16yscY1W
      ド ザ ザ ザ ザ ッ

矢吹「は はぶっ!何するんです瓶子さん!!」

瓶子「うるさいっ!!・・・・・・・・こっ、これは!
   雑誌に載った展開とまるで違うネームじゃないか!しかも何種類も!」

矢吹「そ そんな失敗作は見ないでくれっ!瓶子さんっ・・・・・・
    その程度のストーリーじゃダメなんだよ・・・・・・」

 
   自 信 の な さ か ら 全 力 を 出 せ な い だ け の こ と・・・・・・・・・・


瓶子(ゴク・・・・・・・・・・)
   
瓶子「矢吹ぃ 来いっ!!とにかくついて来いっ!!」

矢吹「ここはっ・・・」

瓶子「スタッフに急遽 机と画材と原稿のみの部屋を用意させた」

   ド ン ッ

矢吹「わっ!」

   ガ チ ャ

矢吹「ちょ ちょっと! 何をするんですか、瓶子さん!瓶子さん!」

瓶子「矢吹っ!描くんだっ!『ブラックキャット』を!!!」

矢吹「こんな資料も何もないところで どうやって描けっていうんだ!」

瓶子「おまえは努力に努力を重ねてきたっ!
    おまえには全てが詰まっているっ!」

矢吹「無理だ・・・・・・描けるわけが・・・・・・」

瓶子「迷うなっ!!!紙とペンしかない以上、
    自 分 を 信 じ て 描 く し か な い っ !!!

矢吹(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分を・・・・・・・・・・・・・・)   

   カッ・・・

瓶子「編集長・・・・・・」

編集長「今週のアンケも散々だったよ・・・
      でも私としては『ブラックキャット』を残したい・・・でも・・・・・」

瓶子「いや、残るのは俺達ですよ、何故なら奴は今」

    キュパッ  ガッガッガッ  シャシャシャ  カッカッカッ

瓶子「描 い て る ん だ !!!」


次号、矢吹健太朗『ブラックキャット』をお楽しみに・・・・・・
       書き上げた原稿をチェックする矢吹

 知欠「・・・まただ・・・、また他の漫画をパクっている・・・」

ひょっとして僕の脳はなにかにのっとられているんじゃないのか・・・!?。

  カッ・・・
  
   ゴッ ゴッ ゴズッ ゴッ ゴス ゴズッ ゴッ ゴス ゴズッ 



 矢吹「・・・・・血の色は赤いな・・・・一応は・・・」

      ブラックキャット連載終了の打ち上げにて

つの丸「矢吹君が抜けると部数がおちてこまる!はやく戻ってこいよな!」

アシ1「ブラックキャット面白かったですもんねー」

編集 「・・・・じゃ、またなー」

アシ2「記念品ここ置いときますねー」

最後に部屋をでる冨樫−

矢吹 「・・・・・・、冨樫さん・・・

    本当の事を言ってください、僕が抜けたら部数はおちるでしょうか?」


冨樫 「いや・・・、何も変わらないだろうな・・・」


矢吹 「・・・・・そうですか・・・」

知欠 「いかがでしたか?私の変態ロリワールドの旅」

    「え!!?ぜんぜん萌えなかったって!?
     くくく・・・強がりいっちゃって・・・玉金縮み上がってますよ・・・」

    「それはもとからだって!?あんたも強情な人だねー」

    「だったら邪馬台幻想記も買えるか────!!!!
     萌えねーっていうなら買ってみろ────!!!!!」

    「もし買えたらあんたをロリコンと認め一生ほめたたえてやるよ!!
     買えなかったらてめーは意気地なしの負け犬として
     世間から一生ののしられるよ──────!!!!!!
     いいね─────────────!!!!!!!」

        邪馬台幻想記 全2巻発売中
    あなたはロリコンですか?それとも負け犬ですか?


おわび とりやまあきら先生 とがしよしひろ先生 サンライズ
     F&C アリスソフト エルフ JANIS/ivory オービット Will 
     tactics key スタジオメビウス Leaf age ニトロプラス Overflor
     ムーンストーン Circus ねこねこソフト 
            
 その他いろいろな作品をぼくちゃんはむだんでパクっちゃいましたうったえないでね ウフ  
          /片の\ 
>>51-54
禿藁
621/3:03/10/26 13:37 ID:Iyd//fMT
クリードがナノマシンの共鳴を利用してトレインの記憶を消してしまった。
主戦力をなくした一行は敗北寸前まで追い詰められるが、
そのときリバーが決死の自爆攻撃を仕掛ける。
そのショックでトレインの記憶は戻るがリバーは死んでしまい、
クリードも間一髪で難を逃れ、軽症で済んだ。
トレインとクリードの最終決戦が始まる・・・

トレイン「本気でやれよ
     リバーやみんなにはできておれにはできないのかあッ!!」
クリ−ド「図にのるなァァァ!!トレイィィィンッ!!」
〜中略〜
クリード「このナノマシンで不死身になってパワーアップした身体で
     妄想虎徹を振るったときの破壊力は僕自身にも想像がつかない!
     覚悟して受けるがいい!!」
トレイン「・・・それは完全な不死身じゃねえ」
クリード「!!」
632/3:03/10/26 13:43 ID:Iyd//fMT
トレイン「さっきついた傷が完全に治ってない!
     ナノマシンが追いつかねーんだ!
     同じ条件なら・・・俺たちが勝つ!」
レールガン充填開始。
クリード「レ・・・レールガン」
トレイン「オレの技と・・・ティアーユのナノマシンと・・・
     クロノスからくすねてきた銃と・・・
     そしてリバーが取り戻してくれた思い出のすべてを一つにして・・・
     おまえにぶつけてやる!!!」
クリード「だまれええーーーッ!!」
トレイン「うおおおーーーーッ!!」
駆ける二人。
イヴ「なぜ技を出さないの・・・!?」
スヴェン「次が最後の一撃になるとどちらも気づいているからだ・・・!
      この勝負・・・一瞬でも隙を見せたほうが負ける!」
イヴ「がんばってトレイン・・・リバーさんのためにも・・・!」
643/3:03/10/26 13:45 ID:Iyd//fMT
激しいぶつかり合いの中、クリードの膝が着地の瞬間にガクンと落ちかかる。
トレイン「もらった!」
クリード「かかったね!」
しかしそれはクリードの罠だった。
銃を構えて無防備になったトレインに一気に襲い掛かる!
その時・・・!
「ドオオオン!!」
死んだはずのリバーが放ったソニックフィストがクリードの体勢を崩した!
クリード「バッ・・・バカなあッ・・・!!死人が技をォッ!?」
トレイン「今だああッ!!
     レールガン!」

このあとクリードの不死身ナノマシンでリバーが生き返ってめでたしめでたし。


考察スレのほうに誤爆したけどもう一回書き。
      この世でもっとも尊いものは漫画をかくこと

すべてにおき優れた人間が描く、その理念から徹底的な管理社会がうまれた
遺伝子を生まれる前から選別し、漫画をウマク描く能力が基本的に備えられた
人間は適正者と呼ばれた。
反対に、自然出産により生み出されたものたち、漫画を描くことが基本的に
ヘタな者たちは不適正者と呼ばれた。

ぼくは、トヨタで生まれた。豊田区ではない、トヨタ製の車のなかでうまれた。
漫画をウマク描く能力が備わっていなかった、自然出産のせいだ。
しかし、ぼくには終刊少年ジャンプに連載をもつという夢があった。

母「ほんとに、ジャンプに持ち込みに行くつもりなの?いくらなんでも無理よ」
一郎「そんなことないよ。なんとかなるって」

結局、作品は没になった、その前の身体検査で落とされたのだ。
面白い漫画を描く遺伝子的要因36パーセントーそれが理由だった。
ぼくが努力をしても、遺伝子という壁が道を塞ぐのだ。
似たような環境の人たちと掃除の仕事をする毎日、夢を諦めかけていたときに
あるうわさを聞いた。

謎の男「まあ、問題は無い・・・。だが、本当に覚悟はあるのかい?」
一郎「はい!もちろんです」
男についていきながらぼくは話を聞いた。
謎の男「彼の遺伝子は、超一流だ。テズカ、オオトモ、トリヤマなみで
面白い漫画を描く遺伝子的要因じつに94.6パーセントだ。しかし・・・」
目の前に若い青年がいた。なぜか杖をもって
謎の男「彼は目が見えない・・・」
契約をした、ぼくは彼の遺伝子のサンプルを提供してもらい、ぼくは成功した
場合報酬として収入の20%をわたす
この日からぼくは彼になるための努力をすることとなった。
髪を染め、視力を矯正し、利き腕を左から右へ、筆跡も覚え、持ち込みに挑むことになった。

編集「いいだろう健太郎くん。連載候補生に合格だ」
一郎「え?作品は・・・まだ・・」
編集「合格だ」
あっさりと合格が決まった

それから終栄社ビルで連載候補生としてカリキュラムをこなす日々がはじまった。
ここでは毎日、尿検査、血液検査が早朝に行われた。徹底的な遺伝子管理
システムだ、ぼくは盲目の彼のサンプル提供により、これをかいくぐった
             玄関近くの個室   
老医師「あいかわらず立派なものだな、健太郎くん」
一郎「毎日みてるだろ(尿サンプルを通す管がいたい)」ジョオオオオオオ
             ☆適正者 ピンポーン
老医師「どうぞ。息子が君の読みきりでファンになったらしい、今度サインくれ」

そんな努力を何年かして、ぼくは連載を持つことにきまった。
これから連載についての会議が始まる。なぜか、会議室の前に老医師がいた
いやな予感がする

一郎「やあ、どおしたんだい」
老医師「なあに、連載の会議のまえにも尿検査はあるのさ。さ、はやく
会議が始まるぞ」
一郎「・・・・!」終栄社は会議そして時間に厳しかった、漫画家に必要な要素だからだ
なにがあっても会議にはでなけれはならない、帰ることはできない、完全出席だ。
尿のサンプルは朝つかってしまった、一郎は覚悟を決めた

ジョオオオオ      ×不正者  ブーーー!!

終わった・・・何もかも・・・・

老医師「・・・右利きの・・・
    ・・・右利きの人間がナニを左手でおさえるということはまずないんだ・・
    今度から気をつけるといい・・・・」
一郎「・・・え・・・?」
老医師「息子は不適正者でね・・・、漫画がウマク描けないかもしれないんだ・・
    頑張ればなれるだろうか・・・君のような・・・漫画家に・・・」
一郎「・・・ええ・・、きっと・・・」
老医師「さあ、会議が始まる。矢吹 健太郎君・・・」

ぼくは、うなずくと扉を開く

 ギィィィイイイ  

       ・・・その扉の向こうには・・・・


                  どんとこい矢吹健太郎 −完ー
通勤途中

いつも見かけるひとがいる。あるとききずいたんだが、タトゥーがあった。
メメントってしってます?そう、十分まえの記憶を忘れる男のおはなし。
その映画の彼は大事な用事を、手帳にではなく体にタトゥーをして覚える
らしいんだ。

ぼくはきずいた、そうか・・・彼も・・・気の毒に・・・。

気の毒にというのは二つのいみがあった。ひとつ、彼の記憶障害に。
二つ目は、そのタトゥーのまちがいだ。本人は時間をわすれないように
頼んだんだろう・・・。しかし、13だ、時計版に13はない・・・

アナログな時代だからね。またあるとき、13の彼は人と話していた。

ピンときたね。話してる相手は彫り師だ・・・!イギリス紳士っぽいが
おそらくは。なんでわかるかって?彫り師の目さ、眼帯をしてる、
彫り間違えた所為でキレタ13の彼がやったんだろう。アブナイやつだ。
きになって13の彼に盗聴器をつけさせた。

ー電波がわるい・・・建物のなかか・・すごい物音がする!!!・・

少女の声だ・・10歳から13歳くらいか・・。そのあとの少女のセリフに
驚いたよ。
「わたし、おになの・・・」ー

PTSDだ・・・おそらく彼の娘だろう、家庭内暴力により心に傷をおって
しまったようだ

僕は決心する・・・。この世の中は狂っている・・・。そして・・・

この世を作ったのは僕のせいだ。大統領の僕がもっとしっかりとした政治を
していれば・・。
責任は取ろう。つぎの国は平和だといいなぁ・・・

僕は核のボタンをおした・・・



・・・ああ、そうそうなんでアナログの時代に核があるのって?
それは機密事項ってことてヨロシk・・・



                    シュー シュー シュウ 終

>>67
デムパ過ぎて訳解りません。
詳細キボ
スルーしてやってくれ。

精神科にかよって3年の哀れな人間だ。

私は独りだった。

永遠に。
なんか銃が鎧になってグリードを必殺パンチで倒す
実はグリードは悪魔の奇病の持ち主で列車が鎧外して
「これが人のぬくもりだよ…」







そしてス便とイブの子供が生まれる。額には13のタトゥー
「まあ男は顔じゃないからな」


黒猫ガッデム編完
ありすが腹抱えて出てきて
「うそ」「うそかい!」
スヴェン「ウォークマンは好きだがね」

第二部完
73名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/01 19:12 ID:7GIX1Vzg
64元ネタなに?
ダイの大冒険じゃない?
7560:03/11/01 19:47 ID:mhKnPTtJ
この前はあんたをノーマル呼ばわりしてすまなかった!!!

あんたをロリコンと認めるよ!!!!

あんたはロリオタだ───!!!

本物のロリペドだ────!!!
矢吹「辛いよ!こんな思いしてまでなんで漫画をかかなきゃならないんだよ!」

編集者「・・・・辛いのじに横に線を・・・ひいてみろ」


辛 = 幸せ になるはずさ・・・・

                     〜完〜

・・・・・・・・

だからどうっていうこともないけどさ・・・




>>73、74
ダイの大冒険のバラン戦
    ドクター VS イヴ

ドクター「いまさら人間がどうなろうと同情なんかしない!!」

イヴ「憎しみを募らせているだけでは物事は解決しません」

ドクター「き・・・奇麗事をいうなーーー!!ならば君はどう解決するというんだ!?」

イヴ「・・・・歌で!」

          チャララ〜♪

ドクター「なッ!?(このBGMは僕が医学を志すきっかけになったドラマの
     オープニングテーマ・・・TOKIOのdr!!)」

イブ『ドクタ〜♪ いつか〜ら〜♪ もう何にも感じないんだ〜♪
   ずうっと〜(略)』

           ー熱唱中ー

ドクター「う・・・うう・・・!!・・・ぼ、僕はやり直せるだろうか?」

イヴ「・・・・貴方しだいです・・」

    
                  キン コン カン コン 完 ♪
>>78
なんだっけそれ
80名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/04 15:21 ID:wFtYYAuW
前提・トレインに捕まったクリード。警察を行かされずにクロノスのアジト
    みたいな所に捕らえられる。エキドナは行方を暗ましている。
    エーテスは逃走。クロノスのアジトに長老達は居ない。

第197話「クーデター」
ナンバーズ達がクリードを日夜拷問にかけている。
そしてその時鳥になったエーテスが登場し、クリードを解き放つ。
クリードはエーテスが持ってきた妄想剣の柄を貰い、ナンバーズ達を
次々と切り刻む。セフィリアだけは生かし、長老達の居場所を聞く。
シラを切るセフィリア。(セフィリア以外全員死亡)

第198話「悲痛な叫び」
エキドナが列車の所に来る。クリードの行動を能力などでしばしば
見ていたらしく、その事を列車に伝え、もうやめさせてくれ、クリードを
殺してくれと頼む。その事はイヴやスヴェン、リンス、ウドニー、には
知らせず、列車一人で行く事に。色々と回想した後キョウコが列車に
ついてくる。

第199話「シャルデンとセフィリア」
クリードは現在クロノスのアジトに潜伏中らしく、星の使途のタコ達と
ともにセフィリアが口を割るのを待っている。拷問ではなくて
セフィリアの身辺を探り、それをネタに吐かせようとしているらしい。
その結果セフィリアには腹違いの弟がいる事が発覚し、
それはシャルデンだった。(シャルデンは姉をナンバーズにした長老達、クロノスを滅ぼす事が目的らしい。)
クリード達はシャルデンをおびき寄せる事を計画。シャルデンを
仲間に引き入れつつセフィリアを脅し、(シャルデンにはセフィリアを見せず)
長老達の居場所をはかせるらしい。

最終話「ギャラクシィ」
場面変わって列車達。クロノスのアジトに到着した。
そこにある人物が現れた。ルガートである。ルガートはこんな状況
の時なのに列車に戦いを挑む。どうやらナノマシンで操られている
らしい。狂戦士のようになっていて止めるにはもう殺すしかないらしい。
そしてまた一人、人物が現れた。シャルデンである。ルガートは
シャルデンの命令を忠実に聞くらしい。そのシャルデンの代わりようを
見たキョウコが憤慨。自分がこの二人を止めるので列車には
先に行くように支持。列車これをすんなりを受け入れ先に行く事になる。
目指すはクリード。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。億年とか平気で出てくる。億年て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても宇宙は馬力が凄い。無限とか平気だし。
うちらなんて無限とかたかだか積分計算で出てきただけで上手く扱えないから有限にしたり、fと置いてみたり、演算子使ったりするのに、
宇宙は全然平気。無限を無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、宇宙のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ宇宙に出て行ったハッブルとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

81劇場版龍騎のパクリ:03/11/04 22:53 ID:8HWv/vcQ
いろいろあって戦わなくてはならなくなったトレインとリバー
だがその時クリードの残した怪物が数百体の大群で出現する

リバー「トレイン、俺には今まで友と呼べるやつはいなかった
     必要だとも思わなかったしな
     しかし、オマエは俺にとって唯一の友と言える存在なのかもしれない
     でも俺は賭けなければならない、どんなに小さな可能性でも
     俺と戦ってくれ」

トレイン「一つだけ条件がある・・・死ぬなよトンガリ頭」

リバー「ああ、オマエモナー」

そして戦うことを約束した戦士達は怪物の群に立ち向かって行くのであった

82俺何やってるんだろうか…:03/11/04 23:42 ID:bJzMka7b
クリード:いつかは 友と一緒に船に――
     僕を支えてくれたのは そんな想いだ
     やがて多くの仲間が集い 新しい船が生まれた
     それが星の使徒だ

ベルゼー:クロノスという船にも たくさんの人が乗っていた

リバー:ひとりで漂うのが不安だから まとまって船に乗りたい ってやつが大勢いたんだ
    まぁ 俺もそのひとりだけどさ

ベ:ひとりではできないことも 仲間がいれば たやすく可能になる

ク:船に乗ることで手に入れた大きな力だ

ベ:だが 力の使い方を間違えて…… 船と船が争うことになってしまった

ク:すまなかった

ベ:忘れていたんだ 私たちは生まれたときから 一緒に大きな船に乗っていた
  地球という船に

ク:この船の行き先は誰にもわからない だが確かなのは……
  どこへ行っても どうにかなるさ 僕達は生きているし 革命は続く

リ:今回の事件で 俺らはそろって ある掃除屋に世話になった
  ああ みんなも知ってるあの人さ! 本当はここに呼びたかったんだが――

イ:私の場所に帰ります

リ:どこかの空で元気にしている それが彼女の伝言だ!

スヴェン:掃除屋同盟! また会う日まで!

キョウコ:ちょっともったいなくないですかあ? すんごいパーティもあったんですよ

リンス:こっちも毎日パーティーでしょ

イ:もっと高く!
ス:りょうかーい!
イ:もっと速く!
ス:りょうかーい!
イ:声がちいさーい!
ス:りょうかーい!

イ:いろんなことがありました これからも きっといろいろあって……
  私は泣いたり笑ったり 怒ったあとで笑ったり
  変わっていくんだ そうやって
  それが私の 素敵な物語

きっかけは トレインが映ったナノマシン――
83名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/05 01:32 ID:87j+jz2Y
>>82
THANK YOU FOR PLAYING
x01話 怒りの霊ル丸

ナノ・タオの力で無敵となった栗。
劣勢になる掃除屋。
紳士が列車をかばって死亡。
最後の台詞は「イブを頼む」


列車・イブとともに怒りの霊ル丸。
栗同時にアバンストラッシュを発動。

続く

x02話 決着クリードアイランド
栗、かろうじて立っている。
列車、イブダウン。列車の銃破壊。
栗、列車に留めを刺そうと近づく。
列車、武器もなくあきらめかける。
その時、紳士の声(幻聴)
列車、紳士の声に従い、残った力を振り絞り紳士の鞄を取る。

紳士の鞄の仕込み銃を連射。

栗ダウン。
栗の頭に銃口を突きつける。

回想。サヤ、紳士の死亡シーン。
列車の口元アップ。唇を噛む。
回想。サヤの笑顔。
列車の口元アップ。ため息。

イブと列車、応急手当をした栗を担いでドアを出て行く。

続く。
x03話 クロノスのやりかた。
列車が屋敷の外にでる。
星の使途の船をかっぱらうために港に出る。

シキが倒れている。
列車かけよるが、すでに死亡。
周りを見ると、島で敗れたタオ軍団の死体がころがっている。
それどころか、掃除屋同盟の死体も転がっている。

突然なにかを投げつけられる。

列車に助けを求めて掃除屋の女駆け寄る。
人の気配。列車、振り向く。

黒いコートを来た4人の人影。
クロノナンバー3、6、9、12で構成されたクォーターズ登場。

列車「きさまらどういうつもりだ」
No3「きさまこそどういうつもりだ?No13.ターゲットを生かすとは」
突然、No3サイコガンを撃つ。
掃除屋の女の頭が吹き飛ぶ。
イブの悲鳴。

No3「ナノテクノロジーとタオの力は、この世界には必要ない……すべて抹消させてもらう。関わったもの全てな」
No6「13、そのガキとクリードをおいて消えろ。こいつらは、 しばらく実験してから廃棄処分にする」
列車、ボロボロの銃をかまえて「黒爪」の準備。
同時にイブに逃げるように叫ぶ。
x04話 脱出クリードアイランド
黒爪発動。
No6、黒爪を片手で止める。
No3、サイコガンでイブの両あしを打ち抜く。

No6「13、お前には失望した」
No6、列車を海に向けて放り投げる。
No3、列車の頭に標準をあわせる。
No3「死ね」
発砲の瞬間、No3の腕に赤い針が刺さる。

ボートにのって、キョウコとシャルデン登場。
列車を受け止めて逃走。


数日後、目を覚ます列車。

紳士の遺言である「イブを頼む」の回想シーン。
壁を殴りつける列車。

ここで、黒猫 完結。
次週から青年誌に移って黒猫Zが連載開始。
↑なんかかっこいい。なんの漫画?
パクリ元。

x01話
代わりに紳士死亡:漫画版ウィザードリィのトレボーとの戦いより
列車・イブとともに怒りの霊ル丸:DB、Vsセルのゴハン+ゴクウのかめはめ波
アバンストラッシュ:ダイの大冒険

x02話
死んだ友の武器で逆転〜不殺:アニメ・トライガンの最終話

x03話
新たなる敵の出現:イメージとしてセイント聖矢でのシルバーセイント登場シーン
サイコガン:コブラ
クォーターズ:おそらく時計の3時(15分)、6時(30分)、9時(45分)、12時(60分)
        を残していたのは、裏クロノナンバーが設定してあるんじゃないかという、
        予想(あるいは妄想)

X04話
青年誌の移行のためのつなぎのため、意識的パクリはなし。
青年誌以降はクロノスの少年誌に書けなかった部分を書きつつ、
クリードたちのアフォな革命の動機を裏付ける。
捕まったイブの運命と青年誌の因果関係が
読者の下半身の期待にこたえるように働いて売上UP。
最後は列車が復讐をはたし、平穏な暮らしにもどろうとするが、
過去にぬっ殺した相手の子供に撃たれて最終回。
この辺はアニメトライガンで牧師が死ぬ回をパクレばOK.
トレインの銃弾が、クリードのナノマシンの核を打ち砕いていた。

 クリード「・・・つよいなあ・・・トレイン・・・」

クリードは満足げな笑みを浮かべたまま、トレインを―自分を倒した漢を
見つめていた。

憧憬にも似たまなざしで。
傷口から血を流し、立ち尽くしたまま。
剣を握る手がだらりと垂れる。

 クリード「いつかもう1度― キミとたたかってみたいものだなあ―」

子供のような、無邪気な顔で彼は言う。
その顔にははや、死の影が濃い。

 トレイン「オレはもう御免だ―」

ミもフタもなくいうトレイン。その額にはびっしりと汗の球が浮いていた。

 クリード「そうか―残念だなあ・・・・」

ふうっ・・・・と彼の体から気が抜けた。そのままがくりと膝をつく。
―彼は倒れなかった。
折れた自分の剣に身をもたせかけたまま、理想を追い続けた戦士は
こと切れていた。

                       −刀 了ー
知欠「元ネタあれ」
すると黒猫が出来た。
>>89
どっかでみたんだけどなぁ…なんだっけ?
92(:・3・):03/11/07 23:07 ID:GyKg4wX+
>89
しったらなあんだと思うね、きっと
がっかりさせたくないからね
>>91
スレイヤーズ本編2巻
イブと共に栗の元へと向かう列車。
そこでリンスが癌になったと聞いて、急いで栗を倒そうとする。

栗の部屋へついた所で編集が現れ
「ぶっちゃけ来週で黒猫打ち切りだよー」と言われる。
そんでテキトーに栗が死んで、リンスの癌を治す薬をもらって二人で島を出る。

途中、海で漂流した列車はリンスの事を回想する。
それをイブに話すと「本当に彼女を愛していると言えるの?」と問われる。
愕然とする列車。そこですかさずイブが列車に告白。

「私じゃ駄目? リンスが死んだら――私と付き合わない?」
「な、なに言ってんだバカ!リンスは死なねーよ!」
「死ぬわよきっと」

中略。

「オレはリンスが好きなんだ! リンスを助けるんだ――」
「……ムリよ、そんなの」

                 完。

この先の話は単行本に書き下ろされる。
95情報屋ウドニー:03/11/09 11:34 ID:6KpUC+03
「ティアーユにとって、わたしもトレインも、復讐を
完成させる為の駒にすぎなかった。
分かるでしょ?ティアーユにとってはトレインだって、
ただの道具にすぎなかった!
それでも、それでもトレインはティアーユを選ぶっていうの・・・!」
・・・そう。
泣くような激しさで、イヴは言った。

―――でも、それは。

「……知っている。そんな事は、前から解ってたんだ、姫っち。」

「――――え?」

不思議そうな声。
それは果たして誰があげたものだっただろう。

「ティアーユが俺を利用しているなんて、そんな事はとっくに知っていた。
けど、そんな事は関係ないんだ。
俺はティアーユを愛している。だからティアーユが何をしようと―――
俺はティアーユを信じていただけなんだから。」

「―――――――――――」

息を呑む音。
彼女は本当に呆然と。
遠くから、届かない故郷を眺めるような目で、俺を見た。

「―――は、あはは、は」
乾いた、人形のような、イヴの笑い声。

「…なによ、それじゃわたしはとんだ道化じゃない。
わたしはどんなものより欲しかった人に拒絶されて、
その欲しかった人は、愛した相手に道具扱いされている。
それでも―――それでもトレインを手に入れられるなんて、
ふざけないでよ、ティアーユ・・・・・っ!!!!」
「イヴ―――――!」

イヴの髪がたなびく。

――――走った。
イヴに近づけば殺されるとか、間に合いっこないとか、
そんな余分なことは排除して、走って、手を伸ばした。

だが、それでも残酷に把握できていた。
彼女が、あの部屋から出てきてしまった時点で。



俺の手は、絶対に、届くことはないのだと。
96情報屋ウドニー:03/11/09 11:35 ID:6KpUC+03
とす、という音。
イヴの髪は刃物のような鋭さで、彼女の胸を貫いた。

呆然と。いや、それとも受け入れるように、
彼女は避けることさえしなかった。
倒れる。
白いリボンがゆれている。なんていうスローモーション。
それを認めたくない思考が、時間の流れを遅くしているのか。




―――――八つ当たり、だったんです。


ふと、そんな言葉を思い出した。




―――――どうしてあの男の子はそんな事をしたんだろう。
自分の事より誰かの事が大切だっていうのかな。


彼女は、その、大切な誰かに、ずっとなりたかった。
だがそれは叶わず、結局は独りで生きて。
その果てに、こんな結末しか、受け入れられないとでも云うように。



―――――それだけの事ができるのに、
あの子はわたしをタスケテくれないんだろう。


…………その罪は。
13年前だけじゃなく、この瞬間にさえ、繰り返された。



―――――だから不思議に思ったんです。
どうして――――どうしてわたしのまわりの人は、
あの子みたいに優しくはなかったんだろうって。


崩れ落ちる体。
その間際に。
最期まで虚ろな瞳をしたまま、それでも―――
ティアーユは、俺を見て微笑んだように見えた。
97情報屋ウドニー:03/11/09 11:37 ID:6KpUC+03
「―――――――――――――――――――――」
足が止まる。
声もなく、呼吸もない。
刺すような、頭痛があるだけ。

「ふん、泥棒猫には相応しい最期ね。」
イヴが笑う。
刺すような頭痛。

「わたしはもう戻れない。クリードを手にかけて、トレインにだって拒絶された。
なら、もう行き着く所まで行くだけじゃない。
わたしは自由になったんでから、苦しいワケなんて、ない。」
イヴの体がこちらに向く。
大気が張りつめる。金色の髪は蛇のように鎌首をもたげていく。
まるでそれ単体が意思を持つような邪悪さ。

刺すような頭痛。頭痛。

「――――俺を殺すんじゃ、なかったのか」

ような頭痛。頭痛。頭痛。頭痛。

「ティアーユじゃなくて―――俺を殺すんじゃなかったのか、姫っち」

頭痛。頭痛。頭痛。頭痛。頭痛。頭痛。
頭にくる。頭にくる。頭にくる。
彼女を救えなかった自分。
のうのうと生きている自分。
彼女を救えなかったイヴ。
のうのうと生きているイヴ。

「なに、トレインったらすぐに殺してほしかったの?
まあ謝ったって許してあげないけど。どのみちね、
ティアーユは殺すつもりだったの。 だってあんなの、
生きていても意味なんかないじゃない。とっくの昔に壊れてたんだから、
早めに棄てちゃったほうが本人のためでしょう?」


―――――そうか。
壊れたのなら、棄てたほうが本人のためなのか。

なら―――――――


「…………おまえは、姫っちじゃない」

もう、俺の知っている姫っちじゃない。
俺だけが認めようとしなかっただけで、とっくの昔に、あの神氣湯に獲り憑かれている。

「いいよ、イヴ。おまえの望み通りにする」
半年前。二人で、トルネオ邸を駆け回ったときのように。



「さあ―――――本気で、殺し合いを始めよう」

頭痛が、止まった。
トレイン=ハートネットは死に。
俺は夜に逍遥していた頃の、ブラックキャットに切り替わった。
98情報屋ウドニー:03/11/09 11:41 ID:6KpUC+03
自身と敵との間合いを目測する。距離にして十メートル。
銃の間合いではあるが、トランスを使うイヴにとっても必殺の間合いだ。
廊下には遮蔽物もなく、大きく動いて身を隠すほどの広さもない。
壁と天井を足場にした所で、イヴの視界から外れることは難しい。
銃を構え、狙いをつけ、撃つのにどれだけ速く動いても三拍。
髪を手足同然に操るイヴが、こちらを視認し、切り刻むまで二拍。
状況は以上だ。このまま真正面から闘ったところで、一拍の差で
こちらが先に死ぬことになる。

「―――そう、ようやくその気になったっていうワケね、トレイン。」
一歩、イヴが歩み寄る。
いかに闇夜といっても、その距離ならこちらの姿を正確に見つけられる。
あと一歩。イヴが一度歩み寄れば、それが合図になる。

殺すか、引くか。
判断を誤れば、あの時のクリードのように、トレインという人体が
イヴの髪に呑まれるだけだ。

――――――かつん、という足音。

「――――――」
  1.――――――ここで仕留める。
→2.――――――電磁銃を撃つ。
3.――――――ひとまず引く。
知欠先生は同人ゲーはやるのかねぇ。
>>97
そのシナリオは前スレで少しだけ触れられてたような。
101情報屋ウドニー:03/11/09 23:00 ID:P2fGQ0k1
意識をハーディスに集束する。闇夜に火花が散った。
殺し合いを長々と愉しむ趣味はない。最大の火力を以て一瞬で決着をつける。
この距離で電磁銃を放てば、回避も防御も不可能だ。

放電現象が激しさを増していく。それを見て取ったイヴは、
髪を幾重にも重ねて、自分の前方に展開した。

――――盾のつもりか?だとしたらとんだ自殺行為だ。
いかにトランスで硬質化しようが、この距離で電磁銃を受けて
防げる筈がない。超高速の弾丸が、張子の盾ごと後ろのイヴの体を粉々にする。

「この一発は……強烈だぜ―――――!」

轟、と。

俺が放った電磁銃はイヴの髪の盾をあっさりと貫き、はるか後方の天井を粉砕した。

――――――天井?

着弾点の不自然さに違和感を覚えた瞬間。
俺の体に無数の金色の刃が突き刺さった。

「な――――――」

ごふっと、口から夥しい量の血が流れる。
空中に磔となった俺の前で。
イヴはゆっくりと身を起こした。

「電磁銃の威力に溺れすぎたみたいね、トレイン。
確かにこの距離じゃどうあがいたってアレを防ぐことなんて出来ない。
だからね、逸らしたの。少しづつ角度をつけた髪を、幾重にも重ねて。
初撃さえ防げばあとはこっちのもの。」

嬲るような口調で、イヴは何かを踏みつけた。
目を凝らしてみると、ソレは。
ハーディスを握ったまま斬り飛ばされた、俺の左手首だった。

「さようなら、トレイン。今までの、あなたを好きって気持ちの分だけ、
念入りに刻んであげるね。」

これ以上なく華やかなイヴの笑顔を最期に焼き付けて。
トレイン=ハートネットの意識は体ごと細切れにされていった。



       E N D
102情報屋ウドニー:03/11/09 23:10 ID:P2fGQ0k1
『沙夜先生の授業』を受けますか?


 →はい
   いいえ
103情報屋ウドニー:03/11/10 00:18 ID:zHgq6WdQ
キ ー ン コ ー ン カ ー ン コ ー ン

【教えて!! 沙夜先生!!】

「こんじょえっス!!さてさて、
あんまりなデッドエンドを迎えてしまった黒猫君のためのコーナー、
【教えて!! 沙夜先生!!】の時間がやって来ちゃったっス!

あーあ、いけないっスね〜。簡単にタナボタで手に入れた必殺技に頼っちゃあ。
今の黒猫君は、最高の暗殺技能者、bP3【ブラックキャット】なんスから。
あんなびっくりどっきりウェポンなんかに頼らないでも戦い抜く、
『自信』と『覚悟』を以て切り抜けて下さい。」
よもやBAD ENDとは・・・
何気ないレールガン批判が微妙にツボだ。
いままでのあらすじ。
トレイン、イブ、紳士がドクターをついに倒した。
その頃、クロノナンバーも猿ならびにナノ狼の軍団と遭遇。
他のクロノナンバーがおとりになりつつ、No1が強行突破。


クリード、ロックワインを片手に物思いにふける。
エキドナ「クリード。いいかげんにワインに氷をいれるのはやめたら?」
クリード、ロックワインを掲げる。
クリード「これはね、僕と彼が初めて酌み交わした酒なのさ。彼はアルコールに弱いからね・・・」

遠くを眺めるクリード。
ゲリラ(女子供こみ)を殺しまくる昔のトレインとクリードの回想。

クリード「あの日はひどかった。なんにせ、赤ん坊を抱えたいたはずの妊婦が次の瞬間には銃口を僕達に向けているんだ……
     ああいうのはあまり、気分のいいもんじゃない。
     その夜さ。アルコールが飲めないくせに酒を欲しがるから、こいつを一緒に飲んだのさ」
エキドナ「なぜ、そこまでアイツにこだわるの?クリード」
クリード「あいつはね、僕の……おっとお客さんがきたようだな。エキドナ下がってろ」

ドアが開き現れるNo1。

No1「クリードようやくあえましたね」
No1抜刀。
クリード、立ち上がりワイングラスをNo1に向ける。
クリード「フン、まるで正義の味方を気取っているね。クロノスの長老共の正体……しらないわけではあるまい」
(回想、大きな脳みそに配線がしてある図)
No 1 「……いままでそれで秩序が保たれました。秩序は守られるべきです。たとえどんな犠牲をはらってでも」
クリード「見解の相違だね。人の運命は人が決めるべきだ」

クリードワイングラスを投げる。
地面におちて砕け散る瞬間、両者抜刀。激突
互角の剣闘シーン。
膠着。その時、他のクロノナンバーが登場。

No1「これで貴方の勝ち目はなくなりました」
クリード、笑いはじめる。
クリード「君達は2つ勘違いをしている。1つ、君達ナンバーズの半数がこの島に来た時点で僕の勝ちということ……」
No10の無線機が鳴る。
No10「……か、各国でクーデターが発生しているようです」
No?「しまった、囮か!?」
騒然となるナンバーズ。
クリード「なんの考えもなしにサミットを襲撃はしないさ。クロノスに不満のある連中に対しての格好のパフォーマンスになった」
No1「……あわてる必要はありません。クリードを抹消後、至急、各国に行けば……」
クリード「ふふふ、それだよ。それ。
     君達のもう一つの勘違い……
     僕の絶対的な戦闘能力をな!」
クリード・ナノとタオの力により変化、漆黒の翼が生えた悪魔のような姿。
クリード「ナンバーズ、お前等の力、見せてみろ!」




トレイン達、クリードの部屋に到着。

床に倒れているナンバーズ。
クリード「やぁ、トレイン。みてくれよ、この絶対的な力を……」
トレイン「ばけものめ・・・・・」
クリード「ばけもの?ばけものって酷いな。兄弟にむかって」
トレイン「!ば、馬鹿な!なにを言っているんだ?」
クリード「まぁ、正確にいうと、お互い同じ遺伝子から生まれた試験管ベイビーだけどね」
トレイン「なんだと?」
クリード「クロノスはかってのタオ一族との大戦後、強力な戦士の作成を考えたのさ。
     歴代のクロノナンバーから優秀な遺伝子を組み合わせて生まれた……それが僕達さ」
トレイン「……俺には家族がいた」
クリード「偽りのね。
     クロノスは環境による戦闘能力の変化を実験したかったのさ。
     君も運悪くまっとうな少年時代をすごせたとはいえないが、まぁ少しは人間らしい家庭環境を味わっただろ?
     僕の育ったラボはそりゃあ・・・・・・まぁいいさ。さぁトレイン一緒にクロノスの爺どもを殺そうじゃないか」
トレイン「……それはできない」
クリード「・……いいさ。僕だけでもあいつ等を八つ裂きにしてやる。まず、番犬どもからだ。そこで見ていろ」
トレイン「……それもできない。俺はもう昔の俺じゃない」
クリード「トレイン。まだ、魔女のたわごとを・・・君の本質は違う。人殺しだ。そのために生まれてきた」
トレイン「……たとえ、人殺しが俺の本質だとしても、変わることはできる」
紳士とイブとの生活の回想
トレイン「……そのためにも、掃除屋として止めさせてもらう」
 トレイン、ハーデスをクリードに向ける。
クリード「そうか……もう駄目なんだな。
      ならば、トレイン……せめて俺の手で死ね!」
戦闘。

おいつめらる列車。
霊ル丸を放つも避けられる。
ナンバーズ、クリードに隙を作るために特攻。玉砕。
その隙にトレイン渾身の霊ル丸。

しかし、クリード健在。

トレインあきらめる。
クリード黒い翼を広げる。
剣を高く振り上げる。

クリード「せめて、一瞬で滅びよ、トレイン!」

衝撃波。

紳士、トレインの代わりに死亡。
トレイン、スーパーサイヤ人化。

紳士「トレイン、なんつう面しやがる、俺の眼にはてめぇの勝利が浮かんだぜ・・・」
事切れる紳士。
スーパーサイヤ人状態の列車。
身体能力の大幅アップ。
クリードと互角以上に戦う。

クリード「いい。君はいいよ。さすが、僕と同じ人間兵器だ。その眼、素晴らしい。さっきまでの綺麗ごとはどうした?君は所詮人殺しだ」
トレイン「……かもな」

クリードの頭に銃を突きつけるトレイン。
クリード、トレインの喉に剣を突きつける。


膠着。

突如、細胞の崩壊が始まるクリード。
ナノ・タオの力が暴走。
エキドナ、クリードの屍骸を抱えてどこかに消える。

トレイン、呆然とたたずむ。
(生き残り、無事帰還。しばらくして反乱鎮圧)

長老A「そうか、トレインがクリードと互角に戦ったか」
長老B「だが制御のきかない兵器などナンセンスだ」
長老C「ならば、いい手がる」
長老A「ナンバーズか?彼らをもってしても勝てる可能性は低い」
長老C「なに見てろ」


列車・イブ、紳士の葬式に出席。
帰り道、誘拐されかけている女の子を見つける。
列車、イブ、それを追いかける。
数人が列車、イブに向かってくる。そのほかは誘拐された女の子をつれ廃ビルへ。
列車、イブに任せて廃ビルに突入。
敵を叩きのめして、女の子を救い出す。

女の子「ありがとうございます。一つ伺っていいですか?何故、とどめをささないんですか?」
列車 「?」
女の子「あの時は皆殺しにしたくせに」
トレインの回想。
クロノス時代の殺しを想いだす。
列車「あ・・・あの時の・・・」
同時に激しい爆発音。


イブの戦闘シーン。
突然、敵が動きをやめる。
敵 「そろそろいいか。お嬢ちゃん。そこはもう爆発する……」
イブ「?」
敵 「芝居だよ。アイツを誘うためのな。クロノスのNo13……俺達の仲間を皆殺しにしたな」
イブ「な、仲間も一緒に・…」
敵 「ああ、ナンバーズをやるにはこれくらいは必要だからな」

突如、激しい爆発音。

イブ「トレインはもうクロノスをやめたのに!」
敵 「だが、人殺しは人殺しだ」

必死にトレインを探すイブ。
しかし見つかったのは銃のみ。

敵 「にくいか?ならば、俺をころせ」
イブ、敵をにらむ。しばらくして、肩を落とす。
黙って銃を抱えたまま泣く。


長老C「トレインが反乱分子に消された」
長老A「なるほど、わざと情報をリークしたな」
長老B「気の毒に黒猫。君の仇はとってやるよ・・・ククク」


黒猫第一部 完
新シリーズはイブを主役としてキョウコ、シャルデンとともにクロノスと戦う新シリーズ。
クロノスの老人の秘密やオリハコンの謎にせまる。

クロノス―反クロノス―主人公の3つどもえの戦い。
ちょっと待て。普通に面白いんだが元ネタ何?あるの?ないの?
考察スレみてて妄想したYO!
>>98 >>101

イイ!こういう頭使った緊迫バトルが黒猫にあれば
面白くなってたんだが・・・

他の選択肢のシナリオもキボン
授業込みで(w
114名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/13 20:19 ID:8yvfZkqA
脇役-ケビン氏

星の使途との戦いからもう、長い年月が過ぎた。
今でも目をつむれば、昨日のように思い出す。

─イヴと言うナの少女─

あれ以来二度と彼女と出会う事は無かった。
だから彼女の面影はあの日のまま
このスケベで臆病な老人の胸にある。

まるで純な少年時代の 初恋のひとのように
ケビンは炉利根だったのか
今まで私を支えてくれて、本当にありがとう。
トレイン達からはいっぱい力をもらった。感謝してます。
これから、私は自分のなりたいもの、自分の幸せのもっとを探しに行きます。
2度目の旅です。
ちょっとずつでもいいから、わたしが強くなれるように頑張って行きます。
いろんな人や物とふれあって、たくさんの刺激を経験したいです。
ナノマシンが嫌いになったわけじゃなくて、もっとたくさんのことを経験したいって思うようになった。
わがままって言われると思うけど、それもイヴだから。ゴメンね・・・
I wanna be what I wanna be...
今まで冒険してくれてありがとうございました。        イヴ
117ヘルシング:03/11/14 23:01 ID:SkqySB2g
我らは己らに問う 汝ら何ぞや!!

我らは紳士党(ジェントルメン) 紳士党の紳士なり!!

ならばジェントルメンよ
汝らに問う 汝らの右手に持つ物は何ぞや!!

キーボードと 毒薬なり!!

ならばジェントルメンよ
汝らに問う 汝らの左手に持つ物は何ぞや!!

投書と 告訴状なり!!

ならば!!
ならばジェントルメンよ 汝ら何ぞや!!

住人にして 住人にあらず
ROMにして ROMにあらず
読者にして 読者にあらず
アンチにして アンチにあらず!!

我ら紳士なり
紳士の群れなり

ただ座して知欠に許しを請わせ
ただ座して知欠の信者を打ち倒す者なり

闇夜でキーボードを振るい
レスに毒を盛る者なり

我ら刺客なり
刺客(ジェントルメン)の紳士なり!!

時到らば 我ら投書を集英社に投げ込み
告訴状をもって知欠の素っ首吊り下げるなり

されば我ら徒党を組んで法廷へと下り
隊伍を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の
集英社の弁護士と合戦所望するなり

連載打ち切りの日まで(デスペナルティ ナウ)!!
>>117
なんか紳士スレのほうでもやってほしいネタだな。GoodJob!
「不信不快」
海岸でリバーとの決着をつけグリンからゲームディスクをもらい
そのゲームをクリアしたイヴとトレインは集合の日まで時間を持て余していた
そんなある日の夜ホテルに泊まり互いのベットに寝そべっている二人。
トレインはイヴにリバーとの闘いの事を自慢げに話していた。
「そしたらさーあのカミナリ頭、サイクロングレネイドッ!とか言ってさぁー
もうダメ死ぬ〜〜とか思ったよ、なんか岩とか簡単に粉砕するしさァ・・
んでも俺もあきらめ悪いッつーか、どーやってそこをきり抜けたか、わかる?」
しかしイヴはそんな話はうわのそらでスヴェンの心配ばかりしていた。
「スヴェン・・大変だよね、秘密の特訓だなんて、」
トレインは自分の話をスルーし急にスヴェンの話をしだして少しムッときた、
しかしイヴはまだスヴェンの話を続けた。
「危ない事して怪我してないかなぁ・・スヴェン、」
「でもさぁースヴェンなんだかんだいってもあんまり役に立ってねーんだよな」
「!?何?何でそんなこと言うの?そんなことないよ!!」
「・・・・そうかぁ・・?」
「スヴェン一人でも死なせないように頑張ってた・・他人の命を分け隔てなく大切にする人・・
やさしくて強くて・・あんな人いない・・うん・・あんな人いないよ・・」
「・・・・・・・・・・・・・・だっつんだよ・・・・・・・・・・何だっつんだよ・・・・・」
「え?」
スヴェンの話ばかりするイヴにとうとうトレインはキレた
「何だっつーーーんだよッ!!!」
急に大声をだしたトレインにイヴは唖然としていた
「俺がいろいろ特訓とか付き合ってやってるのに、生意気な口ばかりたたくし、
スヴェン、スヴェン、スヴェン、スヴェン!!
あれだろ!スヴェンに秘密の特訓に付き合ってもいいか聞いただろ・・あれって・・
本当は俺とじゃなくてアイツに同行したかったんだろ!!
都合よく利用しやがって、ふざけんじゃねーっつの、何なんだだよ俺は・・・
掃除屋酒場連れてってやったり、スヴェンとの仲取り持ってやってすごいお人好しか俺は!!」
「・・ごめんね・・あたし・・ごめん」
そう言うとイヴはベットから身を起こした。
「ごめんね・・・あたし・・出てくから・・・」
イヴはベットから降り着替えをし荷物を持って部屋を出て行った
「ありがとう・・今まで・・さようなら・・」
しばらくしてトレインは身を起こしイヴを追いかけ外に出たがもうどこにもいなっかた。
一人部屋に戻ったトレインは今までの闘いやクリードとのタワーでの死闘を思い出していた
「・・・クリードを・・クリード倒しに・・早く・・行きてぇ・・」
闘いの世界こそが自分の生きる場所・・そう自分の心に言い聞かせトレインは集合の日を待ち望んでいた。
がんつばってくだちい

ちゃねらー  88点

                     よかったです
121119:03/11/15 22:10 ID:H8dUUlIL
88点・・・解放まであと12点かよ。
この後トレインがイヴをおかずに自慰をする予定でしたが
少年漫画なので省かせていただきました。
>>119
元ネタ、ガンツ?面白かったです。
前から思ってたけど、イヴ死んだ方がいいですね。恩を仇で返す奴は
生きてる価値なし。
123名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/16 00:46 ID:vbImg8ub
諸君、私は黒猫が好きだ

諸君、私は黒猫が好きだ

諸君私は黒猫が好きだ
124カイト皇子大好き!!! ◆KiteZ69HoI :03/11/16 01:36 ID:IiW8U6ZL
スヴェン蝶サイコー(´д`)


756 名前:まひるの月@[sage] 投稿日:03/09/15 16:47 ID:BZmtsy9W
  それからの一週間は夢の様に過ぎていった。

スヴェンの遺体からは右眼がキレイに無くなっていた。
あの世の親友に返しにいったのだろう―――何となくそう思った。

 事件の顛末は外部に漏れず、秘密結社によって内々に処理された。
 あとは、今までと少ししか変わらない。
 スヴェンのいない平凡な日常。
 姫っちやティアーユと過ごす何ひとつ変わらない借金だらけの掃除屋生活。

トレイン=ハートネット―――俺が秘密結社を抜けてからの一連の因縁は、
これでようやくケリがついたのだと思う。

けれど。
俺にはまだ、やらなければならない事が残っていた。

思えば、些細な食い違いがあった。
それは疑問に思わなければ疑問と思わない小さな、目に見えない齟齬でしかなかった。
あの夜。
死ぬ間際、クリードがあんな言葉を遺さなければ。

長老衆に逆恨みをするようになったクリード。
長老衆はクリードを14として迎え入れる予定だった筈なのに、
自分は抹殺されると思って組織を抜けたクリード。
革命を唱えるくせに秘密結社打倒以外に具体的な方針を全く持っていなかった星の使徒。
俺を仲間に加えたがっていたくせに、俺を逆上させる事ばかりしていたクリード。

あとは、そう。
見つけた時には精神が完全に崩壊していたエーテス。

 あれは、おそらく―――――。
757 名前:まひるの月A[sage] 投稿日:03/09/15 16:48 ID:BZmtsy9W
よく晴れた休日の昼下がり。
姫っちには買い物に行ってもらった。少し無理を言ったので、
夕方までには戻らないだろう。

アジトには自分と彼女しかいない。
彼女の部屋に二人だけで話をしたい、という書き置きを残した。
じき、約束の時間だ。
そろそろあの場所へ行かないといけない。

待ち合わせ場所に行くと、彼女は先に来て待っていた。

「いい天気ですね、トレインさん。」
ああ、とうなずく。
彼女は眉ひとつ動かすことなく言葉を続ける。

「気づいてしまったんですね、トレインさん。」

ああ、とうなずく。
彼女はやはり表情を崩さない。

思えば同じように無表情だったイヴは、
その実よく感情を変化させる少女だった。
イヴは一見心のない人形のようであって、心までは人形ではなかったのだ。

けれど、この女はどうだろう。
いつも、いつも感情が表に出なかったティアーユ。
何があろうと表情ひとつ崩さない人形のように心の固まった人間。
自分が殺されそうになった時も、スヴェンが目の前で死んでしまった時でさえ、
どこか他人事のようだった、能面のような美しい顔。

―――――それは。

「……ティアーユ、クリードやドクターに革命を唆したのは君なんだろ?」
「はい」
「クリードに間違えた話を教えて、俺ととことん敵対するようにしたのも、
 奴の狂気を煽る為だったんだろ?」
「はい」
「普段は全く足取りの掴めない星の使徒の居場所が時折あっさりと捕捉できたのも、
 適度に秘密結社と正面から噛み合わせるためだった。」
「はい」
「神氣湯の大量精製技術の開発を餌に、道士を呼び寄せたのも君だった、ティアーユ。」
「はい」
「あの時、スヴェンの注意を逸らさせたのも!」
「はい」
「俺に、クリードの始末を促したのも!」
「はい」
「……全部、全部おまえの思惑通りってワケなのか、ティアーユッ・・・!」
彼女はひとかけらの動揺も見せることなく頷く。
「そうですよ。それらはみんな、わたしがそうなったらいいなって思ったことです、トレインさん。」
それでもその表情は崩れない。
ぞくりとしたものを感じて、知らず、一歩あとずさっていた。


758 名前:まひるの月B[sage] 投稿日:03/09/15 16:50 ID:BZmtsy9W
「どうして―――なんのために、そんな事を。」
「あら。いやですね、トレインさんはもう知っているクセに。わざわざこんな事をする理由なんて、
一つか二つぐらいしかないじゃないですか。」
「……復讐、か。」
「あ、たぶんそれです。フクシュウのためにわたしは裏社会の人達に死んでもらう事にしたんです。」
「復讐って……俺と同じように、自分の両親を裏社会の人間に殺されたからなのか」
「まさか、わたしも元々イヴと同じ『試験管生まれ』ですから。
本当の両親なんて最初から知りませんし、わたしの製作者―――父の死に対しても
そんな感情を抱いた事はありません。」
「じゃあどうして!」
「さあ。わたしにも、もうあの時の感情は分かりません。ただ、理由だけなら解ります。」
「理由って、どんな」
「そうですね、例えばわたしがずっと父に陵辱されていた事でしょうか。
父は秘密結社傘下の組織の科学者でした。
父の研究は、遺伝子操作によって先天的に知能の高い人間を作る事。
わたしは彼の研究の唯一の成功例です。わたしは彼の『作品』として十分な能力を持っていました。
父も最初は喜んでくれましたが、次第にわたしを疎むようになり、苛立ちをぶつけるようになりました。
父は別段悪い人、というわけではありませんでした。研究の行き詰まり、周りの評価、
何より科学者としてのセンスが『つくりもの』のわたしに及ばないという事実。彼は追い詰められていましたから、
わたしの身体を蹂躙することで鬱屈した精神のバランスを取るしかなかったのでしょう。
あれは世間一般でいうと、性的な虐待と言うそうですね。でもわたし、よく憶えていないんです。
父がわたしを求めるのは日課のようなものでしたから、いちいちそんな事、覚えていたらパンクしちゃうじゃないですか。
その頃のわたしは、少しは物事を考えていたと思います。
どうやって逃げ出そうか、逃げ出してどこでどうやって暮らそうかって、
いつも考えてました。けど何処へ逃げ出すかも分からないで、ずっと
父に自分の身体を差し出して、少しずつ崩れていったんです。そのうち
考えるのも面倒になって、何も考えなければ傷つかないっていう事に気づきました。
わたしは人形だ。人形は痛がらない。人形は何も考えない。そう考えて、父の事をやり過ごすようになったんです。
するとですね、不思議なことに以前よりもあんまり痛くなかったんです。
父の吐く息も気持ち悪くなかったし、父の腕もただ温かいだけの肉になったし、
首を絞められたりおなかを蹴られたりしても、なんだか他人事のように思えて、毎日は少しだけ楽になりました。
けど難しかったです。父の陵辱が、ではないんですよ。わたしにはトレインさんの方が
意味がわからなくて、怖かった。」


759 名前:まひるの月C[sage] 投稿日:03/09/15 16:51 ID:BZmtsy9W
「俺・・・・・・が?」
「はい、わたしにとって、窓1枚挟んだ向かいの屋敷で無邪気に遊んでるトレインさん達の姿は
別世界のように見えていました。わたしは父の目の盗んで、ひっそりとあなた達の様子を眺めていました。
それが、わたしにも解らなかったんです。どうしてそんな意味のない事をするんだろうって。
別の世界なんだから、どうやったってトレインさん達とは関われないのに、おかしいじゃないですか。
別にトレインさん達が羨ましかったわけじゃなかったし、外の子供達が憎いというわけでもなくて。
わたしは正体が解らない気持ちを抱えたまま、ずっとトレインさん達を眺めていた。
けど、その気持ちが、わたしを人間に戻してしまいそうで怖かった。
そうして何年か経って、わたしがアスフォード大学の修了資格を得る頃、
父は今までの研究データを取引材料に、サドピアの組織に移る事を決めました。
それは本当に秘密の事で、わたしは父が漏らした言葉で、組織から抜けて逃げるんだって知ったんです。
結局、ずっと見ていたあの子供と一度も話をする事なく別れてしまうんだ―――――
そう思ったとたん、不思議と足が動いてくれて、わたしは何年かぶりに廊下を駆け出して、トレインさんをつかまえて、
でも話す事なんて見付からなくて、仕方なく唯一自分のものだったリボンを手渡しました。
その夜の事でした。あなたの住む屋敷を殺し屋が襲ったのは。
わたし、窓からずっと見ていました。自分も殺されてしまうのに、あなたは逃げ出さずに、
ご両親を射殺した殺し屋に銃を向けて、最後まで戦おうとした。
わたしはそれから目が離せなかった。窓に映った自分の顔は、とても怖い顔をしていました。
・・・・・・わたし、その時に初めて人を憎んだんですよ。
他の誰でもない、その男の子が憎くて憎くて、涙をこぼしたぐらいです。
――――きっと、八つ当たりだったんです。だって、どうしてあの男の子がそんな事をしたのかが、
わたしには全然解らなかったから。殺し屋に撃たれて、血だらけのまま連れ去られていった
男の子の血の痕を、わたしはずっと見つめていました。
・・・・・・あの子は、自分の事より誰かの事が大切だっていうのかな。だからあんなふうに、
恐ろしい殺し屋にも逃げずに立ち向かって行けたのかな。
けど・・・・・・ならどうして、それだけの事ができるのに、あの子はわたしをタスケテくれないんだろう。
どうして――――わたしのまわりの人は、あの子みたいに優しくはなかったんだろうって。
・・・・・それがどんな感情なのかは解りません。けど無感動なわたしの日々の中で、
あの男の子だけは輝いていたんです。」

 そうして、彼女は少しだけ視線を空に泳がせる


760 名前:まひるの月D[sage] 投稿日:03/09/15 16:52 ID:BZmtsy9W
「結局、わたしがサドピアに移った後すぐ、父の裏切りは発覚し、彼は抹殺されました。
父が亡くなり、新しい研究室に移って、よせばいいのにわたしは喜びました。やっと自由になれたって。
けど、結果は同じなんです。そこの所員達も父と同様に、わたしを欲望のはけ口に使うようになりました。
きっと、それで最後の感情が切れてしまったんだと思います。
わたし、必死に考えました。どうしたらこの現状を打破できるんだろうって。
そしたらですね、答えは簡単に出てしまったんです。
ようするに裏社会なんてものがみんな消えてしまえばいいんだって。
秘密結社も、対抗組織も、どこだって痛いことしかしないなら、
もうそうするしかないでしょう?
それに気がついた時、わたし、何年か振りに笑ったんです。
ほんとうに、なんでそんな簡単なことに気がつかなかったんだろうって
自分で自分が呆れるくらいおかしかった。
その時から、わたしはようやく自分で動けるようになりました。
一番難しかったのは、わたしが動いていい理由を探すことだったんですよ。
人形は自分だけでは動けないんです。ちゃんと操り糸とかゼンマイがないと、
人間らしく振る舞えない。だからその理由が見つかった後はとても簡単でした。
裏社会の最大組織である秘密結社と他の勢力を派手に咬み合わせればいい。
そう大した事ではありません。原因になるのではなく原因を生み出せばいいだけの事ですから。
ちょっとした情報操作でトラブルや小競り合いを引き起こしてお互いの不信感を煽るだけでよかった。
秘密結社に因縁のある集団に、古式氣功戦術“道”の使い手がいたのは幸運でした。
シキさんは道使いの頭数が揃えば秘密結社を倒せると信じてらしたので、神氣湯の成分を
科学的に分析して、大量精製技術を開発してさしあげました。
その際ちょっとわたしの都合のいいように成分を調整しましたけど。
簡単にいうと、服用を続けるうちに、精神のタガがちょっとゆるくなるんです。
総じて好戦的になり、独善に陥るようになり、打算を働かせる判断力を弱くする便利なおクスリ。
わたし、人体工学を研究する必要上、医学や薬学も修めていましたから、そうゆうのには詳しいんです。
そういった事もあって、星の使徒達はわたしにとって都合のいい狂い方をしてくれました。
まあ、そのせいで彼らがせっかくの能力をろくに生かせず、思いのほかあっさりと
壊滅しちゃったのは正直いって誤算でしたけど。なかなか思ったように上手くいかないものですね。」
「なっ――――――!」
「まだですよ、トレインさん。全てがお知りになりたいのでしたら、もう少しだけ大人しくしていて下さい。」
「・・・・・・っ!」
ティアーユに詰め寄ろうとした足が止まる。
「秘密結社内部の火種も利用しました。当時長老衆に反抗的だった時の番人g]Vと、
番人候補の抹殺者を咬みあわせて、組織の混乱を謀りました。
まあ、クリードさんの思惑はわたしが当初考えていたのとはちょっと違ったようですけど、
結果的に争ってくれるのならどっちでもよかったです。
その後はもっと簡単でした。秘密結社を抜けたクリードさんと道士が手を結ぶように仕向けて、
後は彼らの方で勝手に組織を大きくしてくれました。わたしは何も知らないふりをして、
ナノマシン技術を研究すればよかった。ナノマシンと道、この2つがそろえば、裏社会全体を
焼き尽くす程度には大暴れしてくれる――――そういう計画でした。
まあ、ナノマシンの研究が成果をあげるまで完成したら、プロジェクトから抜けたいっていう、
わたしのダメ元の希望をドクターさんが承諾して下さったのは、正直意外でしたけど。
・・・わたし、裏社会が壊滅するまで自由にはなれないって思っていたのに、実際には
1年も早く自由になってしまったんですね。」
微かに笑って、彼女は話を終えた。


761 名前:まひるの月E[sage] 投稿日:03/09/15 16:52 ID:BZmtsy9W
「・・・・・・・・・・・・」
俺には適切な言葉がうかばない。
全ての元凶は彼女を取り巻く環境にあったとしても。
この顛末、この結果を望んで、筋書きを作り上げたのは、目の前にいる彼女だ。

「ですがトレインさん、わたしは秘密結社が憎くはなかったし、
星の使徒も憎くはなかった。こんな事をしたくなかった、というのも、
本当の気持ちなんです。
「――――――」
……なにを、いまさら。

「でも、わたしにはそうする事以外にやる事がなかった。そんな目的を持たないと生きていけなかった。
人形は、自分の意思じゃ動けないんです。何かに操ってもらわないと、人間らしく振る舞えない。」
「だからって―――――」
・・・・・・許されるはずがない。

「心からわたしの思惑どおりになってほしい、と思った事は一度もありません。
でも不思議なんです。みんなわたしの言葉を真に受けてしまう。
たかだか二十代そこそこの女のつまらないお膳立てにその気になってしまうんです。
偶然というのは怖いですね。」

 くすりと笑うティアーユ。

「――――満足か、ティアーユ」
「わかりません。わたしは楽しいとも悲しいとも感じなくなってしまった人形ですから。」
 だろうな、とティアーユを見る。

・・・・・・ここにいるのは限りなく人形に近い人間だ。
とうの昔に感情が磨耗しきって、何もなくなってしまった女。
自分は痛みを感じない人形だって自分に言い聞かせる事で、本当に自分が人間ではない、
痛みを感じない人形だと半分以上信じ込んでいる。
だから傷を負っても痛まない。
クリードが死んでもスヴェンが死んでも、悲しいとも嬉しいとも思わない。

ただ。
糸が命じるままに動いていた、虚ろな人間。



762 名前:まひるの月F[sage] 投稿日:03/09/15 16:53 ID:BZmtsy9W
「でも――――」
「え?」
「でも、ひとつだけ、不可解なことがありました」

 ほんの少し。
 わずか遠い目をして、彼女は言った。

「スヴェンさんは、最後にわたしを庇ってくれました。
ええ、半分くらいの確率で、ああなることは解っていたんです。
そうなるようにスヴェンさんには接してきたんですから。

―――そうですね。本当は確実にわたしを庇って死んでくれる、と解っていました。」

 その笑顔は。
 笑っているのにひどく悲しそうで、今にも―――――

「なのに―――あの時わたしは驚いてしまったんです。
なんでこの人はわたしを助けるのかなって。
自分が死んでしまうのに、なんでわたしを助けてくれたのかなって」


―――今にも、泣き出しそう、だった。

「実は今もよく分からないんです。あの時スヴェンさんが死んで、
わたしは本当に悲しんだのか喜んだのか。
でも、今でもわたしは朝に目が覚めると、もういないって解ってるのに
スヴェンさんのお部屋に行ってホットケーキを用意してるんですよ?
今度はおいしくできました、見た目はちょっと悪いですけど……って。
おかしいでしょ?あの部屋には、もう誰もいないっていうのに。」

 彼女の腕が何かを取り出す。
 しゅる、という衣ずれの音。
 布に包まれた細長いそれを握って、彼女は自分の胸に向けた。

 きらり、と日差しを反射させる刃物の光沢。

「ティ――――!」
 走る。
 けれど、彼女のほうが早い。

――――とつ、という、味気ない音がして。

 彼女は、地面に倒れこんだ。


763 名前:まひるの月G[sage] 投稿日:03/09/15 16:54 ID:BZmtsy9W
彼女は自分のナイフで胸を刺して、そのまま倒れこんだ。
 駈け寄っても、遅すぎる。
 ナイフは、確実に彼女の心臓を貫いていた。

 どくん、と意識がゆらぐ。

―――――――理由もなく。

「ば――――なんで・・・・・・・・・!」
 抱きかかえる。
 胸には赤い牡丹のような、鮮血。
 彼女の表情はそれでも崩れない。


――――――――それが、逆に。
 例えようもなく、哀れに、思えた。

「しっかりしろ・・・・・・!なんだって、なんだってこんな事・・・・・・!」
「だって、復讐しかやる事がなかったから――――終わってしまえば
消えるだけです。色々と新しいゼンマイを見つけようとしたけど・・・
結局見つからないで、時間切れになっちゃいました――――。」
 微かに微笑む。

それが、理由もなく―――――

「なんだよそれ、おまえなに言ってんだよ・・・・・・!」
スヴェンの時と同じ様に、ティアーユの傷を見る。

―――助からない。

 これは、確実に、心臓を貫いてしまっている。

「・・・・・・・・・っ!」
 どうしてだろう。
 理由もなく、ただ悲しくて―――――こらえきれ、なかった。

・・・・・・彼女は目を細めて青空を見ている。
どこにでもあるような裏路地。
13年前、血と硝煙にまみれた世界に入る前の俺に、遠くから眺めているだけだった
少女がリボンをくれた場所。
ここは。
再会を約束した、大きな廃ビルの下だった。



764 名前:まひるの月H[sage] 投稿日:03/09/15 16:55 ID:BZmtsy9W
「あのリボンは、お気に入りだったんです。」

 ぽつりと呟く。

「だから今度会った時には返してねって、言ったのに。
約束、守ってくれませんでしたね。トレインさん。」

「あれは―――だって」
リボンを付けた姫っちが、あまりにもあの時の少女の面影を映していたから―――

「一つだけ賭けをしてたんですよ、わたし。もしあの時の男の子がわたしを
憶えてて、気付いてくれたなら―――こんな事、もう止めようって。」
「ば―――なんだよそれ。最後になって俺に責任を押し付けようっていうのか、
おまえは・・・・・・!」
 怒鳴りながら、手は必死に傷口の止血をしようとする。
けれど死は無惨だ。
無慈悲に、正確に、一分の狂いも遅れもなく。
彼女の命の針を、かちかちとゼロの位置まで進ませていっている。

「くそ―――ふざけやがって!なにが一つだけ賭けをしました、だ!
おまえのせいで、スヴェンは、スヴェンは―――――」

 必死に止血する。
 理由もなく、悲しくて。
 涙が、瞳から溢れていた。

「あれ?泣いてるんですね、トレインさん。」
「――――悪いかよっ!ちくしょう、おまえが一番わるいヤツだって解ってるのに、くそう、
なんだって俺は、こんなに――――――」

 そう、こんなに――――――

「ティアーユに死んでなんかほしくないってんだ、くそォ・・・・・・!」
 ぼろぼろと涙がこぼれる。
 彼女はくすりと笑った。


765 名前:まひるの月I[sage] 投稿日:03/09/15 16:56 ID:BZmtsy9W
「優しいんですね、トレインさんは。でも気にしないでください。
わたしは人形ですから、痛くも怖くもありません。」
「またそれか――――おまえは、なんでそんな―――――」
「だってその方がすごく楽なんですよ?人間だと、いろんな事が辛すぎて、すごく、痛かったんです。
でも誰も助けてくれなかった。どこにも出口なんてなかった。」
 そう、と小さく息を吐いて。
 彼女は、目を瞑って思い出す。

「なんか、思い出してきちゃいました。
・・・・・・子供の頃のお話です。
わたしね、怖くて痛くて、でも死ぬのはもっとイヤだった。
父は大きくて、絵本で見る魔物そのものだった。
研究所は広すぎて、おばけ屋敷みたいだった。
日々はいつも寒くて、泣き叫ぶのが日課だった。
けど声をあげるともっとひどい事をされるから、ずっと我慢してるしかなかった。
ただ一人わたしに優しい笑顔を向けてくれた男の子は、わたしがどんなに願っても
出る事が出来ないお化け屋敷の窓の外で、お日様の下で笑ってた。
・・・・・・なんだか、みんな悲しい事ばっかりでした。
だから。
痛みを感じない、人形のようになろうと、思ったんだっけ―――――」

出血は止まらない。
彼女は瞳を閉じたまま、痛みしかなかった揺籃の記憶を懐かしむ。

「痛いのはイヤなんです。
だから人形になってしまえばいいと。」

「ティ・・・アーユ?」

「そうして、わたしのからだは少しずつ脈打つのをやめていきました。
血管は一本ずつチューブになって。
血液は蒸気のように消えていって。
心臓もなにもかも、形だけの細工になる。
そうすれば、なにも痛くなんかなくなるでしょう?」
「な・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は、何も言えない。
自分を人形だと思い込んだ少女。
自分を人形なんだと思い込まなければ生きていけなかった少女。
そうして、本当に自分が人形なんだと錯覚してしまうほど、そんな事以外に
救いというものがなかったティアーユ。 
「だから、いくらトレインさんが優しくても泣かなくていいんです。
人形が一つ、壊れた程度の話なんですから。」
ティアーユは瞳を閉じたままだ。


766 名前:まひるの月J[sage] 投稿日:03/09/15 16:56 ID:BZmtsy9W
――――それは、違う。
 手を握って、いや、と首を振った。
「 違う……!ティアーユは人間だ。人形になんてなれない・・・・・・!
ティアーユはちゃんと生きてる、生きてる人間じゃないか・・・・・・!
その証拠にこうやって、今も赤い血を流してるだろ!」
「あ、それはたしかにそうですね。」
目を瞑ったまま、きょとんとした声で、彼女は呟いた。
「だろ?イヴのことが好きで、スヴェンの面にいつもホットケーキもどきをブチまけて、
俺のばか話に天然ボケで返すような、普通の女なんだ。
だから―――――」

彼女がそう望んで、結果としてクリードが狂い、道の一族は絶え、秘密結社は壊滅し、
サヤも隊長達もスヴェンも死んでしまう結末をむかえたとしても。

「―――――ティアーユが、死ぬことなんか、なかったんだ。」
 握った拳に力を込めて、本心から、そんな言葉を搾り出した。

「・・・・・・ふふ、トレインさんは、思った、とおりの、男の子、なんです、ね。
わたし・・・・・・やっと、話せたん、だ。」

 どくん、と。
 一際高く、最後に一度だけというように。
 大きく、彼女の胸が上下した。

 ・・・・・・閉じられていた瞳があく。
 彼女は、最後に。

 高い高い、青空を見た。

「そう――――やっぱり、ただの思い込みだったんですね。」
 こふっ、と口から血がこぼれる。

 ―――――痛い、と。
 小さく、彼女は呟いた。





「だから、人形だったら、よかったのに。」





 そうして、彼女は息をひきとった。
虚ろな瞳のまま、永遠に青い空を見上げている。
それは作り物の仮面ではなく、静かな、とても悲しそうな、顔だった。

767 名前:まひるの月K[sage] 投稿日:03/09/15 16:57 ID:BZmtsy9W
――――部屋を出て、門へ向かう。

 二人きりの静かな朝食を終えて、いつも通りアジトを後にする。
「行ってらっしゃい、トレイン、最近寒くなってきたから、あんまり無理しないでね。」
「おう、姫っちこそ無理すんなよ。」
イヴから鞄を受け取って、アジトに背を向けた。
坂道は長く、どこまでも続いているかのように、街へと伸びている。
なだらかな坂道と、吸い込まれてしまいそうな青い空。
ふと、幻視した。
この下りの坂道が梯子のように空へと伸びていて、晴れやかな青空に届こうとする姿を。

――――それを見て、何の理由もなく。
    哀しい出来事を思い出した。

「―――――――姫っち。」
「なに?トレイン。」
「ん・・・・・・、今度のヤマは早く終わりそうって言っただろ?ちゃっちゃと終わらせてくるからさ、
帰ってきたら街に出ないか?ちょっと相談したい事もあるし。」
「え――――?街に、行くの?」
「おう、仕事が片付いたらさ、どっか旅行にでも行こうぜ。・・・・・・まあ、まだ何処へ行くか
決めてないから、姫っちに選んでもらおうと思ってるけど。」
イヴは黙り込んでしまった。
・・・・・それもそうか。考えてみれば、仕事であちこち連れ回してはいたけど、
こんなふうに遊ぶ為だけの旅行ってのは今までやってなかった。
・・・・・まあ、大した考えがあるって訳でもなくて。
ただ、本当に。
イヴとどこか知らない所に行って、少しずつ、哀しい事に負けないように、
楽しい事を増やそうと思っただけだった。
「どうかな。姫っちが嫌だっていうんなら別にいいけど」
「――――ううん、トレインと一緒に行くのなら、きっと楽しいよ。わたし、楽しみにしてるね。」
「そっか。なら昼前には帰ってくるから待っててくれ。一緒に計画を練ろう・・・・・・っと、
もしかしたらトンデモないのが一人憑いてくるかもしんないけど、そん時はそん時って事で。」
え?と首をかしげるイヴ。
・・・・・・旅行慣れしてそうなリンスに相談するつもりだったけど、あいつの事だから、
付いて来ると言い出しかねない。

――――まあ、それはそれで。
リバーあたりも誘って、大勢で遊びに行くのも悪くはないだろう。

「それじゃ行ってくる。見送りサンキュな、姫っち。」
そう告げて、坂道を駆け下りた。
道は長く、なだらかに街へと続いている。
俺は背中に温かなイヴの視線を感じながら、晴れやかな青空の下を駆け抜けていった。


768 名前:まひるの月L[sage] 投稿日:03/09/15 16:57 ID:BZmtsy9W
そうしてわたしは彼を送り出した。

アジトにはもうわたししかいない。スヴェンも、ティアーユ博士もいなくなって、
トレインは新しい相棒を見つけるつもりもないようだ。

――――仕事が終わったら、どこか旅行に行かないか。

その言葉に、わたしは頷く事にした。哀しみが癒えることはないだろうけど。
あの人と一緒なら、乗り越えられそうな気がしたから。
 
いつも通りの日課を終えて、窓際に腰掛け風に当たった。
時計は正午にさしかかっている。
「―――――――――ぁ」

 ざあ、と風が吹いた。
 髪に結ぼうと手に取っていたリボンが飛んでいく。
 それは白い。
 とても昔、ある少女が彼に贈った、ただ一つの思い出だった。

 リボンはどこまでも飛んでいく。
 風に乗って、元から有りはしなかったかのように、並木の彼方へ融けていく。

「待って、それは―――――――――」

 追いかけようとして、足を止めた。
 アレは少女のものだった。
 わたしの物ではないから、せめてそれだけでも持ち主の元に返すべきなんだろう。

 わたしの手には約束がある。
 あのリボンを渡した少女が待ち望んだ約束だけは、今もわたしの中に生きている。


 だから――――あのリボンだけは、せめて。
 少女が夢見た場所に、還ろうとしたのだろう。



769 名前:まひるの月M[sage] 投稿日:03/09/15 16:58 ID:BZmtsy9W
「――――――――――――――」
 約束は果たされる。
彼がわたしにかつての少女の面影を見たのなら、
わたしはせめてその夢を叶えてあげたい。
わたしが彼を愛したように。
少女もずっと、男の子を愛していた筈だから。
もう以前の自分のようには振る舞えないかもしれないけど、
それでも精一杯――――今の自分のまま、少女の夢を叶えたい。
自分の幼い頃からの夢と、彼女の夢を守るために、これからずっと―――――
あの人の側にいよう。


「あ――――――」

 遠くから騒がしい声が聞こえてきた。
・・・・・・帰って来たみたいだけど、なんだか騒がしい。
・・・・・・一人だけでなく、何人か一緒に連れてきたみたいだ。

――――姫っち、と呼ぶ声が聞こえる。

 わたしは窓に映った自分の姿を確かめてから、玄関へと走り出した。

――――空は、どこまでも高い青い空。

 少女は待ち続けた男の子を出迎えて、なんでもない事がただ楽しくて、お互いに笑いあう。
 それは飽きる事なく続いていく日々の欠片。
 ずっと待ち焦がれていた穏やかな世界。

 それを、ずっと、ずっと待っていた。

 自由に飛び立てる日がやってくると信じて、部屋の窓から高い空を見上げていた。
 いつか世界に羽がはえて。
 この背中にも羽がはえて。
 わたしは笑顔になれて、あの男の子と笑いあえる。

 
 ――――――――――それが、とおい昔に。
           幼い少女が見ていた、
           或る一つの夢だった―――――――――――


               F I N
よくできとるのォー

「スヴェン、話がある。ちょっと外に出てくれ」
「なんだよ?トレイン。もう遅いから明日にしてくれないか?」
「いいから外に出ろ!」俺はスヴェンに銃を向けた。
「分かった、分かったから銃を降ろせ」

俺はスヴェンを相棒だと思っていた。本当の仲間だと思っていた。
しかし、そんなのは幻想だった。 
それに気づいたのはクリードを倒して半年ほど経った頃。
姫っちはいつもスヴェン見ていた。俺ではなくスヴェンを。
最初は気にしなかったが、そのうちに腹が立ってきた。
俺は姫っちに何もしなかったか?いや、姫っちの為を思い色々やった。
俺たちと一緒にいたい気持ちを察し、一緒にいられるように尽力した。
姫っちがデュラムに襲われた時も、俺が奴を倒した。姫っちが危険な目に遭った
時、俺がいつも助けていた。スヴェンじゃない。俺が助けていたんだ。
それなのに、姫っちは俺を見てくれない。俺を少しは見て欲しい。
そんなことを思うようになった自分に困惑した。
なんで俺がそんな事を思うんだ?何故だ?姫っちのことを思うたびに胸が苦しく
なるこの感情はなんだ?
その感情の正体が分からないまま、一月経ったある夜、俺は夢を見た。
真っ暗なところ。ただ闇があるだけ。そこに俺が一人で立っている。
闇が俺に語りかける。
『お前はイヴをどう思っている?』
「・・・分からない・・・」
『いや、お前は分かっているはずだ。ただその答えを認めていないだけ。
 自分の気持ちを素直に認めてみろ』
「俺は・・・ただ、姫っちに俺を見て欲しかっただけだ。それなのに、
 姫っちは俺を全然見てくれない。いつもスヴェンを見ている・・・」
『お前を見て欲しかっただけか?違うな』
「ああ、俺だけを見て欲しかった。俺だけに話しかけて欲しかった」
『ようやく素直になれたな。お前はイヴを自分だけのものにしたかったんだ』
「そうだ。イヴの長い髪、イヴの柔らかそうな唇、イヴの胸、全部俺のものに
 したかった。スヴェンに渡したくない。絶対に。」
『このままではイヴはスヴェンのものになってしまうぞ?どうする?』
「イヴに分からせてやる。俺の方がスヴェンより強いということを」
俺は目を覚ました。まるで生まれ変わったように清々しい気分だった。
俺は分かったんだ。俺はイヴを自分だけのものにしたい。
スヴェンに渡したくない。その日から俺は自分の力をイヴに誇示した。
スヴェンより俺の方が優れている、俺の方が強い、スヴェンがいなくても
全く支障ない、俺だけで十分だ。しかし、イヴは俺を見てくれない。
いつもスヴェンを見ている。

なんでイヴは俺を見てくれない?
闇が囁く。『スヴェンがいるからだ』
そうだ、スヴェンがいるからイヴは俺を見てくれない。スヴェンは邪魔だ。
そんなことを考えるようになった。
ある朝食の時、ふとある事に気づいた。イヴとスヴェンの中が良いことに。
注意深く二人の様子を観察すると、明らかにそれまでとは違っていた。
今までのスヴェンのイヴに対する接し方は「保護者」という感じだった。
しかし、最近は「恋人」に接している感じだ。俺は焦った。このままでは
イヴがスヴェンのものになってしまう。なんとかしなければ。
その日から、俺はスヴェンを助けなくなった。スヴェンが敵に囲まれても、
俺は見て影で見ているだけ。「スヴェンが殺されますように」そう祈った。
しかし、スヴェンはなかなか死なない。ビジョンアイをかなり使いこなせる
ようになったのと、新しい能力「支配眼」。これが原因だ。この能力のせいで
スヴェンは格段に戦闘能力が上昇していた。雑魚ではスヴェンを殺せない。
俺が殺るしかない。

142情報屋ウドニー:03/11/16 10:06 ID:8MKcF49R
――――その足音が消える前に、地面を蹴った。

「来るのね―――――――――!」

敵意と興奮が入り混じったイヴの声。
殺し合いというギリギリの緊張をイヴは愉しみ、
にやりと、俺の姿を視認する。
「―――――――――――――」
その余分さが俺にとってたった一つの有利であり、
イヴにとっての敗因に他ならない。
「ダメだよトレイン、いくら速くても近づけば近づくほど
はっきりと見えるんだから――――!」
歓喜するような声。
イヴの瞳がはっきりとこちらの姿を捉える。
そうすれば後は簡単だ。
俺はイヴに近寄ることすら出来ず、無数の髪に切り刻まれ、
ダルマになって床に転がる。

――――まあ。
それも、俺が息絶える最後まで、イヴが闘える状態にあればの話だが。

ぐるんと視界が横転する。
「―――――――――え?」
間の抜けたイヴの声。
全身を切り刻もうとしていた金色の髪は、すぐ真横を掠めていった。
廊下という直線でしかありえない状況が幸いしたのか。
直進するしかない、という前提を信じきったイヴは、壁を足掛かりにして
天井を跳ねる俺の姿を一瞬見失った。

蜘蛛のように壁を駆けて、天井に一度だけ足をつける。
実際に蜘蛛になれるワケじゃない。
体を反転させて、足場として天井を使うだけだ。

間合いは十分。
体が落下する前に天井を蹴った。

「う、え―――――?」
イヴの視線がこちらを捉え、攻撃が再開された。
何条かの髪の刃が体に突き刺さる。
だが、もうそんなモノに構うことはない。
体は既に必要な推力は得ている。
極薄のナノマシンの刃が刺さっても、勢いを止める大した抵抗にはならない。
そのまま―――――

「きゃっ――――――――!?」

イヴの体に衝突した。
143情報屋ウドニー:03/11/16 10:07 ID:8MKcF49R
「こ、のォ―――――――!」
倒れたイヴが顔を起こす。
右腕が瞬時に大刀に変化する。
イヴと密接したこの状態なら、それこそコンマの時間も経つ間もなく
両断されてしまうだろう。

だから。
その前に撃った。

互いの呼吸すら感じ取れる至近の間合いで、
一分の狂いもなくイヴの体に向け引鉄を引いた。

額も眼球も口腔も心臓も差別なく、そこには博愛も憐憫もなく、
百合の華を手折る様に、諸々の痛みさえ玲瓏と。

 ゴトリ。

固い床に、ただのカタマリとなったモノが倒れこんだ。
それで終わり。イヴの瞳は拳銃の弾なんていう、不粋なモノを
焼き付けて、そのまま永劫に失われてしまった。

「最期に見たものが、そんなモノ、なんてな」

イヴは犬や猫より低い視点で、紅く染まった眼窩を薄汚れた壁に向けている。
あたりは闇。こんな風景を最期に眼球に焼き付けて亡くなるなんて、
不出来な笑い話のようだ。

「……殺し合いを愉しんでるようじゃ浅いって、
スヴェンは教えてくれなかったのか、イヴ」

……いや、それは無理な話か。スヴェン=ボルフィード自身が浅かったんだから、
イヴが不出来なのも仕方ない。
「……勿体無い。こんなにも優秀だったのに、鍛える火が弱かったとは。」

だから俺なんかにあっさりと殺されてしまったんだ。
殺し合いに酔うなんていう余分さ。
そんなものがあったから、おまえは死んだ。
こんな、誰もいない所で。
一人でずっと、誰も見つめることのない壁を、潰れた瞳で見つめながら、
断末魔さえ上げられずに。

「……………………………は」

まったく。
我が仲間ながら、なんて、哀れ。
144情報屋ウドニー:03/11/16 10:07 ID:8MKcF49R
「――――――――はぁ」
止まっていた呼吸が再開する。
感覚のない片手も片足も、まだカタチだけはあるらしい。
床には、ようやく溢れ出したイヴの赤色が広がり始めた。
「はぁ――――――――――――――ぁ」
壁際まで這って、なんとか片足で立ち上がる。
窓を開けると、新鮮な空気が入ってきた。
熱帯夜のようだった廊下に、冷たい風が入ってくる。

「―――――――――――ぁは、ははは、は」
風はこれ以上ないってぐらい心地よい。
体の熱は冷めて、頭痛もぴたりと止んでくれた。
「―――――はは……は……ぁ――――」
なのに、どうしてだろう。
思考だけが。頭の中が真空になってしまったかのように。
もう何もかも平等に感じられて、灰色で、紅い視界のまま治らない。

――――――頭上には紅い月。

いつかのユメを思い出す。
蛇の如く殺人鬼を見つめていた月。
あの時でさえ美しかった銀色の月なのに、どうして。

今夜に限って、平等にこの身を照らし上げてはくれないのか。


――――――蛇の如く。

爛れた赤い瞳のように、いつまでも俺を見つめる。
じっと。熱心に見下ろしてくる赤い瞳。
赤い。赤い赤い赤い瞳。
「……は……はは………なる、ほど―――」
それで思い至った。
イヴが最期に見たモノは、己の眼を抉る弾丸なんかじゃなく。
自分に銃口をむける機械じみたブラックキャットだったのだと。
「……そっか。それじゃ確かに――――――消えない、な。」
ならば、月はずっと赤いままか。
イヴの眼球は殺人鬼の姿を眼に焼き付けたまま、月に昇ってしまった。
それを書きかえることは不可能だ。

全てが終わったって云うのに、こんなにも行き場がないのもそのせいか。
ティアーユを失って、俺はイヴさえ殺めてしまった。
行き場なんて何処にもない。
やるべき事も、自分さえ消え去った。
それでも一本だけの足は、ずるずると廊下を歩いていく。

―――――仰ぐ天上には、巨大な眼光。

ブラックキャットはイヴに見つめられながら、
何処かに向けて歩き出した。


        E N D
145情報屋ウドニー:03/11/16 10:09 ID:8MKcF49R
『沙夜先生の授業』を受けますか?


 →はい
   いいえ
146情報屋ウドニー:03/11/16 10:16 ID:8MKcF49R
キ ー ン コ ー ン カ ー ン コ ー ン

【教えて!! 沙夜先生】


「お待たせしましたー!
沙夜先生のなぜなにコーナー。
好評につき補習授業(そのいち)です!

あーあ、黒猫君ったら、本気出しちゃって。
だめッスよ、いくらイヴちゃんが無敵モードに入ったからって
黒猫君までその気になっちゃ。
事殺し合いに関しては、黒猫君の方が何枚も上手なんです。
ここは余裕をもって、イヴちゃんの様子を見てあげるべきでしょう。」
マロ・カオス戦はいつ頃の予定ですか?
俺は引き金を引いた。
スヴェンは弾を難なく回避する。
やはり支配眼の能力を得たスヴェンに、遠距離からの銃撃は通じない。
レールガンを使うしかなない!俺はハーディスに精神を集中した。
突然、スヴェンが視界から外れる。
俺の死角から銃声が。
俺はギリギリのところで銃弾を回避した。
やはり、一筋縄ではいかない。
俺からスヴェンまでの距離は10メートル。
俺は再びハーディスに神経を集中した。
今度はスヴェンを視界から外れぬよう、距離を取って。
15メートルの位置からレールガンを撃った。
超高速の閃光がスヴェンに向かって直進する。
が、当たらなかった。突如、スヴェンの動きが加速した。
スヴェンは素早く銃を構え発砲する。
俺はレールガンの反動で体制を崩し、回避運動をとれなかった。
ハーディスで銃弾を弾くしかなかった。
スヴェンは更なる銃撃を俺に加える。
全部弾けなかった。右腕に被弾した。
鮮血が飛び散る。
スヴェンが弾を補充している隙に体制を立て直す。
俺はスヴェンとの距離を縮めた。
10メートルまで近づいた。
スヴェンは距離を離そうとした。
銃弾が俺を襲う。
なかなか近づけない。
5メートルまで近づくんだ。この距離ならば仕留められる。
俺は意を決して、スヴェンに直進した。
銃弾は回避しなかった。
回避していては距離を縮められない。
急所に対する弾丸だけ対処した。
5メートルまで近づけた。
スヴェンはこの距離を待っていたようだ。
支配眼を発動し、俺の懐に飛び込んだ。
スヴェンは正確に三回、引き金を引いた。
俺の心臓に向け銃弾を発射した。
直撃した。
俺はレールガンを発射した。
スヴェンは俺が反撃できることに意外だっただろう。
閃光がスヴェンの頭部を撃ち抜く。
俺は心臓部を触った。
スヴェンの亡骸に言った。
「防弾チョッキを着けてるかどうか、確かめるべきだったな」と。


矢吹「という話だったのさ、」
編集「いい話じゃねーか。」
矢吹「俺はこの漫画が大嫌いだ。」
編集「どうして?」
矢吹「俺は猫が嫌いだからだ」
編集「ふ、だと思ったぜぇ..」
二人「ふ、あはははははっ......」
糸冬
150情報屋ウドニー:03/11/16 16:21 ID:d1xGggwC
>>147
教授編ですか・・・またそのうち考えてみます。
しかしまあ、最近アホみたいに長い月姫ネタしか出してないので
そろそろ顰蹙買ってないか心配。

それにしても、なんで前スレで書いたネタがこっちにもあるんだろ?
>>150
考察スレで話題にのぼったから考察しようということになったけど
前スレが落ちたので見れないので貼り付けてくれという要望が発生。
考察スレに貼り付けるのはスレ違いすぎるのでこちらに貼り付けた人がいる。
というわけです。
あと、月姫ネタは楽しく読ませてもらってるのですが、
当方未プレイなので元ネタが判らなかったりして不安になります。
メール欄あたりに元ネタを書いておいてもらえないでしょうか。
月姫ネタに限ったことじゃないですが。
152情報屋ウドニー:03/11/16 16:57 ID:pges5GtK
>>151
そうでしたか。即レスありがとうございます。
メル欄に元ネタですか。
このスレって元ネタを当てる楽しみ方も含んでいたと
個人的には思ってましたので、今まで書いてなかったのですが、
最近まとめの人もいないようですし・・・
やはり書いた方がいいですかね?
>>152
そういうことなら好きなようにしたらいいですよ。
ネタスレは職人主体が基本だろうし。
154考察スレの61:03/11/16 23:39 ID:qe0FK+Xx
情報屋ウドニー様、まひるの月を貼り付けたのは私です。
知らずとはいえ、許可も得ず勝手に貼り付けてしまい申し訳ありませんでした。
今後、このようなことは自粛いたしますので、どうかこれからも
素敵な作品を書き込んでくださいませ。楽しみにしております。

考えかたの違いから袂を分ったトレインとスヴェン。
トレインはリンスとともにクリードを倒すが、その際の爆発で行方不明となる。
2年後・・・
墓地ではいまだ帰らぬトレイン達を死亡とみなし、葬式が行なわれていた。
神父
「大いなる父の祝福を受け、何時の肉体は大地へ戻らん。
 願わくば神のご加護によりリンスレット=ウォーカーの魂を至福の地へ導きたまえ。
 アーメン・・・。」
弔問客
「まだ若いのに、残念なことだ。」
「2人そろって逝ってしまうなんて・・・」
「トレインは政府への反逆罪で墓にも入れないとか・・・嘆かわしいことだ。」

弔問客が去っていく・・・入れ違いでイブが墓場へ入ってくる。

イブ「・・・遅くなったね、トレイン、リンス・・・。
   もっと早く愛に来ようと思ったんだけど人目がきびしかったの・・・。」

イブ、花束をささげる

イブ「スヴェンはティアーユと結婚したんだ・・・。
   元警察官が権威ある科学者と結婚してそれを機に政府役職へつく。
   妻の権威を利用したって奴ね・・・じゃあ、また来るよ。
   ・・・本当に死んじゃったの?
   私にはまだ貴方たちが死んだなんて信じられないよ・・・。
   だって・・・そうでしょ?」

と、バイクに乗ったトレインとリンスが目の前を通り過ぎていく。
イブ、あわてて追いかけるがもう見えない。

場面は変わって古い教会の跡地

スヴェン「・・・こんな所にいたのか。 みんな心配してるぞ。」
ティアーユ「・・・・。」
スヴェン「今日はお前の誕生日だったろ? ほら、この花束を、ぐぁっ!?」

振り向いたティアーユがナイフでスヴェンの胸を刺す

スヴェン「ティ・・ティアーユ?」
ティアーユ「どうせそうやって私を利用して・・・トレインみたいに見殺しにするんでしょ!?」

スヴェン、ティアーユのナイフを取り、ティアーユを刺し返す。 血に染まり倒れるティアーユ。

スヴェン「くっ・・・ぐぅ・・・トレイン、お前は何を手に入れた・・・俺は・・・・・。」

BLACKCAT〜fin〜
>>155
多分これで3回目くらい
これが一番細かいが
久々に過去スレ見てたんだが一番最初にパクられた最終回ってビバップじゃなくてエヴァだったんだな。
知欠
「・・・・・・・・この矢吹健太朗は・・・・・・いわゆるパクリ漫画家のレッテルをはられている・・・・
ビバップを必要以上にパクりいまだ「堕天使たちのバラッド」のことを言ってくるヤツもいる・・・・
巻末コメントで電波なだけで能無しなのにパクリ批判をやった漫画家はもう二度とジャンプに書かねえ
原稿料以下の下手な絵を書くハンタですらパクるなんてのはしょっちゅうよ
だが こんなおれにもはき気のする「悪」はわかる!!
「悪」とはてめー自身のためだけに 弱者を利用しふみつける海老塚兄弟のことだ!!
ましてや女を───────っ!
かずはじめ がやったのはそれだ!
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん おめーの「風天組」は作者自身にも法律にも見えねえしわからねえ・・・
だから おれが裁く!」

かずはじめ
「それは違うな。「悪」?「悪」とは打ち切りのこと・・・正義とは商社のこと・・・
売れているもののことだ。過程は問題じゃあない。打ち切られたやつが「悪」なのだ
とどめくらえ 『風天組は最高ス!』」

知欠
「なに・・・打ち切られたやつが「悪」・・・
それじゃあー
やっぱりィ
てめーのことじゃあねーかァ───ッ」

                        -BLACK CAT- 《完》 
矢吹「パクリと呼ばれる作品のなかにも、涙をながす価値がある物は
できると思いますか?・・・許斐さん」

許斐「・・・実はオレもそれをみてみたいのさ、矢吹」
紳士と少女が相対して座し、傍らにはヤンスがたたずむ。



「最も恐るべきパクリ漫画家とは何か、わかるかねイヴ」

「……知欠」

「そうだ。その通りだよ。我らが生みの親知欠だよ、イヴ」
「だが何故知欠はそれほどまでに恐ろしい?」
「知欠は弱点だらけだ。
思考を嫌い、オリジナリティを嫌い、矛盾や曖昧な設定が首を絞める。
算数・文章・ネーミングは小学生の粋を出ず、ネットに目をそむけ、
批判に耳をそむけ、
ほとんどのファンは萌えしか言えず、安息のとりえは唯一ツ
ヲタ臭い小奇麗な絵だけ」
「それでも知欠は無敵の怪物と呼ばれる。イヴ、何故だかわかるかな」




「……」
「女子高を回って票を得ること?」

「それは決定的ではない」

「三年も連載してるのに全く成長しない?」

「少々役不足だ。叩き所はそれに限らん」

「他人のネタをパクリ、いくらでも萌えヲタとクソ漫画を増やす?」

「それは確かに恐るべきことだ。だが、無敵か とは少し違う」
「もっともっともっともっと単純な事だ」

「……」
「頭が悪い?」

「そうだ。知欠はとっても頭が悪いんだよイヴ」
「図太い神経 集金力 既視感 思考能力 計算能力 画力 
パクリ能力 紳士能力 無恥性 etc etc
しかし最も恐るべきはその純粋な知力……「知欠」だ」
「既存の常識を軽々とぼろ雑巾のように引きちぎる」
「そしてたちの悪い事に知欠はその知欠を自覚している。
単一能としてでなく彼だけの理知<ロジック>を持って知欠を
行使する「絵描き」だ」
「知欠に漫画を見られることはネタの死を意味する」
「いいかねイヴ。知欠とは知性欠くネタをパクる「パクリ屋」なのだ。
これを最悪といわず何をいうのか」
「う…うえッ えぐッ えぐッ」
「ヒック ヒック ヒック」

「どしたい なんで泣いてんだおめぇ」

「がッ 学校でみんながッ おまえはパクり漫画家の子供だって…ッ
 おまえんちは他人のフンドシで漫画を描くパクり漫画家だってッ」

「そうだよ 本当の事のこった」
「うちは8代前からず〜っパクり稼業だ
 じいちゃんのじいちゃんのじいちゃんのじいちゃんからだ
 おまえの親父だって裁判沙汰でおっ死んじまったんじゃねえか
「おまえの出産の費用出すためにキバりすぎたんだよ
 何だオメエ まだ知らなかったのか」

「お お おじいちゃんも おじいちゃんも漫画をパクったの……!?」

「あーあ パクったよ すげえたくさん」

「なッ なんでだよッ なんで人のネタをパクったりするんだよッ」

「パクり漫画家が何のために? 金だよ」
「俺達がパクった連中の目的は 主義や主張 手前の嗜好や雑誌の躍進のため
 情熱のため 妄想のため 誇りのため
 家族のため 脳内女のため 生活のため コミケのため いろいろだ」
「俺達はそういうのわかんねえ
 大事な事だっていうのはわかる でもそういうの
 別にネタ出しに頭をひねらんでも何とかなるんじゃねえのと思う」
「つうか漫画を描く事に そういう意味なんか必要なのか?
 手垢のついた他人のネタで充分じゃねえのかと思う」
「逆にいえば だ
 手垢のついた他人のネタが 俺達にとっては漫画を描くのに足りてしまうんだ」
「手垢のついた他人のネタで東京中の出版社あっちゃこっちゃ出向いてって
 手垢のついた他人のネタで訴えたり訴えられたり
 しかも誰にいわれたワケでもなく好きこのんで だ」
「パクり漫画での二束三文の方が自分の漫画家生命や他人の著作権より重い
 ウチの家系は割とそーいうホントに人間のクズの家系なんだ
 悪いが学校でいじめられても仕方ないかもなあー」
「いや なに おまえもそのうちわかる時が来るんじゃないかな
 なにせホラ おまえは俺達の孫だ」
 セフィリア率いるナンバーズの全滅。クリードたちの逃亡。
 何一つ解決しないまま、クリードアイランドでの死闘は幕を閉じた。

 十年後。

『クリードがクロノス三長老を殺してボスになった』
 リンスからの手紙には、それだけが書かれてあった。

「久し振りね。おはようトレイン」
 列車のドアが開いた途端、聞き覚えのある声が耳朶を打った。
「――お」
 どんな表情をするべきか一瞬悩み、
「おはようリンス……」
 結局はいつもの仏頂面のまま、列車を降りる。
 とある寒い日の夕刻。
 トレイン=ハートネットとリンスレット=ウォーカーの再会は、十年という歳月を感じさせないほど
スムーズに果たされた。

 すっかり冬支度を整えた街を、二人で歩く。
「よくわかったな、俺のアジト」
「あんたが思ってるほど、この業界は広くないわ」
 事も無げに答えるリンスに、トレインは微苦笑を浮かべた。
「――だろうな。どこに行こうが、懐の寒さだけは変わらない」
 その横顔に、かつての殺し屋崩れの若者の面影は微塵も見当たらない。
 年老いた野良猫を彷彿とさせる、渋みと強かさを同居させた男――それが今の、トレインだった。
「お店開けるわ。店長になったのよ」
 十年の歳月がトレインを変えたように、リンスもまた大きく生き方を変えていた。
 泥棒請負業で得た稼ぎを注ぎ込み、バーを開いたのである。
 カウンターに着いたトレインは、ブランデーを注文する。
 得意げに牛乳を飲んでいたのも、今となってはひどく懐かしい。
「――で、どうすんの。これから」
 琥珀色の液体を舐めるようにして飲むトレインに、リンスは硬い表情で言った。
「多分あんたがここへ来たことは、今夜にもクロノスに……クリードに伝わるわ」
「明日サヤの墓に参ってくる」
「……本気?」
 ブランデーを飲み干したトレインは、うっすらと笑ってみせた。
「お前もそうするとわかってて手紙出したんだろ?」
「……そうね……」
 リンスは黙って、空になったグラスに新たな一杯を注いだ。
164Weepy old cat 2/7:03/11/18 02:04 ID:ZSL/lgJg
↑は1/7で。


「さて……何か言う気になったかな?」
 何度聞いても耳障りな声だ、とベルゼーは思う。
 かつてセフィリアが使っていた執務室。
 その床に、ベルゼーは数人がかりで押さえつけられていた。
 部下もなくグングニールもなく、ナンバーズのコートすらない。
 十年の歳月は、彼を無力な老人へと変えてしまっていた。
 時の流れは残酷――とは使い古された表現だが、しかし厳然たる真実でもあった。
「貴様……こんなマネをして……」
「あまり騒ぐな。近所迷惑だろう? 今、君が口にしていいのは、たった一言」
 氷を入れたワインという冒涜的な飲み物を片手に、その男は圧倒的な余裕の滲む、支配者の笑みを浮かべている。
「僕への忠誠を誓うか。“Yes or No”それだけでいい」
 クロノスナンバーズの候補、デッドオアアライブの賞金首、革命集団・星の使途の団長――。
 数々の肩書きを経て、今、クロノス最長老となったその男の名を、クリード=ディスケンスと言う。
 不死ナノマシン≪REINCARNATION≫の無限細胞修復と道の肉体強化によるものか、その容姿は十年という歳月を経てもまるで変わっていない。
「舐めるなよ若造……長老を皆殺しにしただけでクロノスを手に入れられるとでも思ったか?」
 不老不死、さらには世界最高の権力を手中にした男を前にして、しかしベルゼーは一歩たりとも引かなかった。
 当然だ。ここで引いては、死んでいった仲間に申し訳が立たない――そんな老人の想いは、しかしあまりにも無造作に折り取られた。
 クリードの手に、日本刀――虎徹の柄が握られる。
「物覚えの悪い男だな。“Yes or No”って言っただろう?」
 億劫そうな呟きと共に、瞬時にして実体化・伸長した不可視の刃が、押さえつけていた人間ごとベルゼーを両断した。
「あ」
 老人の斬殺死体と、その傍で苦痛にのた打ち回る部下達を前に、クリードは思い出したように言った。
「あーそうか、しまった。これも近所迷惑には違いないか」
 不可視の刃から辛くも逃れた部下達が、恐怖に引きつった追従笑いを浮かべる。
「クリード、いいかな」
 今のクロノスの縮図の如きその部屋へ入ってきたのは、三長老の一人にして元・星の使徒のメンバー、ドクターである。
 クリードと同じく、彼もまた十年の歳月による容姿の変化は微塵もない。
 虎徹の柄を弄ぶクリードに近づき、耳打ちする。
「実は――」
165Weepy old cat 3/7:03/11/18 02:08 ID:ZSL/lgJg
 未だ漂う血の臭いなど一顧だにせず、クリードは一人執務室にいた。
(何故だ)
 険しい表情を浮かべながら、胸中で呟く。
(何で今頃帰ってきた。トレイン)
 冷徹な殺人者だったトレイン。
 魔女、サヤ=ミナツキによって変えられてしまったトレイン。
 痛みが蘇る。
 変わっていくトレインを見ていることしかできなかった、あの時の。
「トレイン……」

 同刻。ドクターは一人自室にいた。
「人類の歴史上、最も多くの生命を奪った武器は何だと思う?」
 誰ともなしに言いながら、テーブルの上に置かれたケースを開ける。
「それは刃物でも銃でも核でもない。この世で最も洗練された殺人の技術。それは……毒さ」
 そこには、彼が秘密裏に開発した一発のライフル弾が入っていた。
「不死ナノマシン≪REINCARNATION≫は完成した。道のデータも存分にとった。これが最後の実験だ」
 ケースを閉じる。
 いつの間にか、ドクターの背後に四つの人影が立ち尽くしていた。
 3・6・9・12の刺青を持つ彼らこそ、クロノスナンバーズの生き残りにして三長老直属の内部
粛清部隊・クロスブリードである。
 ≪BERSERKER≫の完成型≪MARIONETTE≫を注入され、今やドクターの忠実な私兵と化していた。
「明日、クリードはきっとブラックキャットに会いに行く。君たちにはその時働いてもらう」

 同刻。トレインは一人安宿の一室にいた。
 剥き出しになった上半身、その首の近くには大きな火傷の痕がある。
 クリードアイランドでクリードを取り逃がしたのを機に、13の刺青を焼き潰した痕だった。
 ベッドに腰を下ろし、愛用の銃・ハーディスを分解清掃し始める。
 手馴れた作業を機械的にこなしながら、彼の意識はいつしか過去へと向かっていた。

「最近、よくあの女と一緒にいるね」
 次の任務の打ち合わせの最中、ふと相棒が漏らした言葉。
「なんだよソレ和服とか好きなのお前?」
 軽口を叩いてみても、相棒は陰鬱な表情をしたままだ。
「あいつのこと、気に入らないか?」
「別に……」

「クリード。俺はどう答えれば良かった?」
 作業を終えたハーディスをベッドに置き、窓に歩み寄る。
 いつの間にか、雪が降り始めていた。
「積もるな。明日は」
166Weepy old cat 4/7:03/11/18 02:09 ID:ZSL/lgJg
 昨夜のうちに降り積もった雪は、早朝の霊園を白く埋め尽くしていた。
 彼女の墓を探すのに、トレインは多少の時間を要した。
「サヤ」
 無宗教の簡素な墓石の前に、薔薇の花束を置く。その下に眠っている彼女を起こさないよう、そっと呟いた。
「もう此処に来ることも無いと思ってたが……いや」
 その耳に車のエンジン音を聞き取って、トレインは墓石に背を向けた。
「たぶんわかっていたよ。こんな風に此処に来ることは、俺もクリードもまだ――」
 黒のリムジンが霊園の門の前に止まる。
 運転席と助手席から二人の黒服が降り、一人が後部席のドアを恭しく開ける。
 そして、ひとりの男が降り立った。
 十年の歳月を全く感じさせない男と、十年の歳月を淡々と受け止め続けた男が相対する。
「――壊れたままだ」
 トレイン=ハートネットとクリード=ディスケンスの再会は、ここに果たされた。
「十年か」
「ああ十年だ」
 両手を上げたトレインに、二人の黒服が歩み寄る。
「どうだ、最長老のイスの座り心地は快適か?」
「色々慣れるのに大変でね。座ってる暇もない」
 武装解除されながらも軽口を叩くトレインに、クリードは肩をすくめて見せた。
 やがて、黒服がクリードに一丁の銃を差し出した。
 巨大なリボルバー。ナンバー13の武器にして、ブラックキャットの象徴。
 装飾銃ハーディス。
「懐かしいな。君の銃……」
 受け取ったオリハルコン製の拳銃は、クリードが初めて見たときから変わらない、美しい輝きを放っている。
「君は結局、あの時僕を撃たなかった」
 トレインの脳裏を、苦い記憶が過ぎる。
 クリードアイランドでの死闘。後一歩のところまでクリードを追い詰めておきながら、彼は躊躇した。
 その躊躇が、今の状況を作ったのだ。
「あの時――殺し損ねた僕を殺しに来たのかな?」
「……」
「スヴェン=ボルフィールドとのコンビを解消して……押し止めるものがなくなった君は、
 今になって僕を撃ちに来たのかな?」
「……」
167Weepy old cat 5/7:03/11/18 02:12 ID:ZSL/lgJg
『何故』
 二人の声が、期せずして重なった。
「何故サヤを殺した?」
「どうせ殺すなら、何故今まで生かしておいたんだい?」
 先に答えたのは、トレインだった。
「俺はおまえがサヤを殺した理由がわからなかった。だから――理由を聞きたかった」
 クリードの唇が笑みに歪む。その手に、虎徹の柄が握られる。
「君がそんな風だから……」
 苛立った呟きと共に、瞬時にして実体化・伸長した不可視の刃を、トレインの首筋に押し当てた。
「君のその焦れったさも相変わらずだね。あの時の気分が蘇るようだよ……!」
 その顔は、革命集団・星の使徒を率いていた頃の、狂気の笑みを浮かべている。
(いけない!)
 離れたところから二人を見守っていたリンスは、トレインを助けるべく拳銃を取り出す。
 駆け出そうとしたところで、自分の他に彼らを見ている者がいることに気づいた。
 それは、巨大な多目的ライフルを構えたコート姿の男。
(あれは? 狙ってる? 誰を? トレイン?)
 二つの銃声が重なった。
 一つは、スナイパーを妨害するべくリンスが発砲したもの。
 一つは、銃弾が頭上を掠め過ぎた拍子に銃爪を引き絞ってしまった男――ナンバー12のもの。
「クリード!」
 叫ぶトレインの目の前で、クリードの胸部から鮮血が散った。

(チィッ、一人ハズれたッ!)
 スコープから目を離し、ナンバー12は舌打ちした。
 たった一発しかない特殊弾頭、しかも相手は元ナンバーズにナンバーズ候補。
 こんな近距離で狙撃に踏み切ったのも、初弾で二人とも仕留めるためだったのだが――
(もう狙い撃ちじゃ無理だッ)
 オリハルコン製多目的ライフル・アスラ。そのセレクターを狙撃から掃射へ変更し、コートから
引き出した弾帯を叩き込む。
 作戦の変更は即座に完了した。
 身体能力を飛躍的に高めながらも戦闘に必要な理性や判断力は微塵も損なわず、さらには一定の
脳神経パターンを植え付け絶対の忠誠心を抱かせる。
 これこそ≪MARIONETTE≫が完成型と称される所以である。

「トレイン! 狙われてるわ!」
(リンス!? もう一つの銃声はあいつか?)
 リンスの存在に驚きながらも、トレインは銃声の方向と着弾によるクリードの吹き飛ばされ方から、
スナイパーの位置を弾き出していた。
(もう一人はクリード達の後方か。まだ諦めてない!)
 墓前に置いていた薔薇の花束を掴む。こちらに向けられようとしていた黒服の銃を撃ち落しながら、
トレインは叫んだ。
「クリード!」
 焼け焦げた薔薇の花弁が散る。
 クリードは目を見張った。花束の中から現れたもの。それは――
「後ろだ、クリード」
 小型のリボルバー、サヤ=ミナツキの銃だった。クリードの肩越しに霊園の隅を照準し、発砲する。
 拳銃の有効射程距離よりも遥かに遠いとは言え、かつてブラックキャットと呼ばれた殺し屋にとっては
何ら問題ない。
 銃弾は僅かに狙いを外れたものの、ナンバー12の肩に着弾し動きを止めた。
 そこへ、クリードが振り向き様に幻想虎徹を振るった。
 瞬時にして何十メートルも伸長した不可視の刃は、その軌道にあった墓石や木々を根こそぎ薙ぎ払い、
ナンバー12を斬殺した。
168Weepy old cat 6/7:03/11/18 02:13 ID:ZSL/lgJg
 ナンバー12が倒れると同時に、三つの殺気が凄まじい速度で接近を開始した。
 三長老直属の内部粛清部隊・クロスブリードは、その粛清対象にナンバーズをも含めている。
 よって、その戦闘能力はナンバーズの中でも突出しており、
「ふふ……昔を思い出さないかい? トレイン」
 だと言うのに、背中越しに聞こえてきたクリードの声は、楽しげに弾んでいた。
「……戦闘中に無駄口を叩くな」
「そう、それも思い出したよ。ふふ……」
 かつてのように、互いに背中を預けあって。
 二人は戦闘を開始した。

「僕は嫉妬してたんだ。サヤ=ミナツキに」
 彼女の墓石に背を預けて、クリードはそう言った。
 その身に刻まれた傷の数々はどれもこれもが致命傷であり、その大半がトレインを庇ったことに
よるものだった。
「僕は君が大好きだった。もしかしたら、そんな君の友達である彼女と、僕も友達になれたかもしれない。
 けれど、僕は――」
 不死ナノマシン≪REINCARNATION≫の無限細胞修復が一向に始まらない。
 ナンバー12によって撃ち込まれた弾丸に搭載されていたカウンターナノマシン≪VENOM≫により、その
機能を停止させられたのだ。
「僕の――初めての友達を」
 今のクリードは不死ではない。道による肉体強化でかろうじて命を留めているだけだ。
 死は避けられない。にもかかわらず――
「独り占めにしたかった」
 クリードは、笑った。照れた子供のように、笑っていた。
「神氣湯を飲んだのも、星の使途を引き連れて革命ごっこに明け暮れたのも、クロノスの三長老を殺して
 最長老になったのも、みんなヤケ同然さ。おかげで、とんだしっぺ返しだ。ホント、ザマないね」
 血の気の失せた顔で楽しそうに笑いながら、クリードは言った。
「楽にしてくれないか――相棒」
 俯いたまま、トレインは呻くように答えた。
「俺は、そう呼ばれるのが怖かった。本当は理由なんてわかっていたんだ。仕事とあればどんな人間も殺してきた
 人でなしのくせに、間抜けな自分に気づきたくなかった」
 なぜクリードを殺さなかったのか。殺せなかったのか。
 彼女に言われたから――それもあるだろう。
 しかし。
「サヤを殺したおまえでさえ失くしてしまうのが怖いなどと、一丁前の常識人みたいに――」
 結局のところ、自分達は友達だったのだ。
 もしも彼女と友達になったのがクリードだったら、ここで倒れていたのは自分だったかもしれない――。
 そんな無意味な仮定すらできてしまうほど、自分達は友達だったのだ。
「……まったく……」
 声もなく泣くトレインに、クリードは苦笑した。
「いつからそんな……涙もろく……」
 その言葉を最後に。
 トレインの相棒は、死んだ。
169Weepy old cat 7/7:03/11/18 02:15 ID:ZSL/lgJg
 数日後。雪の降る街中を、トレインは大きな紙袋を抱えて歩いていた。
「――ったくリンスの奴、怪我も治ってないのに買出しに使うなような」
 トレインのレールガンやクリードの幻想虎徹、さらにはクロスブリードの非常識殺法により霊園は
半壊したというのに、リンスは無傷だった。
 相変わらず運の強い女だ――そんなことを思いながら、最後の角を曲がる。
 腹に、鈍い衝撃。
「……あれ?」
 降り積もった雪の上に、点々と赤い色。
 腹に手をやると、べっとりと血が付いた。
「こんなとこ怪我してたか?」
 不思議そうに呟くトレインの真横に、何の前触れもなく人影が現れた。
「やってくれたね、ブラックキャット……!」
 三長老の一人にして元・星の使徒のメンバー、エキドナ=バレス。
 十年の歳月による変化など微塵もないその美貌は、憎悪に歪んでいてなお美しかった。
「クリードの仇だ。苦しんで死にな」
 血塗れのナイフを握った手がゲートに消え、次の瞬間、トレインの身体の至る所にナイフの冷たい
感触が差し込まれた。
 紙袋が地面に落ち、詰め込まれていた食材がばらまかれる。
「あ……」
 エキドナが消えると同時に、トレインは力なく壁によりかかった。
 足元の雪が、驚くほどの速さで赤く染まっていく。
「あのクソ医者、キッチリこなしやがるぜ。やり口の趣味は最悪だがな」
 大方、手駒であるクロスブリードを失ったドクターが、クリードを殺したのは自分の仕業だとエキドナに
吹き込んだのだろう。
 小細工しか能のない、あの男のやりそうなことだ。
「これじゃリンスやスヴェン、姫っちも危ないかもな……」
 壁に赤い血の痕を引きながら、トレインは歩いていく。途中で雪に足を滑らせ、転倒した。
「いっ……てえ……」
 熱く脈打つ傷に、雪の冷たさが心地良い。いつまでもこうしていたい誘惑に駆られる。
 しかし――
「フフッ」
 トレインは笑った。痛む身体に鞭打って、どうにか立ち上がる。
「まだ死んでる場合じゃねェよなぁ、サヤ」
 次第に強さを増していく雪が、血の跡を、トレインの身体を、白く染めていく。
「クリード……」
 老いた野良猫のようなか細い声は、白くなっていく景色に呑まれ、消えた。

END

乱文&長文スマソ
170名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/18 02:43 ID:Mquhi8A4
第238話 ゆるがない決意

突如、携帯の着信音が鳴り響く
ピルルルルッ
『セ・・・セフィリア!!』
ピッ 
セフィリアかどうかも確かめずに、電話に出た
トレイン「も・もしもし!!」
最長老「モシモシ・・・トレイン=ハートネットか?」
最長老「久しぶりだな、ウィザードだ」(クロノスの最長老。確かそんな名前)
     『最長老!』
トレイン「どーも・・・で、用件は?」
最長老「セフィリアのことでね。お前と会って話がしたいんだが」
ドクン
トレイン「何故だ?会わないとだめなのか?俺、時の番人に戻る気はねーぜ」
最長老「・・・マジメな話なんだ・・・直接話したい」
ドッドッドッドッドッドッ
スヴェンとリバーがやって来た。
スヴェン「ん?なにやってんだ、アイツ」
トレイン「・・・分かった。で、どこで?」
スヴェン「?!どーしたんだお前!」
最長老「ありがとう、じゃあ、明日の午後二時にクロノス本部ビルの受付で」
ピッ
スヴェン「電話誰だ!?セフィリアに何かあったのか!?」
リバー「どうしたんだ!?ここに転がってる奴らは!?」
トレイン「こいつらはクロノスの構成員だ。俺がマリオネットキングだと
     思ったらしい。んで、電話は最長老からだ」

171未来という名の牢獄 1:03/11/18 04:54 ID:YNn3GFaX
男が病室に入ってきた。
病室の主は、来客の様子にちらりとも目をやる様子もなくベッドで横になったまま
無言で窓の外を眺めている。病室は簡素なつくりの個室で、部屋の中にはこれと
いったものもなく。せいぜい置き時計、テレビ、テーブル、そのテーブルの上にはテレビの
リモコンとカセットテープひとつがある程度だった。

来客は、まずテーブルの上に置かれていたリモコンを手にとり、テレビのスイッチを消した後、
慎重にリモコンを元の位置に置き直した。テレビの音が消え、部屋は静寂に包まれる。
しかし暖かい春の日差しが窓いっぱいに差し込んでいた。

来客は底氏病人の様子を見る。おそらく外に出られないためだろうが袖口から覗く手首は
おそろしくやせていて、つながれた点滴が痛々しい…。次に、テーブルの上に置かれていた
もう一つの方のカセットテープに手を伸ばし、スイッチをいれた。テープからは懐かしい声が
元気よく流れめ始める。
「よお、トレイン!これを聞いてるって事は…今は4月7日13時47分ってところか!?」
「久しぶりだな…スヴェン 元気だったか?」
「はは、オレの事は気にするな。 と、そっちこそどうだ、なに変わったことはないのか?」
「そうだな こっちの話題は…リンスが最近結婚した事かな? 聞いて驚くなジパングの大富豪とだぜ」
テープは廻り続ける…。
「…へェー、そうか! あのじゃじゃ馬がねぇ …世も末だぜ(笑)!!」「だろ?」「はははは・・・・」
しばらく談笑が続いた後、突然にトレインが切り出した…
「お前がここに入院して、もう3年になるのか… お前には感謝している。クリードの館が爆発する際、お前の
ビジョンアイが俺たちを安全な場所に導き。一人も欠ける事なく救ってくれた…今更だが、ありがとうスヴェン」
「何を言ってるんだ? トレイン、水臭いぜ 」
「…だが、そのビジョンアイの限界使用量を超えた後遺症に …今、お前は苦しんでるんじゃないか。 
ビジョンアイは暴走し、常に未来を見せ付けられるようになってしまった…。『意識は未来にあるのに体は
現代にある』。いやお前から見れば、『意識は現在にあるのに他人はすべて過去にいるんだ』。意識と肉体の時間が
ずれたせいで、お前は時間のまったく変化のない この部屋で年中すごさねばならな苦なってしまった・・」 
「そんな…そんな、苦しく孤独な思いを、お前にさせてしまったことを本当にすまないと思っているんだ…」
172未来という名の牢獄 2:03/11/18 04:55 ID:YNn3GFaX
「フッ 何を言いだすかと思えばくだらない オレは後悔なんてしてないよ なによりイヴを、そしてお前と
他の掃除屋たちを救うことが出来たんだ これ以上何がある? オレの犠牲で全員を救えたんだ 俺は納得している」
「そうか  …ありがとう。スヴェン……」 
「…!!!  待てトレイン! まだ早い… まだ来たばかりじゃないか!?」
「すまないな… スヴェン オレも忙しいんだ…」
「なぜだ!?なぜお前達は、こんなにオレを一人にさせるっ?」
「わかってくれ・・。これもお前のためなんだ。お前のそのビジョンアイを治すためにはまだまだ稼がなければならないんだ」
「俺は・・俺は直らなくてもいい…。 みんなと一緒にいられさえすれば…」
「そうもいかない、スヴェン…。 今まで黙っていたが、お前に未来を見せ苦しめているそのビジョンアイ・・。そのビ
ジョンアイの正体は寄生虫だったんだよ! 眼球の神経から脳に侵入し宿主に取り付く… 虫は寄生する見返りに
宿主に未来をみせる事で宿主を危害から守る。 だがその力を使い続けると、やがて宿主の脳の侵食がすすみ能力が
暴走するんだ… そして暴走した虫を放っておけば、今こうして未来を見せてるだけの後遺症でも、いつ宿主の脳を
崩壊させるか知れないんだ…」
「もう、直らないのか…?」
「ビジョンアイはシナプス単位で脳を汚染している…外科による除去では摘出不可能なんだ。 
だから抗ビジョンアイ用ナノマシンがいる… イヴもティアーユも寝ずに研究をしている… その研究費を
捻出するためにも どうしてもまだ金が要るんだ 俺にはそれを掃除屋としての稼ぎで負担するくらいしか出来ないんだ…」
「どうしても行ってしまうのか…トレイン?」
「すまない… スヴェン…」
「待ってくれ! 行かないでくれッ…!! たのっ…」 ガチャッ 部屋の扉は少々乱暴に閉められ、それっきりだった。
トレインが消し忘れたテープからは、まだスヴェンの声が聞こえてくる。
「待っているぞ みんな… たとえ何年、何十年もの先に見えた映像が、この病室の中だったとしても
俺は、それでも待ち続ける…。 みんなと同じ時間を共有できる その日まで…」
そういい残し、しばらく廻り続けていたテープも巻き戻り始めた。
病室はテレビがついてない以外は、先ほどと、なんら変わらない風景となり、また静寂につつまれる。

窓の外には一面の桜が咲いていた。花弁が病院の門に向かうトレインの肩にもかかる
(おそらく、その様子すらも目に入ってないだろうが)外の光景を焦点の定まらぬ瞳で
眺めていたスヴェン本人はつぶやいた。
「冬が来ているな トレイン、今年も寒くなるぞ…」

173名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/18 07:15 ID:Iu7U/U/z
トレイン「サヤは逝っちまった・・・・・・終わりにしようぜっ・・・!!」
クリード「望み通りに・・・・・・!!」




もうこれでいいじゃねーか
174名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/18 09:40 ID:405dNHjU

クリードの完璧な一撃がスカル。何で?
いつの間にかトレインに後ろに廻られている。


パンツ下ろされる「バッ」

おちんちんが「プルン」

クリード「え?」

ケツ側から見たクリードのおたまたま「ブラン」

そこをハーディスでドキュンだ「パンッ」


クリード気絶
トレイン、ガッツポーズ
イヴ無言
スヴェン「結着ゥ!?」
175名無しさんの次レスにご期待下さい:03/11/18 12:23 ID:S/oSVRFO
作者タイーホ(著作権関連で)
実はトレインは意識不明患者で
今までのお話は、集中治療室で寝てるトレインの夢

でいいよ もう
今までのは知欠の夢で本人は精神科にいるってオチでいいよ。
もう、見てらんない。
最終話 夢をつかむ

トレインがいないのに気づき、みんな探し始めた
「どーだ、いたか?」
「ん〜ん」
「この辺にいなけりゃ、帰ったかだ」
「帰っちゃったのかも…」
「お店の中にはいないよ」
「電話してみた?」
「ああ…もう一度してみるか?」
スヴェンがトレインの携帯に電話をかける
「……」
「どこ行っちゃったのかなァ…」
「シッ」
エキドナが耳を澄ませた。トレインの携帯の着信音が聞こえた。

病院

トレインは原因不明の昏睡状態に陥っていた。
「どのくらいたった?12時間以上たつよね。一晩意識が戻らないなんて、
 マズイんじゃない?」
「夢を見続けてるんだってよ。看護婦さんが言ってた。脳波がどーこーって」
「それっていいの?悪いの?」
「さあ…」
「夢を見てるか、きっとセフィリアと一緒なんんだろうな」
「夢の中でいっしょでもしょーがねぇ!」
突然、スヴェンが叫んだ。
「セフィリアを呼んでくる!トレインも今そばにいてほしいのはセフィリアのはずだ!」
「でも今日から戦争でしょ?もうすぐはじまるんじゃ…」
「分かってるそんなこと!当たって砕けろだ!」

クロノス軍事基地

「スヴェンという男の方が見えてますが…ハイ、セフィリア様のご友人だそーで…
 …あ、ハイ…そーですか、分かりました」
「こちらに来るそーです」
『やった!』
「スヴェンさん!あれ?リバーさんも!」
「……すごい長剣だな」
セフィリアのすぐそばにはベルゼーもいた。スヴェンたちを監視しにきたのだろう。
「すごいでしょ?オリハルコン製じゃないですけど。びっくりしました?
 見せようと思って、あわてて持ってきちゃいました。これをオリハルコン製に
 するとすごいんですよ。戦車も真っ二つに斬れちゃうんですから」
「ふーん…なあ…あのさ…ちょっと出れないか…一時間くらい」
「えー?無理ですよ。これから作戦会議とか準備があるんですから」
「無駄話してる暇ねーんだ!セフィリア!一時間だけでいい。一緒に来てくれ!
 トレインがヤバイんだ!死んじまうかもしれねーんだ!」
「え??」
ベルゼーがセフィリアの腕を掴んだ。
「どんな事情かは知らないが、こちらは異大陸との開戦が目前なんだ。
悪いが、行けないな。つまみ出せ」
「ちょっと待て!マジでヤバイんだ!」
「ホラ出ろ!」
「アンタを守ったんだよ!」
キョウコが叫んだ。
「昨日アンタがキャーキャー言われていい気になってる時に、
クロ様は アンタを守るために一人で戦ってたんだ。
それで頭打って!意識不明になっちゃって!!起きないんだよ!!
クロ様がそこまでしても!!それでも異大陸との戦争が大切なの!?」
ベルゼーが笑みを浮かべて言った。
「昨日の?ああ、クリードと。それはご苦労だったが、
 結局ウチの時の番人が始末したんだ。そういうのをムダな努力というのだよ」
キョウコがキレかける。
「それに脳震盪だろ。死んだりはしない。大げさだな。さあ、行くぞ」
セフィリアの背中を押す。
「ふ…ふざけん…」
バシィッ
「な!!」
セフィリアがベルゼーの腕を払った。
「よし!来い!!セフィリア!!そんな血の通ってない連中なんかほっとけよ!!」
「No1…」
ベルゼーが動揺した。しかし、すぐさまシャッターを下ろした
さっきの文は、リバーをケビンに脳内変換してください。
ジャララララ
シャッターが降りてゆく。
「あっ、くそ!」
スヴェンが強引に中に入ろうとする。だが、警備兵に阻まれ入れない。
「セフィリア!よく聞け!トレインはな、今でもお前が 好きで好きで
しょーがねぇんだ!!」
「No1!行くぞ!」
スヴェンは警備兵を振り切り、中に入った。シャッターを掴み、叫ぶ。
「別れ話だってよォ、したくなかったんだぜ!だけどよ!
そいつらに追いつめられて! お前の立場とかも考えてて!
どーしようもなくなって!ここまで犠牲になったんだ!
一時間くらいアイツのためにさいてやれよ!」
セフィリアが小さい声で呟いた。
「ゴメン…」
「くそー、なんでだよー!」
ケビンが言った。
「待ってくれ。セフィリアさん」
「トレイン君は今…夢を見ているんだ。たぶんキミの夢をみているんだよ。
 だから目が醒めないんだ。だって現実に戻ってきたってキミはいないから。
 トレイン君の夢はキミと幸せになることだから。
 それが叶わない世界には帰って来ないよ。
 お願い!!トレイン君を助けて!今度はキミがトレイン君を助けてあげて!」
セフィリアは涙を流していた。しかし、ドアの奥に去っていく。
ベルゼーが勝ち誇った笑みを浮かべながら言った。
「もう気が済んだか?もう時間がない。失礼する」
セフィリアの姿は完全に見えなくなった。
「セフィリア!勝良総合病院!待ってるから!来いよ!絶対来いよ!!」
      ―勝良総合病院―
「セフィリアさん、来るかなァ…」
「アイツのことはもういい!それよりトレインの容態が心配だ!」
ガラガラガラ
トレインがベッドで運ばれていった
「!」
「トレイン!」
「なんだよヤバイのかよ!!」
「シッ」
電話が置かれた
「スピーカーフォンにしましょうか?」
「あっ、いえ、彼だけに…」
「セフィリア、いいよ…」
トレインの耳元に受話器が置かれた
「トレイン…聞こえる?ゴメンね、そっちに行けなくて。
わたし一人が勝手なことすると大勢の人が迷惑するの…わかってね…ただ…

この異大陸との戦争が終ったら、時の番人やめようと思う…
やっぱりクロノスは、わたしには向いていないんだね…
つらいことばかりだもん…
この戦争終ったら…そしたら…わたし、トレインのそばにいる、ずっと、そばにいる…
いいでしょ?
…とても…大切な人なの、かけがえのない人なの、トレインが!

だからお願い

目を覚まして トレイン!

愛してます 心から


うっすらとトレインは目を開けた
>>178-181
とうとう桂までも標的にされるとは…
>>176
新たな都市伝説の悪寒








なわけがない。
>>125〜と>>178〜の元ネタが思い出せない
誰か教えてくれ
>>184
>>125のは月姫。>>178はアイズ。
>>119のも教えて
そーいや、セフィリアってトレインのこと何て呼んでたっけ?
トレインはセフィリアを隊長と呼んでたと思ったけど。
>>189
GANTZの5巻。
>>188サンクス

>>187ハートネット
「告白」
ついに、クリードの部屋までたどり着いた、トレイン、イヴ、スヴェン。
しかし、そこにはセフィリアとジェノスの変わり果てた姿が。
二人とも下半身がない。二人は口づけをしたまま死んでいた。
「うおおおおおオオオオおおおお」
スヴェンが銃を構え、クリードの頭に撃った。命中した。
しかし、不死のナノマシンの力により再生した。
「!?」
スヴェンは驚きのあまり、クリードの妄想虎徹に対して、反応が遅れた。
斬撃が当たろうかという瞬間、イヴがスヴェンを庇った。
イヴの胴体が切れた。イヴの下半身がボトリと落ちた。
「うわああああああ」
トレインは我を忘れ、クリードに飛びかかった。こん身の飛び膝蹴りを
クリードに喰らわせた。クリードは後ろに倒れた。
スヴェンはイヴの上半身を抱えていた。イヴが死の間際に言った。
「好き・・・スヴェン・・・す・・・き・・・」
「慟哭」
スヴェンは膝をついて泣いた。イヴの上半身を抱きしめながら。
トレインはクリードの頭にハーディスを直に突きつけた。
「ぅおおオオオァアアア」
レールガンのゼロ距離連射。クリードの頭が吹っ飛んだ。
しかし、何事もなかったかのように再生した。
突然、トレインの左足に激痛が走った。
「うッ、ううッ」
左足がもぎ取られていた。
「くそッ、あァッ」
クリードに更なる銃撃を加えようとした瞬間、妄想虎徹によりトレインの腕が
切り捨てられた。トレインは仰向けに倒れた。
「イ・・・ヴ・・・イヴ・・・」
死の瞬間トレインの頭に浮かんだのは、楽しかったイヴとの日常だった。


      THE END
↑( ´_ゝ`)ふーん。なんだかなぁ・・119の二番煎じでおもしろくねー。
193ハーディストは砕けない:03/11/19 22:22 ID:HnQVRdbS
「射程距離内に……入ったぜ…クリード…」
「トレイン…ハーネット…」
「出しな………てめ〜の…『妄想…虎徹』…を……」
    バ  ッ
  ギ  ャ  ン  ッ
「妄想虎徹!」
「ドラアアーッ」
 ド グ オ オ ン
「うぐああああ!」
「や…やったッ!やったぞ!あの負傷でもやっぱりトレインの銃の方が強いぞ!」
「つ…強い…動けばそこを攻撃してくるッ!け…剣を振る事さえもできないッ!
 やられる…このクリードが…やられてしまう!!」
「どらあああああああああ!!」
 ズ ド ド ド ド ド ッ
「ハッ!!ハ…『ハーディスト』の弾丸が!効いてね〜〜〜ッ!」
「これは『ナノシステム』ッ!防御してくれている!
(『チャンス』だッ!これが『チャンス』だ!やはり最悪の時にチャンスは訪れた…)
 『妄想虎徹』!刃を50mに伸ばせ―――ッ!」
 ビ ッ シ ィ ィ ッ
「勝ったッ!虎徹の長さを最高に伸ばしたッ!この至近距離!
 トレイン!お前の今のそのダメージ…おまえにはこれを…かわす体力はないッ!」
「クリード……!」
「トレインッ!爆弾でもレールガンでも何でもいいッ!ぶつけて防御してッ!」
 ガ グ ゥ ッ
「勝ったッ!『運』はこのクリードに味方してくれるんだッ!」
 ガ オ ン !
エキドナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ハーネット とかハーディスト とか微妙に違うのは何よw
1961/2:03/11/20 11:43 ID:6FMcPnjV
憂鬱な日々も今日で終わりか…サーバーからどろりとしたコーヒーを注いで一気に飲み干す。
こうやって仕事で完徹して朝日が昇るのを見るのは連載が始まってからはもう数え切れない。
窓の下に見えるのは数台の車…中にはこちらを監視している人間がいるだろう。
最終話のペン入れなのだからもう暫く感傷に浸っていたいが、漫画屋には許されないことだ。
「はい…今日中に上がります。大丈夫ですよ…今日を乗り切ればいいんですから、瓶子さん」
大胆な癖して小心者の担当からの電話だった。そういえば前任者の増田はどうしているだろう。
彼に出会って僕の運命は変わったのだった。採用傾向…人気を取るテクニック…色々教わった。
DBみたいな漫画を描きたいなんて言った若い僕をブチ壊して、それでいて才能を見出してくれた。
引継ぎも見事な手腕で瓶子みたいな馬鹿をつけて秘密が漏れぬよう工作してくれた…恩人だ。
最終ページに取りかかった瞬間、けたたましくチャイム音が鳴り響き、あの男が侵入してきた。
「で、今度は何をしにいらっしゃったんです?探したって何も出ませんよ、全く…仕事中に…」
「失礼。おやそれは最終話の原稿ですかな?見てもいいですかね…コピーですか、わざわざどうも。」
いつものように辺りを掻き回すものと踏んでいただけに、奴の態度には拍子抜けした。しかし…
この余裕はどこから来ているのだろう。諦めたのか、それとも何か見つかったのだろうか…?
「ウチの娘がいつも楽しみにしていましてね…あなたの漫画、私にはどうもよくわかりませんが。」
そりゃあどうも、と軽く流しながらも胸の奥から焦りが湧き上がってくるのを感じていた。
ゴミ漁りなどでは何も出ない筈だ。それに、証拠は絶対に見つからぬよう出してはいないのだから。
「アシスタントの皆さんは今日はいないのですな。あ、線が滲んでますよ。お手伝いします?」
丁重にお断りをしながらケント紙の上Gペンを走らせて行く。綺麗な線を引かなくては…
「このキョウコって登場人物はアシスタントの娘さん、京子ちゃんがモデルなんですかねえ」
違います…としか言えなかった。別にやましいことなど…なぜそんな話を…まさか…バカな。
1972/2:03/11/20 11:44 ID:6FMcPnjV
よく仕事場に遊びに来ていた京子ちゃん。あの子は親の趣味でボーイッシュな服装ばかりしていた。
スタッフの皆で資料用に買った人形服を着せて遊んでいた。おかげで創作意欲が湧いたものだ。
時には一人泊まり込んでいた僕がいつのまにか仮眠室で寝ていたのを見つけたこともあった。
「京子ちゃんですって…何を考えてるんです?僕は何もしてませんよ!」
大きな声を出して線が歪んでしまった。後で直さなければ。声色とは裏腹に心は落ち着いていた。
「何もしてないってことはないでしょう、ブランド服…どこでしたっけ…あげたんでしょ、ねえ?」
「それは資料用に買ったのを…もう使わないから…まさかそんなので脱税とか言わないですよねぇ」
てんで的外れだったか。なぜだか平常時よりも筆が進むし、気分が昂揚して大笑いしたくなる。
時計を見るともう十時になりそうだ。時がこんなに早く進むなんて初めてだった。とても愉快だ。
あと十数分の後には証拠が跡形も無くなり、今日中に連載を終え、明日からは悠々自適な暮らし…
多額の印税と、イラストでも適当に描いて暇を潰していよう。積みゲーも山ほど溜まっていた。
「…そういえばあなた掲示板荒らしってしたことあります?」
唐突に喋り出した男を一瞥し、手を休めずに答える。PCは持ってます。でも、ネットはやりません。
警察というのはこんな馬鹿ばかりなのだろうか。漫画屋にそんな暇などある筈もないのに。
クライマックスを描きながら爆発的に高まっていた衝動に身を任せたくなる。殴ってやりたい。
「いい加減にお引取りください!証拠は無いんでしょ。もうスタッフが入る時間ですから。」
未練がましく部屋の中をぐるぐる歩き回るその小物っぷりが許せなくなる。しっかりしろよ。
「何処を探したって無駄だって言ってるでしょう?はは、滑稽だなぁ、おかしいですよホント!」
だん、床を思いっきり蹴り飛ばす。壁を殴る。笑いが止まらない。残り時間は…一分を切った。
もうおしまいだ。ビクついてた日々に別れを告げて、僕の最高のオリジナリティが勝利する。
だんっ   グラッ     ぎぎ、ぎぎぎぃぃぃ     ドォン……    パラパラ……
「こ、これは……馬鹿な、増田さんからもらった上等な棚が壊れるなんて……ありえない……!!」
そして棚の裏側にあった隠し蓋が外れ、中からは大量の日記が溢れてしまっていた。
どこから参考にしたか、最終巻のネタにアンチの鼻を明かしてやろうと書き留めたメモが散乱した。
「こんなところに隠していたとはね…あまりにも陳腐すぎて逆に盲点だったか。もっと個性を…!」
どこかに連絡をいれている。まえの仕事場が取り壊される前に辿り着くだろう。そう……僕は……
「愛読書かね、この本は。題名はいい。だがネタをパクっちゃぁいけないんじゃあないかね?」
そのタイトルに惹かれ、内容どおりに隠し場所を決めたのだった。参考の域を越えて。
「あぁ、アシスタントさん、入らないで下さい。仕事は無いんです。ええ前の回で最終回ですよ。」
「京子ちゃん……黒猫は見つかったかい?そう、残念だったね。約束の服は中だよ……」
最後の願いとして京子ちゃんだけいれてもらうことを許してもらった。京子ちゃん、約束だよ……

ビデオカメラ付き黒猫、そのオモチャは壊されて棚の裏から見つかった。
京子はため息をつきクローゼットに手を伸ばした。ゴスロリばかりでまた、ため息をついた。
机の上に置きっぱなしになっている原稿を拾い集めた。ニ三枚読んでまた、ため息をついた。
「わるいけどわたし、ぜんぜんおもしろいとおもわないわ、このらくがき。」
ガスコンロで原稿だけを燃やして、京子は財布を盗んで出て行った。
「わたし、コナンがすきなのよね」

END
ID:jczwGAaM死ね。こいつ花子だろ。
>>195
ただジョジョネタがやりたかっただけだからうろ覚えで書いてますた

正しくはハートネットとハーディスか。どうでもいいや
200ゲット!
>>196->>197元ネタ何?
編集「いつも、先生はそうして自分の殻に閉じこもっている。もうかなり先生の担当をしていますが、僕は先生のことを何も知らないようなきがします。それがいけないという事ではありません。ただ、不思議だな・・・と」
矢吹「・・・不思議とは?」

編集「ジャンプに載っている先生の作品を読んでいると、時々そう思うんです。先生は、自分の描く漫画の中では、あんなに生き生きとしてて、明るくって。なのに・・・」

矢吹「・・・夢の中だから・・・ですね」

彼の想像する世界・・・・
そこには最良の友がいて、理想の恋人がいて、彼を無条件に崇拝してくれる者達さえいた。
彼も自分の理想の人間になることができた。

そう、自由気ままな ブラックキャットに・・・


                          −了−
知欠「うおおお〜っ!」
ハンタをパクりつくした知欠は、狂ったような奇声を上げて漫画たちに襲い掛かった
「助けて〜!」「パクって〜!」
阿鼻叫喚、悲鳴を上げる漫画たちの中には自ら望んでパクられる者もいた
漫画たちをパクりながら知欠は叫ぶ
知欠「俺はやる!やってやる!世界中の物語をパクってやる!必ず!いつの日にかっ!

20XX年。宇宙旅行用のスペースシャトルから一人の老人が身投げした
下半身を放り出し、まるで地球をいとおしくパクるようにして死んでいたという
遺書にはただ一言「もっと個性を」とだけ書かれていたという
このスレで元ネタがなくオリジナルで笑いどころのない
シリアスな最終回は非常に痛々しいと思ってるのは俺だけでしょうか?
矢吹「なんで僕の漫画はアニメ化にならないんだろう・・・ウツだ・・・」

オノレの漫画がアニメ化にならないことに、悩み苦しむ矢吹健太郎。
そんな彼はあるウワサを聞きつける。
漫画を知り尽くした古本屋の主人がいるという噂。
矢吹は助言と答えを求め、その場所へ行った。

矢吹「あなたが一番漫画について詳しいって聞いたんですけど・・・」
主人「ふふ・・・私は40年、漫画に囲まれ生活してきた」

矢吹「漫画のすべてを知りたいんですが・・・一年ぐらいで」
主人「・・・一年じゃ、基本ですら習得は難しいね・・・」
矢吹「そうですか・・・」
矢吹「アニメ化になった漫画と、ならなかった漫画の違いってなんですか?」

主人「・・・買取り値段の差だね」
>>203
私もですが元ネタがあるかどうかは
メール欄だけでは判断できませんよ。
書かない人もいますから。
そういうのは元ネタを知れば楽しいかもしれない。
「黒猫はご乱心でござる!」
そう叫びながらトレインはクリード、ベルゼー、セフィリア、を次々と殺害した
三人の首を抱えながら銃を構えるクロノス兵達の前に立ちまたこの台詞
「黒猫はご乱心でござる!」
「なにがご乱心だこの基地外め!」
クロノス兵次々と発砲、トレイン蜂の巣になって死亡。
>>203
俺的にオリジナルはスレ違いだゴルァてぐらいウザイんだが
どれがオリジナル?
え?
知欠がパクリやらずにオリジナルな黒猫最終話を描いたら痛いって意味じゃないの?
>>208
>>×××の元ネタ何?って聞いて返事が返ってこなかった場合、
もしくは書いた奴が得意げに「元ネタはありません」って答えた場合がオリジナル。
オリジナルを書いておいて元ネタを聞かれるのを
わくわくしながら待つ姿を想像すると腹立つ。
週刊のジャンプに 黒猫が載る
ご自慢のパクリを前面に 威風堂々と
その内容から矢吹は 忌み嫌われていた
ジャンプに溶けるその体めがけて 石を投げられた

パクリには慣れていた むしろ望んでいた
相手を思いやることなんて 煩わしくて
そんな矢吹を指摘する ねらーのレス
こんばんは 知欠な作者さん
ビバップとよく似てる

パクリの中もがいて 必死で美形出して
盗作という名の逃げ道を
パクったー パクったー

生まれて始めての 煽りが指摘が
まだ信じられなくて

どれだけパクったって
アンチはついてきた
>>210
>×××の元ネタ何?って聞いて返事が返ってこなかった場合、
これは元ネタ有りでも答えない奴は答えないぞ
>>84-86 >>106-110
元ネタ期待してて失望した。ただの寄せ集め。
こういう寄せ集めて自分なりにまとめたのも俺的に痛々しいと思う。
>>148は元ネタあるだろうか?
>>213
どういうのがいいんだよ?
>>212
たしかにそうだけど元ネタがあるときは
他の知ってる奴が答えることも多い。
でも確実にそうなるとも言えないのは事実ですね。
断定しすぎたと反省してる。
アレだな。元ネタない時は、ハッキリ宣言すれば、いいんじゃない?
矢吹健太朗応援歌
ブラック ブラック あなたの漫画 盗作 盗作 一ネタ盗りたい
連載回数過ぎてゆく アンケートが落ちていく
オイラの連載はばむやつらさ Break Out !

矢吹ブラックキャット 暗殺バズーカ Da Da Da
矢吹ブラックキャット 女子高営業、業界揺らし!!

キャラをパクルぜ! 台詞パクルぜ! 構図パクルぜ! 東へ西へ
パクる! パクる 矢吹ブラックキャット

ブラック ブラック るろうに剣心 幽白 ハンター トライガンの
反転処理などおてのもの 協力サポートいたします(by瓶子)
正義の掃除屋 美形を生かせ!! Black Cat !

矢吹ブラックキャット 妄想虎鉄(イマジンブレード)Da Da Da
矢吹ブラックキャット リフレクショット大地で跳ねろ!!

キャラをパクルぜ! 台詞パクルぜ! 構図パクルぜ! 東へ西へ
パクる! パクる 矢吹ブラックキャット

矢吹ブラックキャット 暗殺バズーカ Da Da Da
矢吹ブラックキャット ネットはやらない Da Da Da
矢吹ブラックキャット リモコンハンマー Da Da Da
矢吹ブラックキャット クリムゾンはギャランティよこせ!!

キャラをパクルぜ! セリフパクルぜ! 構図パクルぜ! 東へ西へ
パクる! パクる 矢吹ブラックキャット
Black Cat !!
↑ぱちぱちぱち、よーくーでーきーまーしーたー
 てーんーさーいーでーすーねーあーなーたーはー
ブレイクの歌とか巫女ナースっておもしろいか?
俺は何にも笑えないんだけどな。
>>217
ワラタよw
今更だけど妄想じゃなくて幻想だったよな。
既に妄想が定着しているがw
薄暗い取調室・・・格子付きの窓越しには冷たい雨がシトシト降っている。
刑事はタバコを吸い終え灰皿へタバコをおしつけながら男に向かって言った。
刑事「先生よぉ、黙っててもいいこたぁないぜぇ・・素直に認めなよ。」
「先生」と刑事に呼ばれたその男はキョロキョロとどこか落ち着かない様子だ。
刑事「先生・・取材じゃねぇんだからそんな挙動不審になりなさんな・・・」
男「いや、ここ落ち着かないんです・・・早く家に帰りたいなぁ・・刑事さん。」
刑事「家・・ねぇ・・先生さえ素直に話してくれりゃあ
   帰宅時間が少し縮むんだぜ・・ま、今日中には帰れそうにないがね・・」
男「刑事さん・・俺明日〆切なんです・・早く帰らないと・・」
刑事「心配するな、編集には頼んどいたよ・・・打ち切りにするようにね。
   もっとも俺が頼まなくてもお前さんは切り捨てられるだろう。」
男「・・・利用するだけ利用してボロが出たら切捨てか・・・フッ。」
刑事「・・・利用してたのはお前さんだろ。無知な編集をうまいこと言いくるめて
   好きたいやって、地位と名誉を欲しいままにしたんだろ。」
男「お、俺、パクってません。本当です、信じてください!」
刑事「まだ誰もパクっただなんていってないぜ先生・・・!」
男「そうだ刑事さん・・俺ネタ本拾ったんです、それ見て漫画描いたんです!
  だから俺、パクッてなんか・・・」バンッ!!!男「ひぃ!」
刑事は男がしゃべり終える前にわざと力強く机を叩き立ち上がった。
刑事「与太ってんじゃねぇ!パクッたんだろ!あぁ!?なんで素直に言えないかねぇ!?
   ウジウジしやがって!このオタク野郎!」
男「うう、・・う、うううううう〜ああ〜〜〜〜あああぁ〜〜〜!!」
男は机に顔を伏せ右手で机をバンバン叩きながら大声を張り上げ泣き出した。
刑事(哀れな男だ・・この男も一度はパクリを止めようとはしただろう・・
   しかし結局はパクリにしがみつくしか道はなかった・・・この男は被害者だ
   漫画家という職業の自分のアイデアを振り絞る過酷な仕事に耐えれなくなった被害者・・)
男「俺はただ醒めない夢でも見てるつもりだったんです・・・」
刑事「泥川に浸かった人生も悪くはないさ・・一度きりで終わるからな・・」
ドクター「く、くそお〜 う、後ろから・・・・・・」
トレイン「さてと!あとはこいつの始末だけだな」
ドクター「ゆ、許してくれ!能力を解除しただろっ!
     これで元に戻ったじゃあねーか!許して、ねっねっねっ」
イヴ「許すか、許さないか、心の中を読んでみればいいじゃない」
NO! NO! NO! NO! NO!
ドクター「ひィえ〜〜〜〜〜〜っ」
イヴ「質問・・・・・ 右の拳で殴るか?左の拳で殴るか?当ててみて」
ドクター「ひ、ひと思いに右で・・・やってくれ」
NO! NO! NO! NO! NO!
ドクター「ひ、左?」
NO! NO! NO! NO! NO!
ドクター「り、りょうほーですかあああ〜」
YES! YES! YES! YES! YES!
ドクター「もしかしてオラオラですかーッ!?」
トレイン「YES! YES! YES! `OH MY GOD`」
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
イヴ「やれやれだわ」
ドクター「ブギャーッ」
ボッゴォーーーン     ガラガラ
トレイン「おお〜っと、壁か何かをぶち抜いたようだぞ。思ったとおり
     この幻覚世界はどこかの部屋の中だった・・・・・・
     あそこから出るぞッ!イヴッ!」
いや、だから、トレインが、
「バァッン!」
いって死んで終わりだろ?
>>222
> いや、だから、トレインが、
> 「バァッン!」
> いって死んで終わりだろ?

そんなもん どれだけ既出か、考えたらわかるだろ
>>222
んで鳩が飛んでBGMは「BLUE」でおしまい
これはもうこのスレ定番のオチ
226名無しさんの次レスにご期待下さい:03/12/05 21:07 ID:Jl+lMVmL
燃料投下
>>225
なんか妙に目がきょどってるね。
薬でもキメてるのこの人?
知欠「創作物というのは過去の作品に影響されて初めて成立するのだが…
    その作品はどういうキャラがいて……」

和月・冨樫「あっ!」

原「どういう風に構図がとられているかとか……
  人気アニメ・カウボーイビバップはどういう設定なのかとか……
  『アンケート』のためにコピーしていなくてはならないのだよ」

和月「うええッ!」

冨樫「ざ……残酷だッ!」

知欠「残酷!?
    休載常習犯の小僧がこの『矢吹健太朗』に意見するのかねッ!」

冨樫「い……いえ
    意見だなんてそんな!すみません…」

知欠「クロロも出しておこう」

和月「おえェ〜〜ッ!」

冨樫「(な…なんか……わ…悪い予感が……やばい人のような気がして来た)」
漫画家の家に遊びに行こう!
「富樫義博殿・・一戦所望(パクリ)仕る」
「フッ・・」
平成漫画伝ヤブキ 終
謹告
 これまでご愛読頂いた知欠建太郎先生の「BRAKC KAT」ですが、
このたび連載を終了することになりました。
 既にニュースなどでご存知の読者の方も多いとは思いますが、改めて経緯を
ご説明しますと、さる○月×日、◇◇▲▲先生から「著作権の侵害だ」との
強い抗議がありました。矢吹先生、弊社ともに円満な解決を目指し話し合いを
続けておりましたが、◇◇先生の納得が得られず、慰謝料の支払いと連載停止
を求めて東京地裁に提訴、という事態にたち至りました。
 法廷においても誠心誠意、矢吹先生と弊社の立場をご説明しましたが、司法
当局との見解の相違は埋めがたく、※月☆日、矢吹先生と弊社の敗訴という
判決が出されました。
 今後の対応について矢吹先生とも協議いたしましたが、今後の法廷闘争に
よって判決が覆る可能性などを総合的に判断した結果、控訴断念という結論に
達し、従って連載継続が不可能になりました。
 読者の皆様には大変申し訳ないことになり、謹んでお詫び申し上げます。

 なお、知欠先生は今回の一連の顛末を「実録 知欠裁判」(仮題)として
作品化すべく、鋭意執筆作業中です。「今度こそオリジナリティあふれた
ライフワークになりますよ。なにせ一から十まで僕だけの実体験ですから」と
燃えておられます。
なんの伏線もなかったが、クリードにはシャドーキャットという異名がある事が発覚。
さらにクロノスの3人の幹部には、その上に創世王という名の真の権力者がいた。
実はクリードを裏で操り、トレインと戦わせていたのは、この創世王であった。
創世王は5万年ごとに寿命が来、その前にブラックキャットとシャドーキャットという
運命の二人の世紀王を戦わせ、勝った方を後継者にする慣わしがあったのだ。

勿論。まだ未登場の時の番人のメンバーには剣を使わせたら右に出るもののいない剣聖ビルゲニアや
ブラックの側に裏切ってくれるオリハルコンの製の着ぐるみをきた鯨怪人等がいる。

最そして終話、クリードはハーディスを奪い、それで襲い掛かってくる。しかしハーでジスはトレインの
呼びかけに答え反逆。なんとか逆転することができた。
最期にクリードは傷ついた身でシャドーキックを放とうとし力尽きる。
「ブラックキャット。お前は親友を殺したんだ・・。一生後悔して生きろ・・」
クリードは最期までブラックの名前でしかトレインを呼ばなかった。

シャドーキャットとの決着をつけたブラックキャットの前に創世王が姿を現す。それは巨大な心臓の
姿だった。しかし、あらゆる攻撃が通じない創生王。そのとき、ひらめくのだった。
「そうだ俺も世紀王ならばクリードがハーディスを扱えた様に、俺にもイマジンブレードが使えるはずだ!」
トレインの心の呼びかけに倒れてるクリードの手の中にあったイマジンブレードがトレインの元
飛んでゆく。それを感じ取ったクリードは最期に彼の名を呼ぶのであった。
「トレイン=ハートネット・・?」 
イマジンブレードをかざし叫ぶ!「最期だ!創世王!!」 
崩れ行くゴルゴ・・じゃなかった。クロノス本部。
トレインは花束を海にささげ15分の回想が流れるのであった。

次回予告
ヘリコプターのあんちゃんになって帰ってきたトレイン=ハートネット。新シリーズでは
ハーディスのブレード化が帰ってくるよ! 
次回、太陽の王子 トレイン=ハートネット ブラックキャット R(18)セックス(解禁) ぶっちぎるぜ!

誤字多いね。
過疎
それは、10年前のことであった・・・
ハーディスを取り返せ・・・
ハーディスは奴が持っている・・・
そいつの名前は・・・
タイプライターの打ち出し音とともに出現する「トレイン=ハーネット」の文字。

トレイン「スベン、イヴ、生きてるかあ?」
イヴ「あ”あ”。なんとかな。」
トレイン「上からくるぞ、気をつけろぉ。」
上からくる、といっているくせに階段を上るトレイン。
スベン「こっちだぁ、トレイン!」
トレイン「何だこの階段はぁ。」
イヴ「とにかく入ってみようぜえ。」
 
トレイン「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」

扉の中に進むトレイン。


こうして、トレイン=ハーネットはクリムゾンに描かれた。
クリード「オーノー」
age
                         ⊂⊃         (´∀` )//)
                         ∧∧        ⊂  ⊂)/
              ⊂⊃    (\\(´∀`)//)     U U
              ∧∧      ⊂(   )⊃
          (\\( ´∀`)       U U
    ⊂⊃
    ∧∧  最 終 回 の 安 ら ぎ は 、 等 し く 訪 れ よ う 。
(\\( ´∀)
  \\  ⊃     ⊂⊃
     UU      ∧∧
          (\\  ´)        ⊂⊃
            \\ )        ∧∧
              U.U    (\\(   )//)  ⊂⊃
                      \\ハ//    ∧∧
                                         ⊂⊃
        パ ク リ に 非 ら ず と も 、 オ リ ジ ナ ル に 非 ら ず と も
                                         (∀` )//)
                               ⊂⊃      ⊂  .//
                          .      ∧∧       UU
                      ⊂⊃      (´∀` )//)
                      ∧∧     ⊂  ⊂)/
              ⊂⊃ (\\(´∀`)//)  U U
              ∧∧    ⊂(   )⊃
          (\\( ´∀`)     U U
           ` ⊂⊃  ⊃
            ∧∧ U
        (\\( ´∀)      ,、,     ,、,
         \\  ⊃   (( (⊂(。Д。⊂知欠⊃)) )
                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \  
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 黒猫の最終回など最初から
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  存在してなかったんだよ!!

       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    / 
       l   `___,.、     u ./│    /_
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l    .\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、  _/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i
.     |     | l. /    |=  ヽ/ | .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」
      l.    | l./     .!    / | i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |. .!    .|  /  .!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |  l.    .| /   | i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |   l    .|/     !│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7
        l  |   l   ./     .| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
.      l |     l  /     .|. \:::::\::::: ヽ  ::::::!′ :::|   .:/
.       l |    .∨      !   /ヽ::: `:::    ::::  ...
>>239
目ないぞ
>>240
そこでなんだてぇ〜!だろ
>>239
   ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・   
                                             
            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー        


>213
>元ネタ期待してて失望した。ただの寄せ集め。
>こういう寄せ集めて自分なりにまとめたのも俺的に痛々しいと思う。
『元ネタ期待してて』を除けばまんま黒猫行きのコメントな気も

寄せ集めのつぎはぎはアリだろ、元がそうなんだから
どっちにしろ
>>84-86 >>106-110
つまらなかった。
↑失言でした
ここは「格好よく予想しよう」なので
おもしろい、つまらないなどは無しでした。
いや、本当にごめんなさい。訂正しますとても格好悪かったです。
いや、だからアレだろ?ロングコートを来て、ビシャスみたいな奴にギリギリで勝って、最後ザコ共に向かって指鉄砲で「バァン」だろ?え、何、違うの?
>>244 >>245
失言って言ってるけど、「面白いつまらない」の判断くらいいいんじゃないか。
訂正する必要はないと思う。

むしろ、こういうところでA級の面白さを求めたっていう所が、どうかと思うが・・・。
「せめて〜」なんだから、黒猫よりマシなら、いいんじゃないか。
248情報屋ウドニー:03/12/14 16:03 ID:kqxm3V+U
―――――結果を出すにはまだ早い。

確実に殺すには、敵をハダカにする必要がある。

「間違えたねトレイン。今のがわたしを仕留める最後のチャンスだったのに。」
敵の足が止まる。
自信に満ちた視線と呼吸のリズム。
「――――――」
つまり、この距離が闇夜におけるイヴの最大射程という事だ。
「さっきのトレインの速さなら、もしかしたらこんな狭い廊下でも見失っていたかもしれない。
でもこの距離ならもう有り得ない。だって、トレインの瞳の色が見えるくらい、貴方の姿を
確かめられるんだから。」
「―――――――――」
こっちが走り出した所で、イヴに近付く前に始末できるという事か。
だが――――それはあくまでこちらが接近した場合の話だろうに。
「………」
イヴの目が細まる。
既に命を握った相手が、未だ冷静な事が気に食わないのか。……それとも、
たったそれだけの事で躊躇したのか。
どちらにしても―――――俺の思った通り、アレはまだ殺し合いというものを解っていない。

「―――なにか企んでいるみたいね、トレイン。」
当然の事を訊く。
答える義務はない。
「――――――――馬鹿か、あいつは。」
呟いて銃を持つ手を替えた。
右手で持っていたハーディスを、利き腕に移し替える。
イヴの間合いはこれで掴んだ。
あとは―――――

「―――無様だな。今になって何を怖がっているんだ、おまえ。」
「わ――――わたしは怖がってなんかない……!なによ、そこから震えて動けないのは
トレインの方じゃないっ!」
「……いいけど。おまえ、俺を殺せるんだろう?ならさっさと始めたほうがいい。
このまま何もしないのなら、次におまえが瞬きをした間に殺すよ。
――――いいかげん、おまえの顔にも見飽きたところだ。」
「――――――――――――!」
249情報屋ウドニー:03/12/14 16:03 ID:kqxm3V+U
イヴの周囲がゆらぐ。
ざあ、と。イヴの殺意をのせて金色の髪が迫る。
「――――」
後ろの跳ぶ。
刃から身を避しながら、イヴに向けて発砲した。
ぎぃん!と、何条もの髪のうち一束が弾丸を弾き飛ばした。
「チィ――――――」
更に下がりつつ壁に向かって連射する。リフレク・ショット。だが、予測不可能な角度から
襲い掛かる弾丸を、イヴの髪は正確に叩き落した。
「なるほど―――そういう絡繰りか。」
あの銃弾を防ぐ髪は、おそらくイヴの意思で動かしているのではない。
高速で迫るモノに自動的に反応して防御する自立型ナノマシンだろう。
通りで。イヴには回避の為の余分な動作が一切ない。攻撃のみに集中している。
当然だ。アレなら死角を狙っても不意を突いても完全に防げる。
クリードの不可視の幻想虎徹すら全く寄せ付けなかった。

―――余裕のつもりか、イヴは走ろうとせず早足で追ってくる。
イヴを見据えたまま後ろに退く足取りは段々と遅くなり、やがて止まった。

―――そうして、イヴの間合いになった。

「―――――ふん。なによ、結局逃げ回る事しか出来ないんじゃない。
切り刻まれるだけの獲物のくせに、よくも言ってくれたものね。」
追い詰めた、という確信があるのだろう。
イヴは足を止めてこちらを睨む。
「これで終わりよ、トレイン。楽しみでしょう?これから貴方は遺さず零さず
わたしに嬲り殺されるんだから――――!」

――――だから。
そんな口を利くのが余分な事だっていうんだ、イヴ。


――――だん、と。
一息に階段まで跳んで、そのまま足場を使わず階下に落ちた。

「うそ――――!?」

上からイヴの声が聞こえてくる。
今まで直線的に後ろへばかり跳んでいた為、
イヴは突然の真横への移動に反応出来なかったのだろう。
…まあ、こちらもじき階段に辿りつく、という事を考慮に入れて
イヴを誘ったのだから偶然というワケでもない。

「こ、の………!さっきからちょこまかと………!」
イヴは階段から身を乗り出して下の階に落ちた俺を見つけようとする。
「―――――さて」
その前に、さらに下の階へ跳び降りた。
250情報屋ウドニー:03/12/14 16:04 ID:kqxm3V+U
「っ……」
2回も一気に下の階まで落ちると、膝が悲鳴を上げる。
それを無視して廊下へと急ぐ。
カンカン、という階段を駆け下りてくるイヴの足音も聞こえてくる。
廊下に出る。その瞬間―――
「―――――!?」
足に激痛が走り、床に倒れこんだ。
「しまっ―――――」
左足に羽が刺さっている。
―――階段を降りる時に、足を撃たれたか。
傷そのものは小さく、出血もほとんど無いが、刺さった箇所の羽が分解され、
細かな破片が体内に入り込み、激しい痛みを引き起こしている。
「くそ……予想よりやらしいじゃないか、アイツ」
羽を引き抜いたが、左足は激痛でまともに動かせる状態では無い。
「―――――」
足音が近付いてくる。
イヴが廊下に降りてくる前に、研究室に跳び込んだ。

「―――――、―――――、―――――」
息を殺して、廊下に面した壁にもたれかかる。
…なんて事だ。これで足は殺された。
一度見ておきながら、クリードとの戦いをここまで再現するとは思わなかった。

……かつん、かつん、かつん、かつん。

足音が近付いてくる。
あの時はそのままクリードは殺されてしまった。
あらゆる斬撃は切り払われ、攻撃後の隙を突かれ切り刻まれた。
クリードの剣術が劣っていた訳ではない。
あの髪はイヴの意思と無関係に防御を行うから、人間相手の戦術など
意味を為さない。虚を突く技は全くの無意味だ。
もっとも。
万能の盾というわけではない。種が割れているのなら、破る方法も見つかる筈だ。

「――――――――」
かつん、と。
イヴの足音が、背中ごしに聞こえた。
間違いなく―――――イヴはこちらに気が付かず、この教室を通り過ぎようとしている。

 1.……気付かれる前に仕留める。
→2.……通り過ぎた後、背中を撃つ。
ゲーム通り行くとまた列車死んじゃうな・・・

何にせよどのネタも楽しんで読んでるので
書いてるかた頑張ってください。
252情報屋ウドニー:03/12/14 19:00 ID:kqxm3V+U
「――――――――――」
足音が通り過ぎていく。
―――――チャンスは一度だけだ。
イヴがこの教室を通り過ぎた瞬間、廊下に出てイヴの背後を撃つ。
あの髪の防御を貫けるカードは電磁銃しかない。撃つまでに若干タイムラグがあるが、
奇襲ならその隙を補える。
「――――――――――」
足音が遠ざかっていく。
……距離にしてあと2メートル。イヴの歩幅なら八歩という所か。
「………………よし」
足音を立てず、気配を殺して扉に手を掛ける。
かつん、かつん、という硬い足音が聞こえてくる。
一回、
   二回、
      三回、
         四回、
            五回、
               六回、
                  七回、
                     八回…!
足音はそこで止まった。
イヴはまだこの部屋を通り過ぎていない。
ちょうどこのドア一枚を挟んで廊下に立ち尽くしている。

「な――――――――」
時間が止まる。
どくん、と頭の中が苦しく歪む。
ドアに設えてある不透明ガラスの小窓には、小柄なイヴの人影が
薄ぼんやりと見える。

「――――――――――」
気付かれた、気付かれたのか。
―――それなら別にかまわない。
イヴがドアを開けて入ってくるのなら、それでいい。
入ってきたイヴが俺を見つけて“切る”のと、俺がイヴを“撃つ”のと、
どちらが速いかの勝負になるだけだ。
「――――――――――はあ」
深く呼吸をする。
電磁銃は撃つまでに僅かだが時間が要る。
だが、俺はイヴが入ってくる扉に既に狙いをつけている。
敵の技の発動の方が速いからといって、俺が一方的に不利とは限らな――――――
253情報屋ウドニー:03/12/14 19:00 ID:kqxm3V+U
「―――――――――え?」
不意に。
天井から、ズズ…と重い物音がした。そう感じた刹那―――――

   ズ ガ シ ャ ー ン !!! 

   「 が ぁ っ !」

轟音とともに強い衝撃に押し潰された。
思考が停止する。四肢の感覚が一瞬で消失する。
「はっ―――――ぁ――――――!」
全身を襲う激痛、平衡感覚が混乱している。
自分が今立っているのかどうかさえ解らない。
周囲は砕けた瓦礫と埃でもうもうとしている。
体中が強い圧力で押さえつけられていて、指一本動かせない。
「ふふ、大当たり、ってトコかな♪」
声のする方に視線をやると、イヴは壁にもたれて立っていた。
あの長い髪がばっさりと肩から切り落とされている。
「油断したねトレイン。いくら貴方が気配を殺したって、わたしには貴方の位置が
はっきりと解るよ。貴方には気付かれない程度の、微弱なナノマシンの共振でね。
確かに実力は生粋の暗殺者であるトレインの方が上だろうけど、ナノマシンの使い方は
わたしの方が先輩なんだからね。今度はそこのところを注意するのね。
ま、そうゆうワケで、トレインが廊下に熱心な間、ちょうど真上の部屋から、トレインの
上に天井を落としてあげたってコト。あ、ちなみにあの人影はナノマシンで造ったただのハリボテ。
大変だったんだよ?等身大の人形を造るのって。おかげでせっかくの髪を大分使っちゃった。
また伸ばすのに結構かかっちゃうかな?」
クスクスという笑い声。
「あれ、わたし何言ってるんだろ。注意するも何も、トレインには次なんて無いのに。
ま、いいか。せっかく頭が潰れず残ったんだから、せめてそれだけでも持ち帰ってあげるね。」

イヴの右腕が無骨な斧に変化する。

     ―――――さて、それじゃあいただきます
               さよならトレイン

俺は、嬉々として振り下ろされるイヴの斧を、最期の瞬間まで
まるで他人事のように眺めていた。


                   E N D
254情報屋ウドニー:03/12/14 19:02 ID:kqxm3V+U
『沙夜先生の授業』を受けますか?


 →はい
   いいえ
祭りを見たいというイヴと一緒にカーニバルに行ったトレイン。
その頃星の使途はクロノスの長老がお忍びでカーニバルに行くという情報を
スパイであるシャオリーから聞き、エキドナが部下数人を引き連れてカーニバルへ。
そして長老を見つけたエキドナは奇襲をかけたが護衛についていたセフィリアと
クロノスの幹部達に邪魔されそのままクロノスVS星の使途の全面戦争に。
両組織は第三者を巻き込みながら戦いカーニバルは血みどろの祭りと化した。
トレインも何とかイヴを守ろうと必死に闘ったが雑魚相手に目を放した隙に
イヴにエキドナの攻撃、紅大吟醸が炸裂し死んでしまった。
こうして祭りは終わった、誰もいなくなったメインストリートは
死体ばかりが転がっている。
少し遅れてスヴェンとティアーユがかけつけて変わり果てたイヴを目に愕然とした。
「くそ、見ろ、この有様を!お前ら戦闘狂はいつもそうだ!」
「スヴェンさん!トレインさんはイヴを守ろうと・・・」
「同じだ!銃を持つものは皆!」
トレインはスヴェンに罵倒されこの町を去っていった・・・
・・・・数日後・・どこかの町。
行く当てもなく彷徨った末、行き倒れたトレインは
イヴと同じ位の歳の少女にパンをもらった。
トレインはその少女とイヴを姿を重ねイヴのことを思い出し涙を流した。
「ねぇねぇ、どうしたのお兄ちゃん?泣いてるの?」

〜完〜
キ ー ン コ ー ン カ ー ン コ ー ン

【教えて!! 沙夜先生!!】

お待たせしましたー!沙夜先生のなぜなにコーナー!
好評しつき、補習授業(そのに)ッス!

……うわあ、イヴちゃんったら、ほとんど妖怪ッスね〜。
よっぽど長い間黒猫君に鬱積していたものがあったのか、
なかなかのはっちゃけぶりッス。
――――さて。
今回の原因は黒猫君の油断です。
電磁銃はダメだって何度言ったら解ってくれるんですか?
大切なのは、『自信』と『覚悟』!!
あとは思い切りの良さでなんとかなっちゃうって信じましょう!
たとえダメでもそんときゃそん時!
バァーンと一発!逝ってみよ?
再提出しますから、いっこ前に戻ってやり直して下さい♪
>>221
これ来週の話とほとんど一緒じゃないか。
>>256
チケシカ(知欠の屍を越えて行け)
>>257
ワラタホントにそのまんまだったよ
>>255
後ろ付いて歩くから普通に戦ってるとさよ死んじゃうんだよな。
圧倒的な数の差でジリ貧になるスヴェン、イブ、リンス、リバー。
そのとき、クリードとの一騎打ちに勝利したトレインがやってきて敵を全滅させる。

市長「君は優秀なスイーパーだな、えっとたしかトレインといったな」
トレイン「友人はそう呼ぶ、だがお前は違う。 ブラックキャットと呼べ。」

FIN
2621/2:03/12/19 03:24 ID:RxmKVz6g
矢吹「設定がカウビそっくり」
『カシャ―――ン』
…………。
黒猫紳士が…催眠状態に…堕ちた。
…堕ちてしまった。
ボクは悪寒に包まれ、体を震わせた。

矢吹「黒猫紳士さん…以前に催眠状態になりましたね?」
紳士「はい…さいみん…」
矢吹「そのとき、矢吹君を好きになるように誰かに
   言われましたか…?」
ひどく喉が渇く…ボクは何度も唇を舐めた。
紳士「はい…ちけつ…すきになるように…」
ボクは血が滲むほど手を握り締める。
やはり…偽りだったのか。なにもかもが。
恥ずかしそうにコミックスを買ってくれた紳士。
アンケートで、組織票を入れてくれた紳士。
ボクの漫画を読んで、絶賛してくれた紳士。
そう…あの『絶賛』。
そのすべてが、ネタだったなんて。
ボクの心が、麻痺していくのが分かる。
冷たく深い井戸の底に落ちるように。

そして…黒猫紳士に言った。
矢吹「ボクが手を叩くと…本当の感想を言います」
矢吹「ブラックキャットの事をどう思っているかを…、
   正直に答えてください」
何をしているんだ、ボクは。
紳士がどう思っているのかを知りたいのか…?
本心でも、ボクの漫画が好きなのではないかと
期待しているのか?
やめろ…知らなくていいことだ。
ぜんぶ夢だったと、あきらめればいい。
だけど…ボクは…手を叩いてしまった。
2632/2:03/12/19 03:25 ID:RxmKVz6g
紳士「あ…ううっ…うっ」
紳士の顔が真っ青になる。
そして突然、嘔吐しだした。
あまりのことに、ただ見つめるだけのボク。
そして紳士は、搾り出すような声で言った。
自分の本心を。
紳士「つまらない…ううっ!あんなのが…うぅ…
   ぱくりまんさいなのに…まだれんさいしてる…なんて…ぐっ」
つまらない。
ぱくりまんさいなのに。
紳士との日々も、あの『賞賛』も。
すべてが音を立てて崩れていく。
紳士「さいあく…きぶんが…わるい…うううっ」
さいあく。
矢吹「さいあくか…はははっ、ひひっ…うひっ!」
ボクは、可笑しくてしかたなかった。
自分の中の何かが壊れていくのが分かった。
だが、それに耐えようとも思わない。
矢吹「もっともっと、パクってあげるよぉ!
   くくくっ…なにもかもねぇ…うひっ!」
そう、なにもかも。
すべてをパクって、壊してやる。
こんな日常は、ぜんぶ偽りなのだ。
それなら、ボクが全部パクって、作ってやる。
ボクのための黒猫を。

エピローグ10 黒猫学園
催眠学園
最終回
栗が唐突に能力を盗む能力を覚え、エキドナの力を吸収して
次元刀を習得。なんやかやで栗を倒した後、エキドナは栗の
死体を抱いて異次元へ消える。
クリード「やっときましたね。
 おめでとう。このゲームを かちぬいたのは
 きみたちがはじめてです。
トレイン「ゲーム?
クリード「わたしが つくった
 そうだいなストーリーの ゲームです!
スヴェン「どういうことだ?
クリード「わたしは へいわなせかいに
 あきあきしていました。
 そこで テロを おこしたのです。
イヴ「なに かんがえてんだ!
クリード「テロは せかいをみだし
 おもしろくしてくれました。
 だが それもつかのまのこと かれにも
 たいくつしてきました。
トレイン「そこで ゲーム‥か?
クリード「そう!そのとおり!!
 わたしは あくを うちたおす ヒーローが
 ほしかったのです!
スヴェン「なにもかも あんたが かいた
 すじがきだったわけだ。
クリード「なかなか りかいが はやい。
 おおくの モノたちが ヒーローになれずに
 きえていきました。
 しすべき うんめいをせおった
 ちっぽけなそんざいが ひっしに
 いきていく すがたは
 わたしさえも かんどうさせるものが ありました。
 わたしは このかんどうをあたえてくれた
 きみたちに おれいがしたい!
 どんなのぞみでも かなえて あげましょう。
イヴ「おまえのために ここまで
 きたんじゃねえ!
 よくも おれたちを みんなを おもちゃに
 してくれたな!
クリード「それが どうかしましたか?
 すべては わたしが つくったモノなのです。
トレイン「おれたちは モノじゃない!
クリード「ほしのしとに ケンカをうるとは‥‥
 どこまでも たのしい ひとたちだ!
クリード「どうしても やる つもりですね。
 これも ナンバーズの サガ か‥‥
 よろしい。しぬまえに タオのちから とくと
 めに やきつけておけ!!
→チェーンソー

トレイン「やっちまったぜ・・・」
268情報屋ウドニー:03/12/23 19:25 ID:uIo04BLB
ここで終わりだ。
クリードの末路をなぞるつもりは無い。
イヴはここで完璧に絶命させる。
「――――――」
壁の向こうの気配に意識を集中する。
あの髪はどんな銃弾や剣撃も弾く。だが、それはあくまで
『点』や『線』の攻撃に対してのみ。
『面』の攻撃を避けるように出来てはいない筈だ。
……足音は直前に来た。
この薄い壁の向こうには、無防備に歩いているイヴの姿がある。
「―――――――」
イヴを。殺す。
もう人でなくなったイヴは。殺しても、いい相手。
…………………………………………もう人でなくなった。
だが、それでも。
イヴは、トレイン=ハートネットの、仲間、なのに。
それを。
人でなくなっただけで、おまえは。

――――――ズキン

「くっ――――――あ」
頭痛。止まったはずの頭痛が、どうして。

―――――――ズキン ズキン ズキン

頭痛。眼球が飛び出しそうな痛み。
頭が、痛い。
……ああ、こんなにもイタイと、さっきまでの自分が、納まってしまう。

―――――――ズキン ズキン ズキン ズキン

「ぁ―――――――――――あ」
考えるな。
頭痛くらい無視しろ。
ここで考えれば、俺はきっと――――自分の間違いに気がついてしまう。
そうなる前に――――トレイン=ハートネットに戻る前に、
イヴを殺さなければ、逆に殺されてしまう。
「―――――――――――――!」


自分を殺す勢いで、引鉄を引いた。
ゴォン、という爆音が闇を揺らす。
俺の放った炸裂弾は、一撃で部屋の壁を粉砕した。
269情報屋ウドニー:03/12/23 19:26 ID:uIo04BLB
壁に空いた大穴から、廊下に飛び出す。
爆風に吹き飛ばされ、イヴは人形の様に倒れ伏している。
止めを刺そうと銃口を向け、気付いた。
アレは違う。
血が一滴も流れていない。
何より今まで生きていたという気配がまるでない、イヴのカタチをした、只のヒトガタ。
その瞬間、背後で轟音が響いた。

「―――――――――――――――え?」
間の抜けたイヴの声。
振り向くと、自分の空けた大穴の向こうで、
瓦礫の中に立つイヴの姿がある。
あの長い髪は、肩からばっさりと切り落とされていた。

……そういう、事か。
あの人影は、イヴがナノマシンで作り上げた只の人形。
本物は上の階から天井を落とし、俺を押し潰す算段だった。
危なかった。廊下に出なければ、今頃は瓦礫の下敷きになっていた。だが―――――
この機を逃がすつもりはない。奇襲は、失敗した瞬間最大の危機に変じる。
イヴの右腕が刃を形作る。それは、髪を攻撃にも防御にも使えなくなった証拠だ。
小細工の代償。そして、ようやく生まれたわずかな勝機。
一息で元の部屋に踏み込み、黒爪でイヴの右腕を弾いた。
体勢を崩したイヴが、左腕に翼を生やす。羽の弾丸なら、たとえ倒れながらでも、
俺の体を蜂の巣に出来る。だが――――――遅い。
そのままイヴを押し倒し、自由な右手でイヴの喉を掴む。
そして、意識を集中した―――――。

      バ チ ィ ッ!!

「うぁあっ!」

右腕からスパークが奔る。
イヴの体が跳ね、左腕に生えた翼は霧散した。
右手は、電磁銃4発分の電流を一気に流したショックで、ズタズタになっている。
強力な電流が、ナノマシンの活動をキャンセルする――――
ドクターとの闘いで解っていた事だが、俺の生み出す細胞放電では、
せいぜい一瞬しか保たないだろう。
だが、それで充分。
ハーディスを構える。
あとは、トランスの出来ない無防備な状態のイヴに弾丸を撃ち込むだけ。
それで、全ては終わる。
――――――――――――――ズキン

でも、頭痛がする。
頭痛がするんだ、イヴ。
あんなに頭の中でコロセと繰り返していたのに、
あんなにおまえが憎かったのに、
それでも――――――――――。


……どうして。
どうして目が醒めてしまったのか。
どうしてイヴの姿が、一瞬でも元のイヴに見えてしまったのか。
それさえなければ、すぐにこの引鉄を引いていたのに。

それでも――――――――――。

「―――――――――――――っ」
なのに、どうしても、引鉄を引けなかった。
なんて、甘さだろう。
イヴは躊躇うことなく俺を消し去る。
そんな事、本当に解っている。
イヴはもう、以前のイヴじゃないんだから。


―――――それでも。
       
        それでも、そんな事は。
        できる筈が、なかった。



――――――――――――――ズキン

……頭痛。
散々これには悩まされたけど、今だけは感謝しないと。

……間違えてた。
イヴが人間でなくなったから、イヴは以前のイヴじゃないから、
殺していいと思うなんて、どうかしていた。
たとえどんなに変わってしまっても、イヴはイヴだ。
俺を助けてくれて、ずっと一緒に戦ってきた、大切な、仲間なんだ。

―――――それを。
どうして、傷つけることが、できるだろう。
271名無しさんの次レスにご期待下さい:03/12/24 01:49 ID:Y4/hdC0U
保守age
超能力を使えるとしたら何?と聞かれ、ぼくは即「盗作!」と答えました。何でもパクれるからです。
予知とか念力とかは、ある程度やると飽きてしまうと思います。でも盗作はきっと楽しいよ。
他人の作品をパクったり、いろいろな作品をパクったり・・・・・・。きっと一生遊んで暮らせると思うな。
そんなわけで『BLACK CAT』をどうぞ。カッコイイけどパクリのお話なんです。
age
再生ナノマシーンとイマジンブレードLv3のクリードの圧倒的攻撃力により、
トレインたちは、追い込まれていた。
そして、ナンバーズもセフィリア以外戦闘不能になっていた。

「さて、諸君、殺してあげるよ。」狂った笑みをするクリード

その瞬間、どすっという音とともにクリードの首が地面に落ちた。
後ろに立っていたのは、イヴと同じくらいの年齢の金髪ので蒼氷色の瞳の少女・・・・・その容姿は、あまりにもセフィリアに似ていた。

「セフィ姉様、間に合ったようね。」
その少女は、黒いオリルコンの大鎌を持ちながらにっこりと微笑んだ。


「ナンバー]W・・・・・・そう、間に合ったのね。」
セフィリアはなぜか、寂しげな目でつぶやいた。

「このガキィィィィィィィィィィィーーーーー」
首を飛ばされながらも、クリードは必死の形相で]Wをにらんだ。

「うるさいな。おじさん、黙ってね。」
]Wは体に似合わない大鎌を首が片手でクリードの頭にふりろした。
ぐっちゃという音が響きあたり、その直後、頭だけのクリードは苦しみだしたのだった。
鎌の先から流れる高圧電流が、クリードのナノマシンの破壊をもたらした。
無敵とされていた、クリードの唯一の弱点であった。

生焦げ臭い匂いとクリードの悲鳴が響き渡った後、黒焦げになったクリードの頭だったものは、沈黙した。
そして、それが終わった同時に首がなくさまよっていた体にも大鎌を突き刺し、それも一片の炭に変えた。

その様子を見たセフィリアがつぶやくように言った。
「完成していたのね。ナノマシーンの遺児エメロード。そして、ナンバーズの最強の生体兵器。」

「では、セフィ姉様、帰りましょう。長老会の方々も待っております。」
何事もなく、去ろうとするエメロード

そのとき、トレインは大声で言った。
「おい、お嬢ちゃん、ちょっと、待ちな。どうして、クリードを殺した。」

「任務だから。」
その少女は無邪気に言って、一瞬にして、その場をさった。

「では、ハートネット、私も帰還します。とりあえず、ありがとういっておくわ。」
「隊長、いいっすよ。でも、あの子供は何ですか・・・・まさか」
「それは、機密よ。ハートネット。それより、懸賞金の30億イェンですが、あなたにあげます。」
「え、しかし、結局、クリードを倒したのはあの子だけど・・・・・・・」

「まあ、ナンバーズの退職金だと思って、うけとってください。今後、二度と、あなたに、クロノスとのかかわりあいをなくします。私の名誉にかけて。」

「でも、隊長・・・・・」

「ハートネット、もう、あなたと会うことはないでしょう。あなたは、こちらの世界に二度とこなくていいのです。そのほうがあなたらしい。」
そのとき、見せた笑顔は初めて、トレインにセフィリアが感情を見せたものだった。
それは、とても、やわらかく、悲しさを感じた。
そして、トレインにそれ以上何かを言わせない意思がこめられていた。

「スヴェン、ひめっち、帰ろうか。掃除屋家業に。」

「いいのか。結局、クリードは」

「ああ、いいんだ。もう。終わった。終わったんだ・・・・」
トレインは、自分につぶやくように言った。

【驚異のハーディスパワー】

「くらえ!レールガンッ!」
トレインはレールガンを放った。
「レール・・・ガン?レールガンだとォーッ!!」
クリードも妄想虎徹の剣先からレールガンを放った。トレインのレールガンを
かき消し、トレインの脚をかすめた。
「! こ・・このビームは!そんな、ば・・馬鹿なッ!」
「そおうだッ!レールガンだよォ!このまぬけがァァーーーッ!不老不死に
 なったこのクリードにできないと思ったのかッ!このウスノロめがァ!」
「な、なに・・・!」
「しかも、その効果から見ると、貴様の数百倍の強さのレールガンを撃つこと
 ができるッ!  どうだ、自分でレールガンを受けた気分は?」
「ぎぃやあああああああ」
「んん〜実にナイスな返事だ」
『・・決定的だ・・おれはこれから死ぬんだな・・・決定的に・・・』
クリードはトレインの息の根を止めるため近づいた。
「このレールガンだ・・・。レールガン使いの貴様を死という暗黒に
 つき落とす儀式には、やはりこのレールガンが・・・・・・」
剣先に電力を集中した。
「ふさわしいーーーーーッ!」
クリードはレールガンを放った。
トレインはあることに気づきかけた。
「レール・・・ガン 電磁・・銃  俺の何百倍もの・・・」
「無限の谷底へッ、流れ落ちろォォォォ!」
『レールガンだって!?』
トレインはハーディスを構えた。クリードの放ったレールガンは反射し、
クリードを貫いた。
「なにィィィィィィ!ハーディス!」
「ハ・・・ハーディスはオートリフレクだった・・・」
あまりにも凄まじい電力のレールガンだったため、クリードのナノマシンは
完全にショートし、再生することが出来ずクリードは死亡した。





>>82の元ネタってなんだろ?
知ってるような知らないような・・・
>>83から察するにゲームなんだろうけど、FF7かな?
FFX-2じゃないかな。
きっかけはナントカのスフィア とか言ってた気がするよ。
数年前、僕がレンタルビデオ店に行ったのは深夜だった。
だが、たまたま一つだけアニメのDVDがあってそれを借りた。
これの影響はあまりに大きい。昼に行っていればきっと違うアニメで
その作品の影響を受け、違う作品になっていただろう。
「盗作」は犯罪でなくテクニックである。「ブラックキャット」の中では、この考え方をとる。
倫理的にはそうではないかもしれないが、感覚がそうだと言っているのだから。
21XX年、星の使途はクーデターを成功させ世界の大半を掌握した。
壊滅状態のクロノスと共に、トレインとスヴェンは星の使途に戦いを挑む。
トレイン達は寝返った8人の元ナンバーズを倒し、クリードのアジトに潜入する。
だがエキドナの策略によりスヴェンは捕らえられ、トレインを助けるため自爆。
スヴェンはヴィジョン・アイをトレインに託し息絶える。
そしてクリードとの再開。トレインはクリードを圧倒するが、
追い詰められたクリードはナノマシンの力でウルフクリードに変身。
死闘の末、辛くもトレインは勝利する。
クリード「なぜだ…
     なぜ君はこの僕に歯向かった…
     もうすぐ、我ら星の使途の時代が、始まろうと…いう…のに……
     グワアアアァァァッ!!」


――戦いは終わった。
明日になれば再び平和な朝が訪れることだろう。
しかし、傷つき倒れ、夜の闇へと消えていった者たちが、その朝を迎えることは決してない。
一人立ち尽くすトレインの姿は、爆発の光に照らされて今にも消えてしまいそうに見えた。
なぜ、戦わなくてはならないのか。
誰もトレインに、その事を教えてはくれない。
休む間もなくどこかで犯罪が発生し、再び彼は戦いの渦へと巻き込まれていくのだろう…
優しさを捨てきれぬ掃除人、トレイン・ハートネット。
彼の戦いは、どこまで続くのであろうか。
彼の苦しみは、いつまで続くのであろうか。
彼の腕に冷たく光る、装飾銃の輝きとともに…
281情報屋ウドニー:03/12/28 23:49 ID:6lx03und
……………………………………………………ズキ、ン

頭痛が消える。
体の力も抜けていく。

「どうして………殺さない、の」
イヴの声。
「わたしはひとごろしのおになんでしょう……?容易く人の命を奪う怪物で、
今もトレインを殺すし、ティアーユさんだってこの手にかけてしまった。
なのにどうして―――――そんな、哀しそうな顔を、するの、かな。」

イヴにナノマシンの機能が戻る。
刃と化した爪が、そっと俺の首筋にあてられた。
つ……と、血が一筋流れる。

「やめてよ。そんな顔で死ぬなんて、卑怯じゃない。
……わたしは悪いヤツなんだから、トレインは最後までイヴを憎んで、
よくもティアーユを殺したなって恨み言を言わないとおかしいでしょう?
ティアーユさんだって、わたしが憎かった筈よ。
あのひとには救いなんてなかったのに、わたしはスヴェンとトレインに助けられて、
のうのうと陽の当たる場所で暮らせたんだから。
……だから、ティアーユさんにならいいと思ってた。
あのひとが裏社会に復讐するっていうんなら、それに踊らされようって。
神氣湯を飲んで、わたしがヒトでなくなってしまっても――――
そうすればティアーユさんの望みが叶うなら、仕方ないって。」

――――そうか。
イヴも、俺と同じだったのか。
知っていながら。ティアーユが世界の混乱の元凶と
知っていながら、それでも―――

「だって仕方ないじゃない。それぐらいしか、わたしはティアーユさんに
償う方法がないんだもの。……ティアーユさんが望んだなら、せめてわたしくらいは
世界の中で、あのひとの味方になってあげようって。

「………違う。」

思いを口にして、驚いた。
俺はまだ――――――生きている、みたいだ。

「……なに?トレイン、よく聞こえない。」
「違う、イヴ。ティアーユは誰も憎んでなんかいない。
ティアーユは、好きでこんな事を望んだんじゃない。」
―――――そう。
ただ、そんな事しか目的が見つからなかったから、
それを必死にこなしていただけなんだ。
……彼女は、ただそれだけしか出来なかった。
自分は生きる目的がある人間なんだと、自分自身を一生懸命に
騙すような事しか出来なかった。

282情報屋ウドニー:03/12/28 23:50 ID:6lx03und
「イヴ、俺はきっと、ティアーユやイヴに比べると、
すごく、幸せだったと、思う。
……だから、ごめんな。俺には解らないんだ。
兵器の業を背負ってまで決着を付けるしかなかったイヴの苦しみも、
何も憎んでないのにこんなコトをするしかなかったティアーユの苦しみも。」

なんて、皮肉。

「……誰が。誰が悪かったわけでもないんだ。
俺も、イヴも、スヴェンも、ティアーユも。
……誰が悪かったワケでもない、のに――――――」

どうして俺たちは、こんな。
互いを傷つける結果を、選んでしまったのか。

「……トレイン。まだ、間に合うんじゃ、ないかな」
組み伏されたイヴは、ぼんやりと俺を見上げながら言った。

「……トレインはもうすぐ死ぬわ。けどわたしを殺せばまだ間に合うと思う。」
真剣な瞳をして、イヴは俺を見上げている。
「……ね?だから早く、その引鉄を引いて。それでトレインは助かるんだから。」
イヴは不機嫌そうに、とんでもない事を言ってくる。
「………………………………」
……まったく。それができたら、とっくにやっているんだって、言ってるのに。
「……もうっ、それが出来ないのならわたしが生き残るだけよ。いいの?
わたし、調子に乗って明日からこの街を阿鼻叫喚の地獄絵図に変えちゃうからね。
スヴェンやアネットだけじゃなくて、ケビンさんとかいろんな人たちも
ひどい目にあわせちゃうんだから。」

……イヴがかなり本気だという事は、それなりに伝わってきた。
「…………ばか。そんな事したら、よそから怖い人達がやってきてタイヘンだぞ。
……世の中にはな、トンデモナイ規格外の殺し屋集団がいてだな。
イヴはその連中と日夜戦い続けるハメになる。」

……だからまあ、地獄絵図にするのは止めなさい。
出来る事ならイヴは―――――苦しいだろうけど破壊衝動も我慢して、
今までどおりに、暮らしていってほしいんだから。

「どうして―――――どうしてそんな顔をするの、トレインは。
……わたしはもう以前のイヴじゃないの。こうしている今だって、
トレインの首筋に爪を立てて、血管を抉り出したいって思ってる。
わたしはクリードと同じで、狂気に取り憑かれたただの怪物でしょ?
ならさっきのトレインに戻って、サクッと気持ちよく始末した方がいいじゃない。」
イヴは拗ねながら、まるで俺が悪いように責めたてる。
283情報屋ウドニー:03/12/28 23:50 ID:6lx03und
………始末した方がいい、とイヴは言う。
それは確かにさっきまで自分を支配していた言葉だ。
だが、そんなもの。少しだって、よくはない。

「―――――できない。俺には、イヴは殺せない。」
「以前のイヴは、でしょう。今のわたしは違うの。
トレインが知っているイヴじゃないんだってば。」
「―――――違う。そんなの関係ない。
たとえおまえに憑き物が取り憑いていて、そいつを消すためだとしても―――――
トレイン=ハートネットは、イヴを傷つける事なんて出来ない。」

……この半年間、ずっと俺を助けてくれた金髪の少女を、愛している。
それが仲間としての感情で、イヴの感情とは違うとしても。
「イヴは、俺にとって大切な人なんだよ。
その相手を――――傷つける事なんて、出来ない。」
「―――――――――――――――」
イヴは目を見開いた後。
はあ、と肩をすくめて息を吐いた。
「もうっ、なに言っているのよ。わたしはトレインには傷つけられてばかりだったよ。
そんな事にも気が付いてくれないなんて、本当に鈍感なのね。」
イヴは優しい声で囁いた。
その後。止まったままの俺の手の平に、そっと、両手を重ねてきた。
「――――――――――あ」
それだけで、イヴが何をするつもりなのか読み取れた。
腕を離そうとしたが、腕には力が入らない。
……イヴのいう通り。俺の体は、とっくに俺の自由になるものでは、なくなっていた。
「やめ――――――――――やめろ、イヴ……………!」
必死に声を上げた。
イヴは聞こえないふりをして、ニコリと笑った。
「……まったく。だからこんな時まで、わたしは自分でしなくちゃいけないんだから」
そう、どこか嬉しげで、ひどく悲しそうな笑顔で。
イヴは俺の指の上から、引鉄に手をかける。
「イ――――――イ、ヴ…………………………!」
腕は止まらない。
俺には、イヴの行為を止められない。
こんな―――――こんな事って、あるか。
俺は、結局。
大切な二人を救おうとして、その二人を。
自分の目の前で、失おうとしているなんて―――――
284名無しさんの次レスにご期待下さい:03/12/30 02:43 ID:FWMV769y
つ、続きを!ハァハァ
285情報屋ウドニー:04/01/02 03:08 ID:zApCLXEv
「だめぇ――――――――!」

――――――――――?
なんだ、ろう。
腕が止まって、いる。
俺の手に重なったイヴの両手。
それを抱きかかえるように、誰かが覆いかぶさっていた。
イヴは信じられないものを見るように、その人影を見つめている。
俺は―――――そう、きっとイヴと同じくらい、真っ白い貌をしていただろう。
「ティ―――――アーユ、さん?」
「はい……!わたしですイヴ……!わたしですから、
どうか――――この手を放して下さい………!」
ティアーユは泣きそうな顔で、イヴが握った銃を引き剥がした。
「…………ティアーユ、さん」
イヴはぼんやりと。まるで憑き物が落ちたみたいに呆然とティアーユを見つめている。
「……………そっか、生きてたんですね、ティアーユさん。」
「―――――はい。イヴはわたしの意識を落としてしまっただけです。
あなたは最後の瞬間に、人を殺してしまうことをためらったんです。」
「――――――――――」
イヴの瞳が悲しげに揺らいだ。
……狂暴な想念に取り憑かれていたイヴの無意識にあった、人間らしい最後の感情。
それが―――――ティアーユと、イヴを救ったものだった。

ほう、と。
大きく吐息を吐いて、イヴは目蓋を閉じた。

「――――まいったなあ。これで結局ティアーユさんの一人勝ちって事ですか。
ティアーユさんは生きていて、手綱を離れた手駒はここで只、処分されるだけ。
……でもまあ、それもいいかな。わたしも正直、そろそろ休みたいって思ってたから。」
言って、イヴは力なく両手を下げた。
「さ、いいですよティアーユさん。……トレインは殺してくれなかったけど、
ティアーユさんならやってくれるでしょ?わたしはティアーユさんを殺そうとしたんだし、
兵器になりきれなかった、ただの出来損ないなんだから。」
「………………………………」
ティアーユは銃を握ったまま、じっとイヴを見つめて、当然のように首を横に振った。
―――――――すごく、静か。
張り詰めていた氷が溶けていくように、ゆったりと時間が流れていく。



「……………不思議ね。どうしてティアーユさんまで、わたしを殺してくれないんですか?」
瞼を閉じたまま。まるで眠っているかのように、イヴは呟いた。
「決まっています。わたしは、イヴが好きですから。」
ごとん、と。
ティアーユの手から、銃が落ちた。
「どんなにイヴがわたしを憎んでいても、わたしはイヴには幸せになってほしいって、
ずっと思ってました。だから――――――
だからイヴ、わたしを哀れと思うなら、どうか死なないでください。
このままイヴに死なれては、わたしは―――――もとのティアーユに、戻ってしまいます。」

「………………もう。無茶なこと、言ってくれるんだから。」
はあ、という大きなため息。
そうして、イヴは拗ねるように視線をそらした。
「けど仕方ないか。ティアーユさんにはさっきの借りがあるし、今はおとなしくします。
…………トレインもね。しょうがないけど、仲間として大切にしてくれるなら
それでいいかなぁって、思ってあげるね。」

―――――緊張が解ける。最後の力が抜けて、俺はそのまま後ろに倒れこんだ。

いつのまにか、天は高く澄んでいた。
銀色の月。
青白い廊下には、もう金色の殺気は存在しない。
イヴを駆り立てていた狂気は、とうに失われていた。
「―――――――――――」
意識が遠退く。
冷め切った体が眠りに至ろうとする。
その前に。
今は安らかな月光を見て、ぼんやりと思った。
このまま月日が流れても。
きっと今のままで、幸せに過ごせているんだろうなんて、
そんな都合のいいユメを―――――――――
287名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/02 19:15 ID:rqICY3AY
                _,.. ---- .._
              ,. '"       `丶、
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すいません、誤爆しました。
>>288
あながち誤爆とも言えん。
>>288
あなたには先生の天罰が下ります
この展開だとトレインはティアーユと付き合うよな 新しい

タイプムーンなんか嫌われてるような事したっけな?
シャオリー「おおおおおおお!バ…バカな…隊ちちちち長…セ…セセセフ…ィ…リ…リリア様が…
クリードの…道イマジンブレードに…敗北した…だと…おおお…ヒィィィ…もはや…クリードの道を倒せるのは…
元番人トレインしかおらぬぅぅぅ!!トレインよ!お前こそが選ばれし番人なのだぁぁ。クリードを
抹殺し――後世を黒で染めよぉぉぉ」
>292
アンチが多いんでねえの。よくしらねえけど。

なんだかんだあって最終決戦の一年後列車がレストラン黒猫を開くエンド希望。
最終回はどうでもいいから7,8巻ごろの絵柄に戻せって感じ。列車ショタ化後のへちゃむくれ
には嫌悪感しか覚えない。

>>292
型月が悪いんでなくて、その信者に厨房がやたら多いから。
月厨は、オフィシャルの掲示板でも一般のファンサイトの掲示板でも厨発言を繰り返すし、
2chでも、型月と関係ない板&スレで『月姫は最高ですよ。やらなきゃ損です』みたいな
発言してスレ違いネタでスレを埋め尽くし、果ては
『同人作品にも及ばない作品しか作れない既存のメーカーは糞ですね』という電波発言
までも飛び出す始末。
実際、漏れが日参してるサイトの掲示板でも、基地外月厨がやってきてから、そいつと
常連との間に不穏な空気が流れてたし。
このスレのせいで、もうティアーユをまともな目で見れない・・・・・・
297日向の夢:04/01/05 00:53 ID:9LsGET2a
「トレイン、おい、起きろって、トレイン。」

……声が聞こえる。
もう、何度も何度も聞き慣れたスヴェンの声。
「もうとっくに時間を過ぎてるぞ。これ以上寝こけてどうするんだ。」

……遠慮のないスヴェンの声。
だが、そんな事では昨夜、嬉しくて中々眠れなかった俺を起こす事はできないのだ。

「……ったく、いい加減起き出さないと、イヴにまたいじめられるだけだと思うがな。」

―――刹那。
まどろんでいた意識が、その一言で覚醒した。

「――――――っ!」
ベッドから跳ね起きる。
スヴェンは傍らで呆れながら、俺の慌てぶりを観察していた。
外からはみーん、というセミの声が聞こえてくる。
朝だっていうのに陽射しは強くて、寝巻きは汗に濡れている。
まあ、それは。これ以上ないってぐらい、典型的な夏の朝だった。
「あ―――――おはようスヴェン。」
「おはようトレイン君。」
素っ気無く挨拶を返すスヴェン。……その冷静ぶりが、逆に厭な予感をかきたてる。
「スヴェン、もしかして姫っちのヤツ、まだ出かけてないのか……?」
「ああ、トレインの顔を見てから、つってリビングで待ってるぜ。
……そうだな、そろそろ一時間ってところか。」
「――――――――――――!」
時計を見る。
時刻は午前十時を過ぎたあたり。
「くそ―――――なんで今日に限ってこんな時間まで残ってるんだよ、姫っちのヤツ……!」
「お前さんとしばらく顔を合わせないから、見送りくらいはって事だろ。
勿体ない話じゃないか。文句なんか言ったら罰が当たるぞ。」
「…………………………う」
なんだかスヴェンの視線が痛い。
……あの事は秘密の筈なんだけど、やっぱりスヴェンと姫っちには
バレてしまっているんだろうか。
「…………分かった。とにかくすぐリビングには行くから。
スヴェンは先に行っていてくれ。」
「早く来いよ。」
スヴェンは右手をひらひらさせて退室していった。
昨夜から用意してあった服に着替えた後、
ショルダーバッグを肩にかけて部屋を後にした。
298日向の夢:04/01/05 00:56 ID:9LsGET2a


――――リビングには。ご機嫌ななめどころか垂直になりつつある姫っちの姿があった。

「よっ。おはよう、姫っち。」
「おはようトレイン。修行の旅なんて言ってたクセに、またずいぶんとのんびりしてるのね。」
姫っちはねっとりとした視線を向けてくる。
「……悪かったな。昨日は眠れなくて、朝方まで起きてたんだ。
これでも早起きした方だぞ、俺。」
「ふーん、修行が楽しみで前日に眠れないなんて、ずいぶんと可愛いこと言うんだね。
トレイン、そんなにリバーさんと修行の旅に出るのが嬉しいの?」
「何だよその言い方。どんなことでも精一杯楽しんだ方がいいに決まってんじゃねぇか。」
「そうね。トレインの喜びようっていったら、お酒を飲んだ猫みたいだもん。よっぽど
この日を心待ちにしていたのね。リバーさんとどこに行くのか知らないけど、
よっぽど行き先にいいコトでも待っているんでしょうね。」
「イヴ、その言い回しはおかしいぞ。いいコトってのは有るモノで、
待っているモノじゃないんだからな。」
「あ、そっか。待ってるっていう形容詞は人に対して使うものだもんね。トレインに
一時間も待たされたものだから、わたしったらどうかしてるみたい。」
「…………………………………………」
……この二人。最近、すごく息が合ってる。
「それでトレイン、修行は何日の予定だっけ。」
「……七日間だけど。それが、なに。」
「へえ、短いんだね。たまにしか会えないんだから、暇な時くらいずっとあっちに居ると
思ったのに。トレイン。そんなんじゃティアーユさん、可哀想なんじゃない?」
「な―――なな、なにを言ってんだおまえ!俺はリバーとアテのない修行の旅に出るんであって、
決してティアーユの所になんか行かないぞっ………!だいたいな、ティアーユとなら
すぐに会えるじゃないか。今だって週末にはこっちに来てくれるんだから、
別に、俺から会いに行く必要なんて……………」
「―――――――――――――――――――」
「……………必要なんて、ないけど………やっぱり寂しいかなっ、と………」
視線に耐え切れなくなって、床を見つめてみたりする。
―――くそ、いいじゃんか。
どうせ暇なんだから、ティアーユの所に泊まりに行くぐらい、見て見ぬふりをしてくれても。
「―――――と、もうこんな時間か。これ以上先方をお待たせするワケにもいかないし、
今日はこのくらいにしておいてあげるね、トレイン。」
姫っちは楽しげに言って、ソファーから立ち上がる。
「それじゃスヴェン、あとはよろしくね。夕方には帰るから、
二人で仲良く陰口でも叩きあおっか。」
「お、いいなそれ。」
………味方はいないのか味方は。
「行って来ます。トレインも行ってらっしゃい。お土産は期待してないから、どうぞごゆっくり。」
姫っちはロビーへと去っていく。
と。

「あーあ、わたしも早くいい男見つけたいなー」

なんて、大声で最後のアテツケを残していった。
299日向の夢:04/01/05 01:00 ID:9LsGET2a

「…………アイツ、日増しに元気になっていくな。」
ほんと、まさかこんな風に事が運ぶとは思わなかった。

……あの事件から、もう一年ほど経っている。
変わった事は沢山あるけど、その中でも特筆すべきなのはイヴとティアーユの事だろう。

ぶっちゃけて言うと、姫っちは以前のままである。
肩からばっさりと切られた髪も、もう大分伸びてきたが、
元の長さになるにはもうしばらくかかりそうだ。
本人曰く、髪は別にナノマシンの固まりではなく、ただの媒介に過ぎないそうで、
伸ばすのは普通の髪とかわらないとの事。擬態かもしれない。
……破壊衝動もそれなりにあるらしく、たまに俺に似せたぬいぐるみに
カカト落としを喰らわせている。これも擬態かもしれない。
姫っちはクリードに勝つ為、神氣湯を飲んでしまった。
それが原因で姫っちは暴走してしまったワケだけど、あの一件の後、
姫っちはソレの手綱を握ってしまったらしい。
簡単に言うと、神氣湯の効力は姫っちの体内のナノマシンの作用で弱められ、
性格が少し強気になる程度の影響で収まった、というのだ。
……強気というよりはいじわるになった、というのが正しいと思うのだが、
本人に言うと怒るのでやめておく。
その為か、道能力には目覚めなかったものの、どうも姫っちの力そのものが
強くなったようだ。自立型ナノマシンなんてものを操れるようになったのも
以前よりナノマシンを巧くコントロールできるようになったからだろう。
………結論から言えば敵無し状態で、兄貴分としてはタイヘン扱いに困っている。

―――― 一方ティアーユはというと、再び山奥の一軒家に帰ってしまった。
……それでも週の終わりにはここに帰ってきて、四人で以前のように過ごしている。
以前、自分達と一緒に住むよう持ちかけてみたが、なんでも色々と後始末があるから、
それが終わるまで我が侭を聞いてください、と返されてしまった。
そう言われると惚れた弱みで、こっちとしては待つしかない。
具体的に何をしているのか分からないが、星の使徒によるサミット襲撃以来、
各地で高まっていた緊張が徐々に鎮静化してきていると、ニュースは伝えていた。
以来、俺とティアーユは週の終わりには再会するんだけど、
アジトでは姫っちやスヴェンがいるので二人きりにはなりにくかった。
ついでに言うと、ティアーユと姫っちの仲は良好だ。
ティアーユは姫っちの事を好いているし、姫っちもティアーユの事を慕っている。
………俺とティアーユの事は姫っちも認めている、と公言はしていた。公言はしているんだけど。

「いいよ、別に。トレインはトレインの勝手にするんだから、
わたしだってわたしの勝手にするだけだもの。」

なんて、どう取っていいか解らない発言を付け足していた。
300日向の夢:04/01/05 01:02 ID:9LsGET2a

「……………………はあ」
という訳で、色々と込み入っている現状の中、ティアーユから手紙が来た。
俺に見せたいものがあるから暇ができたら来て欲しい、という手紙を見て、
すぐに今回の狂言修行を計画したわけである。

一応、俺はこれからリバーと一週間修行の旅に出る事になっている。
だっていうのに、姫っちとスヴェンはよからぬ疑いをかけてくる。
……まったく。二人とも、人の事をなんだと思っているんだろう。
「おいトレイン」
「うわあ!」

……心臓に、悪い。
スヴェンも、常時訓練だかなんだか知らないが、
支配眼使っていきなり後ろに廻り込んで声をかけるのは止めてほしい。
「悪い悪い、ところで、そろそろ出ないと電車の時間に間に合わないんじゃないか?」
「あ――――やべ、そういえばのんびりしている場合じゃなかった。」
用意のいいティアーユは、目的地までの交通手段をきっかりと準備してくれていた。
電車は指定席なので、時間を逃がすと自腹で電車に乗らないといけなくなる。
今回はサイフ代わりにスヴェンを連れていけないので、それは切腹と同意語だ。
「わりぃ、そんじゃ俺もそろそろ行くわ。後は頼んだぜ、スヴェン……!」
バッグを持ってリビングを後にする。
その背中に、

「ああ、それじゃ、ティアーユによろしくな。」

なんていう、スヴェンの落ち着いた声がかけられた。
301転載:04/01/06 00:55 ID:xqVSNOnc
トレインの攻撃を確実かつ正確に打ち落としていくエーテス。
だがトレインは電磁銃の一発分のエネルギーがたまるまでの時間稼ぎをしていたのだ。

「猿真似野朗、くらいやがれ!!」

確かに電磁銃は完璧にエーテスを捕らえたはずだった・・・
刹那の瞬間で白いハーディスで弾き返された電磁銃がトレインの肩をかすめる。そして激しく血が吹き出る。

「電磁銃を避けることは不可能。まあセツキなら可能だが。
防ぐ方法なら人間の極限の速さでオリハルコン製の武器で弾き返すか、電磁銃で相殺するだけ・・・だろ。」

「(俺の考えがすべて読まれてる・・・)」
時の番人ならそうするだろうと頭に浮かぶトレイン。(無理な連中も要るけど)

「俺とお前の能力はまったく同じ。電磁銃二発同時発射でThe Endだ。10秒待ってやる。神に祈りな。 10.9・・」

さすがのトレインも
「電磁銃撃つ前に撃つ・・・ 至難、反応速度は同じ。
電磁銃を弾いて当てる・・・ 否、二発は弾けないうえ弾いた一発は残り一発で相殺される。相打ちにもならない。
黒猫の爪・・・ 無理、さすがに電磁銃には押し負ける。
電磁銃のエネルギーが溜まるまで待つ・・・ 無謀、あと6時間かかる。
・・俺が負ける・・ 不吉をもたらす黒猫が最後に不吉をもたらしたのは自分自身・・・」

「8.7.6.5・・・」

その時トレインの心の中で声が聞こえた。
「あきらめるのか。情けないな・・・」
302転載:04/01/06 00:57 ID:xqVSNOnc
心の中のその声はデュラムだった。

「?? サヤならわかるが何でお前が・・・」

質問に答えず次々と罵倒していくデュラム。
「それが最強の銃使いか。」
「情けないな。お前とそこの電磁銃に頼るしかないお前自身(猿のこと)。」
「今のお前なら5秒で殺せる・・・」
「俺は最強のために情さえ捨てた。そんな俺に勝ったお前がそんなに腑抜けとは。愚かだ。滑稽だ。まるで喜劇だな。」

「うるせえ・・・」

「最強の銃使いとしてとる行動はわかったか。」

「ああ・・・」



我に返るトレイン。眼にはかつての殺し屋?の目が。
カウントダウンを続けているエーテス。
「4.3.2.1・・・ 電磁銃発し」

トレインがただ純粋に、ただ速く、同時に撃った4つの弾丸が
何よりも速く、正確にエーテスの四肢を貫く。

「・・・馬鹿な・・ 俺とお前はまったくの同じはず!!
なぜ俺の方が反応が遅い・・・」

特殊弾や電磁銃に頼り、それでも掃除屋気取りで本質を忘れていた自分。
人を殺さないことと手加減を一緒にしてた自分。
純粋に銃のみで生きてきた過去の最強の銃使い、伝説のG。
「エーテス、確かにお前は俺の出来の悪い本物だよ・・」


エーテスはぶっ倒れるが死ぬほどの傷でもない。
「・・・俺は情は捨てないからな。デュラム。」
303山田風太郎大先生ごめんなさい:04/01/06 22:45 ID:K5dcdqSz
奇怪な妖剣を宙天にあげたクリードは、スルスルと音もなく砂をすべって、
なおトレインの黒爪のとどかぬ地点で、微塵になれと振り下ろした。
電光の一撃であった。
その下を、トレイン・ハートネットは三歩踏み出した。
すでに最初の位置で頭蓋骨を粉砕されているはずなのに、彼は幻のごとく進みよった。
クリードのあごから胸にかけて、朱色のすじがたばしって、臍のあたりでトレインの黒爪は止まっている。
きっさきは、クリードの腹に深々と突き刺さっていた。
トレインはクリードの前に、そのままの姿勢で、折るように片膝折って地についていた。
クリードは仁王立ちになったまま、かっとむいた目でトレインを見下ろしている。
彼の幻想虎徹はどうしたか。
幻想虎徹はきっさきから柄まで、垂直に斬られて左右に裂けていた。
―――頭上に落ちてくる幻想虎徹を、トレインは見ていなかった。ただ太陽をまぶたに受けて、
まぶたの上にさす一点の島影のごとき妖剣の影によって、その角度と速度をはかって、前へ進んだのであった。
トレインの装飾銃は、幻想虎徹を縦に斬り、そのままクリードを縦に斬った。
この離れ技以外に、この場合に、クリードをたおす方法はなかった
―――とはいえ、それは彼が斬ったというより、クリード自身が、おのれの剣とからだの速度で斬られたといっていい。―――
真っ二つの魔剣を両手に掴んだまま、クリードはがばと砂浜にのめり伏し、そのからだの下から、血が白い砂を染めてひろがっていた。
しんかんとした秋の午後である。
すべてこの世に、事もなし。―――といった風な。
「トレイン!島が沈むぞ!」
トレインは沈痛な横顔をみせて、凝然と、砂の上に伏してうごかぬ元同僚の姿をながめていたが、
その声にはじめてわれにかえったように、銃をおさめた。
片手をあげて礼拝すると、そのまま歩き出した。
クリードの用意していた脱出用ボートの方へ。
彼がエーテスをうながしてその船に乗り、なにやら言うと、エーテスはその船をこぎだした。
それまでイヴたちは、なおもこの世のものならぬ幻怪な白昼夢でも見ているように、身動きもとれなかった。
イヴが叫んだ。
「…トレイン、どこへゆくの」
トレインは、いちどふりむいて、かすかに白い歯を見せて、うなずいてみせたが、
しかし彼を乗せた小船は、渺茫たるうねりを送る蒼い波濤を、そのままいずこともなく漕ぎ去っていった。
彼自身も東の方へ。満潮のかなたへ。
黒猫トレインはどこへゆく。
けっきょく、 知欠はパクリを止めませんでした。
でも、漫画にアタリもハズレもないですよね。
問題は単行本をどうやって、売っていくかです。
もし、 悔いなくせいいっぱい描いているのなら、
この先にまっているネタも
きっと知欠だと思えませんか?
トレイン「スッゲ!」

地球は隕石群により滅亡しました
>>295
なんかそんな話は聞いた気もするけど、そんな酷かった
んだね。
 俺も結構好きだけどTPOはわきまえるようにするよ。
つうか布教はめんどいからネットでまでしたくないな

>>297-300
なんかな 元ネタがわかってるのにそんなカップリング
もいいねって思えるね。
あんま月厨に反応しない方が・・
知名度があるから出てもいいが、何度も何度も書いて
しまいには誰もやっていないシエルルート(しかも中盤)とか書くし。
その上長文なのでウザいことウザいこと・・
>>307
??上のは琥珀ルートと翡翠ルートだろ?
何の話か分からん。
話しの流れが良く分からない俺は
結構普通の人
とりあえず最近のみんな元ネタ書いて欲しい・・・
>>309
俺もわからん。エロゲーの類かな?
簡単に説明すると
元ネタが大ヒットした同人エロゲーなのね。297-300とか。
で、やっぱり信者の数も質も大ヒットでした。
お陰で信者は結構嫌われてます という話。

どんな物に黒猫の設定組み入れても
今の知欠の斜め下突っ切りより面白くなるから
個人的にはいいと思うけどね。意外と合ってるし。
まあいまや信者が暴れることはほとんどなくなって過敏なアンチの方が
ウザイわけだが。

月厨に限った話じゃないか。
313フェイタン:04/01/07 19:20 ID:3DalXxQD
ワタシ情報屋ウドニー嫌いネ。
>>312
黒猫に関しては逆になるな。
いまやアンチが暴れることはほとんどなくなって過敏な信者(*花子)の方が
ウザイ(w

ところでなんか荒れ気味だな
>>310
前スレや前々スレでは、今までのネタのまとめを
してくれる香具師がいたけど最近はいないね。
さあ、みんなで叫ぼう
「教えてエロイ人!!」
316プルコギ ◆2Op.cHG7HI :04/01/07 20:43 ID:tnugQ6aA
くくくく
誰も神になってくれないので、漏れが神になってやる!
全部はワカらんのでプチ神だ!!あさましく、あがめるがいい!あがめるがいい!!

>>6  カウボーイ・ビバップ(地上波版最終話)
>>26 機動戦士ガンダムSEED
>>28 ルパンV世 カリオストロの城
>>30 ドラゴンボール
>>31 33 36 48 221 ジョジョ3部ダービー戦
>>40 最強伝説黒沢
>>50 賭博黙示録カイジ 欲望の沼編
>>51-54 ジョジョ4部イタリア料理を食べに行こう
>>56-58 コミックマスターJ  
>>60 多分漫画太郎の何か
>>62-64 ダイの大冒険
>>89 スレイヤーズ
>>95-98 101-103 142-146 248-253 268-270 281-286 297-300 月姫 琥珀トゥルー
>>117 160-162 ヘルシング
>>125-138 月姫 翡翠トゥルー
>>155 ファイナルファンタジータクティクス
>>158 ジョジョ3部
>>163-169 DOGS―狗―
>>173 >>222 カウボーイ・ビバップ
>>174 バキ!サムワン海王戦
>>178-181 アイズ
>>193 ジョジョ4部
>>211 バンプオブチキンの「K」
>>217 日本ブレイク工業
>>228 ジョジョ4部 岸辺露伴
>>238 しまぶー
>>235 デスクリムゾン
>>261 ロボコップ3 
>>262-263 催眠学園
>>265 幽遊白書
>>266->>267 魔界塔士Sa.Ga
>>276 ジョジョ2部
>>301-302 黒猫ファンサイト『星の使徒』BBSより


・・・・・・誰か補完ヨロ
>>238だが
あれの元ネタは真女神転生3のゲームオーバーのムービー

なお、どうでもいいことかもしれんが、このムービーがフランダースの犬の最終回を彷彿させるところから
真女神転生3ではゲームオーバーになることを『パトる』という
ジョジョネタ多いなw
>>255 侍道2 エンディングNO3
催眠学園の村越って知欠に似てない?
>>82 FF-X-2
>>60 まんゆうき(単行本の巻末オマケ)
>>293 遊戯王(アクナディンがセトへ)
俺の知り合い「先輩がJOJOを万引きで全巻揃えたらしいよ」
     俺「マジで?何回かに分けて盗んだの?」 
俺の知り合い「JOJOだけに徐々に集めたって」

二年くらい前の日常会話。何故か分からんが爆笑した。
ジョジョネタで急に思い出した。
>324
容姿と変態度と開き直った前向きな生き方はともかく
発想力は明らかに村越のが上だとオモ
ていうか村越はむしろ吉良に似て(ry
329第132馬 世界の力:04/01/08 01:51 ID:hzxgnGE8
黒猫バトルトライアル第2戦(1試合につき1チーム2人ずつだす。協力プレイも可)
チームトレインは今回シキ、マロが参加。

そして強豪16人中8人しか生き残っておらず戦える身体にあるのはたった6人・・・
今、激突の時!!

「マロの分なんてねえんだよ・・・あいつはあいつ自身の分を戦い抜いた・・・あとは私自身の分だけよ!!」

「なめるな。セフィリアを斬るのは俺、クリードの仕事だ。何度もあいつのケツを前に倒れてられるか!!」

「そうですか! じゃあ今度はこのキョウコのケツを拝むんですね!!」

「軟弱なオリハルコン、道先進組織のエセ・エリートどもめ。本当の強さをナノマシンの狼男が教えてやるぜ!!」

「あなた達程度の力であの人の首を取れるのならこのシャオリーがとっくに時の番人の頭になってます!!」

これが世界! セフィリアの首を各組織の猛者が狙う大激戦!!
このプレッシャーは厳しい! セフィリアもさすがに苦しいか!!

殿下「いい戦いだ・・・」

長老「(セフィリアはこのくらいで音を上げたりしない・・相手が20人だろうと40人だろうと
先には必ず終わりが待っているんだ。お前が味わってきた苦しみに比べればこんな試合、苦とはいえないはずだ)」

長老「あと5人倒しゃそれで終わりだ!! ゴールはもう見えてんだ!! セフィリア!!」

クリード「その首もらったぁセフィリア!!」

グッ

なんとセフィリアここからここからさらにチャージ!!まだ解き放つ!!

イヴ「あ・・・あ・・」

これが時の番人1の力なのか!!

スヴェン「冗談じゃねえ・・あんなもん人じゃねえ・・血調べてみろ・・きっとガソリンが流れてるぜ・・」
トレイン「ん・・あ・・あ・・」

やはり圧勝だ!! 勝ったのはセフィリア!!!
>>304
シルミラ
>>329 マキバオー

>>84-86 >>106-110
「毎日が楽しい脳内」

┌───────────────────
|オマエにフサワスィソイルは決まった!
|『ファン達の魂の叫び』ダークグリーン!
|『ヒゲを焼き尽くす』ファイヤーレッド!
|そして、『キリバンゲットへの聖なる誓い』ウルトラショッキングピンク!
└─────────y──────────
          ∧ ∧
         γハリ ハ
 _     シ( ,リ゚Д●
 ゚。゚二ニニ)Oこ)<ノ^入ロニσ
         (q,_」|:::::::|λ
        くノリ|:∩:|,ハゝ
          ~ U~U ~

┌───────────────────
|…掴み取れ! 召喚獣、ズザギコ!!
└────y───────────────
          ズドーン
      ∧ ∧
     γハリ ハ      ヾ,,,,..    二二(  ∧∧
   シ(_ ,リ゚Д●こ@ニニ((((((=- 二二⊂ ⌒つ゚Д゚)つ <今だ!333ゲットォォォ!
      < ,仁ニ⊃     '`''''   二二 ̄ ̄
    / /:::::|
   くノ リヽ:;ヽ
     ~~'''- UU



334藍より黒し:04/01/08 18:48 ID:fGZXVbka
「トレイン」
「イヴ!!」
トレインはイヴを抱き寄せた。  
「どこ行ってたんだ。ずっと探したんだぞ」
「ごめんなさいトレイン。でも、もう大丈夫。だって・・・
 だって、私とトレインはこうしてまた出逢えたんだもの」
「イ・・・ヴ・・・」
「だから大丈夫よ、トレイン」
「・・・イヴ」

突然もの凄い殺気がトレインを襲う。
「トレイン!! そんな所で何をしている!!」
殺気の主はクロノスの最長老だった。
「貴様はまだこの儂に刃向かうつもりなのか!?」
最長老は杖を振り上げた。
「や、やめろ・・・」
「よいか、貴様には・・・クロノスの血が流れているのだ!!」
イヴに向かって杖を振り下ろした。
「やめろぉ!!」


「・・・・・・・夢か」
夢の中の最長老の言葉を思い返した。
  貴様にはクロノスの血が流れているのだ
ズキン ズキン  
]Vの刺青が痛み出す。
『クロノス・・・か。まさか俺がまたクロノスに行くなんて』
「大丈夫よ、トレイン。大丈夫です。」
トレインはイヴのことを考えた。
『以前はクロノスのこと考えただけでどうにかなりそうだったけど、こうして
 落ち着いていられるのは・・・イヴがずっと側にいてくれたお陰なんだろうな。
 あの時から・・・ずっとずっと俺のことを助けてくれたんだ。
 思えばずっとイヴを泣かせてばかりだったな
 でもこれからは笑っていくんだ、イヴとずっと一緒に』


335藍より黒し:04/01/08 18:51 ID:fGZXVbka
クロノス本部の正面ゲートに立った。
『よし、行こう!!』
門へと歩み出した。
「お待ち下さい、部外者の立ち入りは・・・!!」
トレインの顔を見た門番は立ちすくんだ。
トレインが歩く横を、クロノスの構成員は動揺した様子でザワザワとしていた。
「お待ち下さい」
黒服の男がトレインを止めた。
「・・・・・・・・]V・・・・トレインが来た、と最長老に伝えろ」
「いや・・・ですが、その・・・」


「どうかしたのかい?」
「そ、それが・・・」
「いいからハッキリ言いなよ」
「]V・・・トレイン様が戻られたようです」
「!!・・・・ふーん、アレがそうなんだ。」
男は口元を弛めた。
「入れてあげなよ」
「よ、よろしいのですか!?」
「僕に同じ事を二度言わせるなよ」
「は・・・はっ!!」


「・・・・どうぞ、こちらです」
『クロノスと向き合わなきゃいけない。自分の為にも、イヴの為にも。
 最長老に会って確かめるんだ。自分の気持ちを。
 俺はクロノスに戻るべきなのか、それとも・・・・』
336藍より黒し:04/01/09 01:16 ID:4ObdA73T
「こちらです」
トレインは最長老の部屋に案内された。意を決し、扉を開けた。
「そ、そんな・・・」
トレインは愕然とした。最長老は床に伏していた。身体がやせ細り、威厳に満ちた
オーラは消え失せていた。
「・・・・・・」
最長老が目を覚ました。一瞬目が合い、トレインは緊張した。
「起こしてくれ」
「あ、ああ」
トレインは最長老を布団から起こした。最長老は頻りに辺りを見渡した。
「・・・・あの」
「誰だ、お前は?」


「入ります」
「気分はどうですか?」
そう言うと、少年は最長老の布団の近くに座った。
「誰じゃったか・・・以前会ったことが・・・・」
「夕食が冷めてしまいますよ」
「ん・・・あぁ、いつもすまんなぁ。お前のような部下がいてくれて本当に助かる。
 トレインよ」
トレインと呼ばれた少年の首にはVの刺青があった。歳は16、7といったところか。
「・・・そんな事気にせず召し上がって下さい」
「んん・・・・」
『許さない・・・絶対に。最長老をこんな風にしてしまった奴を。僕は絶対に
 許しはしない。トレイン=ハートネット・・・僕の・・・兄さん・・・』


トレインは街のホテルのベッドで仰向けになっていた。
『あの時の身体・・・すごく軽かった。手も腕も、ものすごく細くて、あの時の
 手と全然違ってた。・・・もう、俺が知っている最長老はどこにもいない。
 俺が今まで恐れていたものは一体なんだったんだ。
 捨てよう。クロノスも、過去に囚われていた自分も、全てを捨ててしまおう。
 今はただ、イヴの側にいられる事を素直に喜ぼう。
 イヴに出逢えた事、イヴと一緒にいられる事、それが俺の幸せなんだ。
 帰ろう、イヴの所へ』


>>302
デュラムカッコいいな。

>>329
殿下は殿下のままなのかよ。
霊る丸使ったら必ず負けてるのがワロタ>列車vsイブ
>>302
これの元ネタなんだろな?
なんかいい感じというかスヴェンとトレインが昔の相棒
に助けてもらうよりかはずっといいと思う。
>>302
「楽しい脳内学習塾」
「ということでまた来週」
放送はその言葉で締めくくられた。

「・・・ほう」
山間の道路。
自転車を止めて休憩していたスヴェンは小さく笑った。
「久しぶりだな親友」
声が、届くはずはない。
だとしても口にする。
迷惑にならないかぎりやりたいことはするし、気に入ったヤツ
とはつるむ。
トレインはいなくなっていたのだと思っていた。
けど今日声を聞いた。
どこかで生きているんだな、とスヴェンは思った。
彼の心はそれで満ちて幸せになった。
なんだかんだで、クリード編終了。

第二部は、成年誌へ黒猫は移動。
クリードの賞金の30億円でトレインは、豪邸を建築。
ご都合主義で、イヴ、リンス、ティアーユ、セフィリア、キョウコが住みつき、トレインのハーレム状態。

青年誌の描ける範囲でエロありまくりで、ダラダラと描かれて、読者が飽きたら終了。

>>342
いやそれは普通にオッケー

ふたりエッチみたいだけど
トンデモ性教育が行われるんだよ 
どんなのだろな?
ヤングアニマルに移籍したらしっくり生きそう。
アニマルをゴミ捨て場にしないでくれ。
>>345
ホーリーランドとトレードで。
・゚・(ノД`)・゚・。。泣くぞ俺は
>>342

その話だと女性キャラの設定はこうなると予想。

イヴ=養子、ティアーユ=イヴの専属医者、キョウコ=女子校生兼押しかけ女房
リンス=仕事仲間、セフィリア=管理人兼メイド
クリードの島の一画、流星兵の宿舎前・・つまり彼らの溜まり場。
そこにヘッドフォンをはめ、大音量でロックを聴きながら
ライフル、拳銃、手榴弾、日本刀で武装したトレインが現れた。
「なんじゃありゃ?」と言わんばかりの表情で困惑する流星兵達。
トレインは片手に持った土着の神の加護を受けた土偶を天にかざした。
すると天から無数の炎が降り注ぎ、たちまち流星兵達は火達磨に・・
トレインは雄叫びを上げながら日本刀やライフルで残りの流星兵を殲滅。
これがのちの都市伝説、××島三十三人殺し事件である。
age
>>347
イヴとリンスの間で揺れる限りなくささやかで透明なストーリー「いれずみサーティーン」お願いします。

激闘の末、クリードを倒したセフィリア率いるナンバーズとトレイン中心の掃除屋同盟。
そして、その遺体をセフィリアが確認して、ほっとした瞬間、ゲートの能力でエキドナがセフィリアにナイフをむけた。
その状況で、ナンバーズも掃除屋同盟も動けなかった。
ただ一人をのぞいて・・・・・トレイン・ハートネットだった。
トレインは、一瞬にしてセフィリアをかばい、胸を貫かれた。

彼の体は、みるみる赤く染まった。
彼は、セフィリアに抱きしめられながらつぶやいた。

「世界を手にいれろ。隊長・・・・・」

それが彼の最後の言葉だった。

第一部終了。

第二部からは、セフィリアが長老を殺してクロノスをのっとり、世界を征服して皇帝になる話です。


世界の歴史はまた1ページ・・・・・・・。
>>352
銀河かまど伝説?
>>352
トレインにハーディス携帯させていれば・・・
スーパー系ロボットアニメの設定を妄想するスレ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1073618247/

こんなスレができてた
おまいらその知識でちょっとひやかしにいってやれや
【私のお医者様】
ジェシー「ああどうしましょ、困ったわ」
ジョニー「ハ〜イ、ジェシー!」
ジェシー「あらジョニー」
ジョニー「浮かない顔してどうしたんだい?キュートな顔が台無しだぜ」
ジェシー「ちょっとね、困ったことがあるのよ。ジョニー、あなたいいお医者
     さん紹介してくれないかしら」
ジョニー「何だって?そいつは大変だ、大学時代の親友に当たってみるよ。
     何科の医者がいいんだい?」
ジェシー「有能なお医者だったら何科でもいいわ」
ジョニー「何科でもいいだって!君はいったいどんな病気なんだい?」
ジェシー「病気?あら、誰が病気なんて言ったのかしら」
ジョニー「だって君は医者を紹介してくれと」
ジェシー「そうよ。だって私、カレに振られちゃったんですもの。
     どうせなら、新しい人はお金持ちがいいじゃない。」
ジョニー「オー!マイガーッ!ユーアークレイジー!ユーアープッシィ!
     プッシィ、プッシィ!イカレてやがるぜ、この牝猫ちゃんはよォ!
     ヘイ、ベイベェ!オレのマグナムであんたのケツの穴を
     ノーフューチャー!ノーフューチャー!」

357名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/14 00:19 ID:w/Acu97F
「もしも朝が来たら」

もし朝が来たら
イヴは霧の中で修行するつもりだった
こんどこそトレインに代わって
世界一の掃除屋になるために

もし朝が来たら
印刷工の少年はトレイン活字で
闘志の二文字をひろうつもりだった
それをいつもポケットにいれて
よわい自分のはげましにするために

もし朝が来たら
カメラマンはきのう撮った写真を社へもってゆくつもりだった
トレインの
最後の元気な姿で紙面を飾るために

もし朝が来たら
老人は養老院を出て もう一度じぶんの仕事をさがしにゆくつもりだった
「苦しみは変わらない 変わるのは希望だけだ」ということばのために

だが
もう朝は来ない

人はだれもトレインの「不吉を届けてやるぜ」を
もう二度と聞くことはできないのだ
さらば トレイン
目をつぶると
何にもかもが見える
暗黒武術会の満員のスタンドの
喝采に送られて出てゆく
おまえの姿が
故郷の大地の死神にいなないく
おまえの姿が
そして
人生の空地で聞いた
希望という名の汽笛のひびきが

だが目をあけても
朝はもう来ない
トレインよ
おまえはもう
ただの思い出にすぎないのだ
さらばトレイン
北の故郷には
きっと不吉がよく似合うだろう
>>342
何十年後かにパンチで連載
クリードの戦いから数ヶ月後、異大陸が突如宣戦布告した。世界の平和を守る
ため、クロノスはナンバーズを主力とする討伐対を結成し、異大陸に派遣した。
しかし、セフィリア以外死亡し、セフィリアも囚われてしまう。セフィリアを
救うため、トレイン達は異大陸に渡ることを決意する。何だかんだでセフィリア
を助け出し、道の一族を壊滅させたトレイン一行だったが、新たなる敵が現れ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
黒猫第二部
クリードとの戦いから数ヶ月後、トレインは掃除屋を引退した。
クリードの報奨金で豪邸を買い、イヴと二人で暮らすことになった。そんな時、
トレインの元に12人の女の子が現れた。彼女らはトレインの生き別れた妹だった。
トレインとイヴと12人の妹との生活が始まる。
>>342
のほうがいいなぁ
363名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/17 19:09 ID:8T8l/v0d
クリード「ごめん俺間違ってた!今日から改心するよ!」
トレイン「クリード、君ならそう言ってくれるとおもったよ!」
スヴェイン「めでたしめでたしだな!」
みんな「あはははははは…」
                 完
364名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/17 19:18 ID:14Dnac0v
あれはおわんないな、打ち切りになるまで。
最後もビバップをパクって終りそうな気がしてならない
366名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/17 21:02 ID:tPfeEvzu
「うわーーーーーーーー!・・・、はっ、なんだ夢か。」



            おわり。
適当なネタが多いな
適当上等ォーーー!!俺達ァ無敵の黒猫紳士だぜ!
>>352
…ロードス島伝説?
・・・「鋼鉄番長伝紅のシュラ」希望。
371名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/18 14:09 ID:e5mx0Zow
トレイン「      」
LIVE
イヴ「       」
LIKE
トレイン「うそかい」
Rocket

     終
作者さん、急病につきお休み致します。
373名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/19 14:15 ID:XxMl9RDY
作者が裁判中のため連載を一時中断します
漫画内に知欠が出てきて無理矢理終らせる
375名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/20 08:29 ID:rJU58Ven
CDTVをごらんの皆様こんばんわ「黒猫」描いてるヤツです
よく手紙をいただいた中の質問で一番よく問われるのは
「冨樫先生とは仲が悪いんですか?」という
質問をおさえて
「黒猫の主役っていったい誰なんですか?」
という質問が一番多いんです
というわけで今回はこの質問に答えようと思います

発表します黒猫の主役は実はこの人




スパイクでした 完
なんやかんやでクリードを殺す

死に際にクリードがトレインに何かを囁く

トレインがありえないような表情

数日アジトの部屋に閉じこもりある日突然姿を消す

クロノス全滅

まぁクロノスが裏で世界を牛耳ってるんだから世界中から刺客がトレインに行くよな

追い詰められてどっかの海岸とかで寝てる

敵が続々とやってくる

気付いて立ち上がるトレイン

ハーディスを構え「Are you OK?」

 完
377名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/20 19:34 ID:iGCBkpE1
クリード「世界の半分をお前にやる、これで手を打たないか?」
トレイン「はい/いいえ」
>>376
英語でしめた―――!!
379最終回2話前までのおはなし:04/01/20 19:45 ID:CsnSiKQs
いろいろあってクリードの側へリンスが寝返り、クリードとリンスが恋仲になる。
さらにナノマシンとオリハルコンの秘めたる力が解放され、巨大な環のかたち
をした人の精神を胎児に戻してしまう最終兵器、リングオブエンジェルが完成する。

トレインやイヴ、スヴェン、そしてナンバーズたちはクリードの人類抹殺を防ぐため、
共に戦う。空中に浮かぶわっかの上におけるクリードやリンスとの戦いで、トレインは、
「すさんだ心に武器は危険なんだ、クリード!」
の叫びと共にクリードに直撃を加え、わっかから放り出されたクリードは、亡き姉の
幻を見て「姉さん、助けてよ」と言いながら、わっかの外壁に頭をぶつけて死ぬ。

その間、スヴェンはリンスと戦っていた。ヴィジョンアイを駆使して善戦するも、ナノ
マシンによって強化されたリンスにはかなわず、命を落とす。スヴェンは死ぬ際に
両親のことを思いだし、父と母の優しさに触れる。

星の使途たちの攻撃によって、ナンバーズたちの乗り込んだ巨大空中戦艦はぼろぼろ
になっていた。最後の手段として若い者たちを下ろし、老人とセフィリア以外のナンバーズ
だけで特攻をかける。無理やり下ろされたセフィリアたちの見守る中、戦艦は星の使途
の中枢に突撃して爆砕する。
380最終回1話前:04/01/20 19:46 ID:CsnSiKQs
イブはリングオブエンジェルの中心、キールームにたどり着き、自分のナノマシン
を使ってわっかのなかで祈りを捧げる。わっかの中にはたくさんのナノマシンを
体内に注入された人間がいた。イブはその人間達に争いをとめる力を発揮しようと
呼びかける。

クリードを倒したのち、トレインはリンスと対峙。自分を好きだというリンスの言葉に
だまされて傷を負わされながらも、徐々にリンスを追い詰めていく。リンスは必殺の
巨大レールガンをかまえ、待ち伏せをトレインに仕掛ける。
「来ると思ったよ。甘ちゃんの黒猫はさあ。みんなを幸せにするんだろう」
リンスの前に立つトレインに、死んでいった仲間たちの魂が力を貸す。リンスは、
「死人が!?……まやかすなー!」
の叫びと共にレールガンを打つが、トレインに湧き上がった人の魂の力に弾かれ、
爆発の中に消えていく。

同時にイヴの祈りがリングオブエンジェルを満たし、不思議な光と力が空に輝き、
戦いを継続することができなくなる。イヴの祈りが通じたのだ。争いは終わりを
向かえた。

そして数ヵ月後、季節は冬……
381最終回:04/01/20 19:47 ID:CsnSiKQs
トレインたちは自然の中で暮らしていた。トレインやセフィリアなどの生き残ったものたちは、
戦死者の墓参りにいき、イヴは一人、皆と離れて川に架かった橋のほとりで洗濯をしていた。
そこに小さな一人用の自動運転車に乗った女性が通りかかる。
「車のナノマシンコンパスが壊れてしまって、方角がわかりません。街はどちらでしょう?」
「私、ナノマシンが体に入っているんです。だから直せますよ」
「教えてくれるだけでいいんです。お金、ありませんから」
「目もご不自由なようですし、いいんですよ」
女性の顔は、すっぽりと布で覆われたおり、イヴからはよく見えない。ただ仕草で盲目と
わかったのだ。コンパスを修理する際、イヴは女性の顔を見た。リンスだった。リンスも
また、今のやりとりでイヴと気付いたようだった。リンスの見えなくなった目から、すっと
一筋、涙がこぼれた。イヴは訊いた。
「……どうしたんですか?」
「いえね、冬になると、なんだか無性に悲しくなりません?」
声が震えていた。イヴは平静を保とうと努力しながらようやく、
「そうですね」
と答える。リンスは「ありがとう、親切なお嬢さん」と礼を言って、去っていった。

すこしして、トレインたちがイヴの元へ帰ってきた。トレインが、「姫っち、誰か来たのか?」
と訊く。イヴは、
「道に迷った旅人よ」
とだけ告げた。トレインがイヴの手を握って氷のように冷たいと心配する。
 皆の目が離れたとき、イヴはリンスの去っていった方角を眺めた。涙が流れた。雪が降リ
はじめていた。

 ひとり街に向うリンスの上にも、雪が舞い降りていく。リンスの涙も止まらなかった。

この後、最後のコマに役目を終えた装飾銃が描かれて、終わり。
ヴィクトリー!
カテジナさん!
キター!!
エンジェルハ○ロゥが上昇する所の一連が抜けてるぞ
>>383
黒猫と合わせるさい、地球上でのみ話が展開すると勝手に想定したので、
上昇して宇宙へ抜けると、どこに行くのやらになってしまうからあえて
抜いたよ。ザンスカールの連中は、やっぱ故郷であるサイド2のコロニーへ
飛んでったんだろうし。シャクティが戻ってくるシーンは入れたほうがよかった
かな。

それにしても誤字多いな、俺。
385383:04/01/20 21:08 ID:4IOUr4OO
>>384
そうかスマソ
あと、BGM「いくつものパクリかさねて」も忘れずに
386名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/20 22:15 ID:U9LaydZQ
セフィリアって、スターオーシャンのイセリア・クィーンのパクリ?
別スレに書いたやつだが

怪物化したクリードの猛攻に苦戦するトレイン
ト「あと10秒…あと10秒逃げ切れば…」
9…8…3…2…しかしついに追い詰められ、最後の一撃が迫る。ハーディスをを構えるトレイン
ク「ははッ!通常弾で何ができるゥゥッ!!」
その瞬間、ハーディスの銃口が輝き、クリードの半身を削り取った
ク「バ、バカな…レールガンは弾切れしたはず…ハッ!?」
鐘の音に気づき、部屋の柱時計を確認するクリード。時計の針は午前零時を回っていた
ト「そうさ…撃ち尽くしたのは「昨日」のレールガン…零時を過ぎれば「今日」の分が使えるようになる…」
ク「逃げ回っていたのは…このためだったのかああーーーッ!!」
怒り狂い、突進してくるクリードにむけて、再度狙いを定め直す
「そして食らえ!残り三発分のエネルギーを込めた…(見開きになって)三重電磁砲(トリニティ・レールキャノン)!!」
巨大なエネルギーが怪物の体を全て飲み込んでいく。上半身だけ残ったクリードも、石のようになって飲まれていく…

戦いが終わり、悲しげな顔のイヴに対してトレインは言う
と「わかっただろ?戦いは空しさしか残しちゃくれない…」
クリード編 完
男「よぉ、そんな汗だくになって楽しいのかい?」
トレイン「悪かないぜ!」
      
       完
>>388
ダイアモンド……なんて古マイナーなものを…
>>389
古マイナーも悪かないぜ!
EATMANの最終回風なのを考えたんだが、とんでもなく長くなった・・・_| ̄|○
ガイシュツのでないよね?
ブックオフに立ち寄った時にこのスレのネタに何か使えないかな…などと考えてる自分が悲しい。
>391
ガイシュツじゃないのでおながいします。
EATMANは良かったよなぁ〜。綺麗な終わり方だった。
394391:04/01/21 23:31 ID:F+6jXEVr
ただ、メモ帳が一杯になるほどのとんでもないテキスト量なので、できるかぎりカットします。
完全に小説として書いてしまったけど、概要的なほうが良いかな?
私生活が最近とてつもない勢いで忙しくなって少し時間が掛かりそうですが、がんがってみます。
知欠「お前は一枚のCDを借りてきたらキチッとCD-Rにコピーしてから返すよな・・・誰だってそーする。俺だってそーする。」
396名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/23 00:11 ID:5dDIVYEy
トレイン「ここからいなくなれー!!」
クリード「どうした!!イマジンブレード!!何故動かん!!」←意味ワカラン
397名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/23 00:26 ID:HLeEFP4L
文字落ち(ナレーション)
398名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/23 05:29 ID:RNIila/8
[さようなら黒猫]
しめきりに追われ、何とかパクリでしのごうとする矢吹。
矢吹はネタを探しながら言う。
「あれをパクろう。ほら、いつかつかったやつ。けんかに強くなるの」
しかし、編集者は冷たく言い放った。
「ひとりでできない漫画ならするな!」
編集者の表情は、妙に沈んでいる。
「おいどうしたんだよ」
 と、矢吹が気にかけると、ドラえもんは打ち明けた。
「こないだから………言おう言おうと思ってたが……」
「やめる? パクリを!?」 
 明日の朝、なんとパクリが訴えられてしまうという。 矢吹は仰天して「なんとかして」と泣きつくが、そんな矢吹にママとパパは言った
ママ「原作者には原作者の都合があるのよ。わがまま言わないで」
パパ「人にたよってばかりいてはいつまでたっても一人前にはなれんぞ。男らしくあきらめろ」
編集者は言う。「矢吹くん……本当にだいじょうぶかい?」「ばかにすんな! ひとりでちゃんとやれるよ。約束する!」
 その言葉を聞き、ホロリとする編集者。編集者は矢吹に涙を見せまいと、「ちょ、ちょっとそのへんを散歩してくる……」と言って走り去った。
399名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/23 05:36 ID:RNIila/8
「ぼくだけの力できみに勝たないと……編集者が……安心して……帰れないんだ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄!」
 更に矢吹をぶん殴る荒木。
とか、かきたかったんだけど↑でもろにドラえもんって書いてしまってやる気なくした。
>>400
じゃあ俺が書いてやるよ

人間のパクリがそんなに簡単にやめられ成長できるなら誰も苦労はしません
知欠は前よりも浅〜いパクリのまま梅さんと仲良く打ち切り食らったのでした…チャンチャン
401400:04/01/23 09:02 ID:f/2l85rs
>>399だった…
荒木
「お…おい健太朗…なに知欠なストーリーばっか書いているんだ?
 おまえまさか…そのひょっとして…この少年ジャンプ…
 いや格闘漫画自体書いたことがあるのか?」

健太朗
「なあーに
 漫画の書き方は知っている…ストーリーは書きながら考えるぜ!」

……09号のコメント

現在、ある企画が進行中ということ
もあり、スケジュールが大変です。
楽しみに待ってて下さい。<健太朗>

冨樫
「健太朗は一見調子づいてカッ飛ばしているかに見える。
 しかし…クリードアイランドの時と同じようにとても不安がっている…
 ゴンの能力に不安を抱いている…
 「まさかな!」「いや…ひょっとして」とさっきから思っているッ!だろ?健太朗…
 ゴン=フリークスの念能力は強化系…!
 そして『盗作予告』をするッ!ゴンの必殺技は孫悟空のジャン拳をパクるッ!
 信じるかッ!信じないかッ!」
403名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/24 00:22 ID:tuvjBKtv
列車「こんどは オラが やる!」


    お      わ      り
列車に挑発されたクリードがルシファー(だっけ?)の力で
潜水艦のシステムを乗っ取り核ミサイルを撃ちだす。
しかしそれを狙っていた列車はナノマシンで核を解除、ミサイルを自分達に打ち落とし終了
                | |
                | |
                | |
                | |  ,..._
          ,.r-、 ,ry | |  ヒ;;;::}
      ィt:、 ,:'::::// '''´ | |  ,、.、  ,..,..._
      {:::}::}/::::r'ノィー::、 | |  ヾ、゙、//::::jr;::、
     ,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! !  ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
     ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ  ,.,´  {{::::::::ヽ.
    ,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
   〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
    ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ='  ゙、::゙;ヾヾ/_
    ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7  ``' ゙/〃
     ゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、  _`'’
     r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
     |::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
  ___.   |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|
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405名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/24 00:33 ID:lCtyoMo7
クリードを世界中の警察官が捕まえにくる(約56億人)
トレインも銃刀法違反で捕まる。もちろんスヴェインも、ってか全員
                完
406名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/24 00:49 ID:durJFtdu
最後ごくうとゆうすけとけんしろうとピカチュウと
その他大勢の(亜米利加ネズミ除く)版権キャラが登場してEND
407知欠の穴:04/01/24 01:15 ID:QZSURX3P
汽車)ハアハアハハアハアハアハアッハアンハアハアハアッハアンムフォムフォンブフォハアハアンアヘヘアヘアヘヘヘ・・・・・

          ぷぴゅりゅりゅっっ!!  ぷしゃああっ!

            ハッッ!!?

 ハアハア・・ま・・まさか・・いままでのは、全部夢だったんかぁっ!! 

        オナニーオチだったら・・まあ知欠は、中途半端な神なる・・  
トレインは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき、こっそりクリードの前から姿を消しました。
クリードの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです。
トレインはクリードの心の中ではずっとライバルとして生きつづけたかったのです。
トレインがいなくなったのに気づいたときクリードは悲しみはしませんでしたが、退屈になるなと思いました。
トレインとの戦いは最高にスリルのあるゲームでしたから。
胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、それが何なのか、クリードにはよくはわかりませんでした。
トレインの願い通り、クリードの心の中でトレインはいつまでも仲の悪いライバルでした。
そんなある日クリードの前に一人の掃除屋が現れました。トレインよりのろまで弱い銃を使う掃除屋です。
ライバルのトレインがいなくなって寂しかったクリードは、今度はこの掃除屋をライバルにしようと考えました。
そこでクリードは、掃除屋の知り合いの女を人質を取って、その掃除屋に罠をかけることにしました。
いつもトレインにしていたように。
クリードは物陰に隠れて、人質を取り返しに掃除屋が来るのを待っていました。
そして思惑通り掃除屋が罠に向かって近づいてきます。
クリードはしめしめと思いました。いつものように、人質を盾にして掃除屋を脅してやるんだ。
うふふ。どうすればいいかわからずうろたえる掃除屋の姿が頭に浮かび愉快です。
でも、その掃除屋はトレインではありません。
掃除屋は人質を無視してクリードに銃を向け目にもとまらぬ速さで発砲しました。
クリードはいつもトレインにしていたように妄想虎鉄で切りかかろうとしましたが、トレインよりのろまなはずの掃除屋に先に撃たれてしまいました。
クリード妄想虎鉄で銃弾を防ごうとしましたが、トレインより弱い銃で撃ったはずの弾は目にも止まらぬ速さでクリードを貫きました。
血まみれのクリードは薄れ行く意識の中で、本当は剣で銃と戦って勝てるわけがないことと、いつもトレインはクリードに「してやられた」ふりをして、わざとクリードを捕まえないでいたことを、そのとき始めて知ったのです。
トレインの大きな優しさと友情に気づいたのです。
そしてトレインがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。かけがえのない友を無くした悲しみでした。
クリードの魂が体を抜けた時、空の上には優しく微笑みクリードを待っているトレインがいました。
「また喧嘩ができるね」
「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」
>>408-409
いい話だ
411名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/25 19:57 ID:hSHIV2Ni
トレイン「クリード 助かったな もう大丈夫だ 拳銃渡せ」
クリード「うわあああああ」

       ドン

トレイン「どうしたんだよクリード?どうしたんだよ?」
クリードは叫びながら逃げさる
トレイン「クリードちょっと待ってくれよクリードどうしたんだよ」

トレイン「なんじゃこりゃあー」

      完 
412名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/25 20:55 ID:4YsT+YEO
スクライドネタで来そうだ。あの、君島が死ぬシーン。
君島はトレインでカズマをスヴェンに置き換えてくれ。
かなみをイヴに置き換えると更に完璧だ。

クリードとの戦闘が終わり、傷つき自分ひとりでは歩けない状態のトレイン。
夕焼けをバックにスヴェンがトレインを担ぎイヴが待っている場所へと向かう。
トレイン「すまんな、スヴェン・・・」
スヴェン「まったく・・・お前は無茶ばっかしやがって。
     勝ったからいいがな・・・。やっぱ、お前はすげぇよ。」
トレイン「・・・・・・」

              中略

イブの元へ到着。駆け寄るイブ。
イブ「スヴェンっ!!」
スヴェン「よう、無事だったか?」
イブ「私は大丈夫だけど・・・トレインは?」
スヴェン「あぁ、俺の背中でぐっすり寝てやがる。全くおき楽な奴だよ・・・。
     ほら、ついたぞ、トレイン。早く起きれ。」
トレイン「・・・・・・」
スヴェン「おい、どうしたんだよ〜。起きろよ、トレイン。」
トレイン「・・・・・・」
スヴェン「トレイン?」
何かを悟ったように、泣き出しその場を逃げ出すイブ。
トレイン「・・・・・・」
スヴェン「おい、嘘だろ?(笑)・・・・・・ト・トレイン?」

スヴェン「・・・・・・・・・トレイン?」
              
               終

ヘタレな文でスマン。詳しくはスクライド第12話「君島邦彦」を見てくれ。


>>408-409
それ、トムとジェリーのやつだべ
>>412
初代で既出、列車と素便が逆だけど
>>412
>>2
初代スレ744-745で通過済み。
配役は違うが。
ケコーン
417412:04/01/25 21:21 ID:4YsT+YEO
>>414-415
スマン。やっぱ、見たことある人は考えるのか。
418ねおえくすです:04/01/25 21:35 ID:JAcjdnWV
列車)く・くそ・・なんて力だ・・
マロ)弟よ・・お前に眠る聖なる力をクリスタルに込め解き放つのだッ!!
列車)兄・・さん!?・・・クリード・・お前だけには負けられないッッ!!!
マロ)クリード・・・正体を見せろッッ!!
       ピカッ☆ ピカッ☆  ゴロゴロ・・・・

     クリードがクリスタルに照らされその正体を現す・・・!

              / Y  ∧  Y \        )
             /    ', / | ヽ ,'   ヽ     / ぐぼあぁッ!!
            /  /   Y.  !  .Y  ヽ ヽ    `iおのれぇぇぇッ!!
       ィ   ,ィ|  |ミ   ', ∧ /   ミ|  ト、    |き・・貴様ら・・よくもッ! 
     // ∠` |  |ミ    Y.|.Y   ミ|  | ヘ   |この醜い姿を見て生きて帰れると思うなよ!
    //;;l /-- .| ノ     ', ! /     ゝ |  --`i  |我は、完全暗黒物質「ネオクリード」なり! 
  ///;;;;| |--- \`ヾ;;;;ッ,,、.ヽ/ ,,,;ッ;;;7゙ / --ノ  |すべてを憎むッ!
,////;;;;;;;;| \---''''`'ヽニ'''"| | |`'''ニ"-'"''--イ    |すべてを無に帰し・・ 
 ///;;;;;;;;;;;|   | ̄TTTTlヘ、 \|/  ィTTT「  |  ノグハハハハそして私自身も消えようッ!
// /;;;;;;;;;;;;;;|   `''ー|ミlミlミl∨'':-:-:-:-:''∨lミlミl,l-''"   \   デストローイ
/ /;;;;;;;;;;;;;;;;l    ノハ lミlミlミ|エエエエエエエ|ミlミll/l|    /  )
  ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;',_,// |`ト、l ll |:エエエエエエ:|ミl,/| |゙ヽ、_/ /⌒\
. |;;;;;;;;;;;;;;、-'`  |∨ | || l`、ll ∧;;_;;;_;;∧ ll/|l| l| l/`i |       )__   __
 |;;;;;;;;/     |. ∨ |:| |ミ|!l、`''ェ==ェ''" ,l! | ||/ ,' l          `i/    \(
 |;;;/////川 | |  ∨ | |:ミ|:ミ\ ` " ,イ|ミ|/  / ,'
  Y//////川 | :|  ゙、| |:ミ|ミ/ミ7" !、'`  / /
.  ∨////川 | | | |  ヽ:| ミY ミ/,、 '`  ,、 '` /


セツキ)暁の戦士の力を借り・・トレインよ・・ネオクリードを倒すのだ・・

     
         デストローイ!!


FF4、5&ソトブレのフルコースかよ。
420名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/25 22:25 ID:kcKf9feZ
機関車はバーストの不発により目の前でもろにくらい脂肪
素弁は目が痛くなって志望
威武はナノマシンが突如暴走して志望
クロノスは四日市ゼンソクで死亡
栗ー℃は崖から落ちて四母羽

めでたし めでたし
この作品でこの矢吹健太朗に
精神的動揺によるパクリミスは決してない!と思っていただこうッ!
422名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/25 23:01 ID:kcKf9feZ
ジョジョをぱくりすぎ
列車「そういうわけで 僕の左腕はねじをしめると
   しびれるようになったのです」
その前に小学生以下の計算ミスをなんとかしろ
記者「パクリの箇所が多すぎます。もし他の多数の作者から同時訴訟という事態
   が起こったとしたなら、漫画は打ち切り!読者も怒るだろうし、少年ジャンプ
   自体の信用の失墜になる!その時あなたはどう責任をとられるつもりですか?」
知欠「消されるかも・・・・・・なんちゃって・・・・・・・」
記者「はは」 
知欠「パクリというのは・・・・いいか、よく聞けッ!真の『パクリ』とはッ!
   創造の心を忘れ!自分でストーリーを考えることを放棄した者たちのこと
   をいうのだッ!
   この漫画にパクリなんか存在しないッ!存在するのはオリジナルだけだッ!
   この『BLACK CAT』は世界中の誰もが読んだこともない漫画となるだろうッ!」
記者「もうひとつ・・・後ろにいる方は誰ですか?14歳と聞きましたが」
知欠「関係ねーだろ、漫画とは。記者会見は終わりだ」

盗作の件は何とか乗り切った知欠だが、児童買春の容疑で逮捕された。
426名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/26 01:36 ID:msfLQT7m
>>425
藁田
パクりパクってここまで大きくなりました
やっぱりだ……   冨樫先生は……

なんて……  優しいんだ……!

言われなければ10週打ち切りだったかもしれない

あえてパクらせてくれてる

そして  導いてくれてる…

どうすれば より面白い漫画を描けるか…

優しすぎるよ…!


黒猫の最後は矢吹被告の敗訴で連載打ち切り。
430名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/26 16:10 ID:DNrwI+ge
週間少年ジャンプが全然売れなくなって
全ての漫画が打ち切り
クリード「huhu・・A certain thing is deterministically missing.
      It is individuality.」
「レールガンよ!! せかいを すくいたまえ!!」
トレインは いっしんに いのった。
そして ハーディスを ふりかざす!!
おおおっ!!
はげしい ひかりの ばくはつ!!
レールガンは クリードの むねを うった!!
クリードの うめきごえ!!
ヌルヌルした からだが うねる!!
ひっしに もだえくるしんでいるようだ。
あっ!! とつぜん マロが クリードを
にぎりつぶし ちていへと しずんでいく!!
クリードの ひつうな さけびごえは みれんがましく
おを ひいた。
はげしい ごうおんが やみ あたりの くうきが
きゅうに おだやかになった。
あんこくの どうくつのなかに
ひとすじの うつくしい
ひかりが さしてきたようだ。
ああ・・・!!
すがすがしい あさひだ!!
はげしい くとうが まるで いちやの あくむのように
かんじられる。
トレインは ただ むねのおくから あたたかいものが
こみあげてくるのを ひっしに おさえ
たたずんでいた。
433名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/27 14:33 ID:m/PcTnw1
列車)な・・なんだ・・これは!?

    突然ハーディスが光だしたッ!!
    そしてそれが何枚かの板に分かれトレインに被さるゥゥッ!!
    なんとぉぉッ! ハーディスが、「聖なる鎧」なったではないかッ!!

クリ公)し・・・信じられん・・! あれがオリハルコンの力だというのかァァッ・・!?
     グフフフフフフヘヘヘヘヘ・・・・・だがなぁぁぁーーッ!! 堕ちろぉぉぉーッ!!
列車)・・・むはあぁぁ・・ほあたぁぁぁーッ!!
クリちゃん)うぼぁッ!!  このわしがついていけないとは・・・・・
      貴様は・・・・一・・体・・・・何者・・・・??

列車)これが・・人の温もりだよ・・クリード・・・・。
クリちん)・・・ぐぐゥ・・・バカなぁッ!・・・俺に人の温もりを教えるために・・
     ・・・自分の生命(いのち)を犠牲にしたというのか・・・・!?
     ・・・・・そん・・・な・・・お・・れは・・・・・??





 ・・・・・・・・・・・・・デストローイッ!!!
知欠先生が、車に惹かれそうになった猫を助けるも、
そのとき利き腕である右腕を複雑粉砕骨折し、
漫画家生命を絶たれるかと思いきや、
天性の才能を発揮し左手で漫画を描く。
だが、せっかく左手で描き上げた原稿を何者かに盗まれ、
犯人を追ってサハラ砂漠を徒歩で横断するなどの大冒険をしたあげくに、
ようやく取り戻した原稿をドブ川に落としてしまう。
しかし、その天才的な才能でその場でクリーニング処理を施し、
そのうえ、ちょっとつまらないかな?と思っていた部分も
その場で描き直すという離れ業をやってのけ、
まさに完全体ともいうべき存在に進化した原稿を、
〆切当日に電車に置き忘れてしまい、
やむなく休載したら、いつの間にか打ち切られて終わってた。



次回を予想。
セフィリアに一度は追い詰められたものの、必殺技の「栗キック」でセフィリアにダメージを与える栗。スラックスが破けガーターベルトが覗く。

栗「ノロイノロイ。我が妄想虎鉄は世界最強の刀だ…ボクの道を使わなくともパワーもスピードも君の「クライスト」より上なのだ」
セ「私の「クライシス」と同じタイプの武器ですね…遠距離へはいけないが…『パワーと精密な動きができる…』」
栗「君よりどのくらい妄想虎鉄が強いかためしてみたかった。  ま  ためすほどでもなかったようだが」
セ「ためすっていうのは キズにもならないなでるだけのことを言うのですか?2000イェンもしたズボンは破れましたが」

436これはまだ出てない?:04/01/27 16:22 ID:bhhqrsrg
スヴェンとイヴの結婚式に向かう途中、ひったくりを軽く痛めつけたトレイン。
「こんなめでてぇ日にケチの付く事すんじゃねぇよ」
弾む足取りでその場を去るトレインだったがナイフを隠し持ったひったくりに後ろから…
知欠先生がTBSにキキキキタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!
やっぱりだ……   セヒリアは……

なんて……  優しいんだ……!

腕を切断すれば、首を切断すれば、秒殺だったかもしれない

あえてちょっとだけ斬ってくれてる

そして  導いてくれてる…

どうすれば 強くなれるか…

優しすぎるよ…!
>>438
藁他
確かにそのとおりだ・・・
440名無しさんの次レスにご期待下さい:04/01/29 19:48 ID:TPc4J2kL
「今・・・編集長を呼びます! たしかに彼があなたの漫画をパクリました!」
冨樫「いいから原稿を受け取ったならさっさと出しなよ・・・原稿料を
   そのセリフだけのページもちゃんと数に入れろよ ニョホ 」

冨樫「次の掲載まで・・・・・どのくらい休載させてくれるんだ?」
知欠「終わっちゃいねーぞッ!てめええッ!こっち向けえッ!たかがパクられた
   ぐらいでいい気になりやがってッ!
   それがマンガなのかあ―――ッ!このいつも休載ばっかの白い原稿がてめーのマンガなのか
   ――――ッ!!
   ええ?〜〜〜殺ってみろよ!このオレを殺りゃあいいじゃあねーかよォ〜〜」
  「おい黙れ!おとなしく編集長が来るのを待て!!」
知欠「オ――らパクッたああ―――ッ」
  「あっこいつオレのペンを!」
知欠「ヒャハハハハハハハハハハ――ッ」
  「わ―この野郎」
知欠「オレがその気だったらなヒャハハハハハハ!今パクられてたな
   休み過ぎなんだよォォ・・・・・人気はあるみてーだが!
   だがオメエはオレがさっき!おめーのネタを抜き取った瞬間は見えちゃいねえ!
   聞いてんのかッこの野郎ッ!オレの方が素早いぜッ!
      . . . . . . . .
   ・・・もうおさまらねえ 恥をかかせやがって・・・・・テメーに付きまとってやる事に
   決めたぜ・・・・オレもアニメ化してやるッ!!ずっと連載を続けて
   てめーのマンガをパクってやる事に決めたぜッ!」
  「やめろッしゃべってんじゃあねーぞこのパクリ野郎!」
知欠「オレはオメーをトコトン困らせてやりてえって心の底から思い始めたぜッ!ケケッ」
冨樫「しゃべるのが終わったら そいつにペンを返してやれ」
  「・・・・・・」
  「・・・・・・」
  「え?」
知欠「?」
冨樫「そいつを訴えるのをやめた とり下げる・・・・放せ そしてペンを返してやれ」
  「・・・・・・・・」
  「・・・・・・・・」
ドサアッ
知欠「!!・・・・・・・」
冨樫「拾え ただし 拾ったらそれが『合図』になる
   オレを困らしたいっていうんならな・・・・」
ゴ ゴゴゴ ゴゴゴゴゴ

  「くそっ!かなりヤバくなっちまった!」
  「編集長はまだかッ!早く呼べッ!」
ゴゴゴゴ ゴ ゴ ゴゴゴ
  「こっちです編集長!」
茨木「俺の雑誌で騒ぎは許さんぞ!」

知欠「イエェ〜〜〜イ!マジに受けとってんのか? 冗談だって・・・・・あんた
   ビビるだろーがよオ〜〜〜コワイカオしちゃって・・・
   言ったこと冗談・・・・オレはただのマンガ家・・・がんばってよ・・・・連載をよ・・・ヒヒ」
茨木「おまえらっ!ここで何やってる?」

ドゴオオオ オ
知欠「うげっ!」
  「あっ!!」
  「あっ」
知欠「うごおおおおおおおお あああああああ ああああああ
   あああ あ あ ぬおおおおおおお おおお」

冨樫「おれはやさしくないぜ・・・そのペンを指からはなすんだ・・・
   そして漫画家をやめろ  訴えられる前にな・・・」
知欠「このくそ野郎がァ―――――ッ」
グルゥン
ドグォ オオ オ
  「わぁ――――ッ!!」」
クルッ
  「編集長!!ど・どうしますッ!!」
茨木「いや・・・なんて事ないただの「打ち切り」だ 別に法に触れてる所はなにもない・・・行かせろ
   アンケに従ったお互い納得ずくの・・・・『打ち切り』」
  「見たか!何をしたんだ?」
  「知欠がハンタでキルアの使った『肢曲』をパクッたんだ 同じ号で冨樫はDBの『ジャン拳』を少しアレンジしてパクッたせいで
   知欠のバレバレの悪質なパクリが際立った・・・知欠の方「だけ」がアンケに悪く影響して黒猫の方は打ち切れらたんだ!」
ちなみにジャンケンと拳法を掛けてるのは別にDBが最初じゃない
第196話「ダイアモンド」

闘技場で異大陸っぽい踊り(2P) が披露されてる中アナウンス
「たった今主催者異大陸武術省より皆様への発表がありましたッッッ」
「先ほど敗れたシキ選手の付き人マロ氏が試合結果を不服として
トレイン選手との対戦を熱望されておりますッッ」
「この希望をトレイン選手は快諾しましたッッッ」
「ここに死神(ハーディス)トレイン ハートネット対怪力無双!?マロ」
「特別試合が実現となったのです」

闘技場で向かい合うマロとトレイン
「マロ・・・だったか・・・先に叩いてくれ」
「・・・」
怪訝そうなマロ
「自称腕力世界一との触れ込みなんだが正直に言うぜ
俺とお前とでは戦力に差がありすぎる」
歓声上がる中腰の銃を手に持つトレイン、鋼のようなハーディスがあらわれる
「俺の流儀、金剛銃、その実態は銃の盾化を旨とする」
トレインの修行時代が背景に写る
「木剣にはじまる受打訓練は−やがて鎖での殴打に変化し
大型車両による腹部通過を経て−ついには旧式のカノン砲による砲弾炸裂の実体験に至る」
「そして最終訓練は」
風雨と川の描写
「台風来襲の夜半に行われる落差30mの滝壷にて」
川から落ちる流木を銃でへし折るトレイン
「夜明けまでの滝浴びをもって終了とする!!」
構えるトレイン
「遠慮はいらない。存分に叩き尽くしたらいい」
困った顔のマロ
「なんだかすっかり気を使わしちまったな・・・
まあ・・・俺の張り手など通用するハズもないのだが」
銃を構えるトレイン
「せっかくのチャンスだ。お言葉に甘えさせてもらう」
対峙し間合いをつめるマロ
拳の構えとは逆の手でトレインの頭をさわる
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???」
困惑するトレインを見下ろすマロ
「バカだぜアンタ・・・」
「!」

ベッシアアァ
重力の力をトレインの頭に込めるマロ
ジャガる(見事にぶっ潰れる)トレイン
沈黙する観客
「笑いが止まりませんね」
満面のセフィリア
「死神(ハーディス)が――ヘシ曲がってますね」
畳まれたトレインを見下ろすセフィリア

煽り:
積み上げ練り上げてきた、金剛の技を一瞬にして破壊!!
マロの重力底知れず!!次回につづく!!
(次号は休載します。10号(2月5日発売)をお楽しみにッッ!
加古隆の音楽「パリは燃えているか」をバックに
今までの引用元などのスタッフロールが流れて終。漫画ですらない。
コミックスの最終巻にはラストに10ページの
参考文献リストが付きます
クリードは2度と地球に戻れなかった…。
鉱物と生物の中間の生命体となり、
永遠に宇宙空間をさまようのだ。
そして死にたいと思っても死ねないので
そのうちクリードは考えるのをやめた
                                 ファイナルクライスト
セフィリアが、最後の力でクリードを道連れに秘剣・大宇宙的核爆発を使った!
凄まじい爆発が起き、光にセフィリアとクリードの体が光に飲みこまれ・・・。

列車「……ううッ……いったい… 何が起こったんだ…   >
   「みんなはッ!? ここは… どこなんだ…   >

何処かで聴いた声 「 『私』 のいる世界だよ。そして―― すべての破壊の始まりの場所でもある
列車 「誰だッ!?   >
何処かで聴いた声 「クリード……   >
            「誰だとは、ひどいな 私たちは共にあり、戦ってきた仲ではないか…   >
列車 「――かつて、サヤを血の海に沈めためた災厄……   >
クリ 「ようやく死から解き放たれたよ。こんな満足感は久しぶりだ   >
   「お前には感謝している。社会の隅に封じられていた私が
   「お前の相方として降魔できたのは僥倖というべきかな   >
   「戦いの中で生きるお前の側で芽生えた負の感情が今こうして、私を支える糧となっているのだ   >
   「…そうだな、お前には私が世界を焼き尽くすまでを見届ける栄誉を与えよう…   >

ll
451名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/02 23:27 ID:Ih0SyW7t
 
編集長、元気ですか?
私は元気です。

前の手紙では少し興奮気味でしたが、
念願のオリジナル作品の連載は、始まったばかりです。

なんとかして白泉社の協力をとりつけるため、
アシさんが一生懸命交渉にあたってくれています。
それまでは、私一人で頑張るつもりです。

(中略)

知欠は、今ここにいます。

ここで描いても打ち切られるかもしれないけど、
今はとにかくここに……………

編集長、私の元担当にこう伝えてください―――
ヤングアニマルは素晴らしい雑誌です。
小倉優子が電波なCMに出演し、
webは何故か漫画よりもグラビアアイドルの方がメインの美しいサイトです。

君にこの原稿を見せたい。

来てください。
知欠はここにいます。

-BLACK CAT-
 The End
>>452

MASTERキートン?
トレイン「ベルゼー…」
ベルゼー「なぜ…?――といった顔をしているな」
トレイン「…わからない…わからないんだッ!」
       世界のために戦ってきたはずだろう?それなのに、なぜッ!?」
ベルゼー「そうだ…私はこの世界のために戦ってきたんだ。
        そこに、キミたちとの違いは何もない」
トレイン「じゃあ、何を考えているッ!ここで何をしようとしているんだッ!」
ベルゼー「誰よりも先んじて私はメガナノマシンの脅威を知ってしまった。
        世界を喰らい尽くす存在に対抗するには、揺るぎ無い大きな力が必要だ。
        世界がひとつになるくらいのな。だが、人はその数だけ異なる思惑を持っている。
        想像もつかない脅威に対して即座に一致団結できるほど、単純でもなければ、強くもない…
        だからこそ、身近に実感できる脅威を用意したのだ。
        それが――」
トレイン「革命集団『星の使徒』…」
ベルゼー「わかりやすい脅威は、容易に人の心をかき乱す。
        そこに、さっそうと正義の味方が現われたらどうなると思う?
        そう、キミたち掃除屋同盟が現われたら――
        人々の心はやがて世界を超えて結ばれていった。それはキミたちも知ったはずだ。
        メガナノマシンに対抗するためクロノスさえも協力体制をとって、共に戦ったさまを。
        マナの牢獄 『トラペゾヘドロン』 はクロノスの協力無くして発動することはできなかったのだ」
トレイン「だけど、あなたがしてきたことは間違っているッ!
       その思惑の裏で、傷ついたものもいるッ!命を落としたものだっているッ!!」
ベルゼー「世界を…人類の未来を守るためなのだ」
トレイン「大きな目的の為に、誰かを犠牲にすることなんて俺にはできない」
ベルゼー「…………私だって戦う力を手にすることができたなら…
        道の力を手にすることができたなら、このような手段はとらなかった。
        ――だが、『英雄』にならなくては世界を守ることができないのだッ!」
(イヴ光る)
トレイン「な、なんなんだ…」
ベルゼー「『ナノマシン』などという超微小機械に対して
        いかなる物理攻撃も無意味なのは周知の通り。
        そこで私は、メガナノマシンをひとつの生命すなわち『魂』に見立てて
        これを『器』に封印しようと考えた。
        こうすることで滅ぼすべき『肉体』が生成される…
        私が星の使徒に提供した道の外法…『降魔儀式』を応用することで
        ナノマシンの、内に…イヴを『器』とすることで忌まわしき生命体を…」
トレイン「もう、やめろぉッ!!!目的のためならどこまで道を踏み外せるんだッ!?
       イヴまでも生け贄に差し出したというのかッ!?」
ベルゼー「『生け贄』ではない…『英雄』になるのだ。
        『生体兵器』ならぬ『滅びの聖母』としてクロノスの名のもとに召されるのだ」
(メガナノマシンを自らの身体に取り込み、ベルゼーとイヴは怪物と化す)
トレイン「セフィリアは…こんなこと望んじゃいなかったッ!!」
ベルゼー「赦してもらえるなんて思ってはいない。
        だが、この世界を救うにはこうするより仕方がなかったのだ。
        …………さあ、私たちごとメガナノマシンを滅ぼすのだッ!!
        私の意識がのみこまれないうちに…」
トレイン「もう、手遅れなのか…!?」
ベルゼー「自分のことは、自分が一番よくわかるつもりだ…
        だが、不思議だな…こいつと刺し違えることがわかっていても脅えや後悔はない…
        うれしいんだ…もう、逢えないことよりもみんなと出会えたことがうれしい。
        みんなと出会い、この世界を守ってきて本当によかった…」
トレイン「セフィリアと約束したんだ…クロノスの悲しみを止める、って…
       ベルゼー…イヴ…いっしょに、戦おうッ!!」

(戦いに勝利したトレイン達はその場を跡にする)

リンス「ねぇ、わたしたち勝ったんだよね?
     みんなでこの世界を救ったんだよね?」
シャオリー「なのに、どうしてこんなに悲しいんだろう…」
リンス「わたしたちはまちがっていたのかな?」
シャオリー「勝ったから、僕たちはまちがってなんかないんですよね?」
スヴェン「『勝ったからまちがっていない』―、ということは無い」
リバー「ここであったことはすべて事実…ただ、それだけだ」
トレイン「俺たちは、勝ったのでも負けたのでもない…
       ただ、終わったんだ…」
どっかで見たことある
これ何?
メガナノマシン・・・・「でっけぇミニ四駆」みたいだな
>456
わからんがたぶんプレステのワイルドアームズ2ndだと思う。
全編こんなかんじのセリフ。
うあー・・・

ボルヒード
「トレイン! トレイン!
なんて ことだ トレインが クリードの わなに かかって しんでしまった!
ああ もういちど やりなおすことが できれば
なんとかなるのに・・・
クリード「ようこそしょくん。
      みなさんが必ず来ると思ってふさわしい言葉をいっしょうけんめい考えていましたよ」

トレイン「どこまで破壊を繰りかえす?クリード!」

クリード「私は最高の力を手に入れた。ほれっ!」

(トレイン、宙に飛ばされる)

クリード「このすばらしい力。お前らなど問題にならない!
      みんな壊れてしまえ。全てはいずれ壊れていく」

イヴ「でも、人はまた新しいものをつく出すこともできる」

クリード「それさえもいずれは滅ぶ。なぜ滅ぶとわかりきっているのにまたつくる?
      死ぬとわかっていてなぜ生きようとする?死ねば全て無になってしまうのに」

イヴ「大切なのは結果じゃない。今、何のために生きているのか…
    何をつくりだす事ができたのか…守るべきものは何なのか……
    生きている間に人がその答えを見つけだす事ができればそれでいいんじゃない?」

クリード「お前は見つけたのですか?この死にたえようとしている世界で…」
イヴ「見つけた!
    愛する心!」

トレイン「守るべき人。」

ウォン「友と……家族と……」

ベルゼー「ちつじょを持った国をつくる使命がある」

ウドニー「俺の事をかわいがってくれるアニキだ!がっはっはっは!」

リンス「私をうけとめてくれる人がいる」

エーテス「ここにいるみんな!ここにいるみんな!!ガウ!」

クリード「気にくわないですねぇそろいもそろって口ごたえして。うきゃーー!!
      ならばわたしがそいつらを消しさってしまいましょう。お前らの生きるかてを!」

トレイン「クリード やめろ!!」

(クリード、核兵器で世界を焼き始める)

クリード「この世で一番の力を私は取り込んだ。それ以下の者などカスだ!カス以下だ!カス以下のカスだ!」

(クリード城が破壊され、クリード頂点に立つ)

クリード「ゼ〜ンブ破壊して死の世界をつくるのだ!」

イヴ「命は!夢は生まれ続ける!」

クリード「それもこれもゼ〜ンブハカイ ハカイ ハカイ!ゼ〜ンブ ハカイだ!!」

トレイン「命を奪う事はゆるせない!」

クリード「ひゃ、ひゃ、死のない破壊など面白くもなんともないわ!!」

(クリード、さらに世界を焼く)

トレイン「ゆるせん!クリード!」

クリード「命… 夢… 希望…
      どこから来て どこへ行く?
      そんなものは…このわたしが 破壊する!!」

(トレイン達はクリードを倒す。同時にクリード城は崩れはじめる)
トレイン「くずれるぞ!」

スヴェン「助けにきたぞ!
       さあ急げ!この先に飛空艇がとめてある」

リンス「さあ!行くのよ!みんな力をあわせて」

(イヴ倒れる)

リンス「イヴ!どうしたの?」

トレイン「ナノマシンが………
      この世界からナノマシンが消えていく…」

リンス「イヴの存在も……?」

イヴ「私について来て。残された最後の力を使ってみんなをみちびく!」

(天使にトランスし飛空挺を導く)

リンス「イヴ!もういいわ!あなたの力はもう…」

イヴ「ティアーユ博士……?」

ティアーユ「イヴ、おわかれよ。この世界からナノマシンが消える。ナノマシン人間のあなたももしかしたら…
        でも、もし人間として何か大切なものを感じとることができたのなら……
        あなたは人間としてこの世界に…」
リンス「イヴの力がなくなっていく!」

イヴ「がんばってみんな……
    私もまだ……
    ……がんばれる」


リンス「イヴは!?イヴ!」

イヴ「ありがとう、スヴェン……」

スヴェン「言ったろう? 世界最速の船だって」
FF6なんて久しぶりに思い出したな。
FF6やりたくなった
なんだかんだ言っても黒猫とちがって名作だし
ウドニーさんもう来ないのかしらん
>>465
同列に並べる事が間違っている
468ジョン欠地王:04/02/08 23:24 ID:GFWcL3lk
黒猫が打ち切られるのが先か、俺の未来が開けるのが先か。
知欠!!!
わたし達黒猫紳士はこの言葉に飽くなき憧憬を禁じ得ませんッッッ
そしてわたし達は今日、その知欠の技術を目にすることもできますッしかしッ
しかしですッ
その知欠のネタを考える姿を見た者がいるのでしょうか
その枯れた脳みそが実戦の場で発揮されるのを見た者がいるのでしょうかッッ
知欠のネームはいつも伝説の中ですッッ
紳士は知欠を気遣うあまり実戦の場へ立たせようとはしなかったのですッッッ
黒猫紳士はもうそろそろハッキリと言うべきなのですッッ
知欠は保護されているッッ
470名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/09 22:47 ID:DRByVE66
http://blue.ribbon.to/~cagami/dansyaku_gairyaku.shtml
http://blue.ribbon.to/~cagami/dansyaku_WJ04_10.shtml

名前:かがみ(♂)
生まれた年:1987年
愛読書:『少年』(谷崎潤一郎)、『スプートニク』(ジョアン・フォンクベルタ)
好きなアニメ:HUNTER×HUNTER、万能文化猫娘(TV版)、少女革命ウテナ、黄金勇者ゴルドラン、勇者特急マイトガイン、るろうに剣心(追憶編限定)、
好きなゲーム:女神転生シリーズ、最近RPGより、パターンゲーが好きです。
性癖:めがねっこ萌え
学歴:某W大学卒。学生の頃は楽しかった……。
主な収入:デバッガー。毎日(仕事で)エロゲーとかしてます。
副収入:某ヴィジュアルバンドのボーカル、某パンクバンドのベースボーカル。

http://cagami.velvet.jp/upb2/upb.cgi


「あいつら」として邪馬台幻想記から紫苑がゲスト出演。
列車達を攻撃するが毎度おなじみのインチキで列車達には全く効かない。
着信が入ったのでちょっと待つように要求する紫苑。
「携帯ななんて何時鳴ったの?」という液のツッコミは
「マナーモードにしてたんだよ!」と軽く流す。
当然着信なんかは入っていない携帯と一言二言会話する紫苑。
結局「急用ができた」と帰ってしまう紫苑。
最後に「もうギャグ漫画には出ない」と呟いて終わり。
>>471
ネコマジンかよ!
>>471
黒猫をギャグ漫画と知欠自ら認めるんならやってもよい。
ナノマシン人間ワラタ
475無意味:04/02/13 12:01 ID:zueoP7l0
クリードの死闘から1年後、トレインは、セフィリアの言葉を思いだしながら、墓地へ向かった。
「ハートネット、ごめんなさい。あなたに隠しておいたことがあります・・・・あなたにとって、重要なことを」
「隊長、もう、しゃべるな。」
「でも、これは、話しません。ただ・・・・・ごめんなさい・・・・ハートネット」
そういって、セフィリアは息をひきとった。

トレインがセフィリアの墓地へ向かうと、そこに黒い服を着た黒髪の女性がセフィリアの墓地で手をあわせていた。

「(・・・先客か。隊長の知り合いか。うん、墓の前に剣がおいてある。クライストか)」

その黒髪の少女は、背後のトレインの気配に気づいたらしく、ゆっくりとふりむいた。

「サヤ・・・・・まさか、死んだはずのサヤがどうして」
その顔を見たとき、トレインは思わず叫んだ。

「あなたは誰ですか・・・・・]Vのタトゥー・・・・トレイン・ハートネットですね。」
剣を持ちながらその答えた。
「(いや、違う。サヤとは顔がそっくりだが、雰囲気がまるで違う。)・・・・てめぇは、誰だ?なぜ、サヤと同じ顔をしている?」
「サヤ=ミナツキは、私の生き別れの双子の姉・・・。ただ、それだけ。」
「何、あいつに双子の妹が・・・・(そういえば、あいつが掃除屋になったのは、失った片割れを探すとかいったのは・・・妹か)」

トレインは、衝撃の事実を知ったと同時にセフィリアの最後の言葉の意味を理解した。

「私の名は、マヤ=アークス、セフィ姉の後継者よ。」
クライストを持つその左手には、ナンバーTのタトゥーが刻まれていた。
476無意味:04/02/13 12:03 ID:zueoP7l0
一方、イヴは、スヴェンと共にティアーユの家を訪れていた。
今回の三度目の訪問になった。ティアーユの要望により、1年に一回、定期検診をイヴはティアーユからうけることになっていたのだった。

「ティアーユさん、お久しぶりです。元気そうですね。」
「ええ、イヴも以前より大きくなったわ。」
「ところで、重要な話があるって、聞いたのですけど、何ですか?」
「ええ、実はあなたと同じような娘を私は作ったの。ナノマシーンの申し子。名前はエメロード。たぶん、あなたと同じくらいの年の子」
「え・・・・・それは、本当なの。」
「本当よ。クロノスという秘密組織に依頼されて。」
「クロノス・・・・・。まさか、そんな。」

そこへ、料理をつくったスヴェンが何気なく入ってきた。
「どうした、イヴ、顔色が悪いぞ。」
「スヴェン、クロノスに私と同じナノマシーンを使う子がいるって」
「え・・・あいつらは、そんなことは、一言も言っていなかった。」

すると、唐突に玄関のチャイムがなった。
「はい、今あけます。」
「ティアーユ博士、また来ました。例の要請は受けれくれますか?」

その家に入ってきた少女は、驚くべきことにセフィリアにそっくりだったのである。
黒い服に黒い大きな鎌をもって、彼女は冷酷な表情でゆっくりと歩いてきた。

「エメロード、そのことは、断ったはずです。私はもう二度と、命をもてあそぶ研究はやらないと。」
「ふーん、私をでも生み出したのは、あなたよ。ティアーユ博士。私の専属医師になって最後まで面倒を見る気はないのね。」
「それは・・・・・。とにかく、クロノスに協力する気はありません。」
「残念ね。・・・・それがあなたの生きる道だったのに・・・・・」
そういって、その少女は、巨大な鎌を振り下ろした。

「危ない。」
イヴは、髪の毛をナノマシーンで変化させて、ロープ状にして、ティアーユをひっぱって、かわした。
「邪魔するの?」
残酷な笑みを浮かべる少女の胸元には、ナンバーVのタトゥーが刻まれていた。


以降の続きは、性描写、暴力描写なんでもありで同人誌で描かれます。
477名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/13 14:33 ID:1oN++/7E
>>475-476 元ネタ何?

>>125〜みたいな黒ティアーユがエメロードを手駒に更なる災厄を・・・って感じの展開の方が
ただのクロノス編より面白くなりそうだけどな。(番人がただのイイ人集団っぽいし)
479無意味:04/02/15 21:38 ID:jxP+KSlQ
元ネタ

895 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/12/25 00:31 ID:OiNJfGe5
>>890

栗編終わったら、時編か痛い陸編でしょう。
俺の妄想は、クロノスでクーデター勃発。
新しい指導者が、タオ能力を強奪に異大陸へ侵攻。

新キャラとして、サヤの双子の妹とナンバー]W登場。
ナンバー]Wは、実はティアーユがクロノスから要請をうけて作ったナノマシーン使いの少女。
見た目は、セフィリアの子供時代。
武器は、大鎌。もちろん、イヴと同様に飛行能力あり。
黒のイメージから小悪魔を連想させるキャラです。
セフィリアの子供時代とイブの書き分けができるとは到底思えん
481名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 16:35 ID:48M5gxUA
age
482名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/17 23:29 ID:8+1bW1Tz
>>436
懐かしい
>480
この漫画に描き分けなど存在しない
ゆえに描き分けの心配などする必要ない
これぞ知欠流漫画読了術
484名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/18 03:29 ID:HK+4LT7c
名前:かがみ(♂)
生まれた年:1987年→(何故か訂正無し )

好きなアニメ:HUNTER×HUNTER、万能文化猫娘(TV版)、少女革命ウテナ、黄金勇者ゴルドラン、勇者特急マイトガイン、るろうに剣心(追憶編限定)、
→(黄金勇者ゴルドランだけに訂正 なぜこのアニメだけ残したのか凡人の私には理解できるはずもありません)

好きなゲーム:女神転生シリーズ、最近RPGより、パターンゲーが好きです。
→(パターンゲーが削除 そもそもパターンゲーとは何でしょうか 先生?無知ですみません)

性癖:めがねっこ萌え めがねっこ萌え めがねっこ萌え
→(削除されました 性癖を知ってもらうことは重要なことで恥ずかしくなどありませんよ?)

学歴:某W大学卒。学生の頃は楽しかった……。
→(もっともツッコミが多かったここ 早稲田大学第一文学部。いわゆる「わせだきちがい」です。に訂正 年齢を詐称してるのか学年を詐称してるのか しかし先生のことだから何か深い意味がおありなのでしょう)

主な収入:デバッガー。毎日(仕事で)エロゲーとかしてます。
→( 毎日 が削除 エロゲーも削除したほうがよかったのでは?)

副収入:某ヴィジュアルバンドのボーカル、某パンクバンドのベースボーカル。
→(削除 今時ヴィジュアルバンドとか希少なんで是非残してほしかったです)
副収入:このサイトでの通販・広告収入。最近ちょっとだけ稼げてきました。
→(追加 おめでとうございます ( ´,_ゝ`))

嫌いなもの:労働
→(今 引きこもりじゃん と思ったあなたはまだまだです 先生は知性派なのですよ )

使用PC:faithというショップブランドのSeedとかいうマシン。ケース以外、面影も無し。メアリと名付けています
→(メアリって何ですか?)

いつ見ても隙がない完璧なプロフィールですhttp://blue.ribbon.to/~cagami/dansyaku_gairyaku.shtml
オッス、オラ悟空。
オラの一日はまず、界王様のキスで起こされるんだ。そして、天津飯とヤムチャが二人がかりでオラをかつぎ上げ便所へ。
次は朝飯だ。兎人参家がもう用意している。グルドが助手だ。なぜかメイド服を着ているんだ。
オラおどれえたぞ。そんなにオラに気に入られたいのか?喉が渇いたんでサイバイマンの溶解液でも飲むか。
サイバイマンが頭をオラの口へ持って来るんだ。…まじい、飲めたもんじゃねえぞ!オラ、サイバイマンの頭をふっとばしちまったぞ!
歯はグルドに磨いてもらって、うがい用の超神水はカリン様が口移しなんだ。
んじゃ、ここも飽きたしオラもう一つの家へ行くぞ!って言ったら、皆ウルウルと目に涙浮かべながら
グルド「行かないで…」天津飯「行かないで…」ヤムチャ「行tyrくっで…」
ヤムチャだけ噛んじまったぞ!こんなやつらさっさと置いといて家を出ちまったんだ。
家の前には筋斗雲があって、運転手は8ちゃんだ。もう一つの家は瞬間移動で行けるけど、オラ気を使いたくねえぞ。
オラ、第二の我が家へ着いたんだ。出迎えは裸エプロンの牛魔王だ。それにしてもエロい体だぞー。
他の奴らも奥にいるんだ。そろそろ一発抜きたくなっちまったんでオラベッドに大の字になって皆を呼んだんだ。
右の乳首をメイド服のグルドが舐めて、左乳首をYシャツ一枚のナッパが舐めるんだ。右の腋や耳をダーブラが責めてきて、
左の腋や耳を第2形態のセルが責めてくるんだ。オラの両手はグルド、天津飯、ナッパ、ダーブラのちんちんを手コキだ。
オラ忙しいぞ!左足を牛魔王、右足をコルド大王が、おっぱいマンコで一生懸命さわさわだ。牛魔王は裸エプロンのままだ。
チャパ王はなぜか体操着ルーズソックスに着替えてきちまったんだ。ブルマは穿いてねえ。下半身丸出しだ。
それにしても幼児体型だぞー。シンバルのパイパンマンコはオラの顔へ持ってきてクンニだ。スポポビッチがアナルや玉袋を舐めるぞ。
そして16号の登場だ。騎乗位でオラに跨ってきたぞ。笑顔のくせに爆弾は原爆級じゃねえか。オラびっくりしたぞ!
牛魔王、セル、コルド、シンバル、チャパ王、16号がオラを責め立てるから、オラ超サイヤ人4になっちまったぞ… 
いっつもの日課の修行が終わって、だりぃけどオラが居ないと宇宙が傾いちまうからここで元気玉打つぞ。これがオラの一日だ。

ついにクリードとの最終決戦を迎えるトレイン、すでにこれまでの戦いで弾薬はつき、絶望的な状況になっていた。
「これで、おしまいだ。トレイン」

「く、こうなったら、あの技を使うしかねぇ」

トレインは、そういって、ハーディスをにぎりしめた。
そして、クリードに接近して高速連続打撃を行った。

「黒爪百裂拳」

「クックック、どんな攻撃も頭脳さえ、守れば死なないのさ。君の攻撃はすべて、体でうけた・・・・なんだ、この違和感は」

「頭脳以外のヒコウをついた。てめぇは、すでに死んでいる。」

「う、あたまが、あたまが・・・・・ひでぶー」
クリードの頭は風船がふくらむように大きくなり、爆発した。

こうして、クリードはあっさりと死んだのであった。めでたし、めでたし。

>>475-476
続きキボン
488名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/22 02:22 ID:zqpeUWy/
ageんぞコラァ!!
黒猫新展開  サブタイトル「聖杯戦争編」
200年前から続く「聖杯戦争」に参加することになったトレイン一行。
聖杯戦争に参加する為の条件は二つ。
一つ 掃除屋であること
二つ サーヴァントとよばれる守護霊を従えること
サーヴァントとは、死んだ英雄を具現化したパワーある像(ヴィジョン)
サーヴァントはサーヴァントでしか倒せないこともない
サーヴァント使いはサーヴァント使いに引かれ合うかもしれない
サーヴァントが傷ついてもマスターは無傷
サーヴァントは一般人にも見える
便宜上、セイバー、ランサー、アーチャー、キャスター、ライダー、アサシン、
バーサーカーの7クラスに分かれる。
聖杯戦争の優勝者には何でも三つだけ願いが叶う聖杯が与えられる。
登場人物紹介

トレイン
本編の主人公。サーヴァントより強いという、聖杯戦争始まって以来の異端者。
非情の撲殺拳法を武器に優勝を目指す。

セイバー (真名:サラディン)
最も優秀な役割(クラス)であるサイバーに属するが、マスター(トレイン)
より弱いという、聖杯戦争始まって以来の異端者。必殺技:十字軍討伐斬を武器
に優勝を目指す。

イヴ
トレインの優勝を阻む為に参加。

ランサー(真名:??)
生前の因縁でセイバー(サラディン)に恨みを持っているらしい。
イヴのサーヴァントである。
個人的には、元ネタの脇役?の名前そのまま持ってくるようなものより
何故か最近叩かれがちの元ネタの無いオリジナルシナリオを(短めのを)
読んでるほうがいい・・・と思っているのは俺だけか?
月厨再び、か・・・
カエレ!
493無意味:04/02/22 20:16 ID:f0vfEqQS
>>487
>>476の続き

「ナンバーV・・・・。あんな子供が。嘘だろ。」
驚きを見せるスヴェン

その言葉に反応もせず、ゆっくりとエメロードはイヴとティアーユのもとへ近づいた。

「ティアーユ博士は、私が絶対守る。”黄金の連弾”」
イヴは、自分の髪の毛を拳状にトランスさせて、高速連射攻撃をした。

「・・・な。すべて、鎌でうけとめた。イヴのあの素早い攻撃を」
驚くスヴェン

「遅いよ。トランス攻撃というのは、こういう風にするの」
人差し指を向けた瞬間、そこが弾丸に変化して何本も発射された。

「危ない」
スヴェンは、トランクを盾にしてイヴとティアーユを一瞬にして守った。

「・・・・・スヴェン、ありがとう。(それにしても、トランスする瞬間さえ、見えなかった。これがエメロードの実力)」
「ふーん、それが支配眼(グラスパーアイ)ね。面白くなってきた。」
「そうかい、子供にはお仕置きする時間が必要だ。」

一瞬の静寂のもとにスヴェンとエメロードは、にらみあった。

「スヴェンさん、イヴまってください。この問題にあなたがたを巻き込みたくはないです。」
「しかし、向こうさんは、博士の命を狙っている。これをとめなきゃ紳士道に反することさ。」
「わかりました。エメロード、あなたの要請を受けます。」
「ティアーユ博士、なぜ、あなたの信念を崩すつもりなのですか」
「イヴ、もう決めたわ・・・・・それに、彼女を作り出した責任を果たさなければ成らない。あなたには、スヴェンさんがいるしね。」
そういって、エメロードをティアーユは見つめた。

「最初からそうすれば、よかったのに。まあ、いい。では、早速いきましょうか。」
「ええ」
「ちょっと、待って。エメロード、あなたは人殺しをしているの?」
「そうよ。」
「なぜ?」
「それは、私・・・いえ、私たちが兵器だからよ。イヴ」

イヴにとって無表情に言うエメロードからは、人間的な感情は一片も感じられなかった。

その後、ティアーユはエメロードと共に黒塗りの車にのった。

「博士・・・いえ、ナンバー]、大芝居は終わったわ。」
「そうですね。これで、あの方々をしばらく、だませるでしょう。」
そういって、ティアーユの覆面をはぎとるシャオリー

「そう・・・・。次は、例の計画ね。」
「ええ、そうです。エメロードの力に期待していますよ。」



494無意味:04/02/22 20:28 ID:f0vfEqQS
サヤの妹であるマヤと一緒になりゆきでセフィリアの墓にトレインは手を合わせていた。
「(・・・・く、聞きたいことがあるのに聞けない。この場所ではさすがに・・・・・)」
横目でサヤそっくりのマヤをみながら、トレインは悶々としていた。

その様子を感じ取ったようにマヤはつぶやいた。
「トレイン・ハートネット、私のことなら何も聞かないでください。それに、ほうっておいてください。あなた、もうこちら側(クロノス)の人間ではないのですから」
「しかし、あいつは、サヤはおまえを探していたかもしれないのだぞ。知っていたのなら、どうして会いに行かなかった。」
「・・・・・・もう過ぎたことです。それに、あなたとは、二度と会わないでしょう。」

答えを言わないまま、クライストを持って、マヤは歩いて去ろうとしていた。
すると、そこへ、一人の男が現れた。


「黒猫(ブラックキャット)探したぞ。」
「・・・・・ルガート・ウォン、とんだお客がきたもんだ。」
「ふ、覚えておいてくれたか。そうだ。以前の決闘の決着をしにきた。」
「ここでかい?一応、知り合いの墓地なんだ。できれば、別の場所にしないか。」
「いいではないか。墓地がお前の死に場所にふさわしい。」
「ち、いってもきかないか。しょうがねえ・・・・」
トレインは、ハーディスにてをかけた。
すると、成り行きを無言で見守っていたマヤは、ルガート・ウォンに一瞥すると低い声でたずねた。

「あなた、、無双流武術で賞金組みAランクののルガート・ウォンね。先日クロノスのある幹部を暗殺した。」
「おや、そんなことを知っているとは、その小娘もクロノスの関係者か。」
「ええ、そうよ。ちょうどいいわ。あなたの抹殺命令が私にでていたところ、ナンバーズになった最初の任務を遂行する」
クライストを鞘からぬいて、トレインとルガートの間を遮るようにマヤは構えた。

「ほう、面白い。おまえみたいな小娘がクロノ・ナンバーズとは、驚いた。まあ、ブラックキャットと戦う前の前座くらいにはなるか」
殺気をみなぎらせて、ルガートはとんだ。

「ち、待て。」
トレインはとっさに二人をとめるためにハーディスを抜いて発砲しようとした瞬間、強力な風圧が彼を襲い、ふっとんだ。
そして、体勢を整えたときには、ルガートの首が宙に飛んでいた。地面にそれが落ちたとき、真っ二つに割れた。
ほんの一瞬の出来事であった。

「(な・・・・いつの間に。マヤの剣先が見えなかった。弾丸をみきる俺でさえ・・・強い。これまでのナンバーズで最強かもしれない・・・・・)」
トレインは、マヤの強さに驚愕していた。


「おい、俺を飛ばした技は、なんだ?衝撃波みたいだった」
「アークス流48手”風裂”、本来は剣で行う技、利き腕とは違う右手で、しかも鞘だったぁらハートネットは、その程度ですんだの。」
「そうか。しかし、なぜ、ウォンを殺した。それほど、実力の差があれば」
「フ、おかしいわ。伝説のブラックキャットがそんな甘いことを言うなんて。捕まえてどうするの?どうせ、死刑よ。彼は、クロノスにはむかった時点で、運命は決まっていたの。」
「だが、サヤの妹に人殺しをさせるわけにはいかねえ。」
「さんざん人殺しをしてきたあなたに説教される道理はないわ。それに・・・・うん、なんでもない。もう、私を止めることができるあの人はいないのだから」
マヤが最後につぶやいときは、初めて感情的な表情をした。
とても、悲しく憂いに満ちたものであった。

「おい、これからどうするんだ?」
「決まっている。クロノ・ナンバーズとして、戦うの。あなたが逃げてきた血塗られた道を進むの。あの人と同じようにこの剣で・・・・」
そう言うと、マヤは姿を消した。

トレインは、複雑な表情を浮かべて、ただ、たたずんでいた.


それから、一ヵ月後、クロノス内部にクーデターが起き、長老会の三人は、死亡。
組織の実権は、クロノ・ナンバーズのナンバー]Uがリーダーとなって、握るようなった。
その知らせを、リンスがトレインにもたらしたとき、世界に何かが変わると実感した。あきらかに、彼らにとってよくない方向に・・・・・
>>492
ゴメン、オレ月姫やったことない。
>>495
月厨の月は会社名のほうだ
月厨でも何でも面白ければいいと思う。
ただ>>487みたいな設定だけでさっぱり分けわからんやつ(元ネタらしきものはわからんでもないが)では
まったく面白みがないのでは勘弁してほしい。
その設定で話が作ってあるんならいいと思うけど・・・
498名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/25 05:13 ID:CdH9zxwN
ま、月ネタに過剰反応する香具師の方がウザイと思うが。
あとオリジナルを異常に毛嫌いする香具師とか。
月厨アンチのほうがうざいというのはまったくもって同意だが、
設定コピペしてキャラの名前だけチョコチョコいくつか変えただけのを
貼られても困る。それはパクリって言わない
剽窃の世紀

第 1集 暗黒時代の幕開け
第 2集 大量剽窃の完成
第 3集 それはカウボーイビバップから始まった
第 4集 知欠の野望
第 5集 読者は地獄を見た
第 6集 独自(オリジナル)の旗の下に
第 7集 知欠の四則演算
第 8集 剽窃の中の独自
第 9集 十二傑賞の衝撃
第10集 冨樫の悲劇果てしなく
第11集 PAKURI
501マロンの方に貼ったけど:04/02/25 09:13 ID:/2OL9CD/
私がジャンプを買ったのは、この週刊少年誌では黒猫という、
他の漫画の粗筋を剽窃した漫画が連載されていると聞いたからでした。
しかしジャンプを読んで三つのことを知りました。

まず第一に、
粗筋どころか構図まで剽窃だということ、
次に、
そもそも黒猫はまったく独自がないこと、
そして最後に気付いたのは、
黒猫を告発する役目は私に課せられているのだということでした。

                              ――ジャンプ読者の手記より
502寂れているのでこっちに転載:04/02/25 09:17 ID:/2OL9CD/
誰もまだ、剽窃者自身の心理をありのままに書いたものはいない。
君は新聞の3面記事などにネタ切れとかネタ切れとか或いはまた
ネタ切れとかいろいろの剽窃の動機を発見するであろう。

しかし僕の経験によれば、それは動機の全部ではない。
のみならず大抵は動機に至る道程を示しているだけである。

少なくとも僕の場合はただぼんやりした不安である。
何か僕の将来に対するただぼんやりした不安である。

          ――矢吹の告白のひとつ 或旧友へ送る手記より
【ドクター】BLACKCAT盗作疑惑23【ハラスメント】 スレ在住日系人 >>1の日記

作者の魂を乗せ あるいは背負ったネタが
他のあらゆる作品から現れ それがひとつの大きな河となり
押し合い圧し合いしながら ざわざわと流れていった・・
そこは、まさにカオスの世界だった・・

黒猫は ジャンプでも一番荒廃した漫画で
狭くて一本しかない曲がりくねったストーリーは 剽窃とトンデモ理論の波で溢れかえり、
人々は 一頁一頁捲って 同じ質問を繰り返すのだった…
「オリジナルは ありませんか」と。



許せるパクリ、許せないパクリ2 スレ在住日本人 >>23の日記より

黒猫には 同じ顔が充満している。
精気の抜けた青白い顔ばかりで 悲惨この上ない。
中には 数週間背景に描き出された モブそっくりの顔をしたキャラもいる。
無表情なその顔を見ると 思わずぞっとする。
全く同じ眼下から覗く 無知と無恥。
文字通りクローンのような姿が 誌面をぞろぞろと際限もなく流れてゆく。
まぁスレタイ格好良く予想ですから
オリジナルでもスレ的にOKなんだけど
ギャグっぽいのはおもしろいけど
シリアスで長々ってのはなんだかなぁ・・・って思う時がある。
別にウザイってわけじゃないけど、なんか萎える。
響く剣戟。
白蛇の間から飛び出したクリードに、ベルゼーは無言で襲いかかった。
クリードは槍を一撃で払いのけ、更に繰り出される槍をはじき返し、
その度、ゼルゼーは後退を余儀なくされる。
クリードは間違いなくベルゼーを圧倒していた。
ベルゼーのグングニルは更に勢いを増してクリードへと繰り出される。
それを、手にした妄想虎徹レベル1で確実に弾き逸らし、
間髪いれずに間合いへと踏み込むクリード。
「卑怯者め、自らの武器を隠すとは何事か・・・・・!」
クリードの猛攻を裁きながら、ベルゼーは呪いじみた悪態をつく。
「・・・・・・・」
クリードは答えず、更に手にした妄想虎徹を打ち込む。
「クリードーーーーーー!」
ベルゼーは反撃もままならず後退する。
何しろクリードが持つ武器は見えないのだ。
相手の間合いが分からない以上、無闇に攻め込むのは迂闊すぎる。
「チーーーーーーー!」
よほど戦いづらいのか、ベルゼーは先ほどまでのキレがない。
手にした妄想虎徹を振るう腕が激しさを増す。
絶え間ない豪雨じみた剣の舞。
飛び散る火花は鍛冶場の錬鉄を思わせる。
それを舌打ちしながら防ぎきるベルゼー。
ベルゼーは見えない武器を相手に、
クリードの腕の動きと足運びだけを頼りに確実に防いでいく。
「ふーーーーーっ!」
だがそれもそこまで。
守りに回った相手は、斬り伏せるのではなく叩き伏せるのみ。
そう言わんとばかりにクリードはより深くベルゼーへと踏み込み、
叩き降ろすように、渾身の一撃を食らわせる。
「調子に乗るな、ビチグソがーーーー!」
ここが勝機と読んだか、ベルゼーは後ろへ跳んだ。
ゴウン、と空を切って地面を砕き、土塊を巻き上げるクリードの一撃。
ベルゼーを追い詰め、トドメとばかりに振るわれた一撃はあっけなく回避された。
今までのような無駄のない一撃ならいざ知らず、勝負を決めにかかった大降りでは
ベルゼーを捉えることはできない。
今の一撃こそ、勝敗を決する隙と読み取って
「ハーーーーーーー!」
数メートルも跳び退いたベルゼーは、着地と同時に弾けた。
三角飛びとでもいうのか、
自らの跳躍を巻き戻すかのようにクリードへと跳びかかる。
対して、クリードは、地面に剣を打ち付けてしまったまま。
その隙はもはや取り返しがつかない。
一秒と架からず舞い戻ってくる黒い槍。
ぐるん、と。
地面に剣を下ろしたまま、コマのように体を反転させるクリード。
「!」
故に、その攻防は一秒以内だ。
己の失態に気がつき踏みとどまろうとするベルゼーと、
一秒もかけず、体ごとなぎ払うクリードの一撃。
「ぐっーーーーー!!」
「・・・・・・」
弾き飛ばされたゼルゼーと、弾き飛ばしたクリードは互いに不満の色を表した。
それも当然。お互いがお互いを仕留めようと放った必殺の手だ。
たとえ窮地を凌いだとしても、そんな物に一片の価値もない。
間合いは大きく離れた。
今の攻防は互いに負担が大きかったのか、両者は静かに睨み合っている。
「どうしたんだい、ベルゼー?止まっていては副隊長の名が泣くだろ。
 そっちがこないなら僕が行くけど?」
「フン、わざわざ死にに来るか。それは構わんが、その前に一つだけ訊かせろ。
 貴様の得物・・・・・・それは剣か?」
ぎらり、と。
相手の心を射抜く視線を向ける。
「・・・・さあ、どうだろうねぇ。戦斧かも知れないし、槍剣かもしれない。
 いや、もしかしたら弓という事もあるかもしれないよ、ベルゼー?」
「く、ぬかせ剣使い」
それが本当におかしかったのか。
ベルゼーは槍を僅かに下げた。
それは戦闘を止める意思表示のようでもある。
「?」
クリードはベルゼーの態度に戸惑っている。
だが俺(トレイン)は、あの構えを知っている。
数時間前、夜の庭で行われた戦い。
その最後を飾る筈だった、必殺の一撃を。
「ついでにもう一つ訊くが、お互い初見だからな、ここで痛み分けって気はないか?」
「・・・・・」
「悪い話ではないだろう?あそこで傷ついているお前の仲間(トレイン)は
 使い物びならないし、最長老も姿を晒さない大腑抜けときた。
 ここはお互い、万全の状態になるまで勝負を持ち越した方が好ましいのだが・・・・」
「・・・・ダメ。あなたはここで倒れておくれ、ベルゼー」
「そうか。こちらは元々様子見が目的だったのだ。道使いが出たとあっては
 長居する気はなかったのだが・・・・」
ぐらり、と。
二人の周囲が、歪んで見えた。
ベルゼーの姿勢が低くなる。
同時に巻き起こる闘気。
あの時と同じだ。槍を中心に、闘気が渦となって鼓動している。
圧倒的闘気のために、千手観音が見える。
「最終奥義――――!」
クリードは見えない剣を構え、目前の敵を見据える。
俺が口を出すまでもない。
敵がどれほど危険なのかなど、対峙しているクリードがより感じ取っている。
「・・・さらばだ。その空っぽの脳みそ、貰い受けるーーーー!」
獣が地を蹴る。
まるでコマ送り、ベルゼーはそれこそ瞬間移動のようにクリードの目前に現れ、
その槍を、クリードの足下めがけて繰り出した。
「――――」
それは、俺から見てもあまりに下策だった。
あからさまに下段に下げた槍で、さらに足下を狙うなどクリードに通じる筈がない。
事実、クリードはそれを飛び越えながらベルゼーを斬り伏せようと前に踏み出す。
その、瞬間。
「―――――刺し穿つ(ゲイ)」
それ自体が強力な闘気を帯びる言葉と共に、
「―――――死棘の槍(ボルク)――――!」
下段に放たれた槍は、クリードの頭部に添っていった。
「――――!?」
浮く体。
クリードは槍によって弾き飛ばされ、
大きく放物線を描いて地面へと落下―――いや、着地した。
「はーーーーっ、ク・・・・!」
血が流れている。
今まで掠り傷一つ負わなかったクリードは、その頭を貫かれ、
夥しいまでの血を流していた。
「呪詛・・・・いや、今のは因果の逆転かーーーー!」
苦しげに声を漏らす。
驚きはこちらも同じだ。
いや、遠くから見ていた分、クリード以上に今の一撃が奇怪な物だったと判る。
槍は、確かにクリードの足下を狙っていた。
それが突如軌道を変え、あり得ない形、あり得ない方向に伸び、
クリードの頭部を貫いた。
だが、槍自体は伸びてもいないし方向を変えてもいない。
その有様は、まるで初めからクリードの頭部に槍が突き刺さっていたと錯覚するほど、
あまりに自然で、それ故に奇怪だった。
軌道を変えて頭部を貫く、などと生易しい物ではない。
槍は軌跡を変えたのではなく、そうなるように過程(じじつ)を変えたのだ。
あの名称と共に放たれた槍は、大前提として既に『頭部を貫いている』という
『結果』を持ってしまう。
つまり、過程と結果が逆という事。
頭部を貫いている、という結果がある以上、
槍の軌跡は事実を立証する為の後付でしかない。
あらゆる防御を突破する魔の棘。
狙われた時点で運命を決定づける、使えば『必ず頭部を貫く』槍。
そんな出鱈目な一撃、誰に防ぐ事が出来よう。
敵がどのような回避行動をとろうと、槍は必ず頭部に到達する。
が、それを、クリードは紙一重で回避した。
貫かれたものの、致命傷は避けている。
ある意味、槍の一撃よりクリードの行動は不可思議だった。
クリードは槍が放たれた瞬間、まるでこうなる事を知ったかのように体を反転させ、
全力で後退したのだ。
よほどの幸運か、槍の呪いを緩和するだけの加護があったのか。
とにかくクリードは致命傷を避け、必殺の名を地に落としたのだが・・・・
「はーーーーぁ、はーーーーー」
クリードは乱れた呼吸を整えている。
あれだけ流れていた血は止まって、穿たれた傷口さえ塞がっていく。
「――――」
桁違いとはああいうモノか。
クリードの自己治癒能力は並じゃないとは判っていたが、それにしても並はずれている。
ベルゼーと斬り合う技量といい、一撃ごとに叩きつける膨大な氣の量といい、
こうして傷を治してしまう体といい、クリードは明らかにベルゼーを上回っている。
…しかし、それも先ほどまでの話。
再生中といえど、クリードの傷は深い。
ここでベルゼーに攻め込まれれば、それこそ防ぐ事も出来ずに倒されるだろう。
だが、圧倒的に有利な状況にあって、ベルゼーは動こうとしなかった。
ぎり、と。
ここめで聞こえるほどの歯ぎしりを立ててクリードを睨む。
「・・・・躱したなクリード。我が必殺の一撃(ゲイボルク)を」
地の底から響く声。
「っ・・・!?ゲイ・ボルク・・・・あなたは異大陸発祥のアルスター槍術の伝承者かーーー!」
ベルゼーの顔が曇る。
先ほどまでの敵意は薄れ、ベルゼーは忌忌しげに舌打ちをした。
「・・・・ドジったな。こいつを出すからには必殺でなければマズイのだがな。
 全く、有名すぎるのも考え物だ」
重圧が薄れていく。
ベルゼーは傷ついたクリードに追い打ちをかける事もせず、あっさりと背中を見せ、
庭の空中回廊の隅へ移動した。
「己の正体を知られた以上、どちらかが消えるまでやりあうのが道使いのセオリーだが
 ・・・あいにく最長老は臆病者でな。槍が躱されたのなら帰ってこい、
 などと言っている」
「逃げるのかい、ベルゼー」
「ああ。追って来るのなら構わんぞクリード。ただし…その時は、決死の覚悟を抱いて来い」
トン、という跳躍。
どこまで身が軽いのか、ベルゼーは苦もなく地面に着地し、止める間もなく消え去った。
「待て、ベルゼー!」
頭部に傷を負ったクリードは、逃げた敵を追おうと走り出す。
「バ、バカかアイツ・・・!」
全力で空中回廊を横断する。
急いで止めなければクリードは今にも飛び出していってしまいそうだったからだ。
・・・が、その必要はなかった。
飛び降りようとしたクリードは、跳ぼうと腰を落とした途端、苦しげに頭を押さえ立ち止まった。
「くーーーー」
傍らまで走り寄って、その姿を観察する。
いや、声をかけようと近寄ったのだが、そんな事はクリードに近づいた途端に忘れた。
「――――――」
・・・とにかく、何もかもが嘘みたいなヤツだった。
黒い光沢を放つコートは、間近で見ると紛れもなく某団長の物に似ていると判る。
服もどことなく某団長似ている。
いや、そんな事は些末な問題だ。
俺より何歳か年下のようなクリードは、そのーーーーとんでもなく
クロロに似ていた。まるで双子のように。
世界会議を襲撃した時のセリフは、趣旨は全く同じだったし、
メンバー全員の会話もほぼ同じだった。
「―――――」
声をかけられないのは、そんな相手の外見のソックリさに息を呑んでいるのともう一つ。
「――――なんで」
こんなモロパクリが載っているのかが、ひどく癇に触ったからだ。
どんなに売れるためだって、こんなにパクるのは、なにか間違っていると思う。
長文書いてすみません。最後の方だけ読んで頂ければけっこうです。
>>511
そういうことは最初に書くべきでは。
513391:04/02/28 08:57 ID:qp1oIRcS
EATMANの奴は結局まとめ辛かったです。
そして結局長いのでうpするのは止めておきます、はい。
514名無しさんの次レスにご期待下さい:04/02/28 17:33 ID:YpO1mRgk
まあそう言わず。
書いてる内にまとまるかもしれんよ?
515正直書いてて悲しくなってきた:04/02/28 20:57 ID:f4uloUFs
クリードを倒したトレイン達はドクターの研究データを調べていたが
そこで恐るべき事実が明らかになる。
実はこの世界はTD人(「Three Dimension人」の略称)によって作られた物であり
クロノナンバーズはいち早くこの事実を知ったクロノスが
道士が世界のバグである道の力を乱用し、それを知ったTD人によって世界がリセットされるのを恐れ
TD人に気づかれる前に彼らを処分するために作った集団であった。
しかしTD人の存在に気づいたのはクロノスだけではなく
ティアーユやドクターといった科学者はナノマシンの力によりTD人の束縛から逃れようとしていた。
(ちなみにトレインの両親が殺されたのはTD人の研究に携わっていたから)
イヴの情報を改竄するナノマシン、トレインの物理法則を破壊するナノマシン、
そしてクリードの遺体から採取した現世界の一段階上の「神の世界」に辿り着くためのナノマシンによって
トレイン達はTD人達の住むTD空間へと向かう。

次元を越えトレイン達が辿り着いたのはなんと何処にでもあるようなコンビニだった。
そこで出会った漫画好きの親切な少年の話によると
トレイン達は漫画「BLACK CAT」の登場人物にそっくりで
せっかくだから知り合いの作者の元アシスタントに連絡を取ってくれると言う。
元アシに会うためにコンビニを出たトレイン達だが外には機動隊が待ち受けていた。
陳列していた漫画雑誌から飛び出してきたトレイン達を不審に思った店員が呼んでいたのだ。
いきなり発砲する機動隊達だがトレインのナノマシンにより物理法則が改竄され
時速30キロしかない弾ではトレイン達の敵ではなかった。
元アシのシイノは「BLACK CAT」はヤヴキ=ケンタロウの描いた漫画で
本来1つの方向性の元に動く漫画のキャラクター達が他の様々な作品を取り入れるうちに
作者達も当初考えていなかったような独自の意思を持ったのではないかという事、
この事を危険視しながらも金のために他作品を吸収し続けるヤヴキに愛想がつき
独立してエロ漫画界に移り住んだ事などを話す。
自分達が架空の存在だと知り衝撃を受けるトレイン達だが
意思を持っている以上誰かの思い通りにはならないとヤヴキと戦う事を誓う。
シイノの案内でヤヴキがいると思われるシューエイ社に乗り込み
出版社のくせにやたらと武装した社員を倒しながら突き進むがそこにヤヴキの姿はなかった。
代わりに黒猫の原稿が見つかったためシイノは黒猫世界の崩壊を防ぐため原稿に手を加える。

トレイン達は一旦黒猫世界に戻ったが世界は救われるどころかますます混沌としていた。
シイノ曰く「先ほどの原稿はダミーでヤヴキは自宅に引きこもり暴走しつつ原稿を描いているのでは」との事。
そしてとうとう作中に自らをキャラとして登場させたヤヴキに出会う。
作者特権で自らを最強のキャラに描き上げるヤヴキだったがとレインたちは何とかそれを倒す事に成功、
自分の作ったキャラに破れることに納得が行かず錯乱し原稿を破り裂くヤヴキ。
世界は崩壊したかと思われたがイヴの声で目を覚ますとそこには仲間達の姿があった。
「自分達が存在しようと願ったから生きているのでは」と考えるトレイン達。
黒猫世界はTD空間とは切り離された世界として何の束縛も無くなったのだった…
クリードの斬撃がとレインに迫る。
トレイン「しまった!直撃!?」
しかし、斬撃はハーディスによって防がれる。それはトレインの意思ではなく・・・
クリード「やっと気がついたようだね、トレイン。ハーディスに宿っている擬似人格
     精霊の威力に・・・今までの戦闘の全てが自分の能力だとでも思っていた
     のか。道士第2の反乱のとき、僕はみた。時の番人のオリハルコンから、
     放たれた光を。そして、いつかこの力を手に入れてやろうと。
     これがオリハルコン、知欠の力さ」

飛び掛かって来るクリードの足を黒爪でぶん殴ろうとするトレイン。思わず飛び上がり
頭上へ逃げるクリード。だが反射的にトレインの目が、それを追うまさに、その瞬間を狙い
クリードが放つ閃光がトレインの瞳に焼きついた。天井を蹴り、トレインに襲い掛かるクリード。
トレイン「まだだ。目が見えないくらいで・・・。
     ハーディスの力だと知欠の力だと、これは・・・これは!!
     これは俺の力だ!!」
死ねぇトレインというクリードの叫ぶ方向へ、トレインはハーディスを撃った。

倒壊していく古城。そこから遠く離れた場所にスヴェンとイヴは立っていた。
スヴェン「クリード城は完全に沈黙したようだな」
イヴ   「ええ。アレだけの規模の爆発があれば」
スヴェン「何、あいつのことだったら、大丈・・・」
イヴ  「スヴェン。あれ!」
粉塵の中から出てくるトレインの姿があった。

トレイン「イヴに責任取るって約束だからな」
エキドナ「アタシは三人コンクリート抱かして海に沈めた」
エーテス「わしゃ四人首吊りを手伝ってやった」
クリード「掃除屋ほど消しやすいもんはない。トレインは特別だ。親と一緒に火事で逃げ遅れてみるかい?」
エーテス「へへへ よかったなぁ親と一緒で」
トレイン「親がなんだって?」
クリード「ん?」
トレイン「すう ぱあ すう ぱあ」
スヴェン「は、葉巻がでたぁ〜〜」

トレイン「親は関係ねえだろ? 親は!! お───」
たしかに僕には漫画家に必要な「オリジナリティ」なんかないよ

…僕たちの読む漫画は…大切な週間少年ジャンプは――
「オリジナリティ」なんかの力で支えられるほどちっぽけなものじゃないんだ
たくさんの漫画が生きて、同じ数の元ネタが行き交う世界… だから…
黒猫を支える力は、漫画を描く全ての作者の力に他ならないッ!

「オリジナリティ」の無い漫画… そう言ったな
違う、違うんだよ…「無い」のではなく、「いらない」んだ
「オリジナリティ」なんていらないッ!!!
そんなものにこだわって打ち切られる漫画になんて価値などありはしないんだ…
たくさんの元ネタをひとつにして描くことができたなら
そう――
「オリジナリティ」なんて力にすがらなくてもヒットを飛ばせるッ!
アニメ化だって起こすことができるッ!!

もう二度と邪馬台幻想記のような失敗はおかしちゃならないんだッ!

「ブラックキャット」は矢吹健太朗一人の力で書くものでは、ないッ!!
>>519
メチャワロタ
まさかこのスレでこの漫画がでてくるとは・・・
>>520
編集 「その姿…  『ブラックキャット』 …?
 バカな、ガンマンなのに打撃技だとッ!?

知欠 「行こう…みんなでいっしょに書こう…   >

『ハンターハンター』
 
クリード 「そう…そうなんだよ… 『ブラックキャット』 は打ち切られるための漫画なんかではないんだ
     「連載しようとする意志を束ねて過去の漫画をパクル鍵なんだ
     「ひとりで書く漫画ではない。みんなで… みんな、いっしょに書く漫画なんだ

2chの攻撃 黒猫叩き

『JOJO』

スヴェン「届いていますか?わたしの設定が。わたしひとりで届かないなのなら
      みんなの設定をひとつにします
     「みんな、みんな…このジャンプで生まれて連載していきたいんです…

『ARMS』

イヴ「すべては、連載できてこそなんです
   「漫画が面白くになることも、漫画で生計を立てることも 連載していなければ始まらないんです   >
   「今日、漫画の輝きが―――過去のパクリを続けることで、漫画の明日がやって来るのなら――   >
   「このネタを今日の果てで戦っている人からパクリたいんですッ!   >
『ドラゴンボール』

セッキ「はっきりと感じていますッ!今、ジャンプのすべての漫画がひとつに繋がろうとしているのをッ!
    「すべての漫画が連載していくために戦っていることをしっかりと受け止めています   >
    「わたしたちは無力ではありませんッ漫画を繋げる強さを持っています   >
    「ネタをパクって繋げてあなたの読んでいるジャンプにすべてぶつけますッ!   >

『劣化の炎』

シャルデン「これは、わたしたちの大切な連載を守るための戦いッだから、
       「俺達はいっしょにパクルッ!   >
       「オリジナリティ溢れる誰かに書いてもらうんじゃない   >
       「生活かかってるから…本当に、すごくカッコイイ自分に陶酔したいから自分の手でパクリたい>
       「誰かが 『漫画家』 になれるのなら誰もが 『漫画家』 になれるはず   >
       「おもしろい漫画ができただろ?今、誰もが連載を守るためにパクっているんだよ――>

「友情出演」 

RAVE「知欠ひとりに全部押し付けたりするもんか   >
     「大好きなものだから俺たち、自分の手でパクりたいんだ   >
     「ん――、そうだな…うまくできないかもしれないからその時は、知欠が手伝ってくれよな  
     「知欠が困った時はこのヒロ君が何とかしてやるからよパクルのが大好きなのはみんな同じなんだよッ!   >

「カウボーイビバップ」

トレイン「――大好きだよ…このブラックキャットも、カウボーイビバップも、かっこいいトレイン様も…   >
    「昨日(考えたネタ)より今日(考えたネタ)が好き。今日よりも、まだ知らない明日はもっとカッコよくなれる   >
    「みんなでいっしょに明日へ行こうね。君の考えたネタでいっしょに――   >
今までの同一作品かつ同一シーンでパクられたのは何が一番多い?
ビバップ
>520>522-523
やべえ。
パクリを完全肯定しそうな俺がここにいる。
誰か「るろうに剣心」の四星VS蒼紫の戦いでひとつ頼む
私は17歳でデビューして22歳のいま、ジャンプの打ち切りライン近くで漫画を連載してます。
正直辛い毎日を送っています。
つい先日も、こんな事がありました。
ある日、同誌で連載中の人気漫画のキャラクターが、外見からなにまで一切合切盗まれるという事件が起きたのです。
あろうことか真っ先に疑われたのは私でした。
センスがなくて漫画が同人レベルというだけで、私が骨身を削って連載してるジャンプの読者からこの私が真っ先に疑われたのです。
僕も昔からその漫画の大ファンなのに。
いわば読者とずっと一緒に育った兄弟なのに。
ただただセンスがなくて漫画が同人レベルというだけで、実の兄弟同然である私が疑われたのです。
とても悲しいことです。やりきれない気分です。
ですが、実は盗んだのは私でした。
が、しかし、事ここに至ってはそんなことは瑣末な事です。論点がずれています。
私が訴えたい事は“私が犯人だと決まってないうちに"既に“私を疑っていた"という事実なんです。
つまりセンスがなくて漫画が同人レベルいう事は常に『盗作をしでかすに違いない』という目で見られている、という現実なのです。
これではまさに冤罪の温床です
。我々センスなし同人レベル漫画家は常にそういった謂れ無き迫害に晒されながら毎日ビクビクして生きて行かなければならないのでしょうか?
結局私が犯人だということがばれ、読者達は「もう、連載しないでくれな」と悲しそうに言いました。
ですが私はそんな読者を許す事はできません。
私が犯人だとばれる前から私を疑っていた、という事実は消えないからです。
少年誌漫画家のみなさん、センスは磨いといたほうがいいです。
同人レベルでセンスがないままだと本当に何をされるかわかりません。
読者から。世間から。社会から。
>>526
まぁその影で黒猫につぶされて、ツモ切り連載終了の不遇な新人作家がいることを考えてみればいいんじゃないかな。
LIVEとか?
まぁLIVEは梅さんもある程度稼いだろうからさ。
サラブレとかサソリでしょ。残ったのは借金だけだと思うよ。
大体連載はじめるのに300万ぐらいかかるっていうから。
まぁあんまり面白くなかったのがいけないんだけどね。
つまらん上にツッコミ所も無いんじゃいかんともしがたい
2ch的発想だが。

漫画って借金してまで書くものなの!?
何処に納めるお金?
それとも、それまでに、原稿用紙とかペンにかけた金ってこと?
>>532
スタジオ借りる。都内で2LDK程度の物件は探して敷金礼金を払う。
アシスタントを雇う分の机や画材を購入。
引越し
アシスタントを5-6人雇う。人件費は雇用主である漫画家が支払う。

スタジオ借りるのに40万、机や画材で100万、人件費を月15万に抑えるとしても
3ヶ月で300万、原稿料が毎週20万(それでも多分多い)として10週で200万。あとは印税、
10万部ぐらい売れてほしいけど新人じゃそりゃ無理でしょ。

サンデーに連載してるいでじゅうの作者によると、小学館では連載が決まると
100万が支度金として用意されるらしいよ。
それでも実際は全然足りなくて金策を考えていたら編集者がポンと300万ポケットマネーで
貸してくれたんだって。
それで、「これでコケたらこんな大金返せない、どうしよう」と震えていたら
「これは俺が君の才能に投資した金だ、失敗したら借金まみれの貧乏人から返してもらおう
とは思わない、俺が人の才能を見る目がなかったということだ」と言ったんだそうだ。
こういうこと言われたら編集に頭あがらなくなるよなぁ……と思った。
うひー。そりゃキツイな
漫画家ってバクチな商売だなぁ。
矢吹は運のいい人だったのね。どんなものを書いてるにせよ。

いでじゅうの編集者かっこいい!
見る目もあった!俺はあの漫画好き

ってことはあの156も…
>>534
知欠は運いいと思う。漫画は好きじゃないけど。

>>535
編集者とのめぐり合わせもあるよね。
ジョジョも第三部の終わりに荒木から編集への感謝の言葉が書いてあったが、
こういう言葉を書いてもらえる人ってのは本当に漫画家とともに作品を、時に漫画家を
育てあげる力のある人なんだろうなぁ。とも思う。
その一方で何の役にも立っていなそうな編集も少なからず存在するようだが。
537名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/06 15:01 ID:y5EWQSgQ
>>533
けど一人で描けるタイプの漫画家は
スタジオも入らないしアシもいらないんじゃない
トーンとか画材だって規定の物を使わなきゃ
いけないってわけじゃないし

ライジングインパクトの作者は人見知り
が激しいのでアシ雇ってないって聴いたけど
矢吹がタイーホされて終わる
>>537
週刊だとそうもいかないぽ(´・ω・`)
ハンタなんかはまさにそれだね。(アシ雇う気苦労云々)
なかばはマイペースでやりてーっつーのもあってバイバイジャンプしたわけで(ウル赤がダメだったのもあるけど)
/|
洞 ノソヾノゝ
爺 ( 'A`ソゝ
湖 / //ヽ
C=/==U
‖ |__|
U U
541ハザマ 1/2:04/03/07 04:54 ID:MHYmzTIg
クリードとの対決後トレインはクロノスを支配し世界を掌握。
スヴェンとイヴはトレインを倒すがその後トレインの精神世界に突入する。

「・・・・・・今日こそ・・・・・・今日こそ彼女に渡すんだ・・・・・・」
「な、何の用?トレインくん」
「こ、これを・・・・・・君に読んでほしいんだ」
「て、手紙?」
「・・・・・・た、たしかに・・・・・・渡したよ。か、必ず読んでね・・・・・・」
「やったじゃんサヤ、ラブレターなんてやるぅ」
「冗談じゃないわよ、ネクラなトレインの手紙なんて読むわけないじゃない」
「あーっ、ヒッドーイ!何も破り捨てなくてもいいじゃん」
「アハハハハハハ・・・・・・」

「・・・おい、聞いたか・・・・・・トレインの奴、実は・・・・・・だってよ」
「・・・・・・だとは思ったけど・・・・・・・・・まさか・・・・・・だとはね・・・・・・」
「・・・・・・いや、俺は・・・・・・じゃないかと思ってたよ・・・」

「・・・隊長、俺は、俺は・・・・・・もうだめだ・・・・・・。誰も俺なんて愛してくれないんだ・・・・・・」
「あなたらしくないわ。落ち着いて、ハートネット」
「たっ隊長!俺・・・抱いてくれよ!慰めてくれよ!お願いだ!!」
「やっ、やめなさい!ハートネット、やめて!!・・・聞いてハートネット、あなたは部下、私は隊長よ。
 こんなことしちゃいけないわ・・・・・・」

「ティアーユ博士!!行っちゃやだ!!何で俺を置いていくの!!行っちゃやだ!!」
「ごめんなさいね、トレイン。あなた一人寂しい思いをさせて・・・・・・」
「もういいよ、博士・・・・・・」
「・・・・・・イヴとは久しぶりよね。そうよ、あなたの姫イヴよ、さあトレインに挨拶なさい」

「・・・・・・誰も俺を愛さない・・・・・・
 ・・・・・・俺は誰も愛さない・・・・・・」
542ハザマ 2/2:04/03/07 04:55 ID:MHYmzTIg
トレインの記憶を垣間見ながら、ふたりは精神世界でのトレインとの対決を迎える。
そして、長い戦いの末、ついにトレインを打ち破る。

「・・・・・・わ、我こそは・・・全知全能の、せ、世界の支配者、と、トレインなり・・・。
 ・・・この私が・・・・・・私が敗れる・・・私が・・・俺が・・・俺が負けるなんて・・・・・・
 ぼくが、ぼ、ぼ、ぼくが・・・・・・まけない・・・ま、まけない・・・・・・まけないもん
 ・・・ウッ、ウッ、ウワーン、まけないもん、まけないもん!ウェーン!!
 だ、だってみんながわるいんだー、みんながぼくをいじめるんだー」

「トレイン・・・・・・泣かないで・・・私はここよ。ここにあなたの側にいるわ。
 だから泣くのをやめて・・・・・・」
「・・・・・・もう、どこにも行かない?もう、ぼくをおいていかない?」
「行かないわ。だから涙を拭いて。」
「・・・・・・うん・・・ぼく、もう泣かない・・・・・・だってイヴがいるもん・・・
 もう泣かないよ・・・・・・。・・・今、君の愛を感じている・・・・・・
 姫っち・・・・・・もう、離さないよ・・・・・・」
「・・・わたしもよ・・・あなたに寂しい思いはさせない・・・・・・」

「私はずっとトレインの・・・側にいます・・・・・・

そしてトレインとイヴは抱き合ったまま、消えた。


世界は元に戻った。しかし、犠牲は大きかった。
「ハートネットは悩みを打ち明けてくれたのよ。
 もっと真剣に話を聞いてあげればよかった」


・・・・・・再び、平和で退屈な毎日が始まる。


――――Fin.
543名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/07 12:00 ID:CfC8ZBKz

>520>522-523 の元ネタってなに?
ワイルドアームズ2のラスボス戦ではないかと。
同志と呼んでよ トレイン
トレインと 僕の仲だろ

ひと目見た 日から 僕らは同類だとわかっていたんだよ
あの日から 同志になってもらうと決めたよ

 (I LUV U…)
 トレインどこ行くの?
 その女は魔女なのに!?
 トレインそんなヤツの所に行かないで
 トレイン どいて!そいつ殺せない!

革命に逝こうよ トレイン
裂かないでよね 僕達の仲を

独房から ずっと トレインを見守っていたんだから
そいつだよ 思い出してよ魔女の名前を

 (I LUV U…)
 トレイン大丈夫?
 今そいつ殺すから!
 トレインそんなヤツをパンチで庇わないで
 魔女さん!?跳弾はやめてよね♪

 トレインどこ行くの?
 その女は魔女なのに!?
 トレインそんなヤツの所に行かないで
 トレイン どいて!そいつ殺せない!
トレイン「俺って人生舐めてっからよ」
トレイン「戦いはまだまだこれからだ!」
久しぶりに明日のジョーよんだよ・・・。
ジョーの苗字って矢吹だったんだな。欝だ。
それもパクられたと思えば
矢吹に、紅のSYURAのラストパクってほしいと思ってる俺がいる。
シュラ売らなきゃよかった、どこ探してもないんだ・・・。
552名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/09 21:54 ID:iL2td7Rq
トレイン「真っ白に燃え尽きたぜ」
クリード「・・やっときたか・・この日が・・ 
      この10分のあいだ なんどとなく セフィリアとの戦いを おもいだしたぞ 
      私の ただいちどの はいぼく! ゴミのような にんげんに 神が やぶれたのだ!
      10分のあいだ このはずかしめに たえてきた だが きょうで それもおわる 
      おまえたち をほうむりさり あの はいぼくが クロノスの しくんだわなだったとしょうめいし 
      この わずかなきずをぬぐいさって かんぜんな ふっかつをとげるのだ」
トレイン「クロノスなんか かんけいない! この世界と おれたちのために 
     おまえに まけるわけには いかないのだ!」
クリード「なんとでも ほざけ! しょせん にんげんは 神のつくった どうぐにすぎん! 
     では 私のふっかつのぶたいへ!」
554名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/09 23:01 ID:eg2kBgnY
クリード「トレイン、そうか!思い出したぞ」

作者援助交際のため打ち切り


ガイシュツでつか?
>>554
激しく。島袋逮捕時にジャンプに掲載された謝罪文の改変が貼られた。
トレイン「受け取れ姫っち元服のいわいだ」
銃を差し出すとレイン
イヴ「いや別にいらないけど」
 
・・・・・・

セフィリア「トレイン]Vの刺青・・薄くなってきてるね」
トレイン「ああ ナノマシンの力だからね うらやましいか?」
赤ん坊に化けたエテ公「・・・・・・・・・」

     
トレインは結局、クロノスに戻る。
で、仕事が終わったあと
トレイン「ああ・・・ なんて卑しい仕事なんだ・・・」
558名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/10 01:06 ID:I/AbjYNk
>>555
見たかったな(´・ω・`)ショボ-ン
サヤ「ねんがんのトレインを手に入れたぞ!」

クリード
  :そう かんけいないね

   .メ.几
→ :木又してでも うばいとる


  :ゆずってくれ たのむ!!

サヤ「なにをするきさまー」
・最終回が年表でダイジェスト→コンビニで再開ネタはかなりガイシュツ
・盗作で訴えられて逮捕(著作権の侵害)ネタは両手の指で余るほどガイシュツ
・円光で作者逮捕(島袋光年)ネタは数えられない程ガイシュツ
・カウボーイビパップネタは壁に不動明王が彫られるほどガイシュツ
561名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/10 08:27 ID:d9967exZ
エヴァも結構でてるな

るろけんは少ないかな
ジョジョネタはあればあるだけ出して欲しいが
ダービー戦とか最高
ダービー戦は前スレで出てた気がする。兄弟ともに
シキ「クロノスの人間が ここになにをしにきた!」

 :なんでもありません
 :クリードのいばしょをおしえろ
→:カッコイイ必殺技をくれ!
 :サヤを生きかえらせろ

シキ「ただではゆずれんぞ!リバーの命をもらおう!」

 :そんなことが できるか!
→:はい!どうぞ!!
 :てめえゆるさん!戦う

「なにをするウニ頭ー」
「 黒爪 をてにいれた リバーは死んだ・・・・」
>>563
つうかこのスレの最初の方に出てたろ
566562:04/03/11 01:59 ID:KVANAwEi
ダービー戦とか最高におもしろかったから他にもネタあったら貼って欲しい

の略
知欠「本当にいたぜ。冨樫だ・・・・編集長のデスクにいる・・・・他の漫画家
   は既に原稿を出したようだ・・・・・しかし、信じらんねェェぜ〜
   すぐにパクられる編集室に来るとはなあ〜」
間島「パクってやるッ!!」
知欠「・・・・・・『編集室に出しに来る』だがそれは、〆切に間に合いそうに
   なくてトチ狂ったか・・・・それとも・・・・オレたちにパクられない
   方法に何らかの自信があるという事か・・・・どちらか・・・・だな」
間島「どっちにしろパクってやるッ!」
知欠「おいオメー、さっきから五月蠅せえぞ、『パクる』『パクる』ってよォ〜
   どういうつもりだてめー、そういう言葉はオレたちの世界にはねーんだぜ
   そんな打ち切り作家の使う言葉はな・・・・
  『パクる』そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜなら、オレや他の四天王
   は、その言葉を頭に思い浮かべた時には!実際にネタをパクっちまって、
   もうすでにパクり終ってるからだッ!だから使ったことがねェーーーッ
   ヒロくんよ〜、オマエもそうなるよなァ〜」
間島「あ・・・ああ!分かったよ!知欠の兄貴」
知欠「『パクった』なら使ってもいいッ!オレはこのまま編集長の机に向かう
   から・・・間島、お前はあっちから向かえ!同時多発パクリだッ!
   原稿は編集長が帰ってくるまでにパクりたい。パクリを疑われずに済むからな」

   
パクる気満々なのにワロタ
「トレイン!おどろいたか。ぼくだよ、ドクターだよ。
 強いものの味方!ドクターだよ。みっともない姿になったな。
 君達がここまでやっとたどりつくことは
 『読者』がちゃんと予言してたことさ。
 …でも『読者』の予言通りにはならないんだ。
 君達は倒れる。
 クリード様はもっと強い、もっと恐ろしいものになる。
 何故かって?ぼくさ…ぼくが、このドクター様が
 クリード様に導かれてここに来たからさ。
 この事は『読者』も予言しちゃいなかったんだぜ。
 …もうクリード様は、いやクリードは悪の化身…なんかじゃないんだ。
 クリード自身にもコントロールできない『悪』そのもの…
 邪悪な力そのものになってしまったんだ。」

「お前達はすっかり英雄きどりでいるらしいけど
 クリード様にはむかうなんて8万年早いや!
 だいたい、クリード様のお姿さえ見えないで戦ってるなんて
 むなしいだろ!ハハハハ!
 この姿を見たらそれだけで腰をぬかすぜ!…ほんっとに怖いんだから。
 ちょっとだけ『ナノマシン』のスイッチを切って見せてやろうか。
 おどろけよ!」

「怖いだろ!おれだって怖いよ。
 クリードはもう考える事すらできないし
 自分が何をしているのかも、もうわからないんだ。
 クリードは自分の力のあまりの強さで自分の人格さえ破壊してしまったのさ。
 とんでもない力の大馬鹿野郎さ!クリードは!
 けっけっけっ!トレイン、エサになれよ…クリードの!」
 
………トレイン…。
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
「けっけっけっけっ。お前達の力もそんなもんで精一杯だろ。
 この異次元空間に、正義の味方とやらはお前ら四人だけ…。
 誰にも知られず、宇宙のゴミになって消えるのを待つばかり…。
 くーっ、悲しい話だよ。涙がでるね。おれもドキドキしてるんだよ。
 …怖くてさ。この真っ暗闇に向かって助けを呼んでみるかい。
 ハハハハハ。
 ママーッ!って叫んでみろよ、トレイン!ママーッ!パパーッ!
 おしっこもれちゃいそうに怖いよう!ってか。
 電磁銃でもなんでも使えるもんなら助けをよんでみればいいさ。
 よわむしけむしの正義の味方さん!だーれも来ちゃくれないぞ。
 けっけっけっけっ…。はやく楽になりなっ!」

アーアーアー
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
「…私たちに力を、力をかしてください。
 神様がいるのなら、神様…。……………誰か…。」

(『時の番人』達は、今だかつてない気持ちの高ぶりを感じて)
(トレイン達の無事を強く祈った)
クリードのディフェンスが不安定になった。

…カエレ…
チガウ…チガウ…チガウ
アーアーアー
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
「……どうぞ、わたし達に力をかしてください!
 わたし達の思いが届いた人…誰か…。」

(掃除屋のリバーは
 突然、誰かに呼びとめられたような気がして)
(トレイン達の無事を強く祈った)
クリードに57のダメージ!
……ウレシイ…
…カナシイ…トレイン。
……トモダチ…
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
「…わたし達に力をかしてください!
 この祈りをどうぞ、世界中に届けてください。」
 
(ティアーユは不意に娘の声が聞こえような気がして)
(イヴ達の無事を強く祈った)
クリードに87のダメージ!
 
アーアーアー
………トレイン…。
キ モ チ イ イ…
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
「……どうぞ、わたし達に力をかしてください!
 わたし達の思いが届いた人…誰か…。」
 
(ロイドはスヴェンの事が急に気がかりになって)
(スヴェン達の無事を強く祈った)
クリードに211のダメージ!
 
ウーウー…
……トモダチ…
………トレイン…。
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
イヴは心をこめて祈った!
「…わたし達に力をかしてください!
 この祈りをどうぞ、世界中に届けてください。」
 
(ジェノスは、リンスが死んだ夢から覚めて)
(リンスたちの無事を強く祈った)
クリードに428のダメージ!
 
トレイン!
トレイン!
…イタイ、イタイ…
クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
「……どうぞ、わたし達に力をかしてください!
 わたし達の思いが届いた人…誰か…。」
 
(ウォーケンはふと、トレインの幼い顔を思い出して)
(トレイン達の無事を強く祈った)
クリードに812のダメージ!
 
トレイントレイントレイントレイントレイントレ
イントレイントレイントレイントレイントレイン
トレイントレイントレイントレイントレイントレ
イントレイントレイントレイントレイントレイン
トレイントレイン……

クリードからの攻撃の正体がつかめない!
 
イヴは心をこめて祈った!
もう誰の名前も思い浮かばない。
「…誰か、誰か、わたし達を助けて。」
 
イヴの呼びかけは闇の中に吸い込まれていった。
 
ポーラは心をこめて祈った!
「誰か…聞こえますか?誰かわたし達に力をかして!」
 
 
イヴ達の呼びかけはやぶ……ん………の胸にとどいた。
…ぶ…け…………とは、見知らぬ掃除屋達のために祈った。
クリードに3300のダメージ!
 
…ぶき…………うは祈り続けた。
クリードに5225のダメージ!
 
や……きけ……ろうは祈り続けた。
クリードに10300のダメージ!
 
やぶきけんたろうは祈り続けた。
クリードに26450のダメージ!
 
(クリードの反応がきえた)
 
「トレイン!ぼくは、今はつまり、そのあえて逃げるような行動をとる。
 どこかの時代にもぐり込んで、ひとまず次のプランを練るつもりさ。
 縁があったら、また会うさ。シーユーアゲイン!
 ほんとにカッコイイのはどっちかな?!」

マザー2!お疲れさんでした。
しかし一行だけポーラになっているという罠。
>>562
黒猫のエピソードをせめて格好よく捏造しようスレに投下したネタだが
dat落ちしたのでここに貼っておく



荒木「君・・・彼はこう言わなかったかね?『このパクリはわたしの許可を得たものだ』・・・と

警官「ええ言いましたよ!とんでもないウソをね」

荒木「いやウソではないこのパクリはわたしが許可したものだ」

        人人人人人人人人人人人人人人_
        >   な・・・・なんだってー!!   <
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

荒木「わたしが許可したものだ
    彼は無実だ・・・釈放してやってくれたまえ」

警官「ずっと描いてきた大切な名作のパクリを許可したりするものですかーッ!
    なぜ!?なぜそんなデタラメをーッ荒木先生ーッ」

荒木「矢吹さんこれはあなたのネタですよ
    わたしも知能が欠けていたら同じことをしたかもしれない・・・
    漫画を売って家族になにか買ってやってください
    そしてもうパクリの人ではなくオリジナルの人になるのです」

警官「荒木先生・・・あえて無礼を覚悟で一言・・・言わせていただきます
    先生はおひとよしすぎます!
    この知欠はまたパクリますよッ!
    心の中で嘲っている!あなたを!」
それって「死」のサイトにあった投稿のパクリだろ
>>577
2月7日のネタだからこっちが先だろ。
同一人物かもしれないが。
クリードを吹き飛ばし、海に去っていくトレイン
スベン「なあ…もしクリードが渡りを行っていたら…」
ティアーユ「クリードの卵はいくつあってもおかしくない…」
川「そんな…」
ティアーユ「可能性の問題です。でも備えは必要なんです」
スベン「この次はトレインが来てくれるとは限らない…」
イヴ「トレインは来るよ。きっと来るよ!」
咆哮。エンドマーク。爆風スランプ「神話」
580夢意味:04/03/12 04:05 ID:SL0RrUxI
>>475続き

夕日が墓地を赤く染め上げる中、黒髪の女は静かに口を開いた。
「トレイン=ハートネット――――」
女が名前を呼ぶ。懐かしい顔で。懐かしい声で。記憶に無い冷たい声で。
目の前の女は別人。そんな事は分かっている。それでも―――
ぎり、と奥歯を噛み締め、トレインは眼前の女を睨み付ける。
「何で―――クロノナンバーズなんかになってんだ、おまえ。」
「何故、などという問いは無意味です。わたしはセフィリア様の後継者。
あの方の剣と遺志を継ぐのは、わたしの役目。」
マヤは無機質な声で答える。そこに彼女の面影は無い。
だが、その言葉に込められた決意の重さに、思わずトレインは聞き返す。
「隊長の―――遺志?」
「知れた事。クロノスの最大戦力を以て異大陸に侵攻し、道の一族をことごとく討ち滅ぼす。
忌まわしき道の能力を完全に歴史の闇に葬り去る事です。」
「な―――――!」
「トレイン=ハートネット。クロノスに戻りなさい。
道の一族を絶やすには、少しでも多くの戦力が必要です。
世界の安定を保つ為に避けては通れない事なのですから。」
「安定―――?クロノスにとっての安定だろうが!」
「それが即ち世界の安定でしょう?それが現実。そして、どれ程の血にまみれようと、
それを影で支え続けるのが、我々クロノナンバーズ。忘れたわけではないでしょう?」
淡々と答えるマヤの声に迷いは無い。だが――――
581夢意味:04/03/12 04:06 ID:SL0RrUxI
「逆らった奴を皆殺しにして、世界の安定だと?・・・・・・ざけんな。そんなモンが隊長の遺志だと!?
道の能力を持ち込んだのは2人。そいつらも今はいない。道の一族はもうクロノスに敵対してないだろ。
なのに何だって、ンな物騒な話になるってんだ。」
「道の能力が『ある』という事自体が脅威なのですよ。共存などありえない。
一人たりとも生かしておくわけにはいきません。」
「――――――認めねェよ。」
次の瞬間。神速で抜き放たれたハーディスがマヤに突きつけられた。
「そんな事はさせねェ。どうしてもやるってんなら、先にクロノスを潰すだけだ。」
凄まじい殺気を叩きつけて、トレインは言い放つ。
その言葉を受け、マヤはわずかに視線を落とし――――
「そう、やはり―――あなたはそう言ってしまうのですね。」
小さく呟き、刹那―――――

     ギィン!

繰り出された抜き打ちはハーディスに阻まれ、火花を散らした。
「!?・・・っ、てめえ!!」
「我々に協力しない、そればかりか邪魔をするというのなら、あなたも
クロノスの秩序にとっての障害。ここで排除します。」
冷徹に宣言し、黒い長剣を振るう。
「くっ!!」
一合、二合、互いの武器を打ち合わせるが、マヤの斬撃は鋭く、トレインに発砲の隙を与えない。
582夢意味:04/03/12 04:06 ID:SL0RrUxI

     ド ン

いつしか、トレインの背に壁が当たる。戦ううちに墓地の端まで追い詰められていた。
それを好機と見てとったか、マヤが深く踏み込んでくる。
「弧月!」
弧を描く振り下ろしの一撃。今までの斬撃よりもさらに鋭い剣筋を、
かろうじてハーディスで弾く。だが――――
「扇月!」
弾かれた剣がそのままの勢いで跳ね上がり、斬り上げの一閃が襲う。
「くぉっ!!」
瞬きほどの間に繰り出された連続攻撃になおトレインは反応し、その刃を防ぐ。
「真月!」
流れるように剣を引き、突きを繰り出す。
今まで線の軌跡を描いていた剣撃が、突如点の攻撃となり、さすがのトレインも
一瞬マヤの剣筋を見失った。それでも体を狙ってきたならば反応もできただろうが、
マヤの剣の狙いは、最初からトレインの持つハーディスだった。予想もしないところに強烈な突きを受け、
ハーディスを取り落としそうになる。それでも武器を手放さなかったのは僥倖だったが―――
「うおぉっ!!」
ぞわり、と背筋に圧倒的な死の予感を覚え、トレインは無我夢中でその場を転がる。
「円月!!」
必死に身をかわすトレインに、絶対的な死の空間と化した円が掠める。
少しでも戦闘態勢をとってあの場に留まっていたなら、今頃は真っ二つに断ち切られていた。
転がりつつ距離を取って立ち上がり、荒い息をつく。たった数分の戦いで、トレインの息は既に上がっていた。
対して、呼吸ひとつ乱さず、マヤは剣を構えなおした。
583夢意味:04/03/12 04:07 ID:SL0RrUxI
「・・・驚きました。『連環の四応手』をかわし切るとは。さすがはg]V、といったところですね。」
「ちっ・・・、そう好きにはさせっかよ・・・」
ふたたび銃を構え、トレインは毒づく。
「これで最後だ。侵攻なんてやめろ。これ以上やるってんなら、俺も容赦しねえ。」
その言葉には応じず、マヤはぽつりと呟いた。
「・・・レールガン、使わないんですか?」
「な・・・・んだと?」
「わたしの実力はわかって頂けたでしょう?戦力の出し惜しみをして勝てるとは
あなたも思わないはず。このまま戦うなら、わたしの終の秘剣があなたを斬り刻むだけです。」
「・・・・・・上等だよ。」
黒い銃身に火花が奔る。
「コイツの威力は知ってんだろ?この一発を喰らったら・・・・・・」
死ぬ。殺せる。確実に、一撃で、完全に、標的を絶命させられる。
敵を。目の前の、この女を。この―――サヤと同じ顔をした女を、殺して、しまえる。
「望むところです。死を恐れてナンバーズは名乗れません。たとえ心臓を撃ち抜かれようと、
あなたの首を飛ばすまでこの剣を収めるつもりはない。」
マヤは臆することなく剣を構える。闇色の刀身が黄昏に照らされる。
gTの証。全ての人間の罪を背負う事を世界に誓約した、罪人達の神。
その御名を冠した剣が、ぴたりとトレインに向けられる。
584夢意味:04/03/12 04:07 ID:SL0RrUxI
「ぐっ・・・・・・!」
視界がゆがむ。刻一刻と、神経を削るような対峙が続く。
あるいは数秒にも満たなかったのかもしれない、
気の遠くなるような睨み合いの末。
ぽつりと、マヤが呟く。
「そんなに――――」
「え?」
「そんなに・・・・・・姉さんを裏切るのが、怖いんです、か――――」
その一瞬だけ。
マヤの表情は言い知れぬ哀しみに翳ったように見えて―――
瞬間、マヤの身体が弾ける。
(斬撃の滝―――――!!)
そう感じたのは錯覚か。刹那、トレインの全身は剣撃の嵐に巻き込まれた。
それはいかなる奇蹟か。
剣風にまとわせた闘氣が壁面を削り、秘剣に宿した神の姿見を写し取る。
壁面に象られた神像の元で、トレインは血まみれになり倒れ伏していた。
「・・・・・・アークス流剣術 終の三十二手、崩界。この技を受けた者は、
あまねく衆生を救う千手観音の前で、すべからくその魂を捧げる。でも――――。」
「がっ・・・は――――!」
「峰打ちです。急所を外しておきました。死ぬことは無いでしょう。」
冷然とトレインを見下ろし、マヤは言葉を続け―――、否、吐き捨てる。
「銃を向けながら撃たない。撃つ覚悟も出来ていないのに銃を向ける。
とんだ侮辱だ。あなたは生死をかけた闘いを冒涜したのです。
そんな心根の者を斬ったところで、何の価値もない。」
ひゅん、と剣を一振りし、刀身に付いた僅かな血を振り落とす。
「だから生かしておいて差し上げます。あなたは戦力にも脅威にもなり得ない。
せいぜい拾った命を大切に、日常を送るといいでしょう。我々クロノスの作り上げる平穏の中で、ね―――」
そう言い捨てて、マヤは黄昏の中へと去って行った。
「く――――そ、好き勝手な事、言いやがって――――――」
全身を打ちのめされた激痛の中で、トレインは屈辱を噛み締めていた・・・・・・


以降は異大陸に舞台を移し、脇の下をやたら強調したファッションに身を包んだ
道一族の長の少女と協力してクロノナンバーズ達の侵攻に対抗する、『異大陸編』が始まります。
脳を破壊されたクリード。
しかし脳を破壊したら『死ぬ』のではなく『理性がなくなる』
ということだった。力をコントロールできなくなり
悪臭を放ちながら顔だらけのモンスターになる。
黒猫の爪で切っても切っても後から後から再生してくる。
「くそ、どうすればいいんだ!」
そこに列車側についたエーテスが現れ助言する
「こいつは切るんじゃない、叩き潰すんだ」
そばにあった丸太を手にし列車はクリードの顔を片っ端から潰していった
「すまん・・・・すまん・・・・!」

俺はこの島に来たことを後悔している。
何故、あの時みんなをとめられなかったのだろう?
586名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/13 07:54 ID:MkEw0llW
やっぱり仏像は彫るのか・・・・・・
>>580-584
なんか普通に面白いな
しかし黒猫って策を使って勝ったことって一度もないような気がする

いつも新技使ってヤッター大勝利って展開だったな
>>580-584
元ネタがわからん。
>>588
もとネタは>>479みたい。

誰かの妄想設定をもとにオリジナルなキャラを登場させて、>>475-476にネタを投下したみたい。
個人的には、このネタも面白いけど、476の方も続きを書いてもらうとあらがたい。
幼女対決だから・・・・・。
>>590
本当の続きは>>494で、
>>580は微妙にハンドルが違うニセモノだけどな
592既出?:04/03/14 12:05 ID:3BHTKis+
ジャンプの次号予告でも告知があったとおり、黒猫は
次号を持って終了です。
はぁー、やっと発表できた(笑)。
展開を見ていたら大体の方は想像がついていたとは思いますが
打ち切りです。ええ、見事な(笑)。

作品の数字自体は可もなく不可もなくという感じだったと思いますが
(打ち切りの)理由としては
「訴えられたから」
ということを担当さんから聞きました。
こういう世界なのでこの言葉を額面どおりに受け取っていいものやら
考えてしまうのですが、自分自身にも(訴訟に対して)思い当たる節が
2,300あるものですから納得せざるを得ません(汗)。

それなりの手ごたえもってはじめた作品だけに
こういう終わりになるのはイヴやセフィリアに大変申し訳ない、という気持ちです。
他誌で続きを、という選択肢もあるにはあったのですが
ここまで作品作りに尽力してくださったジャンプの担当さんへの
感謝の気持ちもあり、(かなり強引な展開ですが)同人誌で
完結させることを選びました。
応援してくださった読者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
結末に関しては、与えられた条件の中で最善を尽くしたつもりです
(内容は次回の冬コミで!)。
黒猫を始めるにあたって僕の中で3本の柱がありました。
それは
1 少年漫画をやる。主人公は男。リアクション型のスパイク、剣心とは違う
  アクションを起こすタイプのキャラ。
2 刺激的な表現で興味を引くような見せ方はしない。
3 オリジナル展開はしない。
というものです。
ですが1と2については連載開始前・開始直後に崩れてしまいました(笑)。
3はぼくにとって譲れない一線だったのです。
黒猫は確かに色んな物語を詰め込んだ作品ですが
基本はイヴの成長物語です(あくまで僕の中では、ですが。)。
オリジナル要素は作品のスパイスとして取り入れてはいますがメインではありません。
編集さんとの方針のズレは結局そこでした。
「剽窃は捨ててオリジナル路線にする。
ガンアクションを前面に出していこう。」
ということだったのですが、これでは僕にとって漫画を描く理由がありません。
それなら全く新しい作者を引っ張って来た方が理にかなっています。
そもそも僕にとって漫画はそういうタイプのモノではないのです。

今思えば連載開始前から双方の意識には大きなズレがあったように感じます。
タイトルが決まるのに難航したのもタマタマじゃないでしょう。
「なんとかなる。」
と思いながらなんとかならなくなって、見限られたんだと思います。
読者不在のまま打ち切りが決まったのはとても残念ですが
斬ったはったの世界ですからこういう結果も仕方ありません。

なんだか愚痴っぽくなっちゃいましたが、けして恨みつらみではありません(笑)。
愚痴っぽいのは打ち切りという結果のせいであって
ジャンプ編集部には本当に良くして頂きました。
僕の体調に合わせてページ数を加減してくれたり、休みを多めに回して
頂いたり、と迷惑ばかりかけてしまった気がします。
今の編集長は僕の初めての担当さんでして、一緒に仕事できるのがとても
嬉しかったのです。
ただ力になれなかったことが悔やまれます。残念です、ホントに。

まあ、気を取り直して精進精進。また頑張ります。
えんむす・・・

本編のラストでできないかな・・・

突然ですけど
「BLACK CAT」が6月で終わります。

最終回も割と普段っぽく描いたので「突然の打ち切り」っぽく見えるかもしれませんが、
去年の暮れ頃にこっちの方から
「このままダラダラ続けるより、一旦終わらせて別のこと考えたい」と申し出て、
単行本19巻が出せる分まで描かせてもらうコトになりました。

まだ始められる時期も全然決まってませんが、
次回作は萌えキャラを決めて、日常を舞台にしたマンガを描きたいと思ってます。


というワケで読んでくれていた方、
長いコトありがとうございました。
施川センセイ…
担当B「ま、まさか本気っすか?
知欠「うん。色々考えたんだけどね
体力的にも限界なのが自分でもわかるんだよ。このまま続けても結局みんなに迷惑かけちゃうだけだし
(ついに掲載位置こんなとこきちゃったし)
アカマル星に行って新人の漫画をパクってくることにするよ
担当A「健太郎さん…
担当B「げ
コロコロコロ
担当B「あれかっ!あれがアカマル!!
しゅっ。ぽて
キュキュキュ
知欠「じゃ!
カッ。ぽあ〜
「汽車じゃないのか

というわけで健太郎はしばらくアカマル星に行ってきます、いつか戻って皆さんと再会できる日を楽しみに。
ごきげんよう さようなら!
-ブラックキャット第一部パクリの章-完
「クククククク…、どうやら…僕の負けらしいなぁ…。だが・・・」

トレインに破れ、首だけになったクリードが不敵に笑う。

「これで勝ったと思わないことだ! 人の心に悪がある限り…、必ずや第二第三のこの僕が…」
「はいはい、もう死のうね!」

ズバーンと小気味いい音を立ててクリードの頭は潰された。

「まったく、大したヤツでもねえのに…」

クリードの破片を踏みつけながらトレインはどこかナチュラルハイな頭でそんなことを思っていた。

黒猫 ―完―
>>598 ダイソードワラタ

>>591
見比べてみたが、一発で首を飛ばす真空切りよりも仏像の方が
かっこいいと思ってしまった漏れは、既に脳を仏像に侵されているのだろうか。
誰か助(ry
>>599
お前が感じている感情は精神疾患の一種だ。
直し方は男爵が知っている。男爵に任せろ。
601名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/19 00:55 ID:6x23PCBe
「さすがのあんたもボロボロだな」
「さすがの は、余計です。
だいたいこのネコ耳はなんですか!このネコ耳は!
どうして銃を撃つのにこんなのをつけてるんですか!」
「どうしてって・・・たまたまあったから」
「たまたまでこんなふざけたことしてたんですか!!」
「いや、一応ちゃんとした理由がある。
あのギリギリの状況でそんなものつけた奴が出てきたら
いくらクリードでも驚いて一瞬動きを止めるだろうと思ってな」
「そりゃ動きも止まるでしょうね・・・」
「頭の切れるあいつだ。
俺が駆け付ける事も想定していただろう。
だがネコ耳までは読めない。
その一瞬の驚きが霊る丸を撃ち込む隙を拡げると考えたんだよ」

 黒いネコ耳を付けてエラそうに解説する列車のアップでEND
>>601
元ネタは某論理の旋律?
ミギー「盗作というのを図鑑で調べたが・・・一番近いのはやはり矢吹だと思うぞ。」
なお、自らナノ治療の第一線にある者が早期回復できず、脳の損傷で死すことを、心より恥じる。

クリード
>>真島先生へ
この手紙をもって僕のパクリ漫画家としての最後の仕事とする。
まず、打ち切りの原因を解明するために、真島先生にご教授をお願いしたい。
以下に、打ち切りについての愚見を述べる。
売れる漫画を作る際、第一選択はあくまでパクリであるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には僕自身の漫画がそうであるように、
パクった時点でネタが腐っていくという事例がしばしば見受けられる。
その場合には、萌えキャラを含むテコ入れが必要となるが、
残念ながら未だ満足のいく掲載順には至っていない。
これからのパクリ漫画の飛躍は、パクリ以外のネタ探しの発展にかかっている。
僕は、君がその一翼を担える数少ないパクリ漫画家であると信じている。
パクって財をなした者には、そのパクリを進化させる責務がある。
君にはパクリの発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、パクリによる打ち切りがこの世からなくなることを信じている。
ひいては、僕の掲載順を見直した後、ジャンプを後ろから見ることにして掲載順をあげて欲しい。
じゃんぷるの一つ前は打ち切りなり。
なお、自らパクリの第一線にある者が連載継続できず、回避不能の掲載順降下で打ち切られることを心より恥じる。

矢吹健太朗
パクリネタとか打ち切りネタとか、
矢吹の名前が直接出るネタってのは
激しくつまらんのでいらんと思う
普通の黒猫ネタと違って全然面白くないし
>>606
じゃ、コテコテのオリジナルだけ好きなわけか
608606:04/03/21 13:46 ID:+WCXkvbW
>>607
うんにゃ、どっちかというとパロディネタの方が好き
黒猫の設定を壊さずうまいこと料理してるようなやつは特に
(オリジナルネタが悪いとは言わんけど)
でもパクリネタと打ち切りネタはつまらないと思う
何か『馬鹿にしたいだけ』のが多すぎ
そういうのはパクリ疑惑スレに書き込んだ方がいいんじゃないか?
>>608
パクリネタとパロディネタじゃ混同するじゃないか。
「パクリそのものをネタにした」とか言ってくれないと。(マジレス)
>>608
ああ、あと、打ち切りネタはすべて他の打ち切りの状況をぱくったネタだから
「パクリネタと打ち切りネタ」って並べ方は変だぞ。

「打ち切りの状況まで他作品の剽窃かよ!」ってパロディなんだがなあ。
611608:04/03/21 23:36 ID:VQg1QuWP
>>609
ああ、そういう風に混同したわけね。
「矢吹の名前が直接出るネタ」って書いたのに
まさかそう取られるとは思わなかったよ
具体的に例を挙げると、
>>567みたいなのが俺のいう『パクリ』ネタ
>>592-593みたいのは『打ち切り』ネタ
こういうネタは、パクリ疑惑スレとかで見る分には面白いと思うが、
ここでは激しくスレ違い感がある。
>>611
>パクリネタとか打ち切りネタとか、
>矢吹の名前が直接出るネタってのは

って書き方だから3つあげてるように見えるんだって。
読点で分けてるつもりなんだろうけど。
「AとかBとか、Cなネタ」だとABCが並列。
「AとかBのような、Cなネタ」ってやればAとBを説明するCになる。
誰か、分類してくれるとありがたい。
完全オリジナルはたぶん、かぞえるほどしかないと思う
>>300ぐらいからの元ネタまとめきぼん
元ネタ説明は俺にはできそうにないんで・・・
大まかに6種類に分類・説明してみた

パロディネタ・・・・他作品の最終回を黒猫風にしたもの
↑↓中間ネタ
オリジナルネタ・・・独自で考えた黒猫の最終回

打ち切りネタ・・・・作者が訴えられる、捕まるといった強制終了もの
↑↓中間ネタ
パクリネタ・・・・・作者が実名で登場しパクリをするといったようなネタ

余談だが元ネタ説明は950超えたあたりが良いと自分は思うのだが・・・
いままでので一番はごんぎつねのやつだな
6171/2:04/03/25 02:22 ID:ME5KvL+Z
流れを読まずに新ネタ投下

捜査官時代の相棒・ロイドの死に黒幕がいたことを知ったスヴェンは
単身敵のアジトへ乗り込むことを決意する。
その前にトレイン、イヴとの最後のひと時を過ごしていた。
スヴェン「こんな話知ってるか?」
トレイン「ん?」
スヴェン「ある黒猫がいた。その猫は好きでもない色んな飼い主の命令を聞きながら
      100万回死にかけて、生き延びて100万回命令を聞いた。
      猫はそれ以外の生き方を知らなかった。
      ある時、猫は死にかけてた。
      黒猫は、白い一匹のメス猫に助けてもらい、二匹は仲良く幸せに暮らした。
      月日が経ち、白猫は黒猫の飼い主が飼っている別の猫に殺されちまった。
      黒猫は100万回泣いて、飼い主から逃げ出した。
      もう二度と飼い猫には戻らなかった。」
トレイン「・・・いい話じゃねえか」
スヴェン「俺はこの話が嫌いだ」
トレイン「?」
スヴェン「俺は猫が嫌いだ」
トレイン「フッ・・・だと思ったぜ」
スヴェン「ククク」
トレイン「ハハハ」
二人「あはははははははははは!」

トレイン「ひとつだけ聞いていいか」
ズヴェン「なんだ?」
トレイン「ロイドってやつのためか?」
スヴェン「・・・死んだ友人のためにできることなんて無いさ」
部屋を出て行くスヴェン。
そこにはナノスライサーを構えたイヴがいた。
6182/2:04/03/25 02:26 ID:ME5KvL+Z
イヴ「どこ行くの・・・・?
   なにしに行くの・・・?
   いつか言ってたよね、自分の生き方は自分で決めるもんだって。
   スヴェンの方が過去に縛られてる!」
スヴェン「この目を見ろ。」
イヴ「!」
スヴェン「昔どじふんじまってかたっぽはもらいもんだ。
      その時から俺は、片方の目で未来を見て、もう一方で今を見てるんだ。
      目に見えてるものだけが現実じゃない。そう思ってた。」
イヴ「やめてよ・・・身の上話なんてしたこと無いくせに、今そんな話しないで・・・!」
スヴェン「醒めない夢でも見ているつもりだったんだ。
      ・・・フ、いつのまにか醒めちまったがな。」
スヴェンは歩いていこうとするが、
イヴが話し始めたのを聞いて立ち止まる。
イヴ「・・・私、生みの親がみつかったでしょ?
   でも、いいことなんて何にも無かった・・・
   帰る場所なんて・・・どこにも無かった・・・!
   ここしか帰る場所が無かった!
   なのに、スヴェンどこ行くの?なんで行くの?
   わざわざ命を捨てに行くってわけ!?」
スヴェン「・・・死ににいくわけじゃない。
      俺が本当に生きているのか確かめに行くんだ。」
告げて、今度こそ振り向きもせずに去っていく。
イヴ、やりきれない怒りを壁にぶつける。
トレインは一人、部屋でミルクを飲んでいた。

全〜てはもう〜終わ〜ったと〜♪
619名無しさんの次レスにご期待下さい:04/03/26 07:41 ID:sM3WQXTP
前スレはいつになったら見れますか?
公式な過去ログのHTML化は半分諦めた方がいいかも。
>>621
サンクス、これで、ネタがかぶるのをふせげる。
>>617
どうしてもキャラの立ち位置的に
スパイク=列車の方がしっくりくるな
目はともかく
最終話じゃないけど

クリード「―――随分と  慈悲の無い技を使う―――  体が―――
      酷く  痛む―――」
トレイン「オレも酷く痛むぜ。心がな。友よ、オレは王にはならない
     お前が神ではなく人として死ねるように。お前のためだけに
     存在するものになろう。オレは、人でも王でも神でもない――
   
              お前一人の『修羅』となる

     オレがお前に贈れる精一杯の想いは人としての『死』だ」

to be continued!!!!
625ドルチ ◆NekoJQQhp. :04/03/28 22:17 ID:ZVB2GhN4
じゃあ俺も。

自分の欲望のために組織を私物化したクリードは、トレインによって
次々と幹部を殺されたことを引き金に組織を追われることなる。
抗争の果てに部下と伴侶エキドナを失い、自らも瀕死の重傷を負う。
死の縁でクリードは夢を見る。
コンビを組んでいた時のトレインとの自由気ままな日々を。

(あの頃は何もかも自由だった。どうして変わってしまった、何を間違えたと言うのか)

目を覚ましたクリードの瞳に映ったのはかつての親友――トレインの姿だった。
しかしすでにトレインは昔の彼ではない。クリードに最愛の人を殺された復讐鬼だった。
ゆっくりと拳銃を構えるトレイン。
覚悟したかのように彼の前に立つクリード。
そして、トリガーがゆっくりと引かれた。しかしその銃から弾が出ることはなかった。
すでに弾は使い尽くされていた。もちろんトレインはそれをわかっていた。
このときクリードはやっとトレインが変わっていないことに気づいた。
今でもトレインは自分の親友だったのだ。

結局、何も変わっていなかったことに気づいたクリードは笑った。つられてトレインも笑った。
二人の笑い声は暁色の空の果てへと消えていった。(つづく)
「矢吹は…ずうっとぼくをだましてたの…?」

「完全版にイラストを書いてくれたのも」
「巻末コメントでDVD買いましたって言ってあげたわね」
「ピッコロを露骨にパクっってたのも…」
「『ゴハンクス』というキャラを考えて『カッコいいで賞』をもらったわ」

「みーんなあなたにドラゴンボールを書いてもらうため…」

「あなたのためじゃないわねえ… 鳥山!」


ウワァァンヽ(`Д´)ノ
>>625
ガングレかよw
全ての戦いが終わった後。
戦いによって半壊した隠れ家の瓦礫を片付けるスベンとイヴ。

しばらくするとキッチンからトレインの声がする。
ト「スヴェンー、姫っちー、飯ができたぜー」
近くの適度に壊れたテーブルにつく二人。
するとトレインが丼と箸を三つ載せたお盆を持ってやってくる。
丼と箸をテーブルに配るトレイン。
珍しい食器と料理に目を丸くするスヴェン。
ス「ん、なんだこりゃ?」
列「ああ、東方の麺でな。『ソバ』っていうんだ。
   ・・・サヤが好きだって言ってたのを思い出してな」
ス「そうか・・・美味そうだな」
イ「食べようか」
列「ああ・・・せーの」

三人『いただきます』

629クライマックス直前記念:04/03/30 00:56 ID:lXxzgBsc
                , - ,      待て〜トレイン〜♪
          r‐ ''フ'`''' '‐、,ノ,--‐ ''ヽ
          ,!'"´ ̄``'ヽ、  .,、‐‐',. ',
          ノ  ,r'7 ̄ヽ、ヽ'_- 、 ヽ '
          ' ‐ ' ノ     '´ )''  `
.            7 ̄`` ` r‐ ''
             jゝ    ノ                    キモイヨー      r'"'i
            ,'  j  /                            r_''ニ'''´ ' ''‐. 、
.           i  ,' .ノ                              ' ィ .,,.,,_>`''ヽヽ
           j. .,' ィ                               /  f    "´
.          j.  r' ,'                               / ,.'.ノ
          ,' /し'                               ,' .,.' /
.          i . ,'                                ヽ,`.i'
.          / '、    _ _ , , , , 、、 、       - - ‐ ‐  - .' '- -     、 、、、、
630ジャンプトーナメント編:04/03/31 01:47 ID:PkgqBueh
クリードを倒してから一ヵ月後、トレインはなんとなく、街をぶらついていると、彼を尾行している人物に気がついた。
トレインは、それとなく、廃墟のビルに入り込み、声をかけた。

「おい、てめぇ、誰だか知らねえが、でてきやがれ。」

そう、声を出した瞬間、背後から人影を現れたと同時に首筋に金属のトレインは感じた。

「ナンバー]V動かないで。死にます。」
黒い剣をつきつけた女は、低い声でつぶやいた。


「てめぇ、誰だ(・・・・なんだ、この声聞いたことがある。)」
静かな声だが、トレインは聞きおぼえがった。

「黙っていて。少しでも声を出せば、斬ります。これから言うのは、決定事項です。拒否は即命を落とすことです。あなたは、闇の武術会のゲストに選ばれた。三ヵ月後、ある会場で5人一組のチームに行われる。」
その後、トレインに剣をつきつけながら、闇の武術会について、その女は説明した。

・・・・・・闇の武術会は4年に一度行われる世界中の闇の組織が腕自慢の五人を選抜してトーナメント方式で戦わせる大会である。
この大会の目的は、組織の実力を認めさせると同時に、莫大な賭けの対象であり、日頃の組織員たちののストレスを発散させる効果もあった。
この大会では武器の使用は認められていた。手にもてるものなら、飛び道具もOKなものであった。

そして、この大会は闇の世界とは関係なくても、大会を盛り上げるためにゲストが一組招待された。
今回の主催者はクロノスであった。そして、そのクロノスがトレインたちをゲストに指名したのである。

トレインはその言葉を聞きながら別な確信を抱いていていた。
「(・・・・やっぱり、この声はサヤ・・・しゃべりかたは、違うがまちがいねえ・・・しかし、そんな、サヤは死んだはず。)」

「では、話はおしまい。とりあえず、答えを聞いておきます」

「・・・・おめぇ、まさかサヤか?」
「・・・・・答えをきいてません。ナンバー]V、それにその質問は・・・・あなたの答え次第です。」
そういって、女は剣に力をいっそう、こめた。そのため、トレインの首筋から血が一筋流れてきた。
「わかった。その闇のなんたらに出ればいいだろう。」
「わかってもらえれば、けっこうです。では、あなたの質問に答えます。サヤ・ミナツキは私の生き別れた妹です」

そういった瞬間、その女は闇にまぎれて姿を消した。
トレインが一瞬見た、彼女はサヤそっくりであり、そのもっていた剣はナンバーTの烙印きざまれていた。
631ジャンプトーナメント編:04/03/31 01:48 ID:PkgqBueh
三ヵ月後、トレイン、イヴ、スヴェンそして、キョウコが集まるとそこへ五人目のゲストが近づいてきた。
「・・・・・おい、エテ公なんで、てめぇがここに来ているんだ。」
「はい、イヴ様の力にぜひ、なりたいと思って、志願しました。イヴ様、お願いします。(俺の名はエーテスなんだけど・・・・)」
「やれやれだぜ、どうする?姫っち?」
「・・・・別に私はかまわない。スヴェンは?」
「うーん、はっきりいって、戦力になるかどうか、わからんが、頭数だけということでもいいか。」
「まあ、他に候補がいないなら、いいんじゃねえか。一人は、自由に選べっていわれたけど、もともと4人で戦うつもりだったしな」
「ありがとうございます。絶対に役に立って見せます」
「へー、この猿しゃべるんだね。すごいね。クロ様のペットですか?」
「違う、俺様はイヴ様に命を救われてその恩義をぜひ、返したいんだ。」
「ふーん・・・・ところで、あんた強いの?」
「それは、もちろん。俺様は、強い。なんといっても、あのとき、この道の能力コピーで最強の剣士の能力を手に入れたからな。」
「じゃあ、最初の予選は、エテ公で決まりね。」
「おいおい、キョウコ勝手に決めんなよ。」
「いえ、黒猫さん、イヴ様、私の実力を見せます。」

なんだかんだで、予選の代表選手によるバトルロワイアルがはじまった。
16組のチームの代表が闘技場に集まり、最後に立っていたものが予選通過というものであった。
当然の如く、トレイン率いるゲストチームのエーテスは真っ先に狙われた。剣を持っていたエーテスはその瞬間、変身した。
その姿は、今は亡きセフィリア・アークスの姿だった。

そして、他の15名を一瞬でなぎたおした。圧倒的な強さだった。

「勝者、トレインチーム。」審判は勝利宣言を行った。
その直後、怒りに任せた他のチームの連中がルールを無視してトレイン一行を襲ったが、結局彼らの準備運動にもならなかったのであった。

以降の続きは、昔のある能力バトル漫画からパクリまくりで、コミックの売上が落ちるまで続きます。

なんか最後がなげやりで笑った
>>630-631
マヤ大人気だな。
文体からして>>580-584とは別の人みたいだけど。
 満身創痍で脱出してきたセフィリアからトレインの勝利を知る一同。
 しかしながら、肝心のトレインの生死は不明。
 建物の倒壊に巻き込まれたという絶望的な事実だけが残された――。

 ――数日後――

 イヴの淹れたコーヒーを飲みながら、テレビに耳を傾けるスヴェン。
 テレビでは、クリード島のことが報じられていたが、工場の爆発事故ということになっていた。
「命を賭けてまで戦った人間がいるっていうのに、随分な仕打ちじゃない……」
 愚痴をこぼすキョウコ。
「あたしのトレイン様は……」
 言いかけたキョウコの言葉を遮るようにスヴェンが言葉を発した。
「――トレインなんて人物はいなかったのさ。
 居たのは、ただの“黒猫”さ。
 そして奴は、俺達が忘れぬ限り、俺達の心の中に居続けるのさ……」
スヴェン「トレイン!またクリードにレールガン撃ったんだって?
      わたしはそういうの好きじゃないなあ!」
トレイン「文句ある?」
スヴェン「いいえ、全然大丈夫です」
スヴェンとイヴはクリードを挟み込むように戦っていた

スヴェン「あ・・・あいつはさっきのいかれボンチ」
クリード「左耳のお礼たっぷりさしてもらうでー」
エーテス「プレイボール!!」
イヴ「おそらくスヴェンがえしで殺す気よ・・・
   スヴェンがえししにくいここに撃って」
スヴェン「わ・・・わかったイヴ」

ズガガガガ!!!

クリード「うおおお!!死にさらせー!!!!」

クリードの幻想虎鉄は弾を空振り

イヴ「ナイスピッチング!!!」
スヴェン「よし!!」

スポッ

マロ(ナレーション)「おーっと!!!いきおいあまって幻想虎鉄がすっぽぬけたー!!!」

マロ「不運にも幻想虎鉄の先にはスヴェン投手がーっ!!!」
イヴ「し・・・しまった!!!その手があったわ!!!」
!!!

イヴ『な・・・なにあれは!!!幻想虎鉄のけつから火をふいているわ
    ま・・・まさか!!!』

ドカーン!!!!!

スヴェン「うぎゃああ!!!」
エーテス「ストライーク!!」
イヴ「ス・・・スヴェン!!!」

跡形もなく爆発したスヴェンの所へ走るイヴ

クリード「あんまり城内に入らん方がええでーイヴはん
      戦時中の不発弾がぎょーさんうまっとるきに・・・」

カチッ

ドーン!!!!!

イヴ「うぎゃああああああ!!!」
クリード「ウヒャヒャヒャヒャー!!!それみろ!!!いわんこっちゃない!!!」



     その時 トレインは
     獄中で静かに
     息をひきとった・・・

                      第一部完
638ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE :04/04/04 14:53 ID:2n7vFm12
638
639名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/04 15:34 ID:MEYKzb2P
>>630を烈火の炎のパクリと思ったのは漏れだけか?
そして百年後誰もいなくなった。
クリード「見える、私にも敵が見えるぞ!」
トレイン「・・・この感じ、クリード!?」

〜中略〜

空から降ってくるクリードの頭
片腕と頭を無くし、銃を上に構えるトレイン
クリードの口からなんか光線が出る
同時にトレインもレールガン発射
クリードはレールガンに直撃し、消え去る
トレインは残った腕と片足を失う
生き残ったトレインの中の人はスヴェン達のもとに戻る
「僕にはまだ帰る場所があるんだ」
クリードは脳をやられて死・・・かと思えば
館を脱出しようとするエキドナの前に現れる
最後にエキドナの乗る船に敬礼をしてバズーカを発射
ついにクリードの復讐は果たされた
めでたしめでたし
俺も考えてみた。重複してたらスマソ

クリードVSトレイン…死闘が続きトレインは持病の結核にて途中で倒れてしまう。
クリードがトレインにトドメをさそうとしたその時、ドアが開きイヴが現れトレインを救出した。
イヴ「私、やっとわかったの。強くなりたかったのは殺すためじゃなくて…」
トレインを横に寝かせイヴはクリードに戦いを挑む。

その時クリードはトレインとの死闘により足はまともに歩けず左腕も使えなかった。
それでもクリードとイヴの差は大きかった。
クリードが大きく振りかぶり剣を振り落とす!イヴは必死にガードする。
トレイン「今だ!」
声と同時にイヴがクリードの股下をくぐり右腕を切り落とした!
倒れたクリードにイヴが刃物化した腕を首に突きつける。
「どうしてトレインを狙うの?答えて!」
クリードがわずかに笑ったかと思うとナイフを口にくわえイヴを押し倒した。
「殺さなきゃ…殺されるっ!」
バーァァン…
クリードの頭をトレインの弾丸が貫いた。
「言ってたろ姫っち…殺すためじゃなくてって」
こうしてクリードは死に世界に平和が戻ったのだった   完
最後、クリードと相打ちになったトレインが、読者に向かって、指で銃の形を作って撃つまねをする。

「バァン」

end
644こじつけ杉:04/04/06 05:01 ID:cYJ6/Q9p
クリードの死闘後、トレインはハーディスを壊してしまった。
そして、それを直すにクロノスの技術者に依頼するしかなかった。
そのため、長老会は、ハーディスを直すための条件として、トレインの住む場所を指定した。

結局、スヴェンもイヴもなりゆきで、そこへ住むことになった。

その場所はクロノスが経営している『一時館』という見た目は二階建ての大きな時計のあるボロいアパートだった。

「おい、リンス、てめぇがなぜ、ここにいる?しかも、おれの隣の部屋か」
「げ、トレイン・・・・。色々事情がこっちにもあるの。」
「あら、トレインさん、スヴェンさん、どうして、ここに?私も一緒に住むのですよ。」
「ティアーユ博士まで、いるのか。どうなってやがる。」
「スヴェン、もしかして、問題が起きそうな人を一箇所にあつめて、監視しやすいためかもしれないよ。」

イヴがそうつぶやいたものの、結局、互いに事情は話さないまま、事態は流れた。

しばらくして、、リンス、トレイン、イヴ、スヴェン、ティアーユは引越しの荷物を入れて、それぞれの部屋に入っていった。
イヴは健康状態を見てもらうため、ティアーユと一緒に住むことにした。
それは、スヴェンのちょっとしたはからいであった。


全員の引っ越した終わった後に、一人の女性が訪れた。

「こちら、『一時館』ですね。私、今日からここの管理人になりました。セフィリア・アークスと申します。」

こうして、セフィリアが管理人をする『一時館』のトレインの生活が始まった。
トレインは、掃除屋を休業しているときに、なぜか、急に黒猫大学に入学したくなり、受験勉強を目指す。
そして、セフィリアが未亡人(トレインが未亡人属性なため)ということをしり、ほれてしまったのだった。

ある日、トレインはスヴェンと共に、飲めない酒を飲んで、『一時館』に酔っ払いながら叫んだ。

「ご町内の皆様、俺・・・トレイン・ハートネットはセフィリアが好きでありますーーーーーー」
「セフィリア、好きじゃぁぁぁぁーーーーー」

なんだかんだで、その後、トレインのライバルとして、ベルゼーが登場したり、キョウコやリンスがトレインにアタックをしかけるが、
最後はセフィリアと結ばれて終わりです。
最後のページで、トレインの子供を抱いたセフィリアを『一時館』の住人が幸せそうに囲んで、
『パパとママが初めて恋に落ちた場所なの』・・・・・・と書かれて終了。
645名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/07 01:10 ID:ncZJyni7
KOマサトメ
最終回はマロの相撲の様子を流して完
(コマとコマの間に矢吹のコメント付き)
クロノス長老
「まさかテメェみたいなのにクロノスを潰されちまうとは・・・
 好き勝手生きてきたんだ、悔いはねぇ撃て・・・」

バキューン!トレイン長老の目を撃ち抜く。

トレイン
「バカ野郎誰が殺すか・・・一生め○らで暮らしやがれ!!」

その後トレイン転ぶ
「いくら目ん玉ひんむいても見えねぇもんは見えねぇんだけどなぁ・・・」
648名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/07 15:20 ID:YQ9y5Ts3
矢吹はパ○リマンガを書くのがうまい。 99へぇ〜
クリードアイランドはミサイルが逆噴射して海に沈む
キョウコが手紙を持ってトレイン一行のところへ駆け込んでくる
手紙はトレインの本当の母親からだった
「あなたと私はいつかきっと出会えます。海へ行きなさい。船が待っています。希望と言う名の船が…」
台本が閉じて「ブラックキャット 完」

突然知欠本人が登場。これまでパクッた漫画アニメゲームの紹介を始める
ドラゴンボール、幽遊白書、るろ剣、ハンター、ジョジョ、
カウビ、トライガン、雷火、ロト紋、FFetc…
知欠「ブラックキャットも、そんな歴史の1ページになったんですねえ」

そしてみんなで歌う。最終ページで全キャラ、全スタッフ勢ぞろいしておしまい
>>644
オーケー なかなかだ
>>644

めぞん一刻か。懐かしいな。
この感じだと、五代=トレイン、四谷=スヴェン、響子=セフィリア、朱美=リンス、一の瀬親子=イヴ&ティアーユ、三鷹=ベルゼー、八神=キョウコか。

二階堂やこずえがいないのが残念。



652名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/09 07:44 ID:RdU01UDL
トレインに伝説の抹殺者の意識が覚醒し、超特大レールガンを放つ
クリードにジャストミートし悔しがるトレイン

〜(中略)〜

そこにエキドナが現れて、クリードは病気に犯されていると聞かされる(勿論、ドクターのお墨付き)
トレインが自分の部屋を掃除して終わり。
「――――I am the bone of my sword.(体は銃で出来ている)」

「―――Steel is my body(血潮は鉄で),and powder is my blood(心は火薬)」

「―――I have created over athousand guns.(幾たびの戦場を越えて不敗)
   Unaware of loss.(ただ一度の敗走もなく、)
   Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)」

「―――Withstood pain to create weapons.(担い手はここに孤り。)
   waiting for one's arrival(銃の丘で鉄を鍛つ)」

「――I have no regrets.This is only path(ならば、我が生涯に意味は不要ず)」

「―――My whole life was(この体は、)“unlimited gun works”(無限の銃で出来ていた)」

クリードを倒したトレイン達は、イヴをティアーユに預け、掃除屋としての暮らしに戻っていた。
だが、ある日、トレイン、リバー、リンスはクロノスのナンバーズに殺されてしまう。
クロノスは力を付けはじめた掃除屋達を危険視し、殲滅することを決定したのだ。
重傷を負わされたが、辛くも生き延びたスヴェンは、仲間達の血を拭い真紅に染まったハチマキを巻いて、クロノスを討つことを誓う。
スヴェンは掃除屋達に決起を呼びかけるが、クロノスの裏切りを信じる者は居なく、相手にされない。
「くそったれ!てめえら全員地獄に落ちろ!!」
スヴェンは一人でクロノスに戦いを挑む。
鬼気迫るような戦いの末、並居るナンバーズ達を打ち倒し、スヴェンはセフィリアを射程に捉える。
「この一撃で変わる・・・俺の運命、掃除屋の運命、イヴの運命・・・そしておまえの運命が!」
だが、撃ち出された銃弾は届くことはなく、セフィリアの必殺技によってスヴェンは消し飛ばされてしまう。
死のその瞬間、スヴェンは見た。最後の予知を。美しく成長したイヴがセフィリアに戦いを挑む姿を。
「へ・・・へへ・・・イヴ・・・おまえが討つんだ・・・俺達の・・・掃除屋の仇をおまえが・・・掃除屋の手で・・・」
血染めのハチマキが風に吹かれて荒野を漂っていた。
この日、掃除屋は壊滅する。

だがそれは、新たな物語、ブラック・キャット・ガールの幕開けでもあったのだ。

新たな旅に出るトレイン一行。
それを背景にテロップ――

 この物語の主人公
 即ち――
 後の多くの勲で知られる
 トレイン・ハーネットが
 老いを待たずに
 大賢人の名誉をかちえ
 同時代の人々から
 「掃除屋の中の掃除屋(スイパー・オブ・スイパーズ)」
 の二つ名で称えられるまでには
 なお多くの試練を経ねばならないが――

 (「トレインの彫像」をバックに――)

 それはまた
 後の物語である。

                   THE END
>>656
ゲド戦記とはまた渋い
>>657
え、モンコレじゃねーの?
列車  「クリード…
栗    「あ…?」
列車  「提案がある…!引き分けで手を打たないか…?」
栗    「アホかっ…!」
知欠  「ジャンプが…」
編集長 「何がジャンプだ…!燃え尽きろっ…!打ち切りだっ…!打ち切り打ち切り打ち切りっ…!」
知欠  「後悔するぞっ…!ジャンプぅ〜っ…!」
660ドルチ ◆NekoJQQhp. :04/04/11 00:38 ID:LgRnlNCh

トレイン「クリード。おまえを撃つなんて俺にはできないよ」
クリード「本当にすまない、トレイン!」


ブラックキャット  完
荒木「「打ち切り」を賭けて!
    知欠対冨樫の!
    「漫画戦」を開始するッ!スタート合図はッ!
    週の切れ目から次に再び「月曜日の光」が輝き出た時とする!!
        冨樫! 冨樫! 冨樫! 冨樫! 冨樫!
知欠「やっかましいぜ!チクショーッ!
    冨樫コールばかりやりやがって!くそ────っ」
瓶子「………………」
知欠「おい!そこに突っ立っているチンピラ漫画家
    てめーだよてめ──── この漫画本は一週何ページあるんだ?」
島袋「聞く必要はない……………おまえには一週は出来ない………」
    一周する前に冨樫様がお前を叩き殺すだろう」
知欠「へへへおめーおもしれ───こと言うなあ…
    ネタパクってやるからおれのそばまで来い!」
島袋「クックックックッ誰もが思っていることだ…」
冨樫「一週は18ページだ。六日もあればペン入れはできる」
知欠「む…六日!
    (一日で3ページか…するとペン入れだけだから修正は単行本になるな…)」
冨樫「それともう一つ教えといてやろう!
    ネタバレスレのところに「WINNY」があるな
    我々が一週書くたびにあの「WINNY」になんらかの「漫画」が一個だけ掲載される」
知欠「漫画?」
冨樫「おれか…おまえか…先に「漫画」を落とせた者どちらか片方だけが
    その漫画をパクることができる。一週目の「漫画」は…」
           _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_
           > カウボーイ・ビバップ! <
            ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄
知欠「ううっ……!
   (カウボーイ・ビバップ…一撃で簡単にアンケートを総取りしそうだぜ…
    あんなのもし冨樫が先に手にしたら…
    俺にとって只でさえ不利って感じなのに圧倒的不利になってしまう)
    だがッ!…逆にオレがネタを手にして「アレンジ」をすれば圧倒的有利の漫画だ!」
冨樫「おれはお前にすばらしい健闘(ナイスファイト)を期待するぞ…知欠!!」
知欠「………………」
荒木「ネタバレスレが立った………そろそろ月曜日が始まる」
瓶子「!」
カタカタカタカタ
瓶子「知欠何をしているのですッ!?もう月曜日が始まるわッ!」
知欠「わかってるって………ここはスタートが肝心よん!
    2GETをしなくっちゃあな………おっ
    おい冨樫。あんたもキリ番取れそうだよん 書き込まなくていいの?」
瓶子「知欠!早く更新しなさい!」
ブアアアア ピカァッ
瓶子「知欠ッ!!」
                ス タ ー ト ! !
知欠「おおおァ」
冨樫「HAAッ!う!?これはッ!?」
島袋「な…なぜか冨樫様がスタートでおくれたぞーッ!ああアドレスの後にッ!!」
カウボーイビバップ.zip                          .exe
瓶子「あッ」
荒木「これはッ!」
冨樫「MMMWW!!あいつ偽装ファイルを!」
瓶子「なんて抜け目のない…」
荒木「おのれッ……全員がスレを固唾をのんで更新しているスキに書き込みであんな小細工を!」
島袋「キタネーッ野郎だッ!ぶっ殺死──ッ!!」
知欠「やっチッたァァァァ──────ッ!!
    ケッおめーらからキタネーという言葉を聞くとは思わなかったぜ
    ましてや今は打ち切りを懸けるルール無用のデスマッチ!
    生き残るためには手段は選ばんもんネ───ぼくちゃん………ルンルン」
島袋「冨樫様───そんなヤツぶっ殺死ちまえ──ッ!!」
冨樫「HA!」
ドバッ ギャオーン
知欠「おおっすっスゲェ〜パワーで追ってくるぜ…しかし冨樫のやつに2ページは差をつけたぞ
    それにこの程度のベタとトーン!慣れればなんとか書き終えそうだぜ!」
島袋「ダウンロード率「100%」にさしかかるぞッ!」
荒木「ウームビバップネタは知欠に盗られてしまうか」
瓶子(この「漫画戦」…冨樫はベタ塗りまでしなければならないので
    必殺流法「下書きのみ」を繰り出すのは難しい…知欠がネタを手にすれば相当な有利になる!)
知欠「来た来た来た来た来たパクってやるねェ〜〜〜ビバップちゃん!!よし落としたッ!」
カリカリカリカリ(電子音)…
知欠「ううっぐっよ…予想以上の重さから来る処理落ち!」
バン!(エラー音)
知欠「ああっしまっ…」
瓶子「知欠!」
カチッ
知欠「あっあぶねーっ再起動で助かった し…しかしやったぜ…これで…
    圧倒的有利だぜ!ツキもあるッ!」
ニヤリ
冨樫「そのネタくれてやる………フン……最初からあえてそうするつもりだった……」
荒木「フフフ……冨樫のあの笑い…なにか策があるな…
    「手抜きの天才」ぶり見せてもらうぞ」
知欠「おおおおっ好調の「波」にのってきたぜッ!来いブチのめしてくれるぜッ!」
>>661-662
 それ、最終回か?
 内容的には「来週の黒猫」なんじゃ……
664:04/04/14 00:49 ID:BZN/51IU
トレインたちは桃太郎の昔話が、じつはタイムマシンが隠されてる暗号だと聞き
タイムマシンを探しにとある島にいく。その島では戌の年と申の月と酉の日
だけ海の水位が下がる

リンス「もしタイムマシンが見つかったらどこへ行く気」
トレイン「そうだな俺の誕生日を探しに過去へでも行くか」
     「スヴェンはお前ならどうする」
スヴェン「いいたかねえ」
トレイン「リンスちゃんは」
リンス「絶対未来よ、そしてあなた達の死に様を
     見届けてやるわ」
トレイン「なるほど一番ユニークだ」
6652:04/04/14 01:04 ID:BZN/51IU
島のほら穴を調べてく一同

スヴェン「トレイン  どうも気になるんだが、
      ここはもう海底だどこまで入り込むつもりだ」
トレイン「気にするな地獄の果てまで進もうぜ」
スヴェン「ふふふ はははそうかトレインお前」
リンス「どうしたのタイムマシンは見つかったの」
スヴェン「ふふふはははこの野郎俺達までひっかけやがる」
トレイン「リンス君はどうする助かる道は早くこの島から出ることだ」
リンス「そうか初めからタイムマシンなんか無かったのね」
トレイン「そう 俺達は死刑囚さ。ここに転がってる岩は全部爆弾だ」
スヴェン「この島全部を吹き飛ばすには充分な量だ
      見ろ出口を塞がれたぜ」
リンス「ああっこうなるんだったらもっといろんな男と
     恋をしたくんだったな」
トレイン「まもなく満潮この島も海底にしずむ」
666:04/04/14 01:21 ID:BZN/51IU
島からはなれた所の船で

エキドナ「これでやっとすんだわねクリード
     トレインは私達、国際死刑執行機関のつくった
     桃太郎のはなしにみごとにひっかかったわけね」
クリード「いや奴は初めからこの桃太郎の話はワナで
      あることを知っていたかも知れん。
     わなと知ってて飛び込んでくるそんな奴だよ。あいつは」

クリード「挑戦だけに生きてるんだあいつは  」

クリードは爆弾スイッチをいれ島が爆発する
そして海に大きな木片が浮いてるようにみえて
        END
     
  
667名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/14 12:40 ID:Pc6ZWhGe
アゲ
>>664-666
つっぱり桃太郎?
669664-666 :04/04/14 13:29 ID:Pc6ZWhGe
>>668いやちがうよ
新ルパンの最終回だな。
671664-666 :04/04/14 14:26 ID:3k88LIfw
>>670正解 スヴェンは次元と五右衛門の
セリフ混ぜてみたんだがちょっとセリフ回しが変になったな
黒猫は銭型みたいな名脇役がいないな
というか作者が描けないんだろうな

それはそうと新ルパン最近読んだんだが面白いよ
アニメよりハードボイルドな感じで
何より銭型がカッコいいので漫画好きなら
読んでそんはないよ

イヴが人間の手にかかって死に、人類に憎悪を抱くようになったスヴェンはクリードの跡を継いで星の使徒の総帥となる
スヴェンの手にかかりリバーが死に、トレインとスヴェンの溝はもう埋まらないほど大きくなっていた
そして人類抹殺のためナノマシンの王とも言うべき存在を誕生させようとするスヴェン

すでにナノマシンに犯され寿命が尽きかけようとしているトレインはスヴェンに最後の戦いを挑む
星の使徒の神殿でイヴの亡骸から誕生したナノマシンの王はエキドナを不死化させ、その光景に恐れをなしたシキは逃げ出してしまう
トレインとスヴェンの激闘。人間を捨て、ナノマシンにより強力な変身をしたスヴェン
しかし最後の最後で戦いをせいしたのはトレインのレールガンだった
止めを刺さずに王の下へ向かうトレイン。「お前は人間だ」とスヴェンに言い残し、絶叫するスヴェンを後にして

王と戦うバルドルとクランツ
そこへトレインが現れ、ともに戦うが王の圧倒的な力の前に押される
その前に現れたのはスヴェンだった
「俺にはまだ何が正しいのか分からない。その答えをお前が教えてくれ」
圧倒的な力を持つ王との戦いでスヴェンは王に致命傷をくらうが、身を呈し王の動きを止める
崩れかけるスヴェンの意志を受け止め、最後の一撃を放つトレイン

そして
数日後、星の使徒もクロノスも壊滅し、トレインはリンスたちと佇んでいた
サヤの死からこれまでのこと、そしてこれからのこと
自分がこれから望むことは他の人間との関わりから逃げることではない
仲間との出会いで見つけた夢
「世界中の洗濯物が真っ白になるように、世界中の人が幸せになるように」
673かっこよくないが:04/04/15 16:52 ID:6HyqRj5P
今期のジャンプ打ち切りサバイバルレースは、誰もが主力漫画勝ち残るのは目に見えていた。
特にこの時期は、ヒカルの碁が囲碁ブームを作り、誰もが安泰だと思っていた。
そして、そのヒカルの碁に対抗しようとする漫画家とアシスタントはいなったかった。
ところが今期はいたのだ。

タイトル『意気込む矢吹とそのアシンスタント達』

ぼくは、新人アシスタントでまだ、雑用役のほんなですが、初めて雇われたとたん、腰が抜くほどおどろかされました。
それは、三ヶ月前のできごとです。

「(なんだ、ここのアシスタントたちは、まるでやる気がない。五時を過ぎてすぐ帰ろうとするなんて・・・・そうだ、矢吹先生に挨拶しなくては)」
「あの・・・・ 」
「もう、五時だ。知欠帰るぞ。」
「でも、おで、デッサンが上手くなるまで、練習しないと」
「やなこった。そんなことつきあってやれるか。」
「・・・(いた、やる気のある人が。たぶん、矢吹先生だと思う)」


あとで、ほんなが知ることになったのだが、矢吹先生は漫画を書くことがど下手で、史上最低の漫画家と言われていてた。
しかし、矢吹先生はいつか史上最高の漫画家になるというのが口ぐせでした。
それでも、このときは、アシスタントたちは、やる気がなく、やる気があるのは、矢吹先生だけだったのです。

そんなとき、当時、漫画界、ひいては、週刊少年ジャンプの中で囲碁ブームを起こしていた『ヒカルの碁』の原作者のほったゆみと小畑健とその一行がなぜか、矢吹の仕事場へ来ていた。

「あれは、『ヒカルの碁』で有名なほった先生と小畑先生だ。なぜ、こんなところに?」
「それは、偵察じゃないか。新人漫画家の実力をみたいのかも」
「え・・・・漫画界でも有名な『ヒカルの碁』の原作者が偵察に来るほど俺たちに実力があるということか・・・・・」

それは、実際は、隣の部屋の知人に会いに来て、間違えただけであったのだが、矢吹とそのアシスタントたちの迫力にまけて、『ヒカルの碁』の原作者たちは、適当にほめて、その場をごまかして、去っていった。
そして、その言葉にすっかり、魅了された矢吹たちは、その後、人が変わったように漫画に取り組んだ。
特に、最後のほった先生が言った言葉で、「これなら、私たちとジャンプの打ち切りサバイバルレースに勝てるかもしれない」
という言葉をすっかり、信用してしまったのである。

それから、三ヵ月後、矢吹とそのアシスタントは黒猫という漫画をひっさげて、週刊少年ジャンプの打ち切りサイバルレースに参加した。

最初は、掃除屋というのらりくらりした展開で話を進めていたが、発展途上パクリ漫画家矢吹という能力が発動して、次々と打ち切りレースに勝利する黒猫。
さらにイヴという幼女でナノマシーン使いというパクリの集合体萌えキャラで週刊少年ジャンプの中堅まで上がっていた。

その後、週刊少年ジャンプ打ち切りサイバルレースにおいて、
「ヒカルの碁」、「ジョジョ」、「遊戯王」「ルーキーズ」、「たけし」など、数々の長期漫画家や看板漫画に打ち切りサイバルレースに勝利する黒猫だった。

最後は、矢吹が史上最高の漫画家になる前に、過酷な漫画家生活に指を壊して終了。
後日談で、集英社の仮編集員になります。




トレインはハーディスを投げ捨てた。
「俺の本気を見せてやる!」
「投影開始(トレース・オン)」トレインは意識を集中し、詠唱する。

「――――I am the bone of my gun.(体は銃で出来ている)」

「―――Steel is my body(血潮は鉄で),
 and gunpowder is my blood(心は火薬)」

「―――I have created over a thousand brades.(幾たびの戦場を越えて不敗)
   Unaware of loss.(ただ一度の敗走もなく、)
   Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)」

「―――Withstood pain to create weapons.(担い手はここに孤り。)
   waiting for one's arrival(銃の丘で鉄を鍛つ)」

「――I have no regrets.This is only path(ならば、我が生涯に意味は不要ず)」

「―――My whole life was(この体は、)
“unlimited gun works”(無限の銃で出来ていた)」

あたり一面は無限の銃が散らばった荒野になった。
トレインの道能力「無限の銃製」。打倒クリードの為に修得したものだった。
栗「嬉しいねぇ、トレイン。僕を倒すために道を修得してくれるなんて」
列車「この能力を発動したからには手加減できん。いくぞ、紳士王。能力の説明は十分か?」

戦闘は終始トレインのペースだった。トレインが使う銃は無限。
圧倒的な物量の前に、クリードは防戦一方。


トレインは44マグナムを手に、クリードは剣の手に、真名を告げる。
列車「射殺す(ナイン)・・・・」栗「全てを断つ(ゴルディオス)・・・・」
両者の氣は渦を巻き回転し、臨界点に達する。
列車「百頭!(ライブズ)」栗「大王の剣!(ソード)」

10年後、イヴは成人しティアーユ博士の助手をしていた。
スヴェンは警察に復帰しリンスと結婚していた。
セフィリアはナンバーズを辞め、警備会社を設立。順調に収益を伸ばしていた。

舞台は変わって町はずれの墓地。その片隅に二つの墓が並んでいる。
墓標に名前はない。ただ、黒い装飾銃と刀の柄が埋め込んであるだけ。

FIN  

矢吹先生の次回作「BLACK CAT 2」にご期待下さい
トレインVSクリード最終決戦。ついにトレインはクリードを追い詰めた。
「わかってるだろトレイン・・僕はもう戻れない、戻れないんだよ!!」
「僕のナノマシンG・B(ゴッドブレス)は移植者の闘争心をくらって形態と機能を形成する・・」
「そして一度リミッターを外して最終形態を解放してしまったら、二度と・・人間の姿に戻れない!!!」
「はは・・・ははははは・・見せてあげるよ!僕の中に棲む悪魔の姿を!!」
クリード異形の怪物に。

(クリード・・確かにおまえの言うとおりだ・・すべて俺の責任だ・・俺にもっと強い意志があれば・・)
(クリード・・すまなかった・・俺は・・もう迷いはしない!!)

「は・はははは・・「力」がみなぎる!!これが僕の完全なる進化・・」
「感じるかトレイン・・今、この大地にみなぎる共振を!!聞こえるかトレイン、戦え・・戦え!!そう叫ぶ声が!!」
周りの空間から幻想虎徹LV1(透明なやつ)が多数出てきてトレインに襲い掛かる。しかしそれを気配を感じ辛うじてかわす。
周りは切断され滅茶苦茶に。

「少し癪だがこの技を見せてやる・・もともとはあの魔女(サヤ)が命名した技だ。」
「死角はない!!絶対に逃れることのできない弾の兆弾「リフレクショット」」
とんでもない数の幻想虎徹LV1がビーム状に射出され兆弾しながらトレインに近づいてくる。
「さあ!どうするトレイン!?もう逃げるところもかわす隙間もない!!」

(クリード・・わかるか!?秘密結社(クロノス)から離れた俺になぜいままでハーディスがついて来てくれたのか・・)
(ハーディスはずっと叫んでいた・・俺の罪を・・断ち切れと・・!!おまえを・・破壊せよと!!)
(その役目果たす時まで、俺の手の中で朽ちるまいと!!)
ハーディスの外殻が剥がれ銃口からビーム状のサーベルが出てくる。その剣ですべての兆弾を弾き返しクリードを一刀両断に。

「へ・・へへへ・・おそかったんだよトレイン、もう・・とっくに人間やめてしまったのに・・」
「あの時・・なんで僕を組織から逃したんだよ・・」
真っ二つになるクリード。目をつむるトレイン。

遠い昔に言ったあの言葉・・・
(泣くな、クリード!俺はおまえの「力」なんか怖くないぞ!!おまえは決して一人ぼっちじゃない・・)

(「力」にのまれるなよ・・これからも俺がついている!!)


崩れて塵になるクリードとハーディス。
(じゃあな・・クリード・・・・)
6761:04/04/17 23:58 ID:h6MlAYh6
1999年8月がすぎてもなにも起こらなかった

クリードの調査をしていたトレイン達は
電話の通信記録から中国 「感陽」だと
いうことがわかった
いそいで中国にいこうとしたが空港のチェックインのとき
予約していた席がとれてないという
遅れてきたトレイン「中国行きは取りやめだ。本日を持って
掃除屋の活動を停止する」
スヴェン「バカなあと一歩てとこじゃないか」
二時間前トレインは電車内で中国にきたら飛行機を
墜落させると脅されていた

トレインの考えによるとクリードはインフルエンザ
により隷属遺伝子をばら撒き48時間で人を
喜怒哀楽のない生態機械人形にしてしまうらしい
それを説明し終えたあとトレインは疲れのせいで倒れてしまう
一同「と トレイン」
6772:04/04/18 00:03 ID:0HK67G1Q
治療をおえみんなの前に現れたトレイン
トレイン「みんな来てくれ見せたいものがあるんだ」
それは読者からの手紙だった
勇気付けられる一同
トレイン「あきらめないそれが俺達にできる
     唯一の戦い方なんだよ」

 人間の可能性は無限なんだ
 ――クリードのナノマシンは他者へも「不死」を与えていた。
 ――城のあちこちで絶命したはずの構成員(下っ端)達が『ゾンビ』と化してトレインに襲い掛かる――
「みんな
 みんな……
 死んでいるのに!」
心の内でひとりごちながら、怒りに震えながら彼らを打ち倒すトレイン……。

 その様を冷めた目で見守るクリード。
 『ゾンビ』を一蹴し、クリード目掛けて突貫するトレイン。
「クリぃ――ドぉぉ――っ!?」

 しかしながら、後一歩のところで新たに現れたゾンビ達により動きを封じ込められてしまう。
 怒り露わに、彼らを一蹴するが、左腕に深手を負ってしまうトレイン。
 顔をしかめながら叫ぶトレイン――
「片腕でも――
 まだ やれるっ!!」

 その様子に苛立つクリード。
「昔から 他人のことばかり……
 でも……もう そんな事は考えなくてもいいように 俺が全てを壊してやろう……
 城も 国も……
 お前の友人達もっ!!」
 その言葉により、トレインの怒りは頂点に。
 渾身の一撃を放つトレインに対し、回避をしようとするクリード。
 が、足場が急に崩れ、バランスをクリード。
 トレインの一撃を顔面に受け、顔の半分を消失し、倒れこむクリード。
 その傍らに立つトレイン。
「クリード。 俺は皆を守ためにこの力を入れたんだ……」
 そこへ、予期せぬ一撃が!!
 辛うじて受け止めるトレイン。
 (以下略)
↑あっ、「バランスを崩す」の「崩す」が消えてる……  OTL
680そのT:04/04/18 06:23 ID:7k2jZ14H
トレイン「オレは・・・やっぱりお前を許せない・・・お前の計略で倒れていったやつらのために
     そして今も戦っている仲間の為に・・・お前を許しちゃいけないんだ」
静かに語るトレイン。
セフィリア「許せませんか?でしたらトレイン、その手で私を―――」
そして彼女の言葉を遮るように、強く言葉を発した
トレイン「お前を連れて帰って、その根性叩きなおしてやるぜ!!」と。
その言葉を聞いてセフィリアの顔に微かな笑みが浮かぶ。

初手はトレイン。いきなり装飾銃で殴りかかった。セフィリアは桜舞でコレをかわす。さらに目にも留まらぬ装飾銃の連撃も
軽々とかわし、トレインの肘関節をとり一撃入れる。しかし、トレインは其れに怯むことなく、その腕でセフィリアを殴りつける。
セフィリア(馬鹿な?!完全に砕いたはず?)
驚くセフィリアだが、その攻撃に怯まず攻撃を返す。
セフィリア「アークス流剣術、曲閃!」
曲閃をくらい、地面に叩きつけられたトレイン、しかしすぐさま起き上がる。さすがに、これにはセフィリアの背筋に戦慄が走る。

トレイン「もう怖くねぇぞ」
セフィリア「なっ何故倒れないのですか。もう何度も砕きつくしたはずです」
トレイン「この痛みはともに戦う仲間の痛みだ。―――失くしちゃいけない大切なものを守る痛みだ。
     ――――――だから怖くなんかねぇんだよ
     セフィリア お前だって感じてきたんだろう?同じ痛みを!!」
トレインの猛攻に息を荒げているセフィリアが一言返す「・・・ほざく」

トレイン「行くぜっ真・黒爪」
セフィリア「応っアークス流剣術・大極」

真・黒爪がセフィリアの胸部にあたり衝撃が突き抜ける。この一撃で行動不能に陥ってもおかしくない。
しかし、セフィリアは、真・黒爪を放った後のトレインのわずかな隙をつき腕をからめとり、彼の体をひっくり返させ
そのまま地面へ叩きつけた。立っているのはセフィリアだ。
セフィリア「・・・トレイン・・・やはりクロノス(力)でしょうか?」
腕をつくこともままならず、地面に伏すように倒れるセフィリア。
トレイン「・・・違う、自由(力)さ セフィリア」
セフィリア「・・・そう・・・です・・・か・・・」


681そのU:04/04/18 06:23 ID:7k2jZ14H
二人が落ち着きだしたころ、イヴたちもそこに集まっていた。
トレイン「さぁ約束だ。一緒に連れて帰るぜ」
セフィリア「聞きなさい・・・トレイン。クロノスの真の中枢は、ここ(有明大本舎)ではありません」
唐突にヘリコプターの音が割り込んでくる。同時にセフィリアの胸の一部分が爆ぜる。何かに打ち抜かれた。
トレインの眼前にヘリから身を乗り出し、ライフルを携えたNo.]が現れる。彼は微笑し何かつぶやく。それは
ヘリの音にかき消されたが、唇の動きを読んだのか、セフィリアには分かった。
セフィリア「・・・・・・『もう いらない』・・・・・・ですって!?」
   「セフィリアっ?!」
セフィリア「来ないでください・・・トレイン。貴方の言葉を聞けば私の心は救われる・・・ナイザー・・・ベルーガ
       もう誰も戻らない・・・私だけが心救われることなど許されないのです」
トレイン「言ったじゃねぇか、連れて帰るって」
彼女を後ろから抱きしめる。そのことに驚くセフィリア。
イヴ「一緒に帰ろう。私たちだけじゃない。他の皆だってそれがいいて思ってる。だって・・・だってみんな
   セフィリアさんが好きだったんだもの」
その言葉を聞いたセフィリアは涙し笑みを浮かべた。それは最後の涙。最後の笑顔。最後に心が救われた証。
彼女はそのまま逝った。「セフィリア」と呼びかける声が空しく響く。

ヘリの中、ジェノスの隣で彼は話す。
No.]「今のクロノス。この巨大な帝国を、僕は五年かけて築くつもりだったが、セフィリアは三年でやってのけた
    畏るべき女だ。・・・おかげで僕はクロノス筑波支部の運営に専念することができたがね」

トレインたちの所に何処からかニュースが聞こえてくる。
「・・・時のニュースをお伝えします。本日未明クロノス理事会は臨時記者会見において「さいたま新都心」関連各社株を
国と埼玉県から大量に買収する計画を明らかにしました。買収株は全株式の50%を越えるものと見られ これはクロノス
による事実上の新都心買収になります。有明大火災の最中での、この買収劇はクロノスの底なしの経済力を内外に・・・」

No.]「彼女を敵にせずに済んだんだ。有明大本舎など安いものですよ。ま、最後にもう一晩 抱いてもよかったんですが
    あれはいい女でしたよ、ジェノスさん」

ティアーユ「有明大本舎を失ったことなど クロノスにとっては全く打撃にならない。今のニュースはクロノス無敵を決定的に
       印象付けましたよ。セフィリアさんは確かに、その力で大勢の人たちを傷つけ踏み倒してきました・・・でも、倒れた
       相手を嘲笑ったことは一度だってありませんでしたよね?」
スヴェン「くじけるな・・・トレイン。お前たちは、まだ立ってるぜ」
そして、先にセフィリアと戦い死にかけていたスヴェンもまた逝った。
イヴ「トレイン、私たちこれからどうすればいいの」
ティアーユ「トレインさん」
リオン「トレイン」
エキドナは無言のまま、加えたタバコに火をつける。
皆の期待がトレインに集まる。一瞬困惑するトレイン。けれども心は決まっていた。拳を握り直す。

トレイン「リンス、茨城方面へ抜けるルートをピックアップしてくれっ。ティアーユは車を確保。霞ヶ浦と合流して体制を立て直すぞっ
      有明大本舎だけじゃない。クロノスが失ったものの大きさをっクロノスは決して無敵なんかじゃないってことをっ
      俺たちが立って戦い続けることで皆に伝えるんだ」
「うんっ」と明るいイヴの返事とともに皆の瞳に光が灯る。

―――そうして彼らの戦いは続いてゆく。
スマン、ageちゃった。
683名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/18 07:31 ID:LsDxTn2J
  ホンマに…
          __      __
        \|\_\   ∠ /|/
           |○|   |○|

  _| ̄|○  かなわなんなぁ…  ○| ̄|_
           _     _    
         / /|)  (|\ \
        | ̄|         | ̄|
       / /         \ \
長すぎ・・・・
クリード「もう僕は、君をトレインと思わない。あの世で僕にわび続けろ!
トレイン=ハートネットォーーーーーーーーーーー!!!!」
俺はどっちかっていうとある程度長いネタの方が好きだな。
つまらなくて長いのは嫌だけど。
元ねたが判らないのがおおいな
すれ見てる人わかってんのかな

答え書いてってほしい
687>>680>>681:04/04/19 20:33 ID:MD10gTQS
元ねたが他の人に分からない可能性があるので自白する。
>>680 >>681は、「鋼鉄番長伝 紅のSYARA(朱羅)」

阿吽っていう18禁雑誌に載っていたもの。このマンガの
コンセプトは、少年漫画向け番長物・お色気シーン徹底
強化版だとか。
>>673
県立海空高校野球部員山下たろーくん。
どういう漫画といえば、野球漫画。ジャンプの野球漫画では続いた方かな。
最後は優勝するけど打ち切りだったのが残念だった。
>>642
「新撰組異聞PEACE MAKER」第一部池田屋事件決着の話。
>>674
細かいとこわからんが 
  fate

>>655
劇場版ドラゴンボールZ「たったひとりの最終決戦」
>>690
ほかにも色々混ざってそうだな。
>>675
ARMS:高槻巌VS高槻崖(モデュレイテッドARMS)
fateの体は〜ネタって>>654が初出か?

知欠スレらしく
住人まで「知欠」なんだなあ
と思わされたネタだよ

クリードとの最終決戦
2人の脳裏に子供の頃が浮かぶ
トレインは少し満足気に負ける

僕の血は鉄の味がする

エンド
fateなんてやってるやつは全員知(ry
697太宰治:04/04/22 20:31 ID:SLGShCb9
村で掃除屋をしているトレインは、イヴと二人暮らしでした。
まもなく結婚するイヴのために、トレインは野を越え山を越えて、
十里も離れたシラクスの町へ衣装やごちそうなどを買い求めにやってきました。
それにもう一つ、この町に住んでいる親友スヴェンに会うことも楽しみでした。
シラクスの町を歩いているうちに、辺りの様子が以前と変わっていることに気づきました。
町の人々はみんな寂しそうでした。活気がないのです。
トレインはそのわけを町の人たちに尋ねました。
「王様は人を信じられなくなって、次々と人を殺すのです。今日はまた6人殺されました。」
トレインはその話を聞くと、
「あきれた王だ、生かしてはおけない。」
と、買ったものを背負ったまま、王の城へ向かいました。
しかし、たちまち警備兵たちに捕らえられてしまいました。
王の前に引き出されたトレインは、
「人の心を疑うのはもっとも恥ずかしい罪だ。王は人々の真心さえ疑っている。」
と怒って言いました。
人々を苦しめていた国王に立ち向かったトレインは、王の怒りに触れ
処刑されることになってしまいました。
トレインは、村に残したイヴの結婚式のために、三日間だけ時間を延ばしてくれるように頼みました。
「とんでもないうそを言うやつだ。逃がした小鳥が帰ってくるというのか。」
「私は約束を守る。そんなに私が信じられないのなら、この町に住む スヴェンという
 私の無二の友人を人質に置いていく。 三日目の日暮れまでに私がここへ帰ってこなかったら、
 私の代わりにその友人を殺してもいい。」
王はメロスの身代わりに友人を捕らえておくことを条件に願いを許しました。
城へ呼ばれたスヴェンはトレインと再会し、すべての事情を聞くと黙ってうなずきました。

トレインはその夜、一睡もしないでイヴの待つ村へ走り続け、翌日到着しました。
そうしてその日のうちに結婚式の準備を済ませると、疲れ果てたトレインは深い眠りに就きました。
目が覚めたのは夜でした。トレインは花婿を夜明けまで説得して、
その日のうちにイヴの結婚式を挙げさせました。

 昔々、ある村にトレインという掃除屋がおりました。
 ある日、彼は十里離れたシラクス市に、婚礼間近なイヴの花嫁衣裳やらを買いにはるばるやってきました。
 ……しかし、
「……おかしい?」
 市全体が常よりやけに寂しいのです。
 トレインは、その辺の老爺を締め上げて、その理由を問い質しました。
「王様は人を殺します」
 と老爺は言いました。
「何ィっ? 何故殺すのだ!?」
 大声で聞き返すトレイン。これに対し老爺は
「人々が悪心をいだいていること、人を信ずる事が出来ぬ、とおっしゃるのです」

 トレインは激怒した!!
 必ず、かの那智暴挙の王を除かなければならぬと決意した!!

「ちょいとおにーさん、いい気風だねぇ。
 王を成敗しに行くんなら、あたしも連れてってくんな」
 と、トレインの後方より一人の女性が声をかけてきた。
 声に反応し振り返るトレイン。
「おおっ、おぬしは?」
「あたしの名はリンス! ルポライターさ!」
 メモを取りながら、軽く流すリンス。
「さ、さ、善は急げだ、レッツラゴー!」
 とトレインの背を押すリンス。
 ――おや? 彼女、トレインの背に何か仕込んだようですね。

 ――で、二人は王城に着いたのですが……
「こら貴様! この短刀で何をするつもりであったのか!?」
 当然の事ながら、いともあっさり巡邏の警吏に捕縛されてしまいます。

 王の前にしょっぴかれるトレイン。
 暴君セフィリアは厳かに言い渡しました。
「そりゃ死刑!」
 そう言われてトレインは半分ヤケでこう言いました。
「好きにしろ! 命乞いなど決してするまい!
 ……ただ――」
 言葉がつまるトレイン。
「ただ……?」
 その先が気になり訊き返すセフィリア。
「処刑まで三日間の猶予を与えて下さい〜。
 妹のような存在のイヴに祝言を挙げさせたいんでさぁ!!」
 思わずセフィリアに泣き付くトレイン。
 あっけにとられたセフィリアは……
「とんでもない嘘を言うのね。
 逃がした小鳥が帰ってくるというのか?
 知欠が他の漫画をパクらないとでも言うの?
 海は死にますか?
 山は死にますか?」
699太宰治:04/04/23 00:56 ID:dc6qa6xb
三日目の朝トレインは城へ戻るために走り出しました。
しかし、城まで半分という辺りでルガード=ウォンに決闘を挑まれたり、
星の使徒の残党に襲われたりしました。
約束の時間は刻々と迫ってきます。
どうにかくぐり抜けたトレインですが、さすがに疲れ果ててしまいました。
午後の太陽がまともに照りつけて、トレインは何度もめまいを感じ、
気を取り直しては2,3歩、歩きましたが、ついにがくりと倒れ込んでしまいました。
もう立ち上がることさえできませんでした。
ふと、疲れ切って弱気になったトレインの耳に、水の流れる音が聞こえてきました。
トレインはよろよろと起きあがって、岩の裂け目からわき出している清水を手ですくって飲みました。
疲れの回復とともにわずかな希望も生まれました。既に太陽は西に傾いています。
トレインは再び黒い風のように走り出しました。友を死なせるわけにはいかないという思いで、
ただただ走り続けました。最後の力を振り絞って走り続けました。

地平線にゆらゆらと太陽が沈みかけたとき、トレインは広場へと駆け込みました。
大勢の群数の前で今まさに、友情の証に命まで投げ出した友人の処刑が始まるところでした。
「処刑されるのは私だ。トレイン=ハートネットはここにいる。」
トレインは群衆の中からそう叫ぶと、十字架にはりつけられているスヴェンに走り寄って、
両足にしがみつきました。群衆はこれを見てどよめきました。
人々は口々に、「あっぱれ、許してやれ。」
とわめきました。
スヴェンの縄がほどかれたのです。トレインは目に涙を浮かべて言いました。
「私を力いっぱい殴ってくれ。私は途中でたった一度、君が殺されても仕方がないと思ったことがあった。」
スヴェンはすべてを察して、トレインを殴ってから、優しくトレインに言いました。
「今度は私を殴れ。私はこの三日間でたった一度だけ君を疑った。」
二人は抱き合って声を上げて泣きました。この様子を群衆の背後から静かに見ていた王は、
二人に近づき、顔を赤らめて言いました。
「おまえらの望みはかなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。
 真実とは決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしも仲間に入れてくれまいか。
 どうかわしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」
 群衆の間から、歓声が起こりました。
「ばんざい、王様ばんざい。」

   END

ご愛読ありがとうございました!矢吹先生の次回作にご期待下さい。
前スレだかに「走れメロス」があったな
もっともラストのトレインとスヴェンの抱き合い
王(クリード)が仲間にしてくれといって
顔を赤らめた女の子がトレインに服を渡す部分だけだったが
>>699

いい話だな。

うおーん
>>616
亀レスだがありがとう。
703作者未詳:04/04/27 20:19 ID:Zz/fIAiS
トレインは空腹で倒れそうだった。
トレイン「あ〜飯が食いて〜。どっかに食べ物おちてねーかな・・・」
そんな時、川から箸が流れてくるのに気づいた。
トレイン「なんで箸なんか・・・。もしかすると上流に民家があるかも!」
トレインに希望が差し、急いで川を遡って行った。すると、大きな屋敷があった。

ピンポーン

インターホンを押しても誰も出なかった。
トレイン「誰も居ないのか?好都合だ」
トレインは高い塀を飛び越え、敷地内へ侵入した。すると、屋敷内からすすり泣く
声が聞こえた。
トレイン「ヤベ、誰かいたのかよ」
トレインは声の方へ歩いていった。そこには、老人夫婦と若い娘が、娘の手を取って
泣いていた。不審に思ったトレインは、声を掛けてみた。
トレイン「すいませーん、何で泣いてるんですか?」
ジジイ「誰じゃお前は!?何処から侵った!?」
トレイン「オレはトレイン=ハートネットという名の掃除屋だ。
     道に迷ったので一晩泊めてもらおうかと・・・」
ジジイ「掃除屋・・・・実績はあるのか?」
トレイン「もちろん!SS級犯罪者をあと一歩のとこまで追い詰めた事があるぜ」
ジジイ「SS級を?嘘くさいな・・・」
トレイン「何だと!?これを見ても信用できないか!」
トレインは大きな木に向かってレールガンを撃った。
ジジイ「!   コヤツなら・・・・・」 



これだけで元ネタが何か分かったら神
>>703
古事記じゃない。八岐大蛇の話。
正解。こんな支離滅裂な文でよく分かったな。
>705
 要はこういうこった。
 『類は友を呼ぶ』
ところで、いままで、出てきた中で男塾の話ってある?
北斗の拳とか、聖闘士星矢とか、ウィングマンとかなかったら、誰か挑戦して欲しい。
トレインはそれから2年後に死んだ。
あの決戦から4年たった今じゃ思い出す回数もずいぶんと減った。
みんなとはあれ以来なかなか会えていない。
最後に会ったのはもう1年も前かな。
イヴは打撃を買われて日ハムに
ドラフト7位で入団した。掃除屋初のプロ野球選手だ。
早くも番長とか呼ばれて来シーズンは開幕スタメンらしい。
ウドニーは札幌で浪人生やってる。行きたい大学があるそうだ。
リバーは決戦後パパになっちまってオメデトウというか
なんというか‥‥がんばれ。
ティアーユは札幌で研究者さんだ。
今でもオレと絶賛文通中、遠距離恋愛というやつだ。
五通に一通は返事を返してくれるカワイイ悪魔だ。
セフィリアは家業の農場を継いだらしい。
シキは別の場所でまた道を教えてる。まだ独身だ。
マロは東京の錦糸町という所でホストをやっている。
チョンマゲのくせに生意気だが大都会でぜひ一旗揚げてほしい。
リオンは刑務所ん中だ。
まあ星の使徒ならそう珍しいことでもねえ。
エキドナはトラックころがしてる。
リンスは店長になって時々賞味期限切れの弁当を
ゆずってくれる使えるヤツだ。
それともう一人クリード‥‥‥は知らん。

そしてオレは今‥‥
いろいろあってまだ掃除屋やってる。
近所にはまたスイーパーズカフェができた。
オレにあこがれるのはわかるがちょっとうっとおしい。
オレはあれから仕事はやっていない。
‥‥でもよ、トレイン。オレは最近思うんだ‥‥
また 熱くなりてー‥
709名無しさんの次レスにご期待下さい:04/04/30 01:05 ID:Pg+K9vQv
age
黒猫のどこらへんがパクりかシーンごとに詳細キボーン
雰囲気HUNTERと似てるのは分かった
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Name/8212/
ここでもいってろ。
一度閉鎖に追い込まれたので画像はなくなってるが、β版で復活している画像もある。
「わしが時の番人No.1セフィリア・アークスである!」
「わしが星の使途首領クリード・ディスケンスである!」

「何、時の番人に星の使途だと!」
「知っているのかスヴェン!?」
7年の歳月を経てKAZEの最終回をよんだのだ。熱かったにゃ〜。
                  で
KAZEの最終回、やろうと思ったが意外と、黒猫に変換しにくいな。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
徹夜明けの朝の挨拶が、淀んだ部屋にこだまする。
健太朗様のお部屋に集うアシスタントたちが、今日も悪魔のような含みのある
薄ら笑い顔で、世間の厳しいパクリ批判をくぐり抜けていく。
オリジナリティを知らない心身を包むのは、上下黒一色の服。
キャラクターの線は乱さないように、限りなく黒に近い疑惑を悟られないように、
ゆっくりと盗作するのがここでのたしなみ。
もちろん、自分で考えたネタを描くといった、個性のある人物など存在していよ
うはずもない。
715夢意味:04/05/05 15:37 ID:Zg34kWzL
>>584続き (参考>>478)

「はい、もういいですよ。」
ティアーユの声を受けて、イヴは寝台から身を起こした。
検査の為とはいえ、一糸まとわぬ格好が余程落ち着かなかったのか、
慌てた様子で衣服を身に着ける。
星の使徒との戦いから既に一年。イヴは毎月ティアーユの家に通って、
定期的に検査を受けていた。体内のナノマシンの機能を調整してもらう為だ。

「え・・・と、その、どうでした・・・か?」
「うん、体内のナノマシンも安定してるし、今のところはさして問題はないようですね。」
パソコンにデータを入力しながら、ティアーユは答える。
「いえ、あの、そういうんじゃなくて、その・・・・・」
イヴは何故か顔を真っ赤にしてごにょごにょと何やら呟く。
「どうしました?何でも遠慮なく訊いて下さい。」
「・・・・・笑わないで下さいね?」
少女はますます顔を赤らめて、上目づかいでティアーユを見つめ、念を押す。
「もちろんです。」
「あのですね、む・・・胸は前よりどのくらい大きくなってるかな、なんて・・・ってやっぱり!
笑わないでって言ったのに〜〜〜〜!」
「あはは、ご、ごめんなさい、つい・・・・」
耳まで真っ赤にしてぽかぽかと叩いてくるイヴ。
「だ・・・だってだって、スヴェンもやっぱりおっきい方が好きみたいだし・・・」
厨房にいるスヴェンに聞こえると思ったのか、急に声を落としてぼそぼそと呟く。
そんな少女を見やって、ティアーユは微笑む。

可愛いな、と思う。人殺しの道具として生を受けた、自分の分身。
殺戮の為の人形となるはずだった少女は、今こうして想い人の目を気にして、
胸の大きさなんかに一喜一憂している。
そう、自分なんかよりも――――よほど『人間』と呼ぶにふさわしい。
「大丈夫ですよ、発育状態も良好ですし、胸だってそのうち育ちます。
何たって、あなたはわたしの・・・・・・」
そこまで言って、ふと口をつぐむ。自分は何を口走ろうとしたのか。
この少女が自分の―――なんて。

『もう二度と、命を弄ぶ研究はしない』

星の使徒に研究を依頼された時、命の危険も顧みずにそう答えた。
それは、ずっと昔。赤子のイヴをこの手に抱き上げた時に、理由もなく決意した事。
何故そう思ったのかは、今でもよくわからない。
神への冒涜か、自然ならざる生命を作り出すタブーへの畏れか。
馬鹿げている。そんなモノを意識するなどあり得ない。
ただ単に。
『人形が人形を造る』なんて事が―――たまらなく滑稽に思えたからだろう。

星の使徒は壊滅した。この戦いでクロノスは大きな痛手を負ったものの未だ健在。
他勢力と咬み合せ、混乱を引き起こすには、もう少しパワーバランスをいじる必要がある。
しかし、今はあえて何か手を打つ気になれなかった。
今までずっと自分を突き動かしてきた操り糸に目を背けても、
目の前のこの平穏に浸っていたい、そんな望みが芽生え始めていた。
それは、今まで心を殺し続けてきた彼女の胸に初めて生まれたささやかな願い。
後ろ向きで、滑稽で、それでも―――祈りのような幸せだった。
たとえそれが――――

「あらあら、ずいぶんと仲がいいのね。」

たとえそれが、一人の闖入者によって容易く破られる、薄氷のように儚いモノでも。

「初めまして、ティアーユ博士。わたしはエメロード。クロノナンバーズの一人として、
貴女に協力を要請します。」
イヴ「…」
 イヴは、空を見た。そして手をさし伸ばす。
イヴ「むかしといまでないどこかがわかったのよ。それはみらいなの。
 いままでがんばろうって言ってきたのは、みらいをよぶためなのよ。
 いまが、そのときなのよ。
 むかしでもいまでもない、どこかにつながるところに、みんなでいくのよ。
 かなしみにめーするの!だれひとりしななくても、おはなしはおわるのよ。それが、せかいのせんたくなの。」

 イヴは、大きくうなずいて声をあげた。

イヴ「もういちどたつのよ。たちなさい。クリードをたすけるの。
 ナノマシンがどうか、しらない。道がどうだかわかんない。
 オリハルコンがどうとか、きいてないっ。
 でも、トレインは、たちあがるのよ。イヴがそう決めたから。
 それが、せかいのせんたくなのよ。イヴがきめたの。
 せかいは、良くなるのよ。ぜったいに。たちなさい!」

(だめだといって首をふる。)

イヴ「たちなさい!」

(だめだよといって目をつぶる。)

 イヴは大きく息を吸い込んだ。
イヴ「たちなさい!」

トレイン「くそったれ、どうせ死んでるやってやる。」

 1耐久力だけ、回復します。

猿「ニャー!ニャー!」
…もう1耐久力だけ、回復します。

セフィリア「この古い血に残る最後の力を…未来に!」
さらに1耐久力だけ、回復します。

スベン「…俺も賭けよう。まだ勝負は終ってない。」
1耐久力だけ、回復します。

あなたの仲間が、声をあげています。
全部あわせても30になりませんが、これが最後のチャンスです。

向きを変える→歩く→レールガン
どかーん

エキドナ「よくもクリードを!」

 グサッ
 トレイン刺殺

いままで応援おりがとうございました。矢吹先生の次回作にご期待ください。

>>716
結局フラグ立てても駄目なのかよ!?
>>717
・知が欠けることはないから知欠。
・知識が湧き出る間欠泉だから知欠。
・ひどい嘘をつく。
719名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/10 04:46 ID:i7+9zAw5
>>712は男塾
>>714はマリみて
>>716はガンパレ
>>715は知らん
ビバップみたく終わんねぇかなぁ『バン…』って…
トレインは あまりにもはやく
その時代(とき)を 駆け抜けていきました

でも その軌跡は
悲しいだけではなく……

いつまでも
力強く輝きに満ちていました

夜の闇が
暗黒に彩られていた時代(じだい)を

その輝きで照らし出すほどに――

それは
もういない人たちの物語

むかしむかし――
ただ一瞬の軌跡を描き
駆け抜けた

黒猫(青年)の物語
722名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/18 00:46 ID:NGoLP0QO
い、いかん! 
エーテスが完全武装してるぞ!


  ━┓“   ━┓“  ━┓“   ━┓“  ━┓“  ━┓“   ━┓“
  ━┛   ━┛   ━┛   ━┛   ━┛   ━┛   ━┛
                   、,ノl,、{ , _
 _    _          }Vノ;:;:;:;:;:`'´{,       _    _
」   ̄ ̄ └,        、{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:レ      」   ̄ ̄ └,
}  出 死  {       ミ,;:;:;:;:。...。:;:;:;ヒヾ      }  逃 み  {
}  る 人  {     )、-┌┐;:;:.゙,..,゙:;:;:nゝ  ,    }  げ ん  {
」  ぞ が  {   ノ、/;:;:;:;:l・ ,,l;:;:;:´;:;`:;:;l ̄l`';:'-ノ_,. 」  ろ な  {
}  ぉ     { }ヽソ;:;:;:;:;:;ノt-n';:;:;:;:;:;:;:;ノ,::,_l;:;:;:;:;:;;:;7 }_  ! !  `  {
}_  ! !    {/;:;:;:;;:;:,、;:;,:l LLLlヽ;、;:;:ノEEEl;:;:;:;:;:;:;:}_ /__   _「
/__   _「;:::: ;:;::::´、 `''-fココ ll::l;:;:ll .nnn l;:;:;:;;:;:;:;:;:{     ̄
     ̄` ヽ;:; : : ゙  `''''´ミ´r'ヽ;l;:;:ll ';';ニ' l,;:;:;:;:;:;:;:(
        ´`'''─-..._::::.:.:ヾヽ_ `ヽ'、l__l ll }:;:;:;:;:;:)
              `゙-'゙,-,_ツ、゙ヾf´ヽ,っll_{゙:;゙: ゙ソ
             ,、ノ'´;:;:;:;:;:;:;:`ヽl, ,、`ヾ\:ミ、゙
             };:;::;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:'lmn_'ヾ\
          ノ!ノl´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;;:;:;:;;`^!''´ヽ 'ヾ\
          f´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;ヽ、fヽ\
         、ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;--;;::;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;y ¨ヽヽ\、
        r';:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;-''´   ' ' '' `-、;:;:;:;:;:;::;:;;{  `´`'''´
723名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/18 11:18 ID:SxgDKUHm
知欠「……この前…久保帯人のまねをして…鏡の前で大声で笑ってみた……なかなか気分がよかったぞ…」
やっと終わるんですかこの駄作
よかった〜
トレインはNo.1の殺し屋を目指した。
No.1になるためには全ての人間を自分のために利用してきた。
トレインは自分の力を最大限に使いついにNo.1の地位へと上りつめた。
トレインは頂点に立った。しかし彼の周りには誰もいなくなっていた。
仲間はトレインに愛想をつかしてさってしまっていた。
トレインは寂しさを紛らわすためか同じ言葉を叫び続けた。
「俺はNo.1だ!!」
   ミ                       /彡
  < "';                     彡,;∠
  ゞミ  ,;"';,             ;,ヾ  ,;  彡r^i,
  ヾミ ;; //l  .         ; 'l 'i; ヽ、 '; 彡/ニ;l
   ゞミ ; 'l,i l ハ ;i l   ,;'; l'i i''i 'i 'j  l  "'";,i,l〆'i
    ;ヾ;" l li 'i,ハi'l; l'i / i l レ' ,l,i' l'      ;ノ,./
 __,,..., ヾl   'ヽl 'i l,i' l;  i' /  ,,,,,;;;;;;;'""   //;ヽ,,,__  ←知欠
''i"   ヽ、'i,""';;;;;;;;;;,,,,, l; l ;;l ,,,;;;;;;;""-―''/   lイ l )/
/\::::::::::'i,'i, ヽ、_o ヽ ノi::ヾ ""ヽ、,_O /    / l 'iノ/::::
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| ね 評 漫 l i  i i//    rーf ̄"'ーニ-'"..::l'l:ヽ
| え 価 .画 |.| ̄ ̄ ̄|      .ヽ=__,,_..:::  |.|::::::l,l;;;
|. ・  の の .|.| .ア   |      r‐''-"::: ̄"'r'"::ヽ_l,l;;;;
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のび太「トレイン負けるな!」ピピピピピp
トレイン「クリードよ。無駄な争いはやめようではないか
クリード「僕もそう思っていたところだトレイン
二人「これからは仲良く暮らそう」
ナレーション「二人が仲良くなったので、ブラックキャットは今週でおしまいです
>>727
なんか初代スレあたりで見たような…
僕が勝たないと・・・クリードが安心して(土に)かえれないんだ!!!
いてて 俺の負けだ 許せ
見てくれたかいクリード・・・僕ひとりで勝ったよ・・・
「旅に出ます。
 探さないで下さい。
          知欠 健太朗」
>>729
誰に勝ったんだ?
黒猫世界のジャイアンってだれだ?栗がドラ役みたいだからセフィか?
733 名無しさんだよもん:04/05/22 23:40 ID:qC6BDoBA
バルドルじゃだめか?<黒猫世界のジャイアン
このスレの寿命ももう少しだな。
黒猫が今期で終わりそうな雰囲気だな。
>>715続き

いつの間にか、戸口に一人の少女が立っていた。
一見して年端のいかぬ子供にしか見えないが、
小柄な体を番人の象徴たる黒衣で包み、手には白い布を巻きつけた
長柄の武器らしき物を持っている。
ゆるやかにウェーブのかかったシルバーブロンドを肩口まで伸ばし、
挑発的な笑みを浮かべる、その顔は――――

「セ―――、セフィリア、さん―――――?」

震える声でイヴが呟く。
そう。少女の姿は、昨年の死闘で命を落としたクロノナンバーズのT、
セフィリア=アークスの面影をあまりにも映していた。
                                     
「そう、わたしは先代gT、セフィリア=アークスのクローン。
生体ナノマシン人間(ノイド)の実験体よ。あなたと同じに、ね。お・ね・え・ちゃん♪」
くすくすと笑いながら、エメロードと名乗った少女はゆっくりと歩み寄る。
「ティアーユ博士、わたしと一緒にクロノスに来て頂きます。ナノマシン兵器の研究の為にね。
あなたの力でわたしを強くしてもらわないと。」
しかし、ティアーユに近づくエメロードの前に、イヴが割って入った。
「ティアーユさんは……連れて行かせない!」
イヴは黒衣の少女をまっすぐ見据え、立ちふさがる。
一年前も、彼女はその頭脳ゆえに星の使徒に狙われた。
そして今また、今度はクロノスが彼女を戦いの為の研究に使おうとしている。
全ては終わったはずなのに。まだ彼女に人殺しの片棒を担がせようというのか。
そんな事は―――――認められる筈が、無かった。
「ふぅん、邪魔、しちゃうんだ。」
エメロードは大して驚いた様子もなく、何気ない口調でその言葉を告げた。
「じゃあ、殺すね。さよなら、お姉ちゃん。」
「――――――っ!」

       ギ ィ ン!!

突如閃いた左腕が瞬時に銀色の刃と化し、イヴのナノブレードと打ち合わされ火花を散らした。

「ちょうど変身(トランス)戦闘も練習しなきゃいけなかったしね。せいぜい頑張ってね。
ちょっとは生きていられる時間が長くなるかもしれないから。」


――――――激闘、開始。
てゆうかまじなはなし
バーストレールガンで、
なぜか月が出てきてそれに穴をあけて、
イブが大猿に変身して、
スベンがなんでやねんとかつっこんで、
トレインが死にかけでカメラ目線でBANGだよね。
来週大爆発しそうなんで、誰かダイの大冒険のラスト風でやってもらえませんか?
クリード「フルパワーーーー妄想虎徹レベルMAX!!」
クリードの妄想虎徹が信じられないほどでかくなった。
クリード「何か一つを極めるということは他の全てを捨てること!
     それが出来ぬお前は結局はんぱ者なのだ!」
トレイン「・・・・捨てたのかよ?逃げたんだろ?」
『オレん中の全ての力よ、集まってくれ。ありったけの力でこの一発撃ちてーんだ
 二度と撃てなくなってもいい・・・・!オレはくたばってもかまわねぇ!』

スベン「でかい!」
シャオリー「これで決まる。どっちが勝っても」
トレイン『まだだ!もっと力を出せーー!』
ジェノス「ハンパなパワーじゃねェーーー!」
セフィリア「全生命力を・・・!」
イヴ「トレイン!」

トレイン「うおお喰らいやがれ!!」
クリード「ぬううううんン!!」
特大のレールガンがクリードの妄想虎徹とぶつかった。
クリード「ぐああああ」
最初は片手で防御していたクリードだったが、
レールガンのあまりのパワーに両手で防御せざるをえなかった。

ジェノス「クリードが両手を!?」
シャオリー「初めて完全に防御にまわった!!」
スベン「ふきとばせーーーっ!!クリードの体ごと!!」
ぬけ作『決まってくれ!!』
バルドル『これが最後なんだ』
イヴ『トレインにはもう・・・・』
 
『反撃する力がない!!』

トレインは崩れ落ちた。
クリード「ぎ、ぎぎぎっ」
クリードはレールガンを防ぎつつあった。
スベン「決まれーーーーー!!」
クリード「がああーーーーーーっっっーーーーーー!!」
クリードは完全にレールガンをかき消した。

スベン「そ・・・んな・・・」
ジェノス「終わりだ・・・俺たちも喰われちまううう」

クリード「礼を言うぞ、トレイン・・・こんな力を出せたのは初めてだ・・・」
ピシッ
妄想虎徹に亀裂が走った。
一同「!!」
クリード「100%を越えたひずみ・・・・・か・・・」
ボンッ
妄想虎徹は崩壊した。
クリード『他の誰かのために120%の力が出せる・・・』
「それがお前達の強さ・・・・・・」
クリードの斬激を全て食らいながらも前進し、撃ちまくるトレイン。クリードは蜂の巣になって絶命する
「薬…薬ちょうだいよう…」廻されて薬漬けにされたイヴが這い出てくる。悲しい目で見つめたあと、トレインはイヴを撃ち殺した。
ハーディスを投げ捨て、歩き出すトレイン。銃声。トレイン倒れる。暗がりの中から現れるベルーガ
「どいつもこいつも基地外だ」呟いた後、照明を落とす。

数日後、クロノスのトップに着いたベルーガの元に現れるケビン。
「君に13の代わりが出来るのかね」「僕は馬鹿じゃないですから」
740名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/30 17:41 ID:oss6O9X6
保守
741名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/30 18:44 ID:vRApyavz
剣使う人「うりぃぃぃ」
黒猫「オラオラオラオラオラァ」

剣使う人「鳳凰の夢は潰えたか」
悲しき男よ誰よりも愛深きゆえに
そろそろ容量限界近いけど次スレは必要だろうか?
黒猫も本編終わりそうだし、このスレで完結させちゃうか?
743名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/31 09:56 ID:z8gcTbT0
素便「もう一時は戻れないかと思ったよ・・・。
クリード編って途中から収拾つかなくなってたし・・・。
もー気になる伏線も無くなって、これからは借金を全部返したような
さわやかな気持ちで働けるんだな。」

列車「・・・・ギリギリの発言だな。」

こんな感じで何事も無かったように新展開、キョウコが新メンバーとなり
その相方として新キャラが新たにテコイレられたりして・・・。
で、数巻テキトーに単発な事件を続けて、ある日全員賞金首になって
掃除屋仲間に狩られて終わると。
トレイン「お前を撃つなんて・・・できないよ・・・」

クリード「すまない!トレイン!!すまなかった!!」

クリード「帰りたいな・・・あの頃に」

トレイン「帰ろう・・・クリード」


二人で銃を向き合い心中END
>>742
そうだなぁ黒猫終わりそうだよな。
確かに終わっちゃうと予想じゃなくなるし・・・サロンあたりで
黒猫の最終回をせめて格好よく『書き直そう』とかやらん限
りは、ここで俺たちの旅も終わりか・・・とか言ってみる。
746名無しさんの次レスにご期待下さい:04/05/31 23:20 ID:qJ9s8gvW
来週最終回あげ
>>475〜の一連の話が結構面白そうなんで、
このスレは続いてほしい。
>>747
自演やめろ。
スレの流れを読めばオリジナルはお呼びじゃないだろ。

次スレはやはり>>745の案か?
今以上に人がいなくなる予感がするが。
まあ、今後の展開しだいかな。
もし、二部があれば続くし、ダメならこのまま、消えるのもいいと思うな。
オリジナルも結構好きなんだが・・・
俺が少数派なのかな・・・
俺、本当は、”友達”が欲しかったんだ!!

”俺たち”がいるじゃないか
752名無しさんの次レスにご期待下さい:04/06/01 07:33 ID:kxlGSquW
クリード・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス、死亡確認!
つーか殺す時期までパクり元と合わせるなつーの。
ほんっと、パクり以外に芸のないヤシだな・・・
753がいしゅつ?:04/06/01 08:28 ID:erP/DXTY
みんなで勝利のお祝いをしてる時にエキドナが現れて
自爆装置のようなものを作動、トレインとスヴェンが飛び込むも
最後の場面でスヴェンをかばいトレインだけあぼん。
命を失わないオリハルコンの銃→トレインは生きている
トレイン「ク・・クリード・・・できないよ・・・」

クリード「ハァハァ!トレイン!!すまなかった!!」

クリード「もう一度・・・あの頃のように・・」

トレイン「仕方ないな・・・クリード」


エキドナ「あ・・あんた達、2人で一体な・・何をしてるんだい!?!?」


見られたことを恥じて、二人で銃を向き合い心中END