【高値の】テニスの王子様53【エロワカメ】

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日曜日
【14:14】対六角戦。菊丸と不二がダブルスで戦っているが前衛と後衛に分かれている。
     サッカーか何かと勘違いしてないだろうか。
【14:16】菊丸がまたアクロバティックをしている。いい加減その動き意味ねー事に気付け。
     お前のその動き、別の何かに活かせよ。
【14:17】不二がニヤニヤしている。
【14:18】不二は目が開くといつもより気持ち悪い。
【14:19】周りから「徹底的なマーク」がどうとか聞こえてきた。俺は自分がテニス会場に居るのかどうかを確認した。
【14:22】不二がつばめ返しをきめた。みんなあいつを天才だと誉める。なるほどみんなも変態か。
【14:24】菊丸がラケットを回しはじめた。不二がニヤニヤしている。
【14:25】菊丸が2人に見えた。たぶん目の錯覚だろう。最近熟睡できない日が続いている。
【14:26】乾が「残像だ」と勝手に理論を語りはじめた。俺はそれにどうツッコんでいいのか戸惑う。
【14:27】「ほーんと猫っスね」ツッコミは諦めた。猫は分身なんてしね―よ。と心の中で自分にツッコんで気を晴らす。
【14:28】「英二先輩にしか出来ねぇ」桃城が何か言っている。分身が羨ましいようだ。
     菊丸や不二はどうも人間の本分を超えている気がする。俺は人間のままでいい。
【14:30】「菊丸ビーム!!」ダサイよ。
【14:31】竜崎のババァが小さくガッツポーツをとっていた。菊丸に人体改造を施したのはお前か。
     ババァには気を付けよう。
【14:33】菊丸が3人に増えた。俺は限界だと思った。
【14:36】試合終了。やはり不二がニヤニヤしている。
【14:40】試合前の海堂に「しっかりアップしておけ」と言われた。負ける気満々か。
     時代錯誤のバンダナの考える事はわからん。
【14:45】試合開始。海堂が飛ばす。スネイクばかりだ。スネイクしか打たない。馬鹿の一つ覚えだ。海堂は馬鹿、と。
【14:48】「負けらんねーよな特に一年には」桃城が”一年”を強調しながらこっちをチラチラ見てくる。
     どうやら話しかけてもらいたいらしい。無視だ。
【14:52】六角の選手が突然やる気になりだした。
     この世界の中学テニスプレイヤーは最初から本気でやらない奴ばかりで嫌だ。
     負けても「手を抜いてたから」という言い訳がつくとでも思っているのか。親父を見ているようで腹が立つ。
【14:54】「葵君の今までの試合結果を教えてくれ」今更か。副部長の危機感の無さを知る。頭が痛い。イヤになる。
【14:55】「あえて自分にプレッシャーを…」と大石が何か語り始めた。変態は変態を知る、か。
【14:56】不二がニヤニヤしている。
【14:57】だるいランニング出発。立海vs不動峰でも見てこよう。
【15:01】橘と対戦しているのは誰だ。なんだあの髪は…警察に通報しようか。
     否、橘を見下ろすあの顔は明らかに人外の物だ。警察ではどうにもできないだろう。
     それは俺の親父ですでにわかっている。俺が殺るしかない。
【15:12】立海が俺の後ろを通りすぎる。俺はただ早く時が経つのを祈るしかない。
【15:13】少しでも動いていたら…殺されていた…!
【15:15】ファンタでも飲んで落ち着こう。
【15:16】昼メロ先生のスモモ味。
【15:22】いい加減海堂の試合も終わっているだろう。
【15:25】海堂が血まみれになっていた。葵め…殺りそこねたか。最初から真面目に殺らねーからだ。
【15:26】「おチビ遅いぞーっ!!」絆創膏ダサイよ。
【15:27】「大石部長代理…」お前は万年係長。
【15:28】「橘さんって…全国区っスよね」本当はどうでもいい。
【15:29】「モチロンだ!」あの卑猥な男も全国で通用するのか。日本は怖い国だ。
月曜日
【15:03】竜崎のババァが月刊プロテニスの井上から貰ったビデオの上映会をすると言う。俺は遠慮した。
     青春新聞を見て脱力したからだ。どうせテープにもいろいろ手が加えられているのだろう。
     井上は立海(主に真田家)からいくら貰っているんだ?
【15:06】黙々と壁打ちをする。俺はこういうちゃんとした基礎練習が好きなんだ。
     変態染みたメニューやでたらめな練習量で身体を壊すなんてゴメンだ。俺は人間だ。
【15:08】COOLドライブ…アレを完成させて…必ずあいつ等を殺してやる。
【15:42】部室に戻るとレギュラー陣の話し声が聞こえる。
【15:43】「俺達はタダじゃ負けねーぜ」負ける気満々か。変態達の考える事はわからん。
【15:44】そういえば他の部員達はどこへ行ったんだろう。
【15:54】竜崎のババァがすごい形相で菊丸をしごいている。人体改造の具合を見ているようだ。
【16:07】憎い思いを込めながら文字通り必殺技を練習していたらガットが3本いかれてしまった。
     そうとうストレスが溜まっていたらしい。
【16:11】「一気に3本ともガットが駄目になるなんて珍しいな」責任の一端はお前にもあるんだよ。
【16:12】「23.8`先に大型のスポーツショップがある。走って〜」乾がまた意味不明な事を言い出した。
     ツッコミ待ちか?ツッコミ待ちなのか?また俺のストレスが溜まる。
【16:13】「ならこの乾汁最新バージョンを」こいつは汁を出せば何でも自分の意見が通ると思っていやがる。
【16:14】乾とはこれ以上関わりたくないのでとりあえずこの場を去ろう。
【16:15】「走っていくのか?なら…」大石だ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【16:16】大石にパワーアンクルを着けさせられた。逆らえないのはレギュラーとはいえ一年生の辛い所だ。
     自分が大会に出られないからって大人げ無い。だから大石は万年係長なんだ。
【16:17】「うっしっし越前の奴カワイソー」桃城が笑っている。殺すぞ。
【16:20】校門脇で不二が乾汁を飲んでいた。ニヤニヤしてこっちを見ている。いやがらせか?殺すか?
【16:31】大会前にフルマラソンなんて走っていられない。バスで行く事にする。
【17:38】まだ戻りたくないな。時間をつぶすか。
【17:42】立海登場。
【17:43】「本当のテニスが出来んのってあの人位でしょ」切原がおかしな事を言っている。なるほどこいつも変態か。
【17:44】「俺にも本当のテニスって奴おしえてくんない?」本当はどうでもいい。
【17:45】「高くつくかもよ」何かが踏み潰されたような顔だなと思った。何を踏み潰せば切原のような顔になるだろうか。
【18:02】テニスクラブまで足を運ばさせられた。何も今日やらなくてもいいのに。
【18:05】切原の着替えを待つ。日も暮れてきた。早く家へ帰りたい。
【18:11】試合開始。無難にツイストサーブでも打っておくか。
【18:12】あれ?なんで返せないの?この世界でテニスやっててツイストサーブを返せないのはおかしくないか?
【18:13】「まだまだだね」格好だけ言ってみる。ただサーブ一球打っただけなのに…俺。
【18:14】「お前潰すよ」何に似ているのか喉まで出かかっているけど出てこない。