武装錬金の展開を先読みするスレ

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『ふふふ、罠にハマったようだな、ふたりともくん』
『しまった、取り囲まれて…うわあああああ!』
『カズキ…逃げて…きゃああああ』

…ここで『来週に続く』の文字。


ジャンプの「武装錬金」をもう一度読み返しながら、次回の展開を予想しあうのび太とドラえもん。
「これはもう、助からないよ。カズキくんの首が千切れてるし」
「いやあ、和月先生のことだもの。きっと、『実は人形だった』ってオチだよ」
「そうかなぁ。でもジャンプだしなぁ。あー、早く続きが読みたいなぁ」
「そうだ。作者に直接聞きに行けばいいんだ」
しかし、和月先生は新潟のアパートでカンヅメ状態。しかもサムスピの新作やりたさに脱走して行方不明。
しょうがないので、タイムマシンで来週号のジャンプを買ってくる。
「ねえねえ、ドラえもん。続きどうなるの?」
「うん。…場面は変わって、トキコさんの双子の妹が登場。カズキたちを助けるため、バルキリーエプロンで敵と戦うんだ」
「へー。それは急展開だね。で、どうなるの」
「それがね、実はたいへんなことにな……」
「たのむ!その話の続きを教えてくれぇぇ〜」
土管から飛び出したのは、脱走中の和月先生だった。
勢いでああいう展開にしたものの、どう次を進めるべきか、まったく考えてなかったのだ。
「わああ。アンタが描いたマンガでしょ」
「おねがいだぁ、金なら払うからぁ〜! 教えてくれぇ」
「しょうがないなぁ」

  (つづく)

  
『ふふふ、罠にハマったようだな、トキミ』
『しまった、取り囲まれて…うわあああああ!』


…ここで『来週に続く』の文字。


「こんな展開じゃ困る!」
「アンタが考えた話なんだよ」
ドラえもんから借りたジャンプを地面に叩きつけて、怒る和月先生。
締め切りも迫っているので、仕方なくその展開で進めることに…
「うう、次回の展開が思いつかない…」
「しょうがない。再来週のジャンプを買ってこよう」

       *

「――で、場面は変わって、トキコさんの従姉妹のトキナさんが登場。
バルキリートレパンを駆使して、トキミさんを助けるため敵のアジトに乗り込むんだけど…」


『ふふふ、罠にハマったようだな、トキナ』
『しまった、取り囲まれて…うわあああああ!』

…ここで『来週に続く』の文字。


「誰だよ。こんな展開考えた奴は!」
「…アンタだって…」