小さい頃に、名門、柊(ひいらぎ)家の養子として引き取られた主人公、空也(くうや)は、そこに住む、
6人の義姉達に甘やかされ、軟弱なるままの生活をおくっていた。
そんな主人公の将来に不安を感じた両親は、その性根を叩き直してもらうべく、遠い親戚に
預けることに……。
島流しよろしく、優しいお姉さん達の庇護のもとから引き離されてしまうことになった主人公は、
泣く泣く親戚のもとへ旅立つ。
それから10年の月日が流れ、主人公は、ひとまわりもふたまわりも大きな“漢”になって、懐かしき
我が家に凱旋帰郷。
逞しく成長した主人公を、温かく迎える義姉達であったが、島流しされる前と全く変わらない扱いをされ、
あまつさえ、子供の頃に憧れていた次女の要芽(かなめ)に夜這いされ、さんざん弄ばれてしまう始末。
“漢”としてのプライドをズタズタに引き裂かれてしまった主人公は、ひとり、要芽姉ちゃんへの復讐
を誓うのであった。
しかし、どうすれば、要芽姉ちゃんを見返すことが出来るだろうか……?
無い知恵を絞ってみるものの、良いアイディアは浮かばない。
そこで主人公は、他の義姉達に相談を持ちかけ、協力を仰ごうと……。
10年ぶりに帰ってきた我が家では、彼の帰りを待ち望んでいたお姉ちゃん達の熱烈な歓迎を
受けるが……。
要芽お姉様に優しくしてもらった、懐かしくも淡い子供の頃の記憶。
しかし、そのお姉様に無理やり夜這いされ、漢のプライドはズタズタに……。