【ネタバレ】週刊少年マガジンスレッド1

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273早売り
こんにちは、火曜日です、早売りですm(__)m一歩専門にネタバレしています。
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Round600【重圧をはねのけろ】
止まらない左に今井はブロックすることしか出来ない。板垣は更にギアを上げ、天井知らずのスピードパフォーマンスに観客は大いに沸きあがる。
彼はこの時完全に観客の心を掴んでいた。板垣は今井のブロックに隙が出来る時を待っていた。ついにその瞬間を捕らえた時、大きな右を送ろうと足を止めたが、
今井の狙いはまさにそれで、彼は凄まじいほどの豪腕を板垣に振りかざした。間一髪で避けた板垣は、今井の狙いが自分のボディにあることを知る。あれだけ
沸いていた観客も、驚き静かになってしまった。振り返った今井に、板垣は精神的な重圧を感じ始めていた。
宮田は今板垣が感じている重圧を憂い、技術で勝るアウトボクサーがインファイターに負けるパターンを語る。
確かに足を使うのは正解だ。しかしボクシングにはある程度の打ち合いが要求される。逃げ回っていては勝てはしないのだ。
さらにもう一発際どい攻撃を仕掛けられた板垣。今井とて板垣の技術は認めていた。しかし今も昔も自分はインファター、彼はこの姿勢を変える気はなかった。
観客席の先輩達は、後輩が捕まらない事をひたすら祈る。ファイターの恐ろしさを知る木村は、板垣がどう重圧に対抗するのか固唾を飲んで見守る。
1回目は解らない内に倒された。2度目は足を使って捕まった。3度目は速度に磨きをかけ逃げ回っていた所を、結局最後には捕らえられて倒されてしまったのだ。
板垣には解っていた。結論はもう出ていた。脳裏によみがえる先輩達の言葉・・・彼は後悔しない自らの戦法を選んだ。
出てこようとしないライバルに、今井はそれならばと自ら前に出た。
決意を込めた足を、リングの中央に強く落とす。逃げてはいけないのだ!!
板垣が散々悩んだ末に出した結論は、今井とのインファイトだった。

※今週は祝・連載600回!!巻頭カラー&表紙。ページ数は19Pです。
 600回記念にベストパウド募集企画、扉絵に歴戦の好敵手集合!でも沢村の横顔が物凄く違う・・・?表紙の一歩はまるでウルトラマン。
 春に放送される「金曜特別ロードショー」で一歩TVアニメスペシャル放送決定。「一歩VS真田戦」を一挙放送!!!