1 :
2006年まで名無しさん:
アッー?
2 :
あ:06/07/14 02:11 ID:E4/HlSOg
2
3 :
2006年まで名無しさん:06/07/14 02:10 ID:0qUltxSE
ああああは2を手に入れた!
4 :
2006年まで名無しさん:06/07/14 02:11 ID:kYGkcDSw
やたらくっついてたな
PKのとき
5 :
2006年まで名無しさん:06/07/14 02:44 ID:xbs1GmzA
時空がねじまがった件
6 :
2006年まで名無しさん:06/07/14 02:51 ID:0PXakqKE
原理はわからんがたまにあるよ。俺はこれで見たの4回目ぐらい。
カンナたんとピルロたんハァハァ(;´Д`)
9 :
2:06/07/14 21:09 ID:E4/HlSOg
ピルロが心臓弱いから抱きついたっていう説があるけど?
11 :
2006年まで名無しさん:06/07/15 16:17 ID:OtvbqXEc
12 :
2006年まで名無しさん:06/07/16 01:01 ID:TZxZIVPo
港で働くたくましい青年ファビオ。
彼はある日、病弱で詩を愛する文学青年アンドレアと出会う。
お互い正反対の人間でありながら、自分にないものに惹かれ、やがて愛し合っていく二人。
だが、病は確実にアンドレアの体を蝕んでいた・・・。
死期の迫った青年と、彼を守り抜こうとする恋人。
二人の青年のひと夏の恋を描き、ベネチア国際映画祭で世界中を感動の渦に巻き込んだ珠玉のラブ・ストーリー。
今秋、日本上陸。
13 :
2006年まで名無しさん:06/07/16 01:21 ID:axI39ZdA
〃 i, ,. -‐
r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈 /
! :l ,リ|} |. } / .や
. {. | ′ | } l
レ-、{∠ニ'==ァ 、==ニゞ< | ら
!∩|.}. '"旬゙` ./''旬 ` f^| |
l(( ゙′` ̄'" f::` ̄ |l.| | な
. ヽ.ヽ {:. lリ |
. }.iーi ^ r' ,' ノ い
!| ヽ. ー===- / ⌒ヽ
. /} \ ー‐ ,イ l か
__/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\ ヽ
15 :
2006年まで名無しさん:06/07/16 18:30 ID:nvaIKq1g
16 :
2006年まで名無しさん:06/07/16 18:39 ID:PTmqnIRg
すごい偶然!
スカパー!であのシーン見たけどピルロが腕回した時本当一瞬だけカンナバーロが笑った気がする
17 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 02:23 ID:wu8IzCvw
アッー!!
18 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 02:53 ID:oUGP./A2
カンナバ一口はゲイシンボル
19 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 02:54 ID:qftgozto
ゲイ
20 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 03:10 ID:7j.h561M
>>10 心臓弱かったらさぁ…その…サッカーなんてできな…
なんでもない
>20
ピルロはキャプテン翼の三杉でオフサイドを学んだってどっかで読んだ
三杉=心臓病
心臓弱いことへの伏線かもしれん
まあ心臓弱い奴がサッカーってありえな・・・
22 :
:06/07/17 17:35 ID:wu8IzCvw
アレですよみなさん、ガラスのハートですよ
23 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 18:46 ID:El45BXMc
あの二人は完全に
24 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 23:50 ID:pIypZ7Po
>>12 アンドレアとファビオ物語
泣けそう 期待してます
25 :
2006年まで名無しさん:06/07/17 23:55 ID:ZrnaCQpk
ピルロって70年代みたいな顔だよな
26 :
2006年まで名無しさん:06/07/18 00:07 ID:UaGKnjDM
ど…
どっちが上?いや、なんでもない
俺もカンナの背中に抱きつきたい。
いや、抱きしめられたいかもw
(* ^ω^)いいコンビだお
大方の予想を裏切って…
猫:カンナ,立ち:ピルロ
アズーリキャプテンを激しく責め立てるピルロwww
30 :
:06/07/19 01:42 ID:X0L1b5iw
カンナバーロの右腕に「アンドレア」との刺青がある。
まあ、息子の名前なんだろうが。
でも
ウホッ
アンドレアってイタリアでは多い名前なんじゃね?
でもまあ
ウホッ
そうだね。日本でいえば「ヒロシ」みたいな。
でも、まあ
ウホッ
33 :
:06/07/19 15:38 ID:YKpLV4wU
ピルロの名前だから息子に付けたとか。
でもまぁ
ウホッ
『どうして? なぜサンドロはあんなことを…』
シティの屋敷街をめくら滅法に走り、いつしかアンドレアは貨物船の係留される
ドックを走っている。息が切れ、胸が苦しい。走ってはいけないと、あれほど
サンドロに言われたにも拘らず。しかしアンドレアを走らせた、もといサンドロの
元から駆け出さなくてはならなかったのは、親友の突然の無体のせいだ。
アンドレアの脳裏に先刻の状景が甦り、彼は思わず涙ぐむ。
サンドロに掴まれた二の腕と手首がまだ痛む。その痛みよりも、彼は普段の優しい
サンドロとはまるで違う、恐ろしいほど真剣な目をした友を思い出して
細身を震わせた。陽光の輝く空の下、波頭もかすむ水平線はどこまでも美しい
のに、アンドレアは自分の周りが急に色を失い、秋も経る事なく、
一気に真冬の荒野へ投げ出されたような気がした。
サンドロの近づく唇を、アンドレアはあの時やっと自由にできた平手で払うことができた。
嫌悪よりも、恐怖がいや勝った。親友の腕力に適わない自分を不甲斐なく思う以上に
サンドロがそれまでどんな風に自分を見ていたか、あるいはどんな感情を抱いたのか、
それを思うとアンドレアの視界はますます歪んでいく。
自分を拒むはずもない、いつしかそうサンドロに誤解させてしまったのかと思うと、
アンドレアは脆弱な抵抗しかできなかった自分を憎んだ。掴まれた個所にいまだ
うっすらと赤みを帯びさせている華奢な手首を折ってしまいたかった。
アンドレアはふらふらと、覚束ない足取りと霞む視界で、見も知らぬ港を歩む。
屈強な人足たちが物珍しそうに彼へ好奇な視線を向け、中にはいかがわしい口笛まで
吹く輩もいた。盛り上がった筋肉を見せつける労働者たちの視線に突然気づいた
アンドレアは、薄物の上衣とスラックスに編み上げ靴という格好の自分が
いかに場違いか思い知る。次第にはっきりする視界では、サンドロよりも逞しい
男たちが、サバンナを駆ける美しい草食動物へ狙いを定める肉食獣になることなぞ
たやすいことだ。
アンドレアは痕を隠すように左手で右手首をぎゅっと握り締める。それさえ見られ
なければ自分の弱さも見咎められまい。この都合良い彼の願望が、当然男たちになど
届くはずもなく、安全な囲いから出てしまい、危険な森へ迷い込んだ羊をみすみす
逃がしてくれる気は俄然なさそうだ。むさくるしい山賊髭に金剛力士然とした体躯
の人足が数人、自然を装って行き過ぎようとするアンドレアの、不自然に優美な
後姿を追う。歩幅を短くし、速度を速めるアンドレアの努力も空しく、その間は
縮まるばかり。『ぼくはなんて馬鹿なんだろう?いつだってこうなるんだ』
だからサンドロが片時も離れることなく、アンドレアを守っていたのではなかったか?
アンドレアはその考えを否定しなければならず、歩きながら必死で首を左右に
振った。そのせいか一瞬目眩を起こし、歩行も拠り所を失って、足元をもたつかせた。
バランスを失った彼は倒れる一瞬、海原すれすれを掠め飛ぶ白い鳥を見て
その見事な滑空に感嘆し、羽を持たない我が身を呪ったように思う。
「おい、お前等、何やってんだ?! そこをどけっ!」
ご馳走に群がるハイエナたちは、毅然と響いたバリトンに反射的に息巻いたが
声主の正体を認めるや、蜘蛛の子と化して霧散する。頑健な男達がまるで幼稚園児
のようで滑稽だったが、彼らを恫喝したのは彼らの教師でなければ船長でもない。
たった今港に着いたばかりの船から下りてきたファビオは、今日からの休暇を何を
して過ごそうか、あれもしたい、これもやらねばと、浮き足だっていた。しかし
タラップを降りてすぐに喧嘩沙汰に巻き込まれるかもしれない光景に出くわし、
内心うんざりしつつも、声をかけずにはいられなかった。運良く数ヶ月前起こった
偶発的な乱闘事件で名を馳せてしまったが、ためにひとり勝利を収めた自分を
見知っていた同業者たちだったらしく、応戦せずにすんだのは幸いだ。
まさに尻尾を巻いて退散する人足たちを睨みつけ、ファビオはそこへ残された
ほっそりとした身綺麗な少年を抱き起こしてやった。
「おい、どうした大丈夫か? どこか怪我したのか?」
んん、アンドレアは一瞬意識を失って、淵の底から呼ばれるような声に、子供が
むずがったあとの吐息を発し、ゆっくりと目を開ける。目の前では見知らぬ男
が心配そうに見下ろしていた。彼の逞しい胸の中にいると認識した時、アンドレア
はふいにサンドロを思い出して、再び顔から血の気をなくし、相手の胸を力一杯
突き飛ばした。
つもりだった。男はびくともせず、尚もアンドレアを微苦笑混じりで見ている。
「なんだよ、ひでえな。でもそんだけ元気ありゃ心配いらねーな」
男は太い眉尻を下げて笑い、アンドレアの細い肩を支えて立たせてやる。ジョーゼット地
の白いシャツの袖部分が破れ、はみ出していた裾が少し汚れている。
男は傍らに置いた自分の荷物入れ(それはサンドバックほどもあって、パンパンに
中が詰まっていた)から母親への土産だろうか、淡いグリーンの美しいショールを
取り出すと、アンドレアの背中を包むように掛けてやった。
「見たとこあんまり丈夫そうじゃねぇからな、潮風は意外と身体に毒なんだぜ」
言って男は半歩下がると、自分の作品に満足した彫刻師のように腕を組んだ。
「あんたに良く似合ってるな、ソレ」
「でもこれをお借りするわけには…」
「いいっていいって。冷やすよりはマシだろ?母ちゃんには別のやるから気にすんな」
男は再びアンドレアの目前へ立つと、幼い子供にするようにアンドレアを安心させる
ため、彼の頭頂へそっと、節くれだった自分の右手を乗せた。
アンドレアは今度は避けなかった。それよりも鼻腔をくすぐる懐かしいような香り
に、刹那時が止まったように動けなくなる。
なんだったろう、これは? 男の体臭は不快ではなく、むしろアンドレアへ憧憬を
抱かせる。見れば男の額には細かい水滴が浮かび、彼はシャツの裾で無造作に拭っている。
アンドレアはすかさずスラックスのポケットからハンカチーフを取り出し、自分でも
信じられない大胆さで男の手から裾を離させ、額へは薄布を当てていた。
「あっ!おい、よせよ、そんな綺麗なもんで、汚れちまうじゃねえか!」
「いいんだ、これでおあいこさ」
男は身を引きはしたが、アンドレアの熱意を汲み、無碍にするのも悪いと思うらしく
従順に拭われることにしたようだ。絹のような布の滑らかな感触と共に、その布越し
に触れているアンドレアの手が、何故かひんやりと心地好い。
良く晴れて真っ青に同化する空と海が、世界のあらゆる雑音を吸収したかのように
2人の間へ静寂な平穏が流れる……。
アンドレアは今頃自分の強引な行為に気づいたのか、頬を熱くさせ、恥ずかしさに
俯いてしまった。男はそんなアンドレアに逆に動揺するが、相手を困らせては
ならないという騎士道的本能を発動させると、豪快に笑って礼を言う。
「そんな…ぼくの方こそ助けてもらったのに、まだお礼も言ってな…」
「アンドレア!何をしているんだ、そんなところで!」
ブガッティの運転席から降り立ったサンドロは、見知らぬ男と談笑する友を見ると
仇敵に出会ったかのように怒号を発していた。
アンドレアへ、再びあの恐慌が戻ってくる。傍らのファビオは大気伝導したような
少年の硬直と緊張を察し、向かってくるスーツ姿の男のせいだと即断して
自然にアンドレアを自分の背後へ押しやった。
「アンドレア!なぜこんなところへ…君は誰だ? アンドレアに何を…」
「うるせえな。俺はファビオだが、ひとにものを尋ねる前に自分も名乗れって
母ちゃんに教わんなかったのかよ、あぁ?」
それを聞いてサンドロがぐっと歯軋りし、すぐに抗弁できないでいるのを見ても
アンドレアがまだ後ろで小刻みに震えているのがわかるので、ファビオは腕組みに
更に力を込めた。
「そこをどきたまえ。アンドレア、さぁ、すぐに帰るんだ。行こう」
「っと、おいおい、嫌がってるじゃねぇか、よせやい」
「汚い手で彼に触るんじゃない!」
「なにをぉ? やろう、黙ってりゃいい気になりやがって…」
「やめて! 帰る、帰るよ! だから乱暴はしないで!」
アンドレアはありったけの勇気を振り絞ってそれだけ叫んだ。2人の男が予期しない
そんな声に同時に悲痛を聞いたせいか、不穏な空気は瞬間でも解消されたかに見えた。
「サンドロ、先に車に乗ってて」
「アンドレア、その、さっき君にしたことは謝る。だけど…」
「やめてよ! そんなこと今話す時じゃないだろ? いいから行けよ!」
サンドロはそれでも唇を噛み、友を見つめ続ける。
「嘘じゃない、きっとだよ。きっと戻るんだから、お願いだから行って」
それでやっとサンドロは車の方へ歩き出す。後ろ髪を引かれるように、何度も
振り返りながら。
「大丈夫か? 本当に? 嫌なんじゃないのか、あいつが?」
ファビオは小刻みに震える右手首を押さえるアンドレアの左手を、指一本一本
剥がして外してやり、そこを染める淡い鬱血あとを確認する。何も言わずとも
車の男がそれを残したことが、ファビオにはわかったのだ。
彼はアンドレアの手首をそっと掌に載せ、別の手の甲で優しく撫でた。
アンドレアの震えは止まっている。その手当に彼も応じ、そしてそれがとても
理にかなっていると感じているようだった。
「脈が…早くねえかな、おまえ…」
「ううん、生まれつきなんだ。あなたのせいじゃないよ…」
「そうか?」
2人はしばらくそのまま手を取り合っていた。やがてアンドレアの脈も鼓動もゆったり
すると、ファビオは安堵しつつもどこか名残惜しげに手を放す。
「じゃあ、ぼく行かなくちゃ…ショール、どうもありがとう」
「俺も、これ!」
と、ファビオに握り締められくしゃくしゃになったアンドレアの白いハンカチーフ
をひらひらさせると、アンドレアは思わず微笑んでしまった。
「ファビオ…って呼んでもいい? その…また会え…」
「俺は貸し借りが嫌いなんだ。だからこれ返すためにもういっぺん会わないとな!」
先に言われてしまったせいか、アンドレアはもう一度、今度は苦笑まじりで笑う。
ああ、笑ったらもっと綺麗じゃねぇか。ファビオは少年の笑顔に目を細めた。
そして同時に、何故かまったく相反するような凶暴な感情が、身のうちで生まれる
のをファビオは感じた。なんだこれは? それはとても親和的というか、彼にとって
馴染んだ応能に思えても、少年に対し持つには果たして正当なのか?といった
理性がまだ機能しているがために、ファビオはより強い戸惑いを覚えた。
パッパァーーーーーー 背後でクラクションが鳴った。振り返ると、サングラスを
かけたサンドロが、苛立たしそうにこちらを見ている。
可哀相に、ファビオは間髪いれずアンドレアを不憫に思う。少年を怯えさせた
元凶のもとへ、とりあえず今は返してやらねばならないのは不本意なのだ。
だから、ファビオは車までアンドレアを連れて行き、ドアを閉めると、ゆっくりと
ボンネットを回って(すぐに発進できないように邪魔をしたのだ)運転席のサンドロ
へにっこり笑いかけながら、その目の前でバンパーをへし折ってやった。
サンドロの頭のてっぺんから火が噴く、アンドレアはその時思ったと、のちに
ファビオの腕の中で囁くことになる。
車から飛び出したサンドロへ自慢の左フックを浴びせ擬似マットに沈めると、
ファビオは素早く運転席に乗り込み、けたたましい音と共にバックさせ
サンドロを残してまんまとアンドレアを連れ去ってしまう。
この間ものの1分も要さず、アンドレアはおそらくまばたきもできなかったはずだ。
そして紅潮する頬を再びファビオの手の甲に撫で上げられると、苦しさの伴わない
鼓動で胸が高鳴るのを感じた。ファビオが何も言わずただ微笑んでいたから。
手首の痛みなど、疾うに忘れてしまった。
サンドロが起き上がったとき当然彼の車はなく、陽も大きく傾いていた。
そして徐々に、車よりも大事なものを奪われたことを思い出し、悔しさと怒りに
目元を滾らせることになった。
楽しい逃避行になどさせはしない! しかし無論、サンドロが2人の行方など
知るはずもなかった。
(つづく?)
warata
スゴス
長編の続き興味シンシンっす
残業の疲れか禿ワロタ
そしてサンドロが誰なのか一時間位考えてまだわからない
>サンドロ
ネスタの事じゃね?
ハーレクインロマンスのようだ。
セックルシーンまだ〜チンチン
面白いな
続くのか?
うお!!
なっ、なんかネ申が降臨しとる!!すげえ
続きマダー?
54 :
海外蹴球:06/07/20 17:08 ID:C75y7gsQ
しかしアンドレアは助手席で声を押し殺し泣き始めた。
「おい…どうして泣いてるんだ…?」
子供のように泣きじゃくるアンドレアをファビオは慰めた。
「…ファビオが格好良かったから」
その理由にファビオは思わず吹き出す。
「じゃあ何で泣くんだよ」ファビオは再度質問した。
「…男の人にこんなに優しくされたの…初めてだったから」
これがアンドレアの本心だった。
ファビオはしばらく黙って、左手でアンドレアの髪を撫でた。
このまま何処へ行こうか。
ファビオは考えていた。
続き誰かヨロシクー。
完結するまで見守ることにした
57 :
2006年まで名無しさん:06/07/20 18:12 ID:Uak3/MHo
続きが待ち遠しい
58 :
_:06/07/20 18:49 ID:mw6fw10c
59 :
2006年まで名無しさん:06/07/20 19:15 ID:4kuY2Ycg
でもカンナはスペインに行ってしまうね(´・ω・`)ショボーン
このスレブックマークした。
乞う続編。
サンドロは乗馬用の白手袋を取りながら、口篭もるフランチェスコの声を聞いていた。
「街の宿は…かたっぱしからあたったぜ、本当だ。でも…どこにもいないんだ…」
「努力は認めろと、そう言いたいのか?」
フランチェスコはビクッと両肩を上げた。広い胸板も窮屈そうに縮めるが、自分の方を
見もしないサンドロが机へ置いた乗馬鞭を取り上げるのを見るや、数歩後ろへよろめく。
「そんな…嘘じゃないんだ、おれはいつだってあんたのために全力を尽くしてるじゃ
ないか…ああぁ……いやだ、それだけは……やめてくれ…」
両手を合わせ祈る仕草に、サンドロの苛立ちはいや増す。この無能者が。
誰も動かないよりはマシと思い、サンドロはフランチェスコにアンドレアの行方を
追わせたが、所詮街のチンピラに顔が利く程度のフランチェスコに、やはり疾うに街は
出たらしい彼らを捕まえられるはずもなかった。
わかっていたが、サンドロはフランチェスコへの寛容など持ち合わせてはいなかった。
「脱げ」
ポートワインで唇を湿らせたあと、サンドロは抑揚なくそれだけ呟く。フランチェスコ
の大きな瞳は早くも傷ましく濡れそぼり、その場に膝をついて低く懇願し続ける。
「聞こえなかったのか。脱げ、と言ったろう?」
フランチェスコはとうとう床面へ額をつけ、尚許しを乞い、憚らずに声をあげ泣き叫ぶ。
サンドロは舌打ちし、鞭の柄を外側にして掴むと、短く刈られたフランチェスコの砂色
の髪を掴んで上向かせた。鞭の柄の突端で、頑丈そうな彼の顎を持ち上げると、石膏を
彫り上げたように深い陰影を持つフランチェスコの頬は、彼の流した涙で濡れていた。
「なぜアンドレアを連れてこないのに、おめおめ戻ってこれた?」
はらり、とサンドロの前髪の一房が屈んだ拍子にこぼれ、彼は鬱陶しげにかきあげる。
その際閉じた瞼へびっしり生える濃い睫毛が上下するのを、フランチェスコはストップ
モーションを見るように視認する。再び開いた目の奥へ映る自分を見つけ、彼は、ああ、
このひとの中におれがいる、と瞬間緊張を解き、涙さえ忘れることができた。
おれを打たない時と、なんでアンタは同じ、そんなきれいな顔でいられるんだ?
フランチェスコは結局、サンドロの美しい無表情を前に諦めるしかない。彼が言うこと
に、自分が逆らえたためしなどないのだから。期待されたかどうかともかく、サンドロ
からの言いつけを聞いてそれがどれほど困難か推計する前に、単純に嬉しくて
安請け合いした自分が悪いのだ。
「成果を伴ってこそ、努力は報われるものだろう? 失敗に値する贖いとは、
さて何だったかな、フラニー?」
ヴェルギリウスの詩を暗誦するような心地好い響きで、サンドロはフランチェスコを
飾り窓に佇む女のような名で呼ぶ。彼がそう呼ばれるのを大嫌いだと、当然知った上で。
フランチェスコは跪いて、床をぼんやり眺めた。筆で書いたあとのように筋状に走る
細長い文様が、一辺10インチほどの四角タイルへ不規則に描かれていて、それはどこかで
見たような模様だ、と彼は考えた。考えながら、フランチェスコは無意識にシャツの
ボタンを外していく。サンドロがゆっくりと立ち上がった。
「まだ答えを聞いてないぞ?」
「罰だ、サンドロ。おれを罰してくれ、あんたの気が済むまで」
ああ、この模様はおれの背中と似ているんだ。おれの背中にも、これと同じ…
しかしその続きは、目の前を染める真っ赤な閃光の中で瓦解してしまう。フランチェスコ
の背を燃やすサンドロの鞭が発火させているわけではない。だが、振り下ろされる鞭が
空を切るヒュウッという音と、それに続く激痛に耐えなくてはならず、彼は薄皮を破る
ほど唇を噛む。音が止んで前にまわったサンドロがやはり鞭の柄でフランチェスコの顎
を持ち上げ、床へ鮮血の斑紋をつくった源泉を、今度は手で拭う。
しかしその指を、サンドロは躊躇いなくフランチェスコの舌に清めさせた。
この独善的な儀式の間にも、アンドレアとあの男は自分から遠のいていく。サンドロの
苛立ちはいや増す。柄を掴む拳に力をこめ、痛みで項垂れたがるフランチェスコの頭を、
サンドロは強制的に上を向かせた。顔を近づけ、赤黒い傷を見せる彼の下唇へ歯を
たてる。すぐ傍で、フランチェスコの喉が鈍く鳴り、見事に突き出た突起が上下した。
口中の鉄錆味が一段と苦みを増したように、フランチェスコは感じた。
そして何故か、塩辛いはずの涙に混じると、あるはずのない甘味を舌が感知するのにも
フランチェスコは気づいている。それは単なる錯覚だ。激痛とサンドロの怒りを許容
するために、フランチェスコの脳が生み出した幻影に過ぎない。
依然涙を流しながら、フランチェスコは離れていくサンドロへ微かに笑う。笑った意識
はなかったが、嫌悪するはずの痛みと同化したサンドロのくちづけ(ではなかったが)
が、彼には更なる仕打ちに耐えうる『褒美』に進化したことを、サンドロが永遠に
知ることはない。
痛覚のため笑いを歪ませたフランチェスコの表情を不遜と受け取ったサンドロは膝を
あげ、両手で鞭を伸ばしながら立ち上がる。空間ではなく、フランチェスコの皮膚を
容赦なく切り裂く鞭はまったく有能で、規則的にしなやかな放物線を描き続けた。
フランチェスコの広い背中には、床面と色違いの筋模様が鮮やかに浮かび上がっていく。
彼は心中声なく唱え続けた『何をしているのか、彼らにはわかっていないのです』
しかし哀しい哉、サンドロの気がすむこともなかった。
◇ ◇ ◇
車の停止で消えた振動が、アンドレアを眠りから呼び起こす。一瞬自分がどこにいるのか
わからず、暗い車内と薄暮の車外へ目を凝らす。徐々に記憶が戻ってくると、アンドレア
は運転席へ向いて、そこで運転するのがサンドロでなかったことに胸を撫で下ろした。
「おっと、起こしちまったか。良く眠ってたな」
「…ファビオ!」
窓の外に広がる景色がまるで外国みたいに見たことない風景だったんだ…だから……
アンドレアは自分にそう言い訳をした。もちろん心の中だけに。目覚めたら
やはりサンドロが自分を拘束するため横へいなかったのが嬉しくて、生まれたての
雛が最初に見た対象へ抱きついてしまったようなものなのだ。
「おいおい、なんだいきなり…何かおっかない夢でも見たか?」
「違う、違うよ…お願いだから、少しこのままでいさせて…」
本当は、ファビオはもっと軽口を言い、アンドレアの反応を冗談として流すべきだと
思っている。そうしないと空いている両手で彼の薄い背中ごと抱きしめてしまいそう
だからだ。しかし小さく押し殺すように囁くアンドレアの願いを笑い飛ばせるほど、
もうファビオは薄情になどなれぬ。困惑はどこか甘美も伴い、自分の胸を支えにする
少年の重みに何か責任を持たねばという、自覚めいたものまで生み出そうとしている。
「アンドレア…心配すんな、大丈夫だぞ。俺はちゃんとここだぞ…」
おまえを恐がらせるヤツはもういない、そうは言わず、ファビオは手でアンドレアの
柔らかな髪を梳いてやる。それはアンドレアの身体と同じように細く、しなやかに
ファビオの指へ絡みついた。薄い金色に透ける髪が一本、アンドレアの頭皮から抜け、
ファビオの小指を纏っている。ファビオはそれを見て頭に浮かんだ映像に頬がカッと
熱くなった。
それはどうしても仕方のない連想とは思うが、髪主が自分へひっしと抱きついている
今の状況に酷似しすぎていた。
「…なあ、急かすつもりはさらさらないんだが、そろそろ落ち着いたろ? 助手席も
さすがにもう飽きたよな?」
「ううんそんなこと…でもファビオ、ここはどこなの?」
下から見上げるアンドレアの表情にもはや怯えは見えない。しかし警戒を解いた相手
へ見せる彼の無防備すぎる従順に、ファビオは内心焦燥を覚える。芽生えたのは
ファビオに対するアンドレアの信頼だけではない。
ファビオにもある差し迫った暗い熱情が放熱を求め、体内で逆巻いていた。
ファビオはアンドレアを助手席へ戻してやる。これ以上の接触は憚られた。
「あぁ、ここはな、俺の…」
「ファビオーーッ!」「にいちゃあ〜ん、おかえりーー!」「にいちゃにいちゃー!」
言いかけたファビオの声を掻き消したのは、丘上に立つ白い家から出てきた子供たちだ。
車の周りへ忽ち群がった子供たちは姦しく喚き、しかし全員が笑顔でファビオへまくし
立てている。ファビオもすぐに運転席を下り、さらにガードを固めるよう取り囲んだ
子供たちをひとりひとり抱き上げ、キスをした。
「にいちゃん、今度はどのぐらいいられるの?」「にいちゃん頼んだ帆船模型、買って
きた?」「にいちゃん聞いて、マッシモったらあたいのこといじめんのよ」e.t.c.
アンドレアは文字通り目を丸くしていた。兄弟姉妹のいない彼は幼い頃からずっと安静
の日々を義務付けられ、このような賑わいはイースターもクリスマスでも知らない。
その中央で子供たちすべてから頼られ、愛されているファビオの偽らざる笑顔に、彼は
改めて魅せられたように胸苦しさを覚える。しかしそんな甘い感情と同時に、アンドレア
の心中に生まれたドス黒いものの存在もまた否定できない。
認めたくないがアンドレアは、ファビオへ屈託なくまとわりつき、彼から無償で笑顔を
与えられている弟妹たちを、決してその兄以上には好ましく思わないだろう、そう確信
していた。『ああ、くそっ!』激しい運動をしたわけでもない。しかしその瞬間、
アンドレアの心臓はドクンとひとつ、大きく鼓動を打った。彼はそんな自分の小心な
無意識と、不良品のくせに善悪の判断を忠実に行う心臓へあらん限りの悪態をつく。
ただし誰にも聞こえないように、頭の中だけで。
「にいちゃん、すっごい車だね!いつ買ったの?」「にいちゃん、あのひとだあれ?」
ファビオの膝ほどの背丈の少女が、助手席に座ってぼんやりしているアンドレアを
指差した。ハッとしてアンドレアはドアを開け、出ようとする。
涙がでそう・・・アハハハハ
するとファビオが彼を制するように右手をあげた。少し待てと言いたいようだ。
「あぁあのな、ちゃんとあとで教えてやるからな。だからもう少しおまえら、静かに
してくれるか? にいちゃんの友達はうるさいのがちっとばっかし苦手なんだよ」
兄の穏やかな窘めに、子供たちは水をうったように静まりかえる。それだけでも
ファビオがいかに弟妹たちに慕われているかがわかる。アンドレアの胸が、またチクリ、
と痛んだような気がする。
「母ちゃんにお客さんだからうまいもんこさえてくれって頼んでくれるか、ラウラ?」
小さな弟妹たちとは一歩引いたところで、一番年嵩らしい13、4歳のおさげ髪の少女へ
ファビオがそう言うと、彼の股下をくぐりぬけて遊んでいた少年が、今日はにいちゃん
のためにご馳走だもん、と膝に掴まりながら見上げて言った。
「そうかーそいつはありがてえ。母ちゃんの手料理楽しみだ。マリオ、おまえもか?」
言ってファビオは名を呼んだ弟を抱き上げ肩車してやった。少年は逞しい兄の肩の上が
嬉しくてキャッキャとはしゃぐ。
「それじゃにいちゃんすぐ行くからな。誰が母ちゃんに教えてきてくれるんだ?
よーし競争だ!一等になったらにいちゃんそいつに一番に土産やるぞ!」
途端に子供たちは散りぢりに、丘を駆け上がって家を目指した。おいらが一番だ、
いいえあたいよー、甲高い声がどんどん遠のいた。ラウラがひとり残って、兄と共に
遠方へ視線を向けていたが、やがてアンドレアがまだ動けずにいる車へ平行移動させた。
「兄さんの友達、全然見たことない子ね。この辺の子じゃないの?」
「ああ、今日知り合ったばかりだ。家は街だろう」
「だろう、って知らないの? 友達なのに?」
腕を組むラウラの剣呑をファビオはいぶかりもせず、まぁそれでも友達だからと流す
兄に呆れ、ラウラの鋭い視線はアンドレアを一瞬捉えるが、踵を返すと家への小径を
辿っていった。それを見送り、ファビオがようやく助手席のドアを開ける。
「すまねえな、喧しくて。良く言い聞かせたからうちん中は大丈夫だぜ」
「そんな…でも僕、いいの? その…突然だし…」
「気にすんなって。あのとおりうちは大所帯だし、ひとりぐらい増えたところで変わり
ねえさ。何よりアンドレアは俺の客なんだぜ。誰にも文句なんか言わせねえ」
ファビオは、とても優しい。その優しさに、アンドレアは素直に頬を染めてしまう。
微笑むことでしか謝意を示すことのできない自分が不甲斐なかったが、ファビオなら
きっとわかってくれる、アンドレアは既にファビオの優しさに甘えたくなっている
自分を、心中でそっと諌めた。
去り際に見せたラウラの刺すような注視は気になったけれど。
「さあ王子様、お手をどうぞ」
「やめてよ、ファビオったら…」
恭しく左手を差し出しておどけるファビオに、アンドレアは笑いを堪えて細身を捩る。
しかしファビオが手を引っ込めようとしないので、悪乗りでなく自分の右手をその大きな
掌へ乗せた。触れ合った個所から何か暖かい感触が、アンドレアの体内へ流入するように
感じられた。それはきっとファビオだからだ、アンドレアはくすぐったいような優しい
気持ちに満たされるようで、ファビオの家へ向かって歩きだす。自然に彼の掌を握り、
先刻の子供達のようにファビオへ寄り添った。
「…なんだ、甘えたいのか? うちのガキたちといっしょだなあ」
「そうさ。あなたは僕だけに優しいのかと思ってたらそうじゃないんだもの」
「そ…そんなことないぞ?!い、いや、それでいいんだよな…って、え?
おい、そりゃまたいったいどういう意味…」
「冗談だよ。あんまり仲の良い兄弟たちなんだもの、見せつけられちゃって
ちょっと悔しくなっただけ」
アンドレアがプっと吹きだし舌を出すと、ファビオは大仰に溜息をついて、安堵の表情
を見せた。
「友達だって家族みたいなもんだろ? 少なくともうちではな。だからアンドレア、
おまえが悔しがる必要なんかこれっぽっちもないぜ、な!」
小指の爪先を指しながら、ファビオが大真面目に言うので、アンドレアはほんの少し
拗ねた自分に後悔する。繋いだ手を握り締める前に、ファビオが先に重ねた指で
ぎゅっと握ってくれた。とても暖かかった。
家のドアまであと数歩というところで扉が開くと、小柄でふくよかな婦人が満面の
笑顔で彼女の息子へ向かって両腕を広げた。
「あたしの坊や、良く帰ってきたね! 早くそのハンサムな顔を見せとくれ!」
彼らの再会儀式に驚いてはいけない、アンドレアは頭ではわかっていた。そして、
この光景にはまた別種の羨望を覚えつつ、もらってしまったらしい涙で目尻が濡れた。
「息災でなによりだ、母ちゃん。あ? なんだまた太ったか?」
「帰って来て早速憎まれ口かい、嫌な子だ。それより何か忘れてるんじゃないのかい?」
ファビオの母親はくるくると表情を変え、呆気にとられて佇むアンドレアを見ている。
「ああ、そうだ。友達のアンドレアだ。ちょっとその…ワケあってな。しばらくうちに
いさせてくれるだろ?」
「もちろん構わないけどね。先様の親御さんは承知なんだろうね?」
「両親は外国なんです。あの、ご迷惑なら僕これで…」
アンドレアの嫌いな彼の弱気が、遠慮なく頭を出そうとしたが、
「ダメだ、アンドレア! いいだろ母ちゃん。俺の友達なんだよ、親友なんだ。な?」
バルーンのような身体をどっしりと構え、ファビオの母はやがて息子そっくりの声で
豪快に笑いだした。
「わかってるよ、頑固だね相変わらず。あんたの父親そっくりだ。
一度こうと決めたら絶対に聞かない」
「なんだよ、ダメだぜ息子に惚れても」
「馬鹿お言いでないよ、このひよっ子が。あのひとが今のお前の年の頃は、お前よりも
もっとずっと伊達男だったんだからね!」
「はいはい、母ちゃんのオヤジ自慢は聞き飽きたぜ。気が済んだら早くメシにしてくれ」
まったく相変わらず我儘な総領息子だ、しかしそう言うファビオの母の声に、この応酬
を明らかに楽しんでいることを息子も知っているらしく、あくまで口頭のみの言い合い
にはまったく不穏な気配がなかった。彼らはこうして母と子の確認をしあうのだな、
アンドレアは再び見ることのできた微笑ましい召還儀式に胸のあたりが暖かくなった。
「さあ入れよ。狭いながらも楽しい、いややかましい我が家だな」
ファビオはその武者のような太い眉を中央に寄せ、片目を瞑ってアンドレアを招き入れた。
ここへ着いたばかりには自分に纏わりついていた不安が、嘘のようになくなっている。
この素敵なひとたちと、ファビオとの時間が、どうか途切れませんように…。
密かに心の中でそう念じながら扉を閉めたアンドレアは、ファビオの母親が傍らにいて
少し動揺してしまう。だが彼女は息子との舌戦時とは真逆の、ラファエルロの聖母
のような慈愛深い静かな笑顔で、アンドレアを迎え入れた。
「あたしはレナーテ。うちの坊やの友達になってくれて本当にありがとう。あの子が
また海に出ちまっても好きなだけうちにいるといい。どんなワケがあるかは知らない
が、ファビオの友達はうちの家族だからね」
かつて、誰にもそんなことを言われたことのないアンドレアは、ずっと張っていた緊張
の糸をとうとう切断し、ファビオの弟妹たちに笑われてしまうとわかっても、尚流れる
涙を止めようとは思わなかった。このささやかな家に比べれば、シティの自宅は何倍も
大きく、部屋数も比べ物にもならないが、アンドレアはサンドロしか待っていないあの
家に、二度と戻りたくないと思った。
そして、ファビオの小さな妹や弟たちは、決してアンドレアを笑ったりはしなかった。
彼らは泣いているアンドレアの周りを囲んで、口々に、どうしたの? 泣かないで、
と慰めてくれたのだった。最後は長男が無言で肩を抱いてくれたので、アンドレアは
泣き顔を拭って笑うことができた。
「さぁさ、晩ご飯にするからみんなテーブルに着くんだよ。あたしの料理を残したら
承知しないからね!」
子供達が嬉しそうに嬌声をあげて、我先に大きなダイニングテーブルへ走っていく。
まだ少し鼻をぐずぐず言わせているアンドレアを気遣って、ファビオはしかしニコニコ
と見ないふりをしてくれた。
「ファビオ…」
「ん、何だ、なにか言ったか?」
「本当にありがとう」
「母ちゃんは海に出てる俺が友達連れて来るのが嬉しいんだ。だから俺もアンドレアに
礼しなくちゃならないんだぜ」
「それでも…ううん、やっぱりありがとう」
「きりねえよな、ハハハ! おっとメシだ、ほら急がねえとなくなっちまう!」
アンドレアはもう何も言わず、微笑みを返してファビオへ着いていく。シンクが隣あう
ダイニングでは、なんとも言えない芳醇な料理の香りに満ち、それまで気づかなかった
が、ファビオは勿論アンドレアの空腹も呼び覚ましてくれた。
これが一家団欒っていうんだろうな、アンドレアは騒々しさの中に消えることのない
一家の絆のような温もりを羨ましく思い、ああは言ってもらえてもこの素晴らしい空間
で唯一異端である自分が、とても残念で悔しく思えてならなかった。
しかし弟妹たちの質問攻めにあいながらも、話に加われずにいるアンドレアをファビオ
が気遣い、パスタをよそってくれたり、ワインを注いでくれた。
「ファビオ、もっとその子の皿に入れておやり。なんだね、その木端みたいに細っこい
手ときたら。ラウラの方がまだ頑丈にできてるよ。そんなんじゃ娘ッ子なんか
いつまでも抱けないね」
「やめてよ母さん、いやあね!」
それを受けてファビオが豪快に笑い、弟妹たちも倣った。アンドレアは気まずく顔を
赤らめたが、雰囲気は決して猥雑でなく、あけっぴろげで隠し事をしない家族の
結びつきがかえって証明されたようなものだ。クラテッロのパスタはとても美味しく、
シティのレストランでも食べたことのない素晴らしい味だったが、さすがに2皿目を
山のように盛られたのを目にすると、アンドレアは口元に手を添えるしかなかった。
「突っついて喰ってるフリしてな。あとで俺が始末してやるから」
耳元にファビオが囁き、アンドレアは少しほっとして頷いた。やがて銘々の食事を
終えテーブルからひとが離れると、見計らったファビオがアンドレアの皿の中身を
素早く自分のにあけた。
あっと言いかけたアンドレアはレナーテと目があったからだが、しかし彼女は料理を
ほおばる息子に目を細めただけった。
楽しい晩餐が終わると、アンドレアにとって何もかも初めて尽くしだった一日が
終わろうとしている。夜はすっかり更けていた。港を彷徨い歩いたのが、遥か昔に
思えた。
「はぁ〜喰った喰った。これ以上喰えって言われてももう入らねーや」
「満足したかい? そしたらアンドレアのベッドを用意したから連れてっておやり」
ファビオの豪快な食事の様子に、自分が平らげたような錯覚でほとんど見惚れていた
アンドレアは、レナーテの言葉に思わず立ち上がる。
「俺達を牛にして料理しようって気か、母ちゃん」とおどける息子に、母親は真顔だ。
「馬鹿言ってるんじゃない、誰がおまえの心配なんかするもんか。アンドレアとは作り
が違うだろう。おまえが牛になったところで碌なダシもとれやしないよ。それより
アンドレアは慣れないところに来て疲れたろうから休ませてあげるんだよ」
そう言われて初めて、ファビオはアンドレアの顔色があまり良くないことに気づいた。
彼は途端に陽気な表情から笑みをなくし、アンドレアの手首を取る。
「…いつからこんなだった?」
ファビオの真剣な眼差しに、アンドレアは射抜かれるように感じている。
「へ・平気さ、これで僕は普通なんだよ」
「何言ってんだ、どこも走りまわってないのに、なんでこんなに速いんだよ。それに
アンドレア、おまえ熱…」
「ないよ! 大丈夫だってば。でもそう、レナーテさんの年の功に従うよ。
早めに休ませてもらう。でもファビオのお節介に負けたんじゃないんだから!」
あからさまにムキになった声音を抑えられず、アンドレアは真っ白なリネンを手に
待っているラウラへ近づいて、そのまま奥部屋へ行ってしまった。
ファビオはまだ眉根を寄せたままだ。アンドレアの最後の捨て台詞に不愉快な訳では
ない。額へ手を伸ばす前にかわされてしまったが、アンドレアの手首を掴んだ時の
尋常とはいえない熱さが気にかかる。
「上品で綺麗な良い子だが……可哀想だね」
「何言ってるんだ、母さん」
「お前はひととの付き合い方で手加減しないのが長所であり、短所でもある。
後悔したくなきゃあまり深入りは止すんだね。尤ももう遅いんだろうが」
母の言葉は遠巻きだが、アンドレアの未来を茫洋と確信している。それを証拠に
ファビオは言い返すことができない。早鐘のような彼の鼓動はあまりに不吉すぎる。
ファビオはアンドレアの細い手首の感触を思い出すように、じっと掌を見下ろす。
捨てられた猫や犬の子にかける情けとはまったく違うんだ。ファビオはアンドレアの
熱された皮膚をまだ覚えている拳を、これ以上忘れてしまわないうちに留めおくため
とでもいうように、ぎゅっと握りしめた。
アンドレア自身も、こうして抱きしめてやればきっと…
だがそれ以上、ファビオは疚しさを感じ思考を振り払う。
「母さん、アンドレアは可哀想なヤツなんかじゃないよ。ちゃんとここにいるんだ」
「そうだね。そうだろうとも」
レナーテは返事をしたが、息子の方は見ず、ずっと視線を逸らしていた。
そして洗い物をするために、台所へ向かってファビオへ背を向けた。
◇ ◇ ◇
「ああ、そのブガッティなら4時過ぎにこの道通ったよ。
確かレナーテの倅が運転してたっけなあ、なあジャンニ」
「だなぁ。ファビオの小僧ッ子が大した車に乗ってらぁ、て思ったんだわ」
粗末なオープンカフェでチェスをしていた老人たちの証言を頼りに、サンドロは丁重に
礼を言うと、再び車を走らせる。一介の船乗りにブガッティが買えるとでも思うのか
この老いぼれどもは。上品な微笑みの下、サンドロは苛々と老人たちを侮蔑していた。
アンドレアがいっしょだから盗難届を出せないが、彼を見つけ、連れ戻したら
(サンドロは当然それをできると信じ疑ってもいない)逃げる暇なども当然与えず
あのごろつきを警察に突き出してやる。
サンドロはまさに復讐を誓ったネメシスの遣使と化していた。
(つづ…きます。すんませんorz)
乙!!としか言いようがないなw
続きまってます
続き激しく希望!
クオリティ高すぎww
続きたのしみにしてます!
ぉおおOoxoおぉおお!!
続きがなんかすげー気になるんですが。
乙!続き楽しみだ!
残業オワタ
すげーww王子すげーwwwww
続きがんばれ
久しぶりにワクワクドキドキしてます。
タイトル
Azzurro di Eternita〜君のいた夏
>港で働くたくましい青年ファビオ。
>彼はある日、病弱で詩を愛する文学青年アンドレアと出会う。
>お互い正反対の人間でありながら、自分にないものに惹かれ、やがて愛し合っていく二人。
>だが、病は確実にアンドレアの体を蝕んでいた・・・。
>
>死期の迫った青年と、彼を守り抜こうとする恋人。
>二人の青年のひと夏の恋を描き、ベネチア国際映画祭で世界中を感動の渦に巻き込んだ珠玉のラブ・ストーリー。
>今秋、日本上陸。
わーいいもの見つけちゃった!!
アンドレアたん・・・
長いの我慢して読んでみたら超おもろいw
この際アズーリ色々登場させて欲しいww
王子最高wwwwwww
マンセー!
疲れた心身が癒されるよ
フランチェスコに噴いた
良くこんなの思いつくなぁ・・・・。その才能に激しく嫉妬。
続き楽しみすぎて思いだし笑いしそうだった…
嫉妬しつつも創作意欲駆り立てられるなwww
フランチェスコにはびびった
何これ最高wwwww
仕事でボロ雑巾のようになってたが、ここ来て吹いた!
即効ブックマーク。
他のアズーリオールスターズ登場でお願いいたします。
自分にゃこんなの書けません。
まさに感動の渦に飲み込まれようとしているな
面白かった。
文章が読んでて気持ち良いし登場人物が生き生きしてる。
トッティの扱いにはワロタ。
誰が出てくるのか、ピルロの運命共々楽しみだ。
ところでラウラとかレナーテとかは実在するんだろうか。
職人キター!
ほんとにありそうだ、こんな映画
>102
おお素晴らしい!グッジョブ!
仕事場からも気になって何度もここに来そうだよ。
マジ最高に面白いね。楽しみにしてるよ!
フランチェスコをああもってくるとは最高だよ。
実際何度もきてるノシ
他のアッズーリの割り当ても楽しみだテラウフフフ(*´∀`)
職人タンも>102もサイコー!GJ!!
以降、他のアッズーリの登場にwktk!
>>55>>102 笑い苦しむww他のキャスト早く知りたいw
しかし、流石にこれは携帯の待ち受けには、不味いよね。
神きてた!
サンドロってアレの事かと今気付いた
フランチェスコの登場で吹いたw
>>102 朝から死ぬかと思ったww
最高w
SS職人さんもGJ!両方神!
113 :
2006年まで名無しさん:06/07/21 09:35 ID:HdR16M26
続きが待ち遠しい!
ガっちゃん、ブッフォンも出るのかな?ワクワク
>>112 ネスタだろうな
>サンドロの前髪の一房が屈んだ拍子にこぼれ‥
から推測
トッティww
王子ワロスwww
GJ!!!
続きキボン
続きが気になって張り付いてしまいそうじゃないか!
是非モニターの前で泣きたい!
よっ!フランチェスコ名脇役www
腐女子沸きすぎて名スレが台無しになりそう…
名スレだったか?
121 :
:06/07/21 13:30 ID:8XtE8ixk
読んだ吹いたw自分も続きが楽しみだ!!待ってます!!
お○ぎです
この秋最高の映画
美しいイタリアの海を背景にした美しい男の物語
見なさい 泣きなさい そして、愛を知りなさい
どこからかマンドリンの音色が聞こえてきそうだ。
これが…これが「腐」というものなのか。しかし、正直面白いw
ここまでやってくれるなら最高じゃん。
出版社の目にとまるぐらいに書きまくってくれw
何度も読み直しちゃったよw
良き理解者とかでマルディーニもちょこっとでいいから出してほしい
ファビオのパパは、リッピかな?
明けて早朝。アンドレアは朝陽を浴びて目を覚ます。おもてから聞き慣れぬ軽妙な音が
する。起き上がり窓を開けると、ファビオが上半身を汗で光らせ、薪を割っていた。
傍らで妹のラウラが甲斐甲斐しく木片を集め、納屋へと運び入れている。
昨夜、この部屋に連れてこられ、こまごまと指図していた仏頂面とは大違いで、何事か
兄と言葉を交わすたび、少女は朗らかに笑っていた。
同年代の異性とあまり交流できずにいるアンドレアは、多分この家で唯一苦手なのが
彼女だ。夜、部屋の説明をし終え出て行こうとするラウラへ、アンドレアは思い切って
尋ねた。自分は知らずうちに何か無礼を働いたろうか、と。
するとラウラは眉間の皺をより深め、吐き捨てるように言って去った。
「あなたの寝ようとしているそのベッドはわたしのだわ」
つまり、この部屋がラウラの私室で、それを『賓客』であるアンドレアが占有した、
というわけだった。
アンドレアは育ちのせいか、他人に疎まれるという境遇にどうしても慣れておらず、
窓の下で楽しげにする兄と妹の様子に、多少なり沈痛を覚えずにいなかった。
あるいは、その年齢まで他人の激した感情にさらされず過ごしてきたことを彼自身
稀なことと認識し、貴重な経験として喜ぶべきだろうと発想を転換させてもみた。
だがあまりうまくはいかず、睦まじい2人を真っ直ぐに見れない自分の矮小に、
アンドレアは唇を噛んだ。床に就く前にあった微熱は引いていたが、胸の奥深い底
で生まれたその疼痛のせいか、彼は少し立ちくらみをおこす。
『僕は…本当になんて弱いんだ……ここに来たのだって、サンドロから逃げたに
すぎなくて…結局なんの解決にもなってない…』
そんな黙考に陥りかけた時、窓の下でアンドレアをみつけたファビオが呼ぶ。
「アンドレア! 良く眠れたか? 具合はどうだ?!」
生真面目で、自分には決して向けられないいたわりに満ちた声音で問い掛ける兄に、
ラウラは密かに顔を顰め、薪を拾って立ち去っていく。手を挙げ2人へ“おはよう”
と言いかけたアンドレアだったが、ラウラの反応で途端に声は掠れ、言いそびれた。
「どうしたアンドレア! まだ気分悪いのか?」
ファビオったら、みんなに聞こえるじゃないか…とにかく彼を黙らせるには、自分
も外へ出るのが最善らしい。
「大丈夫(ちぇっ!昨日から何度こう言ってるんだ僕)今そっちに行くよ!」
言ってアンドレアは窓を閉め、やはり昨夜ラウラが置いていったファビオの昔の洋服
に着替える。丈は上下とも問題ないが、彼は早くから逞しかったようで、横幅に大分
余裕がでた。余りに顕著なものだから、アンドレアは灰青色のニットの裾を結わえ、
上半身の遊びをなくす。ジーンズはどうしようもないので、膝までロールアップ
させ、たるみの目立つ部分はなんとか誤魔化せた。
「へ…え……こりゃまた」
かつて自分の着ていた服が懐かしいという風ではなさそうなファビオの第一声に、
アンドレアは自分が何も纏わずでてきてしまったような羞恥を覚える。
「なに?! そんな変な格好してるの、僕?」
「じゃなくて。何でもねえ古着でも街の人間が着るとエライ洒落た風体になるもん
なんだな、って感心してるんだよ」
腕を組んでさも眼に快いと言わずもがなに目を細めるファビオに、アンドレアは
無闇に恥ずかしくなってもごもごと抗弁も試みるが、それはファビオの楽しそうな
笑い声に掻き消された。
見られるばかりで気まずいせいか、アンドレアは少しでもファビオに異議は示そうと、
そのまま無言で薪拾いを始める。おやおや、ファビオはそんなアンドレアの幼い反抗心
に多少なり感銘した様子だが、すぐに斧を振り上げ仕事を再開した。アンドレアも意地
になって、ファビオの割る速度に追いつき、追い越し、遅延を指摘するか、何がしか
対抗できるだろうと期待してせっせと薪を運んだが、一向に追いつく気配はない。
それを後方で見ていたラウラが黙ってアンドレアを押しのけ、一度にアンドレア
の運んでいた倍もの本数を抱え、アンドレアだけでなくファビオの動きまで停めてしまう。
「にいさんに日が暮れるまで斧を使わせる気? あたしとにいさんの邪魔になる前に
やめたらどう?」
「ラウラ! アンドレアは好意で手伝ってくれてるんだろっ」
窘めるファビオの声にも、フンッ、と鼻に抜ける息のみの返答で済ませ、ラウラ
は悠然と納屋へ去っていく。
どうして僕は彼女に馬鹿にされなきゃならないんだ、それも、それも……
ファビオのいる目の前で!
アンドレアはもう先刻ファビオにからかわれたことを忘れ、今は恥ずかしさと
悔しさに目頭を熱くさせた。下唇をきつく噛み、抱えていた木束をその場へ投げ
捨てて、家とは反対方向へと歩きだす。けれども、後方で斧を地へ挿し、
ファビオが追ってくる気配はうなじのあたりに感じながら。
「アンドレア、待てよ!」
肩を掴まれてもまだアンドレアは自分の両肘を抱いて、ファビオを見ようとは
しなかった。いや、正確に言えば、見なければ見られずにすむ、そんな子供っぽい
頑なさがいかにみっともないか、アンドレアも頭ではわかっている。
でも彼は、疎ましがられる以上に我慢ならないのが、謂れもなく見下されることで、
それをファビオの前で敢行されたことに堪らなく屈辱を覚えるのだった。
アンドレアの繊細は、今となってはこの世のどこにも適応を拒まれるしかない類い
のものだ。希少であると同時に、その価値を正しく評価してくれる者まで等しく珍しい。
それだけに、ファビオはアンドレアの感じているいたたまれさに、それを解消して
やることは適わなくとも、共鳴せずにはいなかった。
「ごめん、僕、すごくいやなヤツになってる…」
「おまえが悪いんじゃない。っていうか誰も悪くないだろ?」
そう、ファビオならそう考えることができるんだ。アンドレアは薄く笑い、ファビオに
背を向ける。それでも歩を止めるわけにいかないので歩いていくと、
ふいにアンドレアは後ろから抱きしめられていた。
「ファビオ!……な、なにを……」
「そんな顔すんな。そんな顔似合わないだろ、アンドレアには」
「み、見てもないのに、いい加減なこと言うなよ!」
「見なくてもわかる。おまえは今悲しい顔してる。昨日会った時みたいに…」
アンドレアの足が止まった。ファビオには適わない。ううん、適わなくていい。
そう思った。
そしてそう思った自分を、少しだけ好きになれそうだ、ともアンドレアは思う。
その時朝食の用意ができたことを告げるレナーテの声が丘の上から聞こえなかったら…
アンドレアは自分はどうしたろうか、と再び集った家族全員が賑やかに集うテーブルで、
冷たいミルクを飲みながらぼんやり考える。
ファビオの声をどんどん近くに感じ、発声に伴う吐息で耳のすぐそばがじんわり
と鈍い熱さを知覚して…
「いってきまーす」「いやーん待ってよぅ〜」「トロいんだよキアラはいつだってー」
本はきちんとつめたね、というレナーテの号令に子供たちが一斉に返事をし、
母親からひとりひとりキスを受けると、蜂の巣をつついた騒ぎが突然止んだ。
学校と幼稚園にそれぞれ5人の子供たちを送り出すと、家は死んだような静けさ
に包まれた。
「やれやれ、毎朝の日課とはいえ骨が折れるよ」
レナーテの溜息は、けれどもそのルーティン作業をまったく厭わない真摯から
でたものだ。ラウラが奥の部屋から最後にあらわれ、朝食を摂らずに出かけるの
を母親に窘められながらそのまま走り出て行く。
テーブルに残されたファビオとアンドレアのために、レナーテは自分のも含め
カプチーノを淹れてくれた。
「午後3時まではこれで静かだよ。ファビオとゆっくりしな、アンドレア」
カップを置くと、レナーテはよっこらしょと恰幅の良い腰を上げ、再び大量の
食器片付けに取り掛かった。面倒だと言いながら、レナーテは鼻歌を歌っていた。
カプチーノを啜る音さえファビオの聞き耳を欺くことはできそうになく、凪にいるようだ。
「うまいだろ?」
「……うん、とっても。ねえ……あの子たち…」
「うん?」
テーブルの角を挟んで対面していたファビオは、頭の後ろで組んだ両腕を外し
まだ片されない皿を脇へおしやった。そこで上半身を支えに置き、アンドレアの
方へ身を乗り出して返答する。大きなマグカップを両手で支えていたアンドレア
は真正面から見つめられ、カプチーノをあやうく喉に詰まらせそうになった。
「あ…ん、その……今朝はなんだか、ファビオがいないみたいに、どの子も
君に話しかけてなかったけど…いつもああなの?」
なんだその事か、という答える代わりに、ファビオはにっこり微笑んだ。
アンドレアの喉がまた鳴る。
「土産と話は昨日で終わっちまったからな。満足してんのさ」
「それにしたって嫌に…その、ドライ?っていうのかな、極端じゃない?」
ファビオは今度は右手の肘をついて、掌で顎を支え、笑みを絶やさない。彼は
内心、アンドレアの綺麗な容子にはしばしば見落とされがちな、彼本来のこうした
機知や聡明さを見ることができ、特権を得る楽しみのようなものを実感している。
「なに? 僕何か変なこと言ってる?」
「いいや。そのとおりでびっくりしてる。今朝ガキたちが俺に見向きもしな
かったのは、いずれすぐにいなくなるのにとっとと慣れなくちゃならないって
あいつら自身が知ってるからさ。いつまでもベタベタくっついてたって俺はずっと
そばにいてやれない。それをあいつらはガキなりによーくわかってるのさ」
それを聞いて、アンドレアはとてもショックを受けた。幼いあの子たちが早くも
身に付けている兄からの『自律』。翻って、自分はどうだろうか? まだ半分以上
残っているカップをテーブルに置き、アンドレアは瞬きもせずファビオへ目を向ける。
今僕は、すごく大事なことを聞かなかったかしら?
しかしファビオはそれ以上は口を閉ざし、ただ、アンドレアを見つめただけだ。
逸らしたわけではない、アンドレアはその暖かい眼差しに言葉以上のものを受けとり、
とても穏やかな気持ちに満たされる心地好さを無駄にしたくなくて、そっとカップを
持ち上げ、レナーテの心づくしを飲み干した。
どこか森の遠くで、カケスが掛け合う呼応が繰り返されている…
レナーテはふと、静まり返った背後をいぶかり、洗い桶から両手を持ち上げた。
肩越しに様子を伺うが、すぐに微笑んで皿洗いを続ける。そこには沈黙を楽しむ
賢い若者が2人いて、レナーテに予期させなかった美しい光景を見せてくれた。
「今日も良い日和だね。川は気持ちいいだろう。アンドレア、悪いけどその子を
連れてって磨いとくれよ。汗かいたまんまでいるから匂って適わないんだよ」
「なんだと? 母ちゃん、ひとを野良犬か何かみたいになんだよぉ〜」
「いいから行っといで。でかい図体でうちん中ぶらぶらされちゃ掃除もできやしない。
チビたちの相手ももうたくさんだろ? 柄にもなく遠慮するんじゃないよ。
観念してアンドレアに独占されといで。でっかい子供の子守りで済まないが、
承知しておくれだね、アンドレア?」
アンドレアは忽ち頬をカァーっと赤く染めた。ファビオは気づかないの?
レナーテの冗談を聞きなれているだけだろうが、アンドレアは彼女が無造作に
言った『独占』という言葉にひどく反応してしまっていた。
『独占』? や、やだ…そんなこと考えてもいなかった……
それって僕とファビオだけで、ふたりっきりになる、ってこと……?
一瞬でもアンドレアはその考えのせいで石化した。いけない、ファビオに変に思われる。
早く覚醒しなければ。そして意識の遥か遠くでは例によって技巧を要さない母子
の軽快な会話の末、ファビオが折れて母親に軍配が上がったようだった。
「ったく母ちゃんにゃかなわねえよ。アンドレア、我が家のデメーテル様のお達しだ、
早々にオリンポス山からは退散しようぜ」
「部屋の納戸に入れてあるから拭きものと着替え持っといで」
確かに五穀豊穣の女神らしいふくよかな笑顔のレナーテに、恥らうこと自体無駄に思え、
アンドレアは忍び笑いを堪えて2人に従った。
従う? でもそんな風には全然思えないな… アンドレアのイメージしていた命令と
はまるで違う方法で、レナーテやファビオはアンドレアをそれとも知らずに
導いてくれているのだろうか? 思考習慣は推奨されてしかるべきものだ。
アンドレアに馴染んだその癖は、しかし感情起伏が激しくなっている今では、さして
アンドレアへ重要な機能を及ぼさず、何も考えずに行動する新たな楽しみを
教えたに過ぎない。
彼は急いでラウラの部屋へ戻り、鈍い音のする納戸のドアを開ける。誰の部屋で誰の
ベッドであったかという理由がほんの少し前に自分を責めたことなど、アンドレアは
もうすっかり忘れている。
◇ ◇ ◇
きちんと整頓された納戸から適当な着替えを選び、アンドレアは暗がりから出よう
とする。と、その時ふと、最下段に置かれた行李からのぞく数冊の本の背表紙が目
に入った。彼は反射的に屈んで本を掴み、行李の蓋をきちんと戻すと、重いドア
を閉めた。
「…A.E.ハウスマンじゃないか! どうして彼の本がここに…」
無意識の歓喜から声をあげていたアンドレアは、背後にファビオが待ち顔でいるの
にも気づかなかった。
「へそくりでも見つけたのかと思った、糠喜びしちまったじゃないか」
「あ、ファビオ…これ、君の?」
珍しくファビオの軽口に反応せず、アンドレアが自分の疑問を優先させる。ファビオ
は従順で物静かなアンドレアも勿論好きだが、アンドレア自身の嗜好を知らずうちに
明かしている今の彼の様子がとても新鮮で、本になど興味もなかったが、誠意ある
素振りがわざとらしくならぬよう、ほどほどの意欲を示し彼の前へ寄った。
「いや、違うぜ」
「じゃあラウラのかな。学校でハウスマンの詩を勉強してるのかも」
「いや俺もだがラウラも詩なんて柄じゃない。もしかするとオヤジのかもしれん」
「お父さん? へえ…なんかちょっと意外…あ! ここに署名がある…『パウロより
我が友アルベルトへ』…パウロが君のお父さん?」
「いやアルベルトだ。なんだオヤジも貰いもんか」
さして驚くわけでもなくファビオは言うが、アンドレアは密かに心を揺さぶられている。
この古い一冊の詩集が、どういう想いを込められ、ある種の意味を与えられ、ファビオ
の父の手へ託されたのか、アンドレアには良くわかっているからだ。不思議だったが
息のかかるところにファビオの鼻先があるのに、アンドレアは突然、いつも自宅の
私室で本を読みふけりあれこれ空想するひとり遊びの時間が、今自分へ訪れているのを
感じる。今も部屋の本棚に並ぶこれとは大分新しい版の、それでも何度も取り出して
は読み返したお気に入りの詩篇を知らずうちに探すため、ページを繰る。そうした忘我
にも似たファビオの熱心さに、ファビオは声をかけるのも自然に憚られ、彼の好きに
させてやろうと今は息を潜めている。
「あぁ、あった…」
感嘆とも安堵ともつかぬ吐息が妙に熱を帯びて発され、ファビオは首のうしろをぞくり
と撫でられたようで、身の内からの自身の呼応を教えてくれる。何か懐かしいような、
あるいは知己をそこへ見出したとでもいうような、アンドレアはますますファビオへ
見せたことのない新たな表情で、彼だけの閉じた世界へ猛進していた。
「…『どうか、ぼくの眼をのぞかないで ぼくの見ているものがわかってしまう
君はそこで自分に出会うだろう 彼に焦がれるぼくのように 夢中になっても
知らないからね・・・』」 (「シュロプシャーの若者」より」)
「……アンドレア?」
「この詩集の詩は、ほとんど僕らと同じ世代の男性のことを詠んでるんだ…」
ふと、ファビオは恐くなった。音読の後、黙り込んでそのままアルカイックスマイルを
浮かべるアンドレアが、ピエタのイエスのように見えたからだ。とても美しいのに、
そんなアンドレアは今にも消えいりそうで、儚く思えてならないのだ。
「ごめん、読み飽きてるはずなのに…僕のお気に入りの本だったものだからつい…」
そう言って立ち上がるアンドレアは、ファビオの見慣れた彼に突然戻った。
それでも本を傷めぬようそっと閉じ、恭しく枕辺へ置く様子はどこかファビオに
違和感を募らせる。明らかに今のアンドレアには『鷹揚』というような、どこか
貴族的な落ち着きが見え、ファビオを近寄り難く感じさせている。しかし拒否とも
また違っていた。これは一体なんだろう? アンドレアの見せた新たな一面を
どう判断したものかと思い患う前に、ファビオはアンドレアの穏やかな声に呼ばれ
我に返ることができた。
「さぁ出かけよう。ぐずぐずしてたらレナーテさんが箒で追ってくるね」
クスクス笑うアンドレアにファビオはやっとホッとして、腕を引かせるに任すが、
それがこれほど安心できようとは心中苦笑しきりだ。
納屋の奥にしまわれている自転車の荷台にアンドレアを乗せ、ファビオはやはり自分
がサドルを握る方がしっくりくる、と納得するのだった。荷台のアンドレアがあまり
に軽く頼りないのはわかっていたが、その頼りなさにファビオは矛盾と知りつつも、
初めて地上へ降り立てた落下傘兵の孤独な安堵を実感する。
そんなわけで、ファビオは今まで考えたこともなかった父の所蔵本についてまで
考えるゆとりなどあるわけもなかった。
◇ ◇ ◇
水辺は夏の午後の陽射しを受けキラキラと輝き、ゆるやかな流れは見る者へ思わず水と
戯れさせずにおかない誘惑者の招くしなやかな手のようだ。
足裏に触れる水底の小石が気持ち良く、アンドレアはただ楽しくてそこらじゅうを
歩きまわった。ファビオが掌を椀状にして水を掬い、遠慮なくアンドレアへ放つ。
アンドレアは、自分の中にこんな抗戦的性質があったのかと、ひどく驚いている。
やられたからやり返す。この全く真っ当な応酬が無性に新鮮で、そして嬉しい発見でも
あった。しかしファビオはアンドレアの上を行く負けず嫌いで、応戦に対しては倍返し
が信条という表明を行動で示す。
アンドレアもファビオも、両者わけ隔てなく濡れねずみになったところで、途中から
見えていたが、無邪気な2人の勝負は『引き分け』で決着する。
「あっ。なんだよアンドレア! 不意打ちは卑怯だぞっ!」
「じっとして。レナーテさんの厳命行使さ。君をきれいに磨いて送り届けるのが
僕の使命だからね」
上衣のシャツを早々に岸へ投げ捨てたファビオの背後で、アンドレアは彼の均整の
とれた背中を丁寧に拭ってやった。良く鍛えられた二の腕の下から濃い叢の密毛
が見え、アンドレアは慌てて目を逸らす。
すると突然目の前の広い背中に直に触れている自分の大胆さが信じられず、アンドレア
はまたも走りだす胸の鼓動のせいで、手の動作を覚束なくさせた。
そんなアンドレアの変化を、ファビオもまた敏感に感じ取っている。意識してはならない。
そう自分に言い聞かせればするほど、ファビオの本能は鞣革で研いだ剃刀の鋭敏を宿し、
背後で接触するあらゆる部分に神経細胞が密集したような錯覚で身を固くする。
「…アンドレア……ありがとうよ、もう十分にしてもらったぜ」
皮膚感覚がアンドレアの震える手先を認識しはじめ、ファビオはとうとう彼が可哀想
になり、解放してやらねばと思う。後ろで微かにうなずく声が聞こえ、ファビオは
余計気軽に振り返るのが躊躇われた。
だが、ふらふらと岸辺へ戻ろうとするアンドレアの後姿を視界の隅に捉えたたファビオは、
何も考えず、咄嗟にそのほっそりした身体を抱きしめてしまう。
「…なっ…! ファ、ファビオ、どうし…」
背後から引き寄せられた反動で足を取られ、アンドレアは容易にファビオの胸に凭れ
るよう納まる。ファビオは上半身を脱いでいるが、アンドレアは濡れたままのニット
を着続けていた。布がファビオの強行で、より背中にはりついて少し居心地が悪い。
そして徐々にだが、その薄布一枚も隔てにはせず、アンドレアの皮膚へファビオの体温が
伝わっていく。
「そのまま聞いてくれ。アンドレア、お前にこうしたくて堪らないんだ。嫌ならあと
で殴ってくれて構わん。ほんの少しだけ、このままでいさせてくれ…」
それは否応も昨日のサンドロが及んだ『実力行使未遂』をアンドレアへ想起させた。
アンドレアの呼吸は、そのせいでやめたように思えた。しかし何故か、サンドロには
感じたはずの嫌悪はない。どうして? むしろアンドレアはファビオに捕獲されて
自由を奪われた今のこの状態に、できればずっと続いて欲しいとさえ思えてくる。
ああ、ファビオの心臓も、またなんて早い鼓動を打っているんだろう…
それはほんの数秒の間だったかもしれない。しかし2人には永遠に思える数秒だ。
背中越しに感じるファビオの鼓動が自分のそれのように早く打っていると知覚した時、
アンドレアは今まで誰にも感じたことのない愛わしさを、ファビオへ感じた自分に
気づいてしまった。
ギャロップのリズムはおそらく、アンドレア自身の鼓動だった。ファビオと密着した
その近似感が、アンドレアに錯覚させただけかもしれない。しかしそれでも彼は、
自分の思い込みであるにせよ、ファビオに対して生まれたこの馴染み深いはずなのに
初めてのように高鳴る鼓動を増進させる感情に満たされ、嬉しさを否定できなかった。
逃げるつもりやあらがうつもりのない動物が隷従を示すように、アンドレアは身体
から全ての緊張を捨て、ファビオの胸に自分の全体重を委ねる。
そうした脱力を密着させた部分から放射状に認知したファビオは、残虐さと食欲本能
を伴わない獣のメソッドを許された、と解釈した。彼はアンドレアの腰を抱き、そこ
を軸にしてくるりと器用に自分の方へ向かせる。夢見るようなトロンとした目の
アンドレアの痩身を再び胸の中へ納め、そうして彼の唇へ自身のを重ねあわせた。
アンドレアは思わず目を見開く。抱擁は概して日常的なものだ。でもこれは?
151 :
さらに長くてスマソorz 23/27:06/07/21 19:35 ID:fTx5M3Ow
この息苦しさは? ファビオが僕にキスしてる… これはまるで……
だが歯を割られ、侵入したファビオの舌に自分の舌を好き勝手に蹂躪され始めると
アンドレアは眼を開けているのも億劫になって、ゆっくりと瞼を下ろしてしまう。
夢中でアンドレアの口を吸うファビオは、さらに弛緩していくアンドレアが自分を
拒まず、予想に反し受け入れてくれたことを知るや、彼の細腰を抱く腕に不必要な
までの活力が漲るのがわかった。
やがて、アンドレアの肺が酸素を求め宿主へ警鐘を鳴らす頃、ファビオはそれも
手抜かりなく感知して、不本意ながら接着を解く。背中を海老反りにするアンドレアは
依然眼を閉じ、呼吸の仕方を教わったばかりの赤ん坊のように肩で息をついていた。
ファビオは瞬時に頭の中が真っ白になったような感覚の揺らぎを覚えた。
そして同時に、身体の中心で滾るファビオの男性がはしたない自己主張をするに及び、
そのあまりの羞恥に彼はアンドレアから身を離し、岸辺へ向かって駆け出してしまう。
支えを失ったアンドレアの身体は当然後方へ倒れるが、浅瀬が幸いした。眼を開けた
アンドレアは、ぱしゃん、という残響を耳の奥に留めながら、優しいせせらぎへ尻餅を
ついている。後ろへついた両手が伝える水の冷たさにようやく我に返ると、岸に沿って
群生する潅木の中へ消えるファビオの後姿が見えた。
倒れた時についた手の反動ではねた雫が、今頃アンドレアの髪を伝い落ち、頬を濡らす。
手の甲でそこを拭い、アンドレアはゆっくりと立ち上がる。逡巡する必要などなく、
彼はファビオを隠している障壁を目指した。
そこでファビオは両膝を抱き、項垂れて座り込んでいた。
「ファビオ…」
「来るなアンドレア! 頼むからあっちへ行ってくれ!!」
肩を震わせて、できるだけ身体を小さくさせようと暗がりに隠れ縮こまっていたのは、
いつだって自分だけだ、そうアンドレアは思っていた。だが今、アンドレアにとって
世界で一番強くて優しい人間であるファビオが、自分自身を憎み、自分自身に
裏切られたに等しい哀しみで打ちひしがれている。
ついさっき生まれたファビオに対するアンドレアの愛は、そんなファビオのとても
人間らしい姿を前に嫌悪するどころか、より強く、より深い確信を得、慕わしさが
いや増していた。
手負いの獣へ触れてはいけない。そんなことはわかっている。だがアンドレアは、
ファビオを驚かさないようにそっと手を伸ばす。指先がファビオのこんもりとした
右肩へ触れた途端、そこは電流が走ったように激しく上下した。
「後生だから俺に触らないでくれ、アンドレア! 俺は今恥知らずな俺をどうやって
殺せるか考えるので忙しいんだよ…」
絶望的に暗い声音のファビオはそう言ってアンドレアへ拒絶を告げるが、本心はその
まったく逆の行為を望んでいることがわかる。
だからアンドレアは当然そうした。ファビオの傍らへ自分も座りこみ、そっと膝の下へ
手を伸ばして、気の毒なほど張りつめたファビオの『そこ』へアンドレアは掌を当てる。
「アッ、アンドレア、なにをす…」
「僕と…キスしたせい?」
頭を上げたファビオの顔が茂みの影に紛れ見えにくくても、そこを紅潮が覆っているの
がわかった。
「無理強いさせるつもりはなかったんだ! あのサンドロってやつと、俺は、俺は…」
「全然違うよ、ファビオ。同じなわけあるもんか。だって…」
『そこ』の熱さを十分確認できたから、と言う代わりにアンドレアは手を放し、今度は
両手をファビオの肩へかけ支えにすると、ポピーの花粉にまみれて歓喜のダンスを
しながら喉を潤すのに余念のない蝶のように軽く、自分からファビオへくちづけた。
「だって僕、ファビオにこうされてすごく嬉しかった。それなのに君ったら、どうして
そんな悲しそうにしてるのさ? ファビオ、僕は、ファビオが…」
「そいつが何だって、アンドレア? まさかこんなところで三流メロドラマの舞台稽古
が行われてるとは夢にも思わなかったよ」
サンドロはおそらく昔、豹やリカオンだったのかもしれない。
いつの間に忍び寄っていたのか。同時に見上げた2人の視線先では、逆光で真っ黒な影
に覆われた人体の形状が見えた。
何故人間は犬のような嗅覚を与えられなかったのか。そうすれば1キロ先にいる
サンドロのムスクを嗅ぎ分け、今頃こうして自分たちを小馬鹿にする口吻を神妙に
聞かずにすんだものを。
アンドレアの脳はその影をサンドロと認めたくなかったのに、自然にあっては不自然
すぎる彼のパヒュームの香気に当てられたようになって、手足ごと動けなくなった。
虫たちでさえその殺虫レベルの濃密な臭気を厭い、いつの間にか辺りからの大脱走を
断行できていたというのに…
地球上でもっとも鈍感で無能なのは、僕みたいな人間だ。アンドレアは絶望的な状況
の中にあってはそう自嘲することで、やっと正気を保てられることを知る。
知ったところで、事態はどう楽観的に見積もっても好転しそうもないというのに。
(まだつづきましてその…すんません次で終わりなんで(多分)orz)
(あと途中sage忘れも。重ねてスマソ。規制ひたすら苦)
超乙華麗!一時間パソの前に貼り付いちまったYO
次で終わりなんて言わないでくれえええええ
すげええええwwww
「デミアン」や「ドリアングレイの肖像」みたいな純文学テイスト希望
乙です!
その場面、風景が浮かんでくる文面ですね
続き楽しみです
すごいwサンドロ怖えww
アルベルトはジラから拝借?
オールスター総出演きぼん
ガッちゃんまってます!
すみません、校正ミスありました。
>>144 1行目
× にも似たファビオの熱心さに、ファビオは声をかけるのも自然に憚られ、
○ にも似たアンドレアの熱心さに、ファビオは声をかけるのも自然に憚られ、
失礼しました。
162 :
2006年まで名無しさん:06/07/21 20:56 ID:XflDXeik
間違いにも気付かず熱読した自分がいる
激しくGJ!
文美しすぎ!!!!!
あげてしまった
しんでくる
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
サンドロKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
次で終わらないで続きくれー
近所の芝食う犬役でいいからガットゥーゾ出してくれw
久々にきたら、盛りあがってんなー。
小説、おもしろすぎ。。
続きは同人板にでもいってくれ
完全に板違いになってるな
ヒント:ネタスレ
何だか物凄く美しいんですがww
アンドレアのトロンとした目つきにワロタw
確かにここの板じゃ浮くし荒らされそう
170 :
:06/07/21 21:25 ID:OGaRPEyQ
一行も読んでないが
本気かつ必死過ぎるネタ投下にワロタw
ガッツ待ってますノシ
それにしても乙!サンドロテラコワス
次で終わるとか楽しみだけど寂しすぎるな…
ピルロのアンドレアっていう名前ってピルロの中性的なイメージとマッチしてるよね
名は体を表す、だな
>近所の芝食う犬役
吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
次で終わるならいいけど、また新しく書くなら別板に専用スレ
立てるなりサイト立ち上げるなりして移動してくれ
>>33まではネタスレだったけど、今は完全に板違い
・・・何の板に迷い込んだかと思った・・・
前回のW杯の頃にわしが迷い込んだ「その板」では
気弱なねすたは鬼畜なバンディエラ・マルディーニ様の所有物であり、
王子と道化師は憎みあいながら愛し合ってて(おええ)、
カンナさんは全あづーり(特にブッフォン)の憧れの的だったような。
なんか普通の2chのページからは行けなかった板だった。
時代は変わったのう。
乙です!
すげーしか言いようがない。
最後は主治医マルディーニの別荘で2人っきりで過ごすとか?
その別荘近くで拾った犬のカッツを飼うとか?
いや、色々と想像しちゃうよな。
結末が気になって仕方ない!!待ちきれねー!
小説続きキボン
ウホッ
なんともいい表し難い気持ちでいっぱいです。
サンドロ怖すぎるんですが今後の展開が楽しみでなりません。
なんだよこのスレwwwwwww
いやもう板違いなのは十分承知だけど
もう少し見逃してやってはくれまいか…
この結末を見届けずしておれようか。
続き激しく熱く待ってるよ!
アッー!!
またキテタキテタキテタキテタ(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)キテタァァァァァァ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ッ!!!!!
スンバラシィイ!
せめてこのスレ荒らされぬよう
ファビオ張りに守るしかねぇな
板違いと誰かから言われる前に
自分らで気づいて出てくかと思ったけど
やっぱ腐女子だな。
>>174の言うとおり、本当に次で終わるならいいけど
まだやるつもりなら本当出てけな。
>>183 相応の板でやってりゃ荒されませんよ。
が
他のキャストを考えてみたが
マテラッツィがマフィアかマテラッツィ本人以外で想像できねwww
そういった意味でも小説すげえ
書いてるやつも
続きが待ち遠しいとか言ってるやつもきめええ!
アズーリ関係スレを巡回してたらキモイもん目撃してしまった
ガッツスレで和んでこよう('A`)
まあなんだ、とりあえずサッカー板から出て行け、な、
ふさわしい場所があるだろう。
>>187 そんなん言ったらガッツスレまでとばっちり受けそうだろ。
まあ壮大な釣りにこぞって引っ掛かったってとこか。
ここじゃだめなの?
「カンナバーロとピルロって 」ってスレタイだから
当然こんな感じになると予想してたけど
だいたいこのスレの成り立ちそのものがウホッだし
ログも保管されない単発スレなんだから、わしゃあ気にせんよ。。
ムッハッ( ゚∀゚)=3続きワクワク
わしも雑草食ってる犬ガッツを見るまではこのスレを断固死守する!!
王子は出てくるのかw楽しみにしてますwww
>>153 >気の毒なほど張りつめたファビオの『そこ』
キャアアアアアアア
そうだそうだ!
ウホッ!だ!
楽しみにしてるからぜひ続きを次回で最終回と言わず続いて欲しい。
恋愛物慣れてないんで最後の方読んでて照れた…。
文章読んでて楽しい。
家族の様子が魅力的。
次回が楽しみだ。
トッティもまた出てきそうだな。
>ポピーの花粉にまみれて歓喜のダンスを しながら喉を潤すのに余念のない蝶のように
>虫たちでさえその殺虫レベルの濃密な臭気を厭い、いつの間にか辺りからの大脱走を
>断行できていたというのに…
この2箇所数分間笑いが止まらんかった。
腐女子とか言ってるのもいるけど、お耽美アズーリのきもさ、馬鹿馬鹿しさを笑うネタスレだろ?
確かにスレ違いだとは思うが
次で終わるらしいし最後まで見守ろうじゃないか。
がんばれー
>>195 照れる喪前さんに照れてしまった。
最終回まで行ったあかつきには保存させて貰おう。
応援するよ、だって上手い、面白い。
199 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 03:39 ID:xrndXeS2
ピルロ「 僕 と や ら な い か ? 」
カーン「ウホ」
不愉快に思うならこの板見なきゃイイんじゃね?
続きキボン
>>196 > 腐女子とか言ってるのもいるけど、お耽美アズーリのきもさ、馬鹿馬鹿しさを笑うネタスレだろ?
ネタ? もうネタスレじゃねーだろ。キモ小説スレだろ。
>>202 > 不愉快に思うならこの板見なきゃイイんじゃね?
これだけはいっとく。板違いはてめーらのほう。
最終回とやらさっさと投下して、出てってくれ。
おもろいけど、萌えるというより正直笑えるw
でも不愉快に思う人も居るのも分かるし、
万一次で終わらない時はどっか相応しい板に移動しようよ。
個人的には次で終わるなんていわず、壮大な物語にしてほしいw
しょーがねーなー
最終回後は芝食ってる犬ガッツとバカ王子がグロッソと鬼ごっこしながら
ウホッなカンナバーロとピルロを見守るネタスレにするから
続き読ませろ
ファビオグロッソとアンドレアバルツァーリのラブストーリーと聞いてとんできますた
それにしてもうまいねえ。海外文学の和訳然とした文体、お約束のベタ展開。
たくさんの映画や本に触れてるんだろうね。
>>206 グロッソとバレツァーリ・・・
前歯が短いグロッソが審美歯科医に通院中
イケメン歯科医バレとウホッですか
なんか実感わかない
続きをそっと見守りたい。
職人さんは気にせず続きどぞ
ネタとして面白いと思ってる人もいるので
「職人さん」「どぞ」
キモ
211 :
:06/07/22 13:34 ID:Zde2aP0I
腐女子晒しage
212 :
:06/07/22 13:44 ID:0DHrF5Us
続きマダ(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
214 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 13:58 ID:9CoG9KnA
ネタといえばなんでも許されると思ってる人達の巣窟スレage
正直ちんこは立ったが
叩かれながらこの板でやる意味はさっぱりわからん
不愉快なのがいるのは当然だろうし移動すればいいんじゃね?
ここ見なきゃいいって・・・
板違いだってこと分かれよ・・・
まあまあ。
サンドロの背後から、ゆらり、と別の影が蠢いた。フランチェスコは眉ひとつ動かさず、
アンドレアを無造作に脇へ押しやる。そしてファビオの肩に左手をかけると、迷わず
握った右の拳をファビオのこめかみへ打ちつけた。
ゴッ、ゴッ、ゴッ…… アンドレアは声がでない。まるで機械仕掛けのように、フランチェスコ
は同じリズムでファビオを徹底的に殴り続ける。やがて中腰に徒労を感じるせいか、
彼は先制攻撃に甘んじ抗戦機を見つけられないでいるファビオの定まらない重心を
良いことに、馬乗りになって首の間を分厚い両腿で押さえつける。勿論自由になった
左腕も遊ばせたままにはしない。
ひとは想像を越える光景を前にすると、恐慌レベルはマックスになろうが、不思議なほど
理性を失わないものだ。アンドレアが悲鳴を上げ白眼をむいて気を失ってしまえば
のちの悲劇を防げたかもしれない。しかし人間はまた、5分後の未来さえどうなるかも
わかりようのない不自由な生き物だ。
アンドレアは別の誰かは助けてくれないと、脳の深いところで理解すると、
続きマダ?wktk
今回はここで完結させて、番外編は違う板に引越ししたら?
早く読みたいウホッ
フランチェスコへ体当たりしてファビオから転がり落とさせた。
こんなヤツ知らない。こんなヤツにファビオを酷い目にあわせるもんか!
アンドレアの眼は、自分の目にゴルゴンが力を貸してくれればと思う。見るだけで
相手を石に変えられる魔法。夢物語を信じる年でもないが、そうして世界のあらゆる
醜いものを見たあとで尚憎むことのできる対象を見るとすれば、おそらくアンドレアに
とって今のフランチェスコがそれになるはずだ。彼は射殺してやれないのが遺憾だと
念じながら、フランチェスコを睨めつけた。
「なんとも…アンドレア、わたしは哀しい。美しい君にそんな野蛮なことができるとは」
「…うるさいな、サンドロ。どうしてこんな回りくどいことするんだ? 殴りたいなら
僕を殴ればいいじゃないか!」
「そんな非道を君にすると考えられるなんて心外すぎる、わたしには全く理解できないよ」
指一本で、おそらくサンドロはフランチェスコに指令をくだせば、ほぼ彼にできない
ことなどないのだろう。だがアンドレアはもうそんなサンドロの全能を過信していた
過去の自分を疑い始めていた。
その時、フランチェスコが立ち上がり、自分を突き飛ばしたアンドレアの目の前へ現れる。
身構える間も与えられず、アンドレアはフランチェスコの拳をボディへ受けていた。
「ア、アンドレアッ!」
この場を表す語として滑稽とは思うが、それはファビオとサンドロの最初で最後の『唱和』
である。敏捷にまさるファビオがその場へ蹲るアンドレアを抱き起こした。
それをみすみす見せつけられた怒りも加わったサンドロは大股でフランチェスコへ近づき、
斟酌なく殴りつけた。
フランチェスコは避けない。アンドレアへの成果と己の腕力に満足している彼に、サンドロ
の拳ごときではふらつかせることもできない。サンドロは2打、3打と彼の石膏でできた
頬と言わず顎と言わず奮うも、屈強なフランチェスコの受けるダメージはものの数では
なかった。
そしてフランチェスコは、顔面を赤黒くさせているサンドロの怒りが彼を逼迫させる
ほども真剣と気づき、嬉しくてならないのだ。おれは今、サンドロを本気にさせている。
そう考えるとますますサンドロの拳が与える痛みも、自然に心地好さへ転調し、傍から
見ると不気味だがフランチェスコを微笑ませていた。
サンドロはそれを目の当たりにし、怯んだ瞬間の脱力が振りかぶった右腕をすっぽぬけ
させ、気が付くと彼はフランチェスコの肩へかけた手でぶら下がったようになった。
だがフランチェスコは、サンドロにバツの悪い思いをさせてはならぬと、彼の顔は見ず
目を逸らしたまま、サンドロの腰を支えて立たせてやる。そしてもう一度殴られるため、
肩幅に両足を開き、両腕を後ろで組み、前方30度の彼方へ視線を留める。
それはまるで良く訓練された職業軍人の作法であり、整然とした美をフランチェスコへ
与えていた。
サンドロはまだ自分の威厳を保ててはいると内心言い聞かせることで、なんとか自身を
律することはできた。だが振り向いたそこで痛んでいるアンドレアを介抱する憎い男を
目にすると、堅固なはずのサンドロの理性は春を迎えた氷河に等しい崩壊を始める。
「なんだお前は? そこでぼーっと立ってるだけの木偶の坊ならお前の価値なぞ鼠以下
だぞ? 行ってお前の仕事をしてくるがいい! それができないのなら、とっとと
わたしの視界から消えたらどうだ? 目障りなその顔など見るも汚らわしい!」
サンドロの腕力が褒美なら、彼の悪罵はまるでカルーソーの独唱としてフランチェスコ
の耳へ届けられる。彼はぐっと顎を引いて古代ローマの剣闘士がコロッセオへの扉を潜る
直前に必ずしたと言われる文言を唱え、口の前で十字を切った。
彼の俊敏さは独特で、けものというよりも、どこか猛禽の狩りを思わせる。さほど優雅
ではないが、かつて古生代の繁栄を謳歌したダイナソーの本能を受け継いだ彼らに与え
られた翼の恩恵を駆使し、獲物を確実に仕留めていく。フランチェスコの見えない翼が
飛翔すると、サンドロは瞬きをした覚えもないのに、次の瞬間ファビオを楡の木へ磔け、
サンドバッグに見立てて連続パンチを浴びせるフランチェスコを目にした。
「…うぅぅ…や、やめて…お願いサンドロ……ごほっごほっ…お願いだから彼を止めて
サンドロ…サンドロお願いだよ…」
「アンドレア、さあわたしの肩へ手をまわして…可哀想に。痛かったろう、さあ車まで
歩けるか?」
サンドロがフランチェスコを止める気がないのを悟ったアンドレアは、差し伸べられた
彼の手をにべもなく振り払う。そして身体をくの字に曲げやっとのことで立つと、
ふらふらとフランチェスコへ向かっていった。ファビオを、ファビオを助けなきゃ…
だが辿りつく前にアンドレアの膝から力は失せ、くたり、とその場へ倒れこんでしまう。
フランチェスコの腕は、確かにプロのボクサーのようだ。だが霞む視界の隅に見えた
哀れなほど気丈を保つことに必死のアンドレアに、ファビオは打たれ続けるだけでいて
はならないと、どこか上方からの声でも聞きつけたように、その身へ覚醒を促す。
こいつは強い。海や港のいざこざで相手をしたヤツらとは全然違う。だが俺はこいつを
倒す。そうしなければ、またアンドレアをあんな目にあわせてしまう…
最初に受けた打撃のせいで足下が覚束なくなっていたファビオだが、応戦するエネルギー
がどこから来ている、あるいは授かったものかなど、頓着するのは既に止めていた。
とにかく今は目の前のこの男を倒す。それからサンドロもやっつける。それから、それから…
さすがのフランチェスコも、少しおかしいと思い始めた。普通なら疾うに動けなくなって
も不思議ではないダメージを、この男は負ったはずだった。
なのにこの男をおれに向かわせているものは一体なんなんだ?
すでにファビオの緩慢な攻撃リズムに合わせ同調しているに過ぎないフランチェスコは、
合間に手向かってくるアンドレアも軽くいなし、定位置の地面へ待機させておけている。
だがこの応酬が馬鹿馬鹿しい以上に、徐々に気味の悪い永続性を持ってしまったような気
がしはじめ、彼の上官へ確認せずにはいられなくなった。
サンドロもそうしたフランチェスコのいぶかりが伝心したらしく、おそらく臼歯の摩滅
も促進させるほど噛みしめるせいで、その涼やかな顔を醜く歪めていた。
使わずに済めばいい、使わなければいいのだ、だがサンドロは理性を揺るがすという不断
のプライドを著しく傷つけられてしまったこの数分の間に、もはや正当な判断力を
行使できなくなっている。懐へ手を入れ、サンドロはゆっくりと銃を取り出す。安全装置
に指をかけながらずっしりとした銃床の重みを確かめると、慣れない鉄の感触で、瞬間
手首は震えた。
あっ! アンドレアは敏くサンドロの目論見を見つけるや、一瞬にしてフランチェスコ
への攻防を捨て、サンドロめがけ再び体当たりをした。銃に注意を奪われていたサンドロ
は、アンドレアの渾身の一撃をまともにくらい、勢いよく後方へ飛ばされる。同時に彼の
右手を離れた黒光りする武器が、同じく衝撃を受け反動に倒れるアンドレアの傍らへ
転がり落ちた。
アンドレアが素早くそれを拾う。一瞬遅れたサンドロへ間髪入れずに銃口を差し向けた。
「アンドレア! ダメだ、君が使えるような代物じゃない!」
「黙れっ! 銃ぐらい僕にだって撃てるさ! そう、サンドロを撃つことだって!」
「アンドレア…」
………………
サンドロは、怒りも過ぎれば、あとは何もない真っ暗闇の洞しか残らない感情の壊滅に
見舞われる。その瞬間、幼い頃から兄弟同然に暮らし、実の家族以上も慈しんできた
愛するアンドレアが、見たことのない未知の生物に変わってしまったのを、サンドロは
認めざるをえなかった。
アンドレアが、わたしを、殺せる、だと…?
サンドロの受けた衝撃はやがて一村を水没させるダムに空いた小さな穴に等しいが、
穴は確実にその直径を広げ、分厚い土台を揺るがすことも可能なものだ。
サンドロは膝を折りそうになったが、辛うじてまだ立っていられた。理解したくないの
はファビオという男の存在でも、自分を受容れない数日前のアンドレアでもなく、
何よりも自分を拒絶するアンドレアだった。そして、彼が持つにはあまりにも
相応しくない忌々しい銃器を携え、憎悪に瞳を燃やし、その細身を震わせてまで
向かわせてしまったのが自分だと思うと、アンドレアが可哀想でならなかった。
暗黒の洞にあるのは、音も味もない、ひとを無力化に追い込むにはあまりにも有能すぎる
『虚無』だけなのだ。
サンドロはその空虚感の中で、引き金が引かれるのを待つのも悪くない、と思い始めた。
そんなかつての友の様子に異変と焦燥を感じ取り、アンドレアはどうしたらいいのか
やはりわからないでいる。重要な決断を下す時、いつも傍にいたサンドロに、今自分は
銃を向けている。どう考えてもこの矛盾を解消できる妙案など、この世に存在するとは
思えない。依然、ビデオゲームのように一定の規則性を持ち始めた2人の男たちの
殴り合いは終わらない。
終わらないのだ。サンドロが止めろと言わない限り。
だからアンドレアは、ゆっくりと、銃を持つ手を上げ、銃口を自分のこめかみへ当てた。
「何をするアンドレアッ! 気でも違ったのかっ!」
アンドレアの行動は、瞬時にサンドロを覚醒させた。この日初めて、アンドレアは
サンドロへ笑いかけた。うまくいったんだ。
「言ってよサンドロ。彼に、フランチェスコに、今すぐ止めるように。……
言えったら! でないと今すぐこの引き金を引くぞっ!」
サンドロは勿論、ファビオも聞こえた声に耳を疑った。そして悪くなった視界に見える
ありえないほど酷い光景に思わず手を止めていた。フランチェスコの一撃はしかし確実
にファビオを捉えていたので、ファビオは再び地へ伏してしまう。
「だ、だめだアンドレア…そんなことするんじゃ…ない。冗談でもそんなことを…」
「冗談なもんか! 僕はファビオを助けるためならなんだってする! なんだって
できるんだ! さあ早く言えったら!」
人質をとって法外な条件を突きつける、人質でもある強奪者。この一人二役を、弱虫の
自分が演じている自覚は、アンドレアにはもうない。こうした交換条件を卑怯とも、
狡猾とも思わない。思ってはならないと言いきかせる必要もなかった。
サンドロの虚無はもう修繕不能なほどにも彼を覆い尽くしている。
「……フランチェスコ、もう、いい」
起き上がってアンドレアの元へ這うよう匍匐しているファビオを足で蹴り、仰向かせて
胸倉を掴み拳を振り上げたフランチェスコは、サンドロの声に片方の眉をいからせた。
「…まだ死んでないぜ、こいつ」
「いいから止すんだフランチェスコ!」
サンドロはきつく目を閉じ項垂れて怒鳴る。やっぱり…サンドロはファビオを殺そうと…
アンドレアは言い知れぬ哀しさと怒りでかつての友を見た。裏切ったのは、誰?
サンドロが、僕のために、誰かを殺そうとする。そうさせたのが、僕?
僕のせいなのか、これは、何もかも?
「アンドレア…これだけはわかってくれ… わたしは決して君を…」
「言わないで。聞きたくないんだ。もう行って。頼むから僕を放っておいて…」
「わかった…ただアンドレア、銃は渡してくれ。君が持ってると思うとわたしは
苦しくてたまらないよ」
僕だってこんなもの触りたくなかった。アンドレアは荒ぶる喘鳴の兆候を予感しつつ、
昔見よう見真似で覚えていたとおりに弾倉を開いて弾丸を地へ捨てると、空になった
銃をサンドロへ渡した。まだだ、まだ倒れちゃいけない。
川岸に横付けたランチアが走り出して見えなくなるまで、アンドレアは待った。
そしてアンドレアはやっとファビオへ触れることができた。
「ファビオ! しっかりしてファビオ! ああ、なんてひどい…」
蹲るファビオをやっとの思いで抱き起こすアンドレアにも、もう体力の限界がきている。
しかしその残された僅かの力を振り絞ってでも、彼はファビオを助けるつもりだ。
例えこの心臓が動くのを止めてしまっても。
神様、それまで僕を生かしておいてください…… アンドレアは自分の足とは思えない
ほど重く感じながら、家までの道程を歩いたが、それ以上の重みを感じているはずの
右肩には、不思議なほど重圧感はなかった。きっと神様が声を聞いてくれた、そう思い
微笑んだアンドレアの気配を察したのか、右肩に凭れるファビオが顔を上げた。
笑ったつもりだろうが、その顔はひどい打撲で筋肉が正常に動かないせいか、歪めた
瞬間ファビオはその痛みに呻いた。
「もう少しで着くよ、ファビオ。もう少しだよ…」
「…すまねえなあ、アンドレアぁー………本当に、すまねえよ…」
「いいんだ、ファビオ。ファビオは悪くないもの。さあ、もう少し、
もう少しだからね…」
白い家の玄関で口を覆ったレナーテが音のない叫びを上げる。ラウラがものすごい形相
で自分たち目掛け駆け下りてくるのを最後に、アンドレアの記憶はぷっつりと切れた。
◇ ◇ ◇
「なあ母ちゃん…アンドレアはすごいんだぜ? 俺を助ける為に盾になろうとしてく
れたんだ。こんなに強いヤツ、俺船の上でも見たことないぜ…」
片目は完全に赤紫色の腫れのせいで視界を塞がれているファビオの、場違いに陽気な声に
答えるのは、アンドレアの啜り泣きだけだ。レナーテとラウラは黙々とファビオの手当
を続けている。しかし聴衆がなくとも話し続けなくてはならない辻芸人のつもりか、
ファビオは可能な限り自分の容態が見た目ほど深刻ではないことを証明するため、
ひたすら話し続けた。
女たちは部屋から出て行くまでずっと無言だった。ラウラは怒っていたからだが、
レナーテは息子がこうなったいきさつについては何も言わず、何の関係もないことを
喋り続けたことから、自分が彼らの負った問題についてできることは何もない、と
判断したからだった。
「アンドレア、悪いがおそらくあとで熱が出ると思うから、気が付いた時でいい、
額のやつを交換してくれるかい?」
返事を待たずにレナーテも消え、部屋はしばらくアンドレアのぐずる音が残る。
時々、ごめんなさい、とも言っているのが聞こえたが、ファビオは強制的に母親に
飲まされた鎮痛剤のせいで眠気に襲われ、頭の片隅で気になりつつも、いつの間にか
眠りに落ちていた。
……
深夜、ベッドに突っ伏していたアンドレアは、いつの間にか眠っていたようで、急いで
ファビオの額へ手を伸ばした。薄布を取る際、ファビオの皮膚へそっと指先で触れる。
そこが火のように熱い。アンドレアは顔をしかめ、たらいに入った氷を布で包んで、
静かに彼の額へ載せた。カラコロン、と緩い弓形面に乗った立方体の氷が崩れ、
可憐な音をたてる。
その音を合図にしたわけではないが、アンドレアはまた涙ぐんでしまった。窓から
中天の月明かりが挿し込んで、ファビオの顔面を不当に覆う打撲痕が光に浮かび上がり、
傷ましすぎてアンドレアは思わず目を逸らしてしまう。声を立てないように口を片手で
抑える嗚咽だが、深夜の静寂がファビオの意識をゆっくりと呼び起こすには十分の音量
になってしまった。
「アンドレア……」
「あっファビオ! ごめん起こしちゃったね。喉渇かない? 水飲む?」
「アンドレア……いいから、ほら、ここに来いよ…」
ファビオの呼ぶ声に急いで両目を手で拭い、アンドレアは努めて明るい声をだした。
だがその声はずっと泣き続けた者の喉が努力したところで掠れさせるしかない弱々しい
ものだった。
頭に火の粉を被せられたような熱さはあったが、薬が効いたようでファビオはもうさほど
身体の痛みは感じていない。それよりも、アンドレアの睡眠を奪うほどに心配させている
境遇が不甲斐ない。彼をなんとか落ち着かせられれば… そう思ったファビオは、
ベッドに横たわりながら少し奥へ動き、自身の傍らをアンドレアのために空けてやる。
その時までは何の他意もなかった。ただアンドレアに、もう自分は心配要らないから
泣くんじゃないと言って、美しいが流すことで確実にアンドレアを消耗させているには
違いない涙を止めてやりたかった。
アンドレアは一瞬躊躇ったが、足音を立てずに歩き、猫のようにするりとファビオの横
へもぐりこむ。ファビオは毛布でアンドレアを包んでやる。アンドレアはその間動かず、
じっとされるがままでいた。ファビオの身体が熱のせいで少し湿っていたが、それは
アンドレアにとって馴染んだ感触でもある。むしろ心地好かった。
毛布の中から手を出して、アンドレアはファビオの手を上掛けの上で探し、見つけると
両手でぎゅっと握りしめる。それからゆっくり放して、擦過傷と青黒い打ちみに塗れた
手の甲へそっと唇をあてた。
「…信じないかもしれんが、全然痛くねえんだぜ、そこ」
「やだ…子供扱いしないで。キスで痛みが消えるのはおとぎ話だけなんだから」
「本当だって。いいさ、痛くねえのは俺であって、俺が痛くなければいいこった!」
「そんな風に言わないで…」
ファビオの額から、するするっと、氷布が落ちる。毛布の中でアンドレアが反転し、
ファビオの喉元へ顔を寄せた。アンドレアの吐息が、ファビオの首筋を温める。
アンドレアが顔を上げた。ファビオの鼻先が、アンドレアの頬へ触れそうだ。
アンドレアは目を閉じた。枕に広がるアンドレアの髪が、さらり、と白い布面へ広がる。
キスはゆっくりと、急いではいけない。どちらともなくそう思っているいたわりに
満ちた接吻は、息苦しさを伴わず、いつまでも続けられるかに思われた。
肩の横へ置いていたアンドレアの掌に、ファビオが自分のを重ねる。
アンドレアが指を折り曲げる。ファビオもそれに従う。
ぎし、とベッドが軋んだが、雲間に消えた月が聞いたわけではない。
◇
アンドレアはまた、両手で顔を覆って泣いている。
「……辛かったか?」
男の声は荒い息の合間にも尚、相手への気遣いを含んでいる。彼の恋人に無理強い
させたかもしれないという焦燥が、相手の両手をやんわり掴み、その顔を見ずには
いられない。
「やめて…見ないで……お願い…」
「アンドレア、辛かったなら俺はその…しないでも良かったのに」
「そうじゃない! 違う、違うんだよ、僕は…僕は…」
言ってうつ伏せた剥き出しの真っ白な背中には、激しく敷布に擦られたせいかうっすら
赤みが浮いていた。震える貝殻骨に思わずくちづけてしまう男を、彼は決して拒んで
いるわけではない。
「…恥ずかしいのは、俺の方だぞ、アンドレア…」
男は少年のように滑らかな彼の頬へキスをする。それから口へ、それから鼻へ、それから
瞼へ、それから、それから…
「途中で、加減できなくなっちまったのさ。おまえがしがみついて、ほら、ここに爪
立てたろう? それなのに俺ときたら、止められなくなってたんだ。許してくれ」
「いやだいやだ…そんなこと言わないでったら! お願いだからそんなの見せないで!」
男は彼が猫みたいに研いだ爪でなく良かったと笑い、見えはしないがひりひりと痛む
首の後ろを仰け反らせた。彼は両耳を塞いで、枕へ顔を押し付ける。
どんなにそんなことをしても、男に丁寧に愛撫され、彼の掌の中に達してしまった事実
を打ち消すことなどできはしない。
見られたくない彼を、しかし男は見たくてたまらない。恥じ入って消えてしまいたいと
泣く、ほっそりとした彼が可愛くてたまらないのだ。
だから多少強引かもしれなかったが、男は彼が安全と信じる枕の浮きから引き剥がし、
真っ向から自分を見せてやる。良く見ろ、ここにいる俺に、おまえが恥ずかしがる理由
など何一つない、と。
アンドレアは涙を止める。まっすぐに、ファビオが見つめているから、アンドレアも
そうする。他に何も、誰も、見る必要は、ないって、本当?
「ないだろう? だってほら、俺の目を見ろよ。何が見える? 俺は今もこれからも
もうそれしか見たいとは思わないんだ…」
ファビオの瞳には当然、彼を見上げるアンドレアしか映っていない。
「アンドレア、おまえ読んでくれたろ? 俺の眼を見ないでくれ、って。
そこにいるきれいなきれいな子を、俺は誰にも、たとえそれがおまえであっても、
もう誰にも奪われたくないんだよ…」
◇
「サンドロ? 僕だけど。これ以上こんなことを続けられないだろう? 僕ももう
逃げない。だから君にも一族の名に恥じない行動を約束してもらいたい。ひとりの
現代人として、話し合いで決着させたいんだ。君がきっと僕をわかってくれるって、
僕は信じてる。君が今まで与えてくれた僕への信頼を、これからも尊重させてほしい」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
申し訳ありません。昨日終わると書きましたが、ご覧のように未完です。
皆様には心よりお詫び申し上げます。そして、ずっと読んでくださり
いつもありがとうございます。(今頃でこれまたすみませんですが)
あと一回で終わりますので、いましばしお付き合いくださると嬉しいです。
乙!
ロマンチックで泣けますた
キタキタキタ(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)キタァ━━━ッ!!!!!
>>239 >アンドレアはまた、両手で顔を覆って泣いている。
>「……辛かったか?」
ここにくるまでの具体的状況を番外編で書き下ろして欲しいです
ハァハァ
246 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 19:26 ID:UUPne7Y.
終わんなかったな。書いてるやつもそろそろ空気嫁や。
ここはキモ小説スレじゃない。
腐女子ども、移動してくれ。明らかに板違いだ。
次で終わりとか言ってたからずっとsageてたが、
もう一度投下するつもり満々なコメントにいよいよ呆れたから晒しageとく。
王子つええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
しかしまじで上手いな
ラストが気になる
萌え〜!!!!!!!!!!
次が最後なんだから大目にみてやれよ。
続編、番外編はふさわしいスレを見つけて移動すればいい。
次でいよいよラストか…
ゴクリ……(AA略
玉子とサンドロの間にはSM愛が芽生えたんだな…
252 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 20:15 ID:UUPne7Y.
>>249 今まで十分大目に見てきたつもりだよ。
仮に次でもやっぱり終わんなかったら「次が最後だから」とまた大目に見るのか?
>>253 悪いけど長澤まさみより国仲涼子なんだよ。
255 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 20:34 ID:lfWGutpw
激しくGJ
何これ最低
それ用の板行けよキモイな
>254
それは同意できねーw>国仲
むしろここは裸のアズーリスレ
午後5時を過ぎて、地平線へ消える太陽を憎々しげに睨み、ジェンナロはソフィア郊外
の工房から届いた荷を受け取り終え、ミラノへの帰途にある。
「ったくあんのヨーグルト野郎ども、商品が欲しけりゃ取りに来いだぁ? 国境越えは
こっちのがヤバいだろうが、くそっ!」
がんがん、とハンドルに八つ当たりするが、時計の針を戻すことはできない。
ジェンナロは表向き輸入品販売業という肩書きで通っていたが、実情はケチな故買屋だ。
新世紀になっても舗装されない山道をガタピシ言わせるオンボロトラックの荷台には、
東欧で大量生産された某高級ブランドのロゴ入りバッグやアクセサリーだ。全て日本
に空輸される予定の模造品である。
ジェンナロはミラノの自分の店へ戻り、そこで待っている韓国人業者と取引する予定
だったが、例によってその指定時間を既に3時間オーバーしていた。彼の寝坊のせいだが、
この国での取引ならそれでも成立するものだ。彼は10分前に立ち寄ったガソリンスタンド
で電話を借り、ミラノへ連絡した。
『いいですともガットゥーゾさん。明日まで待ちましょう』抑揚のない声でアジア人は
予定変更を承諾してくれたのに、ジェンナロは向こうの手落ちで不具合を生じたような
苛立たしさを覚えていた。勝手なものだ。10度目を過ぎ数えるのはやめたが、小用で車
を停め再発進したあと、滑稽な音と共にエンストした車を、彼はあらん限りの罵倒を
浴びせ、塗装の禿げたドアに蹴りを入れた。
「っっっってえぇぇぇぇなあぁぁぁぁーーーーーこんちくしょうめっ!」
片足でぴょんぴょんと飛び跳ねるジェンナロはアメリカ製の古いカートゥーンアニメ
のようで、この愉快な姿が山道の林や路傍の石しか目撃できなかったのは非常に残念な
ことだ。
ジェンナロは短気ながらも朗らかという、イタリア人典型の矛盾した気質を備えていた
ので、陽も落ちたことだ、今夜はこの辺でお開きとするか、と、あと1分も走れば到着
する僻村の常宿で一晩の逗留を決めた。
「なんだガッツ、また寝過ごしたか?」
「やかましいぞジジイ。さっさと酒だしやがれ」
長い馴染みになったマルチェッロへの乱暴な返答を、酒場の主人は別に気にもせず
聞き流し、聞かなくてもどうせ話始める旅の土産話を待つ。
「あ? なんだよオヤジ。見慣れねえ客がいるな?」
「ああ、あいつらか。ひとりは近くのレナーテんとこの倅だが、あとの2人はお前の
方が知ってるんじゃないのか?」
「は? 知るわきゃねえだろうが、ボケてんじゃねぇ。わかんねぇから聞いてんだろ?」
コニャックのグラスを一息で煽り、ジェンナロはひまわりの種を剥いて口の中へ放り込む。
だが次はもう面倒になり、皮を剥かずにもぐもぐと咀嚼した。
「…そういう犬食いはやめろと何度言えば…」
「おれの胃袋の心配してねぇでとっとと教えろってんだよ、この耄碌ジジイ」
溜息をついて見事な銀髪を撫で付けると、マルチェッロはジェンナロの前へ腰掛けた。
「なんでもネスタ家とピルロ家の令息だそうな。避暑にしては何にもないこんな村に
いったい何の用だかな。4、5日前から来てるようだが」
ぐっ、と呻いて胸を叩くジェンナロの顔が次第に真っ赤に変わるのを見て、マルチェッロ
はこりゃ大変とカウンターを出、どんどんとジェンナロの背中を叩く。うげっ、と品なく、
もとい、威勢良く唸ったと同時に、まだ原型を留めたひまわりの種が見事な放物線を描き、
マルチェッロの額へ着地した。
「ふぅ〜死ぬかと思ったぜ。ありがとよオヤジ…って、オヤジ、笑わせんなよな!
なんだよそのとぼけたツラ!」
しかし亀の甲より何とやらのマルチェッロがそれ以上ジェンナロに応答するわけもなく
黙って手ぬぐいを取り出し額を拭う間も、腹を抱えて笑うジェンナロの声を殉教者の
ごとく甘んじている。いつもの事ながら、どこか割に合わない感情がくすぶりつつも
ジェンナロに対しては何故か怒る気になれないマルチェッロは、額の3本皺により深い
溝をつくるだけだった。
「しっかしネスタにピルロだと? なんだよ、この辺りの山から金でもでたのか?」
「まさか。ちょっと毛色の違う田舎が珍しいんだろ。金持ちの気まぐれなんぞ、知った
こっちゃないが」
そう言ってグラスを磨き始めたマルチェッロに空返事をし、ジェンナロはそこだけ上流
階級のテーブルのようにキラキラして見える状景を、好奇心にかられ見続けた。
こりゃまたなんとも美々しい連中でやんすねえ… あいつらの着てるスーツ一着でおれの
儲け何日分になるのやら…
すると、どこから来たのかいつの間に近づいたらしい男がもうひとり、3人のテーブルの
横へ立つ。かなり逞しいのが遠目からもわかる新手の登場で、3人は明らかに動揺している。
何を言っているのかまではジェンナロの元にまで聞こえてこなかったが、少ない客でも
憚らない大声で言い合っているのがわかった。
なんだかこりゃ面白いことになってきたぜ。ジェンナロは2杯目のコニャックとひまわり
の種を両手に、もっと良く見えるよう席を移動しようと立ち上がった。
その時、4番目の男が懐から何か光るものを出した。ジェンナロが目を凝らして見れば
光ったのは明らかに刃先らしく、近くにいた女客が悲鳴を上げるのが聞こえる。
こりゃ面白いどころかやばいことになるぜ、おい。ジェンナロは酒と種をそこへ置いた
ままもっと近づこうとしたが、今度は顎ぐらいに伸ばした黒髪の男が銃を振り回し
始める。店は満員でもなかったのに、途端に蜂の巣を突付いた騒ぎになった。
なんだこりゃ、テレビの撮影か何かか? でもどこにもそれらしい車なんか停まってなかった
よな? ジェンナロは久しぶりに猛スピードで血が巡るような昂揚に息も弾ませる。
だがそれは、ナイフ男が振りかざした先にいた細身の青年の反応により、地獄絵図と化した。
何事か言ったあと、男は別の男の銃も目に入らぬように、武器を振りかぶりターゲットへ
挑みかかる。当然隣りにいたこれも筋骨逞しい坊主頭の男が細身を庇ったが、ナイフ
男は銃で持っていた腕を至近距離から撃たれ、地面へ倒れ込んだ。
その一発の銃声で、騒ぎはもう収拾がつかないほど大きくなってしまった。
ジェンナロは一部始終見ていた。狂った男から刃物が離れ安心したと思った直後、細身の
青年が突然その場へくずおれる。あまりに陳腐な言い方だが、ジェンナロは本当にそう
いう風に見えたと証言した。
糸が切れたバンボーラ(人形)みたいだったんだ!
その後、泣き叫ぶ坊主頭の男の声に交じり、ジェンナロは5発の銃声を連続して聞いた。
恐ろしさもあって思わず耳を塞ぎ、身を伏せてしまったが、猫を殺すかもしれない好奇心
もジェンナロを殺すことはない。彼は恐る恐る立ち上がると、そこでは4番目の男が背中
に銃弾を受けうつ伏せに倒れ、大量の血液が飛び散っている犯罪現場に変わっていた。
撃った黒髪の男はまだ銃を持ったまま、すでに弾丸が無くなっているのにも拘らず、
無心に引き金を引き続けていた。カチッ、カチッ、という渇いた音が、今でもジェンナロ
の耳に残っている。
そして坊主頭の男が疾うに死んでいるらしい細身の青年を抱きしめ慟哭する声も。
◇
「先輩ーっ! メディコ(検死)終わりましたーっ!」
「なあデ・ロッシ君、いい加減学生気分はやめて、警部って呼んでくれないかね」
「あ、すいません、でもなんかしっくりこないんですよね、マテラッツィ警部って」
「何だお前、おれに喧嘩売ってんのか?」
「そんなことありませんよ! ただ一般的規範とパブリックイメージを鑑みると…」
「おらおらおらおら、これでもまだ報告以外のこと喋りたきゃおれは構わねえんだぞ?」
「すすすすすすみませんすみません、しますします報告しますったらーひーーーー」
拳骨でこめかみを挟み捩りながら徐々に内側へ力をこめるマルコの得意技に、ダニエレが
情けない悲鳴を上げる。その背後から現れた検死医のジジが呆れ顔で間に入らなければ、
今頃ダニエレは人為的な酷い頭痛に見舞われたことだろう。
「制服組で遊ぶのもいいが仕事中はも少し控えられんのかい、あんたは」
「ほっとけよ。売られた喧嘩は丁重に買う主義だ。それより首尾はどうだね?」
「ん、まぁ検死局で開いてみんと確かなことは言えんが、きれいな方の死体はおそらく
発作おこしたんだろう」
今しも死体袋に入れてジッパーが上げられようとしているその『きれいな』死体へ
縋りついていた坊主頭の男が、ジジの発言を受けこちらを睨んでいる。
「おっといけない口が滑ったぜ。ったく面倒くせえな。早くアノ辺のソスペット(容疑者)
ども連れてってくれよ。仕事がはかどらねえだろ?」
「わかってるがな、暫定検死終わるまでは運べねえんだからしょうがねーべ。堪えとけ」
長身を持て余すようなジジの白衣姿は何故か修道士を連想させ、血まみれの死体と馴染み
というのがますます違和感を持たせている。
「あぁ、あともう一体、『きれい』じゃねー方なら報告いらんわな」
「ま、見た目どおりだしな。直接の死因は5発の銃弾。射入口も射出口も調べる必要
ねえや。2発は少し離れた場所、ま1メートル以内ってとこだな。あとの3発は真上、
つまり垂直に入ってそのまま腹から出たってわけだ」
空の薬きょうをピンセットでつまみ出して見せ、ジジは再び『きれい』ではない死体を
うつぶせの姿勢に戻す。
「まぁ専門でもねえおれが見てもわかるんだが、問題はだな…」
「撃った犯人ですよね」
「おやデ・ロッシ君、冴えてるじゃないか。だからってこの小切手の分け前はやれねえ
けどな〜」
「えっ! マテラッツィ警部がさるやんごとない方々から定期的に『お小遣い』貰って
るって本当だったんで…」
ごつっ! 爽やかなダニエレ青年の弁舌を中断させたのは、何故か今度はジジの拳骨だった。
「いたいよぉ〜ぅ。なんでぼくばっかり〜〜〜」
「今度何か余計なこと小雀みてーにピーチクパーチク喋りたくなったら、おれの手術室に
おいで。その可愛らしいチェリーみたいなリップに、丹精こめたおれの見事なクロス
ステッチを施してやるからよ」
「うわ〜んシャレに聞こえなーい」
「誰が冗談って言った。おれは本気だぜ」
こほん、と肴にされている当のマルコがなけなしの威厳を保つために咳ばらいした。
「ま、お小遣いが本当だったらそりゃ嬉しいけどな。あぁ、ほら、ネスタ&ピルロCo.
専属の弁護士な。おまえ等顔ぐらい知ってるだろ、あのやり手、っつーかまー
小ずるいってんだが、早速裁判所に手ぇまわしてくれたよ。なんで事件からまだ2
時間も経ってねぇのに、『きれい』じゃねー方の死体に関する正当防衛証明書なんて
のが送られてくるんだよ。手回しがいいにもほどがあるぜ」
「なんだってー?! そりゃ本当かよ、マテラッツィのダンナ!?」
長身の3人が交わしていた会話に割って入る声を、マルコとジジが一瞬顔を見合わせ、
それがどこから来るのか探してしまう。
「なんだよひでーな、自分らの目線よか下にはひとがいねーってのかよ、ひと馬鹿に
しやがってよー」
「ああガッツ、いたのかおまえ。ちんまいから見えなかったぜ」
「おまえって本当にこういう場面に良く出くわすよな。第一容疑者でひっぱられても
おかしかねーのになんでかいっつも無罪放免。おまえの守護神はたぶん逃げ足だけで
免罪符貰えた変り種なんだろうよ」
ジジの提言が誉め言葉なのかそうでないのか判断に迷うジェンナロは、そんなことよりも
と続けたそうに顔を上げた。
「正当防衛ってなんだよ、おかしいじゃねーか。あの男前は全然襲われてなんかいなかっ
たぜ? っつーか死んだやつがナイフ落っことしたら丸腰だろ? 最初に2発、正面
から撃って、倒れたとこを背中からバン、バン、バン! これのどこが正当防衛なんだ?」
「しょがねーんだよ、ネスタ家のお坊ちゃまなんだからよ。パチもんのブランドバッグ
しか見たことねえおまえは知らねえだろうけどな、何百万って金払ってホンモんのやつ
1つだけでなく2個、3個って買える連中が、ちゃんとこの国にも存在してんだよ」
「はぁ〜〜〜〜? なんだそりゃー。じゃあ人殺したって捻じ曲げられ…」
「ネスタ&ピルロCo.はな、言ってみりゃ電力業界牛耳ってる大物、去年のフォーブス
にエネルギータイクーンベスト10に入ったコングロマリットだ。その御曹司様が
痴情のもつれ、しかも男色で刃傷沙汰なんざシャレって言われても笑っちゃならねえ
んだってことぐらい、おまえの可愛らしい脳みそでもわかるだろ、な?」
確かにそれは納得しやすい説明だ。だからデ・ロッシもジジも無力感を改めて再認識し、
たった今死体袋に入れて運ばれていく『きれい』じゃない血みどろの死体を、敢えて
見ないようにしているのだ。
「なんか、おれヤなとこに居合わせちまったんだな」
「おまえ今頃それに気づいてんのか。つくづくおめでたいな」
「だってよぉ〜あんたらが『きれい』って言ってた方のな、見たろ?」
「それがどうした」
「だって本当に綺麗な子だったんだぜ? なんであんな若くて綺麗なのによー
なんかもったいねーじゃねーか。せっかく綺麗に生まれてきたのに…」
そこまで黙って聞いていたジジがおもむろに口を開いた。
「一皮剥けば、人間なんざみんなおんなじ糞袋。それを一番最初に証明したのが天下の
アポロン様で、楽器自慢のついでに生皮剥がれたマルシアスはたまったもんじゃ
ねえが、まあそれでも上っ面に執着したところでせいぜい最初の25年だろうからな。
別におまえが儚んでやることなんかこれっぽっちもねえな」
どう考えても煙に巻かれただけのこうしたジジの言い様はジェンナロを苛つかせたが、
しかしずっと『きれい』な死体から離れられずにいた坊主頭の男が、最後まで同じ車
に乗りたがって制服警官に土下座までしているのを見るに及んで、彼らももはや軽口を
もてあそぼうという気にはなれなくなった。
それが見も知らぬ人間だからって、ひとが死ぬのを見るのは、何にせよやりきれねえよ…
ジェンナロの呟きにマルコは珍しく優しい笑顔で答えたので、ダニエレ青年は少しばかり
ギョッとせざるをえなかった。
◇ 〜 ◇ 〜 ◇
サンドロが気まずいのは、アンドレアが見たこともないほど毅然として自分を見返し
ているからだった。そのアンドレアの右手を、隣の男が片時も離すものかという風に
いつまでも握っている。苛々とサンドロは安物のカップに入った泥水のような
コーヒーを飲み干す。
「わたしがそれを承知すると思っているのか、アンドレア」
「そうしなくちゃいつまでも堂々巡りを続けるだけ。現実を見て欲しいんだ」
これが、いつも自分の裏に隠れ、初見の人間には人見知りしてしまい話すのもまま
ならなかった、自分の知っているアンドレアなのだろうか。本当に?
サンドロは頭ではわかっていた。アンドレアに自信を与えたもの。それが今サンドロ
以外には座るのを許されなかったはずの席に座り、ただ静かに、ただただ真摯的に、
彼の愛する者の声を聞いている。
わかっている、わかっているのだ。だがサンドロは自分の卑怯さを知っている。自分
の強い独占欲を知っている。アンドレアを手なずけておけば、将来的に好都合だと
父親に言われた幼い頃からの厳命もあったが、それもただの動機にすぎなくなっている
ほど心からアンドレアを必要としている自分を、情けないほど知り尽くしているのだ。
「僕は君を好きだったよ。だって一番最初の友達だからね。でも君が僕を想うように
は、悪いけど僕には無理だ」
「それはまた、わたしが裏切ったというように聞こえるな」
足を組みなおしたサンドロの声に卑俗な笑いを聞き取って、アンドレアは目を伏せ
唇を噛む。真っ直ぐ前を見ていたファビオが少し横を向いてそんなアンドレアを見る
と、右手を伸ばして今度は両手で彼の手を包み込んだ。
アンドレアの頬に笑みが戻り、ファビオへ一つ頷くと、改めてサンドロへ顔を向けた。
「そうじゃないけど、君がそう思えるのならそれでもいい。僕は彼を、ファビオを
愛してるんだ」
「七つの君を父君から預かり慈しんできたわたしより、たかが数日前に会ったばかり
の馬の骨を選ぶというのか?」
「やめろよ! 君にファビオを侮辱する権利なんてない! そんなだもの、僕が君の
そばにいられないって思っても仕方ないじゃないか!」
激昂するアンドレアの手首を、再びファビオの掌が支える。依然ファビオは口を
開かないが、微かに伏せた彼の目に接すると、アンドレアは少し恥らうようにして、
目元へ苦笑を浮かべた。
サンドロは見たくもないのに見せられるそうした2人の無言の交感が疎ましくてならず、
すでにアンドレアが何を言っても決して是など言ってやるつもりはなかった。
「君は強いひとだから、僕なんかいなくっても大丈夫だろう? わかってもらえない
ならもういい。けど昨日ファビオをこんな目にあわせた時、もう答えは出てたって
君にだってわかってるはずだ」
血の気が引く時の人間は、脳へ一気に血流がながれこむのだろうかと、サンドロは次第
に暗く淀んでくる視界で、自分の右手が微かに震えているのを見た。その手を懐へ伸ばし、
そこへ忍ばせた冷たい鉄の感触に、何故か彼の掌が温かさを知覚する。
愛しい男と通じ合ってそれはもう誇らしげにする目の前の青年は、一体誰だったろう?
何故隣の男はアンドレアをあんな風に、この世にはそれ以外に見るべきものがないという
ほどにも慈しみ深く見つめているのか?
そこはにいるのは自分のはずではなかったか?
サンドロは掌の中の銃を撫でた。それを見て椅子を飛びのくアンドレアは、ファビオの
手をさらに強く握る。
そして気が付くと、傍らにフランチェスコが立っていた。ぼんやりとサンドロは横を
見上げる。見上げただけで、サンドロはフランチェスコなどどうでも良かった。
サンドロはまともにおれを見たのに、道に落ちてる石ころよりも、いいや、どんなに
追おうと決して応える気配のない、こんな女みたいなやつで頭がいっぱいだ。おれが
どれほどあんたに尽くしても、永遠にそれは変わらないんだ。
フランチェスコの導いた答えに、絶望は含まれてはならない。運命がおれを馬鹿にする
なら、おれがその運命を返り討ちにしてやろう。
彼の決意はとても素早くて、そして率直で、迷いがなかった。
「サンドロ、あんたを解放してやるよ。あんたはもう悩まなくていいんだ」
そうしてフランチェスコは懐に忍ばせたナイフを取り出し、アンドレアへ向かって振り
かざした。
「ふざけてるのかフランチェスコ! おまえは命令以外のことは…」
「あんたは言った。わたしの邪魔をする者を殺せ。こいつのせいであんたはいつまでも
そんな風にだらしないなら、あんたの邪魔をしてるのはやっぱりこいつ、アンドレアだ」
フランチェスコは昨夜遅くまで続いた打擲のことは、もはや思い出してもいない。
ただひたすら、威風堂々とした美しいサンドロに戻ってほしかったのだ。そしてその
美しいサンドロに、自分は支配されたかっただけだ。
サンドロの銃口がフランチェスコへ向けられる。
「やめてえぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー・・・・・・・・・」
銃声、そして。
トクントクントクントクントクントク・・ン・・・ト・・・クン・・・ト・・・・・
ファビオに支えられた腕から、アンドレアの弛緩した肢体がずり落ちていく。不思議に
思ったファビオが屈んでアンドレアの膝に手を添えるが、そこでも何の反応もなく
不穏を察した彼が視線を戻すと、早くもアンドレアの瞳からは急激に光が失われていく
途上の焦点喪失に陥っていた。みるみる瞳孔が面積を増していく。
「アンドレア! どうしたアンドレア!! 答えるんだアンドレアぁーーーー・・!」
ファビオは手首を掴んでそこにも聞いてみた。そこが脈動していれば逝ってしまいそう
なアンドレアだって引き戻せる。そんな不条理を、恐慌にある人間はしばしば信じてしまう。
だが細い手首にはもうどこにも生命の営みを示す証左はみつからない。
銃をはじいた最初の弾丸に手首を麻痺させられ、他方の腕でそこを掴みながら、
フランチェスコはサンドロの前へ立ちはだかった。
よし、さあ撃て。あんたのたまを全部、このおれに撃ち込んでくれ。
LSDの見せるハレーションに似た像が、サンドロの視界を覆っている。飛虻症も見せる青や
緑のまだらな影の隙間で、ぴくりとも動かないアンドレア。
どうしてアンドレアはまばたきをしないのか。
「サンドロ、あんたはこれで自由だ」
ズガーン、ズガーン けたたましい女性の悲鳴が遠くに聞こえる。倒れた男の背中に
見覚えなどない。彼はアンドレアの心臓を止めにきた悪魔だ。悪魔に知り合いなどいない。
いるもんか。
ズガーンズガーンズガーン・・・カチッ・・カチッ・・カチッ・・カチッ・・・・・
男はサンドロの銃弾を受けるとき、釣り上げられた魚のようにビクンビクンと身体を
波打たせた。何番目の弾丸が彼の心臓を貫いたのかはわからない。今度は彼は、
サンドロがきっと自分が誰に何をしているのか、よくわかってくれたろう、と思って
いるかもしれない。
「わたしを…殺せ……でなければ、わたしの正気を奪ってくれ、今すぐに…」
「ダメだ、後生だ、連れていかないでくれ神様……やっと、やっとこいつは自由を、
俺とアンドレアの自由を、手に入れられそうだったのに。待ってくれ、頼む、
逝かないでくれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーー・・・・・・・・・」
ファビオの絶叫は裏手の山へこだまする凄まじさにも拘らず、届いてほしい天にまでは
さすがに響くことは無理だった。
◇
「何故わたしから逃げた…」
「…アンドレアは籠の鳥じゃなかった。色んなことを知っていたし、これからもっと
知りたいって思ってた。望まない者に追われる不当を、誰でもそうするように、
ごく自然に拒んだにすぎない。抗生物質漬けの家畜より、天敵に襲われるかもしれ
ないリスクを採ったんだ」
「それがこの結果だと?」
「…そうだ! だが良く聞け。もうアンドレアに会えないのは、俺もあんたも同じだ。
同じなんだよ……アンドレアはもうどこにもいなくなっちまったんだ……………」
◇ ◇ ◇
『拳銃で? そんなに早く そんなにあっけない最後を?
それで良かったのだ 少年よ 勇敢な死だ。
君の病は治すことができないのだから
墓の中へもっていくのが最善なのだ。
明日のさだめを君は正しく見て取った、
歩まねばならない泥土に足を入れることを軽蔑した、
君の報酬は 悲しみの子よ 土塊だ、
でも人間たちの方が土塊より悪いこともある。
やすらかに眠りたまえ 夢見ることも 目覚めることもなく。
これは 君よ 私の作った花輪だ、
受け取るに値しない贈物だが
君が冠ってくれれば 色褪せることはないだろう。』 (「ハウスマン詩集」より)
ファビオは、その一篇の詩を何度も何度も読んだ。
そして何度も何度も涙を流した。何度も何度も文字を指でなぞり、何度も何度もそこに
残っているかもしれないアンドレアの辿った後を探した。何度も何度も……
そして最後のページに挟まれていた紙片をみつけた。
「何日か前まで、僕はとても自分は不幸だと思っていた。今僕は、世界一幸せだ。
それ以外に相応しい言葉がないから使うけど、愛を、本当の愛というものを
見つけたからだ。あまりに唐突で、突然で、未熟で、歴史を馬鹿にするほどにも
それは瞬間発光にしか見えないだろう。でもファビオ、僕は君に僕の愛をあげる。
なぜなら君が世界一の愛を僕にくれたから。でもそれはひょっとすると、今、
他には何も見えなくなっているからかもしれない。それでもいい。僕自身が君を、
ファビオを誰よりも好きだ、ということがわかっていれば、それでいい。」
レナーテは息子の悲痛な声のあまり、ドアを開けてそばに寄り添い、慰めてやることが
できずにいる。そこで無言の行を命じられたように、両足をファビオの部屋のドア前に
杭で留められたような夜が、それから3晩続く。
それから明け方、レナーテは階段を下り、誰かが家を出ていく音を聞いた。
無造作にテーブルの上へ置いてある紙片には一言、すまない、とだけ書かれていた。
署名はなかった。
レナーテは声を殺して泣いたが、彼女はまもなく竈へ入れる火を熾すために立ち上がる。
何も知らない早起きの次男が、サッカーボールを持って元気に起きてきた。
レナーテはマッシモを抱きしめ、愛してるよ、と云って少年をいぶからせるが、少年は
いつものように朗らかに、ぼくもだよ、と返事した。
ファビオへそうこたえてくれる子を、どうか神様、きっといつか授けてくださいますように。
<FIN>
次々と出てくるアズーリの面々にワロタ。とくにガッツの犬喰いwwwwww乙でした!!ありがとう!!無理を言えばもっと読みたかったが、この数日間はこのスレを読むのが楽しみだったよ。またどこかで(文句言われない板で)小説書いてください
微妙に八百長問題に絡めてくるあたりプロですな。人選もグー!
26/26が気になってます。
ともあれ乙!
25/26なんで後 1つあるのかと期待してました。
力作に感動しました。ロッシ&マテ刑事コンビに
笑わせてもらいました。ありがとうです。
泣いてしまった・・・
同性愛の小説読むのなんて始めてだったけどとても素敵だったよ。
とマジレス。
ガッツとリッピは本当にマッテマシター!!!!!だった
その後のカンナが気になるよ。他の板で書いてもらえないかな。
素敵な小説ありがとう
わーん、終わっちゃった…。
すっげえ面白かったっす。ラストが秀逸。
本当、お疲れ様でした。
今後も是非小説ヲ書いて下さいねえ、怒られない板で!
絶対読ませてもらいますから!
ちょwwwwwwガッツktkrwwwwwwwwww
すげーwwやべーwwww
ブッフォンwwwwwwwww白衣wwwwwwwwwwwww
感情移入してちょっと辛くなった位だ
乙 またどこでもいいから書いてくれ
<この物語はフィクションです、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません>
Opening Music : 交響曲第3番(ブラームス)
Total Music:アンジェロ・バダラメンティ
Ending Song:Foolish Love/Danny Boy(ルーファス・ウェインライト)
Costume:ボッテガ・ヴェネタ/ディオールオム
Auther:Mel Suguio
Thanks:All splendid readers.
All of YOU contribute to the fact that
I can continue writing and finished entirely.
Special Thanks:
>>12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――-
すごくすごく面白かったです。最後泣いてしまいましたw
できれば今度はここではなくふさわしい場所で番外編とか読んでみたいです。
色々言われてたけど作者さんお疲れさま!
改めまして皆様へ。
ここまで長々とした拙文を読んでくださいまして、ありがとうございました。
行き当たりばったりで始めてしまいましたが、全てはこの水曜に
>>12のレスを
見たことがはじまりです。
>>12さんがまだご覧なってくだすっていることを
期待しつつ、
>>12さんのアイデアを許可なく流用し、結辞にて
失礼させていただきますが、お礼もとい深謝申し上げます。
それと、キャラクターにつきまして、自分は普段セリエを見てないもので
勝手なイメージで各キャラ付けをしましたが、もしご不快に思われた方が
おられるようでしたら、その点も併せて謝罪申し上げます。
目指したところは「読んでも恥ずかしいが書いてても恥ずかしい」。
それと70年代のヨーロッパ映画なども下敷きにしてまして、ベタ展開を
最後まで書けて個人的にとても楽しかったです。
少しでも皆様に楽しんでいただければ幸いです。
ちょこちょこ直したい個所もありますが、今はともかく
書かせていただけてとても光栄でした。
また機会があればどこかでお会いいたしましょう。 では
正直引いた部分もあったけど、感動したよ。すごかった。
つかEDがルーファス…エンドロール想像しちゃっただろ。
これ以上切なくさせんなw
295 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 22:00 ID:0lijpNII
今回うpされたラスト、イマイチ
無駄に登場人物増やし杉って感じ
なんかモニョル終わり方だったナー
↑最後まで空気読めなかったね・・・
では、腐女子たちの「すごい!おもしろかったですー☆
荒らしは気にせずまた書いてください☆」等のレスは
>>212のスレへどーぞ
お、26/26でた!ルーファス好きだから嬉しい。
ラスト一気に出てきたキャラが個人的に好きだった。ガッツとかwwwww
家族のシーン良かったなあ。またどこかで!読めて楽しかったよ。トン!
299 :
2006年まで名無しさん:06/07/22 22:06 ID:UUPne7Y.
ワールドカップ板史上最もキモいスレとして歴史に残るな。
正直ここまで腐女子という生き物が空気読めないとは思わなかったよ。
それじゃ296に倣って
>>212へどうぞ腐女子の皆様。続きでも番外編でもそっちで思う存分やってください。
すごいな、腐女子って本当にあのテンプレの通りなんだな…
書いてたのも反応してたのも腐女子ばっか?
ピルロが女々しすぎるのが気になったけど面白かった
>>295 ガッツ出せとか兄貴出だせとかの
みんなの要望を聞いた結果じゃん?
302 :
:06/07/22 22:12 ID:15cEHeSk
ガッツだしてくれてありがとー
芝生を食う犬じゃなくリッピとのからみ
こちらこそSpecial Thanks!
書いてた人乙
ガッツとリッピのやり取りが安易に目に浮かんだww
最後の目撃者達の選出も楽しませてもらった
ここじゃないとこでまた書いてくれ
本当に、本当にありがとう!もうそれしかないです。
途中色々言われてたけど、自分はすばらしいと思いました。
次は別のところにスレ作ってそっちで是非とも続きをお願いします!
お疲れ様でした!!
まさか最後はああなるとは予想してなかったよ。
いや感動したぞ!
マジすげーな!
未知の世界だった同性愛小説だったが感動したよ。
またどこかで番外編や続編書いて欲しい。
中には腐男子もいるんじゃね??
賛同している書き込みを見る限り全員が女じゃ無い気がする。ネットだしなんとも言えんが。
乙華麗でした!
ファビオの慟哭が聞こえてきそうで、思わず深い溜息をついてしまいました…
若いデロッシ君の今後が楽しみです(笑)
ここはログが残らないスレのようなので、お話をコピペさせて頂きますことお許しください。
自分のパソの中でまたじっくり読み返したいと思います。
またどこかのスレでお会いできる事を楽しみにしております!
自分はアズーリサッカー好きの普通に男だよ
最初は戸惑ったがけっこうハマッタて感じかな。
乙!!乙!!!
w杯が終わった後に、こんなウマーなのが読めると思ってなかった。
おつ!
お疲れ様でした。
最初はどうなるものかと思っていましたが、感動しました。
リアルに泣きました。そこらへんの下衆なホモ小説より断然です。
書いてた人へ
素敵なストーリーをご馳走さまでした。
スレ違いとはわっていても素晴らしい作品に出会えて得した気分だ。
次は別スレ作って是非続きをお願いしたい。
◇←ココだよ。ココ大事。
>>239 MS 19/22の◇をもっと知りたかった_| ̄|○
でも泣いた。
途中から単なるネタじゃなくなってキモい方向に向かったから
腐臭もかなりウザかったし、読むの辞めようかと思ったが
読後感は良かったと思う。
こういう映画本当にありそうだな。
作者とりあえず乙。感動したよ。
ひとこと。
萌え、いや燃えますた。
ありがとう!
笑ったり、泣いたり、こんなにワクワクした物語は久しぶり。
”書いてた人”さん、あつかれさま。楽しかったよー
316 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 00:23 ID:CZ75wdqo
連投ウザかった。やっと終わってくれて清々したよ。
捨てアカでサイト作ってリンク貼るわけにはいかなかったの?
っいう意見もあるようだが、自分は面白かったよ!!本当に乙です!!ありがとう!!いやぁ最初はネタとしつ笑ってたが最後のほうは感動したよ
またかいてね
318 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 00:31 ID:Ixcd9MNc
本当、出来ればどっかで続きやってくんないかな。
そしてここの腐女子ども全員引き連れて二度と帰ってくんな。
正直途中で気持ち悪くなったが、
母ちゃんが温かくてよかった。
でも激しく板違いだな
ここまでスレチに対して正義感を発揮できる方にも目を見張るものがあったな
ありがとうございました
「ここではないどこかで書いてくれればうれしいです」
ふだんから801板に常駐してなきゃ小説うpられても見つけられないわけで。
このセリフが全てを物語ってるなーと思った。腐女子って馬鹿だな。
323 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 00:45 ID:LiwtUQCc
こういうのってさ、運良く最初の奴が一作だけで引っ込んでも
「この程度でこれだけマンセーされるんだからもっと上手に書けるアテクシが投下すれば…!」と
目論んだ第二のバカが絶対表れるんだよな。そしてスレが本格的に荒れるまで続く、と。
>アテクシ
お前もそのキモいしっぽ隠せないならとっととうせろ
小説はこれで終りだな
腐女子は巣に帰れ
ホモ妄想が好きという性癖自体より、こういう空気の読めなさと
自覚のなさが腐女子(と男のキモオタ)の嫌われる要因なんだろうな
>322-324
女KOEEEEEEEEEEEEEEEEw
裸の綾瀬はるか見て落ち着けw
男は裸のカンナバーロ見て落ち着く
カンナバーロは脱ぎすぎだ
ピルロの裸はあれだ・・・まあがんばれと
328 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 00:58 ID:2E7VOMdQ
WC板そのものがネタみたいなもんだと思ってたんだけど。
そうじゃないの?
329 :
sage:06/07/23 00:58 ID:2E7VOMdQ
悪い、あげちまった。
うわああ。
ネタと空気読めないのは全然ちがう
ええっと…これは何なんですか?
書いていた人、お疲れ。
死ぬんだろうな〜と予想してたけど、なぜか少し気持ちが凹んだ。
死ぬまでの過程が短いとこたえるのか。
トッティは出ただけで笑いを起こすキャラだと思ってたけど、今回は笑えなかった。
でもリッピとガッツにはにやりとさせられた。
キャラクターに感情移入させられたよ。面白かった。
もう会えなさそうなのが残念だね。
ガッツの「犬食い」wwバロシュwwww
全部読んだ。面白かった…こういう展開になるとは。きれいなウホで良かった。
それにしても犬食いww
337 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 06:32 ID:Z4PifXG2
書いてた人へ
まじ泣きました。感動をありがとう。すごく綺麗な文章ですね。
終り方が悲しかったけど、書いてた人の文才能力に尊敬です
久々泣いたわー
別バージョンでファビオとアンドレアがハッピーエンドで終る文章も読んでみたかったりw
正直長文読む気がしないが、裸のスレよりW杯板らしくて
こういうのもいいんじゃないかと思った。
今度は普通の頼むよ。
普通のでも続きでも
また小説連投する気なら今度は同人板なり別の板に行ってくれ。
スレ立て誘導くらいは出来るだろ。この板に固執する意味が分からん。
普通のならここでぜひやってくれ。
下の名前で呼び合うのは読みにくいし(ここでダウンした)
確かにキモいけど、こういうのも悪くない。
書いていた人はもうここには小説書く気はないよ。また書きたくなったらふさわしい板へ行く。ただ小説を読んだ人は感想はここにしか書けないんだからそれくらいならいいじゃないか。自然に落ちるまでもうしばらくだけ頼むよ
>ジェンナロはミラノの自分の店へ戻り、そこで待っている韓国人業者と取引する予定
>だったが、例によってその指定時間を既に3時間オーバーしていた。
ウリは生粋の日本人だが犯罪者=韓国人という認識は差別ニダ
謝罪と賠償を(ry
つーかファビオとアンドレアという名前の響きだけで一点突破していて
見事だなw途中からピルロやカンナバーロのイメージ完全に消え去ってるしww
801板がPINK鯖にあるのは単にエロだからじゃないだろ?
その理由すら考えられないのかな。
裸の長澤まさみスレ程度のネタスレならどこの板にもある
まだやってたのかおまえらw
せめてスレにそってカンナかピルロの話しろよwwww
このスレは「腐女子は空気が読めない」の良い例だよ
長澤スレとの違いがわからないような奴はとっとと801板へ帰れ
> 4)非ヲタの一般人が居る場所でTPOにあわせた会話が出来ない
> 12)そのジャンルには興味がないと言ってるのに熱く作品、キャラ、カプ等熱く語ってくる
やめろというレスを無視してまで長々と小説をうpる人間(お詫び申し上げますと言いつつうpし続ける)と
それに対して「続きwktk!」などのレスをする人間
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
> 10)801、同人系の板でない板でもホモ話・カプ話を始める
まさにテンプレ通り
あんたらのせいでネタスレがおかしくなった。
今後の為にもちゃんと場を弁えることを学んで下さい。
このスレタイで腐が寄ってくるなっつー方が無理だと思われ。
うわ、俺のIDびびったw
スレタイからしてあんなのもありじゃねえの?そんなにスレ違いとも思わんかったが。しかしなんだな、同性愛っちゅうのは純粋なんだな。
351 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 13:45 ID:4xhIXyZA
スレタイからしてアッー!であることは確かなんだから、腐臭がするのは仕方ない。
すまん、sage忘れた!
353 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 13:55 ID:wz4w1Xrc
>>350 オモタ
しかも西洋人だから2倍美しくかんじた
まあ一応完結したわけだし、ここまで言われてればまた投下する&同じような事するやつは現れないだろ。
というか非難してるやつらはこのスレに一体どんな話題を求めてたんだ?
元々こいつらの関係怪しくねえ?みたいな主旨のスレだと思うんだが?
確かにカテゴリ違いだとは思うけど・・・・。
>353
これが柳沢や茸だったらと思うとその意見は納得いくなw
カンナがミランへ移籍だったらこのスレ的にウホッだったが惜しいことだ
ピルロはミランから出ないだろうし
国外に移籍ってのもシチュ的には十分ウホッじゃないか?
どうでもいいが
>>12ではピルロの死因は病気なんだな。
遠距離恋愛良いね
心臓マッサージなり人口呼吸なりしろよ、男二人もいて、特に長年一緒にいたのに
ネスタ使えない奴、と書き込みに来て、「完結編」の前にもう一篇あったことに気付いた。
読み飛ばしてたから、どうりでいきなり死ぬと思った。
ちゃんとやるべきことはやってたのか。
背が低くて視界に入らないガッツが笑える。
将来授かるファビオの息子には、アンドレアって名付けるであろう
ウホ、ウホホッ
364 :
~:06/07/23 17:08 ID:i9vNaBL6
イタリアはイケメン多いような気がする
ピルロが一番かっこいい
ローマでの祝勝会でWe are the championを皆で歌ってるとき、
カンナの横にピルロがいたような・・・
なんかどんどん疑惑がほんとにみえてきたのは俺だけか?
367 :
:06/07/23 17:51 ID:80l2acyM
家族思いの子煩悩パパなカンナにこんな疑惑が浮上するとは夢にも思わなかった。
寧ろ妖しいのはピルロだけでは…。まぁ、ピルロも既婚者だが。
疑惑ってw
どっちも子煩悩だよな。
そしてアンドレアの方が背が高い罠。
371 :
:06/07/23 19:58 ID:0X6QJv.g
>>355 茸とヘナギで脳内変換してみた
具合が悪くなったorz
>>371 「惜しかったね、敦君・・・」
「君こそ体調悪いのに試合に出て大丈夫かい?
僕はずっと君のことを心配していた。ずっと君だけを見ていた。
そしてあのとき・・・急にボールが来たんだ・・・」
気持ち悪さより怒りが込み上げてくるのはなぜだろう。
374 :
2006年まで名無しさん:06/07/23 20:43 ID:wz4w1Xrc
バロスww
QBKの理由がよくわかった
あのなんだか幸薄そうな人相のピルロに
お子がおることが驚いた
「でも・・・ヒデさんに何て言ったらいいか・・・」
「大丈夫だよ、ヒデさんなら誰よりも僕達の気持ちをわかってくれるさ」
「そうだね、ヒデさんは優しいから・・・」
ヒデ「だったら出るな(怒」
ピルロの奥さんは気が強そうだ。
ピルロの奥さんはピルロより男らしいと言われてる
なんか、家庭ではすげえなよなよしてるイメージがあるんだが。
カンナバーロの嫁も多少ピザだが美人だぞ
とさっきまでカンナ下衆スレを見てた俺が言ってみる
>>379 休みの日は家でプレステやってるってどっかで見たなw
姉さん女房だからか?甘えっ子なのか?
カンナバーロが凄すぎるスレにも
ピルロは奥さんにも泣きついてそうな人っぽいみたいなレスがあった。
前は声渋い・青髭・たまに筧利夫に似てるって印象だったんだけど
イメージ変わりそうw
女をぐいぐい引っ張ってくってより、
適度に尻に敷かれてる方が合ってそうなイメージはあるな。
つーかここの小説では、すごい美青年のような描写をされてるもんで
俺が知ってるピルロとは違うピルロなのかと、ちょっと戸惑ったw
384 :
336:06/07/23 23:13 ID:g/js0oIo
>>338 トンクス。そーゆーことか。
どこに「裸の長澤まさみ」が入ってるんだろうとか思ったよ。
スレタイからして怪しい感はあったから、
うほっ!レスまではまあアリだと思うけど、
小説をうpるのはスレ違いだと思われ。
>>367 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ウホッ
>>373>>376 アッズーリよりサムライなんとかの方がネタ度が高いなw
「SHINJI…僕もう嫌だよあんなこと……!」←オージー戦
震える小笠原の肩を小野は優しく抱きしめた。
「大丈夫だMITSUO…。もうちょっと、もうちょっとで俺らはHIDEという籠を飛び出し、
自由という名の翼で世界に羽ばたいて行けるんだ!そう、そこに待っているのは
俺らの世代が、この黄金の79年組が支配する栄光に包まれた美しい世界なのさ!」
本当のところ、ピルロはなんでカンナに抱きついてたんだろ。
PK一人じゃ見てられんて感じ?
つか、別に友達とひっついたりすんのって普通じゃないか??私は女だから男はよくワカランが…
一番頑丈そうな木にしがみついたって感じじゃないかw
ネロがパトラッシュに抱きつくのと同じ
普段のピルロからは想像つかんが
よほど心細かったんだろ
まあW杯だし驚くことじゃない
だが一旦離れたのにもう一度抱きつきにいったあたりから
ウホッになったwwwww
そうそう。
デルピエロのPK決まった時は離れてガッツポーズしてたのに…アレレ、また抱きついてるよ?みたいなwwwww
393 :
:06/07/24 00:41 ID:wG/t1xlQ
ようつべでPKシーン見たw
マテ警部までは離れてみてるね
デ・ロッシくんのときにひっついてた
でも勝利の瞬間カンナがふっとんでったのには笑た
ピルロ置き去りwww
(しかもあさっての方向にフェードアウトするし)
>>393 それが、ふっとんでいく最中に、チラッとピルロの方を見る、それがまた(ry
>>387 この決勝PK見て、ミランの横浜TOYOTAカップのPK戦思い出した。
今回と同じく延長で勝負付かなくてPKになって、
24歳だったピルロが同じくPK1番手で、疲労で外してもうたやつ。
その後のピルロがもう、肩組みながらもずっとうつむいてるし。
続けてミラン勢がどんどん外して、最後の方は肩組むのもやめて、気の毒なくらいちじこまっていた。
あれを思い出すと、同じシチュエーションの今回、カンナバーロによっかかりたくなる気持ちもわかる。
トンクス 思われ つか ワカラン
このスレは腐女子語の用例集ですか?
396 :
:06/07/24 01:09 ID:u1J7XKwE
>>394 ベンチにうなだれたままずっと座ってたっけ。ピルロ。
その後イスタンブールでもPK止められたしね。
W杯で嫌なPKの思い出を払拭できて嬉しかっただろうな。
>>394 トヨタカップの画像見れるところあるかな?
イスタンブールでは更に悲惨だったし
座り込んで号泣・・
400 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 08:27 ID:FNZHTbBQ
腐女子がどんな生き物なのかは知らんがここは腐女子のための板じゃない
ホモ専門家でなくても楽しめるホモスレで踏み止まってくれ
「書き手」が四十路のおっさんなら
ネタとしてはある意味すごい。
長い小説とかかいてまじでバカじゃないの
ポエム板とか行け
>>401 長文の人は知らんが昨日短い日本ネタ書いたのは30代のおっさん(自分)
でも読んだのねw ごくろーさんwwwwwwwwwww
カンナバーロってマジでかっこいいよ
起きてしまったことはもうしようがない。
長文書き手があれ以降姿をあらわさないから
あとは楽しく妄想して埋め立てればいいんじゃない?
筋金入りの空気読めてない腐女子ならことあるごとにしゃしゃり出てくるもんだ。
うちの母はカンナバーロとピルロってせんだみつおと布施明ね、と言った。
408 :
_:06/07/24 15:12 ID:koJAk4vw
407>>
せんだみつおと布施明を上の小説に当てはめて読んでしまったwww
410 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 17:54 ID:VkcJ2Jtc
すげぇ画だなwww
412 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 18:44 ID:VkcJ2Jtc
ちょっと陰毛見えてんだよねw
カンナたん…ハァハァハァハァ/\ア/\ア(;´Д`)…ウウッ……
416 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 20:14 ID:bSfPgzSo
誰かパソコンで見れるところにうpして
417 :
.:06/07/24 20:15 ID:G2zYEb5Q
マジでいい体してるよなー。
画像みれねー
>>399の話見るとちょっとピルロの気持ちがわかるな
俺だったらPK戦一番手まかされたらピッチ上でちびる
カンナバーロに抱きついたつーのもいい選択だ
マテに抱きついてPK見たくはないw
マテ兄に抱きついてたら、PK見えないんじゃまいか
>>418 イスタンブールでは2番手だったよ。
あのときは最初に蹴ったほうが良かったんじゃ…と思っていたので
先日の結果には大満足。
何このカオススレ。禿しくワロタ
アズーリは試合前の余興で寸劇披露しろやw
思うに作者はかなりネスタに対する屈折した愛情を抱いてるな
それで今回の大会で鬱憤がたまってこんな役回りにしたんだろ
実際はピルロって美青年でもなく若きオッサンだよな。
>実際はピルロって美青年でもなく若きオッサンだよな。
他の面子は顔を思い浮かべながら読むと、
はまり役かなと思わせるものがあったが、
ピルロだけは顔を思い浮かべながら読むと吹きそうになった。
オレも謝ったほうがいいのかなスマソ
ナンバーのワールドカップ特集号でピルロとカンナバーロが抱き合ってる場面が載ってる。悪い意味じゃなくいいシーンを撮ったなー
>>410 脱いだら結構すごいんです、とか言うレベルじゃねーわこれ
パソでみられないから画像携帯に送ったけど待ち受けには出来んな
>>427 うん、肩越しのピルロがくしゃくしゃでいい顔してた
この写真の為にお買い上げしてきたよナンバー
人気だなこのスレ
434 :
:06/07/24 22:22 ID:ISHdrp5M
>>427 えー。示談の表紙だったからってわけでもないが、何気にスルーしてしまった。
WE-ELeにピルロのインタビューが載ってたのでそっちを買った。
カップにキスしてる写真あるけど、これまたいい顔してる。
435 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 22:25 ID:t8E90xPo
436 :
2006年まで名無しさん:06/07/24 22:35 ID:LeLsj59w
ナンバーから出てるワールドカップ完全版っぽい名前。いつものナンバーより分厚いやつ。ジダンが表紙。自分もその一枚見たいが為に買う。
>291にある曲をDLしたが良いな。
しばらくはルーファス聞いて浸ります。
というか問題になった画像がまるまるBBMと同じ構図だからルーファスなのかと思った。
こういうふいんき(ryにルーファスは合うんだろうな。
ナンバー見過ごしてたわ、明日買お
ファビオ・ピルロ
アンドレア・カンナバーロ
447 :
2006年まで名無しさん:06/07/25 00:14 ID:vukzy8bI
>>419の上の写真
鼻筋が加地さんに似てる・・・・
(スミマセンorz)
雑誌なら写真そのものよりどんなキャプションがつくのかが気になる
あの時の心境を本人たちに突っ込んで聞けば面白そうな話が聞けそうな気がする
たくさんの画像が!うれしい!!
ありがたく見せてもらいました〜
画像の宝庫だね、ここw
いま再びW杯決勝のビデオ見てるけど、すばらしいね、プレイが輝いてるね。
カンナの守備、ピルロのパス。ジダンの頭突きというちょっとしたスリルもありつつ、
そしてラストのPKで、抱っこ。PKが決まるたび喜んで、また抱っこ。
こんな燃えて萌える決勝って、一生の宝よ…w
ネタスレから腐女子による萌えスレに成り下がってるな
前とは違った意味で気持ち悪い
イスタンブールってファイナルだよな?
あれは気の毒だった
PK戦負けは辛いよな 今回は本当に良かった
291>出来れば挿入歌でボーイズタウンギャングの君の瞳に恋してるを入れて欲しいなーピルロの応援歌でしょ。
>>452 最初から流し読んでみると、みごとなまでの変遷を辿っているな
ある意味、今は板内腐女子隔離スレとして機能しているといえる
放っておこう
>>453 キャプションで笑い死にそうなんだがwwwww
「190cmのstudブッフォンでさえヒップシェイキング」wwwww
最後のmale-belissimoに昇天w
で、当然カンナ×ピルは「support」ですかそうですか><
their captainって表現だけでちょっとクるものあるなw
ウホッ
459 :
u:06/07/25 11:28 ID:LCZqxWu.
カッコイイ(*゚д゚*)
>>455 そうなの?
最近あったドラマ風だと「地味男の瞳に恋してる」だねw
>>458 gattuso sexyのyoutubeで使われてるやつだな
460>サビのIloveyou〜の所がアンドレアピルロラララ〜て、替え歌になってる。
ナンバー買った!あのピルロの表情最高すぎる。
表紙がちと納得いかないが・・・・。
これ撮ったカメラマンは神です。
やべっ
急いで買いに行かなくては
>>34 から書いてたものです。
再びお目汚しで申し訳ありませんが
何かございましたら、宜しければお手数ですが下記へお願いします。
したらば/otaku/7191/ 1レスお借りしまして失礼致しました。
ナンバー買った!
あの1Pに満足。いい顔してるよ
自分も買った。すごいベストショット!
集合写真ではほとんど隠れてて見えないからw貴重だねこの写真。
あ、まちがえた。なんでもない
>>465の言ってるのって
したらばのサイトなの?
otakuってどのジャンル
ナンバーのピルロの写真は優勝したときのかな
こんなシーンあったか思い出せない
つうか優勝からセレモニーの間のピルロが何してたかも思い出せない
周りが濃すぎた・・・
>453
この使われてる曲名分かりますか?
477 :
:06/07/25 23:43 ID:1m6GCL5U
>>476 ありがとう、ありがとう。
真ん中の可愛い。
萌え
>476
648見て和んだ…
ピルロっておっさんかもしれないけど可愛いよ
ちょっと聞きたいのですが。
ブッフォンと抱き合ってる写真をどこかで見たんだけどどなたか知りませんか?
どこのスレで見たんだかどうしても思い出せない…
>>481の一枚目の画像、何かおかしいと思ったら
ジラルディーノ含め全員目開いてないんだw なんか異様ww
ごめ、間違えた。カンナバーロの方だった……orz
485 :
2006年まで名無しさん:06/07/26 01:10 ID:IQpEDXRk
>>479 うーん、自分も見れない
ここをクリックってとこクリックしても変化ナシ
ごめん
アゲてしまったorz
487 :
:06/07/26 02:06 ID:pdvpTCSo
コナン「鉋?バーロー、凶器はこれだよ」
蘭「コナン君本当?」
>>474 "Someday" by the Strokes. と、動画の下についてる感想にあったよ。
ついでにピルロって顔もけだるさもプライマルのボビーギレスピーに似てる…
ウイイレW杯特集本、ピルロの男前なインタビュー(流し目写真付)は買って損無しです。
スレタイのもうひとりが登場しなくてゴメソ
>481
ブッフォンとピルロの写真和むな
ブッフォン見ると蹴球動物園を思い出して和むw
そういや世界最凶チームの「男前」にカンナがいて
その写真もハゲワロタw
カンナの筋肉はとにかくすごいカコイイ
ぽけ〜〜……って感じの顔がなんか可愛いw
いつでも眠そうだし。
>>488 あのウイイレW杯特集本はほんとGJだね、インタビューも載ってるし。
しばらく来ないうちにすっかり立派な腐女子スレになって…
ウイイレW杯特集本ってトッティ表紙の?「さよならジーコ、こんちは南アフリカ」ってキャプションのかな。
本屋さんで立ち読みしたけど、ピルロのインタビュー見つけられなかった・・・
>>481 480です。ありがとうございます!
目線がピルロの背後から撮ったものだったんですが、多分これだと思います。
>>492 じゃなくて、オレンジ色のタイトルで、紙吹雪の前でデルピエロがW杯かかげてるやつ。860円の。
>>494 それ見た事ない…orz
まだ本屋にあるかな?昨日王子表紙のはたんまりあったけど。
おされ〜な私服姿のカンナタソ見たいな
代表の制服のスーツ姿もハァハァものですが、普段はどんな服
着てるんだろ?
ジャージはとてもお似合い
ウイイレありました。
>>494の通りで見つけやすかったです。ありがとうございます。
かっこいいな、とフツーに思ったが。
>>501 しかしNumberのピルロの笑顔ったら。
笑顔っつーかなんか弥勒菩薩みたいだが。
くっついてる頬のあたりがザリザリしてそう
>>501 でもそこはかとなくゲーノージンっぽいよな…
ウイイレ見つけた。ちょっとインタビュー読んでくる
これからもついていくよピルロ!
>>501 そこら辺のおっさんっぽい服だけど、やっぱ体つきが良いと違うな。
WSDをポスター目当てに買った
アズーリ(;´Д`)ハァハァ!!
カンナバーロの均整のとれた美しい筋肉。
ピルロの白くて華奢なフィジカル。
萌死ぬ。
507 :
u:06/07/26 15:39 ID:b3W9lvHI
WシリーズのDMKのポスターって全部同じ?それとも写り方とかちょっと違うの?
ウイイレのピルロの写真最高ですね。
カップを持つ手にもう1人の手が重なっているのはカンナバーロだ!
よーく見ると、カップに映ってる!
カンナバーロが手を差し出してる姿が!
だからピルロの目がトロンとしてるだね。
みなさん気づきましたか?
>>508 >みなさん気づきましたか?
馴れ合いはやめよう。
ピルロ本スレよりこっちのほうが伸びがいいw
以下某記事抜粋。思えば無下に扱われたインテル時代から、長い道のりでした。
↓
512 :
1:06/07/26 19:56 ID:sizV3Bf6
ピルロ、成熟の時。
1995年5月21日のこと、アンドレア・ピルロという男が、──いや、まだ男というには早過ぎる、
やっと16才と2日の少年が、セリエAにデビューしました。
ブレシャの選手として登場したのですが、この異例の若さでのデビューは、
「サッカーの新現象」として人々の話題になったものでした。
当時のアンドレアは内気な少年でした。そのデビュー戦の後のインタビューでは、
RAI(イタリアで最も重要なテレビ局)のカメラは、まるで詮索するように彼を追いました。
急に大人の世界に入り込んだこの少年の、まだあどけない顔に浮かぶ感動のあれこれをくまなく映しだすべく。
513 :
2:06/07/26 20:05 ID:sizV3Bf6
その時のアンドレアの恥ずかしがっているような表情を僕はとてもよく覚えています。
そう、まるで、こっそりと盗んだマーマレードの瓶を手にしているところを、
親に見つかってしまったという風な、そんな表情でインタビューに応えていました。
ほっぺたは緊張のためか赤くなり、実際の年令よりもさらに幼くさえ見えました。
もちろん、すらすらとした受け答えなんてできません。
感動と興奮とでつっかえながら、こんなふうに、話しはじめました。
「僕は、やっと、16才になりました。
僕に、あんまり‥‥、
ええと‥‥、責任を、持たせないでください。
サッカーは、僕にとって、
仕事とかっていうことじゃなくて、
‥‥‥‥すごく‥‥楽しいことなんです!」
ええわ〜
514 :
2006年まで名無しさん:06/07/26 20:07 ID:GZ9Vxxns
ちょっときもい
ごめん。上げちゃった
馴れ合いでここまできたスレでわ?
ウホッ合いか?
>513
普通に感動した
519 :
498:06/07/26 22:34 ID:KkXKw74c
>>499,501
私も探してみたんですが、ラフな格好しかなくて。
よれよれのポロシャツとかw
唯一見れたのが何かの授賞式の時のスーツ姿。
スポーツ選手だからあまりバチッと決めてるシーンは
ないのかな
501のはイケテルと思いました。ありがとう。
>>520のサイトみて思い出したけど、おとといのTBSラジオ宮川賢のバツラジで
ピルロの下ネタ名字が少しだけいじられていた。
大会前はカンナ・ブッフォンそしてリッピ監督は叩かれまくったね
本人たちが否定しても代表から外せだの、キャプテン剥奪しろだの
そんで優勝したら手のひら返しで褒め称えるファンや政治家たちw
本当にこの3人がいて良かった
>520
再び感動した
ピルロはもっとうぬぼれてもいいと思うが
W杯中継見てても謙虚でいい奴だ
ところで下ネタネームの意味がいまだにわからん
>>524 ピルロの名前(アルファベット表記)の最後の一文字をaに変えると
謎が解けるよ
>>507 Mは優勝カップを持って銀色の紙が降り注いでる写真。
いい光景だけど、写真が粗い。
Dは試合前の集合写真。2列で、前列は片膝をついて、みな肩を組んでる。
顔に緊張感がある(ネスタはいない)。
写真は綺麗。
kは知らない。
527 :
u:06/07/27 00:37 ID:2HcW/LFM
>>526サンキュウ
ちょっと前にK買ってきたけどMと同じ光景だ、Kは
誤)ラツィオ
正)ブレシア
素で間違えた
>>520 これ日本人の記者が書いた記事だったら引いたけど
イタリアの人が書いてるから感動した!
日本人に生まれて嬉しいと改めて思った
>>508 確かに映ってるね!気が付かなかった〜
508さんスゴス。
>だからピルロの目がトロンとしてるだね
ワロタ
このショットも、ナンバーの笑顔のショットもいいね
これらのためだけに2冊とも買ってしまったけど、
その価値はあるわ。
まだの人は急げ〜!
ボールを持っている間は鋭いのに 普段はおっとり物静か こういうの カワイイ
>>453のリッピに抱きついてるピルロがかわいい
カンナバーロとピルロって初顔合わせはいつだったんだろ
親しいようには見えなかったからPKん時は意外だった
他にも意外な相手と喜びあってるアズーリ見ると
いいチームだったなと思う
昨日改めて決勝戦見たらデルピエロとも泣きながら抱き合ってて幸せそうだった。ピルロ。
PK後に一番泣いていたのはピルロだったように見受けられる。
>512-513
>つっかえながら
カワエエ
どの誌か忘れたが、キャプテンがWカップにチューしてんのを
ピルロが2人ぐらい挟んだとこでちょこっと笑って見てる写真あって和んだ。
あとダイジェストのポスターは確かに欲しいw
何度もゴメソ
あとやっぱどの誌だか忘れたけど
ジャック・ティベールさんがピルロ大絶賛だね。
名だたる同ポジション選手ができなかったことを
ピルロは全試合でできた、とか書いてたような。
>533
ピルロの代表デビューはEuro2002予選だから、そのときじゃない?
>535
泣いてたね
その少し前にスタッフに頭抱きかかえられているのもピルロだっけ
その時にもう泣いていたように見える
>538
ピルロマンセー記事、たくさん読みたいねぇ
ピルロって自分の中では中村俊輔のすごいバージョンなイメージ
顔も同系だし
友達に見せてもらったドルガバのアズーリ写真集の中のピルロが美青年に写ってた!
まさにアンドレアだったよ。
泣かな〜いで〜ねピルロ〜
雨を呼〜ば〜ないで〜
アズーリ本、もう出てるの?ドルガバサイトには出版社や価格が出てなかった
優勝記念に買ってもいいかなと思ってるんだが
自分も欲しいなあアズーリ本
ドルガバの写真もじっくり見て見たいしw
546 :
::06/07/27 16:44 ID:2HcW/LFM
眠たそうな顔だけどヵッコイイ
ドルガバ写真集てACミランのやつかな?ピルロどアップのモノクロ写真が自分はお気に入りだ。
話変わるがカンナバーロやデルピエロと嬉しそうに抱き合ってる姿見て思ったがピルロってみんなに可愛がられてそうだな。
ドルガバのサイトだとCALCIOやアズーリの他にミランもあるよ。
どうしたら本が買えるのだろう…
アズーリ本ですが、友達はヤフオクで買ったそうです。
ミランのも見させてもらいましたが、やっぱりアズーリのピルロだけはどうしてもピルロに見えないw
>>528 サンクス
遡っていくとどんどん若くなっていくね。17歳のピルロめっちゃかわいい
>>535 そのあとデルピエロの顔を両手でしっかり持って顔を密着させていて
まるでキスしているようにみえてアーッ!
551 :
2006年まで名無しさん:06/07/27 19:50 ID:MVNy0LD6
ACミランの写真集ならドルガバの店で見かけたよ。ただイタリア優勝してから買いに来られる人もいるて、言ってた。アッズーリの写真集欲しいな。頑張って探すか。
こいつらいつごろからアズーリに萌えてたんだいったい。
前回大会の韓国戦のあと、
ピッチから戻ってくるブッホンを累積でベンチだったカンナが出迎えて、
カンナがブッホンの頭両手でつかんで額つきあわせてるショットがあったんだが
あれに萌えたやつおらんのか。
554 :
553:06/07/27 20:24 ID:BJkjlVDQ
calcio+「イタリアが泣いた日」にでかく載ってたやつ
すまん、自分は思いっきりにわかだ。
芸スポのアッズーリスレで思いきり受けて決勝トーナメントの途中から見始めたという超にわか。
ふっ、4年前も日本代表の試合だけでなく、外国の試合も見ておくべきだったな。
今まで日本代表しか見てなかったことを後悔。
こんなサッカーが上手で魅力的な選手がいるなら、もっと早く海外を見ればよかった…。
>>556 二人で踊ってるみたいw
いいわぁ
561 :
2006年まで名無しさん:06/07/27 22:55 ID:/sbLcA82
>>560 その手かファビオだったら・・・てのを想像した。
・・・・・・萌えたww
>>549>>552 情報ありがとう。
>>553 大会前、注目選手を探しててビビッと来た。
今大会のピルロはいつも以上に熱いものを感じて期待大だった。
で、ガーナ戦で完璧にやられましたw
>>558 今amazonぽちって来ました。ありがとう。
563 :
2006年まで名無しさん:06/07/27 23:21 ID:2ZUDiv.M
画像がいっぱい。ありがと。
それにしても、以前はたいがい試合中の目が開いてない天然画像ばっかりだったのに、
>>559 のように作りこんだ?のが出てくるようになったのね。
565 :
2006年まで名無しさん:06/07/27 23:28 ID:AWnqBgiM
ピルロはあごが蜷川新右衛門親当だな。
ピルロ萌スレになってきたなw
ピルロはもともと萌えキャラ
569 :
56:06/07/28 01:43 ID:l8obvl6U
↑
このスレの56ではないです。
ほんといっつも眠そうだよなw
うあああ
萌え画いっぱいで心臓の鼓動が早くなってきたw
画像映像の宝庫になってるw
>>544 そっちなのかorz すっきりしましたありがとう。
>>573 なんだこの慈愛に満ちた佇まいは!
こういう髪型の人っていそうでいないな。
あと顎割れてる
イタリアのピルロが大好きだ。いちいち素敵なんだ。細かく見てると表情が。 by飯島愛
>>577 これ決勝後の写真?
カンナも脱いどったんかw
ガッちゃんのブリーフは見たけど、このシーンは見逃したなあ。
577の写真はチェコ戦じゃないの?
>>578 飯島愛はピルロ相当好きらしいね。すんごい意外w
飯島愛は日韓杯の時からアッズーリびいきだったからな、確か。
昨日、今日のにわかでない事は確か。
ああ、早く8月になって再放送始まらんかな。
ウクライナ戦から見始めたにわかだから、見てない試合がイパーイあるんだ。
>584
そんなあとでも誰かにサインしてあげてるピルロw
いい子だなあ
585が見れない…もう流れた?
>528の16,7歳のピルロと映ってるあるチームメートさんが
どう見てもお父さん世代でワロタ
587 :
586:06/07/28 13:38 ID:2IN7JFZY
>585
ごめん何でもない。見れたw
モデル映りww
ミラン写真集、D&Gの店舗で買ったよ。
アズーリは置いてなかった。どこで買えるのかな。
アズーリ写真集はアーッな予感がするがどうしたもんかのう。
590 :
:06/07/28 16:20 ID:cfXyhSIQ
アッー!ズーリ
ヤフオクでアズーリの写真集でてるの見たけど
希望落札価格59800円って…
何かミラノのドルガバ本店じゃ完売したかららしいけど
誰がいくらで落札するのかいっそ楽しみになってきた
全124ページのアッー!がありそうなので見てみたいんだけどなぁ
>>578>>582>>583 サンジャポで「優勝したイタリアをもっと取り上げるべき!」と強く主張していて
好感度うp。それで異常なまでにジダンを擁護する虎舞竜とけんかしていたw
4年前は「もうキムチは食べない」発言でちゃねらから神認定されていたね
>>588 ここの住人がそこ行ったら殺される
カンナが、「息子に、パパ今夜はパパと一緒に寝たい」って言われたんだー、って雑誌に載ってた。
それを見て、息子の部分をアンドレアに変えて一人で妄想。
アーッズーリ本って124pもあるの!?うわあ、優勝した今、完璧お宝だね。
59800円とかいって……でも絶対落札する人出てきそうw
それにしても
>もうキムチは食べない!
ワロス
>>593 鮮明に想像してしまったじゃないか!!!!!!
飯島愛をピルロファンクラブ会長に任命
飯島愛は寄生虫ぽいからイヤだ・・・ピルロが汚される感じだ
飯島愛って賢いしいい人っぽいじゃん
誰にも寄生してないじゃん。実力で芸能界で生き抜いてる
じゃあピルロをカンナバーロファンクラブ会長に任命で
あれ。いつのまに飯島愛はピルロファンだったの?
ずっと王子一筋だと思ってたよ。
飯島愛は決勝戦の日店貸しきってみんなで大画面、大音量でイタリア応援したらしいよ。
ACミランの写真集も結構分厚いよ。
602 :
2006年まで名無しさん:06/07/28 22:55 ID:9m5ZZKNI
Mステを見ながら、アンソニーとピルロは似てると思った。
しかしガタイはアンソニーの方がよさげw
>>603 実況にルーニーとピルロがいるってスレが立ってたけどすぐ落ちたね。
605 :
a:06/07/28 23:31 ID:46StGfXI
可愛いピルロ
可愛いよ
607 :
2006年まで名無しさん:06/07/28 23:36 ID:emBrZNDY
アーッ
>>604 そんなスレが立ったんですか!
そう言われてみると、フリーとルーニーは似てる気がする。参加すればよかったw
それはフリーに失礼
アンソニーはボーカル?だとしたら、自分も似てるって思ってた!
フリーは派手柄服の人?
603>自分も見てて似てる!と思った。
>>610 アンソニーはボーカル。
フリーは左側でベース弾いてた、派手柄服着てた人です。
番組見てそう思った人やっぱいるんですね〜
>>520 02年のとき確かにこれ読んで感動した
続きがこんなにあったとは。じっくり読む時間がほしい・・・
>>612 サンクス わーい当たってた アンソニーはピンと来たけどフリーは似てるか?
>>613 そうきたか…
ピルロってアテネの時に日本と対戦してるよね?
今んなってなんとなく思い出した
>>617 ありがとう。おかげで見れたよ。
眠そうな顔の時とは別人だ。
620 :
2006年まで名無しさん:06/07/29 03:10 ID:vKACQrSQ
銀座のD&GにヌラヌラAzzurriのポスターが掲げられて
ましたwww
カンナ、ピルロ、ガッツ、ザンブロともう一人はどなた
でしょうか?(にわかでスミマセン)
おばチャンがキャイキャイ騒いで見てましたよ〜
おかげでよーく見られんかった!!!
>>620 マジ!?
うわ、見にいっちゃおうかななんてw
でも、この裸のアッーズーリ!ポスターを、ひとり立ち止まってじっっくり見てると相当恥ずかしい鴨
こういう時おばチャンたちは有利・・w
>>620 マヌエレ・ブラージじゃなかったかな?>もう一人
>>585 sportivaの取材のときの写真だっけ?このときのカフー、ガットゥーゾとの対談、
なぜかかなりのボケキャラにされていて大笑いした。ガットゥーゾに「お前に聞くなら
壁に向かって話した方がましだ」なんて言われていたよね。
>>620 もう一人はマヌエレブラージだと思われ
おばさんたちはアズーリの面々とわかっていた感じ?ただ男の裸に騒いでいたのかな
>>624 急げ!WC前に出たものだけど大型書店にはまだならんでいるよ
昨日はまだあった。中村俊輔が表紙のやつ
「ニッポンのみなさんごめんなさい」と謝るピルロがかわいかった。
カンナに少林寺の衣装着せたら似合いそうw
>>627 似合いすぎるw>少林寺
sportiva対談のピルロはかわいかったな
ガッツとのボケツッコミ最高
何あの萌えキャラw
しかし、ドルガバの人選した人は ネ申 だな。
カンナ、ピルロ、ガッちゃん 天国だよ。
630 :
2006年まで名無しさん:06/07/29 13:09 ID:Plwo9cdg
620です
>>622、623さんマヌエレ・ブラージとの情報ありがとうございます
にわかすぎておこられちゃうかな?とビクビクでした!
>>おばチャン達
アッズーリとは知らなかったみたいです
「外人さん・・イイ体だわ・・」とキャッキャwww
混ぜて欲しかった
ポスターは会社の後輩が教えてくれたのですが
サッカーに興味のない彼女は
「D&Gにサッカーボールが飾ってありましたよ〜
でもパンツ1枚の男の人達のポスターがあって
ちょと恥ずかしいかもしれないですよ〜」
そのポスターが目当てなんて言えないorz
ドイツでそのポスターを撮ってたら、イスラム系の女の子達に変な目で見られた・・・
確かに相当恥ずかしかった
今日D&Gでアズーリの写真集見つけたよ!
店員さんの話だと「今日5冊だけ入荷したんですよ」とのことで
早速お買い上げしてきた
わくわくしながらさっき見終わりました
ピルロ貴公子みたいだった…
カンナバーロは文句なしにカッコよかった
いいなあ写真集!ていうか、ドイツの現地でポスター撮影できたって、うらやましい。。
sportiva、うちの近所の小さい本屋には無かったから注文してきたw
対談があったなんて知らなかった。情報トン!ガッツもカフーもミランで好きな選手だからうれしい
>>631 いえいえ^^
私もドルガバアズーリ欲しい…月末、都会に行くけど、まだあるかな?
Sportivaはこれから探す旅に出ますwなけりゃ注文するか
ドルガバ写真集欲しいな。少しでも見たいから、Calcissmo!!! Storeサイトでドルガバアッズーリ特集の雑誌注文した。
Sportiva
>>625が急げと言ってくれたので、急いで本屋にいってみた。
なんか野球選手表紙+ワールドカップベストショット集みたいなのしかなかった。
本屋がせっかちだったらしい orz
ピルロはどこかへ移籍しないか不安
このスレ的にはレアル行ったら神だがw
>>641 逆にピルロ恋しさでカンナがイタリアに戻ってきて
ミランへっちゅーのもイイ!
アリエンダロガwww
>お前に聞くなら壁に向かって話した方がましだ
バロシュwwwwwwなんだそれwwwwwwwwwww
ウチの町の本屋にもやっぱ無かったから、早速注文したw
読みてー
>>638 税込み5460円だったよ
高いのは確かだけどいい記念だ。宝物にする
>488
遅くなってしまったけどありがとう
今日さっそく借りてきて浸ってるよ
633>ありがとうございます!何かいつものピルロじゃないみたい!
ドルガバ写真集明日探しに行こうと。
ちなみにACミランのドルガバ写真集もいいよ!
まだこのスレあったんかwwww
sportivaには
>>585の写真は載ってたけど
>>633の2枚は無かったな。
どの雑誌に載ってたんだろ・・
アズーリ写真集買った人に質問。ピルロの写真は何枚ぐらいあった?
ACミランの方はドルガバHPで2枚みれるけど、本だとそれ以外にもあるのかな?
もう女しかいないな
633の写真いいねー
爽やか好青年だよ素敵だ…!保存してまた後でじっくり見る
アズ−リ写真集のピルロはピンだと4ページありました。
結構モデルポーズだったのでおおおー!って感じです。
あと数人で写ってるのが2枚くらいあったはず
皆見つかるといいね!健闘を祈る
652 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 00:38 ID:VdMyCQsw
そのアズーリ写真集はどこでどういう経路で手に入れた/入れるのか。
ぐぐりまくってるがさっぱりだ。
日本では、例えば基本に戻ってアマゾンや7&Yでは手に入らないのか、
ドルガバ店や紀伊国屋級のでかい本屋などない地方者はどうすればいいか、
イタリアのどこかに直で注文するのか、言語はイタリア語なのか・・・
手に入れた人、どうやって手に入れたのか教えてくれぃ。
喉輪してあげるから。
653 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 00:40 ID:i.O2VnF.
D&Gって書いてあるからドルチェアンドガットゥーゾで買えるんじゃないの?
銀座には1mくらいに拡大したパンツ集団写真が飾ってあるよ
なんか急にピルロマンセースレになってるけど小説に感化されすぎてないか?
ピルロって実物は決してかっこよくはないだろ。
カンナバーロはかっこいいけど。
ピルロは生活に疲れた35歳ぐらいの母ちゃんっぽい
>>626 似てるww
ピルロって目が死んでるよね
>>654 何いってんだ、上に散々画像うpされてんじゃん
小説のみの妄想でここまで盛り上がるわけが無い
659 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 01:35 ID:Bomdz8hI
ピルロって鼻曲がってるよ
>>653 ナプキンをよだれかけみたいにつけてケーキを頬張るガッツが浮かんだ
ドルチェアンドガットゥーゾ(おやつとガットゥーゾ)
ガッツw
662 :
@:06/07/30 03:00 ID:Zpxg53dA
663 :
A:06/07/30 03:07 ID:Zpxg53dA
ピッポが蹴ったPKは、勢いよくゴールへ突き刺ささる!…前に、キーパーに止められますた。
ピッポも無念。
のち、「PKを要求するインザーギもインザーギだが、譲るピルロもピルロだ!」と、アンチェロッティ監督は激怒。まあ確かに。
http://up.spawn.jp/file/up31340.bmp しかし、相当怒られたはずなのに、ピルロはまたもやらかしてしまう!
後々の試合で再びPKの時、今度はシェヴァ、トマソンから、なぁ〜俺にもやらせて〜とお願いされ、
監督が制止しているのはわかっていたのに再びボールを譲渡w
試合には勝ったものの、これには監督も逆鱗に触れ、
「今後私の決めた選手以外にボールは触らせない!!!!!!」とマジ切れ。
ピルロはこっぴどく叱られ、先輩のルイコスタがなんとかその場をおさめたw
ミ〜ラン♪ミ〜ラン♪ほんと面白いチーム、そして頼まれると断れないピルロw
「や、監督が怒るから俺蹴らないと」って、たったひとこと言えばいいだけやっちゅうのに…w
>>662 激しく萌えたwwww
ピッポも素敵すぎる
これって苛めなんじゃ・・
>>658 小説に感化されてピルロを見る目がおかしくなってんじゃないのって意味で言ったんだけども。
二行目も意味不明。
うーん。苦手意識があるわけではないのなら、監督から見たら意志が弱いと思われるな。
苛めバロスwwwwww
意志が弱いかもしれんが、まあそれを含めてピルロだ
ミランでも代表でもそんなピルロを尊重してくれる人もいるのが有難い
669 :
sage:06/07/30 07:23 ID:UxT/Kce6
649>ACミランの写真集ピルロ5枚は写ってるよ。
>>662,663
ワロシュwww ピルロだなぁ・・・。
集団の中にいると自分を押し殺してしまうのかな。
それでいてインタビューでは強気&ふてぶてしいコメント。
そのギャップが良い。
>>659 名古屋のドルガバのショップで売ってたよ
そうたくさんは入荷してなかったけど(5冊)試しに店員さんに
「完売の筈のものが入荷するって事は、どこで買えるのか問い合わせがあったんですか?」
と聞いてみたら「うーん、そうでもないですよ」と言う事だったので、きっと自分は
運がよかったのだろうと思う
地方の方は一度近いショップにあるかどうか問い合わせて、送ってくれるかどうか
聞いてみたらどうだろう?
あとアマゾンとかweb通販では取り扱いない。ミランの写真集はあったけど3週から5週待ちとなってた。
大型書店(紀伊国屋とか)は…実際店舗に行って探した訳じゃないけど、web検索しても
引っかからなかったので、多分これもないと思う。
長くなった。ごめんなさい。
とりあえずこんな感じです。
673 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 09:24 ID:FGnv3Uj.
>>650 4年前のカーンスレも酷かったけど、今回はカンナ・ピルロ・ガットゥーゾが生贄だな。
674 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 09:56 ID:RT8AAK7s
ピルロって普通に顔だけ見るとキモイ
>>650 女って画像貼ったり容姿関連の話しかしないな
どこの雑誌の何の写真がいいとか
>>662-663追加してみた
PKにまつわるエピソード
・PKは得意だというイメージがあったが、U-21のヨーロッパ選手権予選では
一試合に2回PKをはずしている
・02-03シーズンモデナ戦。0-0で終盤ミランにPKが与えられる。アンチェロッティは
迷わずストレッチを開始したばかりのピルロを投入して蹴らせる。この前代未聞の策は
成功したがアンチェロッティは後のインタビューで「あれが失敗していたらサポータや
マスコミから散々に叩かれただろう」と振り返る。
・06WC決勝PK戦、世界中数億人が観ている中チームメイトに後ろから抱きつきながら
PKを見守る意味不明の行動
横浜やイスタンブールでのことは触れないでおこう
今日BS1時からのWC総集編再放送でピルロのインタビュー短いけど流れるよ。
>>675 そして時たままともなファン気取りで下らないエピソードを紹介するも
レスがことごとく「かわいい〜」「ピルロらしい〜」「萌え〜」で墓穴。
671>名古屋のドルガバて、高島屋?もしくは栄のラシックとか松坂屋ですか?
>>677 つーか、ここは
>>1からして腐女子のたてた萌えスレですが?
まっとうにピルロを語りたいなら、海外サカ板にきちんとした本スレがあります。
ネタスレと言い張ってみる時期を過ぎたら
最初から萌えスレでした、か。
こっから出てこないならいいよ。本スレには来るなよ。
それっぽいカキコが前あったぞ。
>>680 すいませんねえ。本スレで萌え話をしつこくするようなら、誘導してやってください。
>ネタスレと言い張ってみる時期を過ぎたら
最初から萌えスレでした、か。
ほんとだな。
>>662-663 ワロス 見たまんまの昼行灯つうかw
仕事とのギャップが味わい深い。
決勝のCKでも「あれ?カモラネージが蹴るの?…あーピルロ出てきた出てきた」
みたいな時があったけど、あれもその類いだったんだろか(←どの類いだよ)
13:00からBSで総集編やるよー。
ここで実況はダメだよ。
むしろこのスレに男がいたなんて驚きw
海外板スレで「にわかは去れ」「腐女子は消えろ」なんてやっているうちに
以前のぱっとしないスレ状態並に過疎化したから、寂しくなって出張ですか?
つーか、腐女子でもゲイでもない奴って、何が目当てで
ここきてんの?
それが知りたい。
腐女子ヲチだろ
この壮絶な開き直りっぷりとかお前ら面白いよ
ガ板に紹介すべきか否かヲチしてる。
なるほど。つまりニートの暇つぶしってことね。
ご苦労なこった。
「このスレにいるのは女だけじゃないと思う」→「むしろこのスレに男いたの?w」
「801じゃなくて単なるネタスレ」→「はぁ?最初から801スレですが何か?」
「小説終わったら移動するから大目に見て下さい」→移動する気配全くなし
女の子って心変わりしやすいんですネ☆
なんか女のオタク=腐女子みたいになってんだけど・・・・
ずっとヲチしてるけど、最初のほうは面白かったよ
でも最近のレス読み返してみな?
ただの萌え話・馴れ合いしかしてないじゃん
そういう話でキャーキャー言いたいならファンサイト作って
そこの掲示板で語ればいい
といっても、もうあとレス数300ちょっとで終わるからいいけどね
こういうスレはヲチに徹して有用なネタがあったときだけ反応するぐらいで丁度よし。
このスレの経過とかキモイ馴れ合いは女から見てもキモイが、そこにねちねち入り込む男もどうかと。
ミラン写真集もアズーリ写真集も、
日本のD&G店舗はいつ入るかとか在庫も分からないらしい。
自分が行ったら「アズーリはたまたま入ってきた。」と言われたので。
あと取り置きはしてくれないのでがんばって行ってきた。
日本で売ってるの知らなくて、アズーリ写真集は>558のbayで注文しちゃったよ。
イタリアの人の出品。英語大丈夫かな。届くのかな。心配ですが。
ebayとpaypalをどうにか読んでがんばって。代行も探せばあると思う。
オクで日本語が一番安心かも。
696 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 15:47 ID:zLJiYiZ6
697 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 15:55 ID:cWK007Rg
超高級レストランにて、アルベルティーニがインザギとピルロにおごってやろうとした。
アルベルティーニ「白トリュフあえクリームスパゲティーとひらめの香草焼きとラムの
ローストにアオカビチーズとフォアグラのサラダとデザートにティラミス、ワインは白。
君達も好きなものを頼みたまえ。」
インザギ「味付け無しの茹でキノコ一皿と塩味だけのオリーブオイル抜きの茹でただけの
スパゲティー。他は要りません。」
ピルロ「焼いただけのキノコにレモン汁をかけたもの一皿と、ピッポと同じ茹でただけの
スパゲティー。他は結構です。」
アルベルティーニ「二度とお前らとは一緒に食事しない!恥ずかしい!」
大先輩に気を使ったつもりだったんだろうけど・・・(笑)
>>697 アスリートが食べ物管理すんのあたりまえなんだけどね。
味無しパスタなんてサッカーにかぎらずスポーツ選手の定番だし。
699 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 16:04 ID:RT8AAK7s
ここって加齢臭する
オバハンまじってるでそ
>>697 ワラタ。食事は楽しめなさそうな面子だな。
でもキノコ類はカロリー低いけど栄養素は少ないし、パスタは炭水化物だから栄養足りてんのかな、二人とも。
701 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 16:11 ID:zLJiYiZ6
混じってるっtu-ka、オバハンばっかだろ
今更なんだが
>>653のドルチェ&ガットゥーゾに笑った
確かにイニシャルだけだとそう思うわな
ピルロが色んな監督に昔から必ず言われてきたことが、
「もっと他の選手と感情を共有するように」って、わろた……w
704 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 18:04 ID:zLJiYiZ6
オバハンきもすage
まあなんだ、このスレは元々男どもが
アッー!だのTDN禁止だのカンナになら抱かれてもいい
じゃ俺ピルロ、私はWebデザイナー!とかいうネタを
エンエンやって遊びたかったのに
うっかり腐女子に目を付けられてマジネタを始められてしまい
男ども置いてけぼりって状態なわけだ
人気記事BEST10(2006年7月)
ちょっと早い2006年7月の「行け、オシムジャパン!!」内での人気記事ランキング。
10位 ルイス・フィーゴ
9位 ミハエル・バラック
8位 カレン・ロバート 7月後半から急上昇
7位 ジャンルイジ・ブッフォン 画像で検索してくる人多い
6位 長谷部誠 代表への期待度の表れか!?
5位 オリバー・カーン Mr.プロフェッショナル
4位 ファビオ・カンナバロ 小さいのに強い。オシムも好きな選手。
3位 サッカー珍プレー/スーパープレー動画 前園やピクシーが・・・
2位 アンドレア・ピルロ 日本人が好きなタイプの選手。
1位 クリスティーノ・ロナウド ポルトガルの生きた伝説
い つ の ま に か 2 位 で す よ !
707 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 19:42 ID:zLJiYiZ6
さすがオバ腐女子のアイドルになるだけのことはあるね!
708 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 19:54 ID:zfYeaTYE
腐女子は腐女子用の板から出てくるなよ。
キモイから。
それより次の代表での試合が気になる
ドルチェのショップで本売ってることをここで初めて知った。
その方が驚き。一つ勉強になった。
でも、ホモねたでもなくて、プレイ内容でもなくて「この人カッコいい!」
って感じの内容だと、なんとも行き場は無いのか。
マテが処分で出られないんだよなあー
もちろんイタリアに勝ってもらいたいけど、必死度としてはフランスの方が上回るだろうねえ
腐女子じゃなくても女子なら見た目の話もしたいのは
自然な流れだとは思うのだが、ホモ趣味と一緒くたにされたくはないので
本スレではもちろん遠慮している。
が、女子スポーツ選手のおっぱいや顔の話のコメントで占められるような
スレをみても、そんなの女子は慣れててほとんどなにも思わないからねえ
それと何が違うのかなという気もする
>>10 一部ケコーンさせていただきました
行くとこないよねえ。女子でも多数派のはずなのに。
男でも容姿にこだわるのもいる
まあとにかくスレタイの二人が代表で活躍すれば満足
715 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 20:31 ID:Elvz8FRM
kimoi
716 :
2006年まで名無しさん:06/07/30 20:53 ID:RJzmJHAE
>>712 そういえば、好きな女性アスリートの本スレをエロネタが好きな男子たちに
占拠されたことあったなあ。
見た目にこだわるのは男も女も似たようなものかも。
イタリアセレブレーション Tシャツとピルロのユニホーム買ってしまったァ
カンナ厨としてはピルロに票が割れなければ
カンナMVPだったかもと思うと愛憎を感じる
720 :
\___________/:06/07/30 21:58 ID:Elvz8FRM
∨ 〜∞
/⌒⌒ ̄ ̄ ̄\ 〜∞
/ \ 〜〜〜〜〜
| ____丿ノノ.__| つ〜ん
| /U ._) ._) プゥ〜ん
| | ( 〜〜〜
| ノ(6 ∵ ( 。。) ) _______
○ U ) 3 .ノ / ________
/ ○\ ヽ ,,_ U ___,,ノ / /
○ \,,______,ノ \/ / _____
[>口<] ./ / /|
.. (.) ./ / ./ .|
>>717 なんでその「女性アスリート」の名前を書かないの?
>>721 ここで名前を出したらその人まで叩かれるからだと思うけど。
しかし、たとえばエロネタじゃなくても
「テニスのルールはさっぱり知らねーけど、シャラポワはエロカワイイよな!」
「卓球の愛ちゃんはカワイイなぁ〜。ところで今中国の何てチームにいるんだっけ?」
「カーリングのチーム青森最高。競技自体はトリノで初めてちゃんと見たけどよく分からん。」
・・・という類の発言なら(これは一例であって真偽は問題じゃなく)日常的によく聞くよね。
これらは女性が「サッカーはよく分からないけどピルロかっこいい!」と言うのと何か違うのかね?
愛ちゃんはたしかに見てると和む〜
違わないんじゃない?
男は美化したりレズ妄想したりしないだけで。まぁレズが好きな男もいるが。
女は選手にやたらキャラ的な肉付けをしたがるから余計きもいんだと思う。
なんかドリーム入ってて。
個人的には腐女子の言葉遣いと馴れ合いが一番気持ち悪いんだけどね。
>718
自分も買ってしまった
全員のサインが入ってるなんて嬉しいね
ピルロも見てて和む
眠くなるともいうが
>>717 フィギュア板みたいなもんか。
男子選手の容姿の話がちょっとでも入ると、オバ認定。
でも女子選手のエロネタや容姿批判は有りというか当然としてる人多いし。
まあ、何にせよコアな人も最近好きになった人も気軽に書き込めるのが好ましいと思う。
>>726 おいおい寝るなよ〜
と自分は逆に目が覚めちゃう方だな
>>727 >男子選手の容姿の話がちょっとでも入ると、オバ認定。
>でも女子選手のエロネタや容姿批判は有りというか当然としてる人多いし。
それはなんでだろうね。ここの女子サッカーのスレだって、美人がいない〜
○○は結構可愛いぞ、とか結構容姿の話しているしなあ。
どっちも度を過ぎるときついということで。
男社会なんてそんなもんだろ
ほっとけ
732 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 01:28 ID:rkVaaifw
何このマンコ臭いスレ
女はよくも悪くも感情的で冷静さが足りない。
それは性差だから男に劣ってるってわけじゃないんだけど。
ただし掲示板っていうのは情報・議論の場という意味では男性的だから、
女性的な価値観とかが入ると違和感が生じるのかもしれない。
その根本にある男社会を改革しなければこの問題は解決しないんだと思う。
男のエロ話と女の萌え話を比べてどうかとか、そういう問題ではない。
カンナバーロの坊主頭をタオルでキュッキュッってしてみたいな〜w
逆にピルロは猫毛っぽいからワシャワシャってしてみたい
ピルロって顔がスポーツ選手っぽくないよね
やっぱ中村俊輔系だな
体育系ってよりも文科系の顔だよね。だからこそボランチがしっくりくる
だがドイツ戦のノールックパスには目が覚めたぞ
その日一日は何だか気分上向きで過ごせた。
ピルロはすごいんだと思った。
何か、ちょっと足でのける…みたいな、ものすごい自然な動作のパスだったよね、あれ。
いきなりシュートに繋がるとは思ってなかったからグロッソが決めた時は司会者と同じく
「あっ!入ったっ!?」って感じだったよw
今更だが、なんであんなにいつも眠そうな顔なんだろう。
いつも気になる。
でもあのPKの時は目が開いてたから、それはそれで違和感。
ゴール決めてガッツポーズしてる時すら眠そうだからなww
特にガーナ戦。あのガッツポーズは何度見てもおかしい
ネコパンチかよ
トニだのネスタだのマテだのの電柱系がわらわら寄ってきて囲まれると
完全に隠れて見えなくなる司令塔ワロスw
いつでも疲れきっているようにみえるw
実年齢を知ったときには素でびっくりした
>>705 いまさらだが
>私はWebデザイナー!
に笑ったw
>>740 そこがいいんじゃないか!
それでこそピルロなんだよ!
念のために言っておくけど褒めてるんだよ…
MOMなのに、優勝時の集合写真もほとんどが仲間の肩とか腕に隠れてて見えないっていうw
優勝カップにも、カンナバーロにハイってやってやってもらわなかったらあのまま触れなかったかもしれないしw
ほんといいキャラ。。
亀ネタに食いついて悪いが
茹でただけのパスタってのは日本で言ったらごはんだけみたいなもん?
ピッポとピルロ、イタリアンは美食志向だろうに、親近感w
俺もすげー粗食好きだから。なっとぅ+白米、ニンニク味噌+白米
だけでもけっこう飽きずに暮らせるww
ピッポは健康のために素パスタを食べてるって話は2002のとき聞いたけど、
ピルロもそうだったのかw
747 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 16:19 ID:pLSc2fTs
ピルロって変態みたいな顔してるよね。
すれ違ったら、防虫剤の匂いがしそう。なんとなくね
素パスタはピルロに限らず、アスリートならあたりまえに食うんだってば。
エネルギー変換に優れたパスタは炭水化物を取るなら一番良い食材。
でも味付けするとソースやオイルでカロリー取りすぎになるから、素で食う。
マラソンなんかだと走る前の食事は素パスタが多いんだよ。
ピルロ基本仕様
死んだ魚のような目(常に閉じ気味だがたまに開く)
パタパタ走法
ノの字キック
鬼キープ
鬼広い視野
PKでビビると手近な仁王立ちにしがみつく
アスリートの常識はわかるが、あまりに味気ないのもサミシイな
納豆とか梅ジソ混ぜたらダメなんかのう
奴らに食えるかどうかが問題だがw
素パスタって塩味くらいは付いてるんだよね?
決勝戦PKデルピエロが決めた時珍しく強気でアツいガッツポーズだった。何か叫んでたし。
754 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 18:32 ID:7HETanac
アッー!
オリーブオイル抜きのパスタは、くっついて食べにくそうだ…。
>>753 そこで終われば「おお、珍しく熱いじゃまいか」なんだけど、その後またしがみつきに戻っとるのがw
強気なのか弱気なのか、どっちなんだよみたいな。
757 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 20:19 ID:oAclDScA
腐お婆スレ
マラソン選手が走る前に素パスタを食べるように、サッカー選手も
試合の日の食事なら素パスタも理に適ってると思うけど、
それ以外は基本的には色んなものをバランスよく食べなきゃいけない。
ピッポは偏食で有名だし、レストランで素パスタのエピソードに
「アスリートなら当たり前」とかそんな噛み付き方するのはおかしい。
素パスタ不味いよ。アスリートは偉い。
>>758 素パスタは、スポーツ選手が体管理の為にやってることで
何も特別変な事ではないと言いたかっただけだよ。
バランス良く食べなきゃいけないなんて当たり前だし。
ピッポの偏食もクラッカーとか有名なのも知ってるよ。
ピルロやピッポのように筋肉を付けすぎないような体つくりしてる選手は
試合直前の食事に限らず、レストランでも気を使うってことだ。
いや、レストランの話は明らかに笑い話です。
アルベルティーニが勧めても・・・ってとこが笑いどころなのはわかるよ。
だけどそれは「粗食」ととらえて笑うっていうのとは違う。
「粗食」ととらえて笑うのもおかしいし
「そんなの当たり前」っていうツッコミもおかしい
ってことで終了です。
764 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 21:26 ID:7HETanac
アッー!
なにこのスレ
ピルロは食い物の好き嫌いがなさそうだ
そんなとこも真面目な気がする
768 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 21:40 ID:7HETanac
アッー アッー!
ピルロ人気やなあ。
いや、喜ばしい事だけれども。
単なる笑い話に真剣に答えてる方も何だかなぁ
選手なら食事に気を使うのは当たり前って事で終わりでいいじゃない
野菜嫌いだった某選手は「バランスよく食べなきゃサッカー選手として失格」
の烙印押されるな
もう引退したからいいけども
771 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 22:16 ID:7HETanac
,,x-ー:: ":::::
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/|||||/心
|ヾ/ /`ー
真剣に答えてたら「へーそうなんかぁ」でいいんじゃない?
実際その後、食事事情を知らないが故の妄想が広がりかけてたしね。
そういう流れだと、ひとこと言いたくなっちゃう気持ちも分からんではないな。
>>767 唯一苦手なのはアーティチョークなんだってインタビューで答えてたよ。
773 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 22:25 ID:7HETanac
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄ ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
:: ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
l' """ l ) /
h、,.ヘ. レ'/
レ′
r.二二.) /
≡≡ ,イ
774 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 22:27 ID:.B8mWKkc
>>773 ここはホモスレじゃないよ、男が追い出されてババア萌えスレになりました。
アーティチョークて何だ?
それ以外は食えるのか
ピルロに梅干しや納豆食べさせてみたい
>ミランの1番手はセルジーニョ。
>これに対してデデュクが信じられない動きを!!
>跳ねつつ、両手を上下しながら左右にステップ!!
>これにビビったのかセルジーニョが外した。
>ていうかデデュクの動き面白くて卑怯。
>これに対して、セルジーニョの失敗もあってかリヴァプールはハマンが冷静に決める。
>はずせないミランは、チームのPKキッカーピルロが2番手。
>画面には奇抜なムーヴのデデュクと泣きそうなピルロ。
>「うわぁ、これはずすわ」と思ったら案の定デデュクがセーブ、ミラン2連続失敗。
>正直デデュクはかなり前に出てて反則ぽかったが、まぁPK戦ではそんな細かいことあんまし気にしない。
>リヴァプールはシセがあっさり決め2-0に。
ピルロはFK、PK得意といっても、大きな場面ではいつもPKで辛酸を舐めてきたんだよね。
だからこそ、今回のW杯のPKは成功してくれて本当に良かった!
アティチョークは日本ではあんま見ない種の食べ物だよね。
なっとうとか梅干し食わしたら。゚(゚`Д´)、ってなりそうw
カンナヴァローーー!!!
779 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 22:38 ID:qF/Ulmpw
>>765 グロッソ両手で「やった!〜」って感じでカワユスww
デデュクじゃないよデュデクだよー
カンナ弟は今どこ?
>>781 6月の発表では、パルマから故郷ナポリへ5年契約で移籍。
>>775 食用アザミだったっけ。
人の拳ぐらいあるばかでかいアザミ…どうやって食べるのかは不明。
784 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 23:14 ID:F1aBf.uI
いちいちあげんなボケカス。
アーティチョークはレモン汁を加えて茹でた後、ソースやドレッシングをかけて食べる。
百合根やいも類に似た食感と味で、欧米では馴染み深い食材です。
787 :
2006年まで名無しさん:06/07/31 23:29 ID:DUvBWg1A
すげえまずそうだなアーティチョーク
ピルロもガッツみたいにどっきりに騙されるとこ見たい
多分かなり笑える
>>788 うわ、見たい。おっとりすぎて、リアクション薄そう。
アーティチョークなんぞ10年以上も前からサイゼリアにもあったぞ
すごい胃弱だったのって誰だっけ?
スポーツ選手で胃弱で食べるもの限られてるって可哀相だなーと思った事があったんだよな。
>>788 すっごい見たい!!
でもドッキリ仕掛けられても全然ドッキリしなさそう
ずっとノーリアクションでポ〜っとしてそうw
ピルロ2人目の子供出来たのか。
そういえば、そろそろ二人目が欲しいって言ってたもんね
ピルロにトッティみたいなお色気ドッキリしかけたらどうなるんだろうw
ピルロが家でお父さんしてる姿が想像つかない。
これがカンナだったら、ありありと想像出来るんだけど。
799 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 12:25 ID:28x2I2Ms
婆のすくつ晒しage
こまめにチェックしてageてるのかw
800
801 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 13:22 ID:dVMw9sA6
次はもうこのスレイラネage
802 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 13:24 ID:Lz.KkrRw
とりあえず梅るか
803 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 13:38 ID:jDiFvnzY
さっそく反応来たよ早い
>>804 マテ(笑)
いいね、このバカっぽい喜びまくりの集団。
メダルも国旗も持たずに、さっそく食いもんゲトー なネスタwww
806 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 16:36 ID:iawVm8FU
ガッツが居ないw
>>804 萌えたw
絡まれてるベルルスコーニわろすw
>>804 マテ ジダンに頭突きされたとこ大丈夫みたいだね
>>808 だね。
専門家によると、
あの頭突きは死にいたる可能性も有ったそうな
生きてて良かったw
ドルガバ写真集見た。ピルロ、ガッツ、ザンブロが想像以上にかっこよかった。そのせいか3人のページ多かった。
812 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 19:10 ID:pcgxzAJo
ババアどもきめえんだよwwwwww
>>804 ちょwwwwwwwwwwwマテwwwwwwwwwww
なんかイタリアのユニフォームって脇汗かいてるみたく見える
実際、かいてるだろうけどさ
>>817 あれは脇汗かいてもばれないようにする仕様
819 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:23 ID:GRFYIJ52
埋め
820 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:27 ID:Mq39vGMo
オメコ
821 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:46 ID:GRFYIJ52
梅
822 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:46 ID:GRFYIJ52
産め
823 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:47 ID:GRFYIJ52
ウメウメ
824 :
2006年まで名無しさん:06/08/01 22:51 ID:GRFYIJ52
ume
なんかミランには託児所を作る計画があるらしいねw
次の子供の名前はどんなだろう
子持ちでウホッなピルロ萌え
どうでもいいがイタリア人はどうしてすぐパンツ脱ぐんだ
すぐヌードにもなるよ
チャリティーだからじゃね?
ところで必要なヤシは隔離OR非難場所でも作ったら?
830 :
:06/08/02 00:21 ID:jMDqLwf2
831 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 00:23 ID:9FxmYStA
ババア共が寝静まるとホッとするが、もうみんな居なくなっちまったな・・・
パンツ脱いだりヌードだったりはチャリティだったんか
カンナのヌードはウホッだがピルロのパンツ姿は無理があった
833 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 06:19 ID:piA6C26c
リッピかっけー
835 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 07:29 ID:YAMw.u3M
このスレ、腐女子の生態が良く分かるな。
ピルロ、髪短いのがイイ!
マジではまった……
まさかサッカーにこんなにハマるとは思わんかった。
スカパーとか全然興味無かったのに、普通に買ってしまった。
ああ〜何、この魅力は何…!?
>>833 あれぇ〜 切っちゃったのか!
あのふぉあんふぉあん、靡くのが
好きだったんだけどさ、まあいっか。
これはこれでありなのかもな、ピルロだから。
他にもお持ちでしたら、
よろしくお貼りお願いします。
すれ汚し婆でした。
上のほうに出てたネタ小説の続編?
があったwww
腐女子の妄想スゴス!!
(でもかなりツボったwwwww)
840 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 14:45 ID:ysyLwHeo
続きどこー?教えてよー。読みたいよー(つд;*)
>>840 続編というより外伝のようなものだった
このスレの400番台だっけ
「ここに何かあったら〜」って書き込みが
作者w?からあった
すっかり文豪様になりきって制作秘話を語る作者wが楽しいwwwww
>>472
>>830 あんなキモスレ行くくらいならここで大人しくROMってた方がマシだ
844 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 17:26 ID:4xtcHelo
めざせ腐臭撲滅埋め
こ ま め にチェックごくろうさまーすw
ピルロてレッチリの人に似てるよね(´ー`)
>>833 セリエA27日開幕だから、試合で髪切ったピルロ見れるかも!
>>847 どニワカに教えてください。
セリエAって、見るにはスカパーに入ればいいんですか?
あと、レアルはどこで見れますか?
セリエAはスカパー
レアルはまだ
ピルロPK時は冷静さを保てずにカンナバーロに抱きついたて、言ってた。テンション上がりっぱなしのピルロにカンナバーロが落ち着けと言ってくれたと、ガセッタに書いてあった
萌えぇぇ
>>847 開幕延期だよ。9月10日辺りみたいよ?
854 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 21:04 ID:dFVuiwA2
855 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 22:38 ID:IJT7pP3A
>>853 あっ、そうだそうだ延期だ。
忘れてた、いやあでも、早く見たいなあ
857 :
2006年まで名無しさん:06/08/02 23:00 ID:va9Veh9s
ミランCL出場おめでとうage
858 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 01:15 ID:bX1OPGyQ
>>851 4年後にはピルロもチームメイトに抱きつかれるような落ち着きを手に入れてるのかな
859 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 01:23 ID:H4TyM8xo
860 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 01:24 ID:dWxpbV1k
ミラネッロ内にある各選手の部屋、ピルロとネスタはもう長年2人で同棲してるけど、
前のアズーリの何だったかの大会でも、他の選手はほとんどひとり部屋だけど
ピルロはガットゥーゾと2人で同室だったらしいねw
でも何かわかる気がする。
ピルロをひとり部屋にしちゃうと、そのままコミュニケーションが遮断しそうw
862 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 04:54 ID:lTbyOJDQ
Q:
ミランでは、貴方とピルロは定番コンビですね。どちらが主に話をしているのですか?
NESTA;
いいご質問だ。アンドレアと合宿所で同室になってもう3年目。僕にとっては新しい発見でしたよ。皆さんが思っているのとは全く反対の状態です。
Q:
っていうことは、彼はしゃべるのですか?
NESTA;
(しゃべり)すぎるくらいに。
ほう
863 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 04:58 ID:lTbyOJDQ
864 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 05:02 ID:lTbyOJDQ
失敗した
>>862 意外だ
どんな話をしているのか聞いてみたい
ネスタが相手だから話やすいってのもあるんだろうな
しかし饒舌なピルロって想像できないw
ume
868 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 12:58 ID:lr51nZJQ
869 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 13:17 ID:8di5wUmc
うめ
つるぴかほとけさま
確かにインタビューはすごいスパスパしゃべってるよね、結構きわどいことも答えるしw
>>862 へええ!!!!自分も逆だと思ってたw
うわあ、どんな会話なんだろう…聞いてみたい…!無理だけどw
>>863 つか何気にスンバラシィ画像キタキタキタキタタキタキタ(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)キタァ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ッ!!!!!!!!!!!!!!!
素晴らしい…
ドルガバにてミランの写真集買っちゃった。
アズーリも買ったんだけど、ミランも欲しくなり今日買いに行ったよ。
ちなみにアズーリは次いつ入るかわからない状態だって。
新宿店の話。
879 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 20:39 ID:1qvVWIjk
>>851 落ち着けとは言ったが抱きつけとは言ってない
グロッソとデロッシがん?って見てたぞ
>>879 ああ、たしかに振り返って怪訝な顔してたような。
881 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 21:05 ID:1qvVWIjk
てか決勝のとき会場にアルベルティーニ来てた?
地震でグラっと来たら、頑丈そうな柱にしがみつきたくなるようなモンじゃないか?
実際しがみつきがいのありそうな背中だったしなw
883 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 21:30 ID:ldJldaWA
今日も埋めにきました
884 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 21:32 ID:ldJldaWA
産め
885 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 21:50 ID:ldJldaWA
生め
埋め支援
カンナに対してもしゃべりすぎるピルロ見たい
888 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 22:43 ID:dWxpbV1k
お手伝い産め
889 :
2006年まで名無しさん:06/08/03 22:53 ID:m/8H/1UM
じゃあ膿め
まだ早くない?
一応、うめ。
ガッちゃんと同室の時もやっぱりピルロがしゃべりまくってるんだろうかw
聞き役のガッツってのもまたw
>>881 そういえばあえてかどうかわからんけど、アルベルティーニ引退試合の時
ピルロと同じ時間帯にピッチに立たないような時間配分で試合したような気ガ…ちょうど入れ替わるような感じで(ry
いや優勝してみんながピッチで騒いでるときアルベルティーニが見えたような気がして
ピルロを羽交い締めにして頭ぐりぐりやってた人がなんか似てた
ぴるろうは1人にしとくと宿舎の裏庭でしゃがんで
土を掘り返して悲しみ色の水を湧かせてる。
そんな感じがする。
「薄幸顔」とでもいおうか。
894 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 00:14 ID:A84FcTDk
ねー、思ったんだけどさー、このスレ馬ったら海外サカ板の本スレに腐達が移動しちゃうんじゃ…
896 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 00:27 ID:HjaNVRHU
>>894 あそこではこんなキモイ雰囲気で盛り上がれないだろ。
ババアに空気が読めればの話だが。
アルベルティーニはあの決勝戦を見て、
「あのピルロが相手のボールを奪って抜くまで成長したとは」って感じで感激していた。
カカとピルロでミランを支えてほしいって旨だったから、関係は良いと思う。
898 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 00:44 ID:NUKbtpkA
899 :
:06/08/04 01:18 ID:.mZwk3lA
>>898 すげぇな作者。
完全に自分が文豪か何かだと錯覚してやがるw
誘導先は801板のがいくね?
まあそんなにサッカーに精通する腐がたくさんいるようには思えないし
しばらくすればW杯熱もさめるでしょ
逆に煽りすぎると関係ない腐までサッカーに注目しはじめるかも
>>898 こうゆう感覚でサッカーを見れるのが不思議だ…
>>901 W杯熱はもうすぐ冷めるよ。
4年前を思い返すと秋冬にはもうシラネって感じだった、自分の周りは。
903 :
古参:06/08/04 03:02 ID:nA2RPZZ6
ノ
宇目
896はなんだかんだ言って盛り上がりたいのか?
( ´∀`)σ)`Д´*)ジタバタ←素でこれ?w
ま、梅
大会前、イタリア代表ではトッティ、ジラルディーノ、トーニあたりが
婦女子人気出るのかと予想したんだが。
実際はカンナバーロ、ピルロ、ガットーゾあたりが人気多いみたいだな。
ブッフォンやペロッタとかに萌える人は少なそうだ。
婦女子と腐女子は萌えどころが微妙に違うんだな。
トッティとかイケメンでおバカで可愛いけど萌えるかっつーと??
ジラとかも健康的で明るすぎる。
まあ、こんな所で人気出てもうれしかないだろうがwww
あんまりどころかほとんど注目されてなかったよね、ピルロは。
カンナバロはかろうじてインタビュー数本あったけど、やはり多いのは圧倒的にトッティ玉子と得点王トニだったね。
玉子もトニもドイツで頑張ってたけど、注目されてなかったわりにカンナバロとピルロも輝いたと思った。
ガッツは、もう存在がw
ガッツは世界中の女性のハートを掴んだ模様。
どの国も男から見るとガッツが女性に人気あるのが不思議みたいだな。
というかファンには悪いが以前から王子がイケメソというのが解せないのだが・・・
カンナ抱きつきで萌えた輩が多いようだが俺は決勝後半のFKで壁が近いと抗議するピルロが相当ツボだった
怒ってるんだろうが何故か泣きそうな困ったような顔をしてるのが良かった
うっかり萌えてしまったのに気付いて凹んだ
カンナバーロとブッフォン萌えです
そもそもイタリア人が常にイケメン扱いなのが納得いかん
>>912 同意
2002WCのときはトッティデルピエロインザギなんかが騒がれたがなんだかなあだったぞ
確かに客観的に見れば、そんなにイケメン揃いか?と思う。
スポーツ選手は活躍すればなんとなく格好良くみえるが。
マスコミとかもイタリア人選手=伊達男、イケメン、
ドイツ人選手=ゲルマン魂、みたいな安直なイメージで報道しすぎだな。
アジア人ののっぺり顔に比べりゃイタリア人はry
アズーリイケメン率高かた
が先々週見たチゾーラとかいうドルガバマニアな
バレーボール選手がえらいカコよかた
そして多くのアズーリと同じようにマンマっ子でわろた
イタリアではマザコン体質男の増加が社会問題になってるって見たけど、ほんとかなw
でも、2つ年上の姉さん女房をもらったピルロはまさにマザ(ry
917 :
ピルロ:06/08/04 20:16 ID:QiXViJ1U
ピッポにはかなわないよ。
918 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 20:39 ID:8PQdxryc
アッズーリは確かに顔がハンサムなイケメンとかって訳ではないと思うよ。
超イケメンで通ってる玉子すら。玉子はえら張ってるし、口もおっきすぎないですか?
でも、総合的には超いい男!
ハンサムイケメンなのはまさにベッカムみたいなの・・・好みじゃないけど。
アッズーリの魅力は、
顔がみんなちょっとだけおもしろいのと、
子供みたいに素直な感情表現が母性をくすぐる。
後はズバリセ。○スアピール。
みんなそこにいるだけで○○Xを連想させるような、そんな感じなのですョ。
男性のみなさん、いかがですか??
919 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 20:42 ID:7XhiPXWM
/彡::/;://:;从::!::l;:. '、
//;:彡;::://.〃从:!ト;:.,、ヽ、
/:;彡∠彡;::川// l } ヾ;:.、;、ヽ
/彡::彡:;彡/// j},,,,_ヾ!{;:、:j:!
j彡:;彡;//川===、  ̄ ヾ;:|:;:リ
j川:彡;:彡| 《;・,;》, )::: ( '《;,・;》ヾN:!
{彡/:;j::! 彡:: '、`ニ };l:!
|彡::/:;:! , ' r:::. '、:.......::|リ
j|::/:;/|!:|! / -'`-'゙ヽ::::::/
ヽ;}:|川、‐; /::::::::::U::::::\ !
ヽ:;川jハ ヽ::-┬┬┬--::/ l このスレは全て終了いたしました。
/!川| ヽ, `┴┴┴‐´ ,ィ!__たくさんの書き込みありがとうございました。
/, --'´゙i \ ヽ, 、||||ノ,ハ `ヽ、
/r' ヽ. | ゙ヽ、 `''‐、-- / ヽ l\
920 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 20:43 ID:8PQdxryc
そんな私はがっちゃん萌えです。
>>916 違います。マザコンはイタリア男の基本体質です。
程度の強弱はあれ、みーんなマザコンです。
じゃあ次スレは【裸のカンナバーロが・・・】でよろ。嘘だけど。
まーそりゃー男アスリートのセクースアピールにかなう芸能人はめったにいないっしょ。
芸能人は演じる役とか、作られたイメージを守ってるだけだもんね。
肌の露出も多いわ身体はいいわで、見た目的に女子におよぼす作用は
グラビアアイドルみたいなもんだから。ピルロは清純派、カンナは小悪魔系ってとこかな?
妄想的理想はカンナと浮気しつつピルロと添い遂げることwww
923 :
:06/08/04 21:53 ID:6YLGmeus
マテ兄貴のママ代わりになってあげたい…(つД`)
基本体質かw
マテ兄貴とピルロとグロッソとトニのママ代わりになりたい
でもこいつらが兄弟ってちょっと嫌
926 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 22:59 ID:HjaNVRHU
やられた!ここのババァ共が本スレ荒らしてる・・・・゚・(ノД`)・゚・
927 :
2006年まで名無しさん:06/08/04 23:05 ID:MG2HP59I
ご愁傷さま
兄貴には手を焼くんだろうなあ〜w
>>926 ババアのふりしたおまえが犯人だ!と看破
悪ガキだけどお兄ちゃんらしいマテ兄貴
優等生なピルロ
素直で可愛いトニとグロッソ
すまんがオレはザンブロッタ萌えだ
932 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 00:34 ID:hnpZ5gXc
鴨のGJに萌えた
>930
何その兄弟
萌える
長男にカンナもほしい
祖父リッピ
父カンナ
母ブッフォン
長女ネスタ
長男ザンブロ
次男マテ
三男(おじいちゃん子)ガッツ
次女ピルロ
四男トーニ
五男グロッソ
末っ子(乳児)トッティ
母ブッフォンかよw
何があっても一家安泰そうだ
ヲイヲイ、またあの文豪さまがきちゃうよwwww
>マンマがブッフォン
イイ!!
長女と次女w
末っこワロス。
ごめん、デルピ、ジラ、インザギのFWトリオも大好きなんだが、ネタにはしにくかった…
>>934 祖父リッピ…美しい白髪とハンサムな風貌で近所の奥さん連中の憧れの的。
しかし家ではにんにく卵黄を飲み、ボディビルで鍛えた年齢を感じさせない肉体美を誇っている。
家族にも体を鍛える事とにんにく卵黄を強制している。
カンナバーロは「子どものためを思って」子どもに多く飲ませている。
ネスタはにんにく卵黄を作っている。
ザンブロッタは寮に入っている。
ガッツは祖父の言う事は何でも実行する。
マテはそんな家が嫌で家出中。
ピルロはネスタをねぎらいつつ時々飲む。
トーニは友達に罰ゲームとして飲ませている。
グロッソは小さいのでまだ飲まなくて良い。
トッティは赤ん坊だからまだ飲んではいけないのに勝手に飲んだ。
ブッフォンは毎日そんな家族の面倒を見て大変なのでしっかりと飲む。
>942
茶噴いたwwwwwww
おじいチャン子ガッツwwwww
じいちゃんにのど輪するんか
そんですぐズボンを脱ぎパンツ1枚になると
>グロッソは小さいのでまだ飲まなくて良い。
可愛いなwww
・・・・・。
夜中に泣き笑いしたよ。
>ザンブロッタは寮に入っている。
そんなイメージだなw
母ブッフォン・・ダメだ腹いてーwwww
948 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 03:01 ID:r8f5t.9U
家族ネタなら男でも笑えるなw
ゴッドファーザーヴァージョン誰か作って
>>942 お前はやずやの回し者かwww
この位のパロなら安心して見られるなw
ああでもそろそろ1000になるか
>>948-949 なんでこれだけ醜態晒しておいてまだ男のふりをするかな…。
サッカー選手をつかまえて長女だの次女だのって喜んでる段階で
普通に気持ち悪いんだよ。なんで分からないんだよ。
今日初めて書き込んだんだが
決めつけ厨ってやつもひつこいよなぁ
気持ち悪いと思うのに見に来てんだもんなw
本当にこまめにチェックしてんのかよ
↑
いい加減にしなよ。毎日毎日嫌味書き込んでいるあんたも「ひつこい」よ。
だから腐女子って嫌われるの理解しろ。
>>950 自分女ですが何か?
女全部がホモ好きと思うなよ。
>末っ子(乳児)トッティ
最高www
ジラは・・・ジラはどこに入りますか?
>>934 絶妙な配役www
母ブッフォンwwww
957 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 07:55 ID:2WnvNJ2s
おまえらさぁ、例の文豪様もだけどさぁ、
ナマモノとかRPSとかでググってさ、
もっと現実とか世間の目とかを勉強した方がいいよ。
>>953の怒りって、至極もっともな意見な訳よ。
怒ってる方が腐女子だわ
自分のずーっと好きだった選手でホモネタされたり
サッカーにまったく関係ないとこで遊ばれるのが嫌な人もいるだろう。
そんな悲しみから荒らしになったとしても、少なくとも自分は責める気にはならんな。
2ちゃんのスポーツカテなんてどこも荒れ放題だし。
ブッフォンみたいなおばちゃんいるよな
961 :
ぎ:06/08/05 08:46 ID:d.sYQO1k
カンナバーロの子供って
女の子じゃなかったのかな???
それなのに 名前は アンドレア??
男男女で3人居るんじゃないっけ? しかもみんな可愛い。羨ましいよ。
801とネタとは、また微妙に違うと思うがなあ。
801は専用板があんだから、そっちでやればって思うけど、
>>942みたいなネタや、選手のオフの話題もダメなん?
>>963 そういうサッカーに関係ない話はスポーツサロン板でやって下さい。
ブッフォンがママなら、もっと産めそうだな
>>965 ああ、そっちだったらいいのか・・
今見たけど女子アスリートについての下世話なスレはもちろん、
楽しそうなスレが沢山だねw
>>963 >>942なんて腐女子にしかウケないネタじゃん。
勝手に変な設定付けてさ、普通のファンからしたら
気持ち悪い以外の何もんでもない。
また小説書く奴が出てくる前に、埋め。
970 :
_:06/08/05 16:59 ID:l1BIxF6w
カンナバーロとピルロって?
注文しとってぃスポルティーバキタキタキタキタキタキタキタキタタキタキタ(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)キタァ━━━━━━━━━━━━━━━ッ!!!!!!!!!!!!!!!
キタキタキタァ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ッ(。A。)⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒=3
すんげぇワロス内容wwwwwwwwwwwwしかもピルロもガッツもカフーもなんか皆さん可愛く写ってるし!!!!
情報くれた人ほんとありがとう!!!!!!!!
この糞暑いのにどうやったらそんなテンション高くなるんだ・・・
>>971のAA見ると、ドイツ戦のゴール後のグロッソ思い出すw
決勝の録画見直したけど、メダルかけてもらいにいく前にピルロの後頭部をブッフォンがペチってやってない?
(゚∀゚≡゚∀゚)やったあああ〜!って感じで頭ブンブン振りまくってたね、グロッソw
その、ブッフォンがピルロの頭をペチンってやるシーン、自分も大好きだよ。
その後、ブッフォンに振り返るピルロの笑顔が優しい〜
>>973 それぞれキャラがにじみ出てて禿ワロタw
本当買って見てよかったよ、目茶苦茶貴重な対談だよコレ!
976 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 19:04 ID:E58gXXgQ
キモイから上げさせて。
だからなんでそんな決めつけてんだよ?
同一人物だと思い込んでんのか、めでてーな
978 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 19:09 ID:r8f5t.9U
そんな亀で主張するほどのことでもない。
そのスポルティーバって、いつの?
チェックし損ねてたんで、教えてくれると嬉しい。
981 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 20:32 ID:1yu6VtAs
嫌味ババアは口調が同じだからすぐ分かるw
とりあえずもう少しだ、埋め
>>980 中村俊輔が表紙の、7・8月合併号だよ!
対談っていってもそんな長くないけど、ほんと面白いw
もうすぐ1000いっちゃいそうだけど、話足りなかったら、スポーツサロン板にスレ立てる?
需要あるのか、規制かからずに立てれる人いるかな?
>>983 立ててくれ
必要なら協力するが規制はかかるかもわからん
985 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 21:05 ID:r8f5t.9U
986 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 21:10 ID:1yu6VtAs
もう!マンコが腐った女って負けず嫌いだからうざいわ〜
梅
>982
ありがとう。バックナンバー探してみる。
うめ
うめるよ
1000まで1ヶ月かからなかったね
梅
992 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 21:27 ID:r8f5t.9U
ガキはなんでそんなに思い込んだままで必死なんだ?
かっる〜いネタごときに
993 :
983:06/08/05 21:44 ID:55a4NACo
>>984 自分携帯なんだけど、携帯で立てれるかな?
ピルロ萌えスレになるのか、カンナ&ピルロスレなのか、アッズーリネタスレになるのか、どの立場で立てるべきかな?
様子見守るよ
スマソ、先ばしってサロン板にこのスレと同名で立てました。
使わなかったら、沈めてください。
携帯なので誘導ははれません。。。
998 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 22:16 ID:r8f5t.9U
999 :
999:06/08/05 22:20 ID:oG/a6wxM
最後は楽しく終わりましょう
1000 :
2006年まで名無しさん:06/08/05 22:22 ID:1yu6VtAs
ババアさようなら〜
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。