【東京】東名高速道路 part10【名古屋】

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税金の無駄遣い中日本高速道路(名古屋市中区)は28日、東名・名神高速道路で早ければ
平成24年にも大規模な改修工事を実施する方針を固めた。東名は昭和43年、
名神も同38年の開通から40年以上が経過。老朽化が進んでおり、発生が
想定される東海・東南海地震にも備える必要がある。このため、区間ごとに
全車線を約1カ月間通行止めにして、大がかりな改修を行うことを決めた。
工費は少なくとも数千億円規模となる見通し。

名神高速では、東名阪自動車道にアクセスする新名神高速道路が平成20年2月、
亀山JCT(ジャンクション、三重県亀山市)−草津田上IC(滋賀県大津市)の
49.7キロが開通済み。東名高速では、並行する第2東名高速道路(仮称)が
平成24年度に御殿場JCT(静岡県御殿場市)−三ヶ日JCT(浜松市北区)の
162キロで開通を予定している。

それぞれ迂回(うかい)路が確保されるため、東名高速では静岡県内部分で、
名神高速では西日本高速道路と協議のうえで区間や開始時期を決定。全車線を
通行止めにして改修工事を行う。その後は第2東名の愛知県内、神奈川県内への
延伸にあわせて改修を行う。

これまで東名では毎年10月、名神は毎年5月に約2週間にわたる集中工事を実施。
片側1車線のみの走行に規制して、路面の改修やトンネル内の設備点検などを
行ってきた。

しかし、法定耐用年数の60年が近づき、アスファルト下の路盤の損傷が進んでおり、
想定される東海・東南海地震に対しても橋脚などの耐震性向上を図る必要が生じている。

中日本高速の金子剛一会長兼社長は「これまでの集中工事では済まない段階に差し
かかっている」と話している。

◎NEXCO中日本/中日本高速道路 http://www.c-nexco.co.jp/

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