ロレックス Cal.1570は本当に優れたムーブか?

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135に書き込んだ人間です。
ひげは確かに重要かも。31系はテンプでかくしてるしね。
精度は出せるように考えてはあるんだろうな。確かに。

ただロレの「精度出しはローターのスリップとテンプ調整に頼る」
という考え方がいまいち好きじゃないので否定的なことを言った訳。
これに頼っているおかげでロレは機械抵抗を減らして精度を出すという
考えをどうも軽視しているようにうかがえるし。
見れば分かるけど、
cal.3130はローター受けとテンプ部のあたりが
簡単になっているでしょ。歯車むき出しにしたり両持ちテンプにしたりして。
一方1570とか3000系はちと違う。
同じ精度を出すにしても、全体を考えて組まなきゃいけない
という感じがありありとわかる。
ねじが少ないから整備が簡単そうに見えるんだけどね。
たぶんクセモノだろう。

耐久性は3000系の方がいい、と断言できるけど
鉄までは分からないので、実際は31××系の方がいいのかも。
ただそれは諸賢の方が詳しいだろうから任せるわ。
一つ言えるのは、昔と違ってバイメタルの材質が全然いいので
ブレゲひげの必然性はあんまりないにょ。チラネジ同様にね。
あえて31××系での必然性を言うと、ビート数があがっているのに
テンプ大きくしたから、精度出すためにブレゲひげ、
ということなんだろうね。
3000系はビート高くても、ちゃんとテンプを小さくしてるから、
ブレゲひげを使わずにすんだんだろうね。その辺は考えてあるよ。
煎じ詰めて言えば、他のメーカーよりもテンプに
時計全体の精度がかかっているため、
ロレはブレゲひげを使っているといえるかもね。

良くも悪くも、強いゼンマイだから
こうなっちゃうんだろうな。

ちなみに31系はルクルトの影響がうかがえる機械だねえ。
ルクルトの場合は片巻き上げだから、ローター受けの作りが神経質
になっているんだろうね。たぶん。

ちなみに当方は古典ムーブのファン。ロレファンじゃないので、
誤謬があったら訂正してくださいませ。

長々失礼(ペコリ