ヌメ、サドル編改改改+α
1、最初の別れ道。そのままの生成りの色が好きってならそのまま使え。但しジーンズや汚れに注意。
2、先ずはオイル塗ろうぜ。先に日光浴させても良いが、
オイル抜けてシワシワになりうる。オイルはヌメ→ディアマント、ミンク
サドル→ニーツフットがオヌヌメ
3、日光浴はあくまでも好みの量で。夏はメチャクチャ進行早い。
オイル抜けすぎに注意しつつきつね色ヴォディに。
但し、妬きすぎて逆に退色することも有り。
又、ガラス越しだと妬けっぷりが落ちる。
因みに日光浴には汚れがつきにくく奈留という効能が有ります。
4、後は季節の変わり目ごとにオイルを足す。手入れは基本的にブラッシング(馬毛?)でおk。
こやつらはガシガシ使ってやることで味が出てきます。
なのであまり過保護になりすぎず、さながらM女を調教するが如く、荒々しく使ってやりやがれ。特にサドルのMっ気は異常。
5、汚れは消しゴム、でなけりゃ水に強いのでサドルソープ使って洗ってしまえ。
6、ヌメの特有のにほひは動物を引き寄せるので犬、ぬこ様等を買ってる人は食べられないようにね。
日光浴時には風で飛ばされないよう紐でくくって屋根やベランダで干すことをお薦めします。
7、よくある間違いだが、「ヌメ革」の原義について確認。
世間一般で良くいわれているヌメ革とは「白ヌメ」の事。この編で扱ってるのもこの「白ヌメ」。
ヌメ革とはタンニンなめしされた革であるので、タンニンなめしされていれば牛であろうと馬でも豚でもヌメ革であるので注意。
恥かく場合もあります。俺みたいにwww
ブライドル編改改改
1、買ったときに付いてる蝋が無くなるまで
ブラシ(馬毛よさげ)で磨き込む。
因みに内装がヌメの場合焼くか焼かないかは、
ぶっちゃけas you likeなんだが、焼くと内装に
汚れつきにくくなる上、付いてしまっても比較的
目立たないようになる。但し、外装の革のオイル抜けには注意。
2、全体的に艶が出る迄毎日テレビでも見ながら
30分程下着の切れ端又は靴下等の柔らかい布で磨きまくりんぐ。
艶を出すイメージでなるべく素早く。
3、2の行程で艶が出てきたらブラシで2の様に磨きまくりんぐ。
4、3ヵ月もすれば見事な艶の膜完成。ここまでは何も塗るな。
オイル塗るの楽しいのは解るが、もう3ヵ月待て。
オイル瓶に向かって手が伸びようとプルプルし始めても
6ヵ月の我慢。特にWHC。
5、季節の変わり目ごとにオイル(出来れば純正?でなけりゃディアマント又は馬油?)
を塗ってブラシで磨きまくりんぐ。但しオイルが完全に浸透して、
触ってもサラサラって状態になる前にブラシかけると艶損ねるよ。
ここに到るまで水分絶対厳禁。ここまで到っても水分注意。
6、エゲレス製に多いブライドル。
ペラい分処女をいたわるが如く優しく扱いましょう。
彼らの本籍はジャケットの胸ポケット。
丁寧に扱えばそれだけ味出て長持ちします。
コードバン編改改
1、基本的にエイジングしないことを念頭に。
育て方というよりアンチエイジングを目指す。
使えば使うほど劣化するから、いつまでも
コードバンの黒光りにうっとりしていたい人は
風通しの良い神棚等に飾って拝むべし。
2、通常の手入れはブラッシング(馬毛?)でおk。
3、季節の変わり目ごとにオイルを足す。
オイルはディアマント又は元が馬なんだから
という理由で馬油がオヌヌメ。馬油は塗りすぎ注意。
手に縫ったついでに財布を撫でる感覚で。
4、とにかく水に弱いので水分絶対厳禁。
ケツポケなんてもっての他。コップの水を溢した等の
緊急事態への対処は、いっそのこと全部水に浸す。
陰干し後にブツブツが出来てしまったら布を間に当てて、
低温のアイロンで潰す。憎しみと哀願を込めて。
5、因みにコードバンで有名な国産ブランド「大峡製鞄」
の読みは「おおばせいほう」であり、
「大峡、最強。」は韻を踏んでませんww
オイルレザー
基本的にから拭きだけでよい。
たまに水拭き。
オイルは半年に一度で十分。