Jaeger-LeCoultre ジャガールクルト 総合
731 :
ルクルトはホモ時計w ◆ncKvmqq0Bs :
「う〜〜そんなことより聞いてくれよ」
今牛丼を求めて全力疾走している僕は近所の吉野家に通うごく一般的な男の子
強いて違うところをあげるとすれば吉野家に興味があるってことかナー
名前は吉野家通
そんなわけで近所にある吉野家にやって来たのだ
ふと見ると壁に一つの垂れ幕が下がっていた
ウホッ! 150円引き…
(ハッ)
そう思っていると突然隣の男が僕の見ている目の前で得意げな顔をしはじめたのだ…!
(ジジー)
「よーしパパ特盛頼まないか」
そういえば吉野家はU字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくないことで有名なところだった
女子供に弱い僕は誘われるままホイホイと小一時間問い詰めちゃったのだ
隣に座った奴−ちょっとワルっぽい自動車整備工でド素人だった
つゆだくもやりなれているらしく吉野家にはいるなり僕はアホかと思ってしまった
「もうね、アホかと。バカかと」
「150円引きごときで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ」
「大盛ねぎだくギョク。これが通の頼み方」
「ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる」
「そん代わり肉が少なめ。これ」
「店員にマークされるという危険も伴う諸刃の剣」
言葉どおりに彼はすばらしいド素人だった
僕はというとねぎだくに多めに与えられるねぎの波に身をふるわせてもだえていた