>>943 ありがとうございます。
こだわってるのはサイズです(32〜35位まで)。
ブランパンのムーンは一応チェックしてるんですよ。
実物も見ました。もう1回見てこようと思うのですが、
SSブレスじゃなくてもいいんですよ(どうせ皮に付け替える)。
あと、秒針ないのに文字盤に目盛りがついてなくって
時間を計ったりするときにちょっと不便かなと思って躊躇してるんです。
>>948 時間を測るって、、秒単位の計測が必要なのでしょうか?
#医療関係者?
そうでなければ、あまり関係無いのでは?と書きかけて、、
ブランパンは、分目盛りも無かったことに気づきました(汗)
私も腕が細いので、大きさは36mmになってしまいますが、
APの永久カレンダを使っています。厚みが風防込みで8mmと薄いので
(複雑系にしては)違和感はあまりありません。
他のブランドも検討したのですが、厚みが結構ネックになりました。
(例えばロジェデュブイとか13mmぐらいあるんですよね。)
ご参考までに。
60万あれば、ピアジェのトリプルカレンダームーンフェーズなども
届く範囲かと思います。分目盛はあったかと思います。
トリコンパックスの厚みは何mmだったか忘れましたが、
こちらの場合、クロノグラフまで付いていますから、計時にも
困りませんよ。
ttp://www.shibuya-kusumoto.co.jpにも何個かあります。
950 :
948:2005/04/02(土) 08:24:26
>>949 AP、ピアジェですか…
すごいとこの名前がでてきちゃいましたね。
やっぱりもっといろいろ見て視野を広げようと思います。
皆様、ご相談に乗っていただき、どうもありがとうございました。
951 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 10:55:38
楠HPにスプリットセコンドリピーターがのってました。
解説は次の通りです。
パテックフィリップ(文字板にはDUHME&CINCINNATI OHIOの銘)懐中時計
スプリットセコンドクロノグラフミニッツリピーター
K18PG 手巻 おそらく1890年頃
ケース径 約51o ケース厚さ 約15o 陶製文字板に手書きのインデックス
一新でオーバーホール済 古い箱付
*リピーターは若干ムラのある鳴り方です。
¥3,000,000 税込
わからないのは、オーバーホールしていてどうして鳴り方にムラがあるんだろう。
どこかの歯車に損傷があるのか。それとも、相当昔にOVH済みなのか。
ま、その分値段が安いけど。
>>951 リピータコラムが逝かれているんじゃないでしょうか?
953 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 11:11:46
>>948 VC&A ヴァンクリなら、K18トリプルカレンダームーンフェーズで
30万円程度で購入できますよ。(革ベルト・中古)
機械は、オーデマかピアジェが入っていたと思うのですが。。。
何分情報が少ないもので、詳しい方がいらっしゃいましたら、お願い致します。
時計ヲタにはウケが悪いですが、女性にはウケが良いようです。
954 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 11:15:19
すみません。
リピーターコラムってどんな物でしょうか。
勉強不足でわかりません。
もし良ければ教えて下さい。
>>953 VCAは、たぶんPiagetでしょう。
独特のデザインなので、好みがわかれるところがありますね。
同様のムーブを搭載したAsprey(英国王室御用達)のもありますね。
こちらは、とんでもなく高いですが。
957 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 21:19:33
>>956 ご教示、ありがとうございます。
早速大王のHP見て考え込んでしまいました。
奥が深いですね。
>>957 私も初心者なので、勉強中です。間違ってたら済みませんです。
にしても、手元にある1860-70年頃の懐中が、日差数秒で
動いているのを見ると、やはり単純に感動しますね。
昔の時計の精度が悪かったのは、調整に使うための
レギュレータ時計の精度に依存していたせい?などと思ったりもします。
(状態の良い鍵巻きで、日差1分以内なんてものを見ると)
結局は、時計史は、王侯貴族の専有権であった計時を、一般庶民が
個々に可能になるまでの歴史ということなんでしょうかねぇ?
959 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 22:29:55
時計の歴史は、王様から庶民への権力移転の歴史と思っています。
日本で言えば、天智天皇の漏刻、江戸時代の大名時計、そして明治以降の懐中時計。
時を知ることが、生活の高度化をはかってきたのではないでしょうか。
そういう意味で言えば、鎌倉、室町時代の頃、庶民は時間をどう知り得たのでしょうか。
太陽の動きの日時計だったのか。
960 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 22:36:54
アンティーク・ビンテージ物時計の場合
皆さんは日差に加えて姿勢差はどれ位を許容範囲と見ますか?
勿論製造年代や機構により違いはあると思いますが。
昔の時計の精度が悪かったのは一にも二にも
工作精度が低かった点に尽きるのではないかと。
19世紀後半から高性能の工作機械がアメリカから広まり
航海時計以外の一般的な時計や懐中時計も
機械の力によって高品質に大量生産できるようになったのではと思います。
あとはヒゲやらなんやらの新素材の開発、温度補正機構などの有無が
大きいんじゃないでしょうかー
1850年とかもと昔の時代は高性能といわれるものでも日差数十秒を出すのに苦労したらしいです。
>>959 鎌倉/室町時代だと、香時計や水時計あたりが寺社にあったような気が。
それを元に、鐘の音で判断したのでしょうか。
いずれにせよ、庶民が自分で時を計れないということで、
労働時間を延ばし、休憩時間を削ることを恣意的に行うことが
できたでしょうね。当時の権力者は。。
と書きましたが、現在でも恣意的に時間の進みを変えてしまう企業が大半かな。。(汗)
>>960 姿勢差なんて考えないです。。
普通に使っていて、1日2分以内なら、全然問題無し。
(アンティーク)ビンテージ物で1分程度を境にしています。
964 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 23:30:38
アメリカの工作機械が導入されたのは大きいよね。
それ以前と以後では大違いらしいから。
特にアメリカで時計産業が勢いを失ってからは
工場に残された優秀な機械はスイスに売られたんじゃなかったっけ。
姿勢差ってどうなんでしょね。
’40年代以後の時計では1分以内は当たり前かな。
>>961 工作精度は、機械が普及する前は、職人の個人的技量に依存しているだけで
精度とはまた別だと思います。
工業機械は、平均値を上げて、量産可能にするためのもの。。
現在でも、超高精度が必要な加工は、全て「人手」でやっていますから。
なんといっても、世界最高精度旋盤作成のためのネジは日本人が
作っていますが、完全に職人技を超して
神業の世界でしょ。
その高精度の旋盤というものが高精度の機械では…
>>966 精度:
神業(人手)> 高精度機械 >= 熟練工 >= 標準機械
>= 普通工 > 入門機械 > 見習い
量産性: ほぼ全て機械の勝ち!
といったところでしょうか。庶民の手に、精度の良い機械が手に入る
ようになったのは、工業機械の進歩と普及のおかげなのは、私も同意見です。
ただ、古い逸品を、現在再調整すると、高精度で動いたりするのを見ると、
工作精度は十分高かったけれども、標準時計の精度(誤差)の影響が
強く出て、ある程度以上には精度が上がらなかった面があるのかな?
などと思った訳です。
968 :
Cal.7743:2005/04/02(土) 23:43:47
>>962 香時計ですね。
今も、京都では芸者さんや舞妓さんを呼ぶと料金の基準が
線香1本=30分単位です。
時間を計るのに、線香を燃やしていた名残だそうです。
以前読んだ本の知識ですが、
近代工業社会では、労働者が時計を持っていないことを悪用して
始業から終業までの労働時間を延ばしていた経営者もいたとのことです。
今の会社は、時間を無視しようとしてきています。
>>968 >今も、京都では芸者さんや舞妓さんを呼ぶと料金の基準が
一度、行ってみたいですね。。一見さんお断りのお店に、
誰かに連れて行ってもらわないと無理ですけど。
優雅な遊びを出来るようになりたいものです。
神業ですか…
神業が発揮されるのは製作ではなくて、調整の際ではないかと思うのです。
天芯や穴石などの加工も手で削り出すわけではないですし…
再調整で高精度というのはどうでしょうか…
仮に100年前の時計だったとしても、製作されてからは
幾度も分解掃除やその後の調整を受けているはずですので、
単に時間がたって油の劣化やヒゲのゆがみなどにより精度が
おちていたものがOVHによって再度調整され、正常に動くようになった、
のではないでしょうか。
971 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 00:05:45
>>969 京都のお茶屋での芸者さんや舞妓さんとの遊びは、交際費たっぷりの頃の
先輩社員達は、堪能していたみたいです。
大阪勤務の経験のある定年退職した先輩は、夜京都で遊んだ上で
家に帰るのが面倒なので、そのままお泊まりして朝出勤したそうです。
そうすると、朝ご飯代が請求書に記載されて、経理担当から
朝ご飯代だけはよく自己負担させられたとのこと。
当方が交際費を使えるようになったときには、経費は大幅に削減されて
祇園で遊ぶなどというのは、夢になっていました。
なんでも、線香1本5万とかという噂です。
普通3本セットですから、お花代だけで15万。
料理等いれると、一回30万見当かと。
いつかは、祇園で遊びましょう。
時計と関係ないな。
972 :
960:2005/04/03(日) 00:17:24
>ALL
姿勢差は例えばOVHなどで調整できるものなのでしょうか。
973 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 00:19:53
>>970 神業という表現もあるんでしょうが、
職人の人たちが熟練してきて、その中でも特に良い腕を持った人を
名人と呼んでいるわけで、名人芸ということではないですか。
精度というのは、名人がどれだけ手数をかけて時計としての
精緻な物を作り調整するかではないでしょうか。
先日聞いた話ですが、フィリップ・デュフォーさんの時計を
某時計メーカーの日本代理店の修理担当部長が雑誌の取材で
ばらしてみたんだそうです。
そしたら、一つ一つの部品の精度が高くてぴったり組み立てられていて
簡単にはばらせなかったとのことです。
そういうことから考えると当たり前ですが、最初に高精度であるから
あとから調整で精度を上げることができるのではないでしょうか。
原因が何かによりますよね。
大概は天芯別作やヒゲ修正などで結構マシになるんじゃないでしょうか。
できるところは少数だと思いますが…
あ、レスずれた…
デュフォーさんの話は興味深いです。
部品がぴったりくっついて分解しづらいというのは、どういう状態なんでしょうか?
複雑系はしりませんがシンプリなら隙間がないほどパーツがつめられているようには思えないですし
精度に影響がでる部分はむしろ密着していないほうがよさそうに思うのですが…
976 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 00:39:22
>>975 詳細は、たぶん企画した雑誌の記事にのると思いますが。
こんど、どの雑誌かとか聞いてきます。
ところで精度は、毎日10秒進むみ、それで安定しているなら、
日差0秒に調整できるということでよろしいんですよね。
情報ありがとうゴザイマス。
私雑誌は殆ど読まないんで、見落とさぬようこのスレを気をつけて
見ておきます。
精度ってかりに姿勢差が0に近いとしても
古い時計は温度差が出ますので一概には
言えないのでは…
季節が変わると調整必須ですよね。
ギョームとエリンバーの懐中なんてどうなんやろ…
978 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 00:49:15
>>974 ということは事実上普通の時計屋さんでは難しいと言う事なのですかね。
>>976 理論的には、そうなると思いますが、日差10秒の時計を0秒に、、って
調整が無茶苦茶難しくないですか??
たぶん、やめておいた方が良いかと。条件での変動もあるでしょうし。
とはいいながら、私の持っているマスタージオグラフィーク、、
毎日ほぼ正確に1秒遅れるんですよねぇ。どうせなら、進んでくれれば
いいのに。。と思いながらも、調整に出そうなんて気にはならないです。
>>975 デュラリティのことかも知れませんね。
普通のレベルの時計師に調整可能なように作ったと宣うているのが
シンプリシティですから。
あまりに、個体レベルでの精度上げると、部品の共食いもできないので
メンテナンスは大変でしょうねぇ。。
なんだか、ハリソンのクロノメータの懸賞金の話を思い出してしまいました。
既存のムーブを、ひたすら磨き上げて、高精度の時計にしたんでしたよね。
で、真似が出来るようなものでは無かった(やり方を秘密にしただったかな)
上、量産ができるような工程じゃなかったから、、といった有名な逸話。
戦前の日本の**全般にも言える話ですが。。
>>977 >ギョームとエリンバーの懐中なんてどうなんやろ…
そういえば、先日Affixバランスを搭載したエリンバー合金ヒゲの
懐中がオークションに出ていましたね。ちょっと手の届かない
(手を出しにくい)値段になってしまいましたが。
温度差補正って、特定の温度を基準で調整するから、その中間値が
保証されるわけでは無かったような気もしますが、実際のところ
どうなんでしょうか?
>>971 >いつかは、祇園で遊びましょう。
ぜひ、そうしたいですね。
>時計と関係ないな。
その時は、懐中時計を懐に入れて(一応時計の話)優雅に。。
>>978 普通というか、ヒゲの修正や部品別作をできるところはできますよと
PRしてるところが多いです。ネットだと。
地元のお店に出されるのでしたら、古そうなところを探して
「いやあここって良いお店ですね。ところで!僕の時計ヒゲゆがんでるっぽいんですけど」
「いやあこれって良い時計ですね。ところで!僕の時計天芯折れてるっぽいんですけど」
と聞いてみてはいかがでしょうか。
私はそんな感じです。大抵勘弁してよと断られます(笑)
高いけど腕がいいということでしたらマサズさんが有名ですよね。
>>979 899系ならそこでトリオビスですよ!
正確にはスピロフィン?とかいう微調整機構らしいですが。
よくしりません。889なら無理ですね(笑)
>>980 私もハリスンのクロノメーターがずっと頭に浮かんでいました。
あれ、芯や受けが木でできているのでしたっけ。
結局緯度への挑戦とかいう本、まだ読んでないな…
>>981 ポールデティシェイムのですね。
テンワは良いのですがそれ以外の部分が高級機に見えなかったので私もパスしました。
ギョームバランスは2点温度差ではなかったのでは…
あれは後年開発された温度誤差の出にくいモノメタルのテンワよりも高精度が出せるんだそうです。
腕時計でも、セイコーやプゾーの天文台コンクール仕様の機械もギョーム搭載ですよね。
ああ、最近懐中スレとか参加してないから忘却の彼方に行ってます。
あ、889と899逆かな。
頭ふらついてきたので寝ます。
MMタンはなぜ別ハンで書くの?
◆MMmus/yrhA
(゚∀゚)オウヨ!! ◆iOOUYOxXVU
も両方普通に使ってますよ。
単に気分ですよ。
988 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 01:52:58
>>983 そのへんで探してみます。
ちなみに今は姿勢差3分以上/1日です。
989 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 08:18:43
姿勢差3分は駄目でしょね。
990 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 10:51:11
>>980 デュフォーさんのをばらした時計は、シンプリシティです。
デュアリティは、日本で持っている人はいないみたいです。
991 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 11:00:40
ハリソンの今でいうマリンクロノメーター開発を題材にした本は、
「経度への挑戦」です。
緯度じゃないですから一言申し添えておきます。
「経度への挑戦」ハリソンの時計の開発の歴史を取材した番組を
数年前にBBCが作成して、NHKが日本語に吹き替えて放送したことが
あるんですが、あれ今再放送してほしいです。
本物の時計が出てきて画像なので良く理解できた。
(ビデオにとったんだけどどこかに行ってしまって行方不明。)
もしくは、DVDで売ってくれないかな。
992 :
980:2005/04/03(日) 13:41:05
>>991 私も気づいていましたが、寝ぼけてたのだろうとコメントは
差し控えていました。
今週中くらいに「経度への挑戦」が手元に届く予定です。(笑)
993 :
Cal.7743:2005/04/03(日) 21:37:20
>>987 はい?
>経度
うはwwwうえwww(vip風)
889といい恥じ入るのみでございます。
995 :
Cal.7743:2005/04/04(月) 08:01:38
気にする事はないよん。
996 :
Cal.7743:2005/04/04(月) 11:29:59
1000
997 :
Cal.7743:
ブランパンのトリカレSSムーンフェイズ(皮ベルト)は数年前に購入して愛用しているが
今まで使った時計の中で最もお気に入りだ。
ちなみにいままで使った時計は
ロレックスデイトジャスト
ジャガールクルトレベルソデュオ
カルチェパシャ
バセロンヒズトリカル
インターポートフィノ