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351趙雲@大司馬
−−−曹丕領に隣接する前線都市・漢中にて−−−

曹丕対策を日夜練りつづけ、兵馬を揃える日々を送っている催淡の元に
1通の書簡が舞い込んできた。
それは主君・趙雲からのものであった。


太守・催淡「おお、許昌の趙雲様からか」

彼はにっこりと封を開いた。
352趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:15
太守・催淡「ほほう。趙雲様の遠謀深慮には恐れ入るな」
353趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:16
趙雲は返事を心待ちにしていた。
しかし、返事は一向に送られてこない。
趙雲はまたしても手紙を書いた。
354趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:19
催淡は再び手紙を受け取った。

催淡「ふむふむ
      趙雲様のご期待に応えるためにも、太守の任
      精一杯務めねばなるまい」

彼はやはりにっこりと手紙をおさめた。
355趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:21
−−−趙雲は彼の言葉が聞きたい。しかし、返事は返ってこない。
      それでも彼は俗事に追われる間に幾度となく手紙を書いた−−−
356名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 12:23
何度も書いていればそのうち返事が来ますよ。
大隊。友好度が80(?)ぐらいだったかな…。
357趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:23
−−−ついに彼から手紙が届いた。その内容は以下のようなものであった−−−

催淡「手紙は読ませてもらいました
     我が君のご期待に添うよう
     全力を尽くす所存でございます」

それはとても短い手紙であった。
使者の言うには、催淡はやはりにこやかにこれを書きとめたそうである。
358趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:26
うぬぬ、催淡め。奴は一体、何を企んでいるのか。
余が命じた曹丕征伐を何ヶ月もほったらかしにしおって!
しかも余が精魂込めて書いた手紙にもあのような
辺り障りのない返事しかせぬ。
一度、会って見てしかと詰問してやらねばならぬ!
359趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:28
余は早速、配下のものに馬を引かせて漢中に赴く事にした。
360名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 12:30
催淡たん、本当に可哀想。会いに行ってあげてね。
漢中なら終南山に一緒に行けるよ、きっと。
361趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:31
余は漢中につくと、早速、催淡のいる幕中に入るのだった。

催淡「趙雲様、ようこそおいで下さいました
    さあ、中にお入りくだされ」

趙雲「催淡と話がしたくてやって参った」

催淡「ちょうど西平の情報を入手したところです。
    我が君にもお教えしましょう」
362名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 12:32
何度も会っていればの話だけどな>360
363趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:34
余はしばらく漢中に場を構え、
あれから毎日のように彼と酒を酌み交わしている。

政務のことは他の諸将に任せきりであるが、問題はないだろう。
幸い、我が幕僚には優秀な人材が揃っており、
その組織も余がいちいち指令しなくてもしかと動けるよう、
絶妙に機能している。

しばらくは大陸に戦乱もなく、平穏な日々が続いている。
364趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:36
>>356 >>360 >>362
ご助言、痛み入る。
おかげで余も彼と打ち解ける事が出来た。
365趙雲@大司馬:2001/01/06(土) 12:40
ついに催淡殿が自分から過去のことを語る事はなかった。
ただ、にっこりとこれからの戦略と各地の情報、
敵将の評判などを教えてくれるばかりであった。