徐庶の奇妙な冒険

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782赤壁舞台裏(2)
周瑜 「はっきり言おう……ぼくは以前から君の事が嫌いだ。
 そんな僕が、なぜ君んとこのような弱小勢力と『同盟』なんか結ばなくちゃあいけないんだい?」

諸葛亮 「……だよなあ〜〜っ。周瑜大都督の呉軍は別に『兵力』に困ってるワケじゃあないだろーし……
 やる理由はないッスよねぇ〜〜〜〜っ」

周瑜 「しかし、いいだろう……『共同作戦』は嫌いじゃあないし、おもしろそうだ」

諸葛亮 「えっ!! やってくれるんスかッ!」

周瑜 「だけどね……今、ぼく……『おもしろそうだ』って言ったけど『同盟』の事じゃあないよ……
 君から『首』を取り上げるのが『おもしろそうだ』って意味だぜ……
 曹操に負けた時は『マジ』にきちっと処罰を受けてもらうんだぜ。
 いくら『盟友同士』でもね……諸葛亮くん」

諸葛亮 「…………」
783赤壁舞台裏(3):2001/04/28(土) 21:30
周瑜 「(喀血中)」

諸葛亮 「何血ィ吐いてんだよォーッオメーーッ!?」

周瑜 「きさまは何か『策略』をしている……方法はわからんがなんらかの『陰謀』を企てている……
 ゆるせん……その方法がわからない所がゆるせん!」

諸葛亮 「なんなんだよォ〜〜〜〜ッ!? 周瑜!?
 おめーっ頭おかしいぞ! 何やってんだよッ!!?」

周瑜 「ムカつくやつだ……今までは『孫権様』や『魯粛どの』に免じて、
 おまえに対する怒りをおさえてやっていたが、きさまは今……この周瑜をコケにしようとしている。
 きさまが心の中でほくそ笑んでいるのかと思うとガマンならん…………」

諸葛亮 「いいから医者呼べよーッ」

周瑜 「うるさい! 何のためにこの周瑜が自分から血を吐いたのか!
 きさまを『戦争』からおろさせないためだぜ諸葛亮孔明ッ!
 きさま程度のスカタンにこの周瑜がなめられてたまるかァーーーーッ!!!」