294 :
りい:
魏延「玄徳!! ぼくは悔いているんだ! 今までの人生を!
韓玄がぼくをマッタク重用してくれないんで、
くだらん野心を持ってしまったんだ!
バカな事をしたよ。 禄を受けてた君主の首を斬ったなんて!」
…でも、韓玄もひどい太守だっただろ?
民のためを思って、したことだったんだ!」(激しく落涙)
劉備「た…たしかに!」
孔明「玄徳さん…気をつけろ! 信じるなよ。そいつの言葉を!」
魏延「ヌムッ!」(キッ)
孔明「『誰だ』って聞きたそうな顔してんで自己紹介させてもらうがよ
おれぁ、おせっかい焼きの諸葛亮孔明!
荊州の片田舎から、玄徳さんが心配なんでくっついてきた!
玄徳さん! 甘ちゃんのあんたが好きだから一つ教えてやるぜ!
おれぁ生まれてからずっと諸国を漫遊して、色んな悪党を見てきた
だから忠義の武将と裏切る武将の区別は『におい』でわかる!」
孔明「こいつはくせえッー!
ゲロ以下のにおいがぷんぷんするぜッ―――ッ!!
こんな反骨野郎には出会った事がねえほどなァ―――ッ!
重用されないから魔がさしただと? ちがうねッ!!
こいつは生まれついての反骨野郎だッ!
玄徳さん! 早えとこ首切っちまいな!」