三国志・戦国時代のパロスレ

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306ヘルシングpart2
諸君、私は北伐が好きだ
諸君、私は北伐が好きだ
諸君、私は北伐が大好きだ

奇襲戦が好きだ
夜襲戦が好きだ
攻城戦が好きだ
防衛戦が好きだ
包囲戦が好きだ
突破戦が好きだ
退却戦が好きだ
掃討戦が好きだ
撤退戦が好きだ

街亭で 五丈原で
岐山で 陳倉で
天水で 安定で
武都で 陰平で

この地上で行われるありとあらゆる北伐行動が大好きだ

戦列をならべた連弩兵の一斉射撃が轟音と共に敵兵を射倒すが好きだ
逃げ惑う敵兵が第二射でばたばたと死んだ時など心がおどる

殿軍を任せた魏延が追撃してくる王双を撃破するのが好きだ
怒号を上げて陣から飛び出してきた敵兵を
伏兵でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

剣先をそろえた歩兵の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の楊儀が既に息絶えた孫礼を
何度も何度も刺突している様など感動すら覚える

敗北主義の宦官達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
司馬懿の計略にかかりあと一歩というところで
撤退を命じる暗愚な主君も最高だ

哀れな曹真が病に倒れながら健気にも陣中に留まっているのを
挑発の手紙を送りつけ憤死させた時など絶頂すら覚える

司馬懿の精鋭部隊に無茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった街亭が蹂躙され
敗戦の責任を馬謖に押し付け死罪にするのはとてもとても悲しいものだ

魏の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
張合βに追いまわされ害虫の様に
地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
307ヘルシングpart2:01/12/11 15:39
諸君、私は北伐を
地獄の様な北伐を望んでいる

諸君、私に付き従う蜀軍戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる北伐を望むか?
情け容赦のない糞の様な北伐を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし
三千世界の鴉を殺す
嵐の様な闘争を望むか?

『北伐!!北伐!!北伐!!』

よろしい
ならば北伐だ

我々は満身の力をこめて
今まさに降り下さんとする握り拳だ
だがこの暗い蜀の僻地で何年もの間
絶え続けて来た我々に
ただの北伐ではもはや足りない!!

大北伐を!!
一心不乱の大北伐を!!

我らはわずかに10万に満たぬ残存兵にすぎない
しかも将は小粒になり兵達は疲れ果てている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の魏軍に圧倒される軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり
眠りこけている連中を叩き起こそう
髭の毛をつかんで引きずり降ろし
眼を開けさせ思い出させよう

連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々のシャッシャッッシャッホゥの音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では
思いもよらない事がある事を思い出させてやる

大漢の正統蜀漢の戦闘団で魏を燃やし尽くしてやる

北伐の歓喜を無限に味わうために
次の北伐のために
次の次の北伐のために