1 :
首無しさん@お腹せっぷく。:
聞きなれない言葉かもしれませんが、
要するに、織田信忠が妙覚寺から脱出して天下布武を目指す話や
柴田勝家が真田昌幸を軍師に迎えて秀吉に対抗する話などについて語ってください。
孔明が何故か日本人である山本五十六になって、米軍となった魏軍と戦う
志茂田の小説もぎりぎりセーフとします。
2 :
ああああ:2001/01/06(土) 22:30
柘植久慶の逆撃シリーズ。「逆撃関ヶ原合戦」等多数あり。
主人公が戦国時代にタイムスリップ、知識を駆使して歴史を改変しようと試みる。
戦闘描写が細密なので、割に楽しめます。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 22:43
戦国自衛隊みたいにさ
もし戦国時代に現代の兵器が存在したら?
というifは面白いけど。
なんか富嶽が完成してアメリカ空襲とかただの誇大妄想だよ。
4 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/06(土) 22:48
私はこういう小説に惹かれはするのですが、
どうも史実が影響して1巻読むと力尽きる(読みたくなくなるのではない)
ので皆さんにこのタイプの小説の魅力を語ってほしいと思ってます。
反対派の方や、私が挙げたもの以外でこんな小説もあるという方も
ぜひ意見をお願いします。
>>2 ああああさんありがとうございます。
他にどんなものがあるか探してみます。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 22:59
志茂田の極光の艦隊はワラッタ。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 03:39
戦国モノでいえば、桐野作人はトップクラスだと思う。
あとは新人だけど、「翔竜政宗戦記」
7 :
保田刑:2001/01/07(日) 03:41
夢幻の如く見とけ!!ボケ!!
本宮マンセーだ!!コノヤロー!!
どうもこういうif物は面白く感じない
話の進め方などが、かなり無理があるし、物凄く都合良く書いてあるしなぁ
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 03:55
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 03:57
>>8 でも、普通の歴史小説も作者の勝手な解釈で都合よく書いているが、
それは如何に?
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 03:57
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 04:14
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 04:20
>>10 ちょっと勘違いしてるが話の進め方に凄く都合が良いというか
例えば合戦の話なんか読むと、歴史的背景や周りの状況なんか
主役に不利なのは全て無視か有り得ない事で誤魔化してるから
受け付けないんだよね
普通の歴史小説にも確かに勝手な解釈はあるけど、
それはある程度事実にのっとっての解釈だしなぁ
俺は嫌いというか面白く感じないけど
読んでる人間にケチつけてる訳じゃないんだよ
こんな俺にもお薦めあったら教えて
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 05:08
桐野作人は人気無い?
ほとんど信忠が信長化した『織田武神伝』
9巻が出てから2年以上音沙汰なしってことは既に打ち切り?
設定がカブる『信長帝王伝』に移行?
『
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 06:16
佐藤大輔だろ。やっぱり。
16 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/07(日) 11:54
>>7 >>12 あのマンガ、架空の話だったんですか?
どんな話か、詳細希望します。
>>14 あの作品まだ完結してなかったんだ。
>>6さんの発言を見て全巻読破しようと思ったのに・・・
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/08(月) 00:06
>>13 あんたが思っているような作家は確かに多いけど、
そうでない作家がいることも確か。
ただ、ちょっとでも読めばわかると思うけど
面白いのは物語のスタート直後くらいで、
残りはご都合主義で埋められていくことについては面白くない
だから、やたら長編のは読まないほうがいいかも
>>16 桐野さんの実力をもってすれば、小説を書き続けるより
研究活動に力を入れた方が名前があがると思うのだが。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/08(月) 00:25
志茂田の「大逆転!関ヶ原」(だっけ?)で・・
真田幸村が関ヶ原に紛れ込んで「秀頼様がくるぞ〜!」と
叫んでまわっただけで西軍が勝ってしまうのはな〜。
一番いいかげんなのが、合戦直前に家康が、
本多正信に意見を求める場面。
いくらif物でも、これはひどいと思った。
19 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/11(木) 18:51
ベスト:桐野作人。
よく調べてるし話も悪くない。
ワースト:霧島那智。
調べているようだが事実が間違いだらけ。無理多すぎ。
忍者が大名級の人間を暗殺するというお子様的発想に萎え。
『織田信長の野望』に出てきた鉄鋼船は、
史実で秀吉が朝鮮出兵のとき建造させた御座船よりもでかい。というか、錆びる。
初版しか見たこと無いが売れてるのか? 作品数だけは大量にあるが。
志茂田大先生がイカス作品をもう書いてくれないのが寂しい(笑)
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/11(木) 19:33
桐野氏は戦国物はいいけど、三国志は駄目だね。
21 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/11(木) 20:28
「お腹せっぷく」がこの板の名無しさんになってるだけでも嬉しいのに、
このスレがあがってる(感涙)。
ところで今、「反・太閤記」を読んでいます。
光秀や秀満、利三もよいのですが、津田信澄がとても魅力的に描かれていますね。
安国寺の怪僧ぶりも好きです。
22 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 00:14
>桐野氏は戦国物はいいけど、三国志は駄目だね。
というか、三国志のifもので駄目じゃないのを探すのが難しい。
反三国志や志茂田景樹大先生の大作『大三国志』は論外だし、
コーエーが出したのも読んででヘコむような内容だったし。
一番おもしろかったのは『柴堆三国志』だなぁ(笑)
現在刊行中の『大軍師伝』もストーリーは結構おもしろい。
4巻後半の展開はちょっと驚いた。武器の説明とかうざいかもしれんがプチお勧め。
23 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/12(金) 00:23
戦国自衛隊はif物というよりタイムスリップもの(広い意味ではタイムパラドックスもの)ですよ。
だからファンタジーとして問題なく読める。
柘植氏の逆撃シリーズもそういう意味では従来のifものとは別格かと思います。なので楽しく読める。ご都合主義もないし。
これ以外では桐野氏のが一番面白いかな。
24 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 00:33
上杉モノが増えたな。最近人気ああのかな〜。
私としては工藤章興がオススメ……
ダメなのは霧島那智と馬場祥弘。
霧島那智も馬場祥弘も基本的な知識が無さ過ぎ。
26 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 01:09
桐野作人人気あるな〜
それ以外で読める人だと工藤ショーコーかな。
反・関ヶ原(全5巻
石田三成と島左近が主人公。東北から九州まで戦いは全国規模。
ただし島津氏が黙殺されているので注意。
覇・風林火山(〜8巻
信玄の寿命が延びて上洛再開。でも関東や信濃が騒がしくて四苦八苦…
そうこうするうちに謙信が先に死んで御館の乱が起こったりする。
新・真田軍記(〜1巻
関ヶ原直後の真田親子が主人公。まだ始まったばかりだけど。
負傷した家康の重臣も裏切り者の中納言もヤったのは真田(笑
鬼柴田戦記(〜2巻
勝家が真田昌幸を軍師に迎えて秀吉・家康に対抗する話。
既に打ち切り。
最初の3つは学研の歴史群像新書。勝家のはPHP新書。
27 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 10:43
>柘植氏の逆撃シリーズもそういう意味では従来のifものとは別格かと思います。なので楽しく読める。ご都合主義もないし。
現代人の言葉が通じるのかという疑問はあるけどね。あとタイムスリップの方法(笑)
>上杉モノが増えたな。最近人気ああのかな〜。
近衛龍春の作品以外どれもクソだと思うな〜。
霧島那智『上杉謙信の野望』は論外、福田誠『上杉軍神伝』もツマラネー。
謙信が天下を狙おうとする展開だとまず駄作。負けないからおもしろくねーの。
28 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 10:55
>反・関ヶ原(全5巻
>石田三成と島左近が主人公。東北から九州まで戦いは全国規模。
>ただし島津氏が黙殺されているので注意。
登場させると強くせざるをえないから外したのかな?<島津氏
>覇・風林火山(〜8巻
武田鉄砲隊強すぎ。読んでて萎える。
減敬と築山殿のアレのときの文章が笑えた(ぷ
>新・真田軍記(〜1巻
>関ヶ原直後の真田親子が主人公。まだ始まったばかりだけど。
>負傷した家康の重臣も裏切り者の中納言もヤったのは真田(笑
幸村まで忍者仕立てにするこたぁねぇだろう、と思ったね。
早速続きが出ないがどうなってるのやら。
まだ名前挙がってない作家だと、中里融司『戦国覇王伝』がお勧めかな?
伊達政宗が主人公。娯楽性がちと強いけどね。
29 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 17:18
主人公側が負けない小説は糞。
30 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/12(金) 18:25
中里融司は板東武人侠がサイコーだった。
覇王伝は紅ハバキ組が、つうか燐萌えだが却ってその為に純粋な歴史モンと
しては読み難いな。
かと言って電撃とかのジュブナイルはへぼへぼなので完全に歴史系にシフトしてもらいたいね。
あ、あと妖しさ大爆発の秀頼も萌え。(藁
31 :
ああああ:2001/01/12(金) 19:23
タイムスリップ歴史改変モノに偏りがちな私(笑)
今度の紹介は「天軍戦国史1〜3/羅門祐人」。
名古屋の大学がブラックホールによって学校ごと戦国時代へ。
過去に取り残された学生達は、信長と共に戦い天下を目指す。
戦闘より文明改変に重きを置いた作品。毛色は違うけど面白いよ。
32 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/13(土) 00:54
>主人公側が負けない小説は糞。
激しく同意。
ただでさえifは御都合主義なんだから、勝ちまくられるとさらに萎え萎えだ。
霧島那智の作品がクソなのはその辺もあるよね〜。
勝つときは敵の武将まとめて殺すし、
負けたときも譜代は死なずに外様な奴ばかり殺してるし、都合良すぎ(笑
>中里融司は板東武人侠がサイコーだった。
あー、あれはよかったですねー。エロくて(爆
武田勝頼が真田昌幸を頼るifはありそうで無かったり。
まー、あの状況で打倒信長はムズすぎるから、誰も手を付けんのだろうけど。
>覇王伝は紅ハバキ組が、つうか燐萌えだが却ってその為に純粋な歴史モンと
>しては読み難いな。
呪ったり呪われたり。確かに純粋とは言えないかな。
>あ、あと妖しさ大爆発の秀頼も萌え。(藁
ヲレも(笑
>名古屋の大学がブラックホールによって学校ごと戦国時代へ。
>過去に取り残された学生達は、信長と共に戦い天下を目指す。
>戦闘より文明改変に重きを置いた作品。毛色は違うけど面白いよ。
後半の武田軍の扱いが何だかなぁ、と思ったけど、まあ悪くはないよね。
しかし続きはすぐ出す予定じゃなかったのか?
羅門祐人といえば、『覇王の軍』での本能寺の変がなぁ。
もう少しうまい回避方法を思い付いて欲しかったヨ。
天皇家を大和の永代守護かなんかにしてしまうのは驚いたが。
そういやぁ佐藤大輔『信長征海伝』の続きはまだ出ないのか?
何度も出版社変わっていながら未だに完結しないもんなぁ。
筒井順慶の描き方が結構好きだったり。ホント食えない坊さんだよ(笑
33 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/14(日) 02:44
「異戦国志」中路さとる
はどうなんだ?ブックオフで100円で結構あるから
買ってみようかと思うんだが・・・。
ちょこっと立ち読みしたら、面白そうだったけど?
読破した人、感想求む。
34 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/14(日) 03:37
アレ自体は問題無い、標準レベルと言ってイイと思う。
秀吉側の戦死者ばかりがカッコイイのは贔屓としてもまあ許せる範囲だし(笑)。
ただ家康がどうしようもなくヤナヤツなので徳川贔屓は読まないほうがイイかもね。
ただ続はクソ!展開がお粗末過ぎる。
異・戦国志だけで終わらせての完全新作を期待してたのが一気に萎えた。
打ち切りの匂いさえあるしな、余程売れなかったと見た。
ちなみに、
中路×
仲路○
な、細かいトコだが。
35 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/14(日) 03:54
>>26 反・関ヶ原は私も好きだな。普通なら、それだけで終わって
しまいそうなネタの小早川の西軍参加が、単なるプロローグで
しかなく、その後も一進一退の攻防が続くのが面白かった。
ただ、贔屓の武将- 上杉 & 真田が強すぎかな。
>>29 その点では、中津文彦の「政宗の天下」もかなり寒い。
関ヶ原前夜、伊達と上杉が手を結んで関東の家康はおろか
石田三成とまで戦う、という設定は面白そうなのに、全ての
状況が伊達に有利に展開するため、緊迫感も何もありゃしない。
全三巻で終わったのが、せめてもの救い (藁。
36 :
26:2001/01/14(日) 05:23
>>35 「政宗の天下」……最後のオチがひどすぎる。
我慢して3巻まで読んだのにあれは無いよ。
>異・戦国志は殆どの登場人物にそれなりの見せ場が用意されていていい感じ。
特に伊達・真田・島津・福島&加藤・黒田如水は優遇されている。
逆に34さんの言う通り、家康や藤堂高虎、織田信孝は相当嫌な奴。
37 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/15(月) 09:53
「異・戦国志」1巻を100円で買って読んでみた。
うん、おもしろいね。でも秀吉贔屓かな?信長
生きてりゃ秀吉が敵うわけ無いし。
とりあえず続きを探しに行こう。
39 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/15(月) 10:31
もはや伝説となった「戦国の長島巨人軍」レビュきぼん
40 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/16(火) 00:04
>>34 >ただ続はクソ!展開がお粗末過ぎる。
>異・戦国志だけで終わらせての完全新作を期待してたのが一気に萎えた。
>打ち切りの匂いさえあるしな、余程売れなかったと見た。
1、2巻はまだ許せたけどね。最後はミニ大坂の陣か?
どうなるか先が読める分、本編よりツマらなかった。
>>35 >ただ、贔屓の武将- 上杉 & 真田が強すぎかな。
誰か真田をスカっと殺してくれるif小説書かないかなー?
世の中、イタイ真田幸村ファンが多いからさぁ(笑
>>36 >「政宗の天下」……最後のオチがひどすぎる。
>我慢して3巻まで読んだのにあれは無いよ。
最後10ページで本気で作者に殺意を抱いたね。
1巻の最後で、家康を大砲で撃ち殺したのもヘボかったが、
読者の期待を最悪な方向で裏切る結末。読み終わって即座に売ったさ(笑
>>39 >もはや伝説となった「戦国の長島巨人軍」レビュきぼん
長嶋巨人が戦国時代に行って、桶狭間があって、野球チーム作って、……、
だいぶ前に立ち読みしたけど、こんなことなら買っときゃよかった(笑
神武天皇が戦国時代にワープする話とか、今の作家にゃとても書けまい。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 00:46
政宗ものを教えてくれ、寸評つきで
42 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/16(火) 00:49
「夢幻の如く」って漫画あった気がする。
43 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/16(火) 00:51
事実は小説より奇なり
45 :
35:2001/01/16(火) 11:40
>>40 真田親子は、武田滅亡から夏の陣まで、継続して活躍してるから、
半端なことでは殺せないのは仕方ないと思う。ちなみに、幸村より
親父の昌幸の方が好きですね、私は。
ただ活躍させるにしろ、個人的には楠木正成的ゲリラ屋ならともかく、
大大名として万単位の兵を統率する姿には、違和感があるんだよなぁ。
反関ヶ原は、そこがちょっとね。
>>36 >>40 政宗の天下は、萎える展開が多いよね。個人的に一番ガッカリ
したのは、せっかく生き延びた結城秀康がなすすべなく自刃するところ。
こんな扱いなら、最初の合戦で死んだ方が良かったんでは、とすら思った。
46 :
19=22=27=28=32=40:2001/01/17(水) 11:59
>>41 ・坂上天陽『翔竜 政宗戦記』学習研究社
人取橋の戦い〜。東北の武将が多数登場。
・中里融司『戦国覇王伝』学習研究社
関ヶ原の戦い〜。妖童秀頼が大活躍。島津氏の出番も多し。
・志茂田景樹『架空決戦 伊達政宗の大長征』光栄
未読。どっかのスレで紹介されてたはず。
・中津文彦『政宗の天下』光文社
関ヶ原の戦い〜。伊達幕府を作っちまう。読むなら古本で。
上二作がお勧め。下二作は興味のある方だけ(笑
47 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/18(木) 01:36
話題沸騰の霧島那智『関ヶ原異聞』読んでみたけどおもしれ〜
加藤清正が主人公で島津義弘が西軍の盟主。夢のタッグですねセンセ!
清正の影武者に風魔小太郎。顔も声も能力も思考まで同じなんて心強いですねセンセ!
小西行長が清正不在の熊本城を3万の大軍で包囲!
25万石の彼が何処からそんな大軍を集めたんですかセンセ!!
真田幸村が最後まで家康のもとで戦うなんて斬新ですねセンセ!
家康が死んだら突然「他の誰にも天下を取ろうという気概は無かった」
と唐突にまとめに入ったのはネタ切れですかセンセ!
さすが古本屋で全5巻250円だけのことはあります。コーラ1.5gより安いねセンセ!
48 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/18(木) 02:43
全レス読んだんで私見をば。
柘植はどちらかと言えば欧州系の方が良い。
俺的にはナポレオンやヒトラー関係の方が面白かった。
桐野は反太閤伝で対家康の戦略をバラしたので、
構想自体が煮詰まっている感あり。
俺も好きだった信忠ものは残念だが続きは・・・・
霧島那智(共同著作らしいのでフルネームで書いとく)は
レベル云々以前に読者の惹き付ける発想がない。
2.3ヶ月に一度は出る彼等の作品を立ち読みする度に
(とても買う気にはなれん)
『粗製濫造』と言う言葉を思い出す。
工藤は・・・・
反・関ヶ原は概出の意見と同じなんでパス。
信玄モンはこれから関ヶ原(多分出ると思う)への
辻褄合わせをどれだけ無理なく作れるかが鍵だと思う。
49 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/19(金) 05:29
影武者徳川家康
by隆慶一郎
おもしろすぎ。
50 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/19(金) 17:59
>>49 全般的には私も面白くて好きたが、忠輝&兵庫ノ介 VS 柳生軍団
あたりは、主人公側が勝ち過ぎモードでちょっと冷めた。
この小説で死んだ柳生一門は百人を下らんと思うのだが、そんなに
死んで柳生軍団は維持できるのか?
51 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/19(金) 18:08
反三国志最高につまらんかった。
武将一通りだしゃいいってもんでもねぇだろ。
魏の有力武将はとっとと死ぬだけだし。
52 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/19(金) 19:28
上杉神将伝はそれなりに面白いが
ちょっと難しい &合戦図が少ないので合戦状況がよくわからん
異戦国志は最初のほうはそれなりに面白かったが
織田秀信が死んでから展開が見え見えでつまんなかった
53 :
ああああ:2001/01/19(金) 20:39
>>39 某有名書評サイトより。燃えるか萎えるかは貴方次第(笑)
www02.so-net.ne.jp/~muraji/esekakuu/nagasima.htm
54 :
46:2001/01/20(土) 01:49
>>47 \250は妥当な値段。
広げた風呂敷きをたためない。算数ができない。
シミュレーション小説家として落第決定(笑
>>48 『織田武神伝』『信長帝王伝』『乾坤関ヶ原』と三作も止めたままなのは
勘弁してほしい。>桐野センセ
他とネタのかぶらない『乾坤関ヶ原』ぐらい続き出してくんないかな〜?
酷いときは毎月出てた。<那智作品
妄想と電波と嘘が入り交じってるから読むのは楽しいけどね。
罵倒しても心が痛まないから(笑
>>51 地雷が一番萎えた。図書館で借りて正解だった。
>>52 賤ヶ岳も川中島もよく分からんかった。矢印付きの地図が欲しかった。
『異戦国志』は最終巻の表紙が頂けなかった。オチがバレるで(笑
55 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/25(木) 00:53
1です。このスレ探すのに手間取りました。
いろんな本があっておもしろそうですね。
かなり罵倒されている霧島氏の作品を、私も図書館で1冊とってみましたが・・・
本能寺の変が起こった後、滝川一益が大活躍するのには大笑い。天下を狙えそうな勢いでした。
>>54さんの言うように楽しそうですね。
この本は完結してるのかな?
56 :
54:2001/01/25(木) 16:13
>>55 『異聞・本能寺』ですね。現在3巻まで。
滝川一族は忍者。秀吉&秀長も忍者。
家康は伊賀と柘植忍群、北条は風魔、毛利も忍群を抱えていて、
シミュレーション小説というより出来の悪い伝奇小説。
滝川一益がくノ一を養女にして北条氏直に嫁がせてみたり、
秀吉と家康が忍者の手によって落命したりと暴走しまくり。
足利義昭を暗殺して幕府を開く『武田信玄の野望』と並ぶ迷作だと思います。
近いうちに政宗ものを出すらしいので期待しときましょう。別の意味で。
57 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/25(木) 21:05
ちょっと題名が思い出せないのだが珍しく東郷重位が主役で島津が
徳川、長宗我部、織田信雄と組んで秀吉と戦う奴が有ったと思う。
一巻で関ヶ原で家康陣営が秀長を戦死させて、島津の水軍が大阪城を
炎上させていたのだけど二巻は、出たのだろうか。
58 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/25(木) 21:14
>>56=54
おお、レスありがとうございます。
いいキレっぷりだなぁ。とりあえず1巻だけでも読んでみたいと思います。
政宗はどこまで南下するのか楽しみですね。
ところで、今日本屋で信忠が妙覚寺を脱出する小説(織田武神伝じゃない)を見かけたので、
パラパラとめくってみるといろんな信長死後、いろんな武将が乱れ気味に活躍してました。
光秀が京極高次の裏切りによって死んでしまうみたいなので、
この後も勝家や秀吉が安直に殺されてしまわないか心配です。
後半2行目で「いろんな信長」という訳のわからない記述がありますが、
気にしないで下さい。私も乱心してしまったようです。すみません。
60 :
54:2001/01/25(木) 23:11
>>57 伊佐美『真・関ヶ原合戦【波瀾の章】』KKロングセラーズ
ですね。導入部分が強引(島津の刺客が家康の人質となっていた
大政所を殺し、秀吉と家康が再び争う。それに島津が絡んだり)
ですが、以後の展開は悪くないですね。残念ながら続きは無し。
>>58 神宮寺元『戦国群雄伝』学習研究社
ですね。現在3巻まで。個人的には評価低し。
なお、霧島那智ほどじゃありませんが、安直です。はい。
61 :
54:2001/01/27(土) 01:32
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・中里融司『幕末勇者伝』青春出版社
竜馬が生き延びたら……。幕末ものは買う気が湧かない。
・近衛龍春『流血鬼信長1 餓狼戦国史』コスミックインターナショナル
シミュレーション小説じゃないけどついでに。
参考文献が5ページ分(しかも2段組)ある。
というか、信長ものなら『時空の覇王 戦国放浪者信長』のリメイク希望。
(本能寺で死ぬ間際の信長と蘭丸を未来人が救出。
清洲会議で秀吉得意の絶頂のとき信長登場。で、北条家を滅ぼす話。
3巻で止まったまま『上杉神将伝』『毘将星伝』と全く別の作品が出てしまった)
SFの要素を抜いて、書き直してくれないかな?
近衛龍春Ver.信長なら天下統一があっという間にできそうなので、
まともなのが書けないかもしれないけど。
62 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/27(土) 04:33
小説じゃないんだけど、映画監督という人が
戦国時代の真実みたいな珍説を書いていたなぁ。
それによると秀吉は山禍らしい。
蜂須賀も山禍らしい。
黒田も山禍らしい。
竹中も山禍らしい。
徳川は山禍じゃないけど、賛歌みたいなものらしい。
豊臣政権は酸化が作った政権らしい。
あまりの衝撃に度肝を抜かれた。
63 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/01/28(日) 19:17
>>60 やはり安直でしたか。
それにしてもよくご存知ですね。
もはやこのスレの生き字引といっても過言ではないのではないでしょうか。
>>62さんがあげてる映画監督って誰なんでしょうか?
ところで、このスレでは戦国時代ものが多くあがってますが、
三国志のif本でこれはお薦めという本はないですか。
64 :
62:2001/01/28(日) 19:30
65 :
俺の場合:2001/01/28(日) 19:32
工藤の覇・風林火山は最初はよかったんだけど武田の鉄砲隊ができた時点で???
短期間に大船団ができた時点で終わった。
いったいどこからそんな金が湧いてくるのか全然書いてない。誰がつくるんだ?
できるわけないじゃん。まともな振りしてめちゃめちゃじゃない。
66 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/28(日) 20:05
なんか似たようなタイトルばっかりでまぎらわしいけど、まだ出てないよな?
「覇王群雄伝1〜3」橋本純
毛利攻めに苦戦する秀吉が信長に援軍依頼をすると、信忠が送られてくる。
その後、信長と信雄は本能寺の変で戦死。
秀吉と信忠が山崎の合戦で明智軍を破るが、光秀は生き延び、信忠は刺客に襲われて負傷。
意識を取り戻した信忠は腑抜けになり、その事を伏せる秀吉に勝家達が陰謀を疑い、
さらに秀吉の織田家乗っ取りを阻止しようとするお市が安土会議に乱入。
秀吉・勝家・お市の怒鳴り合いの末、織田家は分裂。
その頃、家康は真田昌幸・幸村親子と協力して関東・申信制圧に奔走中。
67 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/28(日) 20:23
>>63 過去スレでは三国志if小説の評価は悪いです。
個人的には既出ですが
ドロドロとした人間関係が描かれている
『大軍師伝』がまあまあと言う所です。
他は・・・・
劉備(蜀)陣営の勝利の筋立てが
ワンバターンなのと、
『蒼天航路』と言う強敵がいますからね。
(話が面白いと言う意味で)
>>64 同意。
でもそれは信玄物のお約束と言う事で。
だって所詮は『田舎っぺ大将』だった彼に
(信玄ファンの人、すみません)
天下を狙わせるならこれは避けて通れない
荒唐無稽さかと。
68 :
54:2001/01/29(月) 00:17
>>62 秀吉と蜂須賀までは分かるが、
黒田&竹中は少なくとも父親の代から城持ちだった訳だから
サンカというのは無理があるだろう。
秀吉は忍者だったという霧島那智の小説レベルだ。
たぶん俺も読んでたら度肝抜かれたと思う。
>>63 if本集めが趣味なので(大戦もの除く)。
>>65 生産体制を整えているとはいえ、あの鉄砲の質と量は俺も納得が行かない。
それと水軍だが史実における武田海賊衆(1569年頃)は
間宮武兵衛(船十艘) 間宮造酒丞(船五艘)
小浜(あたけ一艘・小舟十五艘) 向井伊兵衛(船五艘)
伊丹大隅守(船五艘) 岡部忠兵衛(船十二艘・同心五十騎)
8巻での海戦はこれから9年後の話だから、
きっと財力を傾けて建造したのだろう、と好意的な考えをしたいところだが、
同時に鉄砲の生産も行っている訳であるから、無理ありすぎか。
計算すると大安宅船だけでも十艘以上建造してることになるからなぁ。
結論:たぶん適当。
69 :
54:2001/01/29(月) 00:18
>>66 霧島那智作品を除けば、去年出た本の中で一番ひどい内容。
真田幸村と前田慶次以外ろくな描かれ方をされていない。
光秀が元三好の忍者の言いなり状態だったのが非常に萎えた。
三法師の実名を「秀信」としてる辺りがセンスの無さをうかがわせる。
秀吉と敵対してるのにそりゃないだろう、と心の中でつっこんだ。
橋本純の作品といったら『毛利 征覇の野望』飛天出版がキテる。
最後の最後に
》我々は、これから大坂城に向かう。そして秀頼公に関白の退任を迫る。
という台詞があったんだな。これにはさすがの俺も呆れた。
秀頼が関白に任ぜられてたら苦労しないっつーの。
ちなみにこの台詞、関ヶ原の戦いが終わった直後のものだ。
編集者も校正も気付かなかったのだろうか。馬鹿ばっかだな。
70 :
54:2001/01/29(月) 00:20
>>63 ざっと挙げると、
・大河原龍二『大軍師伝(現在4巻まで)』学習研究社
・桐野作人『破 三国志(全3巻)』学習研究社
・瀬戸龍哉『SUPER三国志 諸葛孔明の陰謀』KKベストセラーズ
・志茂田景樹『大三国志(上中下巻)』講談社
・伴野朗『三國志 孔明死せず』集英社
(↑文庫版。ハードカバーは光栄から刊行)
・桐野作人『三国志蒼竜伝 周瑜・中原制覇の軍略』PHP研究所
(↑『周瑜奔れ―ハイパー三国志』勁文社と内容は同じと思われる)
・田中文雄『孔明、邪馬壹国侵略ス』飛天出版←if小説か知らんけど
(↑ノベルス。ハードカバー(→『孔明と卑弥呼』)は光栄から刊行)
・加来耕三『孔明の野望 異説『柴堆三国志』』二見書房
お勧めは『大軍師伝』と『三国志蒼竜伝』か。
個人的には『孔明の野望 異説『柴堆三国志』』も捨て難い。
文庫なので捨て値で売ってある可能性あり。
71 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/29(月) 01:10
霧島ナチ随分評判悪いね。
「コンスタントに新作を出してくれるなんて素晴らしい」とか
「著者独特の忍者史観に驚きを隠し得ません」なんつー人はいない?
72 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/29(月) 02:20
>>71 いない。
生き字引の54が言っている時点で、救いようがないのでは?
逆に、54が面白いと言えば、一見の価値あり、と思った。
IF物は詠んだこと無いけど
桐野作人←この人評価いいみたいね、この人のお薦めって何ですか?
74 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/29(月) 04:07
うーん佐藤大輔人気ないなあ。二度しか上がってない。
「信長征海伝」1、2(中央公論新社C☆NOVELS)
いわゆる「本能寺で生きていたら」なのだが。
これ、日本が天下統一以後大航海に乗り出し、英国、スペイン等を押し出し。
北米には「大和民国」(最高権力者は「大棟梁」!)が建国された
「パックス・ヤマトニカ」の世界から振り返ったと言う体裁で描かれているのだ。
オモシロイよ。
75 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/29(月) 05:09
>>74 「信長征海伝」は焼き直しモノだからね…
3巻以降の展開は作者はきちんと考えているのかな。
「焼きなおし」だと外聞が悪いので勝手に訂正させてもらう。
もともとは天山出版で「逆転・信長軍記」として出版。しかし版元が倒産。
しかたなくKKベストセラーズへ移籍。「覇王信長伝」と名を変え再開。
こちらは3巻まで続くも何があったのか知らないが中断。
そして中央公論新社へとまた移籍。現在は「信長征海伝」として2巻まで刊行。
今年中には3巻が出る、はず・・・。当初の予定だと全4巻。
77 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/29(月) 11:02
「逆転・信長軍記」の表紙絵と挿絵はすごく良かったのに、
「覇王信長伝」(特に1巻)は変な絵(しかも場面とズレてる)がついてた。
「信長征海伝」で消えたから良かったけど・・・。
あと、第2次関ヶ原合戦には、第1次と同じように、ちゃんと分かりやすい合戦図も入れてほしかった。
しかし、3巻は以前のをほぼそのまま出すとして、4巻はどうなるんだ・・・?
78 :
54:2001/01/29(月) 11:19
>>71 その2つの意見には同意。
我々を飽きさせないよう常にネタを提供してくれる訳だから感謝しないとね。
霧島那智(とゆーか、具体的には若桜木虔)がどれくらいイタイかは
ttp://user2.allnet.ne.jp/kirishima-nachi/ の日記を読めば分かる。特にバックナンバーは必見。
>>73 完結してるのがよければ『反 太閤記』、未完でよければ『織田武神伝』。
もし秀吉ファンなら両方とも読まない方がいいけど。
>>76 筒井順慶&松倉父子の描き方が好き。
むかし『歴史群像』で言っていたが、最初に結末を考えてから書いているらしい。
だから完結しても良さそうなものだが……。
KKベストセラーズ版の3巻が出てからもう7年経ってしまった。
信長延命ものでは一番好きなんだけどなぁ。
【その他の信長延命もの】
桐野作人『信長帝王伝』学習研究社
仲路さとる『異 戦国志』学習研究社
近衛龍春『時空の覇王 戦国放浪者信長』KKベストセラーズ
井沢元彦『織田信長伝 覇望の日本編』光栄
童門冬二『信長の野望』光栄
志茂田景樹『大逆説!信長の野望』光文社
79 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/01/31(水) 03:43
とりあえずあげ、だけでは面白くないので質問。
イフ物に必要な条件を3つ程度上げるとしたら?
また読みたくなる設定のイフ物とは?
(既出除く)
一応、三国・戦国の範囲内で。
80 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/02(金) 00:47
1.作者の名前
2.主人公の名前
3.出版社の名前
81 :
54:2001/02/02(金) 01:12
>>79 1.改変の意外性(意外でも何でもないイフは要らない)
2.**っぽさ(文体や台詞をそれっぽく書いてほしい)
3.納得させる結末(どっかを破綻させたまま終わるのは止めよう)
あとは、超兵器、暗殺の多用、勝ち続け、の禁止かな。
読みたくなる設定……特にこだわりも無く。
ただ「勝ってよかったね」という白痴なお話でさえなければ。
82 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/05(月) 17:55
最近面白いのでた?
83 :
54:2001/02/06(火) 14:45
>>82 霧島那智の『上杉謙信の野望』の4巻目なら出たけど……。
今月末に『翔竜 政宗戦記』の4巻が出るからそれまで待とう。
84 :
54:2001/02/08(木) 00:46
さて、仲路さとる氏が新作「三国志(仮題)」を書くそうだが、
三国志というのはいわゆる魏呉蜀の三国志なのか、
それともフェイントかけて九州三国志……は無理がありすぎるか。
しかし三国志となると『破三国志』『大軍師伝』があるから
蜀陣営が活躍するのはいまさら出せないだろうし。
もっと時代をさかのぼって始めるのか、それとも意外な主人公を立てるか。
まあ、2月から書き始めとあったから、出るのは早くても夏だろう。待ち。
85 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/08(木) 01:42
>>54
それはもしかして前作の続きかも。
確か最後の方で紀州藩が
後年の幕府との確執を予感させる
誓紙かなにかをもらっていた筈だ。
あともう一つは島津?
或いは水戸?
86 :
54:2001/02/08(木) 02:19
>>85 さすがにあれの続きは難しいんじゃないかなぁ。
登場人物を考えるのも大変だろうし。出されても知らん奴ばかりだろうし。
やるなら伊達VS徳川残党VS島津ぐらいが分かりやすくていいかも。
まあ、魏呉蜀の三国志でしょ。
作中に三つの勢力が出てくるだけで「**三国志」と付けてる小説もあるけど。
87 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/09(金) 17:27
トンデモ系を集めてみた。
「信長光臨」三枝篤夫 蝸牛社
超御都合主義で信長が世界統一する話。
(小説って言うよりも”おはなし”レベル)
たどたどしい日本語で、泣いて信長に助けを乞うスレイマン2世とか出てくる。
「巨象軍団戦国を往く」 風間一郎 コスミックインターナショナル
大友宗麟の巨象軍団が九州を席巻。インド人象使い・埴丸萌え。
「地獄の底まで戦国時代」 坂田よしみつ 講談社
本能寺で死んだ信長が堕ちた死後の世界は、死者達が争う戦国時代だった。
なるか信長の地獄統一。。。
88 :
54:2001/02/09(金) 17:41
>>87 『信長光臨』だけ初耳。「夢幻の如く」より書かれたの先かな?
どっから話が始まるのか詳細希望。
『巨象』は何とかの書の争奪戦を省いて、
ネタを象兵だけに絞った方がよかったかも。
道雪・宗茂父子が活躍するのは良い。
『地獄』は……舞台が舞台だから何とも。内容もスカスカだったし。
トンデモ系……パッとは思い出せないなぁ。ゆっくり考えよう。
89 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/10(土) 07:42
トンデモ系は太平洋戦争関連殆ど全てだと思う。
スレの趣旨とはズレるが。
90 :
87:2001/02/10(土) 12:58
>>88@54
99年初版とあるからずっと「夢幻の如く」よりはずっと後だね。
話は信長の本能寺脱出(利休の垂れ込み)のち清洲会議まで身を隠す、
登場後あっという間に日本制圧ってとこは夢幻に近いかもね。
その後の世界制圧もかなりあっという間なんだけど、
「世界平和」に目覚めた信長が「世界最強の日本軍と日本文化と生活レベル」
でもって世界中を武力威圧ー解放。(しかもみんな大喜びだったり)
作者はもと外務省らしいが、思想的にかなり怖い。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 08:45
>>74 佐藤大輔、軍事板ではカリスマなのにねぇ。
同時代のヨーロッパに出現した軍事技術をうまく取り込んでいると思います。
>>78 私もこのシリーズで筒井順慶ファンになりました。
影の主役ですよね。「天下統一」では信雄&順慶軍団作ったりしてます。デモヨワヨワ
もしかして結末って、織田有楽斎が死んで、有楽町の地名が....
92 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/11(日) 14:32
93 :
>:2001/02/12(月) 01:52
それってもとネタは「異聞関が原」じゃねえか。
佐藤大輔のネタはみんな高梨俊一のパクリ。
94 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/02/15(木) 20:23
最近はROMらせてもらってます。
なかなか本をじっくり読む時間が無いんでレスできずすいません。
トンデモ系といえば、信長が吸血鬼になってしまう(比叡山を焼き討ちしたのも吸血鬼だから)
ものすごいのもありますね。
95 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/20(火) 11:08
仮想戦記で見る島左近。
「反・関ケ原」
家康&本多正信コンビを凌駕する当代随一の兵法家。
「反・太閤記」
長柄では敵わない木村重茲をだまし討ちにした卑怯者。
「織田武神伝」
日和見主君の筒井順慶を見限って織田方について、石田三成に狙撃されて負傷したりしてる。
「時空の覇王」
未来からきた少年に酒を無理強いさせる道化師。
96 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/20(火) 11:48
>>93 ん? 異聞関ヶ原って、史実の関ヶ原にアクシデントがあったら、と
いう設定で(濃霧が出て迷った小早川軍が、西軍の最前線に出てしまった)
信長はとっくに死んでますけど。
このスレで、信長征海伝以外は佐藤作品あがってませんよね?
小早川の陣取りは決戦直前に行なわれたものじゃないから、この高梨氏
の設定も、今見るとちょっと無理があるかな。
反三国志重すぎ!
超三国志かみ砕きすぎ!
コーエーから出てた歴史ifシリーズは
単にキャラ萌えって感じで読み物としてはそこそこおもしろかった。
以上私見
98 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/21(水) 11:27
秀頼の孫が吉宗な話の本なかった?
99 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/21(水) 12:42
シュミレーション小説は「本当にシュミレーションか?」とゆう反論、煽り
揚げ足とりはここでは無しか?
>>99 シュミレーションとシミュレーションと間違ってるぞって揚げ足とり
ぐらい不毛だな
大体は妄想とかご都合主義になりがちなんで、それこそ「趣味レーション」
になってしまうのがこの手の本。
101 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/21(水) 15:15
99
この手の本好きだが荒巻批判の本読んでから考えが変わった。
「シミュレーション」とタイプでうったが打ちにくい。
シミュレーション
シミュレーション
シミュレーション
シミュレーション
練習。
102 :
54:2001/02/21(水) 19:20
>>90 元外務省の割には思想が貧困で萎え。だから日本は駄目なのか。
2年前の本ならまだ手に入るかな? 探してみよう。
>>94 作者は好きだが、あの作品は買う気が起きない。
中身はただの伝奇小説? 参考文献しか見なかったから内容知らん。
>>96 大戦ものは軍事板で語られてると思う。<佐藤大輔
戦国・三国志ものは他に書いてないのかな?
103 :
54:2001/02/21(水) 19:22
>>97 志茂田景樹の『大三国志』を並べるとイロもの勢揃い。
あれだけ勝ちすぎると興ざめする。<『反三国志』
>>98 霧島那智の『真田幸村の鬼謀』。帯がエロ小説likeで爆死。
もはや古本ですら手を出さなかった。あまりにも馬鹿馬鹿しくて。
simulationと英語で書けば間違えることは無いが面倒だ。
104 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/21(水) 19:51
,l,kl;,k,k;/:/
105 :
関ヶ原の戦い:2001/02/23(金) 16:02
工藤章興の関ヶ原シミュレーションは『反・関ヶ原』だが、
実は昔、
歴史群像シリーズ3『関ヶ原の戦い』(現在入手不可。絶版?)
の巻末のシミュレーション「もし小早川秀秋が裏切らなかったら」
も氏の著作だった。
最後には政権人事と全国版図も載ってたが、
憶えてる人いない?
106 :
もし関ヶ原で西軍が勝ってたら :2001/02/23(金) 16:24
107 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/23(金) 16:29
関白:小早川秀明
大老筆頭:宇喜多秀家
大老:毛利輝元、上杉景勝
奉行筆頭:石田三成
奉行:小西行長、増田長盛、長束正家、前田玄以
三成が近江一国、宇喜多が関東4国、真田が信濃1国、
他は1国加増くらい?
108 :
歴史群像シリーズ:2001/02/24(土) 21:38
学研の歴史群像シリーズは、
初期の号は巻末にシミュレーションが載っててウレシかったけど、
そのうちなくなって残念だった。
第1号「織田信長」もしも信長が本能寺で死ななかったら
第2号「関東三国志」上杉謙信の上洛、北条氏康の関東制覇、武田信玄の上洛
第3号「羽柴秀吉」秀吉が長生きしていたら
第4号「関ヶ原の戦い」小早川秀秋が裏切らなかったら
など。
109 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/24(土) 22:00
>>108
あれは発想がありきたり過ぎた。
信長のは俺も読んだけど、
日本を統一した信長が朝鮮へ攻め込むと思えない。
奴の南蛮趣味を考えるとフィリピン方面だと思う。
このスレでは人気爆発のナッチも(笑)
この点だけは目の付け所は良いと思う。
もっともこの場合、
波の荒い外海でも航行可能な帆船の必要性を
第六天魔王が理解出来るかどうかがキーポイントだが。
それと確かナッチの本では
内海オンリーの鉄甲船で攻め込むんだったけ?
だとすればそこが奴等の限界だな。
110 :
歴史群像シリーズ:2001/02/25(日) 06:52
>109
ま、鉄甲船での南方進出は
せいぜい琉球制服が関の山じゃないかな?
秀吉は、老いの世迷いとはいえ、天竺まで視野に入れていた
と書状にあったけど、信長の国外進出構想は史実にあるのかな?
111 :
:2001/02/25(日) 22:30
112 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/02/26(月) 19:13
このスレもコンスタントに反響があって、スレを立てた者として嬉しく思っています。
皆さんの紹介を見るだけでも面白いのがたくさんありました。
とくに54さんには大感謝です。
いつの間にかレス数100を超えていたので記念age。
113 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/26(月) 20:49
>>103 そりゃ、反三国志の作者は蒋介石嫌いの軍閥参謀だから、当時の兵器をそれっぽくしたのが出てくるんだよね。
蜀漢が孫文あたりの理想を背負う連中で、魏が国民党軍の重ねられてるんだよね。
そのあたりの背景を加味して読まないとおもしろくないかもね。
でも、贔屓することをあそこまでちゃんと公言してるんだから、それはそれでいいと思うんだけど。
架空戦記物は問題外。戦国自衛隊は思想実権としておもしろかったけど今乱立してるのはねぇ・・・
114 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/02/26(月) 20:51
訂正
思想実権→思考実験
115 :
113:2001/02/26(月) 20:53
訂正
思想実権→思考実験
鬱
age
117 :
:2001/03/17(土) 15:30
『覇王の海上要塞』東郷隆
信長が本能寺を待たずに豪快にこける話
他のシミュレーション小説では主役級の武将がプロローグで皆殺しになる
119 :
:2001/03/22(木) 00:38
120 :
:2001/04/14(土) 14:48
121 :
無名武将@弁髪強要:2001/04/16(月) 22:35
時代的にマイナーなところで、
「明清疾風録」(芦辺拓、学研/全三巻)
国姓爺こと鄭成功が清朝を叩いて明の復興を果たすストーリー。なんと真田大助も参戦。
しかし史実を知らない日本人の方が大半なので楽しむにも突っ込むにも中途半端すぎ。
でもその心意気は買いです。あくまでも心意気だけ。
122 :
無名武将@弁髪強要:2001/04/16(月) 22:40
しかし、腹抱えて笑える架空戦記ものってあんまりないんですよね。
始皇帝の進出から逃れた斉の田氏が日本まで逃げてゆき、そこから
秦に挑戦or漢楚の戦いに割って入る、とか珍しいのがあれば中身は
さておき即買いなのに。だれか書かない?↑
123 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/16(月) 23:03
「戦国の長島巨人軍」の続編「戦国のペナントレース」希望
124 :
無名武将@弁髪強要:2001/04/20(金) 00:43
清原が殴る蹴る!メイがぶつける!上原&村田真一が跳ねる!
そして杉山、江藤、元木は女性を襲い、ヨシノブ、仁岡、桑田は金次第で裏切り放題。
そして指揮官はホンモノのアルツだった!
嗚呼戦国に投げ込まれた野獣集団こと読売ジャイ、彼らが巻き起こす波乱は日本全土を
阿鼻叫喚の焦土と化すのか!?
……っていうか本当に戦国に逝ってしまえ。帰ってくるな>イカサマ球団。
125 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/20(金) 01:56
しかしいつから歴史シミュレーションと言うようになったんだ,if物ジャンル?
昔は擬似イベントものと呼ばれていたんだが。
126 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/20(金) 01:58
難しく考えなくてもいいって言う観点からだと、龍狼伝はグッドだと思うんだが。
127 :
無名武将@弁髪強要:2001/04/21(土) 20:02
世界がバカすぎて没頭できないので私は×。>龍狼伝
128 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/21(土) 22:45
>127
辮髪違いだね。
129 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/23(月) 19:04
でも2ちゃんねるは便利だよね。字間違えても当て字といえばごまかせるから。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/24(火) 20:15
『新・真田軍記』 2巻がようやく出たよー
『反・関ヶ原』では関ケ原以降黙殺された島津と、悪役〈?〉だった長宗我部も活躍してるから嬉しい
淀殿ウザい!、昌幸いいぞ、もっと言ってやれ!
131 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/24(火) 23:53
霧島那智著『超時空戦国記』
伊達政宗の艦隊が太平洋横断してメキシコで大暴れ。
つーか氏ね、氏んでくれ…………
132 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/25(水) 09:24
133 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/25(水) 09:29
意味がわからん。なんなんだこの漫画は
134 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/25(水) 10:34
>132
全巻持ってるが政治を皮肉っていてなかなかだった。
ただ、最終回が消化不良気味。
どうせやるなら本能寺とかで終わらせて欲しかった。
135 :
:無名武将@弁髪強要:2001/04/26(木) 00:50
>>127-128
そうだよ当て字だよ(藁。
でも辞書みたらこの字もOKだったけど?文藝春秋を文芸春秋って表記するようなもん??
っつーか阿波徳島のFEPが悪い。
136 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/26(木) 09:18
IMEのせいにしても無駄。素直に間違いを認めましょう。
137 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/04/26(木) 11:50
上杉軍神伝3巻出たぞ
武田が内戦始めたぞ
138 :
首無しさん@お腹せっぷく。:2001/04/26(木) 23:54
吸血鬼信長2巻もお忘れなく。
霧島那智の武蔵ものも出てた。
139 :
aho:2001/05/07(月) 03:31
あげ
保守sage
141 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/06/03(日) 18:32
仮想戦記で見る島左近。
「反・関ケ原」
家康&本多正信コンビを凌駕する当代随一の兵法家。
「反・太閤記」
長柄では敵わない木村重茲をだまし討ちにした卑怯者。
「織田武神伝」
日和見主君の筒井順慶を見限って織田方について、石田三成に狙撃されて負傷したりしてる。
「時空の覇王」
未来からきた少年に酒を無理強いさせる道化師。
142 :
胡軫防衛隊:2001/06/18(月) 17:30
砲手が槙原だとコントロール悪いだろage
143 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/06/18(月) 20:04
>>118 ちと遅いレスですがこれはお勧めです。
東郷さんはあの「定吉7番」の作者ですよね。
構成力、文章力どれをとっても戦国ものNO.1かと。
2巻も出てたはず
144 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/06/19(火) 01:20
桐野作人の「織田武神伝」はすごく続きが気になるところで終わってるから、
再開してほしいのだけど、どうも桐野さんは本能寺の変の朝廷陰謀説は捨てたようので、
(学研M文庫の「本能寺の変」)、帝王伝の方も再開する気があるのかどうかあやしい。
145 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/06/19(火) 01:26
シミュレーション小説立ち読みですませてるんで、だんだん記憶がごっちゃになってきたよ。
本能寺や関が原が転換点のやつ多いからな〜
146 :
回覧種人:2001/07/03(火) 18:47
【最後の挨拶】 (板が丁度半年を迎えるこの日に)
三国志戦国時代板も早いもので、本日で丁度、半年になりました。
思えば掲示板設置当日より「無名武将」を名乗り、
はたまたこの掲示板の名無しを作るスレで勝手ながら主導権を握り、
以後、折を見ては各地のスレにひょこひょこと顔を出させて頂きました。
(そう言えば、名無しを決めるスレで1日目から偽者が出ましたな)
この板では「回覧種人」は引退させて頂きますが、
ここで出会った皆さんとの交流が絶える事はないでしょうし、
特に個人的な縁を持てなかった方々のご活躍も以後は名無しで
こっそりと応援させて頂こうと思います。
まあ、匿名掲示板で一つ固定を捨てるだけなのに、
大層な挨拶をする必要もないのでしょうが、
丁度、本日がこの板の半年目にあたると言う事で御挨拶させて頂きました。
最後になりましたが、この板の益々のご清祥をお祈り申し上げます。
平成壱拾参年 七月参日 回覧種人
147 :
無名武将@お腹せっぷく: