献帝が曹丕に禅譲し後漢が滅んだ!
しかし、これをいいことに各地で諸侯が立ち上がり世が再び乱れた。
世はもはや三国ではなくなっていった。
今年は黄初三年(222年)である。
我は中牟県県令曹鶴。亡き武王曹操の従兄弟に当たる。だが我は曹騰の曹家の血を引いているので武王とは血縁関係が無い。
我も諸侯の一人として立ち上がることとなった。勿論目標は天下統一である。
─ 自己紹介テンプレ ─
※参加時に必ずご記入ください
【姓】
【諱】
【字】
【本籍】
【身分・立場】
【品階】
【官職】
【初期年齢】
【風貌】
【政治思想】
【それ以外の思想】
【好戦性の強弱】
【性格的特徴】
【法や規則を重視するか否か】
【組織の中でいかなる立場を望むか】
【得意分野】
【不得意分野】
【最終到達目標】
【姓】曹
【諱】鶴
【字】子翠
【本籍】ハイ県[三水に市]
【身分・立場】前漢の丞相曹参の子孫に当たる。
【品階】郷侯
【官職】中牟県令(六百石)
【初期年齢】22(数え年)
【風貌】威厳のある容姿。身長は七尺八寸(漢尺)。髭が五寸。
【政治思想】法家を基とするが主に儒家。乱世→法家。治世→儒家。
【それ以外の思想】老荘の道(道家)。曹鶴個人が埋もれている思想。
【好戦性の強弱】やや強。
【性格的特徴】上司に楯突きやすい。寛大な心の持ち主。怒りっぽい。
【法や規則を重視するか否か】しない
【組織の中でいかなる立場を望むか】主公
【得意分野】民政、人材登用、開発、軍の統制
【不得意分野】軍の指揮、上司への気遣い、管弦の遊び
【最終到達目標】中原一帯を領地に納める。
【姓】何
【諱】晏
【字】平叔
【本籍】南陽宛
【身分・立場】学人。また、曹操の養子にして曹操の娘・金郷公主の夫
【品階】六品
【官職】[馬付]馬都尉、関内侯(比二千石)
【初期年齢】34
【風貌】透き通るような白い肌に、美しい容貌
【衣服】今様(ゆったりした衣服に、高下駄)
【政治思想】老子のいう「静」然を体現したい
【それ以外の思想】魏晋朝の荘子学派の巨魁であり、生得の「個人の内面」を誰より重視する
【好戦性の強弱】強
【性格的特徴】自己愛が荘子の思想と結合し、傲岸を正当化して他者を塵芥ほどにしか見ていない
【法や規則を重視するか否か】そのようなものは青磁の器ひとつほどの価値もない
【組織の中でいかなる立場を望むか】神人であること
【得意分野】学芸
【不得意分野】実務
【最終到達目標】荘周のいう道枢、神人の境地に達すること
「好い夜ですねえ」
墨を流したような夜。闇を通して、躯にねっとりと絡みつくような男の声が漂う。
「好い夜じゃあないですか。まるで──」
「やめろ」
押し殺したような声が答える。こちらの声は、焦りと苛立ちに震え今にも破裂しそうだ。
「まるで、俗塵を全て目に見えぬよう覆い隠してくれているかのよう……。ねえ、おにいさま?」
お兄様、と呼ばれた男……皇帝曹丕は血走らせた目を鋭く尖らせて報いた。
その視線をまともに受けながら、男は口の端に冷笑を浮かべる。
「おや、怖い。弟をそのように睨まないで下さいな。せっかく、慰めに来てさしあげたのに」
「貴様は、わが弟などではない」
「では、あなたの弟とは誰なのです、おにいさま? ……ご自分で追いやられた、あの子建さまですか?」
「黙れ」
凄まれて、男の声はますます嬉々として危険な艶を帯びた。
「おにいさま、お疲れならば少しお休みになられたらどうですか。ゆっくりと、ゆっくりと。
その間に、この平叔めが、おにいさまにお喜び頂ける《劇》をご覧に入れますよ」
「ハッハッハッハッハッ……………」
5 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/20(金) 23:21:38.60
ここは中牟県。
元は地方の亭長だったが、曹操との関係で何も苦労せず県令になることができた。
しかし、これでも我は偉大な曹参の血を引いている!
(高祖劉邦も亭長だったな。彼のように成りたい!何時しか思うようになった。)
6 :
古老:2012/04/20(金) 23:24:09.49
中牟といえばかつて太祖武帝が陳宮に救われた地じゃのう
>>5 ──中牟。県の治所に、洛陽からの使いが下った。
「来月、この地に吏部尚書・何晏さまが逗留される。万事つつがなきよう」
吏部尚書。尚書令に属する六曹尚書の一で、百官の人事を司った。
その職掌から、百官の手本と見なされ、その待遇は特別にして他に並ぶ者はいない。
何晏は、皇帝曹丕の憔悴に付け入りこの官を襲い、洛陽に「影の宰相」として君臨していた。
9 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/20(金) 23:40:24.05
>>6 我が県には陳公台という県令がいたそうだ。我がまだ生まれる前のことだ。
今は陳公台を武帝も認めた忠節な士として中牟県に祭ってある。
ところで、我が生まれたのは官渡で武帝と本初が戦をして間もない頃だった。
10 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/20(金) 23:51:11.75
>>7 都からの使者は初めてである。
手が絶えず振るえ緊張していた。
「中牟県令曹鶴、吏部尚書さまの...の。」
緊張が解けず、ガタガタの返事しか出来なかった。
何晏といえば大将軍何進の孫にあたるお方。
その母は武帝の妾となり武帝の子をも生んでいらっしゃる。
>>10 「うむ……」
都の使いはさも大儀そうに頷き、勿体ぶって鬚をしごいた。
曹鶴も立派な容貌だが、この男も身長八尺を越し鬚は腰に達する偉丈夫である。
しかし、人の外見と内面は必ずしも一致するとは限らない。
この男も、外見に似合わず姑息な人物で、何晏に取り入って今の地位を手に入れたのである。
使者は、自分とほぼ同じ体格の男が、自分の前に卑屈に跪いているのが心地良いらしかった。
「そうだ、何晏さまがここにお訪ねになる。何晏さまは、お手前の統治についてご興味をお持ちだ。
真っ当な統治をしていれば、何晏さまの覚えもめでたかろう。さもなくば、好ましくはなるまいな。
さて、お手前の統治ぶりを何晏さまに伝えるのは私の役目だ。
わかるであろうな?」
男は、意味ありげに目配せをした。
12 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 00:10:10.21
この者はもしや袖の下を...
この貧乏な県令に金があるはずがない。
「あの、わ」
「コラァァァー」後ろからものすごい地響きの如く響いた!
出てきたのは猛漢、彼をハンカイと我は呼んでいる。
>>12 「何だ、貴様は!」
使いの男は、突然の闖入者を前に一応、威儀を保とうと試みた。
だが、偉丈夫とはいえ、所詮は礼教の官吏である。
野人のような“樊[口會]”の迫力には、及ぶべくもない。
「な、何をするつもりだ。わ、私は朝廷の使いなのだぞ?
私にもしもの事があれば、何晏さまが黙っておらぬぞ!」
内心怯える者が、ワラにすがる思いで脅しを口にする。
滑稽なものである。
しかし、使いの男は己の見苦しさを省みる余裕を持たなかった。
うんこ
15 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 14:35:11.50
「何晏なんぞ黙っとらんでえぇぇー!!!
曹鶴さまをひざまずかせるそいつこそ何者だえ!」
ハンカイは使者の男の裾を握って外に引っ張っていくなり
「その何晏っちゅう奴に言っとけ、俺がいるかぎり大臣だの、皇帝だの曹鶴さまを悪く扱ったら首をねじとってやろう!ワハハハ!!」
その袖を放したかと思うと横にあった桃の木を一蹴り。
ド、ドーン...
折れた木を巨漢は嬉しそうに眺めていた。
我はわかった。なるほど都の者も大したことはない。さっきの振るえていた自分がものすごく情けない。
しかし、このようなことになった以上
免職か何か災いが来よう。
もし斬罪に処せられたらひとたまりも無い。
身の危険を感じた我はせっかくなった県令を捨てることを決心した!
16 :
農民:2012/04/21(土) 14:39:42.62
>>15 殿さま、わしらを捨ててかれるんですか、そいつはひでえ!
17 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 14:57:58.82
>>16 「成大事者不拘小節。」
この曹鶴は行かねばならぬ。
我は皆を見捨てたと思うなら我を憎むがいい。
だが我についていきたい者は拒まんぞ。
18 :
年老いた農夫:2012/04/21(土) 15:02:45.52
県令さま、わしゃ歳だで、ついていけねえだ。ゴホッ、ゴホッ。
県令さま、わしゃ野良仕事以外に能はねえだ。
県令さま、県令さま、県令さま…。
見捨てないでくんろ。
二十年前。
曹操と尹氏の子、曹矩は、不思議でならなかった。
曹家の人間でもないくせに、曹家の中にいた二人の少年のことを。
一人は秦。秦郎という名前だった。
使用人のように質素な服を着て、他の者に対して、いつも遠慮がちにしていた。
そしてもう一人は。
もう一人は、まるで闇夜の夢の淵に舞う蝶のように、嫡子ででもあるように、
家中を悠然と歩いていた。
自分ですら畏れ多かった、子桓大哥にも勝る、きらびやかな服装をして。
子桓大哥が、陰で彼を何と言っていたか知っていた。
それは仕方の無いことだと思った。曹家の人間でもないくせに。
その男は、何…… 何晏という名前だった。
背筋が凍るほど、白く透き通った肌。顔貌に貼り付いた氷の表情。
口元にたえず湛えた冷笑。
子建哥々だけは、その男と仲良くしていたけど、どうしてあんな奴とまともに話せるのか、
わけがわからなかった。
曹矩は、何晏のことが薄気味悪くて仕方なかった。
何晏の姿を見かけたり、その名前が出ると、母が表情を曇らせるのも、うすうす感づいていた。
何晏は、母上を目にとめようともしなかった。
何故? 曹家の人間でもないくせに、父上の妻を前にして。
十九年前。
何晏の存在感は、薄まるどころか家の中でますます大きくなっていった。
父上は、姓の違う何晏を、本当の息子のように扱っていた。
何晏を褒めるときは、子桓兄上を褒めるときよりも、ずっとお優しい表情をされていた。
何故? 何晏とは、いったい何者なのか?
そう思って、曹矩は夜中、父の寝所に忍んでいって、理由を尋ねてみた。
それが、悲劇の始まりだった。
>>15 ……びくっ!
天雷のような、巨漢の大喝に、使者は身を震わせ口をわなわなと開閉している。
巨漢に裾を掴まれ庭に引きずられていく間も、何度も躓きそうになった。
「あ、あ……」
何を言われているかもわからない。
ド、ドーン……
巨漢の蹴りに、桃の大木が軋み、音を立ててゆっくりと倒れた、ように見えた。
「あ、あ、あ……うわぁぁぁぁぁっ!!」
使者は、脇目も振らず、恥も外聞も捨てて逃げ出した。
目は飛び出し、鬚の艶もなく、息を切らして。
そこに、さっきまでの偉丈夫の姿はなかった。
21 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 15:20:31.42
そこの老人。
我の車を譲ろう。ついて来てくれるのならばの話だが。
野良仕事もちゃんとした立派な仕事ではないか。
今からハイ県にゆく、我はハイに我が曹家が代々受け継いでいる田畑がある。
それをあげよう。
若いものにもあげよう。
官を棄し、何晏の使者を追い返してしまった以上
起兵しかない。諸侯たちの立ち上がりの波に乗る!
若者は屯田兵として、我が軍団にまとめあげる。
22 :
年老いた農夫:2012/04/21(土) 15:36:54.51
>>21 こ、これは恐れ多いだ。
ありがたや、ありがたや…。
わしの孫に腕力自慢がおんで、県令さまの兵としてお使いくだせえ。ゴホッ。
おおい、甘露や。
ろくに畑を耕さず、遊んでばっかのおめも、やっとこさ力を発揮でけっど。出てこー。
23 :
甘露 ◆IBCa6U.CHZIp :2012/04/21(土) 15:44:29.03
何だよじっちゃん。
げっ。(県令じゃねーかよ!)
何いってんだよ、都の使者を追い返した?
知らねーよ、俺が兵だあ?ふざけんじゃ…わかったわかったよ、じっちゃん。
泣かないでくれよ。わかったよ。どのみち戦うしかねーんだろ。
24 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 15:46:34.78
>>22 そこまでおっしゃるとは。
いいでしょう。甘露はハンカイに鍛えさせよう!
よし、ハイ県に向けて出発だ!
25 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 15:47:26.78
ハイ県。此処こそ漢の高祖の故郷。
同地、曹参が高祖に従い二国百二十二の県を下し名をあげた。
平陽侯に封ぜられ、丞相に至る。
我こそはその平陽侯の血を引く者、曹鶴 子翠。
この地で我が基礎を創ろうぞ!
曹氏のすべては洛陽に邸を移している。
この曹鶴は曹氏の一員だということを忘れ去られハイ県に旧宅が残っている。
幼い時にすんでいた家だ。
微かに覚えているが武王も一度いらしたことがある。
26 :
甘露 ◆IBCa6U.CHZIp :2012/04/21(土) 15:52:49.14
【姓】 甘
【諱】 露
【字】 (不明)
【本籍】 中牟
【身分・立場】 農民
【品階】 なし
【官職】 なし
【初期年齢】 16
【風貌】 何処にでもいそうな少年。
【政治思想】 これから育まれる
【それ以外の思想】これから育まれる
【好戦性の強弱】 これから育まれる
【性格的特徴】無邪気。
【法や規則を重視するか否か】 無知故に重視出来ない。
【組織の中でいかなる立場を望むか】特になし。
【得意分野】単純な力技。野生の勘。
【不得意分野】政治。学問。
【最終到達目標】自分の身の回りの平安。
27 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 19:34:13.59
我は我が家の田畑をすべてを人々に分け与えた。
彼らに義務づけること
それは普段田を耕し、非常時は我が戦士になること。
老人は長生きすること。
若者は孝行すること。
我は人心を集めるため晩は一緒に食べ、夜は彼らとともに寝、朝はともに田に入った。
「曹公!」
ん!誰だろう?すごく老けたお爺さんが立っていた。7、80才はあるだろう。
「老夫は陳宮 公台。」
ちん・こうだい!!(死んでいないのか?)
28 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/21(土) 19:45:16.03
サァーサササ〜
我らは草むらに座り込み雑談をはじめた。
彼は60だい後半だという。実年齢より老けて見えるが...
武王に殺されたはずが生きているのがどうしてか聞いてみたが教えてくれやしない。
「ふう〜。」
「はあ〜。」我に続き彼も吐息した。
>>28 洛陽。
帰還した使者は、転がり落ちるように下馬し、宮城に向かった。
全てが物憂げな黄昏時。
「何晏さま。……何晏さま?」
小声で呼びかける。
答えたのは、音も無く側に寄った若い宦官だった。無表情である。
「どうぞこちらへ」
生気の感じられない声だ。
宦官に従い、回廊を進む。幾度曲がったか、判別できなくなったころ、
その奥まった所に、一つの寝殿が佇んでいる。
「こちらにおいでになります」
恐る恐る、巨体を縮めて寝殿に入る。
すると……
「待ちわびたよ」
声の主は、室の最奥の椅子にしなだれかかっていた。
およそ世に二つなき美質、しかしそれはどこか毒を孕んだ……
その声はじわりと室内を伝い、心の奥までも届き、体内から魂魄を蝕むよう。
何晏、平叔。
「どうでしたか、中牟は。」
そう言って、流れるように椅子から立ち上がり、使者に歩み寄る。
使者は額から汗を流しながら、跪いて訴えた。
「何晏さま、宜しいでしょうか、中牟は酷い有様です。
県令の曹鶴は私腹を肥やすことばかり考え、民を苦しめております。
本当でございます。
小生が県境に差し掛かった頃から、飢民を見かけました。それも一人や二人ではないのです。
話を聞いてみれば、呆れたこと!
曹鶴は、『雀や鼠に喰われる分を補うため』と称して、本来の額を遙かに越える税を取っておったのです!
……一寸歩けば子供が飢えて死んでいるのに、小生、胸が痛くて仕方ございませんでした。
それでですね、何晏さま、小生が到着しますと、彼奴は小生を邸宅に招き、過分な接待を致しました。
民衆の血を吸い取って肥大した蛭!!
贅沢な調度品に、食べきれぬ程の食物、それに池の如き美酒!!
恥を知らぬとは、このことです。
小生は彼奴を責めなじりました。
『貴様は自分が何をしておるか、分かっておるのか!
ここで見たことは逐一何晏さまに報告する!』
すると、何としたことか!
奴は雇いの巨漢をけしかけ、小生を脅迫したのです。
『何晏なんぞ黙っとらんでえぇぇー!!!
曹鶴さまをひざまずかせるそいつこそ何者だえ!』
何晏さま、小生は悔しゅうございます。
国家や、何晏さまの名が、悪徳県令に踏みにじられたことが。」
公台にこれからの事について相談した。
「実はある人を得罪(機嫌を損なう)させることをしてしまった。」
「そのある人とは?」
「吏部尚書 何晏。」
「なぜそのような事になったのだ?」
「彼の使者を我が弟のごとく可愛がっているハンカイ(愛称)が追い返してしまった。」
「その使者は小人ながら君子ぶってる輩。上に中傷するであろう。我は官を捨てここに戻ってきた。」
「曹公の仁徳の話は中牟の布衣にも聞いておる。ハイ県に者どもがついてくるぐらいだからのう。」
「曹公が中牟を離れると知って、不思議がって皆に混じってついてきた。なるほど、何晏を得罪したのか。うーん、厄介だ。」
サァーサァー
風がゆっくりと体にふれて離れて往く
サササァーサァー
草が風と共に踊る。
(風→公台 草→子翠)
33 :
曹鶴食客:2012/04/22(日) 01:08:01.40
何晏は我らの土地を踏み潰しにかかるだろう!
曹公
奴に対抗するため皇帝や王、少なくとも将軍を名乗り
我らの支柱になってくれ!
34 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/22(日) 01:20:12.63
うろ覚えですがこんな諺があるのを聞いたことないか。
槍打出頭鳥
一番早く頭を出した鳥は狩人によって槍で打たれる。
つまり今に皇帝、王、将軍を名乗れば各地の者が警戒を強め我に矛先を向けられることが避けられない。
表面より中身をとれ。
しかし、ここで自立するのにあたりハイ侯と名乗る。
使者の虚言は、滔滔と淀みない。
容姿に優れ、聞き良い声の持ち主だ。その言葉は、人につい信じようという気を起こさせる。
しかし何晏は、使者の言葉が高ぶれば高ぶるほど、その様子を変じさせていった。
茫然として、いっさいの相手の存在を忘れ去っているかのようだった。
「何晏さま。何晏さま……?
いったいどうなさいましたか。
どうすれば、このように身体を枯れ木のように、心を冷え切った灰のようにすることができるのでしょう?
今の何晏さまは、先程とまるで違っているように思われますが?」
使者が、不安にかられるのも当然だ。
「ん、ああ… 君か。もう、出て行ってもいいよ。」
使者は、すごすごと部屋を出た。
暫くして。
別の男が何晏の寝殿を訪れた。
この男も、中牟視察に伴っていた。背は低く、肌は浅黒く、鬚は薄く、歯は不揃いで、声も耳障りだ。
「どうでしたか、中牟は。」
何晏は同じ調子で聞くが、男はどもりながら、たどたどしく真実を口にした。
外見の優れた男と、醜い男が別々の報告を口にした。
さあ、どちらを信じたものか?
「おまえの言っていることが真実だ。先の男は、嘘を言っている。」
何晏は、そう断定した。
「歴とした訳があるんだよ。私がお前を信じ、あの男を信じないのにはね。
あの男は、抜け目のないやつで、いつも周囲の人間に自分をよく見せようとしている。
見た目も良いし、声も良い。言葉も、美辞麗句がとめどなく出てくる。
そういう小利口な奴は、自分の利益に頭が回るから、必要とあれば嘘を吐く。
一方、おまえは頭の回らない奴で、自身の身嗜みにも気が行き届かない。
見たことをそのまま口にすることはできても、計算して私利私欲のために嘘は吐くまい。
だから、私はお前を信じ、奴を疑うのさ。」
37 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/22(日) 02:34:43.45
ハイの父老たちからはお祝いの品々が届いた。
すべてを合わせると万金に値しそうだ!
我はそれらの品のほとんどを中牟からついてきた者どもに分け与えた。
「残りの絹数丁は吏部尚書に送ろう。これで尚書を着飾ればたいそう美しいであろうな!」
ハハハ。
>>34 「そういうことであれば。曹鶴は無実なのだから、逗留は取りやめないでおこうか。
先の男は、ん、まあ不問に付してやろうか。
嘘を吐かれたのは腹立たしいが、小さな用事に使ってやれるだけの小利口さはある男だから。」
しかし、程なく急使が驚くべき情報をもたらした。
曹鶴が県令を辞し、沛侯を名乗って自立した、と。
「おやまあ。
非が無いのなら、堂々としていれば良かったのに。
後先考えない割には、この何晏が怖かったようだ。
……殺せ。」
──沛国に詰問の使者が到着する。
例の、「君子ぶった小人」だ。にやにや笑いを浮かべている。
「クックックッ…… 何晏さまはお前達の首をお望みだぞ。
今、神妙に都に上れば一族郎党の命だけは助けてやる。
あくまで背くなら、領民に至るまで殺し尽くせ、とのお達しだ。」
39 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/22(日) 03:02:41.87
「ハイ侯様より何晏様への数々の品を持ってきました。」
使いの者は美しい白髪に白髭のかたち。目はキリっとしている。
大股で歩く様子は自信ありげである。
そう、彼こそ誰もが死んだとしか思っていないあの方。
カチッ
箱をあける音がした!
ッバン!!
使者は箱の蓋を横に投げた。周りにいた人たちが少しばかり動揺していたが、かまわず彼は箱の中の品を取り出した。
赤の生地に美しい鳥と花の刺繍が施されている!
その横には白粉も添えてあった。
>>37 うふふ、絹数丁で丸く収めようとはねえ。
私はそこまで甘くはないよ。絹など、私は欲しければいくらでも、もっと良質なものを手に入れられるのだから。
それよりも、今は、お前をいかに殺してくれようか、それを考えるのが楽しくてねえ。
>>39 大広間の、誰もが息を呑んだ。
名前を名乗らずとも、かっては、魏武を瀕死の際にまで追い込んだ軍師。
彼ほどの気を発する男は、当世には少ない。
「ほお。」
何晏とて、少々の興味をそそられたようだ。
「反徒の鶴の挨拶は、なかなかに粋だね。
この贈り物は、この何平叔を『女人の如し』と揶揄しているのだろう?
よろしい。」
……シュルッ、シュルルルッ!
何晏は身に纏った衣を脱ぎ捨て、陳宮の差し出した女装をためらいもなくしてみせた。
元来、あでやかな着物は美しい何晏が纏ったことで、ますます映え、この世のものとも思えない。
その姿は、何か新しい美とでもいうべきであって、女装の屈辱、などと呼べるものではなかった。
「どうかな。使者殿、どう見える。
この白粉は、返そう。私は元々肌が白いから、紅粉なら映えただろうがねえ。」
42 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/22(日) 07:06:43.59
このスレ
劉弁陛下の承認はあるの?
返答次第では・・・
「ほう、きよげなり。こんなにお似合いとは!ハイ侯は白粉を添えてきたが、何晏様は紅粉の方がお似合い思い、老朽が紅粉を持ってきた。」
公台は袖の中から紅粉を取り出し差し上げた。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/22(日) 07:37:43.48
きよげも何もないだろ
劉弁陛下の承認はあるのか、と聞いておる
(
>>44 前朝廃帝劉弁なら天の人となっておろう。)
46 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/22(日) 10:33:35.77
では劉美陛下の承認は?
47 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/22(日) 23:00:50.45
曹鶴は大漢スレと二股かけている卑怯者
うんこ
>>43 「紅の目利きは確かなようだな、老爺。
繊細な発色に、伸びが良い。これは燕支山の産だろう?」
(何晏は、白魚の中指に紅粉を取って、頬に伸ばしてみせた。そのまま、堂の真中に歩み、口を開く)
「……くだらない。
沛侯も。老爺よ、お前も。
古来より、人は自ら生み出した、無秩序で軽薄な幻想の中に生きてきた。
今、お前の目に映る私の姿も、お前の生み出した愚かな幻想だ。
人の目に映る表面的美質にのみ拘泥し、艶やかな女衣を身に纏い、白粉を塗って悦に浸る何晏。
肥大した自己愛に支配され、己の影を振り返らねば道も歩けぬ吏部尚書。
その幻想の中の『清げ』なる美質が、眼前に真のものとなって現れ、お前は何を思う?
幻想に幻想を重ね、更なる夢に溺れるつもりか?
良いだろう。
ならば、私はその幻想の世界でお前達のために舞い続けよう!
私はお前達の前に立ちはだかる、艶にして大いなる敵として、永劫に舞い続けよう!
…曹鶴に伝えろ。宋国公、開府儀同三司、使持節都督予州諸軍事、足りなくば車騎将軍にもしてやろう。
それで兵を揃え、私を討ちに来い。その気宇があるのならば。」
50 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/23(月) 01:20:24.74
うんこ
51 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/23(月) 07:21:06.08
「ハハハ、いやいやたいしたものよ!」
「それに、あなたが言ってくれた宋国公〜車騎将軍すべていただこう。何晏さま自ら任じられたのであれば天子の詔同前。」
(孟徳め宮より先に死んだのみならず何晏にお前の天下を食われとるぞ。)
「では、」
一礼して出ていく。
トカッ
一礼した公台先生の服から何かが落ちた。
公台は気づかず退出してしまった。
それは緑の布に何か四角い物が包んであるようだ。(何だろう?)
周りでおろおろ者ども。何晏さまの言葉を待っていた...
シーンとなった空気の中に外から風が! ビュウービゥ
突然訪れた音に驚きを隠せない
風に吹かれて軽く結んでるだけの結び目がだんだん緩み中の物が姿を現した。
漆塗りの美しい小さな箱だ
蓋には大きく 【五石散】 と書いてあった。
53 :
上洛して三年目の田舎者:2012/04/23(月) 23:15:02.27
イイね、洛陽はー
やっぱ都会でしょー
ねえねえ、洛陽の最新流行を知りたい?
困ったなーもう
じゃあ、ちょっと 教・え・て あげようかな〜
洛陽の流行は、「五石散」をキメての「清談」。コレだね
田舎者はそんなの知らないんだろ?
あ、服装は隠者風のにしないと、この街じゃ相手されないから気を付けろよ
カビ臭い儒者みたいなのじゃ、カノジョはできないよ?
54 :
昔ワルだった老人:2012/04/23(月) 23:25:37.06
>>53 ワシも昔お前さんのように軽はずみに黄巾を結んだものじゃ…
黄巾さえ着ければ女の子には不自由しなかったがのう
流行りなど儚いものよ…
我はハイで道路整備、水路整備を行なわせていた。
袖が広めで銀の麒麟刺繍入りの黒色の衣服を好んでいる我は木の日陰でくつろいでいる。
その前を整備に当たっている人々が右往左往していた。
56 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/25(水) 01:13:44.30
うんこ
あぼーん
58 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/26(木) 04:31:05.61
うんこ
59 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/27(金) 20:38:43.85
公台先生が帰ってきた。(満面の笑みで)
何晏は曹公の品々受け取ってくれたが殺気のある雰囲気が漂っておった。
フフン、あの者はただ者ではない、公の贈り物には全然激怒も恥ずかしさもなく
堂々としていたぞ、曹公も見習うよう!
・・分かった
>>52 これは?
………………………………………。
“五石散”
これが、あの老翁が持って来た中で最上の手土産かもしれんな。
ここ数日、頭痛と身体の倦怠感が酷くてかなわん。
(シュルシュルッ……!)
(何晏は女装を解き、口元に寂しげな笑みを浮かべた)
酒を煮て、薬を飲み、朋友と清談ができる………。
それだけで、疲れなど吹き飛ぶ………。
ふ、ふふふふふ………。
曹鶴、せいぜいがんばってくれ?
せいぜい、重すぎる位の重責につぶれぬようにな。
──洛陽、夜、散歩
満月が皎々と輝き、微風が木々の梢を揺らす………。
………姿は見えねど、樹上には弧鳥が哀鳴しているのが聞こえる。
はた、何を悲しむのであろうか?
ん……。
このような夜には、詩めいた言葉が浮かぶな?
それとも、老翁のくれた五石散の効能であろうか………?
……天地の道は、窮まること無く一定しているのに、人の世の中は、何故このように煩雑なのであろう?
一度、人としての形を享けてこの世に到来しながら、
己れの存在についてすら覚束ないで、あくせくと、道を失った旅人のように彷徨い歩き、
徒に命をすり減らす、何と哀しいことではないか?
私は、生来優秀なる才に恵まれていれば、竹帛に名が残るとすれば、「伝」ではなく「紀」に残るべきだとも思うが………。
しょせん、皇帝になったとて、いずれ滅びる身の上。
あの、始皇帝でさえ、死に様はあのようであった。
とするならば、古今の知識を得て、精神を無窮の世界に遊ばせる、
これにまさる生涯の目標に勝るものではない……。
麒麟がうごめいた!!
風に叩き付かれて麒麟は黙ってはいない
我が最大の志は一人之下万人之上
いいや、万人之上耳
>>62 “万人之上耳”
(曹鶴が高らかに掲げた声は洛陽にも届いた!)
ふむ……………。
最大の志が万「人」之上か。
曹鶴、お前はどうやら私の探し求めていた真人ではないようだな。
儚い地上の権力などを追い求める輩と、顔を合わせて議論をすることもあるまい。
俗人には、矛と戈を差し向ければ事足りる。
曹休将軍を呼べ。
二万の兵を与え、予州の賊を討つように、これは、勅命である、と。
【宋国公討伐のため、洛陽は軍備を整え始めました】
(魏の将軍など、やってくれる人を募集します)
(曹休など、いてほしいですが、そうでなくてもかまいません)
──洛陽、何晏邸
「下のものは、上のものの如く 上のものは、下のものの如し」………………………。
この古書の言葉に、貧弱な解釈を加えれば、それは、天下麻の如く乱れた当代の様相を指すことになる………。
だが、より高邁な解釈を加えれば、それは、
“天上界の様相は地上に影響を与え、地上の様相もまたかくの如し”
という一つの真理になる………。
宇宙と人間を支配する法則に従い、神による天地創造を壺の中で再現する………。
(様々な材料は、壺中で一つに合わさり、やがて薬に成形する)
この神薬の出来はいかほどであろうか?
罪人の身体でもって試すとしよう………………………。
66 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/27(金) 22:56:41.28
ハイ県の整備が整い、すっかり一新した。
県の無老無弱無男無女之別で集まり酒宴を催した。
・・カタッ(曹鶴案上に立つ!)
諸衆に言ふ
我は宋国公曹鶴なる者、号は珀麒麟とす。
何晏陛下が我を宋国公に封ぜられた、名正言順の肩書きじゃ ハハハ
よってハイ県を宋都と名付け洛陽より立派な都にしようではないか アァ・・
聞くところによると何晏は仙人か真人か知らないが、とにかく人間(ひとま)にいる神を目指しているようだ。だが、我からみて彼はただの紙だ!!!
67 :
宋都の民:2012/04/27(金) 23:11:25.18
沛の民120万、宋国公の威に服するのみでございます
>>67 民に向かって渾身の一礼をする。(涙を無理矢理絞り出し・・)
父老郷親の方々、このような不才な曹鶴ながら(涙)ウー
我は民の信頼ありて立つ者、このような、このような
ああ〜 もったいない(大泣き)
よしよし、宋民は一年免租いたす!!!
仕官のものも大切に扱う(何晏に対抗するため)
69 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/28(土) 01:54:57.27
うんこ
「勅命、だと……?」
大将軍曹休は不快感を隠そうともしない。
「正統の詔勅が絶えてからずいぶんになる。そのような事、三尺の童子でも知っておる。
何晏め、吏部尚書を襲っただけでは飽き足らず、朝命までも弄ぶか!」
>>68 (曹鶴のもとに、魏の大将軍曹休からの密書が届く)
──密書に曰く
………何氏は天下の病巣。かつて何進と何后は権を専らにして漢朝を害したが、
此度はその末裔の何晏が魏宮を食い荒らしておる。また悲しからずや。
宋国公とわしとは共に魏の宗室たり、いかんぞ何賊の跋扈を座視できようか。
わしはこの度二万の兵を預かる身となった。ねがわくば貴君と共に君側の奸を除かん。
貴君が兵を率いて外より攻め来れば、わしは内より内応する心積もり。
良い返答を待つ。
文烈から密書か!(ちっと予想外だが)
>>72 (洛陽の軍備は着々と進む。そのような状況の中、曹鶴のもとに第二の密書が届く)
──密書に曰く
子翠どのには、何故返信を下さらぬのであろうか。わしの言葉が信用に足らないからであろうか。
何晏は今にも非道を勅令として発し続け、正統の皇帝陛下の心痛は深まるばかり。
それを、宗室のわしが許し置けぬと言ったところで、何の不思議や疑わしきところがあろうか。
必ず、わが内応をお許し願いたい。
ただ、大事を前に、わが妻子を宋国に匿って頂きたいのだ。
わし一人ならばいかようにも何晏と戦うが、それでも妻子を危機に晒すのは、心苦しい。
事前に何賊の手の及ばぬところに逃がすことができれば、思うことなく戦うことができるというもの。
良い返答を待つ。
ん〜 分かった
文烈どのの気持ちが痛いほど伝わってくるような
諸葛格を喚べ!
我ら宗室のことだ 国の主が曹(鶴)だったら分かるが、何とか何処の田舎ものだ!かの祖父何進なぞ屠畜の輩、曹文烈どのよ孤につくがよい!貴方は孤にとって兄弟に等しい、貴方の子は則ち孤の子だ。
出兵の件も承知した、近いうちに何晏を攻める
返書は万が一何晏に見られたら困る、よって直接人を寄越す。
孤の由、そなたが口頭で伝えよ
75 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/28(土) 19:42:51.33
諸葛恪?
まさか呉の諸葛殿が宋国に手を貸しているのか!?
>>74 (大将軍曹休、太く凜々しい眉をほころばせ大きく頷いた)
子翠どのは、この文烈の心を明察してくれたか! 忝い!
今日までわしは四肢を鎖に閉ざされておったも同じであった。だがこれからは違う。
子翠どのにお伝えせよ。西上の際には御心を安んじられよとな。
曹文烈、名に恥じぬ戦いをしてみせよう。
ついては、わしの妻子が宋国に無事到着して後に兵を挙げて欲しい。
何晏はわしを警戒しておる故、わが邸から女子供の車が出るのを警戒していよう。
よって妻子は下女と丁稚奉公の小児にやつしてそちらに向かわせる所存。
懐に持たせたわしの割符が証拠の品じゃ。よろしく頼む。
──数十日の後。
卑しい身なりをして、旅に垢じみた夫人と二子(曹肇、曹纂)が宋都に到着した。
夫人は震える手で割符を取り出し、都城の門衛にそれを手渡した……………。
夫人「恐ろしいことでございました。わが良人は、囮を何組も先行させ、
洛陽の門衛を金で買収してまで、私どもをこちらに送ってくれたのです………。」
■宋都
夫人はさぞお疲れでしょう。先日落成した平安宮をお使いください。
文烈殿は我が兄弟、夫人は我が妹だ ハハハ。
二人の子は公台先生に教育をさせましょうか。
(陳宮は最近暇なので毎日釣りを楽しんでいる、しかし一度も釣れていない。よく釣竿を見るとふつうの釣竿と異なっていた 何でだろう??)
夫人は長旅のあと、あまり長い話は疲れるでしょう。
(十人の出来のよい宋女を夫人につかせ、夫人を平安宮に案内させる。)
79 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/29(日) 22:27:19.85
うんこ
>>78 疲労が滲む曹休夫人の顔に、少しだけ光が差した。
夫人は何度も何度も礼を繰り返し、二子を励まして「平安宮」へ。
見知らぬ地で、やや萎縮していた子ども達も、母の後について歩くうちに笑顔を見せるようになった。
数十日の過酷な逃亡、神経を磨耗する旅の間、
幼子にとってこの母親がどれだけの心の支えとなったことだろう。
そもそも、曹休夫人というのはそれ程心の強い女性ではなかった。
家庭にあっては強く優しく、頼りがいのある夫を唯一の男と慕う、
どこか少女のような弱さを残す女性だった。
それが、自らの細い腕と脚で、二子を守り宋都までの逃避行を成功させたのは、
ひとえに良人への信頼と、二子への愛情があってこそのことだろう。
──平安宮。
落成したばかりの宗室のための宮殿は、どこか、ありし日の「建安」の風情を感じさせる。
「建安」の時代。かの太祖武帝曹操の時代は、その「慷慨」の気風が世の隅々まで行き届き、
人々の装いも建築物もみな質素にして剛健であった。
凛と涼やかで、竹を割ったように清清しい。
曹休夫人と二子にとっては、生まれ育った気風にかえったような懐かしさである。
宋都を作り上げた男、曹鶴、字は子翠………。
歳は若いが、「文烈殿は我が兄弟、夫人は我が妹」と豪快に笑う姿は、曹操にとてもよく似ている。
七尺八寸の背丈、五寸の髭、威厳をたたえた面持ち。
それは、ともすれば女性や子どもには威圧感を与えかねない強面だが、
どこか曹操に似た雰囲気が、彼らに安心を与えた。
この人の生きる都なら、第二の人生の場として申し分無いかもしれない………。
ときに、この宋都にあってとりわけ頼りになる男が、曹鶴のほかにもう一人いた。
陳宮、字は公台。この男が、老人とも思えぬ立ち居振る舞いで城中を闊歩すると、
自然と清風が吹き、周囲の人々にまで良い緊張感が伝染した。
二子は、陳宮が好きだった。
陳宮を師として、どんな学問でも吸収し、めきめきと実力を付けていった。
未だ花ひらかぬ幼子だが、長じて後は、ひとかどの人物として宋国を支えることだろう。
>>78 ■宋都
曹肇「陳老師、また釣りをしておいでですね。
老師の姿は、まるで大公望のようですね。
すみません、『史記』の「斉太公世家」を読んだばかりなのです。
文王は釣りをしていた大公望を軍師に迎え、周朝の礎を築いたとか。
なぜ文王は石(数多の釣り人)の中から珠玉(太公望)を一人見出すことができたのでしょう。
大公望はなぜ文王に志を託したのでしょう。
……………………………………。
老師、私もいつかは大公望のような人物になれるでしょうか。
日々の学びは、とても面白く。しかし、矢のごとく過ぎる刻の中で
焦る気持ちがないでもないのです。」
曹肇………
この曹休の長子は、早熟の男子であった。
武人肌の父親に似ず、文学人的な気質で、多感であるとともに、どこか危うげな繊細さも持っていた。
曹纂「…………………………………………………………………………。」
曹休の第二子、曹纂は陳軍師に話しかける兄の後ろで、上の空の面持ちだ。
ひらひらひら………
春の白い蝶が、暖かい日差しの中、花から花へと飛び遊ぶ。
曹纂はじっとそれを見ていた。
やがて嬉しくなって、自分の両手も蝶のようにぱたぱたと羽ばたいた。
この幼子は、兄に比べると学習ははかどらない。
学んだことはすぐに忘れてしまうし、学習中も上の空になることが多く、
よく兄に叱られている。
しかし、まっすぐな人格という点では、兄よりもよほど長じているだろう。
83 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/30(月) 13:42:12.76
ハハ!曹チョウは子健公子に負けない才をお持ちだ いいことだいいことだ
公台先生みたいに立派な方になるのだ
……そうだなあ よし
太祖の頃に建安の七子と呼ばれる立派な文人たちいたそうだなあ、我も此に倣い近い内に宋都で「詩歌会」を催しもっとも優秀な七人を選びだそう!その時はチョウも参加しな、楽しみにするぞ
……うーん、洛陽が気になるが………この平和な宋都になにもなければよいが
84 :
武臣:2012/04/30(月) 13:50:17.54
詩歌会ですと!
殿、何晏は恐ろしき男ですぞ
清談に身を置きながら一方では謀略に頭を働かす
平和に見えても、いや平和に見える今こそが油断ならぬ刻なのです
曹休将軍との約もあります
脇目もふらず軍備を整えるべきです
夫人も子らも長く曹休に会えぬでは寂しがりましょう
85 :
文臣:2012/04/30(月) 13:53:25.96
ははは 武臣殿は何をおっしゃる
皇帝陛下はおっしゃった 「文章は経国の大業にして不朽の盛事なり」
ところが今天下から正しき文が滅びようとしている
今一度天下に正しき文事の有り様を教えるためにも詩歌会は必要なのです
さあ曹鶴の決断やいかに!
86 :
曹鶴 ◇FFuF8qXBFw:2012/04/30(月) 13:56:42.34
昨年のゴールデンウイーク
4/29金 ヒルナン 4.8 いいとも 9.3
5/2 月 ヒルナン 3.0 いいとも 9.4
5/3 火 ヒルナン 3.5 いいとも 9.9
5/4 水 ヒルナン 4.3 いいとも 8.5
5/5 木 ヒルナン 4.9 いいとも 10.8
87 :
曹崇 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/30(月) 14:40:26.93
>>84 >>85 詩歌会はなにが何でもするぞ
纂もするか?
「・・・・。」
そうか、分かった。公台、纂は孤の側に置く、先生一人で二人を教えるのは大変でしょう
■宋都東市・西市張り紙
「詩歌会」の案内
・参加自由、ただし名無しは無効とす
・課題は漢詩一首(詩体は自由)。
・もっとも優秀な七人を孤が選ぶ
よーし、孤も久しぶりに詠んでみるとするか(三曹に負けないぞ!←ちょっと言い過ぎた)
そうだ!何晏も招いで於こう。……いやいや、何晏様だ ハハハ
天下の文人を招くのは大切な事業だ、怠っては成らぬぞ!
………で、
>>84 もそうだなあ。
んー………………。
>>89 (何晏は側近に語らった)
ふむ…………………………………。
わしは、宋国の「詩歌会」の噂を聞き、まず会の趣意を知りたいと思った。
会の趣意は、
「建安七子の後継たる七人の詩人を選定する」
ことであった。
常々思っていることがある。
詩文というのは、必ず根本に作者の「思想」があり「目的」があり、作品はそれが発露した形である、ということだ。
たとえば建安の文壇の牽引者は誰であったか。…………太祖曹操。その子息。その参謀。
旧い漢に代わる、新たな価値を創造しようとした人々の、「悲憤」「慷慨」の爆発。
その発露の一つの形が魏の建国であり、別の形での発露が建安文学の興隆だ。
だからこそ、人々の胸に響いた。時代を牽引した。
ところでわしも、この「思想」と「目的」を持っている。
ん………………? それは何か、だと?
…………人体は、天と地が発する陽の粒と陰の粒を無尽蔵に吸収する。
これら二つの均衡が崩れると病になる。
ゆえに、粒を変成させて均衡を保てば、どんな病も治るのだ。
わしはこれを、天下にも当て嵌めて考える。
天下もまた、陽の粒と陰の粒を無尽蔵に吸収し、その均衡が崩れたとき、乱世となる。
ゆえに、粒を変成させることによって……………。
つまり、あらゆる価値を相対化することによって……………。
死と生、苦と楽、賢と愚、貧と富、貴と賤、美と醜、健康と病弱………
あらゆる対立を同価値とする価値観を流布させることによって、より高次元の人間(ひとま)を創世する。
これがわしの思想と目的だ。
その格好の道具が老子であり、荘子であり………。
わしの思想は、われながら人々の胸に響き、当代を牽引している、と思っている。
それこそ、建安の時代に幕を下ろし、新たな世を牽引する、高邁にして真実なる価値観として。
ひるがえって考えてみよう。
曹鶴の主催する「詩歌会」の正体とは?
建安の残滓の後を追い、思想も目的もなく、小手先の修辞で作られた「美文」の発表会なのか?
それとも、わしの「清談」の偉大なる好敵手、新たな文壇の萌芽なのか?
気になって仕方が無い。
わしは、それを見極めるため、自ら宋都に赴くことにしよう。
曹鶴に、わしが「詩歌会」に参加すると伝えろ。
それから、楽しみにしている、ともな。
94 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/30(月) 15:23:40.32
ハアハア、申し上げ、上げます。洛陽の何晏が自ら来る様子です。
ホー!何晏が。孤はこのような男が好きだ、敵地に一人で赴く…当に大丈夫だ。
曹休の家族がここにいるのを察知されたら困る。
参加させたかったが、チョウと纂は平安宮にいてくれ。
95 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/30(月) 15:51:08.38
■宋公国まとめ
【公爵】曹鶴
【配下】陳宮、樊カイ、諸葛格
【亡命者】曹休夫人、曹肇、曹纂
【亡命予定者】曹休
【公都】宋都(旧名・沛)
【軍政】屯田制
【民政】孝行の奨励、道路整備、水路整備
【文化】詩作の奨励(詩歌会の開催)
(何晏が洛陽から離れた隙に曹休が洛陽を占領出来れば……)
97 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/04/30(月) 15:55:50.21
■宋公国まとめ(修正ver.)
【公爵】曹鶴(字・子翠、号・珀麒麟)
【配下】陳宮、樊カイ、諸葛格
【亡命者】曹休夫人、曹肇、曹纂
【亡命予定者】曹休
【公都】宋都(旧名・沛)
・平安宮⇒公宮。建安風の質実剛健な建築様式
・東市、西市⇒繁華街。布告はここで行われる
【軍政】屯田制
【民政】孝行の奨励、道路整備、水路整備
【文化】詩作の奨励(詩歌会の開催)
98 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/30(月) 20:08:01.08
詩歌会の名を何といたそう?何晏が来るのも配慮に入れて考えなきゃな!
………zzz
曹纂が孤の懐中で寝息をたてている。ああ〜なんて可愛いんだろう
>>94 夫人「何晏が、来るのですか?」
(最近は愁いも薄れ、血色も良くなっていた曹休夫人だが、この時ばかりは顔色を失った)
夫人「まさか、私どもの事が知れた訳ではないでしょうが………。
何晏は恐ろしい男です。宋公さま、どうか子どもたちだけは守ってくださいませ………。」
曹纂「ぅぅん…………………………………………………………………………。」
(曹纂だけは、小さな口をもぐもぐと動かして満足げに寝返りを打っている)
曹肇「………。
何晏は、よほど自信があるのですね。
敵地に乗り込んでも死なぬ自信。公然と自分の詩を世間に発表できる自信。
どこか、羨ましいと感じてしまいます。
敵だとは、わかっていても………。」
「夫人、無論だ。貴方も含めて我らすべては曹家の者。
貴方がたに何かがあれば文烈どのに申し訳ない。」
(この詩歌会では孤が何晏に勝たねばならない。)
皆に何晏の醜き本性を晒し出すいい機会になる!……勝たねば 勝たねば
………うーん。
孤の言葉の弾みで曹纂が寝返りを打った。
名詩は一朝一夕には生まれません。
必勝を期するならば、古の珠玉に微細な手を加え、我がものとして発するのが良いかと。
名も無き者の詩作であれば、宋公の手に渡るのは、むしろ名誉なことと言えましょう。
(曹鶴に盗作を勧める)
古詩を一首
対酒当歌、人生幾何
太祖丈夫、三国之首
南征北伐、昌昌晃晃
孤長簫乎? 非也非也
子翠之才、不如太祖
平叔之才、如太祖乎?
非也非也、不如不如
……今借太祖之詩一用、失礼失礼
103 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 00:35:30.13
うんこ
出会えー!曲者だ!くせものだー、くせーものだ、くさいものだ・・・うんこ
ワイルドだろぅ〜
「嗚呼、射精寸前」男悶絶。「口内発射可?」
「不可」女曰。「貴殿射精場所即我膣内」
女舌技停止。萎縮物即硬直、聳立。先端、先走汁有。
「騎乗可?」女訊。男頷了解。
女、硬直物添手、潤滑繁茂地帯誘導。
「嗚呼」女悶。「我膣内、巨大硬直物挿入完了」
女下半身躍動開始。一、二、三・・・
「嗚呼」男短声。「謝罪」
女呆然、運動停止。「貴殿既射精!?」
「汝舌技巧妙故。御免」
「最低!! 三擦半男!!」女絶叫。「亀頭鍛錬不足!!
貴殿包茎手術経験者!?」
「何故汝知其事実??」
男墓穴。
以後、男、性交時避妊具二重着用
107 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/01(火) 18:51:34.53
>>102 お恥ずかしい……。ハハハ。
今日の出来は今一だ。
太祖は詩経から引用した詩を作られたが、孤は太祖の詩から取ってきた!
作るのに焦りがあり…うーん、もっと修行を積まなきゃ。
詩歌会までが楽しみだのう
何晏様が来次第始めるとしよう
108 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 20:00:06.24
109 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 20:03:47.69
>>109 独自性?
何をおっしゃる、宋公は太祖をよく敬っておられるではないか
(当時は先行表現を借用することはむしろ尊ばれた)
111 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 20:13:09.36
>>107 ──宋都。
すでに「詩歌会」前の高揚が都を包んでいる。
詩名を揚げるために到来した無数の文人。
この機に臨時収入を得ようと市を並べる商人たち。
満室でない宿はどこにもなく、飯店も終日人の声がやまない。
そんな中へ、六頭だての馬車が到着した。
馬はどれも乱れのない白毛で、馬車の蓋いは青白の色。
御者が呼ばわった。
ウェイ リブシャンシュ フェアイェン
「魏、吏部尚書、何晏!」
ウェイ リブシャンシュ フェアイェン
「魏、吏部尚書、何晏!」
その声に、周囲の者が一斉に振り向いた。
場を包む静寂。
やがて、当直の者が慌ただしく、曹鶴のもとへ何晏の来訪を告げに行く。
何晏は自分を見つめる周囲の者をちらとも見ない。
袖を払って立ち、案内の者に続いて曹鶴のもとへ。
「お前が曹鶴か。わしは以前、お前が県令であった頃、中牟への逗留を企図したことがある。
その時は、会うことが叶わなかったが、それはかえってよかったのかもしれんな。
『詩歌会』とは面白い。
わしは、いつでも準備ができている。
どこで待てば良いのだ?
わしは第何番目に詩を発表することになっている?」
114 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/01(火) 21:51:51.22
ーーータタタッ
ソングォゴン ツァオハー
「宋国公 曹鶴」
こちらも負けずに名を上げさせる。
(うーん、美しい 自分とはひと味異なった美しさだ)
ハハハ、何晏様がいらっしゃるので宋国宮の南の庭に閣を築きましてな。
ーーーー【鳳帰閣】ーーー
ひとまず、そこで茶を。
115 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 21:58:23.76
クマッタ蛆虫
>>114 ありがたい。旅すること数十日、茶の香味を懐かしまない日はなかったのだ。
わしとても、茶器を携え野に茶を点て、折々の風景を楽しみたかったのだが、そうもいかなかった。
何せ、わしの不在を狙って不届き者が蠢き始めるやもしれなかったからな……。
立つ鳥が後を濁さぬがごとく、万全の用意をしてから発ち、旅中も洛陽の情報を収集しなければならなかった。
──鳳帰閣
……………鳳帰閣とな。鳳が帰る庭、好い名前ではないか?
鳳は志を抱いて飛び翔け、その果てに地上に帰るというな。
双方の志が成るのはいつのことであろうな?
わしは、茶の味にうるさいぞ。(冗談を言うように笑って)
楽しみにしている。
宋国公、わしは道中、お前が「詩歌会」に向けて試作したという詩を聞いたぞ。
対酒当歌、人生幾何
太祖丈夫、三国之首
南征北伐、昌昌晃晃
孤長簫乎? 非也非也
子翠之才、不如太祖
平叔之才、如太祖乎?
非也非也、不如不如
太祖の詩の換骨奪胎だな。
初句と第二句の力強さに、生前の太祖を思い出した。
第三句から第六句も、短い中に太祖のかくかくたる生涯がよく表現されている。
だが、構成がわしの好みではない。
今どき、四言詩は無かろう。
いや、あえて時代遅れの四言詩を作るにしても、その中にも誇りが欲しい。
これでは、旧い作風で卑下をしているようにしか見えん。
太祖はもう、墓の下の骨だ。
お前はまだ生きている人間だ。しかも若い。
それなのに、作風も旧く、過去の人間に及ばないと歌うのは、あまりに卑屈ではないか?
118 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/01(火) 22:20:45.40
そうですか。詩が古いと。ハハハ。(何かが引っかかる彼の言葉の何かが)
ピクッ! カチャンーーパリンー(孤の手から落ちた。)
ピカー……
………ゴゴーゴロゴロ
イヤに眩しい光に天地を動かす音
(心に浮かんだのは洛陽に万全の用意……彼の言葉だった・・)
茶が一面に散った。と言うより広がった形が一輪の花になった。
>>118 …………詩はたえず進化している。建安は確かに詩文の革命であったな?
だが、建安の夢はもう終ったのだ………………。
花の色が、やがては移ろい枯れていくように。
旧い詩風が打ち棄てられ、廃れていくように。
人もまた、旧態依然としていては滅びてゆくのみ。
ピクッ! カチャンーーパリンー(曹鶴の手から、茶杯が滑り落ちた。)
ピカー……
………ゴゴーゴロゴロ
大将軍曹休。
彼もまた、消えねばならん旧時代の遺物だったのだ…………………。
ん、どうした?
手が震えているぞ。
瞳孔が開き、視線も定まらない。
どうしたというのかね。
曹休の誅殺が、どうかしたのかね?
(あだ花と化した茶から目を背け、雷雲を遠望しながら、口元に寂しさを浮かべた)
120 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/01(火) 22:35:20.99
「嗚呼、射精寸前」男悶絶。「口内発射可?」
「不可」女曰。「貴殿射精場所即我膣内」
女舌技停止。萎縮物即硬直、聳立。先端、先走汁有。
「騎乗可?」女訊。男頷了解。
女、硬直物添手、潤滑繁茂地帯誘導。
「嗚呼」女悶。「我膣内、巨大硬直物挿入完了」
女下半身躍動開始。一、二、三・・・
「嗚呼」男短声。「謝罪」
女呆然、運動停止。「貴殿既射精!?」
「汝舌技巧妙故。御免」
「最低!! 三擦半男!!」女絶叫。「亀頭鍛錬不足!!
貴殿包茎手術経験者!?」
「何故汝知其事実??」
男墓穴。
以後、男、性交時避妊具二重着用
ーーーひどい頭痛に襲われた。
なにも言わず手を振り、散った破片を一つ一つ拾い上げた。心不在エンなせいで指を切ったので、これを理由に閣から立ち去ることにした。
「……諸葛格!孤の代わりに何平叔様の相手をしていただきたい。何晏様、ハハハ。今しばらく失礼いたす。」
痛たたた……。このような激しい頭痛は久しい。指を押さえて直ちに立ち去った。
ーーーーザァー!!!
雨が閣を出る孤を待っていたかのごとく庭に容赦なく叩きつけた・・。
122 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/02(水) 00:10:37.12
>>121 ああ、いいとも。わしはここで待たせてもらうよ……………………………。
(何晏は、寂しげな表情のまま、鳳帰閣のあずまやに、いつまでも、いつまでも座っていた。
雨は、全てを、その音と白いもやの中に閉じ込めた。
(ザァ……………
(雨の音の中、何晏は、いつまでも、いつまでもそこに座っていた。)
(鳳帰閣に残された諸葛格が口を開く)
諸葛格「皇帝の信任厚い大将軍が誅殺されるとは、これは近年聞かぬ凶事」
「宋国公のご心痛も、想像するに余りあります」
「聞かせて頂いても宜しいでしょうか? 曹大将軍の誅殺とは如何なる訳かを」
(白雨の煙の暗さに、鳳帰閣のそこかしこでは燭台が灯されていた)
(その赤赤とした光を収めた諸葛格の瞳は、紅水晶の如き底光りを湛えて、何晏を凝鉾している)
>>124 ん………………………………………?
(じっと雨音に耳を傾けていた何晏は、そこで初めて、深い情動に艶を帯びた声を聞きとめた。)
諸葛格、かな、君は?
(諸葛格の赤赤たる眼光を見返す何晏の双眸は、さながら壺中の水の表面のように静かだ)
大将軍は何故誅殺されねばならなかったのか?
それは、彼が自身で、その帰結を求めたからだ。あれほどの才があっても、主上の寵があっても、
彼は常に恐懼していた。恐懼は道に背く行いに繋がった。そして、結局のところ、全てを失った。
愚かなことではなかろうか?
………具体的に話そう。
曹休大将軍は、わしの外出を見計らい、洛陽景福宮の占拠を企図していた。
定めし、景福宮占拠の後には主上か太后の詔を、迫って手に入れる腹だったのだろう。
彼はその計画を実行に移した。
わしが発って三日目の夜のこと。
彼は麾下の将士と共に真っ直ぐ景福宮を目指した。
景福宮の階。
そこには曹真どのが立ちはだかっていた。
曹真どの……わしと同じ境遇に育ち、彼の子息は、わしの教え子でもある。
曹真どのは問うた。
「何為れぞ、宮内に兵を入れたるか」
大将軍は答えた。
「正邪を明らかにし、政を糺すのみ」
………その発言が引き金となった。
大将軍の背後から、彼自身が率いてきた将士達が、無数に槍を突き出した。
………………………………………。
(何晏は、再び沈黙して諸葛格を眺めた)
(諸葛格は曹休の心底を疑っていた)
(彼が妻子を捨ててまで、遠大なる調略を行わんとしていたのではないかと)
(主である曹鶴を害そうとしているのではないかと)
(が、もしも何晏の言葉が真実ならば、曹鶴はただ味方を失ったことになってしまう)
(そればかりか……子を匿っている事を知られれば、何晏の引き渡し要求で、要らざる諍いが生じかねない)
(今は何晏が、どこまでを知っているのかを知り、それを曹鶴に伝える事が肝要である)
>>126 (何晏の話を聞き、諸葛格の視界がすっと細くなった)
諸葛格「……それで、誅されたと言うわけですか」
「しかし、恐懼とは解せません」
「将軍の変心は予期できぬものであったのでしょうか」
「故無きものと言えましょうか?」
「正邪を明らかにし、政を糺すのみ」
「それは、やはり真実の言であり、将軍は君側の奸を除かんとされたのでは無いでしょうか」
>>127 はて、誰が知ろう………………………?
今となっては、大将軍の心象の真実を知ることは、誰にもできはしない。
恐懼であろうか。はたまた義憤であろうか?
恐懼だというのはわしの憶測に過ぎん。
厳然と、存在する事実は、大将軍が誅殺されたということのみ。
だが、冷静に考えてもみよ?
この話も、わしが旅程に伝え聞いた報告に過ぎん。
また、この場の会話も、わしの好き勝手な放言に過ぎん。
君が信ずるや否や?
それは君の自由。
信ぜぬとあらば、曹休は君の心の中では生き続けていることになる………………………。
不明、不明…………。
人の言など、信用ならぬもの…………。
(諸葛格を煙に巻くような言を吐いた後、何晏は声の調子を変えずに言った)
大将軍といえど、一人の人………いや一個の生命。死はその終焉に過ぎん。
その意味付けは、生者に委ねられている。
わしは、「正邪」やら「真実」やら「欺瞞」やら、「君側の奸」とやらに興味はない。
わしが彼の死のためにしてやれる唯一の意味付けは、こうだ。
世は、確実に移ろい過ぎる。
建安の夢は終った。気風も、何に価値を置くかも。
将軍はそれを受け入れることができなかった。ゆえに、存在を許容されなくなった。
それは運命だ。
悲しいことではない。
全ての存在は、大きな道………運命の支配下にある。
生も死も等価値。
………………………………………。
>>128 (何晏……怒りで口を滑らせる様な人物ではない、か)
(まるで掴み所の無い霧のような男だ。黄初を隠す霧)
(これでは、此方から曹将軍の妻子の話は切り出せないか)
諸葛格「生も死も等価値とは、何やら幽山に遊ぶ仙者のようなことを仰られる」
「政に携わる者が、正邪に関心を持たないなど……民には聞かせられませんな」
「私などは、てっきり正邪は時を超えて移ろわず、確固とした価値を持つものと思っておりましたが」
「しかし、正邪の価値すらも移ろうならば、罪有る者が、後の世で義人とされることもあるでしょうな」
「今、誅された曹大将軍も。後の世では義人に」
「そうなれば、その時の人々は何事も無かったように石碑を建て、その子孫を列侯に封じるんでしょうね」
(沈黙の中、屋根を打つ雨音が次第に柔らかいものに変わってゆく)
(諸葛格の背中は、いつの間にか冷汗でじっとりと湿っていた)
諸葛格「……そろそろ、宋国公も戻られそうです」
「近年は具にもつかぬ物を仙薬と偽る輩が増えているとも聞きますが、宋の医官は優秀なようだ」
>>129 「民には聞かせられない」?………そうかもしれん。
窮極的には正邪の別など無いという真理は、
「今は」必ずしも万人に受容されるものではない、といえよう?
しかし、後世では受容されているかもしれん。或は、永劫に少数派に留まるかもしれんな…………?
誰が知ろうか?
曹休のことも同じだ。後世に名誉を挽回するかもしれんし、そうでないかもしれん。
(次第に弱まる雨音と反比例し、何晏の言葉はじっとりと湿る不気味な艶を孕み、諸葛格の身体に粘着する)
世の移ろいは、ひたすら神秘で、疾くせずして速やかに、行かずして至るものだ。
その有様と同様である人こそ、真人や神人と呼ぶべきであって、
その者こそ、無限の時の流れの中で一貫して不変の地位を保つことができる。
真人で無い限り、罪人であろうが、義人であろうが、さして変わりは無い。
子孫…………。
曹休の子孫か…………。
夫人や二子を腰斬に処したという報告も、真実であるかもしれんし、欺瞞であるかもしれんな………………………?
或は匈奴の地へ、或は呉へ、或は蜀へ逃げたかもしれんし、この宋都に逃げているかもしれん。
ふふ、不明、不明…………。
(諸葛格は、何晏の「言葉」から情報を探り出そうとした。
「言葉」に絶対の信を置く。いかにも建安の薫陶を受けた士大夫だ。
(……それが失敗である、と言ってくれよう。
(何晏ほど言葉に不信を抱く人間は、当代に居なかった。
何晏は、己を探ろうとする諸葛格の、視線を、所作を、声音の微妙な変化を、執拗に観察していた)
(何晏は次いで、薬品の話題に言及した)
まことに、何の薬効も無い粗製濫造品が、世に蔓延ることほど不快なことはない。
仙薬とは、崇高な技芸。神による天地創造を、壺中で再現したもの。
理と経験を礎に、思想と美意識を柱に、才能の閃きを金槌として、
確かなものを作らなければならない。
たとえば、自慢をするようだが、「五石散」ほど優れた仙薬はないぞ?
文人が喫すれば、思考が泉のように湧いてくる。
この「詩歌会」を通じ、さぞかし信奉者を増やせよう。
君も、やってみるか?
………宋公も戻るなら、やってみるか?
庭を抜けて我が愛馬【麟霊】に跨り宋国宮に向かうが途中で落馬し、泥の中に投げ込まれた…………。
ーーーー宋都各所
オー!麒麟が天に上る
宋民が叫ぶ
……孤は麒麟になっていた。優々とした珀麒麟に。
身が軽くなり、ドンドン上る。雲に跨り【鳳帰閣】を下にする、雨で見えないはずの鳳帰閣がはっきり見える。
…………ハッ!
ただ床で夢を見ていただけだった。
ん?ここは……
ーーーー平安宮
曹纂がにっこり床の端に座っていた。
134 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/02(水) 11:12:22.78
うんこ
>>133 典医「オオ、主公、良かった。遙か天上よりお戻りになりましたな。
ハハハ、うわごとのように麒麟と天上よりの眺めを口にされていましたぞ。
それにしても、心配をかけなさる。
頭痛まで太祖に似られては、医師としては気が気ではありませぬ。ハハ…………」
曹纂「曹鶴さま……………………………大丈夫?」
(曹纂は、曹鶴が回復したのに気付くと、にっこりと笑った)
典医「主公は覚えてらっしゃいますか。
曹纂さまは、主公の役に立ちたくて、それがしの手伝いを甲斐甲斐しくしてくれたのですよ。」
(ふと見れば、窓辺には、曹纂が手摘みして飾った白い小さな花)
(雨上がりの柔らかな日差しの中に、心地よさげに揺れていた)
136 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/02(水) 12:38:02.47
クマッタ蛆虫の巣窟
137 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/02(水) 13:17:56.19
どっちがクマ公?
138 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/02(水) 13:25:22.13
笑っていいとも!
フジテレビ 2012年 12:00〜13:00
えらんでスージーGWスペシャル!ということでフジテレビ女子アナが集結!
仕事の苦悩や(秘)私生活…さらには禁断の過去へも肉迫!!
OPには最近ジュノンボーイも参戦で必見!!
テレフォンショッキングゲスト
斉藤和義
フジテレビ女子アナが集結!
平井理央アナ、加藤綾子アナ、斉藤舞子アナ、本田朋子アナ
総合司会
森田一義(タモリ)
青年隊
noon boyz(真田佑馬・野澤祐樹)
水曜日レギュラー
太田光(爆笑問題)、タカアンドトシ(タカ・トシ)、柳原可奈子、三ツ矢雄二(隔週)
テレフォンアナウンサー
本田朋子(フジテレビアナウンサー)
ハァーーー。←ため息
何晏に伝えよ!
>>132 そこまでおしゃるならやりましょうか。
頭痛が和らぐかもな……。
ああ〜曹纂はなんて可愛いのだろう。兄のチョウにはない何かが潜んでいる。
ーーー平安宮に陳宮と曹チョウが入ってくる
曹纂「兄上!」纂の目がキラキラ輝いている。
陳宮「曹公、大丈夫ですか?」
ううん……。
>>139 では、一包み贈るとしよう………………………。
【何晏は曹鶴に、一袋の五石散を贈りました】
酒は心を濁すが、五石散は心を研ぎ澄ましてくれるぞ。
鬱憤がたまりそうな時には、五石散を喫むといい。
不思議と、心が和み、平静を取り戻すことができるぞ……。
夜、邸に帰り、書を紐解き、
そのとき、そのときの気分で薬を選び、喫すると、なんだかほっとして、疲れが和らぐ。
どれを喫もうか、あれこれ迷うのが、また楽しいのだ。
熱い夏の夕方、蜩(ヒグラシ)の鳴き声を聞きながら。
少し涼しい晩夏の夜には、蟋蟀の鳴き声を聞きながら。
少し冷たい北東の秋風が吹いてくると、薬の発熱がほどよく身体を温めてくれるので、ほっとする。
金木犀が香る頃には、金木犀の花が混じった桂花茶を点てながら。
蜻蛉が飛んでいる秋の空を見上げながら、外で薬を喫むと、季節の移ろいを感じる。
晩冬のころ、部屋に差し込む日差しを浴びながら喫むと、大自然の力強さを感じる。
啓蟄のころ、南側の陽の光が射し込む部屋で喫むと、春の足音が感じられるような気がする。
色々な季節に、色々な薬を飲み、豊かな人生を歩むがいい…………。
ああ、言い忘れていた。
薬を喫み、暫くすると、体内から発熱が起きる。
そうしたら、熱が完全に散るまで外を歩き回らねばならんぞ。
死にたくないのであればな…………………………。
142 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/02(水) 23:07:28.18
何晏から五石散が届いた。
………ん!
陳宮が五石散をじーと見ている。
「公台、いかがした?」
「実は老夫も五石散を持ってたが、いつの間にか見当たらなくなってのう」
「ハハハ、なーんだ。たいしたことはない。これは公台にあげよう。」
貰っといたのは何晏の機嫌を反らさない為。孤はこうゆう物が苦手じゃ。
>>140 >>141 のことは公台ならとっくに心得ているはず。持っていき、持っていき!
(雨露を置いた牡丹の葉を撫で、苔の鮮緑を愛でながら)
それでは、わしは開会までここにいよう……。
始まったら呼んでくれ。
144 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/02(水) 23:31:32.34
服を着替え顔を洗い、改めて【鳳帰閣】に赴くことにした。
ーーー平安宮外
【麟霊】は驚いたように嘶きをあげていた。
「よしよし、麟霊は我がいいともじゃ!何回孤を泥に落とそうとも構わん。」
この駿馬は西域からきた立派な汗血馬だ。孤は彼に跨り鳳帰閣の上まで駆け上がった!
(何晏の馬車などどんなに立派だろうと我が千金で求めた麟霊に如かず)
145 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/02(水) 23:38:09.14
曹鶴、カカ大笑
いやいや、何晏様すまない。
こんなことに成ろうとは…な
>>144-145 戻ったか。頭痛も良くなったようで何よりだ?
(立派な姿だな。胆力や、舌先ではわしに及ばなくとも、こちらではわしの方が及ばん)
それにしても立派な馬だ。神つ世の駿馬が生き残っていたかのようではないか?
羨ましいことだな。
宋公、此方の諸葛どのは英才だ。
彼は今、いかなる地位に就いているのだろうか?
147 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/03(木) 04:52:59.15
うんこ
就かせておらぬ。
なにも就いておらぬ方が身が軽い。
孤みたいになったらかわいそうでしょう? ハハハ
>>148 そうか…………。
曹鶴、そろそろ詩歌会を始めるとしよう。
お前の開会宣言がなくては始まらん。
(今日から5月5日まで出かけます。
なので、時間軸が前後してしまいますが、詩歌会での何晏のレスを先に投下してしまいますね。
曹公の開会の辞の後に投下したものと見なしてください。
お願いします。)
(本番。何晏はつと立ち上がり、一首吟じた)
『壺中天』
何晏
ツァオ グー グァン イー バン
操 觚 官 一 邦
ツァン イー ヂー ウェイ チィェン
参 議 徴 微 銭
フーア ワン ピー ピー イェ
鶴 望 丕 丕 業
チォン ウェイ フー ヂョン ティェン
称 為 壺 中 天
○操觚して………文章を作って
○一邦に官たり………一国の官職に就き
○参議して………政治を執って。参議朝政して
○微銭を徴す………僅かな金を稼ぐ
○鶴望す………鶴のように首を長くして待ち望む
○丕丕たる業………大いなる働き
○称して為す………〜と言う。〜と呼ぶ。
○壺中天………きわめて狭いことのたとえ
■詩意
世の中の人間は、文章を作しては一国の官吏となり、
参議朝政しては僅かな身銭を稼ぎ、
それでいて、自分が大いなるいさおしを収める日を、
鶴のように首を長くして待ち望んでいる。
何と滑稽であろう。
このような了見は、壺中の空間を指して天だというように、非常に狭いと言わざるを得ない。
(さて、何人が、わしが詩に込めた侮辱を聞きとめるであろう?
ましてや面と向かって意見できる者がいるであろうか?)
(※漢詩を作ったのは実に五年ぶりです。
楽しかった。曹さんありがとう)
153 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 17:18:15.78
(孤が井底之蛙だと言いたいのか?)
……袖で口を隠して クスクス。
(しかし、なかなか上手だ!孤も今から作るぞ)
「操」「参」「鶴」「丕」の諱字を使い、魏と曹氏と宋公を愚弄しているのでしょう。
何と大胆な…
155 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 17:45:41.82
『古至今』
曹鶴
何 人 比 日
晏 君 為 首
平 春 秋 者
叔 斉 伯 夷
降 楚 立 邦
曹 相 扶 漢
鶴 鳴 高 々
子 孫 悠 々
翠 華 我 揺
勝 在 太 祖
○翠華…天子の旗
156 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/03(木) 17:51:10.58
はじめまして。私はジャイアニズムの高校の友人です。
この度はジャイアニズムが糞スレを立て、皆様にご迷惑をおかけしまして何とも申し訳ありません。
既に皆様もジャイアニズムの人間性はご存知でしょうが、彼は高校時代、勉強の成績と運動神経はそこそこ良かったのですが、
美術と音楽の出来があまりにも悪く、結果的にそれが原因で希望する大学の推薦を取れませんでした。
それ以降、彼は性格がねじ曲がり、文化や芸術を否定して物事を合理性と経済性でしか考えられない人間になってしまいました。
皆様には腹の立つこともございましょうが、何卒温かい目で彼を見守ってはいただけないでしょうか?
彼の友人として切なる願いでございます
157 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/03(木) 17:53:03.56
/.⌒ヽ
/ ..\
../ ヽ. \
/ ̄ ̄\ (./ .ヽ. )
/ \ / l"
|:::::: | .ノ l
. |::::::::::: | | ─ ─ .::| 俺のおなかにゴハンつめろ
|:::::::::::::: | .| (●) (●) .:::::|
. |:::::::::::::: } | (__人__) ..:::::::|
. ヽ:::::::::::::: } ヽ.._ ` ⌒´ _,ノ
ヽ:::::::::: ノ | \
/:::::::::::: く | | | |
-―――――|:::::::::::::::: \――┴┴――――-┴┴――
158 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 18:15:32.49
>>150 いってらっしゃい
五月五日といえば、いにしえの田文(孟嘗君)がお生まれになった日ですなあ!
160 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 20:46:13.32
>>151 (私←曹鶴が一国の官職に就き、又は曹操が一国の官職に就き、
政治をとってわずかな金を稼ぐ。または曹参がわずかな金を稼ぐ。
曹鶴は都の曹ヒの座を望むが、
それは叶わぬものだ。)
ハハァーーー!なるほどな
さすがだ、さすがだ。
(君みたいな低い官職、少しの金で天下を望もうとするのはなんと滑稽なことか!)
(燕雀安知鴻鵠之志!)
クァイ ザイ
快 哉!
161 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 21:21:56.03
陛下が初めて詠われた七言体で一首
『雛鳥』
曹鶴
人 狩 禽 獣 禽 獣 哀
重 々 森 林 生 霊 驚
雛 泣 母 鳥 墜 入 土
孤 鳥 安 可 活 於 今
162 :
諸葛格:2012/05/03(木) 21:43:25.66
(詩会が再開すると何晏が朗朗と詩を発し、応えるように曹鶴が続く)
諸葛格「……(主公も大胆な)」
「詩文は嗜みませんが、それでは私も一首」
「不調法が有れば、一笑に伏して頂きたい」
「宋雲上春雷煌煌」 ・宋の雲上では、春雷が煌と輝いている。
「我聞裁雷天官剣」 ・私は聞く、雷は裁きに使われる天官の剣であると。
「雷公探見宋咎人」 ・雷神は宋を見て、咎人がいないか探しているのだ。
(※漢詩の作法も中国語も一切知らないので雰囲気だけ)
163 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 21:53:23.16
孤が少し教えてあげましょう。
七言の区切り必ず
●●●● ●●●
●●●● ●●●
●●…
ただし雰囲気のだし方は孤より上だ!
164 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/03(木) 21:55:49.98
ハンカイが閣に駆けあがった!
おい、何晏、オレも一首いい?
………コラ!お前に出来るわけないでしょう。(何晏を呼び捨てにしているし)
いいじゃないか。オーイ、そこらの者ども皆きいとけよ。曹鶴もだ。
俺 食 肉 第 一
俺 飲 酒 第 一
俺 殴 人 第 一
俺 主 公 第 一
ハハハァ!クククッ 皆お腹を抱えて笑い出す。まあまあの出来だ。
「………よし、肉と酒を持ってこい。ハンカイに与えよう。ハハハ。」
ハンカイの嬉しそうな姿を見てほっとした。
………彼は孤の横に座り込み肉をドンドン口の中に詰めていく。まるで数日何も食べていない人みたいに。やはり苦笑する。
(都育ちのものには品が無い食べ方に見えるだろう。宮中育ちならなおさらだ・・。)
167 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/05(土) 04:22:01.65
うんこ
168 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/05(土) 04:22:42.46
うんこ
拍、拍、拍、拍、拍…………………………………。
(何晏は宋人に拍手を送り、曹鶴に向かって言った)
わしがここへ来たのには、理由があった。元々はな。
だが、今、この詩歌会を純粋に楽しんでいる自分がいることを、否定できん…………。
…………かつて建安の詩人が儒の束縛から解き放った「言葉」を、
わしは高邁な思想と融合させ、至高のものとしたつもりだ。
ゆえにわしは言葉を用いるに「精妙であること」を、何よりも意識する。
だが、この詩歌会に身を置き、こう思う気持ちが生まれた。
詩とは、文とは、面白いものではなかったのかと。
曹鶴の詩を、人は「散文」と言うだろう。
諸葛格の三句詩は、類例を欠く。
樊噲は、論外だ。
…………だが、全て面白い。
宋に新たな文学の気風あり。
そう認めよう…………。
わしは、美意識と矜持にかけて、わが思想を世に浸透させんとする気概をもって、
お前達の気風の前に立ち塞がろう?
170 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 00:40:09.44
参加者うんこ
171 :
曹雲胡 ◆boczq1J3PY :2012/05/06(日) 00:42:37.94
では次は私の詩を聞かせてやろう
豚 人 狩 禽 獣 禽 獣 哀
豚 重 々 森 林 生 霊 驚
豚 雛 泣 母 鳥 墜 入 土
豚 孤 鳥 安 可 活 於 今
173 :
曹雲胡 ◆boczq1J3PY :2012/05/06(日) 00:44:22.05
「やめろ」
押し殺したような豚が答える。こちらの声は、焦りと苛立ちに震え今にもうんこしそうだ。
お兄様、と呼ばれた豚……皇帝劉邦は血走らせた目を鋭く尖らせて報いた。
その視線をまともに受けながら、男は口の端に冷笑を浮かべる。
「おや、怖い。豚をそのように睨まないで下さいな。せっかく、慰めに来てさしあげたのに」
「貴様は、わが豚などではない」
わしはこれを、豚にも当て嵌めて考える。
天下もまた、陽の粒と陰の粒を無尽蔵に吸収し、その均衡が崩れたとき、乱世となる。
「実は老夫もうんこを持ってたが、いつの間にか見当たらなくなってのう」
「ハハハ、なーんだ。たいしたことはない。これは公台にあげよう。」
ゆえに、粒を変成させることによって……………。
つまり、あらゆる価値を相対化することによって……………。
死と生、苦と楽、賢と愚、貧と富、貴と賤、美と醜、健康と病弱………
「まるで、俗塵を全て目に見えぬよう覆い隠してくれているかのよう……。ねえ、お豚さま?」
あらゆる対立を同価値とする価値観を流布させることによって、より高次元の人間(ひとま)を創世する。
これがわしの思想と豚だ。
「では、あなたの弟とは誰なのです、おにいさま? ……ご自分で追いやられた、あの子建さまですか?」
174 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 00:49:40.16
ゴミスレ
175 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 00:52:03.87
ぷらっとぷらっとフラワー
176 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/06(日) 21:10:12.29
ハハハハッ、
楽しかった、楽しかった。
ハンカイ!君の得意な剣の舞を何晏様にみしておやり。
………「諾!」満面に笑顔で返事をしてくれた。
ハハハ、いい返事だ!孤の剣を貸そう
よし、茶は下げ酒を出せ。皆で飲もうではないか、な。フフン。ハンカイは下手に舞うなよ
177 :
曹雲胡 ◆boczq1J3PY :2012/05/06(日) 21:32:02.04
ハハハハッ、
楽しかったぶー、楽しかったぶー。
曹操!君の得意な剣の舞を太郎様に見せておやり。
………「諾!」満面に笑顔で豚を丸焼きしてくれた。
ハハハ、いい返事だ!孤の豚を貸そう
よし、茶は下げ豚を出せ。
皆で焼き豚を食べようではないか、な。フフン。劉邦は下手に舞うなよ
フフフン
178 :
曹雲胡 ◆boczq1J3PY :2012/05/06(日) 21:34:01.08
してやったりしてやったり
だが、今、この詩歌会を純粋に楽しんでいる自分がいることを、否定できん…………。
…………かつて建安の詩人が儒の束縛から解き放った「子豚」を、
ゆえにわしは言葉を用いるに「糞であること」を、何よりも意識する。
だが、この詩歌会に身を置き、こう思う気持ちが生まれた。
甘露甘露〜〜
わしは高邁な思想と融合させ、至高のものとしたつもりだ。
豚とは、豚とは、面白いものではなかったのかと。
焼き豚の詩を、人は「豚」と言うだろう。
ふはははははは
宋に新たな文学の気風あり。
焼き豚の三句詩は、類例を欠く。
劉邦は、論外だ。
どっかいけ
…………だが、全て面白い。
そう認めよう…………。
酒宴に剣の舞いか………………………。
(こっちはわしの趣味ではないな…………)
そういえば曹鶴、厠所はどちらかな。
折角の余興の前に、用は済ませておきたいからな。
(曹鶴の指示で、一斉に下人が場を整え始め、にわかに堂は騒然とした。
その騒ぎに紛れ、何晏は曹鶴に尋ねる)
180 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 21:40:57.16
酒宴に豚の舞いか………………………。
(こっちはわしの豚ではないな…………)
そういえば馬超、うんこはどちらかな。
折角の余興の前に、用は済ませておきたいからな。
(孫権の指示で、一斉に下人が場を整え始め、にわかに堂は騒然とした。
その騒ぎに紛れ、ネコは豚に尋ねる)
わはははははは
181 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 21:41:20.44
ハハハハッ、
楽しかったぶー、楽しかったぶー。
曹操!君の得意な剣の舞を太郎様に見せておやり。
わしは高邁な思想と融合させ、至高のものとしたつもりだ。
豚とは、豚とは、面白いものではなかったのかと。
焼き豚の詩を、人は「豚」と言うだろう。
ふはははははは
宋に新たな文学の気風あり
………「諾!」満面に笑顔で豚を丸焼きしてくれた。
ハハハ、いい返事だ!孤の豚を貸そう
よし、茶は下げ豚を出せ。
皆で焼き豚を食べようではないか、な。フフン。劉邦は下手に舞うなよ
フフフン
182 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/06(日) 21:44:45.16
すでに「厠」前の高揚が都を包んでいる。
詩名を揚げるために到来した無数の文人。
ぶひひひひひ
満室でない宿はどこにもなく、飯店も終日人の声がやまない。
そんな中へ、六頭だての馬車が到着した。
馬はどれも乱れのない白毛で、馬車の蓋いは豚の色。
この機に臨時収入を得ようと市を並べる商人たち。
御者が呼ばわった。
ふほほほほほほ
もう更衣するのか?……茶を少しばかり飲んだだけではないか。
(酒で酔ってきた曹鶴の言葉遣いが荒々しくなってくる)
イェーフー
夜 壷を持ってこい!!何晏様が小用だ。
ほれ、何晏様もお飲み。(一樽の濁酒を何晏に突きつける。)
何晏様も男だろう?この程度の酒は対したことないよな。
……曹鶴は案上にあるもう一樽の酒を口に流し込んだ。
クァイ
快!
(曹鶴の下命で、二人の下男が夜壺《おまる》を捧げ持ってくる。
トカッ………
(堂の中央に置かれた夜壺。
賓客達は、嬉々として展開を見守っている。
「快!」「快!」「快!」
(曹鶴に続いて、賓客達も喜色満面で何晏を煽った。
(酒を飲み干すか、公衆の面前で小便をするという醜態を晒すか。
はは、曹鶴、酒を飲まねば醜態を晒せというのか、些か非道いではないか……………。
わしはお前のように丈夫ではないんだ。
こんなに飲んだら死んでしまうよ………………………。
(渡された酒樽を手に持っていると、賓客達の熱狂に歯止めが効かなくなってきた。
飲酒を断ったり、逃げようとすれば殴る蹴るの暴行に発展しかねない煽りぶりだ。
(………酒を飲んだら、曹鶴にはかりごとがあった時、逃げることも言い抜けることもできなくなる。
恥を忍ぶしかないな)
シュルッ!!
(何晏は帯を解き、堂の中央の夜壺の前に立った。そのまま用を足す。
しょんしょんしょんしょん………
興醒めした賓客達の間からは、失望の嗚咽と罵詈雑言が飛び交った………………………。
何晏様は天下一の美を誇るお方。顔の白さと言ったら白粉より白し。
「何晏様が用を済ましたいと言うと思い、此の夜壺は私が何晏様の為に特注したものだ。どうぞ何時でも」(酔いつぶれている自分を装う)
「……で、ハンカイは舞の続きを」
夜壺を余所にハンカイは剣を振り回す。
>>186 しょんしょんしょん…………
(小便の間、賓客は思い思いに何晏を罵倒している。
が、何晏の顔は、こんな時でも背筋が凍るほど白く、紅潮しない。
体質なのである)
なあ、曹鶴。
わしは生まれてから、こんなに恥ずかしい思いをしたことがない。
今も、皆の罵り声を雨のように浴びせられて、穴にも入りたい気持ちだ。
お前に情けがあるなら、今しばらく、独りにさせてくれないか……………………。
夜の木々の間を歩き、風に煽られて、心を慰めたい……………。
(何晏は、口元に寂しさを浮かべた)
188 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/07(月) 01:28:41.99
ハンカイ、もう良い。下がっておれ。
全員、あとから改めて招待する故。
ゾロゾロッ
残ったのは酔うふりをしていた子翠と夜壺の向こうにたっている何晏だけになった。
我は彼に歩み寄り帯を締めてあげた。
>>188 ふふ…………
うれしいか、曹鶴。わしをこのように辱めて?
(曹鶴に帯を締めてもらいながら、何晏は寂しげな微笑を顔に貼り付けたままである)
なに、気にすることはないぞ………
わしの前半生は、恥の中にあったようなもの…………。
恥をかくことには、慣れている。
静かになった空間には二人だけ。
「すまなかったな」
夜壺を隔てて
「で、あなたに伺いたいことがある。」
>>190 謝罪など要らん、と言っていように。
賓客達を下がらせたことといい、お前の本性は優しい男のようだ。
それで、聞きたいこととは?
「何晏は生かすべきか、殺すべきか。それだけだ」
そうか……………………………。
(夜壺を隔て、何晏の目が曹鶴の目を捉える)
それはわしに聞くことではないな。
わしが生きたいと言っても、一歩かからぬこの距離。わしの命はお前の掌中だ。
…………。
(少しの沈黙)
どちらにせよ、わしは何も恨まん。何も抗わん…………。
(遠くからは、待つのに飽きた賓客達が、思い思いに騒ぐ声が聞こえてくる)
我も帯を解き、夜壺に放尿する。
しょんしょんしょん………
(確か誰かが言っていた。殺されることは痛事、酒を飲むのは快事。酒を飲んで殺されるのは痛快だと。)
>>194 (曹鶴の放尿に、口の端で微笑しながら)
おかしな男だ。
わしとお前、巡り合わせが少し違えば、命のやりとりなどせず、飽きぬ談笑が出来たろうに。
……先程の酒をやはりもらおうか。
ただし、杯に注いだものをな。わしは、身体が弱いのだ………。
諸葛格!来い。
タタタッーー
主公何か?
何晏の従者に伝えよ。孤は此の宴で何晏を殺したとな。
197 :
霊帝の中の人物 ◇.c.c.k.k..:2012/05/07(月) 06:52:26.40
742 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:13:19.40 ID:a1vzHjXs0
歴代のめざましお天気お姉さんの中では
美郷って一番人気が無いみたいだけど
声質はすごくキレイだし感情がこもっていて聴きやすいし
アナウンス能力もあきらかにフジ女子アナの平均レベルよりずっと上だし性格もいいし
「未来日記」で放映されてる車のCMなんか胸がキュンってなるほど可愛い。
自己主張が強い女子アナの中で大変だろうけど
がんばって欲しいわ。
743 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:22:03.68 ID:hL0T4JW00
>>742 本当に人気ない?
ルックスと実力は歴代ナンバー1だと思うけどね。
744 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:24:34.53 ID:gyzcQSIB0
コメントが普通すぎてつまらない
番組が求めてるものとズレてるのではないかと思う
745 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:49:12.43 ID:CJ/35sY10
>>742 皆藤の1割でもいいからセルフプロデュース能力があったら、と思う
746 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/07(月) 00:14:44.52 ID:+K8HyaeX0
>>745 愛ちゃんの事悪く言っちゃだめ
198 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/07(月) 08:13:10.39
うんこ
ちんちんころりんちんころりん
死が手招いている。骨と皮ばかりの冷たい手で。
死の眼はしっかりとわしを捉えている。死の口は暗く虚ろにわしの前に開かれている。
死よ、生命の狩り人、全てを奪い去る者よ。
永遠の旅の案内人、甘き眠りの運び手よ………………………。
死を前にして、これまでの生涯が、一時に脳裏をかすめゆく。
悪くはない生であった。あったが…………。
さんさんと、涙が止め処なく溢れた。
やはり、まだ、死にたくない…………。
死も生も等価値だと思っていたのに、死を前にして、死にたくないと願うなど。
生涯の幕引きのその時に、長年培った思想を自分で壊してしまうとは。
思想といえば。
わしの人生の意味とは、何だったのであろう?
わしの広めた真理は、どうなるのであろう?
…………。
曹鶴、一つ聞いて良いか。
お前のような者には、わしの思想は、玄学は、どのように映っていた………………………?
まあまあ、落ち着け。
殺さぬ、殺さぬ。
>>196 格「え、主公どういう意味ですか?」
………フフフ。まあそう告げて参れ。あと庭にいる者どもにこれを見せよ。
(懐中の小刀を取り出し自分の左手に立て人差し指の方から小指の方へ手の平に引く、孤の血が切り口から滴れる。)
(上に羽織っている服を脱ぎそこにたらした!銀の麒麟が所々赤くなった。)
格「主公!なにを」
……よし、孤の服をもって行け。この血は何晏を殺したときの返り血だと告げよ。
格「諾。」
タタタッーーーー諸葛格が出ていく。
……何晏様、どうぞお座りください。
>>201-202 (曹鶴と諸葛格のやりとり、堂を走り出る諸葛格を、何晏は茫然と見ていたが……)
殺さぬ?
わしを殺さんのか?
(一気に緊張の糸が解ける。勧められるままに席に座り)
死を覚悟することはできなかったが、死の入り口は見た…………。
恐ろしかったことは否定できん。
ガヤガヤガヤ………外がざわついている。だがしばらくするとざわめきが無くなった。
ハンカイが追い返したのだろう。(苦笑)
カタッ、
誰だ
「曹公、老夫だ。」
公台か・・。なにしに来た!
「平叔様とは洛陽で一別以来会っておらぬなあ。全く大した度胸だ、ここに単身で乗り込んでくるとはな」
うん、二方ゆっくり話されよ。孤は今から行きたいとこがある。では此処にて・・
(キョウ手し、出ていく。)
>>204-205 陳宮か………
相変わらず、威勢の良い老夫だな…………?
(語りかけてくる陳宮。都で会った時と変わっていない。
凜とした佇まい、力のある声だ。この男のいる場は清々しい。
答える何晏は、変わらず寂しげながら、晴れ晴れした穏やかな表情だ)
大した度胸などと、お前に言われたくないぞ。
白門楼に一度消えるまで、お前の為してきたことを思えばな……………。
それにお前とて、使者の立場とはいえ、洛陽に単身乗り込んできたではないか。
…………陳宮、わしは、お前はもう死んだものだとばかり思っていた。
わしが九つの時であった。呂布が亡びたのは…………。
お前の事も耳にした。
一度、語らいたいものだと思っていた………。
207 :
曹鶴 ◆adhRKFl5jU :2012/05/07(月) 22:12:58.04
(懐中の小刀を取り出し自分の左手に立て人差し指の方から小指の方へ手の平に引く、孤の血が切り口から滴れる。)
凜とした佇まい、力のある声だ。この男のいる場は清々しい。
答える何晏は、変わらず寂しげながら、晴れ晴れした穏やかな表情だ)
大した度胸などと、お前に言われたくないぞ。
白門楼に一度消えるまで、お前の為してきたことを思えばな……………。
それにお前とて、使者の立場とはいえ、洛陽に単身乗り込んできたではないか。
…………陳宮、わしは、お前はもう死んだものだとばかり思っていた。
わしが九つの時であった。呂布が亡びたのは…………。
お前の事も耳にした。
(上に羽織っている服を脱ぎそこにたらした!銀の麒麟が所々赤くなった。)
格「主公!消えるまで、お前の為してきたことをなにを」
……よし、孤の服をもって行け。この血は何晏を殺したときの返り血だと告げよ。
感情がこもっていて聴きやすいし
アナウンス能力もあきらかにフジ女子アナの平均レベルよりずっと上だし性格もいいし
「未来日記」で放映されてる車のCMなんか胸がキュンってなるほど可愛い。
自己主張が強い女子アナの中で大変だろうけど
がんばって欲しいわ。
743 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:22:03.68 ID:hL0T4JW00
>>742 本当に人気ない?
(曹鶴に帯を締めてもらいながら、何晏は寂しげな微笑を顔に貼り付けたままである)
なに、気にすることはないぞ………
わしの前半生は、恥の中にあったようなもの…………。
恥をかくことには、慣れている。
ルックスと実力は歴代ナンバー1だと思うけどね。
744 名前:名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2012/05/06(日) 23:24:34.53 ID:gyzcQSIB0
何晏とて、少々の興味をそそられたようだ。
「反徒の鶴の挨拶は、なかなかに粋だね。
この贈り物は、この何平叔を『女人の如し』と揶揄しているのだろう?
よろしい。」
……シュルッ、シュルルルッ!
豚は身に纏った衣を脱ぎ捨て、陳宮の差し出した女装をためらいもなくしてみせた。
元来、あでやかな着物は美しい何晏が纏ったことで、
ますます映え、この世のものとも思えない。
その姿は、何か新声質はすごくキレイだし
あほらしい美とでもいうべきであってコメントが普通すぎてつまらない
番組が求めてるものとズレてるのではないかと思う
相変わらず、威勢の良い老夫だな…………?
(語りかけてくる陳宮。都で会った時と変わっていない。
凜とした佇まい、力のある声だ。この男のいる場は清々しい。
答える何晏は、変わらず寂しげながら、晴れ晴れした穏やかな表情だ)
大した度胸などと、お前に言われたくないぞ。
白門楼に一度消えるまで、お前の為してきたことを思えばな……………。
この贈り物は、この何平叔を『女人の如し』と揶揄しているのだろう?
よろしい。」
……シュルッ、シュルルルッ!
豚は身に纏った衣を脱ぎ捨て、陳宮の差し出した女装をためらいもなくしてみせた。
元来、あでやかな着物は美しい何晏が纏ったことで、
ますます映え、この世のものとも思えない。
それにお前とて、使者の立場とはいえ、
洛陽に単身乗り込んできたではないか。
…………陳宮、わしは、お前はもう死んだものだとばかり思っていた。
わしが九つの時であった。呂布が亡びたのは…………。
お前の事も耳にした。
210 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/07(月) 22:45:21.16
うんこくさいスレ
>>206 老夫は語るほどの人物では無い。
呂奉先か、つい最近の出来事のようだ。ああ、2、30年はなんとも速いものなのか・・。
………あの日、確かに老夫も捕まった。彼の軍に囲まれついに馬から引きずり下ろされ幾重もの縄が体に巻き付けられた。
自らの意志で離れた彼に捕まるとはな。 ハアー。勿論彼には会いたくなかった。この自分の惨めな姿、早く脳裏から消し去りたい。………その思いも空しく、彼の前に引き出された。目を瞑り彼の言葉を待つが暫くは沈黙が続いた。
どのぐらいたったのだろうか、彼は老夫の名を呼ぶ。
「公台、公台。吾に仕えぬか?」
「………いいや、これは私の運命である。」
「そうか。…だが君が死ねば老母・妻子はどうなる。」
「仁と孝の曹公なら面倒を見てくれよう。」なにも考えずに口から反射的に言葉が飛び出した。
「…………そうか。」少し経って彼が口を動かした。
彼の手が空中で一振りすると二人の男が老夫の縄を掴んで引っ張っていった。抵抗する余地はすでに無かったので、引っ張られるがまま、とある小屋に入れられた。
その二人の男、一人が左手で老夫の口をこじり開け、右手で肩を押さえた。
………もう一人が青銅の樽を持ってくる。樽の中で何やら液体が揺れるが何かは分からないし、彼に聴くこともできない。
(チン酒か!)
覚悟を決めて天を仰ぐ。(流し込められた。)
やがて頭がふらふらしてきて意識を失った。
気づいたとき、死んではいなかった。どうやらチン酒ではなかったようだ。縄も解かれている。二人の男もいなくなっていた・・。
小屋から歩みでて街に出てみる、何やら騒がしい。
(張り紙だ!)
今、吾曹操斬逆臣呂布、陳宮、高順………。
ーーーーーーーーー
と、こういうことだったんた、平叔殿。(いつの間にか様から殿になっていた)
213 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/08(火) 01:18:32.73
うんこ
214 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/09(水) 05:45:41.45
うんこ
>>211-212 ………………………。
公台。 (何晏は陳宮を字で呼び、彼の杯に酒を満たした)
そういうことだったのか。
曹操は公台を生かし、曹鶴はわしを生かした。生かされた者同士、酒を飲む。おかしなものだ。
公台、これまで誰にも仕えなかったお前が、どうして曹鶴に仕えた?
曹鶴は確かに優れた男だ。
だが、これはわしの勝手な想像だが………………
お前は、いまだ見果てぬ夢を追っているのではないか?
お前は、折衝が得意な男だ。お前が交渉に出れば、忽ち一つの基盤をもった勢力が出来上がる。
しかし、お前が築いた最初の勢力………太祖の勢力はお前の手を離れ、
二番目の呂布も潰えた。
お前は、今度こそ、生涯の完成とも言うべき国の創世をもくろんでいるのではないか?
だとすれば、わしも同じだ。
わしは生後すぐに何大将軍と何后、それに父を喪った。
それから泥の中を這うように生きてきた。
世俗権力の儚さを知り、大鵬が檻の中で身を屈めているが如き鬱屈を常に強いられた。
もはや、大鵬は檻から解き放たれた。
見果てぬ夢を追うことができる……………。
216 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/09(水) 22:45:34.90
待て待て陳宮一体何歳なんだよ
>>216 史実での没年が198年。
今が223年。
25年しか隔ててないから、そう無理はないかと。
生年不詳なので正確な年齢はわかりませんが、
曹さんは
>>27-28でスレ内の年齢に言及していますね。
(陳宮の娘の結婚は曹操が彼女の父代わりで行ったから、当時の女性の結婚年齢から考えると、娘が幼かったことは陳宮が死んだときはまだ若いはずだ。)
(曹操は遺族の世話が好きなようだ。陳宮、何進……諸々)
酒を飲み干す。
……老夫は残りの人生を曹鶴に賭けてみたいと思う。これで失敗したらもう面子丸つぶれじゃ・・
…………
平叔は天下の英雄、洛陽に行った老夫を殺さなかった。それにあの服を着込むとは、その時何平叔はただ者ではないと思ったよ。
(杯に再び酒を入れる)
曹公が平叔を殺した(見た目上)のもやはりあなたを英雄だと思っていたのかと・・。曹公も最初は本気であなたを殺そうとしていたはず、でもいざともなると……やはり手が下せない。
老夫は若者の夢を追う姿が好きだ。どうだ、騒ぎが収まればこっそりと宋都から逃がしてあげましょう。
(杯を傾かせ中の酒が下に流れる。)
221 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/10(木) 11:57:16.79
うんこ
おつーむてんてん
223 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/11(金) 00:35:28.61
うんこ
鳳帰閣から出ると麟霊の頭がこっちを向いた。彼は全身が真っ黒なので、一瞬、目がどこにあるのか分からない……。
案の定、外はすでに人影はなく、麟霊の轡だけが光っていた。彼のたてがみは風に吹かれて美しく靡いている。美女の黒髪みたいに。
(そういや、陛下がもっとも寵愛なさっている郭氏は大変な美女で女王と呼ばれているとか。)
………今日のこと、どう思う?
………。(麟霊は片目で孤を見つめていたが、嘶きをあげない)
そうか、そうか。……よいしょ!
ーーー麟霊に跨ると鳳帰閣から去っていった
225 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/11(金) 21:54:26.26
うんこ
>>220 ………謝々……。(何晏は瞼を伏せ、頭を下げた後に)
曹鶴は騎乗が好きみたいだから、気に入るまいが、わしが乗ってきた馬車は置いていこう。
好きに使ってくれ。
わしは今の軽い心持ちのまま、風を御して帰るとしよう…………。
……
……………
(何晏は、道すがら、陳宮が酒杯を傾けたときのことを思い出していました)
よく磨かれた床に、酒がこぼれた。
最初は水たまりだったものから、やがて一つの流れが生まれた。
小さな水の流れ。
床上の埃しか、押し流すことができない。
流域の村落をことごとく壊滅させる、黄河の氾濫には及ばない。
しかしその黄河の氾濫も、極東にあるという大海の水かさには及ばない。
さらにいえばその大海の水量でさえ、悠久の天上の河漢(銀河。天の川。)の流れの前では、
あの公台が流した酒の小川のようなもの…………。
ふうむ………。
このように仮定できまいか。
あの酒の流れも、天の川も、水が流れているという点では変わりない。(※当時の認識ですからね)
違うのは水量だけだ。
酒の流れの水かさを漸次増していけば、天の川と同じものができあがる。
小さなものと大きなものは、規模の点では異なっているが、全く同じ原理で出来ている…………。
ゆえに、小さなものの仕組みを究明すれば、おのずと大きなものの仕組みも究明できる。
あるいは、大きなものの規模を縮小すれば、おのずと寸分違わぬ縮尺(ミニチュア)が完成する…………。
これは、神ならぬ身にして神人たる境地に達するための一つの着想といえまいか…………。
(そのような事を考えながら、何晏は洛陽に到着しました。
何晏謀殺の報告が届いているにも関わらず、騒動が起きた形跡はありません)
「やはり、戻られたか」
(深みのある声が耳に届きます。
何晏の声にも深みがあるのですが、どちらかといえば人の心に侵食し惑わせる作用を持つ、霧のような深みです。
しかしこの声は、逆に人に安心感を与える深みで、なにやら泰山にも例えられそうなものでした。
男の名は曹真、字は子丹。
非常な偉丈夫で、隆々たる筋肉に、さらに脂肪が重なり、遠目にも目立ちます)
「先生。」
……子丹どの。
「一月ほど前になる。君が宋公に殺された、という噂が広まったのはな。
わしは信じも疑いもしなかった。ただ務めを果たしただけだ」
………軽挙妄動を取り締まり、騒動を起こさせなかった。さすがは新任の大将軍だ。
「だが、注意することだ。君の生還を喜ぶ者は非常に多かろう。一方、憎む者もまた非常に多い。
たとえば、(何晏の耳元に口を寄せた)
郭皇后陛下(
>>224)。それに、驃騎将軍の司馬懿、字は仲達」
司馬仲達…………。
「君は、わが弟も同じ。それに息子(曹爽)の学問の師として非常な恩がある。
だが、大将軍としての職分に反してまでは、助けてやれぬ。
今度の事も、務めゆえにしたことだ。
個人的には、君を失いたくはない。注意してくれ。」
……
……………。
228 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/12(土) 12:22:50.34
……老夫は残りの人生を曹鶴に賭けてみたいと思う。これで失敗したらもう面子丸つぶれじゃ・・
…………
平叔は天下の英雄、洛陽に行った老夫を殺さなかった。それにあの服を着込むとは、その時何平叔はただ者ではないと思ったよ。
(杯に再び酒を入れる)
曹公が平叔を殺した(見た目上)のもやはりあなたを英雄だと思っていたのかと・・。曹公も最初は本気であなたを殺そうとしていたはず、でもいざともなると……やはり手が下せない。
老夫は若者の夢を追う姿が好きだ。どうだ、騒ぎが収まればこっそりと宋都から逃がしてあげましょう。
(杯を傾かせ中の酒が下に流れる。)
221 名前:無名武将@お腹せっぷく :2012/05/10(木) 11:57:16.79
うんこ
222 名前:無名武将@お腹せっぷく :2012/05/10(木) 14:22:27.91
おつーむてんてん
223 名前:無名武将@お腹せっぷく :2012/05/11(金) 00:35:28.61
うんこ
224 名前:曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/05/11(金) 19:40:55.86
鳳帰閣から出ると麟霊の頭がこっちを向いた。彼は全身が真っ黒なので、一瞬、目がどこにあるのか分からない……。
案の定、外はすでに人影はなく、麟霊の轡だけが光っていた。彼のたてがみは風に吹かれて美しく靡いている。美女の黒髪みたいに。
(そういや、陛下がもっとも寵愛なさっている郭氏は大変な美女で女王と呼ばれているとか。)
………今日のこと、どう思う?
229 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/12(土) 12:24:10.92
今は陳公台を武帝も認めた忠節な士として中牟県に祭ってある。
ところで、我が生まれたのは官渡で武帝と本初が戦をして間もない頃だった。
10 :曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/04/20(金) 23:51:11.75
>>7 都からの使者は初めてである。
手が絶えず振るえ緊張していた。
「中牟県令曹鶴、吏部尚書さまの...の。」
緊張が解けず、ガタガタの返事しか出来なかった。
何晏といえば大将軍何進の孫にあたるお方。
その母は武帝の妾となり武帝の子をも生んでいらっしゃる。
11 :何晏 ◆GBBXFwEfac :2012/04/20(金) 23:56:05.22
>>10 「うむ……」
都の使いはさも大儀そうに頷き、勿体ぶって鬚をしごいた。
曹鶴も立派な容貌だが、この男も身長八尺を越し鬚は腰に達する偉丈夫である。
しかし、人の外見と内面は必ずしも一致するとは限らない。
この男も、外見に似合わず姑息な人物で、何晏に取り入って今の地位を手に入れたのである。
使者は、自分とほぼ同じ体格の男が、自分の前に卑屈に跪いているのが
230 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/12(土) 23:29:43.58
177 名前:無名武将@お腹せっぷく :2008/07/25(金) 16:30:08
伊達は来なくなったな。
まともななりきりをやると宣言した手前、恐らく書き込みにくくなったんだろう。
今にして思えば、スレの最初の方でコテの馴れ合いや板違い雑談を批判してた奴がいたが
よかったんじゃないかと思う。あの議論があったからコテに対して警告作用が働いたのかもな
178 名前:ひょーりみ ◆e/dIJRgbGM :2008/07/25(金) 22:11:19
は?
妄言も大概にしやがれや
気違いは死んどけカス
179 名前:無名武将@お腹せっぷく :2008/07/25(金) 22:33:09
人気がないから過疎るわけねw
231 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/13(日) 07:07:11.70
うんこ
帰ったか・・
■何晏の馬車
……(孤が馬好きだとよく分かったもんだ!)
しかし、立派な馬だ。吏部尚書の馬がこんなに良いとはのう。……六頭だての馬車に乗るとは大した権力だ(苦笑)
……纂、この六頭だての馬車は何晏が君に残したものだ。持っていき
曹纂はにっこりして孤の手から手綱を取った・・
(馬車を引いていく曹纂の後ろ姿を見ながら思った)洛陽で誰もが動揺しないとは恐ろしき男よ・・
233 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/14(月) 07:38:36.58
うんこ
ーーー東南の風 ■呉国
陛下に呉王に任ぜられて一年・・この王国は自らの年号を使いだした
もはや陛下の臣下でないと証明するが如く 『黄武元年』と
呉王が呉帝を名乗るのはもはや時間の問題である
──平安宮。
パンッ!!
静寂に乾いた音が響く。
一瞬の後、曹纂は顔をクシャクシャに歪めて泣き出した。
曹肇が肩を怒らせ、弟の頬を張ったのだ。
あんまり強く張ったものだから、曹纂の頬はみるみる真っ赤に染まり熱を発している。
曹肇「お前は、自分が何をしたか分かっているのか」
声変わりしたばかりの、兄の声は震えている。
曹肇「その馬車は、我々の父上の仇が乗ってきたものだ。へらへら笑ってそれに跨がるなど、どうかしている!」
曹肇は激昂してまくしたてる。
が、幼い曹纂はいよいよ激しく泣くばかりで、兄の言葉など耳に入っていない。
それでも曹肇は怒りをぶつけ続けた。
曹肇「いいか、我々は一刻も早くあの逆賊何晏を討ち滅ぼさねばならんのだ!
この馬車を見ても奴の傲慢が伺い知れる!
陳老師(陳宮)に習ったばかりであろう!
これは天子の格式の車だ!
何賊は社稷の元勲であった我々の父上を殺したばかりか、国をも奪う気だ!」
曹肇は焦っていた。
曹休が死んだ以上は自身が家長とならねばならなかった。
未亡人となった母親を守り、家名を再び興さねばならなかった。
それに何晏への憎悪も高まるばかり。
早く。一刻も早く。
曹肇は、まだ十代の初めという年齢がもどかしくて仕方なかった。
早く一人前になり、先頭に立って何晏の首を刎ねに行かねばならない。
そんな自分と比べ、弟が幼く見えたのである。
236 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/15(火) 21:02:28.43
632 名前: ◆0cm5bEPo3u.2 :2012/05/15(火) 19:27:39.17
どうせドゥーチェのことだから何かあれば一切書き込まなくなって廃墟だろ
あれだけ熱っぽく思い入れを語ってた夜闌スレもあのザマだしな
XXX王国のほうは細々とドゥーチェ以外の参加者によって紡がれてるみたいだけど、それもいつまでもつのやら・・・
633 名前:無名武将@お腹せっぷく :2012/05/15(火) 19:44:46.16
>>632 大漢関係スレ乱立させすぎ死ねよ
237 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/15(火) 21:11:16.73
うんこ
──雍州扶風郡。
或る男が空を見上げて呟いた。
「はあ〜あ、ちいと怠け過ぎたかな、懐が寒なってきたワイ。
また服屋のおかみに頭下げて賃仕事でもせにゃならんかいの」
男の名は馬鈞。字は徳衡。定職にも就けずプラプラと遊び歩いていた。
生まれつき手先が器用だったが、本人はそれを何とも思っていなかった。
生家に飯をたかれるような歳でもないので、
あちこちで働いてその日その日の食い扶持を稼いでいた。
夕暮れ時だ。往来を行く人々は、誰も垢じみたボロを纏った馬鈞に目もくれない。
ちくしょう。金が余って仕方ねえ奴も世の中にはいるってのによ。
。。。
「んーー?」
ふと顔を上げた馬鈞の目に、立て札の文字が飛び込んできた。
『孫を笑わせることが出来た人、金一封差し上げます。 董員外』
つまりはこういうことであった。
董員外は扶風の金持ち旦那で、隠居して孫を生きがいに日々を暮らしている。
ところが最近、孫が何をくれてやっても退屈そうにして、笑ってくれない。
どうにも孫を楽しませる方法が思いつかないので、金を出して人に頼んでいたわけだ。
「面白いじゃないの。いっちょやってやるか」
馬鈞の目の奥がキラリと光った。
無精髭に覆われた口に笑みが浮かんでいる。
反大漢派の根拠地発見!
──董員外の家。
「やあ。君が応募してくれた人だね。よく来てくれたね。孫はあっちだよ」
董員外はいかにも人が良さそうな好々爺だ。
丸々と太って、目が糸のように細い。
もう待ちきれないといった様子で、馬鈞をさっさと孫の部屋へ案内した。
馬鈞「(へえ、確かに一筋縄じゃいかなそうだワイ)」
内心で馬鈞は思った。この孫は、甘やかされすぎてありふれた遊びには飽きているのだ。
馬鈞「よう、お嬢ちゃん。」
包みから『秘密兵器』を取り出した。
それは一種の機械人形で、馬鈞がちょいと操作すると、ひとりでに動き出して歩いたり踊ったりしてみせた。
幼い少女は目を丸くした。このおじさんは、魔法使いなのかしら。
「すごいぞ! これは一体どうなっておるのだ!?」
馬鈞「ガハハハ、知りたいかね。なら分解して構わんから調べてみるこった。
構造がわかったらな、今度は自分で作ってみぃ」
──数刻後。
「キャハハハ! これは何とも楽しいのぉ!」
さっきまでむっつりと黙り込んで、馬鈞の機械人形を分解し、仕組みを調べ、組み立て直しをしていた少女だが、
自分の力で完成させて動かしてみると、もう嬉しくてたまらない。
「おお! あの気難しい孫があんなに楽しそうにしてるのは初めてだよ!」
董員外も喜色満面だ。
約束の金一封を持ってきた。よほど嬉しかったのか、かなり多く包んでいる。
馬鈞はにんまりとして金を持って帰ろうとする。
「──待て、馬鈞! せっかくだからもう少しゆっくりしていけ!」
少女に引き留められて、馬鈞は夕食までごちそうになってしまった。
董員外「それにしても君の技能はすごいねぇ。それで食べてるの?」
馬鈞「え、いやあ、そういう訳でもねえんですが」
董員外「それは勿体無い! 君は絶対にこの道で偉くなるよ。良かったらわしが仕事の口を見つけてあげようか」
……
…………
馬鈞の機械技術の才は、こうして次第に知られていくようになるのである。
彼が魏宮と関わるのは、もう少し先の話。
■宋都・宋国宮内平安宮東側香梅殿(子翠寝室・孤以外立ち入り不可)
何晏が帰った後気持ちが複雑だった(なぜ彼を殺さなかったのだ、若い自分が憎い)
ーー壁にひたすら頭をぶつけた・・
243 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/15(火) 21:40:19.62
うんこ
>>242 ──宋都、宋国宮内 平安宮 東側 香梅殿。
ひらひらっ
不思議なことが起こりそうな、蒼い月の夜。
主公以外禁制の寝室の中。月明かりの中に、黒い影がひらひらっと舞った。
小さく、音も無く、軽やかに。
それは忍び込んできた曹纂だった。
ぽんっ
曹纂は曹鶴の腕に小さな手を置いた。
曹纂「………………………………………どうしたの? だいじょうぶ?」
245 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/16(水) 00:19:37.54
うんこ
246 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/16(水) 01:37:25.45
673 名前:平叔 ◆GBBXFwEfac [sage] 投稿日:2012/05/16(水) 01:17:19.67
戦争を描写するなら、かくかくたる大軍勢の威風よりも、
一人の兵の死の無残さを俺は書くと思う。
そういう感性だから、
人死にや権力闘争をゲームとして楽しむことはしないわけ。
だからと言って、なりきりスレ内で雑談馴れ合いがしたい訳でもない。
それは退屈なことだ。
詩を作る。老荘を解釈する。
魏という国を構成する要素のうち、好きなものを抽出して再構築して文章化する。
そういう、やっていて心が豊かになりそうな活動をしていきたいわけね。
674 名前:孟績 ◆SRGKIKYOUM [] 投稿日:2012/05/16(水) 01:24:09.36
なるほど。読者でもないのにちょっと納得。
鳩山が基地を県外に移転します、とまだ言ってる。これを略して
「鳩山基地外」と言います。
248 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/16(水) 13:42:19.75
673 :平叔 ◆GBBXFwEfac :2012/05/16(水) 01:17:19.67
戦争を描写するなら、かくかくたる大軍勢の威風よりも、
一人の兵の死の無残さを俺は書くと思う。
そういう感性だから、
人死にや権力闘争をゲームとして楽しむことはしないわけ。
だからと言って、なりきりスレ内で雑談馴れ合いがしたい訳でもない。
それは退屈なことだ。
詩を作る。老荘を解釈する。
魏という国を構成する要素のうち、好きなものを抽出して再構築して文章化する。
そういう、やっていて心が豊かになりそうな活動をしていきたいわけね。
674 :孟績 ◆SRGKIKYOUM :2012/05/16(水) 01:24:09.36
なるほど。読者でもないのにちょっと納得。
675 :平叔 ◆GBBXFwEfac :2012/05/16(水) 01:31:59.62
>>674 おっさんここ見てたのかw
しかし心からありがとうございます。
676 :無名武将@お腹せっぷく:2012/05/16(水) 10:00:15.84
>>675 アンジェさー嬉しいのはわかるが
あちこちのスレでそのコピペするのよせよな!
お前くらいしかそのコピペする奴いないから
すぐバレるんだよ!
つーかお前だろ?
昨日ゼロセンチのコピペを大量に
あちこちのスレにばらまいたのは?
アンジェはやっぱ陰湿な奴だな!
>>244 ……。(纂はこういう才があったのか)
音をたてずに忍び込む。しかし彼の目は腫れ、頬が赤くなっている
纂が入って来たことをとがめることなど出来なかった・・
250 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/16(水) 20:36:17.43
うんこ
……どうしたの?だいじょうぶ?
(笑顔で)うん、ありがとう。……で、纂。その顔どうしたの、それに泣いたの?
うん、ちまみれになっちゃった…
_..--- ._
ー=彡 `ヽ、
/´ / \
/ /./ /i / /| i
|.イ/./ /-| 〃 /-| | ヽ:,
j j / /,=ミL/- ' x=ミ|} j,ハi
ノ┴r んJ んJハj :,|
( /jハ ゝ- , ゝ- //j } \ あ、ごめん先入ってた……
V/({ 人 u ,{ {/ ハ ,ハ
(__人 ヽー丶 、`__ .イ人V / ノ
`7ィ ) } 、 ` ̄`ヽ∨ (__)
-{彳 / i `x'^>、/ ,ノ }┬‐'′
ーヘト、{_ | / .ニ} / ({-イ,ノー
j∧ j, /| / u /
l', /。 /:::::j/ /
| V ,':::i:::/ j /
ノ ',u /:::::!/ 〃
/ 7::::: / //
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/ /:::::j/ / |
,′j /::/::/ /| l
―| `ヾ::::i::/ ./::j l――――‐
―| l:::::::/ /::/'´ u l――――
_ ⊥.,_ |::::;/ _,{::/ _..⊥ - 〜 ~
ー―――┴‐{ _`ヽー―――――‐
――――― ゝ⊃ } }})――――――
生き延びることが不可能と思われる状況下で、突如現れ、
危機に瀕した者に励ましと助言を与える謎の救済者――。
それが「サードマン」である
254 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/18(金) 15:11:57.64
うんこ
255 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/18(金) 23:45:42.73
うんこ
256 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/19(土) 03:42:18.11
よ ほ う 診 医 精 一 忠 は あ ま
さ う け 察 .者 神 度 告 て き さ
そ が .た を の 科 す た れ し
う の る な く
だ が :
、___ ___ :
(_____,/::::::::::::`ヽ、
/::rー‐-ー-、:::l__, , -─
_|:lr_‐、 ̄-=、l:::| //
/)Y ´゚`ri 、'゚゙' |/,〉 /´
|` |l /ヽ _,ノl |ノ|
ヽ_| '-=ニ=-l !/
/|ハ -‐ /\
_,. -ー'`´ l l \ /'/! l`ー-、_
257 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/20(日) 23:33:39.06
曹鶴は黄初スレに飽きたのかして参加しなくなってるな?
ますますアンジェの孤立が深まる
すまん、今もどかしいのだ
259 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/20(日) 23:46:22.00
曹鶴は大漢には参加して黄初には参加しないのは裏切り行為だよな?
>>259 良い所ついてきますね。私は人を裏切るような卑劣な行為は致しません
261 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/20(日) 23:55:24.50
262 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/21(月) 01:02:50.81
うんこ
>>251 ……………………………………………………………。
時が過ぎる。
曹纂は、そこにはいなかった。
最初から、曹鶴は室の中で独り。
つまりは幻覚であった。
──洛陽、景福宮。
銅鑼が打ち鳴らされる。
百官の鼓膜を破らんばかりに打ち鳴らされる。
洛陽景福宮は、騒然として収まる所を知らない。
日蝕である。
日蝕とは、大乱の予兆。王朝崩壊の警告。
天子の徳の低下とともに観測され、陽が陰に侵食され尽くしたとき、日輪が隠れる。
>>263 すべては夢か…汗びっしょり
ーー洛陽
景福宮の銅鑼の音を立ちすくんで聴く者がいた。
張承 字仲嗣 年45
266 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/21(月) 20:03:08.69
うんこ
267 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/22(火) 17:37:15.93
モティブ「板を越えて歴難に攻め入りたい、だと?」
クマッタ「はい。歴難では久々のなりきりスレでアンジェも喜んでいると聞きました。」
--------「これを荒らし尽くせば我らの生活も豊かになりましょう。」
モティブ「……クマッタよ。お主は愚かな糞コテでしかも短慮じゃな。」
------「今は新党の伊達政宗となな板のととのえで手一杯じゃ。」
------「とてもアンジェを相手にしている余裕は無い。」
クマッタ「では、せめてアンジェの属国である文民党への侵攻をお許しください。」
モティブ「クマッタ、なぜそこまでアンジェとの戦いを望む?」
------「才能無き自分の心を鎮めたい気持ちはわかるが、しばし待つのだ。」
------「よいな、クマッタ。まずは伊達政宗、ととのえ老臣への防備に専念せよ。」
クマッタ「……はっ。」
クマッタ「クソッ、アンジェめ。命数が伸びたことを神に感謝するんだな!」
最近、権力に興味がなくなってきた……そんなのより荘子のように自由気ままな人生に憧れる。
【五石散】も良いかもしれない。自分の散歩を楽しみたい
269 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:41:02.74
>56 :無名武将@お腹せっぷく:2012/02/17(金) 21:48:29.29
>
>>27から
>>29の間に、患者が起き出したが平日の昼間であったため、書き込めなくて
>いらいらしながら、一日過ごしたのを想像すると笑えるなw
統合失調症患者の妄想は酷いなw
どうせおまえの自己紹介だろうから俺はおまえを笑わずに哀れんでやるよw
>後、患者の痛いレスのコピペと違って、まともなレスも叩いているから叩きが不自然なことも丸分かり
不自然なのはテンプレも守らないおまえの方だ。気狂いw
あの詭弁ばっかで偏向解釈、ダブスタ丸出しで説明不足のレスを
まともと言ってしまうあたり自己愛性人格障害でもあるようだがw
270 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:41:23.61
>
>>41とか、後漢書のどこに光武帝の失敗や欠点があるんだよ
>多少の行き違いがあっただけで、悪かったのはすべて部下や敵や兄のせい(になっている)だろうがw
「多少の行き違いがあった」と自分で認めてるぞwこの阿呆は
おまえが言うような幼稚な責任転嫁と言い訳と論点のすり替えを鵜呑みにしない知性があるならそれで十分だろうがw
まあ人間臭いエピソードがないとか言ってる時点でろくに読んでないのはバレている
この統合失調症患者のように論理性皆無で多角的視点()など欠片もないのに
異常に自我が肥大化した痛いスノッブは人文科学ではなく宗教板に行くべきだな
何の根拠もないデタラメ認定ばっかで魔女狩やってるキチガイと精神構造が完全に一致してるしw
271 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:41:48.62
>58 :無名武将@お腹せっぷく:2012/02/18(土) 12:13:12.95
>
>>56数年前の大失態を晒された真性曹操患者を召喚するための魔法みたいなレスだな。
>
>>41 >>44 で曹操患者が無様晒したのは誰の目から見ても分かるし。
>これでのこのこやってくるから曹操患者も悲しい習性を持ってるよなあ。
>62 :無名武将@お腹せっぷく:2012/02/18(土) 22:10:36.53
>
>>56 > お褒めいただき恐縮だあやうく患者コテ一派の謀略で敵を見失いかけたが、引っ張り出せてよかったな
自演臭いレスだなあ
まあ実際に詭弁の何たるかもわからない気狂いが二匹いるとして
お友達同士で傷のなめ合いとはかわいそうに()
敵とかほざいてる時点でおまえが統合失調症患者というのが誰が見ても証明されたも同然だぞ?
おめでとう!統合失調症患者とそのお友達の自分のやってることをやられただけで火病を起こした嘘吐きサイコパスのロハンくん
早く詐欺と誹謗中傷ばっかして世間に迷惑かけないようにロボトミー手術を受けてこい
272 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:42:14.22
> しかし、患者ってぷら様(笑)といい、なぜ、ソニーネタにそんなに拘るのかね?
> ネタになったのは
>>27とぷら様(笑)紹介だけだろ
> 嫉妬本人でないにしても、ソニー擁護していて負け組に与していたのがそんなに悔しいのか
> 嫉妬と論争友達(笑)ってところで、一緒にされるのがそんなにいやなのか
は?俺がソニー擁護などいつした(笑)いってみろ統合失調症患者(笑)
こだわってるのは
>>27でネタにしてコテハンに粘着してる統合失調症患者だけだよプッ
くやしいとかいやなのかとか意味がわからんわー
心理学的にはおまえは他人に自分の心情を「投影」してるだけなんだろうがなw
273 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:42:35.88
まあ電波妄想垂れ流しの
>>2は統合失調症患者だから説明なんかどうせ出来ないだろうが
おまえの気狂い丸出しの曹操信者とのソニーの関連づけを理解のはおまえだけだっつーの
嫉妬とか誰のことを言ってるのかさえ意味不明だし
おまえがゲハに出入りしてるというのは自白してるだけ
「語るに落ちる」とはこのことだなw
おまえがここまで頭おかしい真性の気狂いだってことをもっと早く知っていれば全然別の処置をしたよ
274 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:42:56.20
自分が夜中に書き込めば「やることがあるキリッ」とか言い出す気狂いの隔離スレ()
275 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:43:12.28
>>33>>38で晒した内容を検討されたら一瞬で詰むのに
必死こいて勝利宣言を続けてる統合失調症患者とロハンくんは顔真っ赤で憤死寸前なんだぜ?
あ、これは煽ってるだけだから勘違いするなよ?w
おまえがやってることを俺がやって何が悪い?
276 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:43:47.54
どーせ行間もろくに読めずに読解力もない統合失調症患者のやることなんて
勝利宣言と揚げ足取りと曲解で混ぜっ返したつもりになるくらいだろうが
成功したエゴイストやマキャベリストを嫉妬して嫌う、
最初から終わってるエゴイストでマキャベリスト気取りというのが他人が見るおまえの姿だぞ?
早く隔離病棟にぶち込まれて精神病を治せやw阿Qくん
277 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:44:14.63
マルチポストや突然興奮して発狂するのに文句言われたら
俺よりもっとひどいのがいる!とかやつらのせいだ!とか相対化して言い訳しだすのも人として終わっている
おまえ絶対まともな人間社会で生きてないだろ?
まあ深夜に起きてやること()がネットな時点で生き恥を晒すお仕事のようで何よりwお勤めご苦労
どっちにしてもこの統合失調症患者のように被害者を称する加害者というのが一番の荒らしだな
こいつの場合被害者かどうかも胡散臭いけど
ロハンに至っては最初から言い訳しようのない加害者だがなw自覚がないなら病院いけよw
278 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:44:37.97
>>270-278 曹操患者盛大にふぁびょってるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
顔真っ赤にして涙目で必死の連投哀れwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ふぁびょりすぎだよ負け犬ニートのネトウヨ曹操患者君wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
279 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:45:07.95
>857 :無名武将@お腹せっぷく:2011/04/01(金) 20:22:11.16
>>なぜとめなかったのか?
>患者自身がこのスレの住人を貶めようと自演していたのが真相だから
>釣られて、何人かがAAを貼って、自爆テロアク禁したのが、事実だろ
>ネット右翼である患者はアクセス方法が複数あるだけの話
>SDガンダムスレとかいう、患者の巣に書き込むはずもない
>だから、書き込んでまで、止めなかった。それだけ。
何度見ても笑えるw
偽証しまくりで詰んでるのに気づいてないならバカ丸出しw
陰謀だ〜とかぼくは知らなかったモンとか汚職政治家の言い訳そのものw
統合失調症患者の大嫌いな「権道」とやらをこの阿呆がこの板でもっとも体現してるなw
280 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/24(木) 23:45:27.66
>>279 予想通りの勝利宣言&妄想だなw
はよぅ病院行けw
281 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/05/25(金) 19:48:04.07
うんこ
282 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/07/10(火) 00:07:06.68
>>265 「銅鑼か」
響く音を耳にしながら張承はゆっくり閉じていた目を開けた。なるほど陽に陰が…ゆっくりゆっくり
……ほおーほおー!
思わずそう漏らした。円はすでに削れていかれている、その削れてゆく形……
円が半分別の円に…しかしまだ明るさにはさっきと違いを感じない。其れ故、何も思わなかった
だが、二つの円が重なった時!その一瞬にぞわっと来た。突然の闇である…そして不意に襲われた夢である
世界の何もかも無くなった…唯、耳からは人間の声、禽獣の叫びが入ってくる。いや、自分の足元でうごめいてる数億の生命の音も
自分の耳がこんなに敏感だと思ったことは未だかつて無かった。
283 :
ダーク ◆DARK/hZg1Q :2012/08/29(水) 22:52:34.56
銅羅って確か
「ジュワア〜ン」ってなるヤツだっけ?
284 :
曹氏 ◆FFuF8qXBFw :2012/08/29(水) 23:14:26.35
285 :
曹鶴 ◆FFuF8qXBFw :2012/09/25(火) 20:36:35.58
■宋都
日食が不気味であった。何もかも悪夢だ。
百姓も城郭で騒いでいる。何かと思へば城壁が崩れそうだという
それに更なる妙な噂を耳にする
高祖廟で蛇がドクロを巻き、人々を睨みつけたかと思うと燃えて灰になったとか……
散歩から帰ってきてから孤は目覚めた
ーー孤が求める政治がしたい!
(其れは周礼に基づく政治である)
・天官 大宰
・地官 司徒
・春官 宗伯
・夏官 司馬
・秋官 司冦
・冬官 司空
の六部門を定めよう
(洛陽景福宮、退屈そうに寝台に身を投げ出し、葡萄の実を口に運ぶ何晏)
つまらんな。
何故こうも、日蝕を騒ぎ立てる必要があるのだろうか?
城壁が崩れたの、廟に蛇が現れたのと、馬鹿げた噂にも程があるのではなかろうか?
あーあ、つまらん。清談仲間も、日蝕を恐れて宮中を訪ねもせん。
日蝕は天の運行に基づく自然現象だろう。人が地上にいてもいなくても、天の運行は変わらん。
日蝕が不吉の前触れだなどと。人を世の中心と思い上がる、儒家ならではの杞憂だな。
真、愚かなことではなかろうか。
不安の霧で眼の曇った者は、助けてやらねばなるまいか。
(何晏はその白い粉末を喉奥に流し込んだ)
宋都。「周礼」に基づく礼教の復古政治を掲げた国の中心だが、現実やいかに?
魏国を覆う霧。宋国にだけ、霧が及ばないということがあるだろうか。
宋国の地方都市で、一人の官吏が罪に問われた。
罪状は「薬物中毒による職務怠慢」
官吏は痩けた頬に喜色を浮かべ、枯れ木のような身体に、目だけはギョロギョロと光らせて、
興奮しながら証言した。
「はい、無論最初は抵抗がありました。しかし五石散の効能は、発熱の恐怖以上に私に言いようのない驚嘆を与えてくれました……。
そう、時間とともに、この世界に関する一切の概念の檻が失われていくんです……。
そこには無。まさに無が有りました。
無何有の郷。広漠の野。
完璧でした。ただただ、完璧だったのです……。」
宋国には、実はかなりの数の五石散が流入していた。
その発信源はどこか。曹鶴は調査しえるのだろうか?
ーー洛陽・景福宮
こっちか……音の来源は此処だ。
武芸には自信がある。景福宮には忍び込んだ
衛兵は張承にとって玩具にすぎない。積み木・木彫り人形の類。凌波微歩の美しく軽い歩みで行く
男が白い粉を口に……(何だこいつ?)
ーーーこの奇妙な男に戸惑う
(江南で確かに噂は聞いたことある。何平叔と言ふ名の……)
>>289 誰だ。そこにいるのは?
(何晏は、眼を閉じて四肢を投げ出したまま言葉を吐き出す)
清冽だった白檀の香に、血の臭いが混じった……。
微弱な差異だが、五石散で意識の洗浄をしている私には、
天と地ほどの違いに感じられる。
白檀の香木は、中々手に入らぬもの。その香りを聞く楽しみを邪魔する、血生臭い下手人はどこだ?
私の、香りと味覚と精神の帝国を乱す盗賊はどこだ?
(暫く様子を見ようと思ったが気づかれるとは)
長沙都尉 張承
何尚書には初めてお目にかかります
(軽く頭を下げる)
尚書の香り、味覚、精神の帝国を乱している盗賊はこの私ですね(噂通り変わっているやつだ)
だが、私は此の世で人を斬ったことは一度もない。軽く触れただけで人は勝手に倒れるだけのことです。血の臭いはどこから来たのやら。嗚呼、恐ろし恐ろし
>>291 長沙都尉の張承?
(何晏はやや驚いた表情をして、それでも例の背筋の凍る冷笑を張り付けて、張承に席を勧めた)
珍しい客ではなかろうか……
また、始末の悪い宮女かと思った。宦官ではないなと思った。あの腐臭が無かったからな……
血なら、その肌の下、体内を巡っていよう。
それとも君は、氷雪の如き冷たい肌を持つという、藐姑射の山の神人か?
私はね、人の体内を流れる血をも嗅ぎ分けることができるのだ。信じられんだろう?
五石散は人ならぬ身にて神の境地に近づく手段であるよ……
張承殿。落ち着いたら二、三教えて欲しいことがある。
君は私を一目で何晏とわかった。それはなぜだ?
また、なぜ君は此処にいるのだ?
呉の使節ではないのだろう。
訂正
五石散は神ならぬ身で……
294 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/09/27(木) 00:35:27.56
アンジェどこー
ん、座らせて頂こう
座る様は大変美しく上品である。
尚書ほど肌が白い男はいないと聞いた
それに此処は宮内、男と言へば武王のご子息か妾の連れ子ぐらいしかいないでしょ?
此の条件の当てはまるのが貴方尚書ですよ
う〜ん……しかし、さっきから良い香りがする。尚書の香は特別ですね
白檀をじーっと見つめたまま…
そう言えば尚書に用はないなぁ。銅鑼の音とこの香の匂いについて来たら此処に至った
奇遇と言いますでしょうか?
洛陽まで長かった。睡眠もろくにとっていない
ああ 眠い眠い……
尚書の寝台を使わせて頂こう
(寝台で横になり寝る zzz〜)
(此奴は、雅趣を解するらしい。
『香の匂いに着いてきたら』か……
白檀の清澄な香は、確かに、あちらから匂うというより、聞く者の心の方を惹きつける香。
輪郭は無く、形も無く、さりとて朧げならず、またさりとて固からず。
自然、人の心の緊張や熱を解きほぐす……
人である私に用は無く、香りと音に用有りというのも気に入った。
(今暫く、斜陽の魏朝を離れ、香りの帝国の中で休むといい。
私は逆に、俗塵にまみえねばならない……
(何晏は、張承をそのままにして室を後にした)
帳簿を眺める。記された膨大な額……それは何晏の個人資産であった。
「神による天地創造を壺中で再現する行為」すなわち薬作りは、何晏に莫大な利益を齎した。
儲かる、というレベルの話ではない。
薬の原料となる、鉱物を産する山、その管理官には己の腹心を。
こうして事実上五石散を独占した上は、これを世に流通させるのみ。
最初は好事家の文人に無償で贈与。やがて雅な高級嗜好品としての評判が出来上がると、
巧みに価格を操作し、何晏以前とは比較にならぬ金額で世に流す。
身体的精神的依存性の高い五石散は、継続して売れてゆく。
またそれとは別に、より安価に作れる薬を、適当な名を付けて民衆にも流してゆく。
かくて、人々が堕落するほどに何晏は富み、今や皇帝以上の富豪となっていた。
■宋都
此で全部か?
(大量に流入した五石散をあるだけの金子を使って買った)
「いや……、その…金がもう無いのです」
そうか…。
無理に奪えば人徳がなくなる。買っては買い尽くせない。五石散を使うことには反対しないが政に支障をきたしては困る
此までに流入したのは仕方なかったとしても、此から宋都に運ばれて来る五石散の交易は役所に限るようにしようか‥
《鶴頂司》
貿易・関税を司る新たな役所を置く。孤の名から一字をとってきた。宋都に入って来る品、出ていく品まで徹底的に調査をする
なお、五石散の交易は鶴頂司に限る。官吏で五石散の使用により仕事を怠慢した場合は免官流放に処す
(ふぅ…法をきっちり定める事によって上手く治めることが出来ない乎?)
>>299 宋国一帯の豪商たちが、一堂に会している。
今宵も彼らは皇帝に勝るとも劣らない規模の大宴会を開いていた。
だが、そこに急報が届いた。
商人壱「五石散の交易を政府の統制化に置く、だと?」
商人弍「何と愚かな。全くもってありえん考えだ」
商人参「フン、曹鶴の糞餓鬼め。わしらの利権を脅かすつもりかえ」
商人四「ホホホ、まだまだ青いネェ。財貨の力の恐ろしさをまだ知らぬとは」
商人伍「財貨の力も知らず、徒らに五石散を買い占める。滑稽なことよ」
一 同「ワハハハハハ!」
商人参「冗談はさて置き、糞餓鬼の思いつきをどうやって潰してくれようかの?」
商人四「ホホホ、それこそ財貨の力で何とでもなるワ。ネェ、涛チャン?」
商人壱「フフフ、我らが政府高官や末端の役人たちと誼を通じていたのは今日のため」
商人伍「曹鶴も気付くだろう、天下で最も強いのは君主でも軍隊でもない。財貨であると!」
商人弍「では諸君、杯を。暗君・曹鶴の破滅に乾杯!」
それから、曹鶴のもとには鶴頂司の設置に反対する役人の投書が相次いだ…
宋国の国倉には、ただうず高く積まれた五石散だけが残った……
髪を梳いていた。そこに鶴頂司の長官がやって来る
「密探によりますと宋都周囲の商人達が毎晩のように会を開き公さまに対してあの……その…」
それで?
お気に入りの麒麟刺繍の黒い上着を羽織る
「それが下級官吏らとも通じておりこのままにしておけばいつ何が起きようとも不思議ではありません」
(そこまで浸透していたのか)
フハハハッ 宋都周囲の有力商人を一ヶ月以内に鶴頂司の直轄下とせよ。彼らが従わぬようなら「殺せ」
うがいをする。盥に唾を吐き捨てた
ーー洛陽・景福宮
ふぁぁ〜
(不思議な夢を見た。)
ハ姑射の山に行ってきた。随分久しく行ってきたようであった。己が飛竜に御し、四海で逍遙す
艶美な己に驚嘆す 嗚呼、何故これまでに陶酔する
304 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/09/30(日) 18:38:57.70
812 名前:アンジェ ◆Enju.swKJU [sage] 投稿日:2012/09/30(日) 18:05:33.42
アンジェのID被りってなんだ?
俺は、臨時用のサイトを使うと本当にあのIDになるか、
試そうとしただけだ。
諍いを鎮めるのが閣下の仕事だと思ったから。
どうして自演扱いされてるんだ?
812 名前:アンジェ ◆Enju.swKJU [sage] 投稿日:2012/09/30(日) 18:05:33.42
アンジェのID被りってなんだ?
俺は、臨時用のサイトを使うと本当にあのIDになるか、
試そうとしただけだ。
諍いを鎮めるのが閣下の仕事だと思ったから。
どうして自演扱いされてるんだ?
812 名前:アンジェ ◆Enju.swKJU [sage] 投稿日:2012/09/30(日) 18:05:33.42
アンジェのID被りってなんだ?
俺は、臨時用のサイトを使うと本当にあのIDになるか、
試そうとしただけだ。
諍いを鎮めるのが閣下の仕事だと思ったから。
どうして自演扱いされてるんだ?
305 :
無名武将@お腹せっぷく:2012/10/03(水) 18:02:29.69
蛆虫なりきり厨の巣窟晒し上げ
>>302 ──公の眼光に、鶴頂司長官はたじろいだ。
「是……」と絞り出す声がまるで自分のものではないようだ。公のことは敬愛している。
公のように生真面目な官僚は珍しい。自分とて、このような生真面目さを官僚の資質と考えてきた。
できることなら公の理想を叶えたい。
しかし……
敵は余りにも強大だ。曹氏などという特権を持たずして官僚になった自分には、商人の、財貨の力の強大さが痛いほどわかっている。
幼少時からの勉学にも多大な金がいる。学業成って官に就いても、官服を買うに年収三年ぶんの大金を支払わなければならない。
そして、官僚生命を繋ぐためには上官をよく接待せねばならない。それにもまた金がいる。
青年の頃、卑しんだ財貨は、理想のため、守るべきもののため、必要なものなのだと知る。
そして、その大金を融資してくれるのが、他ならぬ大商人なのである。将来の引き立てと引き換えに……
そういった、官僚と商人の持ちつ持たれつの癒着を、公は皇族であるからご存知ない。
このまま、公と商人の対立が続けば、事態は最悪の結末を迎えるだろう。
公の暗殺、という結末だ。
(続き)
「是……しかし……」
鶴頂司長官は掠れる声で続けた。
「しかし公さま、一月とは参らぬかもしれませぬ。無論最善は尽くします。しかし正直に申し上げれば、実現の自信がございませぬ。
商人どもはあらゆる方面から圧力をかけて参りましょう。同調するのは末端の官僚のみではありませぬ。」
公の面目に泥を塗る発言だ。ここで処刑されても仕方が無い。
しかし、自分の言葉は本当のことなのだ。公を死なせたくない。
長官の顔は苦悩に歪んでいた。
曹鶴。詩歌会の夜、わしを生かした曹鶴。おまえは今何を想うのだろうか…………………?
あの時、死の口を目の前にした日、わしは自身の心に備わった原初の恐怖を知った。
おまえには二重の意味で感謝している。
自惚れに気づかせてもらったこと、理想を追い求めるための命を奪わず帰してくれたことよ。
しかし皮肉ではあるまいか……………?
わしの理想は、おまえの精神をじわりと蝕むことになる。
おまえは、おそらく五石散の宋国流入を防ごうとするにちがいない。
だがね、その道は袋小路……不毛な道。
(何晏は筆に墨を付け、手慰みに蛇を描いた)
毒蛇(汚濁)を討つなら、腹を叩いては(五石散の取締)ならぬ。
そこは蛇の急所ではないばかりか、腹の下から小蛇(商人)が湧いて出てくるかもしれん。
わしがおまえの立場なら頭(何晏)を叩き潰す。徹底的に。
>>303 (張承が目覚めると、何晏が少し離れた文机から声をかけた)
起きたか。安らかな顔でお眠りになることだ……………?
飛龍に駕して天地の外へでも行っていたのかね。
張承殿、わしもよく天地の外へ行くんだよ。
そこにはすべてがあり、かつまた何も無い。
そのような夢は、大吉夢といえよう。
ひるがえって、神気が衰えてくると、ひとは凶夢を見るもの。
けだし、殺人夢などは凶中の凶。
きみは、人殺しをする夢は見たことがあるのかね。
長官の思わぬ言葉におののいたが、顔色には出さなかった。
「ほぉ、商人の力は孤が思う以上に強いのだと申すのか?そしてそれを御すのは難しいと?
ならば、五石散の出所、商の場、取引した者を徹底して調べて参ってもよいぞ」
(根元から憂いを断たなければ)
少し焦りを見せる
「どんな手を使っても構わぬ。だが、任務を果たさせずに君は戻るでない。前の言った通り一ヶ月の期限だ。ここに剣を与える。それで宋都の憂いを断て。なせぬ時はそれで自裁せよ………よいな」
「孤は疲れた。下がれ」
胡座に座してまま、此から大仕事に向かう男を見おろした
だいたい見当はついている。何平叔だ。五石散をくまなく愛し、奇行が多い人
流入は彼によるものだろうか。理由もなく心中で彼だと確信している……ああ、絶対そうだ。
「来人!」
「在」
従者の一人が前で拝している。
「君には五石散を扱う豪商の中に身分を知られずに潜み込んで欲しい。出先を突き止めるのだ。いいか、ついでに鶴頂司の役人の監視もしてくれ。商人と役人がくっついたら厄介だからな。まめに報告に来よ!」
「諾」
…………
周公吐[口甫]、天下帰心………
(何気なく口から出た)
天下を心に帰すには有能な人を求めねばな……鶏鳴狗盗の輩でも良い。
ーーーー人の心を得る者が天下を得る
商人の心得ずして如何に商界を牛じれるやら
(疲れも限界である。何もかも完璧を求めすぎなのだ)
313 :
無名武将@お腹せっぷく:2013/03/17(日) 19:14:22.70
このスレも失敗作として後世に汚名を残すことになった
314 :
無名武将@お腹せっぷく:2013/03/17(日) 22:29:04.91
鹿のステーキ食いたい
315 :
無名武将@お腹せっぷく:2013/03/17(日) 23:50:19.42
アホジェが関わるスレは全て駄目になる
ちさ ん マンション 第 3 仙台 上の510の住民が
トイレに潜伏したり(奇行?)
私は5分ぐらいで避難^^
私が玄関にいても、トイレにいても、台所にいても
上に必ず?います^^
2時45分に寝てる上でドスンって
ひどくない?
317 :
無名武将@お腹せっぷく:
ノイローゼみたいにされ
約半年ぶりに ご飯 たきます
隣の人にきいてね うそじゃありませんよ(たぶんね)
あべかず工務店@仙台の船山社長は、さぞ 豪華なもの
たべているんでしょうね????????よかったですね