【許昌・司空府】
……(“鍾繇”《ショウヨウ》、要らざる事を言う奴だ。別段恨みを買う覚えは無い筈だがな)。
>>119-120 (進言が入れられた直後に反乱の報。急ぎ招聘された二軍師が意見を戦わせ、宋憲も意見を求められる)
私には“賈詡”《カク》殿の言に、理があるかと感じます。
賊と袁紹の繋がりは判じかねますが、放置すれば後ろを突かれるのは必定。
早急に討伐し、後顧の憂いを断つ事が必要でしょう。
とは言え、大戦の前に鼠退治へ赴きたい将はおりますまい。
……。
もし宜しければ、私に主公の恩顧へ報いる機会を与えて頂けますまいか。
我が騎兵を持てば、火煙に燻られる野鼠の如く、一散に賊を蹴散らしてみせましょう。
(そう申し出て控える)