【三戦板】 自治新党その169 【新秩序】

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502KowLoon ◆8Dxo02Kui.
>>669
まぁ、個人的には偽りの天皇の子孫を名乗る、というよりも、そも
そも、古代氏族において天皇ないし皇統に類(子孫であると)する
豪族らが非常に多すぎると感じますし、これは単に支配領域が拡大
していった過程において、天皇をはじめとする皇族の子を婿や嫁と
して受け入れたり、まるまる豪族自体が主従関係を結び、後に各豪
族がそれぞれ所有する部曲的なものを天皇家ないしは皇族の個人と
築き、後に主従関係を築いた当時の主人に当たる個人が、そのまま
一族の祖となる皇族出身者ないしは、皇統との枝分かれの始めにな
ったと思いますね。
まぁ、強いて言えば、僭称というよりも義兄弟や皇族の子孫である
という証明といいますか、そう名乗ることを認められ、その繋がり
を下賜された、という様な形が近いかと思います。

なお、田邊史の様な例に関しては、偽り以前に主人と同じ姓である
という点が、それこそ転じて、後に主家の先祖を自分たちの同族と
しての先祖扱いにした形になるかと思います。
まぁ、元々、従者という事で主人と同じ姓が与えられただけですし
与えられる姓に関しましては、古来よりその姓(というよりも氏)
を持っていた氏族との血縁的な繋がりや、その祖先との繋がりとい
うのは殆ど加味されていないかと思います。

まぁ、しかし、関東や倒壊といった地域に半島系の人が多いのは、
ある種の先進的な技術・知識を持った民族を用いた植民活動ととも
に中央に仕える朝鮮系氏族の周囲に集まりすぎる事を避けたように
も感じますね。
因みに、高麗郡が出来た頃には、相模国に高麗王の姓を持つ高句麗
の王族出身者(といわれる人物)がおりましたし、東北の長官にな
った人物の中にも、百済王家に連なる人物(百済王氏)が居たかと
思います。