名族・袁本初が諸君の質問・相談に乗ろうではないか

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477袁紹 本初
>>470
実のところ、答えは容易に出ない。つまり、「実践経験豊富なものと修練(知識)を積んだ者、どちらが上なのか」というと…
結果は、「どちらともいえない」。もしくは「両方積んだ者」と言う事になる。
知識だけでダメなのは、先刻出た馬謖の例が良い見本であるし、経験だけではダメなのは、これまた昨日挙げた、
長坂における張飛の橋を落とした行動に見られる(注・1)。
双方兼ね備えた存在と言うのは、存外に多くない。何しろ、激闘を重ねれば戦死する可能性が高まるからな。
それでも誰か挙げるなら、もうお分かりであろう。孟徳が良い例だ。
常に戦場に立ち、勝利も敗戦も経験し、自身の知識は、孫子に注釈を付けた「孟徳新書」に見られるようにように深く広い。
だからこそ、英雄と呼ばれるし、ゲームにおいては「リアルチート」などと呼ばれるわけじゃな。
そんな孟徳ですら、述べたように敗戦もある(赤壁では大敗北しておるしな)。
結局、戦争において、「〜な人物は絶対に勝つ」なんて事は無く、敗戦も兵家の常であり、避けては通れぬものだ。
だからお主の質問の答えは、「やってみなければわからない」と言う事になる。明確な答えではなくてすまんがな。

>>472
まあ、五虎大将の一人であり、軍歴豊富なお主を差し置いて、魏延を起用する、と言う事は無いかもしれんが、
かと言って、お主等の後に主力となりうるのはその魏延くらいだと思うんだがなぁ。
ともあれ、あの敗戦で身に染みたんなら、もうちょっと人材育成をちゃんとして欲しかったな。
弟子である姜維など、諸葛亮の北伐の念に捕らわれすぎておって、結果的に、国をないがしろにしてしまっておるからな。

>>473
まあ、それが正しい「プロの姿」であるからな。
ただ、格闘家たる者であれば、敵に挑まれれば受けて立つ、くらいの気概は欲しいとも思うが。

>>474
頑張らなくていいところでは頑張らんで欲しいな。(色々な意味で)
ともあれ、快復した事は結構。大いに励むが良い。

(注・1…これにより、曹操は「劉備軍が寡兵である」と看破し、急ぎ追撃を命じた。)