東京スポーツ新聞で好評連載中の加野厚志先生の『女三国志』について語ろう!
これまでのあらすじ
女奴隷の貂蝉ちゃんは、王允に育てられて、長安の歌姫と呼ばれる
絶世の美女に成長する。
しかし、世は董卓が横暴三昧。
貂蝉ちゃんは、家族の仇でもある董卓を討つため、連環の計を仕掛けて、
董卓と呂布に仲を裂き、見事、董卓を討ち滅ぼす。
(ここらへんまでは、三国志演義とだいたい同じ)
その後、貂蝉ちゃんは、女軍師・虞庭の勧めにより、天下を取る女将になることを
決心して長安を脱出。
孫策の持つ伝国璽を狙うため、江夏へ向かう。
今、その旅の途中。
主な登場人物
・貂蝉ちゃん
女三国志の主人公。長安の歌姫、傾国の美女の異名を持つ絶世の美少女。
踊り、歌、剣の腕も一流。今のところセクロスしたのは、呂布と一回だけ。
女でありながら天下を狙う。
・虞庭
貂蝉ちゃんの頼れる女軍師。シコメだけどナイスボディ。魯粛に求婚される。
・董卓
呂布と婚約していた貂蝉ちゃんを奪ったために、呂布に惨殺された後漢の奸雄。
貂蝉ちゃんの村を荒らした憎き仇敵。乳首を吸っただけで、最後まで貂蝉ちゃんと
セクロスできずに死んだ。哀れ。
・呂布
貂蝉ちゃんのために董卓を殺し、主君殺しの汚名を着る。貂蝉ちゃんの処女を
捧げてもらったラッキー野郎だが、貂蝉ちゃんには逃げられた。哀れ。
・趙雲
山賊に襲われた貂蝉ちゃんをたまたま助けた美男子。
貂蝉ちゃんに惚れられている唯一の男。一番おいしい役。
・王允
貂蝉ちゃんの育ての親。連環の計を仕掛け、見事成功させる。
でも、養女である貂蝉ちゃんに惚れてるらしい。
・魯粛
海上貿易を営んでいる商人。お金持ち。貂蝉ちゃんよりも虞庭を妻に選んだ。
貂蝉ちゃんたちに旅の資金を提供する。
・周瑜
貂蝉ちゃんと旅の途中で出会った美少年。貂蝉ちゃんの色仕掛けも華麗にスルー。
ホモか? 貂蝉ちゃんが、孫策のもつ伝国璽を狙っていることを見抜いて警告する。
すげー
さすが東スポ
まじですか・・・
しかし東スポなんぞ読まんぞな
貂蝉は、魯粛と周瑜に連続して振られた。
董卓、呂布を手玉に取った絶世の美女も、今のところ2連敗中。
8 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/02(水) 02:43:31
本日、めでたく連載100回到達!
貂蝉ちゃんと虞庭が無事に目的地の江夏についた。
長江を初めて見てびっくりする貂蝉ちゃん、カワイス
>>5 東スポの男セン(男専用のエロ)のページに連載されてるんだけど、そんなにエッチじゃないよ。
文章も硬質だし、むしろ、かっこいい。
エロ小説というよりも、普通に貂蝉の視点から見た架空歴史小説って言う感じ。
大人版三国志。
単行本化されたら、女性にも読んでほしい。
10 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/02(水) 04:40:34
貂蝉タン(;´Д`)ハァハァ
11 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/02(水) 20:12:46
東スポってネットじゃ読めないんだっけ?
劉備とか曹操はまだ出てこないわけ?
>>12 政情説明として名前は出てきたと思うけど、キャラとして出てきたことはないと思う。
劉備は連環の計の頃はまだマイナーだし。
ついこの間孫堅が死んで、孫策が当主になって伝国璽を引き継いだ時代だしね。
孔明らが出てくる頃はいつになるのだか。
しかし、その頃はさすがに貂蝉の容姿も衰えるだろうけど、どうなるんだろ。
まだ10代だから、あと20年は美女にままかな?
その前に、連載が終わったら悲しいな。
14 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/04(金) 10:07:36
川イルカage
15 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/04(金) 13:35:16
うお、東スポでこんなの連載してるとは知らんかった
16 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/05(土) 10:50:13
虞庭が嵐の長江に転落して流された!
貂蝉パニックage
17 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/05(土) 12:50:58
凄い興味ある。出来れば過去ログ含めてネット配信してほしい。
東スポ読者と三国志ファンが、あんまりかぶっていないのがつらいところだな。
19 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/07(月) 10:04:19
長江から竜が出現!
東スポを買う勇気がない…。
落ちてるのをひろえばいいんじゃないかな
22 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/08(火) 11:42:26
嵐はやんだが、虞庭の行方はいまだわからず。
頼れる女軍師を失った貂蝉の運命はいかに!?
貂蝉って、呂布と一緒に死んだんじゃなかったっけ?
しかも、彼女は関羽と心の中では愛し合っていて、
関羽は貂蝉に操を立てて生涯妻を娶らず、関平と言う
養子を迎えている。
趙雲さまは、私のものよ!いい加減な小説書くとコロスぞ!
24 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/08(火) 21:05:44
やす子乙
25 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/09(水) 05:36:12
盗賊vs貂蝉一行の激しい戦闘開始。
>>23 貂蝉の死は諸説ある。
まあ、存在そのものも架空視されてるぐらいだから、正確なところはわからない。
呂布と一緒に捕らえられて、関羽に殺されたって言う説もあるよ。
吉川三国志みたいに、連環の計がなった後、自害するって言うのが一番綺麗な終わり方なのかもね。
悲劇のヒロインとしては。
女三国志では、女英雄、女傑として描かれているから、連環の計後でも生き延びてる。
貂蝉一行、盗賊を撃退。
伝国璽を孫策が周瑜に預けたことを知って貂蝉びっくり!
で、誰とセクロスするんだ。
孫策?周瑜?
29 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/11(金) 09:52:52
孫策の理想の女が貂蝉ちゃんとのこと。
どういうこと?
30 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/12(土) 10:26:40
于吉がうわさ話に出てきた。
孫策の死亡フラグか?
>>28 周瑜はホモっぽいから、次に接近するのは孫策だと思う。
おそらく、孫策は長安の歌姫と呼ばれた貂蝉に興味があるじゃないのかな?
顔合わせをしたら、いい雰囲気になると思う。
まあ、続きを読まないとなんともいえないが。
挿絵書きは、コーエーSLGからコピペしてるだろってぐらいに、
孫策や趙雲の顔がコーエー画像によく似ている。
だが、董卓が暴れたころの趙雲ってローティーンどころかアンダーティーンの
ガキじゃないだろうか?とも思うことが。
一説には、劉備より年上だったという説もあるが、
袁紹が公孫讃とやりあっていたころに20ちょいぐらいにすると、
貂蝉はえらく姉さん女房な予感。
>>32 董卓が死んだのが、192年。
趙雲のウィキペディアに
>『趙雲別伝』によると、その後趙雲は兄の喪のために公孫?の元を辞して故郷に
>帰ることとなり、劉備は趙雲が戻ってこないことを悟った、とある。(192年に常山
>郡が袁紹の手に移ったのが理由であろうか)
ってあるから、192年の趙雲を20代としたら、まだ貂蝉のほうが年下でしょ。
物語の設定だけど、連環の計の頃の貂蝉は16歳ぐらいだし。
つまり、広大な中国全土の英雄を股に掛けた
ちょーせんタンのウハウハ股旅日記か
35 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/14(月) 10:26:27
軍師の虞庭を失った貂蝉は、自分で状況分析せねばならない。
伝国璽が周瑜が持っているというのは世間を撹乱するための嘘で、実はまだ
孫策が持っていると、貂蝉は推理した。
孫策から伝国璽を奪うと、改めて決意を固める貂蝉。
すべて色仕掛けなんか?
そんなんだったらやだな。東スポとはいえ。
ここであらすじ読む限り
すげーつまらなそうなんだが。。
39 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/15(火) 00:09:42
>>37 イラストは石川吾郎って書かれてるな。誰だかよく知らないが。
>>34 作者は、軽度の呉っキー(呉オタ)のようで、今のところ
孫家ストーカーを貂蝉にさせてる。
いずれ(東スポから)消えてなくなるとは思うが、
袁術が玉璽を手に入れたら、袁術を打ち殺すために、
曹操と呂布と劉備と孫策と5Pでもやって、袁術イジメでもやるんかね?
ちなみに、今日の東スポでは、胴長短足でエラが張っているとも
正史に描写されていた、孫権まで、碧眼の美少年だった。
袁術が死ぬと、演義では玉璽がフェードアウトするので、
それを貂蝉がもってることにして、曹操と孫家と劉備の三者で
究極の女体のおまけ付で玉璽を取り合う話にでもなるんかと。
まあ、そこまで東スポがトンでも三国志を持たせるとも思えないが、
乱世を終わらせたいやつが、乱世そのものの原因になるとしたら、
笑える話ではある。
41 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/15(火) 11:05:32
貂蝉一行、ついに曲阿の孫家の館に到着。
出迎えたのは、10歳前後の孫権。
孫権は傾国の美女と言われた貂蝉を、あからさまに警戒している。
現在、孫策は不在。
陸路で孫堅の遺体を運ぶため、帰郷に一ヶ月ほどかかるらしい。
>>39 これ、石川吾郎先生自身が出展してるのか。
画家で食っていくのも大変だな。
しかし、毎日毎日、これだけリアルな一枚絵を書くって、作業として大変じゃないのか?
プロだったら一日で簡単に書いちゃうのかな?
ヤフーオークションよく見てみたら、石川先生の絵、中には50万の値が付いてるのもあるんだな。
けっこうすごい画伯なんだな。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/16(水) 04:25:29
連環の計を仕掛けた傾国の美女としての悪名は、すでに呉にも伝わっていた。
貂蝉は孫権に門前払いをくらい、船に戻る。
顔見世ていどに、幼女の孫夫人も登場。
やるな孫権
十年後にはやるかもしれん
まあ、ガキに色仕掛けは通用せんしな。
門前払いもしょうがない。
演義はもちろん、正史よりの小説でも孫策は、
大僑一穴主義だったりするが、彼の残された子供たちを考えると、
とても、大僑一人で生んだとは思えないペースだったりするんだけどな。
逆に、孫権の色ボケ・酒乱で、ガキのころからお目付け役の太守に
金をせびっていたこともあるのだが…この作者のソースにしているのが
どこの三国志なのかが気になる。
基本、呉マンセーのところはあるにしても、
貂蝉の魅力によって、4番目の国ができました
っていう路線にはしないようではあるが。
>>48 時期的に子供のほとんどが大喬との間の子じゃないよね
大凶さらって二年くらいで死んでるしな孫策
孫権は十人近く奥さんいるっけ
孫権奥さんズの中では袁術の娘が好きだ
50 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/16(水) 20:55:22
虞庭の行方はいまだわからず。
しかし、孫策は早ければ明日にも帰郷するとのこと。
孫策と周瑜の仲を裂くため、再び連環の計を仕掛ける決意を固める貂蝉だった。
51 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/18(金) 10:23:35
孫策が曲阿に帰郷した。
孫堅の遺体を埋葬し、墓を建てる。
貂蝉は孫策と接触するため、舞の衣装を着て、ひとり孫堅の墓の前にやってきた。
そこに人影が。
ついに貂蝉と孫策の初対面か?
ちょっとwktk
53 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/19(土) 10:15:16
現れたのはやはり孫策だった。
二人は孫堅の墓の前で二人っきり。
孫策は、孫権や周瑜に「貂蝉は毒婦」と忠告されていたが、貂蝉のことをまんざらでもない様子。
貂蝉も孫策を一目見て惚れかかってしまう。(貂蝉はけっこう惚れっぽい?)
貂蝉は孫策の前で、鎮魂の剣舞を舞い始める。
はたして、孫策の心をつかむここができるか?
おめーら墓前で何やってんだ!
いかん、このスレをちょっと楽しみにしている自分がいるw
56 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/20(日) 03:15:27
貂蝉の舞が終わった。
孫策は「あなたを一人にはさせない」と抱きしめてくれた。
孫策の心をつかむのに見事成功。(でも、セクロスはまだね)
孫堅の死を知って、周囲の豪族の動きが不穏当。
明日にでも曲阿を脱出して、徐州に向かうとのこと。
あーあ、バカだなぁ孫策…
さすがうっかり二代目
人の注意を聞け!
なんじゃろか。
孫策を落として、伝国璽をゲットして終わりなのかな?
どうせなら、孔明を誘惑して冷笑される貂蝉ちゃんも見てみたいんだが。
そこまでは連載続かないか。
最後まで連載が続いたとしたら最終的に誰と結婚するのかな?
天下を狙うんなら、曹操? 劉備? それじゃ、ベタだな。
案外、関羽あたりかな?
毎日このスレを見るのが楽しみな自分が居る
状況説明されてる方毎日乙です
演義系でよくある、
孫策が泣く泣く、袁術に伝国璽をカタにしての
兵卒ゲットしての独立ストーリーがなくなってしまうから、
この時点での、伝国璽を貂蝉が孫策から奪うのは
ないような気がする。
むしろ、貂蝉が余計なことをしたばっかりに、周瑜とも離れて
孫策が一人でうろついているところを、刺客にばっさりとやられる
悪寒。(虞庭が独断でやるかも)
その後、三国で伝国璽と貂蝉を求めて、余計な戦乱が沸き起こる
って展開になるんじゃね?
>>61 う〜ん、それもなかなか面白そうだな。
とりあえず、伝国璽は袁術までは行きそうだな。
どうせなら貂蝉がもっとメジャーになって、戦争が起こるぐらいの女、ファクターになってほしい。
リョフのトウタク殺しはしょせんクーデターだしな。
自分も楽しみにこのスレを見てます。
毎日説明ありがd。
やるかやらんのかが気になって
65 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/21(月) 18:19:30
先が気になるおれだぜ!
66 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/22(火) 11:25:25
連載 第117回
孫堅の墓の前で抱き合う二人。
「もっと強く抱いてください」と貂蝉は誘ったが、さすがに父の墓前だったから、
孫策は優しく引き離した。(だからセクロスはまだね)
貂蝉は「あなたに一生の助力を誓う」と、《曲阿脱出》と《孫家再興》のために自分の
名馬・銀羽と、魯粛からもらった砂金を差し出した。
「どうしてこれほどしてくれるのです?」
と孫策が尋ねると、貂蝉は、
「色恋は惚れたら負け。私は生まれて初めて大敗してしまいました」
なんと、連環の計どころか、本気で恋に落ちたのは貂蝉のほう!
伝国璽を奪い、天下に君臨する女帝となるという虞庭との約束はどうする貂蝉!?
乙!
えええマジ惚れかよ?
えー・・・ここで、ノーマルルート?に戻っちゃうのかよ・・・
もっともっと、貂蝉たんに乱世を荒らしてほしかったのに・・・
だが、これで大喬削除フラグはONか?
でも、ひとモンチャクあるよ。
なんせ、貂蝉を嫁にすることを、孫権や周瑜は猛反対するだろうから。
孫策・貂蝉は悲恋エンドだな。
それから貂蝉は曹操か劉備のところに行くのだろう。
劉備の方に行ったらSWEET三国志みたいだなww
71 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/23(水) 02:24:48
連載 第118回
銀羽と砂金を差し出された孫策は最初は遠慮したが、「同族になれば入る懐は同じ」と、
貂蝉を妻とすることで、それらを受け取ることを了承した。
孫策と貂蝉の婚約はここに成立。(まだ墓の前だから、一族や部下の同意は得てないけど)
婚約した後、孫策は「あなたの探している義姉(貂蝉と虞庭は義姉妹の契りを結んだ)
の虞庭は、漢水上流の南陽のいるのでは?」と、驚くべき情報を提供した。
なぜ孫策は、虞庭の所在を知ってるの?
虞庭は無事なのか?
会った当日に婚約までするとは、生き急ぐにも程がある
あ、まだ何年か死なないか
まあ、女帝になるよりも、有望武将の妻になったほうが合理的だわな。
後の呉の基礎を作る孫策に目をつけたんだから、貂蝉の見る目は確かだ。
これが、袁術とか袁紹とかだったら目も当てられないな。
虞庭が項羽の妻(というか、第一番愛人)の虞美人の子孫
(直系なわきゃありえないが)であることを、孫策が推測した
ことが、あらすじからすっぱり削除されてる。
虞庭カワイソス。
孫策が婚約して、周瑜がホモはら、二喬との結婚話も削除になる予感。
どうでもいいが、女が三国志世界を荒らす話にしたいのなら、
秘本みたいに、教母とつるんだ方がよかったんじゃないか?
どっちにしても、伝国璽は群雄割拠の今だから意味があるが、
曹操が献帝GETしたり、孫策がハンコよりも兵卒!になったりするように
なるんだから、伝国璽の意味合いはあと数年でなくなるというのに…
この話の中じゃ、恐らく孫策は堅パパの武将と領地を全て手に入れていて、
ハンコさえあれば天下無敵になれるんだろうと脳内保管
(実際は袁術によって、堅パパ軍団は、堅パパ死亡直後に
解体されている)
>>74 >この話の中じゃ、恐らく孫策は堅パパの武将と領地を全て手に入れていて
この話の中じゃ、今現在の孫策は資金も兵力もなく、まったく無力。仲間も一族ぐらい。
だから、貂蝉が馬と砂金を差し出したんだよ。
周瑜も魯粛もそばにいないし。
>>75 周瑜はともかく、魯粛は堅パパの部下じゃなかっただろ…
演義や正史で。
それはともかく、孫策にしろ貂蝉にしろ、どっちも兵もなきゃ
領地もナシのないないずくしのカップルだな。
やっぱ、ハンコは袁術に渡して、兵をもらうしかないか。
魯粛も金はあっても、土地も兵士もないし。
77 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/23(水) 16:18:56
連載 第119回
孫策は諸国に密偵を放ち、全国の情報を収集していた。
先祖の孫子が説いていた通り、情報戦を重視していたのである。
孫策が虞庭が南陽にいると推理したのは、夫である魯粛が南陽の袁術のところへ
向かっていることと、呂布がらみだった。
呂布が話に出てきたので、貂蝉がそのことについて質問すると、長安は董卓の
残党の襲撃を受け、最高司令官の王允は討ち死に。王一族は皆殺しにされた。
逃亡した呂布は、南陽の袁術へ身を寄せたとのこと。
養父である王允の死に、貂蝉はショックを受ける。
東スポなのに、こんなセックルシーンなしで進行していいの?
東スポだからって必ずエロが入るわけじゃないんだから(;^ω^)
あ、そうなん?
読んだことないんで、東スポってスポーツネタ以外はエロばっかしだと思ってた
>>80 隣のページの橘真児先生の『淫尻四姉妹』は毎日のようにセクロスしてるんだけどね。
女三国志は100回越えてるけど、セクロスシーンは貂蝉・呂布、虞庭・魯粛の2回だけ。
あんまり男センページでやってる必然性はないかも。
82 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/24(木) 05:38:08
王允殺されちゃったのか。
まあ、貂蝉は長安を脱出しておいて正解だったな。
この魯粛はカコイイ魯粛?
それとも情けない魯粛?
>>83 カッコ(・∀・)イイ!!よ。
というかあんまり3枚目キャラ、ネタキャラはいないな。
ならばよし
86 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/24(木) 16:20:38
連載 第120回
王允の死のショックが、貂蝉に女将としての自覚を取り戻させた。
恋に溺れている場合ではない。いち早く虞庭と接触しなければ。
天下を狙うには孫策だけでは心もとない。呂布の心も繋ぎとめて、両方を天秤にかけなくてはいけない。
貂蝉は銀羽を返してもらい、名残惜しくも孫策に別れを告げた。
男装して身分を隠し、単独で南陽へ向かう。(だから、最後までセクロスはなし)
その途上の長江の船上で、船頭が訳知り顔に、
「董卓配下の李将軍は器じゃない。袁術は領民に嫌われている。袁紹も小心者。曹操は若輩。劉備には軍勢がない」
と、天下を論じていた。
それを聞いた貂蝉が、
「では、乱世を鎮めるのは?」
船頭は答えた。
「それは、長安の歌姫・貂蝉だろうよ」
あれ? 貂蝉は以外に有名? 天下統一の最有力候補に挙げられた。
いくら何でもそりゃないだろう・・・
曹操が若輩なら、劉備は曹操より年上w?
なにその展開wwww
あやしい船頭よのう
91 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/25(金) 10:08:48
なんだ? もしかして最終回が近づいてきているのか?
>>90 もしかして、三国志主要人物の一人とか?
分析力からして、徐庶あたりとか?
なんつうか、本人がいると分かっててカマかけてる感じだよね
本編読んでないからわからんが
94 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/26(土) 10:38:09
連載 第121回
乱世を鎮める人物として挙げられた貂蝉本人が一番びっくりした。
男装しているので男言葉で、
「どうしてそんなことが言えるんだよ!?」
「今回の乱世は董卓と呂布の仲を裂いた貂蝉のせいで起こった。だから、それを鎮めるのも貂蝉だよ。
しかし、傾城の美女ってやつを一度は拝んでみたいもんだね」
「案外そこら辺にいるんじゃないか?」
貂蝉はそう言い捨てて、船頭のそばを離れた。
最高権力者の董卓が死に、現在の政情は混沌としている。
この混乱を作り出したのは自分なのだ。
自分の仕掛けた連環の計の影響力を改めて思い知った。
傾城の美女・貂蝉の名は思った以上に世間に知れ渡っている。
自分に対する世評もどんどん厳しくなっていくだろう。
しかし、女の美しさは薄皮一枚。その皮を剥けばただの髑髏。
美の儚さを誰よりも知っている貂蝉であった。
船頭はただの情報通だったみたい。
96 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/27(日) 05:10:52
連載 第122回
貂蝉は船を降り、陸路で旅芸人をしながら、歴陽までたどり着いた。
しかし、目指す南陽はまだまだ遠い。
その歴陽の街路で、以前お世話になった旅芸人団の楽士長の老人・ケ喜に出会った。
美人の旅芸者のうわさを聞いて、わざわざケ喜が訪ねてきてくれたのだ。
ケ喜から、呂布は袁術から門前払いをくらい、いまは冀州の袁紹の元に身を寄せていることを知る。
目的地を南陽から、袁紹のいる冀州に変更か?
97 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/27(日) 09:10:10
わくてか
98 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/27(日) 13:08:38
この当時、袁紹のところに誰か有名キャラっていたっけ?
呂布だけかな?
劉備はこの頃、どこにいたかな?
やっぱり有名キャラが出てこないと盛り上がらないからな。
なんだ船頭イパーン人か・・・
>>98の言ってる有名キャラというと、
公孫サンの「白馬義従」をクロスボウ部隊で返り討ちにした、
麹義や、かの関羽と壮絶な一騎打ちをした顔良や、
あの曹操に徹底的な追撃戦を行った文醜だよな?
っていうと、ポカーンとされそうなんでまじめに答えよう。
劉備はこのころ、公孫サンの客将をそろそろやめて、陶ケンの徐州に
移動しようという最中。
貂蝉たんのかつての一目ぼれの趙雲は公孫サンのところにいるはず。
(この小説だとフリーの武芸者だが)これも、そろそろ
兄(だったと思う)の喪に服すために、実家に戻る予定。
曹操は、青洲兵を手に入れたか、その前後。とても船頭のいうような
若輩でも弱小勢力でもなく、中原争いで言えばNO3ぐらいにはなっている。
ただ、中原のそのまたど真ん中にいて、なおかつ周辺の諸国と
同盟策なんてとらないので、そこらじゅうから攻められかねない危険性。
(もっとも、このころ、袁紹勢力の一端と思われていた可能性もある。
少なくとも明確な敵対関係ではないために、荀ケが袁紹から
曹操へ乗り換えるのが比較的スムーズに行われている)
このころ、袁紹の勢力圏内でドフリーでうろついていた有名どころというと、
郭嘉ぐらいか。
だが、貂蝉たんの目の前で
「孫策クンは、自分に対する恨みを考えないで虐殺しまくったり、
自分の武を誇って、護衛もおかずに、うろうろしてますから、
いつか、そこらの雑魚にぶっ殺されますよ。プゲラw」
って、いったら、貂蝉たんに真っ二つに切り殺されそうだな。
それはそうと100GET
101 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/29(火) 11:01:12
連載 第123回
ケ喜から、呂布が自分を求めてさまよっていることを知らされる貂蝉。
処女を捧げた相手だけに、呂布のことを憎むことはできなかった。
「魯粛さまから、虞庭殿を援助するように頼まれています。賢明な虞庭殿は、呂布を
追ってきっと冀州にいるでしょう」とケ喜が言い、、貂蝉は彼の旅芸人団と同行することになった。
今まで一人旅だったから、仲間ができたのは心強かった。
旅芸人だと、国境も越えやすい。
長江の雄大な眺めもこれで見納め。
「長江遥かなり」
貂蝉は、この景色を忘れまいと心に誓った。
ケ喜と貂蝉の一行は、黄河の南岸の濮陽に到達。
冀州の情報を得るために、そこに長期逗留し、年を越した。
もう孫策のことは忘れちゃったのかw
と言うか、乱世に女の自立を求めた覇を唱えるはずが、
乱世を引っ掻き回すだけの存在として、魯粛にいいように使われてないか?
104 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/29(火) 11:31:09
>>102 せっかく孫策と婚約したんだから、伝国璽を奪っていけばよかったのに。
伝国璽も取らずに、冀州に引き返したんでは、何のために長安から曲阿にきたのかわからん。
ただ、孫策との人脈作りのためだけだったのかな?
そもそも本当に虞庭が賢明なら、まず最初の目的地だった曲阿に来るはずだろ。
貂蝉ほっといて、呂布の後なんか追うかよ。
ばらばらに動いても行き違いになるだけだ。中国広いんだから。
地図で見たけど、曲阿から冀州って、ムチャ遠いのな。
中国の南から北じゃん。
こんなところまで行くぐらいだったら、孫策の嫁になったほうがよかっただろ。
女一人でこの旅は無謀すぎる。
また孫策が死ぬ頃になったら帰ってくるんだろ
107 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/30(水) 05:44:28
連載 第124回
濮陽で情報を集める貂蝉とケ喜。
情報を集めれば集めるほど、「稀代の毒婦」という自分への世論が厳しいことを思い知らされた。
しかし、それを甘んじて受けなくてはいけない。
貂蝉は黄河の初日の出を拝んだ。
そこへケ喜がやってきて、
「何か願い事ですかな?」
「とても言えません。あまりに大きな願望なれば」
「女将として起ち、民が苦しむ戦乱の世を鎮めたい、と?」
貂蝉の野心はすっかり見抜かれていた。
「そう、愚かな女の大望です」
貂蝉は自嘲した。
ケ喜は笑いながら、
「朗報がございますよ。呂布が復活したそうです」
袁紹が自国に入れる代わりに、呂布に匈奴の黒山軍の討伐を命じた。
自国を荒らす匈奴と、呂布の共倒れを狙ったのである。
しかし、呂布はわずか三百の兵で、五千の黒山軍を撃破してしまったのだ。
呂布強し!
>>100 >郭嘉ぐらいか
そうか、郭嘉がいたか。
冀州にいるのなら出てきてほしいな。
やっぱり切れ者がいないと盛り上がらない。
109 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/30(水) 16:46:28
連載 第125回
黄河を渡り、対岸の魏郡で半月ほど芸で日銭を稼ぐ。
貂蝉の演舞は評判を呼び、半月で一年分稼ぎ出した。
しかし、これほどの芸ができる美少女はそうそういない。
いずれ正体がばれるので、ケ喜は貂蝉に単騎で常山へ行くことを薦める。
常山は趙雲の故郷。
貂蝉の胸に、趙雲への慕情が甦った。
『生きて再会することがあれば、夫婦となろう』
あの霊山での誓いが成就しようとしている。
処女をささげた、呂布
夫婦の誓いをした、趙雲
マジボレで婚約した、孫策
おまえ、どんだけビッチなんだと。
111 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/30(水) 18:22:53
まさに売女
貂蝉が天下統一のあかつきには逆ハーができるんじゃ…ww
目的のために男を利用するならともかく、気持ちが揺れてフラフラしてるからつまらん
もっとずるい女になってくれよう
114 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/05/31(木) 01:45:28
まあ、たしかに女将たるもの、マジ惚れしちゃいかんよなw
悪女にならなきゃ。
魯粛と虞庭に、いいように利用されてるみたいだし。
作者が、純情なヒロインを書こうとして、結果的にビッチになってしまってるような感じだな。
でも、趙雲が出てきてくれるのなら、それはそれで楽しみだ。
作者がどんな三国志を書きたいか、実は決まってない気がするな。
貂蝉タン主役の歴史無視のトンでも三国志で、
貂蝉タンが中国を統一したはなしにするのか、
それとは逆に、三国志におけるあらゆる陰謀の影に貂蝉タンがいたという
秘本の教母みたいにするのか、
はたまた、各英雄たちにいいようにマワされる悲劇の女にしたいのか。
貂蝉タンって、実は王允に言われて董卓を呂布に殺させ、
虞庭におだてられて、女将軍になり、時々の男に会っては
マジぼれして全財産をポンとプレゼント。
土地もなければ、お金もないという設定の上に、あからさまに
各群雄(および、そこらのパンピーにまで)警戒される。
これで、どうやって貂蝉タンが三国志の歴史を作るような
大英雄にするのか、その気があるのか聞いてみたい。
女将をついついおかみと読んでしまう
>>116 ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
118 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/01(金) 10:02:18
連載 第126回
ケ喜に別れを告げ、貂蝉は常山に向けて銀羽を走らせた。
(今回は、ケ喜と別れのシーンだけで、ほとんど話が進まなかった)
「正史なんて、勝者の自己宣伝。本当の歴史は
民衆の歌芸等で伝わっていくものだ」
(今日日付の貂蝉のモノローグから抜粋)
アホな英雄願望の俗説をすっぱり削除した陳寿や、
その俗説に、一つずつ「そんなの信じられるか」と
突っ込みを入れた裴松之が見たら首をつるか、
作者を切り殺したくなるような文章だな。
それでなくても、三国志をちょっと斜め読みすれば、
それこそ「勝者の自己宣伝しようとした皇帝が歴史書の
編纂係にNOを突きつけられる」なんて山のようにあるのに。
と言うか、現在の歴史家や学者も馬鹿にしてるだろ。
この台詞じゃ。
これだけの台詞をぶち上げたからには、どれだけの構成力で
自分の小説を作り上げるか見てみたいものだ。
そんな貂蝉はマジ惚れ婚約した孫策のことをすっぱり忘れて、
「呂布は悪い人。趙雲は素敵な人」とだけしか考えてないが。
もともと徐州という、二張や諸葛氏といった反曹知識人の宝庫を
素通りしてる点で、この小説の貂蝉は『「三国無双に名前が出てくる奴」
しか興味がない』可能性は高いな。
>>115 確かにちょっと、話の筋がぶれてるな。
作者に迷いがあるのかもしれない。
さっさと冀州に行って、虞庭と呂布に接触すればいいのに、趙雲に会う理由がわからん。
>>119 「正史なんて…」というのは、歴史観に欠けた独りよがりのifもの、
つまり「駄作」を世に送り出す作者の常套句じゃね?
どんなifでも登場人物が魅力的であれば許せる
んだがなあ・・・
123 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/02(土) 10:29:47
連載 第127回
常山へ向けて銀羽を走らす貂蝉。そこには呂布の居城もあるという。
その途中、農民の野焼きに巻き込まれた。
周囲を火に囲まれおびえる銀羽。
そこへ、
「なにをしている! こちらにきなさい!」
との声が。
その方向へ炎を飛び越えると、野焼きから脱出することができた。
そして、そこにいたのは虞庭だった。
ついに、懐かしい義姉との再会。
虞庭は長江に落ち、何とか岸にたどり着いた。
曲阿へ貂蝉を追おうとしたが、長安が董卓の残党に襲撃されたことを知って、あわてて引き返した。
長安にたどり着いて、王允の一族だけではなく、虞一族も皆殺しにされたことを知った。
>>121あの伝説の小説もそんなこと書いてたしな。
125 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/02(土) 16:11:46
『「三国無双に名前が出てくる奴」 しか興味がない』
ワロタ
126 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/03(日) 01:46:16
連載 第128回
虞庭は貂蝉に、当時の長安の様子を話した。
董卓の残党が押し寄せたとき、献帝が保身のために裏切って城門を開けさせたこと。
李粛が嫉妬に狂った呂布に殺されたこと。(李粛は連環の計にかかわっていたために、貂蝉との仲を呂布に疑われた)
それにより、将兵の気持ちが呂布から離れたこと。
ほうほうのていで呂布は長安を脱出し、袁術を頼って落ち延びたこと。
虞庭が貂蝉の後を追わなかったのも、独立独歩させ、貂蝉を鍛えるためだとか。(本当かよ?)
「長旅を乗り越えてきた今のあなたなら呂布とも互角に渡りあえるでしょう。
呂布は今、常山にいて、死地にいるとも知らずに、酒に酔いしれています。それを助けねばなりません」
と、虞庭は貂蝉に指示を出した。
「悪行を重ねる呂布を助けるのですか?」
「天下獲りには呂布の蛮勇が必要です。連環の計は今も続行中なのです!」
まだまだ呂布を利用する気満々の虞庭であった。
>>126 で、いまさら、呂布に誰を殺させるんだ?
董卓がトップに君臨していたのをテロで殺すのは、きわめて有効だった。
でも、今(というか、この小説のころの中国)は漢朝の皇帝の権威は
地に落ちているし、群雄たちはどれもどんぐりの背比べ。
(袁紹・袁術が比較的大きいだろうが、これを殺してのっとっても、
中国の大半が手に入るわけではないし)
統治者や勢力としての呂布ではなく、呂布の蛮勇が必要って…
虞庭はどうやら、
「敵のすべてを殺すか従えるかすれば、ゲームクリア」
なコーエー三国志世界の軍師だな。
金もなければ、土地もない。もちろん、漢朝へのコネの名誉もないの
ないないずくしで、貂蝉とのセクロスだけを報酬に土地と人民を
プレゼントしてやるほど、曹操も劉備も孫権も甘くないと思うんだが。
ま、こんな小説にマジメにツッコミ入れるだけ無駄ってモノでしょ。
>>127 う〜ん、作者の意図が不明瞭なんだよな。
本当に天下を狙うのなら、孫策の妻となって地道に勢力を拡大したほうがいい。
しかし、呂布をたらし込んだって、孫策と三角関係のトラブルを生むだけだ。
呂布をなにに利用しようというのだろうか?
いのままだったらせいぜい、ボディガードぐらいしか使い道ないよな。
長安の董卓残党を蹴散らせるだけの力もないだろうに。
虞庭も名軍師なら、「そろそろ曹操を誘惑しましょう!ヤツは伸びます!」とか言い出してもいい頃だ。
正史に影響を及ぼさないように、逆に、
呂布に曹操の親父を殺させて、徐州大虐殺のきっかけを作るってのも
ありかもな。
問題は、そんなことしても、女の自立した国づくりに一歩も貢献してなくて、
策略好きの虞庭のオナニーでしかないってことだな。
結局、貂蝉が何しても、孫家復活の時間稼ぎのために中原は荒れていてくれ
という魯粛の手のひらの上で転がされてるだけかも知れない。
>虞庭のオナニー
(*´Д`)ハァハァ
132 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/05(火) 11:33:14
連載 第129回
虞庭は貂蝉に、袁紹が軍勢を送って、呂布の寝首をかこうとしていることを教える。
袁紹は呂布を亡き者にしようとしているのだ。
虞庭は、貂蝉に呂布の居館へ行って、裏の放牧場から数千頭の馬と一緒に脱出し、
それから南下して河内郡の太守・張揚のところへ行くように指示する。
張揚は呂布と同郷の五原郡の出身。きっと助けてくれるだろう。
「長安の近くの河内郡に呂布を連れて行き、新政権を揺さぶるのですね?」
貂蝉は虞庭の意図を見抜いた。
「そうです。長安の董卓一味は合議制の烏合の衆。きっと動揺し、内輪もめを始めるでしょう。
これも、連環の計の一種」
果たしてうまく呂布を連れて常山を脱出し、長安にプレッシャーをかけられるのか?
133 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/05(火) 22:02:00
あれ?
趙雲には会わないの?
134 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/06(水) 02:37:15
連載 第130回
とりあえず再会を祝って、貂蝉と虞庭は近場の清流の岸で、鶏を焼いて夕食をとった。
食事が終わると、
「長安の歌姫は多情。いろんな男に恋したようですね?」
「恥ずかしながら、伝国璽を奪還するどころか、孫策さまに持ち金全てを寄贈してしまいました」
「いやいや、それで正解。孫策さまは覇王の器。寄贈したお金は将来百万貫にもなって帰ってくるかもしれませんよ。
正室に迎えられて、影から天下を牛耳れるかも知れません」
「まさか、そんな…」
貂蝉は夢見る目つきになった。
>>134 虞庭よ、お前、男社会を否定して女の国を作らせたいんじゃなかったの?
影から孫策を操っても、男社会の中で、自分らが甘い蜜を吸えるだけだぞ?
ここのスレで突っ込まれたことを、貂蝉に虞庭の口を借りて突っ込ませても、
作者が今後の展開はおろか、今までの筋がぜんぜん決まってないことの
フォローになってないぞ。
>>133 趙雲はただたんに、貂蝉が慕情を募らせただけみたいだな。
よく考えたら、旅の武芸者だから故郷に今いるって言うわけでもないだろうし。
でも、あれだけ伏線を張ったから出てくるとは思うけど。
読者サービスとして、呂布と趙雲の一騎打ちぐらいはやってほしい。
>>135 これ、現実的に考えたら、どう見ても頭の弱い貂蝉が、虞庭(その後ろにいる魯粛)に
利用されてるだけなんだよな。
いくら虞庭が切れ者だからって、女一人でこれだけ情報を集められるわけがない。
後ろに誰か、スポンサーなり人脈があるはず。
争いばかりする男ではなく、女が皇帝になって天下を治めるなんて、頭の弱い貂蝉を
だますには、ちょうどいい理想像だよな。
ふつうは、荒唐無稽なだけなんだけど。
138 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/07(木) 10:13:19
連載 第131回
「趙雲殿も、この常山に向かっているみたいです」
虞庭が貂蝉に入手した情報を告げると、
「ええ、趙雲子竜さまが!?」
「あなたは、あの御方とも…?」
「はい。深い縁がございます」
貂蝉は虞庭に、趙雲と以前婚約していたことを告げた。
「呂布、孫策、子竜、天下の勇者三名を手玉にとるとは」
「…面目ありません」
「艶聞有利。色気で男たちを落とすことこそ《女将貂蝉》の最大の武器なれば。
早速今夜にも呂布と再会し、魂を抜き取ることに」
虞庭は面談の手筈も整っているという。
銀羽から下馬した貂蝉は、麓の一本杉の下で待機していた。
(もし、来るのが子竜さまだったらどれほど嬉しいことだろう)
呂布を待っているのだが、趙雲への慕情を隠せない貂蝉はそう思った。
ついに呂布がやってきた。
「貂蝉ーーーッ!」
呂布は貂蝉を強く抱きしめた。
「なぜ長安から姿を消したのだ?」
「だって、呂布さまには正妻がいらっしゃる。迷惑をかけたくなかったのです」
貂蝉は、呂布の胸にすがって嘘泣きをした。
ついに呂布との再会、二人はどうなる? そして、趙雲は?
>>137 それでもって、本当に虞庭が、「作者が強調しているような」
天下一等の軍師だったら、王允と呂布を虞庭が貂蝉を使って操り、
董卓残党の三将軍など蹴散らして、その軍を吸収し、皇帝も握った
天下第一の国がとっくに作れている。
(三将軍の背後には、「あの」賈[言羽]がついているんだが、
虞庭が天下一の軍師なら問題ないはず。個人的には戦術レベルに
限っていえば、諸葛亮や司馬仲達でも賈[言羽]の相手になると思えないけど)
それを正史や演義の筋をはずせないで作者が日和ったから、
どうしようもない乱世のグダグダになってる。
さらには、「魂の抜けた」呂布で長安をおどせるのかとか、
長安を脅したところで何の意味があるんだってことが
何も語られないし、セクロスシーンもない。
いろんな意味で作者が東スポのエロページの一部使って
オナニーしてるよな。
>>139 う〜ん、確かにひよった感はあるよな。
どうせ架空歴史小説なんだから、どんどん改変していけばいいのに。
そろそろ、曹操、劉備も登場キャラとして出てこなきゃ、エンターテイメントとしてサービス不足だよ。
正史どおりに、呂布を川内郡まで連れて行こうとしてるし。
141 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/08(金) 07:41:06
呂布と趙雲が遭遇したらちょっとwktk
142 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/08(金) 10:18:30
連載 第132回
そのまま二人は野外でセクロス開始。
貂蝉人生2度目のセクロス。
「うう、何たる名器!」
呂布は喜悦に身を振るわせた。
ついに
つか「長安の歌姫は多情」なのに、セクロス2回目て・・・
なんか、董卓を倒すときと違って、ただ単に自分の野心のために呂布を利用しようとする
のは状況が違うよな。
呂布カワイソ!(´・ω・`)
貂蝉ビッチ!(`・ω・´)
って感じ。
ヒロインが男性読者から嫌われちゃいかんよな。
ガンダム0083のニナ・パープルトンみたいだ。
>>144 自分の野心ちゃう。たんなる子宮の疼きと
虞庭の指示でセクロスしてるだけ。
貂蝉は何も考えてないし、たいした目的もない。あっても
いい男に出会えば、「や ら な い か」ですぐに忘れる。
まだ疼きを感じる以前だろ
只の恋する乙女中二風味
147 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/09(土) 01:39:30
連載 第133回
野外セクロスした後、山麓の居館に戻る。
そこでさらに痴戯にふけっていると、
「嫌な予感がするのです。私は霊媒体質ゆえ…。袁紹が呂布様を亡き者にしようとしています。信じてください」
「疑うわけがないだろう。だが、どうしろと」
呂布は17歳の少女に、すっかり頼りきっている。
外で野犬の遠吠えが。
虞庭の合図だった。
「やはり夜襲です。ざっと2千。敗死は必定。裏の放牧場から、馬群とともに逃れるべし」
霊媒体質だという貂蝉の言葉をあっさり信じる呂布。
無事脱出できるのか?
霊媒体質ワロスwwwwwwwwww
呂布は完全に色ボケのレベルだな。
筋肉バカのレベルを超えてる。
虞庭に利用されている貂蝉よりも頭弱いってどういうことよ。
こんな扱いにされて史実の呂布がかわいそう。
この作品の知能レベル
魯粛≧虞庭>>ただの船頭>>>貂蝉>>>(越えられない壁)>>>呂布
150 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/10(日) 04:21:40
連載 第134回
貂蝉の撤退案を呂布は受け入れなかった。
「せめて先鋒に一撃を食らわせてから撤退する!」
将兵らを叩き起こして、戦闘準備を整える。
そこへ襲い掛かる袁紹軍。
2千どころか、4、5千人の軍勢だった。
襲い掛かってきた袁紹軍に矢を射かけて、呂布が居館の表門から単騎で打って出る。
遅れじと、貂蝉も長剣を抜き放って突進した。
300の呂布軍vs5000の袁紹軍の激突!
>>149 孫策&趙雲は「いしのなかにいる」レベル?
500で数万の張燕軍を蹴散らして見せた、呂布が虞庭の使った
犬の遠吠えでビビって逃げるなんて情けないことするぐらいなら、
300で5000を蹴散らしてくれたほうがまだ面白いかもしれん。
でも、俺の期待は、この作品にいつ「作者のモノローグ」と
「凝脂である」と「ふたなり」が出てくるかなんだ。
>>151 >孫策&趙雲は「いしのなかにいる」レベル?
いしのなかにいるレベルって、どんなレベルなんだ?
>>152 Wizネタだ。
Wizardryと言う3DダンジョンRPGで誤って、
壁の中にテレポートすると「いしのなかにいる!」の
メッセージの後に強制ゲームオーバーになることから来てるんだろう。
つまり、孫策&趙雲は呂布より頭はいいだろうが、
貂蝉に使われそうになる時点で、呂布と貂蝉の間の壁レベルだろうということ。
>>153 孫策、趙雲は、魯粛と船頭の間ぐらいだろ。
二人は貂蝉に惚れても、それに利用されるようなヘマはしないよ。
色ボケしたりはしないだろ。
そう願いたいが、孫策あたりは怪しい
何せ史実があんなだからw
↑すまん、死に方がという意味でね
157 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/12(火) 10:40:11
連載 第135回
袁紹軍の先鋒に打撃を与えた呂布軍は、すかさず撤退を開始した。
しかしその途中、貂蝉は呂布たちからはぐれてしまう。
常山の南麓を一人逃亡していると、草原に出た。
何とか逃げ切ったとほっとしていると、その草原で貂蝉を思う歌が聞こえる。
趙雲の声だった。
「子竜さまーーっ! 趙雲子竜さまーーーっ!」
貂蝉は声の元に走った。
果たして歌声の主は趙雲なのか?
趙雲と貂蝉の再会!?
趙雲再登場?にwktk
再会を喜び合うところに呂布が現われてほしいもんだが…。
趙雲逃げてえええええぇ
>>159 はははww
俺もそう思った。
貂蝉は真性ビッチだぞ。
つかまるなよ、趙雲wwwwww
161 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/13(水) 02:52:17
連載 第136回
草原にいた騎馬武者は、まぎれもなく趙雲だった。
二人は再会を喜び合う。
趙雲は霊山での約束を忘れていなかった。
処女を失い、汚れてしまった貂蝉に、
「わが妻に迎えたい。平穏な暮らしを望むのなら、帰農してもかまわない」
と、まで申し出る。
貂蝉は感涙した。
しかし、女将としての大志は捨てきれない。
なんと貂蝉のほうから、その求婚を断ったのだ。
「子竜さまとは、あの世で結ばれましょう。
わたくしは愛別離苦。決してこの世では結ばれぬ二人」
女独りで、あえて修羅の道を進む貂蝉であった。
女の為に武の道を捨てるなんて、趙雲じゃない!
だけど、ええ奴や・・・
趙雲がいい奴かどうか、別としても
趙雲が生涯土手だったという、腐れ女と同じ設定を
持ってくるとは思わんかった。(その癖、演戯でも
正史でも趙雲の息子はでてくるんだけどな)
言ってはいけないことだが、女皇帝になるのか、
皇帝を操る悪皇后になるのか、それともただの奥さんになるのかも
決められないで、あっちこっちにふらふらしてる貂蝉に
歴史も英雄も土地も人民も荒らされるなんて、とんでもない設定だよ。
その程度の内容だから東スポ連載ということでしょ。
>>162 趙雲ほんといい奴だね(´;ω;`)
貂蝉とくっつかなくてよかった、と安心した自分がいる。
>>164 そ、それを言ったら…ww
>>163 >趙雲が生涯土手だったという
え? 別に生涯童貞なんていう設定書いてないじゃん?
>腐れ女と同じ設定を
腐れ女って、誰のこと? 婦女子全般のこと?
>腐れ女って、誰のこと? 婦女子全般のこと?
生涯土手を生涯童貞とすぐに理解できた
>>166
168 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/14(木) 07:41:15
連載 第137回
「もう二度と、お目にかかることもありますまい。子竜さま、どうかお達者で」
趙雲と別れた貂蝉は、とめどない落涙と恋情を吹っ切るかのように、ひたすら銀羽を走らせた。
2ヵ月後、河内の城外にある馬市場で、虞庭と無事に出会うことができた。
そこが女軍師の指定した落ち合い場所だった。
お互いに男装し、わざと野卑な男言葉を使って虞庭が、
「少し見ぬ間にやつれたな。恋患いかよ?」
「そうかもしれない。で、呂の野郎は?」
「明日にも河内の城塞へ入り、太守の張揚さまと面会するってよ」
「で、これからの段取りは?」
「まず、わが愛馬の出産を見守ってやろうぜ。呂の野郎のことは後回しだ」
銀羽が虞庭の愛馬の金羽に種付けしていたらしい。
貂蝉は、仲睦まじい2頭が結ばれたことがたまらなく嬉しかった。
野卑な男言葉が棒読みでしか読めないZe!
しかし、貂蝉たんのセクロスシーンの後に
馬の孕ませシーンを持ってくるとは、
読者サービスをよく考えている作者ですね。
はははっ、確かに馬の出産シーンなんて書いてどうするんだよ、作者ww
加野先生、大丈夫かwww
そんなの書くぐらいだったら、趙雲と一回やらせればよかったのにw
東スポらしく、セクロスと馬を書いたのであれば、
次は呂布と趙雲のプロレス話でも書けばいいのに。
悪女マネージャー虞庭とブッカー魯粛。
チャンピオンベルトのおまけの女子アナ貂蝉。
最高ベルト「伝国璽」の行方はどうなる!?
これって、ただの「リョ布について」だな。
173 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/15(金) 12:06:42
連載 第138回
その二日後。
呂布が騎兵三百と新馬千頭を引き連れ、堂々と河内ヘ入城した。
同じ五原郡生まれの太守・張揚は、喜んで呂布一行を迎え入れた。
呂布は再会した貂蝉を、正室として太守に紹介し、夫婦きどりで暮らし始めた。
日をおかず、河内に呂布がいることが知れ渡った。
女軍師の虞庭が長安に潜入し、触れまわったのである。
長安の重臣らは慌てふためき、【逆賊討伐】の書状を河内太守の張揚に送りつけてきた。
しかし、強気な張揚は、その書状を突き返した。
献帝を擁する新政権は、基盤が脆弱すぎた。
治める領地は長安周辺と涼州にすぎない。
黄河を渡って河内郡に攻め込む余力はなかった。
長安の重臣らは、一転して懐柔策を持ち出してきた。
『献帝への忠孝を讃え、呂布奉先を≪潁川郡太守≫に封じる』
虞庭の新戦略は図に当たった。
あらすじ人の優しさにホロリ。
あらすじに載ってないところでは、
虞庭自身が
「長安の政権は脆弱。ここでもう一回揺さぶりをかけて
止めを刺しちまえYO!」
と貂蝉にいっているから、虞庭は漢朝の権威を認めていないと見れる。
(以前の回で、董卓残党の手引きをした献帝をヘタレだ卑怯だと罵倒している)
曹操のように「認めてないけど、骨の髄までしゃぶりつくす」のでもなく、
「早急にぶっ潰してやる」とみなしている献帝から
有名無実の官位をもらって喜んでる(少なくとも計画通りと思っている)
虞庭ってポイントがずれてないか?
俺が見てポイントがずれてるって思うところが、作者が自分の文章だけで
(だって、作内の登場人物の誰も虞庭の策を褒めないから)
「虞庭の策は予想外のところをつくので、素晴らしすぎる」と絶賛している理由かもしれないが。
これで、正史通りに曹操が有名無実の献帝を呼び寄せて、どんどんと権威付けに利用し、
献帝の威光(実際には曹操の力)が出てくるようになれば、
虞庭は怒り狂うだろうな。と言うか、虞庭が名軍師なら、曹操ごとき(あえて言う)に
献帝を奪われるなんてことはないか。
175 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/16(土) 01:19:15
オレ、一応ずっと読んでるんだけど、なんか中途半端なんだよなあ。
「色仕掛け三国志」をやるんなら、もっと官能的で興奮させてくんなきゃな。
ただ、筋を追ってるだけの気がする。あんまり面白くないし、そそられない。
別に「やりさえすりゃいい」って言ってるわけじゃないよ。
テーマの発想は抜群だとおもうんだけど、残念だな。
山田風太郎とか早乙女貢あたりだったら、うまく料理できると
思うんだけど
176 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/16(土) 02:36:45
連載 第139回
「これは夢か。天下の逆臣が潁川郡の領主とは!」
呂布は狂喜した。
潁川郡は小国だが、これで南陽太守の袁術や、冀州太守の袁紹に肩を並べたことになる。
翌月。
呂布は五万の新兵を徴募し、軍装を整えて領地の潁川へと向かった。
貂蝉は第2夫人として遇され、女軍師の虞庭も侍女となって同行した。
時代の潮目が変わった。
地方軍閥が力をつけ、自儘に流動しはじめたのだ。
特に曹操の動きが活発だった。
≪父の仇討ち≫を大義名分に、20万の大軍を率い、陶謙が太守である隣国の徐州へと侵攻したのである。
虞庭が貂蝉に、潁川城の居室で実情を語ってくれた。
「曹操は≪乱世の姦雄≫とまで言われた男。実父を犠牲にして、侵略の口実をつけたとも考えられます」
「そんなことが…」
「最も恐ろしい人物です。書を読み詩作にふけり、孫子の兵法書まで監修する教養人なれど、腹底はどこまでもドス黒い」
「して、徐州での戦況は?」
「崩壊寸前。曹操軍は攻め落とした町々で、非戦闘員の住民たちまでみな殺しにしています。そんな惨い戦法は≪孫子の兵法≫に一行も記されていないのです」
「まさに姦雄!」
貂蝉は曹操の二面性を知った。
いよいよ曹操登場か?
曹操もまたステレオタイプな曹操ですな
>>175 なんというか、寸止め感があるよな。
せっかく趙雲出てきたのにそれだけかいって。
いくらでも面白くできそうなのに…。
>>177 曹操は悪役で行くのかな?
>>176 「時代の潮目が変わった」なんていってる暇があったら、
積極的に動けよ。
何で曹操が徐州荒らすまでボーっとしてんだよ。
それこそ(意味ないけど)長安を脅すとか、
(もっと意味ないけど)献帝の首を切り落とすとか、
虞庭にはやりたいことややらせたいことがあるんじゃなかったのか?
>>175もいってるけど、ただ筋追ってるだけで、しかもその筋では
貂蝉も虞庭も無力というか何もしてないから、
本当につまらんとしか・・・
これで、曹操をコテンパンにして、漏れの考えたオリジナルキャラは
曹操よりも上なんだYO!っていう、龍狼伝とおなじようなgdgdに持ち込む気か?
それさえもできずに、ただ、流されるだけと思うが。
180 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/16(土) 19:20:28
連載 第140回
虞庭は徐州の状況を語り続けた。
陶謙は袁紹に援軍を要請したが断られてしまう。
しかし、劉備が一千の義勇兵を率いて、徐州入りして、曹操と対峙した。
民衆に人気がある劉備軍が加わったため、陶謙・劉備軍が正義、大虐殺を行った曹操が
悪と世評は変わった。
民衆の支持を失った曹操軍は補給路が寸断され、徐州の奥地で孤立してしまう。
曹操の自領は、がら空きなのだ。
「討つなら、今!」
貂蝉は思わず、両の拳をきつく握りしめた。
しかし、呂布の五万では、広大な曹操の領地は奪えない。
「十万の将兵がそろえば、敵領を制圧できます。陳留郡太守の張バクさまと手を組みましょう」
と、虞庭が妙案を出した。
「今夜にでも、呂布さまに、≪挙兵侵攻≫を進言いたします」
貂蝉の進言により、いよいよ呂布が天下を目指して動き始めるのか?
劉備もついに登場か?
つまらん展開だなー
全く作品を読まずにレス
陳宮の役割はその虞庭とかいうのに喰われちゃってるの?
虞庭は行き当たりばったりでまったく名軍師じゃないな
う〜ん、あくまで演義どおりに話を進めるつもりか?
しかし、呂布の第2夫人になったら、そのうわさも孫策の元に伝わるだろ。
孫策は、
「あのビッチ! 俺に惚れたといったのはなんなんだ!?」
と嫉妬に怒り狂うだろう。
何のために孫策と人脈を作ったのかわからん。
どうせ呂布を操るのなら、あくまでも愛人として裏から操らなきゃ。
正式な太守夫人になってどうする。
こりゃ、最後は関羽に斬り殺されるバッドエンドだな。
長安を呂布の武力で脅すはずが、まったく正反対の方向の
徐州乗っ取りに動くとは…
もうどうしようもないまでに、ただの「演義筋なぞり」でしかないな。
きっと、陳宮の下らん作戦のせいで負けたとか、後で虞庭に言わせる
ためだけに陳宮を登場させるんだろう。
これからもこの下らん展開を東スポが次のエロ小説家のスケジュールの
空きを見つけるまで放置するとなれば、
虞庭が「曹操は人妻好きのエロ親父。うまく愛人になってしまいましょう」
などといって、こんどは「いつの間にか」許都にいる献帝の曹操暗殺計画を
起こして「名軍師だー」と貂蝉が虞庭をべた褒めするんだろう。
で、それが失敗して、孫策のところにもどる。ちょうどそのころ、
孫策が暗殺されるわけだから、まさにグッドタイミング。
三国志の筋目に居合わせるだけで名軍師とか重要人物を気取らせたい
作者のオナニーは始まったばかりだぜ!
つーか、いったいいつまで連載続けるのかな?
単行本にしたら何巻ぐらいになるのだろう?
いま、140回だから文庫本一冊ぐらいにはなってるんじゃないのかな?
作者がどこまで続ける気か知らないが、このペースだったら途中で打ち切られるかもよ。
だいたい呂布が死ぬぐらいで終わりと見たが。
>>183 虞庭はただ情報集めて解説してるだけだもんな。
演義どおりだったら、まったくいなくてもいい存在だ。
大体虞庭は実戦経験があるのか? そんなやつを軍師とか言っても。
>>187 正史の諸葛亮(劉備生前)とか荀ケみたいに、
政略・戦略・補給専門で前線に出ない軍師もいるから、
実戦経験の有無は問うまい。
(問題は、そういう奴が前線の将軍のやり方に文句をつける場合も
あるということではあるが)
ただ、軍師は師の文字があらわす様に、君主の師匠のようなもので
君主に方針を授けるのが一番の任務。
虞庭みたいに、ハンコ奪って女皇帝だとか、いやいや豪傑の奥さんになって
裏から操ろうとか、いってることがふらふらしてるのは軍師が
一番やっちゃいけないこと。
貂蝉はどうしようもないくらいに、頭があったかいから、虞庭がふらふら
してても気にしてないが。
ただ、三国志世界の軍師は何かしらの名家であったり、教養人たちの
地下グループで敵味方で情報収集してるからこそ、
流言を飛ばしたり、敵勢力の動きを読みきったりできる。
虞庭のように、まるでコーエーゲームみたいに「流言しました」って
ボタン一発で流言ができるなんてことはない。
流言するためには、多数の部下や仲間に情報を「信頼できる」形で
流してそれっぽくしなくちゃいけないのに、商売ベースで男口調の
練習してるような虞庭の言う台詞じゃ、たいした噂にならない。
きっと、裏で魯粛がため息つきながら、パトロンしてる旅の劇団員達や
情報収集の間者達に
「うちの嫁(と勘違いしてるシコメ)がああいってるから
協力してやってくれ」と頼み込んでいるのだろう。
無理に歴史小説風にしないで
あちこちの豪傑とやりまくるエロ小説で良かったのにね
そういえば今、魯粛はどこにいるんだ?
袁紹の元に使者に行くとか言ってなかったっけ?
その用事はすんで、もう呉に帰っちゃったのかな?
>>189 同意。
閨房から表舞台を操るくらいの方が、わかりやすくて面白いと思うが
今は普通の歴史ifものとしても、つまらん
192 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/19(火) 11:11:25
連載 第141回
その夜。
貂蝉は激しい愛撫で呂布を骨抜きにしたあと、虞庭から授けられていた
≪エン州侵略≫の戦術を、神の託宣めいた声調で述べた。
「私には見えます。呂布様が馬上で、天下に号令するお姿が。
姦雄の曹操を倒しさえすれば、めぼしい俊傑は他には見当たりません。
袁術と袁紹は、ともに文官で攻撃力が足りず、老いぼれの陶謙は論外。
また長耳の奇相を持つ劉備は戦に弱く、義士を気取るがゆえに、
世間の目ばかりを気にしています」
「つまり、最後に勝ち残るのは、この俺だと?」
「そのとおりです」
これはまんざら世辞でもなかった。
戦場での呂布の破壊力は、誰よりも苛烈である。
対抗できるのは、すぐれた組織力を駆使する曹操しかいなかった。
彼の遠征時をねらって、エン州をかっさらえば、足場をなくした曹操は高転びに転ぶだろう。
それは、女軍師虞庭の読み筋でもあった。
「ためらわずに攻め込むのです。
天下獲りの対抗馬の芽は、早めに摘みとらねばなりません!」
はたしてエン州侵略戦の行方は!?
勝手にあらすじ補足
貂蝉「曹操なんて、卑しい宦官の血筋。恐れるに足りません。
それよりも、呂布様のこのチンポ。これこそ、王者の証」
貂蝉の台詞の抜粋だが、呂布二自信をつけさせるためとはいえ、
こういう台詞を三国志の冠をつけた作品で言うとは…
普通なら負けフラグ一直線なんだが、これがこの作者がifに吹っ切れるか
どうかのポイントだな。
そして、わざわざ、天下の群雄の中に孫策を抜いているのは、
現時点ではまったくもって正しいが、あえて孫策だけは大事にとっておきたい
っていうようにも見える。
そんでもって、貂蝉たんは呂布と一緒に「第二夫人」として、
堂々と最前線に立ちたいといって、呂布に認められる。
認めるときの呂布の口ぶりが太守っぽくってイィ!と作者(貂蝉)が
下らんほめ言葉を入れているが、それはスルーしてよし。
前のレスでも言われているが、貂蝉はビッチだと理解したうえで、
好きでいてくれる趙雲と違って、「マジぼれです。結婚しましょう、
そうしましょう」と言われた孫策が天下第一の不義理キャラの
呂布の第二夫人として、最前線で目立ちまくったら
貂蝉のことを「生かしちゃおけねぇ」と怒り狂うと思うんだがなぁ…
まあ、見事、呂布に曹操と袁紹をぬっころして、北半分を制した呂布と
南半分を制した孫策の中国統一決勝戦になることを期待しよう
(「三国」志じゃなくなるが)
つーか、これで、呂布を馬鹿のハサミで使い切って、曹操や劉備に
食い込む展開でずるずる「演技筋なぞり」を続けられても詰まらん。
チンポが王者の証ですかそうですかw
どれくらいの大きさなんだろうなww
>>189 つか貂蝉を主役にしたそういう漫画が無かったっけ?
単行本読んだ事あるよ
タイトル教えてくれ
>袁術と袁紹は、ともに文官で攻撃力が足りず
うーん・・・
199 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/19(火) 23:48:16
連載 第142回
徐州の劉備軍は壊滅寸前だった。
圧倒的な曹操の大軍に追いつめられ、からくも小沛の城塞を死守していた。
女軍師の虞庭は、世評とちがって、名将劉備の資質について疑念を抱いていた。
「劉備どのには≪大義≫があるばかりで≪戦略≫がありません。
大局観を持った名軍師が傍に付かない限り、この先もずっと敗戦続きでしょう」
「その点、わたくしには虞庭という、すばらしい女軍師がいますので安心です。して、≪エン州侵攻≫の軍略は?」
「曹操の留守の守備隊は三万足らずで、大半が地元の農民。
今の季節は米の収穫期なので、自分の田畑へと帰っています。
軍馬で田畑を荒らすことなく侵攻すれば、地元民はエン州の新領主として、呂布さまを迎え入れることでしょう」
滞りなく、陳留太守の張バクとの連盟は成った。
曹操嫌いの張バクは、何一つ見返りも求めず、五万の兵を貸してくれたのだ。
「曹操撃滅!」
潁川に集結した合同部隊は、意気高らかに、エン州へ進発した。
呂布は凛々しい女将姿の貂蝉を傍らに従えた。
「まさに伝説の貂蝉!」
将兵の誰もが、思わず目を奪われた。
『敗将の呂布が再起したのは、貂蝉さまの霊験だとよ』
そんな噂が、陣営に広まった。妖しげな風聞を流したのは、もちろん女軍師の虞庭であった。
いつも乙です
本編は丙だが
なんだこのアホな展開・・
ないとは思うけど、このまま劉備が滅んだりしてね…。
いや、まさかねww
今後ただ演義をなぞるだけの悪寒
>曹操嫌いの張バク
んなアホなw
演義かぶれの中途半端な知識だけで話を進めるプロの小説家w
う〜ん、貂蝉視点だから、どうしても劉備や曹操が登場できないな。
直接相対しないかぎり、劉備も曹操も出さないつもりか。
206 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/20(水) 16:17:08
連載 第143回
馬上の女将・貂蝉に魅せられ、従軍兵たちは熱く語り合った。
「毒婦かと思っていたが、実像は天女じゃねえか」
「あれほどの女は二人といない。まさに≪傾城の美女≫だ」
「彼女と一緒なら、身を滅ぼしてもかまわねぇ。まったく呂布さまが羨ましいや」
日増しに、貂蝉への賛美が高まっていく。
「まずは黄河岸の濮陽を占領して、水源を確保いたしましょう」
馬上の貂蝉は呂布に進言した。
夕刻、呂布が指揮する合同部隊は敵領へ進軍し、一撃で国境の守備隊を蹴散らした。
「戦いは時の勢いです。緒戦の勝利を祝うより、一刻も早く濮陽へと兵を進めねば」
定陶の砦を奪取した夜、貂蝉は閨で呂布を鼓舞した。
伝説の貂蝉って何だよ。
貂蝉が人殺しをやったのは、呉郡の山越族相手ぐらいしかなくて、
そんなの中原の人間が知ってるはずがないと思うし、
知っていたところで、伝説になるほどの武勇か?
それになにより、シコメが「実は貂蝉ってすごいんだぜ」って
白々しく味方の陣営で噂流して誰が信じるんだか…
張バクの曹操嫌いといい、呂布が軍馬で田畑を荒らさないとか…
そして、ここが一番の問題なんだが、どうして虞庭が曹操を目の仇にするか
何の説明もされてないってことだな。
こういうどうでもいいところで、演義にもないような「オリジナリティ」を
発揮してくれるな。
しかし、劉備も「大義も戦略もなく、行き当たりばったりの自称軍師」に
無能呼ばわりされるとは・・・
>>206 いよいよ、演義の水増しだめ路線から
オリジナルへの転換か?
ここで、呂布が抑えるべきポイントとなる地点をはずしまくったのと、
荀ケが呂布と張バクの裏切りをきっちり見破り、程イクが前線指揮官として
見事に3つの城を守りきり、曹操が主力の受け入れに成功するのが
演義でも正史でも曹操・呂布の前半のクライマックス。
だが、この小説には虞庭たんがいる!
曹操の我が子房も、人肉食&十面埋伏軍師の下らん策なんかきっと見破って、
蹴散らしてくれるに違いないぜ!!
・・・どうせ、「呂布はアホでした。私の言うことを聞いていれば勝てたのに・・・」
で終了だと思うがな。
演義だと、濮陽攻略って成功するんだったっけ?
>>209 演義系だと、曹操の「死んだ振り&葬式」で
おびき出しての呂布軍の包囲殲滅作戦とか、
典イの投げナイフで「俺から10歩の位置に近づいたら死ぬぜ」があるが、
正史だとそれはないような気がするな。
どっちにしても、結局はイナゴに近隣の村々を食い荒らされて戦争どころ
じゃなくなって、曹操は本拠地に引き上げ、呂布は「帰るところがないから」
流浪する。(その後、劉備のいる徐州に転がり込む)
でも、この小説の呂布ってなんだか本拠地もあるし、張バクが妙に大物
だから、イナゴで近隣の食うものがなくなっても劉備の所に転がり込む
理由はないな。
211 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/22(金) 11:09:55
連載 第144回
夜の閨で、貂蝉は女上位で腰を振り、喘ぐ呂布を徹底的に攻め立てた。
豪勇の呂布が、敗者のごとく床に突っ伏した。
「そなたの勝ちだ。閨では、俺は従僕にすぎん」
「なれば、濮陽攻めの先鋒部隊は、このわたくしに仕切らせてください」
「やるがいいさ。どんな男も、そなたの激しい攻撃はかわしきれまい」
行為の後、眠った呂布を残して、貂蝉はひとり寝所を抜け出し、物見櫓で女軍師の虞庭と落ち合った。
「呂布めをたぶらかし、濮陽攻めの先鋒を受け持つことになりました。お教えてください。濮陽攻略の秘策を」
「切り札はすでに、わが手中にあり」
「はて、切り札とは……?」
「中牟県の県令だった陳宮公台どのです。曹操の徐州での蛮行を知った陳宮どのは、
曹操を見限って、呂布さまの進軍を援けてくれることになったのですよ」
ついに陳宮登場!?
貂蝉は指揮官としては、初めて本格的な実戦へ臨む。女将としての初陣である。
はたして貂蝉は見事に濮陽を攻略し、女武将としての名を上げることができるのか!?
なあ、呂布ってバカなの?
本気でバカなの?
作者が馬鹿だと、作者がプッシュする切れ者キャラも馬鹿に見える。
まして、それに操られる貂蝉とその貂蝉に操られる呂布なんて、
猿以下だろ。
>>212 バカなのは、こんな展開で虞庭とかを切れ者だと思わせようとする作者だろ。
女武将ねえ・・ww
216 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/23(土) 02:54:45
連載 第145回
虞庭が≪濮陽攻略法≫を伝授してくれた。
「濮陽を守っている田一族を一掃すれば、三日とかからず陥落するでしょう。
土地鑑のある陳宮どのから、濮陽城塞の詳細な地図を譲り受けました。
搦め手から突入すれば、三百の手勢で突破可能です。
あとは、≪女将貂蝉≫にお任せいたします。思うがままに突き進んでください」
半月後―。
呂布の合同部隊は、黄河東岸の濮陽城を包囲した。
遠征の際、呂布軍はいっさい領民への略奪を行わず、稲刈りの手伝いまでした。
そのため各地の町で、曹操とは違い、呂布は慈悲深い新領主として歓迎されることとなった。
それらの方針は、すべて貂蝉からの≪閨の進言≫であった。
「突撃!」
銀冠をかぶり、甲冑を装着した貂蝉は、声高らかに進撃を告げた。
歴戦の騎兵が選抜された先鋒隊は、城塞へと迫った。
>>216 〜稲刈りの手伝いまでした〜
↑ここ、笑ってやるところなんかなあ?
どうせ、作者は「バーカ、呂布が稲刈りなんてするわけねーだろw」
程度の突込みを予想して、それを鼻で笑ってるだろうが。
(この時期の中国人というか、中原の人は米を作ってないし、食べない
呉で作ってはいるが、それは現代日本の水稲ではなく、畑に直接
植える形である)
しかし、三国志で米食ってる中原人って、横光かSWEET三国志ぐらいだろうに。
もっとも、横光やSWEETとこの小説を比べるのは、前二つの作者にとって
失礼だった。すまない。
>>217 >この時期の中国人というか、中原の人は米を作ってないし、食べない
あ、そうなの?
初めて知った。
当時の人たちは何を主食にしてたの?
219 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/23(土) 19:39:47
連載 第146回
貂蝉率いる先鋒隊は難なく裏門を撃破し、そのまま一気に濮陽の城内へとなだれこんだ。
ほぼ同時刻。呂布を先頭とする大軍団が正門へと押し進んだ。
だが敵の抵抗はなく、内から城門が開かれた。
守備兵が逃げたので、濮陽の住民たちが呂布を喜んで迎え入れたのだ。
呂布も住民たちに、自由な商いと租税の軽減を約束すると、
「何たる英君。覇王呂布さまに栄光あれ!」
住民たちから賞賛の声があがった。
裏門でも、突入した貂蝉を、楽士隊がめでたい音曲で出迎えたのである。
指揮者はなんと、以前お世話になった旅芸人一座のケ喜だった。
「ケ喜さまッ!」
「くぉっほほっ。美しき女将とはやはりあなたでしたか。勇ましい甲冑姿も目の保養」
「逢えて嬉しいです。濮陽の住民を泣かすようなことは絶対にさせませんから」
――日をおかず、【濮陽陥落】の報が、徐州へ長征し、小沛を包囲していた曹操の許へ届いた。
「火事場泥棒めが!」
曹操は激怒した。
濮陽は無血であっさり開城。
曹操ついに初登場、初ゼリフ!
>>220 麦だったら、イネ科なんだから、「稲刈り」っていう表現で間違ってないんじゃないの?
222 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/26(火) 14:12:11
連載 第147回
呂布は、エン州の大半を占領することに成功した。
曹操に残された土地は黄河下流域の荒れ野だけとなり、一夜にして放浪の武将に落ちたのである。
呂布は新領地に善政を敷き、それにより民の声望は高まり、【呂布待望論】が全土に広がった。
それらの政略は、すべて貂蝉の進言によって成された。二人っきりの閨が、政策決定の場だった。
閨で貂蝉は、呂布に虞庭が仕入れた情報を伝えた。
「徐州太守の陶謙は臨終の席で、≪印綬≫を余所者の劉備さまに譲り渡したとか」
「何だと!? 戦に弱いあの劉備が徐州の領主に!?」
「劉備さまの見事なる≪徐州乗っ取り≫には、あきれるばかり。情報戦において、
彼ほど自分を名将として売り込んだ人物はおりません。劉備・関羽・張飛が血盟を
結んだという≪桃園の誓い≫も、名文家を使って書物で宣伝し、広く世に知らしめた
のです。劉備は天性の人たらし。義勇軍の旗印で陶謙をたぶらかし、無欲を装って
まんまと徐州を手中に収めたのですよ」
虞庭の指示かもしれないが、けっこう劉備をボロクソに言う貂蝉であった。
毎度このスレに突っ込み書き込みをしている俺だが、
最近は気力が萎えた。
呂布をマンセーしてるわけでもないのに、曹操や劉備はそれ以上のバカと
バカの親玉のような貂蝉に言われてもな・・・
というか、作者が自分の為でしかない、状況確認で行数稼ぐのは
お腹いっぱい。
もう、たるいから、さっさと勝つか負けるか決めてほしい。
負けたところで、劉備を頼るなんて言う展開にどうこちらの期待を裏切り、
予想を外さないでいてくれるかだけが知りたいんで。
224 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/27(水) 09:48:11
連載 第148回
政情は変化してゆく。
20歳になった孫策は、大軍を擁する袁術と交渉し、≪伝国璽≫と引替えに3千の騎兵を借り受けた。
周瑜も参陣し、わずか半年で揚州を占領した。
≪江東の小覇王≫と呼ばれ、その人気は絶大だった。
献帝は長安から脱出し、曹操の庇護下へ。
李将軍らは、乱戦の中で山賊に討ち取られ、長安政権は壊滅。
一方、呂布は貂蝉を得て満足しきって、以前の勇猛さはすっかり影をひそめてしまった。
戦場に出向くことを厭い、寝所にこもりっきりだった。
その間、エン州の6割を曹操に奪い返される。
献帝を擁した曹操は≪呂布討伐≫の勅令を発し、袁紹と連合し、20万もの大軍で城外に迫ってきていた。
呂布はまたしても逆賊の汚名を着せられてしまった。
虞庭が打開策を授けた。
「このままではジリ貧です。いったんエン州を明け渡して、徐州へと旅立ちましょう。
劉備の温情を逆手に取り、徐州を奪うのです」
なんだ、結局そうなるんか
この作者、明らかに歴史小説を書く才能ないわw
勝ちまくってるときは、作者のオナニーキャラの知力が光るって書くのに、
負けたら史実キャラのせいですか。そうですか。
結局何のために呂布を手なずけたのかわからんな。
虞庭は呂布を何に利用するつもりだったんだ?
エン州を奪って勢力を拡大したら、すぐ曹操を攻め滅ぼし、長安に攻め上らなきゃダメだろ。
呂布を焚きつけた意味ないじゃん。
そもそも現状だったら、もう呂布よりも献帝を手にした曹操のほうが有力なんだから、
「貂蝉、次は曹操を誘惑だ! ハリーハリーハリーアップ!!」
って、すぐ指示を出さなきゃ。
>>226 単純に、エンターテイメントをわかってないよな。
濮陽攻略だって、肩透かしだったし。
貂蝉視点からの歴史小説だったら、
大決戦!!→貂蝉と英雄のエロシーン→大合戦!→エロシーン→大会戦→エロ
の、繰り返しで読者をぐいぐい引き込まなきゃ。
男向けの娯楽の基本は、いつの時代でもバトルとお色気だよ。
戦闘を派手に!
エロを濃厚に!
だよ。
編集もそう指示を出さなきゃ!
東スポの人はここ見てないの?
>>229 ここは、作者のファンサイトじゃなくて2chだぞ。
見ていても、ここの意見で筋を変えたりしないだろうよ。
歴史小説になってないって意見を送るよりも、
「抜けねえ&勃たねえ。早いところ、次の小説家をあてがえ」
って東スポにメールでも送ったほうが早い。
ぶっちゃけ、今の担当編集もこんな抜けねえ小説もどきの
作文を書く馬鹿とは思ってなかったんだろう。
三国志なんていくらでもgdgdできるネタを使わせちゃったんだし、
おそらく相当期間のオナニータイム、もとい、連載スケジュールを
契約したんだと思われ。
今頃はどうにかして、打ち切らせて次の空いているエロ小説家を
探すのに必死になってるんじゃないか?
この人って、PHPの孫策の作者だったのね
ちょい納得した
どんだけつまらん展開だ・・
こんな呂布嫌だ
233 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/28(木) 05:58:06
連載 第149回
貂蝉は曹操軍の包囲網をすり抜け、単騎で徐州に向かった。
小沛の城門まで達した時、折りよく国境視察に出張っていた関羽と出くわした。
貂蝉は愛馬・銀羽を関羽の隣に寄せて、必殺の流し目を送った。
(……必ず落とす)
「ぜひとも、義に篤い関羽さまにおすがりしたいのです。わが名は貂蝉。どうぞ、お見知りおきを」
「何たる美しさぞ! 地上に舞い下りた天女に、お目にかかれるとは……」
「お戯れを」
「いや、本気だ。男として全身全霊でそなたに尽くそう」
「長旅ゆえ、宿泊のあてがないのです」
「それなら、わが別宅で滞在なされよ」
話の流れによっては関羽に抱かれてもよいと思った。
しかし、関羽は強引に関係を迫ることはなかった。
あくまで呂布の正室として遇したのである。
貂蝉は惚れた弱みにつけこみ、関羽に交渉役を押しつけた。
――半月後。劉備は思案の末、呂布の徐州入りを承諾した。
〜呂布の正室として〜
ワロタ 自分の設定ぐらいおぼえていろよ、作者。
しかし、売れないエロ小説家と思ったら、思い込みだけで
ろくすっぽしらべないPHP文庫出身だったんだな。
>>234 作者の擁護はこれっぽっちもしようとは思わんが…むしろ、したくないがw
「(第2夫人という実際のところは別として)関羽が貂蝉を呂布の正室として遇した」
というだけの意味じゃないかな。
しかし、なぜ貂蝉が直々に使者に出ないといけないのか?
まったく共もなしで。
普通、女が一人で呂布の使者としてやってきたといっても信用しないだろ。
胡散臭いやつだとしか思われない。
危険な役目なのにかりにも第2夫人にさせるかよ。
許可したとしたら、呂布は池沼か?
だいたい、貂蝉を正式な第2夫人なんかにするから、話の展開が難しくなるんだよ。
貂蝉はあくまでも裏から男を操らなきゃ。変に高い身分を持ったら、自由が利かないだろ。
関羽も他の英雄も、いくら美女が迫ってきても、他国の太守の嫁には手を出せんよ。
>>236 曹操もチョウシュウの叔母に手を出したり、
息子の曹丕もシン姫をさらったりしたから、それは無くも無い。
言葉をどう飾ろうと、この時点では呂布一行は降伏同然に
劉備の厄介になってるわけだし。
実際、貂蝉は池沼の呂布によって、「正式に」呂布軍のジャンヌ=ダルク兼
切り込み隊長という設定なんだし。(あれ?張遼と高順は!?)
ただ、パンピーのそこらの船頭でも「貂蝉は男を手玉にとって、
長安をめちゃくちゃにした稀代の悪女」って知ってるし、
それを旅芸人が宣伝までしてくれてる(そういう作者が自分で
設定した)にもかかわらず、うんちょたんは、貂蝉を見て
天女と言うわけだ。
趙雲がフリーの武芸者で劉備に興味なし!
設定でよかったねとしかいえんな。
238 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/28(木) 18:15:23
>>237 でも普通貴人の女はひとりでふらふらしないし
人前に顔出さない
240 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/29(金) 12:24:01
連載 第150回
(案外、本物の義士なのかも)
関羽の信頼も篤く、呂布を受け入れてくれた劉備を貂蝉は見直した。
悪びれることなく、呂布は小沛城に貂蝉を同行した。
「これほどの美女とは……」
華麗な貂蝉の立ち姿を見て、劉備や張飛、他の重臣たちも息をのんだ。
劉備は呂布に、
「この小沛の城塞に駐屯してください。この城はあなたの物です。しっかりと力を蓄え、いずれは≪エン州奪還≫を」
「かたじけない。なれば遠慮なく小沛城をもらい受けます」
「同伴された天女にくらべれば、この小城など石塊ほどの価値しかありませんよ」
――呂布を討ちもらした曹操が、思いがけぬ奇手を打ってきた。
【袁術追討】の勅旨を劉備の許に送ってきたのである。
劉備はすぐさま自軍を率いて、南陽へと長征した。
小沛城の個室で、女軍師の虞庭が貂蝉に告げた。
「好機です。徐州の残存兵は二万足らず。しかも守将は短気な張飛なれば、簡単に追い出せます。
呂布どのを急かし、徐州全部を奪い取りましょう」
血も涙もない虞庭であった。
なにこの劉備の空気な扱い
作者が劉備なんてどーでもいい人なんじゃねーの?
何かこの小説だと、中国大陸がすごくせまっくるしく感じられる
243 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/30(土) 02:53:04
連載 第151回
呂布は反旗を翻した。
無策の張飛は惨敗し、他領へ落ち延びた。
瞬く間に、徐州全土に≪呂≫の旗がなびいた。
劉備の妻子は殺さず、領地を略奪もせず、租税も下げたので、領民は呂布を歓迎した。
曹操が本格的な呂布討伐に動いた。
≪袁術討伐≫を中断し、劉備を傘下にいれ、攻撃目標を呂布一人にしぼる。
国境沿いで曹操と呂布の一進一退の攻防戦が続いたが、
足を伸ばし過ぎた呂布は曹操に泗水の城に誘い込まれ、水攻めにあう。
城外は曹操の大軍に包囲された。
孤立無援。
呂布の最後が迫っていた。
なんだこの展開の速さはw
ははははww
呂布の裏切りから最後まで一日かwww
まあ、演義の筋をなぞるだけだったら、そんなペースでもかまわんけど。
いきなり貂蝉も死んで最終回ってことはないよな?
脱出した貂蝉はどこに行くんだ?
伏線を張ってたから関羽のところかな?
でも完全に劉備を裏切っておいて、それはないなぁ。
孫策の元に逃げるしかないんじゃないのか?
つくづく、虞庭の無計画さが露呈してるな。
呂布を何に利用したかったのか最後までわからんかった。
ifに走る度胸もなしに、勝ってる時は
貂蝉の美貌の前に男はメロメロ、虞庭の策に
英雄気取りの馬鹿男は右往左往。
それなのに、負けてるときは呂布を初めとする
史実キャラのへたれさと情勢の変化のせいですか、そうですか。
情勢を作れない軍師や作ろうとしない女将軍なんか
主役にするな。ifもかけない駄作者が「正史なんて勝者のたわごと」
みたいな台詞を登場人物に言わせるな。
東スポもいつまで、このアホに飯代をくれてやってんだか。
エロ小説としても抜けないってのに。
呂布の扱いひどすぎ
248 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/06/30(土) 19:37:38
いきなりズッコケ最終回!!悪いが、大爆笑してしまった。
まあ、順当だよ。貂蝉にまったく魅力がなかった。ただ、「傾国の美女」
という記号が、三国志の中を平行移動してるだけだったもんな。
あれで、ヌードの絵がなかったら、無味乾燥以外のなにものでもなかった。
「くの一忍法帖」みたいにもっと弾けて、興奮させたり爆笑させたり
してくんなきゃなあ。アイデアはいいだけにもったいない。
たぶん作者の力量かやる気か女性経験のいずれかに問題があったんだろうな
え? 終わったの?w
ぇえ!?
工工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
252 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/07/01(日) 02:33:54
連載 最終回
16歳の春に長安を脱出して、すでに5年の歳月が流れていた。
女将として起ち、乱世を鎮める大望も、志半ばで潰えようとしている。
貂蝉は虞庭から呂布の死を知らされた。
貂蝉の涙は止まらない。
一片の情愛もなかったはずなのに、腹の底から悲しみがあふれてくる。
思えば、呂布がたった一人の男だった。
「関羽さまや曹操が、あなたさまの身柄を引き受けたいと」
「愚かな男どもの軍門に下る気はありません」
「よくぞ申されました。あなたは男装して、ケ喜さまの楽士隊に交じって徐州を脱出してください」
「姉上はどうなさるのですか?」
「わたしは≪長安の歌姫≫の身替りとなって、華々しく散る覚悟。心残りは、豪商の魯粛さまとの
婚儀が、果たせなかったこと」
曹操の追跡をかわすための、虞庭と貂蝉が入れ替わる奇策であった。
「あなたと逢えてよかった」
「同感です。裏切りを恥じない男と違い、≪女の友情≫は不変。来世にてもお逢いいたしましょう」
「虞庭さま。これだけは言わせてください。あなたほど美しい女性を見たことはありません」
「だって、私は名高き美女、貂蝉ですもの。さ、行かれませ、虞庭どの」
――美女貂蝉(入れ替わった虞庭)は、呂布の後を追って自決した。館に火を放ち、焼死体で発見された。
だが庶民の伝承では、旅の一座に美しい楽女がいて、町々で≪貂蝉の恋歌≫を奏でて、
天女のごとく舞い踊っていたという。
<了>
ちょ、本当に終わってるじゃないwwwww
最初っから半年だけって言う契約だったの?
だったら、変に大河歴史小説ぽくしないで、歴史エロ小説にすればよかったのにw
女将なんて大風呂敷広げる必要ないじゃん。
こんな半端な終わり方するんなら、孫策とも趙雲とも関羽ともやっちゃえばよかったのに。
3話ぐらいページを割いて。寸止めにする理由がわからんよ。
呂布の妾になっておいて、関羽や曹操の軍門に下るはいやってどういうこと?
大望があるんなら呂布に見切りをつけて、曹操を落としなよ。
何で最後虞庭が身替りになる必要があるのよ?
突っ込みどころ満載じゃないwwwwww
うはwwwwヒドスwwww
俺の時間を返せ・・
これは見事な打ち切り
最後まで虞庭の戦略はグダグダだったな。
何のために孫策に会いに行ったのか意味がわからん。
于吉も何のために出てきたんだ?
東スポの担当者が抜けないネタしか書けないなら、
連載を止めさせるぞ!とでも言ったか…
しかし、このスレが1000まで達するよりも先に連載が落ちるとは…
>>9のように、「女にも勧められる」とか書いていた奴らも
こんな結末になるとは思ってなかっただろうな。
やっぱり荷が重かったのか・・・。
既出だが閨房から見た三国志、とかにすればよかったのに。
「呂布は実のところマゾヒズムの極みであった。
曹操に敗れるは受身の血がそうさせたのか」とか
「曹操のそれは、あきらかに常人より短かった。
しかし女人を喜ばせる技術は追随を許さない。
悦楽を与えつつも、曹操の瞳はあくまで冷静であった。
むしろ冷酷であった」とか、エロと史実演義を
結びつけることもできたんじゃないかな?
おもしろくなかったもの。
打ち切られても仕方ないよ。
>>258 劉備のそれは常人の倍はあった、膝につくくらいである。
なるほど技巧はある。だが持久力が無い。
危機を感じるとすぐに逃げ出す性分そのままに、ひどい早漏だった。
みたいな?
そんなののがまだ良かった
うはwwwwwwwwwwこれひどすぎwwwwwwwwwwwww
結局この作者は何したかったんだろ
えろいのをかこうとしてかけなかた
低学歴の負け犬層ばかりの東スポの読者には元ネタがわからなかったのだろう
曹孟徳、荀文若を得、その胸に頬擦りして曰く
「吾が乳房なり」
268 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/09/27(木) 05:09:57
なあ、加野タンとバンヤローと
どっちのがよりダメダメ作家かな??
俺は同程度だと思ってるんだが。
個人的には、バンヤローの「凝脂である」の部分だけ
拾い読みすれば抜きに使えたが、
こっちはそれにも使えなかったな。