>>22 麻酔は名医華佗が「麻沸散」というのを発明したと言われていますね。
しかし、曹操がぶち頃してしまったので、その製法も散逸し、
19世紀まではちゃんとした薬はなかったそうです。
曹操は、なんてことをしてくれたんだw。
ところで、華佗の「麻沸散」ですが、主原料は大麻(ヒナゲシ)だと言われています。
このヒナゲシは、種がとても細かい(?)ので、普段は草原に普通に生えているのですが、
戦争などで地面が荒らされる(馬のヒズメで耕される?)と、爆発的に増えるそうです。
第一次大戦を記念するRemembrance Dayという日がヨーロッパにはあって、
その日のシンボルが赤いヒナゲシの花なのですが、
これは西部戦線の激戦区であったフランダースの平原に、
戦後、戦没者の血のような赤いヒナゲシがびっしりと咲き誇ったからだそうです。
ご存知のようにヒナゲシの別名は、
楚の項羽の愛人をその可憐さにたとえた「虞美人草」なのですが、
項羽と劉邦の時代も、華佗が麻沸散を開発した三国時代も、
戦争で荒れた中国の平原には赤いヒナゲシが咲いていたのでしょう。
ネタが思いつかないので、何か書いておきますた。