なぜ三国志は水滸伝より人気があるのか

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289無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 12:21:36
中国だと、紅楼夢も人気だよ。
専門に研究する“紅学”なんて学問もあるぐらいだし。
290無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 23:37:46
人気と言うか、知名度の問題じゃないかな。
水滸伝を知っている人はたいてい三国志も知っているだろうけど、
三国志を知っている人で、水滸伝も知っている人は少数派だろう。
291無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 23:42:45
まぁ、悪いがやっぱ、三国志のほうがいいわ。
これって、日本人的感覚だろ、やっぱ。 上杉謙信とか武田信玄の軍記が好きなのと同じで。
宮本武蔵とか好きならどうかは知らんが。
292無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 00:04:58
内容はともかく「〇〇三国志」と「〇〇水滸伝」、どっちが多いかねえ?
293無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 00:28:32
やっぱり、水滸伝の場合、招安あたりから寂しくなってくるな。
いくら宋江が忠義だの替天行道だの綺麗事並べても、
つい、そういやこいつ所詮小役人上がりが間違って妾殺して、
お尋ね者になったんだっけ、とか思ってしまう。
結局、方臘平定後には都で出世できるみたいな甘い考え持っているし、
なんとなく、志が低い小物ってあたりが透けて見えているような気がして、仕方が無い。
中国では李逵が人気って言うのも、少しは理解できる気がする。
自分の気持ちに正直な分、まだいやみが無いよ。
294無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 00:33:34
>>292
三つ巴の争いだったらなんでも「三国志」って付けてて、
能力あるヤツが集まって何かするなら「水滸伝」って付けてる感があるからなぁ
ありすぎて分からんと思うよ
次郎長三国志はどう三つ巴なのか良く分からんが。
295無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 00:36:32
天保水滸伝も、利根川以外ちっとも水滸伝じゃない。
296無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 09:39:28
梁山泊も緑林同様元々いいイメージでない語だけど、
パチ関係のイメージもついちゃったから余計にな。
297無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 12:54:44
>>295
地球人と異星人との星間戦争を舞台にして水滸伝を
描こうとした中二の頃の俺はdでもない厨房だった…
298無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 12:56:19
>>297
うpうp
299無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 17:37:17
>>297 そういう情熱は、むろん今でももってるだろうな?
冷めたら人生終わるぞ。
300無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 17:46:43
>>297
お前、栗本薫か?w
301無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 19:41:30
>>299
ごめん、それおもいっきり星〇シリーズをパクったスペースオペラもの…。
当然ながら仲間キャラ考えるのに108人必要だったり、
スペースオペラという設定が余りに大規模すぎるため挫折したのは言うまでもない…orz
302無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 11:24:24
水滸伝と西遊記だったら、どっちが人気かな?
303無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 11:55:08
日本では夏目雅子効果で圧倒的に西遊記
304無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:00:17
それ以前に西遊記って
桃太郎 金太郎 浦島太郎並とまではいわないが
絵本の世界では結構有名

三国志も水滸伝も子供は知らんよ
305無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:05:18
そう考えるとまがりなりにも 宇宙三国志の
銀河英雄伝説をやった田中ヨシキはすごかったんだな
(趙雲子龍はおかしい!趙子龍だ!)
306無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:07:51
今川監督が
横山水滸伝のアニメ化をすれば
大人気確実ですよ
307無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:08:26
趙雲子龍そんなに神経質になるほどおかしくない
本場中国でもたまに見かける
308無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:13:12
>>305 田中節だね。 ゴンタもあとからそうなったけど… 蒼天で。
本当は、趙子龍も滅多に使わないってことを無視してるのだろう…
中国では名前やあざなを呼ぶことは、日本のように気安くないんだよね。
309無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 12:13:17
ヨシキは単なる電波
310無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 19:42:19
>304
残念ながら今の子供は西遊記なんぞ知らん

垂直に立ったでっかい手にすらすらと墨痕のあるJPGを見て
「これは元ネタドラゴンボールだよ」
と得意気に解説してるヤツは昔Pya!で見かけたが
ついでにそれに対して突っ込んでるヤツも殆どいなかったっけ

今西遊記の知名度って
そんなもんなんだとショックを受けたのと同時に
最低限の教養ってのは実に大事だと思った
311無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 22:39:03
最近は知らんけど、手塚治虫や諸星大二郎、漫画太郎や杉浦茂
もちろんドラゴンボールもそうだけど、西遊記って言えば、物語の定番だろ。

最近の子供は、何読んでるんだろうな。

ガンダーーーラ、ガンダーーーラ愛の国ガンダーーーラ。
312無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 22:53:06
孫悟空といえば、ドラゴンボールになるんだろうな。
313無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 23:19:36
光栄の西遊記もイマイチだった記憶があるな。続編も出なかったし。
封神演義も2作だけ。どちらも、タクティクスオウガのシステムをパクッた代物だった。
封神演義は漫画のおかげで2作作れたって所だろうし。

今や、洋の東西を問わず、名作と呼ばれるものが作品化される事が稀少になり、
漫画やゲームのキャラクターがメディアの華を咲かせている。
仮に、スラムダンク・バガボンドの井上雄彦が水滸伝を書いたら、
内容は今ひとつでも、水滸伝の人気は異様に上がるだろう。

これ全て、金儲け主義の成せる業。
314無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 10:10:54
西遊記は香取伸吾がやってたから
知名度はあると思われ
315無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 16:28:08
悲しい知名度だな
316無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 17:28:56
>>313
ぶっちゃけ、武蔵の人気はさほど上がってると思えないからたぶんない
知名度は上がるだろうけどね
317無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 19:30:41
>>305
元々「宇宙戦艦ヤマト」を見て気に入らないところがあって
三国志とくっつけた話だし
318無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 19:32:57
>>279
それでも公孫勝と安道全を外したりしてちゃんと気はつかってる。
この二人がいると絶対滅亡しないから。
319無名武将@お腹せっぷく:2006/10/28(土) 05:02:26
確か田中芳樹が翻訳した「岳飛伝」か何かの付録の対談で、中国説話文学の主人公に関する話をやってたおぼえがある。

講談師が語る時、反体制のヒーローを賛美する話をやると一発お縄だから、
「これこれこの通り、わたくしめが話しておりますのはこのように品行方正な、お国のために
尽くそうとする主人公の物語でございます」
と言い逃れする。
で、聞いている民衆は張飛やリキといった暴れん坊の活躍に喝采を送る。
だから劉備も宋江も、説話ものの主人公は大抵、おもしろみのない優等生キャラになっているんだそうな。

320無名武将@お腹せっぷく:2006/10/28(土) 23:31:36
田中芳樹て言われても、すごい勢いで信憑性がない
銀英伝は好きだけど
321無名武将@お腹せっぷく:2006/10/31(火) 23:00:45
横山光輝のマンガを読んだ程度の初心者が読む水滸伝としてはどれがお薦め?
ちなみに三国志は吉川英治から入りました。
322無名武将@お腹せっぷく:2006/10/31(火) 23:15:11
北方がいいんじゃね?脚色が多すぎだけど、読みやすいよ
323無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 00:01:45
>>322
北方は脚色どころか別物だからペケ
未完だが絵巻になさい
324無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 00:07:36
このスレは他にふさわしい板があるので削除ガイドラインにより板違い

該当板に移動しろ
中国英雄板
http://hobby8.2ch.net/chinahero/
325無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 00:32:42
>>324
王倫乙
326無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 01:42:20
>321
さいとうたかをの水滸伝
327無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 21:28:39
>>321
あまりに王道だが「岩波少年文庫」版(松枝茂男訳)を推す
招安以降のはしょりっぷりがすごいが、横山版ほどではない(笑)
328無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 07:08:58
>>322-327
みなさんありがとうございます。
絵巻を検索してみましたが、結構高価ですね。
以前岩波文庫のを読もうとしましたが1巻で投げた記憶があります。
漢詩がやたら多く出てきた印象でした。
329無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 20:56:01
俺は完訳派だから、原点にある詩や韻文もできるだけ残してほしいと考えるタイプなんだけど。
少数派なのかなあ?
日本での翻訳って、まっさきにそういうところを削って行っちゃうよな…。
水滸伝でも、108星のほとんどは初登場時に詩で描写されるんだけど
あれ雰囲気があってすごく好きなんだよな。
330無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 22:09:53
そりゃ本来の意味をちゃんと残しながら詩の体型も残すのは難しいからな
331無名武将@お腹せっぷく:2006/11/10(金) 14:34:56
その意味合いで完全な創作である水滸傳と、正史を叩き台にした演義では完成度の具合からいって、リアリズムを感じるので、演義のほうが人気あるんだろうな。
332無名武将@お腹せっぷく:2006/11/10(金) 20:01:21
しょせん盗賊の集まり
333無名武将@お腹せっぷく:2006/11/10(金) 20:20:42
あぁ。梁山泊の連中も曹操も劉備も孫権も、みんな盗賊さ。
334木村貴光:2006/11/10(金) 20:25:11
俺を詩にしてくれhttp://m.z-z.jp/?oumu
335無名武将@お腹せっぷく:2006/11/10(金) 22:46:18
宋江のモチーフになった盗賊ってどんな人物だったんだろう
336無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 23:37:30
演技版の劉備じゃね
337無名武将@お腹せっぷく:2006/11/12(日) 18:38:17
いや、実際の盗賊の方はどんな人物だったのか、って事でしょ
338無名武将@お腹せっぷく
>>335
(1)『宋史』巻351 列伝110 侯蒙伝
宋江、京東を寇す。蒙、書を上りて言う、「江、三十六人を以て斉・魏を行し、
官軍数万、敢えて抗する者無し。其の才必ずや人を過ぎん。今、青溪の盜起こる。
江を赦し、方臘を討ちて以て自ら贖わしむるに若かず。」と。
帝曰く、「蒙、外に居りて君を忘れず。忠臣なり。」と。
知東平府に命ずるも、未だ赴かずして卒す。年六十八。

(2))『宋史』巻353 列伝112 張叔夜伝
宋江、河朔に起こり、十郡を転略す。官軍敢えて其の鋒に嬰れる莫し。

正史の「宋江」に関する記述ってこれだけだよ(実際にはもう一ヶ所、徽宗本紀に出てるが)。