【戦乱渦巻く】官職市場11【中華の大地】

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1東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU
〜任官者募集の皆様〜
当スレは荒らさなければどんな人でも参加できます。

○ある時は味方、ある時は敵の峰不二子タイプ。
○スレの官職に就いてはいるが、誰の指図も聞かない雲のジュウザタイプ。
○鄭王のように自分の思うがままに国を発展させ、さらに反乱を起こす唯我独尊のラオウタイプ。

↑こんな素敵な任官者を大募集!!
現在は内乱中なので、人材は平時よりも貴重に扱われます。

  【官職市場〜霊帝の政府】
PC・http://jbbs.livedoor.jp/study/6134/
携帯・http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/study/6134/
こちらからも参加できます!!
と、雑談だけの参加も大歓迎で〜すw


前スレ:【義の烈士達よ】官職市場10【漢の源に回帰せよ】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1146834727/
>>1
スレ立て乙です。
前スレの>>634

【司隷国境 壷関】

<隘路の中>
兵士--「張太守ッ!! 隘路の入り口が塞がれましたッ。」
張邈--「な、何じゃと!? そ、そ、そんなッ…!! は、謀ったな李儒!!」
------「だ、誰か助けよ、予を助けよッ!!!」
張超--「関の外の奴、誰でもいいから岩を除けろッ!」
------「これは命令だッ。軍師、何をしている!? どうして対策を立てておかなかったのだ!?」
臧洪--「と、とりあえず引き返しましょう。入り口近くに戻るしかありません!!」
------「ん? あれは…枯れ柴!? 太守、枯れ柴にございます!!」
張邈--「な、何じゃと!?」

<隘路の外>
劉曄--「ふふふ、思った通り。張邈の青ざめた顔が見えるようだ。」
薛悌--「あの阿鼻叫喚では兵の統制すら取れていますまい。…全く、予想だにしていなかったのか。(苦笑)」
劉曄--「それがあの愚図と曹公の違いでしょう。本当に天下が取れると思っていたのでしょうか。(冷笑)」
薛悌--「さて、これからどうなるか。…見ものですね。」

夏侯淵「…速やかに岩を除けよッ。張太守を救援し…」
薛悌--「余計な命令を出されるな、夏侯領軍。…殿のご意思に背くおつもりですか?(ニヤリ)」
夏侯淵「殿のご意思…!?」
薛悌--「……そういう事です。この件は貴殿が介入する事ではない。」
夏侯淵「……左様か。」
4東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/08/31(木) 01:46:49
【前スレのおさらい】
楊州では、楽氏と鄭郭公、孫策が三つ巴の争いを繰り広げられていた。
鄭郭公の傘下に在る徐越は、100万の黄巾党を率い荊州へ侵攻。
地元の儒者・劉表と合流し、益州から襄陽を窺う。
そして中原では遂に、梁王・姫晋と秦王・韓遂が激突した。
東漢分裂の危機であった徐氏のクーデターの真相は、政府高官の逮捕劇であった。
そんな中、晋陽では李牧なるものが、陳留では曹操が東漢として挙兵。
姫晋は、曹操と結び、後顧の憂いを払い、韓遂を退けた。
韓遂を退け、撤退する曹操軍に王国が襲い掛かったが、撤退。
その後、曹操は劉鴻に直談判をし昇進を遂げる。
曹操に対し謀反を企む張邈は、曹操の計略とも知らず壺関へ攻め込んだ。
消息不明であった郭貢は、復讐の刃を磨ぎ戻ってきた。
張達は一人、青州にて戦乱の世を憂いで居るのであった。
そして群雄の思惑は、それぞれ交錯し新たな局面を見せることとなる!

(*ぐだぐだで申し訳ありません)
5秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 01:59:41
>>3
【司隷国境 壷関】
≪関の中≫
李儒 「クククッ・・・、慌てふためいている様子が素敵ですね・・・。(ニヤリ)」
---- 「さあ、次の狼煙を・・・」

≪関正面≫
牛輔 「・・・・・?」
歩兵1「どうなってるんですかい?」
牛輔 「さぁ・・・?」

≪断崖上≫
張任 「・・・・・愚かな。連弩に火矢を番えろ。」
工兵 「ヘいッ!!」
張任 「(・・・親友なぞ、案外当てにならないものだな。)」
---- 「(軍師殿も残忍だが、宦官の血筋の陰湿さには勝てぬ。)」
---- 「準備はいいな?」
---- 「・・・撃て、燃やし尽くせッ!! 一人も生かして返すなッ!!」

(工兵が連弩で火矢を乱射開始。)
>>5
【司隷国境 壷関】

<隘路の中>
張邈--「ひ、ひぃッ! 火矢じゃッ。避けろ、矢の飛んでこない方に避けろッ!!!」
張超--「た、助けてくれぇっ! 死にたくないッ、俺は死にたくない!!」
臧洪--「(もうこれまでか。……曹将軍、貴公に背いたのが間違いだったようだ。)」

<隘路の外>
劉曄--「ここまでは予定通り。焼け死ぬか捕縛されるか…いずれにせよ、奴はこれで終わりです。」
薛悌--「降伏でもされたら困りますが…あの李文優のこと。万に一つも降伏を受け入れるような事はないでしょう。」
劉曄--「さて、緩々と待ちましょう。撤退の準備は進めてください。」

夏侯淵「(…確かに張孟卓を生かしておけば曹軍は割れる。しかし、これはあまりにも信義にもとるのではないか。)」
夏侯淵「(また、この状況にあって指を加えて眺めているのは俺の性に合わぬ。)」
夏侯淵「せめて、敵に文字通り一矢報いてくれる。(スッ) …張任、覚悟せいッ。」

(夏侯淵、断崖で指揮を取る張任を狙撃)
7秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 02:33:32
>>6
【司隷国境 壷関】
≪断崖上≫
張任 「!?(ドスッ)」
校尉 「あ・・・ああ・・・あ(バタッ)」
張任 「・・・ここは危険だな。後は軍師殿に任せよう。」
---- 「全軍撤兵ッ!!」
---- 「(・・・敵の武将は化け物か?)」

(工兵隊は関内に引き上げました)

≪関の中≫
李儒 「クククッ・・・あらかた焼け死んだようですね。」
馬休 「で、出撃かい?」
李儒 「客人を関内にお連れくださいませ。(ニヤリ)」
馬休 「開門、開門ッ!!」
---- 「騎兵隊、出撃だッ!!」

≪関正面≫
牛輔 「っしゃあ、逆襲に・・・ってああッ!!」
馬休 「悪ィなッ!!」

馬休 「見付けたッ!! 投げ網を投げろッ!!」
---- 「生け捕れ、殺すんじゃねぇぞッ!!」

(騎馬隊が大半を殲滅、大将たちは・・・?)
>>7
【司隷国境 壷関】

<隘路の中>
張邈--「むむ、無念……。(ま、まだ望みはある。。李儒と会談し…)」
張超--「クソっ、なんだって俺がこんな目に…。」
臧洪--「・・・・・。」

<隘路の外>
劉曄--「さて、我々の役目はここまで。…欲にかられた凡夫も様が無いですな。」
薛悌--「殿もこれでご安心なさるでしょう。まぁ、まだ計画は終わってはいません。」
------「張孟卓の死も最大限に利用せねばならない。…当分は忙しくなりそうですな。(苦笑)」
劉曄--「今回の事後処理程度で忙しいと申していては軍師は務まりませぬぞ。(ニヤリ)」
薛悌--「なァに、もののたとえという奴です。(微笑)」

夏侯淵「…狙撃は失敗、か。俺もまだまだだな。(苦笑)」
9秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 03:03:27
>>8
【司隷国境 壷関】
≪関の中≫
李儒 「皆様、お手柄でございますぞ。」
---- 「敵将を三人も捕縛したと聞けば大王の覚えもめでたい・・・。」
馬休 「ハハ、それにしても酸鼻な戦だったなぁ。」
張任 「・・・それにしてもあんたの鬼謀にはいつも舌を巻くばかりだ。」
李儒 「ふふ、戦とは二手、三手先を読んで行うものですよ。(ニヤリ)」
張任 「・・・心に留めておこう。」

<捕虜が引き据えられる>

李儒 「客人、揃って何の御用です?(ニヤリ)
>>9
【司隷国境 壷関】

張邈--「(い、威儀を正さねばならんな。。。) りりり李文優。卿のの計略はまことにす素晴ばらししい。」
------「そそそれほどのの才があれれば、宦官のの孫を討つのもた容易いじゃろう」
------「どどどどうだ! こここの張孟卓を使ってみないか!!」
------「わ私とて張家の男、そそう簡単にし死ぬ訳にはいかぬ!」
------「か必ずやわ我が計略で曹操を討ちち、卿ののや役に立つと思うがが!!!」

張超--「(死にたくない、どうか助けてくだされ…お願いします…。)」

臧洪--「・・・・・。」
------「李儒殿。某は何も言うことはない。ただこのままに頸を刎ねられよ。」
------「某は生きては張家の臣、死しては張家の鬼となるまで。何という事はない。」
11秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 03:33:29
>>10
【司隷国境 壷関】
李儒 「・・・何を恐れておいでです?」
---- 「まあよい、臧洪殿。貴殿も苦労が絶えませんな。(苦笑)」
---- 「このような小人どもに仕えては折角の才も何の役にも立ち申さぬ。」
---- 「クククッ、貴殿も覚悟だけは一人前の様ですが・・・」
---- 「残念ながら才は半人前ですな。良禽は木を選ぶという。」
---- 「木すら選べぬ貴殿には残念ながら利用価値はないのです。(ニヤリ)」
---- 「一思いに屠って差し上げましょうか。」
---- 「・・・後世に汚名を残さぬという心意気、それだけは見事なものよッ!!」

(李儒の佩剣が一閃・・・)
>>10
【司隷国境 壷関】

臧洪--「貴様の肝脳を引きずり出して喰らえないのが残念じゃわ。」
------「ギャッ。」 (臧洪は首を刎ねられました。)

張超--「り李儒どのっ。ど、どうか慈悲をッ!!」
------「な、何なら陳留まで水先案内を務めてもいい、だから命だけは…!!」

張邈--「(そうだ弟、上手い話を出し続ければ降伏を認められるであろう…)」
------「(いつか離反するのだ…それまで頭を下げて生きておればなんとでもなるわ。。。)」
13秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 03:53:00
>>11
【司隷国境 壷関】
李儒 「ほほう、張超殿はここに少しでも留まっておりたいと仰られるのか。」
---- 「この関がお気に召されて私、光栄に存じますぞ。(ニヤリ)」
---- 「ささ、客人をおもてなし致すぞ、あれを持って来いッ!!」
従者 「は、はぁ・・・。(また悪い癖が・・・)」

≪従者、鋸を持ってくる≫

李儒 「ささ、言い残しなどございますか?」
---- 「貴殿のご希望通り、この世にいる時間は長うござる。」
---- 「兄上と今生の別れを惜しまれるのも一興、それとも・・・」
---- 「まあ、よい。さあ、挽けッ!!」

<ギリッ、ギリッ>

李儒 「ククク、良い音が鳴るわッ!!」 
---- 「・・・おや、今日は格別切れぬの。おい。」
従者 「は、はい・・・(汗)」
李儒 「褒めて遣わす。(ニヤリ)」
---- 「貴様の私への忠義、心に留めておくぞ。」

(鋸引き開始。)
>>10
【司隷国境 壷関】

張超--「ギャアアァァァァァッァアアアアアアア!!!!!!!」
------「ウガァア、や、ギャァアッ、やめ…ッ!!!!!!!!」
------「ゆ、ゥギャアアアァアッ、ゆるさ…」(張超は惨殺されました。)

張邈--「張超ーーーッ!!!」
------「(くっ…降伏を乞うても釈されぬとはッ…それならば最後の手段よ。。。)」
------「李儒! 貴様が前にしておるのは漢の八廚、張孟卓であるぞッ。」
------「恐れ多くも張家の出自の者を惨殺し、私自身を脅すなど…」
------「貴様の不義不忠は千年に渡り語り継がれようぞッ。」
------「今なら許してやる、即刻縄を解いて解放するのだッ。」
15秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 04:15:25
>>14
【司隷国境 壷関】  
李儒 「・・・・なんと。」
---- 「張超とやらはつまらぬ男よ。喚き散らしただけではないか。」
---- 「もっと楽しませてくれると思ったのだがな。(苦笑)」
---- 「そういえば孟卓殿は誰にお仕えか。」
---- 「・・・?」
---- 「・・・ふむ、漢の皇帝とな。」
---- 「皇帝は洛陽におわす。その皇帝を守護する我等に弓引きしことは、」
---- 「陛下に弓引きし事と同じぞッ!!」
---- 「このような重罪人は普通の罰では裁けぬ・・・おお!!」
---- 「古来より秦には腰斬という刑罰がござる。」
---- 「古の李斯と同じ死に方が出来るとはこれほど名誉な事もございますまい。(ニヤリ)」
---- 「伝統を重んじる名門の人間には相応しい御最期でございますなぁ・・・。」
---- 「クククッ、逆臣張家の伝統、私が千年に渡って語り継ぎましょう。(ニヤリ)」
---- 「さあ、引き立てよッ!!」
>>15
【司隷国境 壷関】

(張邈は腰斬の刑に処されました。)

張邈--「ぐっ…こ…この…不心得…者…め…。」
------「……予は、予は死ぬのか? そんな…馬…鹿な。。。予は張…孟卓なる…ぞ……。」
------「・・・・・。」
------「願わくば…もう…一度…茶…毛の犬…を…連れて陳…留の東…門を出…て…、」
------「すばしこい…兎を追っ…て…狩りをしたかっ…た…」
(張邈は息絶えました。)
18秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/08/31(木) 04:38:27
【司隷国境 壷関】
馬休 「うわっ・・・」
張任 「・・・・・酷いな。」
李儒 「ふう、これで胸のつかえが取れました。(苦笑)」
馬休 「って軍師殿、こいつらに恨みでも?」
李儒 「ありません。」
張任 「・・・それならずいぶんな仕打ちだな。」
李儒 「晋陽の恥を雪いだだけですよ。(ニヤリ)」
---- 「ただ、臧洪とやらは惜しいことをしました。あの忠義だけは褒めてやりたいものです。」
---- 「別のものに仕えていればもう少しましな人生を送れたでしょうに。」

<従者、首を持ってくる> 

李儒 「むむ、ご苦労。(サラサラ)」
張任 「・・・何を書いているんだ?」
李儒 「ふふ、墓碑のようなものですよ。・・・できた。」

<首に紙を挟む>
臧洪の首:「コノ科人、妖邪ノ術ヲ広メシ為二斬二処サレル者也」
張超の首:「コノ科人、黄巾賊二諂イシ為二斬二処サレル者也」
張邈の首:「コノ科人、宦官ノ族子二諂イシ罪ニヨリ斬二処サレル者也」

張任 「・・・なんと。」
李儒 「命だけは助けてやる、これを持ち帰って曹賊に見せよ。」
捕虜 「へ、へい・・・命が助かるなら何でもいたしやす・・・」

(首を持った捕虜が隘路外の陣地へ)
【司隷国境 壷関】

捕虜--「ぐ、軍師様…李儒がこの首をと…。」

劉曄--「おぉ…なんと残虐なことか。秦の賊め、この仕打ちは決して赦すまいぞ。(ニヤリ)」
薛悌--「孟卓殿…必ずや仇は討ちます。それまで九泉の下でお待ちくだされ…。(ニヤリ)」
夏侯淵「・・・・・。」

薛悌--「しかし、首が咥えている紙。…よくも言ったりというべきでしょうか。」
劉曄--「……どのようなものであれ、殿にお見せしない訳にはいきますまい。」
薛悌--「ええ。…夏侯領軍。我々と典韋殿は陳留へ帰還します。ここの指揮はお任せしますぞ。」
夏侯淵「わかった。」
【兗州 陳留】

侍従--「曹兗州、軍師殿と典韋殿がご帰還なされました。」
曹操--「おお、そうか。 …公式の場で会見する前に、子揚と孝威、それから戯志才をここに通せ。」
侍従--「ははっ。内密にお呼びいたします。」

<密談>
曹操--「子揚、孝威。此度の任、ご苦労であった。」
薛&劉「ははっ。」
曹操--「して、首尾はどうであった。」
薛悌--「張賊一派の首は全て討たれました。もはやご心配には及びません。」
曹操--「ならばよし。これで公式の会見で涙でも見せてやれば完璧だろう。」
劉曄--「しかし、一つ問題がございます。 …李儒が首に紙を咥えさせてきたのですが…。」

臧洪の首:「コノ科人、妖邪ノ術ヲ広メシ為二斬二処サレル者也」
張超の首:「コノ科人、黄巾賊二諂イシ為二斬二処サレル者也」
張邈の首:「コノ科人、宦官ノ族子二諂イシ罪ニヨリ斬二処サレル者也」

曹操--「・・・・・。 臧洪と張超の首の紙は、恐らく今上陛下を揶揄したものであろう。」
------「暗に漢の皇帝の威を貶め、洛陽の偽帝の正当化を主張する。…逆賊らしい姑息なやり口よ。(冷笑)」
------「……だが、張邈の首の紙は捨て置けぬ。これは明らかに予を侮辱しておる……!」
------「もう赦さんぞ……。魏郡の妙才に伝令を飛ばせッ。 全兵力を投入してでも壺関を落とし…」
戯志才「……鎮まれ、曹公。その伝令を飛ばせば神の如き智が泣くぞ。」
曹操--「…貴様はこの侮辱を看過しろと言うのか。」
戯志才「そうではない。…敵をかき乱すならともかく、貴君が乱されてどうするのだ。分かるか?」
曹操--「・・・・・。 治を以って乱を待ち、静を以って譁を待つ、これ心を治むる者なり。 だな。」
戯志才「そうだ。この紙を送りつけてきた時点で李儒の意図は読めている。」
------「ならば貴君はそれに乗ってはならぬ。…逆にそれをも利用して敵を乱してやれい。」
------「応瑒と阮瑀を飼ってきたのはこの日のためだ。よいか、まずはな……。(かくかくしかじか)」

曹操--「よし。では、人に気取られぬ前に退室せい。後ほど、評定でな。」
軍師連「ははっ。」
21鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/08/31(木) 21:10:23
【司隷国境・壷関】
前スレ>>633の続き。
鄭洪「ん〜あれってもしかして〜」
朱旋「あぁ、あれが壷関だな。」
鄭洪「ん〜着いたんだねぇ〜壷関・・・」
----「ま〜でも〜それよりも〜朱旋将軍〜?」
朱旋「あん?」
鄭洪「なんか〜すご〜く〜洛陽出たときよりも兵が増えたような〜」
朱旋「あぁ、そうそう。ほら一応敵陣に乗り込んだからな。それなりの兵力はいるかと思ってよ。」
----「雍州に率いてった兵力30万の内の20万を持ってくる事にしたってわけだ。」
----「どんなにおれ様が天才だって言ってもだ。」
----「兵が多い事に越した事なんてねぇからな。」
鄭洪「ん〜ま〜そうだけど〜」
----「できることなら〜戦争しないで帰るほうが賢明だし〜」
----「むしろ〜こんなに兵がいると〜身を守るよりも戦争を引き起こしそうな〜」
朱旋「あん?そうか?」
----「まぁーあって困るもんじゃねぇしなぁ、何とかなるもんよ(笑。」
鄭洪「ん〜なんか〜すご〜く頭が痛くなってきたよ〜」
朱旋「けどよぉ。鄭洪殿。なんでまた壷関なんかによるんだ?」
----「そのまま平原ぶった切って直通した方がよ、早いってもんじゃねぇのか?」
鄭洪「ん〜朱旋将軍〜ここには〜李儒殿がいるからねぇ〜」
----「李儒殿は〜晋陽の李牧と会談しているからさ〜情報を聞こうと思ってね〜」
朱旋「あぁ、なるほど。」
鄭洪「ん〜ま〜着いたようだし〜さっさと会ってこようか〜」

>>18
鄭洪「そこの兵士さん〜李儒殿に〜ん〜鄭洪が面会を求めてる〜ってお伝え願うよ〜」
朱旋「あと、いいか。鄭の最強の将軍朱旋様もいると伝えろ。」

*鄭洪と朱旋と200,000の兵が壷関に到着。
【兗州 陳留】

<評定>
曹操--「先ごろ、張孟卓の軍が独断で壺関に攻撃をかけ、捕縛されて処刑されたという。」
------「軍令違反は然るべき重罪であり、これを看過することは規律の乱れに通ずる…。」
------「出撃禁止命令を無視した孟卓は本来厳罰に処して然るべきだが、」
------「処刑されてしまったからには致し方ない。……生前の兗州での官職を剥奪する。」
------「だが、功曹含め、彼らの生前の忠勤と名誉を慮り、張邈・張超・臧洪の家族を手厚く保護する。」

曹操--「次。軍師の薛悌・劉曄。貴様らは孟卓の出陣に際し、軍令違反を諌めなかったそうだな。」
------「軍令違反への加担。これが第一の罪だ。」
------「また、出撃するにしても壺関の守備兵力に見合う兵を揃え、周囲への根回しをした上でするべきだった。」
------「必敗の布陣の献策。これが第二の罪だ。」
------「さらに、孟卓が突出して危機に陥った時、救援すれば助かるかもしれない状況で、それをしなかった。」
------「優秀な人材を見殺しにした。これが第三の罪だ。」
------「貴様らは現在の官職を剥奪した上、獄に下す。……引っ立てい!」
(薛悌・劉曄を無位無官とし、獄に繋ぎました。)

曹操--「次。妙才。貴様も一隊を率いて孟卓を救援すべきだった。」
------「しかし、部将の貴様に軍の方針の決定方針は無く、また孟卓の救出を献策したという。」
------「その点を考慮し、領軍位の剥奪で清算とする。」

曹操--「此度のことは、兗州の汚点となるであろう。」
------「皆、是を先例とし、心して軍務に当ってもらいたい。……以上である。」
曹操--「それと、予は今すぐに陳都に発ち、陛下にこの事を報告せねばならぬ。」
------「孟卓に代わり、予の留守中の陳留の守備を荀淑さまに任せる。」
------「…頼みましたぞ。」
荀淑--「えぇ、まかせなされ。」

(曹操は陳都に出発しました。)

曹操--「(妙才、孝威、子揚、すまぬ……。こうせねば規律は保てぬのだ……。)」
23秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/01(金) 01:14:44
>>21
【司隷国境・壷関】
牛輔 「・・・・え、あの、これでも僕大司馬府の参軍なんですが・・・。(涙)」
---- 「・・・軍師殿を呼んできますッ、ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!」

<李儒が出てくる>

李儒 「はぁ・・・服が血だらけだというに・・・」
---- 「おや、これは珍しい客人ですね。ようこそ壺関へ。」
---- 「先ほど処刑が済んだばかりですので、ちと着替えて参ります。」

---- 「ふう。ではこちらへ。」

(李儒は鄭洪と朱旋を別室へ誘いました。)

24丞相 衛将軍 梁王 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/01(金) 19:10:27
【陳都 丞相府】
姫晋「なに?曹操の一軍が壷関に攻め入り大敗じゃと・・・」
----「李儒じゃな・・・」
----「曹操に書を送れ!!」

《書状》
予はそなたに壷関を攻め取れと言った覚えはない。
予は李儒と長年向き合っておる故、あやつの軍略を熟知しておる。
若いそなたを考慮し、駐屯せよと申したのじゃ。
陛下に対する不遜、今回の敗戦、警告で済むのはここまでじゃ。
丞相 姫晋

【兗州 陳留】

荀淑--「ご使者殿、遠路まことにご苦労でござる。」
------「曹操は只今陳都に上京しておりますので、私から丞相府に出頭するよう連絡を致します。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【陳都 丞相府】

曹操--「曹操でござる。丞相への面会の手続きを取らせていただきたい。」
------「先ほどの命について仔細報告をし、陳謝せねばなりませぬ。」
26丞相 衛将軍 梁王 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/01(金) 23:59:10
【陳都 丞相府】
姫晋「ご苦労であった」
----「予が申したいのはこの書状に示したとおりじゃ」

《書状》
省略w
>>26
【陳都 丞相府】

曹操--「命令違反の件、帝への不遜の件、私の致したことは万死に値いたします。」
------「申し開きすら出来ませぬが、 (スッ)」
(袖から紙と筆を取り出す)

『敵に責を擦り付けた上で叛逆者を誅殺致しまして候』

------「警告に留めてくださいまして、まことに感謝いたします。」
------「丞相の温情は一生忘れませぬ。」
>>1さん、スレ立て乙です!
 そして、前スレへの返信を……。

>>579
【揚州・鄱陽】
曹豹「お初にお目にかかりますな。曹豹と申す。
   さて、降伏勧告の件だが、残念ながらそれにはお応え出来ぬ。
   理由は三つある。
   一つ、この降伏は子瑜殿と騎馬隊の脱出、そして貴軍の足止めを目的としたものである事。
   二つ、私が説得しても子瑜殿は抗戦の構えを解かないのは自明の理である事。
   そして三つ、わしは降伏した今でも心は漢臣であるため、味方を売る真似は出来ん事だ。
   ……さあ、いかにするか?
   こんな愚将一人でも鄭の捕虜である。殺されれば鄭国が捕虜を殺したという風評を広める事は出来るぞ?」

>>628
楽進「よーし、着いた着いた。それじゃ挨拶しに行くか。
   鎮北将軍楽文謙、揚州より騎兵6万を率いて援護に参った!
   願わくば、総大将にお目通り願いたい!」

(亀レスすみませんでした。
29丞相 衛将軍 梁王 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/02(土) 13:46:57
【陳都 丞相府】
姫晋「左様か。まぁ守備に100000前後の軍を割かせたから良しとしよう」
----「では今後も方針は変わらずじゃ」
---「壷関なぞ洛陽を落とせば自然に手に入る」

姫晋「さて、せっかく都に来ておるから、洛陽奪回の作戦についてそなたに聞いてみようかの」
----「それによりては梁軍の半数をそちに貸そうかと思うのだが」
【陳都 丞相府】

曹操--「ははっ。……張孟卓の死は全て司隷奪回の布石。その為の第二の策は既に動き出してございます。」
------「孟卓は叛臣なれど、その事は表ざたにはなってはおりません。また、これからもしてはなりません。」
------「…彼は漢の八廚の一人ですから、それを腰斬の刑に処した秦は当然糾弾されるべきです。」
------「私は幕僚の応瑒と阮瑀に命じ、既に糾弾のための檄文をしたためてございます。」
------「孟卓を国家規模の葬儀で大々的に弔った後に、それを押し立てて侵攻の口実と致します。」

曹操--「まず、兗州では陳留で大規模に募兵を行い、虎牢関攻撃のための曹軍の一大拠点を築きます。」
------「また、もし丞相が梁国の兵をお貸しくださるなら、私自ら梁左丞相としてそれを率いて穎川陽翟に進軍し、」
------「陣を築いて彼の地の秦軍と対峙し、都への攻撃を死守致します。こちらからは攻撃はかけません。」
------「私が陽翟で都の防備に当っている間に丞相は大軍を率いて虎牢関に出師し、兗州と連携なさいませ。」

曹操--「斯くの如きに司隷を攻略すべきと考えますが、如何でしょうか。」
31丞相 衛将軍 梁王 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/02(土) 17:35:07
【陳都 丞相府】
姫晋「ふむ。葬儀をしてか」
----「よし!そこまではそれで行こうと思う」
----「だが、拠点の建設から、曹梁連合軍による虎牢関攻撃まで全てそなたに任せようと思うのだが」
----「その方がそなたもやり易いじゃろ」
----「領内の賊は、予が始末した後、虎牢関に向かう、この方が面倒が省けるし、自然であろう」
----「どう思う?まぁ焦って答えを出す必要はないが」
【陳都 丞相府】

曹操--「なりませぬ、丞相。」
------「確かに、生を国土に享け、生を国恩に報ぜんとは、私が日頃から抱いていた志ですから、」
------「殿階のもとに召され、大命を拝受するとは、本望これに越したことはございません。」
------「丞相のお考えは私にとっても光栄なものでございます。」
------「されど、古今緒戦というものは、将兵に鋭気のあるほうが勝つものでございます。」
------「丞相の御軍は精兵数十万、皆丞相の志を体している忠良でありますから、兵としては申し分がございませんし、」
------「その軍を四海にご威信と将才が鳴り響く丞相が率いれば、韓遂とて敵襲の報を聞いた時点で肝を潰すに相違ございません。」
------「引き換え、私は不肖の身であり、秦軍をして心胆寒からしめるには不足にございます。」
------「双方の兵の力、将の器を比べましても、梁と曹では月とスッポンなのでございます。」
------「敵の畏怖、備えというものも緒戦においては勝敗を決する重要な要素ですから、」
------「虎牢関に先手となって急襲をかけ、一番槍をあげるのは丞相の軍の方が適切だと考えます。」
------「とはいえ、私とて漢室に三代に渡り仕える臣。帝都の奪回に血を滾らせずにはいられませぬ。」
------「陳留に築いた拠点で長戟の士数十万、攻城兵器数千台を揃え、虎牢関奪回に死力を尽くすつもりです。」
33丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/02(土) 20:21:32
【陳都 丞相府】
姫晋「人は言葉一つで勇気を与えられる」
----「曹操よ、衛将軍軍師として、予を支えてくれるか?」
----「しからば、予は決断出来る」
【晋陽】
??「えーと、入らせて頂きますね」
李牧「失礼、どなたであられるか?」
??「え、私は秦宜禄、李牧殿が人材を募集しておられる、という
看板が我が郡に出ており、それを見て参ったわけです」
李牧「なるほど、で、なぜ此処まで来ているんだ」
秦宜禄「司馬尚殿に、私が城下をうろついているのを見つけられ、ここに入れと言われたのであります」
李牧「司馬尚め、何処をほっつき歩いているのかと思えば、そんなとこにいたか、
何がともあれ、貴殿の仕官歓迎致すぞ!」
秦宜禄「はっ、司馬尚殿は并州の各郡を回り人材を探しているみたいです、後、我が息子秦朗の仕官もお許し頂けますでしょうか」
李牧「うむ、許すが、一度顔を見せよと伝えよ」
郭淮「入室します、殿っ、ただいま戻りました、えーと、そちらのお方は?」
秦宜禄「たった今仕官致した秦宜禄です、よろしく」
郭淮「なるほど、某は郭淮と申す、宜しく」

(前スレ>>520、ありがとうございます「むじん書院」すごい情報量ですね、>>1スレ立て乙です!。
>>33
【陳都 丞相府】

曹操--「はっ…ご覧の如く私は非才の身でございますれば閣下のお言葉は身に重うございますが、」
------「これを期に兗州をさらに纏め上げ、陛下のご威望をそねむ鼠輩を討ち、漢をあるべき姿に戻しとうございます。」
------「手始めに衛将軍府を開府し、匹夫を遠ざけ賢才を近づけ、政を改める所存でございます。」
------「今は内外遍く部門に溌剌たる革新を断行すべき時、どうかお許しを戴きたい。」

曹操--「また、僭越ながら軍師として一言念を押さねばなりませぬ。」
------「賊を掃き、社稷を安んぜんという丞相のご決断は見事でございます。」
------「──が、その英断は静かに、しかし熱く内に秘めておられますよう。」
------「陛下の御名において孟卓の葬儀を執り行い、檄文を掲げて賊を糾弾するその時まで、」
------「司隷攻略の件は内外に漏れぬようにしてください。」
------「なにしろ、電撃的な作戦がものを言う計画です。情報の漏洩は命取りになりますゆえ。」

曹操--「……陛下はただいまご病気の由。(したらば梁王宮スレ)」
------「完治あそばされた頃を見計らい参内致しますゆえ、その時をお待ちください。」
------「お互い、軍備を整えて社稷のために命を尽くしましょうぞ。」
訂正

衛将軍府→鎮西将軍府
【鎮西将軍府】

曹操   鎮西将軍開府兗州牧外黄侯 梁左丞相

程c   軍師
荀淑   長史
夏侯惇  司馬

陳寔   従事中郎
荀爽   従事中郎

戯志才  正参軍
曹仁   行参軍

橋玄   門下督
陳紀   門下録事門吏
(空位) 門下書吏
(空位) 門令史

夏侯淵  営軍督
曹洪   刺姦督
曹昴   帳下督
応瑒   記室省事令史
阮瑀   閣下記室書令史

曹純   部曲督
曹休   部曲督
曹真   部曲督
呂虔   主簿

曹丕   功曹史
曹植   書佐

伍瓊   兵曹令史
満寵   鎧曹令史
李乾   士曹令史
(空位)  賊曹令史

毛玠   西曹掾
梁習  東曹掾
(空位)  令史
(空位)  学事
【豫州 陳都】

曹操--「しからば丞相、私は兗州に発って準備をいたします。」
------「……前途はなお遼遠、お互い気は抜けませぬな。 では。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【兗州 陳留】

曹操--「そうだ、貴様。」
従者--「なんでございましょう、将軍。」
曹操--「…此度の件を知っておるのは予と丞相、それに貴様のみ。」
------「すまぬが禍の口は閉ざしてもらう。」
従者--「…………!!!」

(ドスッ…)

曹操--「そこの歩哨!」
城兵--「はっ。」
曹操--「この男は乱心したゆえ手打ちにいたした。片付けておけい。」
城兵--「仕りました。」
【陳留 政庁】

曹操--「長らく此処を空けたが、皆、その後は恙ないか。」
荀爽--「フフフ、何をか病むべき。それよりも、吉報がございまするぞ。」
曹操--「ほう、どのような。」
荀爽--「先に開発を始めた元戎ですが、斉との交易で鉄が潤沢に手に入りますゆえ量産が可能となりました。」
------「また、之は戯軍師と協議した上の結論でございますが、元戎を工兵に持たせるのは豚に真珠というもの。」
------「弩は弓と違い修練に手間を掛けず天賦の才も必要とせぬゆえ、元戎弩兵の編成に取り掛かるべきかと。」
曹操--「ふうむ、随所随所で役に立つであろうからな…。よし、許可を出そう!」
荀爽--「ははっ。」

荀淑--「曹公、ご足労でござったな。」
曹操--「季和さま、よくぞ予の不在のなか統治を行き届かせてくだされた。」
荀淑--「なァに、大したことではございませぬよ。それより、気になる噂が入りましてのぅ。」
曹操--「ほう。如何なる話でしょうか。」
荀淑--「晋陽へ鄭将が使者として向かったと。…精兵20万を引き連れて。」
曹操--「・・・・・。」
荀淑--「おそらくは異民族騎兵の問題でございましょうなァ…鄭は彼らの宗主を称しておりますゆえ。」
曹操--「なるほど。先に伝えておくべきでしたな…。」
荀淑--「とはいえ、斯様な大軍を率ておれば行軍もままならぬでしょう。」
------「先に晋陽へ赴いて警告するのが筋かと。」
曹操--「うむ…。誰に任せたらよいでしょうか。」
荀淑--「慈明と仲徳ならば適任です。」
曹操--「貴君の言は私の意と重なります。慈明、仲徳、頼んだぞ。」
荀&程「ははっ。」
【冀州 魏郡】

程c--「ここを抜ければ晋陽じゃな…。鄭の様子はどうであろう。」
荀爽--「……遥か見える壺関に兵の気が感ぜられますな。鳥も関の上空を翔んでおりませぬ。」
程c--「何、鄭軍は既に壺関まで至ったと申すのか。…何と疾いことよ。」
荀爽--「しかも大軍を疲弊させることなしに。全く、侮れぬ敵です。」
程c--「我々もこれよりは気を締めてかからねばならぬな。」


>>34
【并州 晋陽】

荀爽--「フフフ。さて、着きましたな。」

程c--「……鎮西将軍曹孟徳が使者、程仲徳と荀慈明が参った!」
------「火急である、開門されたし!」
42秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/09(土) 02:55:57
【兵士数&配置1】
≪豫州方面軍≫
涼州軍本軍(基本方針:姫進軍撃退)
主将:韓文約(大司馬)
武将:孟光(大司馬府軍師)馬岱(大司馬府司馬) 厳顔(大司馬府従事中郎) 
   許靖・許子将(食客)
歩兵15000+騎兵15000+工兵10000

建威将軍隊(基本方針:姫進軍撃退)
主将:馬超(建威将軍)
武将:賈詡(尚書令)龐徳(建威将軍府司馬)
歩兵150000+騎兵20000+鉄騎兵20000+工兵10000

輔国将軍隊(基本方針:姫進軍撃退)
主将:馬騰(輔国将軍)
武将:張松(輔国将軍府軍師)
歩兵30000+騎兵20000+羌族騎兵20000+工兵15000

≪青州方面軍≫
済北公国守備軍(基本方針:祝阿防衛)
主将:閻行(遊撃将軍) 
武将:馬鉄(大司馬府長史)
歩兵60000+騎兵25000+工兵30000
43秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/09(土) 02:58:02
【兵士数&配置2】
≪司隷方面軍≫
洛陽残留軍(基本方針:新兵訓練)
主将:張任(大司馬府長史)
武将:牛輔(大司馬府参軍)
歩兵30000+騎兵25000+掘子軍40000

虎牢関守備隊(基本方針:防衛)
主将:成公英(建威将軍府参軍)
歩兵10000+工兵10000

壺関守備隊(基本方針:防衛)  
主将 李儒(衛尉)
副将 馬休(建威将軍府長史)
歩兵10000 騎兵20000 工兵30000

(収 入) 967銭+8250銭=9217銭
(維持費)387.5銭 /日

※1 各拠点の主将は雑号将軍を兼務するため、無料兵は合計75000。
   大司馬無料兵は大尉と同じ兵数で。
※2 収入は貿易収入400銭+専売制収入400銭
※3 専売収入は掘子軍出撃時は0。
44秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/10(日) 03:39:38
(訂正:建威将軍部隊の歩兵は15000人でした。謹んで訂正いたしまつw)
(あと、郭さんに業務連絡。陽翟城までおいでくださいませ。今後の作戦計画を決めたいので。)
45武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/09/15(金) 02:05:54
新スレが立ったので、
空き時間を利用して現状のカキコしておきます。

洛陽守備軍(洛陽守備)
大将:武春
武将:法正 徐晃 王平 黄忠
歩兵50000 
騎兵50000
工兵50000
爵位別兵20000

長安守備軍(長安守備)
大将:楊修
武将:皇甫嵩 黄権 
歩兵50000
騎兵30000
工兵20000
爵位別兵20000
46武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/09/15(金) 02:10:35
雍州守備軍(雍州守備)
大将:賈逵
武将:尹黙
歩兵30000
工兵10000
爵位別兵20000

祝阿守備軍(済北公国守備支援)
大将:孟達
武将:李恢
歩兵30000
騎兵20000
工兵20000

正規歩兵130000
正規騎兵80000
爵位別無料兵60000

工兵100000
合計270000

600銭×107日=64200
(金銭はスレ落ちして確認が不能なので、とりあえず6月から計算しました。)
47鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/15(金) 20:27:13
【司隷国境・壷関】
>>23
朱旋「あいつ何泣いていやがるんだ?」
鄭洪「ん〜ど〜もあれが〜かの牛輔君だったみたいだね〜」
朱旋「へぇ〜知らねぇぞ?オレ様は。」
鄭洪「ん〜朱旋将軍とは〜全く絡まないから問題ないと思うよ〜」

--別室--

鄭洪「ん〜お久しぶり〜李儒君〜」
----「以前会ったのは〜青州牧就任の時だったかな〜」
----「ん〜ま〜今回はちょっと用件があってね〜立ち寄ったんだけど〜」
----「ん〜并州の李牧とやらは〜どんな人なの〜?」
----「確か〜一度〜会っているって聞いてね〜今から会いに行くから〜聞いておこうかと思ったんだけど〜」

【揚州・鄱陽】
>>28
鄭檀「ほぉ!話に聞いていたよりはマシな将軍のようだな。」
----「いいだろう!!!!」
----「曹豹殿。貴様を使者として遣わすのは諦める。」
----「鄭の捕虜であり客としてこの要塞で暮らしてもらう。」
----「一緒に投降した将兵も同様だ!!!」
----「鄭は投降した人間を歓迎する!!!」
----「それでは失礼するぞ!!!」

*会談終了
*曹豹が捕虜になりました。
48秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/16(土) 00:31:47
>>46
(武さんへ。今後の作戦の計画を練るためにしたらばの方へ一度いらしてくれると助かりますw)

>>47
【司隷国境・壷関】
李儒 「・・・いやはや、このような血生臭いところによくもまあ。(苦笑)」
---- 「して、李牧とやらでございましたね?」
---- 「まあ、正直な所を申し上げれば時勢に暗い男でございましょうね。」
---- 「私が偽帝に付く不利を語っても聴く耳を持たないところを見れば・・・」
---- 「うーむ、少々頑迷なところもございましょうか。」
---- 「まあ、話の通じぬ男ゆえ、踏み潰すならそれも一興。」
---- 「ですが、曹賊の動きが気がかりです。ひょっとすると何か仕掛けて参るやもしれませぬね。」
---- 「あやつは奸智に長けし男ゆえ、李牧より曹賊の方が危ないかと存じますが。」

(未だ片付いていない死体を指差して)

---- 「まあ、いずれはみなああなるのです。」
---- 「それまでの悪あがきを見物しながら嬲るのも悪くないでしょう・・・。(ニヤリ)」
49鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/16(土) 00:45:47
【司隷国境・壷関】
>>48
鄭洪「ん〜ま〜君が言うなら〜そうかもしれないね〜」
----「ただ〜まだまだ〜わからないから警戒はすべきだよ〜」
----「それと〜もう一つ〜」
----「ん〜何か合ったの〜?」
----「血なまぐさいし〜この死体の量は〜?」

*会談中
50秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/16(土) 02:19:00
>>49
【司隷国境・壷関】
李儒 「ふふ、鼠が迷い込んできただけですよ。」
---- 「あまりにも騒がしいので始末してしまいましたが。(苦笑)」
---- 「曹賊にしては稚拙な作戦で理解に苦しむのですが、奴にも何か目算があるのでしょうね。」
---- 「まあ、良いでしょう。あやつがいくら足掻いた所で大勢には影響がないとは思いますし。」
---- 「それから、一戦交えるお覚悟はなされた方が宜しいでしょう。」
---- 「くどい様ですが、この先の地勢を考えると伏兵も恐ろしい。」
---- 「曹賊に付け込まれぬようにくれぐれもお気をつけを・・・」
51鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/16(土) 23:46:40
【司隷国境・壷関】
>>50
鄭洪「ん〜李儒君はとっても曹操を買っているみたいだね〜」
----「ま〜僕はそうは思わないけど〜」
----「ん〜確か〜今回攻めてきたのは〜漢の八厨だかの〜張とか言ったけど〜」
----「もしも〜曹操の命令だったとすれば〜相当駄目な君主だよね〜」
----「ん〜あれだけの兵しか擁せないなら〜州内でも力も財力も無いんだろうし〜」
----「あれだけしか割かないとすれば〜事前の下調べをしてないか〜それとも〜した上で落とせると思ったんだろうけど〜」
----「ん〜前者なら〜戦争やるには余りにも手順を飛ばしすぎ〜ま〜兵法なんて知っちゃいないんだろうけど〜」
----「後者なら〜相当過信してたのか〜それともただの馬鹿なんだかわからないね〜」
----「それに〜もしも仮に〜命じてなかったとすれば〜それはそれだよね〜」
----「ま〜独断で勝手に家臣が動いたなら〜家臣の掌握は出来てないって事になるしし〜」
----「ん〜それに〜耳に入ってなかったとすれば〜家臣や勢力内の〜情報網も駄目駄目って事になるし〜」
----「ん〜知ってて止めれなかったとすれば〜家臣すらも自由に出来ないほど〜力が無いって事になるしね〜」
----「ま〜」
----「もっとも〜ん〜彼が相当切れ者で〜邪魔者を消したとも〜考えられるけどね〜」
----「だけど〜ん〜漢の八厨と呼ばれた男が〜ん〜こんな馬鹿なことを一人で〜したのかな〜?」
----「ん〜誰かが〜手引きしなきゃ出来ないよね〜普通〜」
----「もしかして〜ん〜李儒君〜君が動いたのかな〜?」
----「ま〜ん〜冗談だけどね〜」
----「でも〜ん〜何であれ〜大陸に名の響いているものを〜簡単に処刑しては〜危険と思うけどね〜」
----「ま〜それを〜ん〜鼠扱いしてるってことは〜それだけ秦国と〜秦王の威厳が凄いってことだけど〜」
----「窮鼠猫を噛む〜って言うからね〜」
----「戦は戦〜人は人〜なんであれ〜ちゃんと警戒して〜立場や〜勢力の大小なんかで侮らないほうがいいよ〜」
----「ま〜ん〜曹操を軽く見ている僕が言うセリフじゃないけどね〜」
----「ん〜ま〜それじゃ〜李牧の情報は有難う〜」
----「僕たちは〜そろそろ〜晋陽に向うから〜ではでは〜」

*鄭軍が晋陽に向かいました。
(*曹操さんネタなので気にしないで下さい(汗
【并州 晋陽】

従者--「ご両人、ただいま情報が入りました。…たった今、鄭軍が壺関に入って李儒と会談を始めた模様。」
荀爽--「フフフ。今此処にその報が入ったとあれば、もう已に関を発ったと見ねばなりませんね。」
程c--「これでも情報が早いと思わねばならぬのぅ。」
荀爽--「ええ。間を用うるに五有り。即ち因間・内間・反間・生間・死間。」
------「斯様な地にあって最も有効なりと言えるのは因間。根を回さずども情報を得られればそれに越したことはございませぬ。」
荀爽--「しかし、面倒な事になりましたなぁ。これでは鄭と門前で出くわすやもしれませんぞ。」
程c--「大丈夫じゃよ。鄭は夷蛮とはいえ、率いる者を見定めれば対応も自ずと図れよう。」
荀爽--「左様にございますな。……おお。土煙が見える。さてさて、如何致しましょうぞ…。」

(いえいえ。
53郭貢 ◆Br1Jfd5RK6 :2006/09/17(日) 01:14:22
>>44

郭貢「役者は揃った。陽翟城に向かうぞ」
張既「これは、面白い。総力戦となりそうですな」
郭貢「ああ、列強が血で血を洗う激闘を繰り広げるだろうよ」
張既「私たちは、巻けるわけにはいきませんよ」
54秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/17(日) 01:41:09
>>53
【陽翟城外・涼州軍本陣】
賈詡 「大将〜!!」
韓文約「・・・何じゃ?」
賈詡 「?」
韓文約「・・・だから何じゃ?」
賈詡 「www」
韓文約「???」
賈詡 「いやー、誰かに口調が似てるなってw」
韓文約「で、用件を言え。何じゃ?」
賈詡 「えーと、まずは戦勝の報告から。」
---- 「壺関で文優クンが張孟卓を叩き斬ったらしいよ。」
---- 「えーと、報告によると・・・」
---- 「奴を含めて3名捕縛後に斬首。あとは1万程度全滅させたとか。」
韓文約「少ないな。」
賈詡 「うーん、確かに何かありそうだね・・・。」
---- 「ところで張孟卓って有名人じゃないの?」
韓文約「フン、虚名だけじゃ。」
賈詡 「だといーけどねぇ・・・」
---- 「で、衛将軍殿がお着きですよーん。」
韓文約「そうか、やっと着いたか。直ちにお通し申せ。」

(ども〜。いたことにしちゃいましたがおkですか?)
(一応先に話し始めておいてください。続きは明日改めて書きますんで。)
55鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/17(日) 03:09:22
【并州・晋陽近辺】
>>52
朱旋「しっかしよぉ〜鄭洪殿〜李儒だっけ?あれにあの口調は不味いんじゃねぇのか?」
鄭洪「ん〜朱旋将軍〜それはまた〜何で〜?」
朱旋「だってよぉ?お前。李儒っていやぁ衛尉に就いていやがる上にだ。」
----「何よりあの秦王の懐刀じゃねぇかよ。」
鄭洪「ん〜朱旋将軍にも〜そういう知識が会ったんだねぇ〜感心感心〜」
朱旋「へっへっへ。まぁな。オレ様だって無駄に司隷に留まってたんじゃねぇってわけよ!!!!」
鄭洪「ま〜確かに〜言い方はアレだったかもしれないけど〜」
----「李儒君は〜そんな事で怒るほど〜沸点は低くないし〜」
----「何よりも〜僕と瑯邪で会ってるしね〜その辺はよく知っていると思うよ〜」
朱旋「つーけどよぉ。やっぱ鄭公様に叱られちまうんじゃねぇの?」
鄭洪「ん〜ま〜わからないけど〜」
----「兄だったら〜もっとも激しくズバズバ言ったかもね〜」
----「ん〜あー見えても〜一応は〜君主だし〜」
朱旋「まぁ、そうだけどよぉ。」
鄭洪「ん〜ま〜帰り際に〜また寄って〜雑談すれば良いんじゃないかな〜」
----「ほら〜こんな事喋っている間に晋陽だよ〜」
朱旋「幾らなんでもよぉ?早すぎやしねぇか?」
鄭洪「ん〜気にしない〜気にしない〜」

*鄭軍は晋陽につきました。
>>55
【并州 晋陽】

程c--「ほぉ〜、20万の威容というのは大したものじゃな。」
荀爽--「使者としてはご大層なお出ましでございますな、フフフ。」
程c--「恐らくは彼らなりの国威の示し方なのじゃろう。」
荀爽--「馬上に居りて之を得るも、寧くんぞ馬上を以って之を治むべけんや。これが漢の流儀であるが…」
------「天網恢恢疎にして漏らさず。私が敢えて彼らの流儀を否定するまでもございますまい。」
------「……ただ、明らかにせねばならぬとすれば、それは李牧との会談の目的。」
程c--「うむ。彼我の意図を明確に共有し、摩擦無く会談を終えねばなるまい。難儀じゃのぅ。」
荀爽--「ええ。(苦笑) さて、行きましょうか。」

荀爽--「大兵の馬前にまかり出る非礼は承知しているッ。」
------「軍の大将殿はおられるやッ!!」
57鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/17(日) 03:48:17
【并州・晋陽】
>>56
斥候「鄭洪様!!!朱旋将軍!!!!お伝え致します!!!変な男が軍の大将を出せと!!!」
朱旋「何だと!!!いい度胸じゃねぇか!!!すぐさまここにひっとらえて連れてこい!!!!」
将軍「いや、その朱旋将軍・・・どうも、あれは荀爽ですぞ。」
朱旋「あん?誰だ?その荀なんたらとか言う奴はよぉ?」
鄭洪「ん〜凄い人なんじゃない〜?ま〜ん〜将軍が知ってるんだしさ〜」
朱旋「まぁ・・・それもそうか・・・よーし・・・丁重にお連れするんだ!!!」
----「いいか!!!手荒な真似しやがったらよぉ首が飛ぶと思え!!!」
鄭洪「ん〜将軍〜いつもやっぱり〜朱旋将軍は〜こんな感じ〜」
将軍「まぁ・・・注意は聞いてくれますからな・・・それはいい点ですよ・・・」
鄭洪「ん〜・・・武官じゃなくて〜本当に良かったよ〜」

【陣中】

鄭洪「ん〜君が〜荀爽君?」
----「ん〜ま〜失礼だけど〜僕は君の事を全く知らないんだよね〜」
----「ま〜その辺は〜勘弁してほしいんだけど〜」
----「それで〜ん〜話によると〜非常に道徳とかを〜重視するとか言う君が〜」
----「わ ざ わ ざ 」
----「ん〜その道徳心を汚すような〜非礼をしてまで〜会いたかったのか〜」
----「その用件を〜ん〜聞かせて願おうか〜」

*会談中
(*とりあえず皮肉で(笑
>>57
【并州 晋陽】

荀爽「斯く言う足下は鄭の王弟殿下とお見受けいたす。…斯様な丁重な待遇、まこと感謝に耐えぬ。」
----「私は荀慈明。先に太師董卓に仕えたるこの身、今となっては天下に謝する言葉は無いが、」
----「足下の記憶の一端にでも留めていただければ光栄だ。」

荀爽「……………。」
----「しからば、非礼に対する礼無しという言葉がござる。」
----「足下の司隷よりの行程を見るに、およそ漢土の儀礼に即したものとは言えぬ。」
----「私が非礼を以って面会を請うたのは先の言葉に遵ったがためである。」

荀爽「されど、足下の御国と漢の儀礼が異なるのもまた自然なこと。」
----「それに、ここで国の在り方を論じても仕方はあるまい。」
----「単刀直入に伺おう。」

荀爽「此度の使者の用向きは李并州の異民族動員の糾弾か。」
59鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/17(日) 04:21:19
【并州・晋陽】
>>58
鄭洪「ん〜これはこれは〜相当〜予想以上に御高名な方だとは〜」
----「知らず存ぜずとは言え〜失礼を〜」
----「ま〜ん〜あの董太師に使えるほど〜知能と職能に恵まれたといのであれば〜」
----「それは〜ん〜鄭としてもほしいくらいの〜人材ですね〜」
----「ん〜何より〜あの董太師に〜使えれるほどの〜耐性を〜もたれる方は〜まず居ないと思うからね〜」
----「ま〜『郷に入れば〜郷に従え〜』とは〜言ったもんだけど〜」
----「ならば〜ん〜その郷を支配すれば〜郷は我らに〜従うのかな〜?」
----「ん〜御高名な〜君に〜是非とも聞いてみたよ〜」
----「ま〜ん〜そんな皮肉はいいとしようか〜」
----「ん〜本題だけど〜」
----「君らの言うとおり〜李牧殿に会いに来ただけだよ〜」
----「ま〜ん〜僕らの保護下の〜しかも韓の皇帝から認められている〜その権利を〜」
----「犯しているならば〜ん〜うちとしても〜本腰入れて対応しないと〜ん〜彼らに顔向けできないからね〜」
----「だから〜ん〜これだけの兵を連れてきたわけだし〜」
----「ま〜ん〜でも〜」
----「そもそも違う天子を立てている勢力だ〜」
----「単純に考えて〜ん〜これぐらいの兵を持っていくのは〜当然ではないのかな〜?」

*会談中
>>59
【并州 晋陽】

荀爽「足下がこの地をどのような視点から見、如何なされようとしているのかは知らぬが、」
----「仮に此処が名実共に鄭に属すれば遵うのが道理というものだ。」
----「されど、今は間違いなく漢土である。…今この場では漢の流儀に遵うが道理であろう。」
----「不確かな未来をどうこうと弄んでも仕方があるまい。」
----「…違う天子を立てているから兵を伴うというのも貴国の流儀。」
----「私はその理に服すること能はず。」

荀爽「…左様か。しからば我々が并州に赴いたのもその儀を咎めんがためである。」
----「異なる天子を奉ずる足下に斯様な事を話すとは奇怪至極だが、」
----「今は諸侯が一体となりて社稷の恩に報ゆるべき秋。」
----「その足並みを乱すような事があれば、当然それを糾弾すべきである。」
----「私は主命を奉じて参ったのだ。然るべき結果を出して帰還するを使命と心得ている。」

荀爽「されど、足下にも相応の事情があり、正当なる会見の理由は備えておるとみえる。」
----「我々の理のみを通し、貴国の面子を潰すことは道に外れる。」
----「私が此処に参ったのは最上級の鄭の使者と交渉し、互いに納得の行く交渉を為さんがためである。」
----「先んじて問おう。李并州とは曹と鄭、何れが先に会見すべきや。」
61鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/17(日) 22:04:42
【并州・晋陽】
>>60
鄭洪「ん〜どうも〜間違って受け取られちゃったみたいだね〜」
----「郷を支配すれば〜郷は我らに従うのか〜」
----「これは〜ん〜『ここが漢の土地かどうか〜』を話しているわけじゃない〜」
----「ん〜郷に入れば郷に従う〜これが〜ん〜成立するのなら〜」
----「郷を支配した場合は〜ん〜我らの〜礼儀に〜郷は従うのか〜?と聞いただけだよ〜」
----「即ち〜漢の地を〜我らが支配した場合〜漢の人々は〜自らの礼節を捨てて〜我らの礼節に〜従うのか〜とね〜」
----「もっとも〜ん〜今〜我らがこの地を攻め〜支配すれば〜我らの行動は〜正当化できる〜?」
----「と〜捉えてくれても〜ん〜構わないけどね〜」
----「ま〜ん〜深い意味は無いけど〜答えてほしいね〜」
----「漢の道徳心〜儒学を心得〜そして〜名声と地位の高き職に就いた君が〜言う答えというのは〜」
----「ん〜同じ漢族〜それも〜儒学や礼節を〜重く見る者達の考えと〜同じだろうしね〜」
----「ん〜僕らは〜辺境生まれだし〜何よりも〜支持基盤は漢族よりも〜他の民族が多い〜」
----「だから〜ん〜漢族的な〜儒学精神というのは〜ん〜わからないからね〜」
----「そういう意味では〜ここで聞いておくのが良い事だし〜」
----「何せ〜ん〜儒学的に〜郷を支配すれば郷は我らに従う〜というのが問題ないとすれば〜」
----「僕らの〜ん〜礼節は〜少なくとも支配地じゃ〜問題ないしね〜」
----「あ〜それと〜」
----「ん〜どっちが先にあうか〜だけど〜」
----「ん〜それは難しい問題だよね〜」
----「少なくとも〜ん〜先に就いた君たちが〜僕らよりも〜先に会うのが普通じゃないかな〜」
----「でも〜そもそも〜会うかどうか〜誰と先に会うか〜これは〜李牧殿が決める事でしょ〜」
----「ま〜ん〜会いたくなきゃ〜左記についてもあってくれないだろうし〜逆に〜重要な相手には〜先に会うだろうし〜」
----「ん〜他にも〜身内から会うかもしれないし〜身内は少しくらい待たせても〜怒らないが〜」
----「敵国は〜ん〜待たせて〜キレて〜その上攻めてきちゃうかもしれない〜なんて〜考えれば〜」
----「敵国の方が〜先になるかもしれないし〜」
----「その辺は〜ん〜僕にはわからないね〜」

*会談中
>>61
【并州 晋陽】

荀爽「儒の教えに限定していえば、漢土の士は蛮族の流儀と相容れる事はありえない。」
----「儒でいえば世界は根源的な存在である天により宇宙万物が生じ、一定の規則と秩序により制御されている。」
----「人類は天恵に恵まれて自主性を与えられ万物の霊となり、大地の霊に恵まれて生存する。」
----「天は父の如き、地は母の如き、ゆえに、人間は天地を見習い、秩序整然とすべきである。」
----「徳を感じて恩を返し、仁義忠孝を尊ぶ。自主して発展、創造する。」
----「天と人の関係を中心として、人間の道徳と倫理の実践を通して平和は実現される。」
----「その観点からいけば貴国の流儀は私をはじめ、漢の士大夫には蛮行としか映らぬであろう。」

荀爽「されど、先に述べたは厭くまで儒一尊の思想である。」
----「足下が云う状況に於いて、漢人が帰国の流儀に従うか否かは、全く為政者の裁量次第。」
----「儒と折り合いを付けるか、儒に服するか、はたまた否定するか。」
----「それは為政者の方針に拠るものだ。私が一概に断言できるものではない。」

荀子「…本題の折り合いはついたな。」
荀子→荀爽
64鄭公 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/17(日) 23:45:17
【并州 晋陽】
>>62
鄭洪「ん〜儒の講義感謝するよ〜」
----「そうなると〜ん〜漢の官学〜ん〜漢の基本精神から言えば〜」
----「ん〜鄭の支配する地でも〜漢の地でも〜我らの礼節は〜蛮行になるわけか〜」
----「ま〜人々にどう映るか〜それは別として〜ん〜豪族階級以上の人には〜そう見られるわけだね〜」
----「ん〜なら〜わざわざ支配地も〜漢の地も〜気にすることは無いか〜」
----「もっとも〜ん〜それを決めるのは〜王だけどね〜」
----「ん〜もっとも〜僕が聞きたかったのは〜郷に入れば郷に従えと〜白い目で我らを見る奴らが〜」
----「逆に〜ん〜郷の支配者が変わったときに〜郷の支配者の礼節〜即ち自分たちの礼節以外の精神を〜」
----「素直に〜ん〜受け止めてくれるかどうか〜という所だったんだけどね〜」
----「ん〜もしも〜自分達の礼節に従わせる場合なら良いが〜自分たちが他の奴らの礼節に従うのは駄目だ〜」
----「こんな様なことを〜ん〜言うような奴らだったら〜所詮〜儒学の精神なんて〜その程度なんだろうね〜」
----「ま〜それが〜ん〜気になっただけだよ〜」
----「ん〜あと〜ま〜礼節に従うかどうかは〜王次第というけど〜」
----「礼節を変える〜ん〜即ち〜常識を変える〜という事だからね〜」
----「それを強いるかどうか〜であって〜ん〜強いた場合〜ん〜支配地ならば民はきくのであろうか〜という事だよ〜」
----「政治が良くても悪くても〜ん〜あまり関係ない気もするけどね〜」
----「でも〜ん〜ま〜有難う〜」
----「このことは〜ん〜全て兄に上奏しておこう〜」
----「ま〜ん〜これで聞きたい事もないし〜ん〜時間ももったいないだろうから〜」
----「この辺で〜ま〜おひらきに〜」
----「ん〜主君の曹操殿に宜しく〜」
----「それと〜ん〜もし〜鄭よりも先に〜会談して〜その際に〜異民族のことで〜李牧殿と話すなら〜」
----「ん〜説得できるように頑張って〜ま〜そうすれば〜差ほど話さなくて済むし〜」
----「ま〜ん〜君たちが失敗すれば〜僕でも到底駄目だろうから〜ん〜」
----「城門に〜ま〜宣戦布告文でも書いて〜引き上げるとするさ〜」
----「じゃ〜ん〜貴重な時間をすまなかったね〜」

*会談終了
>>64
【并州 晋陽】

荀爽「フフフ…面白い事を言うものだ。」
----「ではな、異境の英傑よ。」

(荀爽は鄭陣を立ち去りました。


【并州 晋陽】

程c「やれやれ、長かったのぅ。待ちくたびれてしまったわい。」
荀爽「フフフ、申し訳ない。鄭の王弟がなかなか面白い者でございましてなぁ。」
程c「20万の軍勢の只中でその余裕…。フン、さすが荀家八龍の筆頭は貫禄が違うのぅ。(笑)」
荀爽「貴公に言われたく無いぞ。長髯の巨人に凄まれたら私でも敵わん。(苦笑)」
程c「カカカ。さて、開門を待つとしようぞ。」
66交州の民:2006/09/18(月) 01:06:40
【交州・交阯の村落】
交州の民1「なぁ…この先、我らはどうなるんだろうかのぅ?」
交州の民2「さーな…士家の大旦那(士燮)は歳のせいで隠居当然…
      大旦那のボン達(士徽・士祗・士幹)は鄭王にビビって
      恭順しているしな…」
交州の民1「しかも大旦那の弟君(士壱)は呉越に蒸発するし…」
交州の民3「誰かこの交州に、光を与えてくれる御仁が現れてくれないものかのぉ」
交州の民1「無理だな」
交州の民2「無理ですな」
交州の民3「無理…か」
民一同「( ´д`)ハァ〜」

(村民達は交州を立て直してくれる英雄を求めています)
67歩度根:2006/09/18(月) 02:04:54
【幽州・万里の長城外】
歩度根「兄ぃ達、漢の奴等は互いに争いあってる様子だぜ!!」
扶羅韓「あぁ、漢人は馬鹿な連中だ!!今、我らの精鋭の騎馬兵を繰り出せば…ニヤリッ」
魁 頭「グハハッ、弟達よ!!勇ましいのは良い事だが、焦るでないぞ!!
    我ら三兄弟は、形の上では鄭公の属臣…勝手はできんだろう?」
歩度根「兄ぃ〜、情けないこと言うなよぉ〜」
扶羅韓「そうだぜ!!俺らの力は弱腰の漢人どもより上だぜ」
魁 頭「なぁ〜に、慌てる事はないぞ!!機が熟すは目の前の事…それまでは
    鄭公に恭順…狂順な…グヘッ、グヘへ」
歩度根「怖っ(((( ;゚д゚))))アワワワワ」
扶羅韓「目が逝ってるぜアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」
魁 頭「イヒッ、イヒッ、イヒッヒッヒ」

三兄弟のプロフィール
魁頭【魏・鮮卑伝】
後漢末の鮮卑族の首領で、歩度根の長兄。

扶羅韓【魏・鮮卑伝】
鮮卑族の首領の一人で、歩度根の次兄。数万の部族民を率いていた。建安年間、
軻比能に会盟の席上で殺された。

歩度根【魏・明帝記】
鮮卑族の首領。魁頭の弟。建安年間に曹操に朝貢し、文帝(曹丕)が即位すると
馬を献上して王の称号を授かった。明帝(曹叡)のとき、軻比能と連合して
魏と戦ったが敗走し、軻比能に殺された。
68秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/18(月) 02:53:11
>>66-67
(おお、新規参加の方ですね!!(嬉))
(以前に荒れたことがありまして、一応http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6134/1126359995/に
(トリップを付けて書き込んで下さると助かります。それから、分からないことありましたら何でも聞いてくださいねっ!!)
69司馬徽:2006/09/18(月) 03:10:47
【荊州・琅邪国陽都の隠れ里】
司馬徽「で、あるからしてじゃ…コラッ!!そこの三人!!」
諸葛亮「私の事ですか?」
龐 統「俺じゃないだろ?」
諸葛均「ひょっとして僕…もですか」
司馬徽「ワシの授業を受けているのは、お前たち三人だけだろうに!!」
龐 統「そらそうだ?(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!」
諸葛均「( ´,_ゝ`)クックック」
諸葛亮「( ´∀`)フハハハハ」
司馬徽「(ハァ〜…ため息しか出ぬ連中ぞ)まぁよい、それよりもワシの
    授業を聞かず、何を話していたんだ?」
諸葛均「はぁ、中原の戦乱の事を…」
龐 統「俺達も早く世に出て、一働きしたいなって」
諸葛亮「同門の徐庶君は(ry 」
司馬徽「ばっ、ばっ、馬鹿もんがっっっ!!!」
三 人「ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ」
司馬徽「頭の中身が出来上がっていないお前たちが、世に出て何が出来ると
    言うのだ!!」
三 人「いや…でもぉ…」
司馬徽「嫌も好きもあるものかっ!!元直(徐庶)はお前たちと違って、
    ワシの言うことは素直に聞いた!!だから世に出したのだ!!」
三 人「………………」
司馬徽「お前たちが世に出たい気持ちはよく分かる、分かるが今は待つのだ!!
    待てばお前たちの力を求める声が現れるはずだ、それまで無闇に世俗と
    絡まずに、ただ己が能力を高めるのだ…さすればきっと…」
三 人「水鏡先生…自分達が間違ってましたよ」
司馬徽「うむ、分かれば善いのだ」
三 人「はいっ!!!!」
司馬徽「(この三人はきっと大きな仕事をするであろうな…この漢の為に…)
    では、授業を再開だ(笑)」

(荊州の若者達は、天に羽ばたく日を待ち望んでいます)
70王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/09/18(月) 09:29:17
【宛・魯陽】
王国「ここに居ても変革が無いな」
----「噂によると、帝が病にて倒れたという」
李文候「さすれば、襄陽城も大変でしょう。これを機に進軍をしては如何でしょうか」
------「狙うは要害・樊城に――」
王国「それは、名案じゃな。江を挟んで襄陽城と対峙出来る」
----「すぐさま進軍致すぞ。機を逸すれば、占領の好機も失うこととなってしまう」
71公孫域:2006/09/18(月) 10:44:04
【幽州・玄菟太守 公孫域の邸】
郭 図「……(ボソッ)……であるからして、……(ボソッ)……この度、助力が……(ボゾッ)……
    暁には……(ボソッ)……幽州以外にも、冀州……(ボソッ)……」
公孫域「そっ、それは真か!?」
郭 図「シッ!!お声が高こうございますぞ」
公孫域「おう、これはすまぬ…ついつい取り乱してしまったわい」
郭 図「フフフ、その気持ち痛いほど分かりますぞ」
公孫豹「親父!!鮮卑族も我らに助力するとはっ!!これは絶好の機会!!」
公孫域「うむ…しかし郭図とやら、そちの言葉、信用に値するのじゃな?」
郭 図「はっ、前々帝(劉宏)と前帝(劉崇)に仕えし我が身、今はただ
    現皇帝・劉鴻様の為を思い……(中略)……劉宏様の命を受け、
    お二方親子に会いに来たまでのこと」
公孫域「うむ、そちの気持ちはしかと心得た!!で、今日は休んでいかれるか?」
郭 図「いえっ、私は今から、予・荊・交州に赴かなければいけないので、その
    気持ちだけ頂いておきます」
公孫域「うむ、それならば我が配下の50騎を供として連れて行きなされ。
    豹、供にする者をこれに」
公孫豹「ははっ!!」
郭 図「お二方親子の心遣い、陛下にお伝えしておきます」

(前皇帝・武帝に諜報担当として仕えた郭図。武帝自刃後、霊帝の直臣となり
 諸国を周りながら諜報活動に専念…今も直、諸国で暗躍中)

公孫親子のプロフィール
公孫域(域は王+或)【魏・公孫度伝】
後漢末の玄菟太守。公孫度の若いときの庇護者。

公孫豹【魏・公孫度伝】
後漢末の玄菟太守・公孫域の夭折した子。
72公孫域:2006/09/18(月) 10:46:09
>>1
遅くなりましたが、スレ立てお疲れ様です!!

>>68
善いトリップを見つけますので、しばしお待ちを(笑)
73 ◆xGf4oJANCw :2006/09/19(火) 21:26:30
【青州・東來より二十里離れた海上】
甘寧「さぁ〜て、一仕事終えたから、呉(揚州)に寄って江夏(荊州)に帰るか」
甘瓌「親父ぃ〜!!前方を見てくれよ!!」
甘寧「うん、何か異変か?」
甘瓌「ああ!!“ドえらい”煌びやかな船が、海賊船と思しき三艘の船に取り囲まれてるぜ!!」
甘寧「海賊船…か。(ならば賞金首が付いているかもな)瓌!!お前ならどうするか?」
甘瓌「俺なら海賊船を攻撃し、尚且つ襲撃を受けているほうも攻めて、金目の物をゲッ(ry」
甘寧「ふっ、お前はいつもそうだな?少しは頭を使わんか(笑)」
甘瓌「どういうことだよ、親父ぃ?」
甘寧「海賊を指揮している奴の賞金首を取り金銭を頂く!!また海賊を討伐して俺達の株を上げる!!
   そして襲撃を受けている人間を助け、恩にきさす…どうだ、一石三鳥だろ?」
甘瓌「おぉ〜、賢いな親父は(笑)」
甘寧「ふん、おだてても何もやらんぞ(笑)」
甘瓌「分かってるって(笑)」
甘寧「膳は急げ!!相手の海賊野郎は三艘!!およその兵数は60(一艘あたり20人)!!
   こちらの兵数は30程だから、倍以上の兵数ぞ!!手抜かりがないように心がけるのだ!!」
甘瓌&部下達「おぉっっっっ!!!」
甘寧「野郎ども(部下達)小船を三艘用意して“静かに”近づくのだ!!」
甘瓌&部下達「おぉっっっっ!!!」

(海賊船に近づく甘寧一派)

甘寧「你們好(ニイメンハオ)」
海賊「はぁ?お前たちは…一たっ(グフェ)!?」
甘寧「ふんっ、またつまらん者を斬ってしまったな」
次に続くw

ここで甘寧の息子・甘瓌のプロフィール
甘瓌【呉・甘寧伝】
呉の折衝将軍・甘寧の子。甘寧の死後、罪を犯して会稽(揚州)に流され、まもなく死んだ。
【兗州 陳留】

侍従--「兗州殿、任城の呂虔殿より伝令。例の用意が整ったようですぞ。」
曹操--「大儀だが、ちと遅かったな。…よし、彼の地を主軸に兗州を整備するッ。」
------「呂虔には任城・山陽に烽火台を築けと命じよ。」
------「それから伍瓊を呼べい。同じくこの陳留、済陽に烽火台を築く。」
------「烽火台は昼夜兼行で守備し、要の場所の所在地は敵味方に気取られるな。」
侍従--「はっ。そのように。」

(兗州で工事が開始されました。)
【兗州 陳留】

曹操--「(…ふーっ、忙しい。気晴らしに練兵でも見るとするか。…ん?)」

戯志才「吶喊と堅守と何れが難きかと問わば、双方に理ありて断を決すことは難しッ」
------「故に兵は詐を以て立ち、利を動き、分合を以て変を為す者なりッ」
------「其の疾きこと風の如く、其の徐なること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざることは山の如く、」
------「知り難きことは陰の如く、動くことは雷の震うが如くにして敵を惑乱せしむッ」
------「合図とともに変陣せいッ。……よーし、それでいいッ!!」
曹操--「やっておるな、軍師。」
戯志才「曹公か。兵も一人々々が己の果たすべき役を心得るようになってきた。」
------「実戦で使えるのもそう遠くはあるまい。」
曹操--「将が討たれても兵は崩れぬ軍、それを現実のものとせねばならぬな。」
曹操--「うーむ…そうだ、兵を手足が如く動かすには兵を心服させておらねばなるまい。」
------「よしッ、布告を出せッ。兵役を負う覚悟のある民には田畑と農具と牛を無償で貸与し、」
------「五公五民で年貢を納めれば一家の耕作地を保障するとな!」
戯志才「屯田というやつか。」
曹操--「うむ。将は天下の為に戦うが、兵は食の為に戦う。戦意を引き出すには食を繋がねばなるまい。」
戯志才「ふふ、明察だ。だが軍糧を敵から奪わず兵に作らせるとは前代未聞。」
曹操--「案ずるな、上手くいく。それにこの乱れた世で民草は途端の苦を舐めておろう。」
------「この話に乗って全土から流民が流れ込むことは想像がつく。」

民壱--「おめぇ、あの話聞いたけ?」
民弐--「おお、兗州の曹操さまの布告じゃろ? 来りゃあ田畑と農具と牛を無償で貸してくれるっちゅう…」
民参--「わしゃ牛を持ってくりゃあ四公六民だって聞いたっぺ。」
民肆--「ちとキツいな。」
民伍--「でも元手はいらねぇんだぜ。働きゃあ食い扶持だけは保障するってこった。」
民陸--「しかもかかあやガキの分まで土地を貸してくれんだろ? こりゃうめえ話なんじゃねえか。」
民漆--「でも戦に行かにゃならねぇんだろ…? 斬り合い怖いっぺ…。」
民捌--「だがよ、結局こうしてたってのたれ死ぬんだ。俺は行ってみるぜ。」
民玖--「オラも行くべ。もう今の暮らしは我慢ならねぇ…」

(兗州に流民が移住を始めました。)
77 ◆yI4PhQLufg :2006/09/19(火) 23:31:51
>>47
【揚州・鄱陽】
曹豹「おうっ!ならば遠慮なく捕虜にさせて貰おうぞ!」

(曹豹は大人しく捕虜になりました)

伝令 「報告!曹豹殿の部隊は捕虜になった模様です!」
諸葛謹「くっ……。建業から3万の増援が来ましたが、それでも8万。
    鄭軍に正面切って戦が出来るほどではありませんね。
    全軍、篭城の準備を。工兵は城壁に連弩を並べなさい。
    騎兵4万は城の裏の山に砦を築き遊撃の準備を!」

(鄱陽城では篭城の準備が始まっています)
78無名武将@お腹せっぷく:2006/09/19(火) 23:34:51
挙げ
【并州・晋陽】
>>65
郭淮「曹将軍の使者が参っております」
李牧「でも、鄭軍20万も来てるみたいだな、まぁいい開門せよ」
郭淮「はっ」
李牧「秦宜禄、歩兵1万を率いて鄭軍に会ってきてくれ」
秦宜禄「はっ」

(返事遅れてすみません。
>>79
【并州 晋陽】

程c「久しぶりじゃの、将軍。」
荀爽「フフフ、私の方はお初にお目にかかりますな。豫州穎川の荀慈明と申します。」
----「さて、此度は曹鎮西の命を受け、李将軍の匈奴兵動員について話し合いに参った。」

荀爽「将軍、貴公は右手で円を、左手で方を、同時に正確に描くことができまするか。」
----「おそらくは出来ますまい。其れと同じように、同盟諸侯同士も足並みが揃わねばならぬのです。」
----「今は鄭と事を構えるは得策ではない。異民族の動員は、彼らの宗主を自負する鄭を刺激しかねまする。」
----「曹将軍には、異民族騎兵には十分な食と礼を尽くして歓待した後に野に放つが得策と考えております。」
----「ただし。」

荀爽「鄭とて、我々が匈奴の地の良馬を使うことまで口は出しますまい。」
----「これよりは馬を中心に動員なさいませ。」

程c「さて、本題も決着が曹鎮西よりの個人的な意向を伝えようかの。」
----「晋陽で入手できる匈奴馬をわが州に輸出していただきたいのじゃ。」
----「交渉は10000頭につき300銭を相場と見るが…どうじゃろう。」
訂正

「さて、本題も決着が付いたことじゃし、

ですw
たびたび訂正。

匈奴馬→北方の良馬
>>80
【并州 晋陽】
李牧「はぁ、お久しぶりですな、其方の方は?、荀慈明殿ですか、初めてにお目にかかる、
某は李牧と申す」
李牧「なるほど確かに今鄭と事を構えるは危険ですな、ちょっと我々のせいで足並み
が崩れるとこでしたな、曹将軍の手を煩わせて申し訳ない、異民族騎兵は後ほど野に
放つ事に致します、北方の良馬の輸出ですか、すみません、10000頭につき500銭でも宜しいでしょうか?

(10000の騎兵で1000銭だったはずなのでその半分がいいかな?と思ったのですがw
>>83
【并州 晋陽】

(了解です!)

程c「ふーむ、曹鎮西もこの取引には金に糸目をつけるなと仰せであった。」
----「良いじゃろ、これからは良馬1万につき金500銭で取引をさせていただこう。」
----「将軍のご承諾は大変嬉しゅう存じますぞ。」
----「……早速なんじゃが、至急2万5千頭を用意していただけまいか。」
----「金1250銭はすぐにでも手配させまするが…」
【兗州 陳留】

曹操--「軍師を呼べッ。」
侍従--「ははっ」

戯志才「参上した。いかがなされた?」
曹操--「うむ。烽火台の建設の具合は如何様であるか。」
戯志才「八割がたは完成。恐らくそう時間を食う事もあるまい。」
------「それから、例の工事は東郡周辺にも波及させるべきであろう。」
曹操--「うむ……。」
戯志才「小黄・平丘・東郡にも烽火台を建設し、さらに工兵30000を回して…(ニヤ)」
曹操--「しからば元譲にありのままを伝えよ。あ奴に指揮を執らせれば確かであろう。」
戯志才「承知した。」


【兗州 東郡】

伝令--「司馬殿っ、陳留の軍師殿より書状にございますッ。」
夏侯惇「ほぉ〜、孟徳め、また何か面倒ごとを俺に押し付けようッてか。(ニヤリ) 見せい!」

《書状》
東郡より…にて北上、……の地…此処と此処に……
司……よりの有事…備え…して…宜しく………すべし。
退きて…し、……れば……沈……滅…なり。

夏侯惇「なるほど。……子和!文烈!ここの守備は任せたぜッ!!」
曹純--「おう、留守は任せろや!!」
曹休--「あいや、某も出立いたそう。東進して…の地に……する。」
夏侯惇「なるほどな。 その案は貴様に一任だ。じゃあなッ」

(夏侯惇、曹休が特命にあたりました。)
86東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/09/23(土) 07:21:22
【陳都・宮城】
劉鴻「まだ痛むな。咽喉が……しかし、良い腕だ」
徐江「有難う御座いました」
華陀「いやいや、この程度の病気なら切開して治せます」
劉鴻「長く逗留してもらいたいが……無理であろうな」
華陀「よく分かっていただき、有難う御座います」
劉鴻「いや、礼を言うのはこちらの方だ。さらばだ」
華陀「劉鴻陛下もお元気で」

劉鴻「よし、公職復帰だ。思ったより時間は掛かったがな」
徐江「しかし、これも華陀殿のお陰ですよ」
87劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/23(土) 20:10:20
前々スレよりもう一度w
【倭州・大和朝廷】
西暦190年代、第14代仲哀天皇(足仲彦尊)の治世。
倭州は邪馬台国と狗奴国の抗争が激化…そして熊襲(クマソ)国や伊都国などが
朝廷に対して反旗の烽火をあげていた…。

仲哀天皇「のぅ宿禰(武内宿禰)よ、この現状…いやっ、惨状をどうみる?」
武内宿禰「はっ、如何ともしがたい状態ですな」
仲哀天皇「う〜む、父上(日本武尊)が生きていれば、良い知恵を出して頂けたのだがな」
神功皇后「海の向こう、大漢国の王に邪馬台国と狗奴国の調停を頼むのはいかがかしら?」
仲哀天皇「おぉ、さすがは予の妃(息長足姫命)!!良き献策だぁ〜!!」
武内宿禰「邪馬台国と狗奴国の調停が成功すれば、熊襲問題に集中できますな」
仲哀天皇「よし、さっそく対馬国から三韓国、そして東來国(青州の東來郡、倭は東來を国と
     思っている)の王(斉王・張達殿)に文を出すとするか」

〜竹文〜
倭州は国と国同士の争いが絶えず、大いなる危機に瀕しております。
そこで東來国の王に善き調停役を派遣して頂きたく、文を御送り致します。

                        大和国王・足仲彦尊

仲哀天皇「宿禰よ、この文を東來国の王(斉王・張達殿)に届けてくれぬか?」
武内宿禰「ははっ!!」

ついに倭州・日ノ本(ヤマト)の登場w
と、ここで“ちょこっと”蛇足…

○仲哀天皇(足仲彦尊)は200年に熊襲鎮圧の途上で病死。その後を継ぐのが日本国家の中興の祖、
 応神天皇(誉田別尊)。応神天皇は秦氏(秦の始皇帝の三世孫孝武帝?を祖とする一族)や東漢
 (やまとのあや)氏(霊帝の一族…らしいですw)、そして西文(かわちのふみ)氏や王仁氏などの
 渡来系の人材を側近に加え、大陸の技術や文化を倭(日本)にもたらしたとあります。
88劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/23(土) 20:12:34
一ヵ月後…
【倭州・大和朝廷】
仲哀天皇「のぅ、宿禰(武内宿禰)は東來国に着いたのだろうか?」
神功皇后「そろそろ着く頃だと思いますよ」
仲哀天皇「う〜む、心配だなぁ」

【青州・東來郡より20里の海上】
宿禰「なぁ、エライゆっくりだが…大丈夫なのか?」
通訳「今、船長に聞くアル、ちょっと待つアルね!!
   船長、以後以多少快要到達了?」
船長「沒有問題沉默!!這個臼們鐵鎚!!」
通訳「即使不使用也那樣的粗暴的言詞…」
船長「哼,那是什麼?」
通訳「是怎樣的?」
船長「危險!!海盜接近了!!這邊」
通訳「啊…啊!?海盜!?」
船長「哎!!掛起!!白旗」
船員「是!!」
船長「我們逃跑!!啦再見!!」
通訳「能等!!我們成為怎樣?」
船長「是不是知道癡呆!!」
通訳「不想在這樣的地方結束人生〜」
宿禰「何をそんなに慌てているんだ?」
通訳「やばいアルよ〜、海賊アルよ〜」
宿禰「海賊か…ふ〜ん、海賊…海賊…って、なっ!!なんだって!!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

(宿禰を乗せた船が、東來郡の海上で三艘の海賊船に囲まれた模様…そして数刻後)

甘寧「你們好(ニイメンハオ)」
頭領「はぁ?お前たちは…一たっ(グフェ)!?」
甘寧「ふんっ、またつまらん者を斬ってしまったな」
89劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/23(土) 20:19:14
【青州・東來郡より20里の海上】
甘寧「賊達に告ぐ!!お前達の主は討ち取った!!(海賊の頭領の首を掲げる)」
賊達「かっ、頭ぁっっっΣ(; ゚Д゚)カッ」
甘寧「これから如何ようにするか、お前達!!抵抗を続け、この主のようになるか、
   この甘寧の配下になるか、どうするか?」
賊達「………………命あってのこの身、我らの命は親方様(甘寧)に預けます」
甘寧「フッ、物分りのよい連中よ(笑)」
(生き残った賊40人は甘寧の配下になりました)

宿禰「うっ…」
甘寧「おい、大丈夫か?」
宿禰「謝っ…謝々…謝々…しぇ…(バタン)」
甘寧「気を失ったようだな」
甘瓌「親父っ!!この異国人(宿禰)の胸に、こんな竹文(>>87の竹文)があったぜ!!」
甘寧「………倭国王から………東來国の王?」
甘瓌「東來国の王って誰?」
甘寧「東來を治めているのは〜たしか斉王だったがな」
甘瓌「どうする親父?この異国人達を斉国に連れて行くッスか?」
甘寧「いやっ、この賞金首(海賊の頭領)は、楽侯殿が求めた首…一旦、揚州に戻り
   然るべき対応をとる…か」
甘瓌「でも親父っ!!揚州は今、すげぇ〜大変なことになっている最中だぜ?」
甘寧「考えろ、瓌!!孫の旦那(孫策)から職を奪われた…(中略w)…で、困っている楽侯殿を
   助け、ワシ達の力を天下に示す絶好の機会ではないか?」
甘瓌「おぉ〜、賞金首の金が入り、この異国人に恩を売り、楽侯に助力して職を得る!!
   さすがは親父!!」
甘寧「何度も言うが、おだてても何もやらんぞ(笑)」
(次の一手を思案中w)
>>77
次の行動は楽さんの協力が必要になるかもしれませんので、政府のほうでお伝えしますねw

>>86
退院おめでとう&スレ立てお疲れ様です、鴻さんw
90鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/23(土) 22:54:55
【揚州・鄱陽】
>>77
将軍「鄭檀様、曹豹は何と?」
鄭檀「使者には応じられんとの事だ。」
将軍「ぬぅ・・・生意気な奴ですな。」
鄭檀「だが・・・噂以上の男だ。」
----「この状況でも漢の臣だ身内は裏切らんだ言う奴はそうそういまい。」
将軍「まぁあの楽穀の部下ですからな。」
鄭檀「うむ。」
----「この戦。そう甘くはないようだ。」
----「気を引き締めていくぞ。」
将軍「ハ!!!」
斥候「鄭檀様!!!お伝え致します!!!」
鄭檀「何があったぁぁああ!!!!」
斥候「ハ!!!鄱陽城にて諸葛謹が籠城の準備を進めているとの事!!!」
将軍「なんと!!!厄介な事になりましたな・・・」
鄭檀「ぬぅ・・・だが想定の範囲内・・・」
----「よし!!!鄭蘇殿に使者を送るぞぉおお!!!」
将軍「ハ!!!」

【豫章・南昌】
将軍「鄭蘇様!!!!鄭檀様より使者が!!!」
鄭蘇「イヤーなんだろうねー何か事でも動いたのかー」
使者「鄭蘇様!!!曹豹が将兵を率いて投降。諸葛謹が鄱陽城に籠城している。との事です!!!」
鄭蘇「イヤーそれは良かった良かったー」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。それでは我らもそろそろ攻めますかのぉ?」
鄭蘇「イヤーどうだろう、もう少し時を見てもいいと思うがー」
----「しかし、やっぱり攻め時かー」

*曹豹がつかまった事が鄭蘇のもとへ
*鄭軍は準備中・・・
91 ◆yI4PhQLufg :2006/09/23(土) 23:58:09
>>90
【揚州・建業】
楽殻 「……よし、できました」
近衛兵「何を書いていたんですか?」
楽殻 「義父に書いた手紙です」
近衛兵「……えーっと、義父って言うと……え?!」
楽殻 「誰か、この手紙を届けてきてくださーい」

【越国・山陰】
越勝「ふーむ……」
李鳳「どした、大将?」
越勝「いやな、娘婿から手紙が来てな。豫章を牽制して欲しいと」
李鳳「あー、向こうじゃ苦戦してるみたいッスからね。
   どうです?項梁の軍を慮陵まで進めるって言うのは?」
越勝「なるほど。あそこも我らの領地、進めるだけなら問題あるまい」
李鳳「……ところで、その手紙どうやって届いたんスか?」
越勝「いや、よく分かんないけど上から降ってきた」
李鳳「………」

【越国・太末】
項梁「何、移動しろと?……分かった。
   歩兵と騎兵1万ずつは、ここに残り守備をしろ」

(項梁の率いる10万が、慮陵まで進軍しました)
>>84
【并州 晋陽】
李牧「分かりました、すぐに用意させます、伯済ただちに2万5千頭用意してくれ」
郭淮「はっ」

(馬2万5千頭を用意しました
>>92
【并州 晋陽】

程c「ではこちらも金を用意させよう。魏郡の妙才殿に運搬させるゆえ、直ぐに到着するじゃろう。」
----「馬はありがたく頂戴致す、これからも宜しく頼みますぞ。」

(馬を受け取り、金を輸送させ、使者は晋陽を発ちました。)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【兗州 陳留】

曹操「おお、仲徳から書状が届いたとな。これに持て。」
侍従「はっ。」
曹操「むむむ。…よし、元戎弩の鉄矢のみならず、鉄甲と馬鎧も生産致すように役所に伝えよッ。」
----「まずは一組、馬が到着次第性能を試す。残りの製造は追って指示するッ。」

(兗州で鉄甲、馬鎧の試作品の製造を開始しました。)
94鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/24(日) 21:54:02
【并州・晋陽】
>>92
鄭洪「ん〜曹軍の会談〜時間かかってるねぇ〜」
----「ま〜ん〜折角だから〜ん〜先にこれを〜成都へ届けてくれる〜?」
----「つ【書状】」

鄭洪「ん〜今度は僕の番かな〜」

(+李さん会談始めてくださいな。

【揚州・廬陵】
>>91
将軍「孔宣様!!!ただいま斥候が廬陵城の情報を・・・」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。それで廬陵城はガラガラかのぉ?」
斥候「孔宣様!!!お伝えします!!!廬陵城には項梁率いてる越軍が駐屯しております!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。流石にタダでは取らせてくれんかのぉ。」
----「兵力はいかほどじゃ?」
斥候「100,000前後との話ですが詳細は不明です!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。そうかそうか・・・まぁ、よいわ!!!」
----「一気に廬陵城を落とすぞぃ!!!」
一同「ハ!!!」

*孔宣率いる300,000の鄭兵が廬陵攻めを開始しました。

【揚州・呉郡】
将軍「鄭閼様!!!お伝え致します!!!」
鄭閼「うむ。」
将軍「たったいま入りました情報によりますと孔宣殿率いる鄭軍が廬陵攻めを開始致しました!!!」
鄭閼「そうか。報告ご苦労だった。」
----「我らもそろそろ動く必要があるか。」

*呉郡駐屯軍は待機中。
95鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/24(日) 22:11:33
【益州・成都】
>>94
官僚「閣下。鄭洪様より書状が。」
鄭公「うぬ。」

【書状】
ん〜兄貴〜元気〜?
ん〜早速本題だけど〜ん〜梁国に仕えている〜曹操〜この男は危険だよ〜
ん〜あの李儒君も〜随分買っているみたいだし〜それに〜
梁国といえば〜ん〜鄭に背信行為をとり続けた国家〜ん〜姫氏もなかなか悪知恵が働くしね〜
だから〜ん〜早めに曹操と〜姫氏を叩くべきだと思うよ〜
そうでもしないと〜ん〜意外に〜厄介になるかも〜
ん〜本当は〜会って直接伝えたかったんだけどね〜ん〜并州の使者役がまだ終わってないから〜
んじゃ〜ん〜宜しく〜

江環「鄭洪様はなんと?」
鄭公「うぬ。曹操は危険だから早めに叩け。」
江環「して如何するおつもりですかな?」
鄭公「うぬ。鄭洪の言う通りだ。」
----「曹操という男は危険。」
----「梁国に対し背信行為の報いをする必要もある。」
江環「では・・・」
鄭公「うぬ。鄭昺を呼べ。」
江環「わかりました。」

鄭昺「何かあったか。鄭郭。」
鄭公「うぬ。梁を攻める。」
鄭昺「ふむ。」
鄭公「お前を大将に任命する。洛陽で鄭洪と合流し梁を討て。。」
鄭昺「まったく人使いが荒い奴だ。」

*鄭昺率いる鄭軍が洛陽に向けて出発しました。
96鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/24(日) 22:25:31
【益州・成都】
官僚A「閣下。外藩府より報告が。」
江環-「外藩府・・・といいますと、保護下の諸族に何かあったのでしょうな。」
鄭公-「うぬ。」
官僚A「諸族の族長らより申し出があり今までの倍の兵を提供するとの事です。」
鄭公-「そうか。」
江環-「これは頼もしいですな。」
鄭公-「うぬ。諸族の族長に謝意と品を送る。」
官僚A「はい。すぐに手配致します。」
官僚B「幽州・交州より連絡が。」
鄭公-「うぬ。」
官僚B「交趾国でどうも不穏な流れがあるとの事。」
-----「幽州でも公孫氏と一部の鮮卑が暗躍しているとか・・・」
鄭公-「そうか。」
-----「監視を続けろ。」
官僚B「ハ!!!」
江環-「危険な香がしますな。」
鄭公-「うぬ。」
-----「交州の士氏、幽州の公孫氏は在地としては強大。」
-----「動けば波乱となる。」
江環-「如何致しましょうか?」
鄭公-「監視を続ける。」
-----「動いたら我らも動く。」
江環-「わかりました。」

*幽州・交州の動きに鄭が気付きました。
*異民族の維持費が半減しました(200人=1銭)

>>95の・は『ヘイ(日+丙)』です。
【兗州 陳留】

従者--「曹兗州、荀中郎殿と程軍師殿がご帰還なされました。」
曹操--「そうか、すぐに通せ。」

荀・程「只今戻りました。」
曹操--「うむ。李将軍はご承諾くださったようだな。」
程c--「はっ。…ですが、ちと厄介な事もございましてのぅ…。」
曹操--「如何なる事ぞ。よもや鄭とひと悶着あったのではあるまいな。」
荀爽--「はっ。。申し上げにくいのですが、正にその事でございます。」
------「鄭の王弟・鄭洪と礼節とは何ぞやと問答を致しましてな、少々恨みを買うたように存じます…。」
曹操--「……卿らしくもない、この期に至って梁兗に戦火を齎す訳にはいかぬというに。」

程c--「…ともあれ、鄭に対する備えをするに越した事はございますまい。」
------「魏郡の夏侯営軍督には先ほど書状を送りましたが、問題は州内の動きにございます。」
曹操--「……。まずは薛悌・劉曄を釈放して諜報を取り仕切らせ、如何なる叛乱も未然に防がせよ。」
------「また、任城・東郡に使いを送り、今一度要の整備を行えと伝えよ。また、東郡から韓元嗣を呼び寄せよ。」
------「さらに、泰山の諸将に金品を送り、予備兵力として動けるようにしておくのだ。」
------「さらに、この陳留の城内には……」
------「また、貴様は梁の丞相府に発て。姫丞相にご留意あれと警告をお伝えせよ。」

荀爽--「……曹公、これも臣の不徳のなすところッ…どうかこの頸をお刎ねくだされッ。」
曹操--「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ、だ!! 此処で死にては真の愚物であるぞッ」
------「さあ、参謀連と協議し、如何なる事態にも最善の対策を採れるよう狭義致すのだッ!!」
荀爽--「ハッ!!!」
98劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/24(日) 23:44:57
【青州・斉王殿の宮殿】
劉宏「ムホォ〜、待つのじゃ待つのじゃ〜アハハッ(笑)」
甄姜「いやぁ〜ん、宏様のバカァ☆(笑)」
劉宏「ムッホホ〜イ(笑)」
甄脱「こちらにおいでませぇ☆」
甄栄「こっちこっちです☆」
(劉宏は甄逸の娘達と戯れ中w)

郭図「劉宏様、大事なお話がありますのでお人払いを」
劉宏「ムホッ!!いつからそこに居たのじゃ、公則(郭図)?」
郭図「先ほどから“何度も”お呼びいたしておりましたが」
劉宏「おりょ?公則(郭図)は恐ろしいのぉ〜全然気付かなかったのじゃ(笑)」
郭図「(それは貴方が“どんくさい”だけでしょうに…)では、お人払いを」
劉宏「うむ、甄姉妹よ、また後でなのじゃ!!」
甄逸「私達も出払いましょうか?」
郭図「いえっ、ご子息の甄儼と供に残っていてもらって結構です」
劉宏「で、何なのじゃ?」
郭図「はい、劉宏様には単刀直入に言いますが…そろそろ漢都・洛陽にご帰還してみませぬか?」
劉宏「え…えっ!?」
次に続くw
99劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/24(日) 23:47:26
甄儼「郭図殿、それはいったい?」
郭図「驚かれるのもご尤もかも知れませぬが、私めが中華全土を見聞して周って各地の豪族・
   異民族が劉宏様及び劉鴻様に助力を取り付けて参りました」
甄逸「それは本当の話なのですかな、郭図殿!?」
郭図「はい、特に幽州では帯方・楽浪・遼東・玄菟・右北平・そして薊郡の太守及び実力者の
   助力を取り付けております」
甄像「やはり、幽州の地は劉宏様に忠誠を誓っていた薊王・劉淵様が治めていた土地だけ
   ありまして、我が方に味方する者達が多いようですね?」
郭図「交・荊州にも…(中略)…また、先ほど我が配下の者が伝えてきた情報によれば、
   この青州より20里離れた海上で、遠き国の使者と思われる船がこの青州に向か(中略)」
劉宏「遠き国の使者?それは面白そうな話なのじゃ!!(笑)」
郭図「近いうちに、青州に来られると思います」
劉宏「にしても公則(郭図)、そちは何故に予にそこまで尽くすのじゃ?」
郭図「ただ何となく…ですよ」
劉宏「なんとも気のない返事なのじゃ(笑)」
郭図「で、話を戻しますが、まず劉宏様には、この青州より数万の兵を借りていただき
   幽州の薊に向かっていただき、劉淵様の旧宮殿に入ってもらい、幽州各地に(中略)
   そして幽州を掌握後、上皇の名の下に各地に(中略)」
劉宏「うむ、この青州の地に逃げ延びて早1年…何もせぬままこの地に留まっていれば、
   張王殿にも申し訳が立たぬしなのじゃ…」
甄逸「亡き劉崇様の直臣でありました、趙儼殿・韓馥殿が謁見を申し出ておりますが?」
劉宏「おぉ〜!!伯然(趙儼)と文節(韓馥)がか!?」
もいっちょ続きますw
100劉宏  ◆xGf4oJANCw :2006/09/24(日) 23:50:32
甄儼「劉宏様、郭図殿の働きに答えるには動いてみては如何でしょうか?」
劉宏「うむ!!まずは幽州奪還!!そして予の故郷・洛陽に帰ると致すのじゃ!!」
甄逸「やっと…やっとこの時が来たのですな(泣)」
劉宏「青州の北海郡から船で幽州の右北平郡に向かうのじゃ!!」
郭図「幽州に入られましたら、曹丞相殿の使者として私を派遣していただきますように」
劉宏「何をしに行くのじゃ?って、曹丞相って誰なのじゃ(笑)」
郭図「(女遊びに夢中になって、現状の事は全く分かってないんだな、このお方はorz)
   洛陽奪還に向けての打ち合わせに行く予定です。曹丞相殿についてはまた後ほど」

ここで劉宏の家臣のプロフィールをw
○郭図【魏・袁紹伝】
字は公則。頴川の人。はじめは郡の計吏だったが、のちに袁紹に仕えて謀士となり
後漢の献帝を袁紹の本拠地・鄴に迎えることを進言したが、採用されなかった。

○甄逸【魏・文昭甄皇后伝】 
甄皇后の父。後漢の高官で代々二千石の家柄だった。外孫の明帝(曹叡)のとき
魏昌県侯に追封された。

○甄儼【魏・文昭甄皇后伝】
甄皇后の兄、甄逸の次子。性格・学問に優れ、孝廉に推挙されて大将軍掾に任ぜられ、
曲梁の県長となった。甄皇后が14歳のときに死に、安城郷穆侯と諡された。

○甄姜・甄脱・甄栄【魏・文昭甄皇后伝】
甄皇后の姉達。後に劉宏の側室になる…かもww 

今日はそろそろ寝ます…皆さん、おやすみなさいですw
と、そして激しく100ゲット( ^∀^)ゲラゲラ
101秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/25(月) 03:40:06
>>95
【洛陽・衛尉府】
李儒 「全く、雑務が忙しいこと忙しいこと・・・」
---- 「軍務にでも付いていた方がよほど暇ですな。」
王累 「それがしいッ・・・・」
李儒 「・・・・また始まった。(苦笑)」
王累 「・・・・命を賭して諫言仕るぅッ!!(ブチンッ)」
---- 「これで完璧ですなッ!!(嬉)」
李儒 「・・・・・。」
---- 「もう、勝手にしてくださいよ。(苦笑)」
---- 「・・・これ、どうした?」
使者 「鄭軍が成都より発し、洛陽に向かっているとの事ッ!!」
李儒 「目的地は?」
使者 「梁だと申しておりましたッ!!」
李儒 「・・・・。」
---- 「時期尚早なり、焦っては事を仕損じようぞ。(苦笑)」
---- 「衛尉が大将殿にお会いしたいと申し上げよ。」

(鄭さん、絡んでちょw)

>>100
(おやすみなさーい。ってか何を仕掛けてくるんだろ・・・(汗))
>>94
【并州・晋陽】
李牧「此度の来訪は何事でありましょうか?、20万もの軍を引き連れて」
103鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/25(月) 20:45:37
【并州・晋陽】
>>102
鄭洪「ん〜ま〜単に会談をしにきただけだよ〜」
----「ん〜洛陽の都に居た時ね〜ん〜君が異民族を兵士として動員しているとか〜聞いたからね〜」
----「昔から〜彼らの宗主を自認し〜また先帝の頃より〜認められてきた鄭としては〜許容できるものじゃないからね〜」
----「ん〜ま〜それで〜会談をしに来たわけだけど〜」
----「ま〜ほら〜“鄭が異民族の宗主を自認している”事を知りつつ〜ん〜徴兵している訳だしねぇ〜」
----「それに〜ん〜担ぐ皇帝は違う〜ん〜敵国と来たわけだから〜」
----「ん〜それなりの〜身なりで来るのが〜普通じゃないのかな〜?」
----「ま〜ともあれ〜ん〜鄭としては〜異民族を使っているのかどうか〜という事と〜使っているなら〜使い続けるのか〜という事〜」
----「これを〜ん〜確認しにわざわざ鄭郭〜ん〜ま〜王の弟である僕が来たわけだよ〜」
----「ん〜それで〜結局どうなの〜?」

*会談中
(*李牧さん絡んでくださって有難う御座います。えっと答えに関わらず連れてきた兵で鄭から攻め込むことはありませんのでご安心を。
(*コイツはこういう奴なので気にしないで下さい(笑

【司隷・洛陽】
>>101
将軍「鄭昺様!!!申し上げます!!!洛陽より衛尉の李儒殿がお会いしたいとの事ですが!!!
鄭昺「噂の衛尉殿か。よかろう。会うと伝えろ。」
将軍「ハ!!!」

【洛陽・衛尉府】
使者「衛尉殿のお伝え願う。」
----「主君鄭昺様は貴殿にお会いになる事を承諾した。」
----「しかし軍勢が大きい事もあり洛陽郊外に陣を張るのでそこに会いに着て欲しいとの事。」
----「それでは失礼する。」

*洛陽に鄭昺軍が到着。
(*というわけで韓さん宜しく。
>>103
【并州・晋陽】
李牧「確かに敵国に来る時にまぁそれなりの身なりで来るのが当たり前ですな、本題に入りますと異民族兵を使っているのかどうかということですね、使っているのかどうかは貴殿がお聞きになられた通りであります、使い続けは…しませんなこれから十分に歓待した後に野に
放つ予定です、でもこれだけの事に何故鄭国の弟さんが来られたんで?、いや其方からしたらこれだけの事ではすみませんか」

(安心しますたw


105鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/25(月) 21:51:11
【并州・晋陽】
>>104
鄭洪「ん〜僕が来たのは〜ん〜ま〜暇だったから〜何てことはないよ〜」
----「ま〜ん〜群雄と会うんだから〜それ相応の〜身分が行くのが通例でね〜」
----「鄭氏以外は〜本当に〜ん〜数名だからね〜鄭の使者は〜」
----「あ〜ん〜それで〜本題だけど〜」
----「ん〜使わないに越した事はないよ〜ん〜ま〜鄭としても無駄な戦はしたくないし〜」
----「ただ〜ん〜李牧殿はいい人みたいだし〜一つ教えてあげよう〜」
----「別に〜皇帝陛下から〜“それ相応の”官職を貰えば〜異民族を使うことは〜問題ないんだよね〜」
----「ま〜ん〜ただ〜」
----「洛陽に仕えてないと〜ん〜鄭と〜戦争になっちゃうけど〜」
----「ま〜結局〜ん〜戦争やるか〜洛陽に帰属するか〜その二択だよ〜」
----「ん〜意味無い助言かもしれないけど〜ん〜ま〜そういう事だから〜」
----「それじゃ〜ん〜僕は洛陽に戻るよ〜」
----「ま〜ん〜それじゃ〜李牧殿の“賢明な”決断に〜鄭を代表して感謝するよ〜」
----「ん〜ま〜もう一つ“賢明な”決断をしてもらえると〜ん〜もっと嬉しいけどね〜」
----「じゃ〜ん〜いつかまた〜ん〜いや〜会わないほうが互いには〜いいのかな〜今の所〜」
----{それじゃ〜ん〜失礼〜」

*鄭洪らは司隷に引き上げました。
(*鄭洪君はあくまでも使者ですから(笑
(*あとコイツの言っている事は『東漢の皇帝から異民族を支配する地位をもらえれば異民族を兵士として利用できなくはない』という事。
(*ただしそれを選んだ場合鄭と互いの存亡をかけた戦争が待っている、という事です。
(*まぁ、別に異民族はウチのものだけじゃないんで使うのは自由ですが、特殊兵制度も無くなったので実質はリスクとしてウチと戦争。が加わります。
106秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/26(火) 01:46:13
>>103
【洛陽・衛尉府】
使者 「衛尉府に向かうには軍勢が多すぎるとか。」
---- 「衛尉様に出向いて頂きたいとの仰せです。」
李儒 「まあ、私も形だけの九卿。権威などあってなき様なものですからね。(苦笑)」
---- 「宜しい、私がお向かい致します。」
使者 「御意。」

【洛陽城外・鄭軍本陣】
李儒 「随分と物々しい・・・」
---- 「そこの者、李文優が参ったと取り次がれよ。」
---- 「火急の用件であるッ!!」

(どぞー。ってか鄭・になってるんですが、誰を送ったんです?)
【豫州 陳都】
宋襄「大変です、鄭軍が洛陽に入城いたしました」
----「目的は征梁です」
姫晋「面倒な事じゃな・・・荊州の事を気にしておるのか」
----「曹操に使者を送れ。いつか語り合った作戦を実行に移すと」
宋襄「かしこまりました」
----「して我々は?」
姫晋「わしが軍を率いてゆく、留守は宋襄と荀ケに任せ、それぞれ丞相代行、尚書令代行に任ずる」

>>86
【陳都 宮城】
姫晋「劉鴻陛下、洛陽に鄭軍が入城いたしました」
----「某が軍を率い、今度こそ洛陽を奪回して見せまする・・・」
----「徐江殿・・・留守の間、陛下をたのみましたぞぉ」
【洛陽城外 鄭陣付近】

間諜--「(……ッ!! 何という大軍だ、これは早々に報告せねばッ!!!)」


【兗州 陳留】

侍従--「曹鎮西、ただいま間諜が戻りました。」
曹操--「然らば通せ。」
侍従--「御意のままに。」

間諜--「……報告致しますッ。敵影を見るに鄭軍は最早100万を超し、これから更に増えるものかとッ。」
曹洪--「100万やて!? ふざけてるんとちゃうんかい!!」
曹仁--「これは…兗州の危急存亡の秋か。」
曹昴--「父上、如何なさいます!?」

曹操--「うろたえるな。鄭軍とてまだ侵攻してくると決まったわけではあるまい。」
------「それより、今は諸将一体となって州の守禦にあたるのが定石であろう。……戯志才。」
戯志才「此処に。」
曹操--「各部署の仕事は進んでおろうな。」
戯志才「ああ。既に整い、号令一下を待つのみ。 夏侯司馬も文烈殿も臨機応変に動かれている。」
曹操--「ならばよし。……孝威、子揚。諜報はどうであるか。」
薛悌--「こちらも問題は御座いませぬ。内通を企てていた集団を捕縛致しました。」
劉曄--「不届者はみな辻で腰斬の刑に処しておきました。恐らく之の後に叛心を抱く者はおりますまい。」
曹操--「では、要の元嗣は。」
韓浩--「はっ。」
曹操--「分かっておるな。」
韓浩--「ははっ。(…これは曹操を討つ好機…だが、ここで下手に動いても良いのか…?)」
曹操--「それから、屯田兵を動かせるようにしておけい。これにて散会と致す。」
>>117
【兗州 陳留】

曹操--「姫丞相に書状をしたためる。応瑒ッ」
応瑒--「はっ。」

《書状に曰く》
丞相、鄭の兵鼓は目前に迫っており、洛陽攻略の二面作戦の実行は無謀だと心得ます。
斉は鄭と不可侵条約を結び、呉は既に江南にて鄭と戦端を開いております。
此度兵を起こせるのは元より丞相と私だけでございます。
ここは例の作戦を実行して事を大仰にするよりも、梁・兗州の力を併せて鄭を撃退し、
しかる後に張孟卓を弔い、檄文を奏して秦を討つべきだと考えます。
丞相のご明察を期待しております。

曹 孟徳
110丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 02:22:32
【陳都 丞相府】
姫晋「此度は梁だ何だということではない」
----「我が軍は漢の旗のみを掲げ、漢のための戦、劉鴻陛下のための戦をする」
----「我と150000の兵は陳留に向かい曹操将軍と合流する」
----「鐘繇と10000の兵は許昌へ向い、汝南の姫武25000とも合流するように」

*漢軍が陳留へ向け出陣
111丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 02:28:19
>>109
【兗・豫国境付近】
進軍中・・・
郭嘉「殿!曹将軍の使者ですぞ!」
姫晋「・・・」
----「応瑒よ!我が軍の進軍をありのまま曹操に報告せい!!」
>>110
【兗州 陳留】

曹操--「姫丞相を城外まで出迎える。諸将、続けッ!!」

曹操--「(あれは…丞相旗!!)吾は漢の鎮西将軍、曹孟徳である!!」
------「姫丞相にお目通りを願いたい!!」
113丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 02:35:40
【兗州 陳留】
姫文豹「これは曹操将軍、出迎え大変ご苦労でございます」
----「しばしお待ちを・・・」

姫晋「おぉ!曹操!久しいな!」
----「陳に80000、許に80000守備においてきたが、慎重すぎたかな(笑)」
【兗州 陳留】

曹操--「丞相、此度の援兵、まことに忝い。 慎重ですと?…いいえ丞相。」
------「兵を用うるの法は、其の来たざるを恃むこと無く、吾が以て待つに恃むなり、にございます。」
------「敵と相対する時は、如何なる時をも敵を呑んでかかってはなりませぬ。」
------「況や敵は鄭の大兵。」

曹操--「……鄭からの漢室守禦の方策は私とて立てておりますが、」
------「丞相に一度吟味していただきとうございます。…こちらへ。」
(曹操は姫晋を帷幕の奥に誘いました。)

(※核心はメッセで話します?それとも全てスレかしたらばで?
115丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 02:51:28
【兗州 陳留】
姫晋「うむ、流石曹操じゃ」
----「予の心をまことに心得ておる」

姫晋「それを待っておったぞ!」
----「いくらでも吟味いたそう」

*メッセの方がいいのかな。でもやり方知らずw
【兗州 陳留】

曹操--「然らば…。」
------「先ず陳留−東郡、陳留−任城間に烽火台を設置しておきました。」
------「これは……に自然を利用し、各郡県の息を併せて兵を損なう事無く鄭軍を壊滅させるためにございます。」
------「それぞ…及び…の…する地帯。鄭の迫りしとき、烽火台にて伝令を飛ばし……(ゴニョゴニョ)」
------「また、陳留城内には我が軍師が(ゴニョ)し、……により……(ゴニョゴニョ)」


《少し離れた場所で…》

戯志才「コホン。この策が成功するか否かは天佑にも因るであろう。」
------「…ともかく、我々軍師は己が才を尽くすしかない。」
曹仁--「しかし丞相も人が悪いですな。漢朝のためとはいえ、これでは兗州は鄭と梁の確執の楯となってしまう。」
曹昴--「全く。これでは命が幾らあったところで足りませぬ…。父上も人が好すぎるというのか…」

曹操--「控えよッ。丞相は漢のため、そして陛下のために最善を尽くしておられるのだッ。」
------「汝らごとき浅慮の輩がどうこう言うものではないッ。」
------「……丞相、申し訳ございませぬ。口の利き方も知らぬ粗忽者ばかりでして…(苦笑)」


(あ、ここがメッセのトップページで、 http://promotion.live.jp/messenger/
(上の方にある「さあはじめよう」をクリックすれば登録方法の詳細が分かりますよ。
(上の献策、全く説明になっていなくて申し訳ありません。流石に敵が強大なので、核心がバレるだけで・・・orz
【兗州 陳留】

韓浩--「(これはッ……!?)」

兵士--「おお、韓浩様、どちらに?」
韓洪--「なんでもない、急用じゃ!! 暫く戻らぬが、あまり案ずるでない!!」
兵士--「はあ……。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【司隷 洛陽】

韓浩--「ハァ、ハァ、ハァ……李衛尉にお取次ぎくだされい…」
------「韓元嗣、重要な情報を手に入れて参った…」
(韓浩が李儒による曹軍壊滅のための埋伏の毒として動き出しました)
119丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 03:22:36
【兗州 陳留】
姫晋「よいのじゃ。好きに言って良いぞ!」
----「では曹仁に我が150000の兵全てを預けてみようか?」
----「そなたが今まで動かしたことの無い軍勢。一瞬で鄭のうん十万の兵に勝った気になれるぞ」
----「ははは!!」

*あ〜寝落ちでつ。メッセは明日以降でお願いします。申し訳。。。
120秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/09/26(火) 03:26:35
【洛陽城外・鄭軍本陣】
李儒 「・・・元嗣ではないか。」
---- 「なるほど、敵に亀裂が生じたのじゃな?」

(鄭さんへ、2人まとめて入れてあげてください。)
>>119
【兗州 陳留】

曹操「丞相、お戯れを。(苦笑)」
----「この男はやっと三十路の域に達したばかり。……未だ人間が完成していないのでございます。」
----「故に斯様な失言を呈してしまったので御座いましょう、どうかお許しくだされ。」
----「大兵を経験の少ない将に預けては古の趙括の轍を踏む事になりえますしな。」

曹操「……子孝、貴様はさがっていよ。(苦笑)」
曹仁「はっ…。」

曹操「ところで、私はこの戦での戦渦は西半に留めるべきだと存じております。」
----「その為にさきほどの計を軸とし、丞相が小黄より任城に至る地を、私が陳留より東郡を管轄すべきと愚考致しますが…」

(了解です。詳細は明日以降お話します。
>>120
(韓浩の操作は一時お返しいたします。)
【兗州 陳留】

《帷幕の外で》
曹仁--「全く面白くもない。殿まであのような……。」
戯志才「いいや。曹公が心より制止したのであれば斯くの如き温い制止はせぬ。」
曹仁--「というと…。」
戯志才「何かわけがあるに相違あるまい。この場は曹公の心のままにさせておかれるが上策。」
曹仁--「うむ…。」
(曹操軍中に不穏な空気が生じています。)
124丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/09/26(火) 10:51:47
>>100
【兗州 陳留】
姫衰「父上、斉より伝令です」
----「劉宏様が斉王府におられるそうです」
姫晋「ナナ何???真かそれは?」
----「真実ならば今すぐ会いに行きたい・・・」
----「この書状によれば、幽州をはじめとした異民族を動かすよう郭図が画策してるとな」
----「・・・なるほど、この画策に鄭郭が動いたか!」
----「天は漢に味方した!!魯の姫進に斉へ向かわせるのだ!!」
姫衰「はは!」

【斉国 斉】
姫進「梁国大将軍姫進でございます」
----「劉宏様にお目とおり願いたい」

*サトタソ、絡んでくださいw
125東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/09/26(火) 17:13:21
【襄陽】
徐庶「拙い、荊州の軍勢は楽進殿だった……」
閻圃「如何しました?」
徐庶「友軍を策略に嵌めてしまった……」
閻圃「まあ、間違いは誰にもありますよ。ご愁傷様です」
徐庶「仕方ないか……だが、これを利用せぬ手はありませんよ」
閻圃「どういうことですか?」
徐庶「楽進殿は単純な性格。これを、徐越殿の仕業にして……w」
(*小悪党蠢動)

【陳都・宮城】
劉鴻「閑ですね」
徐江「ええ、閑ですね」
劉鴻「何かしますか?」
徐江「じゃあ、寸劇を『光:情報も忘れずにね』」
劉鴻「『娘:分かってますって』……人材発掘にでも出掛けましょうか」
126鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/26(火) 21:19:28
【洛陽城外・鄭軍本陣】
>>120
将軍「鄭昺(ヘイ・・・日+丙)様!!!洛陽より衛尉殿が参らせました。」
----「あと・・・どうも、あの韓浩も一緒のようですが・・・」
鄭丙「そうか。丁重にお迎えしろ。」

鄭丙「遥遥洛陽よりお越し頂き感謝する。」
----「本来ならば吾が出向くのが筋であるが今回はそうも行かなくてね。」
----「それで早速だが一体何用でお越しに?」

*会談中

【鄭国・益州・成都府】
官僚「閣下。ご報告が。」
鄭公「うぬ。」
官僚「内国省より国家再編案が政務省より税制案が交易省より貿易制度の変更案がそれぞれ提出されましたのでお持ち致しました。」
鄭公「ご苦労。」
----「全ての案を了承し順次施行する。」
官僚「ハ!!!各省へ伝達致します。」

*鄭国改革中。
127斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/09/29(金) 21:04:21
【斉国 臨淄】
王脩「まぁ、すっかり落ち着いちゃっているわけだが・・・」
管統「殿も東平陵に出たままだし。。」
----「王宮の奥のほうが騒がしいようですが、何か動きますかね。」
王脩「分からんな。取り合えず特産品(塩・鉄)の生産を強化だな。」
管統「では、私は調練に出てますわ〜」

(顔出し〜
>>127
【兗州 陳留】

曹操「日が落ちたな。人に気取られず、公威をここに呼べい。」
侍従「御意。」

薛悌「参上致しました。何かご下命でございましょうか?」
曹操「うむ。直ちに斉国に発ち、張太尉との接触をはかれ。」
----「昼に夜をつぎ、一刻でも早き目通りを果たすのだ。」
薛悌「ははっ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【斉国】

薛悌「懐かしいな、何も変わっていない。…まぁ、当然の事であろうが。」
----「曹鎮西の長史、薛公威が参ったと斉王にお取次ぎくだされい。」
----「これを貴殿にお渡しするゆえ、私の訪問は公にしてくださるな。」
(薛悌は賄賂500銭を衛士に握らせました。)

(張さん、絡んでください。
129 ◆yI4PhQLufg :2006/09/29(金) 23:04:38
>>94
【揚州・廬陵】
斥候「報告!鄭軍30万、この廬陵城に向かい接近中!」

ざわ……      
              ざわ……

将校A「30万?!……我らの兵力の3倍ではないか」
将校B「それもほんの一部分だ。もし100万の軍勢で全土を一斉に攻められれば……」
将校C「やはり、いくら呉についていたとはいえ鄭を敵に回すのは無謀では……」

項梁「静まれぇっ!」

………。

項梁 「全騎馬隊に出撃の準備をさせよ。その際、騎馬戦車を同伴させる事」
将校A「なんと?!30万の兵にたった6万で、しかも野戦ですと?!」
項梁 「指揮官は俺だ。意義を唱える奴は首を刎ねるぞ」
将校B「……項将軍!騎馬戦車という時代遅れの品物を持ち出すのは、何故でございますか?!」
項梁 「我らの騎馬隊の力を最大限に発揮するためだ。勿論ただの戦車ではないぞ。
    後、火矢と弓騎兵隊も編成しろ」
将校C「……あー、家に帰りたいよぅ……(ガクガクブルブル」
項梁 「そこの震えている奴、お前が先陣だ」
将校C「(゚Д゚)」

(項梁軍騎馬隊6万(戦車付)、廬陵城より出発しました)
130鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/09/29(金) 23:20:34
【揚州・廬陵】
>>129
将軍「孔宣様!!!工兵部隊長より連絡で陣が完成したとの事!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ!!!よくやったのぉ!!!」
----「して?陣とはいかほどじゃのぉ?」
将軍「ハ!!!何時も通りの柵と堀を置き塀を回したもので御座います。」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。良きかな良きかな、」
斥候「申し上げます!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。何があったのじゃのぉ?」
斥候「ハ!!!廬陵城から軍がこちらに向かってきております!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。来おったな項梁め。」
----「して、兵はいかほどじゃのぉ?」
斥候「それが・・・よくわかりませんが・・・全軍ではないのは確かです!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。何所に城を空っぽにして全軍で攻めてくる馬鹿がおるか!!!」
----「まぁ、それは良いとしてじゃのぉ・・・兵科は何じゃのぉ?」
斥候「ハ!!!騎兵・弓騎兵・あとよく分からない変な乗り物が一つです!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。馬馬馬とな。」
----「して、そのよくわからぬ物というのはのぉ、馬が車をひいとったかのぉ?」
斥候「ハ!!!まさにそれで御座います!!!」
将軍「なんと・・・戦車ですな。」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。奴らは驚かせたいのかのぉ・・・?」
----「まぁ、良い良い。」
----「我らは項梁軍を迎え撃つ!!!」
----「これで良いかのぉ?」
一同「ハ!!!」

*鄭軍は砦(陣)に籠もって応戦の様子。
131斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/09/29(金) 23:37:50
【斉国 東平陵】
>>128
城門校尉「・・・分かり申した。。どうぞこちらへ。。」

(次からどぞ〜
>>131
【斉国 東平陵】

薛悌「これは殿下、允にお久しゅう御座いまする。」
----「別れて此の方恙無うございますか。」
----「……本来であればゆるりと旧交を温めるところでは御座いますが、」
----「此度は曹鎮西の使節として参りました。」

薛悌「殿下は此度の鄭軍の司隷進駐を奈何お考えになっておられますか。」
----「斉と鄭は相戦わずと契約を交わしておりますれば、無理に援軍を要請する事は御座いませぬが」
----「先帝陛下の義兄弟として、漢を担う柱の一人として、」
----「鄭の梁侵攻に際して如何様に振舞われるのか、どうか内密にお話くだされ。」
133 ◆yI4PhQLufg :2006/10/01(日) 00:03:42
【揚州・廬陵】
>>130
斥候 「報告します。鄭軍は砦を作り、我が軍を迎え撃つ体勢に入っています」
項梁 「そうか……。その砦は、どのようなものだ?」
斥候 「はっ。柵と堀を周囲にめぐらせ、更にその中に木の塀を建てたものです」
将校A「頑丈そうですね。ところで項将軍。我らはどうして徒歩で進軍しているのですか?」
項梁 「馬を疲れさせないためだ」
将校B「じゃあ何で馬に戦車を繋げて、更にその上に荷物を乗せているんですか?」
項梁 「そのほうが手っ取り早いだろう。あ、あの戦車に積んであるのは油だからな、気をつけろよ」
将校C「将軍……さっきの作戦、本当に成功するんですかぁ……?」
項梁 「お前次第だ。頑張れ」
将校C「ふえぇ〜ん……」

(項梁軍、進軍中)
134秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/01(日) 02:42:20
>>126
【洛陽城外・鄭軍本陣】
李儒 「これはこれは・・・軍務お疲れ様でございます。」
---- 「してこやつは我が手の者。貴殿の助けになろうと思いお連れ申し上げました。」
韓浩 「韓元嗣でござる、以後お見知りおきを。」
李儒 「では、内情を述べよ。」
韓浩 「では・・・」
---- 「兗州軍は今回の戦、少々気乗りがしないようですね。」
---- 「孟徳本人は腹黒い男故、その様子も見せずに軍務に精を出しているようですが」
---- 「・・・配下の厭戦気分までは隠しようがございません。」
李儒 「・・・と言う事でございます。元嗣、ご苦労であった。」
---- 「貴殿がどのような軍略で参るかは知る由もございませんが、
---- 「私としては豫州攻めをお勧め申し上げます。」
---- 「まずは戦意の高き敵を挫けば、戦意の低い兗州兵はおのずから降って参りましょう。」
---- 「それに曹操は胸に大望を抱きし奸雄。生かしておけば敵方の不和の種になりましょう。」
---- 「敵が鄭や秦憎しで団結する事態は避けねばなりません。」
---- 「賢明な貴殿の事、私が申し上げるほどでもないでしょうが・・・。(ニヤリ)」
135王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/10/01(日) 03:12:06
【荊州・樊城】

王国「樊城を制圧した。これにより、作戦の幅が広がろう」
----「襄陽は未だ動いておらん。機あれば我らは即座に動く!」
----「心しておれ、暫時休息をする」
李文候「今のところ動きはありませんが……」
------「ゆめゆめ、油断のなきように」
王国「分かっている。少し俺も疲れた。奥で休んでいる」
136秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/01(日) 03:23:00
>>135
(王さん、援軍必要です?)
137鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/01(日) 10:58:22
【揚州・廬陵】
>>133
斥候-「お伝えします!!!!廬陵を出撃した項梁軍は徒歩でこちらに向かっております!!!!」
孔宣-「ふぉっふぉっふぉ。馬を疲れさせん為かのぉ?」
将軍A「そうでしょうな。だが、それでは兵のほうが疲れてしまいますなぁ。」
孔宣-「ふぉっふぉっふぉ。まぁまぁ、そんなことは良いわ。」
将軍B「孔宣様!!!お伝えします!!!陣後方に石塁の城砦を築城しました!!!!」
孔宣-「ふぉっふぉっふぉ。ご苦労ご苦労。」
-----「じゃがのぉ。使わんかもしれないのぉ。ふぉっふぉっふぉ。」
将軍B「まぁ、攻められた時ようですからな。」
-----「使われないに越した事は無いですが・・・」
孔宣-「ふぉっふぉっふぉ。そうじゃとも!!!戦は勝ちに良く意気込みが大切じゃからのぉ。」
-----「して、越した事が無いですが・・・とは意味深じゃのぉ?」
将軍B「それが・・・用地の問題で入って50,000程度の兵しか籠城できませぬ・・・」
孔宣-「50,000というと6分の1かのぉ・・・ふーむ・・・まぁ、良い良い。」
-----「籠城せずしてこの郡を落とせばよいのじゃしのぉ。」
将軍B「ハ!!!」
孔宣-「よし!!!弓兵を前方に立たせ敵が着たら応戦するように配置するのじゃ!!!」
-----「そして150,000の兵で廬陵をわし自ら攻める!!!!」
-----「言いか楼譲!!!!お主にはこの陣の防衛を頼むからのぉ。」
楼譲-「ハ!!!このワシにお任せくだされ!!!」

*鄭軍150,000が廬陵に向かい出撃(大将:孔宣)
*鄭軍150,000が引き続き陣を防衛(大将:楼譲)
138鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/01(日) 11:13:53
【洛陽城外・鄭軍本陣】
>>134
鄭丙「ほぉ。内情偵察とはご苦労ですな。」
----「吾らとしては兗州も豫州も討つ計画を立てている。」
----「姫晋と曹操の不和というのは利用するにはうってつけの話。」
----「だが。」
----「それでは『共に』潰す事が出来ないのだよ。」
----「吾等としては鄭洪からの書状を重視していてね。」
----「即ち、姫晋に頭の上がらん男という割には頭がキレ有能な臣に恵まれている曹操という男。」
----「これは危険である、と。」
----「吾らの今回の目的。」
----「それは梁を討伐する事であって姫晋を討つことではない。」
----「それを勘違いなさらぬようにお願いするよ。」
----「それとここだけの話だが。」
----「敵が大同連結する。」
----「素晴らしい事だ。」
----「それは即ち1回の戦争が終われば全てが終わり平和になるではないのかな。」
----「何度も何度も小さい戦争を繰り返すよりは民も楽であろう。」
----「ま。そんな所だが。」

*会談中
(*とりあえずそれなりに目標高く喋らせましたが、“とある”人が動きそうなんで今回は布石程度に・・・(笑
139秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/01(日) 21:24:11
>>138
【洛陽城外・鄭軍本陣】
李儒 「まあ、貴殿がそうお考えなら止めは致しますまい。(苦笑)」
---- 「御武運をお祈り申し上げます。」
韓浩 「ちょ、ちょっと・・・これで良いのですか!?」
李儒 「元嗣、控えよッ!!」
---- 「・・・無理に戦を仕掛けて兵を損じぬようにくれぐれもご注意を。」
---- 「では失礼。」

(2人は洛陽に引き揚げました)
140鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/01(日) 21:44:14
【洛陽城外・鄭軍本陣】
>>139
鄭丙「うぬ。激励と忠告。共に感謝する。」
----「それとだ。」
----「ここまで出向いたことに関して吾らも報いねばならん。」
----「そこでだ。」
----「一つ二つお伝えしておこう。」
----「一つ。今回は梁国が以前よりどれだけ強くなったかを調べるのが主である。」
----「二つ。荊州に進んだ王国殿。」
----「彼の支援をするならば荊西府に陣を置くといい。」
----「兵が必要ならば『鄭丙から協力の許可を得た』と伝える事だ。」
----「10〜200,000の兵は借りれるはずだ。」
----「では、また。」

*鄭ヘイ(日+丙)は二人を見送りました。

【洛陽城外・鄭軍本陣】
鄭丙「準備はどうなっている。」
将軍「ハ!!!戦争の準備は万端で御座います。」
鄭丙「いいか。」
----「今回の主目的は二つ。」
----「一つは梁国の国力・軍事力を知る。」
----「そしてもう一つが鄭国の動員力を知らしめる。」
一同「ハ!!!」
鄭丙「よし!!!」

*鄭軍は準備が整いつつあります。
141斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/01(日) 22:43:10
【斉国 東平陵】
>>132
張達「斉は鄭と不可侵を結んでいるが、鄭の梁への攻撃は即ち」
----「東漢への攻撃と判断せざるを得ない。」
----「その場合は速やかに鄭との不可侵条約の放棄を通達し、」
----「梁を支援するべく軍を派遣するつもりです。」
----「具体的には梁国の魯に駐屯している田忠将軍率いる100,000、」
----「及び冀州国境に駐屯中の李勣将軍率いる25,000。」
----「この二軍が行動可能と言う事になります。」
----「(二軍の指揮権は一時、お譲りする場合もあるので。。)」

(遅くなってスミマセン。
>>131
【斉国 東平陵】

薛悌「あいや殿下、今はそのお気持ちさえ確認できればようございます。」
----「曹鎮西は此度の戦を最低限の被害に抑えたいとお考えになっておられます。」
----「多国入り乱れての戦は徒に戦火を拡大するのみですからな。」
----「いずれ然るべき時に、殿下にお立ちくださるよう要請する時があるやもしれませぬが…」

薛悌「…ふむ、今宵は月が美しゅうございますな。」
----「これを肴に久々に杯を交わすというのも悪くはございませぬな。」
(薛悌はさらに張達との密談を望んでいます。)
>>131 ×
>>141 ○
144斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/01(日) 23:21:02
【斉国 東平陵】
>>142
張達「うむ。」
----「酒の準備じゃ。華歆以外は下がってくれ。」

(どぞ〜
>>144
【斉国 東平陵】

薛悌「これは、お気遣い痛み入ります。…さて、本題に入りましょうか。」
----「青州の黄巾の民は信心篤く、その精強さは他の追随を許さぬと聞いております。」
----「これを如何ばかりか兗州に住まわせてはくださるまいか。」
----「もしお認めくだされば…そうでございますな。」
----「わが兗州には金の鉱山が御座いますが、これを兗州と斉の共同所有と致すよう計らいまするが…。」
----「そもそも兗州と斉とは唇歯の関係。兗州軍の強化は対・張通の連携に大いに貢献し、」
----「またひいては漢の帝を一層安泰にお護りできることにもなるのです。」
146鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/01(日) 23:53:33
【洛陽城外・鄭軍本陣】
将軍「鄭昺(日+丙)様!!!鄭洪様と朱旋将軍がお付です!!!」
鄭丙「そうか。通せ。」
将軍「ハ!!!」

鄭丙「久々だな。鄭洪。」
鄭洪「ん〜本当に〜久々ですね〜鄭丙殿〜」
----「でも〜ん〜貴方が来られるって事は〜ん〜兄貴は〜本気のようですねぇ〜」
鄭丙「ま。そんな大した訳ではない。吾が暇なだけだ。」
----「あとは遠い遠い西の大国絡みの重要な事があるとのことだ。」
鄭洪「ん〜西の大国・・・そうなると〜ん〜大秦国ですね〜」
鄭丙「ああ。多分そうだ。」
----「それで。鄭洪。お前の方はどうだった。」
鄭洪「ん〜李牧は〜話のわかる男でしたよ〜ま〜ただ〜ん〜評価を下すのは早いかな〜」
鄭丙「そうか。」
鄭洪「ん〜ま〜曹操の方は〜頭の良い家臣さんを〜集めてるみたい〜」
----「このまま〜野放しだと〜危険と思いますよ〜」
鄭丙「そうか。鄭洪。お前が言うなら正しいかもしれん。」
----「吾も鄭郭も考えている。」
鄭洪「ん〜それは良かった〜兄貴や〜貴方がそう言うなら〜僕の目も少しは役に立ってるって事だね〜」
鄭丙「ま。そういう事だ。」
----「そして早速だが。鄭洪。朱旋と共に700,000の兵を率いて開封に入れ。」
----「吾はここで秦王ら同盟国との対応と姫晋・李牧の監視。そして前線へ本国からの伝達を伝える。」
----「お前は開封で指揮と連絡を受けろ。前線は朱旋に任せる。」
----「それとだ。今回の計画はこうなっている・・・ゴニョゴニョゴニョ・・・」
鄭洪「ん〜鄭丙殿〜僕にお任せを〜」
鄭丙「うぬ。期待している。」

鄭洪「ん〜朱旋将軍〜僕らは前線に行く事になったから〜直ぐ行くよ〜」
朱旋「おぅよ!!!やっとオレ様の出番か!!!!一気に行くぞぉおおおお!!!!」

*鄭洪が朱旋を連れ700,000の兵を率いて開封へ。(鄭陣残り600,000
147武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/02(月) 01:13:06
<ある日の洛陽城内の作戦室にて>
法正「むむッ、殿、我が軍勢は・・・これではいかぬ。配置が悪うございます。」
武春「はぁ?いきなり何を・・・」
法正「配置といっても兵士の割り振り等ではございませぬ。」
武春「なんじゃ?」
法正「涼州軍との兼ね合いです。」
武春「連携してていいではないか。」
法正「いえいえ、このままでは思うように指揮が取れず、一角が崩されては後が持ちませぬ。」
武春「ではどうすればよいのだ?」
法正「涼州軍と軍備を再編するのです。攻守を分担しましょう。」
武春「おぬしがそういうのなら・・・」
法正「では早速、張任のもとへ行ってまいります。」
武春「おい、ちょ・・・まッ・・・アァァァ・・・」
(法正は飛び出していきましたw)
148武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/02(月) 01:20:06
>>139
<洛陽涼州軍詰所付近>
法正「ちょいとそこの騎兵の兄さん、主将の張任殿はどこにおられるかな?」
----「武春様からの使者で参ったのじゃが・・・」
149秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/02(月) 01:41:34
>>148
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
騎兵A 「このチョビ髭誰だっぺ?」
騎兵B 「Σ(゚д゚lll)ガーン」
騎兵A 「( ゚д゚)ポカーン」
騎兵B 「ちょwwwwwwwおまwwwwwwwww」
騎兵A 「だから誰だっぺ?」
騎兵B 「孝直さま、ただいま呼んでくるっぺよ!!(滝汗)」

(騎兵は張任を呼びに走りました)

張任 「・・・む、孝直殿ではないか。」
---- 「お役目ご苦労でござる。して、ご用件をお伺いしようか。」 
【兗州 陳留】

曹操「姫丞相。お話がございます。(ニヤリ)」
----「久しく卑賤の位、困苦の地に処り、世を非りて利を悪み、」
----「自ら無為に託すは、これ士の情にあらざるなり という言葉をご存知でしょうか?」
----「私はそれはもう漢と丞相に忠誠を誓ってございます。肝脳を地にまみえさせても構わぬほどに……。」
----「されど、今のままではそれも無碍なるものになってしまうやもしれませぬ。ああっ…、何と嘆かわしい。(微笑)」

曹操「実は、わが幕僚たちが些か騒いでございます。」
----「私が武官職しか持たず、このままでは身の栄達が危ういと思ったのでしょうか…。」
----「ううむ、私は忠孝が何より大切だという事は分かってございます。」
----「されど、私を慕って追随してくれる配下に辛酸を舐めさせるのはいと辛きこと……。」
----「どうか梁・曹の連携のためにも連携を図ってはくださいますまいか?(ニヤリ)」
連携のためにも便宜を の間違いです。
152丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/02(月) 03:18:17
>>150
【兗州 陳留】
姫晋「曹操・・・貴様・・・」
荀攸「(シッ!じょ丞相!!某陣営を見回った折、曹陣営の雰囲気良からぬ事、これ否めませぬ)」
----「(ここは不遜とは申せ、受け入れぬわけには・・・)」
姫晋「(荀攸、曹仁筆頭にか?)」
荀攸「(いかにも・・・)」
姫晋「・・・」

姫晋「曹操よ。梁曹のためならぬ、漢のためじゃ」
----「そなたを、空席の侍中及び尚書令に任ずるよう上奏しておく」
----「陛下は、そなたが大変お気に入りじゃ。徐一族からの評価も高い」
----「さぞ、よろこんでうけいれるであろうな!え〜曹操よ!!」
----「話とはこれだけかな?ん?」
>>152
【兗州 陳留】

曹操「クックックッ…さすがは丞相。お見事なる英断でございますぞ。(微笑)」
----「ええ、お話はそれだけにございます。」
----「それでは、失礼致します。(ニヤリ)」
(曹操は悠然と退室しました。)
154丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/02(月) 03:49:40
>>153
【兗州 陳留】
姫晋「曹操め!アホみたいに清々しく出て行きおって・・・」
荀攸「しかし丞相。曹陣営の厭戦気分は疑いようも無いくらいの・・・」
姫晋「わかっておるわ!言われんでも・・・」
----「(これだから腐れ者の血は・・・ッケ!!)」

姫晋「荀攸!数日のうちに軍議じゃ!曹尚書令殿も呼んでおきなさい!!」
荀攸「はは!」
----「(よほど悔しいんだな・・・)」
155丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/02(月) 03:51:18
【兗州 陳留】
姫晋「あ〜それと曹操の件を陛下に上奏するよう陳に伝令を!」
----「事の詳細を事細かに陛下にお伝えするのじゃぞ!!」
156東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/02(月) 17:32:16
【陳都・王宮】
馬良「陛下、丞相より伝令が参っております」
劉鴻「分かった。通せ」
伝令「ご尊顔を承り恐悦至極に御座います」
劉鴻「よい、要件を言ってくれ」

(状況処理中)

劉鴻「成る程、曹操の言い分は尤もか。伝令よ出て行って構わぬ」
----「だが、丞相殿は不満を感じておると……」
伝令「ははっ」
馬良「陛下、認めましょう」
徐江「ええ、私も賛成です」
劉鴻「曹操は僕を利用するだけ利用する気だ」
----「つまり、内に巣食う病魔だ。でも、毒は毒を以て制さなければならない」
----「どちらにせよお互いに利用価値がある間は構わないな……」
馬良「領地などは過分に与えるといけません」
----「ですから、過分の褒章はお控えなさいますよう」
劉鴻「分かっている。毒が居るうちはな……(冷笑」
157鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/02(月) 22:12:04
【洛陽城外・鄭軍本陣】
>>146の続き
鄭丙-「鄭洪は行ったか?」
将軍A「ハ!!!開封へ向われました。」
鄭丙-「そうか。よし次の段階へ進む。」
-----「今直ぐ200,000の兵を徴兵する。」
将軍A「ハ!!!」
鄭丙「よし!!!。詧を呼べ。」
将軍「ハ!!!」

鄭詧「何でしょうか、父上。」
鄭丙「うぬ。」
----「詧。お前を豫州攻めの大将に任じ700,000の兵を預ける。」
----「今直ぐ新鄭に向え。」
鄭詧「ハ!!!」
鄭丙「うぬ。」

鄭詧「薛浩・薛浩。」
薛浩「コチラ薛浩。何で御座いましょうか。」
鄭詧「うぬ。豫州攻めの大将に任じられたよ。」
薛浩「コチラ薛浩。おめでとう御座います!!!!」
鄭詧「うぬ、有難う。」
----「それで今直ぐ新鄭へ向かう事になった。」
----「準備を急ぐように各方面へ伝令を。」
薛浩「コチラ薛浩。了解いたしました。」
----「直ぐに手配いたします。」

*鄭詧を大将とする豫州攻め軍700,000が新鄭へ向けて出発しました。
*陣には100,000の兵が駐屯。(大将:鄭丙)
158武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/02(月) 22:54:09
<洛陽城内・涼州軍詰め所>
>>149
法正「おお、張任殿、用件というのは他でもない。」
----「軍備のことでござるよ。」
----「今、われらは双方が双方なりに兵を展開させているようですが、これは集団戦向きではございませぬ。」
----「そこで、ひとつご提案を・・・」
----「もう一度布陣をしなおして、双方で攻守の役割分担をしてみてはいかがでござろうか?」
----「そうすれば、涼州軍が出ているときは雍州軍が守備を、また反対に(中略)・・・ということができますぞ。」
----「勢力が一丸となって出陣できたほうが士気もおのずと上がりましょう。」
----「軍備再編の由、いかがでござろうか?」
159秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/02(月) 23:25:17
>>158
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
李儒 「むむ、仰る通り。」
---- 「指揮を執る者が二人いては機を逃すのは必定でございますな。」
---- 「卓見と存じる。して、雍州勢は如何なさる?」
>>137
【揚州・廬陵】
将校A「見えました。あれが敵の陣ですね」
将校B「はて。30万と聞いたからどれだけのものかと思えば、意外と少なく見えますな」
項梁 「……実際に少ないに決まっておろう。大方、俺達の居ない廬陵城を攻めるつもりだろう」
将校C「ええっ?!ま、まずくないですかそれ!」
項梁 「守備兵も残してある。問題ない。それよりも後ろの石の砦が気になるな」
将校B「どうやら斥候が帰ってから作り上げたもののようですな。
    見かけからすると……ここにいる鄭軍全部を入れることも不可能なようですな」
項梁 「なら、手前の陣を落とせば溢れる兵が出るわけか。楽なものだ。
    よし、お前らは右翼と左翼をそれぞれ1万ずつ率いて敵の陣の周りを駆け回れ。
    そして弓騎兵達を使って火矢を射掛けろ。油はたっぷりある」
A・B「ハッ!」
項梁 「お前は当初の作戦通り、俺が合図を出したら突っ込め」
将校C「うう〜……でも、あの堀はどうするんですか〜?」
項梁 「……何のために兵糧を減らして空の袋を積んできたと思っているんだ。
    たまには自分の頭で考えろ」
将校C「ふぇ〜ん、帰りたいよぅ……」

(項梁軍、攻撃準備開始)
【越国・山陰】
越勝「暇だ」
李鳳「全くだぜ」
越勝「よし、折角最前線に居るんだし、お前ちょっと呉に挨拶に行って来い」
李鳳「分かったぜ。適当にあしらってくるわ」

【呉国】
程普「大変じゃあ!越が南から攻めてきたゾイ!」
周瑜「何ッ?!……くそ、楽殻より先に越が来たか!規模は?!」
程普「歩兵が6万、騎兵が4万と言った所だゾイ」
周瑜「……仕方ない。地上部隊全軍出撃。
   朱然、歩兵5万と騎兵3万を率いて迎撃せよ。補佐として呂範をつける」
朱然「ハッ!」
呂範「……(虞翻が何か言い出さないか心配だ……)」
周瑜「付近に駐屯中の鄭軍にも伝令を!悔しいが、援軍無しでは危ない戦だからな……」

(呉越、臨戦態勢)
【揚州・建業】
安道全「はーい、皆ひっさしぶりー!呉に侵入しっぱなしで忘れられてた安道全だよー!
    楽殻さん、楽殻さん、越が呉に攻め入ったみたいなんだけど、呉は陸上部隊全部で対応するみたいだよー」
孫権 「何ィ?!そんなに切羽詰まっているのか、我が国は!」
近衛兵「……脱走だーっ!捕まえろーっ!」
孫権 「な、なにをするきさまらー!」
楽殻 「……城内なら歩いてもいいって言っておいたんですけど」
蔣欽 「殿、チャンスだ!一気に攻めちまおうぜ!」
楽殻 「いえ。今回は様子を見ます」
厳白虎「何ぃ?!折角の機会を見逃すつもりか!」
楽殻 「鄭軍がまだ呉から離れてません。あの軍にこの数で突っ込んでいくのは無謀ですから。
    それに、今回の越の攻撃は様子見でしょう。本格的に攻める気はありませんよ」

>>125
楽進「……なあ」
兵士「何ですか?」
楽進「変じゃね?」
兵士「何処がですか?」
楽進「いつまで経っても放置されっぱなし」
兵士「確かに。ってか人が居ないような気もするんですけど」
163鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/03(火) 00:43:59
【揚州・廬陵・陣】
>>160
将軍A「楼譲殿!!!項梁軍が攻めてきましたぞ!!!」
楼譲-「そうかそうか(ガクガクブルブル)。よーし!!!堀に水を入れるのじゃー!!!!」
将軍A「ハ!!!」
楼譲-「ふぅ(ガクガクブルブル)、武者震いがしてきたわい!!!!」
-----「よーし・・・いいかー!!!!弓兵部隊は敵軍を撃ちまくるのじゃ!!!」
-----「騎兵・歩兵部隊は陣の周りを取り囲み応戦じゃ!!!」
-----「そんでもったじゃのぉ(ガクガクブルブル)、うーん・・・50,000の兵士はワシと共に篭城じゃ!!!」
一同-「オォオオオオ!!!!」
楼譲-「よーし!!!!皆の者ー!!!!個々は死守するんじゃー!!!!」

*堀に水が引かれました。
(*弓兵30,000、歩兵30,000、騎兵40,000、+α50,000)

【揚州・廬陵城】
斥候「お伝え致します!!!城内には4〜50,000の兵しかいない模様です!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。良い良い。」
----「多分のぉ、奴らは今頃陣を攻めているところだろうからのぉ。」
----「早めに攻め落として救援に向うぞー良いのぉ?」
一同「ウォオオオー!!!!」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。士気は高いのぉ。」
----「よし!!!弓兵は撃って撃って撃ちまくるのじゃ。」
----「工兵は攻城兵器の組み立てと陣の形成!!!!」
----「騎兵・歩兵は前線に出るのじゃ!!!!」
将軍「ハ!!!!」

*鄭軍が攻撃を開始しました。
164鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/03(火) 01:08:57
【呉国・呉郡】
>>161-162
斥候「鄭閼様!!!!越軍が攻めてきました!!!!」
将軍「なんと・・・奴らのほうから攻めてくるとは・・・」
斥候「さらに楽軍も同時侵攻のようです!!!!」
----「周瑜殿より援軍の要請が!!!」
鄭閼「そうか。ご苦労。」
----「諸君。敵は自らやってきた。これは我等にとって有益である。」
----「良いか諸君。敵を生きて帰すな。」
----「全て殲滅する。」
一同「ハ!!!」
鄭閼「うぬ。」
----「早速だが胡栄将軍。150,000の兵で越国軍を迎い撃て。」
----「孔竺将軍。将軍も150,000の兵で楽軍を迎い撃て。」
----「残りの者は私と共に呉に入城し両戦線の対応及び守備を行う。」
一同「ハ!!!」
鄭閼「胡栄、孔竺両将軍。健闘を祈る。」
二人「ハ!!!必ずや期待に答えて見せます!!!」
鄭閼「うぬ、期待している。」

*越軍防衛に150,000(大将:胡栄)
*楽軍防衛に150,000(大将:孔竺)
*呉防衛300,000(大将:鄭閼)
165武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/04(水) 00:06:09
>>159
法正「おお、これは李儒殿。」
----「いつもどこからともなくヌっと登場しますなw」
----「さて、現在我が雍州軍はまだ城外に展開しておらぬゆえ守備に徹したいと考えております。」
----「雍州からの補給も可能で、兵力増強は容易です。」
----「して、涼州勢はどうお考えで?」
166秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/04(水) 01:35:18
>>165
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
張任 「・・・む、軍師殿。何時の間に?」
李儒 「孝直殿がいらしたとあればご挨拶に伺うのは当然のこと。」
---- 「他意はございませんよ。」
張任 「そういえば、大王は陽翟で情勢を窺う様子。」
---- 「兗州・豫州はもとより、荊州にも不穏な空気が流れていますのでな。」
李儒 「まあ、雍州勢が関を守るのでしたら我らと交代頂くのが宜しいでしょう。」
---- 「して、守るべき関は洛陽への備えとなる虎牢関・壷関の2つに併せて・・・」
---- 「長安への侵入を防ぐべき関が4つございます。」
張任 「・・・軍師殿、確か東の函谷関、西の隴関・大散関、北の簫関、南の武関だったな?」
李儒 「ふむ、お見事。」
---- 「こちらに兵を隙間なく配置できれば我らは枕を高くして眠ることが出来ましょう。」
張任 「あとは潼関だな。ここが涼州への備え。」
李儒 「全く貴殿は用心が過ぎますな。(苦笑)」
---- 「西は問題ありますまい。とりあえず武関・簫関には手勢をおきますれば、」
---- 「我等の安全は確保されたも同然。周りが山である事を考えれば鉄壁の備えとなりましょうぞ。」
---- 「では、司隷の備え、お任せいたしますぞ。」
---- 「関の守将には将軍位を頂くと宜しい。大兵を養うのは意外に骨が折れます故。」
---- 「適当な人物がお決まりになられましたらお知らせ下さいませ。」
---- 「あの愚帝に上奏してまいります故。(苦笑)」

(続きどぞー)
167斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/04(水) 20:11:41
【斉国 東平陵】
>>145
張達「ふむ。こればかりは我の独断では決められぬ。」
----「元々、兗州の済北や冀州の清河にも民衆を移住させた事もある。」
----「此度は慎重に事を進めたいと思う。」

張達「華歆。豫州の田忠将軍、冀州の李勣将軍は斉を離れ、」
----「一時、丞相の傘下に入る。」
----「彼らに漢朝の将軍号を授けた方が指揮系統がしっかりする。」
----「諸将・参謀と協議し、推薦状を作成せよ。」
華歆「推薦状ですか・・・承知しました。」
168斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/04(水) 20:45:47
【斉王国 東平陵】
趙奉「田忠殿と李勣殿が漢臣っすか。」
趙覧「丞相の傘下に組み込まれるということですね。」
華歆「そういうことになる。」
----「その他の諸将も決めねばならぬ。」
----「では決めましょうか。。」

【推薦状】
---前文省略---

田忠----揚武将軍
孫邵----威遠将軍
史渙----(別部司馬)
劉馥----(校尉)
李勣----騎都尉
殷濬----(騎督)
裴瑁----(騎督)

カッコ内は属官

華歆「皇帝陛下の任命と丞相の承認を得るように。。」
使者「御意。では陳都へ向います。」

(では、劉さん、姫さん、お願いしま〜す。
169武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/04(水) 23:24:30
>>166
法正「改めて見直すと、たくさん守るべきところがありますな。」
----「張任殿の用心深さには感心、感心ですな。さてと人選に移りましょう。」
----「まず一番重要な虎牢関には弓兵の使い手である黄忠殿が最適でしょう。」
----「続く壷関には武勇に優れる王平殿を。」
----「南の宛へと続く武関には黄権殿を。」
----「洛陽と長安を結ぶ函谷関には司隷では顔の立つ皇甫嵩殿を。」
----「西の隴関・大散関には祝阿から李恢殿を移動させて配置。」
----「北の簫関には尹黙殿を、と。」
----「そして洛陽には私と徐晃殿が残り、扶風王を補佐。」
----「長安は政治に長けておられる楊修殿が統治し、勢力をウラから支え、」
----「本拠地の雍州にはこれまで通り賈逵殿が残り、基盤を確保いたします。」
----「ふぅ・・・いかがでございましょうか?」
170東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/04(水) 23:28:38
>>162
【荊州・襄陽】
徐庶「いやいや、ご迷惑をお掛けいたしました」
----「早速ですが、楽進殿には樊城の攻略をお願いしたい」
----「樊城には敵方の王国が入っており、ちと厄介。故に攻略をお願いします」
----「まあ、攻略でなくとも足止めさえしていただければ構いません」
閻圃「我々は徐越隊の邀撃へ向かいます」
----「王国、若しくは側近の頸を挙げることが出来れば戦況は楽になります」
徐庶「とりあえず、樊城は頼みました」

>>168
【陳都・王宮】
劉鴻「此度は斉王からか、最近は任官が多いな」
馬良「それだけ、功績を挙げる者が多くなったのでしょう」
劉鴻「そうかな、まあよいが……」
----「僕に依存は無い。使者を丞相に出しておくこと」
171秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/05(木) 00:25:24
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
李儒 「ふむ、流石は孝直殿。人選にも穴がない。」
---- 「唯一つ難があるとすれば徐晃殿でしょうか。」
---- 「彼の御仁の武勇は兵一万にも比する事が出来ましょう。」
---- 「逆に尹黙殿は内治に長け、その手腕は私も昔聞きし事がございます。」
---- 「私なら簫関に徐晃殿を置き、北の逆賊への備えと致しますな。」
張任 「・・・確かに武春殿本人も歴戦の勇将。軍を率いる事に難はないはずだな。」
---- 「孝直殿、ぜひそれをお勧めしよう。ただ・・・」
---- 「王平殿と徐晃殿はどうも反りが合わぬようだ。極力戦場では顔を合わさぬほうが宜しいかと存ずる。」
李儒 「おやおや・・・。(苦笑)」
---- 「随分とまあ物騒な。まあ良いでしょう、戯言でございますよ。」
密偵 「お頭ッ、襄陽の徐軍が動き出したようだ。知らせに来たんだが・・・」
李儒 「フン、偽帝の腰巾着の分際で生意気な・・・」
張任 「・・・どうするんだ?」
李儒 「決まっておりましょう、皆殺しに致します。(ニヤリ)」
張任 「・・・そうか。ならばそうしようか。」
李儒 「こちらには愚帝の面倒を見ながら貴殿達の連絡を受ける為に王累を残しておきます。」
---- 「ぜひ、何かございましたら彼の者に何なりと。」
---- 「ふう、出兵の準備だな・・・頭痛の種がまた増えた。(苦笑)」

(何かあればどぞー)
172武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/06(金) 00:02:21
>>171
法正「ほほう、王平殿と徐晃殿とが・・・か。」
----「ソリが合わぬなら近づけるのは危険じゃな。」
----「ここはひとつ助言どおりに致そう。」
----「では改めて配置を・・・」
洛陽の虎牢関----→黄忠
洛陽の壷関------→徐晃
東の函谷関------→皇甫嵩
南の武関--------→黄権
西の隴関・大散関-→王平
北の簫関--------→李恢
----「王平殿と徐晃殿を東西に分け、さらに尹黙殿は洛陽に居ていただく、と。」
----「ふぅ…これならばどうでしょう?」
----「ほほぅ、徐軍が動き出したと。軍備増強も考えておかねばなるまいな…」
173秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/06(金) 00:25:39
>>172
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
李儒 「なるほど。それなら敵が参っても容易に防ぐ事が出来ましょう。」
---- 「それから関には連弩を備え付けておきますれば、敵の襲撃にも容易に対応できるはず。」
---- 「それと堀を深くして、水を引いておくことをお勧めいたします。」
---- 「敵が穴を掘って関の裏から出て参るなど、奇策に対する備えもしておくに越した事はないでしょうし。」
張任 「・・・それにしても荊州の徐軍にも困ったものだ。」
---- 「確か徐越なるものが荊南で闘っているはずなのだが・・・」
李儒 「所詮は逆臣の族子。信用など出来るものですか。(苦笑)」
---- 「とりあえずは様子を見て処断するかどうかは考えれば宜しいでしょうな。」
---- 「して、貴殿は如何なされます?」
174武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/06(金) 02:36:38
>>173
法正「早速部隊を配置して、工兵に作業に取り掛からせると致しましょう。」
----「うむ、楊修殿ならば連弩の開発など容易にできるハズ。」
----「楊修殿に頼んで洛陽にて連弩生産をはじめさせよう。」
----「確か、穴掘攻撃に対してはレンガ敷きが有効と聞き及んだことが…」
----「さらに都合よく関周辺には黄河が流れておるゆえ、水掘は短期間で完成させられそうですな。」
----「ふふふッ、そう簡単に関を破らせたりは致しませぬよw」
----「さてと、役目は果たせたことですし、いったん戻って報告をしなければ。」
----「と、その前に例の愚帝に、先んじて関守将達の将軍位を頂戴しに参りましょうかな。」
----「善は急げ、でございますよwご同行願えますか?」
175秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/06(金) 04:27:18
>>174
【洛陽城内・涼州軍詰め所】
李儒 「心得ました。では宮殿へ参ると致しましょうか。」
---- 「それにしてもあの愚帝を見るとどうも苛つくのですが・・・。(苦笑)」
---- 「まあ、宜しいでしょう。」
---- 「さしあたっては要地たる虎牢関、函谷関、壺関辺りでしょうな。」
---- 「あとは属官に任じてその者たちに守備させれば宜しいでしょう。」

(官位表はこっちでも使ってください。ttp://ato.shacknet.nu/main.html
>>154
【兗州 陳留】

戯志才「…曹令君。丞相殿がお呼びだ。軍議に参加せよと。」
曹操--「うむ。」

曹操--「丞相、ただいま参上致しました。」
(次からどうぞ。)


>>167
【斉国 東平陵】

薛悌「左様に御座いますか。では、是非にゆるりとご考慮いただきたく存じます。」
----「しからば、私は兗州の戦線に戻り、方策を経てねばなりませぬ。」
----「此処を離れるのは後髪を引かれる思いですが、そろそろお暇致します。」
----「どうかお元気で…。」
(薛悌が斉国を立ち去りました。)
177鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/06(金) 22:05:20
【司隷・洛陽】
彭鵡「失礼致します。斛政様。お伝えしたい事が。」
斛政「彭鵡か。何があった。」
彭鵡「はい。本国より鄭昺(日+丙)様がお越しになっております。」
斛政「ほぉ。あの鄭丙将軍か。」
----「ならばこの書状を届けてもらいたい。」
江承「僕からも頼みます。」
彭鵡「はい。畏まりました。今直ぐ使者を遣わします。」

【洛陽城外・鄭軍本陣】
将軍「鄭丙様!!!司徒の斛政様より使者が!!!!」
鄭丙「そうか。そう言えば奴は司徒だったな。」
----「今直ぐ会う。」
将軍「ハ!!!」

彭鵡「お久しぶりで御座います。鄭丙様。」
鄭丙「使者とはお前か。彭鵡。」
彭鵡「ええ。今は斛政様の元で長史をしております。」
鄭丙「そうか。元気そうで結構。」
----「それで何用だ。」
彭鵡「はい。この書状を鄭丙様に届けよ、とのことで・・・つ【書状】
鄭丙「そうか。ご苦労だった。」
彭鵡「失礼致します。」

鄭丙「将軍。悪いが少し空ける。」
将軍「一体何所へ行かれますか?」
鄭丙「うぬ。洛陽城内の涼州軍の元へ行ってくる。」
将軍「ハ!!!わかりました。」
鄭丙「10,000万の兵借りていく。」

*鄭丙が10,000の兵を連れて>>175
(*韓さん・武さん絡んでください〜
178鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/06(金) 22:10:24
10,000万の兵借りていく → 10,000の兵借りていく

訂正です・・・
179秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/07(土) 17:42:49
>>177
【洛陽城内・皇宮付近】
李儒 「何と・・・これまた大兵が。(苦笑)」
---- 「おや、鄭丙殿ではございませんか。何用です?」
180鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/07(土) 19:45:57
【洛陽城内・皇宮付近】
>>179
鄭丙「ぬ。李儒殿か。」
----「何用も何も吾は貴殿らを探していたのだ。」
----「早速だが用件を言わせて貰う。」
----「司徒の斛政と大鴻臚の江承より書状を預かった。」
----「それがこれだ つ【書状】」

【書状】

周辺諸国への監視と統治及び漢の威光と政権の正当性を示す目的として以下の整備を提起する。

-- ・西域都護府の再興
-- ・越南及び遼東への都護府新設。

・新設となる都護府の制度・権限は西域都護府と同様とする。
・上記の都護府は夫々の管轄地域に存在する鄭領各封国領土内に設置する。
・また都護は夫々の都護府の設置封国の王(公)が兼任する。

提起:司徒 斛政 / 大鴻臚 江承

-- 『衛尉殿の所へ名も無い使者を送るのは高名なる衛尉殿に失礼極まりない。』
-- 『だがあいにく自身も長史・司馬すらも政務で時間が無い。』
-- 『そこで衛尉殿と対等に接する事が出来るだろう方にお任せした次第。(斛政)』


鄭丙「ま。中身は書いてある通りだ。」
----「必要ならば協議しても構わん。」

*鄭丙が合流。
(*武さん韓さん宜しく!
>>163
【揚州・廬陵】 左翼
将校A「おお、早速堀に水を入れ始めたか。項梁様の予想は大当たりだったと言う訳だな。
    よし、馬を駆けさせながら敵に火矢を撃ち込め!陣に届かなければ、外の兵士でもいい!
    あちらの矢の勢いは遠くだから弱まっている。こちらも弱いが、当たれば燃えるぞ!撃ちまくれ!」

【同・右翼】
将校B「向こうも攻撃を開始したようですな……よし、反対側の我らも攻撃開始!
    どうした、鄭の弓矢は子供の玩具か!こんな矢など、目を瞑ってても受け止められるわ!
    さあ、山地で鍛え上げられた我が軍の馬達に着いてこれるものなら着いてくるがいい!」

【同・中央】
将校C「ううー……全員、準備は出来たかー?
    馬の手入れは済ませたか?戦車の状態は?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備はOK?」
項梁 「小ネタはいいから、早く出発しろ」
将校C「……はぁい。
    戦車騎兵第一段出撃!予定通りの動きで正面に突っ込めー!」

(項梁軍、攻撃を開始しました)

【揚州・廬陵城】
将校D「どう見ても敵の大群です、本当にありがとうございました……っと。
    参ったなーこりゃ。城攻めには10倍の戦力が必要って兵法書に書いてあるだろ。
    それを無視して来るって事は、よほどの自信があるわけか。そうか。ヤバイなこりゃ。
    ……しょうがない。奇策は早めに使おう。準備はいいか、お前ら?」
兵士 「はっ!」
将校D「それじゃ、正面門、開門!500人は俺と共に城内に正装で整列!
    楽隊は演奏開始!残りは所定の位置につけ!」

(廬陵城が突然開門しました)
>>170
楽進「わかった。
   俺達は騎兵だから城攻めっていう器用な事は出来ないが、王国軍はきっちり足止めしておく。
   ……ただ、ちょっと兵站戦が心配でな。少し分けてくれればありがたいんだが……」

>>164
【呉越・国境付近】
李鳳「アロ〜ハ〜!呉の農民の皆さん、お元気ですか〜?
   私は、今貴国と戦争の真っ最中の越軍の将軍、李鳳でーす。覚えておいてねー。
   でも今は呉軍がこっちに迫ってるから皆さんとはすぐにお別れしなければなりませーん。
   そこで、皆さんにすぐに覚えてもらう方法を、今から実行しちゃいまーす。
   ……オラァ!命が惜しかったらとっとと食いモン出さんかいっ!」
兵士「将軍!布陣が完了しました!」
李鳳「分かった、すぐ行く!ホラ、とっとと食いモン出せ!
   何、女?食いモンだって言ってんだろーが!言葉が分からないのかっ?!
   ……あ、呉の人だもんな。そりゃ山越訛りは聞き取りにくいか。ごめん」

【揚州・建業】
安道全「楽殻さん楽殻さん楽殻さん楽殻さん楽殻さんッ!!」
楽殻 「まずは落ち着いて。何があったんですか?」
安道全「僕達、呉に向かって出撃するみたい!」
楽殻 「( ゚Д゚)ハァ?」
安道全「どこかで情報の混乱があったみたいで、15万人の軍勢でこっちに向かってるよ!」
楽殻 「……15万?分かりました、情報通りに出撃しましょう!」
安道全「……え、えーっ?!」

(楽軍、何故か戦支度開始。李鳳軍は略奪を始めています)
183鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/08(日) 00:58:29
【司隷・開封】
朱旋「鄭大将。700,000の鄭軍でこの開封はガチガチにしたぜ!!!!
鄭洪「ん〜お疲れ〜朱副将〜」
朱旋「カッ〜・・・副将かぁ・・・良い響きじゃねぇか!!!」
鄭洪「ん〜やっぱりね〜陣頭指揮を取るんだから〜これ位は〜」
----「それに〜ん〜朱旋将軍って〜気分屋だしねぇ〜」
朱旋「おぅよ!!!そりゃオレ様朱旋様が戦場を引っ張るんだからなぁ!!!これくれぇは当然だよな!!!」
鄭洪「ん〜でもそう言えば〜どうなってるの〜?敵軍は〜」
将軍「ハ!!!」
----「現在駐屯しております開封の北部に大梁、南東部に陳留がありまずが静まり返っております。」
朱旋「奴らはこの大軍を見てビビってんじゃねぇのか?」
鄭洪「ん〜それは無いと思うよ〜」
----「何せ〜ん〜梁王の姫晋に曹操だからね〜奴らはビビるような玉じゃないし〜」
朱旋「鄭大将。意外に買ってるんじゃねぇのか?」
鄭洪「ん〜大将たるもの〜冷静な判断が求められるからねぇ〜」
朱旋「ん?んんん?それってよ?オレ様が冷静じゃねぇってのか?」
鄭洪「ん〜ま〜そこは〜朱副将のご想像にお任せしますよ〜」

*鄭軍700,000開封防衛
184鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/08(日) 01:15:30
【揚州・廬陵・陣】
>>181
楼譲「ど、どうなっておるかー!!!!(ガクガクブルブル」
将軍「ハ!!!!楼譲将軍、お伝え致します!!!」
----「奴らは一番外側の塀に火矢を放っております!!!!」
楼譲「そ、そうか(ガクガクブルブル)、まぁ、予定通りといったところじゃな。」
----「良いか、陣のもっとも奥にあるこの陣は正面突破してこん限りは陣を取り囲む鄭兵で守られておる。」
----「そこでじゃ!!!工兵と中の兵を動員し、前に更に壁を作りそこに弓部隊を置くんじゃ。」
将軍「ハ!!!」
楼譲「そ、そういえば(ガクガクブルブル)・・・ってっ敵の弓とはどんなもんなんじゃのぉ?」
将軍「ハ!!!飛距離はそこそこですが差ほど当たらないようですぞ。まぁ、当方の弓ほどの制度はありますまい。」
楼譲「そ、そうか・・・」
将軍「それにですな、当方の弓は確実に適を射抜いておりますし、これ以上進んでくれば一斉射撃ですみますぞ。」
----「何せ奴らとは違い、当方は陣から万全の体制で撃てますからな。」
楼譲「そ、それもそうじゃな・・・・よし!!!(ガクガクブルブル)、陣の守りを固めよ!!!」
----「陣外の騎兵・歩兵は持ち場を離れるな!!!」
----「敵が正面突破してきおったら弓を撃ちまくりその上で突っ込め!!!」
一同「ハ!!!!」

【揚州・廬陵城】
将軍「何をやってるんでしょうな、奴らは。」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。出撃でもするんじゃないかのぉ?」
将軍「如何致しますか?」
孔宣「ふぉっふぉっふぉ。まずは投降を呼びかけるべきじゃのぉ。」
将軍「ハ!!!」

大音声「越軍に告ぐー!!!!廬陵城を開城しー降伏するならばー!!!!財産・生命ーともに害与えーんー!!!!」
------「今直ぐー!!!投降せよー!!!拒絶するならばー!!!我らは攻め込むー!!!!」

孔宣「ふぉっふぉっふぉ。まずは様子見じゃのぉ。」
185鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/08(日) 01:29:32
【呉越・国境付近】
>>182
胡栄「どうなってるか?」
斥候「ハ!!!どうも越軍は略奪を行っているようです!!!!」
胡栄「そうか・・・鄭閼様にその件をご報告しろ。」
----「正直乗り気ではなかったが・・・そういった事情が出てくれば別の話だ・・・」
斥候「ハ!!!」

胡栄「周瑜殿ー!!!我が君鄭閼の命で参った胡栄と申す。」
----「我ら150,000の兵。貴殿と共に戦う所存である」

(*楽さんよろです。

【呉国・丹陽周辺】
孔竺「奴らに動きは?」
斥候「どうも動き出すようですぞ。」
孔竺「ふむ・・・とりあえず伝令を送る。」
斥候「ハ!!!」

【呉国・国都】
鄭閼-「諸君。報告はどうなっている。」
将軍A「ハ!!!孔竺将軍から『楽軍に動きあり』との事。」
鄭閼-「ふむ。軍が動き次第伝令を送るように返信せよ。」
将軍A「ハ!!!」
将軍B「胡栄将軍より『越軍が略奪を行っている』との事。」
一同-「なんと略奪とは・・・」
鄭閼-「ふむ。そうか。諸君。我らは越との戦いが乗り気ではなかった。」
-----「だが。これで戦いの真の価値が明らかとなった。」
-----「良いか!!!諸君。同盟国呉国の民を越軍より救う!!!!」
一同-「ハ!!!」

*呉駐留軍、活動中
186秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/08(日) 03:33:04
>>174>>180
【洛陽城内・皇宮付近】
李儒 「ふむ、班超以来の要職ですな。」
---- 「都護府が西域以外に出来るとは前代未聞の話ですな。(苦笑)」
---- 「まあ、貴殿にも貴殿たちの理由があるのでしょう。」
---- 「そこは深く詮索は致しませぬ。とりあえず上奏は文和殿に回しておきます。」
---- 「孝直殿、貴殿はそれで宜しいでしょうか?」
187武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/08(日) 23:16:58
>>186
【洛陽城内・皇宮付近】
法正「おお、貴殿が鄭丙殿でございますか。お初にお目にかかります。」
----「私は名を法正、字を孝直といいます。西漢では太常を勤めさせていただいております。」
----「以後、なにとぞお見知りおきを…」
(確か法正が鄭丙に会うのは初めてだったはず・・・汗)
----「文和殿に、ですか。私はかまいませぬよ李儒殿。」
188秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/09(月) 00:25:31
>>187
【洛陽城内・皇宮付近】
李儒 「ふむ、貴殿が賛成ならよかろう。」
---- 「そう言えば孝直殿、貴殿はどなたにどの将軍位を与えるおつもりで?」

(将軍位与える面子を教えてください、上奏文が書けないよ〜!(汗))
189丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/12(木) 01:17:29
>>176
【兗州 陳留】
姫晋「おう!曹尚書令。軍議と行こうか」
----「先日、曹尚書令殿の策を予は採用しようと思うのだが、どうじゃ?」

190丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/12(木) 01:20:23
>>168
宋襄「これはこれは斉王様の御使者」
----「大変なご配慮痛み入ります」
----「各将軍方にはおって姫丞相より指示があると思われますので、」
----「待機なさってくださるようお願いします」
【兗州 陳留】

曹操「然らば。……今こうしている間にも鄭軍の軍備は刻々と進んでいるのでおりましょう。」
----「わが梁軍も坐して空しく敵を待ちていては死を待つようなもの。」
----「逸を以って労を待つという策がございますが、このままではその真逆を為し得てしまいまする。」
----「敵は開封に布陣しておりますが、彼処と陳留は目と鼻の先。」
----「ただ一つの防波堤は、開封を取り囲むようにして流るる河水の支流に御座います。」
----「丞相には直ちに10万の軍を川縁に展開し、対岸に鄭陣を臨んで頂きたい。」
----「鄭軍が河の中ほどまで至った時に攻撃をかけ、機を見て後退する。」
----「兵渡らばその半ばを討つべしという言葉の通り、鄭軍の出鼻を挫く事ができましょう。」
----「その間、私は陳留軍7万5千のうちの5万を率いて小黄に布陣いたします。」

曹操「丞相の御軍の残り5万は遊軍として動いていただきたい。」
----「州の各領郡より兵を召集するまでの時間稼ぎと致します。」
【兗州 陳留】

曹操「それから、そこの貴様。兗州各領軍に伝令を回せッ」
----「東平より騎・工兵2万、済北より歩・騎兵8千、泰山より歩・騎兵3万、山陽より歩・工兵一万を召集するのだッ」

曹操「また魏郡の妙才には特命に服してもらう。」
----「速やかに浚儀に進軍せよッ」

侍従「ははっ」
193丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/12(木) 01:41:55
【兗州 陳留】
姫晋「うむ、良き策じゃ。」
----「鐘繇!そなたに100000の兵を授ける。騎兵30000、工兵15000を連れて行け」
----「軍師に荀攸、そして姫文豹、姫衰も連れてゆくのじゃ!」
鐘繇「はは!命に代えても作戦を遂行いたしまする」
荀攸「仰せのままに!」
姫晋「程立殿が指揮をする曹軍20000の工兵も傘下に加える」
----「本陣は小黄。我が軍10000、曹操50000が入る」
----「残りの梁軍40000は済陰に布陣。指揮は陳潤」


【兗州 陳留】

曹操「程c、例のものの準備は整っておろうな。」
程c「カッカッカ。既に1000基ほど導入できますぞ。」
----「では曹公よ、ワシは丞相と共に進軍致します。お達者でおられよ。」
曹操「貴様もな、老公。(苦笑)」
(程cが鐘繇軍に従軍しました。)

曹操「然らば歩兵35000、騎兵15000は予について小黄へッ。」
----「荀爽・応瑒・阮瑀・薛悌・劉曄・戯志才・曹仁・曹洪・伍瓊・曹昴・典韋ッ」
----「以上の者は従軍せよッ」
(曹操軍が小黄へ移動を開始しました。)
195丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/12(木) 01:58:03
【司州 黄河支流】
鐘繇「荀攸殿、程c殿、対岸の向こうには大軍がいるんですなぁ!」
----「烏合の衆の比べれば、我が軍そして曹軍の鍛えられた軍の士気には敵うまい!」
荀攸「油断は禁物ですぞ!」
----「この荀攸、無敵の布陣をしたとて、相手は7倍。心いたすように」
鐘繇「言われずともわかっておる」

【兗州 小黄】
姫晋「鄭の気まぐれには敵わんな!曹操よ!」
【司州 黄河支流】

程c「左様左様。秦軍より導入したこの霹靂車を以ってしても油断はなりませぬ。」
----「鄭が河を渡りて間も無くこれを敵船に打ち込みますゆえ、」
----「その時の補助を宜しくお願いいたしたい。」

工兵「はぁ、はぁ……(ガラガラガラガラ)」
程c「おぉーい、大丈夫かぁ〜?」
工兵「ええ、なんとか……(ガラガラガラガラ)」
程c「なかなか重そうじゃのぅ……。」

【兗州 小黄】

曹操「まさに。秦に惨殺された張孟卓の弔いも満足に出来ておらぬというに…。」
----「されど、我が軍の士気も数日前とは比較ならぬほど高揚し、さらに丞相ご自身の指揮とあらば」
----「そう簡単に負けるわけには参りませぬな。(笑)」

曹操「……東郡に伝令を。元戎弩兵25000を黄河支流へ配備するのだ。」
侍従「ははっ」
曹操「(ゴニョ)も集めておけ。鄭軍の河の半ばまで至りし時…クククククッ」
【兗州 小黄】

戯志才「令君。昨夜忘れておったろう。陳留にて例の命令は下しておいた。」
曹操--「わかった。合図は卿に任す。」
戯志才「承知した。」
【兗州 小黄】

曹操「それから、慈明を呼び給え。」
侍従「ははっ」

荀爽「フフフ、ご下命で御座いましょうか?」
曹操「うむ。今を以って出立し、昼夜兼行で丞相の遊軍に合流せよ。」
----「重要な局面を迎えた折にこの嚢の中の指示に従え。」
荀爽「ははっ。」
(荀爽が済陰に移動しました)
199鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/12(木) 21:45:04
【梁国・兗州・開封】
>>198
斥候「鄭洪様、朱旋将軍!!!報告いたします!!!!」
鄭洪「ん〜?」
斥候「梁軍は小黄に拠点を構えており黄河には梁の兵が!!!!」
鄭洪「ん〜そうか〜」
朱旋「じゃよ?あれだ?陳留はどうなってんだ?」
斥候「ハ!!!手薄となっております!!!!」
朱旋「そうかっそうかっ!!!鄭大将!!!今を逃す手はないってもんよ!!!!」
----「こいつは神がオレ様に陳留を落とせって行ってるようなもんじゃねぇか!!!!」
鄭洪「ん〜ま〜そうだねぇ〜」
----「じゃ〜ん〜朱旋将軍に〜200,000の兵を渡すから〜陳留を制圧宜しく〜」
----「朱旋将軍〜ん〜朱副将〜期待しているよ〜」
朱旋「おぅよ!!!!オレ様の手腕って奴を見せてやる!!!!」

【梁国・兗州・陳留近辺】
朱旋「あれが陳留か!」
将軍「ハ!!!」
朱旋「しかしなぁ、近いって話だったが近すぎじゃねぇのか?」
将軍「まぁ、郊外という話でしたからな・・・」
朱旋「そんなもんはどうでもいいか!!!」
----「よーし!!!!一気に攻めて落とす!!!いいな!!!」
一同「ウォオオオ!!!!」

*朱旋が200,000を率いて陳留攻めを開始しました。
【兗州 陳留】

荀淑「来おったようじゃな。……仲弓殿。戯軍師との連携はいまだ途切れてはございますまいな?」
陳寔「ええ。私の麾下の部署で連絡は取れておりますぞ。」
荀淑「ならばよし。では、我々は出来る限りの抵抗を致しましょうか。」

荀淑「工兵は城壁に集結なさい。連弩で時を稼ぎます。」
----「西門撃ち方5千……放てッ!!」

陳寔「……季和殿が城壁の指揮を執られている間になすべきことを為しましょう。」
----「例のものを城門付近に移動させておいてください。」
----「また、斉国よりの交易で手に入ったアレを散布するように。」

陳寔「それから、貴方。城下の商人と話をつけておいてくださいますか?」
----「倍の値段で軍糧を購入するゆえ、鄭軍には売るなと。」
侍従「ははっ」
201鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/12(木) 22:43:01
【兗州・陳留】
>>200
朱旋「戦況はどうなっていやがる!!!!」
将軍「ハ!!!敵は城門より連弩を!!!」
朱旋「やってくれるじゃねぇか!!!よーし・・・板張って簡易な壁を作れ!!!!」
----「弓兵!!!お前らは城門の敵めがけて矢を撃て!!!」
----「投石部隊!!おめぇらは城壁めがけて石を放り投げて城壁にぶつけてやるんだ!!!!」
----「歩兵・騎兵!!!」
----「状況を見ながらオレ様が直直に率いる!!!」
一同「ハ!!!!」

*鄭軍攻撃開始
【兗州・陳留】

城兵「別駕様ッ。鄭軍は投石攻撃を……。」
荀淑「城門については臨時に人夫を動員し、内から補修なさい。」
----「彼らの妻子を人質に取れば俄然意欲も湧くというものでしょう。」
城兵「は、ははっ…」
荀淑「その代わり、最も成果の上がった者に対しての褒美も忘れずに。」
----「反感を買うつもりはございませぬからね。」

荀淑「さて、板の楯にはこちらからも投石で対応致しますか。」
----「手の空いているものは礫を集めなさい。敵の密集部を狙って投下致します。」
----「遊撃の敵兵には自由に動いてもらってはちと難儀ですね。」
----「…弓兵。左右より射撃を。」
弓兵「はっ。敵の密集を狙え……放てッ!!」

荀淑「ふむ、密集した塊が出来ましたな。連弩第二波5千。……撃てッ!!」
203鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/12(木) 23:05:59
【兗州・陳留】
>>202
将軍「朱旋大将!!!!敵軍が投石をしております!!!」
----「その上弓も激しく飛んできておりますぞ!!!!」
朱旋「んなもんは見れば誰だってわかるってんだよ!!!!」
----「まーしかしだ。やっぱりよ。投石の方はそんな届いてねぇな。」
----「城の上からじゃそんなに大型の奴は置けねぇしな。」
将軍「ええ。それは助かりますが・・・この矢の雨は・・・」
朱旋「コレばかりは仕方がねぇ!!!!」
----「城壁の上部や門の上を狙って投石をしやがれ!!!!」
----「備え付けれる位置ってのはよ、そんなに融通聞くもんじゃねぇからな!!!!」
将軍「ハ!!!」
朱旋「工兵ども!!!!てめぇらは壁を強くしてもらうぞ!!!」
----「2重だろうが3重だろうが難渋だろうがかまわねぇ!!!!敵の矢を防ぐんだ!!!!」
工兵「ハ!!!!」
将軍「厳しいですな。」
朱旋「やっぱり鄭大将の言うとおりの危険な奴らじゃねぇか。」
----「まぁんな事はどうでもいい!!!!」
----「目の前にある城を落とすぞ!!!!」
一同「ハ!!!」

*攻撃中
【兗州・陳留】

荀淑「(まだまだだ…今暫く引き付けねばならぬ。)」
----「弓なりに投石をしようと思えば隙が生まれますな。兵器を保護しつつ、射手を狙撃なさい。」
----「工房に書状を。打ち破られた連弩の修復を城内で行うように。」
----「それから、城内で討ち取った鄭兵の鎧は取っておきなさい。」

兵士「城門への仕掛け、完了致しましたッ」
陳寔「ご苦労で御座いました。これで事後の策は成ったというもの。」
----「残りは城壁に回しましょう。」

荀淑「おお、仲弓殿より魚油が届きましたか。」
----「これを投石器に乗せて投下しなさい。然る後にそれに向けて火矢を。」
----「幸いに此処は草原の多き中原。火攻を為す余地はあります。」

(荀淑は火攻を開始しました)
205鄭王 ◆P.zC6YAA/A :2006/10/13(金) 00:22:33
【兗州・陳留】
>>204
朱旋「どうなっていやがる!!!!」
斥候「ハ!!!城壁は見る見る崩れておりますぞ!!!」
朱旋「そうかそうか!!!!当然ちゃー当然だがな!!!」
将軍「そうですな。考えても見れば敵軍は30,000にも満たない兵力。」
----「我らは200,000。」
----「それも一つの城門のみを攻撃しているわけですからなぁ。」
朱旋「ふっはははは!!!」
----「そりゃそうだ!!!!考えてみればその通りって訳だ。」
----「50,000の投石兵(いつもは歩兵)で城を撃ちまくってるんだ、崩れねぇ方が可笑しいって言うは無いじゃねぇか!!!」
----「しっかし、手は緩めるんじゃねぇぞ!!!」
----「まずは城門!!!そして周囲の城壁!!!」
----「これを潰した上でオレ様率いる騎兵・歩兵が殴りこむって方法で行く!!!」
----「まぁよ。もういくばくも持ちやしねぇだろうし。」
----「よーし!!!ここいらで使者を送ってやろうじゃねぇか。」
----「開城降伏すれば兵士・将官・民衆の命は助けるとだ!!!」
将軍「ハ!!!至急送ります!!!」

使者「攻撃やーめーいー!!!わーれーはー!!!鄭ー軍ーの使者ーだー!!!!」
----「今直ぐー!!!降伏しー!!!開城しろー!!!」
----「そうすればー!!!将官ー!!!兵士ー!!!民衆ー!!!皆命をー安堵するー!!!」
----「我らはー!!!略奪はしないー!!!安心してー!!!降伏せよー!!!」

*攻撃停止・交渉開始。
(*おやすみなさい・・・orz
【兗州 陳留】

荀淑「……来ましたな。仲弓殿。」
陳寔「さて、この当たりが潮時でしょうか。」
荀淑「念のためにお尋ねしますが、軍師の手のものは…」
陳寔「ご案じ召さるな。既に動かしております。」

荀淑「ならばよし。それでは……」
----「鄭の指揮官に訊く!此の使者の言、まことであるか!!」
----「信用がおけるのならば、城門は直ちに開門いたすッ」
(火攻め無視ですかい?)
208斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/14(土) 22:02:09
【梁王国 魯】
使者「>>190!」
田忠「ご苦労!」
孫邵「大した功績もないのに漢朝の官を頂くとは。。」
田忠「我らは姫丞相の傘下ということになる。」
----「諸将も気を引き締めるように。」

【斉王国・冀州国境】
使者「>>190!」
李勣「かっかっか!騎都尉じゃ!」
殷濬「斉の時は同格の将軍号は同じだったのに〜」
裴瑁「騎督かよ〜」
李勣「まぁ、漢臣になった訳だ。もっと喜べ!」
----「いつでも動けるように馬を慣らしておけ」

209秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/14(土) 22:44:35
>>208
【祝阿・遊撃将軍府】
閻行 「はてさて、張通さまはどこへ行ったのやら。」
馬鉄 「そういや軍師殿が張達を懐柔するとか何とか言ってませんでしたっけ?」
閻行 「ふむ。確かそんなことを言っていた気もしないでもないが・・・」
---- 「そんなことより、鄭が兗州攻めに動いたとか。」
馬鉄 「それじゃここは下手すりゃ最前線じゃないですか!!(汗)」
---- 「曹軍と斉軍の挟撃はマズイ・・・」
閻行 「張通様に斉の動向を探っていただかねばなるまいな。」
馬鉄 「それでは俺が・・・」
閻行 「いや、私が行く。」

【祝阿 済北公私邸】
閻行 「済北公はおわしますか? 開門願いたい!!」

(暇があったら絡んでくださいねw)
210丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/15(日) 01:08:19
【司州 河水支流】
荀攸「申し上げます」
----「鄭軍数十万、陳留に攻め入りました」
姫晋「大軍を頼んで愚考に出たな」
----「陳の宋襄に一応この書状を届けよ」
----「そして我が軍120000は河水北岸へ布陣いたす」
----「さあ!夜陰に乗じてすぐさま行動に移れ!!」
荀攸「いよいよ動きますか!」
【司州 河水支流】

侍従「曹令君、丞相閣下の軍が北上を開始しました。」
曹操「ふ、献策する手間が省けたというもの。あながちに侮れん。」
侍従「当たり前ですぞ!…まったく、貴方というお人は……。」
曹操「我が軍も北岸に移動を開始する。」

曹操「また、妙才軍・泰山軍には陳留城外100里の地点に駐屯させよ。」
【司州 河水支流】

程c「丞相、ご献策がございます。」
----「鄭軍はおそらく我々の陣の正面からは渡河を致しますまい。」
----「ゆえに、丞相の大軍を利用し、河の随所に即席で烽火台を設置し、」
----「号令一下のもとに殺到できるように体制を整えるべきかと。」
213丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/15(日) 01:31:29
【司州 河水】
姫晋「どうやら鄭軍には感づかれて無いようだな」
荀攸「今までの鄭軍を分析いたしますれば」
----「大軍を頼みに、防御の弱い所から攻め込んでおります」
----「これからは河水を挟んで対峙することになりますが」
----「必ずや正面から攻めては来ないでしょう」
----「そこで、河水に沿って即席で狼煙台をつくり、渡河に備えましょう」
姫晋「なるほど、有能な曹尚書令殿の真似をしようと」
荀攸「真似などと・・・」
姫晋「いやいや失礼!」
荀攸「それから、程殿には河水の中ほどに投石器でもって布陣してもらいましょう」
----「我が軍の歩兵10000ほど割けばよいでしょう」
姫晋「狼煙台は我が工兵の全軍を投入しよう」
荀攸「それが良いでしょう」
214丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/15(日) 01:37:08
>>212
【司州 河水支流】
姫晋「お!程軍師」
----「そなたの主君曹尚書令を参考に狼煙台の指示はもう与えたよ」
----「なにせ鄭軍とは何年も戦をしてるんでな!ははは!」
----「それから鄭軍師には、我が軍10000を加えて、河水に投石器でもって布陣してもらいたいのだがどうじゃ?」
【司州 河水支流】

程c「(フン、察しは良いか。されど裏を返せば信頼なぞ全く寄せておられぬという事じゃな。)」
----「おうおう、見事なご采配。されど、我らが豫州軍・兗州軍に闘艦はございませぬ。」
----「よってこの辺りの中洲に投石台を設置いたします。」
----「されど、一万程度の布陣では鄭軍の嵩にかかった攻撃を受けるのみ。」
----「藁で偽装の兵を作り、多くの武器、旗さしものを備え、遠目には大軍に見えるように偽装する必要がありますな。」
216丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/15(日) 01:54:45
【司州 河水支流】
姫晋「うんうん、そこら辺は貴殿にお任せします」
----「では頼みましたぞ!」
----「(まったく予は曹陣営に嫌われたものだな)」
【河水支流 中洲】

程c「ふむ、布陣には良い場所じゃ。まずは幔幕を張りめぐらせ、煙を炊けいッ」
----「藁を人の形に組、鎧を着せて各要所に設置するッ」
----「どれも鋭利、長大な武器を持たせ、旗さしものも数多く備えて遠目の威容とするのじゃ!!」

程c「また蒙衝と走舸はすぐに動けるように準備をしておけいッ」
218武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/15(日) 14:54:06
>>188
法正「面子は>>172で決定で、と。将軍位は、むう・・・」
----「私では選びかねるので、李儒殿に適当に選んでいただこうかな。」
----「私はいかんせん将軍位関係について専門ではないのでw」
----「(耳元でこっそりと)ただ、あの高貴な皇甫嵩にだけは特別な配慮をお願いしたい。」
----「李儒殿がよろしければそうしていただきたいのじゃが。」
219秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 18:01:16
>>218
【洛陽・皇宮付近】
李儒 「ええ、分かりました。」
---- 「それでは、えーと・・・(サラサラ)」
---- 「オイ!!」
従者 「処刑の連絡でございますか?」
李儒 「・・・・。」
---- 「たわけ、コレを尚書台の王累に渡してくるのですよ。(苦笑)」
従者 「ってことはやっぱり処刑の・・・」
李儒 「つべこべ言ってないで渡してきなさい!!」
---- 「まったく、殺しが趣味になったら人間おしまいですよ。(苦笑)」

【洛陽・大司馬府】
王累 「まったく、何故私が政務全部仕切らねばならないのですか。」
---- 「諫言の練習も出来やしない・・・ん?」

   ≪てがみ≫
   王累サンへ。
   ボクがいない間に文優クンが上奏の話を持ってきたらキミが片付けておいてください。
   ボクはどもりとか愚帝とかキライなので大将にくっついて旅に出ますw
   では、どもりの愚帝クンのお世話は託しましたよーんw
追伸
   あ、あとそこに置いてある印綬は尚書僕射の印綬です。
   好きなように使ってください。なくさないでねw
   
   尚書令 賈詡

王累 「( ゚д゚)ポカーン」
---- 「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」
使者 「あ、あの。コレ文優さんからです。」
---- 「適当に上奏文書いておけって。(汗)」
王累 「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」
220秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 22:50:44
【洛陽・後宮】
李儒 「失礼致します!!」
何太后「うわっ・・・・・」
李儒 「おわわわわw」
何太后「・・・・着替え中だっつーの(*/∀\*)イヤン」
李儒 「Σ(゚д`*;)アッ、アハァ?」
---- 「あの、陛下に上奏があるので・・・」
何太后「アタシにあのバカ息子の面倒見ろって言うの?(゚Д゚)ハァ?」
---- 「アンタ、アタシがあのバカ息子にいくら苦労してるか・・・」
李儒 「ですからあのですね・・・ちょっと服を・・・」
何太后「(*/∀\*)イヤン」
李儒 「・・・・・・。(ちょっと得した気分かも。。。)」

(つづく)
221秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 22:51:50
>>220つづき)
【洛陽・皇宮】
王累 「でわぁ、臣累ッ、謹んでえッ、申し上げますッ!!」
劉弁 「ううううむっ、ののの述べよ・・・」
王累 「天下にはぁッ、逆臣が跋扈しいっ・・・」
劉弁 「(李李李李儒、朕はななな長い文章はににに苦手じゃ)」
李儒 「(馬鹿者、黙って聞くのじゃッ!!)」
劉弁 「(ははは母上たたたあたた助けて・・・・・)」
何太后「(ゴスッ)」
---- 「(ああん? オメー、いい歳こいて何甘えてんだよ)」
---- 「(昨日もアタシの布団で寝小便こいて皇帝面とかキモいんだよ!!)」
劉弁 「(ししししてないぞ、朕はしてないぞ!!(滝汗))」
何太后「(オメーがしてなかったら誰がしてるって?(゚Д゚)つ∴ ニクコプーンクエ!」
王累 「・・・・・陛下ぁっ?」
---- 「某の衷心迸る上奏、お聞きになられていないのですかァッ!!」
劉弁 「(ひっ!!(汗))」
---- 「(ジュワーッ)」
何太后「(うわっ・・・キモっ(汗))」
---- 「(だからオメーはいつまでたってもクズなんだよ!!(ゴスッ))」
劉弁 「(いたたたた・・・これってももももしかしてうなづいてるんじゃ)」
王累 「陛下アッ、うなづかれたという事は・・・」
   「臣の衷心を陛下はお分かりいただけないのかッ!!」
劉弁 「ううううなづいてないぞ別に朕は何も母上が後ろから殴ったとか・・・」
王累 「天子が諫言をお聞き入れにならないのは世の乱れの根源ッ!!」
---- 「この王累ィッ、身命を賭してェッ・・・」

(なんかいつもの流れっぽいですが・・・)
222秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 22:53:07
>>221つづき)
【洛陽・皇宮】
(皇宮の裏)
許子将「来るわよ・・・さあ、面白くなってきたわねw」
許靖 「うっさいわねッ!!+(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +」

王累 「この王累ッ、陛下の暗愚さを憂いィッ、命を賭して・・・」

(皇宮の裏)
靖&将「諫言キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!」

             (1時間経過)

王累 「・・・ハァハァハァッ、諫言申し上げるウゥゥゥゥゥッ!!(ブチッ)」
靖&将「⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡」
李儒 「(むむ、いい仕事。。。)」
何太后「でよぉ、オカンのアタシが言うのも何なんだけどよぉ。」
---- 「逆さ吊りして何が言いたい訳?」
---- 「アンタ、太后のアタシに説教するってんじゃないだろうねぇ・・・?(バキッ、ボキッ)」
王累 「((((((((;´Д`))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル」

(やっぱりいつもの流れでしたorz)
>>184
【揚州・廬陵・陣裏手】
将校A「お、味方だ」
将校B「おう。そちらの首尾はどうじゃ?」
将校A「中々上手く行かないもんだ。近づきすぎると矢を射られるし、離れていると矢が届かん」
将校B「そっちも同じか。なら、正面の援護に回るか」
将校A「おっし。全軍、もう半周するぞー!着いて来い!」

(両翼は正面に回ります)

【揚州・廬陵・陣正面】
将校C「この戦車、通常のものとは違い4輪で出来ている。つまり、方向転換はまず不可能。
    だが、その代わりに引っ張るものが無くても転ばずに走る事ができる。
    そして、戦車に積んであるものは人ではなく、油のたっぷり詰まった樽。
    この二つの符号が意味するものは一つ……!覚悟せよ、鄭軍!
    全軍、戦車を切り離し反転!帰り際に樽に火矢を放ち、敵の兵を炎で包め!
    第二部隊突撃開始!手を緩めるな!」

(燃え盛る戦車が鄭軍の陣外の兵へ突っ込んでいきます)

【揚州・廬陵城】
兵士 「どうしますー?あんな事言ってますけど」
将軍D「うーん……。じゃ、返事はこれで。いいか?」
兵士達「はーい」

500人 「我らの返事は……見ての通りだー!」
楽隊 (ドンドンドンドンパフパフ)
>>185
【呉越・国境付近・越寄り】
李鳳「はいはーい。並んで並んで。別に取れた穀物全部持ってく訳じゃないからねー。
   あんたらが余裕で次の収穫まで生活出来るぐらいは残しておくよー。
   ……ちっくしょう!なんて肥沃な土地なんだ、ここは!」
兵士「将軍!陣を建て終えました!」
李鳳「ご苦労!よし、それじゃあ突っ込んでくる呉の鼻を明かしてやりますか!」

(越軍、布陣完了)

【呉越・国境付近・呉寄り】
朱然「やあ!ボク、周瑜!」
呂範「……(スパーン」
朱然「ごめんごめん。ついやってみたくなって……。
   (コホン)胡栄将軍!援軍かたじけないっ!
   これより我ら互いに協力し、蛮族を打ち破ろうぞっ!」

(朱然率いる騎兵3万、歩兵5万、鄭軍の胡栄将軍と合流)
225秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 23:24:10
【洛陽・皇宮の執務室】
李儒 「さあ、さっさと書かんか。」
---- 「クズでも皇帝は皇帝、お前が仕事をしないと私が困るのですよ?(ギロッ)」
劉弁 「かか書けばいいのじゃな、まままあ待て・・・」
何太后「オメー、どうしてそんなキモい字しかかけねーんだよ?」
---- 「クズなところは何から何までオヤジにそっくりだな。(ゴスッ)」
劉弁 「イタタ・・・字がゆゆゆ歪む・・・って母上はじじ字は読めるのですか?」
何太后「読めるわけねーだろ!! 肉屋は字なんか読めなくても関係ねーんだよ!!」
---- 「無駄口叩いてないでさっさと書け!!(ゴスッ)」

【洛陽・皇宮】
劉弁 「ででできたぞ・・・」
王累 「あ、頂きますですハイ・・・(汗)」

【洛陽・尚書台】
王累 「太后様は恐ろしいお方だ、帝室とはなんと恐ろしい・・・」
---- 「とりあえず・・・っと」  
<詔勅>
一.以下の者を各関の守将に任じ、将軍位を授く
虎牢関:黄忠(強弩将軍) 壷関 :徐晃(破虜将軍)
函谷関:皇甫嵩(鎮軍将軍 武関 :黄権(討逆将軍)
隴関 :王平(振武将軍)大散関:同上
簫関:李恢(揚武将軍)

一.以下の役所を再興ないし新設する
・西域都護府
・越南及び遼東都護府

なお、新設となる都護府の制度・権限は西域都護府と同様とする
上記の都護府は夫々の管轄地域に存在する鄭領各封国領土内に設置する
また都護は夫々の都護府の設置封国の王(公)が兼任する
【揚州・建業】
楽殻 「さーて、久々の出陣ですよ!はっはっは!」

淮南駐屯軍 指揮官:楽殻 将軍:蔣欽 厳白虎 王朗 楽涼華(孫権 周泰 魯粛)
歩兵: 32000
騎兵: 30000
水軍: 80000

建業防衛軍 指揮官:厳輿 将軍:董襲
歩兵 : 10000
騎兵 : 30000
越騎兵: 30000

王朗「殿。留守番役の面々が凄い不安なんですが」
楽殻「大丈夫です。厳輿殿は兄がいないと行動を起こせませんし、万が一暴れだしても越騎兵が鎮めてくれます」
王朗「はぁ……。あ、それともう一つ。今回の実戦で、色々やばい物を配備しましたので驚かないで下さいね?」
楽殻「……例えば?」
王朗「蒙衝船を大きくして、船首を鉄板で補強したら小型船と正面からぶつかって破壊できるようになりました」
楽殻「……うっわあ」
227秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/15(日) 23:25:01
(ほそく。同上って書いて気づいたんですが、大散関は王平が守将とのこと。)
【兗州 河水付近】

曹純「何とか間に合ったぜぃ。特命とやらはキツいもんだなぁ。」
----「程軍師ッ。戯参軍の命で参上した!!(前スレ)」
----「頼まれてた鉄鎖を持ってきたぜッ!!」
程c「おお、ご苦労じゃった!! これをこの中洲の周辺に張り巡らせるのじゃッ。」
----「大船は入れぬように間隔を狭め、通行は小型船のみ可能とするッ。」
----「早速夜を徹して工事を始めよッ!!」

(カーン、カーン…)

程c「……小勢とはいえ、それを感じさせぬ防塞になりつつあるのぅ…」
229武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/16(月) 00:53:49
>>225
法正「ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…」
----「(なんだ皇帝のこの痴態は・・・。)」
----「(いまどきオネショって( ´,_ゝ`)プッ)」
----「あ、ハイ、この勅を持っていけばいいんですね。」
----「(あの〜李儒殿、初登場の皇太后様は一体・・・何者ですか?)」
230秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/16(月) 02:37:20
>>229
【洛陽・尚書台】
李儒 「ああ、説明いたしましょう!!(超説明口調)」
王累 「あの・・・口調が変なんですが。」
---- 「んごおっ!!(ゴスッ)」
李儒 「えーとですね。。。」

 【何太后】
 霊帝の妻で弘農王劉弁・陳留王劉協の母。
 大将軍何進の妹で元は兄と狗肉屋で生計を立てていたが、その美貌で皇后となる。

李儒 「そんな感じです。お分かりいただけました?」
【兗州 小黄】

曹操「鄭軍が退いたというのか?」
侍従「はっ。」
曹操「残念だ。偽降の後に陳留を灰燼に帰しめて朱旋を討ち、」
----「然る後に程cの防塞と北岸の梁軍の掎角の勢を以って水軍を討てば我が名も上がったものであろうに。」
劉曄「されど、甚大なる被害を被らずして勝利を得たのです。これ以上の結果はございますまい?」
曹操「……左様であるな。画竜点睛を欠くようで心穏やかならぬものがあるのだが。」

曹操「ともあれ、戦は終結した。応瑒、阮瑀は陳留に急行して陛下への上奏文を書けい。」
----「梁軍はまこと精強にてその働き目覚しく見事鄭軍を返討せり、」
----「丞相姫晋殿とその幕下には特別の褒章を以って待すべし、とな。」
(曹操が戦況報告の上奏文を起草しました。)

曹操「また、慈明、孝威、子楊、子孝、子廉、子脩、徳瑜、悪來。」
----「汝らは予と共にさらに軍を進めよ。これより開封を占拠する。」
(曹操軍歩兵35000、騎兵15000が鄭軍の元駐屯地・開封に進軍、駐屯しました。)
232丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/20(金) 02:42:16
【兗州 小黄】
郭嘉「曹尚書令殿は開封を占拠なさったそうです」
姫晋「うむ、武功第一じゃ!」
----「んでもって、兗州全土に駐屯する、我が軍をこの小黄に集結させよ」
----「そして、陳都の宋襄に使者を送り、兵と兵糧を補給させるのだ」
郭嘉「かしこまりました」

*小黄に梁軍集結中
【司隷 開封】

曹操「それにしても、何も無い場所であるな。」
曹仁「左様。見るべき人物も居らねば民を兗州に移住させる価値も御座いますまい。」
曹操「さればこそ、陳留の牙城としての役割を最大限に果たさねばならぬ。」
----「まず、この地の行政は西漢のものを流用せよ。組織から政務官まで全て以前の者を留任とする。」
----「ただし全ての動きに対して子孝、貴様の目を通させるように。」
----「できるだけ早く開封を兗州軍の駐屯に馴染ませ、叛乱分子を摘み取るのだ。」

曹操「予らは陳留へ戻るが、後事は任せたぞ。」
----「それと戯志才、孝威、子揚。汝らは小黄に赴任せよ。」
(曹操が人事を再配置しました。)
234丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/21(土) 01:06:19
【兗州 小黄】
姫晋「さあ、予は陳留に向う」
----「守備は姫文豹にまかす」

*姫晋以下、20000の騎兵が陳留に向いました
235于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/21(土) 16:45:45
(前スレ>>524です。参内が遅くなり申し訳ありません>ALL)


【司隷】

于舗「曹操殿は広く天下に人材を求めるお方だと聞いて参った
−−−それがしの力が役に立つ機会があると思うのだが、是非とも謁見してもらえぬだろうか?」
236秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/21(土) 17:26:03
>>54続き
【陽翟城外・涼州軍本陣】
賈詡 「ありゃ、誤報なの?(汗)」
韓文約「・・・・・。」
賈詡 「・・・・orz」
---- 「そういえば鄭が撤退しちゃったらしいよ。」
張松 「へ?」
賈詡 「何でも、本国で政変があったとかなかったとか・・・」
馬超 「参ったなぁ。俺たちこのままじゃ孤立しちまうじゃねーかよ。」
馬岱 「大王、一体どうするんだ?」
韓文約「むむむ、撤退しかあるまい。文和、敵の動きは?」
賈詡 「えーっと、小黄に豫州兵が入って、陳留の西に兗州兵が入ったらしいよ。」
韓文約「随伴の雍州兵に撤退を命じ、我らも撤退するぞ。」
---- 「とりあえず虎牢関まで退き、そこで善後策を練るべし。」
張松 「空いたところに豫州兵が入ってくると厄介だな。」
---- 「なあ大将、井戸に毒を投げ込んで城を叩き壊してから帰ったほうがいいかもな。(ニヤリ)」
韓文約「うむ、貴様の言や良し。馬岱と共に直ちに着手すべし。」
張松 「おう、任せろ。」
韓文約「樊城の王国に急使を!!」
賈詡 「了解、送っとくよ〜。」

(涼州軍&雍州軍が撤退開始。城に火を放ち使えなくしている模様。)

>>235
(どもー、よろしくですw つか曹操さんは陳留にいますよw)
237于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/21(土) 17:36:44
(>>236 ウホッ、やってしまった…orz)


※于舗、急いで陳留に向かいます。
238張春房 ◆HADESWLMNM :2006/10/21(土) 17:55:52
【兗州 陳留】

曹操「予にお会いしたいと? 浪人か?」
侍従「はっ……如何なさいますか? 既に待たせているのですが……。」
曹操「直ちにお連れ致せ!…どのような才を持つものか今から気になるわ…」
侍従「あの? 曹令君?」
曹操「ああ…人材…人材…(ボソボソ)」
侍従「……令君??」
曹操「(0゜・∀・)ワクワクテカテカ」
侍従「はぁ…。」

(※于さん、どうぞー。
(名前欄ミス。)
240丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/21(土) 20:46:29
【豫州 許昌】
伝令「姫武将軍!!陽翟の韓軍が撤退する模様です」
姫武「なに!鄭軍の撤退により、浮き足立ったか?」
姜甚「そうではないでしょうか」
----「将軍今こそ、出撃命令を!!」
李周「将軍、開封の曹操殿の軍と、小黄の我が軍に援軍要請なさった方が良いのでは?」
姫武「うむ!では開封と小黄、そして陳留に早馬を!!」
----「我が軍は、斥候を四方に放ちつつ、出撃じゃ!!」

*許昌から、騎兵15000、歩兵55000が出撃
*開封、小黄、陳留に早馬が向いました
【兗州 陳留】

荀爽「曹令君、丞相よりの早馬でございます。」
曹操「秦軍の撤退に乗じて追撃を掛けよ、か。」
荀爽「どう返答するおつもりで?」
曹操「陽翟に駐屯するまでならば可だが、そのまま秦軍と交戦するのは避ける。」
----「妙才軍(騎兵30000、歩兵15000、工兵10000、元戎10000)を以って先手とし、丞相の軍に合流させよ。」
----「また東郡に伝令を送り、元譲にも軍(騎兵15000、歩兵15000、虎豹騎25000、工兵5000、元戎5000)を出させるのだ。」

(夏侯惇軍、夏侯淵軍が出陣しました。)
242無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 21:49:01
なりきりきもいとか言った奴が
なりきりとはな
243丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/21(土) 22:45:12
【豫州 陽翟】
姫武「これは!!」
李周「ひどいな・・・」
姫武「おのれ韓軍め!陽翟城がここまで破壊されてるとは」
李周「おそらく井戸に毒が投げ込まれているでしょう」
姫武「うむ」
----「しばらくは城外に陣を張る」
----「ここまで城がひどいとは思わなんだ・・・」

【兗州 陳留】
荀攸「伝令によれば、陽翟城はかくかくだそうです・・・」
姫晋「むむむ、曹操を呼びたまえ」

*許昌軍の追撃を停止しました
244無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 22:49:37
【兗州 陳留】

荀爽「曹操殿、丞相がお呼びでございます。」
曹操「左様か。参ろう。」

曹操「はっ…お召しに御座いますか?」

(次からどうぞー)
245丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/21(土) 23:00:09
【兗州 陳留】
姫晋「うぬ、わが従兄弟に秦軍を追撃させた」
----「しかし陽翟城が破壊されててな。足止め食らっている」
----「すでに発してるそなたの軍と、わが姫武20000の軍で陽翟を復興してくれないか?」
----「礼と言っては何だが、開封を兗州の一部に加えると言うことでどうだろうか・・・」
【兗州 陳留】

曹操「(左様な計らい無くとも…いや、これは良い兆候かもしれぬ。)」
----「よう御座いましょう。両夏侯にはそう伝えまする。」

曹操「……そこの貴様。」
侍従「はい。」
曹操「汝は小黄に伝令を。戯志才・薛公威・劉子揚の三名は小黄から陽翟へ移動させるよう。」
侍従「畏まりました。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【穎川 陽翟】

夏侯惇「が〜〜〜〜、着いた早々城の修復とは骨が折れるのう!」
夏侯淵「ふふふ、兵卒に混じって土木作業など…酔狂なものだな。(微笑)」
夏侯惇「お前もやってみたらどうだ。飯が美味くなるぞ。(笑)」
夏侯淵「遠慮しておこう。……俺は為すべき事があるのでな。」
夏侯惇「ほぉ〜〜〜?」
夏侯淵「ではな、あまり張り切って腰を砕くなよ。(苦笑)」

(曹軍が陽翟の復興に取り掛かりました。)
247丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/21(土) 23:20:54
【穎川 陽翟】
姫武「これは夏侯惇殿恐れ入りまする・・・」
----「夜は美味い飯をご用意いたしましょう!」
----「では、別に用事がありますので!」

姫武「姜甚よ、50000の兵を連れて、陳留へ向え」
----「丞相のご指示である」

*復興中
248于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/21(土) 23:26:30
>>238
于舗「…威勢良く来たのはいいが中々緊張するものだな、もっと気楽に…
‐‐‐…とはイカンな、おっと、武者震いと言うやつだな、これは」
>>248
【兗州 陳留】

曹操「貴様、暫し予と衣服を取替え、尚書令衣を纏いて于舗殿に謁見致せ。」
侍従「わ、私がで御座いますか?」
曹操「そうだ。その者の器を確かめてやる。」
侍従「は、はぁ…。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

侍従「よくぞ参った。予が尚書令曹操である。」
----「于舗殿、此度の謁見の儀、何れの用であるか。」
曹操「(この者、どう出るか…)」
250于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/22(日) 00:07:13
于舗「おぉ、本日はお目通りが叶いこの于舗恐悦視極…
‐‐‐(…はて、噂に聞いた曹公とは随分違い…その、失礼だが立派なような……)
‐‐‐失礼ですが、曹公………むむ?!
‐‐‐( ウ ホ ッ 、 い い 英 傑 !!)
 
 
 
‐‐…ふふ、これは何のご冗談ですかな?そこの侍従殿」
【兗州 陳留】

曹操「(ふむ…。)」
----「此度の戯れ、失礼致した。改めて、予が曹孟徳で御座る。」
----「して、先生はこの非才に何かお教え下さるのか。」
----「予は才のある者は誰とて拒まぬ。盗みを働こうとも、兄嫁と姦通しようともだ。」
----「対鄭戦の事後調略について、対外の戦略はすでに立っておる。」
----「されど内政に関して、卿の所見を聞いてみたいのだ。」
とりあえず、兵は歩兵・騎兵・工兵・元戎弩兵が使用できます。
歩兵は500銭、その他は1000銭で10000人徴兵できます。
兵の所有には維持費がかかり、毎日1万人につき10銭を失います。
資金は官職に就くと得られますが、得られるまでは曹操が便宜します。
253于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/22(日) 00:41:19
>>251
于舗「天下の英傑にこの凡夫が教えられることなぞ鋤鍬の扱い程度でござるが…
‐‐‐そうですな、昨今の戦で村を追われる流民は増える一方、
‐‐‐かく言うそれがしも流民の出でございます。ですが、そう言った者の
‐‐‐中にも力強く大地に根を張る者が居りましょう。
‐‐‐ここは内地において流民を好条件で雇い、増産力を上げてみては如何でしょう?
‐‐‐さすれば国は富み曹公の風評も上がり、一石二鳥ではありますまいか?」
官職・配下についてここに書いておいたので、見ておいてください。

PC http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6134/1156956350/
携帯 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/study/6134/1156956350/
255秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 01:13:31
【榮陽・涼州軍仮本営】
韓文約「フン、全く・・・」
---- 「このまま引き下がるようでは余の威信に関わるぞ!!」
賈詡 「そうだねー。」
---- 「孟起クンちょっと・・・。(ゴニョゴニョ)」
馬超 「ふーん、それ面白れーじゃん。(ニヤリ)」
---- 「オイ、岱、騎兵5千でちょっと遊びに行ってくるとすっか!!」
馬岱 「お、おい・・・ちょっとどこ行くんだよッ!!(汗)」

【穎川 陽翟城外】
馬超 「さて、着いちまった訳だが・・・」
---- 「それにしても真っ暗だな。そりゃそうか。」
馬岱 「オメーら、敵の本陣の様子は?」
騎兵A「うーん、豫州兵と兗州兵で別れてるっぺよ・・・」
馬岱 「どっちに行くんだ?」
馬超 「近い方でいいや、近いのどっちだ?」
騎兵B「兗州兵だっぺ!!」
馬超 「よっしゃオメーら、火矢の準備!!」
---- 「おし 、輜重と天幕に放火して廻れッ!!」

(放火開始)

騎兵A「うあああああああああああああ、涼州兵の奇襲だぁぁぁあぁ!!」
騎兵B「涼州兵が本陣に攻め込んできたぞぉぉぉぉぉっ!!」
256丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/22(日) 01:30:03
【穎川 陽翟城外】
校尉「将軍!!馬超率いる騎馬隊5000が夏侯惇殿の本陣を急襲いたしました」
----「兗州兵は混乱しております」
姫武「またあの単細胞か!!」
----「(わが兵は先の戦いで心底馬超に怯えておる・・・どうしたものか)」
校尉「将軍!ご指示を!!」
姫武「お、おう!」
----「涼州兵はたかが5000!いずれ疲れが見える」
----「そこを突くのだ!それまで待機!」
校尉「は!」
【穎川 陽翟】

兵卒--「夏侯司馬!! 涼州兵が襲撃をかけて参りました!!」
夏侯惇「何ッ!! 兵馬の支度をせよッ。すぐに迎撃するのだッ。」
夏侯淵「後陣の工兵はすぐに消火作業をッ。」
兵卒--「ダメです、兵は平静を保っておりませぬ!!」
夏侯淵「ならば良いッ。手勢騎兵3000、俺について参れッ。」
曹純--「俺達も行くぜッ、涼州の兵には負けねぇ!! 虎豹騎、ついて来い!!」
夏侯淵「惇兄は全軍の鎮静を頼むッ。」
夏侯惇「おうッ、任せろ!!」

《攻め手》
夏侯淵「涼州兵を迎撃するッ。錐行の陣を組め、正面から当るぞ!!」

《守り手》
夏侯惇「戯参軍、面倒な事になったな。」
戯志才「フン、貴殿が眠りこけているからだ。」
夏侯惇「何だと!!」
戯志才「全軍に伝達なされ。濫りに騒ぐ者は頸を切って捨てるとな。」
------「夏侯司馬、貴殿は各部曲を回り、個別に鎮静するよう。」
夏侯惇「よし、分かった。ここは任せたぞッ。」
258秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 01:55:00
>>256>>257
【穎川・陽翟城外】
馬岱 「このあと豫州兵の陣屋に行くのか?」
馬超 「いくわけねーだろ!!」
馬岱 「んじゃ、どうするんだ?」
馬超 「全員集合、充分に混乱させたか?」
騎兵A「大丈夫だっぺ!!」
騎兵B「兵器にも火が回り始めてるっぺ!!」
馬岱 「夜だし、俺たちが逃げても見つかんねーな。」
---- 「じゃ、そろそろ・・・」
馬超 「服は着替えたか?」
騎兵A「着替えたっぺ」
騎兵B「バッチリだっぺ!!」
馬超 「っしゃあ、オメーらこのまま豫州兵の陣屋に行け!!」
---- 「残りは散開して逃亡!!」

騎兵A「馬超がアッチに逃げていったぞぉぉおぉぉ!!」
騎兵B「追っかけろ、追ええええ!!」

(兗州兵に偽装した馬超軍の一部が豫州兵の陣屋に逃走し始めました。)
259丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/22(日) 02:03:04
【穎川・陽翟城外】
騎兵A「馬超がアッチに逃げていったぞぉぉおぉぉ!!」
騎兵B「追っかけろ、追ええええ!!」

校尉「将軍!」
姫武「むむ、そなた2000の騎兵を与える、あの騎兵の後を追うのじゃ!」
校尉「はは!」
兵卒「姫武様!あちらから曹軍の兵がこちらに向っています!!」
姫武「む、受け入れろ!!後から涼州軍が迫ってるやもしれん!」
----「臨戦態勢はとっとけ!!」
【穎川 陽翟城外】

《攻め手》
夏侯淵「こう暗くては不利。さればッ」
------「秦軍の将は何処に在りや!! 汝が婦女子、鼠輩の類で無くば、この夏侯妙才の前へ出でよッ。」
------「どうした、出られぬか!!…さも在りなん、斯様な小細工に頼らればならぬ輩、」
------「曹軍の前に出る気概もあるまいッ。」
------「(上手く釣られてくれると良いが……)」
------「追撃を続行!進路はこのままだッ」

《守り手》
夏侯惇「あらかた鎮まりつつあるな…」
------「全く、兵というのは厄介なものだなッ。」
261武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 02:06:18
>>230
法正「ほっほっほ、そうであったのですか。若いとはよいことじゃwww」
----「それでは、私は帰ると致します。ごきげんよう。」
(法正は洛陽へ報告に戻りますたたたた…)

【洛陽城内】
法正「ただいま戻りました。」
武春「おお、法正。お勤めご苦労、ご苦労。」
----「して、どうなったのじゃ?」
法正「はあ、かくかしかじか(日本語って便利w)となったのですよ。」
----「で、これがその勅書です。 つ【〜勅書〜】」
武春「ふむふむ、さすがは法正。人選も見事じゃ。」
----「善は急げ、だ。すぐに無料兵を雇い、関に兵の配置をせい。」
【兗州 陳留】

曹操「丞相、少々お話が。」
----「私はいま荀季和さまを別駕従事として用いておりますが、彼は神君の名高き名士。」
----「些か過ぎた臣でございます。漢臣として中央に侍るのが順当な序列かと。」
----「ただ、その代わりと申しては何で御座いますが、私はこのような評を聞き申した。」
----「荀文若・荀公達・荀休若(荀衍)・荀友若(荀ェ)・荀仲予(荀悦)は現代において匹敵する者なし、と。」
----「その中の荀ェを是非とも召抱えたいのでござるが…。」
263武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 02:41:40
武春「編成じゃ。」

洛陽本軍(洛陽守備)
大将:武春
軍師:法正
歩兵40000 
騎兵30000
工兵20000

長安守備軍(長安守備)
大将:楊修  
歩兵40000
騎兵20000
工兵10000

雍州守備軍(雍州守備)
大将:賈逵
武将:尹黙
歩兵30000
騎兵20000
工兵10000

祝阿守備軍(済北公国守備支援)
大将:孟達
歩兵30000
騎兵20000
工兵10000
264武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 02:43:23
虎牢関:黄忠(強弩将軍)
歩兵20000
連弩兵20000 工兵20000

壷関 :徐晃(破虜将軍)
歩兵10000 騎兵10000
連弩兵20000 工兵10000

函谷関:皇甫嵩(鎮軍将軍)
歩兵10000
連弩兵10000 工兵10000

武 関:黄権(討逆将軍)
歩兵20000
連弩兵20000 工兵20000

隴関および大散関:王平(振武将軍)
歩兵20000
連弩兵20000 工兵10000

簫関:李恢(揚武将軍)
歩兵10000 騎兵10000
連弩兵20000 工兵10000

84600(64200+600銭×37日=20400)
連弩購入 兵士一人当たり0.1銭。
120000機→12000銭(84600-12000=72600銭)
徴兵40000人(72600-4000=68600銭)
国庫68600銭
265丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/22(日) 02:52:30
>>262
【兗州 陳留】
姫晋「うむ、よくぞ申した!」
----「荀季和殿の御高名を知らぬものはおらんからの!」
----「して、荀季和殿の官職なんじゃが、中書令なんぞはどうであろうか?」
266武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 02:53:44
(で、続き・・・)
【洛陽城内】
草の者「伝令!鄭軍が突然の撤退!涼州軍も順次前線を下げる模様です!」
武春「なんと!いきなり!?」
法正「これはいけませぬ。一気に戦力が低下します。急いで迎撃準備を。」
武春「そうじゃな。早急に各関配属の工兵で堀を作成させろ。」
法正「穴好に備えて関の内側にいる兵にはレンガ敷きをさせましょう。」
武春「それと涼州軍の撤退の支援、受け入れじゃ。」
法正「敵が追撃してきても連弩があれば容易に防げましょう。」
武春「伝令、急げ!各関の守将にこの由を伝えるのじゃ!」
草の者「ははっ!」
(武春軍は迎撃体制を整えています。)
【兗州 陳留】

曹操「私と致しましては…そうで御座いますな。」
----「季和さまは商才に優れ、官界を退かれていた時も財貨には苦しまなかったとか。」
----「ゆえに大司農となされば適材適所といえましょうが…」
268秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 02:58:37
【穎川 陽翟城外】
馬岱 「(ギロッ)」
馬超 「バーカ、単細胞の夏侯淵がオレを誘い出そうとしてるんだっつーの。(苦笑)」
---- 「ただ、あんなカスに生意気な口利かれちゃオレの沽券に関わるな。」
---- 「弓貸せ、弓!!」
馬岱 「おう・・・」
馬超 「(ギリギリギリ)」
---- 「フンッ!!(ドスッ)」
馬岱 「ありゃ、馬の頭に当たったみたいだぞ?」
馬超 「この暗闇で何で分かるんだよ?」
馬岱 「だってよぉ、なんか動き変だし。」
馬超 「まいいや、引き揚げんぞ!!」

(涼州軍は引き揚げました。)
269秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 03:03:09
>>266
【虎牢関正面】
韓文約「秦王であるッ!!」
---- 「直ちに開門せよッ!!」

(涼州軍は虎牢関に到着。)
270丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/22(日) 03:08:43
>>267
【兗州 陳留】
姫晋「相を経てのう、予の勉強不足じゃッた」
----「曹尚書令殿の、言うとおりにいたそう」
----「即日、上奏文を陳に送っておく」
【穎川 陽翟城外】

《攻め手》
夏侯淵「うぉッ…替え馬を持て!! …しかし、流石にこの手は食わぬか。(苦笑)」
------「だがあの程度の心得しか持たぬ者が俺をあしらったつもりでおるのは我慢がならぬ。」
------「惇兄には後で処罰を受けると伝えよ。子和、お前も陣に戻れ。」
------「これは俺の独断、帰りたい者は全て帰れ。」
------「付いてくる者は馬超を追うぞ!!」

夏侯淵「馬超!!…出て参れ!!!」

《守り手》
夏侯惇「なにぃ〜? 淵のやつ、独断で…」
戯志才「厄介だな。兵を鎮静したというに、将が乱されていかが致すのだ。」
夏侯惇「まぁ、アイツは昔っから誇りだけは妙に高くてなぁ〜〜。」
戯志才「……曹公の股肱とはいえ処罰は免れぬな。」
夏侯惇「ああ、それは淵も承知してるだろうよ。とりあえず援軍は送らず、俺達はここの再編に戻るッ。」
272武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 03:13:45
>>269
【虎牢関】
黄忠「おお!秦王!今あけるぞい!」
(ぎ〜いぃぃぃ・・・)
【涼州軍を関内へ収容】

黄忠「追撃があるやも知れぬ。連弩兵、迎撃準備じゃ!!」
273秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 03:30:48
>>271
【穎川 陽翟郊外】
馬超 「全騎揃ったか ?」
馬岱 「おう!!」
馬超 「まあ、ちょっと予定は狂ったがいいか。(苦笑)」
馬岱 「随分と城から離れたな。もう敵も追いつけねーだろ。」
騎兵A「大変だっぺ、何か来るっぺよ!!(汗)」
騎兵B「何だか馬超出て来いとか・・・」

馬超 「フン、しつこいカスだな・・・」
---- 「っしゃあ、お望み通り西涼の錦馬超が相手してやるぜ!!」
---- 「死にてぇのはどこのカスだ? 名前ぐらい名乗れや!!」

(馬超が向かっていきます。)
【穎川 陽翟城外】

(夏侯淵が弓を構える。)

《攻め手》
夏侯淵「俺は夏侯淵、字は妙才ッ。豫州沛国が出自なり。」
------「馬超、汝は錦なぞと呼ばれておるらしいが、まだまだ井の中の蛙のようだな。」
------「どのような漢と思えば、先ほどの弓術はまこと失笑に値する。」
------「真に称えるべき弓取りとは如何なる者か、貴様は知っておるか。」
------「それは射る瞬間を敵に悟らせずに矢を放てる者の事を言う。」
------「よく精進し、異名に愧じぬ腕を身につけてくれい。」
(夏侯淵は既に弓を放っています。)

《守り手》
夏侯惇「損害はいかほどだ〜〜??」
戯志才「多く見て1万強というところであろう。歩兵が多いな。」
夏侯惇「指揮系統が回復すれば再度賄える数ではあるな。」
戯志才「まだ兵は浮き足立っているのが実情。予断は許されぬな。」
夏侯惇「よし、孟徳との連絡線は途絶えさせるなよ!!」
275秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 03:36:17
>>272
【虎牢関】
韓文約「ふう、貴殿が長沙の黄漢升か。」
---- 「敵は陳留と小黄から動かぬようだが・・・」
賈詡 「多分攻めては来ないと思うよ、この関の堅さを考えるとねぇ。」
---- 「あと、レンガ敷くより多分濠を掘った方が面白いだろうね。」
---- 「モグラを殺すみたいにいくらでも嬲り殺しにできるだろうし。。。」
韓文約「して、貴殿はこの後どうするのが良いと考える?」

(全軍休息中)
276秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 03:42:09
>>273
【穎川 陽翟郊外】
馬超 「(ガツン!!)」
---- 「痛てーなこの野郎、オレのお気に入りの兜に傷を付けやがったか!!」
---- 「フン、こんなヒョロヒョロ矢で名将気取りとは笑わせるぜッ!!」

(馬超、馬を走らせる)

馬超 「一騎打ちに飛び道具は要らねぇんだよッ!!」
---- 「その減らず口、オレの槍を食らってからまだ叩けるかな?」
---- 「オラァッ、食らいやがれッ!!」

(馬超は槍を繰り出して突き掛かっています)
【穎川 陽翟郊外】

(弓を放り出し、刀を構える。)

夏侯淵「(速く正確に突いてきおる…こやつは強いッ。だが気で勝れば勝機は見えるッ)」
------「胆力が練りきれておらぬからそのような乱雑な突きになるのだッ。」
------「ふん、西涼の片田舎でちやほやされて付け上がっておったのが見え据えておる!!」
------「少しばかり強いといっても所詮は坊やか。」
------「中原に帰ったらその腕前を語り草にしてくれるッ。」
(夏侯淵は馬超の挑発を続けています。)

*一騎討ち中
中原→兗州 ですな。
279秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 04:00:53
>>277
【穎川・陽翟郊外】
馬超 「(ガキン!!)」
---- 「(うおっ、危ね〜(汗))」
---- 「(なかなかやるじゃねーかよコイツ・・・)」
馬岱 「孟起、助太刀するぜぃ!!」
馬超 「バカ野郎ッ、オレの楽しみ盗るんじゃねーよ!!」
---- 「オレを本気にさせた奴は久しぶりだぜ!!」
---- 「なら、この速さに付いて来れるか?」
---- 「オラオラオラオラッ!!」

(馬超は素早く連続で突きを繰り出し始めました)
280武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 04:07:37
>>275
黄忠「秦王殿、はじめましてでござる、文和殿も若いのぅ。がははは。」
----「お二方、お茶でも飲んで落ち着いてくだされ。(・∀・)つ目」
----「挨拶はこれくらいにして、ささ、こちらへ…こちらへ。」
(老人は気が早いのですwさあ虎牢関内のVIPルームへGO!)

【虎牢関・一級応接間】

黄忠「扶風王がお見えですぞ。」
武春「韓殿、お久しぶりですな。」
法正「文和殿もお元気でなにより。」
----「嬲り殺すwいい響きでござるな。では濠も掘っておくと致しましょう。」
武春「ひとまず事の収拾から始めなければなりませぬな。」
----「鄭軍の撤退によって生じた問題のうち、最重要課題は…」
----「ひとつは祝阿の問題。もうひとつは我々が身動きが取れないこと。」
----「関の守備はカンペキなので、いったん西漢諸侯を召集して軍議を行うのはどうでしょう?」
法正「それと、洛陽より料理人を大勢つれてきていますので、」
----「疲労している兵士達に料理を振舞って宴を催させますね。」
【穎川 陽翟郊外】

夏侯淵「(やはり強い…身体に刀を届かせる隙一つ出来ぬかッ……!!)」
------「(隙が出来ぬのならば、こちらから作ってやるか。)」
------「(そうだ、打ってこい…。)」
------「フン、確かに貴様は速い…が、その速さでは変幻自在の槍捌きはできまい。」
------「如何様にしても単調な攻めになってくる…。それが命取りだッ!!」
(夏侯淵は馬超の槍の柄に向けて斬撃を浴びせました。)
282秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 04:27:43
>>281
【穎川・陽翟郊外】
馬超 「うおっ、穂先を叩ききるってか!?」
---- 「おいチョビ髭、オメーも甘いな。これでどうだ?(ドスッ)」

(穂先のない槍で夏侯淵を突きました。)

馬超 「っしゃあ、仕切り直しだッ!!」
---- 「(シュッ)」
---- 「ハハハ、撃剣は名将の嗜みだぜッ!!」
---- 「・・・お前は幸せだなぁ、オレの撃剣の腕前とくと味わえッ!!」
---- 「食らいやがれ神槍・・・おっと神剣流星撃ッ!!」

(馬超は剣に持ち替えて斬撃を浴びせています)
283秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 04:34:36
>>280
【虎牢関・一級応接間】
韓文約「・・・ふむ、卿の言や良し。会議を開くのも良かろう。」
賈詡 「祝阿は問題だねぇ。司空殿が撤退を考えてるならそれはそれで良策かと。」
---- 「ただ、防衛線を虎牢関まで下げたとして兵が多すぎない?」
---- 「どこか攻略するのには十分な兵が揃うと思うんだけど・・・。」
---- 「司空殿だったらどこを狙う?」
284武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 04:50:21
>>283
武春「やはり狙うなら江陵方面かのぅ・・・」
----「いずれ許昌あたりまで進出できたら祝阿は撤退させようかと思っておる。」
----「ただ、今許昌を狙うのは刺激が強すぎると思うが。」
法正「つ【http://slum.in/tou/tizu/9/tizu-neo-2.PNG】」
----「つ【http://www.arachina.com/attrations/sanguo/images/dt/1.gif】」
武春「おお、すまんな法正。」
法正「馬超殿が曹操軍と交戦中とあらば、我らが姫軍と戦う大義名分もあります。」
285秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 04:57:51
>>284
【虎牢関・一級応接間】
賈詡 「なるほどねぇ。」
---- 「まずは南陽と上庸を押さえて、そこからって感じかな?」
---- 「あとは敵の出方次第だけど。そう考えりゃ王国サンに撤兵命じなくても良かったかも。」
---- 「まずは荊州の徐一族を一掃して、そのあとはそのとき考えればいっかw」
---- 「つか姫軍と徐一族だったらどっち先に叩く?」
286武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 05:07:52
>>285
武春「荊州の徐一族は今のところ動きが無いので、姫軍かな・・・」
----「東漢の中で西漢に寝返る可能性のある勢力があれば話は別だが。」
----「せっかく馬超殿も曹操軍と戦っておられるのに、このまま進路変更したら怒るだろう。」
法正「荊州さえ確保できれば呉方面にも道ができますな。」
【穎川 陽翟郊外】

夏侯淵「甘いッ。馬上の戦闘で剣は役に立たぬッ。」
------「踏み込んでこねば俺は斬れまい、優劣が定まったな、馬超!!」
------「(これで隙あらば身体に斬り付ける事も可能となった。…さて、どう捌くかな。)」
------「(馬超が俺を斬ろうとする一瞬が勝負。わざと隙を作り…)」
------「(そうだ、そこで踏み込んでこいッ)」
------「馬超、この距離では避けられまいッ。先ほどの借りは返させてもらうぞッ!!」
(夏侯淵は左手で佩剣を抜き、馬超の馬に向けて投げつけました。)
288東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/22(日) 15:14:30
【陳都・王宮】

劉鴻「さて、葬式も終わった……」
馬良「如何致しました?」
劉鴻「僕、皇帝辞めてもいいかな?」
徐江「…………」
劉鴻「大丈夫。荊州に行くだけだ」
徐江「…………」
劉鴻「ククク……死んでいいさ。独立するぞ……僕は独立するぞ!」
馬良「さすれば、直ぐさま荊州に向かいましょう」
徐江「分かりました。じゃ、さっさと逃げますよ」
劉鴻「ククク……戦力均衡。鄭軍の撤退で踏ん切りだついた。徐越殿に連絡。共闘だ!」
【陳都 王宮】

宦官「ちょっと、大変よ!曹操さまに報せなくっちゃ!!」
宦官「だめよ、そんな事をしてるうちに逃げられちゃうわ!」
宦官「もー、何でこんな時に都にいないのよ!!」
宦官「じゃあ、あたし達だけでやるわよ!」

(パチッ……)

宦官が指を鳴らすと、侍中府直属の隠密部隊が皇帝の私室前を取り囲みました。

宦官「皇帝陛下、逃げるなんて許しませんわよ!!」
290秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 16:09:57
>>287
【穎川 陽翟郊外】
馬超 「おわわ!!(汗)」
---- 「(ドンッ)」
---- 「イテテ・・・テメェ、汚ねぇぞ!!(怒)」

(馬超が落馬)

馬岱 「あのアホ・・・全く世話が焼けるなぁ。」
---- 「フンッ!!(ドスッ)」
---- 「一応俺も騎射は得意なんだぜ〜。」
---- 「ホラ、替えの馬に槍付けて持ってけッ!!」
兵卒 「ヘイッ!!」

(馬超、槍を握り直す)

馬超 「ふう、テメエやり口は汚ねぇがなかなかやりやがる・・・」
---- 「ここはひとまず・・・・・」

(馬超が馬を反して後退しはじめました)
291丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/22(日) 16:12:02
【豫州 陳都】
宦官「宋襄様・・・。・・・。」
宋襄「・・・・・!!!」
----「荀ケ殿!陛下が!!」
荀ケ「大変です。捕らえましょう」
宋襄「姫晋様はお許しになるだろうか」
荀ケ「仕方あるまい・・・」
宋襄「陳に駐屯する、環が軍80000を総動員して、陛下を見つけ出すのじゃ!」
----「劉岱!20000の兵で城外に陣を張るのじゃ」
劉岱「はは!」
宋襄「そこの者!汝南に向かい、杜襲に荊州への道を塞ぐよう命ずるのじゃ」
荀ケ「これで万全でしょう」
【穎川 陽翟郊外】

夏侯淵「兵は詭道なり…それは戦に於いても一騎討ちに於いても同じ事。」
------「よく覚えておくのだ、錦馬超!!」
------「(されど、味の悪い決着の付き方よ。あのような手は俺とて不本意だったが…)」
------「(ああでもしなければ、俺の頸はここで落ちていただろう。)」
------「さて、帰るぞ。二度目の処罰を受けねばならぬ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夏侯惇「淵!! 今まで何をしていたぁッ!!」
夏侯淵「申し訳ない…。」
夏侯惇「お前、陽翟防衛の将という自分の立場が分かっているのか!!」
------「一歩間違えれば戦略が全て瓦解していたぞッ」
夏侯淵「何も言う事は無い。軍法を糺せ。」
戯志才「当然の事だ。獄を抱いて上意を待てい!」
【兗州 陳留】

曹操「何…陛下が逃亡を…!?」
侍従「曹令君…?」
曹操「……焚書坑儒、黄巾の正当化、あらゆる悪政を耐えて参ったがもはや赦さぬ。」
----「あのような皇帝を戴いて漢帝国が威光を保てるとは思えない。」
----「徳のある者が徳の無い者に変わって天子となるのは天の意だ。」
----「劉鴻は完全に徳を失った。どうして天子である事が赦されようかッ」
荀爽「どうかお考え直しをッ。皇帝の廃位などを断行すれば天下は令君を王莽、董卓になぞらえるは必定!!」
曹操「たとえ吾が天下に背くと雖も、天下が吾に背くこと許さじッ」
----「男子、芳を百世に流すことあたわずば、また臭を万年に遺すべし。それもまた良いではないか!!」
荀爽「分かり申した…しかし令君、よもや自ら帝位に就こうなどとは考えておりますまいな?」
曹操「馬鹿な。予は社稷を祭る者ではなく、社稷の元で政を行う者だ。帝位は予には相応しくあるまい。」

曹操「慈明、汝は済北に赴き、劉政さまを陳留にお連れ致せッ。」
----「予は上京して廃立を上奏するッ」

※劉政とは後漢の済北王で、少帝劉懿の弟である済北節王劉登の裔です。
【陳都 尚書台】

曹操--「直ちに上奏文を起草する。」
鮑信--「孟徳、本当にやるのか…?」
曹操--「卿ともあろう者が大事の前の小事を捨てられぬか…。」
------「これでよし。皇宮に行くぞ。」

【陳都 皇宮】

廷臣壱「…!? そこの者、止まれッ。朝廷に帯剣して参上するなど……」
曹操--「そこを空けよッ!!…うぬらの相手をしておる暇は無いわッ!!(ザクッ)」
廷臣壱「ギャッ!!(バタッ)」
廷臣弐「曹令君、何と言う無体なこ……」
鮑信--「天下の大事だ、小者が口を出すなッ!!(ザクッ)」
廷臣弐「ギャァッ、こ、こら……たすけて……」
曹操--「構わん、やれぃッ!!!」
曹洪--「……さっさと死んどきッ!!(ドスッ)」
廷臣弐「ギャアッ……(死)」

曹操--「尚書令曹操、謹んで上奏す!!」
《上奏》

小臣、謹白す。
夫、聖朝の濫觴を遡れば、高祖皇帝沛の亭より出でて志を天下に望みしによる。
高祖 嘗て西楚の項羽と盟し、暴秦を大いに武関に破り秦の三世子嬰降りて咸陽を開き、関中は総て其の所となる。
項羽、是を悪んで鴻門に会し、関中と換えるに漢中を以ってす。将に聖朝の号する以となる、之を天命と言わんか。
蒼天に二日なく、両雄は必ず倶に天を戴かず。
龍虎、垓下に決戦して雌雄を顕らかにす。勝敗自らありて、西楚ここに滅ぶ。
両雄に先んずるに陳勝と呉広とあり、大いに秦の世を乱すと雖も、陳と呉と、漢と楚に比すれば
固より燕雀と鴻鵠とを比ぶるが如く、王侯将相、種有らずと雖も将軍に名地、皇帝に天命の己にあるべし。
自ら勝敗あって天下の漢に帰するは豈に天命のあるのみならんか。

然るにいま世上を見るに麻の乱るる如く民心の揺れ動いて定まらず、聖朝衰微す。
忠臣、鳳凰の志を抱くも、禁中の害悪これを妨げ、国家擾乱の形成これあり。
いま漢の衰滅に徳なき天子を見る。劉鴻は社稷の転覆を企てし張角の末裔なり。
彼の人となりや貪欲にして乱を好み、私に帝威を借りて廉じる色なし。
古の書物を火に焚き、聖上の君子を虐げて地に坑じ、その悪行を蓋う事能はず。
其の縁者の徐越は西賊に与し、黄巾を糾合して更に世を乱しめんとす。
彼ら、聖位の器には非ず、大逆の叛臣、国家の不祥なり。

いま済北王劉政あり。少帝の弟にして済北節王劉登の裔なり。
居城に居りて聖朝の中興を呼号す。
脳漿には謀を専慮し、又た叡慮を規諫して大業を果たさんとの志あり。
允天下の器にありて、吾彼をして漢帝国の執政を担わしむことを欲す。
若し、天命の革むることなくば、国家は悉く西賊の帰するところとならん。
将に蒼天の滅ぶべからず。必ずや天命のありて漢室の再び興るを祐く。

小臣、卑賤の身にあれども、忠義を尽くさんと思わざることなし。
才は良、平に遼か及ばざるも、智謀の限りを運らし、聖旨を輔翼せん。
微力は何、参に比ぶ可くなきも、粉骨砕身して親政に参与せん。
請い願わくは天下の序列を糺しめ、蒼天に復び光を回らしめよ。
吾敢えて奏上す。鵬挙あるべし。
【兗州 済北】

荀爽「済北王殿下、お初にお目にかかる。荀慈明と申します。」
劉政「うむ…して、何用か。荀家八龍の一人がこうして参る以上は徒事ではあるまい。」
荀爽「はっ。先に出奔された劉鴻陛下の事で御座います。」
----「天下擾乱し、民は塗炭の苦を舐めているというに、此度の出奔は赦さざるべき悪行。」
----「尚書令曹操殿は是を憂い、天命を革め再び漢に安寧を齎さんとのお心で御座いますゆえ、」
----「皇族の中でもとくにお若く、中興の志を強く抱かれる殿下を漢帝国の執政にとのお考えでござる。」
劉政「し、暫し待てッ。話が唐突すぎてすぐには決められぬ。」
----「引き受ける訳には参らぬッ。」
荀爽「はい、そう仰せになると思いました。されど、一時陳留までお越し願えませぬか。」
----「後事はよく話し合って決めねばなりませぬからな。」
劉政「……分かった。」
(劉政が陳留へ向かいました。)
297東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/22(日) 19:41:25
【陳都城外】
馬良「…………」
劉鴻「すまない、徐江叔父……」
馬良「全ては仕組まれていたこと……元より帝は影であり……」
劉鴻「ククク……周りは全て敵。……御父様(劉崇殿)に何と言おうか」
馬良「犠牲は大きいか……」
劉鴻「僕が死んでも、御父様とは違い、僕は地獄へ逝こうぞ……!」

【陳都王宮】
徐江「無礼……とだけ申しておきましょうか」
影武者「…………」
徐江「ククク……遂に刃を剥き出しましたな……」
影武者「…………」
徐江「それは、俺たちとしても一緒か。まあ……いい」
----「(皇帝陛下……しっかりとお逃げくだされ)」
298東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/22(日) 19:47:48
【荊州付近】
徐越「聯合……とうとう兄上と聯合することになった」
鍾羣「そうですか。で如何するのです?」
徐越「農民兵を帰農させ、15万程度まで絞る」
鍾羣「では……」
徐越「ああ、襄陽に向かう。徐一族の天下取りだ……」

【荊州襄陽】
徐忠「これは父上の言に反することなのか?」
徐庶「自称正統漢朝が3つ出来ることとなるでしょう」
閻圃「喜劇……とでも申しましょうか」
張遼「さすれば、某。皇帝陛下を迎えに行ってきます」
徐忠「俺も向かう。元直に高順、閻圃は付いて参れ」
【陳都 王宮】

曹操「逆臣徐江、フン、阿諛追従の小人め。」
----「吾は漢に衷心あればこそ宮中の癌を取り除こうと致しておるのだ。無礼なぞとは片腹痛い。」
----「これまで私腹を肥やし天下の擾乱を助長した罪、今こそ曹孟徳が裁く。」
----「こやつを城下の辻に引っ立ていッ。陵遅の刑(四肢をバラバラにして放置する刑)に処すッ。」
300斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/22(日) 20:59:02
>>209
(張通の酉がぶっ飛びましたのでw)

【済北公邸】
侍女「閻行将軍が随分前から面会を求めていますが・・・」
張通「これは無礼な事をしてしまった。。」
----「早速、お通しいたせ。」

(ドゾー
301斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/22(日) 21:11:22
【東平陵】
趙奉「・・・とまぁ、いろいろ起こりまして・・・」
----「完璧に流れに乗り切れていないようですが・・・」
張達「無理を言うな。何事も我が道を行くのが張達じゃ!」
趙覧「う〜ん、どうみても脇に逸れてみたり、屈してみたり、」
----「見失っているように見えるのですが・・・」
張達「・・・だ、黙らんかい!」
----「っと、そんな事よりも鄭軍が撤退したようだ。」
----「我々も早く、祝阿を片付けねばのぅ〜」
趙奉「やはり従弟だから矛先は鈍りますか?」
張達「んな事はないが・・・」
華歆「殿〜!陳で大事件ですぞ〜〜〜〜!!!」
張達「うぬっ!?・・・・(読み込み)・・・」
----「な、なんとっ!」
----「これは一大事。。表に出すことはあってはならぬぞ・・・」
----「姫丞相、曹尚書令、楽司空との連携が大事だ。」
----「動向を良く探るように。。」
華歆「はっ!」
【陳都 王宮】

曹操「貴様は上奏文の内容を斉国に伝えよ。」
----「張太尉の所見を伺いたい。」
侍従「はっ。」

【斉国 東平陵】

侍従「これがその上奏の内容でござる。(>>295参照)」
----「いかがで御座いましょうか……」
303東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/22(日) 21:31:07
>>299

【陳都王宮】
徐江「ククク……私は死を恐れぬ。漢の為に散るのだ……っ!」
----「陵遅の刑、勿論受けてやろう」
----「歴史とは敗者は書けない……私たちは勝者になる」
----「その前の犠牲は付き物だ。思い知れ、私たちの底力を……」
----「貴様は滅びる、歴史の簒奪者は必ず滅びる」
----「皇帝に逆らうは不忠の罪成、先祖よりの土地を失うは不義の罪成!」
----「その罪を受け入れるか、ならばそれも好し。さっさと殺せ!」
----「ククク……俺の役目は終わった。やっと御祖父様、御父様に会えるな」
----「フワハハハ……漢王朝に栄光あれッ!」
>>303
【陳都 王宮】

曹操「ふう、何やら虫けらが鳴いておったようだが?」
鮑信「………。」
曹操「鮑信、貴様は尚書台に戻り、追加で令を発布せよ。」
----「後顧の憂いを除くためにこの陳にいる全ての徐一族を捕縛し梟刑に処すとな。」
305斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/22(日) 21:49:51
>>302
【東平陵】
張達「(なんとっ!早急過ぎるぞ、曹操!己が野心の為か!?)」
----「この上奏には私は賛同できかねる!」
----「・・・斉には先の皇帝、劉宏陛下もいらっしゃるので、」
----「今後についても霊帝陛下のご意向を伺いたい。」
----「・・・この件はまだ公にすることは出来ぬ。」
----「くれぐれも軽率な行動は避けるように!」
----「そうお伝えくだされ。」
306東漢皇帝 劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/10/22(日) 21:56:41
【荊州付近】
張遼「陛下、陛下大丈夫ですか?」
劉鴻「徐江叔父が死んだ……」
閻圃「ともかくはご無事で何より」
徐忠「徐江の死を無駄にしてはならない。中華を統べる。それだけだ」
高順「襄陽に戻りましょう。そういえば、楽殻殿の援兵は……」
馬良「殺すことは無いでしょう。それに、無闇に殺すものではない」
劉鴻「当面の敵は曹操、ということになるな」
張遼「さすれば、襄陽にとりあえず戻りましょう。何らかの勢力からの干渉があるやもしれませぬ」
劉鴻「張遼の言や良し。襄陽に戻る」

【陳都王宮】
徐江「俺だけが残った。それまでよ、一族を守るためにな」
----「俺が虫けらか、それならば君は塵や埃といった程度かな」
----「殺される身、何を言ったとて変わらぬよ」
----「幸運を祈っていますよ、宦官のお孫さん……!」
【東平陵】

侍従「軽率ですと?貴殿のお言葉とは思えませぬな。」
----「確かに鄭は撤退致しましたが、この騒動に乗じて秦国が侵攻してくればどうなさいますか。」
----「皇帝が出奔した波紋が広がる中、敵の侵攻を受ければどうなるとお思いですか。」
----「今こそ早急に執政を立て、体制を整えて敵に当るのが上策との令君のお考え、お分かりいただけませぬか。」
----「大王が令君の野心をお疑いなら、それは杞憂というもの。」
----「どうかお考え直しになり、適切なる判断をお下し願いたい。」
【豫州 陳都】

鮑信「徐江およびその他徐氏の処刑を終えたぞ、孟徳。」
----「しかし、何故このような大粛清を…。」
曹操「天下に皇帝の愚考とそれに対する正等なる処断を示すためである。」
----「よいか、如何に内密に事を進めようとて、それはそもそも無理な話だ。」
----「この騒動の詳細は荊州での徐勢力の動き、そして宮廷での廷臣らの狼狽を通じて短期間で天下に広まろう。」
----「であるからこそ、必ずや上奏を通さねば秦国に付け入られる隙を与えることとなる。」
----「張太尉も分かっていただけるとよいのだが……。」
309斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/22(日) 22:07:21
>>307
【東平陵】
張達「ほう。よく言うの。」
----「ならば曹尚書令に伝えよ。」
----「東漢諸侯の協議を開くべし、と。」
----「表向きは藩国の再編成やら何やらで問題なかろう。」

(と、こんな所で今日は落ちます
310秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 22:36:32
>>300
【済北公邸】
閻行 「むむ、急に参りまして失礼致しました。」
---- 「して、手短に用件から申し上げます。」
---- 「豫州と兗州に動乱の気配ありとのこと、公には斉王の動静を探っていただきたく。」
---- 「斉に我らに合力する意図在りし時は我らと組めば敵を粉砕する事も容易になりましょう。」

(早速問題発言。つか日ハム勝ったよぉ〜!!) 
【東平陵】

侍従「わかりました。然らば…」
(使者は宿舎に戻りました。)

【豫州 陳都】

曹操「陳留に伝令を出せ。荀慈明は姫丞相と此度の件について相談するよう。」
----「それから、薛公威を揚州に使者として派遣せい。」
従者「ははっ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【兗州 陳留】

荀爽「丞相、事後調略について講ずるよう令君より命じられました。」

【呉国】

薛悌「尚書令曹操よりの使者でござる。呉侯にお取次ぎくだされ。」
312秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 23:25:49
【司隷・虎牢関】
馬超 「ふう、帰って来たぜ!!」
馬岱 「夏侯妙才とか言うクソッタレ、やたら強えーじゃねーかよ。」
---- 「孟起のヤツ、槍捻じ切られて落馬してやんのksk」
馬騰 「何ィ、お前どこの馬の骨とも分からねぇヤツに負けたのか!?」
---- 「バカ野郎、馬援さまの名が泣くわッ!!」
---- 「そこに座れ、根性叩きなおしてやるッ!!」
馬超 「ちょwwwwオヤジwwwwwwwwwwwww」
---- 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

(数刻後)

馬超 「⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク」
馬岱 「相変わらずオヤっさんの折檻は激しいなぁオイ。(苦笑)」」
馬騰 「このバカ息子、無敵の馬軍団の名誉に泥を塗りやがって・・・」
---- 「今度会ったら何があっても叩き斬れ、いいカッ?」

(馬超率いる5千騎が帰還)
313秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 23:27:11
>>286
【虎牢関・一級応接間】
賈詡 「いつのまにこんな詳細な地図作ったんだか。」
---- 「全く孝直サンの仕事の速さにはビックリだよ〜w」
李儒 「だ、大王!! 密偵より報告がッ!!」
韓文約「何だ、いつも沈着なお前らしくもない。」
---- 「これからの膠着状態をどうす・・・」
李儒 「曹操が徐一族を排斥して都を抑えたとの事ッ!!」
---- 「またとない好機です、兵を発して賊どもを叩き潰しませ!!」
韓文約「ところで偽帝の所在は?」
李儒 「ハァッ、ハァッ・・・奴は襄陽に入ったとの事でございます。」
---- 「梁との決裂は誰の目にも明らか、荊州を奪うのが上策かと。」
韓文約「・・・・・。(ニヤリ)」
---- 「うむ、直ちに軍を発せよ!!」
---- 「武関を出でて直ちに上庸を奪取、宛を押さえて襄陽に向かうッ!!」
---- 「先鋒の総大将は輔国将軍馬騰が務めよッ!!」
賈詡 「王国サンはどうするの?」
韓文約「撤退を取り消し、樊城を死守するように厳命せよッ!!」

(涼州軍が武関に集結を開始。軍を編成したら投下しますね。)
314武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/22(日) 23:42:53
草の者「伝令!徐一族に不穏な動きアリ!注意されたし!」
武春「はぁ?徐軍いかがいたしたと?」
法正「情報によりますれば、皇帝劉鴻が都を捨てて襄陽へと下っていったと。」
武春「なに?」
法正「ですから、東漢が事実上勢力分裂した、と見るのが妥当かと。」
武春「しかし、それでは徐一族は今後どうなるのだ?」
法正「さあ?襄陽にて独立でしょうか?」
武春「そういえば陳留の今後は?」
法正「曹操がなにやら暴れておるようですがw」
武春「ふっ、我々もなめられたものだな。」
法正「いかがいたしましょう?」
武春「おそらく諸勢力は秦王の動向をうかがっているはずだ。」
----「しかし、西漢にはこの扶風王もいるんだよな。」
----「穏便に裏工作でもしておくかな。」
法正「策を練っておきますw」
315秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 23:47:38
>>314
【虎牢関・一級応接間】
韓文約「司隷の守りは貴殿にすべてお任せ致しまするぞ。」
---- 「機に臨み変に応じて我らの覇業を共に貫徹しましょうぞッ!!」

(おいらいない間はお任せしますw)
316秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 23:48:33
【兵士数&配置1】
≪荊州方面軍≫
涼州軍本軍(基本方針:上庸城奪取)
主将:韓文約(大司馬)
武将:孟光(大司馬府軍師)馬岱(大司馬府司馬) 厳顔(大司馬府従事中郎) 
歩兵40000+騎兵35000+工兵30000

建威将軍隊(基本方針:上庸城奪取)
主将:馬超(建威将軍)
武将:賈詡(尚書令)龐徳(建威将軍府司馬) 成公英(建威将軍府参軍)
歩兵35000+騎兵20000+鉄騎兵20000+工兵20000

輔国将軍隊(基本方針:宛城奪取)
主将:馬騰(輔国将軍)
武将:張松(輔国将軍府軍師) 張任(大司馬府長史)馬休(建威将軍府長史)
歩兵30000+騎兵20000+羌族騎兵20000+工兵25000
317秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/22(日) 23:50:09
【兵士数&配置2】
≪青州方面軍≫
済北公国守備軍(基本方針:祝阿防衛)
主将:閻行(遊撃将軍) 
武将:李儒(衛尉)馬鉄(大司馬府長史)
歩兵60000+騎兵25000+工兵30000

≪司隷方面軍≫
洛陽残留軍(基本方針:新兵訓練)
主将: 牛輔(大司馬府参軍)
武将: 許靖・許子将(食客)
歩兵15000+騎兵25000+掘子軍40000

(収 入) 9217銭+17737.5銭=26954.5銭
(維持費)387.5銭 /日

※1 各拠点の主将は雑号将軍を兼務するため、無料兵は合計75000。
   大司馬無料兵は大尉と同じ兵数で。
※2 収入は貿易収入400銭+専売制収入400銭
※3 専売収入は掘子軍出撃時は0。
318武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/23(月) 00:00:11
>>315
(ちなみに地図の一方は中国系の旅行会社のですw)
武春「了解じゃ!関の守りは完璧なのでご心配なく!」
法正「陳留を下った徐一族の兵力は未知数です。」
----「お気をつけなされませ。」
武春「司隷には敵兵一兵たりとも入れませぬよwww」
319武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/23(月) 00:15:03
【虎牢関工兵部隊】
黄忠「お〜い!ぬしら、ちゃんと掘っておるか?」
工兵A「黄忠サマぁ〜、もう戦が始まるんですかぁ〜?」
黄忠「そうじゃ。そうじゃよ。かっかっかw」
工兵B「20000人も動員して作るなんてすごいっぺ。」
工兵部隊長「黄忠様〜!堀、もうすぐ完成いたします!」
黄忠「そうか、これが終わったら関の内側も工事するから休むでないぞ!」
工兵C「オイラたち、まんだ働くんだっぺか・・・」
黄忠「給料はずむからな。休むでないぞ!かっかっかw」
工兵部隊長「ひゃっほーい!」
工兵A・B・C「( ゚д゚)ポカーン・・・」
>>253
【豫州 陳都】

曹操「そうだ、貴様は于舗殿に書状を送れ。」
従者「ははっ。」

《書状》
于舗殿、御見それ致しましたぞ。卿のお言葉はまこと理に適っておる。
ぜひ、州別駕(州の副官)として東郡(濮陽)太守を務めてもらいたい。
また州庫より東郡に3万銭を寄贈する。好きに使ってくだされい。
それから于禁、毛玠、夏侯尚、曹彰を赴任させよう。
貴殿の才に期待しておるぞ。

(郡太守なので日給120銭が得られますよ〜)
321秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/23(月) 00:27:38
>>318
【虎牢関・一級応接間】
韓文約「むむ、頼もしい・・・。」
賈詡 「司空殿、ひょっとすると誰かこっちに寝返るかもしれないね。」
---- 「もし降伏する者がいたら丁重に扱ったほうがいいかな。」
---- 「窮鳥が懐に忍び込んで来た時は下手に殺しちゃいけないよんw」
韓文約「文和、それでは参るぞ!!」
賈詡 「んじゃ、みんな待ってるし行きますか!!」

【武関】
馬騰 「遅いッ!!」
韓文約「仕方ねぇだろ・・・。(苦笑)」
---- 「じゃ、軍議を始めようぜ。俺たちと孟起は上庸城を奪取して今後の根拠地にする。」
馬超 「オウッ!!」
馬騰 「俺はどうするんだ?」
韓文約「おめえは宛城を奪取しろ。」
---- 「梁軍は逃げ出した自称皇帝なんぞさっさと死んだ方がいいに決まってるから多分動かねぇ。」
---- 「だからとりあえず宛を奪って様子見だ。」
馬騰 「その後は?」
韓文約「うーん・・・」
賈詡 「寿成サマ、いずれ分かるよ。(ニヤリ)」
---- 「ボクたちに楯突いた奴の末路がどうなるか、しかと見せ付けてやろうじゃないの・・・」

(全軍集結完了)
322武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/23(月) 00:37:41
>>321
武春「健闘を祈っておりますぞ!」
法正「投降する者には私が責任を持って丁重におもてなしいたします。」
武春「ご安心召されよ。そして存分に暴れてこられよ!( ^∀^)ノシ」
(武春達は出陣を見送りました〜)
323王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/10/23(月) 00:54:54
>>313
【樊城】
王国「撤退辞令、よし帰るぞ」
----「っと、そーでもなさそうだな」
使者「帰るな、樊城を死守せよと」
王国「じゃ、俺も出陣する。目障りな軍隊が樊城を拘束する」
----「よし、景気付けだ。楽の旗印、ほう敵さんの援兵ね。叩き潰す!」

*王国出陣、騎兵3万と歩兵3万、臨時徴兵2万…合計8万
324秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/23(月) 01:05:22
>>323
【荊州・上庸城】
韓文約「誰もいないぞ・・・」
賈詡 「そりゃ、鄭軍の根城だからねぇ。」
厳顔 「カッカッカッ、幸先よき戦じゃッ!!」
馬超 「そんなこと言ってないで、さっさと入城しようぜ。」

(城内にて)

韓文約「よし、王国を荊州牧に封じるとしよう。」
賈詡 「なんか頑張ってるみたいだしね。これまでの功績考えたらそれはアリかも。」
孟光 「それでは手前が向かいましょうかの。」

【荊州・樊城】
孟光 「勅使である、直ちに開門せよッ!!」

(王さん、暇だったら絡んでー)
(上庸に涼州軍が入城。歩兵7万5千、騎兵5万5千、鉄騎兵2万、工兵5万)
325丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/23(月) 01:18:03
【兗州 陳留】
荀爽「丞相、事後調略について講ずるよう令君より命じられました。」
姫晋「うむ、曹操は大変なことをした」
----「しかし悔やんでもしょうがない」
----「今後の事について、曹操は何と申しておった?」
【兗州 陳留】

荀爽「ひとえに漢室を思ってのこと。大事の前の小事には構っておられぬ、」
----「他意は御座いませぬし、負い目を感ずる必要も無い、と……。」

荀爽「丞相、此度の陛下の出奔に対する令君の対応は確かに大それた事でございました。」
----「されど、私にはあながちに大逆と弾劾するのも忍びないことのように思います。」
----「天子がおわさねば社稷は成り立たない。また外戚の専横は社稷の腐敗に通ずる。」
----「令君には、これを糺そうとしただけなので御座いましょう。」
----「上奏の件、どうかお考えいただきたい……。」
327丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/23(月) 01:40:41
【兗州 陳留】
姫晋「漢室のためとは聞こえがいい」
----「とはいえ、近頃の陛下の所業は目を覆いたくなるものであった」
----「今そなたと話しても埒が開かない」
----「ともかく、予は陳都に戻り、諸侯に召集をかけたいと思う」
----「荀攸!!後は任せた!!」
荀攸「ご心配なく・・・」

【豫州 陳都】
姫晋「曹操、諸侯に招集はかけたのだな?」
----「良いぞ!予も陛下にお諌めしようと思ってたところじゃ」
----「しかし、諸侯からの反発は大きいだろう。しばらくは私に任せなさい、表向きは」
----「事情を諸侯に説明すれば、必ず理解してくれよう」
----「ささ、これからが大変じゃぞ!」
【豫州 陳都】

曹操「はっ…少々派手にやってしまいました故、それも詮無き事。」
----「丞相にはご苦労をお掛けいたしますな。」
----「私は暫時都に留まり、処理に当たりまする。」
(声をひそめて)
曹操「ただ、私は執政を立てて国を纏める事は何よりの大事と思っております。」
----「丞相の御所見や奈何に……。」
329王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/10/23(月) 01:56:57
>>324
【荊州・樊城】
李文候「これはこれは孟光殿、ただいま王国は出陣しておりますが……」
------「何用に御座いますかな?」
330丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/23(月) 02:01:49
【豫州 陳都】
姫晋「(確かにのぉ・・・)」
----「秦軍300,000が荊州に向った」
----「ここは、漢のため徐一族と和解をし、秦軍を挟撃しようと思う」
----「その姿勢を示せば、諸侯の疑いも晴れようぞ」
331秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/23(月) 02:07:35
>>329
【荊州・樊城】
孟光 「ふむ、これはこれは文候殿。」
---- 「失礼かも知れませぬが用件だけ先に述べさせていただこう。」
---- 「王国を荊州牧に任命し、治所を襄陽に定むる。」
---- 「襄陽に跋扈している匪賊を討伐し、直ちに治所に入って政務を行うべしッ!!」

(まあ、こんなことでございますおw)

【荊州・冠軍】
馬騰 「オイッ!!」
張松 「何だオッサン?」
馬騰 「宛城はまだかッ?」
張松 「俺の作った地図によると・・・えーと」
張任 「・・・・・今ちょうど半分だな。」
---- 「まずは敵との連絡を絶とう。間違って我らが背後を衝かれないようにしないと。」
馬騰 「ガハハ、お前より冷静で頭も働くいいのが来たなッ!!(嬉)」
張松 「・・・・・。」

(宛城攻略軍、移動中。)
【豫州 陳都】

曹操「(徐氏と和解…有り得ぬ事だ。……ッ!! なるほど、そういう意図であったか)」
----「好う御座いましょう。その件に関しましては丞相が最善のご裁断をしていただけたらと存じます。」
----「ただし、ご忠告を申し上げるまでも無い事で御座いますが、徐氏にはご注意なされませ。」
333丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/23(月) 19:20:29
>>332
【陳都 丞相府】
姫晋「わかっておる」
----「事は急を要する。すぐさま上奏文を書こう」
----「陳羣、使者となれ。生きて戻れ!」
陳羣「はは、この重責、必ずや成功させまする」

【荊州 襄陽】
陳羣「丞相姫晋の臣、陳羣。使者としてまいった!!」


≪上奏文≫
臣姫晋、僭越ながら、謹んで申し上げます。
先の出奔はいかなる考えでしょうか。
今まで漢に忠誠を尽くした者に何と説明するのでしょうか。
曹操は血迷い、張達、楽殻殿は都に不信感を隠せず、進退を見極めています。
しかし、今荊州北部は風雲急を告げています。
今こそ、曹操を赦し、梁曹軍が北より、皇軍が南より秦軍を挟撃すれば、いよいよ漢は安泰となるでしょう。



【揚州・建業】
楽殻 「いやー、沖縄楽しかった」
近衛兵「修学旅行ですか。有名人も見れてよかったですね」
楽殻 「うんうん。ところで……何で私の部屋が書簡で埋まってるんですか?」
近衛兵「……お休み中に溜まった情報です」

〜暫くお待ち下さい〜

楽殻 「………ちょっと休む(ぱたり。」
楽涼華「ちょっとあなた!帰ってくるなり倒れてどうするのよ!」
楽殻 「だってさー、鄭軍が帰ってたと思ったら帝が暴走して、
    曹孟徳殿も暴走して弟は韓軍と戦闘中。おまけに裏では謀略が渦巻いてて……。
    私一人の頭じゃ処理しきれないから、皆で話し合って」
厳白虎「待てぃ!ワシらの呉攻めはどうなるんじゃあ!」
蔣欽 「一時中断じゃね?もしかしたら和睦かも……」
楽涼華「冗談じゃ無いわよ!お父様に戦わせておいて、自分らはのほほんとしてるつもり?!」
王朗 「わしの発明……」
伝令 「殿。尚書令曹孟徳殿からの使者で、薛悌と申す者が来ていますが……」
楽殻 「……そりゃ応対しないと。すぐに会います。取次ぎなさい」

【謁見の間】

>>311
楽殻 「よくぞいらっしゃいました。
    ……顔色が悪いですね。何か、まずい事でも……?」

(楽殻は薛悌と面会中。(曹さんどうぞ。
>>323
楽進「ん?撤退するのか?……つまんねーの。
   と思ったらこっちに向かってきたぞ」
兵士「騎兵3万、歩兵3万、後……なんともいえない人たちが2万って所です」
楽進「よっし!よく聞けお前ら!
   これから敵が向かってくる!その数は明らかに俺達より多い!
   が!
   俺達は無敵の騎馬軍団だ!向こうも西涼の雄なんて名乗ってるが、団結力は俺らの方が上だ!
   飯の心配も問題ない。後ろの徐さんが何とかしてくれる!
   だから、何の遠慮もなくあいつらをぶちのめしてやろうぜっ!」
全軍「オオーーーッ!!」
楽進「行くぞ!2万ずつ3隊に分かれて進軍開始!」

(楽進軍、城外の王国軍に向けて進軍を開始しました)

【揚州・鄱陽】
諸葛謹「……鄭軍が、来ない」
伝令 「報告!こちらに接近してくる集団を確認!」
諸葛謹「遂に来たかっ?!」
曹豹 「おーい」
諸葛謹「( ゚Д゚)……?」
曹豹 「いや、何か知らんが鄭軍は撤退していったぞ。
    で、配下と共に路頭に迷っていたらこの人に助けてもらった」
項梁 「フン。余りにも貧弱だったから連れてきてやっただけだ。
    ……高い金払って作った戦車を、こいつらを乗せるために使う事になるとはな」
諸葛謹「ああ、越の将軍でしたか。どうもありがとうございました。
    ……となると、私達の任務は終了ですか?」
曹豹 「そうなるのう。帰るか」
項梁 「……撤退したとはいえ国境の守りは堅い。警戒しておけ」

(鄱陽城は緊張が解かれた模様。
【揚州・建業】

薛悌「お目通り感謝致す。尚書令曹操が臣、薛公威と申す。」
----「……先日曹令君は出奔した帝の廃位の奏上と外戚徐氏の大粛清を断行され申した。」
----「帝の出奔は帝国の瓦解に直結するため迅速なる体制再編をすべしというのが令君の所見で御座るが、」
----「この独断ともいえる処断に関して諸侯のご意見は揺れ動いてござる。」
----「事件を伏せて時を待つべしという張太尉殿、上奏をもとに新たな動きをすべしという姫丞相。」
----「此度参りましたは大王のご所見を伺うためで御座る。」
----「大王は令君の上奏、奈何にお考えか。」
【越国】
李鳳「一之軍司令官李鳳、只今帰還しましたー」
項梁「二之軍司令官項梁、戻ったぞ」
陳翔「三之軍司令官陳翔、ワシ、出番無かったんだけど」
越勝「おう、全員揃ったか。揃ってもらったのは事情があってな。
   ……いや、何と言うか娘婿が相当困った事になっていて軍を動かせんらしい。
   あいつがいないと呉の水軍にボコボコにされるから、一旦軍を退かせた」
陳翔「鄭軍は?鄭はどうなったんじゃ?」
越勝「……突然全軍撤退しちまった」
項梁「……少し、寂しいな」
越勝「とりあえず!これからは少し慎重に動くようにする。
   軍は暫く休みになるから、兵士達はそれぞれの部族に戻らせて休ませてやれ」

【呉国】
周瑜「……ハァ」
朱然「……越も楽も、すぐに攻める事はしないようですね」
周瑜「しかし、最大の援軍の鄭が撤退してしまった……どうすればいい?」
呂範「まずは兵を休め、その後国を豊かにして徐々に楽の領土を削っていけば……」
虞翻「富国強兵……こんな狭い土地じゃたかが知れてるねぇ」

【揚州・某所】
孫策「……黄蓋。まだ戻れないのか?」
黄蓋「戻るのは恐らく不可能だと思いますのぅ。ただ、行くあてならありますぞ」
孫策「……何処だ?」
陳武「黄蓋殿。対象人物発見、現在交渉中」
黄蓋「そうか。殿、今しばらく辛抱してくだされ」
338秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/24(火) 02:20:52
>>335
【荊州・樊城周辺】
馬騰 「ガハハハハ・・・・?」
---- 「王国の奴はもう戦い始めたのか、全く戦というものは・・・」
張松 「オッサン、そんな悠長に言ってないで俺たちも突っ込もうぜ!!」
張任 「・・・焦るな、敵の動きを見極めろ。」
---- 「孟起に援軍要請をッ!!」
兵卒 「ヘイッ!!」

張任 「・・・さあ、寿成殿。突撃の下知を!!」
馬騰 「ガハハハハ!!」
---- 「なんと不細工な陣形じゃッ、ワシが一捻りにしてやるワイ!!」
---- 「休、お前は歩兵3万の本陣を指揮して中軍を叩き潰せ!!」
馬休 「おう、ま、任せろッ!!」
馬騰 「バカモン、気合入れんか気合をッ!!」
---- 「張任、お前は騎兵2万で先鋒の横っ腹を突っつけ!!」
張任 「・・・任せろ。」
馬騰 「出っ歯、お前は後ろから工兵2万5千で連弩を撃ちまくれ!!」
張松 「オッサン、蜂の巣にならないように気をつけろよ?(ニヤリ)」
馬騰 「ガハハ、ワシら羌騎兵2万は後陣を粉砕じゃッ!!」
---- 「オメーら、皆殺しにしろいッ!!」
一同 「ウォォォォォォォォッ!!」

(楽進軍の横から馬騰軍が突撃を開始しました)
339秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/24(火) 02:30:42
>>337
【荊州・上庸城】
韓文約「この後はどうする・・・?」
賈詡 「どうしようかなぁ。募兵でもする?」
厳顔 「大王、大王は江東の小覇王って知ってるかの?」
韓文約「・・・、ああ!!」
---- 「長沙の孫文台の長子か!!」
厳顔 「そうじゃ、奴に援軍を頼みに行けばよかろうて。」
賈詡 「そういや、周公謹の補佐もいいみたいで旭日昇天の勢いだって言ってたね。」
---- 「なるほど、そりゃ面白いかも。」

【揚州・呉国】
使者 「秦の使者で参りました、開門願いたい!!」
【穎川 陽翟】

《会議》
夏侯惇「何とか人が住めるようにはなったみたいだなッ」
戯志才「左様だが、過日に復するまでにはまだ時間がかかろう。」
劉曄--「ふむ。ここはわが領内と同様に復興致してはどうかと…。」
夏侯淵「というと?」
劉曄--「コホン。天下の擾乱は今だ収まらず、流民も一向に足を止めることを知らない。」
------「そこでこの地に流民を集めて殖産させ、更に顧問の大商人を雇って財源・兵糧の入手源を確保すれば……」
戯志才「その結果更に人は集まり、復興の足も早める事になるな。」
劉曄--「丞相に書状を送り許可を得たらすぐにでも取り掛かろう。」

夏侯淵「では引き続いてこれからの軍備の話だ。」
------「陽翟軍は現在総勢13万。内訳は歩兵3万、騎兵4万5千、虎豹騎2万5千、工兵1万5千、元戎1万5千。」
夏侯惇「そして姫武殿の率いる梁軍2万を合わせて15万ってか。」
戯志才「此処を守るには十分すぎる数だが、都の変事の事後処理の話は聞いたであろう。」
夏侯惇「ああ。孟徳も厄介な事をしてくれたもんだぜ。(苦)」
戯志才「中央に大きな波紋を呼んでおるのは確かだが、我が軍の動向にも大いに関わること。」
------「念のために陳留から軍を召集するのを検討するのも無為ではあるまい。」
夏侯淵「そうだな。頭に入れておこう。」
------「……それと、俺は少々軍を移動させる。歩兵1万、騎兵2万と工兵を全て拝借するぞ。」
戯志才「……? ああ、大それた事ではないなら構わぬが。」
夏侯淵「大丈夫だ、駐屯地を少々変更するだけだ。ではなッ。」
(夏侯淵が歩兵1万、騎兵2万、工兵1万5千と共に穎水から移動を始めました。)
341于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/24(火) 15:39:58
【東郡 濮陽】

于舗「于禁、夏侯尚、曹彰、毛玠(五十音順、敬称略)!」
于禁「はっ」
夏侯尚「はっ」
曹彰「オッス」
毛玠「(オッス?)はっ」
于舗「それがしが今回東郡を治めることとなった于舗である
------…実は堅苦しい挨拶は苦手なのだが、よろしく頼みます。じゃない頼む」
于禁「……」
曹彰「ちょ待てよ」
毛玠「(キムタク?キムタクなのか?)」
于舗「なんでしょう。出席番号3番の曹彰殿」
曹彰「出席番号でなんだよ。じゃねぇ。親父は『お前はまだ一軍を預かる器ではない
------于舗殿に付き従い将器のなんたるかを…』後は覚えてねぇけど、そんなことを言われて来たわけだが
------俺はアンタを上司と認めたわけじゃねぇぞ。なぁ、于禁、尚」
于禁「……」
夏侯尚「私はその、何とも……」
于舗「むむむ……」
毛玠「(ry)」
曹彰「とにかく、だ! 将軍はまず腕っ節だろ? 一手ご教授願いたいもんだぜ」
342于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/24(火) 15:46:49
【東郡 濮陽】

夏侯尚「しょ、将軍、私はあの、その」
于舗「…致し方ありませんな。毛玠殿、それがしの戈を」
毛玠「将軍?」
于舗「まずは部下の信任を得ねば何事も始まらないと思いますので…」
曹彰「古臭い獲物だな」
于舗「何をゥ、結構使いやすいんですよ。じゃないだぞ」
曹彰「調子の狂う奴だぜ。そらっ」

(少年漫画的お約束に則り、于舗対曹彰の一騎打ちが始まりました)
343于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/24(火) 16:09:42
【東郡 濮陽】

曹彰「ドラララララララララァァッ!」
于舗「ふんっ!ふんふん!」
曹彰「十倍界王拳ンンンッ!」
于舗「なんの、背中を向けて護身開眼!」
曹彰「一撃必倒・二重の極みィ!」
于舗「ゲフ……ッ!!」
曹彰「やったか?!」
毛玠「(敗北フラグ……ッッ!)」
于舗「同じだ…。あの時と同じじゃねェか…。
------ だ っ た ら イ ケ る ぜ ! 」
曹彰「な、なにィ、ゆるせん けちらs」
于舗「この黄髯児がぁっ、喰らえぃ!」

***

曹彰「……へっ、やるじゃねぇか。俺をここまで手こずらせるとはよ!」
于舗「ふふ、さすが音に聞こえた剛勇ぶりですな」
曹彰「しょうがねぇ、アンタのことを上司と認めてやるぜ!」
于舗「(ウホュ! いい黄髯…)」

夏侯尚「も、毛玠殿、あのどこからか出てきた夕日は一体」
毛玠「……お約束と言う奴です」
于禁「感動した!!!!!!!!!111111」
夏侯尚「ヒイッ?!」
于禁「黄髯に耐えてよく戦った!!!!!11111感動した!!!!!!1111」

于舗「よし、では毛玠、夏侯尚両名は徴兵を。残りの二人はそれがしと共に練兵に励みましょう」
344于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/24(火) 16:23:09
【東郡総兵数】

歩兵10000→20000
騎兵15000→25000
工兵5000
元戒5000→15000
合計35000→65000

振り分け・編成は追い追い考えようと思います。
345丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/24(火) 19:00:55
>>344
【陳都 丞相府】
宋襄「殿下、お疲れのようですな」
姫晋「うむ、今まで陛下のなさっておった仕事を全部一手に引き受けてるんじゃ」
----「当たり前じゃろう・・・ふう」
宋襄「そこでよい知らせです」
----「近頃曹操殿に仕官した于舗殿はなかなかの豪傑だとか」
姫晋「なるほど。凄い名前の新規参入者がいるとは聞いておったが。期待大じゃな」
----「では建節将軍、東郡太守任ずると伝えよ」
宋襄「はは!」

【東郡 濮陽】
使者「丞相姫晋様の使者でござる」
----「開門されたし!!」
346丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/24(火) 20:15:15
【陳都 丞相府】
荀ケ「殿下、汝南に援軍を出した方がよろしいと思いますが」
----「荊州北部には秦軍300000がおり、いつ豫州に侵攻されるかわかりません」
----「陽翟には数万おりますが、豫州西南部は手薄です」
姫晋「確かに…では陳から30000派兵しよう」
----「将は姫叔参で良いじゃろう」
----「参!杜襲は歴戦の勇者じゃ」
----「杜襲を見、実践力を学んで来い!!」
姫叔参「は!機会を与えていただき、ありがたく存じます」
----「任は陽翟と汝南を密にすることですね?」
姫晋「うむ」
347丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/24(火) 20:19:45
陳留  姫晋:歩兵25000、騎兵35000
小黄 姫文豹:歩兵100000、騎兵40000

陳   宋襄:歩兵30000、騎兵20000

頴川  姫武:歩兵15000、騎兵5000

汝南  姫叔参:歩兵20000、騎兵10000
    杜襲:歩兵2500、騎兵2500

沛  姫延明:歩兵10000、騎兵10000
【兗州 陳留】

《講釈中》
荀爽「して、『礼記』を紐解くになんたらかんたら…。」
劉政「なるほどのう…。」
荀ェ「そもそも礼記を三礼に挙げた鄭玄の論ずるところによると…。」
劉政「ふむ…。」

《政庁》
応瑒「丞相の使いが東郡に向かったと聞いたが…。」
阮瑀「なんでも此度正式に東郡太守として建節将軍を兼ねるようじゃ。」
応瑒「なるほどのぅ。…そういえば私も東郡に用があるのじゃ。ついでに行ってみるかの。」
(応瑒が東郡へ向かいました。)


【東郡 濮陽】

応瑒「曹令君の使者、応徳lが参った!丞相の用向きの後ででも引見してくれぃ!」
【穎川 陽翟】

戯志才「ところで、陳留軍の事だが。」
夏侯惇「あー、あの案か。」
戯志才「荊州戦線への備えのため、やはり移動させる必要があるな。」
夏侯惇「ならば要請しておくかッ。」
戯志才「うむ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【兗州 陳留】

伝令「穎川よりの伝令ッ。荊州への備えとして汝南から陽翟までの駐屯軍を増やせとの事ッ。」
陳寔「では、そのため陳留軍も動かす必要があるな。」
----「歩兵15000、騎兵20000、鉄騎25000、工兵15000、元戎20000を陽翟に送るッ。」
350于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/25(水) 11:55:43
【東郡 濮陽】

>>345>>348
于舗「むむ? つまりこう言うことか……それがしに使者が来ていると……」
毛玠「Exactly(そのとおりでございます)」
于舗「ツッコミ役に終始すると見せかけてネタも織り込むわけか。
------――いやなんでもない、では用件を丞相の使者からお話を伺い、
------続いて応瑒殿をお通ししよう」

(両名、どうぞです)
351丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/25(水) 14:00:59
>>350
使者「丞相姫晋様のお言葉です」
----「貴殿を建節将軍、東郡太守に任命する」
----「漢の為に忠誠を尽くされよ、とのことです」

(ちなみに5品官なんで、無料兵5000使えます)
(立場上偉そうですですが、中の人は普通ですw)
(これから、よろしくw)
352于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/25(水) 14:32:11
【東郡 濮陽】

>>351
于舗「むむむ……」
毛玠「(何がry。どうなさいました、正式な辞令ですぞ)」
于舗「(スマン、凄く「 だ が 断 る 」って言いたくて仕方がない。絶好の機会ではないか)」
毛玠「(なァーにをおっしゃいますか! ネタで身を滅ぼしては元も子もありませんぞッッ)」
于舗「(いや、さすがにそれくらいの分別はそれがしにもあるのだが
------……こう言うのは確か二、三回断ってから、というのが筋では)」
毛玠「(それはもっとエラい人の世界です。さ、ちゃっちゃと印綬を受け取ってください)」
于舗「(お役所と言うのも大変なんだな)
------使者殿、ご苦労。この于舗、粉骨砕身★誠心誠意、漢にお仕え致しますとお伝え下され」


(コチラこそ、スゴくアレげな名前ですが、よろしくお願いしますw)

于舗「さて、続いて応瑒殿だな。それがし、詩才は全くないのだが」
353建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/25(水) 14:34:12
(辞令により名前にも官位をつけてみるテスト。
一度やってみたかったんです、こうゆうのw)
【東郡 濮陽】

応瑒「それでは入ると致そうか……」
阮瑀「おぉーい、暫し待てぃ。(ハァ、ハァ…)」
応瑒「なんぢゃ、元瑜。わざわざ追って参ったのか。」
阮瑀「当然だ。君の事だから、放っておいたら于将軍にダラダラと詩でも押しつけておったろう。」
応瑒「むっ…そなたの目にはワシがそれほど自惚れているように見えるのか。」
阮瑀「曹令君の臣中で自惚れといったら君以外にはおるまい。さて、引見するぞ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

応瑒「于将軍、お勤めご苦労。(胸を張って)吾こそが当代一の詩文家、応徳lぢゃ。」
----「人は吾が作を聴きてこう評す。『応瑒は和して人に過ぐる者なり』とな。フッフッフ…。」
阮瑀「……。『応瑒は和して壮ならず』であろう。君の作風は確かに調和が取れておるが力強さに欠ける。」
----「おっと、失礼。私は阮元瑜と申す。まことの当代を代表する書家といえば私の事であろう。」
----「人は私をこう評す、『瑀の章、表、書、記は今の雋なり』とな。フフフ…。」
応瑒「自惚れておるのはどちらなのぢゃ…」
従者「(御二方ともにですよ……。)」

応瑒「おっと、このつまらぬ男のせいで本題が遅れてしまって申し訳ない。」
阮瑀「…………。」
応瑒「曹令君よりの言伝を伝えに参ったのぢゃ。」
----「『以前より行っていた東郡での兵器開発の全権は卿に譲るが、怠らずに執り行うように。』」
----「『また完成した兵器は定期的に前線である穎川郡陽翟まで運搬せよ。』」
----「『その代償として、予は東郡に資金の便宜を図る。』」
(曹操は于舗に交易の契約を申し込みました。)
《交易とは》
二つの勢力同士が結ぶ契約関係で、この契約を取り付けると日収200銭が官職での給金にプラスされます。
お互いに収入が増えるのでどちらにも損はありません。
今回の場合、同じ勢力内で交易というのもアレなので、兵器と資金のやり取りという形にしました。

《兵器とは》
現在曹操勢力が使用できる兵器は霹靂車・鉄鎖・連弩・艨衝です。
これは戦場に工兵を連れて行くと使用することが出来ます。
356建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/25(水) 16:28:34
【東郡 濮陽】

>>354
于舗「(゜д゜)ポカーン」
毛玠「将軍、難しい話になったからと言って放心してはいけません」
于舗「う、うむ。すまん。つまり我らは後方にあって生産基地となると言う事だろうか?
------そう言うことでしたら、それがしに異存はありませぬ。助成金も頂けるようですしな」
毛玠「ふむ。でしたら霹靂車・鉄鎖・連弩・艨衝をまず均等に生産・運搬し、
------各戦線での必要に応じ、生産の比率を替え供給するよう手筈を整えましょう」
于舗「そ、そう言うややこしいことはお主に任せても良いか?
------それがしはさっぱりなので……」
毛玠「……まぁ。最初から私がやるような予感はしていました。
------将軍はあっちのガチムチ組と練兵したりしておいてください」

***

曹彰「くしゅん!」
于禁「どうした、風邪か?」
曹彰「あぁ、なんだか鼻がムズムズしただけだ」
于禁「ハハハ、普段から健康管理に気を……へーちょ」
曹彰「ほれ見ろ、アンタだってヘソ出して寝てるからだ」
于禁「だ、出してなんかおらんわ!」

(交易、受諾しまっす)
>>338
【荊州・樊城周辺】
楽進「うわーらたたたたっ?!」
兵士「隊長!横から兵がいっぱい突っ込んできます!」
楽進「見りゃ分かるよそんな事!くっそ……不細工とか言われたような気がするな……。
   よし、こっからが訓練の成果だ!
   各員に伝令!三隊のうち一隊は方向転換!向かってくる歩兵に突撃し、反対側に抜けた後反転して2万の騎兵を攻撃!
   残り二隊は合流し、後方から突っ込んでくる騎馬隊を叩き潰すぞ!」
兵士「はっ!」
楽進「……あー、ちょっと敵の数が多すぎるような……。
   後方の徐サンに伝令!
   『樊城に敵の大部隊が集結中。我らでは防ぐ事かなわじ。援軍を』
   ……ったく。援護の部隊が援軍を要請するなんて情けないぜ……」

【揚州・建業】
樊瑞 「………むぅ。参ったな……」
安道全「どーしたの樊瑞にーちゃん?」
樊瑞 「……いやな、殿の弟の楽進殿に何とかして今の状況を伝えてほしいと頼まれたのだが……」
安道全「普通に伝令でいいんじゃないの?」
樊瑞 「……無理だ……皇帝の部隊が通してくれない」
安道全「あいやー……でも、皇帝陛下の諜報部隊って、僕らとほぼ互角だよね?」
樊瑞 「……金はあっちのほうがあるから、場合によってはそれ以上だ。
    とにかく、俺が何とかして楽進殿に近づいてみる。それまで、俺の諜報部隊はお前に任せるぞ」
安道全「はーい」
>>339
【呉国】
朱然「公瑾殿。秦の使者と名乗る者が訪ねてきていますが……」
周瑜「何、秦の……?わかった。すぐに通せ」

【謁見の間】
周瑜「よくぞ参られた。現在我が主、孫伯符は……そのー。
   じ、事情によりここには居ないため、代わりに私周公瑾がお相手いたそう。
   さて、此度は何のようだ?」
359秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/26(木) 02:05:58
>>357
【荊州・樊城周辺】
<中軍>
馬休 「ゲッ、突撃ってちょっと・・・。(汗)」
---- 「そういやあの出っ歯が兵法書がどうとか言ったなぁ・・・
---- 「っしゃオメーら、とりあえずは魚・・魚鱗の陣でぶつかれッ!!」

(魚鱗の陣に組み替えて突撃を開始)

<左翼>
張任 「先鋒隊が合流するのか・・・」
---- 「させるかッ、鋒矢の陣に組み替えて叩き潰すぞッ!!」

(鋒矢の陣に組み替えて突撃開始)

<右翼>
馬騰 「ガハハ、敵が合流するのか・・・」
越吉 「寿成さぁ、これからどうするっぺ?」
馬騰 「ガハハハハッ、お前らだったらそのまま突撃するかも知れんがワシは違うぞッ!!」
---- 「雁行の陣に組み替えて背後に回り込めッ!!」

(迂回開始)

<後陣>
張松 「いやー、始まったなぁ・・・。」
---- 「まずは馬休の援護ッ、弩兵隊、撃ち方始めッ!!」

(連弩が射撃開始)
360秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/26(木) 02:13:06
>>358
【呉国・謁見の間】
使者 「書状を預かっております。」

<書状>
一.荊州に出兵されたし。切り取った領土は貴殿の領土として構わぬ。
一.もし出来ぬ場合は江夏の賊兵を牽制されたし。
一.以上の費用は余が負担する故、必要ならば申し出よ。

秦王

使者 「以上・・・でしょうか。ありゃ?」

<書状>
楽殻に不穏の動き在り。
我らに与する意図在れば、貴殿が説得されたし。

賈詡

使者 「以上ですかねぇ。不穏の動きだそうで。」
>>楽さん
>>336の返信お願いできます?
>>336
【揚州・建業】
楽殻「……。
   帝の出奔、と言うのは私の知る限りでは前例の無い事ですね。
   急ぐ事はあっても、どこかで綻びの出ないように慎重に事を進めなければなりませんね。
   上奏の速さを考えると、恐らく済北王殿……もとい、皇帝陛下には事後承諾を取ったのでしょうな。
   出だしでいきなり押し付け仕事では、後で反動が来るかもしれませんよ……?
   しかし、張大尉のように事件を隠し通すのも難しい所。
   隠した所で、逃亡先も考えている皇帝の事ですからいつか騒ぎ始めてしまうでしょうし……。
   とりあえず、今はこの事は伏せて起きましょう。
   その後、恐らくこの事を知っているであろう秦の攻撃への備えと、荊州の『偽帝を掲げた黄巾賊』の討伐を。
   事が収まったとき国土が残っていなければ何にもなりませんからね。

  (参りましたねぇ、ホント……。この混乱が全土に広まれば、群雄割拠の時代に逆戻りですよ。
   それが無くともここではっきり答えを言えば張大尉派と姫丞相派に分かれてしまいますし。
   折角ですから家族は生き残らせたいですが……そうすると秦に寝返るのはもっての他。
   それじゃあ暴走皇帝の元に突っ走って……駄目ですね。昔思いっきり殴ってますし。
   ……結局この漢に残るしかありませんか。はあ……)」

(曹さん、返信遅れてすみませんでした)
363武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/26(木) 22:56:42
【虎牢関】
黄忠「進み具合はどうじゃ?かっかっかw」
工兵部隊長「黄忠様〜。壕の設置が完了しました〜!」
黄忠「よしよし。よいぞぉ!かっかっかw」
工兵部隊長「レンガ敷きも完成いたしましたし、守りは完璧です。」
黄忠「待て待て、まだ馬防柵と穴罠と石罠の設置がまだじゃ!!!かっかっかw」
工兵部隊長「は、はぁ・・・ではすぐに取り掛かります!」
黄忠「あと火罠用に油も用意しておくのじゃぞ。かっかっかw」
工兵部隊長「イィィェェエス!!!」
工兵A〜…〜Z「ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…」
>>362
【揚州 建業】

(あ、いきなり皇帝というのも強引なので、上奏の内容では「執政」です。。)

薛悌「仮に上奏が通っても、座を押し付ける、若しくは傀儡にするおつもりは曹令君には全く御座いませぬ。」
----「ゆえに劉鴻の廃位および執政擁立の上奏は致しても行動を拙速には実現致さなかったので御座います。」
----「執政にと見込んだ済北王殿下は才あれど今だ歳若きお方ゆえ、」
----「漢の皇族たるに相応しきご教育を六経よりご教授しております。」
----「その間に諸侯の御所見を伺い、最善の道を選び取ることもできようと存じましてな。」

薛悌「……この事件の波紋は恐らく隠し通せますまい。」
----「曹令君が真に危惧しておいでなのは、秦の攻撃もそうで御座いますが、むしろ世論の攻撃で御座います。」
----「西は徳を備えず、仁も解さぬ下衆とはいえ、かつての弘農王を皇帝に立てております。」
----「それに対して吾等が劉氏を元首に立てねば、世論は西を正統なる漢、そして吾等を逆臣と評しましょう。」
----「徳のある者が徳の無いものに替わって天子となる、という革命の思想も御座います。」
----「劉鴻は先帝陛下が自らご指名なさったとはいえ、彼の張角の子弟。」
----「またそれに留まらず黄巾の賊を正当化し、更には焚書坑儒なぞという暴秦の真似事を致す始末。」
----「その極みには万民の主席という立場まで忘れ、出奔をするなど、斯くの如き悪行は歴史に類を見ませぬ。」

薛悌「殿下、中華を騒がせまいとする殿下のお心はよく分かって御座います。」
----「しかし、今こそが諸侯が団結して漢王朝の真の安定を齎すべく動くべきではないでしょうか。」
----「令君は旗揚げまもなき新参、それが帝国の重鎮に対しなんたる生意気かとお怒りになるのは承知の上。」
----「どうか、この件を伏せることなく行動を先延ばしにする事無く、」
----「事の収拾にご心血を注いではいただけまいか。」

薛悌「これまでの論、不敬であると自覚しております。某を斬りたくば斬ってくだされ。」
----「されど、これは偽りなき令君のお心。これを伝えずに中原には戻れませぬ。」
>>359
【荊州・樊城周辺】
楽進「待て待て待てッ?!魚鱗に鋒矢に雁行だとっ?!
   落ち着け……落ち着け俺。少勢の分早く動けるから先鋒隊は攻撃を受ける前に合流できる。
   問題は歩兵に突っ込んでいった奴らだ。歩兵を抜けて弩隊を攻撃してくれればいいが指示はもう変えられないし……。
   ……指示?そうか、それなら……。
   目標変更だ!雁行になった敵はひとまず置いておき、突っ込んでくる騎兵を迎撃するぞ!」

(2万→中軍を突破中 2万+2万→合流後、左翼を攻撃)

>>360
【呉国・謁見の間】
周瑜「なるほど、荊州攻略への参加の誘いか……。
   我らはかつて、同じように秦王より依頼を受けた。
   その時は成果を果たせなかったが、今度こそその期待にお答え致しましょうぞ。
  (前にもあったなこんな事。うやむやになっていたが……。そういえば、あの時の水賊は何処に行ったんだ?)
   ん?……不穏な動きか。こちらからも探ってみよう。思わぬ事が掴めるかもしれぬ」

(呉は条件を受諾しました。軍資金は大丈夫そうです)

【揚州・慮江】
甘寧「旦那ァ!火鉢の具合はどうですかぃ?」
孫策「いや火鉢に当たるほど寒くないからここ。……それにしても、結構な数の軍だな」
甘寧「あぁ。昔、十万銭って言う大金を貰ったんでさぁ。その金を使ったんす」
孫策「………。(あ  れ  か  よ  。)
   まあ、しかしここで狼煙を上げれば周瑜達にも俺達の事を知らせられるな。ありがとうな、黄蓋、陳武」
黄蓋「お褒め頂き光栄ですぞーっ!……陳武、お前も何か言わんか!ってあれ?」
甘寧「ああ、あの堅苦しい旦那ならどっかに行っちゃいましたよ」
孫策「は?……どこに行ったんだあいつ」

(慮江では、孫策がひっそりと旗揚げの機を伺っています)
>>362
(東漢が最終的にどうなるかというのは徐さん次第になると思うのですが……。
とりあえず一度都に来ていただき、張さん、姫さんとも話し合わなければいけませんね。。)
>>364
【揚州・建業】
楽殻「…………。
   なるほど。曹令君のお気持ちはよく分かりました。時間はもう無いのでしょうな。
   今まで任地である揚州でしか戦ってこなかった私ですが、少し視野が広がったような気がします。
   一度、諸侯を集わせて会議を開きましょう。その時にこれからの方針を決めるという事で。
   日程はなるべく早い方がいいでしょうから、私も予定を何とかして空けておきます。
   ……只漢の為に尽くす。私の気持ちはそれだけです。そう、曹令君に伝えておいて下さい」
>>367
薛悌「……忝きお言葉に御座います。」
----「私も一度中央で諸侯会議を行うべきと存じておりました。」
----「都でお会いする時は宜しくお願いいたします。」

薛悌「それと…このような時にとは存じますが、曹令君は殿下との連携を強く望んでおいでです。」
----「その一歩として、我が勢力と正式に交易を結んではいただけますまいか?」
>>368
楽殻「分かりました。よろしく伝えておいて下さい。
   交易の件も受諾しましょう。お互いのよりよい発展を……」
薛悌「お時間を割いていただき、改めてありがとうございます。」
----「それでは。」
(薛悌が立ち去りました。)
371丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/27(金) 02:06:47
【豫州 陳都】
姫晋「曹操よ、薛悌の首尾はどうであったのか?」
----「楽殻殿が荊州戦線に参戦してくれた」
----「予は一安心だが」

【豫州 陳都】

曹操「先ほど書状が届いて参りました。」
----「『吾 楽侯に相対し恙無く会談せり。侯曰く「漢のため粉骨砕身す」と。』」
----「おそらく、諸侯会議の開催にご承諾をいただけたと解釈をしても宜しいかと思われます。」
----「また公威の探ったところによると、楽侯は樊城にて秦軍と相対しておられる由。」
----「あの事に関して当初は少々危惧いたしましたが、楽侯の参戦で当面は救われましたな。」
373丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/27(金) 02:39:00
【陳都 丞相府】
姫晋「左様か。良くやった」
----「そなたが予の片腕となってから、漢はよい方向に向っている」
----「漢はそなたなしで今後の発展は望めない」
----「そなたを魏侯に封じる」
----「今後も、漢のために頑張ってくれ」
【陳都 丞相府】

曹操「(ほう、これは良い傾向では…いや。)」
----「なりませぬな、丞相。私は卑賤の身である上、漢に争乱を齎しました。」
----「私は此度の所業を負い目には思っておりませぬが、天下の目も御座います。」
----「どうか、お取り下げを……。」
----「(まずはこれでよし。さて、どう出るかな……。)」
375丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/27(金) 02:50:42
【陳都 丞相府】
姫晋「何を言う。本心を言わんか」
----「それに、すでに任命の日も決まっておる」
----「今は予断を許さぬ世情じゃ。おとなしく予の言う事を聞くのじゃ!」
宋襄「曹操殿、このようなめでたい事、何ゆえ辞退なさる」
----「そなたらしくもないですな!!」
【陳都 丞相府】

曹操「(ほう…これは素直に寿ぐべき事であろうか。)」
----「丞相、感謝の言葉も御座いませぬ。その日を以って魏侯位を頂戴致す。」
----「この御恩は然るべき時に功を以ってお返しする所存で御座る。」
----「それでは、失礼。」
377丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/27(金) 03:04:25
【陳都 丞相府】
姫晋「うむ、期待しておるぞ」
【兗州 陳留】

伝令「急報で御座いまするッ。」
荀爽「如何致したッ。」
伝令「曹令君が丞相の名代を以って魏侯位に封ぜられましたッ。」
荀爽「なんと……。」
荀ェ「ほう。大変宜しいことでは御座いませぬか。」
----「令君にとって名誉となるだけではない。州の民を肥やし、社稷を救う大義も手に入る。」
----「そうで御座いましょう、叔父上。」
荀爽「(確かに、諸侯への格上げはあらゆる点で喜ばしい。)」
----「(されど曹令君、これ以上昇りますまいな…!?)」
379秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/27(金) 03:29:47
>>365
【荊州・樊城周辺】
<中軍>
馬休 「進めぇッ、突き進めぇーッ!!」
---- 「畜生、敵の勢いも侮れないな・・・」
---- 「オイ、オメーらの方が数では押してるぞッ、押し込め、押し込めぇーッ!!」

(馬休隊3万は魚鱗の陣で突撃続行中)

<左翼>
張任 「・・・チッ、敵の厚みが増したか!!」
---- 「・・・・・おい、右翼の寿成殿は?」
校尉 「雁行の陣で迂回してるっぺ!!」
張任 「そうか・・・!!」
---- 「怯むな、耐えろッ!!」

(左翼は鋒矢の陣で突撃続行中)

<右翼>
馬騰 「ガハハ、敵のケツが丸見えじゃッ!!(嬉)」
越吉 「どうするんだっぺ?」
馬騰 「ガハハハハッ、敵のケツを鋒矢の陣で掘ってやれッ!!」
---- 「女のようなひょろひょろ揚州兵にはお似合いじゃわッ!!」

(右翼は鋒矢の陣に組み替えて突撃開始)

<後陣>
張松 「随分とまあ戦意が高いもんだ・・・」
---- 「そうか、盾か!!」
---- 「火矢に切り替えろッ、盾をまず燃やせッ!! 」

(連弩が火矢の射撃を開始)
380秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/27(金) 03:45:31
【呉国・謁見の間】
使者 「ふう、安心致しました。これで大王の下に安心して帰れます。」
---- 「では貴殿と襄陽城で見える日を楽しみにしております。」

(使者は帰りました)

【荊州・上庸城】
馬超 「うお、帰ってきたのか。」
使者 「ええ、快諾していただきましたぞ!!」
韓文約「ふむ、これで江夏の敵軍は動けまい。われらも安心して襄陽攻略に動けるというもの。」
賈詡 「そっかー。んじゃ、そろそろ宛の攻略が完了してる・・・ほぇ?」
伝令 「尚書令さま、輔国将軍さまが樊城周辺で敵と激戦を繰り広げているとの事ッ!!」
賈詡 「マジかー。参ったなぁ。」
馬超 「仕方ねぇ、俺がオヤジのケツを拭いてやるぜ!!」
韓文約「宛は敵もそれなりに固めているはず・・・しかも梁軍はどうするのじゃ?」
賈詡 「仕方ないなぁ〜、ボクが面倒見てあげるよw」
韓文約「むむ、貴様らがいなくなるのは不安じゃが・・・」
賈詡 「まあ、出っ歯が合流した後それなりの献策するでしょー。」
馬超 「っしゃあ、俺の腕が鳴りまくりだぜぃ!!」

(馬超と配下の賈詡・龐徳・成公英が 歩兵35000+騎兵20000+鉄騎兵20000+工兵20000が宛へ。)
381王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/10/27(金) 15:31:51
>>365 >>380
【荊州・樊城周辺】
王国「頃合やよし、敵の背後に廻り…何れ来るであろう敵援軍と分断する」
----「徴兵した兵は城に戻せ。守備兵と交代、文候に下知を飛ばせ」
伝令「殿、首尾よく荊州を取れば殿の物となるそうです」
王国「そろそろ将軍位を名乗りたいな…何だか忘れてしまった。聞いて参れ」
伝令「承知」

王国「騎兵は隙あらば、楽進を突く。援軍が来れば、それを叩く。臨機応変にな」

【荊州・樊城】
李文候「狼煙…出陣命令か、守備兵は攻撃に転ずる。その内、徴兵した者が戻ってくるであろう」
------「城門は開けておいても構わぬな。徴兵した者が来れば、閉めるように伝えよ」
------「さて…行くぞ。我等は薄手の味方の救援だ!」
382斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/27(金) 20:08:53
>>310
【済北公邸】
張通「なるほど〜」
----「早速、書いてみるよ〜」

【斉王張達の安否を問う】
季節も流れ・・・(略)・・・現在、対峙しているも
同族として・・・(略)・・・なのは当然かと思うところです。
ところで、豫州の方では何やら揉め事があったそうで。。
・・・漢を憂えるのなら今こそ祝阿に向けている兵を解き
陳へ向かい漢をあるべき姿に正すのが仕えている者の務めではないのか

済北公 張通

張通「では早速、送ってくれ〜」
383斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/27(金) 20:53:03
【東平陵】
華歆「殿。張つ・・・あいや、済北公から・・・」
趙奉「なにっ!?ぶった切ってやる!」
趙覧「いやいや、書状だろ。落ち着け」
張達「どれ、見てやろう。。(読み込み)」
華歆「で、どうですか?」
張達「うむ、陳に行けと。」
華歆「な、なんとっ!私が上奏しようとしたことをっ!」
----「張通殿の情報網はどうなってるのだ・・・」
趙覧「いやいや〜何か違うような〜(汗)」
張達「うむ。。」
----「取り合えず、答えねば」

【返答】
私は長い事、この地に赴任しており中央の事は丞相
にお任せしている。
丞相や諸侯が東漢を支える為の行動をするのであれば
私は東漢を支える諸侯としてこれを支持するまで。
君に言われる理由はない。
【陳都 尚書台】

(曹操が入室する。)

鮑信「おぉ、戻ったか孟徳。ここに戻ってきたという事は諸侯会議の件か?」
曹操「ああ。天子無き今、諸侯への文書は公文所である尚書台が起草せねばならぬ。」
----「面倒はかかるがこれで漢室の安寧が見えてくる。」

(サラサラ……。)

曹操「これを全国へ発布せよッ。」

《公文書》
天下の大勢と帝国の現状とに鑑み、非常の措置を以て時局を収拾せんと欲し、忠良なる諸侯に啓す。
孤 いま国体を護持し得んがため、尚書台をして梁斉呉三国に対し諸侯評議を是とする旨を通告せしめたり。
総力を将来の建設に傾けんとの諸侯の赤誠に信倚し、将に共に大事を図らんとす。宜しく参内すべし。

漢帝国 侍中尚書令鎮西将軍 曹孟徳


>>張さん、楽さん
とりあえず話し合いのため、陳にいらしてくださいますか?
>>379
楽進「中軍の突破は難しいか……。あ?何だ、急に外側を回るように移動してうまい事側面に回りこみやがった。
   よし、それならそのまま左翼の背後を突くはず……挟み撃ちだ!覚悟しやがれっ!
   しっかし、あんないい動きが出来るやついたかな……?」
兵士「た、隊長ぉーっ!!余ってた敵が後ろに回りこんで突っ込んできます!」
楽進「何ィッ?!……くっそ、余計な事してくれるな!
   それにさっきから舐めた事ばかり言われてるような気もするし……よぉーし……。
   5千騎、俺について来い!あの敵の指揮官に挨拶しに行くぞ!」
兵士「隊長ー!火矢が飛んできます!」
楽進「わかってらぁそんな事!……手勢6万じゃ厳しいな。一段落着いたら一旦下がるぞ!無茶な突撃はするんじゃねぇ!
   5千騎、集まったな!これから本隊を一旦離れて後方の敵の側面を突く!
   中央まで突っ込んで指揮官に一撃食らわせてやらぁ!」

楽進「我は漢帝国鎮北将軍、楽文謙!俺は兄貴みたいなやわな体はしてねぇぜ!
   雑魚はどけっ!出でこい、指揮官!その腹に俺の槍を叩き込んでやらぁ!」

(2万→中軍をやり過ごし、左翼の背後へ 3万5千→そのまま 5千→楽進と共に右翼へ。馬騰を捜索中)
>>384
楽殻 「……この文章は、魏侯に呼ばれている事になるから行ったら魏侯に従うことになるぜぇ!
    っていう深読みはしなくていいんですよね?」
諸葛謹「当たり前です」
楽殻 「……ま、ボケは軽く受け流されて。じゃあ戦線も一部を除いて落ち着いているようですし、行きますか」
楽涼華「こういう政治関係の事だと、暗殺される可能性があるんじゃない?護衛は大丈夫なの?」
近衛兵「なっ?!私がしっかり守って見せます!」
楽涼華「どーだか。アンタ、アタシどころがあの厳白虎にも負けてなかった?」
楽殻 「……そしたら私は誰に護衛を頼めばいいんですか……はぁ」
楽涼華「……あーもうしょうがないわね。私が一緒に行ってあげるわよ。
    呉軍の兵を蹴散らしてきた実戦仕込の技があれば、十分でしょ?」
楽殻 「ほ、本当ですか?……いやー、そこまで心配してくれるなんて……」
楽涼華「言っとくけど!あんたに死なれたらウチの国も危ないから言ってるんだからね!
    あんた自身は死んだってどうだっていいし、ましてや陳都なんて全然興味が無いんだからっ!」
楽殻 「(……どれが本心だ……)」

【陳都】

楽殻 「司空楽孟玄、只今到着いたしました。門を開けて下さい」
楽涼華「……あれ、車騎将軍の位は?」
楽殻 「……長くなりそうだから、省略しておきました」
楽涼華「そんなんでいいの?(汗」

(楽殻、陳都到着)
【陳都 尚書台】

曹操「楽侯がいらしたと?」
伝令「はっ。城門の前にてお待ちに御座います。」
曹操「左様か。鮑信を始め、尚書台所属の者は共に出迎えに参るぞ。」


【陳都 城門前】

(ザッ…)

(尚書台の属官が総勢で居並ぶ。)
曹操「楽侯、お初にお目にかかる。曹孟徳と申す。遠路遥々ご足労で御座る。」
----「……先ほど部下より注進が御座いました。吾が名義にて閣下を招聘したは無礼ではなかったかと。」
----「閣下も或いは左様にお考えになったやもしれませぬが、その弁解のために尚書台総出で出迎えに参りました。」

曹操「まず、尚書台は天下に公布する全ての書状を管轄する役目を負っております。」
----「ゆえにその長官である私が公文書を公布したので御座る。」
----「魏侯として、また曹孟徳個人としての招聘ではないこと、ご理解をくださればと思っております。」
----「されど、万に一つもお気を悪くなされていたのであれば、それは此方の不徳の為すところ。」
----「先に陳謝致します。」
(曹操以下、尚書台所属全員が頭を下げる。)

曹操「さて、事態は逼迫して御座いますが、張王がご到着になるまでは会議は開催できませぬ。」
----「ゆえに宿舎を配備して御座いますゆえごゆるりとお休みください。」
----「丞相も機を見て迎えにいらっしゃると存じますが……」
388斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/28(土) 18:36:10
【東平陵】
華歆「殿。尚書台から書が届いております。」
張達「あ〜。曹尚書令からだな。」
----「で、陳に来てくれと?」
華歆「そんな感じです。」
----「人を待たせるのはよくありません。」
----「すぐさま、出発しましょう。」
張達「趙覧には都督として東平陵に残る軍の統括を命ずる」
----「趙奉は同行せよ〜」

【陳】
趙奉「た、大役だ〜・・・コホン・・・」
----「漢の太尉で・・・将軍を・・・州を領し・・・王に・・・」
----「担当の方に取り次ぎを願う!」
張達「zzz」
華歆「ね、寝るな〜」
張達「う、う〜ん・・・面倒だから青州牧譲るよ、華歆〜」
華歆「寝言か〜〜」

(取次ぎお願いしま〜す
389丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/28(土) 20:54:18
【陳都 丞相府】
姫晋「むむむ、今起きたぞ・・・」
宋襄「楽司空が陳に来られましたぞ!!」
----「楽殿はただいま曹殿とお会いになられてます」
----「そして、張太尉はたった今ご到着なさったそうです」
姫晋「おお!張達殿に会いたい!!」
----「それ皆のもの!供をせい!!」

【陳都 城門】
姫晋「張達殿ぉぉぉお!!会いたかったぞお!!」
----「此度は大変じゃッたぞい・・・」
390斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/28(土) 21:16:39
【陳 丞相府】
張達「いやはや、とんでもないことですぞ!?」
----「前代未聞の珍事・・・丞相はどのようにお考えか?」
----「襄陽に向った皇帝陛下にどう対処するのか?」
391丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/28(土) 22:10:38
【陳都 丞相府】
姫晋「むむ、そうなんじゃ」
----「予は陛下の誹を諫め、陳に戻るよう使者を送った」
----「そして、曹操は劉政さまを執政として立てよと主張しておる」
----「このままの状況が続けば、この案も悪くないと思うのだが、どうじゃ?」
>>387
楽殻 「いえ、そこまでなさらなくても……顔を上げてください。
   (この人数に一斉に頭を下げられると凄い迫力です……はぁ)
    尚書令として当然の事をしたまでなのですから、あなた方が詫びる必要はありません。
    さて、会議の件ですが張王殿が来ていないというのであれば私は待つしか……」
近衛兵「張王殿なら、あちら(>>390)に。姫丞相もあちら(>>391)に」
楽殻 「驚きました。全員揃っていましたか」

【揚州・建業】
曹豹 「んー、曹豹都督!いい響きだぁー!」
諸葛謹「曹豹殿。我々はあくまでも殿が帰るまでの代理ですから、勝手な真似は出来ませんぞ」
曹豹 「大丈夫だ。前にもやった事があるから」
諸葛謹「……ところで、董襲殿の事、どう思います?(ヒソヒソ」
曹豹 「ん?ああ、指揮官としては有能だが……何か本気を出していないような気が(ヒソヒソ」
諸葛謹「……どうも、呉からのスパイという噂が……(ヒソヒソ」
曹豹 「何ィ?!許せん、叩き切ってやるっ!」
諸葛謹「わーわーわー!……今は泳がせておきましょう。後々こちらが有利になれます」
曹豹 「むぅ……」
【陳都 城門前】

曹操「左様に仰られると私としても肩の荷が下りたような心地が致します。」
----「……ほう。」
----「そちらの娥眉(美人の意)の御人はもしやご夫人で?……全く、羨ましい事でございますぞ。」
----「私の妻は丁氏の出自なので御座いますが…どうも向こう気が強く…(苦笑)」
----「さて、丞相も張王もいらしたようですから丞相府へと参りましょうか。」


曹操「そうだ。都の警護の事で御座いますが、それもご心配なく。(パチッ)」

(ザッ…)

(侍中府直属の隠密部隊が姿を現す。)
隠密長「お呼びで?」
曹操--「今の都には丞相をはじめ張王、楽侯と要人がいらしておる。」
------「貴様は不穏の種があればすぐに報告せよ。」
隠密長「御意。(サッ)」


曹操「お騒がせ致しましたな。」
----「では、丞相府に参りましょうぞ。」
>>393
楽涼華「初めまして。妻の涼華です。(やった!久々に美人って言われた!)」
楽殻 「あ、魏侯殿の夫人も……いやはや、お互い大変ですね。気の強い妻を持つとどうも……」
楽涼華「何 か 言 っ た ?」
楽殻 「……いや、何も。
   (宮中は刃物持ち込み禁止だから、私の背中に突きつけてるそれ、後で置いていって下さいね!(ガクガクブルブル
    ……なるほど。警備は万全と言う事ですか。(腕はともかく、数で確実にこちらの負けですね、はぁ……)
    では、行きましょうか」

(楽殻、丞相府へ)
395丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/28(土) 23:57:22
【陳都 丞相府】
姫晋「おぉ!楽殻殿!!久しゅうございます」
----「南の防備を任せっぱなしで申し訳無い限りです」
----「いま、張達殿と漢の未来について話し合っていたところです」
----「これで役者は揃いました」
----「さ、曹操。そなたが議長を務めよ!」

(*会議開始です
【陳都 丞相府】

曹操「しからば。」
----「西賊の立ちて以来、諸侯が一堂に会するは久しきこと。」
----「ゆえに、此度の議論はよく互いの所見を交わし、漢室のために尽力せねばなりませぬ。」
----「第一に、この非常時に際して執政を立てるや否やを話し合いたく存じまする。」

曹操「……いま西賊は厚顔無恥にも弘農王を擁立して漢と号し、正統なる帝室に牙を剥いております。」
----「天下の大義が何れにあるかと問わばその答えはたちまちに出るものとはいえど、今は予断を許さぬ局面。」
----「天子を戴いておらぬ事を理由に西賊が吾らを賊とみなせばそれに呼応する声は必ずや起こります。」
----「そうなれば漢の威信は堕ち、霊帝陛下、武帝陛下の遺業を果たさんとの諸侯の忠誠は無駄になってしまうやもしれませぬ。」
----「たしかに天子を挿げ替えるは逆臣の所業と避難されるやもしれませぬ。」
----「しかし広い意味でお考えください。」
----「今は漢の宗室を残し、然るべき劉氏を元首に立て、国体を維持することこそ」
----「先帝陛下に対する吾らの忠義であると存じております。」

曹操「諸侯のご所見やいかに。」
397斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/29(日) 00:24:16
【陳 丞相府】
張達「まずは、劉鴻陛下に引き続き皇帝の地位に留まるかどうか」
----「その意志を問わねばならぬ。」
----「また、斉には霊帝陛下がいらっしゃる。」
----「私は霊帝陛下に是非ともご意見を伺いたい。」
----「・・・すべては劉鴻陛下の行動次第と思っているのだが・・・」
楽殻「……出奔したとしても、その地位は今でも帝のままです。
   斉王殿の言うとおり、まずは今の陛下にその真意を問わなくてはなりませんね。
   もし今の地位を捨てるというのなら跡継ぎをはっきりと示させましょう。
   跡継ぎを示さないのなら、こちらから執政を立てるのもやむを得ず、かと。
   問題は皇帝のままでいる場合です。こうなれば我らはどう見ても逆賊。……一つか二つ、策を要する必要がありそうです。
   ところで斉王殿。斉に陛下がいるという話は私は初耳なのですが……?」
【陳都 丞相府】

曹操「徳の無き天子は徳のある天子に取って替わられるが中華の理。」
----「劉鴻のこれまでの所業は歴代の天子の偉業を踏みにじり、儒の精神を否定するもの。」
----「また、その悪行は百歩譲って外戚徐氏の陰謀だったと致しましょう。」
----「それにしても劉鴻は邪なる悪臣を近づけ、正しき道を採れぬ暗愚であった事に変わりは御座らぬ。」
----「君側の奸を除けぬ帝に天子たる資格無しッ!!」
----「伊尹・霍光の前例に倣って徳のない天子を廃するのは天下万民に対する責任でございましょう。」

曹操「また四海の情勢を顧みても、いちいち霊帝陛下にお伺いを立てていれば前後の策を誤りますぞ。」
----「お聞き致すが、そのような悠長な真似をしているうちに秦が天下の大義を掌握すれば、」
----「張王は如何にそれを取り戻されるか。」
400斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/10/29(日) 00:46:35
【陳】
張達「楽司空殿にはまだお伝えしていなかったか。」
----「申し訳ない。斉の臨淄で丁重に保護しています。」
----「私は霊帝陛下のご意見を至上とは申して居らぬ。」
----「劉鴻陛下は霊帝陛下のお孫。仮に劉鴻陛下が位を退くのなら」
----「お伝えすのは当然。仮に済北王を立てるのなら」
----「霊帝・武帝を継ぐ後継者。」
----「武帝陛下は身まかられたが、霊帝陛下はご健在。」
----「霊帝陛下に意見を伺うのは当然と考えるが。」
----「先ずは劉鴻陛下に意志を問うことを支持する。」
401丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 00:46:44
【陳都 丞相府】
姫晋「なるほど、張達殿は劉鴻陛下の返事を聞いてから」
----「曹操は、大義のためにいち早く国体の維持を図る」
----「楽殻殿はその中間と言ったところか」
----「どの意見も共感できる・・・」
----「現段階では、楽殿の申すとおり皇帝でいる場合の点だが」
----「その悩みには、曹操の言う、徳という言葉が解答の糸口のように思えるが」
----「確かに、徳に関しては、劉鴻様のそばにお仕えした私も大変苦労した」
----「焚書坑儒に関しては、楽殻殿もご存知の通りでござる」
----「その点、楽殻殿、張達殿どう思われる?」
楽殻「そうでしたか。行方知れずになってから八方手を尽くして探してみたものの見つからず諦めていた所です。
   どうもありがとうございます、張達殿。
  (霊帝陛下か……思えば、あの頃の私はまだ議朗だったか。官職を買ったのすら懐かしい……。ってそりゃいかん)
   して、姫晋殿のご質問ですが、いやはやあれには私も参りました。
   まさか太祖が斃した国の愚政を行うとは……。儒者ではありませんが、それなりに儒教の書を読む私は驚きました。
   その事を考えると、残念ながら陛下には徳は無いと言えるでしょう」

【陳都 町内】
楽涼華「あ、この髪飾り綺麗♪買っちゃおうかなー」
侍女 「(やっぱりこれが狙いだったんだ……)」
曹操「天下の諸侯が将に西賊を討たんと魂魄を磨り減らして励まれていた。」
----「それは先帝のためであり、その後継である劉鴻の為でもあった。」
----「それが大義親を滅すという言葉の意味もわからず、外戚と共に惰眠を貪り、国を棄てた。」
----「吾らばかりではなく、天下万民も裏切られたので御座る。」
----「そのような所業は霊帝陛下の御意思にも背くもので御座ろう。」
----「天下の万民のためにも、吾らは最善の道を採らねばならぬ。」
404武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 01:54:22
【洛陽城内】
草の者「敵が陳都にて会議を行っている様子!」
武春「ほほう。」
法正「われらも上庸にて軍議と行きますかな?」
武春「うむ。これは楽しみじゃ。」

武春軍編成
大将:武春
軍師:法正
歩兵20000
騎兵20000
工兵20000(連弩持参)

(以上の軍勢が上庸城へ移動しました。)

【上庸城】
武春「扶風王である!開門〜!開門〜!」
【穎川 陽翟】

曹真--「…今、都で諸侯の協議が行われておるらしいですな。」
夏侯惇「ああ。それがどうかしたか?」
曹真--「今…さしずめ武春あたりが動けばどうなります。吾らは無防備ではないですか。」
夏侯惇「アッ……」
曹真--「八方に斥候と先鋒軍を放ち、更に大軍を展開する用意をせねばなりませぬ。」
------「潜伏中の夏侯淵将軍に警戒の烽火を送りましょう。」
406秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 02:18:11
>>404
【荊州・上庸城】
厳顔 「ウムッ、司空どのか・・・」
---- 「入られよ!!」

【荊州・上庸城謁見の間】
韓文約「おお、久しいのう・・・」
---- 「して、今回は何用でござろうか?」
407丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 02:18:37
【陳都 丞相府】
姫晋「陛下に全ての責を負わせるのは危険です」
----「外戚があの徐氏。それも原因の一つでしょう」
----「みなさん、長旅後すぐの会議でお疲れのご様子ですな」
----「ひとまず、皆さんお茶でも飲みましょう」
----つ旦

【兗州 陳留】
荀攸「鐘繇殿、虎牢関の防備が日に日に強化されてるようですな」
----「今丞相は都を離れられそうにない。丞相の言伝を元に我々は動こうと思う」
鐘繇「そうですね。して言伝とは??」
荀攸「榮陽に本陣を置き、虎牢関を伺う」
鐘繇「!!!」
姫文豹「私は父上が都に向う前日、荀攸殿と三人で作戦を練っておりました」
荀攸「それを今発揮する時ですぞ」
姫文豹「わかっておる!」

姫文豹「全軍速やかに進軍じゃ!」
----「陳准!!騎兵40000を率い、即刻榮陽を取れ!」
----「我が軍もすぐ後を追う。鐘繇は後陣を率いよ!!」
一同「はは!!」
【穎水 ??】

夏侯淵「夜は冷えるのう…。」
部将--「ハハハ、もう身体にお応えですか?」
夏侯淵「馬鹿を申すなッ。まだ三十路だッ。……む?」
部将--「……本陣からの警鐘ですな。」
夏侯淵「吾らも動かねばなるまい。」
(夏侯淵軍が歩兵1万、騎兵2万、工兵1万5千とともに動きました。)
409丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 02:31:32
【司州 榮陽】
陳准「それ!城はほぼ無人じゃ!!」
----「我が騎馬隊の威力そのままに城門へ突っ込め!!」
----「よし!30000は城内の掃討及び城民の慰撫。10000は城外に駐屯せよ」

姫文豹「お!何の抵抗も無かったらしいな」
陳准「はい」
姫文豹「よくやった!部下に休息を取らせよ」
----「さて荀攸」
----「陽翟に早馬を出せ!!即刻嵩山に進軍!!我が軍を援護せよと!!」
荀攸「はは!!」

≪書状≫
嵩山に布陣せよ!!
我が軍を援護されたし!!


主将:姫文豹
軍師:荀攸、鐘繇

騎兵60000歩兵100000工兵40000
【穎川 陽翟】

夏侯惇「丞相よりの下命であるな。」
曹休--「何と言ってきたので?」
夏侯惇「軍を率いて嵩山を占拠せよと。」
曹休--「虎牢関への挟撃体勢を作れという事でしょうか……。」
戯志才「もしくは……(ニヤリ)」

夏侯惇「よしッ、子脩ッ。総大将はお前だ。獅子の子は獅子であると知らしめる好機だぞ?」
曹昴--「しかし…私のような者には重い命で…」
戯志才「案ずるな。某が補佐を致す。」
劉曄--「若、男を上げる良い機会ですぞ?(微笑)」
曹昴--「か、からかわないでください。……わかりました。宜しくお願いします。」
(曹昂軍:騎兵20000、歩兵20000、工兵5000、元戎15000が嵩山に進軍しました。)
411武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 02:36:42
>>406
【荊州・上庸城謁見の間】
武春「しばらくぶりですな。」
----「話というのは他でもない。現在東漢諸侯が陳都で軍議中との情報が…」
----「この行動に対して、今われらは奇襲・静観いずれの選択肢も持っている状態。」
----「どう動こうかと、意見を伺いに参った所存。」
法正「われらが移動したことを察知して、逝き急ぐ者もいるでしょうなwww」
----「今動いたら兵力が散ると決まっておるのにwww」
【司隷 嵩山】

曹昴--「さて、どう致しましょうか。ここから虎牢関を望むに……。」
戯志才「お若いですな、若。」
曹昂--「はぁ?」
戯志才「まずは山中に斥候を派遣した上で、伏兵の無い場所に布陣するが上策。」
------「行って参れ。」
斥候--「ハッ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜

斥候--「山中に敵影は見えませぬッ。」
戯志才「よし、中腹ほどに布陣する。旗さしものを数多掲げ、武具・炊煙を盛んにせよッ。」
------「……よろしいですか、若。ここからが戦に御座います。」
------「まずは…(ゴニョ)」

(曹昂軍が嵩山を占拠し、陣を展開しました。)
413秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 02:42:39
>>411
【荊州・上庸城謁見の間】
韓文約「フハハ、貴殿らしくもない・・・」
---- 「余がおらぬときは貴殿が京師の主。貴殿の望むようにすればよいのだ。」
厳顔 「しかしのう、この大事に戦を仕掛けるとはのぉ。」
馬岱 「負けたら一生頭あがんねーのにな。で、アンタどうしたいんだ?」
【穎水 ??】

夏侯淵「今はどこに居るのだ?」
部将--「幾許かで伊水への入り口に差し掛かりまする。」
夏侯淵「本陣……間に合えば良いが……」
部将--「ええ。おっ、 緱氏が見えて参りましたな。」
415丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 02:58:00
【司州 榮陽】
姫文豹「本陣はここにいたそう」
----「どうやら、韓遂が使ってたようじゃな」
荀攸「見事曹昂殿が嵩山を占拠、布陣を開始しましたとの事です」
鐘繇「さすが曹操の息子じゃ。果敢じゃのう」
姫文豹「では、予定どうり、嵩山との連絡を密にします」
荀攸「そうじゃそうじゃ」
姫文豹「陳准よ、そなたの騎兵50を抜粋し、ここと嵩山の連絡を密にせよ」
----「いつでもすぐ連絡を取れるようにな」
----「今最速の騎馬隊をそなたに預けてる。出来るよな?」
陳准「必ずや!今夜中に抜粋し、手配します」
【穎川 陽翟】

夏侯惇「我々も武軍に備えるべきだと思うが……。」
薛悌--「私もそう思います。武春の事、どのように動くか分かったものではない。」
夏侯惇「俺、曹純、夏侯徳の三軍に分けて動こうと思うが…」
薛悌--「それで間違いは無いでしょう。」
(穎川軍は軍を三分して武軍に備えるために動いています。)

《夏侯惇軍》
主将:夏侯惇
軍師:薛悌
随行:夏侯恩、伍瓊、李乾
歩兵:7000、騎兵:8000、鉄騎:10000、工兵:10000、元戎:5000

《曹純軍》
主将:曹純
軍師:曹真
随行:曹休、呂虔
歩兵:4000、騎兵:7000、虎豹騎:25000、元戎:5000

《夏侯徳軍》
主将:夏侯徳
軍師:梁習
歩兵:4000、騎兵:10000、鉄騎:15000、元戎:10000
417武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 03:09:48
>>413
草の者「敵軍が嵩山に展開!」
武春「そうか。狙いが虎牢関で良かった。落ち着け。長安、方面の軍の一部を洛陽に。」
----「洛陽と長安の工兵を移動させ、嵩山をありったけの連弩の火矢で焼き払え。」
----「それから嵩山の西に流れる洛水の上流に大量の油を用意せよ。」
----「虎牢関に用意してあった油や罠の意味を思い知るがよいwww」
----「さてと。我が軍の全兵力で洛陽に敵をひきつけまする。」
----「その間に荊州や南方の手薄な都市を獲れるだけ、取ってくだされ。」
----「そして、北上して挟み撃ち、と。」
----「いかがでしょう?」
418秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 03:13:28
>>416-417
【荊州・上庸城謁見の間】
韓文約「・・・・、そうか。(ニヤリ)」
---- 「こら、貴様ッ!!」
文官 「は、はい・・・」
韓文約「直ちにこの手紙を陳へ持って参れ。」
---- 「必ず渡すのじゃぞ?」
文官 「は、はぁ・・・」
韓文約「・・・失礼。」
---- 「貴殿の用心深さには恐れ入る・・・敵に回すと恐ろしいわ。(苦笑)」

【陳・丞相府】
文官 「何で私がこんな目に・・・。」
---- 「韓文約の使者で参りました!!」
---- 「直ちに開門されたし!!」
419武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 03:19:35
【虎牢関】
黄忠「やけに騒がしいな。」
工兵部隊長「大変です!嵩山に敵が展開!」
黄忠「あわてるな。嵩山など虎牢間を見下ろすに過ぎぬ。」
工兵A「黄忠さま、罠の設置、油の用意が完了しました!」
黄忠「よし、そろそろ戦が始まるな。」
草の者「黄忠様、(ゴニョゴニョ・・・)」
黄忠「かっかっかwいくら人間でもそれは辛かろうw」
----「連弩部隊は嵩山に向けて火矢を放て!!!」
----「さあ、やつらを炙り出せぇ!!!」

連弩部隊長「火矢を装填せよ!撃て!撃てぇ〜い!」
(連弩部隊射撃開始で〜す♪)
【司隷 嵩山】

曹昂--「おお……嵩山が燃えておる。…軍師の献策通り山を下りねば焼け死んでおりましたな。」
戯志才「この山を占拠されれば山を燃やすは兵法の初歩。」
------「ゆえに偽装の陣を敷き、敵勢をこの嵩山に引きつけさせたが、これほど上手く行くとはな。」
曹昂--「よし、ここからは私が指揮を執りますッ。」
------「軍師殿、何か至らぬことがあればお申し付けくだされッ。」
------「騎兵14000、歩兵6000、鋒矢の陣を敷けいッ。また歩兵14000に騎兵6000は雁行の陣だッ。」
------「敵は工兵、どうという事もあるまいッ。雁行の陣、斜行して敵兵の側面に出よッ。」
------「鋒矢は雁行の突撃により出来た陣のほつれに吶喊ッ。」
------「工兵の包囲を脱するッ。」
【河南尹 新城】

夏侯淵「新城が見えたッ、全軍、吶喊して占領せいッ。」
部将--「おおっ、敵影は見えぬ…占領は容易いぞッ。」
夏侯淵「ふん、穎水から伊水に入って洛陽に肉迫する戦略、西賊の頭にはまるで無かったらしいなッ。」

夏侯淵「まずは新城県周辺に塹壕を掘り、その裏に木柵を敷いて防護と為せッ。」
------「伊水沿岸と県城周辺には連弩を設置、敵の攻勢に備えよッ。」
------「伊水には鉄鎖を張り巡らし、水中には鉄錐を敷いて敵の艦を用いての援軍を阻めッ。」
------「そして投石台と烽火台を置き、常に敵の機先を制するようにしておけいッ」

夏侯淵「またここの有力な商人を呼び集めよッ。」
------「兵糧は高値で買取り篭絡せよッ。また、住民の教化を迅速に行えいッ。」

夏侯淵「今日を持って河南尹新城県を吾らが魏侯国の封土とするッ。」
422丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 03:34:25
【陳都 丞相府】
門番「何じゃ?韓遂じゃと?」
----「じょ丞相!!韓遂より使者でござる〜」
姫晋「なに?はよ見せろ!」

【司州 榮陽】
姫文豹「陳准よ!騎兵40000で先陣となれ!中軍は予が歩兵80000、工兵40000を率いる」
----「郭潤慶!!そなたは5000の騎兵10000の歩兵をやる」
----「中軍の援護じゃ」
----「ゆるゆると、王者の進軍と行こうか!!」
----「鐘繇と姫衰は騎兵15000、歩兵10000でここの守備じゃ」
----「おって指示を出す」
鐘繇「任せんしゃい」
荀攸「太子様、見事ですぞ!!」
姫文豹「言うな!まだ戦ははじまっとらん!」

*ゆるゆると梁軍が虎牢関に向いました
423武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 03:38:18
>>420
連弩部隊長「ははは、偽装と来たか!」
工兵B「たたたた隊長〜!敵兵が迫ってきておりまするぞ!」
連弩部隊長「なぁ〜に、掛かってきなさい!」
工兵B「え???そんな事いってたら突撃で死んじまうよ!」
連弩部隊長「罵倒してやりなさい。」
工兵B「ちょ・・・」
連弩部隊長「いいからいいから。連弩は敵に向かって撃ち続けよ!」
工兵達「かかって来いや!矢が怖いんか!?( ゚Д゚)ゴルァ!!」
424秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 03:43:24
>>422
【陳都 丞相府】
文官 「秦王より使者でございます。」
---- 「秦王より書状を預かって参りました。」

<書状>
黄巾討伐の義挙、誠に見事である。
民の為に黄巾の逆賊どもを共に討伐致したい。
討伐せし時は王国を牧、貴殿の配下を刺史として荊州を治むるべし。

秦王

使者 「アレ・・・もう一つございますね。」

<密書>
曹賊は奸智に長け、貴殿の地位を虎視眈々と狙う獅子身中の虫なり。
破滅を招く前に司隷で狩を致したく候。

秦王
【司隷 嵩山】

曹昂--「敵は吾が軍を罵倒している…。軍師殿、これは良い傾向ですな。」
戯志才「……ああ。吾らの戦略を理解しておらぬ様子。」
------「雁行陣ッ、敵側面にて方円の陣、次いで竜渦の陣に変陣せよッ」
------「敵中にて前列の敵兵をいなし、西部へと着実に進軍せいッ。」
曹昴--「さらに鋒矢の陣は軍を延ばして長蛇の陣に変陣ッ。一気に駆け抜けるぞッ。」
戯志才「(通常は下策である長蛇の陣…しかし、この地形で縦列に組めば被害を受けずに敵中突破を図れる)」
【河南尹 新城付近】

夏侯惇「新城県城が見えてきたぞッ。」
薛悌--「夏侯営軍督…随分な防塞を築いたものですな。」
夏侯惇「へッ、これは俺と奴で随分前から話し合っておいた事なんだぜ?」
薛悌--「ほう……。」
夏侯惇「よし、徴兵に取り掛かれッ。新兵の調練は俺が行うッ。」
薛悌--「それから、陳都の姫丞相に伝令を致しましょう。」
------「『営軍督、司馬の両夏侯により河南尹新城を占拠せり』、と。」

(夏侯淵軍、夏侯惇軍、曹純軍、夏侯徳軍は新城に駐屯しています。)
427丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 03:49:54
【陳都 丞相府】
姫晋「ちょ・・・(すぐ2通を懐に入れる)」
----「さっさと出てけ!!(ささっ![つ金一封])この匹夫が!!」

姫晋「むむむ、あの小細工好きめが。。。」
428丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 03:53:34
【陳都 丞相府】
伝令「夏侯兄弟、新城占拠、曹軍集結中!!」
姫晋「おぉ!素晴しい」
----「功績を認め、夏侯惇に遊撃将軍、夏侯淵に建威将軍に任ずると伝えよ!!」
----「さらに、即刻兵を徴兵せよと伝えよ」
伝令「はは!」
【河南尹 新城付近】

夏侯惇「ところで、ここは安全なのか?」
夏侯淵「ああ。伊水は河水方面に流れており、洛水の油の影響は受けぬ。」
------「武軍もとんだ無駄な出費をしたものだ。(微笑)」

薛悌--「木柵、塹壕、全て異常は御座いませぬ。」
夏侯淵「わかった。兵はどうなっておる。」
薛悌--「周辺豪族に金品を撒き、その配下を組み込み申した。」
------「そこは同じ豪族の李乾殿が上手くやってくださいましてな。」
夏侯惇「おお、そんじゃあとは訓練だなッ」
430秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 03:55:02
>>427
【陳都・丞相府】
文官 「うわわ、何をなされるのだぁー!!(棒読み)」

(門より出て)

文官 「まんざらでもないのかなぁ?」
---- 「帰ったら女でも買うか・・・うほっw」

【荊州・上庸城】
文官 「ただいま戻りましたぞ。」
韓文約「姫晋の様子は?」
文官 「慌てて密書をしまっていたようです。」
韓文約「ふむ、左様か。」
【河南尹 新城】

伝令--「丞相よりのご下命ですッ。夏侯司馬に遊撃将軍、夏侯営軍督に建威将軍を叙任いたすとッ。」
夏侯惇「お?…ほぉ〜〜〜、俺が将軍ってか。『夏侯将軍!』カ〜〜ッ、カッコイイなオイ!!」
夏侯淵「ハハハ、喜びすぎだぞ惇兄。…これで二人併せて官兵40000を使う事が出来る。」
------「丞相もそれを見越しての辞令であろう。」
夏侯惇「ん?まぁ、そんなこったろうな。(笑)」
------「そんじゃ、兵の整備を整えておこうぜッ。」
432武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 03:59:27
>>425
連弩部隊長「掛かったな。穴罠発動だ!敵軍を一斉に奈落の底へと導いてやれ!」
工兵C「あのような陣形での突撃の仕方では罠は避わせませんね!」
連弩部隊長「当たり前だ!そして皆、馬防柵の内側に入れ!」
工兵D「あ〜あ、ホントに進軍してきちゃったよ。斥候も出さずに駆けて来るとはw」
連弩部隊長「そろそろだ。急いで黄忠様に連絡じゃ!」
----「嵩山以西には行かせん。」
433秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 04:02:13
【祝阿・遊撃将軍府】
密偵 「報告だぁ!!」
李儒 「どうした?」
密偵 「曹操が自前で皇帝を担ぐつもりらしい。」
李儒 「・・・・・。(ニヤリ)」
---- 「そうか。曹賊もまだ若い。(苦笑)」
---- 「密書を持って直ちに東平陵に参れ。」
密偵 「へい!!」

【斉国・東平陵】
密偵 「オイ門番、ちょっと中の奴に取り次いでくれ。」
---- 「つ金一封」

(密偵が東平陵に。)
434武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 04:06:39
【虎牢関】
伝令「報告!嵩山展開中の敵部隊が穴罠に突撃!」
黄忠「かっかっかw世も末じゃw」
【司隷 嵩山】

曹昂--「ハッハッハッ…長蛇行軍、雁行へ変陣ッ。」
------「落とし穴に落ちた前軍は仕方ないが、優に三分の二以上は斜行で抜け出せるッ。」
------「抜け出して西南へ向かえッ。」
------「竜渦の陣で罠に引っかかったのは右翼か……。」
------「こちらも長蛇の陣を敷けッ。一気に吶喊して西南へ脱するッ。」
戯志才「さて、敵陣が薄くなってきたな。このまま新城へと移動ッ。」
>>434
(ふつーに考えて2万もの兵を全滅させられる落とし穴なんてありませんぜw
【河南尹 新城】

夏侯淵「官兵が届いたようだな。」

歩兵:65000
騎兵:45000
鉄騎:25000
虎豹騎:25000
工兵:35000
元戎:20000

夏侯淵「新兵の様子はどうだ、惇兄。」
夏侯惇「全くダメだ。まだまだ時間はかかるだろう。」
夏侯淵「ひとまずは今ある軍だけで行動致そう。」
438丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 04:14:39
【司州 虎牢関】
陳准「おぉ!あれは要塞じゃ!」
----「とても騎馬隊中心の我らにどうこう出来るものではない」

荀攸「おそらく、城には油や罠など仕掛けてあるでしょうから、最初は大量の弓矢で城内の敵を震え上がらせましょう」
----「幸い、我らは倍する兵力。それで打って出てくれば、我々の勝ちです!」
姫文豹「良し!工兵全軍楼台より大量の弓を関内にぶち込んでやれ!!」
----「騎馬隊、歩兵はすぐに出撃できるように!」

荀攸「良し!工兵!楼台に水はかけたか?」
工兵「はい。曹操殿から教わりましたので!」
荀攸「良し!出撃じゃ!!」

姫文豹「おお!凄い攻撃じゃ!空が黒くなっとる!!!」
----「見惚れるな!全軍臨戦態勢!!」

*工兵40000楼台より弓矢を放ち始めました
【河南尹 新城】

夏侯惇「これより伊水を北上し、西賊の占拠せし洛陽を正統なる漢室のもとに奪還するッ。」
------「帝国の命運を懸けた戦いだッ。」
------「勝敗は諸君一人一人が担っていると思えッ。」
------「これを全国に発布し、新城軍、出撃するッ。」
<檄文>
秦王を僭称せし鼠賊韓遂は、国家の大いなる恩恵により計吏に取り立てられたにも関わらず、
北宮伯玉、辺章らと語らい、徒に禍いを引き起こしては朝廷の政を乱し、人民に塗炭の苦しみを舐めさせた。
その佞臣李儒は、彼の姦賊董卓の女婿となり、その悪行は古今に例なし。
太師を僭称せし董賊の傍らに侍り天子の廃位を強行し、ついに天下を傾ける癌となるに至ったのである。
董賊誅せられし後は小人韓遂に仕え、その命を永らえんと欲す。
即ち、偽帝を奉ずる秦国は乱賊・佞臣の専横の確たる姿に他ならず、なんの徳行とてなし。
あるのはただ狡猾のみ。乱を好み禍を求める天下の大逆賊である。

かつて先帝は勇猛な兵士を率いて天下の乱を一掃した。
それも束の間、区星、丘力居など叛臣が相次いで立ち、上は朝廷、下は民衆に乱暴を働く仕儀となった。
そこで剣を引提げ、軍鼓を打ち鳴らして、諸侯に決起を呼びかけたのである。
そのときの考えはこの通りであった。
国難に際し、今は等しく英雄を集める時なり。多少の欠点には目を瞑って国家に役立たせなければならぬ。
そこで小人韓遂に目を付け、社稷の計画に参画させたのである。
彼にも狩の鷹や猟犬程度の働きは出来る、爪牙の役目を務めさせようと思ったからである。

しかし、やらせてみればあの匹夫は愚純で軽薄、しかも短慮であった。
軽挙妄動するかと思えば董賊の娘を擁して涼州に、子飼とした武春を雍州に据え、
自らの権力を拡張し、国難を顧みなくなるという体たらく。
それでも朝廷は彼を壮侯に封じ、涼州と長安以西の各郡を総督させてやった。
虎の威でかざり、軍を授けて威厳と権限を与えれば、いつかは報恩の一勝を遂げるだろうと期待したのである。
441武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 04:20:16
連弩部隊長「おやおや、今度はまた長蛇や雁行の陣で馬防柵に突撃ですかな?」
工兵A「そうしたら大多数が連弩の餌食ですよw」
連弩部隊長「ようし、馬防柵の内側より続けて撃て!撃てぇぃ!!!」
工兵B「敵は焦って突撃しか頭に無いですね!了解しましたッ!」
工兵C「お!敵軍はときの声を上げて向かってきておりますな!」
連弩部隊長「あきらめの無い奴らめ!かっかっかw」
工兵D「それって黄忠様のマネですか?」
工兵A「( ´,_ゝ`)プッ」
連弩部隊長「冷静に対処せよ!そして連弩の威力を思い知れ!」
(馬防柵の内側から連弩で攻撃!!!)
ところがあの凡夫たるや、寸土を手に入れたとなると、これを悪用して苛政を敷き、
良民を搾取し、有徳の士を迫害するという挙に出たのである。
それだけでは飽き足らず身に不相応な天下への野心を抱き、その悪行は数知れず。
姫淑丹の暗殺を図り、武春と語らって挙兵し、内乱を引き起こし、傀儡を望んで帝を脅迫した。
古今の書物を紐解いてみても、強欲さ、残忍さ、無道さという点で、韓遂の右に出る者がいただろうか。
しかし、まだ帝は彼に幾許かの配慮をなさっていた。いつかは彼が自らそれらの綻びを取り繕い、
忠心を取り戻してくれるであろうと期待をかけられていた為である。

結果は逆だった。彼は豺狼の心で忌まわしき野心を更に拡げるに至り、
帝に大軍を差し向け、臣道に反して譲位に介入した。
さらにあろうことか自らの思い通りに偽帝を擁立し、天に二日を在らしめたのである。
国家の棟木と梁をへし曲げ、漢室を分裂、孤立化、弱体化させ、
中正の士を追放して、梟雄の兇悪な本性を現したのである。

いま、彼の匹夫は司隷を占拠し、黄河をへだてて壺関に守りを固めている。
身の程を知らぬ蟷螂風情が斧を振り上げ、堂々たる漢室の錦旗の行く手を遮ろうというのである。
また、先には漢の八廚のひとり、天下第一の士である張孟卓を弑殺した。
漢朝の名士を腰斬し、今上陛下を揶揄する文言をその口中に弄するなど、もはや彼の姦悪は蓋いようもないことである。
権威を軽んじ、天子を愚弄し、簒奪の禍はいつ起こるやも知れぬ。
予は漢朝の御稜威を奉じて天下に働きかけ、漢室の癌を除く心積もりである。
忠臣は今こそ一身を犠牲にする秋、烈士はいまこそ功名を立てる機会。奮起しないで良いものか。

漢帝国 侍中尚書令鎮西将軍 曹孟徳
443秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 04:22:48
【荊州・上庸城】
軍使 「お味方戦況は不利ッ!!」
韓文約「・・・そうか。」
---- 「して、荊州の動きは?」
軍使 「戦闘継続中でございますッ!!」
韓文約「名残惜しいが帰還致そう。フン、あともう少しだと言うに・・・」
---- 「全軍に撤退を命じよッ!!」

(宛の馬超、上庸の本隊が撤退開始。本隊は武関に到着した模様。)

【荊州・樊城周辺】
馬騰 「ガハハ、攻めまくれッ・・・?」
密使 「撤退の合図ですッ!!」
馬騰 「・・・なにぃ?」
---- 「仕方ない、上庸まで撤退せよッ!!」

(馬騰軍が撤退を開始。戦場を離脱しました。)
【伊水】

《夏侯惇軍》
主将:夏侯惇
軍師:薛悌
随行:夏侯恩、李乾、伍瓊、夏侯徳
歩兵:30000、騎兵:20000、鉄騎:25000、工兵17500、元戎10000

《夏侯淵軍》
主将:夏侯淵
軍師:曹真
随行:曹純、曹休、呂虔、夏侯衡、夏侯覇、梁習
歩兵:30000、騎兵:20000、虎豹騎:25000、工兵:17500、元戎10000
445武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 04:37:54
【虎牢関】
黄忠「くっ!こんなときに敵軍が攻めてきおったわ!」
----「楼台だと!そうか、矢か!皆のもの!弓護板を立ててできるだけ矢を防げ!」
側近「黄忠様!大変です!敵軍その数100000超えております!」
黄忠「すぐに援軍の要請を!」
側近「承知!って、あ〜!矢がココまで・・・」
----「おお!そうじゃった、ひるむな!楼台には石を落として応戦せよ!」
【司隷 嵩山】

曹昂--「くッ……八方塞がりかッ。」
戯志才「この敵の動き…間違いはあるまい。若、よもやすると。」
曹昂--「如何なさいました?」
戯志才「嫌な考えが頭をよぎってな。よもや、吾らは捨て石としての軍を率いておるのでは…。」
曹昂--「なっ…いや、ありうる。」
------「そうなれば、我々が取るべき行動は一つ。」
------「全隊、生命を無駄にするなッ。東進し、丞相と合流せよッ。」
(曹昂軍が壊走しました。)
447丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 04:47:10
>>445
【司州 虎牢関】
姫文豹「満を持した我が軍の物資は豊富じゃ」
----「曹軍の投石器に比べたら、あんなもん玩具のようなものじゃ」
----「工兵怯むな!!果敢に攻めよ!!」

陳准「や〜い!ここを守るはだれだっけ?ホイ♪」
校尉「黄忠とかいう老人さ!ホイ♪」
----「じじいはさっさと隠居しろ♪♪」
陳准「おっと!関から出ずは隠居と一緒さ!ホイホイ!ホホイのホイ♪」

*攻撃中
448秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 04:56:12
【司隷国境・武関】
韓文約「姫軍の様子はッ?」
---- 「虎牢関を攻撃中ッ!!」
厳顔 「どうするんじゃ?」
馬岱 「なんか臭いな・・・」
韓文約「そうは行くまい・・・。フン、あの小僧・・・」
---- 「うまく立ち回ったつもりだろうがその手は食わんぞ。」
---- 「襄陽に密使ッ!!!」
文官 「はぁ・・・、また私ですか・・・」

(文官が密書を携えて襄陽に。)
449秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 05:00:14
(ていせい。
(虎牢関を攻撃してるのを報告してるのは伝令ですorz
450武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 05:02:55
>>445
【虎牢関】
「や〜い!ここを守るはだれだっけ?ホイ♪」
「黄忠とかいう老人さ!ホイ♪」
「じじいはさっさと隠居しろ♪♪」
「おっと!関から出ずは隠居と一緒さ!ホイホイ!ホホイのホイ♪」

・・・〜♪

黄忠「なんじゃい!あの歌は!(#゚Д゚)ゴルァ!!」
側近「挑発ですかね?」
黄忠「ワシがジジイじゃと!?老人じゃと!?」
側近「あまりノらないでください、血圧に響きま・・・」
黄忠「隠居じゃないワイッ!!!現役じゃ!( ゚Д゚)オラ!(ボスッ!)」
側近「イテッ!何するんですか!やめてください!」
黄忠「こうなったら打って出るぞ!蹴散らしてくれる!!!」
側近「敵は大軍!かなうはずがございませぬ!って…」
黄忠「どいつもこいつもジジイ呼ばわりして!今に見てろ!ヽ(`Д´)ノプンプン」
側近「あ〜もう!!!だれか!黄忠様をお止めいたせ!はやく!」
側近達「黄忠様!今出ては危険です!援軍を!」
(黄忠は関内で暴れていますw)
451丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 05:16:48
【司州 虎牢関】
陳准「なんの反応も無いのう」
----「よし」

陳准「守る武軍に、壮士無し♪」
----「逆賊韓遂、子飼いの武軍♪」
----「当然部下も、暗愚さ、ホイホイ♪」
校尉「お〜い出て来い!」
----「遥々こっちに来てんだ!黄忠さんの首を土産に持って帰るから、勝負しろい!!」

荀攸「おぉ!陳准期待どうりじゃな!」
----「工兵は休み無く弓矢を放て!!寝る間もやるんじゃないぞ!!」
----「さあ!歩兵は工兵の後ろから、大軍で威圧するのだ!!」
----「太鼓を打ち鳴らせ!!敵を罵れ!!神兵の強さを見せてやれ!!」
452武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/29(日) 05:21:16
【虎牢関】

連弩部隊長「ささ、敵は散った。裏から虎牢関に入るぞ。」
工兵達「お〜!急げ〜!」
(工兵を虎牢関に収容。)

伝令「洛陽から援軍が到着いたしました!」
工兵20000&歩兵20000&騎兵20000
側近「黄忠様、援軍ですぞ!」
黄忠「援軍を持って出撃じゃ!」
側近「ダメでございます!」
草の者「黄忠様!(コソコソ)なので、今はとにかく(コソコソ)とのご命令でございます。」
黄忠「な、何!?」
側近「いかがなされました!?」
黄忠「動くでない。動いたらいかん。」
側近「( ゚Д゚)ハァ?いきなりなぜ?」
黄忠「じきにわかるわ!( ゚Д゚)オラ!(ドスッ!)」
側近「ウグッ!つ…つつ…つ」
黄忠「工兵は連弩を用いて反撃!多少の犠牲はしょうがない!」
----「これぞ40000の連弩攻撃じゃ!!!かっかっかw」
(黄忠は連弩で反撃です。)
【新城 城内】

夏侯惇「洛陽斥候を放てッ。」
------「洛陽から他城へ至る道、糧道に使えそうな小道、伏兵のいそうな隘路、」
------「全てを徹底的に調べあげいッ。」
斥候長「ハッ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【司隷 洛陽】

斥候「ふむ……」

(斥候部隊が洛陽とその付近を調べ始めました。)
ていせい
夏侯惇「洛陽に斥候を放てッ。」 です。
455建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/29(日) 16:24:05
【東郡 濮陽】

曹彰「てぇへんだてぇへんだ、将軍ーッ!」
于舗「落ち着けい! 喫煙時の誤報は軍法により処罰!
   『緑色の異民族が追いかけて来るゥ!』と言いながら城郭10周ぞ!」
毛玠「将軍、カッコつけて意味不明なことを言わないでください
   それと、喫煙時じゃなくて喫緊時です」
曹彰「……そろそろ話していいか?」
毛玠「どうぞ」
曹彰「調子狂うぜ……あぁ、
   洛陽方面で丞相、オヤジの軍が秦軍と交戦中らしいよ」
夏侯尚「エーッ?!」
于禁「なるほど、ならば我等も援軍を出さねばなりますまい」
曹彰「そゆこった。将軍!」
于舗「うむ。毛玠、ただちに軍を編成せよ、すぐにでも出陣するぞ」
毛玠「待たれい 将軍」
于舗「なんだ 苔石」
毛玠「……いちいちツッコミを入れるのも疲れます。が、洛陽に向かうのはお止しなされ」
于舗「なぜだ 苔石」
曹彰「だああああああ! 早く話を進めろォォォッ!」
456建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/29(日) 16:35:00
毛玠「……コホン。聞けば洛陽方面は両夏侯将軍、
   丞相の御一族の姫文豹殿、陳准将軍と名だたる名将勇将が揃っております。
   ここで我らが寡兵で向かったところでさしたる功は……ゲフンゲフン、彼らなら秦軍を食い止めるには十分すぎます」
于舗「うんうん、お前の腹黒い一面を見た気がしたがこの際不問だ。それで」
毛玠「そこでです、我らは秦との国境の豫州に向かい、荊州方面の秦軍を牽制するのです。
   秦軍の将は(たぶん)それほど残っておりませんでしょうから我らでも交戦できますし、
   もし洛陽方面の軍を一部でも裂ければ儲けものです」
于舗「こやつめ、ハハハ!」
毛玠「ハハハ!」
于舗「……それがしの腹は決まった。毛玠は軍の編成、この地の守りは任せるぞ。
   于禁、夏侯尚、曹彰!」
  「ははっ!」
于舗「三名はそれがしと共に豫州方面に出兵する。準備を怠ったら缶蹴りで一日じゅう鬼の刑ぞ!」
  「……ははっ!」
457建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/29(日) 16:49:53
毛玠「歩兵20000
   騎兵25000
   工兵5000
   元戒15000
   合計65000を

   歩兵40000
   騎兵40000
   工兵15000
   元戒25000
   合計120000まで徴兵します。会計は>>1の曹軍スレにて後ほど。
   まだ東郡の資金はあるはずですからな。……うん? 計算が合わないですぞ。将軍?」





于舗「それよりこの戈を見てくれ。こいつをどう思う?」
夏侯尚「すごく……重いです」
毛玠「ちょっ、将軍、なんですかそれは」
于舗「戈だと言っただろう戈だと。ココ(ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%88)によると
   白兵戦に於いて槍のような「突く」器械に比べだな……」
毛玠「そんなことを聞いているのではなく――」
于舗「いいだろう? この前商人に発注して用意させたのだ。
   因みにそれがしのは重さ50斤。通常の三倍! 更に倍!」
毛玠「公的な資金をそんなことに使って……将軍の俸給から引かせて頂きますからね。払えよ」
   ↓
于舗「払えば戈を実装させて頂けるんですね?」
   ↓
于禁「などの会話を経て実装に」
毛玠「アッー!?」
458建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/29(日) 17:06:20
曹彰「いつまでやってんだよ。なぁ、そろそろ行こうぜ」
于舗「後は二つ名を決めておきたいところだな」
曹彰「聞けよォォォォ!」


于舗「『黄髯愚連隊』……ではダメだな、それがしが目立たん。『蒼天の荒鷲』
   うむ、これはちょっとカッチョイイぞ?」
曹彰「おーい」
于禁「『于舗ッ! 男だらけの建節将軍隊!』」
曹彰「おーry」
毛玠「UHO PROJECT(略してウホプロ)」
曹彰「ry」
夏侯尚「『頚狙狼』」
于舗「うほっwwwwwww」
于禁「ktkrwwwwwwwww」
毛玠「奇才現るwwwwwwww」
曹彰「その発想はなかったわwwwwwwww」
459建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/10/29(日) 17:07:33


毛玠「……いい加減中の人も疲れてきたのでさっさと編成しちゃいますからね」

《于舗軍団》
主将:于舗
軍師:于禁
随行:夏侯尚、曹彰
歩兵30000 騎兵30000 工兵15000 元戒25000 計100000

毛玠「残る歩兵10000 騎兵10000 加えて中央からの派遣兵5000の25000を
   こちらの防衛に裂きます」
于舗「結局戈は歩兵と騎兵のみ実装か。まぁ良い、さぁみんな行くぞー!」


(等の経緯を経て于舗軍団100000、濮陽を発し一路豫州へ向かいます!)
460秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 17:14:51
【洛陽・大司馬府】
韓文約「ふう・・・、本隊は着いたか・・・。」
---- 「敵の様子は?」
厳顔 「梁軍は関を突破できないようじゃが。」

馬超 「ふう・・・、参ったなぁオイ!!」
賈詡 「ったく、そんな暢気に構えないで・・・。」
---- 「まずすべきは斥候の始末。さあ、岱クンタラタラしないッ!!」
馬岱 「ちょwwwwなんで俺?」
賈詡 「危急の事態に文句ばかり言ってると信頼なくすよッ!!」

【司隷・洛陽城付近】
斥候 「ふむ……」
馬岱 「何だ、オメー変な喋り方してんな。(ニヤリ)」
---- 「よっしゃ、斬り捨てろッ!!」
兵士 「オウッ!!(ドスッ)」

(馬岱が洛陽周辺の警備を開始、斥候を斬り捨て始めています)
【司隷 洛陽城付近】

斥候「ぎゃっ」
斥候「ぎゃあっ」
斥候「う…無念……。」

〜〜〜〜〜〜〜

【新城 城内】

夏侯惇「むむむ…斥候が帰って来ぬわ……。」
------「どうしたってんだ、まさか討たれたってんじゃぁ」
夏侯淵「大いにあり得るぞ。洛陽付近には厳戒体制が敷かれているからな。」
夏侯惇「よしッ。孫子の用間篇に載ってた…ああ、これだこれだ。」
------「ここの住民を使おう。現地の民を買収して斥候をさせたら、敵も区別できないだろっ」
夏侯淵「だが…訓練には時間がかかるぞ。」
夏侯惇「ああ、そだろなっ」
------「とりあえず養成中に補給の用意だけは整えておこうぜ。」
------「……穎川に伝令ッ。姫武軍2万は豫州と新城の補給路を確保されたしッ。」
462秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 17:23:20
【司隷・武関】
馬騰 「何とか帰り着いたのう。」
---- 「ふう、何時から準備していたんじゃ?」
張任 「・・・・手引きした奴がいたとしか思えないな。」
張松 「ゲッ、そりゃヤバイな・・・。」
馬休 「親父、そんなことより俺たちどうする?」
張松 「とりあえず虎牢関を救いに行くとするか。」
---- 「洛陽城の守りはさておき虎牢関が落ちるとマズイ。」

(輔国将軍部隊が虎牢関に移動を開始。)
463秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 18:23:55
【兵士数&配置1】
≪司隷方面軍≫
涼州軍本軍(基本方針:洛陽守備)
主将:韓文約(大司馬)
武将:孟光(大司馬府軍師)馬岱(大司馬府司馬) 厳顔(大司馬府従事中郎) 
歩兵40000+騎兵35000+工兵30000 +掘子軍40000

建威将軍隊(基本方針:洛陽守備)
主将:馬超(建威将軍)
武将:賈詡(尚書令)龐徳(建威将軍府司馬) 成公英(建威将軍府参軍)
歩兵45000+騎兵30000+鉄騎兵20000+工兵20000

輔国将軍隊(基本方針:虎牢関救援)
主将:馬騰(輔国将軍)
武将:張松(輔国将軍府軍師) 張任(大司馬府長史)馬休(建威将軍府長史)
歩兵40000+騎兵30000+羌族騎兵20000+工兵25000
464丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 18:26:07
>>452
【司州 虎牢関】
陳准「イタチごっこですね」
----「荀攸殿!衝車の使用の許可を!」
荀攸「よし!許可しよう!」
陳准「工兵5000と歩兵20000は衝車を城門へぶつけろ!!」

校尉「陳准将軍!敵の連弩はどう対処しましょう」
陳准「こっちから、油壺と火矢を放ってやるんだ!」
----「城壁に固定してある全ての連弩を焼き払え!」
----「我が軍の楼台の犠牲はいとわんぞ!!」

*衝車攻撃、城壁に向って油壺&火矢攻撃開始
465秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/10/29(日) 18:26:58

【兵士数&配置2】
司隷方面軍予備(基本方針:待機)
主将: 牛輔(大司馬府参軍)
武将: 許靖・許子将(食客)
歩兵5000+騎兵5000

≪青州方面軍≫
済北公国守備軍(基本方針:祝阿防衛)
主将:閻行(遊撃将軍) 
武将:李儒(衛尉)馬鉄(大司馬府長史)
歩兵60000+騎兵25000+工兵30000


(収 入) 26954.5銭 +2887.5銭=29842銭
(維持費)387.5銭 /日

※1 各拠点の主将は雑号将軍を兼務するため、無料兵は合計75000。
   大司馬無料兵は大尉と同じ兵数で。
※2 収入は貿易収入400銭+専売制収入400銭
※3 専売収入は掘子軍出撃時は0。
>>443
兵士「隊長ぉーっ!敵が、敵が退いていきます!」
楽進「何ィッ?!今のところ不利なのはこっちなんだぞ、間違いないのか?!」
兵士「はい!追撃しますか?!」
楽進「いや、目の前に王国軍がいるのにそれは出来ないだろう……。
   ひとまず体勢を立て直す!……えーと。(布陣に丁度良さそうな場所を探す)
   ああ、あの丘とあの丘……距離も近いから丁度いいな。各隊、3万ずつに別れあの二つの丘に布陣!
   麓に2万、頂上に1万で構え敵が攻め寄せれば1万は逆落としで撃破せよ!大軍が攻めてきた場合、2隊の連携で崩す!」

(楽進隊は丘の上に分かれて布陣しました。水の心配はありません)

>>424
楽殻(……秦からの書状、しかも2通?よもや内通しているのではないでしょうね……。
   冷静に考えて見ましょう。内通は隠し通して初めて効果を発揮するもの。ばらす物ではない。
   向こうもこの会議を知っているはずだからわざと送りつけたと考えるのが最も合理的で、かつ都合がいい……。
   どう見てもブラフです、本当にありがとうございました)

(楽殻、長考終了)
467丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/29(日) 23:40:33
【陳都 丞相府】
姫晋「さて、皆さん休憩なされたかな」
----「もうお気づきかと思いますが、秦より書状が届いている」
----「惜しみなく、公開しよう」

<書状>
黄巾討伐の義挙、誠に見事である。
民の為に黄巾の逆賊どもを共に討伐致したい。
討伐せし時は王国を牧、貴殿の配下を刺史として荊州を治むるべし。

秦王
<密書>
曹賊は奸智に長け、貴殿の地位を虎視眈々と狙う獅子身中の虫なり。
破滅を招く前に司隷で狩を致したく候。

秦王

姫晋「2通目についてだが、曹操は予の片腕として、その手腕をいかんなく発揮出来る場を提供している」
----「先日、予が魏侯に封じた。このような敵の策略に乗るほど予も馬鹿ではない」
----「そして、1通目だが、諸侯の考えをお伺いしたいのだが」
楽殻「(見せるんかいっ!……取り越し苦労でした)
   まあ、十中八九相手側の謀略でしょうな、これは。
   ただ、一通目のこれは……要するに同盟の誘いですかね。全く馬鹿げた事を。
   これに乗るのは下策ですね。我らに帝のいない今、これに乗れば相手方の皇帝を半ば認めた事になります。
   実際はそうでなくとも、天下はそう考えるでしょうね。
   荊州については私が全力で抑えておきますので、諸侯は秦の打倒をお考え下さい」
【陳都 丞相府】

曹操「楽侯、秦賊はどうやら荊州に派遣した軍を既にを引き上げ、洛陽の守備に回した様子。」
----「暫時荊州の戦線は緩和されることになりそうですな。」

曹操「そして一通目の書状に御座るが…今こちらから劉鴻に攻撃をかけるのは宜しくない。」
----「丞相が裏で劉鴻と接触していらっしゃるゆえ、」
----「彼を皇帝とは認めずも生かしておけば一つの外交の選択肢となりますからな。」
楽殻「……なるほど。荊州に過度の警戒は必要無くなりましたか。
   そして、劉鴻陛下に裏で接触しているとなれば攻撃する必要もありませんね。
   ……その辺りの謀略は、当人達にお任せするしかないようですねぇ」
471丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/10/30(月) 00:36:32
>>468
【陳都 丞相府】
姫晋「おぉ!心強いお言葉でございます」
----「安心して韓賊を討つことが出来る」

姫晋「今、会議は紛糾状態と言えるだろう」
----「私に届いた書状にも見えるように、」
----「帝不在の現状を狙い、韓遂は我々の結束を崩そうとしている」
----「ここはいち早く執政を立て、東漢としての政権を確立すべきと、丞相として考えますが」
----「どう思われますか?」
【陳都 丞相府】

曹操「…洛陽方面について、虎牢関に展開している梁軍を一度榮陽に後退させるも手やもしれませぬな。」
----「内が固まらぬうちの出征は後顧を残すことになりえます。」
----「魏軍も暫くは新城に守りを固める心積もりで御座る。」
楽殻「まず守りを固め、国の政治を安定させる。それが第一でしょうね。
   その為に執政が必要だと言うのであれば仕方がありません。
   その後、秦との戦いを始める。
   これが最善策だと、思います」
【陳都 丞相府】

曹操「ご英断で御座る、楽侯。」
----「して、張王はこの問題、如何にお考えか?」
475武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/10/30(月) 23:42:38
>>464
(ヒュッ!・・・スコッ!・・・ボォーッ!)
側近「どわあっちィィィィ!!アッチィ!ヒイイイ!!!」
黄忠「あん畜生がぁ!奴らめ!油壷や火矢まで放ってきおったか!」
連弩部隊長「大変です!今の攻撃で連弩を放っていた工兵に被害!死者数約10000人!」
黄忠「なんだと!して城壁のほうは大丈夫か?」
連弩部隊長「はい、幸い、改修したてなのでそれほど被害は大きくありません!」
側近「あわわわわ!大将!見てください!敵は衝車を投入するようですよ!」
黄忠「あんだと!?」
側近「衝車が来たらヤバイですよぉ〜・・・」
黄忠「大丈夫じゃ。このようなこと想定済みなのでな!」
----「よし!反撃に移る!関の前に掘っておいた堀に水を流し込め!」
----「兵士、衝車や楼台などの攻城兵器をこれ以上進めさせるな!」
(頑張って攻城兵器の進入を阻止します(汗)
476王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/01(水) 23:19:53
>>465
【荊州・樊城付近】
王国「また敗走か、とことん勝てんな文約は」
----「姫一族は苦手なのか……ともかく、俺たちも散るぞ」
----「手の空いている奴で、文約に手紙渡しに行ってこい」

<極秘・王国>
敵の敵は味方、出奔した向こうの皇帝を引き込んでみたらどうだ?
向こうも孤立しているだろうから、渡りに船かもしれない。
断ったらそこで終了、俺が居る限りは樊城を抜かせない。
ただ、何もしないよりかは随分とマジだと思うぜ。
妙案としては……今の愚帝を廃し……これ以上は言わずとも良いだろう。
健闘を祈る、死ぬなよ文約。死にそうになったら俺を呼べ、いつでも代わりに死んでやる。
477王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/01(水) 23:22:07
>>465
【荊州・樊城付近】
王国「また敗走か、とことん勝てんな文約は」
----「姫一族は苦手なのか……ともかく、俺たちも散るぞ」
----「手の空いている奴で、文約に手紙渡しに行ってこい」

<極秘・王国>
敵の敵は味方、出奔した向こうの皇帝を引き込んでみたらどうだ?
向こうも孤立しているだろうから、渡りに船かもしれない。
断ったらそこで終了、俺が居る限りは樊城を抜かせない。
ただ、何もしないよりかは随分とマジだと思うぜ。
妙案としては……今の愚帝を廃し……これ以上は言わずとも良いだろう。
健闘を祈る、死ぬなよ文約。死にそうになったら俺を呼べ、いつでも代わりに死んでやる。
478秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/02(木) 03:04:19
>>477
【洛陽・大司馬府】
韓文約「むむむ・・・虎牢関の様子はッ?」
賈詡 「焦っても仕方ないじゃんね〜。」
---- 「今の所は一進一退かなぁ。とりあえずは撃退できるか微妙。」
孟光 「まったく、それよりこの急な撤兵は何故でございます!!」
---- 「ワシなぞ、このままではどうなったか。」
馬超 「つかよー、なんか書状来てるぜ書状。ホラ。」
厳顔 「早く読まんかいッ!!」
馬超 「えーと、ちょっと待てよ・・・うーん・・・」
---- 「えーと・・・」
賈詡 「孟起クンがバカなのは今に始まったことじゃないんだから・・・」
---- 「えーと、で・・・>>477ってことね。」
韓文約「ふむ、そういえば襄陽に急使を送ったはずじゃが。」
孟光 「とりあえずは書状を差し替えればよろしかろうかと。」
---- 「それにしても王国殿も苦労なさったのですねぇ。」
韓文約「???」
孟光 「いや、西で暴れていた頃に比べると謀計に詳しくなったようですし。」
賈詡 「あとは新城に居座ったカスどもの始末だね〜。」
---- 「全く、あんな狭い河どうやって越えてきたんだか・・・。」
---- 「とにかく来ちゃったものは仕方ないし、討つしかないんだけどさ。」
孟光 「宦官の族子風情が侯を僭称するとは世も末ですな。(苦笑)」
賈詡 「だってボクだって大した生家じゃないし大将も田舎の自称名s・・・」
---- 「ちょwwwwwwwそんな睨まないでwwwwwwwww」

(徐さん、復帰したら襄陽で使者を引見してちょ)
479丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/02(木) 18:46:54
>>475
【司州 虎牢関】
荀攸「陳准将軍!攻め手を一旦引かせましょう」
陳准「なに?いくら軍師の言葉といえど、これは受け入れられんぞ!」
荀攸「私の言うことが聞けないというのですか?」
陳准「うっ!」
----「先鋒隊!弓矢の届かないところまで一旦引くのだ」

姫文豹「軍師殿!陳准は不満を爆発させてましたよ」
----「何か考えがあるのでしょうか?」
荀攸「若殿!兵を一旦引かせたのも、この書状を武春に送ろうと思ったからです」
姫文豹「・・・・・・・・」
----「なるほど、いいかもしれませんね」
----「やってみましょう」
荀攸「ありがとうございます!」
480丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/02(木) 18:47:43
【虎牢関 城門前】
使者「梁王国太子姫文豹様の書状を届けに参りました」
----「この書状を武春さまにお見せくださいませ」
----「では」

≪書状≫
司州での狩り、なかなか楽しゅうございます。
よく父上は、霊帝陛下にお仕えしてたときの武春殿のお話をされます。
関東では、秦王韓遂の名はよく聞きますが、扶風王武春の名は聞きません。
関東で聞く武春は『韓遂子飼いの一将軍』だけでございます。
いつからでしょう?韓遂の子飼いと言われるようになったのは。
貴殿も霊帝にお仕えした、獅子の一人。まして韓遂とは同じ王位に就く者。
現状で良いのでしょうか?
さて、我々にはお近づきの品をご用意しております。
雍涼益三州の王に封じ、丞相の名において要職に就けることを、ここに固く約束します。

梁国太子 姫文豹
481武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/03(金) 02:02:26
>>480
【虎牢関】
黄忠「お!?え!?ああ!?なんじゃぁ!?」
側近「ホヒ?敵が引いて行きますね。」
黄忠「せっかく計が成功するというところだったのに!がぁー!!!」
側近「ちょ・・・ちょっと・・・大将!?」
黄忠「こうなったら追撃じゃ!敵将討ち取ってくれるわ!!!」
側近「ああ〜!大将!武春様からの伝言をお忘れですか〜!?」
黄忠「ウガッ!!危うく忘れるところじゃッた。」
側近「これだからジジイは・・・最近物忘れがはげs・・・」
黄忠「(`Д´)ゴゴゴ…━(ノдヽ)━( 乂 )━━━ヽ(゚Д゚)ノゴルァァア!!」
側近「ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!」
(数分後・・・)
黄忠「ハァハァ・・・ゼイゼイ・・・」
側近「グッタリ。。。」

(続く〜)
482武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/03(金) 02:27:39
>>481の続き。
連弩部隊長「大将〜!姫軍の使者が!!!この書状を!!!」
黄忠「ゼイゼイ・・・ああん!?ハァハァ・・・何?武春様宛ではないか。」
連弩部隊長「はい。そのようで。」
黄忠「おい、草の者!すぐに洛陽に届けよ!」
草の者「御意!」

(そして洛陽では?)

草の者「む。・・・(書状を渡す)」
武春「ぬ。」
法正「いかがいたしましたか?」
武春「これは。」
法正「???」
武春「姫文豹からの書状じゃ。」
法正「また恒例の東漢からの誘いですかなw」
武春「ま、そういったところであるな。」
法正「いかが返答いたしましょう?」
武春「思案のしどころじゃ。しかし、フフフ。」
法正「このような書状を送りつけてくるとは東漢は相当病んでおるはずw」
武春「そんな内部がバレバレじゃのう。はっはっはw」
法正「つまり味方同士で不信感を抱いておる諸侯がいてもおかしくはないかと。」
武春「うむ。まあどこまでが冗談であるか、相手の出方を見るとするか。」
483武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/03(金) 02:43:21
武春「そうじゃ、ときに法正。」
法正「はい?」
武春「そういえば東漢の曹操とやらが<檄文>を全国に撒いておったそうじゃな。」
法正「はい。それはもう我らの侮辱、批判、罵倒など…あること無いことつらつらと。」
武春「このような時期に諸侯に決起を呼びかけるとは、まったく面白いことをやってくれたものだ。」
法正「で、ございますな。悪名は無名に勝る、と申しますれば・・・」
武春「そのようなことをして、あやつもまだまだ青いのう。はっはっはw」
法正「まことにその通りで。ほっほっほw」
484武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/03(金) 03:10:38
>>480
武春「さてと、返書でもしたためるとするか。」
----「お〜い!ちょっくら姫文豹殿のところまで届けてくれ。」
草の者「御意。」

【姫軍 本陣】

草の者「武春様から姫文豹様への返書でございます。つ【書状】」
<書状>
はるばる大軍での遠征ご苦労にござる。
懐かしゅうござるな。霊帝陛下にはずいぶんとお世話になり申した。
私の名が聞こえないと申されましたが、ご安心召されよ。
「子飼い」以下の評判が今に轟きまするゆえ。
秦王の匹夫は身の程を知らぬ蟷螂風情、
漢室の錦旗の行く手を遮る姦悪。
と。
曹操殿の<檄文>をお読みになられておられるはずでございましょう?
いくら雍涼益三州の王を用意したとて、
これにはどうご返答なされまするか?


草の者「それと、これは(姫文豹の懐にササッと・・・)」
------「では、これにて失礼。」
<書状U>
狩りは狩りでも、“獲物の無い”狩りは面白くございませぬな。
485http://tadadenetoge.web.fc2.com/index.html:2006/11/04(土) 10:08:59
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486丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/04(土) 14:49:54
【司州 虎牢関】
姫文豹「返書が来ましたぞ」
荀攸「では、予定どうりさらに返書を出しましょう」
----「しばらくお待ちを」

荀攸「どうでしょう」
姫文豹「むむむ、若輩ゆえ理解が難しいの」
荀攸「今にわかるでしょう」
----「そこの者!この返書を!!」

【虎牢関 城門前】
使者「梁王国太子姫文豹様の書状を改めてお届けに参りました」
----「この書状を武春さまにお見せくださいませ」
----「では」

≪書状≫
獲物、ありまするぞ武春殿。
それは、人の目には見えぬが、はっきりと具現化できるもの、です。
その方法は、武春殿にお任せする。
後は、先日お話した通りでございます。
【陳都 丞相府】

隠密「(……………曹公。)」
曹操「(……ッ)」
----「申し訳御座らぬ。暫し席を外させて頂きますぞ。」

(曹操が一旦退席しました。)

曹操「(如何致した?)」
隠密「(…姫文豹が虎牢関にて武春と会談致したとの情報が届きましたぞ。)」
曹操「(……ふむ。)」
隠密「(何か思い当たる事でも?)」
曹操「(いや、憶測にすぎぬが動かせる手は動かさねばなるまい。)」
----「(侍中府に赴け。…をして陳都を固め、及び荊州襄陽に…ゴニョ…派遣致せ。)」
隠密「(御意。)」
曹操「フフフ……。」

曹操「諸公、突然の退席、允に失礼致した。」
----「して、張王には今一度ご所見を伺いたい……。」


【陳都 侍中府】

隠密長「曹公より荊州に発てとのご下命だ。」
???「フフフ、喜ばしい事だ。久しく沙汰無く宮中に倦んでおった。」
隠密長「動くか否かに関わらず迅速なる行動が要求される。貴様らであれば抜かりは無かろうが。」
???「無論だ。直ぐにでも召集をかけようぞ。」
488丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/07(火) 09:54:13
>>487
【陳都 丞相府】
姫晋「お!」
----「(ぉぃ…曹操、いかがいたした?)」

【司州 虎牢関】
荀攸「返事はまだですが、とりあえず先の返書を陳に送りましょう」
----「そこの者!早急に陳都に戻り、丞相府に仕えてる、徐項威、魏賛にこの書状を届けよ!」
使者「はは!」
姫文豹「面白くなってきましたな!!」
>>488

【陳都 丞相府】

曹操「(ご心配なさらずとも大丈夫で御座る。)」
----「(仮に不測の事態が起きればそれに対処すべく裏で動かす者も御座いますゆえ……。)」


【荊州 襄陽】

??「思った通り誰もおらぬな。…おい、時間は?」
??「今は三更。予定通りだ。」
??「(襄陽城内の地図を取り出す)…第弐組はここ。第参組はここに伏せよ。」
----「到達は一刻後を目処とせよ。…行け。」
??「(コクリ。)」
??「(コクリ。)」

(サッ…)

??「第壱組は俺と来い。目標はここだ。気取られるな。」
??「(コクリ。)」

(サッ…)
490秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/08(水) 00:30:32
【荊州・襄陽・仮皇宮前】
孟光 「むーん、誰もいないのかの。」
---- 「皇帝の威光も衰えたモンじゃ。」
---- 「・・・まあ、傀儡と流浪ならどっちも似たようなモンじゃがの。」

(孟光は襄陽城内を散策中)
【兗州 陳留】

荀爽「…鄭康成は六経の研究にあたり、古今文の諸説を統合して一家の説を形成し……。」
荀ェ「そもそも取るべき立場としてはあるまじきものがあると批判する者も御座るが…」
劉政「だが、実際に彼の経典解釈の功績は甚大といえる。」
----「体面ばかりを論い非難の言ばかりを挙げるは曲学阿世の徒というべきであろう。」
荀爽「確かにそういった考え方も出来まするな。……さて、暫時休憩と致しましょうか。」

劉政「ふう、ところで先ほどの鄭康成は確か徐州におるのであったな?」
荀爽「はっ。党錮の禁以来公には出ておりませぬ。」
----「またお労しい事に最近はご病気がちとのお話も……。」
劉政「左様か。…話は変わるが汝は董卓のもとで司空に取り立てられたとか。」
荀爽「左様に御座います。董卓は暴虐ではありましたが、なかなか怜悧な計算のできる男で御座いました。」
----「寒門出という不利な条件を以って天下の中央に君臨するに、清流の起用を最善と考えたようですな。」
劉政「ふむぅ。汝と共に取り立てられた鄭公業は類稀なる烈士であったが、薨去を聞いて残念に思っておった。」
----「されどその弟の鄭文公はいまだ健在にて、出自の開封から南方に隠棲しておるとか。」
----「此処に呼び寄せてみては如何であろう?」
荀爽「妙案に御座る。早速書をしたためましょうぞ。」
【淮南付近】

鄭渾「…鄭家再興を袁公路に懸けてみたが、彼の者は賓客の礼敬重なれど実が伴わなかった。」
----「材叔、辛い思いをさせ通しだが…。」
鄭袤「叔父上、何を仰るか。渇しても盗泉の水を飲まずと覚悟を決めて流浪してきた身。」
----「今さらになって誰が弱音なぞ吐くものですか。」
----「時を待てば拠るべき忠臣も現れるというもので御座いますぞ。」
鄭渾「(ああ、亡き兄上の才は滅びてはいない。華子魚、荀公達の評は間違ってはおらぬ…。)」
----「(この子が成人を迎えるのが楽しみじゃわ。)」

使者「そこなる御方、鄭公業さまの御弟、鄭文公さまと見ゆるッ」
----「漢の尚書令、曹孟徳殿の書を啓したく存ずるッ。」
鄭渾「ほう…?」

《書状》
御兄上の薨去より月日は経れど其の志未だ遂げられず、吾甚だ遺憾に思へり。
そもそも家の埋もれぬ名を長き世に残すは生き長らえし者の義務、安ぞ奮励せんや。
志あらば兗州で会合せん。

曹孟徳

鄭渾「曹操…?橋玄殿、何顒殿に賛辞されたという男か。」
----「宦官の孫との悪評はあるが、ここで徒に時を過ごすよりは曹操に懸けるが上策か。」
----「材叔、参るぞ。」
【兗州 陳留】

荀ェ「殿下、お喜びください。文公殿はお召しに応じてくださいましたぞ。」
劉政「おお、まことか。大儀であった。」
----「予が渦中におるのは心苦しいが、暫くは正邪さだかならぬ動きが蔓延するであろう。」
----「曹操の家臣団だけでもまとめておかねばなるまいて。」
荀爽「曹令君の家臣であれば、州別駕殿はどのようなお方で御座いましょうな。」
劉政「州別駕于舗か、一度会ってみたいものだのう。…よし、予が書状を書こう。」

《書状》
忠勤を風聞に聞き、允に感心に耐えぬ。
汝との交わりを欲するゆえ、豫州の兵はそのままに、単身で陳留に参られよ。

済北王 劉政

(于さん、一度陳留に来てくださいますか?)
494建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/11/08(水) 12:35:20
【豫州郊外 于舗軍団駐屯地】

>>493
曹彰「毛畍ィィーッッ!!」
夏侯尚「ひいっ><」
于禁「落ち着きなされ。どうなさった」
曹彰「この状況が落ち着いてられるかよッッ! 毛畍のヤロウ、何が功の掴み取り一千万だよ。
   ドロップアウト云々以前に全然敵がこねーじゃねえかよ」
夏侯尚「まぁまぁ、国境が平和なのは良いことですよ」
于禁「まぁ……黄髭殿が退屈に思うのも分からんでもないが……」
于舗「穏やかではないな」
夏侯尚「あ、将軍」
于禁「おぉ、ちょうど良いところに。将軍、殿下から書状が来ましたぞ。
于舗「kwsk」
于禁「過去ログ嫁」


***


于舗「ふむ……殿下直々の呼び出しとあらばすぐ向かわねばならんか」
   とは言えそれがし、作法にはめっぽう疎いのだが」
于禁「かと言って我々が同行するわけにも行きませぬし、物々しいガチムチ共を
   連れていっては威嚇してしまうかも知れません
   公の場に兵を連れて行くような空気嫁ない真似はしてはいけませぬ」
曹彰「なんか今スゲェ寒気が走った」
495建節将軍 于舗 ◆crywvnZJiU :2006/11/08(水) 12:41:35
于舗「……だな。うむ、書状にある通り、それがしが単身向かうことにする」
夏侯尚「幸い敵も見えませんしね」
曹彰「だからちっとも良くねーんだとさっきから」
于禁「分かりました。では……」
于舗「あぁ、それがしが居ない間、豫州駐屯軍10万は于禁殿に指揮して頂く」
于禁「はっ」
于舗「夏侯尚、曹彰の二名は于禁殿を補佐してくれ」
 「オッスオッスオッス!」



***


【陳留】

于舗「建節将軍 于舗っ、劉殿下に呼ばれただいま参った。どうか取り次いで頂けぬかアッー?」


(于舗は陳留に向かい、面会を求めます)
【兗州 陳留】

劉政「おお、汝が于将軍か。かねてより噂は聞いておる。」
----「まこと、天晴れな将領であるそうだな。…近う寄れ。」

(于舗の耳元で。)

劉政「(二荀との協議で決めた事だ。汝には南陽宛城を伺ってもらいたい。)」
----「(賊将王国が入っておった城で今は空同然だが、秦の介入も十分に考えられる。練兵は怠らずに。)」
----「(また豫州の一郡を借用し拠点と致すがよかろう。)」
----「(丞相へは予が伺うておく。)」
荀爽「殿下も曹令君も、将軍にはご期待なさっております。どうかご武運を。」
----「もし陣容に不足をお覚えになるようならば、在野の士を募るも上策に御座いますぞ。」
【兗州 陳留】

劉政「さて、書をしたためると致すか…。」

《書状》
敵の五指を傷するは、其の一指を根より断つに如かず。
南陽宛城は小城と雖も要地なり。于将軍もし虚を搗かば、勢ひ必ず利を得ん。
宜しく彼をして汝南郡に入らしめるべし。
後るれば則ち人の為に制せらる。宜しく考慮あるべし。

済北王 劉政

劉政「これを丞相府に届けよ。」
498斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/11/09(木) 21:24:35
>>474
【丞相府】
張達「ふむ〜・・・やむなしか。。」
----「では、劉政様を執政に、と言う事には賛成であります。」
----「それと、丞相。李勣将軍を一度、手元に戻したいのですが。。」


【東平陵】
趙覧「都督じゃ、都督じゃ。頑張るぞ」
----「今一度、身を引き締めるのだ!」
校尉「趙都督。何やら怪しい者が城門から入って・・・」
主簿「いえいえ、城門校尉が手招きを・・・」
記室「いえいえ、そんな者は・・・」
趙覧「はっきりせんか〜!」

(遅くなりましたorz
(韓さん、対応が遅れたので密書は適当に投げといて下さいw
【陳都 丞相府】

曹操「諸侯のご賛同、まこと安堵しておりますぞ。」
----「では第二の議題に移りたく存ずる。」
----「執政殿下をお迎えする都を何処に置くかという重要な件で御座るが……」
----「私は陳留を新都に定めることを提言致す。」

曹操「そもそも、社稷の威を掲げて西賊討伐の軍を起こし、」
----「之を討って正邪を明らむるには天子自ら親征し洛陽に行幸すべし。」
----「現在の陳は敵に攻勢を掛けるには地勢が悪いのは周知の事実。」
----「先の出兵に於いて丞相が吾が陳留に本営を置かれた事が何よりの根拠で御座る。」

曹操「来るべき洛陽への出征のために相応しき都を置くが道理。」
----「諸侯にはよく御明察願いとう御座る。」
500丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/10(金) 11:17:41
【豫州 丞相府】
>>498
姫晋「張太尉殿。お英断でござる」
----「李勣将軍の件は了解いたしました」
----「手続きを取っておきましょう」

>>499
姫晋「私から最初に一言」
----「都の件に関しましては、慎重に議論する方が宜しいと思いますが」
【陳都 丞相府】

曹操「執政の件、いま陳留におわす劉政さまにお報せ申し上げろ。」
侍従「ははっ。」
(侍従が陳留に発ちました。)

曹操「なるほど、丞相は慎重にとのお考えか。」
----「慎重であろうと即断であろうと、究極的に正しき道を採る事が出来れば私の本懐で御座る。」
----「丞相も私も勤皇の志は同じ、議論の進め方について揉めるのも野暮というもの……。」
----「だが、それとは別に諸侯のご意見も伺わねばなりませぬな。」
----「吾が愚見は先に述べた通り。」
【兗州 陳留】

侍従「開門、開門ーッ」

荀爽「なにやら騒々しい。如何なる用向きかな?」
近侍「それが朝廷の使者との事で……」
荀爽「諸侯の協議にひと段落が着いたという事かな。」
荀ェ「殿下、ともかく参りましょう。」
劉政「うむ。」

侍従「諸侯の会議に於いて済北王殿下を炎漢の執政と仰ぐ事を内定致した。」
劉政「なんと…!!」
侍従「殿下、詔書はじきに起草されますゆえ、吉日を選んで身を清め、御位に就いて下さいますよう。」
----「以降は炎漢を牽引する者として、否が応でもその御意向は強い意味をお帯びになるでしょう。」
----「その時までにしかと御覚悟をなさり、ゆめゆめ諸侯のご期待を裏切らぬようお願いいたします。」
劉政「……やむをえぬ。」
>>499
楽殻「遷都……には余り賛成できませんね。どうもあの董卓の長安遷都を思い出してしまいます。
   折角陳を中心として民の暮らしが安定してきたというのに、ここでまた都を動かすのは混乱の元です。
   それに、いきなり事を次々と進めると民の目にも不自然と映ってしまいますよ?
   帝不在の状況でも、我々は安定していると見せなければいけませんから」


【陳・市街地】
楽涼華「まだ終わらないのー?」
近衛兵「………(何?このお土産の数……)」
本スレ>>490
【荊州・襄陽】
徐庶「秦より、使者として孟光殿が参られています」
劉鴻「うん、丁重に」
徐庶「なにやら胸騒ぎが致します。警備を厳重に……」
劉鴻「分かった」
張遼「皇帝陛下の守護は、某が務めます」
高順「念のため、軍勢も入れておきましょう」
劉鴻「楽進殿がお帰りになるやもしれん。通行許可証を発行しておくように」

(霊帝政府より、徐静サンの代理で貼っておきます)
【陳都 丞相府】

曹操「董卓を正当化するわけでは決して御座らぬが、董卓の遷都を風評だけで捉えてはなりませぬぞ。」
----「貴奴の遷都は地勢的な利害を考慮した実に合理的な判断。」
----「ただ大義名分を持たなかったゆえに暴虐とみなされたのです。」
----「対して私の述べる遷都案は先に述べた大義を持ち、尚且つ地勢的な利益を得るものでもある。」
----「董卓のものとは比べ物になりませぬ。(苦笑)」

曹操「それとも…楽侯はよもやこの曹孟徳が野心を抱いておるとお考えか?(笑)」
506秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/10(金) 23:42:18
>>498
【東平陵】
密偵 「んで、コイツを政庁の壁に突き刺せばいいわけだなw」
---- 「うーん・・・フンッ!!」

(ドスッ)

密偵 「おー、刺さった刺さったw」

<密書>
曹賊と姫賊は貴殿の主君を廃し、専横を尽くす為に
偽帝を擁立せんと画策する天下の大逆賊なり。
貴殿が彼らと反目すれば、貴殿の命が危うくなるは必定。
もし我らと盟を結びし時は祝阿の十二万、揃って貴殿の盾とならん。

                            李儒

>>504
【荊州・襄陽】
孟光 「ふむ、余り歓迎されないようじゃが…。」
---- 「ついこの間まで命のやり取りをした連中に歓迎されるわけもなかろうて。」
---- 「して、本題に入ろうかの。(苦笑)」
---- 「単刀直入に申し上げよう。大王は貴殿を洛陽にお迎えいたす準備がござる。」
---- 「それと貴殿はまだお若い。」
---- 「とりあえずは適当な地の王に封じて、ゆくゆくは帝として我らが守護する腹積もりである。」
---- 「我等の庇護の下生き延びるか、自分の手下に縊り殺されるか、好きになされよ。」
【荊州・襄陽】
劉鴻「なるほど、よく分かりました」
----「そういえば、我が母は秦王閣下と面識があるそうですね」
----「四面楚歌、逃げたところへは……もう戻りません」
----「洛陽……向かいましょうか」
徐庶「!!!」
劉鴻「しかし、叔父上は一体如何するつもりですか?」
----「いざとなったら、廃する心算ですか」

(代理です。)
>>505
楽殻「……なるほど。長安遷都も、軍事的に考えれば妥当な遷都でしたか。
   失礼。私軍事はまだまだ未熟なもので……。
   ……ですが、商業で考えると中々難しいところですぞ。都だから店を出している商人も大勢いますしね。
   農民はここに残る事も出来ますが、利益を求める商人はそうは行きません。
   そうなると、この陳は少々寂しくなりますし、遷都先の陳留は建物が足りなくなるでしょう。
   後、輸送関係も考えないといけませんね。
   ……国の中心を動かすものですから、いかに大義名分があろうと軽々しく動かすものではないと思いますよ」
【陳都 丞相府】

曹操「されど、洛陽に西賊が跋扈し、帝都を陳に移してまだたかだか数年。」
----「後漢二百年の歴史を持つ洛陽からこの陳に遷都した時ですら財政、軍政ともに丸く収まったのです。」
----「陳から陳留に都を移すに不都合があるとは可笑しいではないですか。(微笑)」

曹操「司空殿、私は決して軽挙妄動している訳ではございませぬ。」
----「南の荊州に戦火が渦巻き、東の荊州も謀略が飛び交っている現在。」
----「鄭国の脅威が去って以来、兗州だけは至極平和に御座る。」
----「利を求めて動く商人も彼の地に目を付け、移住を始めるものと私は愚考しております。」
510秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/11(土) 01:12:00
>>507
【荊州・襄陽】
孟光 「ふむ、確か貴殿の母御は大王の養女だとか。」
---- 「とりあえずは洛陽に参られ、大王に引見されよ。」
---- 「ワシは使いなので、これ以上の事はできんのでな。」
----「南の荊州に戦火が渦巻き、東の青州にも謀略が飛び交っている現在。」

です。
512丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/11(土) 01:21:34
【陳都 丞相府】
姫晋「一言・・・」
----「兗州が平和というのは、それは陳に都があるからであろう」
----「私は平坦な中原にある陳を大兵でもって守備してきた」
----「西に許昌、南に汝南と兵を割いて陳を守ってきた」
----「陳留と司州は目と鼻の先、その当たりどう説明いたす、曹操」
513秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/11(土) 01:30:23
【荊州・襄陽】
劉鴻「承知いたしました。それでは、早速洛陽へ向かいます」
高順「城の警備は、お任せください」
劉鴻「……死ぬなよ。これ以上の犠牲は、もう御免だ」
徐庶「それでは、向かいましょうか」
劉鴻「越叔父に連絡。襄陽に手勢を入れるようにと」
張遼「(陛下の警護、某が必ず守る……)」

(代行投下ですよーん。ついでに向かって引見始めましょーか。)
【陳都 丞相府】

曹操「ほう、丞相殿?…心中穏やかならぬご様子に御座いますな。(微笑)」
----「よもや愚帝劉鴻が政治を顧みず、諸侯の連携が薄弱であった今までの体制は棚に上げ、」
----「自らの功績のみをひけらかすおつもりでは御座いませぬでしょうな?」
----「そもそも君主が君子たるためには、輔弼する臣下が有徳の者でなくばなりませぬ。」
----「劉鴻の不徳の直接の原因が外戚徐氏の跋扈によるものとはいえ、」
----「それを諌めもせず、また排斥もできず、ただ兵の威を借りて専横を極めておられた貴君が功を語るものでは御座らぬッ」

曹操「私がこの一連の計画を急進しているのは、ひとえに悪しき旧体制を打破せんがため。」
----「丞相殿、貴君も勤皇の志を抱き、旧体制を憎んでおられたはず。」
----「そうであれば、大兵を預かる功績のみを語り、執政殿下を得て安穏となさろうとはしないはずなのだが……。」
515丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/11(土) 02:11:15
【陳都 丞相府】
姫晋「結果で全てを語ってもらっては困りますな」
----「若い陛下と、霊帝陛下の信任篤かった徐氏とを妥協に妥協を重ね、協調を取ろうとした」
----「さらに先の発言で巧を語ったつもりは無く、単に都の守備について質問したに過ぎない」
----「楽殻殿の発言にもあるように、早急に遷都する理由がいまいち見えんといっているのだ」
----「今のそなたの発言は聞かなかった事にいたす」
----「冷静に、皆の考えから最善の策を採用しよう」
----「それがそなたの言う、諸侯の連携の第一歩であろうしな!」
【陳都 丞相府】

曹操「建前というものは適切な判断と見るべき結果が伴う時のみ重要であると申し上げたかったので御座るが…。」
----「まあ、よろしかろう。ここでいがみ合えば西賊の思う壺。」
----「陳留の守備に関してはご心配召さるな。丞相の大いなる計らいにより魏軍が開封に進駐しており、」
----「西賊の関外への侵略は許さぬ情勢で御座る。」
----「鄭の侵攻の時のように電撃的に攻撃を受くる事がない以上、」
----「丞相が陳都を守備なさったように、私も陳留を守備する事が十分可能で御座る。」
【陳都 丞相府】

曹操「さて、私は質問にお答えいたしました。私も丞相に質問が御座る。」
----「遷都をする理由が見当たらぬというのであれば、遷都をなさらない理由も私には理解しかねます。」
----「遷都による具体的な軍政における利害は先ほどお説き致しました。。」
----「これよりは輔弼者たる者の質についてお話致したく存じます。」
----「丞相はご自分の都に天子を迎えて補佐するにあたり、それなりのお覚悟があったので御座ろう。」
----「それにも関わらず妥協と称して天下が斯くの如く乱るるまで何ら具体的な措置をお取りにならなかったのは何故でござるか。」
----「妥協をなさるのと正しき政道を守られるのはまた別の問題でござろう。」
518丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/11(土) 02:53:14
【陳都 丞相府】
姫晋「心強い言葉じゃが、しかし・・・」
----「わたしは現状のままでよいと思うのぉ」
----「都の機能や、楽殻殿も指摘する、民や商業など」
----「軍事一点の理由の遷都は、天下の信を失う結果にならざるを得ないだろう」
----「軍事とは本来最優先すべき事項であるが、」
----「対洛陽の拠点をそのまま都にとは、いくら功績ある曹操の意見といえど、やはり賛同できぬ」
【陳都 丞相府】

曹操「それにつきましても先ほど申し上げましたが、」
----「かつて西賊が洛陽に居を据えた際、丞相は天下を糾合してこの陳に遷都なさいました。」
----「二百年という長き歴史を持つ洛陽よりの遷都、さぞ難しいものであったことで御座いましょう。」
----「それに比ぶれば此度の遷都の案を通したとしても、」
----「丞相や楽侯が危ぶまれるような風当たりは恐らく無いものと愚考いたします。」

曹操「軍事一点というよりも、これは天下に我々漢の諸侯の意思表示をする目的が御座る。」
----「西賊は相も変わらず洛陽に踏ん反り返り、先に廃した劉鴻も洛陽へと向かったと聞きます。」
----「それに対して天子自らの出師も辞さぬという構えを見せ、」
----「今こそ劉鴻の治世に於いて蹂躙された天下万民に謝する時ではないでしょうか。」
----「劉鴻の痴政のひとつに『自ら天道を顧みず』というものがありますゆえ……。」
520秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/11(土) 03:53:33
【洛陽・大司馬府】
韓文約「ふう、首尾は?」
孟光 「とりあえず一安心、といったところでございましょう。」
賈詡 「さって、どうしようかなぁ。」
---- 「まあ、あの自称皇帝クンに帝王学のイロハを教えないとねぇ。」
孟光 「それもあるじゃろうが、まずは荊州刺史に王国殿を。」
韓文約「そうじゃな。姫晋が旧領の回復に熱心だと聞くが…」
賈詡 「そこに付け込んで痛撃しちゃうのも手かも。」

(とりあえず皆さん待機中。)
【陳都 丞相府】

曹操「…私が一身を懸けた問いに、丞相は答えて下さらぬのか。」
----「然らば更に申して諸侯の目を覚まさせんッ。」
----「そもそも逆賊が千年の王城を占有しているというに、」
----「天子がぬくぬくと後方で時を徒にしていて天下に信義が問えると仰せか?」
----「帝を安楽な宮殿に押し込みて怠惰な生活を止めもせぬ貴君が口実を見つけては」
----「天子を握り、一身の保身を大義よりも先んずらむとするその魂胆、笑止千万ッ!!」

曹操「貴君が真の義を天下に示さんとするなら、直ちに全ての兵を率いて陳留に馳せ参じ、」
----「天子の聖断を仰ぐのが臣下の常道ではござらぬかッ!!」
----「先ほどから聞いておれば商人や民草の話ばかりだが……。」
----「天子なきところに民草があろうや? 商人があろうや?」

曹操「建国の功臣の手前、全ての理に答えんと欲すれど、丞相は大義を解しておられると思えぬッ。」
----「丞相が仰せになるのは婦人の情に過ぎぬ。」
----「天子あり、天子のおわす王城あっての天下である。これは曹操の言では御座らぬ。」
----「天が吾が口を借りて天道を糺さんとするものぞッ。」
----「よくお考えめされいッ。」
522武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/11(土) 11:54:05
>>486
草の者「これを。」
武春「返書か。よし。」
法正「で、どうでしたか?」
武春「何かをはぐらかしているような気がしてならいが…」
法正「狩と獲物。」
武春「姫殿にもわかっていただければよいが。さてと、返書でもいたすか。」

・・・

草の者「武春様からの返書です。」
〜返書〜
獲物の具現化でございますか。
今、私にとって“獲物”というのは今のところ曹操しか見えませぬ…
われらも、もとは霊帝陛下におつかえしてきた身。お分かりでござろう?
いかに敵同士といえども、この武春の名を持ってご忠告いたす。
表向きは良心を見せ、東奔西走しておられる曹操。
東漢政権を我が物にしようとする、かの曹操を放し飼いにし続ければ、
ここで秩序が崩れて取り返しのつかないことになりまする。
わかってくだされ姫殿。東漢は姫殿、あなたにかかっておるのですぞ!


草の者「それと(姫文豹の懐にササッと)…」
〜密書〜
今の東漢に“以前のような魅力”が感じられませぬ。
ですので申し訳ないが、お誘いの件は現状では一時保留とさせていただきまする。
しかし、少々気になることがあるゆえ今しばらく書状のやりとりを続けたい。
いかがでござろうか?
523秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/12(日) 15:01:20
【洛陽・大司馬府】
劉鴻「……遂に来たか」
徐庶「では、さっさと済ませてみましょうか」

劉鴻「どうも、私が劉鴻だ」
----「王国殿を荊州牧に任じ、襄陽を持って王とする……のは如何だろうか」
徐庶「とりあえずは、曹操の専横を憎む輩の調略」
----「最近の表立った活動は、思わしくありませんから」
劉鴻「謀略こそが、秦王の見せ場……だからな」

(代行投下ですよん、間違っても自分でネタ書いて進めてませんのでwwww)
524秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/12(日) 15:10:24
>>523
【洛陽・大司馬府】
韓文約「ハハハ、そのように性急では…」
賈詡 「あまり急いじゃダメだよーw」
---- 「とりあえずは王国サンは荊州牧になってもらいましょ。」
孟光 「まあ、それで宜しいのでは?」
---- 「ただ、王位だけは少々考えねばならないでしょうが。」
---- 「襄陽王という名称があった記憶がないものでして…」
韓文約「フハハ、そこは卿が調べれば良いではないか。(苦笑)」

(ガタンッ)

馬超 「ゲッ、何でこいつらがいるんだ?(汗)」
---- 「ヤべーだろ、こんな奴ら斬っといた方がいいんじゃないのか?」
韓文約「ふむ、一理あるな。(ニヤリ)」
賈詡 「いやー、殺すのはマズイでしょ。」
---- 「自分の器を小さく見せると損だと思うよ〜w」
---- 「でもさー、やっぱ味方って言ってもなぁ。なんか手土産が欲しいよね。(ニヤリ)」
【陳都 侍中府】

隠密「……襄陽の劉鴻が西賊に与する動きを見せております。」
----「また、兗州から程軍師がおいでになっております。」
宦官「…全く、旧主ながら見下げ果てた皇帝じゃのぉ。我々憎さに武帝陛下の仇に尻尾を振るとは……。」
宦官「同感ね。曹操さまの上奏文だってまだ言い足りないくらいよ。」
宦官「とりあえず、軍師殿と対策を練らねばの。」

程c「劉鴻が韓遂に降ったと言うたの?」
宦官「左様、工作部隊を荊州に派遣してはおるのじゃが…。」
程c「それを動かす良い機会ではないか。」
----「敵方に不和の種を植え付け、韓賊の出方を伺うとしよう。」
----「よいか、先ずはな……。」
【荊州 襄陽】

《兵舎》
??「この時間だ。思った通り残っておる兵は少ないな。」
----「数十というところか。いくぞ、気取られるな。」

(ドスッ)

徐兵「うっ…。(死)」
徐兵「む、むねん…。(死)」
??「よし、囲め。」

(ザザザザザッ…。)

兵長「な、なんのつもりだ…。」
??「声を上げれば皆殺しだ。…鎧を供出せよ。」
兵長「……分かった。」
??「確かに。………やれいッ。」
(刺客が手箭を一斉射撃しました。)
兵長「ぐっ…(死)」

??「よし、死体は朝までに埋め、飛散した血はふき取れ。」
----「合図があるまでここに待機だ。」
《上級居住地》
??「…三更過ぎ。問題が無ければ参組は兵に紛れ込んだはずだ。」
----「よし、三手に分かれよ。官吏の邸宅に潜入し、その家は奴僕に到るまで皆殺しだ。」

中正「むにゃ…」
??「悪く思うな。」

(ドスッ)

??「上手くやったか。家族、奴僕の方も片付いた。」
??「良し。通常であればたちどころに露見するところ、この非常時であればまかり通る。」
??「然り。されど情報の漏洩には細心の注意を払え。」

偽中正「おお、どうであった。」
偽都尉「こちらも問題無い。明日からは郡城に出仕できる。(ニヤリ)」
偽主簿「あとは壱組の成功を祈るばかりだな。」
《政庁》

??「…弐組は上手くやっただろうか。」
??「恐らくな。中常侍張譲さまの下命に比ぶれば此度の命は温すぎる。」
??「左様。さて、仕上げに取り掛かろうぞ。」

(サラサラ…)

??「こうして人事を書き換えておけば奴らに疑いが及ぶ事も無い。」
??「荊州の名士や天下に名高き武官の人事ならばともかく、」
----「下級役人の人事は常に変遷するもの。一朝に変わったとて誰も疑いは抱かぬ。」
----「よし、できた。」

??「…今しばらくの謀計は弐・参組に任せ、我々はさらに潜伏するぞ。」
----「今はまだ命の一端を遂行したにすぎぬ。……散れ。」
??「(コクリ。)」

(壱組は潜伏を再開しました。)
>>521
楽殻「(噂には聞いていましたが……やはり乱世の姦雄と呼ばれるだけはありますね。
    すっかり場を支配していますし、言っている事も公正明大……私の考えとは合わぬようですがね。
    ここは様子見と参りましょうか)
   私からは何も言う事はありません……姫晋殿、張達殿、何かご意見はありますか?」

>>526
樊瑞「……ん?
  (……おかしい。この前賄賂を贈った役人共が見当たらない。奴らを色々利用しようと思ったんだが…。
   ……待てよ。そういえば周りの連中も何人か顔が違う……何処かの連中が罠を仕掛けたか。
   まずいな。早く楽進殿に知らせないと……)」
【荊州・樊城周辺】
楽進「……うーん、まだか?」
兵士「隊長、来ましたよ」
??「将軍……お呼びになられましたか?」
楽進「ああ、呼んだ呼んだ。お前があの乱戦中にあっちの部隊の指揮を執ったのか?」
??「はい。前の隊長が戦死したため、事前に決めた通りに自分が指揮を執りました」
楽進「……名前は?」
??「はっ。姓は陸、名は遜、字は伯言と申します!」
楽進「……ひょっとしてあの陸家か?孫策にボコボコにされたあの?」
兵士「た、隊長、それは……!」
陸遜「ええそうですよ、その陸家の伯言ですとも。可哀想ですか?可哀想ですよね?
   そりゃあ僅か15歳の時に親戚揃ってぶっ殺され、小さな子供を連れて流浪の身ですよ。
   何処かに行こうって言ったって周りは全部孫策の領土。親のいがみ合いのせいで何処からも受け入れてもらえずその日暮らし。
   どうにか抜け出して揚州まで来てみたけど、今度は子供達を食わせなきゃならないこの状況。
   軍隊に入ってせっせと働いて、徐州に飛ばされて騎馬隊になって原野を駆け回り、少ない給料は子供の食費。
   どうにかこうにか頑張って今の地位になりましたよええ。
   まあ将軍みたいな初めからエリートコースを全力疾走してる人には分からないかも知れませんがね!」
兵士「(出たっ!……陸遜の必殺技、不幸自慢!)」
楽進「うん、よく分かんないけど、とりあえず俺の副官になってくれ」
陸遜「聞けよ!」
楽進「よし、お前ら聞け!一旦ここから撤退する。どうも動きが無いからな。
   襄陽の徐サンの所まで後ろに気をつけながら帰るぞ!
   ……あれ、そういえばこの前出した伝令は?」
兵士「……あれ?」

(楽進軍、襄陽へ撤退開始)
【陳都 侍中府】

隠密「……軍師殿。楽進殿が襄陽に進軍を開始したとの報が。」
程c「ほっほ。面白そうじゃのぅ……。」

〜〜〜〜〜〜〜〜

【陳都 丞相府】

(程cが帳の陰から曹操の袖を引っ張る。)
程c「(……………曹公、楽進殿が。)」
曹操「(………。)」

(サッ)

(曹操が向き直る。)
曹操「楽侯ッ。……貴君は天下第一の士、漢帝国への忠誠も人に劣るまい。」
----「私は貴君の憂国の志を信じ、丞相殿や太尉殿と共に大事を語るに足る御方と敬愛して御座る。」
----「されど…その弟御がいま逆賊と行動を共にしていると耳に致した。」
----「これは本来漢に対する背信と取られてもおかしくはない……。」
----「しかし、私は楽進殿が中正にて剛勇の士、人に勝る俊傑だという事を知って御座る。」
----「きっと正道を見出し、漢将としてあるべき身の振り方をなさると信じておりますぞ。」
532丞相 姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/14(火) 10:01:17
【陳都 丞相府】
姫晋「なるほど・・・」
----「では、3者の意見をまとめた最善の方策は、」
----「陳留におられる劉政殿下を陳にお迎えし、帝位についてもらう」
----「ってのはどうであろう?」
----「滎陽、開封、陳留と洛陽奪還の拠点は引き続き確保し、」
----「張楽姫の築き上げた義の王城に殿下を迎え、天下に真の大義を示そうではないか!!」
----「楽殻殿、この案どうでござろう?」

【司州 虎牢関】
姫文豹「この返書でいいんじゃな?」
荀攸「はい」
姫文豹「陳准!いつでも対応できるよう、全軍準備をいたせ」
陳准「は!」

《返書》
わが父姫晋は、丞相である限り、内に潜む憂いを取り除き、
万事万全の体制で逆賊に立ち向かうであろうぞ!

《密書》
わが軍は、一時滎陽に引き下がり、半数の兵を駐屯させ、
半数を豫州に返すことで返事としたいのだが、どうであろう。
【陳都 丞相府】

曹操「全く今までの話を踏まえておらず、最善とも思えぬ。また吾が問いにも延々と無視を続けておられる。」
----「今までの議論を無に帰さんとするその心胆、如何なることぞ。」
----「それが漢帝国の筆頭たる臣、丞相たる御方のお言葉か…。」

曹操「貴君のそのお言葉を亡き御尊父、姫淑丹さまがお聞きになればどれほど悲しまれることか。」
----「今一度これまでの流れを鑑み、頭をお冷やしになってご所見を整理されるが宜しい。」
534無名武将@お腹せっぷく:2006/11/14(火) 23:41:29
【洛陽・大司馬府】
劉鴻「手土産ですか?」
----「荊州内に居る楽進殿を屠っても構いません」
----「或いは、宮廷で冷や飯を食っているものの名簿とか」
----「まあ、色々なものはありますけどね」
----「一番の手土産は――私たちの存在ではないでしょうかね(微笑」
徐庶「向こう側では、兇賊・曹操の強引な政治に反撥する者が増えています」
----「着実にそれを調略していくのが、基本戦略でしょう」
----「そして、これが王国殿に渡す譲渡書です。荊州から、軍を撤退させます」
劉鴻「味方は居ないより、居た方がマシですからね」

*劉鴻軍兵、荊州より撤退。後は韓さんと王さんに任せますです><

(代理です。
>>531
楽殻「ああ、その事ですか……。申し訳ない。
   例の帝が出奔する前に荊州の様子が不穏だったので援軍にと出したのですが、裏目に出てしまいましてね。
   独立行動権を与えた上に、互いの伝令は届かず、現在の状況も伝えられないのです。
   恐らく向こうもその状況を利用しようとしているはず。進は何も知らされていないと考えてよいでしょう。
   ……全力で連れ戻そうとしている最中ですので、お気になさらずに。
  (早く帰ってきてください……心配ですから)」

>>534
【荊州・襄陽】
楽進「なあ、陸遜」
陸遜「何ですか」
楽進「ここ、襄陽だよな?」
陸遜「当たり前でしょう。一体貴方はどれだけの方向音痴なんですか。と言うか軍が方向音痴とかあり得るんですか。
   私達は樊城で戦っていて、それから来た道を帰ってきたんです。襄陽以外の何処に着くんですか。
   お願いですからそんな当たり前の事副官に聞かないで下さい。恥ずかしいです」
楽進「……でもよー、徐サンの軍が一兵たりとも見当たらないんだよな」
陸遜「…」
楽進「でもってさ、駐屯している軍がいないもんだから治安が最悪な状況になってるんだわ。
   ほら、あそこで強盗が起きてるし。こっちじゃ食い逃げ……あ、あれ殺人事件じゃないか?」
陸遜「………」
楽進「どうするよ、この状況?」
陸遜「いいから 鎮 圧 し ろ っ !!」

(楽進軍、襄陽に入城しました)
【陳都 丞相府】

曹操「これは恐縮に御座る。貴君に謝されては私の身の置き場が御座らぬ。」
----「ところで…独立行動権をお与えになったと仰いましたな。」
----「されば、漢帝国の公式の方針から外れて動く事が可能ということ…。」
----「……こちらこそ申し訳御座らぬ。」
----「私が諸侯の方針に口を出すなど、烏賊がましゅう御座ったな。」

曹操「(………潮時だ。)」
(曹操が何らかの合図を下しました。)
隠密「(…即刻伝えまする。)」

曹操「さて、本題に話を戻しますかな。」


【荊州 襄陽】

(ザッザッザッザッザッ…)

??「あれは楽進殿の軍か。」
??「さきほどの侍中府の書状にあった時刻とも一致するゆえ、確かだろうな。」
??「となればここにはもう用は無い。弐、参組とも、撤収して徐軍を追うぞ。」
(隠密が去りました。)
【司州 虎牢関】

曹昴「…なにやらおかしい。匿われたはよいが、最近の梁陣は空気が不穏すぎる。」
----「吾らへの梁兵の視線も痛い。何も起こらねばよいが……。」
----「何かあるならば吾らが身の安否に関わる。」
----「探ってみる価値はあるか……。」
538秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/15(水) 04:14:27
>>534
【洛陽・大司馬府】
韓文約「ふむ、大きく出たな。(苦笑)」
---- 「貴殿はまだ帝位についているおつもりか?」
---- 「御機嫌を損ねることを覚悟の上で申そう。」
---- 「利用価値なぞなきに等しい。」
---- 「傀儡だった御身が姫晋に見捨てられたのが何よりの証拠じゃ。」
---- 「まあよい。貴殿のその不遜な態度を見るに付け、余は貴殿を信用いたしかねる。」
---- 「余は行く当てのない貴殿を迎え、長沙王に封じて窮地を救った。」
---- 「貴殿は余の厚恩に報いて然るべきである。」
---- 「して、貴殿と徐越、徐忠には襄陽城の賊兵に一掃を命ず。」
---- 「特に、余を以前裏切りし徐忠には功を挙げずに二度と洛陽の地を踏むことは叶わぬ、と伝えよ。」
---- 「これは余のみならず、陛下よりの厳命と心得よッ!!」
539秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/15(水) 04:22:54
>>538つづき
賈詡 「あーあ、大将怒っちゃったよー。(苦笑)」
---- 「まあ、とにかくさ。」
---- 「荊州の楽進を一掃してくれないと王国サンが困るのよ。」
---- 「でね、これどぞー。つ【紹介状】」 
---- 「これを呉に持ってけば孫策から兵を借りれると思うから困ったらどーぞ。」
---- 「でね、いざとなったら豫州を攻略してそこに徐氏の落ち着き先も準備してあげるから。」
---- 「さあ、早く早く!!(汗)」
---- 「こんな大将の怖い顔、久しぶりだよ〜。(苦笑)」
540秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/15(水) 04:26:18
(やっべ訂正。長沙王に封じるってのはこれからの話かも。)
(徐さん、とりあえず長沙王でおながいします。そのうち譲位ネタは書きますんで。)
【陳都 丞相府】

(曹操は姫晋を見やる。)

曹操「(……これで奴の論陣は崩れたに等しい。わが主ながら、なんと稚拙なる挙に出るものか。)」
----「(ともあれ、これでは埒が明かぬ。会議の紛糾は漢帝国に利するところはない。)」

(バンッ!!)

(曹操は机を強打し、立ち上がる。)
曹操「これだけ言うてもまだ分からぬかッ。」
----「潔く議論を続けず醜態を晒し、ご自分のお父上の顔を潰して何が丞相!!」
----「片腹痛いぞ、小僧ッ!!!!!!」

曹操「陳を張楽姫の築き上げた義の王城と申したな?」
----「では、今までの薄弱なる諸侯の連携は何であったのか!?」
----「張王、楽侯は地方にあって賊の征討に明け暮れておられる間、汝は何をしておった!?」
----「己が独断で朝命を乱発して皇帝には事後承諾、全くの専横では御座らぬかッ。」

曹操「義を語り、その実は自分ひとり皇威を嵩に着て甘い蜜を吸う。」
----「汝なぞに執政殿下を任せては、旧体制の二の舞になりかねんわッ。」
----「そのような事をまかり通らせて諸侯の連携、漢の中興はあり得ぬ事ぞッ。」

曹操「諸侯よ、ご決断なされッ。今こそ陳留に遷都し、乱世の帝国たるに相応しい体制を築かねばならぬッ。」
----「今こそが歴史の節目、変革の秋!!!……一体何を御迷いになられるか!!?」
542無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 00:02:48
【洛陽・大司馬府】
劉鴻「はいはい、分かりましたよ」
----「それなりに仕事はこなす人達ですからね。それなりに期待をば」
徐庶「さて、それでは……ん?」
良姫「お久しぶりね、鴻ちゃん♪」
----「それに文約小父様♪」
劉鴻「母様、無事だったんですね」
良姫「無事もなにも無いじゃない。もう、鴻ちゃんは劉崇様の息子なの?」
----「腐れ者に追いやられて、挙句の果てに逃げ出して」
劉鴻「それは……申し訳ないと思っています」
良姫「ならばしっかりなさい!」
----「文約小父様も鴻ちゃんに宜しく手解きお願いしますね♪」

【荊州・襄陽】
徐忠「再び戻ってきたが、思ったより荒れていないな」
----「撤退命令は出した筈だが……」
馬良「その件につきましては、楽進殿が治安を維持しているそうで」
----「故に無人といったんはなりましたが、治安は良ろしゅう御座います」
徐忠「成る程、恩義あれど討たねばならぬ……無常だな」
張遼「そういえば陛下よりの厳命が某に」
----「楽進殿は決して殺すな。そして、必ず生け捕ること」
----「無碍には扱わぬ。楽殻殿には多大なる恩義、諫言の恩義がある」
----「恩まで忘れるような輩には、成り下がった覚えは無い……と」
徐忠「思いっきり、恩を仇で返しまくっている人の言葉ですか(苦笑」
馬良「ともかく、主命なれば楽進殿。生け捕りの計略を考えねばなりませぬ」

(代行ですよー)
【陳都 侍中府】

隠密「軍師殿。…韓遂は劉鴻に軍権を与え、荊州に発たせたとか。」
程c「やはりそう出たな。」
----「さて、おまえは洛陽に赴き、軍師賈詡に面会せよ。」
----「斯く斯く云々に言伝を伝えるのじゃ。」
隠密「…承知。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【洛陽 尚書台】

隠密「(…賈令君。漢の尚書令、曹閣下の名代で参った。)」
544秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 01:01:45
>>543
【洛陽・大司馬府】
賈詡 「ほぇ? なんか変なところから声がしてるじゃん。」
---- 「((゚Д゚≡゚д゚)キョロキョロ))」
---- 「…さーって、書状でも書くかなーw」
---- 「かみー、かみどこー?」
文官 「あ、こちらに…」
賈詡 「どーも。んじゃ外してねw」
文官 「はぁ…。」
賈詡 「ほら、早く早く!!」
---- 「(で、曹操の名代が何の用さ?(苦笑))」


545秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 01:03:42
うおっと訂正。>>544は尚書台ですね。(汗)
546秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 01:08:55
>>542
【洛陽・大司馬府】
韓文約「うほっwwwwwwwwwwwww」
---- 「…ではなかった、とりあえず励め。」
---- 「貴殿は余の眷属で次の皇帝ぞ? 諸侯の信を得られぬ者に天下など治まらぬ。」
---- 「して、とりあえずは貴殿を長沙王に封じること、陛下に上奏しておこう。」
---- 「封土には徐一族の誰かを名代として送り、統治の任を果たせばよい。」
---- 「劉鴻殿、いや皇太子殿にはまだ洛陽で学ぶべき事も多いゆえな。」
【洛陽 尚書台】

隠密「(されば曹令君よりの言伝をお伝え致そう。)」
----「(後日、内々に秦王にもお伝え願いたい。)」

《言伝》
『卿と予とは旧知の仲であるが、斯くも上り詰めるとは思わなんだ。』
『祝賀といっては何だが、予が卿のためにとっておきの喜劇を献じようと思う。』
『劉鴻に軍を与えた卿のこと、予がわざわざ口を挟む必要も無いかもしれぬが』
『洛陽に座し、とくと楽しんでもらえれば幸いである。』
548秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 01:42:22
>>546
【洛陽・大司馬府】
文官 「(なんかヤバそうだな…)」
---- 「大王、文和さまが詔勅のことでご相談があるとか。」
韓文約「…?」
---- 「ふむ、そうか。直ちに参ろう。」

(韓文約は尚書台へ。)

【洛陽・尚書台】
賈詡 「(はぁ、困った知人なんだからもう。(苦笑))」

(ガタンッ!!)

賈詡 「おわっ!!(汗)
韓文約「ふむ、文和。勅のことで相談があるとか。」
---- 「ほほう、これか。ここはこうしてだなぁ…」

---- 「(貴殿がついに頭角を現してきたと知り、余もも嬉しいやら頭が痛いやら…)」
---- 「(して、祝賀の件だが。まさか余の花嫁を盗むのではあるまいな?(苦笑))」
---- 「(近い内に旧交を温める機会もあろう。余にそれを知らせる者にも事欠かぬしな…)」

---- 「ふう、どうじゃ文和?(ニヤリ)」
賈詡 「大将、意外に才能あるんじゃない?(笑)」
---- 「ところで、梁軍とも上手く行ってないみたいだけど新城、どうするんだろ。(苦笑)」
---- 「ひょっとしたらひょっとすんのかなぁ…?(ニヤリ)」
韓文約「ハハハ、それは天から答えが聞こえてくるやもしれんな…。(ニヤリ)」
【洛陽 尚書台】

隠密「(フフフ。…いや失礼。曹令君から秦王であればその問いを忘れぬはずと仰せつかって御座る。)」
----「(令君は『汝ごとき男にはじゃじゃ馬がお似合いだが、衣装を脱がすのを予が手伝うか?』と。)」
----「(おっと、お気を悪くなされるな。私が申したのでは御座らぬ……。)」

隠密「(しかし秦王といえば策謀に長ずるとお聞き致したが、とんだ思い違いを。)」
----「(令君と梁王は懇意も懇意、水魚と申しても過言では御座らぬ。(笑))」
----「(あの方は少々道を外しておられるゆえに令君はお諌めになっておられるのみ。)」
----「(……臣下の懸命なる忠言を聞き入れるや否やというのも主君の器が問われることで御座ろうなぁ。)」
----「(その器でないとしたら…ううむ。)」

隠密「(ククク…秦王、貴公ほどの方であれば天からの答えを必要とせぬ筈ぞ?)」
----「(それともこのしがない密偵になにかを見出されたかな?(笑))」
----「(しからば一つ助言を致そう。秦王は装飾のご趣味を改めるべきで御座ろう。)」
----「(折角の洛陽が田舎臭くて敵わない。(ニヤリ))」
【陳都 丞相府】

(曹操は大喝して姫晋を睨みすえ、そのまま口を開く。)

曹操「楽侯、隠密から情報が入って御座る。劉鴻が西賊に与し、襄陽を襲撃せんと浅はかにも企んでおると。」
----「勇将の楽進殿のこと、単独でも十分に戦えるものと思うが敵が劉鴻であるのが気がかりでならぬ。」
----「以前百万の黄賊を従えておった貴奴が再び邪教の徒を糾合すれば、」
----「江南の戦禍は嘗ての呉鄭戦争に匹敵する甚大なものとなるで御座ろう。」
----「そうなっては漢の威信はいよいよ堕ち、賊の増長を招くのみ。」
----「旧主と兵を交えるのはさぞお辛かろうが、ここは戦い、早急に撃滅せねばなりますまい。」
----「洛陽の秦軍が気がかりゆえ、後顧の憂いを断つべく工作を致した。」
----「私は直ちに魏軍10万を編成して荊州に派遣し、侯と共に戦う所存。」
551秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 02:40:52
>>549
【洛陽・尚書台】
韓&賈「…。(ニヤリ)」
韓文約「むう、もう少々訂正が必要であるかのう…?」
---- 「(ハハハ、もし貴殿が脱がし始めたら余の手からは離れてしまうであろうよ。)」
---- 「(だからと言って花嫁が余の味を知ってから貴殿に身を任すとも思えぬが。(苦笑))」
賈詡 「大将、そんなんじゃダメだよーw」
---- 「ここはこうして…っと。」
---- 「(濁った水にすむ魚は大変だって話だね。(苦笑))」
---- 「(水が魚を清めることはあっても、魚が水を清めることってあるのかなぁ?)」
---- 「(まあ、洛陽の水と陳の水、濁っている方は住んでる魚が一番分かるでしょ?(ニヤリ))」
韓文約「ふむぅ…然らばこうかな?」
---- 「(装飾? ハハハ、大秦風の装飾、お気に召さなんだか。(苦笑))」
---- 「(そういえば王朝には官位という装飾がござった。)」
---- 「(司徒とかいう装飾、田舎臭くてたまらぬわ。)」
---- 「(貴殿の様な雄略を抱きし者ならこの装飾、当代一の美しさに改められよう。(ニヤリ))」
【洛陽 尚書台】

隠密「(簡単に身を任さぬおなごであるゆえに脱がし甲斐があるというもので御座ろう?)」
----「(まぁ、令君がお望みになるのはそこまでで御座る。そこから先はご随意になさるがよい…。)」

隠密「(ほう、ご高名なる令君が比喩を解しませぬか?)」
----「(水魚とは、主君を以って魚と為し、輔弼する賢臣を以って水と為すもの。)」
----「(魚が毒されておれば、それを水が清めるは当然のことで御座ろう。)」
----「(それに対し、毒された魚がその毒で水をも毒すことは能はず。)」
----「(まぁ、後事は水中に居る魚次第でござろうな。)」

隠密「(フフ、何を仰りたいのやら。)」
----「(されど、貴君が形骸化した三公の制度の改良に着眼したのはお見事とお褒め致そう。(笑))」
553秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 03:11:08
>>552
【洛陽・尚書台】
韓文約「むう、直していくうちに何を言いたいか分からなくなったではないか。」
---- 「(フハハ、余の味を知ればたちまち余の虜になろう。)」
---- 「(おなごとは時には優しく、時には激しく求めねば満足はせぬぞ?)」
---- 「(貴殿は激しく求めすぎる。おなごには夢を見せてやらねばな。(苦笑))」
賈詡 「ありゃりゃ? こんなの上奏したら文優クンに…」
---- 「(まあねぇ。ただ、あれだけ汚いとねぇ。)」
---- 「(いずれ魚が死ぬかもしれないし、水が腐るかもしれないし。)」
---- 「(困ったときには相談には乗るよ〜w)
韓文約「むむむ、これは困った。書き直しではないか。」
---- 「(鄭が去った後の装飾には新たな色も必要であろう。)」
---- 「(貴殿が貴殿の色に染め上げるのなら、それはそれで美しいと思ってな。(ニヤリ))」
【洛陽 尚書台】

隠密「(ふふ、賢明なるおなごは夫や家の祭祀を第一に考えるもの。)」
----「(令君が今求めるはまさに斯様なおなごであり、貴君の志操とはだいぶ異なるようで御座る。)」
----「(とはいえ、貴君の仰ることも一理ある。この際花嫁の衣装は分け合うのが宜しいかもしれませぬな。)」

隠密「(ではそのお気持ちは謹んでお受けいたそう。(笑))」
----「(されど毒されたる魚とはいえ、道理という清き流れに当れば浄めるは難しくは御座らぬ。)」
----「(まぁ今はそのままに見ておられるが良い。)」

隠密「(ククク、西の官位など不浄なる要素が多く、染め上げようにも染め上げられませぬぞ。)」
----「(良禽は枝を選んで棲まうという言葉が御座るが……。)」
----「(大樹が枝を選ぶ必要などもとより御座るまい?(ニヤリ))」

隠密「(では失礼致す。)」

(サッ)
555秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/17(金) 03:51:05
【洛陽・尚書台】
韓文約「これは参ったな。(苦笑)」
賈詡 「尚書令ってのも楽じゃないでしょ?」
---- 「まったく、苦労を察してよー。」
---- 「部下にも恵まれてないしさぁ、むー。」
韓文約「こら文和、そのようにむくれるでない。(苦笑)」
---- 「して、この上奏表は燃やしてしまおうか。見せられる代物ではない。」

(ボッ・・・)

賈詡 「燃えちゃったねぇ。文優クンに見せなくて良かったのかなぁ?」
韓文約「あやつに見せれば笑い声で全て台無しじゃ。(苦笑)」
---- 「こら、まだ忘れ物が…」
賈詡 「ねえ君、入ってきていいよー。」
文官 「(ひょっとして俺、出世の糸口が?)」
---- 「(あの文和を追い落とせば俺の地位も確固たるモノに…。)」
韓文約「これまでの忠勤、ご苦労であった。」
---- 「これは余よりの褒美である、受け取れ。(ニヤリ)」
文官 「私、武官ではございませんので剣なぞ…
賈詡 「バカじゃないの?(冷笑)」
韓文約「フンッ!(ザクッ)」
文官 「ギャッ…!!」
---- 「あ…ああ…、な…なぜ…」
韓文約「死ぬ前に聞くがよい。」
---- 「貴様のような小賢しいだけが取り柄の者が何を生意気に。」
---- 「分を弁えず、才もなき者に待つのは破滅のみ。」
---- 「貴様ごときが余の役に立つと思ったか。(冷笑)」
賈詡 「まだ生きてるよコイツ。ホント未練がましい…。(ドスッ)」
文官 「ギャァァッ!!」
韓文約「フン、では余は戻るぞ。」
賈詡 「はいはい。あとでボクも行きますよっと。」
【陳都 丞相府】

曹操「新城に伝令を回せッ。」
----「精鋭5万を率いて襄陽に進軍し、楽将軍を救援せよとなッ。」
----「またこの書状を于将軍に届けよッ。」
----「やはり直ちに精鋭の5万を選りすぐり、襄陽に参じよと!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

《新城軍編成》

目的:襄陽救援

主将:夏侯惇
軍師:薛悌
随行:李乾、曹純、曹休、曹真

歩 兵:10000
鉄甲騎:15000
虎豹騎:15000
工 兵:5000
元 戎:5000
>>550
【陳都・丞相府】
楽殻「……っ。そこまで嫌な展開に進んでいますか。救援、感謝いたします。
   ならこちらからも軍を出しましょう。呉への警戒が必要なので微々たる物ですが…。
  (これで、この会議では孟徳殿につかねばならなくなったか。彼には天の利もついているのでしょうか……)」

【荊州・襄陽】
兵士A「あたぁっ、あたぁっ、ほあたぁっ!」
泥棒 「あべし、ひでぶ、うわらばーっ!」
兵士B「おまえに足りないものは―、それは!!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ―――そしてなによりも
    速 さ が 足 り な い っ !」
強盗 「真相は皆さんの手で暴いてください……それだけが私の望みです……」
兵士C「殺人犯がいるかもしれないってのに一緒にいられるか!俺は一人で部屋に篭るぞ!」
殺人犯「俺、この戦争が終わったら、あいつと結婚するよ……」
兵士D「こやつめ、ハハハ!」
食逃げ「ハハハ!」

陸遜「……いいんですか、あんな鎮圧方法で。何人か負けてる人もいるような気がするんですが」
楽進「いいんだ。とにかく治安を整えないと」
樊瑞「……楽進殿、だな。どうみても」
楽進「あ、兄貴の手下の……誰だっけ」
樊瑞「………。と、とりあえず、主君から緊急の知らせだ。少し長くなるからちゃんと聞いておけよ」
【揚州・建業】
王定六「陳から長き道のりを走破して、王定六が今、ゴールイン!
    皆さん!楽司空からの緊急伝令ですよーっ!」
曹豹 「なんと!会議の途中で緊急の話とは……どれどれ」
諸葛謹「……むむ。弟君が大変な事になっていますね」
曹豹 「となれば……ものども出会えい!都督の名の元に戦の準備じゃー!」
蔣欽 「水軍の出番キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
厳白虎「ワシの出番もキタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
厳輿 「俺留守番だから出番コネェ━━━(゚Д゚)━━━!!」

(事情説明中)

楽進「てことは何だ。俺達が韓軍とドンパチやってた頃、徐サンは寝返りの算段をしてたわけか?」
樊瑞「Exactly(その通りでございます)」
楽進「……まずい。これじゃ、俺達も逆賊扱いなんじゃね?」
陸遜「さあさあ、どうした楽将軍。まだ反逆容疑がかかっただけだぞ。
   軍を再編成しろ!伝令を出せ!住民を徴兵しろ!自分にかかった容疑を晴らせ!
   ハリーハリーハリーハリーハリー!!」
樊瑞「……ちなみに曹操の諜報部隊が細かい事は教えているから、反逆の容疑とかはかかってないぞ」
陸遜「( ゚Д゚)  ―――つまらん。私の勘違いか」
【荊州・襄陽】
楽進「さて、現在の戦力は……」

指揮官:楽進 軍師:陸遜
騎兵 :20000 
越騎兵:25000
合計 :45000

楽進「……やっぱり、この前の戦闘の被害が大きいのが痛いな」
陸遜「とりあえず徴兵して10000ほど歩兵を追加しましたが……余り当てにはできませんよ」
楽進「だな。とりあえず今は援軍待ちだな」

【揚州・建業】
曹豹「さて、今回の援軍は……」

指揮官:蔣欽 軍師:王朗 武将:厳白虎
歩兵:30000 水軍:30000

王朗 「ちと人数が不安じゃが、まあこんなもんじゃろう」
厳白虎「騎兵がいないが、大丈夫なのか?」
蔣欽 「向こうの軍が騎兵中心だから、問題ないさ」

(襄陽援軍、出航しました)
560無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 00:03:40
【洛陽・大司馬府】
良姫「じゃあ鴻ちゃん私もここに残るわね♪」
劉鴻「母様、びしょ濡れなんですから服くらい変えてくださいよ」
----「あ、そういえば。何進の妹が、居るそうですから挨拶してみては?」
良姫「海に飛び込んだんですもの。濡れていて当然よ鴻ちゃん♪」
----「でも、厭味なおばさんの元に挨拶するのは御免だわ」
劉鴻「知りませんよ」
良姫「鴻ちゃんは、勉強しなさい。人徳も学も足りないんだから」
----「少しは崇様を見習いなさい♪」
徐庶「ともかく、我々はひとまず座敷へ」


【荊州・襄陽】
閻圃「そういえば、秦王殿が孫策に援軍を頼んでみよと言っておりましたな」
----「我らが彼らを支援すれば、敵は内に大きな敵を抱えることとなりましょうや」
馬良「これはしたり、孫策と結んで宜しいのでしょうか?」
----「我々は“楽殻”殿とは戦う気は毛頭御座いませぬぞ」
徐忠「どちらの言葉も正しい。まずは、それよりも楽進殿の捕縛だ」
馬良「さて、どう調理しましょうか」
561王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/18(土) 00:15:09
【荊州・樊城】
王国「今日は皆に新しい仲間を紹介する」
----「我らが同志、徹利吉大王、雅丹丞相、越吉元帥だ!」

越吉「÷∵〇‖∀※〆!(宜しく、協力は惜しまない)」←普通に喋れない。
雅丹「宜ちくお願いちまちゅ」←サ行がちゃ・ち・ちゅ・ちぇ・ちょに変換される。
徹利吉「とまあ、宜しく」←詳細不明

王国「一癖も二癖もあるような人物ばかりだな……」
----「秦王閣下からの命令だ。敵をまた叩く。用意しろい!」

鉄戦車……2万 指揮:徹利吉
鉄騎兵……1万 指揮:越吉&雅丹
軽騎兵……3万 指揮:王国

残り(李文候など)は樊城守備隊。
562秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/18(土) 01:33:10
【洛陽・大司馬府】
孟光 「大王、どこに行かれていたのですか!!」
---- 「来客が…」
韓文約「ふう、またか…(苦笑)」
賈詡 「大将、『また』って何さ『また』って?(ギロッ)」
韓文約「むう、な、何でもないぞ!!(汗)」
賈詡 「よろしいっ!!」
---- 「で、孝裕サン、誰が?」
韓文約「こ、こら…ワシの仕事が…」
孟光 「では、入ってもらおうかの。」
---- 「あまり気が進まんがのぉ…」

胡軫 「へへへ、ご紹介に与りました胡軫でございます。(ニヤニヤ)」
---- 「ご尊顔を拝して光栄の至り、あ、これは手土産の品でして…」

韓文約「(…何じゃこの小人は。)」
賈詡 「(まあ、一応は涼州の大人だって話だけどねぇ…)」
韓文約「で、卿は余に何の用じゃ?」
胡軫 「へへへ…、大王は天下に一番近いお人。」
---- 「大王の下でなら私、王允の様なクズの元でより手前の力が試せると…」
---- 「何せ大王は古今無双の名将、敵はその名を聞くだけで恐れ戦きますでしょう。」
---- 「某で宜しければお使い下さいませ。(ニヤニヤ)」
韓文約「フン、まあよい。貴様が使い物になるか見定めてやろう。」
---- 「歩兵・騎兵1万を授けるゆえ、直ちに徐忠の救援に向うべし。」
---- 「貴様、確か呂布と共に闘った猛者と聞く。期待しておるぞ。」
胡軫 「ヘイ、では某にお任せを…」

(胡軫が歩兵・騎兵・1万ずつを率いて出発。襄陽に向います。)
563秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/18(土) 01:47:29
【洛陽・大司馬府】

<胡軫出発後…>

賈詡 「ねえ大将、正気なのッ!?」
韓文約「至って正気じゃ。」
孟光 「それがしも一瞬正気かと疑ってしまいましたぞ!!」
---- 「第一、かの小人の悪評は司隷に轟いておりまする。」
---- 「あやつは品性下劣な上に裏切りを好む最悪の男でございますぞ?」
---- 「その上性格は短気で軍略も稚拙。全くいいところなどございません…」
賈詡 「しかもだよ、ボクが稚然クンに王允に叛乱するように勧めた時だったけど、」
---- 「アイツ、説得に来るフリして味方の徐栄を見殺しにしたんだよ?」
---- 「おまけに降伏してデカイ面した挙句、司隷校尉に納まった最低のクズ。」
---- 「あんなのに兵隊を任せてどうすんのさ?」
韓文約「じきに分かる、あのような者にも使い道はあるのじゃ。(ニヤリ)」

<荊州遠征軍内では…>

胡軫 「お前ら、集合が遅いって言ってんだろ!!」
校尉 「そのような事を申し上げましても…」
胡軫 「はぁ? お前らは俺が出世する為の捨て駒だって分かってんのかよ?」
---- 「お前らは俺の出世のために死ねばいいんだよぉ!!(ドカッ)」
校尉 「(ケッ、この小人が…)」
胡軫 「…ん?」
---- 「何見てるんだよ? お前、生意気に俺に意見する暇があるならさっさと偵察でも行け!!」
校尉 「偵察? まだ我が領内ですが…」
胡軫 「はぁ? お前みたいなクズの顔を見たくねぇから言ってんだよ!!」
---- 「空気ぐらい読めやこのカスがぁ!!(ドカッ)」
【荊州・襄陽】
楽進「よーし、準備完了。どっからでもかかってきやがれ!でも大軍は勘弁な!」
兵士「隊長。城の倉庫から投石器を引っ張り出してきました」
楽進「おう、使え使え」
兵士「……あのー。陸遜殿は何処にいったのでしょうか?それに兵の数も少ないような……」
楽進「ああ、あいつはちょっと細工をしにいって貰ってる。そう簡単には帰ってこないぞ」
兵士「はぁ……」

(陸遜+越騎兵1万、某所に埋伏)
565姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/18(土) 02:17:38
【陳都 丞相府】
姫晋「(クッ・・・あの楽殿まで曹操の言に納得してる様子・・・)」
----「(私も潮時か・・・父上・・・私は・・・)」

(姫晋、印を取り外し・・・・)
姫晋「曹操よ。陳に天子なくば、陳に天意なし、であるな」
----「(劉鴻を立てた我にも天意なし、か・・・)」
----「諸侯の方々。私は本日をもって丞相を辞する」
----「劉鴻を立て、この結果になった責任は全て私にある」
----「曹操。全てそなたの言うとおりじゃ・・・」

(PC壊滅。ケータイからカキコ)
566秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/18(土) 03:08:28
>>565
【洛陽・大司馬府】
韓文約「ふう、そのようにむくれるでない…」
賈詡 「むー。」
孟光 「……。」
韓文約「とりあえずは陛下に皇太子殿を長沙王に、王国を荊州牧と楚王に封じる旨、上奏するぞ。」
賈詡 「まあ、それはいいけど。」
密偵 「た、大変ですぜ!!(汗)」
賈詡 「どしたのー?」
密偵 「姫晋が丞相を辞するんじゃないかって噂が…」
賈詡 「ほぇ〜w」
韓文約「何かあるのかも知れんな。それにしても、父の仇と付け狙う余と結ぶかのう?」
孟光 「世は乱世。何があるかは分かりませんぞ?」

(つか、PC壊滅とは大変ですねぇ・・・)
【陳都 丞相府】

曹操「……………。」
----「申し訳御座いませぬ。この曹操、些か貴君を試させて頂きました。」
----「忠言は耳に逆らい、良薬は口に苦いもので御座います。」
----「激昂を誘う文句を申し、その意を確かめ、逃避なされば見限る心積もりで御座いましたが…。」
----「お見事なる英断。この曹操とて見習わねばなりませぬな。」

曹操「さて、貴君はいままでよく漢をお支えになっていた。」
----「これからも、漢の中枢にあって政を執るべき御方に御座る。」
----「ゆえに、貴君には大将軍に昇られるよう上奏文をしたためとう存じます。」
----「軍事に政治に、これからも励まれることをご期待申し上げます。」
----「諸侯、私は姫丞相の栄転を推薦致しますが、奈何でしょうや?」
568姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/18(土) 14:11:33
【陳都 丞相府】
姫晋「曹操よ。それはならんぞ」
----「愚帝を奉戴し、天を乱した私の罪は泰山よりも重い」
----「私は御諸侯の判断次第では、父上のもとへ向かう覚悟もできておる」
----「それを、何の才のない私が御位に就くことは、到底まかりならん事でござろう」
【陳都 丞相府】

曹操「何を寝ぼけたことを仰るか。」
----「今となってなじるは野暮というもので御座るが、過去に貴君の裁量に間違いがあったのも事実。」
----「それをこれからの帝国への貢献で返済する、それが道理というもの。」
----「その任を放棄するは国にとっていよいよ不忠なものとなりますぞ。」
----「またお父上・姫淑丹殿が先帝陛下に殉じられたのは、後継たる貴君に志を託されたためであるはず。」
----「その遺志を継がずに放棄するは、親にとっても不孝という事になる。」

曹操「たとえば民草であれば、その志はその人の一身のもの。」
----「されど国家を牽引する御身の志は一身には収まらぬッ。」
----「貴君は何としても賊を討ち、国を安んずられよ。
----「それがその身に課された使命と心得られよ。」
----「諸侯とて貴君が退くを望まぬはずぞ。」
【陳都 丞相府】

曹操「さて、遷都の日時も定めておかねばなりませぬ。」
----「此度の劉鴻の侵攻を退けた後の吉日ということで宜しいか?」
571武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/18(土) 14:53:11
>>532
草の者「これを。」
武春「ぬ。返書か。」
法正「で、なんと言ってきましたか?」
武春「半数が滎陽か。。。」
法正「まさか滎陽に軍を引くと?」
武春「あそこに引いたとて洛陽は目と鼻の先じゃ。」
法正「感心しませんな。」
武春「のう、この書面を見てどう思うか?」
法正「むむむ、曹操によって揺さぶられている。としか思えませぬ。」
武春「姫殿が困るほどならば?」
法正「いまごろ曹操も焦っておいででしょうw」
武春「焦る???」
法正「じきにわかりますよ。」
武春「まあよい。返書をいたそうか。」
法正「待ってくだされ、滎陽ではなく全軍を豫州まで引いていただくというのはどうでしょう?」
武春「は?」
法正「今の状態でわれらは滎陽まで簡単に出ることもできませぬ。」
武春「まあ、そうじゃが。」
法正「本当にわれらにを誘っておるのならばそれくらいのことはできぬと・・・」
武春「ほほう。真意を問う。ということじゃな。おもしろい。」
法正「このまま曹操の言いなりか、それとも東漢の重臣としての威厳があるか。」
武春「よいご返答を期待したいのう。」
法正「はい。あの頃の姫殿に。」
(続く・・・)
572武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/18(土) 15:06:34
>>532
武春「では改めて返書を。」

〜返書〜
われらもそれが望みです。
正々堂々と戦いとうございます。
たとえ逆賊の汚名をまとっていても、
われらは秦王に恩がございます。
簡単に恩を仇で返すことなどできませぬ。
義によって戦うわれらの気持ちを少しでもお察しいただき
本当にありがとうございます。

草の者「恒例の(懐にササッと)w」
〜密書〜
滎陽に半数ではなく、できれば全軍を豫州まで引いていただきたい。
いかがでござろうか?
それと僭越ながら。
いかようなことがあっても、はやまってはなりませぬぞ。
なにとぞご選択をお間違いになられぬよう…
573長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/18(土) 18:05:01
【荊州・襄陽】
徐忠「ほう、籠もるか。厄介、厄介」
閻圃「しかし、勝って知ったる城。突門より攻めてみましょうか」
徐忠「突門ね。場外から見れば、ただの壁」
----「しかし実態は、奇襲用の秘密の城門って訳」
高順「先陣は某にお任せくださいませ」
徐忠「承知、陥陣営の活躍が久々に見られそうだな」
張遼「補佐は某に」
徐忠「うむ。2人が同時に攻めかかれば、占拠も容易」
----「俺たちは正規の城門に掛かる素振り。敵も突門を攻撃すれば驚くであろう」
徐庶「さあ、どうでしょうか?」
----「突門の存在にも気が付いていないやもしれませぬぞ」
高順「よし進発!」

【洛陽・宮廷】
劉鴻「叔父上にはご健勝で何より。劉崇が息子の鴻に御座います」
良姫「崇様が妻、鴻ちゃ……劉鴻が母の良姫に御座います」
----「(これが、何進の妹ね。私のほうが美人じゃない♪)」
----「(それに、皇帝も鴻ちゃんより随分と馬鹿みたいね♪)」
劉鴻「荊州は私にお任せ下さいませ。叔父上の憂慮とは致しませぬぞ(ニヤリ」
----「(これはこれは、陛下はご聡明そうな顔立ちですなw)」

*復帰できました。
574 ◆yI4PhQLufg :2006/11/18(土) 23:01:39
【陳都・丞相府】
楽殻「……姫晋殿。確かに、劉鴻を立てたその罪は重いかもしれません。
   しかし、この戦乱の世において丞相として漢を支えた手腕もまた、二度と見る事の出来ないものです。
   暗愚な帝の統治を善良な方向に持っていった貴方を、誰が非才と言えるでしょうか?
   どうか、もう一度考え直して下さい。お願いします……」

>>573
楽進「おお、来た来た。二方向から攻める気だな?」
兵士「隊長、気になる事が……」
楽進「何だ?」
兵士「はい。敵方に、あの張遼と高順がいるそうなんです」
楽進「何ィッ?!あの陥陣営と遼来々か!……サイン貰ってくる」
兵士「いやいや、冗談でも止めて下さいよ!(汗」
楽進「うん、まあとにかく強敵って所だな。お前ら、馬を温めておけよ!
   そのうち正門の軍を強襲するぞ!」
575長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/18(土) 23:32:38
>>574
【襄陽・正門付近】
徐忠「しかし、楽進殿の兵力は少なかったか?」
----「それに、籠城戦となれば……騎兵は不利であろう。打って出るとしてもだ」
----「野戦ではない。こちらにも勘づかれるぞ……?」
徐庶「もしかしたら、本軍は何処かに埋伏しているのでは」
----「さすれば、騎兵の利点である機動力で、奇襲も容易に出来ましょう」
徐忠「流石だな。よし、ゆめゆめ油断のなきように!」
----「槍隊前面に押し出せ。槍衾を組み、敵の出撃を待て。弩兵は、槍隊の援護だ」

【襄陽・突門付近】
高順「殿に仕えて早数ヶ月。徐静様も死にましたが、大きく情勢は動いていますな」
張遼「しかし、今となってはここへ来て本当に良かったのかも知れぬな」
高順「……同感。さて、仕事だ。陥陣営と謳われた男の恐怖、思い知るが良い!」

*突門(壁のように塗装された城門で、主に奇襲に使われる)を攻撃、勢い盛んに突破を試みる。
>>575
【荊州・襄陽】
楽進「うぉー……援軍はまだかー」
兵士「まだ始まったばっかりですよ!そんな弱気になってどうするんですか!」
楽進「だってまずいだろう。騎兵で篭るってのは。でも打って出ても数が無いし」
兵士「城外の陸遜殿に奇襲させればいいのでは?」
楽進「あー……あいつは結構遠くに行ってるから。
   だがまあ、弱気になってもはじまらないな。よし!投石部隊、攻撃開始ーッ!
   ……槍を持ってきたか。よし、騎兵隊、歩兵隊、正門前に整列!出撃するぞ!」
兵士「あの槍衾に突っ込むんですか?!」
楽進「策ならある!城壁を狙ってる奴らにも攻撃の手は緩めるなよ!」

(楽進隊、出撃準備)

【荊州・某所】
越兵「……馬は臆病なんやから、あんま危ないもんのある方に向かわせちゃあかんのや。
   アンタの馬もこーゆー森の中に慣れてきたから、あとはあんた次第やで」
陸遜「(はぁ……。全く、うちの隊長の考えている事は分かるが、ただでさえ寡兵なんだから良策とは言えないんだよなぁ。
    とりあえず今は埋伏しとくか……)」
【荊州 長沙付近】

夏侯惇「ったく、劉鴻が馬鹿だって噂は本当だったかッ。」
------「城を丸々空にして襄陽を攻めるとはな……。」
薛悌--「馬鹿でなければ廃位の憂き目には合いませぬ。」
夏侯惇「まあなッ。(嬉)」
薛悌--「長沙を落とし、本拠を抑えた上で敵軍を襄陽に孤立させる。」
------「これぞ囲魏救趙の計…おっと、魏臣には不吉な名に御座るな。」
曹純--「まぁいい、全軍城に吶喊せよッ。」

(夏侯惇軍が長沙城に攻勢を掛けました。)
【荊州 長沙城外】

夏侯惇「魏侯曹孟徳が股肱、夏侯元譲見参ッ。」
------「吾が軍の精鋭に告ぐ、漢朝に背く鼠のねぐらを悉く殲滅するぞッ!!!!!」
薛悌--「工兵は城外の些か離れた処に兵糧基地を築きなさい。」
------「また、この基地の所在は徐軍に漏らすのです。」
------「李乾殿。貴公は二更から三更迄の間、歩兵の1万を以って城外で陽動を続けなさい。」
李乾--「承知ッ。」
薛悌--「また、この書状を于将軍に。襄陽の徐軍を攻撃せよとの命令書です。」
隠密--「(承知いたしました。)」
579長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 00:25:29
【荊州・襄陽突門】
高順「しめたッ!敵の備えは皆無。気が付いておらなんだか!」
----「一気に雪崩れ込むぞ……!」
----「城門を突破せよ。陥陣営の名に懸けて、この勝負早々にけりをつける!」
張遼「我が部隊は、高順殿が残した敵兵を冥土に送る……!」

*陥陣営突門突破!

【荊州・襄陽正門付近】
伝令「急報に御座います!」
----「曹操殿が軍勢、長沙城に来襲しております」
徐忠「長沙……ああ、あそこね。でも管轄外じゃないの?」
----「俺も良く分からないんだよね。でも、襄陽に敵を残すのは駄目だ」
伝令「はぁ……」
徐庶「長沙のことは、王国殿とも諮らねばなりませぬ。今は襄陽を制圧せねばなりませぬ」
----「全軍に下知、槍隊は槍や兜を脱ぎ捨て、地べたにしゃがんでおくこと」
----「敵が迫れば、兜を被りさらに近づけば、槍を装備する。このように伝えておけ」
伝令「……!御意に御座います」
【荊州 長沙】

夏侯惇「よっしゃ、長沙を占拠したぜぃッ。」
薛悌--「ここは元々劉鴻の管轄外の地。思いのほか簡単な攻城戦で御座ったな。」
夏侯惇「大体あの韓遂のジジイのこと、自分を裏切った徐氏に今まで通りの領土の領有なんざ認めないだろ。」
------「王国を見ろ、荊州牧・楚王って大仰な肩書きが劉鴻の版図の狭さを証明してる。」
------「『本拠を落とされるとは何事かッ。』って怒鳴り声が聞こえるようだぜ。(笑)」
薛悌--「さて、ここの役人を呼びなさい。」
兵士--「ははっ。」

役人--「へへぇ、あっしがここを取り仕切ってる県長でごぜぇやすが…。」
薛悌--「これ以後、ここは漢帝国の領土となる。徐軍が参っても通すでないぞ。」
------「(その代わり、朝廷に頼んで資金の便宜を図らぬでもないぞ…)」
役人--「(へっへっへ、これはどうも…。)」

夏侯惇「全軍息を整えろッ。」
------「返す刀で襄陽の賊軍を皆殺しにするぞ!!!」
581姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/19(日) 00:37:58
>>569>>574
【陳都 丞相府】
姫晋「楽侯殿、私は曹侯の申したとおり、汚名を晴らさずして天におわす父には顔向けできん」
----「ここで死ぬわけには行かぬわ!!」
----「張王、楽侯。陳留を中心とした、新たなる漢について話し合おうではないか!!」
【陳都 丞相府】

曹操「よくぞご決断なされた、姫晋殿!!」
----「しからば、アレを持て。」
侍従「ははっ。(ハァ、主君が偉くなってもワシは雑用のまま…。)」

〜〜〜〜〜〜

侍従「お持ち致しました。」
曹操「うむ。」
侍従「また、尚書台に立ち寄り詔書を頂いて参りました。」
----「これが必要になるでしょう?」
曹操「おお、苦労をかけたな。」

曹操「さて、姫晋殿。臨時ゆえ尚書台名義の辞令で御座る。」
----「─前丞相姫晋を大将軍に叙す。正式な叙任は遷都後になるが、戦時ゆえ今から効力を発揮するものとする。」
----「この栄転を期に、漢のため更なる忠義を尽くすべし─」
----「これが印璽で御座る。」
>>579
兵士「隊長、一つお聞きしたい事が」
楽進「何だ?」
兵士「俺、農民の出だから学問はさっぱりなんですけど。城門って押すと内側に開くものなんですか?」
楽進「んー、内側に開くものもあるし、外側に開くものもあるな。まあ、基本は内側だけど」
兵士「それじゃあ、城壁は普通はどっち側に開くんですか?」
楽進「……いや、城壁は開くものじゃねーぞ普通」
兵士「いや、でもあっちの城壁が内側に開いちゃいまして」
楽進「うん」
兵士「敵が城内になだれこんで来てます」
楽進「……それ、大問題だろうがっ!作戦変更だ!騎兵隊集結、城内に侵入した敵を撃退する!
   歩兵隊は正門の敵の攻撃!投石器は全部正門に回せっ!
   うっし、騎兵隊俺に続けーっ!」

(騎兵35000は城内に侵入した張遼、高順隊を迎撃。徴兵した歩兵10000はそのまま城内から正門を攻撃する模様)
【襄陽 正門前】

夏侯惇「着いた!!……間に合った、まだ落ちてないなッ。」
薛悌--「敵は武具を地べたにしゃがみこんでおりますが。」
夏侯惇「ったく、賊の兵は礼までなってないのか。」
------「恐らく我々が近づけば武器を装備せずにはいられまい…。」
------「だが、どこに陣を敷くヒマがある!!」
夏侯惇「虎豹騎を前面に出し、左右両翼を鉄甲騎兵で固め、鋒矢の陣で敵に吶喊せいッ。」
曹純--「おう、先手は虎豹騎に任せときな!!…鉄騎なんざ目じゃねぇ!!」
------「そうだろ、文烈に子丹!!」
休&真「その通りッ」

薛悌--「工兵、後方にて塁を築きなさい。」
------「元戎隊はその後に三段に整列し、三段に分けて射撃を行うこと。」
585長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 00:58:38
>>583
【襄陽・正門】
徐忠「城内は騒然としてきたか。頃合はよい」
----「とびっきりの火矢をお見舞いしてやれ!」

*弩兵は断続的に火矢で攻撃。

【襄陽・城内】
高順「全てを潰せ、敵は討ち捨てよ!」
(楽進を発見)
----「これは、よき敵を見つけたり。尋常に勝負致せ(ニヤリ」
----「……無駄な兵士が減らずに済むからな(ボソリ」
586長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 01:05:40
>>584
【襄陽付近】
徐越「斥候の注進は?」
霍峻「は、長沙が陥落いたし曹操軍が来襲したとのこと」
徐越「よし、兄上と連携し叩く!」

*旧黄巾兵強襲!

徐庶「第一の鐘、鳴らして」
(素早く兜を装備)
----「次近づいたね。第二の鐘鳴らして」
(素早く槍を装備)
----「兵の心理だよ。今まで手ぶらだったものが、槍を持つ」
----「古今無双の兵だと錯覚する。最後は精神の勝負。この戦、落とせないよ」

*槍衾を形成、迎撃!
【襄陽 城門前】

夏侯惇「(へへっ、中々小洒落た細工じゃねえか。…だがよ、格好に拘ってちゃいけねぇなぁ。)」
------「皆の者!!敵は無陣、恐れることは無いッ。間抜けな賊を切り裂いてやれいッ。」
薛悌--「……乱戦になってきましたね。」
------「この状況でなら不自然ではない。策の使い時ですか。」

薛悌--「(ジー)」
兵士--「???」
薛悌--「(ジーーー)」
兵士--「?????…あの、どうなされたので?」
薛悌--「いや、君はどうも徐忠に似ていると思うてな…」
兵士--「は、はぁ。(ジョチュウ?…なんだソイツは。わしはただの兵士だぜぇ…)」
薛悌--「君、どうか吾が軍の勝利のために頸を貸してくれないか?」
兵士--「え、ええ!?…そんな、困りますよぉ…。」
薛悌--「一人の兵士の損失で戦の勝利が手に入る。迷う余地はない。やれッ」
(刺客が兵士の頸を斬りました。)
薛悌--「さて、これを後陣に晒しなさい。また、兵には斯く斯くの如くに叫ばせなさい。」
兵士--「ははっ。」

〜〜〜〜〜〜

兵壱「賊将徐忠、討ち取った!!」
兵弐「どうした、貴様らの大将は死んだぞ、それでも戦うか!!」
兵参「今降伏すれば命だけは助けてやる!!」

薛悌「徐忠直属の兵は騙せまいが、敵の先鋒を動揺させるには格好の策。」
----「乱れた兵の統制を回復するは至難の業…どうでる、徐賊。」
>>584 >>585
【襄陽・正門】
兵士A「援軍だー!援軍が来たぞー!」
将校 「援軍かっ!ありがたい!しかもあれは噂の『気炎万丈』夏侯惇軍じゃあないか!
兵士B「ちょ、火矢が飛んできたぞおい!」
将校 「消火作業、いそげー!攻撃が緩くなっても構わんっ!」
兵士C「なあ、見えるところにある油壺を纏めて持ってきたんだが、どうする?」
兵士D「ここに置いてたらあぶねーよ。……そうだ!投石器に積んで敵に投げつけてやれ!」

(投石に混じって油壺が飛んでくるようになりました)

【襄陽・城内】
楽進「……お前が噂の陥陣営か。オーケイ、その勝負乗った。俺は逃げも隠れもしねぇ。
   だが、俺から先に仕掛けさせてもらうぜ!
  (手に持った槍を高順目掛け突き出す!)」
589長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 01:23:38
>>587
【襄陽付近】
徐忠「不埒者めが……姑息な策を弄しよるな……よしッ!」
----「俺が徐忠、徐静が嫡男ぞ!」
----「横に控えるは、鬼謀冴え渡る参謀・徐庶!」
----「俺はまだ生きておる。このようなところでは、死なぬわッ!」
徐庶「何やってるんですか!?場所が知られてしまいますよ!」
徐忠「乱戦だ。俺も出る、っとその前に、城内から油壺ね……」
----「どうするよ」
徐庶「火矢は中止です。でも、投擲器は厄介ですから……」
----「退避しましょう。弩兵は安全圏から曹操軍を攻撃」
徐忠「敵味方入り混じれば、容易には撃てぬか……」

徐越「兄上、ただいま参上しましたぞ!」
周倉「このときを待っていた。腕が鳴るぜ!」
管亥「新手の15万、そこ等の中原の弱兵にまだまだ負けんよ!」

*場外は混戦模様

【襄陽・城内】
(槍が高順の頬を掠める)
高順「ぐぬッ!なかなかの腕前、じゃが某も負けるわけには、いかんのでな!」
----「槍術その一、点の技法ッ!(勝手に命名)」

*槍の穂先を楽進の眼に合わせ、槍を突き出す。
【襄陽 城門前】

薛悌--「工兵・元戎。塁を乗り越え敵左翼に向けて進軍しつつ連弩を射なさい。」
------「その際、わざと前面に弱点を見せ、敵の攻勢を誘いなさい。」
兵士--「はっ。」
兵士--「おい待てよ、弩兵で歩兵に向かっていくのかよ…。」
兵士--「軍師殿はどういうおつもりなんだ…。」

夏侯惇「ほぉ〜〜〜、“アレ”をやろうってか。」
------「懐かしいねぇ、確か俺達の始まりも“アノ戦法”だったな。」

夏侯惇「頃合だッ。」
------「左翼鉄甲騎兵、前面に出て弩兵から虎豹騎を護れぃッ。」
------「右翼鉄甲騎兵はやや下がって横隊に組みなおせッ。」
------「虎豹騎は鉄騎の間をすり抜け右翼に移動せよッ。」
------「これより鋒矢の陣を雁行の陣に変陣、歩兵を蹴散らしながら敵の側面に斜行せよッ。」
【襄陽 城内】

《弐組》
??「徐軍が攻めて参るというので戻って参ったが…。」
??「うむうむ、官吏の仮装が役に立つわ。印璽もあるしな。」
??「これで民衆を扇動し…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

??「皆、大変だ!!…黄巾が攻めてきたぞ!!」
民衆「ひぇえ〜〜」
??「このままじゃ田も畑も全滅だ、ヤツら略奪を始めたら留まるところを知らないぞ!!」
??「皆で作った作物も皆持っていかれる…そんなのは嫌だろう?」
民衆「あたりまえだぁ、黄巾が嫌で江南に逃げてきたってのに…」
??「民衆は無知なるゆえに騙されるのだ…さぁ、皆で立ち上がって徐賊を討とう!!」
民衆「おおおおお〜〜〜〜!!」
(隠密が民衆を扇動して徐軍に向かわせています。)
592王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/19(日) 01:30:17
王国「よく状況が飲み込めんな」
----「それにかなり眠たい。落ちたらすみません」
雅丹「何をいっているんでちゅか?」
----「雅丹殿、先陣を頼みますよ」
王国「全軍突撃の銅鑼だ」

越吉「ω+@&$□(全軍突撃敢行だ)」

(*遅れながらも援軍到着)
>>589
【襄陽・正門】
兵士「お、火矢が止まった」
将校「よし、最初と同じように迎撃しろ。……大丈夫かな、隊長」

【襄陽・城内】
楽進「うぃっ?!(咄嗟に顔を傾け槍を避けるが、こめかみの近くを掠る)
   あっぶねー……。人間、目に向かってくるものがあると目を瞑っちまうからな。
   なら……これならどうよ!オレ流槍技・大車輪撃!
  (槍の穂先を下から跳ね上げ、顔を狙うと見せかけて半回転。逆側の柄の先端で高順を馬から突き落とそうとする!)」
594長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 01:40:57
>>591
張遼「邪魔立て致すなっ!!!」
----「貴様ら、何を考えておる。民とは本来慈しむもの」
----「某たちの何を恨む……!」
----「首謀者は誰だッ!」

*張遼大喝!!!

>>593
高順「終いだ、楽進。俺の出身を忘れたか」
----「人馬一体、西涼馬術の奥義よ!」

*馬と共に、槍を避ける。楽進を叩き落そうと肩に痛撃を狙う。
【襄陽 城門前】

夏侯惇「よし、敵側面に出たぜッ。ここで一気に戦闘体制に入るッ。」
------「陣形は鉄騎、虎豹、歩兵の順に外側から方円を組み、鉄騎と虎豹は旋回せよッ。」
------「龍渦の陣(車懸)で先ほど音声の上がった徐忠のもとへ急行するッ。」

夏侯惇「おうおうおう、この陣はいいナ!!」
------「面白いように敵が崩れていくぜ…。」
曹純--「疲れていない我軍が疲弊した敵軍を叩く状況だ、無理もねぇ。」
夏侯惇「おう。…おっ、あのハデな戦庖は…そこにいたか徐忠!!」

李乾--「…われこそは東郡が義侠、李乾なり!!」
------「黄巾が駆逐されて早15年…何の未練があって民の暖衣飽食を阻むというのか!!」
------「天に仇なし主上に逆らい、世を乱すことはこの俺が許さんッ。」
------「ネズミめ、俺が討ってくれるわ!!」
(李乾は徐忠に一騎討ちを申し出ました。)
【襄陽 城門前】

民兵「ひぃッ。」
民兵「うう…やっぱ怖ぇ〜〜!!」
民兵「だ、だがよ、此処でコイツらを追ッ払わなきゃ俺たちは終わりだぜ!?」
民兵「そ、そうだ、怖くなんかねぇだ!!」
民兵「だ、だけどやっぱり…」

(民兵はすくんでいます。)

??「(くっ、やはり民草など所詮このようなもの。)」
----「(だがここで大喝なぞ…やはり武人は武人でしかない。)」
----「(敵将の居場所は突き止めた。三手より手箭を張遼に向けて乱射せよ。)」

(ザザザッ)

(刺客が手箭で狙撃を図りました。)
??「(あの甲冑だ、射とおせるとは思わんが)」
??「(重症は免れまい、完治するまで戦場に出てこられなければそれでよい。)」
597長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 01:54:46
【襄陽・城門】
閻圃「援兵か、有難いっ!」
----「しかし、面妖な陣形。打ち破るには……一つしかない」
----「間隙を錐揉みの様に突破し、陣形を崩す。犠牲はあるだろうが……」
----「必ずや撃退できる。行くぞ!」
*閻圃死を覚悟す!

徐忠「ほう、俺が鼠ならば貴様はなんだ?」
----「よっぽど貴様の方が、鼠顔だ」
----「だがせいぜい、貴様は東群に巣食う蚤か虱だな」
----「後悔するなよ!」
----「(俺の武芸は張遼先生仕込み、易々とは負けぬぞ!)」
*一騎討ちを承諾

徐庶「越さん、敵の弱点は陣形の間の空洞です」
----「錐揉みの様に旋回し、中央に楔を打ち込む」
----「援軍が着たからには、そう簡単に負けやしませんよ」
徐越「同志達よ、進めば極楽引けば地獄。死してなお待つは理想郷ぞ!」
*全軍総攻撃!
【荊州・襄陽】
陸遜「……さて。ここで私の受けた任務を独り言で説明してみよう。
   私の任務は『移動中の王国軍を奇襲、襄陽に辿り着くのを遅らせる』と言うものでした。
   しかし。肝心の王国軍を見てみたらかなりの多勢。とても手を出せる状態じゃありません。
   仕方が無いからここまで追尾して戻りました。すると何ですか。城から火の手が上がってるじゃないですか。
   しかも城壁の一部が門のように開いて、そこから敵兵が入っている始末。でも占領はされていないみたいです。
   ……だから言っただろうが、アホ楽進。兵力の分散は下策だって。
   まあ、それでも上司ですからね。助けに行きましょう皆さん!」
全軍「オオ―――ッ!!」
陸遜「王国軍と徐忠軍が纏まった今が好機!
   我々は「曹」の旗印の反対側から火矢を射掛ける!その後、「楽」の旗印を掲げて突撃する!
   騎射も白兵もお手の物の越騎兵の皆さん、頼みましたよっ!」
全軍「ウオォーッ!」

(陸遜軍、王国、徐忠の背後より奇襲しました)

>>594
楽進「な、にぃっ?!ごはぁっ……!
  (楽進は肩に強打を受け、馬から突き落とされました)」
599長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 02:01:31
>>596
張遼「ぐっ……!」
(2本は手で捕らえるが、1本は胸を強打)
----「その昔、高祖劉邦は胸への狙撃を受けなお、城兵に姿を見せたと言う」
----「高祖よりも武勇に優れる某、この位なんとも無いわッ!」
*鬼気迫るものありき、張遼。

高順「今だ!網を放てッ!敵将・楽進生け捕った!」
----「武器を捨て降伏せよ、貴様らの将軍が死ぬことになろうぞ!」
*投網w

【続場外】
徐越「奇襲か。どうでもよいわ」
----「まず、どちらも長くは動けぬ傷を負うだろうよ!」
*劉鴻全軍、死を覚悟!
【襄陽 城門前】

夏侯惇「なるほどな、方円対方円ってワケか。これは寡兵の俺たちが不利だ。」
------「……長く続けるのはキツいってか。」
------「虎豹騎、龍渦の陣より抜け出て旋回しつつある敵に吶喊せよ!!」
------「鉄甲は虎豹を護りながら敵軍の中核に迫れッ。」

夏侯惇「にしても、馬鹿だとばかり思っていたらちったぁ戦ができんのかい。」
------「だったら、それを正道のために使わなきゃならねぇなあ。」
------「やっぱりコイツらは生かして帰す訳にはいかねぇ。」
------「……徐越の総攻撃は長く連なる錐行の陣でいなすッ。」
------「敵将に攻撃を搾れ!!」

《一騎討ち》
李乾「ぐっ…こいつは…強い…。」
----「グワッ」
----「馬鹿な…この俺が…」
(李乾は戦死しました。)

???「兄上ーーーーーーーッ!!!」
------「おのれ、今度はこの私が…」
夏侯惇「やめな、李整!」
------「お前は兵を率いてこそ光る将、一騎討ちには向かねぇ。」
李整--「しかしッ…」
夏侯惇「なぁ、あの敵、俺に譲ってくれねぇか?」
李整--「・・・・・。」

夏侯惇「徐忠!…今度は俺が相手だ!!」
【襄陽 城内】

??「むぅ…あの漢強い。」
??「それより、楽将軍が捕縛されたと聞く。」
??「如何致す!?…このままでは襄陽は落ちる。」
??「城内には呉兵がまだおるゆえ、手分けして動揺を鎮圧すべきだ。」
??「よし。わしはヤツらと折衝としゃれ込むか。」

〜〜〜〜〜〜〜〜

??「吾は襄陽計吏の張と申す者!」
----「汝ら、楽将軍を捕縛し、如何いたす気か!?」
>>599
【城内】
楽進「な、何をするきさまらーっ!
   ……いっとくがなぁ、俺を捕まえても城内はともかく城外の奴らは止まらんぞ?
   いや、その前に放せ!生け捕りなんて恥、真っ平ゴメンだ!お前ら、俺に構うな!こいつをどうにかしてぶっ殺せ!」
騎兵「……無理です!隊長を殺す事は、俺達には出来ません!」
楽進「お前ら……バカヤロウだっ!本当に、大馬鹿野朗だっ!」
(楽進、捕縛。直属騎兵35000も降伏しました)

【正門】
将校「ば、馬鹿な……。隊長が捕まっただと?!」
兵士「はい……。騎兵達が降伏してるのが、こっからでも見えます……」
将校「……くそっ!」
(正門前の抵抗が散発的になっています)

【城外】
陸遜「……無視か。そうか。い い 度 胸 だ っ !
   楽将軍にも一目置かれたこの陸伯言の用兵、とくと見るがいいっ!
   多段突撃を使うぞ!今回は5段だ!2000ずつに分かれて一隊が突撃したらすぐに引き返し、次の一隊が突撃!
   絶えず2000が敵に当たるが、残りの8000は休む事が出来る!
   無限の突撃を敵に見せてやれっ!」
(陸遜軍、徐忠軍を攻撃中)
【襄陽 正門前】

??「(やはり此処は士気が低い…)」
??「(ゆえに敵が本軍で攻勢を掛けてくるならばここであろうな。)」
??「(弐組、参組あわせて壱百名。ここに伏せるぞ。)」
【襄陽 城門前】

《一騎討ち》
夏侯惇「うぉッ。なかなかやるなッ。」
------「のわぁ!!…おっとっと…。」
------「だが俺も負けてはおれん、こいつは受けられるか!」
(夏侯惇は徐忠の槍の穂先を強打しました。)

李整「むむむ…兄上の仇め…。」
??「おやめなさい、戦の最中に激昂するなど。」
李整「(チィッ)…貴様こそよく平静としておれるな!貴様の叔父が殺されたというに!」
??「父上、それとこれとは話が別です。いまは眼前の敵を討つことに集中なさるべきです。」
李整「…曼成、よく聴けッ。確かに貴様は冷静な判断が出来る。」
----「だが身内の死に対してその態度、不孝といわれても詮無きことぞ!」
李典「………。」

曹純「やはり囲ってきやがったな…。」
----「…今だ、南西に方向転換しろッ。」
----「敵を分断し、分かれた小数の敵を呉軍に殲滅させるッ。」
----「これを繰り返せば雑軍を討つは容易いことぞッ」
(鉄騎・虎豹は徐軍の分断に取り掛かりました。)
605王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/19(日) 02:57:41
【襄陽・野戦場】
徹利吉「最終兵器投入!」
------「ゆけっ、我らが鉄戦車部隊よ!」
雅丹「これならば、ひとたまりもないはずでちゅ」
王国「殺人機械とは、まさにこのことか」
----「人間がゴミのように死んでいくな」

越吉「&%△∽⊆*(それっ、殺せ。殺せ、敵を殺し尽くせ)」

(*鉄戦車部隊投入)
606秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/19(日) 03:17:56
【荊州・襄陽野戦場】
胡軫 「よし、偵察ッ。状態は?」
斥候 「敵と味方は乱戦状態、方円の陣同士でぶつかり合っている模様ですッ!!」
胡軫 「そうか…」
校尉 「なら、突撃したらいいんじゃないですか?(ボソッ)」
胡軫 「ふむう…、俺が考えていることを先に言うんじゃねぇ!!(ゴスッ)」
---- 「お前達、魚鱗の陣で突撃ッ!!」
---- 「後ろから敵を粉砕せよッ!!」

(胡軫軍2万が魚鱗の陣で夏侯惇軍の背後から突撃開始。)
607無名武将@お腹せっぷく:2006/11/19(日) 07:01:48
503 名前:長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU [sage] 投稿日:2006/11/18(土) 23:43:39
第5章 楚国と荊州そして魏 <3>

君主には、天の利、地の利、人の利が必要である。
その中でも、天の利はそうそう巡っては来ない。
地の利、人の利は努力次第でどうにでもなるものだ。
だが、運命と言うものは個人の奮起で変えられるものではない。
集団で変えていくしかないのだ。
その集団を統率するのが、君主であり自分の命運は自分で切り開かなければならない。
君主とは孤独であれ、常に他人を信用する無かれ、君主とは器量人であれ。
天上天下唯我独尊――ただ、だからといって他人の意見を聞かないというのは、ただの無法者だ。
諫言を聞き、聞く耳を持った上で事務を処理する。
そして、いかなる場合にも政道とは絶対であり、妥協は許されない。
強い国家とは、国民が国家の為に進んで死ねるという国家である。
故にこの国民を統率し、自分の未来を切り開いてゆく。
君主の未来は、そのまま国の未来でもあるからだ。
統率力があればこそ、大いなる秘密は自分のみが抱える。
油断も隙も無いような人間、どんな人物でも影の部分が現れることもあるだろう。
それが、密約の場であれば御破算になってしまう。
大々的に喧伝する場合、これを別として君主とは一人で居るべきなのだ。
勿論、それは誰にでも言えることだ。
そして、中華を制するのは天地人を備えた君主ただ一人のみだ。

<続>

いい加減にしろ
(あの、さっき錐行に変陣してますよ。)

【荊州 城門前】

曹純「この状況で魚鱗だぁ?…敵将はどいつだ、兵法も何もわかってねぇな!!」
----「確かにアノ陣は前面には強えが、移動力に難があり、また背後からの攻撃に弱え!!」
----「この乱戦に於いて自由に動けるわけもなく、錐行の陣を敷いている俺らの機動力には及ばんッ。」
----「徐軍の分断に続き、一筆で曲線を描くが如く秦軍の背後に殺到せよ!!」
----「いいか、よく聞いとけ!!……突入を終えたら俺の合図とともに方向転換するんだぜッ」
----「敵の陣中で斜行し、抜け出る寸前に西進、次いで南下!!」
----「それで終わりなんだからなッ。」

薛悌--「よし、斜行戦法のお陰で包囲を脱しましたね…。」
------「元戎隊、二手に分かれて秦軍の右翼左翼に一斉射撃!!」
------「見たところ凡将が率いているのか、どうもあの軍は統制が取れていない。」
------「斯くの如き措置を取れば知らずのうちに集約し、吾が軍の攻撃は一層効果的なものとなる…。」
609長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 11:08:13
【襄陽・城門前】
徐庶「厄介な援軍ですね(苦笑」
----「これじゃあ烏合の衆も同然じゃないですか」
----「敵は包囲を脱しました。か……」
----「やりますね。ええ、やりますね。前面に兵を押し出して!」
----「この陣形、攻撃力に優れる『鋒矢の陣』で突破しますよ」

閻圃「呉軍、これはまた厄介な」
----「しかし、退く敵を全て倒したらどうなるのでしょうかね?」
----「元漢帝国第一師団を舐めてもらっちゃ困りますよ」
----「連弩隊ッ!目標、楽軍ッ!槍隊を援護せよッ!」

徐忠「ぐぬっ……!やはり、強いか」
(槍が折れ、槍を放棄)
----「だが、俺にも負けられない理由がある」
----「簡単には負けられないな……!」
(匕首を夏侯惇の馬に投げつけ、間合いを取る)
610長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 11:18:18
【襄陽・城内】
高順「よし、降伏を認めようッ」
----「痴れた動きをすると、大将がどうなるか分からぬぞ」
(楽進を柱に縛り、咽喉に多数の槍の穂先を向ける)
----「場外の軍隊と共に帰れ……余計な動きをせねば、楽進殿の安全は保障する」
----「楽進殿の器は、このようなところで砕け散るものじゃない」
----「お前らは、場外の武将と共に逃げよ。だが、痴れた動きをすると、本当に殺すぞッ!」
(降伏したものに、本国への帰還を命じる)

張遼「そうか、この謀。全て曹操殿の仕業だな」
----「なるほど、これなら合点がゆく。お前など役人にした覚えは無い」
----「本物は、殺したな……」
----「それはいいとしてだ。楽進殿捕縛の解放条件は、ただの一つ」
----「先日処刑された、先太傅・徐江の遺体との交換だ」
----「呑めん内容でもなかろうが、襄陽は渡さぬぞ……」
----「帰農すれば不問に処すッ!お前たちは帰れッ!俺は張文遠だッ!」
*再び大喝!
611長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/19(日) 11:18:57
>>607
弱りましたね……
文句なら、そちらの方で言ってもらえませんか?
612武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/19(日) 14:32:56
武春「法正、ちと南蛮まで行ってくれぬか?」
法正「え?え?( ´゚д゚`)エー?」
武春「兀突骨という人物に会ってほしいのだ。」
法正「あんな奥地行くのいやですよ。だって人肉とか平気で食べる人種なんでしょ?」
武春「しかし南蛮族を味方につけたら強いと思わぬか?」
法正「そりゃそうですが…でもどうやって?」
武春「だから、まずは兀突骨を調略してくれ。」
法正「はぁ・・・」
武春「人材が必要なのだ。策はある。」
法正「なんですか?」
武春「(ヒソヒソ)」
法正「おお!では早速行ってまいります。」
613武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/19(日) 14:38:34
武春「楊修、天水まで赴き閻温と閻忠という人物の調略を頼む。」
楊修「これまた何でです?」
武春「まあまあ、使い道はあるよ。」
楊修「???」
武春「それに閻忠は若き頃の賈クを評価した唯一の人物であるからな。」
楊修「人物評価は一流ということですかな?」
武春「うむ。」
楊修「では行ってまいります。」
614武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/19(日) 14:57:47
武春「待て楊修、ついでに韋端と、そして子の韋康と韋誕を調略してくれ。」
楊修「へ?どなたさんですかな?」
武春「韋端はその昔、秦王と馬騰との争いを仲裁した元涼州牧じゃ。」
楊修「おお。そしてその子らとは?」
武春「うむ。孔融が父韋端に送った手紙の中で韋康を、
【先日、韋康が参りましたが、底知れぬ才能が輝き渡り、度量大きく、意思強く、世にすぐれた人材であります。】
と評したという。」
楊修「ほほう。」
武春「さらにもう一通、
【昨日、韋誕が参りましたが、美わしい性格は誠実にあふれ、人情味と真心があり、一門を保つ主人の風格があります。】
と評したという。」
楊修「なかなか立派な人物ですな。」
武春「うむ。情報によると韋誕は京兆で字を教え、墨を作っているらしい。まずはそこを当たってくれ。」
楊修「御意。」
【襄陽 城門前】

曹純「戦車には油壷だっ!!!」
----「戦車の前に油をぶち撒ければ、重い上に高速の戦車はまず滑走して転覆するッ。」
----「さらに戦車の難は速やかな方向転換ができねぇ事だッ。」
----「つまり、最初の一台を潰せば連鎖的に壊滅する!!」
----「漢土から戦車が廃れた理由、とくと見ておけ田舎者がァ!!!」
(工兵の投石台が王国の戦車の前に油壷を発射しました。)

《一騎討ち》
夏侯惇「おっと、およよよよ…」
------「だあああー、あと少しのところで触れられない…苛立つわ!!」
(夏侯惇の様子は芳しくありません。)


【襄陽 城内】

??「ならばこちらも一つ条件があるッ。」
----「この儀は朝廷に上奏し、刑を執行した尚書台の許可が下りねば決められぬ。」
----「何せ遺体は朝廷にあるのだ、武人でもその程度の事は理解できよう!」
----「だが襄陽と陳の往復には時間が掛かり、その間の戦況の推移で状況が変わっては交渉の意味が無くなる!」
----「徐越・徐忠の軍は一時徐越の陣に退いて待ていッ。」
----「漢軍と徐軍の一時停戦なくば、この儀は成り立たぬぞ!」
616斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/11/19(日) 20:28:35
【陳】
張達「・・・・・・」
華歆「殿〜〜!」
張達「お、おう・・・梁王が大将軍に転じるのに異議御座いません。」
----「ついては大将軍にも今後とも政権を支えてもらう為に、」
----「録尚書事も兼ねて頂きたい。」


【臨淄】
管承「やぁやぁ!久しぶり!」
王脩「管将軍。どうなされた。」
管承「いやいや、いろいろと海を回っているのだが。。」
----「海に強い勢力を持った者がおらぬ。」
----「河水(黄河)が流れ注ぐ大きく弧の字を描く海(渤海湾)もある」
----「三方を海に囲まれている斉。海上にも利はあるかと。。」
王脩「なるほど。。面白そうだな。」
----「よく下調べしてくれ!」
【陳】

曹操「大将軍には幕府を開き、三公府から独立して政治を執る権限が備えられて御座る。」
----「ゆえに左様な計らいをせずとも姫晋殿は政治を執ることが可能。」
----「それをご存知の上で、如何なる理由で宰相職をも兼ねさせようというのか。」
----「張王には先の予の糾弾は全く届いていなかったようで御座るな。」
----「…それとも、よもや眠られていたか?」
618斉王 張達 ◆GdYLTkbmgk :2006/11/19(日) 21:29:06
【陳】
張達「おうおう。これは失礼。」
----「もはや口出ししませぬ。(・・・)」
華歆「殿・・・」
【陳】

侍従「(殿、このように高圧的に出ましては…)」
曹操「(国家元老とまともに渡り合おうというのだ、悪評や怨嗟は承知の上ぞ…)」
侍従「(しかし……。)」
曹操「(重要なのは以後の政のことだ。)」

曹操「だが、張王の言は正鵠を射ている。」
----「姫大将軍はこれまで宰相として漢を一手に支えられていた。」
----「その吏才を政治に活かせぬは惜しいこと。」
----「ふうむ。」

曹操「大将軍殿、張王、楽侯。些か提案が御座る。」
----「これまでは各地に散らばっていた各諸侯、これ以後は都にあって共に政事を執られては如何か。」
----「無論国許に帰還されたいという方がいらっしゃればお留めは致さぬが……。」
>>610
【襄陽・城内】
楽進 「くぉんのぉ……!ここまで屈辱的な姿にされたのは始めてだぜ……!」
騎兵A「帰るったって、周りは戦場だぞ……?」
騎兵B「ほら、あいつらが入ってきたところから帰ればいいんじゃねーか?」
騎兵A「そ、そうだな……。隊長!絶対助けますからねーっ!」
(騎兵隊、城外へ)

【襄陽・正門】
兵士「なんか、降伏した奴らが帰ってるんですけど……」
将校「……どうしようもないだろ!とりあえず敵を入れるんじゃねぇ!」

>>605 >>609
【襄陽・城外】
陸遜「連弩の雨に鉄戦車ですか……。ふむふむ」
騎兵「あーあー、陸遜副隊長!かくかくじかじかって事なんですけど、どうしましょう!」
陸遜「何ッ?!……抵抗すれば隊長の命は無い、ですか。あの馬鹿……なんで捕まってるんだ……」
騎兵「ど、どうしますっ?!」
陸遜「……仕方ない……」

騎兵A「畜生!連弩なんてどうやってかわせばいいんだよ!」
騎兵B「おまけになんだ、あの鉄の戦車は!こっちの弓矢が弾き返されるぞ!」
騎兵C「て、撤退だ!撤退の合図が出てる!」
騎兵A「何っ?!お、おい、俺達も置いてかれる前に逃げるぞ!」
騎兵B「全くだ!あんな鉄の化物に構ってられるか!」

(陸遜軍、壊走?)
621秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/19(日) 23:29:40
>>608-609
【荊州・襄陽野戦場】
胡軫 「斜行して…ゲッ!!(汗)」
校尉 「ちょ…ヤバイですよ…」
胡軫 「ヤバイのは分かってるんだって!!」
---- 「兎に角ほ、方円の陣に組み替えて防御しろ!!(滝汗)」

(組み替え中…)

校尉 「弩から矢がぁ!!」
胡軫 「ば、バカ野郎、全軍に盾を構えて防御させろッ!!」
---- 「伝令、徐忠に援軍を請えッ!!」
伝令 「ハッ!!(汗)」

(伝令が徐軍に向って飛びました。)
【襄陽 城門外】

曹純「へッ…曹軍も舐められたもんだな。」
曹休「方円の陣は奇襲対策および戦力温存のために用いる陣。」
----「…一点に集中的に攻撃を掛ければ穴が開く。」
曹純「そういうこったッ。鉄騎を前面に出して方円に密接、そのまま攻撃を続けよ!!」
【陳】

程c「(曹公、ちょっと…。)」
曹操「(うむ。)」
----「諸侯、申し訳御座らぬが暫し退席いたす。」

(曹操が一時退席しました。)

程c「(あのように申しましては曹公の評判も地に落ちまするぞ。)」
曹操「(むむむ…。)」
程c「(ここは斯く斯くの如くに…。)」

(曹操が入室しました。)

曹操「突然の退席、失礼致した。」
----「張太尉、先ほどのご無礼、まこと申し訳御座らぬ。どうかお赦し願いたい。」
----「吾ながら情けないことに感情を抑えられずにあのような事を申しましたが、」
----「頭を冷やして考えてみれば今は諸侯の団結が第一。」

曹操「録尚書事については姫大将軍の補佐にあたっておられる荀文若殿を推薦いたしたい。」
----「大将軍と文若殿は水魚のごとき交わり、良い協力関係が築けること請け合いで御座る。」
----「姫大将軍も再び権力の占有に走ったと謗られることなく、」
----「信頼する配下に漢朝の宰相職を任せられる。」
----「悪い人事ではないと思われまするが…。」
624秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 00:28:09
>>618
【祝阿・遊撃将軍府】
李儒 「全く、なーんにも返事がなければこちらも手の打ちようが…」
馬鉄 「そりゃ、黙殺されてるんじゃないですか?」
閻行 「もう一度仕掛けてみるのが宜しいでしょうな。」
---- 「どうせ珠はこちらの掌中にあるのですし、」
---- 「曹操が古参の諸侯と合うとも思えませんしね。」
李儒 「面白い、もう一度やってみましょうか。(ニヤリ)」

【東平陵】
密偵 「最近、この手の仕事がヤケに多い気がする…」
---- 「全く、ちゃんと読んでるのかよぉ?」

<密書>
先ほどの書状の返事、張通殿は心待ちにしておりまする。
早く親族が手に手を取り合って天下の安寧に尽くす日が来るのが我らの望み。
良い返事を切にお待ち申し上げております。

                                 李儒

(張さん、細かいのは>>506見てねーw)
625長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/20(月) 00:53:55
【襄陽・城内】
高順「去ったか……よし、王国殿を手引きしろ」
----「とりあえず、占拠は出来た。旗を掲げよ」

張遼「弱りましたね……貴方たち力ずくでも取り返す気でしょう」
----「こちらとしては、襄陽から貴方たちが退去していただきたい」
----「うちの大将、こういった約束は守るお方で」

【襄陽・城門前】
徐忠「なかなかだな。槍、貸せ」
従者「承知」
徐忠「ここだけ、空白が出来ている」
----「一騎討ちの邪魔は、入らぬか……」
----「よし、仕切りなおしッ!」

徐庶「何ですと?とんだ援軍ですね」
----「しかし、馬上からの援軍要請とは無礼千万!」
----「我らは我らの計算で、戦を行っております故」
----「自らに掛かる火の粉くらい、自らお払いなされ!」
----「まあ、我らの行動が貴方たちを救うかもしれませんがな」

*徐庶隊は鋒矢の陣で、曹操軍分断を図る。
626秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 01:06:09
>>625
【荊州・襄陽野戦場】
伝令 「何と…、そのお言葉、我が将に必ずお伝えいたしますぞッ!!」

伝令 「自らの火の粉は自ら払えとの事ッ!!」
胡軫 「フン、あのクズめ…」
---- 「よし、撤退じゃ、撤退ッ!!」
---- 「敵の追って来ぬところまで退けぃッ!!」

(胡軫軍は潰走し始めました)
【襄陽 城内】

??「徐江の遺骸を無事に取り戻したいのであろう。ここは穏便に陣に退かぬか。」
----「(おい。)」
??「(わかった。俺が陳に向かおう。)」

(隠密の一人が陳に向かいました。)

??「張遼よ、汝にとっても徐氏の棟梁の存在は重いはず。」
----「そして、徐江の遺骸返還の交渉が行える場なぞここを除けば後には無いぞ。」
----「よく考えよ、武人。」
----「吾らを信じてここは退きたまえ。吾らにとっても楽将軍は惜しい。信義を損ないはせぬ。」


【襄陽 城門前】

夏侯惇「(貴様ら…構えとけよ…)」
??--「(はっ。)」

夏侯惇「いくぞッ、はぁッ!!」
------「これは受けられるかッ。」
(夏侯惇は大振りに斬撃を繰り返しています。)

曹純「へっ、その大軍で俺らの小勢を分断するのは難しいだろうなぁ!!」
----「大軍が執るべき陣法も知らねぇとは、こいつらやっぱりバカだッ。」
薛悌「……工兵、今ですッ。吾が軍の中核に迫る徐軍の先鋒に連弩一斉射撃ッ。」
曹純「先鋒鉄騎は左に小回りして先鋒をひき包めッ。」
----「次鋒虎豹騎、一旦下がった後に突進ッ。」
----「徐軍の先鋒を崩し次第敵中で東進、吾らの工兵側に少数の兵を残すように分断するッ。」
628秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 01:16:20
>>573
【洛陽・宮廷】
何太后「ああん? オメー何モンだぁ?」
劉弁 「はは母上…例の皇太子とか言うのとその母親だと…」
何太后「ぁ?」
劉弁 「ちょwwwwwなんでキレて…」
何太后「アタシが見てないうちにガキまで作って…」
---- 「オメーみたいなバカ息子はこうだッ!!(ゴスッ)」
何太后「鴻とか言ったねアンタ。」
---- 「そこのブサイクなババアによーく言っときなッ!!」
---- 「アタシに生意気な口利いたら文約に命じてぶっ殺すからね!!(怒)」
劉弁 「ははうえー、ごご誤解…」
629長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/20(月) 01:41:30
【荊州・城内】
張遼「分かった。樊城まで退こう」
----「ただし、楽将軍の身柄は我らが預かりおく」

高順「退避……か。やむなし、樊城まで退く」
----「王国殿は如何するか知らぬがな」
----「多分、襄陽には残ると思うが……」

【襄陽・城門前】
徐忠「無理ッ、今日はこれまで。試合は預けおくッ!」
----「総員、樊城に退け。好機は幾らでもある……ってね」

徐庶「連弩、確かに強力ですね。でも、こっちも弩兵のプロですよ」
----「竹装束を前に、矢を防ぎます」
----「一気に駆け抜けて、樊城前に移動」
----「敵の侵入は防ぎたい。我らは樊城前で待機だ」
630長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/20(月) 01:52:22
>>628
【洛陽・宮廷】
劉鴻「痛いッ……!」
----「(よくも殴ったな……御父様にも殴られたこと無いのに……)」
----「(糞……っ、でもここは我慢だ……)」
良姫「何よ、私がそんなに崇様を誑かしたっていうの!?」
----「もう、失礼しちゃう!」
----「それに信じられない、今まで黙ってたけど……もーう、許せない」
----「第一に化粧が濃すぎ、第二に言葉遣いが悪すぎ、第三に私はまだ20代、貴女の方がよっぽど老けてる」
----「出生の卑しさからのコンプレックスかしら♪」
----「まあ、いいけど。文約小父様に殺されるとしても……」
----「先に自分で死にます。鴻ちゃん、戻りましょ!」
劉鴻「……母様ッ!」
----「母様、僕より短気みたいですね」
----「それでは、陛下。私はこれで失礼します(汗」
----「(お互い、母を持つと大変ですね……)」
【襄陽 城門前】

夏侯惇「はー、はー、はー、…。」
曹純--「へへ、叔父貴。なかなか情けないじゃねぇか!!」
夏侯惇「黙れッ!…両目があればあんな敵なんかなぁ!!」
薛悌--「…お止めなさい、見苦しい。ところで敵軍は如何なさいますか?」
夏侯惇「あー、こっちもかなりの被害を受けた。追撃なんざ出来ねぇだろッ。」
曹真--「では…」
李整--「城の復興と王国の撃退、そして…」
李典--「呉将とできる限り方策を練り、敵の攻勢第二波を受け止められるようにしておくこと。」
夏侯惇「それしかないってか。…まぁ呉軍の援軍も近づいてるらしいしな。」
------「結局はなるようになるってこった。」

夏侯惇「おーい、伯言どのー。陸伯言どのー?」


《曹操軍》

目的:襄陽死守

主将:夏侯惇
軍師:薛悌
随行:曹純、曹休、曹真、李整、李典

歩  兵:4500
鉄甲騎:13000
虎豹騎:13000
工  兵:1200
元  戎:1500
632王国 ◆zpVv1tu6VY :2006/11/20(月) 02:26:02
>>615
【襄陽・城内】
王国「手引きで入城したはいいのが」
雅丹「変でちゅね。徐軍が見当たりまちぇんよ」
王国「ともかく、城を守るぞ」

【襄陽・正門付近】
越吉「=刀縺焉ヘ@煤I(な、油だと!)」
副将「王国殿が、城を占拠したようです。退きましょう」
越吉「∇∃∩∴∝⊆@!(これより転進!)」

<<王国軍>>
目標:襄陽防衛
大将:王国、参謀:越吉、将軍:徹利吉、越吉

【襄陽入城】
鉄戦車:15000
鉄騎兵:8000
軽騎兵:30000
633秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 02:39:49
>>630
【洛陽・宮廷】
何太后「ぁ?」
---- 「聞いたらオメー、確か張角の娘だか何だかだって話じゃねーか?」
---- 「罪人の一族の分際でこのアタシに意見しようとはいい度胸だな小娘がぁッ!!」
劉弁 「ちょwwwwwwwww」
何太后「あ、勝手に帰ってんじゃねーよブサイクがぁ!!(汗)」
---- 「ところで崇って誰だオイ?」
劉弁 「あ、どどどどうもちち朕の弟らららしい…」
何太后「ぁ? そんな奴聞いたこともねーや。」
---- 「どうせ下女の子だろ?」
---- 「あの男のスケベにはアタシが呆れた位だからなぁ…。(苦笑)」
劉弁 「ま、まあ長沙王、はは励めよ!」

【荊州・襄陽付近・胡軫宿営地】
胡軫 「クソッ、このままじゃ俺が出世できやしねぇ。」
---- 「誰か蹴落としてでも…。」
---- 「・・・そうか!!(ニヤリ)」
634秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 03:09:51
>>
【荊州・襄陽付近・胡軫宿営地】
胡軫 「いいかオメェら、敵も結構痛手を受けてるはずだ。」
---- 「こういう時は…(ヒソヒソ)」
兵士A「へ、へぇ…。上手く行くんですかい?」
胡軫 「楽進もやられて負け戦なんだ、長く留まっている道理はねぇだろ。」
兵士B「ホントかよ…。」

【荊州城内・曹操軍宿営地】
兵士A「たた、大変だぁ!!!」
---- 「涼州の援軍が20万で押し寄せてくるってよぉ!!」
兵士B「ほ、ホントか?(汗)」
---- 「なあオイ、敵が来たらどうなるんだ?」
兵士A「涼州兵は馬騰を筆頭に略奪好きばかりだからみんなぶっ殺されて身包み剥れるって話だぜ!!」
兵士B「た、大変だな…。(汗)」
---- 「なぁお前ら、こんな所にいたら死ぬぞ?」

(荊州城内で悪い噂が流れています)
【襄陽付近 魏軍駐屯地】

李典「…そうだとすればここに長く留まるは無意味。」
----「早々に撤退することを進言いたします。」
曹純「だがよ、楽進殿は捕縛され、陸遜殿は部隊を失ったんだぜ。」
----「残る俺らが襄陽を死守するのが当然の流れってもんだろ?」
曹休「俺もその案に賛成だ。まだ3万以上の兵がいる、ここで王国を撃破して襄陽に籠れば」
----「たとえ馬騰や韓遂なんぞが20万で押し寄せてきても籠城で凌げる。」
----「その間に呉の援軍が到来すれば勝利とて夢ではなかろう?」
李典「それは分かっておりますが、市街戦で鉄車を相手にするは分が悪い。」
----「よろしいか。何も完全に撤退するという訳ではないのです。」
----「ここで一旦退いておき、この場所で…(ゴニョゴニョ)」
薛悌「ならばここも斯くの如きになさるのがよいでしょう。」

夏侯惇「よし、それに乗ったぜッ。」
------「王国から目を離すんじゃないぞ!!」
【襄陽 城内】

(ザッザッザッザッザッ…)

《弐組》
??「(王国軍が入城して参ったな。…官吏の真似事もこれで潮時ぞ。)」
----「(これからは壱組と連動して裏で動いていく。)」
??「(コクリ。)」
??「(我々はここに伏せる。)」
----「(烽火は壱組の担当ゆえ、上がり次第斯くの如きに致せ…(ゴニョ))」
??「(コクリ。)」
??「(よし、散れッ。)」

(サッ)

《壱組》
??「(王国の鉄車は此処に配備しており…また兵の配置は…)」
----「(…ところで参組はどうしておる。)」
??「(徐兵に紛れたままゆえ、今は樊城と思われる。)」
----「(死んでいなければ有利な状況だが、楽進殿の身柄を拘束されておるゆえ動けまい。)」
??「(うむ。動くとすれば交渉の終わった後であろう。)」
??「(…! 人が来るぞ。)」
??「(コクリ。)」

(サッ)
637姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/20(月) 10:54:24
>>572
【司州 虎牢関】
姫文豹「なるほど。さすが武春と法正じゃ」
荀攸「この条件飲みましょう」
----「陳におわす殿下のお立場が怪しくなって参りました」
----「20万もの兵は外征するのはよろしくないでしょう」
姫文豹「陳准!」
陳准「は!」
姫文豹「そなたに60000を預ける。陳留に向かえ」
姫文豹「残りは真っ直ぐ陳都へ!」

姫文豹「武春殿へ返書を!」

《返書》
司州での狩り、とても楽しませてもらった。
我が軍は全軍司州から引き上げる。
次見合うときは万全の体制で立ち向かう所存ですぞ。
最後に、韓遂殿にお伝えしていただきたいのだが。
劉鴻殿を我に引き渡してもらいたい。
それが出来なければ、そちらの判断に任せる、と。
【兗州 陳留】

物見「閣下、急報で御座るッ。梁軍…およそ数万が城外に至っておりますが!」
荀爽「何だと?司州の軍は洛陽への楔のはず。」
----「なぜみすみす占領地を手放されるというのか?」
劉政「ふうむ…。」
639劉政 ◆TRICKY.Eys :2006/11/20(月) 16:33:08
【陳留 城壁】

劉政「梁軍を率いておるのは誰か!」
----「洛陽を攻略すべく出征した義の兵を、なぜ今になって撤兵させるッ。」
----「凱旋には些か早いように見受けられるぞ!!」
----「わずかでも喉元の刃を逸らさんとする武春の計略に乗り、」
----「みすみす漢の大義を失ってはならぬッ。」
----「陳留に敵襲の報は無く、今大兵を置く戦略的価値は無いッ。」

劉政「だがその意図を確かめておこう。」
----「此度の撤兵、如何なる所見によるものか!?」
>>619
【陳・丞相府】
楽殻「中々いい案なのですが、その提案は私は受けられません。
   現在、揚州は孫呉と睨み合いになり、更に戦乱の深まる荊州にも睨みを効かせなければいけない状況。
   そんな時に現地から遠く離れた所で指揮を執っても思うような効果は上がりません。
   ですから私は都には留まらず、揚州へ帰ることにします」

>>631
【襄陽・城外】
陸遜「……おかしい。敵が追ってこない」
兵士「副隊長!」
陸遜「今は隊長代理だっ!」
兵士「は……はぁ。王国軍は襄陽に入場!兵を率いて守りを固めています!
   騎馬隊は退却、歩兵隊は指揮が壊滅して普通の町民に戻った模様です!」
陸遜「何……ッ?!その他の軍はどうした!」
兵士「徐忠軍は全軍、隊長を連れて樊城まで後退しました。
   韓軍のほうは一度は退いたものの、20万の援軍が押し寄せてくるとの噂が流れています」
陸遜「ふぅむ……困りましたね」
兵士「あと、曹軍の夏侯惇殿が呼んでいます」
陸遜「……いや……それ、一番先に言いなさいよ……」

>>631
陸遜「陸伯言、ただいま到着いたしました。遅れてしまい申し訳ありません」

(曹さんどうぞー)
641長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/20(月) 23:22:23
【荊州・樊城】
張遼「殿、お耳にいれたき儀が御座います」
----「敵方の隠密が某に接触いたしました」
----「さすれば、御味方の中にも混じっておりましょう」
徐庶「機密漏洩は許されませんよ」
----「ここはひとつ、炙り出してみましょうか」
徐忠「出来るのか?」
----「……そうか、越を使えば出来そうだな」
徐庶「“真実の水”ですね」
----「その昔、大賢良師が人々の病気の治癒に使ったといわれる水です」
閻圃「元々、太平道というものは慈善組織」
----「真実の水は、いわば自白罪。嘘を付いているのなら全て喋ってしまう」
----「今までの罪を懺悔し、精神的な治療も行っていた」
徐越「準備は出来ているよ。炙り出しだね」
----「この水、効果は絶大だよ。何ていったって、妖術だからね」
徐忠「故に、我らが皇族を誑かした……と、言われるのだな(苦笑」
----「全く、なんと言えばよいのやら……」

*隠密の炙り出しを開始!
642秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/20(月) 23:41:51
>>641
【荊州・襄陽城内】
胡軫 「フハハ、俺様の鬼謀を持ってすれば城の一つや二つぐらい楽勝じゃッ!!」
校尉 「(いや、それってたまたまじゃ…?)」
胡軫 「ぁ?」
---- 「何か言いたそうな面だな。何だ、言ってみろ。」
校尉 「いや、そんな…別に…」
胡軫 「ぁ?」
---- 「オメー、戦闘に入る前からいちいち生意気なんだよぉ!!」
---- 「こうなりてぇのか?」
敵捕虜「ヒィッ、い、命だけはお助けを…!!」
胡軫 「テメエが死ぬのはこのクズがアホなせいだ。」
---- 「まあ、俺様に楯突くなんざぁ10年早いんだがなぁ…。」
---- 「死ねやッ!!(ザクッ)」
敵捕虜「ギャッ!!(ゴロン)」
胡軫 「つまんねー、飽きた…。」
---- 「俺は軍議にでも行って来るから、お前らは待ってろ。」
校尉 「ちょっと…」
---- 「先ほどの戦闘で歩騎共に4割は討たれているのですぞ!?」
---- 「のうのうと今更軍議など…」
胡軫 「うるせぇッ!!」
---- 「大将さえ斬れば後はどうにでもなるだろうがこの阿呆が!!」

【荊州・樊城】
胡軫 「秦王の名代で参ったッ!!」
---- 「直ちに開門せよッ!!」
>>640
【陳 丞相府】

曹操「左様で御座るか…」
----「まぁ、咄嗟の戯言と聞き流してくだされ。」
----「突然の提案は不躾であったかもしれぬ。」

隠密「(殿。)」
曹操「(如何いたした。)」
隠密「(実は斯く斯くの事情があり、楽進殿と徐賊の遺骸を…)」
曹操「(フン、安い御用だ。尚書台に保管してあるから好きに持って行け。)」
隠密「(承知。)」


【襄陽 城外】

夏侯惇「よぉー、貴殿が陸遜殿か。」
------「ったく、俺らも呉軍も思ったより被害が大きいな。」
------「ウチの軍師に考えがあるってんで、俺らは一旦襄陽から離れる。」
------「なぁに帰るわけじゃない、敵を打ち破るための策なんだとよ。」
------「すぐに戻るからそれまで軍を纏めて頑張っててくれや。」
------「あ、そうだ。襄陽城内に侍中府の隠密がいるはずだから、」
------「ソイツらに呉軍に協力するよう伝えておくぜ。」
------「それじゃ、賊を追い出した後で襄陽でまた会おうぜッ。」
>>641
【荊州 樊城】

隠密「曹魏侯の使者である!」
----「陳より先に断罪した徐江の骸を持参致したッ。」
----「捕縛されている楽将軍を解放せよッ。」
>>643
陸遜「そうですか……。こちらの兵力は僅か1万ですが、尽力してみます。
   それでは、夏侯将軍もお元気で!
   ……あーあ、何か面倒くさい事になっちまったよ全く……(ブツブツ」
兵士「隊長代理……陣の場所はどうしますか?」
陸遜「ああ、それならもう決めてありますとも。湿地帯を挟んで向こう側です」
兵士「結構遠いですね……。いいんですか、あそこで?」
陸遜「いいのいいの。守るために敷くんですから」

【荊州・長江】
蔣欽 「お、あれが襄陽か。よーし、野郎共、上陸準備だっ!」
厳白虎「……な、なあ。本当に陸上で戦うのか?」
蔣欽 「ったりめーだろ?相手は陸上にいるんだから……ん?あいつ等……進将軍の騎馬隊じゃねぇか!
    おい、お前ら!寄せろ寄せろ!」

(騎馬隊、収容中)

蔣欽 「……つまりなんだ。進将軍が捕まって襄陽も落ちたと」
騎兵 「すいません……すいません……!」
厳白虎「いやいいよお前らは悪くないうんあの楽進殿が一騎打ちで敗れるとか勝てるわけがないから
    大体あの人うちの軍で最高の武芸者だろなんでこんなにあっさり捕らえられてるんだ連邦のMSは化物か
    なあ蔣欽さん早く帰ろうワシ怖くて涙が出ちゃいそうだからねえ帰ろうよもう」
蔣欽 「とりあえず白虎のおっちゃんは全力で落ち着け。……で、1万が残って奮戦中と」
騎兵 「はい。陸遜副隊長が頑張っています」
蔣欽 「なら、決まりだな。全速前進!襄陽、再び取り返す!」

(楽水軍、襄陽に接近中)
646長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/21(火) 00:49:00
【荊州・樊城】
徐忠「分かりました。楽進殿は解放いたします」
----「それに、貴方たちの隠密もお返ししますよ」
----「それじゃあ、遺骸。貰いますね」

(作業が終わると、頑なに城門を閉じる)

徐庶「胡軫が来たようですぞ、何でも秦王の名代かと(ボソッ」
----「しかし、何故あのような……」
霍峻「秦王のお気が知れませぬ……」
----「死に兵になさるおつもりかどうかは、分かりませぬが」
徐忠「ともかくだ……追い返したいところだが」
----「軍議を行う気だから、入れておいてやれ。軍議を始めるぞ」
----「それと、この手紙を秦王に……(ボソッ」
伝令「はぁ、畏まりました」

【書】
援軍の将・胡軫殿、態度傲岸不遜にて我らの言うことを聞かず。
あまつさえ、徒に戦闘を繰り返し謀の妨げになり候。
戦えば、拙い兵法にて我らの足を引っ張り候。
眼に余る、行為ゆえ秦王閣下に報告致し候。     徐忠

徐忠「これはよく参られた、胡軫殿。ささ、そこへお掛けくださりませ」
【襄陽 城内】

《王国軍兵舎》
屯長「な、何者だッ!?」
??「(漢帝国侍中府が刺客だ。命が惜しくば斯く斯くの如く動け。)」
屯長「お、脅しなど聞くと思っているのか?」
??「(フン、貴様の妻子風情を手にかけるなぞ、吾らにかかれば安いことだ。)」
屯長「………!」
648秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/21(火) 00:58:21
>>646
【荊州・樊城】
胡軫 「おお、これはお迎え忝い。」
---- 「して、まずは楽進を捕縛し、3万余の捕囚を獲たと聞く。」
---- 「貴殿の采配、お見事でござる。」

(胡軫は周りを見回す…)

胡軫 「はて、轅門に首が架かっておりませんでしたな。」
---- 「…解せぬのう?」
---- 「おお、なるほどなるほど。只今より斬首いたすのですな!!(嬉)」
---- 「では世にも面白き斬首の見世物、見物させていただこうか。」
【荊州 樊城】

??「確かに。…さあ楽将軍。」
----「戦場を一人でお歩きになるは危険で御座る。一度曹軍にお越し願いたい。」
----「然る後に襄陽のお味方の許までお送りいたそう。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【夏侯惇軍陣営】

夏侯惇「おお、楽将軍。虜囚の憂き目に遭われるとは大変で御座ったな。」
------「なァに、貴殿の借りを返すに、曹軍も全力を尽くす所存。」
------「さて、軍営ゆえ大したものは出せませぬが、茶など一杯献じとう御座る!」
------「これより吾が軍は特命にあたるが、将軍は襄陽にお戻りになられるか?」
------「それとも暫くここにいらっしゃるか?」
650姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/21(火) 01:17:27
>>639
【陳留】
陳准「はぁ、某は先鋒の将ゆえ、詳しくは分かりませぬが、」
----「国に政変あり、未だ外征の機にあらず、と判断なさったのでしょう」
----「陳留に用なくば某、許昌に駐屯するよう命があります故、失礼いたしまする」
651武春 ◆N6zt9hfU82 :2006/11/21(火) 01:33:44
【天水】
楊修「ここいらに閻温殿と閻忠殿がおると聞き及んだのじゃが。」
市民「へえ、お二方ならあちらのお屋敷にお住まいでございます。」
楊修「うむ、恩に着るぞ。」
市民「へえ。」

【閻温&閻忠の屋敷】
楊修「ごめんくだされ。」
閻温「はて、どなたですかな?」
楊修「西漢所属扶風王の配下、楊修にござる。」
閻温「その…楊修様がなんの御用で?」
楊修「ほかでもない。閻温殿と閻忠殿を我が軍に迎えたいのじゃ。」
閻温「む?しかし、いきなり言われても、わたしの一存では・・・」
閻忠「これ、なにをしておる。」
閻温「あいや、今楊修殿が参っておってな、仕官のお誘いをと。」
楊修「これはこれは閻忠殿、若き頃の賈ク殿を評価したというウワサを耳にいたしまして。」
閻忠「むう、確かに。しかしなぜそれを?」
楊修「いまや西漢の知恵袋として活躍なされている賈ク殿を、ご幼少の頃からその才を見抜くことはたいしたもの。」
----「ウワサが広まらぬわけがござらぬ。」
閻忠「そこまで・・・」
楊修「仕官していただけるのなら、お二方にはもちろん将軍位を授け、厚遇をお約束いたしましょう。」
閻温「いかがいたそうか?」
閻忠「悪い話ではないようじゃ。このまま平穏に一生を送るのはもったいない。」
閻温「よろこんで仕官いたしまする。」
閻忠「わしもじゃ。」

閻忠&閻温が仕官。

楊修「残るは・・・京兆へと。」
652姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/21(火) 10:11:54
>>616>>617
【豫州 陳】
姫晋「張達殿、録尚書事に私は就けぬ」
----「また文若に任命すれば、彼はすぐさま能力を発揮するだろう」
----「そして名実共に漢朝の臣になる事を心から喜ぶであろう」
----「張達殿、貴殿のお気持ち大変感謝いたす」

(亀レス申し訳。
>>649
【夏侯惇軍陣営】
楽進「ああ、悪いな。色々と手間取らせちまって……。
   せっかくこうして自由の身になったんだ。このまま帰るのも勿体ねぇ。
   部下も襄陽で待ってるだろうしな。俺も襄陽にいくぜ!
   ……ところで、何か俺って交換条件に使われたみたいなんだけど、何と交換されたんだ?
   やっぱ軍の一時撤退とか、停戦とか?……それとも、ひょっとして襄陽?」
654秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/21(火) 23:24:12
>>646
【洛陽・大司馬府】
賈詡 「大将〜、書状きたよ。。。」
韓文約「ふむ…」
孟光 「で、何と?」
韓文約「胡軫は傲岸不遜、戦に負けて足を引っ張っている…と言いたいようじゃな。」
孟光 「ほお、その通りではないですか。」
賈詡 「……。」
---- 「そっか、大将が何したいのか分かったよw」
---- 「でもさ、アイツの始末はどうする訳?」
韓文約「さあな。そんなものは適当でよかろうよ。(苦笑)」
---- 「して、戦果の報告がないな。」
賈詡 「聞いてみようか〜。」

<書状>
以下の事、必ず遵守すべき事

一.直ちに戦果を報告すべし
一.捕縛した将は洛陽に護送すべし
一.敵軍の掃討に努めるべし

                秦王
>>653
【夏侯惇軍陣営】

夏侯惇「ん? ぁあ、徐江の骸を返還せよと言われてな!」
------「んでよ、折衝を受け入れた理由は二つある。」
------「第一に、貴殿の命が懸かっておるとあれば背に腹は換えられぬから。」
------「第二に、大軍の徐軍を一時襄陽から引き離すことにあったってわけだ。」

夏侯惇「…ところで貴殿を試させてもらったんだが、襄陽へ戻るとの決断は見事なもんだ。」
------「直ちに呉軍を糾合して襄陽に居座る賊を追い出し、改めて徐軍を討つ意思アリって事だからな。」
------「俺らは暫くここにいて掎角の勢を取るからよ、策が成るのを待っててくれや。」
【襄陽 城内】

《農民居住地》
隠密「(ここの長者は貴様だな?)」
長者「そうだが、君は誰だね。」
隠密「(裏の者だ。長者であるからには交渉の経験はあるだろうが…)」
長者「あぁ、侠か何かな。して、何の交渉だ?」
隠密「(漢帝国の変革の波及で資金が一部民衆に還元されるという話がある。)」
----「(俺にとっても貴様にとってもこれに乗るは利益に繋がると思うが…)」
長者「フム…。」
隠密「(ここが漢の行政に準じねば乗り遅れることになるぞ…)」
長者「フム…。」
隠密「(良い変事を期待する。俺と連絡が取りたければ四の辻に来い。)」

(サッ)

隠密「(偽報と見破られねばよいが…)」
>>655
【夏侯惇軍陣営】
楽進「…………ぇ?……あ、はい……遺体……。
   ……じゃ、俺は自陣に戻るわ。後はよろしく……」

【襄陽・楽軍陣内】
陸遜「坂茂木は組んだ!補給線も十分!後は数の問題だけだ!」
騎兵「報告!後方から、退却した騎馬隊が戻ってきました!
   しかも、我が軍の水軍が到着しました!」
陸遜「何ィッ?!いやちょっと最高のタイミングできたじゃありませんか!」
蔣欽「おー、何かよく纏まってるじゃないかここ」
陸遜「お初にお目にかかります!現在、楽隊長の代理をしている陸伯言です!
   援軍ありがとうございます!」
蔣欽「いや、そこまで大した事じゃないさ。……で、敵の様子はどうだい?」
陸遜「今のところ出てくる様子は……あ……た、隊長ッ?!」
楽進「…………」
蔣欽「何だ何だ、捕まってたんじゃなかったのか?……にしても元気がないな。どしたー?」
    ∧_∧
   (´・ω・)<俺、死体と同価値なんだって。
  _|つ/(___
/  └-(___/



 <⌒/ヽ-、___
 <__/____/


(陸゚Д゚)蔣゚Д゚)虎゚Д゚)兵゚Д゚)
【夏侯惇軍陣営】

夏侯惇「さァて、策を使い時かね。軍師殿、この陣に吾が軍の竈って幾つある?」
薛悌--「万です。一つにつき兵士3、4人を割り当てているので…。」
夏侯惇「ほう。んじゃここから北上して百里の地点に駐屯だ。」
------「そこでは作る竈を五千に抑え、兵には腰兵糧をつけるように指示するようにッ。」
薛悌--「なるほど、そういう事ですか。(ニヤリ)」

曹純--「それじゃ今から移動しようぜ。」
------「ところで…こんなに整列してたらいけねえなあ。」
------「もう少し後陣を散開させて隙を作るべきだろ?」
夏侯惇「ほぉ〜〜〜、お前兵法もわかってきたな。」
曹純--「って今まで舐めてたのかよ!」
------「アンタよりよっぽど書物読んでるよ!!(涙)」
660姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/22(水) 00:23:43
【豫州 陳】
姫晋「さて楽殻殿。」
----「貴殿の鄭軍侵略を防いだ功績は計り知れなく大きい」
----「私は楽殻殿を呉王に、弟君を然るべき将軍位に就いていただきたいのですが、」
----「諸侯の方々はどう思われますか?」
【豫州 陳】

曹操「然り、尤もな提案で御座ろう。」
----「もとより楽侯は江南の要として王位に鎮座し、賊を睥睨されて然るべき御仁。」
----「また、いま荊州には天道に背きて漢に仇なす残賊が跋扈しておるが、」
----「それを討つ大義を伴うゆえにこの儀は慶事といって差し支え御座らん。」
----「私も遷都の後で天子の名の下に聖勅を戴くべきと愚考して御座る。」

曹操「ところで。」
----「先に説明した戦略の通り、洛陽への出征の方針は執政殿下の率いる新都陳留の皇軍を主体とし、」
----「河南新城と虎牢関前に駐屯している魏梁両軍を先鋒とすることに変わりは無いと考えるが…」
----「われわれも新城の軍には弥々励むべしと命を下しておく所存。」
----「姫晋殿にも滎陽の軍備を強化するよう進言致す。」
662長沙王・劉鴻 ◆VeP9xU.feU :2006/11/22(水) 00:46:46
>>654
【荊州・樊城】
徐忠「あれですか、解放致しました」
----「そもそも、我らは元より楽殻殿らと争う気は御座らなんだ」
----「ただ、我らの体面も御座る。故に、一戦構えただけのこと」
----「それよりも、次の戦について考えねばなりませぬ」
----「敵は知恵者揃い。これは、秦王閣下直々の出陣を仰がねばならぬ事態にも……」
----「ただ、近頃は秦王閣下も負けが続いていますからな……」
徐庶「で、胡軫殿はもしや斬首のみの見物に御座いますかな?」

閻圃「戦果報告の書状ね……」
----「ここは、軍監である私が代筆致します」

一.直ちに戦果を報告すべし
>戦果として襄陽奪還。
>楽進、及びその手勢の捕縛(解放済)
>解放理由としては、故徐江の亡骸の奪還。
一.捕縛した将は洛陽に護送すべし
>次よりの捕縛者は、続々と洛陽に護送致します。
一.敵軍の掃討に努めるべし
>我らは身に掛かる火の粉のみを払います。
>故に此方より打って出ることは、ありませぬ。

敵は襄陽にからくり致しておりました。
故に再び、荊州に戻るでしょう。
敵が次に出でるとき、そのときこそ敵を一気に掃討する好機に御座います。
それまでは、兵力の回復と温存に務めます。     徐忠、代筆・閻圃
663秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/22(水) 01:27:15
>>662
【荊州・樊城】
胡軫 「何ィ?」
---- 「貴様は敵将を捕縛しながら、無為に逃がしてしまったのか!?」
---- 「大王の名代として貴様に命ずる、直ちに楽進を捕縛すべしッ!!」
---- 「そもそも楽殻は朝敵、朝敵を定むるのは貴様ごときではなくて洛陽におわす陛下であるッ!!」
---- 「大王のご出馬を仰ぐ前に、貴様らで楽進捕縛の策を練るのが当然ではないか。」
---- 「全く、話にならんッ!!」
---- 「この一件、大王にご報告申し上げるゆえ覚悟すべし…。」

<書状>
小人徐忠、以下の軍律違反を行いし由、直ちに報告致す

一.楽賊と真剣に戦を行わず、敵と通じし事
一.捕縛した賊将楽進を沙汰なく解放せし事
一.襄陽落城時に得た捕虜を無断で解放せし事

処罰の沙汰を願う               胡軫  
664秦王・大司馬 韓文約 ◆eWiX0abL2Q :2006/11/22(水) 01:28:34
【洛陽・大司馬府】
孟光 「書状が2通参りましたぞ。」
---- 「片方が徐忠、片方が胡軫でございますが…」
韓文約「ふむ、やはりそうか。」
賈詡 「ありゃー。」
---- 「小人の讒言も酷いけど、徐忠のはもっと酷いねぇ。」
---- 「追放した曹操の気持ちが分かるってもんさ。(苦笑)」
韓文約「…許さん、余を虚仮にしおってッ!!(ガタンッ)」
---- 「まず楽進の放免の許しは誰に求めたと言うのだッ!!」
---- 「賊一匹の死体と敵将の身柄を替えるとは言語道断ッ!!」
---- 「しかも『我らは身に掛かる火の粉のみを払います。』だとッ?」
---- 「文和ッ、この書状を持ちし軍使を直ちに斬首いたせッ!!」
賈詡 「はいはい、全くもう。」
---- 「どうせ小人を送り込んで徐忠の忠節を試したんでしょ?」
---- 「このままなら斬首確定だねぇ、まあ身から出た錆なんだけど。(苦笑)」

<書状>
以下の事、直ちに実行致すべし
これは余のみならず陛下よりの厳命である

一.敵将楽進を直ちに捕縛し、斬首致すべし
一.敵軍の掃討を直ちに実行し、襄陽近辺の安全を確保すべし
一.全て胡軫の沙汰に従うべし
  
        秦王
665無名武将@お腹せっぷく:2006/11/22(水) 03:46:42
【豫州 陳】
姫晋「もっともである」
----「我が息子が予の心配をし、策略でもって虎牢関より撤兵いたした」
----「しかし、我が軍の動揺は未だ残ってる故、ここは兵を温存し、我が配下陳准の先鋒の軍40000をケイ陽に駐屯させようと思う」
-----「後詰めに姫衰の30000が陳留を経由してケイ陽に向かう」
----「これ、許昌へ早馬を送れ!」

【穎川 許昌】
伝令「陳准将軍、先鋒隊40000を率い即刻ケイ陽に進軍すべし」
----「占領後は、後の沙汰を待て、とのこと」
陳准「は!」
----「質問なのだが。。。」
伝令「何か」
陳准「これは誰よりの命か?太子様か?」
伝令「なにを言う!姫晋大将軍閣下よりだ!!」
陳准「。。。ななな何ィ〜!???」
----「かしこまった!!見事に任務を遂行いたすとお伝えくだされ」

陳准「一時はどうなるかと思ったが。。。」
----「おぅ!皆の者!姫晋大将軍閣下の命により司州ケイ陽に向かう!!」
兵士「おおお!!!」
----「姫晋様万歳!!!」
666姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/22(水) 03:47:45
大変申し訳ない。。。。
667姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/22(水) 03:55:38
【司州 ケイ陽】
陳准「勝手知ったる道だ。楽に着いたぞ」
----「新城にいる曹軍が虎牢関の横っ腹にいる、これも助けになる」
将校「その通りです」
----「姫衰殿30000も只今陳留にいるそうで、じきにこちらに来るそうです」
陳准「うむ。さすが曹侯と姫晋様じゃ。抜かりがない」

(ケイ陽に再び梁軍出現
(漢字でないのは携帯だから、勘弁w
668無名武将@お腹せっぷく:2006/11/22(水) 07:10:26
はよ書けや
669姫晋 ◆3uIQO01mdA :2006/11/22(水) 16:34:34
【司州 ケイ陽】
姫衰「陳准殿、姫衰30000の兵を連れて参りました」
陳准「おぉ!待っておったぞ!」
----「儂は20000の騎兵で城外に布陣いたす。残りで城の防備を強化をお願いいたす」

【城外】
陳准「お!そなたは15000を預ける」
----「城の西北2里の所に砦と狼煙台を建設し、駐屯せよ」
----「我が隊は西南1里の地点に、布陣じゃ!」
将校「はは!」

【城内】
姫衰「我が隊は、城壁及び堀を2重に作る」
----「城壁はカクカク出来るよう作るのじゃぞ!」

※ケイ陽駐屯軍騎兵40000、歩兵30000
【豫州 陳都】

隠密「(曹公。)」
曹操「(うむ。)」
隠密「(楽将軍は無事に生還なさいました。交渉が実を結びまして御座います。)」
曹操「(ほう。)…クク…ハハハ…おっと、失敬。笑いが止まらのうて…。」
----「(これで頭痛の種が消えた。荊州に放った隠密総勢150名を再び襄陽に集結させよ。)」
----「(漢朝に背きし賊共の縁者を残らず捕縛するのだ。)」
----「(これを壱組の長に渡せ。)」
(曹操は書状をしたためました。)

《書状》
黄賊は身中の蟲にて、討たざればよく正道の改むるところなし。
嘗て劉鴻は降伏に臨みて千戈を襄陽に集結せしむ。之、彼の大いに失するところなり。
宜しく賊将
(─即ち徐一門・馬良・張魯・張遼・宋忠・廖化・管亥・波政・龐季・傅巽・杜夔・
  周倉・霍峻・韓嵩・ケ羲・劉望之・劉先・高順・陳到・閻圃・黄祖・張虎・陳生・鍾羣のことであるが─)
の九族悉く就縛し、之を誅して天下に正道を示すべし。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【襄陽 城内】

隠密「(曹公よりの密命である。)」
隠密「(うむ。なるほど、当の賊将は北上すれど、その家族はまだこの襄陽にいる…。)」
----「(戦場での交渉で緊急に退却させたのだ、一族を顧みる余裕もなかったであろう。)」
----「(王国軍に露見すると厄介だ。着実に一晩につき一家ずつ、夏侯将軍の軍営に連行する…。)」

(サッ)

(隠密は襄陽城内で旧劉鴻軍の将達の家族を拉致しはじめました。)