今、ふと手持ちのとある本を開いたら、孫子でも現地略奪(あくまで敵軍から)を奨励してるようだねぇ。
古代だからしょうがないかもだけど、しょせんはその程度かと一瞬思ってしまった。
敵軍からのみ強奪するわけがないっての。 弱い現地住民の方に矛先がむくに違いないのだから。
敵から奪うんであれば自軍の補給の負担も軽くなるし、
敵は軍を維持するのが困難になるだろうし、悪い事じゃないんじゃない?
まあ推奨してもそう簡単にいかないから焼き討ちやらが一般的になるんだろうけど
兵糧奪えて自軍の物にする余裕あればほとんど戦局決まっちゃってるだろうしなぁ
そりゃきっちり敵軍のみから食料やら物資やらを奪い、付近住民から強制徴発あるいは略奪行為がないのであれば、賞賛できるよね。
ただ、こういう敵地略奪を奨励してしまうと、良識ある司令官とかは、自軍の補給もできうる限り整備し軍を出し、戦時に足りなくなった分を敵の補給路などから奪う、ということもするだろうけど。
好戦的で無能で配慮の足りないおバカ司令官だと、最初から敵地での調達に望みをかけて補給の用意なんてせずに、突撃ー!とか言い出しそう。
奪えるか奪えないか分からないものを初めから当てにする事は出来ないしね
有能な人間ほど採用しなかった方法かも
策として広まってしまえば対応すべく補給を守ろうとするだろうし、
奇策は奇策でしかないのかもね
>>77 ん〜。 だからこそ、
>>74で書いてる「孫子」にそのことが載ってたのがねぇ。
ソース元は学研M文庫から出てる「百戦奇略」。
53「飢戦」にある、「食糧不足は現地で解決せよ」という項。
孫子でいえば作戦篇「食料を敵地に依存すれば、食糧は不足しない」というところだそうで。
真理で、しかも必要悪だろうけど、あんまりおおっぴらにしてはいけないと思った。
現地徴発致し方なし、と言う前提に基づいて考えてみると、
戦闘行為による両軍の被害と、徴発によって生まれる餓死者を比べてみると、
結果的には効率的になってしまうのかもしれない
偽善、独善ではあるけれど、戦争を収めるには手段として優れているのかもしれないね
そもそも孫子の時代とは軍の規模が違う
孫子の兵法は原理原則の応用こそが本文
81 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 01:52:50
保守あげ
軍を食わせられなくなる
→それなら敵から奪えば食わせられるじゃないか?
からきているんだと思われ。
あくまで占領を目的としていない地域に侵略し
敵と戦わず、米を刈ったり、
麦を刈ったりするのが望ましいと言うこと。
84 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 10:00:26
孫子は兵法であって倫理じゃないし
補給なぁ・・・
ナポレオンでもまだ現地調達だしなあ。缶詰はこの時期だっけ?
近代でも南方に腐ったタラ送ったり、砂漠でパスタ茹でたり・・・
古代中国でどこまでできたんだろう?
>>84 現代感覚で、しか想像がわかないからだが、戦争のやりかたから、倫理感覚を切り離すとおれらが巻き添え食うんだから、恐くてしょうがないよ。
と、そういう感じかな。
孫子は倫理書ではなく兵法だ! 倫理は関係ない、書いてることが正しい!
な〜んて豪語する人間もでてこないとも限らない。
強者には弱者の数倍自制心と良識を持ってもらいたいものだ。
87 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 11:06:58
>>86 それは兵法ではなく使う人間の側の問題だろ?
>>87 そのとおりだよ。 孫子の兵法書は人間のためにある。
時代的に略奪は必要悪だろうが、と上でも書いたけど、いつの時代でも略奪を歓迎するような一般民はいないと思う。
89 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 15:18:21
あくまでも孫子は勝つ為だけの法なのだから。しかもはるか古代の。
現代の倫理観を持ち出して「孫子にはがっかりだ」
というのはちょっと変。
戦争なんて人殺しだろ?
略奪はダメで殺人は良いのか。
頭腐ってるんじゃないのか?
いや、民間人の略奪と戦場の殺し合いは別だろう。
ただ兵法の原点に道徳的な話を持ち出しても仕方ない。
>>91 そこまで達観はできないやな。
ただ、孫子はあくまで敵軍からであって、民間の略奪へまで想像を膨らましたのは自分。
国家同士の戦争は、まだ対等を望めるけど、その矛先が民間へと向かうと、それはただの弱者虐待。
戦争をするやつしたいやつには、まともな判断力を持っててもらいたいもんだ。と、そういう話にしときましょ。
93 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 20:57:23
いや、つうかそんしには戦争はできるだけやめとけって書いてあるじゃん
できるだけ止めてたけどできないだけ戦争勃発しちゃったんだろう
ば
補給路ってやっぱ道の整備も含まれんのかな?
>>96 大きいんじゃない?ローマやペルシアはその辺も含めての道路づくりだろうし。
蜀は・・・。たしか日中戦争でも補給困ってなかったっけ?
部品が来ない米軍機・・・。
98 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/11/16(木) 19:16:01
あげ
孫子の敵地補給て、敵兵の肉をも食えって意味は含まれない?
100 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 08:39:50
それは…どうなんだろう、士気下がりそうなもんだが
中国には人肉食文化があるじゃまいか
102 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 10:45:08
倫理感に問題がありそれへの非難などで多大な被害を受けるようならやるべきではないという結論は出るだろうな。
そうじゃない場合は「はいはい、そうですね悪いことですね。でもやりますよ。他に方法が無いんでね」で終わりだろうな。
>>102 そのほうがいいのかも知れんね。倫理も勘定にいれてこその合理性だと思う。
中国が攻めてくるぞーーーー!!
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カシワモーチ!
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106 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 09:51:48
あげ
補給が切れたら戦えないとは言うが実際切れたらどんな問題が出て来るんだ?
補給路があるって言っても毎日その日の食料が来る訳じゃないだろ?
飯がないとなれば士気崩壊、離散の危機。
雑兵なんて食うために軍隊に入ってるわけだし
上も結構苦労してたんだな
>>107 そりゃ給食じゃあるまいし毎食送られてくるわけでもないだろうけど。
千人いれば毎食千人分、一万人いれば一万食いるわけで、
集積庫を持っている守備側と違って侵攻軍は補給を本国から輸送しなければならない。
その時点で侵攻軍には常に不安要素があるかと。
近代の軍隊と違って輸送は荷車や動物がメインで、大量輸送は端から望めないし。
>>108も言ってるが、毎回命の張り合いしてるのに飯も満足に食えなきゃ誰も仕事しないだろ。
>>107 まず補給路が確保されてる状況ばかりじゃないでしょ
国家機構の整備された正規軍はまだしも、まともな兵站システムの構築も機能も
していない叛乱軍あたりは毎日の食料の確保すらも死活問題だもの
三国時代の様に整備された兵站システムが確立していれば、戦争に先立って
想定される戦場へ到達するまでの安全性や輸送の効率などを計算して補給路を
設定したり、陸路や水路の選別、予め前線の拠点に食料を集積させたり、戦場と
なるであろう地点に比較的近い場所に邸閣を設けてそこへ集積させるなど、
戦術や作戦よりも食料の確保の方が急務
食料が途切れれば、戦闘力・士気の低下に伴って病人の発生や軍規の乱れも
懸念されるし、決戦以前に内部崩壊してしまうものね
一食握り飯3個として、一日二食で6個。
一万の兵に食わせるには一日6万個必要で、
一ヶ月なら180万個も必要。
敵の妨害や事故を考慮するなら一月200万個は欲しいところ。
軍争も大変だなぁ。
>>112 それではあまりにも少なすぎる
漢から三国〜晋代の兵士に支給される食料は、一日あたりで現代の目方で
バラつきはあってもおおよそ7合前後
王朝が福祉政策で生活困窮者などへ支給する食料ですら、現代でいうところの
1gほどはある
副食でも多くの栄養価を得られる現代とは異なり穀物が摂取すべき栄養価の
大部分を賄っているわけで
腹が減っては(ryとは言い得て妙なわけだな
略奪に躍起になっても困るしなあ
米や麦を支給された兵士の行動
1、酒を造り始めるor売って金にして酒を飲む
2、食料は略奪
116 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/01/08(月) 01:42:42
略奪ではない!現地調達である!
>>116 あれは水物であります!
やっとこさ占領したら帝都炎上とか
余裕で勝利したら人稲杉とかなります!
西の果のチビやヒゲも苦労したと聞きます
補給でポカやった奴と言えば誰いたっけ?
やっぱ李厳?政治的なものも絡んでそうだが
夏侯淵はいい仕事するんだっけ
諸葛亮は輸送に木牛を使った。
また半年も遠征先で居座って麦を作っていた。
121 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/01/11(木) 21:50:19
ここ元無双スレでしょ?w
すごい良スレだなww
122 :
無名武将@お腹せっぷく:2007/01/11(木) 22:08:31
名著 嫌日流より
@全国民の90%が国旗を持っている愛国者の国
AIQが世界で最も高い国
B中学生高校生の学力が世界一高く
C世界の有名大学へトップで入学する学生を生む頭脳明晰な国
D文盲率が1%未満の世界唯一の国
E全国民が5歳以前に自国語を学ぶ世界唯一の国家
F文字がない国々に国連が提供する文字はハングル
(アフリカのいくつかの国々ではハングルを用いている)
G大学進学率が世界最高の国
H公共交通機関に老人や弱者優先席がある国
I女性が世界で最もきれいな国
J世界にその類例が珍しい単一民族国家
K働く時間は世界最高、遊ぶ時間は世界最低の世界で最も勤勉な国
L世界で最も根性があるといわれている三大民族ドイツ人、ユダヤ人、日本人を合わせた
以上に根性がある民族の国
Mアメリカも無視できない日本に意見を言える世界唯一の国」
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