【股の竿を】男色大名信玄 三穴目【硬くしおって】

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469無名武将@お腹せっぷく
大坂夏の陣 〜戦後処理@〜

豊臣家の滅亡により、大坂夏の陣は終結。激しい残党狩りが行われ、秀頼の子・国松は捕え
られて処刑された。
天下一の茶人にして数寄者・古田重然に国松を匿おうとした等の嫌疑がかかり、重然が息子
達と掘り違えて果てる等の事件はあったが…。ともあれ、ここに「元和偃武」が成ったので
ある。
秀忠「戦功第一は松平忠明(家康の外孫)ですな」
家康「うむ」
秀忠「忠明は活躍しましたからな。…しかし、大御所(家康)様」
家康「何かな?」
秀忠「日向守(水野勝成)の名が挙がっておりませんが」
家康「う〜む。勝成はな…」


勝成「敵は総崩れだ!城内に突入するぞ!」
兵達「おーっ!!」
勝成「これで戦国の世は終わる!敵の尻を掘りまくる最後の機会だ!よいな!!」
兵達「うおーっ!!」
勝成以下、皆、股槍をギンギンに勃てて猛然と突進を開始した。
大坂兵一「あ、あれ…。『鬼日向』じゃねぇか?」
大坂兵二「ど…どうする?」
大坂兵達には、奈良の戦いでの苦い記憶がある。まともに戦っても勝てる相手ではない。
大坂兵三「何弱気なことを言ってやがる!相手が鬼だろうが何だろうが、こっちが掘るしか
     生きる道はねぇんだぞ!」
大坂兵四「そうだそうだ!それに、あれほどの猛者を掘れりゃ、仕官の道だって開けるかも
     知れんではないか!!」
大坂兵一「そ…それもそうだな!行くぞみんな!!」
大坂兵二「一人じゃだめでも一斉にかかりゃ何とかなるわな!!」
大坂兵三「うぉりゃ〜っ!!」
大坂兵四「やぁ〜っ!!」
同時に四人の兵が勝成に襲い掛かった!!
470無名武将@お腹せっぷく:2006/03/26(日) 00:45:12
大坂夏の陣 〜戦後処理A〜

大坂兵達「いかに鬼日向と言えども四人同時では敵うまい!」
勝成「ふふ…甘いな」
そう言うや、勝成自慢の漆黒の股槍が姿を現した。しかし、槍はそれ一本だけではなかった!

大坂兵達「な…何じゃあれは!?」
勝成「これぞ明智殿(明智光秀)伝来の朱槍!うぬら雑兵ごとき、股槍でなくとも逝かせてくれるわ!」
大坂兵達「そ…そんなもんで逝ってたまるか!やーっ!!」
勝成「喰らえっ!ふんっ!ふんっ!!」
(股槍)めりめりめりっ!!
(朱槍)ぐさっ!!
大坂兵一「アッー!!挿ってくるーっ!!」
大坂兵二「ぎゃあああっ!しっ尻があっ!? 」
勝成「ふんっ!ふんふんっ!!」
大坂兵一「アッ、アッー!!」
大坂兵二「せ、せめて股槍で掘られ・た…ぁんっ」
ドピュッ!ドピュッ!!瞬く間に二人の兵は精を放って息絶えた。勝成は、二本の槍を使って二人同時に逝かせたのである。
勝成「我が性技、思い知ったかっ!!」
大坂兵三「なっ…」
大坂兵四「ひるむなっ!やーっ!!」
勝成「おうっ!何人でもかかって来いっ!!」
大坂兵三「あんっ!!」
大坂兵四「逝くっ!!」
ドピュッ!ドピュッ!!
勝成「何じゃ何じゃ!この程度か!!」
大坂兵五「お…鬼じゃ!ほんまに鬼日向じゃ!!」
471無名武将@お腹せっぷく:2006/03/26(日) 00:46:07
大坂夏の陣 〜戦後処理B〜

乱(交)戦であった。勝成の甲冑も槍も、敵兵の返り精で真っ白に染まったという。

―勝成は、父・忠重に勘当された後、十年以上にわたって西国各地を流浪していた(一時期、黒田
長政に仕えていた時期があるというのは先述のとおり)。虚無僧になったこともあるという。彼の
凄まじい性技は、あるいはこの時期に培われたのかも知れない―

勝成「水野藤十郎勝成、大坂城内一番乗りじゃーっ!!」
一番に股旗竿を立てたのは、水野隊であった。普通なら、戦功第一でもおかしくないところである。

家康「まったく。一軍の将自ら先頭に立って敵の尻を掘りまくるとは。まことに羨ましい…もとい
   怪しからぬことである。勝成には確かに戦功はあるが、このような振る舞いをしていては評
   価はできぬ」
秀忠「(秀頼の尻を掘れなかったことに相当ご立腹のようだな)しかしながら…勝成の戦功はまこと
   に大きゅうございまする。それを全く無視するのもいかがなものかと」
家康「むぅ…。そなたの言う事にも一理ある。よし、こうしよう。勝成には、大和郡山六万石を与え
   ることとする」
秀忠「大和郡山ですか?」
家康「石高倍増だぞ?おかしいか?」
秀忠「いや…その…」

大和郡山は、かつて大和大納言・豊臣秀長によって治められ、大いに栄えたところではあった。
しかし、先の戦いにより荒廃しており、大功を挙げた者を封じる所としては疑問符がつく。

勝成「う〜ん…(大坂兵の股鉄砲のために)イカ臭いなぁ」

秀忠は、ここは勝成を封じるには相応しくないと思ったのであろう。その四年後のことである。