1 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 14:47:24
北方謙三著の三国志はとにかく大人向けでリアルです。
個人的に気に入っているのは以下の内容です。
・張飛がただの酒乱・乱暴者ではないところ。
特に、酒乱はわざとやっている。
・劉備が聖人君子ではないところ。
・孔明が超人ではないところ。
・曹操が悪役ではないところ。
・司馬懿がキモイところ。
・曹操の「鶏肋事件」で楊修を斬った理由が、「自分の考え
を読まれたから」ではなく、「何の献策も出せない楊修含めた
幕僚達のことを「鶏肋」と言ったのに、楊修が勝手に「鶏肋
=漢中」と勘違いして軍の引き揚げ支度を始めたから」
・三顧の礼では孔明は3回とも家に居て、普通に劉備を迎える。
決して「2回も留守」とか「劉備が訪問した時に昼寝」
とかはしていない。
・関羽や張飛や趙雲が単なるヒーローではないところ。
調練で動きの悪い兵を打殺すくらいのことは平気でやるし、
悪代官や謀反した武将の処断のために、彼らに武器を持た
せて「俺に勝ったら命は助けてやる」とか言ったりする
(けど勝てるはずも無く、結局は全員死んでしまう)。
・呂布が丁原や董卓を裏切ったのは、全て妻・瑶のため。
チョウセンなんざ出てこない。
2 :
893:2005/05/28(土) 14:50:20
董香を忘れるな。あと、似たようなスレがあった気がするが・・・
3 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 15:02:05
ごめん・・・「北方謙三」で検索したら出てこなかったので、
作っちゃった。
「北方三国志・第八幕」スレがあったのね・・・
>>1 確かに張飛は酒乱ではないだろう。ある意味劉備よりまともだろう。
でも、上役に諂い下僕に峻烈を極めたために、劉備から、
「君は人を殺し過ぎだ。もっと自重しろ」と戒められたほどだ。
まあ『調練で動きの悪い兵を打殺すくらいのことは平気でやる』ってことか?
逆に関羽は劉備の妻の弟の糜芳や部下の士仁に食糧調達の遅延が理由で
「お前等憶えとけよ!儂がこのことを漢中王に報告するからな!」と
彼等を怒らせたし、孫権の縁談話で呉の使者に侮辱を与えて身の破滅を
迎えたし。上庸の孟達が関羽に援軍を出さなかったのも関羽の傲慢な性格
を嫌ったんだろうな。
上役・同僚に毒気づき下僕を可愛がる素顔の関羽。
5 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 15:39:34
>>4 ちなみに北方解釈では・・・
張飛の『調練で動きの悪い兵を打殺すくらいのことは平気でやる』
は「調練で動きの悪い兵は実際の戦場でどうせ死ぬ。逆に戦場では
自分が死ぬだけでなく周りを巻き添えにする。このような動きの悪
い兵は劉備がものすごく嫌っていて、劉備自ら打殺そうとしてしまう
ので、張飛が代わりに殺すのだ。」
糜芳や士仁は部下や民に対して強く物を言えない欠点があった。例えば
民から取るべき税も取れないし、食料輸送が遅くても部下を叱れない。
税を取り立てなければ軍備が整えられず魏や呉に遅れをとってしまう
し、戦場で戦っている者達のことを考えれば食料輸送の遅れなど許さ
れない。このような認識が糜芳や士仁にはあまりにも無さ過ぎるので、
関羽は怒るのだ。また、孟達は元々裏切りの素地をもった武将で、劉章
から劉備に寝返る時も一番自分を売り込める時期を狙っていた。関羽
の時も同じで関羽が北進して魏が苦しくなる丁度その時を狙って魏と
内通した。
だそうだ。
6 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 15:49:28
久々の良スレ
>>5 因みに正史の張遼も関羽と同じく、気難しく頑固で自尊心が高いとか…。
だから楽進と李典と仲が悪く、楊州刺史の温恢が調停役をやっていたとか…。
まあ『蒼天』の影響もあるけど…。
よく、張遼は関羽みたいに哀れな最期を迎えなかったなと思う。
温恢がいたおかげだろうか??
8 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 16:34:21
>>7 まあ、確かに関羽は張飛や趙雲らに比べると気難しい部分
はあったみたいだね。張遼も元は呂布の武将だったので、
気難しい部分はあったかも?
ただ、関羽はホウ統とは馬が合ったようです。
ホウ統が生きていれば関羽の軍師になる予定だったので、
そうなっていれば関羽もあんな最後を迎えなくて済んだ
かもしれないね。
9 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 16:44:58
一言言わせてもらえば
北方三国志に載ってたことまんま書いてるだけじゃねえか、と
>>8 う〜ん…。北方三国志はそんなに読んでるわけではないから…。
ただ、龐統は蜀にある劉備陣営に欠かせない人材だから、
仮に雒城でたまたま流矢で陣没しなくても荊州に赴任する
可能性は低いのでは?
劉備の構想としては左右に法正と龐統を置き補佐させる予定だったのでは?
もし荊州に赴任させるとしたら諸葛亮かな…。
劉備の入蜀でも、初めから諸葛亮を留守にしてるし…。
たまたま龐統が戦死し、諸葛亮を召し出したのでは?
法正は桁外れの有能だがまだ新参者だし…。
11 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 18:04:20
>>10 北方三国志では「関羽と龐統は馬が合っている」という設定
になっている。これ重要。
関羽自身がほしいと思った軍師は龐統だけであって、法正や
孟達らは張松ほどにも認めなかったとか。まあ、劉備や孔明
が関羽の性格を考えた上での人事だと思う。
そして、「漢中を獲った直後に間を置かずに関羽と龐統が荊州
北部の魏軍を一掃して曹操軍を引き付けておき、その隙に
劉備・孔明・張飛・趙雲らが漢中から出撃して長安を攻略する。」
というのが北方三国志での蜀の戦略で、孔明は漢中から長安に
進撃するために荊州には赴任しなかった。
北方三国志はあくまで小説であって著者の独自の発想があるから、
正史とも演戯とも違った展開です。
12 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/28(土) 18:05:33
君には君の〜夢があり〜
>>11 うん、最後のその点は同意です!
『蒼天』の部分でもあったけど、関羽は若い頃から裏社会と密着関係にあり、
事件で故郷の河東郡を出奔し闇塩か馬商売のルートで劉備と出会って以来、
劉備傘下の任侠社会の重鎮になったのではないかと…。
だから、張遼と同郷の徐晃と親交があったともいえるわけで…。
※
…で晩年に、宛の土豪の侯音や西曹掾の魏諷、または烏丸の単于の骨進らが、
魏に対して謀反を起こしたのも、関羽との繋がりがあったからだと見方もある。
だから、曹操は関羽を畏れ遷都を協議したほどで…。
※烏丸は今まで通説ではツングース系といわれたらしいけど、
最近ではトルコ・モンゴル・イラン系などの諸説もある模様です。
14 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 22:29:04
本スレ第九幕、何とかスレ。
16 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 23:08:56
>>15 え?だから建てに行くんだが・・いらない?w
18 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 23:27:29
いるw
ダメだったorz
駄文以外の何物でもないがこのまま消すの癪だからここに貼ってやるヽ(`д´)ノウワァァン!
あと、749サンの名前勝手に使わせてもらったw
北方三国志・第九幕
不意に、豚が立ち止まった。
どうしたのかと振り返ったとき、豚は前足を上げて棹立ちになった。
「豚」
慌てて、749は豚を追った。豚は沖へ沖へと進んでゆく。
749は叫びながら進んだ。 水をしたたか飲んだ時、自分が泳げない事にようやく気付いた。
――何かが手に触れ、749は必死でそれにしがみついた。握っていたのは、豚の背中だった。
岸の方に向かって、豚は戻る。やがて、足の先が底につき、胸の深さになり、腹のあたりになった。
豚は、じっとしていた。
「そうか、前スレが埋まったのか。」豚は動かない。
「英雄だった。お前が豚の中の英雄であるように、前スレは三戦板の中の英雄だった」
749は、波の音と自分の腹の音を、一緒に聞いていた。
20 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 23:47:09
確かに749は八幕のスターだったけど。
どーでもいいから、第九幕立ててくれよ。
このスレを再利用に再利用する。
それが孫家の戦だ。
虎痴よ、腹が減ってしかたがないぞ
ソープ行け
そして、女の汚い所を全部見て来い
26 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/06(月) 19:58:09
このスレは、どうなるのだ。
28 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/07(火) 23:20:22
>>27 お前が長となり、育んでいくしかない。
人に頼ってはならぬ。
では、さらばだ。
虎痴よ、餓死しそうだ
31 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/17(金) 00:42:54
絶影「ブヒヒヒヒヒーーーン!」
赤兎「ふっ」
32 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/17(金) 00:44:38
_,,..,,,,_
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