五所川原、金木、市浦の三市町村が三月二十八日に合併して誕生する新五所川原市の市長選に、
金木町嘉瀬の会社役員、三上誠三氏(55)が十二日、立候補を表明した。今月末ごろにも正式に記者会見するという。
同市長選には既に五所川原市長の成田守氏(70)が出馬表明しており、一騎打ちとなる可能性が出てきた。
三上氏は本紙の取材に対し、「成田市長に対する対抗馬擁立の動きが鈍いのを見て、自分が出るしかないと思った」
と出馬を決めた動機を語った。また、立候補に当たっては「羽柴秀吉」の名で届け出る意向を示し、
「行財政改革を断行する一方で、五所川原を観光の街として売り出す。教育や福祉にも力を入れる」との政策を発表した。
三上氏は金木町出身。一九九〇年の金木町長選をはじめ、これまでに東京都知事選、大阪府知事選、
衆院選、参院選、長野県知事選、大阪市長選に立候補し、いずれも落選している。
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