元亀元年 九月十二日
きょうからぼくはこの日記をかいていくことにする
三日ぼうずにならないようにがんばるぞ
2 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 12:43
2der
終了
元亀元年 九月十二日
きょうは、とのの、おともでたかがりにいきました
たのしかったですけど すこしつかれました
良スレ期待
元亀元年 九月十二日
きょうは、とのの、おともでたかがりにいきました
たのしかったですけど すこしつかれました
終了
8 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 17:08
元亀元年 九月十三日
寺で走りまわっていたらぼうずにおこられた。むかつく!!!!!
9 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 17:09
元亀元年九月十四日
きょうは、おにいちゃんが寺にきてくれた!
いっしょにあそんでくれた。うれしかった
元亀元年九月十五日
ぼうずにつかまえられて、おしりに変なものをぬられた。
そのあとおしりになにかがはいってきたちょうきもちよかった
12 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 18:44
佐吉タソ(;´д`)シメツケガイイヨ ハァハァ
元亀元年九月十六日
ぼくのしんゆうの大谷くんがあそびにきた
大谷くんはとってもかっこよくって、おんなのこにもてるんだ
うらやましいなあ
元亀元年九月十七日
大谷くんが寺にとまることになった
けっこううれしいかも!
元亀元年九月十八日
大谷くんとあそびまくった
鬼ごっことかやったたのしかった
元亀元年九月十九日
大谷くんとあそんでいたらぼうずがきて大谷くんをさらっていった
どうしよう
17 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 20:04
元亀元年九月二十三日
大谷くんが帰ってきた
おしりがいたいとかいって泣いてた
大谷くんかわいそう・・・
元亀元年九月二十六日
あしたはぼうずをぶっころしにいく!!!!
大谷くんのうらみだ!!!!
元亀元年九月二十七日
ぼうずを寺の裏で待ち伏せした
大谷君とぼうずを大きな木に縛った
ぼうずはもうしないって泣いていた
元亀元年九月二十八日
木に縛ったままのぼうずをみにいった
きもちよさそうにねてた
むかついたのでかおに土をなげたらおきてあばれだした
だけど縛られているのでうごけない
この日記は斬首される日まで続くのか?
キリのいいところで飛ばしてもいいんじゃないか
日記なんだからしょうがない
元亀元年十月四日
ぼうずを木にしばりつけてから一週間たった
生きてるかみにいったら、なんとか生きてた
元亀元年十月五日
また見にいったけどまだ生きてた
大谷君はやばいよって言ってた
だけど僕はだいじょうぶだと思ってほっといた
元亀元年十月十一日
こっそり寺をぬけ出して、大谷くんと城下町へ出かけた
そしたらなんか目が青くてでかい人がいた!!
こわかったけど、何もしてこなかった
元亀元年十月十四日
ひさびさにぼうずを見にいったら、死んでいた
どうしよう
元亀元年十月十五日
ばれないうちに、寺からにげることにした
したいはかくしておいたけど・・・だいじょうぶかな
大谷くんにはないしょでにげることにする
なぜかって、大谷くんにめいわくかけたくないもん!!!!!
元亀元年 十月十五日
きょうは、とうぼう先で泊まったりょかんで
大谷君といっしょにピンゾロをして遊んだ
大谷君のやつ、やたらとつきまくっていましたが、
きっとさいころにイカサマしているに違いない
くそ、
元亀元年 十月十六日
だけどなんで大谷くんがいるんだろうっておもってたら
大谷くんは、バカヤロー!シンユウじゃねえかっていってだきついてきた
うれしかった
元亀 十月十七日
大谷くんとふたりで、どこに逃げるか話しあった
もう近江にはいられないし・・・
そうだんしまくって、けっきょく西に行くことになった
あしたすぐにでかけるのできょうははやくねることにする
31 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 11:21
大谷くんが業病にかかったのはぼうず殺しの報いだったのか。
32 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 14:39
元亀元年 十月十八日
きょう大谷君がとつぜん、「からだがかゆい」といいだしたので、
持ち出したおかねを使っておいしゃさんに見せたら、薬を塗って
大谷君の顔におおきなほーたいを巻き始めた。
大谷君は「かゆくはなくなったけど、かおがほーたいでむれてかゆい」
といい始めた。
大谷君、だいじょうぶかな?
33 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 14:41
元亀元年 十月二十日
なんだか僕まで、かゆくなってきた。
大谷君はびょうきがあっかしたので、近所のしんりょうじょにあずけて
ぼくはしんせつなおひゃくしょうさんのいえにとめてもらうことになった
おひゃくしょうさんありがとう。
でも、食べるものがそこをついてきちゃった
34 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 14:43
元亀元年 十月二三日
かゆい、か い、おな すいた。
ぼ のかお、だ だんは てきた
い たいぼく どう て
35 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 14:45
元亀元年 十月二三日
かゆい、か ゆ
お たにくん き た
ひど かおだった で こ し
く う
うま かっ です
36 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 14:46
元亀元年 十月二五日
かゆ
うま
元亀元年十一月二日
なんか大谷くんすっかり変わっちゃった
びょうきなのかな?
元亀元年十一月五日
大谷くんの主治医に話を聞いたら
大谷くんの病気は治らないっていいました
どうしよう・・
元亀十一月九日
大谷くん、病気のことはぜんぜん気にしていなかったみたいだけど
ほんとはつらいんじゃないのかな
ぼくにもなにかできることないかな
40 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 17:58
元亀元年 十一月十一日
かゆ
うま
元亀元年 十一月十六日
食べものがぜんぜんないので
大谷くんと山で魚をとりにいってきた
けっこうおいしかった
元亀元年 十一月十九日
今日も山に行った
大谷くんがものすごいはやさでくまみたいに魚をとっていた
ちょっとこわかった
元亀元年 十一月二十日
今日、佐吉の婚約者?のお葉とかいう女に会った。
なんでも親父達が勝手に決めたらしい。
かなり可愛かったので、思わず押し倒そうになった。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/09 18:46
ひそかに応援age
元亀元年 十一月二十一日
あのあとやっぱり押し倒してしまった。
泣いてしまったが刃物を付きつけたらおとなしくなった。
多分、大丈夫、だと、思う。
元亀元年 十一月二十二日
大谷くんとふたりでそうだんして、寺にもどることにした
そもそもわるいのは坊主なんだからころしたっておこられないとおもった
ちと面白いよ、このスレ
元亀元年 十一月二十五日
寺へかえってきた
やっぱりなにかいわれるかも知れないと思ったけど何もいわれなかった
おしょうが老衰で死んだから
元亀 十二月二日
かわりの和尚は一日中へやでおきょうをとなえていたりしていたので、ぼくたちはじゆうにあそぶことができた
元亀十年 十二月六日
ああ、寒い!
ということで、例のお葉で体を暖める事にした。
最近はだいぶ俺に慣れてきた。嬉しい限りだ。
元亀 十二月十日
父上が葉っていう女の子をつれてきた
けっこうかわいかった
なんだかしんぞうがどきどきした
無粋でスマソが、
当時大谷くんのことは平馬と呼んでいたんじゃないかな。
元亀十年 十二月十日
今日、親父殿が佐吉とお葉を会わせていた。
佐吉の顔が赤くなってたのが可愛かったが、
お葉があいつのモノになるのが口惜しい。
元亀十年 十二月十四日
今日、佐吉のいる寺に行った。
お葉への嫉妬の余り、佐吉を押し倒してしまった・・・
お葉の時よりも気持ち良かった・・・
55 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/20 01:38:59
>>50-
>>54 元亀十年って1580年なんだが・・・
てかそれ以前に元亀じゃねえな
57 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/21 10:39:49
元亀元年 十二月二十一日
今日ひさしぶりに大谷君にあった
大谷君は相変わらずだった
元亀ってすぐ終わっただろ
そして元亀元年に大谷とは知り合っていないんじゃないか
豊後出身だとも言われてる訳でね。
>>61 ここでは、幼馴染という説をとったほうが面白いだろ。
>>36 そうかそうか・・・
おかゆ おいしくてよかったねw
元亀元年 十二月二十四日
てらこやでいっしょの増田くんにこくられた
ぼくには大谷君がいるからとことわった
てゆうかきょうはじめてなまえをしった
しょうじきうざい
元亀元年 十二月二十五日
かゆ
うま
元亀元年 十二月二十六日
かき
うま
元亀元年 十二月三十日
さいきん増田君がついてくる
さっきは増田君がぼくのぞうりをなめていた
きもちわるい
だれかたすけけて・・
元亀二年 一月二十六日
さいきんの平馬くんとのわだいは
のぶなが様のけらいの きのした殿のことでもちきりだ
平馬くんは「虎みたいな顔してるにちがいない」っていう
だからこんど見にいってみることにした
平馬くんの話だと おうみのどっかにいるみたいだ
ぼくは熊だとおもう
元亀二年 二月六日
最近、いつも誰かのしせんをかんじる
ちょっとこわい
もしかして増田君?
めす
元亀二年 三月十二日
増田君がいやらしい目をしてぼくをおいかけてきた
ぼくはこわかったけど、なぜかこうふんした
良スレage
73 :
マシタ:04/10/13 03:04:58
元亀二年 三月十三日
ヒヒヒヒヒ
74 :
無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 00:14:28
age
慶応二年 一月十三日
墓の下。
土の中は寒い
76 :
無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 02:13:40
佐吉かわいい
age
車板へ行け
78 :
無名武将@お腹せっぷく:04/10/25 21:48:22
良スレあげ
ホシュ?
80 :
無名武将@お腹せっぷく:04/11/13 01:19:29
元亀二年 三月十四日
はぁはぁはぁ・・・・
とりあえず増田君からはにげてみたけど、どうしようかな・・・
だれかにそうだんしたほうがいいのかな・・・
でもしんぱいかけちゃいけないよね!!(うるっ)
だめだ!おとこのこはないちゃだめだ!(うるっ)
81 :
無名武将@お腹せっぷく:04/11/13 01:37:12
元亀二年 三月十七日
今日は大谷君と会わなかった。
また病気なのかな、とおもっておいしゃさまのところへいってもいなかった。
どうしたんだろう・・・
そういえば増田くんもいなかった。
うれしい。
82 :
無名武将@お腹せっぷく:04/12/02 16:15:02
応援age!!!
83 :
無名武将@お腹せっぷく:04/12/02 16:55:54
元亀二年 三月二七日
市松と虎之助になぐられてにゅういんしてた。
うれしい。
がんばれ!佐吉!陰ながら応援してます!
保守age
86 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/14 00:49:53
元亀二年 三月二八日
市松と虎之助に殴られて入院した増田君をお見舞いに行った。
ぼくまで見舞い先に潜入してた市松に殴られて入院になった。
増田君はおとりだったらしい。
87 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/14 01:26:12
元亀二年 三月二九日
市松と虎之助がいしゃにへんそうして
ぼくのてんてきにおしっこをいれていった
88 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 00:02:31
元亀二年 三月三〇日
きょうも市松と虎之助が病院に来た
となりには変態増田くんもいるし
ぼくのにゅういん生活はじごくのようです
打撲でにゅういんしたのに「いかいよう」というびょうきにまでかかってしまった
もういやです
89 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 00:06:20
元亀二年 三月三〇日
きょうは浅野君がおみまいにこんぺいとうをもってきてくれた。
うれしい。でも食べたらすごい腹痛にみまわれた
どうも毒がはいってたらしい
おそらく市松と虎之助にめいれいされたんだとおもう
このままじゃしんでしまうかもしれない
90 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 00:11:31
佐吉ピンチ!がんばれ佐吉
91 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 00:15:12
市松虎之助クソワロス
元亀二年 四月四日
ある日、急にぱったり市松と虎之助がおとなしくなった。
きのした殿のつまのおねというおばさんがたしなめてくれたそうだ。
うれしいけど、誰も来なくなったのでちょっぴりさびしい。
大谷君も最近みかけないし。
93 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 01:31:54
>>92 大丈夫。君の隣には変態増田くんがいるのだから。
>>93 退院したっつー事で・・・囮のつもりだったらしいし。
95 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 08:36:50
元亀二年 四月十一日
きょう大谷くんがおみまいにきてくれた!
ひさしぶりにみた大谷くん、ぼくより大谷くんのほうが入院したほうがよさそう。
おみまいにフナ寿司をもってきてくれた!
でもぼくは胃の病気だからたべられないよ・・・。
きもちだけでもうれしい!
元亀元年 四月十二日
かゆ
うま
97 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/18 16:36:30
元亀二年 四月二十日
いよいよ明日で退院だ。
なんだかなごりおしいような気もするけど、
また大谷くんと遊ぶ事ができる!
でも市松や虎之助と会うのは嫌だなぁ
98 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/18 19:02:51
良スレ応援
99 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/18 19:07:55
100 :
λ…:05/01/18 19:56:28
100ゲト
101 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/19 00:23:13
元亀二年 四月二十一日
きょうでいよいよ退院だ!ぼうこうされてあたまを強打・・・すとれすによるいかいよう。
ながい入院せいかつだったなぁ!
わわ!って、なんでぼく虎之助にはがいじめにされてるの?!
い、市松その手にもっているのはなに?!とんかち?
ちょっ!やめ
102 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/19 02:24:16
元亀元年 四月二十二日
かゆ
うま
103 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/19 09:03:58
age
105 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/07 16:45:29
元亀二年 四月二十三日
たいいんしてからおかゆにはまる。かゆうま。超かゆうま。
さいしょはぬるくてみずっぽいのをたくさんすする。
つぎはすこしあっためてはんぶんくらいあじわう。
さいごはにつめてすこしだけになったあつあつのをたべる。
かゆうますぎ。もっとみんなにひろめたい。
元亀二年 四月二十四日
おかゆのすばらしさを教えてあげたくて、大谷くんをよぶ。
のぞきこんだ大谷くんのはなみずがなべにはいってしまった。
大谷くんと友だちでいたかったので、だまってぜんぶたべた。
ちょっとしょっぱかった。かゆうま。
おかゆおいしそう…。
いやむしろ平塚。
保守
元亀二年 四月二十五日
なかなおりのしるしだと言って、市松がしんさくのかゆをもってきた。あかかった。市松はのいちご入りだといった。
カラかった。口から火がでた。
虎之助もめずらしいかゆをもってきた。ところどころみどりだった。
ななくさがゆだとかれはいった。ぜんぶたべてから、どうにできるさびだとうちあけられた。
ひっしで口にゆびつっこんでげえげえはいた。そのばん、げりをした。
112 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/10 04:11:42
いじめられっこ佐吉かわいいぜ
ひどいw
114 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/11 22:31:38
元亀二年 四月二十六日
すとれすのせいで、かみの毛がぬけて、かっぱのようなあたまになった。あだ名はかっぱ。
さらにすとれすで、ふきでものがたくさんできた。かゆ、かゆ、かゆい。
もうひとつすとれすで、きせいをはっするようになった。ぎゅえぎょえ。きけけ。ぴゃっほう。
ぼえー。ほんげほんげー。
せんせいに、じゅぎょうのじゃまをするなといわれて立たされた。
>>114 これは取り消してくれ・・・佐吉がかわいそう過ぎる・・・
116 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/11 23:51:29
佐吉、頑張れよ。ストレスためてる時間はないぞ。
117 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/13 00:16:59
元亀二年 四月三〇日
何日か寺でのべんきょうを休んだ。家で寝てたら大谷くんがしんぱいしてまいにちおみまいにきてくれた。
大谷くん、ひとりでさみしいみたいだ。
大谷くんのためにもまたお勉強しにいかなくちゃ!うん!がんばる!負けないゾ!
・・・それと、増田くんもきのうおみまいにきてくれた。でも増田くんの目つきはちょっといやらしいから正直苦手だ。
元亀二年 五月一日
得意のそろばんで長束にかてねえむかつく。
こんどやつのおかゆにマヨネーズまぜたる。さいあくwwww
元亀二年 五月二日
平馬くんとおかゆをたべた
またはなみずが入ってしまったけどだまってたべた
そのあと槍の鍛練がおわった市松と虎之助にぼくのたべてたおかゆをむりやりうばわれた
でもはなみずが入っていることはだまってた
ざまあみろ
元亀二年 五月三日
市松と虎之助にはなみずのことがばれた
また生えはじめたかみの毛がぜんぶぬかれた
毛あながいたくてはらが立つので市松と虎之助のふとんにおかゆを流しこんでやった
121 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/18 22:25:43
元亀二年 五月四日
市松と虎之助がきゅうに前よりもいばっている
おれたちはおとなになったといばりだした。
ふたりにふんどしとはかまを下げられた。
まだ、子どもだなとわらわれた。
どういういみかわからない。
122 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/19 00:32:34
お姉さんが大人にしてあげる
123 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/19 02:53:12
やばいワロタ!!
良スレだwww
124 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/19 04:54:28
今日は何やる、佐吉。
125 :
無名武将@お腹せっぷく:05/03/20 21:31:58
元亀二年 五月五日
こいのぼりの中に虎之助たちが入って、女の子たちを「へびだぞ」といっておそっていた。
なにがおとなだ?こいつらてんで子どもじゃないか。
ぼくならそんなあそびはしない。
そうしたら、
こいのぼりのなかにつめられしばられてほうちされた。
夕ぐれちかく、増田くんがいきをはずませて助けにきてくれた。
うれしいはんめん、すごくいやだった。
増田の優しい心を解ってやってくれ
ギガワロス
元亀二年 五月五日
さいきん、ぼくのへやでよく物がなくなる
また市松と虎之助のしわざかと思って平馬にそうだんしたら増田くんがきゅうに話に入ってきて許せないといってた
案外いいやつだと思った
けどなぜかへやに増田くんの使ってた筆がおちてた
つい記
なくなった笛も、よく探したらあった。
なぜかつば臭くてぬれていた。
なんかきもちわるい。
131 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/25(金) 04:52:03
新しいタイプのショタ物だな
佐吉かわいいよ佐吉
132 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/25(金) 19:03:23
かわいすぎるぜ佐吉
陰ながら応援
佐吉職人さんキボン
元亀二年 五月九日
このところぼくがみんなにおかゆをすすめるせいか、学校でくうぜんのおかゆブームがおきてる
広めようと思いたってからわずかのあいだにこれだけ広められたのはうれしい
平馬や、長束くんや、いやだけど増田くんもブームにのっておかゆを食べてる
でも市松や虎之助は気に入らないみたいで、おかゆ断ちをしているらしい
すとれすがたまっている時はよけいにおかゆを食べたほうがいいのに
そう思ってたらほうかごに市松と虎之助がこのおかゆ野郎めとか言ってぼくにあつあつのおかゆをぶつけてきた
そのせいで頭がやけどしてまたはげがしんこうしてしまった
135 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/26(土) 02:19:58
元亀二年 五月十一日
いまだおかゆブームはけんざいで、学校ではおかゆのわだいでもちきりだ
それでひごろのうっぷんを晴らしに市松に大量のとうがらしを入れたおかゆをすすめた
市松はすごく辛そうだったけどなぐられなかった
そのあとほうかごに、お礼といっておかゆをもらった
見た目はおいしそうでたべたら、なかにねんどがはいっててとてもまずかった
そしてそのあとたくさんなぐられました
元亀二年 五月十二日
増田くんのおかゆの食べ方がすごくきたないと思った
また微妙な嫌悪の表現だなw
>>136 ともかく、生理的に受け付けないんだね。増田君は。
元亀二年 五月十五日
空前のおかゆブームなので、お昼の全員分のおかゆづくりの当番をつくることになった。
おとといは長束くんがおかゆ当番だった。お米と水の割合がちょうどよくて、さすがだとおもった。
昨日は市松が当番だった。よそうどおりぼくのおかゆに石を混ぜてきた。増田くんが食べかけのおかゆをはんぶんくれたのだがなんだか複雑な気分だった。
今日は大谷くんの当番だった。みなえんりょしてあまり食べなかったのでぼくが5にんぶんたべた。
大谷くん、おかゆおいしかったよ!
元亀二年 五月二十日
虎之助に「おまえ、どうせ女しらないだろ。」とばかにされた。
女なんてその辺を歩いているじゃないか。なにをいっているのかわからない。
やっぱり虎之助はアホウだ。
141 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/28(月) 21:31:13
元亀二年 五月二十一日
虎之助と市松が、やたらこかんをかきむしっていた。川にとびこんでちっそくしないかと話していた。
川から上がってもこかんをかいていた。なにかのびょう気らしい。ばちが当たったんだとおもった。
そしたらそのちんちんかいた手で、かおをこすられた。ふたりのばかやろう。
142 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/29(火) 22:11:15
元亀二年五月二十二日
みんなおかゆを食べなくなってきた。
でも僕はブームが去らないように食べ続けている。
平馬君はちゃんと一緒に食べてくれる。うれしいなあ。
増田君は誘っても、
いっつも家で食べてるからって言って、食べてくれない。
増田くんがいなくなってから、
平馬くんが、嘘だ。俺と食べるのがいやなんだって言って泣きだした。
嘘つきはゆるせない。
今夜、増田くんの嘘を暴きに、家に忍び込んでやる。
どうなったんだよ佐吉〜
元亀二年五月二十四日
おととい増田くんの嘘をあばきに増田君の家に忍び込んだけど
そのあとのきおくがない。
きがついたら家で寝ていた。なんでだろう?
それに、なんだかきのう目がさめてからずっとお尻がいたい。
平馬君に相談してもやっぱりわからないらしい。
平馬君のびょうきがうつったのかなあ。
だって、その話を聞いていた市松がみょうにあわれんだ目でこっちをみるんだもの。
いったいぼくはどうなったんだ?
佐吉・・・まさか・・・
スレの最初のほうに坊主に掘られてたのに学習してないな。
大谷君は学習してるみたいだが。
147 :
146:2005/03/31(木) 20:59:16
あ、ごめん、大谷君じゃなくて市松だった。見間違い。
虎之助と市松はジャイアンとスネ夫なんだろうか
149 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/31(木) 21:16:12
元亀二年五月二十五日
まつたけにおそわれるゆめをみた。なんなんだろう?
150 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/03/31(木) 21:40:54
もうだめだ
佐吉から目が離せない・・・
152 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/01(金) 00:02:16
スネオ誰だろ
佐吉
おもしろい
元亀二年五月二十六日
増田君のたいどが、最近でかくなった。
でも、なんだか、さからえない気がする……どうしてだろう……
元亀二年五月二十七日
今日も増田君のたいどがでかかった。ついでにこかんもでかかった。
前までは「佐吉君、ぼくのいえにあそびにおいでよ」なんて言ってたのに
今じゃ「おい佐吉、今日もおれのいえに来いよ。かわいがってやるよ」なんて言ってやがる。
このままじゃいけない!ぼくもがんばらなければ!でもぼく一人じゃ不安だなあ。
そんなわけで今日平馬君と長束君にそうだんしてみた。
そうしたら長束君が話をつけに増田君のいえに行くって言ってた。
長束君ならなんとかしてくれる、とぼくは思う。
それよりかえりに虎之助がぼくにからんできて
「このしゅうどうやろう」って言ってた。なんのことだろう?
でもそれを市松が止めてくれた。
最近市松がみょうにやさしくなった。なんでだろう?
157 :
無名武将@お腹せっぷく:黄初1785/04/01(金) 21:27:54
禿ワロスwwwwww!
男同士の恋模様乙!!
なんで市松は優しくなったんだ?
佐吉×市松&増田説
市松は大長編のジャイアンなんでつ
で、虎之助は連載時のジャイアン
大長編のジャイアンはみんなも知ってるとおり、優しい漢なのだ
佐吉=のび太
平馬=ポケットのないドラえもん
増田=変態
市松=映画版ジャイアン
虎之助=通常ジャイアン
長束=出来杉?
こんな感じかな?
162 :
長束:黄天当立184/04/02(土) 02:23:23
元亀二年五月二十七日
今日、ハゲ佐吉から相談を持ちかけられた。
ハゲ佐吉が言うには「増田君の家に行ってからお尻が痛い」との事だ。
・・・まあ、増田の変態癖は寺子屋の全員が知っている事だし
大方想像はつく・・・が、そんな想像がつく自分が少し情けない。
自分自身なんとなくいい子ぶっている反面「じゃあ僕が明日増田君に話をつけるよ」と
つい言ってしまったのだが、はっきり言って後悔している。
まあ変態増田はハゲ佐吉に興味を持っているから僕の身に危険は無いだろうが・・・。
いざとなったら佐吉を売るか。ハゲがどうなろうと僕に影響は無い。好きにしろ。
ちなみに今日は珍しく市松と虎之助が口論をしていた。ハゲと変態の事らしいが
からかおうとしている虎之助に対し、市松はそれに反対との事だ。
どうも禁断の性域を超えたハゲに関わると「衆道癖が伝染る」と市松は考えているらしい。
しょうがないのでその場は「衆道は伝染らないよ。ヘタすると佐吉になつかれるよ」と言っておいた。
やっぱり市松はバカだ。くたばれ。優しくなったと勘違いしているハゲもバカだ。爆発しろ。
163 :
正家:黄天当立184/04/02(土) 03:05:38
元亀二年五月二十八日
引き受けてしまった手前、嫌だが増田の部屋に入った。
どうもあの変態は外出しているようだ。
…壁に力のこもった字で『佐吉』とだけ書かれた紙が貼ってある…。
私は言いようのない恐怖に駆られ、
思わず部屋を脱出しようと振り向いたその時…
長束の裏キャラわろた
165 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184/04/02(土) 04:44:25
そのとき・・・!そのとき・・・!プチクライマックス
元亀二年五月二十九日
今日、増田くんと長束くんが寺子屋に来なかった。
僕はせきにんを感じて、怖いけど増田くんの家に行く事にした。
怖いから平馬くんも連れて行きたかったけど、 平馬くんにまでめいわくをかけるわけには行かない。
がんばれ佐吉超がんばれ
168 :
正家:黄天当立184年,2005/04/02(土) 17:26:40
元亀二年五月?
あれから何があったのだろう…。
暗い…何も見えない…
禿でも馬鹿でも病気もちでもいい…
誰か助けて…
…お尻が痛い…
169 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/02(土) 17:39:16
優等生長束崩壊・・・
170 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/03(日) 23:03:38
増田が一番槍・・・・
171 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/04(月) 00:05:53
>>162の長束がアンパンマンコピペに見えて仕方ないw
173 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/05(火) 00:17:15
元亀二年五月二十九日
増田くんの家では長束くんが下半しん丸出しだった。
もってきたなんこうを赤くなっているかんぶにぬりつけたら、ひくひくしていた。
なんだろうと思ってのぞきこんだら・・・
ぷうとへをこかれた。
長束くんはばつがわるそうだった。
生へはとてもくさかった。
174 :
無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/05(火) 07:49:56
ageってしまった・・・orz
175 :
無名武将@お腹せっぷく :2005/04/05(火) 08:13:23
元亀二年 四月二十一日
今日退院した。ねねさんが花束をくれた。
木下さまはしぶがきをくれた。
大谷くんはフナ寿司をもってきてくれたし
長束くんはわらじをくれた。
ぼくはいい友達をもったなと思った。
176 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/05(火) 08:30:18
すまん100までしか取得してなかったorz
177 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/05(火) 08:46:27
元亀二年 長束の五月三十日の日記
ちくしょう…なんでこの俺がこんな惨めな目に遭うんだよ
増田め・・・絶対殺してやる
佐吉も俺のケツ見られちまったし生かしとく訳にもいかねェ
くそッ!くそッ!なんでここにはまともな奴が一人もいないんだ!(ぐす
178 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/08(金) 20:59:31
元亀二年 六月一日
寺子屋のこく板に、長束くん大図かいと書いてあった。下のほうには、長束くんのおしりの絵があった。
ぼくの見たのとほとんどいっしょだった。ほくろの位置までいっしょだった。だれが書いたのだろう。
そのひ長束君は休んでいた。増田くんはにやにやしていた。
179 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/08(金) 21:31:05
増田の日記
元亀二年 六月一日
うふふ、これで長束も終わりだわ。あたしと佐吉の仲を乱す奴は地獄に堕ちるがいいわ。
平馬の日記
なんだか皆、なんとなく暗くてしずんでいる
ぼくにできることはなにかないかなあ…
どうしよう
そうだ、
平馬の日記
元亀二年 六月二日
寺子屋の空気がこのところみょうだ
だれかとだれかが喧嘩をしているわけではなく
ぎすぎすしてるわけではないのに おもい
増田くんを見る佐吉と長束さんの目がへんなきもする
……
何かあったのかな
よし、勉強が終わったら、佐吉に はなしを聞いてみよう
ぼくにはなしてくれるかな
183 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/09(土) 12:13:59
スマン、平馬って誰?
元亀二年 六月二日
今日はひさしぶりに寺子屋に大谷くんがきた。
今日はすごくたいちょうがいいらしい
長束くんのことを話たらすごくしんぱいしていた。
けいこがおわったあとふたりで長束くんのいえにおみまいに行った。
長束くんは「しんぱいしてくれてありがとう。明日はいくよ」
と、いっていた。
おみまいにきてくれたお礼にしぶがきをくれた。
おいしかった
でも、なんかさっきからおなかがいたい
他の子ーらは何してるんやろ
一応
佐吉=石田三成
平馬=大谷吉継
市松=福島正則
虎之助=加藤清正
増田=増田長盛
長束=長束正家
188 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/09(土) 19:53:05
いつから大谷くんが平馬になったんだorz
190 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/10(日) 02:11:42
紀ノ介じゃだめなの?<大谷
元亀二年 六月三日
きのう長束くんにもらった柿をたべてからなんか喉がきもちわるい。
きょうは寺子屋に市松がべんきょうしにきた。
ひとつ前にすわられた。せんせいの帳面が市松のせなかでみえなくてあたまに
きた。屁をこかれた。いつかだんがいしてやりたい。
ちょっとだまってた市松がいきなりかんしゃくをおこしてそろばんをぶんなげ
てでていった。はねかえってきたそろばんの玉がかおにあたった。
ばかがうつりそうでとてもいやだった。
今日は大谷くんがやすんでいた。大谷くんのびょうきがはやくなおるといいと
おもった。
ミスったー!市松じゃなく虎之助だべや
193 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/10(日) 14:29:42
元亀二年 1571
市松10歳
虎之助9歳
佐吉11歳
長束??
紀之助12歳
増田27歳orz
194 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/10(日) 14:55:14
増田くんは変態親父だったのか
誰だ増田をメンバーに入れた奴はw
いつぞやは浅野長政もいたぞw
正澄兄さんもいたよ
増田キモスww
佐吉まだ〜?
>>200 シチュ考えるのが存外難しいんだよ。お前も考えてくれ。
三十路ちかくにもなって寺子屋に通うだめにんげん増田w
完璧にエロゲー世界の人間だな増田w
>>193 佐吉、年下にいぢめられてるのかよwww
元亀二年 六月十二日
今日はてらこやのみんなで、だれに仕官したいかを話しあった。
長束くんは「ぼくは丹羽長秀様かな。えりーとはえりーとを知るからね」といった。
しょうじき影がうすいものどうしお似合いだと思った。
大谷くんは「僕は・・・うーん・・・羽柴様かなあ」と言っていた。
でもそのまえにびょうきの大谷くんが仕官できるのだろうか。
いつのまにか話にまざっていた市松と虎之助は自分達で天下を取るといっている。
でも市松や虎之助が天下をとったら僕は今よりいじめられるのかなあ。
ところで、増田君が急にずいぶん老けた。ヒゲがぼうぼうになっている。
そのことを増田君に言ったら「下の毛もぼうぼうだぜ、見せたじゃないか」といった。
なんのことかよくわからないけど、人生でいちばん寒気がはしった。
増田君ワロス。彼はてらこやを何年ダブッてるんだ?
学力不足でダブっているんじゃない。
増田君は基本的には秀才だからね。
あえて寺子屋で少年達(ry
元亀二年 六月三十日
今日、大和までおつかいにいってきました。
すると、とんでもなくいかつい顔をしたおじさんが馬に乗って歩いてきた。
「坊主、こんなところまでおつかいとは感心だな」と褒められた。
恐そうなおじさんだったけど、やさしかった。
こんなおさむらいさんになりたいなとおもった。
そのおっさんって松永弾正or島さんですか!?
左近なのか?
>>206 長束くんが外来語を使っていて「いまふう」な件について
謎のオヤジ(;´Д`)ハァハァ
松永か?松永なのか?!
まつながみたいになっちゃうのかさきち!
私的には島左近との初の邂逅であってほしい
おじさま、ときめく…!
謎のおじさん大人気!!
219 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/13(水) 06:52:21
島左近はこんとき二十代だと思うから松永かも・・・
久秀はこん時で61か。ちなみに左近は31な
みんな急に年令気にしだしたな
よほど増田がショックだったんだな
222 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/13(水) 12:52:57
筒井は?
223 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/13(水) 18:37:43
柳生石舟斎
謎のおじさんは気になる所だけどみんなも話を進めてくれない?
実は信長だったりして
信長が37、石舟斎は42、順慶は22
謎のおじさん、誰なの〜?
足長おじさんは最後まで誰だかわからないのがミソ
元亀二年 七月十日
今日は、旅支度を整えた
明日から、大谷くんといっしょに羽柴さまを見に
出かけることにしたんだ。おうみのどこかにいる、らしい。
ながいたびになるかもしれない。
大谷くんは
「ぼくのからだは大丈夫、だから行こうよ」
と青い顔で言っていた。
青い顔はいつものことだけど、しんぱいだ。
元亀二年 七月十四日
おうみあたりに到着したけどまだ羽柴さまのところまではとおい。
心配どうり大谷くんが倒れた。だからこないほうがいいよってやさしく諭してあげていたのに・・・
そういえば途中でひえいざんっというところで留学していた前田(玄)くんとあった。
生臭かった。
玄以くんも結構な歳だと思うんだが
まえだくんはねんれいふしょうということで
普通に増田より年上・・・
留学してたから学年は一緒だ!
一部、男塾みたいな年齢層ですな
職人さんには悪いが、秀吉ってこのころ木下藤吉郎でないの?
近江はまだ浅井領だと思われ。姉川の戦いとかあった頃かな。戦後なら近江の近くにはいそうだけど。
気になった。ごめんよ。
一回出ちゃった設定(羽柴さまとか、増田くんとか)に
とりあえず準じてみたりしてるんだけど、てきとうすぎるかな?
浅野くんとかもいたし。
浅野くんとかいたのか…。
ここらで登場人物設定を整理してみないか?
あんま深いこと考えるのよさないか?
そもそも虎之助と市松はこの年齢ならもうすでに秀吉のところにいるぞ。
元亀二年 七月十六日
かいどうのとちゅうで倒れた大谷くんといっしょに
道のわきにあったいえのひとのおせわになっている。
大谷くんはなかなかげんきにならない。
ただでおせわになるのもなんなので
薪をわったりしました。
元亀二年 七月十六日
つい記
まきを割ったら割れて顔にとんだ。こぶができた。
馬のせわをしたらうしろ足でけられた。
水をくんだけど、うちにもどるまでに全ぶこぼれた。
畑のざっそう取りしたら、作物までむしってしまった。
家の人は苦笑して、気をつかわなくていいといっていた。
ぼくはどうしてこうドジなんだろう。自分がいやになる。
かわいいよ佐吉。かわいいよ。見守ってあげたいよ。
佐吉、その家は 怪 し い
元亀二年 七月十七日
あれ、何だろう、お尻がヒリヒリする・・・
やはりな…
元亀二年 七月十八日
今日はかぜがつよかった。そのせいか分からないけど
ひるま、大谷君のぐあいがすごく悪くなった。
せきをたくさんしてくるしそうだった。今はおちついてる。
むかしみたいに走ってあそんだりもうできないのかなあ。大谷君はかわいそう。
いえのひとは今日もやさしかった。
元亀二年 七月二十日
大谷くんもげんきになったし、街道のいえをあとにした。
ろくにおれいもできなくてもうしわけなかった。
ふう〜、なんだかからだがいたいけれどきにしないぞ。
きいたうわさによると秀吉さまは
ながはまというところにいるかもしれないらしい。
ようし、行くぞ。今度こそみれますように。
元亀二年七月二十一日
何かこころがおちつかない。あしたはそとにでないほうがいいよとむねのなかで
だれかが言っているようなきがする。そらはきょうもあしたもいいてんき。
市松と虎之助はもうながはまにしゅっぱつした、と長束くんがおしえてくれた。
ゆうごはんのあとかたづけをしていたら、たなのゆのみちゃわんから「かたん」
とおとがした。
元亀二年七月二十五日
きょう長浜のお寺についた。でも木下さまは外出らしい
ということでお寺でゆっくりしていた。
酉の刻のときになんか小さいくせにえらそうなお侍さんがきて
お茶をくれといった。
僕はまだわかしてないから冷たいのをだすと
「おかわりといった。」
まだわかし中のだからぬるいのを出した
また「おかわり」といった。
やっとわいたからあついお茶をだすと
「見どころがある」っていった。
なんでかな
ワロスw
元亀二年七月二十六日
なぜか長浜のお寺でおせわになっている。
大谷くんがちょううれしそうに
「虎みたいじゃなかったけど、かっこうよかった!」
ときのうからうれしそうだ。なんの話か分からない。
「きのうのお侍さまのことだよ。ちょっと猿みたいだった…」
だそうだ。
大谷くんは趣味が悪いなと思った。
このスレ最高w
254 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/18(月) 20:27:22
元亀二年七月二十七日
どうも先日ながはまのおてらにきていた小さなお侍さんが
ぼくのことをきにいっているらしいという話を聞いた。
おちゃをいれてあげただけなのに、なにかかんちがいしたらしい。
ちょっとこわいな。
でも虎之助や、市松もえらいお侍さんのところに仕官したらしいし
ぼくもはやくりっぱなお侍さんになりたいな
この佐吉と大谷くんは無事に成人できるかすごく不安だw
大谷はともかく佐吉は…
ていうか二人ともう…
プリキュア
MAX HEART
大谷の日記
元亀二年七月二十八日
佐吉に仕官のおこえがかかったときいた。
長浜のお寺で出あった猿のような顔をされたお侍さまからだという。
迷っているようだったので
「佐吉のやりたいようにするといいよ」と言った。
佐吉は仕官することを決めたらしい。
すこし羨ましいけれど、よかった。
明日にはもう寺を出て行くという。出世しろよ!
ついに大谷がのっとったか
元亀二年七月二十八日
こわい夢を見た。落ちむしゃの姿で山をさまよっている。はらがへってこまってしまった。
いつのまにか、てきにつかまってしまった。食べ物をせがむと干し柿をよこした。ぼくは干し柿がきらいだといったら、
「これからお前は死ぬのに、ばかな奴」と笑われたところで目が覚めた。
もしかして、仕官してはいけないということだろうか。誰かにそうだんしてみようか。
でも、夢を気にするなんてばかばかしいかもしれない。わすれよう。どうせ夢だ。
佐吉、それは正(ry
30年後の自分の姿というわけか('A`)
なんか虎之助や市松にいぢめられてた頃の
ほうがおもろかった気がする
年号取り払ってサザエさん方式でいったら?
いつまでも佐吉は11歳…
あ、漏れは狸爺や福島加藤にいじめられてる佐吉も見てみたい。
ただそうなると佐吉ではなく「三成」になってしまう罠。
三成になったら「今までの恨みをはらすため」逆に二人をいじめる側にまわらないのか。
手柄を低めに報告したり、恩賞を減らしたりなどと。
そこまでなるのは当分先でわ
270 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 00:27:57
元亀二年七月二十九日
市松と虎之助は木下藤吉郎というおさむらいさんのところへ仕官したらしい。
おいわいを言いに行ったら
「おまえもさむらいになるんだから鍛えないとな」と言われた。
たしかにぼくはけんじゅつがにがてだ。
やつらもたまにはいいこというんだなと思って
「そうだね、市松くんや、虎之助くんみたいに強くなれたらいいな」と
言ってしまったのが悪かった。
すぐにやつらはぼくをおいかけまわし
木下様にもらったという脇差でぼくのおしりをつっついてきた。
多分貰ったばかりの脇差の切れ味をためしたかっただけだとおもう。
尻をつつくと刀の切れ味が分かるのかw
元亀二年八月六日
きょうは「しぎさん」と言うところまでお使いに言った。
とちゅうで、悪魔のような顔をしたおじいさんとであった。
おじいさんは僕の顔を見ていきなり「坊主、とぎをせい」と言って来た。
とぎってなんだろうと思ったけど、とりあえずうなずいた。
すると、とても大きなおやしきに連れて行ってもらった。
顔は悪魔みたいだけど、親切なおじいさんなんだなぁと思った。
信貴山?
なんか佐吉狙われてばかりだな。そんなに美少年か?
昔はかわいかったんだよ、多分
色白で細くて女みたいと市松虎之助にバカにされてたわけだから
まぁ中性的ではあったかと
美形かどうかはともかく、
その骨ビミョーだと思う。逸話が
元亀二年八月十一日
最近、お尻の穴がゆるくなった気がする。
しぎさんから帰り道、へんなおじさんにまた会った。
なにやらわめいている。あからさまにあやしい。
「ここの水田はそれがしのものじゃぁー!!言ってもわからんやつは・・・
死ね、死ね、死ねーぇい!!」
ぼくがりっぱになったらこんなひとを家臣にしたくないぁ・・・
と、おもいいつつおうみにもどりました。
左近age
281 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/21(木) 20:51:48
,
282 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/21(木) 20:52:38
どこ見てんのよ!
かっこいいおっさんは結局誰だったんだろう。
てか尻ネタは程々でいいよ。
あんまりやりすぎるとちょっと退く。
佐吉は今、仕官してるの?
、 ヽ
|ヽ ト、 ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄ ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
:: ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
l' """ l ) /
h、,.ヘ. レ'/
レ′
r.二二.) /
≡≡ ,イ
. / !
\ / ├、
::::::` ̄´ / !ハ.
元亀二年八月二十日
今日はいちにち、刀の手入れをした。ほごのためにほどこしてある「うるし」をとる作業をした。
一緒に作業をしたどうはいが、「またいくさかもな」といっていた。どうはいはいくさは怖くていやなのだそうだ。
臆病者だ。ぼくは怖くなんか、ない。
元亀八月二十一日
手がかゆくてねむれない・・・。
元亀二年八月二十日
かゆ
うま
元亀二年八月二十五日
今日は殿にお声をかけてもらった…。
何をおっしゃっているのかよく分からなかったけど
すごく嬉しかった。
へんないみじゃない。
元亀二年八月二十六日
今日市松と虎之助に「佐吉、お前俺たちの分も掃除しとけよな」
と、いわれた。
いやだといったら脇差しでつついてきた。
そしたらなんか団子鼻のばかそうなひとが
「ゴルァ!自分の担当は自分でやれ!殿にいいつける」
と怒った。
市松と虎之助は
「ごめんなさい、権兵衛さん」
とあやまっていた。
なんかかっこいいぞ。
元亀二年九月一日
今日は槍稽古の日だった。
やけにひょろりとしている同輩といっしょになった。
稽古前はちょうぼんやりしていていたくせに
稽古中はありえないかんじに荒っぽく人が変わって
稽古が終わるとまたぼんやりに戻った。
へんなひとだ。なまえはすけさくだという。
ぼくが手にまめをつくっていたがっていたら
「まめは放っておくとなおる。さわるなよ」
といってすけさくはどこかにいった。
元亀二年九月三日
だんご鼻の権兵衛さんと話をした。
「いくさはなあ、大将が死んじまったら終わりだ!
もしいつかおめーが一軍をまかされて
いくさでまけそうになったら、なりふりかまわず逃げろよ!!」
と言われた。
ぼくが大将になる日なんて
くると思えないけどうなずいておいた。
権兵衛さんはがははっ!と笑った。
元亀二年九月十日
しろづかえは仕事がたくさんあってたのしい。
今日はてんしゅかくというところの床をみがいた。
床をみがいていたらまどから
手紙をあしにつけた鳥がはいってきた。
手紙はあんのじょう増田くんからのものだった。
読みたくないけど捨てられない。ちょうびみょう。
ちょうびみょうワロタw
増田くんまだ諦めてないのか。
元亀二年九月十一日
増田くんからの手紙を、ひらこうかどうか、小姓部屋で考えていたら
市松に見つかった。
市松は、なんにもいわずにどっかにいった。
増田の手紙
親友、佐吉へ
佐吉、元気してるか?
俺はお前がいなくなってから毎日つまらないよ
佐吉の事ばかり考えてたらまた1日終わっちゃった。
お前に会いたいよ
ちくしょう、お前にあって話したいこといっぱいあるのに
手紙じゃ書ききれないどうしたらいいんだ
そうだ9月15日暇だからそっちに遊び行こうと思うんだ。
だからその日予定空けとけよ。じゃあな佐吉
増田より
元亀二年九月十二日
増田くんからの手紙をよんだ。
十日前の日付けだった。
このひとつきの間に、寺であったこと、
長束くんや大谷くんのきんきょう、
それとぼくへのはげましが淡々とつづってあった。
なんだか、拍子抜けした。
ぎゃ、被った、ごめん
9月15日って三成には悪夢の日じゃねえか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
元亀二年九月十三日
空けとけよ、と言われても
そうそう簡単にお休みはとれない。仕事ってそういうもんだ。
増田くんにあわなくてすむ…。
…と、思っていたのに、手紙をみていたぼくに
とおりかかったすけさくが
「しんゆうが遊びにくるのか。ならわたしと休みの日を交換しよう」
といってきた。
振り返るとすけさくはうなずいてどこかにいってしまった…。
ひと減ったね
続きがみたいゾ☆
元亀二年九月十五日
一日待っていたけれど、
増田くんはこなかった。
なんなんだ、あいつ… もうしらない
佐吉タン(;´Д`)ハアハア
元亀二年九月十九日
城のなかでまよってしまった。
たちおうじょうしていたら、
侍女すがたのおんなのひとが、手をひいて部屋まで連れて行ってくれた。
おんなのひとはおねさまのおつきのかたらしい。
名前をたずねたらちょっと間をおいて
「あずまとよんでおくれ」といった。
あずまさんに増田くんのことをいうと
「分かったよ、あんたをたずねてくるものがいたら
おしえてあげるよ」といってくれた。
なんだか、はなしかたが誰かににているなあと思った。
元亀二年九月二十日
さいきん虎之助や市松のすがたをみないなあと思っていたら
おねさまのおそばで暮らしているらしい。
おねさまというのは殿の奥方だ。
とてもやさしい方らしい。ぼくはすがたをおみかけしたことしかないけど。
うらやましいなあ。
元亀二年九月二十一日
夕方あずまさんにあった。
まんじゅう、というたべものをもらった。
「息子にたべさせてやりたくて、とっておいたんだけど
考えてみたら息子はとおいところにいるんだよ、はは」
だって。とおいところってどこだろう。
まんじゅうは甘くておいしかった!
大谷くんにもわけてあげたかったなあ。
元亀二年九月二十二日
増田くんはどこでどうしているんだろう。
とちゅうで面倒になって寺に帰ったのかな。
手紙くらいよこせばいいのに。
そろそろお尻が痛いのに気付く頃か。
えっ相手はだれ?
あずまさんて増田くんの変装なのかと思ってた。
違うのか。
なんて手の込んだ…
あずまさんは多分いわゆる東殿(マイナー)
あら変な文
佐吉は洟を拭いたほうがいいな
拭いてやれ!
元亀二年九月二十九日
鳥が大谷くんからの手紙を足につけてきた。
思うのだけど、この鳥なんなんだろう?まあいいや。
手紙によると増田くんは十二日ごろに寺をでて
いらいもどっていないそうだ。
だいじょうぶなのか。まさか…
元亀二年十月一日
町におつかいにでたかえり、いきなりうしろから抱きつかれた。
どこのかどかわしかと思ったら増田くんだった!
服や顔がすっごい汚れてた。どうちゅう色々あったらしい。・・・。
やくそくの日を守らないでおいて、心配しただろうとかいうから
なぐって逃げた。あいつ、むかつく!
とうもっころし…
増田なにしてたんだ。
323 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/29(金) 00:48:50
かどわかされてた
佐吉も黄金週間中なのか?
最近佐吉職人ふたりくらいしかいないぽいしね…
326 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/30(土) 01:06:20
元亀二年十月三日
大谷くんに増田くんをなぐったのをみられてた
あやまりにいけと言われるかとおもったら
いっしょに明日しゅーげき(?)にいこうていわれた
大谷くんは元気になるとてがつけられないから
明日はたのしみアヘヘ
佐吉大谷暴走wwwwwwwwww
元亀二年十月四日
増田くんはこじきどうぜんだった
道ゆく人に食べものをすがっていた
酉の刻増田くんをボコした
もちろんばれないように頭巾をつけて後ろから
ボコした。すぐ逃げた。
330 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/30(土) 05:00:31
元亀二年十月六日
今日は増田くんのおそーしきごっこ
みんなで南無阿弥陀物唱えながら
増田くんを地面にうめてあげた
死んだらもったいないので首だけだしてあげた
ケマリが流行ってると色が白いおじさんが
教えてくれたので増田くんの首であそんだ
ちょっと増田くんの声がうざかった
もっとつよくすればよかったな
そこまでいくとヤバいって
流石に増田がかわいそうだ
元亀二年十月九日
今日ひまだからまちをあるいていたら竹中さんにあいました。
「やぁ、げんきそうだね」(ニカッ)
と白い歯を見せながらぼくにかたりかけました。日ごろの不健康そうな外見が
みじんもありません。それでいて羽柴さまの前に出るとやたらせきがでるらしいです。
もしかして・・・羽柴さまのこと・・・
それにしても竹中さんは白い歯だけかっこいいなぁ。
かえってみんなに「やぁ、みんなげんきかい?」(ニカッ)
ってやったらみんな口をあけながらぽかんとしていました。みんなのまぬけづらを
みれておもしろかったけど、それからきゅうにみんなと付き合いにくくなりました。
なんでだろ?
元亀二年十月十一日
昼間あずまさんにあった。
あずまさんは、ぼくが増田くんをしゅうげきしたことを知ってた。
あんたはそういうことをする子じゃないとおもってたのにっていわれた。
ごめんなさい、でもぼく…
きもちがしずんだままろうかをあるいていたら
竹中さんにあった。
おなごはうわさをききつけるのだけは早いから気をつけなさい
といわれた。ぼくは竹中さんがたまにこわい。
元亀二年十月十二日
いそがしかったから増田くんから手紙がとどいたことを今日知った。
増田の手紙
親友佐吉へ
ごめんな、佐吉
寺をでたあと変な山賊に絡まれて有り金とおみやげの柿全部持ってかれちゃったよ。
たしか三雲っていってたな。
でもなんとかして絶対長浜までいくから待っててくれよ
あと、寺子屋のときいろいろごめんな、俺皆から嫌われてるの知ってたんだ。
でも、友達欲しくて、皆の注目浴びたいばかりに変なこといっぱいやってた。
ごめんな、 増田より
この手紙は九月二十日に届いていた。
ぼくは何も知らなくて増田くんを嫌ってボコしてしまった。
増田くんぼくこそごめん
竹中いいキャラだなw
元亀二年十月十三日
大谷くんと会った。あれ?そういえばなんで大谷くんが長浜にいるんだろ。
仕官しに来たのってきいたら
ぼくはやまいもちだから仕官はできないよって笑って言った。
ふかくきくのはやめよう。
増田くんの手紙を見せたら、大谷くんはなんともいえない顔をして
ほんとうかな。ここに書いてあること って言った。
それから頭をぶんってふって
増田くんにあやまりにいこうか って言った。
あしたふたりで増田くんをたずねにいくことにした。
元亀二年十月十三日
大谷くんと会った。あれ?そういえばなんで大谷くんが長浜にいるんだろ。
仕官しに来たのってきいたら
ぼくはやまいもちだから仕官はできないよって笑って言った。
ふかくきくのはやめよう。
増田くんの手紙を見せたら、大谷くんはなんともいえない顔をして
ほんとうかな。ここに書いてあること って言った。
それから頭をぶんってふって
増田くんにあやまりにいこうか って言った。
あしたふたりで増田くんをたずねにいくことにした。
なぜ二回も?
しっぱいしたのです
340 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/04/30(土) 20:24:14
あずまさんって誰よ?
大谷くんのママ
ねねの侍女
=東殿
おねさんに仕えてた女のひと。
立場は上から三番だか四番だとか、おねさんの遠いしんせきとか
色々説はあるらしい大谷くんのおかあさん
大谷君のおかあさんだったのか。
元亀二年十月十四日
きょうは大谷くんと増田くんのいえにあやまりにいった
増田くんはわらってゆるしてくれてよかた
そしたら増田くんがなかなおりにお風呂にはいろう
と言ってきた ぼくの家にはお風呂がないから
とてもたのしかった増田くんはえらくなったら
童子をいっぱいあつめてあかすりさせるんだと
にやけたつらで笑ってた
大谷くんの体は・・・ここには書かないほうがいいなあ
元亀二年十月十五日
大谷くんに仕官の話がでた。
どうやらあずまさんがねねさまに頼んだらしい
これからはいっしょにいれるから嬉しい
元亀二年十月十六日
大谷くんといっしょにしごとをしていたら
羽柴さまがお声をかけてくれた。ひとことだったけど、うれしい!
よこを見たら大谷くんが目をきらきらさせていた。
やっぱり羽柴さまかっこういい…。だって。
大谷くんはあいかわらずしゅみがちょっと変だと思った。
元亀二年十月十七日
今日もお客さんがきました。佐々さまです。あいかわらずおつむがよわそうな
顔をしていますが羽柴さまぎらいでここへくるとそのかおがすこしまともになります。
竹中さんが供応の相手をなさっていましたがやっぱり開口いちばん、
「やぁ、佐々殿、あいかわらず渋いお顔ですな」(ニカッ)
佐々さまはだまったまんまだ。あれ?どうしたのかな・・・
羽柴さまがきたら竹中さんは急に「ごふっ、ごふぅ・・・」とかたいちょうをくずしはじめて、
「半兵衛、ご苦労だった。座をはずしてよいぞ」と羽柴さまがおっしゃったら
ためらいもなく去っていきました。そしてぼくとすれ違うときに、
「やぁ、佐吉。キミは羽柴さまになるんじゃないよ」(ニカッ)といって去りました。
意味深いなぁ・・・でも、あんしんしてください。少なくとも竹中さんにはならないから・・・。
で、佐々さまの用事ってなんだったんだろう?
350 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/01(日) 18:44:11
元亀二年十月十八日
そういえば長束くんはさわやまへいったそうです。
丹羽さまのところへ行くんだろうって大谷くんが言ってた。
大谷くんはぼくが寺をでたあと、長束くんとなかよくしてたらしくて、長束くんのことをにこにこしながら話してました。
むーん・・・。
蜂須賀小六と前野小右衛門が登場していない件について
きっと竹中ほど暇じゃないんだよ
元亀二年十月二十日
城内でのふしぎ。
羽柴さまは家来の小六どののことを「小六のだんな」と呼ぶ。
羽柴さまの方がえらいのに・・・へんなの。
仮病だったのかよ半兵衛!
やっと奴のキャラが理解できた。
元気二年十月二一日
最近市松と虎之助が妙に威勢が良い
というのも新しい仲間が増えたとか
孫六というらしい
また嫌な奴がふえた。
ねんれい
説によるけど1571年時、数えはプラス1才
仙石権兵衛秀久(だんご鼻のごんべえさん)→20才
片桐助作且元(すけさく)→15才
竹中半兵衛重治(竹中さん)→27才
蜂須賀小六家勝(小六どの)→45才
加藤孫六嘉明(孫六)→8才
357 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/01(日) 23:40:29
市松はこんな年からすでにアル中だったのですか?
元亀二年十月二十五日
ひさしぶりに小姓部屋に虎ノ介と市松がやってきた。
孫六は小姓部屋にすんでるから。
虎ノ介はこのひとつきですごく背がのびたとおもう。
しょうじきちょっとこわい。
孫六もらんぼうそうでやだなあと思ってたら
すけさくが「あのこあんなにちいさいのにうまのあつかいがうまいんだって
すごいな」といってきた。すけさくはのんきだ。
あいつらすけさくのことをちょーへんななまえ!って馬鹿にしてるのに…。
元亀二年十月二十六日
きょう、孫六といろいろ話しました。すんごく無口でこれがあの虎ノ介や市松
と仲が良いなんて思えません。「彼らと仲良くなるにはなんかずば抜けた技がなければな・・・」
と淡々と語ってくれました。細々としゃべるので何行ってるのか判りません。
かれは泳ぎがとくいできょうそうでふたりをさらっと追い抜いたのが気に入られたようです。
でも孫六っていい人柄だと思うはんめん、これだったらいろいろいじれるかなぁ・・・と思ってしまいました。
佐吉を誘惑する女忍登場させてくれ
なんだそりゃ。
寒い展開だな。
佐吉を誘惑する男色家登場させてくれ
なんだそりゃ。
ムサイ展開だな
佐吉を殴打する傾奇者登場させてくれ
な ん で
( ♛ฺ_ゝ♛ฺ) 人
ノバ(
)デ(
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Y
元亀二年十月二十八日
今日は羽柴さまからあまった米の売きゃくの仕事をおおせつかった。
あしたはがんばるぞ。こどもだからってなめられないようにしなきゃ。
あんまネタ振りすんなよ
米の仕事って太閤立志伝か
元亀二年十一月四日
今日、めずらしく、蜂須賀のおやぶんが来た。あいかわらずあぶなそうなひとだ。
子六「おうっ!!佐吉ぃ!きょうからここでおれっちのガキが世話になるぜぇ〜」
千松「よ、よろしゅうたのんまんがな〜」
おやぶんの長男で千松丸っていうらしい。でもなんで堺しゃべり?かれ一度も堺なんて
いったことないらしいのに・・・?なんか、ふにゃふにゃでぼけーっとしてそうだ。
うん、危害はなさそうで安心した。てっきりあのおやぶんのこどもだからアレかと・・・
ごめん!!家政の幼名、間違えた!!
372 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/04(水) 10:42:50
今日は介錯人のアルバイト
元亀二年十一月七日
横山のお城に、浅井びぜんのかみが攻めて来ました。
だんごばなの権兵衛さんに聞いていたら、
岐阜のおおとのの援軍が来るまでろうじょうすると言ってました。
まあ勘定みらないの僕には関係ないやと思って、すいじばのごみを捨てに行ったら、
いきなり二人組のよろい姿の敵のおさむらいにでくわしてしまいました。
一人は15歳くらいで体格のよい、額の大きい、でもちょっとおっさんくさい人で、
「間諜にきて、かくもみめのよい少年を見かけるとはおもわなんだぞ。もちてかえりて
なぐさみにせん」
といい、もう一人はおっさんでしたが、
「与吉どのもお好きですなあ」
とにやにやしながらぼくのからだをなめまわしています。
そのうち若い方の武者がぼくを抱え上げようとしたので、ぼくは必死に足をばたつかせようとしましたが、
向こうの力が強く、だめかと思いましたが、「敵の間諜だがね!」と叫びながら虎之助と市松がたすけにきてくれて、
なんとかにげられました。
おかげで虎之助と市松のぶんの便所掃除を一週間しなければならなくなって悲しかったです。
間諜に浣腸されそうになる佐吉萌え
元亀二年十一月八日
だんごばなの権兵衛さんに聞いてみたら、岐阜のおおとのは東美濃に武田のけらいの秋山とかいうのが
攻めて来たせいで、すぐには援軍にはこれないということでした。
おかげで、ついにぼくもいくさにかりだされてしまいました。
山の斜面をよじのぼってくるやつらに、上から大きな石を落とすのが役目です。
わらわらと上ってくる兵にどんどんと石を投げつけていく様子はまさにじごくえで、
その日の夢にまででてきてこわかったです。
でも、夢のなかの浅井の兵士の顔はみんな増田くんだったのはどうしてだろうな?
元亀二年十一月十一日
なんにちかんも続いていた浅井軍のこうげきがぱったりとやんでしまいました。
代わりに城の周りをなんじゅうにも囲んでいます。
どうしてだろうと思っていたら、大広間でお城のえらい人たちが大騒ぎをしていました。
それをつい、障子越しに聞いちゃったのです。大谷くん、こっそり聞くなんて悪いこと
しちゃったよ。もうしないからね。
竹中さん「なぜ兵糧が半月分しかないのですか!」
弥兵衛さん「(気弱げに)それが・・・ちょうど二週間みゃあに商人が来て、市場の倍(びゃー)の値で買ってくれる
ゆうんで備蓄してた3か月分のほとんどを売り払ってもうたにゃも」
小六さん「弥兵衛のボケえ!それが敵の「かつえごろし」のはかりごとだとなんで気がつかんのじゃあ」
(激しくなぐる、蹴る音)
竹中さん「これは一刻もはやく大殿の援軍が来ねば我々は・・・」
秀吉さま「そういううてもにゃあ、大殿は東美濃で巧みな武田軍の駆け引きに
翻弄されとるようだでなも・・・」
小六さん「弥兵衛、おまえ責任とって浅井軍に突撃してこいやあ!!」
ん?「かつえごろし」ってなんだろうと思ってあとでだんごばなの権兵衛さんに聞いて
見たら、ずうっとお城を包囲してぼくらを飢え死にさせる作戦だそうです。
そういえば、晩御飯がおかゆだけだったなあ。大谷くん、こんなひきょうな作戦
を取るやつは、きっとにんげんのくずだよね、そうだよね。
377 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/06(金) 00:32:05
孫六、いい子なんだ…。よかった。
これで大概年齢の近い小姓は出たのか?
孫六、助作が出たから後は小西行長とか?裏切りの脇坂くんとか?
カンチョーの与吉が重要人物な気もするがわからん。
平野とか、糟屋とか?
…マイナーすぎるか。
380 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/06(金) 01:54:00
平野は1558年生まれか。紀之介が1559年だから増田君よりは年齢が近い。
が、調べによると秀吉に仕えたのは1580年で、二十歳を過ぎていた、と。
これではさすがに佐吉をいじめる面子には入れないな。あまりに大人気ないし。
元亀二年十一月十三日 くもり
浅井軍が山の中に一つしかない水場をせめとろうとしてきました。
お城の兵隊さんはおなかがへっているせいで、おされててやばいそうです。
ぼくもおなかがへってむかついてきたので、崖の上から浅井の陣におしっこをしました。
そしたらぼくのおしっこでびちょびちょになった立派な鎧を来たじいさんが、
「糞ガキ許さん!、城が落ちたらおまえのけつに軍扇をつきさしてやるからな」
とすごいかおでどなりつけてきました。すごく怖かったです。
でも、ちょっと菊座がむずむずしました。
下からはかすかに「海北どの、みっともないですぞ」と聞こえてきました。
元亀二年十一月十四日
昨日浅井の陣でおしっこした事、怒られるかなと思ったけど
なぜかみんな褒めてくれた。
小六の旦那や権兵衛さん、なんと市松や虎之助まで、びっくりしていた。
おしっこしただけで褒められるのなら、これからは毎日、浅井の陣におしっこをしようとおもった。
小西は宇喜多家臣だったから無理だな
脇坂甚内は54年生まれの16歳で仕官だからばっちりだぞ。
元亀二年十一月十五日
みんな褒めてくれたけど一人尾藤さんだけ怒ってた。
「もう、あぶないからしちゃいけないぞ」、だってさ
そのあとぼくがおちこんでると神子田さんがやってきて
「尾藤は頭が固すぎる、武勇はあるが行動力がない。仲間を見捨てるタイプだ。」
っていってたけどよくわかんないや。
>>384 またマイナーな・・・しかしこの頃って小一郎さんはいなかったの?出てきてないけど。
それと「仲間を見捨てるタイプ」なんて横文字はやめた方が良いかと。
あ・・・でも今までで結構使ってるなあぁ・・・
「空前のおかゆブーム」とか「えりーと」とか・・・
別にこれでいいのか。
>>385 漏れの中では出す予定ありまつが、性格とかは他の職人さんとの兼ね合いがありますなあ。
まあ始めに出した人が決めればいいのかな。
自分が気になるのは孫六なんだ・・
3人くらい書いてるけどみんなそれぞれ違うし
初めに出した人がきめりゃいいと思うんだけど
初めに出した人があわせればいいじゃない。
つーか職人何人いるの?
こういうこと言い出すとつまらなくなりそうだけど
文体とかみてると4人くらい?
最初のころと人かわったと思う
あと、前野長康と一柳直末、小出秀政、森勝信で家臣はコンプリートかな?
元亀二年十一月十六日
今ごろわかったんだけど、おおとのと敵の浅井の殿様はぎきょうだいらしい。
なんで争うのだろうと、羽柴さまに聞いてみたら、
羽柴さまはなにも 答えず、「おみゃーは大殿ににゃるんじゃにゃあよ」と言われた。
ぼくは羽柴さまにもおおとのにもなれない。
半兵衛さんも羽柴さまもおかしな事を言うと思った。
元亀二年十一月十八日 晴れ
ついに水場が浅井軍に奪われ、兵糧もあとみっかぶんになってしまった!
お城の中の人は、みんないらいらしていてちょっとやばい感じだ。
小六の親分は手当たり次第に目に付いた人を殴ってるし、
いつもおとなしい(というか存在感のない)年頭のいくじんさんは
「だからなんで俺がサルの与力でこんな目にあわなきゃいけないんだよ!」と
だれ彼構わずわめきたててる。
弥兵衛さんは「ああ俺のせいだ、俺のせいだにゃーも!!」とひがな米倉にうずくまってる。
大谷くんに聞いたら、これが極限状態というやつらしい。そうか、僕が浅井の陣におしっこしたのも
きっと極限状態だったんだな。
そんなこんなしてたら、なんと半兵衛さんがお城からいなくなってた!
よりによって半兵衛さんが・・・とみんなびっくりしてるが、秀吉さまがとりわけ
「あれだけ目をかけてやった半兵衛が・・・ひっとらえて八つ裂きにしてくれる!!」
と怒ってる。ううん、僕たちもうだめなのかな。
396 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/08(日) 10:37:03
元亀二年十一月二十一日 晴れ
今日、みんなを喜ばすことがあった!!なんと行方不明になっていた
竹中さんが援軍を連れてこっちへ向かっているんだって!!
そのときのみんなの喜びようは・・・いわずもがな。
話は変わるけど、孫六が相変わらずの無口だけど、市松や虎之助がわーわーさわいでいたら
「・・・すこしは佐吉を見習え」といってふたりをだまらせました。
なんかかっこいいなぁ・・・ぼくなんかおなかがすいてだまっていただけなのに・・・
どうでもいいけど、蜂須賀のおやぶんのむすこが独特のむーどをかもしだして
みんなをいやしていた。なんだかなぁ・・・
元亀二年十一月二十二日 雪
昨日の夜、なんか寒いなと思ってたら、なんと雪が積もってた!
水がなくて困ってたみんなは大喜びで雪をかきあつめていた。
これで浅井のやつらもお城を攻めにくいだろうし、よかったよかった。
でも、雪だと援軍も来にくくなるのかなあ。ご飯はなくて、みんな松の木の皮の
アクを取って食べてるのに・・・すごいまずいよお。
wowowでやってた真田十勇士ってアニメで
佐吉と紀之助がんばってたよ。
成長した二人を見て感慨深いものがあったな。
元亀二年十一月二十三日 雪
一日吹雪だった。
建物の外から出られない。
水だけ飲んで寝た。寒いよう、おなか減ったよう。
元亀二年十一月二十五日 雪
四百げっと
・・・おなかすいた。孫六は微動だにしない・・・助けて・・・
元亀二年十一月二十六日 雪
今日も吹雪。寒いよう、おなかへったよう。
でも、もっとびっくりすることが。増田くんが雪まみれになって急にぼくの前に来た!
なんでも、敵に見つからないように裏山を雪まみれになりながらよじのぼってきたんだって。
「佐吉、君をあたためにやってきたんだよ」だって。
そんなことより食べ物も持ってなかったうえに、お城のくいぶちが一人増えたというということを
こいつはわかってるのか。吹雪が終わったらがけからおしっこするかわりにこいつを落とそうと
思った。
(参)元亀二年十一月二十六日=1572年1月2日
元亀二年十一月二十九日 晴れ
雪がようやくやんで、青空が広がってる。でも、みんなおなかが減って動けない。
それでもなんとか水を飲んで、大谷くんと松の皮を取りに外に出ると、
山の下でけたたましい鉄砲の音がなりひびき、ときの声がが聞こえた。
ついに浅井のやつらがお城の総攻撃をしたかと思ったら、浅井のやつらが
ばたばた倒れてく。浅井の軍のむこうを見ると、灰色の鎧をした軍隊がいっぱい鉄砲を
うちかけてる!さらに雪の中をわかんじきをはいたながいやりの足軽隊が突進!
浅井軍が崩れて、北に逃げ出してる!!
「ありゃあ、あの「たてきうり」の紋所は滝川どのだがね。
兄貴とはは仲が悪いのによう、きたもんだにゃも。あとが面倒そうでかんがね」
と甲高い声で、泥臭い尾張弁を後ろから声をかけてきたのは、
とのの弟ぎみの小一郎さま。端正なお顔なのに、言葉が台無しにしてるよなあとは周りの人。
助かったみたいだけど、いったいどうなるんだろう。
元亀二年十二月一日 晴
遂に天候が我らの味方になった。この日を待っていた。
今この援軍で活躍すりゃ、そりゃあんた、このわたしがあの愉快な仲間達から独立できるってもん・・・
いや、このわたしがこの頭脳で天下を制する日は近いということ・・・。
思わず(ニカッ)と連続でしてしまう。ふふふ・・・このわたしの仮病作戦は誰も気づいては居ないはず・・・
さすがわたしだ・・・
ん?城のがけにだれかが小便をかけられながら落ちそうになっている・・・
保守
スレを止めるとは、サスガは今孔明と言われた竹中半兵衛だな!
正直に話すと、この戦が史実の戦かどうか分からないので、
うかつな事はいえないと遠慮している状況。
別に、史実に基づかなくたっていいじゃん、だからといって大切なところは
史実にのっとって・・・
海北どの再登場きぼんぬ
史実ではもちろんこんな小競り合いはいくらでもあったでしょう。
(横山城は織田の浅井攻めの橋頭堡だし、浅井だってできる限り潰したいし)
ただ、この戦そのものはネタです。妙な誤解招いてごめんなさいね。
あ、ちなみに横山城のふもとが佐吉の生まれた石田村でつw
412 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/20(金) 12:06:28
age
元亀二年十一月三十日 曇り
羽柴さまと滝川さまがかいけんしてた。
「やぁやぁ滝川どの!よくぞ来て下さりました!」
「勘違いするな、大殿の命令だ。俺は貴様のような鼠猿が雪山に埋まろうが
知ったことではない。」
滝川さまは何かこわかった・・・
滝川どのの家来の方々も、僕たち羽柴軍のみんなにいばっているようだった。
市松と虎之助もそれが気に入らないみたい。
↑日付間違えた!
元亀二年十二月二日 曇り
に訂正
元亀二年十二月三日 くもり
滝川さまの軍勢が帰っていった。
あんなにいばられたのに、羽柴さまはニコニコしておしろの外までお見送りしてた。
みると、小一郎様も弥兵衛さんも小六さんも、みんな満面にやけながらお見送りしてる。
滝川さまの軍がお城の門を越えて、階段を下っていく。この階段だって、昨日まで雪で埋まっていたのを、
ぼくらがきれいに雪かきしたものなのに。
とそのとき、滝川さまの近くにいた馬鹿でかいおさむらいが、こっちをふりむいてでかい声で叫んだ。
「叔父貴、イヌめが俺の家督をうばうのに知恵を貸したサルはあれか?!」
おさむらいは若い人みたいだったけど、真っ赤な鎧を着て、さらに顔にくま取りまでしてる。
頭のおかしい人なんだろうけどなあと思ってたら、羽柴さまに急に手に持ってたやりを投げつけた!
さすがに戦いになれた羽柴さまはのけぞっておよけになった。
ところが、そのおさむらいは
「はっはっは、冗談冗談」
とでっかいおさむらいさんは一人で笑いしながら軍勢と一緒に去っていった。
滝川さまも周りの兵と一緒に笑ってる。
ちなみに槍は、秀吉さまの後ろにいた長束くんの股間に当たった。
長束くんは泡を口中から吹いて倒れた。今、お医者さまがきて懸命にお手当て中。
慶次か。だがそれがいい
417 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/05/22(日) 01:06:00
たぶん役柄的に長束じゃなくて増田じゃないか?
長束は丹羽のところにいるし
>>417 そんな感じですね。
後の方は訂正するもよし、力づくで長束にしてみるもよしということでw
このスレもつまんなくなったね。
今書き手ひとりじゃない?暴走しすぎ
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■■■■氏■■■■■氏■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■氏氏■■■■■氏■■■■■■■ねねねねねねねねねねねね■■
■■氏氏■■■■■氏氏氏氏氏氏■■■■■■■■■■■■■ねね■■
■氏氏■■氏■■■氏■■■■氏■■■■■■■■■■■■ねね■■■
■■氏■氏氏■■氏氏氏■■氏氏■■■■■■■■■■■ねね■■■■
■■■氏氏■■氏氏■氏氏氏氏■■■■■■■■■■■ねね■■■■■
■■氏氏■■■■■■■氏氏■■■■■■■■■■■ねね■■■■■■
■■氏■■■氏■■■氏氏氏氏■■■■■■■■■■ね■■■■■■■
■氏氏氏氏氏氏■■氏氏■■氏氏■■■■■■■■■ね■■■■■■■
■■■■氏■■■氏氏■■■■氏氏■■■■■■■■ね■■■■■■■
■■氏■氏■氏■■■■氏氏■■■■■■■■■■■ね■■■■■■■
■■氏■氏■氏■■■■■氏氏■■■■■■■■■■ね■■■■■■■
■氏氏■氏■氏■■■■■■■■■■■■■■ねね■ね■■■■■■■
■氏■■氏■■■■氏氏氏■■■■■■■■■■ねねね■■■■■■■
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まだ終わらせたくなあいなぁ・・・
みんな書いてよ。
でも303や419みたいなレスあったら
今まで書いてた人も書かなくなるよ
元亀三年一月三日 はれ
さいきん、羽柴さまの元気がない。
大谷くんに理由を聞いてみたら
こんど甲斐の武田信玄という人が信長さまを倒す準備をしているらしい。
小一郎様や弥兵衛さんにも聞いてみたら信玄とかいう人はとっても強いらしい。
羽柴さまに「元気だして」って言っても青白い顔でぼーっとしてた。
もし、信玄とか言うのがやってきたら
「お前は尻を狙われるぞ」って市松や虎之助が言ってたけど何のことだろう?
元亀三年一月四日
忙しくて日記を書くのを忘れてた。失敗失敗
去年の六日のことなんだけどまず股間に槍をかすめた増田くんだけど治療は成功したらしい
僕と神子田さんと権兵衛さんが「やったじゃないか!」といったら増田くんは「たたないんだ」
だってさ、
神子田さんと権兵衛さんは「そうか」とつぶやいて部屋を出て行った
、傷が治ったのに何が辛いんだろう
元亀三年一月四日
十日から二十五日までは大晦日の宴の準備でいそがしかった。
ぼくは市松や虎之助の分までやらされたから辛くて悔しくて泣いてしまった。
でもそんな僕を増田くんや紀之助くん助作、権兵衛さんまで手伝ってくれた。
みんなありがとう。
ちなみにその後はこのことを権兵衛さんがねねさまに言って二人はねねさまに
お尻を叩かれたらしい、いいきみだ。
元亀三年一月五日
おおみそかはみんなで大騒ぎだった。
こんな大変で命が危ないとこにいて、生き残れたことにみんな喜んでいるみたいだった。
そういえば姉川の向こうにある浅井の小谷城も夜遅くまでずっと明るかったなあ。
元亀三年一月六日 雪
今日は雪で外に出られなかったが、神子田さんが僕や紀之助に増田くん、
それに市松や虎之助や孫六に助作さんなんかを集めて、武田信玄のお話をしてくれた。
神子田さんの話はまるで見てきたような現実味にあふれ、信濃統一戦や川中島の戦い
のお話のときはみんな興奮して身を乗り出したり、布団をかぶって震えてたりしてた。
え、僕?そりゃあ興奮して身を乗り出すほうだよ!
あと武田の家来しゅうの話もしてくれたが、高坂弾正とかいう人は、
信玄のお小姓から出世して、城もちにまで偉くなったんだって!
神子田さんは「おまえらも高坂どののように秀吉さまに気に入られて出世するんだぞ」
と僕たちをはげましてくれた。それを市松が、
「神子田さん、そうはいってもうちの殿サンには、その気がないので難しいなも」
とかいって満座大笑いになっていたが、僕だけその意味がわからなかったみたいでちょっとくやしい。
お話の終わったあと、神子田さんってすごい知識だなあと紀之助と感心していたら、
話を聞いた中では年長の助作さんが来て、
「なんか前に聞いた川中島の話と全然違うなあ。山本勘助とかいう人が、きつつきの戦法を使った
なんて聞いて事ないけどなあ。謙信が使った車がかりの陣というのもホントに使えるのかなあ」
としきりに首をひねっていたが、僕にはまだいくさのことはわからない。
かゆ
うま
429 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/13(月) 20:17:04
うま
かゆ
430 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/14(火) 02:57:05
良スレだと思うんだけどな…この寂れ方は…
どうしよう…俺、書いてみようかな?
かゆ
うま
元亀三年 一月七日 雪
今日も今日とで正月の大騒ぎ
いつまで続くのだろうか・・・
そしていつまでみんなの食べ後を掃除しなきゃいけないのだろうか
今日佐和山の長束くんから手紙がきた
佐吉へ
あけましておめでとうございます
お久しぶりですね
私は丹羽様は私の算術をかってくれてさらに勉強中です。
そちらはどうですか?
そういえば大谷君も羽柴様の所に仕官できたみたいですね。
彼身体弱いから私も安心しました。
あ・・・あと増田くんもね・・・
虎之助や市松にもよろしく伝えておいてください。
短い文で恐縮ですがこれにて失礼します
長束利兵衛
佐吉の初陣はもそっと先だからとりあえずパシリって感じが定着しちゃってるんだよなw
元亀三年 一月八日 晴れ
幕の内も明け、空も久しぶりに晴れた。
今日はお城の屋根の雪かきだ。
すごい力仕事だったので屋根の上でぜいぜいいってたら、
「何さぼってんだよ」と市松にこづかれて、その勢いで屋根から落ちてしまった。
ちょうどそれを見ていた小六の親分が烈火のように怒り、市松のおしりをすごい勢いでなぐってた。
いいきみだ。え、ぼく?雪がしょうげきをやわらげてくれてそんなに痛くなかったけど、
みんな心配してくれて、そのあと僕だけ休ませてもらった。いやあ、いいことずくめだね。
落ちた瞬間の市松の真っ青なつらと、その後の小六さんにぶたれてたときの泣き顔は見てて最高に気持ちよかったよ。
元亀三年 一月九日 晴れ
雪かきもだいぶ終わったので、去年あたりから寝込んでいる竹中さん宅へお見舞いに行った。
竹中さん、全身が雪のように真っ白だった。寒いからかな?
独り言も言ってたけど、まぁいいか。
元亀三年 一月十一日 晴れ
今日から本かくてきに、お侍さんになるための勉強をすることにした。
僕と大谷くんの教育係は浅野さんというかただった。
正直かげの薄いけど、すごく頭のいい人らしい。
でも、見た感じなんかずるがしこそうだ。市松みたいなたんさいぼうの大うつけも
きらいだけど、こういう人もなんかきらいだ。
>>438 念のためだが、浅野長政は「弥兵衛さん」として既出なり。
性格がぶれすぎぬよう。
史実の長政は結構剛毅な人のようだが。
440 :
438:2005/06/17(金) 21:18:16
>>439 スマソ・・・浅野→弥兵衛さん、でよろしく。
元亀四年 一月十二日 晴れ
今日夕方、紀之助にいきなり呼ばれてお城の裏山に行くと、いきなりほおをなぐられた!
びっくりして紀之助を見ると、なんかすごい顔して怒ってる。
紀之助「佐吉、おまえちょっとまえに市松が小六さんに尻をたたかれたとき、
すごいにやけ笑いしてただろ!」
ぼく「え・・・そうだった?」
紀之助「自分のしてた顔もわかんないのかよ。で、あのとき市松はおまえをホントに落とそう
としたわけじゃないのはわかってたよな。なんでかばってやらないんだよ!」
ぼく「(しばらく黙る)紀之助だから正直に言うけどさ、いつもいじめられてるから、
いい気味だと思ってさ」
紀之助「(佐吉をもう一発殴る)佐吉、俺はおまえの不器用だけどまっすぐで正義感の強いとこが好きだったのに、
そんな下卑た男になっちゃったのかよ、なあ佐吉、目を覚ましてくれよ!!」
紀之助は大声で泣き出してしまった。僕も、自分がすごい悪いヤツになってたことがわかった。
僕も、すごい泣けてきた。ごめんよ紀之助、ごめんよ!!
そこをちょうど市松と虎之助が通りがかって、
「何二人で泣いてんだよ」
とひやかしてきたので、紀之助と二人で泣き顔のままなぐりかかった。
こてんぱんにやられちゃったけど、ちょっと気持ちよかった。
元亀四年 一月十五日
城のけいびをしていたら
大谷くんと市松が楽しそうに
ふたりであるいているのを見てしまった
なんだろう 大谷くんが楽しそうに
してるのに腹が立った
だいたい市松なんかとなにを話すってんだろ?
くそぅ…
元亀四年 一月 二十日 雨
今日は助作と孫六といっしょに天守閣をみがいた
ふたりは無口なくせに城のなかのうわさをよくしってる
助作が「最近、紀ノがぐあいがいいだろ
堺の薬屋からよくない薬をもらってるという
はなしもでてる 言ってやれよ」
と言っていた
助作が大谷くんのことを「紀ノ」と呼んでることにも驚いたけど
堺の薬屋?よくない薬?どういうことだろ
444 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/18(土) 18:49:49
sage
元亀三年 一月 二十八日
今日はすごく寒かった
ひばんだったので、大谷君といっしょに
竹中さんのところにお見舞いにいった
竹中さんの家のいっしつに、
殿からの見舞いの品がひもも解かれず置かれているのが見えた
「殿はよくいらっしゃるのですか」と訪ねたら
目を細めて「いいえ」と言う
竹中さんの手の甲には、青い血管が何本も浮いてて
ちょっと怖かった
今更だけど元ネタはルイージの日記?
447 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/19(日) 16:38:54
かそ …
448 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/22(水) 00:18:09
元亀三年 二月 十日
きょう、庭で殿が、上半身はだかで
変なおどりをおどっていた。
相変わらず よく分からないおかただなぁ…
元亀三年 二月 十二日 くもり
毎月、このお城には岐阜のおおとのから大量の軍資金が送られてくる。
2000の兵を養うには、十分すぎるほどのきんがくだ。
でも、月末に帳簿を整理してみると、結局いっぱいいっぱいなくらい使われてて、
その半額以上が使途不明金・・・
「これはどういうことなんですか?」と弥兵衛さんに聞いてみると、
片頬で笑いながら「ここは特別な城だでなも。まあいろいろあるんだわ」と流された。
大事なお金の管理が、そんなことでいいのか!!将来ぼくが帳簿の主任者になったら、
ぜったいこんなことにはしないぞ!
そういえば、秀吉さまや小一郎さま、それに竹中さんに小六の親分が数日間城を留守にするときに、
えらく大金を持ち出している・・・もしかしたら大津か堅田あたりまで繰り出して豪遊してるのかなあ?
元亀三年 二月 十三日 くもり
おね様に出会った。何だか会ってない母上を思い出した。
一人で厠で泣いた。
秀吉さまとおね様が喧嘩・・・いや、秀吉様が暴行されていた。
秀吉さまが殴られていた。おね様はすごく強かった。
市松と虎之助が必死にとめていたが、返り討ちにあった。いい気味だ。
元亀三年 二月十五日
あめ
きょうは、久しぶりに城のなかで竹中さんをみた。
びっくりするほど白い顔をしながら
「つけあがったおなごほどふゆかいなものはありませんねぇ」
とか言っていた。
ぼくはたまに竹中さんがほんとうにこわい
452 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/25(土) 13:08:42
元亀三年 二月 十四日 くもり
久しぶりに石田村の兄貴から手紙が来た。
佐吉へ
元気にしておるか。石田村の家族は皆息災にて、安心せられたし。
さて、現在近江の各村に織田弾正大弼から書状が来ておるのを知り居候哉?
曰く、「一向宗を信じるのは諸人の勝手に御座候が、衆を集めて一揆など
起こす儀は硬不許申候。この旨、厳しく申伝えるもの也。
なお、各村名主は連名にてこの旨に従うことを誓紙を提出することにて
明らかにすべく候。きっと申しつくるもの也。」
織田さまは、近江における一向一揆を鎮めようとしているようだ。
石田村でも毎日寄り合いを開いておるが、石田家は門徒ではなくとも、わが村内にはまことに多く、
反発が深い。南の坂田郡では今浜の福田寺、箕浦の誓願寺が不穏な動きをしているとも聞く。
父や兄と敵味方と分かれてしまうこととなるかもしれん。その際には許参度候。
かしく
弥三
ぼくたちの家族も、そしてぼくも戦国時代に巻き込まれてるんだ・・・
ちょっと震えがきた。
※予告編
元亀3年3月6日、織田信長が上洛の途上、秀吉が城代を努める横山城に入城。
↑一応史実ですのでヨロ
455 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/25(土) 20:17:43
あんまり史料をまんまのせると興ざめじゃよ
かみ砕き芸風をあわせる位したら?
456 :
452:2005/06/25(土) 20:57:21
>>455 ごめんなさーい。ここにはそぐわないよねえ。
457 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/06/25(土) 21:00:55
うんそぐわなーい
バイバイ☆
>知り居候哉?
うけた。
元亀三年 二月 十八日 晴れ
お城の北のほうでときの声があがり、鉄砲の音がけたたましく鳴っている。
お城からもひっきりなしに兵隊が出て行く。
なんだろうと紀之助に聞いてみると、
「おまえ知らないのか、浅井の重臣の宮部継潤が城ごと寝返ったんだよ!
なんでも竹中さんの調略らしいぞ。やっぱすごいよなあ」
ええっ?竹中さんって白い顔してずっと寝てたんじゃないの?
あれはどういうこと?ぼくはいよいよわからない。
元亀三年 二月 十九日 曇り
虎之助と剣の稽古をした。一回も打ち込む事ができなかった。体中が痛い。
そんな僕を見て、大谷君が虎之助と打ち合った。
大谷君は、僕よりは良い勝負をしていたけど、負けた。
くやしいので、幹に虎之助の名を刻んで散々蹴ってやった。すっきりした。
元亀三年 二月 二十日 曇り
お勤めの休み時間に、大谷くんとバカ話をして、僕がボケた。
そしたら、大谷くんのツッコミが「なにゆうとんねん」じゃなくて
「なーにゆうてりゃあすか」って!
何言ってんだよ、言葉まで虎之助や市松といっしょに似てきたのかよ。
僕のいないところでそんなに仲がいいの?
元亀三年 二月二十七日
はれ
非番だったから、びわこまわりをさんぽしていたら
助作と孫六にであった
検地のてつだいの帰りだというので
いっしょに帰ることにした
助作は、ぼくがなんにもいわないうちから
「紀ノには紀ノのかんがえがあるのだろうさ」
と、ぽそっと言った。孫六が
「…虎之助の、気に入りは、お前だと思っていたけどな…」
と続けたので、ちょっとへんなきもちになった
助作と孫六は、仲がいいっぽかった
元亀三年 二月 十八日 晴れ
ふっ・・・いい天気だ・・・これからのワタシの時代を象徴しているかのようだ・・・
宮部はやはり寝返らせることは出来た・・・ちょっと「いいものあげるから」と、
南蛮名物のアレをあげたらすぐにのってきた・・・あいつ坊さんのはずなんだが、
よもやアレを欲しがったとは・・・まぁ、いい。この活躍でワタシもようやく信長様からの直臣と
なれるわけで・・・いいかげんあの連中には飽き飽きしているのでね・・・
ん?ハゲねずみ・・・いや、貧相な面をした羽柴さまが来たな・・・ふふふふ・・・
あの面を見るのも最後か・・・
元亀三年 二月 十九日 晴れ
佐吉は未だに茸恐怖症らしい。武士の癖に何と情けない。
しかも、あいつは剣の腕もからっきしだ。
何時も、馬平のように助言をしようとするが何故か出来ない。
将来、義父様を支える我等が、剣も使えずどうすると思い、佐吉をしごいた。
いがいとイイヤツ虎之助
感動した
(´;ω;`)ウッ…
元亀三年 二月 二十日 晴れ
信長様は天下を治める。何時かは「みん」や「ろーま」とかも治めるだろう。
その時は義父様が司令官となり、我等が手となり足となり動かねばならない。
海を渡らねばならぬのに、泳げないと佐吉が死ぬかもしれないと思い、佐吉を水練に誘う。
そこで「おーい!佐吉、水練に行こうぜ。寒中水泳をして鍛えよう!」と言い、一緒に泳ごうとするが
「オラ!筆なんか握ってないで来い!少し、泳いでこいや――!腰抜け!!」と口から出て
佐吉を川に突き落としてしまった。少し後悔している。
しかし…市松、馬平、孫六には普通に言えるのに……何故だ?
虎之助の日記のほうがおもしろいな
虎之助ツンデレ説浮上
ツンデレ虎之助(*´Д`)ハァハァ
2月20日の天気が佐吉は曇りで虎之助は晴れなことについて
晴れ時々曇りだったんだよ!
元亀三年 二月 二十八日 晴れ
もうすっかり春で、横山城のふもとの山桜もきれいに咲いているよ。
で、そんな話題をお小姓たちみんなでしていたら、
虎之助が「じゃあ明日みんなでお花見に行こう」と誘ってきた。
どこに?って聞いたら「近場では小谷城の桜が見事らしいよ」
って、敵の本拠じゃないか!何考えてるんだよ、と虎之助を問い詰めると、
「なんだ佐吉は根性なしだな、ほかのみんなは行くよな?」
って聞いたらみんな首をたてに振っちゃった。よりによって紀ノ助まで。
これじゃ行くしかないじゃないか。虎之助のバカヤロウ・・・
拙者は小姓だが…一度もあれがない。殿は衆道に興味がないらしい。
………………………少し、がっかりした事は心の中にしまっておく。
↑日付忘れたすまん
ウホッ
元亀三年 三月 一日 晴れ
ということで(?)、みんなで連れ立って小谷山に花見に行った。
確かにお城の三の丸口あたりでいっぱい植えられてた桜の木は大きくて見事で、来たかいはあったなあ、
と思った。周りではこんならんせでもいっぱい人が集まってお花見してる。
向こうの木の下ではおさむらいさんたちが酒盛りをしてて、やたら体格のいいおじいさんがふんどし一枚で踊ってるのを
やんややんやで盛り上げてる。楽しそうだなあとそれを見ていたら、ぼくとおじいさんとが目が合った。
おじいさんはぼくの顔をじっと見てる。そして、
「あ、あれは先の戦でわしにしょんべんをひっかけた羽柴方のガキではないか!!」
うわわわわ、ひっとらえいとの大きな声がかかるや、武士の一団がこっちに向かって走ってきたよ!
ぼくらはあわてて逃げる。
孫六の足がおそろしく速くてどんどん前に行く。ぼくは長く走ってるうちにしんどくなって、
大谷くんや虎之助や市松にも引き離されていく。
ぼくが待ってよ、と声をかけると、市松が
「あきらめろ、体力のないおまえがいけないんだ」って、そんなあ・・・
それでも必死に走ってたら、いきなり前に木の根があって転んでしまった。
うわあ。ぼくの上におさむらいさんたちが何人も覆いかぶさってきた!
もうだめぽ・・・
佐吉南無…
480 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/03(日) 21:00:21
オイオイ大谷くんとは一蓮托生だろ?
海北どのキター!!
虎之助が羽柴さまに助けを呼びに言ってくれるさ
でも自分が教えたとは決して言わず、逆に佐吉を虐めてしまう虎之助
483 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/04(月) 09:34:06
元亀三年 三月 三日 くもり
佐吉が浅井方につかまってしまった。
僕がいっしょに捕虜になっても、どうせ役に立たないからこうして逃げてきたが、
横山城はしあさってに織田のおおとのが大軍を引き連れて来るということで大騒ぎで、
竹中さんに小六の親分、弥兵衛さんなんかに声をかけてもご自分の仕事にひっしで相手にしてくれない。
おねさまや母上も、お城の掃除なんかで手いっぱいでみたいだ。
責任を感じてるのか虎之助がぼくに「こうなったら俺たちが小谷城に忍び込んで助け出そうぜ」とか言ってたが、
どこにいるのか、それどころか生死すら明らかでないのに、そんなことできない。
困ったよう・・・
あ、しもた。484=紀ノです
元亀三年 三月 五日 はれ
目が覚めたら、お花見をしていた場所に褌一丁で倒れていた。
夢かと思ったが生きているみたいだ。身包みをはがされていた…
脇差と服をとられただけらしい。しかし、体中が臭い…何か顔と尻
褌がパリパリになっている…あと肛門がとても痛い……なんだったんだろう…。
元亀三年 三月 七日 晴れ
昨日はふんどし一枚でとぼとぼ歩いてたら、近くにお寺があったのでかくまってもらった。
お寺のお坊さんはぼくに食事と衣服を与えてくれ、
「なにかわけありのようだから、しばらくここにいるといいよ」と言ってくれた。
体がすごくしんどいので二三日休むことにした。
で、今日朝起きてみると、お空が真っ赤に染まってる!
ちょっと高いとことにあるお寺から周りを見てみると、
子供のころよく遊びに行った、余呉や木之本の市や町が炎上してる!!
気がつくとおぼうさんがいて、
「織田の武者どもが浅井についている町を焼き払っているようじゃな。
容赦のないことじゃ。南無阿弥陀仏」
と、寺の山門のほうからすごい太い声でがなりたてる声。
「ゴルァ!!この寺で浅井方の武者などかくまっておらぬかああ!」
行ってみたら、武者数人が小坊主数人をおどしつけてる。で、一番前で偉そうにしてる
武者を見たら・・・弥兵衛さんじゃん!日ごろおとなしいかたなのに、まゆげをいからせて、
すごい声と顔でおどしをかけていた。
弥兵衛さんはまもなくぼくに気がつき、
「お、おお。佐吉じゃないか」すごいばつが悪そうだった。
元亀三年 三月 七日 はれ
早くしないと、適齢期をすぎて相手にしてもらえなくなるので
こちらから打って出る事にした………。
・策
落ちた物を取る時に少しお尻をふる。
・結果
失敗だった。腰が悪いのか?と心配なされた…良い殿ではあられるが……。
結局駄目だったが…ん?来客か?増田殿が来られたようだ。
ハァハァと、息遣いが襖越しに聞こえる。何かあったのだろうか…うわますだどのなにをすr
元亀三年 三月 五日 はれ
城内の若い匂いを嗅いでいたら・・・・・・・・・・・・・・・・・
|/ ./ ,: : //,イ .| | ヽ|'´ /ラkz_ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
. | ! /: : /: :/ |__| | // i{_rく`ト/.:.:.:.:.:.: .: :/|ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
. |/.:/.:.:.:;イ.:.:.', ヾ! u _,. ゞ‐゚"/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:|ニ、ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
/ :/!l: /:||:.:.:.:lzz、 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|-、ヾ.l:.:.:.:.:.:.:.:ト| 乳首勃っちゃった☆
,.-、 | / lハ: : !|:.:.:.:| ‐' /////イ /.::/.:.:.:.:.:.:.:ト l l |:.:.:.:.:.:.:.:|
ノ::::::`:.ー---- 、-|! | ヽ: :ヽ: :ト、 / //.:.:.:.:.:.:.:.:i|-‐'/.:.:.:.: /V
/..::::::..... `ヽ:. ! l : : | 'r‐‐、 u /.:.:.:/!:.:.:.:.:.:.:|:.:.l|‐'´.:.:.:.: : /
/ ヽ丿 ノ }l: :ヽ ヾ ヽ / .:/ |:.:.:.:.:./l| !|ヽ: : ,ィ'レ'´ .:::' r'⌒ヾー、
,.' u ゙、'´_..バ ,ハ __) // |::.:.:.:/ |从:: ,イ:;;:. :. | 、 ヽ.`
,' : ヾ、__.../ // ,ハ、i! ´ /.:.:.:/-‐,|/ :/| i:;;:. :. ヾ:、
i J `ヽ._.ノ:: :/|/ ̄ ̄ | /:::/-‐'´.|::/ | i:;;:.. .:::/⌒ヽ._)
', ,...:-──-゙- 、 . | // | |.| i:;;:. ..::ヽ
さっそく市松、虎之助を食べた。
秀吉はナニが小さかったのだろうか。
孫六南無三
なんか急に下品、というか下劣に・・・orz
海北どのはただの非道な人になっちゃったし。
ちなみに孫六は御年9歳、衆道するにもまだガキ杉だが。
マセガキ?
元亀三年 三月 五日 はれ
佐吉が捕まった。鍛錬を怠るから足が遅いのだ。
その晩に、花見へ行ったメンバーで話し合いをしていたが救助の案は跳ね除けた。
これから助けに行く。好かぬ奴でも俺の責任だ。木剣を二本、腰にさして行くことにする。
この日記が最後になるかもしれないが未練は無い。義父上、義母上、お世話になりました。
虎之助は劇場版ジャイアンみたいな奴になってきたなw
495 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/05(火) 22:57:29
エロも全員イイ人化ももういらん
496 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/06(水) 01:04:23
虎之助、人には向き不向きがあるんだよ。
じゃあ次はグロだな
498 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/06(水) 22:40:26
孫六がすね夫としたら市松は?
ブタゴリラ
ヤスおくん
すね吉
502 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/06(水) 22:45:32
元亀三年 三月 七日 平馬
おとといから行方不明だった虎ノ助がぼろ布みたいに
なって門のところに倒れてた。
手当てをしながらまさか佐吉を?って聞いたら
黙ってるだけでなんにも言わない
そうか やっぱり…
虎ノ助までがんばったのにぼくはなにをしてたのだろう
…ぼくには力はないけれど
さくりゃくがあるんだ…
503 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/06(水) 22:50:09
電車男がドラマ化したぐらいだから佐吉の日記が盛り上がったら
大河の候補になるかな?
元亀三年 三月 七日 虎
ひんやりとしたかんしょくで目がさめたら
かたわらに紀之介がいた
つめたいぬのでぼくの傷をぬぐってくれてた
ちっ
紀之介は、「だいじょうぶだ ぼくが佐吉をたすけるよ」といいながら
目を細めた
そのかおが 竹中さまに似ていて
すこしこわかった
く くそ…っ
元亀三年 三月 十日
くもり
やへえさんのおかげで(?)お城に戻れた
あ〜ひどいめにあったよ
城にもどって何日か見なかった大谷くんがきょうはいた
真っ黒い着物をきてて、ぼくのすがたをみると
にっこりわらって
「佐吉〜、無事だったんだね!」って言ってきた
あしくびやからだのふしが痛かったけど
大谷くんがにこにこしてたからもういいや
…
へへ
元亀三年 三月 六日 くもり
岐阜のとのが浅井討伐の傍ら横山城立ち寄り、さっそく私と宮部継潤を呼ばれた。
とのは上機嫌で、珍しく笑いながら謁見に臨まれた。
まず私が宮部を紹介すると、とのは宮部の容貌魁偉な僧兵姿が大いに気に入られたようだった。
宮部も如才なく、いかつい顔をにやけさせながら、先の戦での足の鉄砲傷などを盛んに述べ立てていた。
とのは気に入られ、なんと見舞いと称して砂金ひとつかみを与えられた。
宮部はその量に驚き、坊主のクセに上気して喜んでいた。
私には?扇子一本。それもとのが「天下布武」とか直筆でかいたやつ。
おまえの神経質で書かれた字なんていらねーよ。価値があるとでもおもっとんなかなあ。
それも最後に「これからのサルの藤吉郎を頼むぞ」って、
これからもわしはサル主従に仕え続けるのか・・・
ああ、寝返りてえ。でも浅井も朝倉もしょぼいし、もう滅ぶだろうし。
信玄を待って、美濃のご案内でも務めることにしようか・・・
507 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/07(木) 03:04:00
元亀三年 三月 十四日
城の書庫ですけさくにあった。
あうなり「お虎を見舞ってやったか?」だって。
お虎?虎之助のことらしい。
「見舞うって?」ってきいたら
「おおきいけがをして寝込んでる。知ってるだろう」
…。なんで虎之助のことをぼくにいうんだろう?
「べつに、見舞わないよ」とこたえたら
すけさくは、「アア、そうしてあげるほうがいいだろうなぁ〜
では、な」といってどっかにいった。
すけさくのいうことは分からない
助作16歳、やや歳の離れた中で悩めるお年頃?
元亀三年 三月 十七日
はれ
夜通しの見張り当番だった。助作と、市松と組だった。
市松はもちろんさぼった。まあわかってたことだ
夜もふけた裏門には、だれもとおらなくてしずかだった。
「紀之な」
助作がぽつっといった。
「紀之な、あいつあれでいて気も強いし
今は気に入りのひとりのようだけど
いつか殿の勘気にふれるかもしれんよ」
いきなりそんな話をされてびっくりしてると
「まあ小姓のうちならたいしたことに
ならないだろうけどな」と、いって、向こうをむいてしまった
きまづかったので
「もし大谷くんが殿の勘気にふれて
きんしんとかになってもぼくはあいにいくよ」
っていっておいた。
よくよくかんがえたらへんな話だなあ。
あの大谷くんが殿を怒らせたりするわけない。
助作はやっぱりへんだ
助作、自刃派?病死派?毒殺派?
自分は毒殺派
茶々キボン
512 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/08(金) 08:05:02
お玉キボン
>>511 まだ4歳ですが。翌年八月の小谷落城までは登場は難しいかと
>>512 まだ9歳ですが。明智光秀に横山城を訪問させるか、
佐吉を坂本城にお使いにださないと難しいじゃろ。
514 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/08(金) 21:56:47
市松はさぼっていたのではなくて飲んだくれて寝ていただけでつ
515 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/08(金) 22:45:04
大谷くん謹慎ネタとは…
元亀三年 三月 二十日 雨
岐阜のうえさまはうちのとのさまと浅井の領内を荒らしまわると、
直ちに湖西路にとって返して
佐久間さま、丹羽さま、明智さま、中川さまなどとお城を攻め、
さらに今は京でご邸宅の建設を指揮されているそうだ。
すごい行動力のお人だなあ。ぼくはちょうど岐阜の上さまが横山城に来たとき、
お城にいなかったのでお顔を見られなかったので、どんな感じだったか
紀之助に聞いてみたら、
「うーん、丸一周ひさしのある変な兜をかぶって、背中にはきんきらきんの大きな布キレをはおって、
ひげは明らかにつけひげっぽくてうさんくさくて、声はむやみにかん高くて
すごいしんけいしつな感じだった。変な人な感じだったよ」
へえ?なんか想像がつかない感じ。上さまっていったい・・・
元亀三年 三月 二十一日 雨
石田村の兄貴からまた手紙が来た。
佐吉どの
先日の各村が一向一揆に加わらぬ旨を記した誓紙を織田どのに提出する件だが、
結局坂田郡の村はわが村も含めて全て提出した。
不穏な寺々や門徒どもはひとまずおとなしくしておる。
さすが織田どのじゃのう。これで近江も平和になればよいのじゃが。
いうまでもないが、織田どのの重臣羽柴どのにお仕えするおぬしが、
われら石田村の命運を握っている。くれぐれも頼む。
追伸 もう少し近江が収まったら、おれも仕官したいなあ。
そのときはヨロ。
おまえの兄 弥三
なーにがヨロだ!ぼくが寺奉公に出る前の夜、
母上がせっかく僕に作ってくれたフナ寿司を、兄上はふた切れもつまみぐいしたのを
ぼくは忘れてはいないぞ。
もし羽柴さまに仕官できたとしても、いじめてやる。
元亀三年 三月 二十一日 雨
上様と小姓殿が話しているのをたまたま、聞いた。
何でも三河殿とは幼い頃からの親友だそうで、水練だと言い川に突き落としたり
柿をやると言い、渋柿を食わせたそうだ。しかし、それが友情に繋がるとは興味深い。
早速、佐吉を水練だと言って滝つぼに突き落とし
柿をやると言いつつ、渋柿を顔にぶつけたり、肥溜めに落としたりした。
これで佐吉と大人になっても仲良が良いだろう。
訂正
>これで佐吉と大人になっても仲良が良いだろう。
これで大人になったら、佐吉と仲が良くなるはずだ。
>>518 ひでえw
しかし虎之助のキャラが立ってきて何より。
市松福島はどうしようかねえ。
>>518 問題は陽暦5月に柿があるかだが。
多少は気をつけたほうがリアリティが出ると思うよ。
522 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/12(火) 22:07:07
元亀までいっちゃったらもう
暦はアテにならなすぎだし適当でいいと思うけど
半端な知識でツッコミいれてんなよ
>>522 ???
本線から外れるがおっしゃってることがよくわからん。
>>522 暦って当てにならない歴史の中でも、数学と天文に立脚してる分これほど頼りになるものはないよ。
東アジアにおいては特に司馬遷も作成に参加した太初暦以降は、編年には苦労しないし、
史書の日付をダイレクトに太陽暦に直しにいける(暦の直し方辞典みたいなのもあるよ)
日本の場合は年代の比定に十干十二支分のずれがありうる古墳時代ならともかく、
少なくとも聖徳太子よりちょっと前以降なら、季節感付きで歴史は語れるはずよ。
脱線しました。すいません。
職人のみなさま、よろしく戻してくらはい。
525 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/13(水) 00:49:25
ズレてまいりましたな…
>>519 どういう友達になる気なんだ虎?
しかし、佐吉はけっこう丈夫だなw
>>521 すまんかった。ただネタをやりたかったもので…。
>>526 信長と家康みたいな関k(ry
528 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/17(日) 00:39:54
元亀三年 三月 二十二日 雨
風邪をひいてしまった。ちくしょう、虎之助め・・・
僕がえらくなったらこってりいじめてやる。
元亀三年 三月 二十三日 くもり
小姓のみんなは連れ立って近くの山あいにある茶をつみにいった。
僕は風邪が治らなくて一人お留守番・・・
みんな帰ってきた後、一緒に茶摘をした女の子のだれがかわいかっただのなんだの話していた。
畜生、くやしい。虎之助、恨んでやるう!
け〃ωき3ねω3か〃⊃25にち
<まちょさぃきωきもぃ★
ゎたUσことぃЗぃЗきぃτ<る
ちょぃぅさ〃<なっτきた★
たま
元亀三年 三月 二十六日 くもり
虎之助が厠で苦しそうに唸っていた・・・。
どうやら僕のうらみが天につうじたみたいだ。いい気味だ。
・・・うるさくて眠れない・・・。
532 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 10:39:50
hoshu
533 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/07/30(土) 10:54:59
ほしゅ
元亀三年三月二十九日 晴れ
すごい情報を助作から聞いた。どうやら武田信玄がもうじき死ぬらしい
まだ憶測らしいけど助作の話を聞いてると本当みたい
そうそう
虎之助の病気が治ったみたいだ。
またうらんでやる、と呟いたら偶然となりにいた市松が聞いたみたいで
虎にいいつけるといっておもいっきり、おしりを蹴られた。
元亀三年四月一日 晴れ
今日は遠足に行くことになった。
弥兵衛さんと神子田さんがぼくらを引率してくれるということだ。
寅三つ、まだ夜も明け切ってうちから出発。
どこに行くのかわからないまま、ひらすら細い道を歩かされた。神子田さんはやたら上機嫌で、
「この遠足は訓練も兼ねてるからな!」と叫ぶとどんどん早足で歩いてく。
しんどくてぼくは遅れそうになったが、こんな山道ではぐれても大変なので、
必死でついていった。小袖からふんどしまであせびっしょりになった。
いつしか日差しが高いところまできてる。
ああ、ようやく着いたみたい。いきなり虎之助がぼくの方を見て
「なんだ佐吉、ついてこれたじゃないか」
と言って白い歯を見せた。なんかむかついた。
着いたところは関が原というところにある松尾山という山だった。いつのまにか美濃の国に来てたんだ・・・
ここはいろんな街道が集まるすごい大事な場所で、
昔、おおともの皇子というひととおおあまの皇子というひとが、
天皇の位をかけてせんそうをしたところらしい。
神子田さんは、弁当を食べながらすごくうれしそうにそのせんそうの講釈をしてくれた。
「ちょうど今年と同じ十干十二支の年だった。おおあまの皇子は
東側、おおともの皇子は西側に陣を張ってな・・・」
話はすごく細かく詳しく、ぼくらはぽかんとして聞いていたが、
このくだりだけ耳に残った。
「おおあまのみこはあそこに見える丘に陣を引いて部下に桃を配ったそうで、
それで桃配山とあのへんは命名されたそうだぞ。
まあでもな、見るからにあの丘は包囲されやすくていざ攻められたらひとたまりもないから、
実際あそこに陣を張ったとしたらおおあまの皇子もちょっとアホかもな。
俺がおおともの皇子ならあっちの西北の丘陵に陣をしいて、
別軍をこの山において挟み撃ちで一気に勝つけどなあ」
そのあと、近くにある竹中さまの居城で一泊した。竹中さま自体はいなくて、奥さまがごはんを出してくれた。
「うちの半兵衛はみなさまにご迷惑をかけていませんか」となぜかおろおろしながら聞いてきた。
虎之助はいい奴だなあ
見事にすれちがってるけど。
537 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/08/03(水) 23:45:05
助作おいしいな…
538 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/08/05(金) 23:00:03
ちゅ
元亀三年四月四日 晴れ
城で黒田官兵衛殿に出会った。少し気難しい感じの人だったが
市松や虎之助の馬鹿話にも上手くつきあっていた。聞き上手な人だと思った。
途中でぼくの番になり、作戦の話をしたら少し黙って、難点をピタリと言いあてた。
その竹中さまの智略とは一味違った感じがした。
元亀三年四月五日 雨
いつもは小六の親分の隣でいつもにこにこしている将右衛門さんが、
いきなり廊下で話しかけてきた。無口な人だったのですごいびっくりした。
それも、いきなり紙を片手に数字を読み上げだした。
「願いましては・・・8,343貫なり、7,111貫なり、17,998貫なり、98,998貫なり、
903貫なり、765,029貫なり、736,767貫なり、99,276貫なり、738貫なり、
9,008,134貫、掛けることの34倍・・・では?」
その程度の計算はわけはない。
「三億六千五百二十七万二千九十八にござります」
将右衛門さんはじっと紙をにらみつけていたが、こっちをみて、
「決まりだな」
と笑った。いつものにこやかな顔とちがって、ちょっと凄みのある顔でこわかった。
元亀三年四月十日 くもり
いま、信濃の国の飯田にある安宿でこの日記を書いている。
周りには、将右衛門さんと大道芸人の子供たちが数人・・・
四日前・・・将右衛門さんがとのの前にぼくを連れて行き、いきなり
「佐吉をこたびの甲斐への間諜の伴にしとうござる」
とか進言し、なんとぼくはにわか間諜になってしまった。
で、そのまま忍び込むのはまずいということで、大道芸人の一座を作った。
で、ぼくの役割は
「日ごろはうそのろだけど、計算だけはどんな難しいものでもやってのける子供」
みんながとんだりはねたりする中で、ぼくだけ鼻を垂らし涎をこぼし、金玉をかきながらぼおっとする。
ああ、うすのろの役って難しい。伊勢や尾張あたりではぼくの賢さがばれて石を投げられたが、
奥三河や信州に入ってからは、かっさいをあびるようになった。
そうそう、将右衛門さんはなんか穏やかなお城の毎日と違って、毎日目をらんらんと輝かせながら
猿回しをやっている。その猿に「とうきち」と名づけているのは狙ってるのかどうなのか。
で、夜になるとぼくらを寝かしつけてから闇に消えていく。
小六さんや将右衛門さんは川並衆とかいう独自の集団をもっているらしいが、そのへんを活用してるのかな?
ちょっと毎日が楽しい。甲府まではあと3・4日かかるらしい。
元亀三年四月十日 くもり
将右衛門殿の供となり、旅の一座と偽り信濃に潜入している。
俺の役割は火縄銃で的を射抜くことだ。火縄はなかなか楽しい。
この大型火縄を振り回し、的を射抜くのはなかなか好評だ。
夜、厠へ行くと将右衛門殿が周りを見渡しながらコソコソと出かけていった。
これは何かあると思い、声をかけると「うお!虎か…このことは黙っておくか?」
と聞くのでとりあえず「黙っておきまする」と答えたら
「お前は稼ぎが良いから連れてってやろう」と言った。
ああ…アレは忘●ることがで●ない…。
思い出し●ら鼻血が出てきた。もう寝るとする。
>伊勢や尾張あたりではぼくの賢さがばれて石を投げられたが
嫌われ者佐吉ワロスwwww
>ああ…アレは忘●ることがで●ない…。
虎之助はここで梅毒を……。
次はぢ・・・。
甲斐の国には「お尻ハンター・SHINGEN」がいるんだが・・・
いや、ここで語るのは止めておこう・・・
>546
おまいさん…まさかあのスレの住にnうわなにをするやめ(ry
元亀三年四月十四日 晴れ
今日は諏訪の神社の前で一日中大道芸をして、ぼくも得意の計算で場を盛り上げた。
でも途中でいきなり顔の青白い、でも筋骨隆々とした30前くらいのおにいさんが
「がきんちょやるなあ、でもわしには勝てまい」
と偉そうなことを言ったので、
「じゃあ二人の戦いにしましょう」とぼくから持ちかけて計算合戦をした。
5けた、6けた、7けた、加減乗除・・・
結局日が暮れるまで勝負がつかなかった。おにいさんは、
「がきんちょ、おまえただもんじゃないだろ。俺は黒鍬の藤十郎。機会があったらまた会おうぜ」
とかっこつけて去っていった。ふと気がついたら客もおらず、仲間は路上で座ってた。
「おまえの芸は、ツマくらいならいいけど、主役でやっちゃあ受けないよなあ」
と将右衛門さんが困ったような笑いをして声をかけてきた。
後ろで虎之助がにがわらいしてた。
保守
550 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/08/31(水) 11:48:53
かゆ
うま
551 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/05(月) 00:14:10
age
552 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:50:58
あげ
553 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 07:40:57
元亀三年四月十五日 晴れ
徳川さんを見るとなぜか鳥肌がたつ。
554 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 08:06:51
555 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 09:04:25
555
556 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 14:30:53
元亀三年四月十六日 雨
漸く甲斐に潜入した。何か暗いムードが漂ってる。
噂は本当かもしれない。軍勢も退却して来てるらしいし。
僕はもうこの辺で引き返したくなったが、将右衛門さんは
まだ納得しない。つつじヶ崎館まで行かないと駄目だと言う。
こっそり逃げてしまおうか。大体忍とかスパイとかは嫌いだ。
戦は正々堂々とするものじゃないのか。大大名にも関わらず、
こんなこすい真似をするようじゃお屋形様の天下布武も
先が危うい気がする。というわけだから織田家の威信を守るために
僕は勇気ある撤退をするのだ。さあ、逃げよう!
元亀三年四月十七日 曇りのち雨
いよいよ逃げることにする。少し後ろぐらいが仕方ない。
人には向き不向きがあるものだ。僕は頭を使った仕事が好きなのだ。
将右衛門さん達は味噌汁に混ぜた鴆毒が効いて
まんまと昏睡している。ごめんね。
…記憶をたどりながら山道を必死に走っていると、
前方に人がしゃがんでいる。何だろう。近寄ってみると
若い娘さんだ。しかも美人だ。体つきもふんわり柔らかそうで
お葉にはない魅力を感じる。何だろう、この股間のざわめきは。
「どうしました?」と声を掛けてみた。その途端、
がばっと抱きつかれた。おっぱいが気持良かった。
あまりに気持良くて眠たくなった。眠たく…
558 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 16:18:58
元亀三年四月十八日
晴れ
…ああ気持良い気持良い気持…
「はっ!?」急に我に帰って目が覚めた。すると、
ふにゅっ
と柔らかくて暖かいものに顔が埋まった。まさか、と引いて見ると、
それはやはりおっぱいだった。さっき道にいた女の人が
横に寝ているのだ。しかも裸で。うわっ、僕も裸じゃないか!
ひえ〜 固まっていると女がうっすら目を開けた。にっと笑う。
僕は何とも言えない心持になって再び女の胸に顔を埋めそうに
なった。その時、
「サイゾウ!何をしておる!」としわがれた太い声がした。
それを聞いた女の人はかすかに身を震わせてからするりと
布団を抜け出し、瞬く間に着物を着て部屋を出ていった。
僕は何がなんだか分からず呆然とするのみだった。ここは狐の棲処
かも知れないと思った。障子から陽が射している。
一晩ここにいたのか。下まで埋まったので次の項に移る。(続く)
同日
耳を済ますと外からはさっきの声の人と女の人の話声がする。
…「また一晩褥を共にしたのか。其の方の悪い癖じゃ」
「これはしたり。あの男子はシュウドウの気があったゆえ、
某は老婆心から正道の快楽を教示してやろうと…」
「ふん、もう良いわ。下がれ」
シュウドウって何なんだろう。いい加減調べなきゃいけないな。
正道と言っていることからするとあまりいい事じゃなさそうだが、
僕は人倫にもとることなんて大嫌いだし、とんだ濡れ衣みたいだ。
そう思っているとまた遠くからドスドスと足音が聞こえてきた。
「父上〜父上〜お屋形様がご逝去されたとは真でござるかあ!」
ぶっとい声だ。
「うるさいぞマサテル!御家の大事をその様な大声で」
「ほ、これは…しかしここにいるものは皆わが家の者ばかりにて…」
「たわけ!今そこによそ者が寝ておるわい」
僕のことだな。
「なんと。一体何者ですか?」
「さあな。まだ目が覚めぬゆえ」
すぱっと障子が開いて大きな影がぬっとこっちを覗きこんだ。
「ほほう…これはなかなかに見目麗しい男子ではござらぬか」
唾をすする音。き、気持悪い。
生々しく思い出したのでしばらく休んでから書く。(続く)
同日
「これ、全くお前はサイゾウより質が悪いの」
「何をおっしゃる。お屋形様とて高坂弾正殿と…」
そこへまた別の足音が聞こえてきた。また気持悪いやつだったら
どうしようと心配になった。
「マサテル、何を騒いでおるのだ」
「あ、兄上。いや某はお屋形様のことを…」
「かような場所で話すことではなかろう。こちらへ入れ」
どうやら三人は隣の部屋に入っていくらしい。
しめしめ、一部始終聞き取ってやる。お屋形様とは十中八九信玄の
ことだろう。これは怪我の功名だぞ。うひひ。
「お屋形様は、野田城にて病に臥されそのまま亡くなられたのじゃ」
「なんと!?やはりスッパの知らせは真だったのか…」
「父上、武田の家はいかなることにあいなりましょう」
「うむ、世継ぎのことで騒動は避けられまい」
「その時我が家はどう動けば…」
「関わらぬことじゃ。どなたであろうと当主の座に座る御方を
お屋形様と仰ぐのみ」
ふん、何だかずるい考え方だな。僕なら率先して動くがなあ。
「信ツナ、良いな?」
「父上の仰せのままに」
「マサテルはどうじゃ?」
「父上!まずはあの男子の素性を調べるが寛容!」
うは、僕じゃん。
「うん?お前まさかずっとそのことを考えていたのか…?」
「そ、その役目是非とも某に!じっくりと丹念に調べて
吟味致しますゆえ」
声が上擦っていて気持悪いったらない。何を考えているんだこいつは。
また気持悪くなって来たので休む。(続く)
同日
変態マサテルは涎をすすりつつ熱弁している。
「…お前そんなにあの男子を抱きたいのか?」
「ばっ馬鹿な!某は純粋にわが真田家のためによかれと思い…」
嘘吐け
「嘘であろう」
「嘘じゃな」
「なななな…」
ぶくぶく泡でも吹いてんじゃなかろうか。
「ともかく、あ奴の事を調べるのは後じゃ。儂はこれより御館に行って参る」
「しっしからばその間あの者は?」
「そう顔を近付けるな。唾が飛ぶ。牢に繋いでおけば良いじゃろ」
「では某に!」
言うが早いかぐわしっと襖が開いてマサテルらしき大男が
踏み込んできた。想像通りのむさ苦しい男だ。熊みたいに毛深い。
そいつが布団の中に手を入れてくる。反転する間もなく首筋と太股を
掴まれ抱き抱えられた。袂から腐った便所納豆みたいな臭いがする。
「そっそれじゃ連れて行きまする」
生暖かい息が顔にかかった。な、南無八幡…。臭いなんてもんじゃ
ない。今ので十年は寿命が縮んだはずだ。人生四十年になった。
「…」
おい!?何で黙ってるんだ。ま、まさか…や、止めろ、それだけは
止めてくれーーー…
「おや、これはこれは父上に兄上方。皆お揃いで何の悪巧みに
ござるかな?」
我に帰った変態が慌てて顔を遠ざける気配がする。やれやれ助かった。
地獄に仏とはこのことだ。安心ついでに少し脱糞してしまった。
恥ずかしいのでまた少し休む。(続く)
同日
薄目を開けて見ると皆新参者の方に顔を向けている。
変態は見れば見るほど醜男だ。いっそ憐れになってくる。
「キ兵衛ではないか。その方も父上に呼ばれたのか」
「無論でござる。某とて一応イットク斎ユキタカの息子ゆえ」
このキ兵衛という男はなかなかの好男子のようだ。変態なんかより
この男に抱かれているなら良いのに…等とおかしなことを
思ってしまった。油断した隙に糞がまた少し顔を出した。
異臭が漂う。ユキタカと信ツナが眉をひそめてこっちを見た。
変態はまだ気付いてないようだ。鈍い奴。キ兵衛は臭いで初めて
気付いたように訊いた。
「時にマサテル兄者が抱いている若者は誰でござるか?」
「昨日サイゾウが捕まえてきたんじゃ。怪しい奴だとな」
「ふむ、どれ、顔を拝見」
キ兵衛が近寄って来る。変態は少し警戒しているようだ。息が荒い。
というか臭い。キ兵衛は素知らぬ顔で僕の顔を覗き込んでいる。
赤面してなきゃいいけど。キ兵衛はますます顔を近付けてくる。
息がこそばゆい。と、耳元で小さく囁いた。
「案ずるな。無事尾張に返してやる」
心臓が飛び上がるほど驚いた。狸寝入りはおろか素性までもばれて
いたとは。今来たばかりなのに。こいつはすごい奴だ。また項が
埋まったので次に移る。(続く)
同日
「うぬ、キ兵衛!今儂の男子に唇を付けたろう!しかと見たぞ!」
怒っても醜さは変わらない。というか更にひどい。
「滅相もない。某はただ見覚えがないか確かめたまで。それより今
儂の男子と申されましたな?」
「いっいやその…」
慌てた様も醜い。キ兵衛はいじり飽きたかのようについとユキタカの方を向いた。
「父上、某はこの者を放免してくださるようお願い致しまする」
「何じゃと?」
「だっ、駄目じゃ駄目じゃ駄目じゃ駄目じゃ駄目じゃ駄目じゃ!!
そんなことは断固許さんぞ!」
変態が狂ったようにわめいた。つくづく醜い。
「それは何か故あってのことなのか?」
信ツナは冷静だ。変態だけ浮いてる。拾われ子だったりして(笑
「無論でござる。某最近人相見に凝っておりましてな。今その者の
顔を眺めたところ、逃がした方が御家のためと出申した」
「こ奴を放すのが武田家のためとな?」
「いえ、我が家の」
「何?我が真田のためだと?それは何故じゃ」
「さ、そこまでは」
「何が人相見じゃ!左様な迷信儂は信じぬぞ!逃がすなぞとんでも
ないわ」
興奮のあまりぎゅっと抱き締められた。死が近くなった。しかし、
「ん?何じゃこの臭いは!
564 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 19:13:59
同日
」
今頃気付いてやんの。無理もないか。あの体臭だもんな。
変態はいまいち確信が持てなかったらしく、僕の尻に顔をくっつけて
臭いをかいでいる。
「臭っ」
言うなり布団に落とされた。見上げると鼻に糞が付いている。
僕は思わず爆笑した。他の三人も釣られて笑い出した。変態は顔を
どす黒く染めてうおーっと雄叫びを上げて腹を蹴ってきた。
僕は壁にたたき付けられてうめいた。他の三人はと見ると
いつの間にか済ました顔に戻っている。表裏比興の連中だ。
「儂はこんな糞垂れの肥溜めに懸想していたとは」
変態は憎々しげに言い捨てて、わざとらしく音を立てながら出ていった。
僕はほっと胸を撫で下ろした反面、何故か一抹の寂しさを覚えた。
「マサテル兄者はお変わりになられましたな」
「うむ。先の戦で傷を負うたゆえ湯治に行かせたのじゃがそこで
シュウドウを覚えてきよってな」
「幼き頃より喧嘩になるといつも寝技に持ち込みよったからのう。
その気はあったと思うぞ」
「まあともかく、これでこの者を逃がすのに異を唱える方は
おられますまいな?」
「そちのいう真田家のためというのが附に落ちぬ。この者の素性を
知っておるのであろう」
565 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 19:21:19
「いえ、ただこの者からは何やら大きな力を感じるのです」
「力のう…」
「父上良いではありませぬか」
「何、お前までも…」
「父上は当家は騒動に巻き込まれるなと仰せになりましたが、
せめてこの程度の遊びはあっても良いでしょう」
「むむむ」
何がむむむだ。早くうんと言え。もっとも僕なら絶対言わないけど。
「…仕方がない。今度だけはそちに免じてこの者放してつかわす」
今度こそ本当に心から安堵した。
長すぎた一日にも漸く終りの目処がついてきたようだ。
長すぎたレスにも漸く終りの目処がついてきたようだ。
俺はそれよりも丸ごと一年勘違いされてるのが気がかりでしょうがない。
まだ1572年なのだが、修正ヨロ。
三方が原は影武者だったというのもおもろそうだが。
568 :
紀ノ助:2005/09/13(火) 01:04:43
元亀三年四月十七日 雨
外は小ぬか雨が降っているが、それにもかかわらず湖の向こう側が激しく燃えている。
また堅田や坂本あたりで戦になっているらしい。
佐吉や虎がいなくなってしばらくたつ。将右衛門さんもいないところをみると
どうやらどこかの偵察に連れていってもらってるらしい。
なんか自分だけ取り残されてる感じを最近すごく感じる。
ぼくの病気、どうしたら治るのかな。
夢を見た。武田との合戦だ。場所は関ヶ原。ぼくは総大将。
我が軍の先陣は市松と虎之助。遊撃部隊に孫六、
本陣の守りは助作さんだ。
そして、ぼくの傍らには補給と各部隊の連絡をこなす佐吉がいる。
ぼくが佐吉のほうをむくと、にこっとほほえんだ。
さあ戦だ、ぼくは軍配をふりかぶる・・・
ここで目が覚めた。なんか悔しくて、すごい泣けてきた。
元亀三年四月十八日 晴れ
今日は織田方の間者とおぼしき若者を捕まえたというので、
皆と示し合わせて一芝居打ってやった。まんまと信じた模様。
お屋形様は無論息災。しかし人相見に凝っているのだけは本当だった…。
あの若者侮れぬやも知れぬ。…しかし昌輝兄者は少々演技過剰で
あったが…もしや…。
甲斐の国に来たんだったら「T田S玄公」を登場して欲しかった・・・
だって、佐吉だよ!?あのハンターが佐吉の尻を逃すわけがないだろう!?
・・・ごめん、少々熱が入りすぎました。
元亀三年四月十九日 曇り
佐吉がいなくなってしまった。
とのお気に入りの彼をおいていっては私も大目玉なので、連れてきた川並衆を使って
捜索しているがまだ見つからない。困った。
やれやれ、人に仕えるのもめんどいわい。
そもそも佐吉と虎之助を選んだのは、どちらかに信玄の近くに近づかせるためだった。
中性的でかつ怜悧、でもちょっと幼いところのある佐吉と、
自分は男の子だって突っ張り方がまたかわいい虎之助と、
わざわざ2タイプ用意していったのに、こんなことになるとはなあ。
ほしゅ
573 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/09/28(水) 11:34:35
ほしゅ
保守します
職人さん降臨松
流石にここで、犬程遠志を出したらダメだよな。
元亀三年四月十九日 曇り
うとうとしてると、野良犬が部屋に入ってきた。かわいくない、むしろむかつくと思ったら、顔が増田くんに似ていた。
気持ち悪いと思ったら、増田くんに似た犬が喋り始めた。聞くと、忍術で犬に化けて助けに来たらしい。
喋り終わると、舌を出してハァハァいいはじめた。本当に犬みたいだと思っていたら、突然袴に噛み付いて引きずり下ろされた。
増田犬は、「助けに来たお礼にいいだろうハァハァ」と言ってむしゃぶりついてきた。
僕が必死になって抵抗してると、増田犬が、宙を飛んで壁に叩きつけられた。増田犬はキャインと吠えて動かなくなった。
ふと入り口に目をやると、巨大な熊が仁王立ちをしていた。部屋がとたんに獣臭くなった。
体に重いものがのしかかって来た。その熊はいつのまにか蛸入道に変わっていた。
その後は覚えていない。どうやら夢らしい。なんでよりによって増田君が来るんだ。まるで悪夢だ。
夢なのに、おしりが痛いのはなぜだろう。
577 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/10/09(日) 09:41:34
保守します
元亀三年 四月二十三日 晴れ
逃避行もついに終り、やっとおうみの郷へ帰ってきた。
天気もよくて、陽の光を反射するびわこの水面がすごくきれいだ。
「帰ってきたんだ・・・」
とめどなく涙があふれる。いろんなことがあったなぁ・・・
きれいなお姉さんのおっぱいみたり、ブサ男に犯されかけたり、増田くんに似た小面憎い犬がいたり。
よもや全部いい思い出だ。
回想にふけってると急に後頭部にきょうれつな衝撃が走った。
もんどりうって、その方向をみると虎之助が手に木刀を持って立っていた。
おや?なんで虎之助が?眼には涙があふれている・・・
どうやら急にいなくなったぼくを探してるうちに一行は結局ぼくより先におうみに着いたみたいだ。
「お前・・・心配したんだぞ・・・どこにいってたんだよぅ・・・お前いなくなってオレ・・・オレ・・・
うわぁーーーん!!!」
同日
虎はおかまいなしに号泣した。ぶとうはでならしてるだけあってその声はけたたましく、
そばにいた野うさぎがびっきりして、茂みにかくれていった
ひとしきり泣いた虎は
「お前がかえってきたらくわせてやろうって思ってたものがあるんだ、
腹減ってるだろ、うちこいよ」
とぼくにいった。なんだろうと、虎の家へいくとすごくいいにおいがしてた。
「これだよ、お前これ好きなんだもんなぁ」
そこにはまばよいばかりに銀色に輝くおかゆが!!!
そうなんだよ、ぼくはこれがあればいつだってさいこうなんだ!!!
かゆ
うま
同日
あんまりお腹減ってたから鍋ごと空にしちゃった。でも虎は
「そんなこともあろうかと、まだ作っておいたんだ。
食べてくれ佐吉。
さっきはいきなりごめんな、おもいのほか元気そうなお前見てつい・・・」
「ううん、虎・・・ありがとう」
「ありがとう、か・・・いい言葉だよな」
ぼくたちはだきしめあったんだ。これまでのこととか関係なかった。
虎は力が強くてちょっと痛かったけどでも、そんなことは問題じゃなかったんだ・・・!
「虎・・・いただきます!」
「!?」
一口食べるとそれはもうものすごく辛くてのどがやけるようだった。
そのときずっとふすまの向こうにかくれてた市松が現れて、ぼくのお腹を集中的に蹴りだした。
うすれゆく意識の中で市松がぼくにゆった言葉が耳から離れない。
「調子にのんなよ、佐吉のくせしやがって」
ひでぇw
甲斐から近江へ4日・・・恐るべき健脚だと一応つっこみ。
まあこれで織田信長最苦戦の年1572年の日常に戻ってきたわけだな。
元亀三年 四月二十四日 曇り
増田くんに似た犬が夢に出てきたと思ったら、本当にいた。
びっくり、そして気持ち悪い。
増田犬はぼくのおしりの匂いばかりかいでいる。
ぼくのおしりはそんなに臭いのかな。虎の変なおかゆと市松がお腹を蹴ったせいだ。
ぼくのおしりの匂いを嗅いでた増田犬は、おちんちんを立てていた。変なの。
ちょっとまって、何この市松のキャラ・・・
救いようがねえじゃん
おしりがきもちいいれす
元亀三年 四月二十五日 曇り
僕がせっかく手に入れた情報を、大人たちに伝えても、誰も本気になってくれない。
それどころか、虎や市松にも馬鹿にされた。悔しい。
おまけに、増田犬もせせら笑っていた。気のせいかもしれない。
ムカついたので、腹を蹴ろうとしたら、急に逃げられてしまい、尻餅をついた。
遠くで虎と市松と増田犬がこっちを見てせせら笑っていたようだった。
くそ、何で誰も僕の手柄を認めようとしないんだ。
あんまり悔しくて、その晩枕を濡らした。
hosyi
588 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/10/19(水) 22:17:55
あげ
保守
元亀三年 四月二十九日 雨
梅雨に入ったのか、毎日じとじとしてすごいいやだ。
こんな日なのに、さらに体じゅう脂ぎった宮部善祥坊どのがお城に訪ねてきて、そのお接待。
お茶をお出しするときに、手をぐっと握られるは、じっと私の顔を見つめるは、
いっそう気持ち悪くなっちゃった。助作さんにぐちったら、
「ああ、男は若いうちにやることやらないと、年をとってからすごいあぶらぎってくるらしいぞ。
おまえもおくてっぽいから気をつけろよ」
だって!よくわかんないけど、とりあえず20年後の自分が宮部どのみたいには
なりたくないな。
宮部どのがうちの殿さまとお話している間、ぼくは宮部どののお供の田中久兵衛さんという
20代半ばくらいの人とおはなしをした。田中さんは、戦争があんまり好きじゃないみたいだったけど、
「もう10年か20年すれば天下も収まるかもしれん。そのとき、戦の知識だけじゃまずいだろ。
俺は街づくりやお城の建て方とかをいま勉強してるよ」
と教えてくれた。ぼくは会計のお勉強をしているよ、と田中さんに話すと、
「佐吉くんは賢そうだもんな。羽柴どのの大番頭にでもなりそうだな。
そうしたら、俺も頭があがんないな」
だって!おだてだろうけど、ちょっと気分がよかった。
年は離れてるけど、この田中さんという人とは長くおつきあいしたいなあと思った。
田中吉政か
運命の残酷さを感じる
593 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/10/29(土) 22:33:39
職人さん降臨。dクス。
元亀三年 五月二日 雨
今日も雨だ。洗濯ものがたまっていけないよ。
田中さんから手紙が来た。中身は、
「はげやかん 火の加減こそ いのちなり
あつけりゃ犯られ、ひえればろくなし」
どういうこと?助作さんに見せたら、
「ああ、田中さんはやさおとこだからなあ。おまえも出身からいって、
宮部どのに仕えるかもしれなかっただろ。まあそのときはやばかっただろうけど」
と笑いながら去っていった。
田中ネタ切ナス
そういえば小一郎が出てきて無いなぁ。
>>596 そういうことは全部読んでから言うべし。
元亀三年五月三日 晴
今日、坂本から明智さまがきた。
明智さまはきれいな顔をしていてすごくかっこよかった。
なんか話があったみたいで、とのと部屋入ってみつだんしてた。
明智さまがかえるとき、とのが
「金ケ崎のことはありがとうございました」
というと、明智さまはぼうしをとって深ぶかと礼をした。
あの頭はけっさくだった。
元亀三年五月五日 くもり
今日は端午の節句だ。何かおいしいものでも食べられると思ったら、
大きすぎるよろいかぶとをかぶせられ、戦場用のほしいいを食べさせられた。
小一郎さんが笑いながら、「まあここは戦場そのものだし、お人形をかざるなんかより
尚武の気風を感じられるだろ」だって。
体の大きい虎之助や市松はいいけど、僕には重すぎてちょっとしんどいよう。
そのうえ、ふらふらしていたら誰かにおしりをけられて階段から落ちてしまった。
例によって市松か虎之助かと思ったけど、ぼくが落ちたところに二人ともいたということは、
彼らじゃない?えええ、誰だよう・・・
元亀三年五月四日 くもり
ええい、負けた負けた!
島津の次男坊の釣り野伏せごときにやられるとは、無念じゃあ。
弟も討死、なんとか逃げ延びてきた将兵を数えても、1000近くは死んどるわい。
ああ、もうだめかのう。豊後の大友どのを頼るしかないかのう。
しかしあのスキモノのこと、援軍を求めたら女でもよこせと言ってきかねんなあ・・・
ああ、やだやだ。今日はもう寝よう。
くうっ、しかしむかつくわい!!
元亀三年五月四日 くもり
ええい、負けた負けた!
島津の次男坊の釣り野伏せごときにやられるとは、無念じゃあ。
弟も討死、なんとか逃げ延びてきた将兵を数えても、1000近くは死んどるわい。
ああ、もうだめかのう。豊後の大友どのを頼るしかないかのう。
しかしあのスキモノのこと、援軍を求めたら女でもよこせと言ってきかねんなあ・・・
ああ、やだやだ。今日はもう寝よう。
くうっ、しかしむかつくわい!!
元亀三年五月四日 くもり
ええい、負けた負けた!
島津の次男坊の釣り野伏せごときにやられるとは、無念じゃあ。
弟も討死、なんとか逃げ延びてきた将兵を数えても、1000近くは死んどるわい。
ああ、もうだめかのう。豊後の大友どのを頼るしかないかのう。
しかしあのスキモノのこと、援軍を求めたら女でもよこせと言ってきかねんなあ・・・
ああ、やだやだ。今日はもう寝よう。
くうっ、しかしむかつくわい!!
ああ、誤爆した。
スマソ、逝ってくる。
元亀三年五月五日 くもり
佐吉が兜のせいでふらふらしていた。落として虎之助と市松と争わせる
心算だったが、佐吉は両名に当たらなかった。まだまだ未熟だ。残念だ。
佐吉に近付く新たな敵・・・
佐吉がんばれ
最終的には、加藤清正・浅野幸長・福島正則・細川忠興・池田輝政・黒田長政・加藤嘉明
の七人から虐められてたりして
元亀三年五月五日 くもり
長烏帽子形兜をかぶった。
「丁度良いけど、少し長さが足りない気がする。」と俺が言うと
佐吉が「思慮も足りない…。」とボソッと言いやがったので殴ろうとしたが
母様にどやされるので、「おまえの一物はもっと足りないけどな。」と言ってやった。
真赤になった佐吉がおもしろかった。
佐吉の後ろで、この話を聞いていたアイツが「ハァハァ」と息を荒くしていた。
想像して気分が悪くなったのだろうか。少し違うような気もしたが。
元亀三年五月十日 雨
毎日雨で帳簿の整理と会計の勉強が終わるとやることがない。
市松や虎之助も暇なようだが、そうなると僕を相撲やらなにやらに巻き込んできて困る。
いくじなしといわれるのもいやなのでつきあったが、思いっきり投げられてしょうじを破ってしまった。
とたんに小六さんの「くぉらあ、ガキども!!」とすごい声が響き、
市松と虎之助は逃げて僕だけつかまった。
あんまり痛いげんこをくらったので、たまらず僕が「市松と虎之助も一緒だったよ」と言うと、
小六さんは「じゃあ、やつらに相撲でかってみろ」と言われた。
くやしい。
元亀三年五月一五日晴れ
きょうはやまとまでおつかいだった。
手紙を届けるだけだったのでらくしょうだった。
おなかがすいたので茶屋でおかゆを食べていたら、
「おう、いつぞやのぼうずじゃないか。
今日もおつかいか?偉いな」
といわれた。
よくみると一年くらい前にあった背のたかいおさむらいさんだった。
ぼくが、
「ぼくはぼうずじゃない!
佐吉っていうんだ!
しかんもしてるし、さむらいになるんだ!」といったら、
「いよいよ感心だな。
ぼうず、いや佐吉殿。
立派な侍になったら拙者をかかえてくだされ」
といって大きな声で笑いながら帰っていった。
あーどきどきした。
SAKONか?
oltupai
左近キター
元亀三年五月十九日
おうみにかえってきた大谷くんにやまとで出会った
おさむらいさんのこととかたくさんおはなししたんだ
すると大谷くんは
「よくそんな強気なこといえるね
かっこいい」
といったので、ちょっぴり照れた。
でもそれをこっそりきいていた市松と虎が
「ちょうしにのるんじゃねぇ」
といってぼくのおなかを(ry
元亀三年五月二十二日 くもり
我が殿、松永さまが三好どのなどと語らって織田方に反旗を翻して既に一月になる。
私は松永さまのご子息、金吾どのとともに多聞山城を守備しているのだが、
五日くらい前になろうか、奈良街道を巡検していたら、
街道を小走りに南に歩いている12・3くらいの少年がいた。
ちょっと線が細くて顔立ちが整っていたので覚えていたのだが、
夕方になるとうれしそうな顔で今度は街道を北に歩いていった。
あれからすぐに南の筒井順慶の攻勢がきつくなり、
さらに北から織田の被官・佐久間右衛門が蜂屋やら稲葉やら引き連れて攻めてきおった。
あの少年は密使だったんだろうなあ。うかつであったわい。
まあでもそれを話すと弾正さまに首をはねられかねないので黙っておこう。
それより、織田に寝返ろうかどうしようか、難しいわい。
どうせ弾正さまもまたすぐ降伏するだろうしなあ・・・
信貴山からヒラグモでも盗んでくれば、所領も増やしてくれるだろうがねえ。
ほしゅ
元亀三年五月十九日
きょう、おしっこが出るところをいじっていたら
なんかさきっちょから白いものが飛び出してきました。
すごい気持ちよかったから、大谷くんにも教えました。
元亀三年五月二十三日
きょう虎と市松から逃げてて走っていたら、
角を曲がったところで、
どーん
とひとにぶつかった。
ごめんなさい、とすぐ謝ったら
「元気があってよいなぁ、頑張って木下殿の力になっておあげなさいよ」
と、ゆってくれた。
すごく感じのいいひとだったからよかった。
あとで追い付いてきた虎たちが
「みかわの殿様はこころが広いなぁ」
といっていた。
元亀三年五月二十七日 くもり
最近田中の久兵衛さんとよく文通しているんだけど、
今日は田中さんに誘われて、紀ノ助と一緒に国友村に行った。
教えられた地図でもくてきちにたどりついてみたら、すごい立派な家。
大きな声で「田中久兵衛どのはござ候や!大谷紀ノ助と石田佐吉横山よりまかりこせり!」
と叫ぶと、にこにこして田中さんが出てきて、奥へ案内してくれた。
奥に案内されたが、立派な垂木に囲炉裏、お金持ちの家だ。
田中さんに聞くと、ここはおかあさんの実家で、鉄砲作りの棟梁をやってるらしい。
その田中さんのおかあさんがおいしいフナ寿司を出してくれ、
ここのご家族とも楽しいお話をした。
夜も更けて、いつのまにか部屋には田中さんと紀ノ助、ぼくだけになった。
すると田中さんは急にまじめな顔になって「なあ、佐吉くんに紀ノ助君、
羽柴さまのご家中にいて、なにか仲間はずれにされているようなきがする
ときはないかい?」と話をむけてきた。
「羽柴さまのご家来、蜂須賀さん、前野さん、浅野さん、生駒さん、
中村さん、神子田さんとみんな尾張の人だよな。それに君たちの同輩も、
加藤君、福島君らなんかもみんな尾張の人・・・」
そこで田中さんはちょっと口ごもったが、
「これで浅井を滅ぼしたりすれば、羽柴さまのご家中にももっと近江もの
は増えると思うんだ。でも、それまで近江の出身者同士ががんばって
協力していこうと思うんだよ、どうだい?佐吉くん、紀ノ助君」
毎日市松や虎之助にいじめられている僕は、「うん、そうです、そうです!」
とつよくさけんだが、なんか隣の紀ノ助はあんまりその気がない顔をしていた。
次の朝、帰りに紀ノ助にそのことを聞いてみたら、
「要は派閥だろ。田中さんもいまのうちに羽柴さまの家中に関係をつくっておきたいんだよ」
とつきはなした声で返ってきた。こういうときの紀ノ助の顔はいつにもまして青白くて、こわい。
619 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/23(水) 03:30:18
新作乙
621 :
618:2005/11/23(水) 09:57:52
>>620 うぎゃ。甲賀出身であったか。すまそ。
記憶だけで作っちゃいかんなあ。
622 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/23(水) 15:09:57
このスレいつの間にか1年2ヶ月を経ってんだな
まったくだな
佐吉もいつのまにか10歳から12歳になりました。
ワープすることなくきちんと歳を取ったという意味ではすごいことかと。
元服するまで続くだろうか
元亀三年六月三日 晴れ
梅雨も明けたみたいで、急に暑くなった。
その暑くなった中で、森の中でみんなで訓練。
それも紀ノ介や虎之助、市松みたいな同輩に、どこからつれてきたかわかんないような人夫さんが一緒になって、
ひたすら逃げる訓練ばかりした。
隊列を組んで逃げたり、ばらばらに逃げたり、クワやスキを持ったまま逃げたり、
ほうり捨てて逃げたり・・・
汗みどろになってもういやと思っていたら、虎之助もがまんできなかったみたいで、
訓練の指揮をしていただんごばなの権兵衛さんにつっかかっていた。
「権兵衛さん、こんな逃げるばっかの訓練、かんべんしてちょーよ。
だいたい俺だったら、敵に後ろを見せることなんてぜったいせんで」
権兵衛さんはにこにこしながら聞いていたと思ったら虎之助の顔をいきなり平手でひっぱたき、
やっぱりにこにこ笑って
「たーけもん。かなわん相手には逃げるしかないわい。
わしみたいに強くなっても、まずけりゃ真っ先に逃げんと生き残れんかったでよー
死にたくなければまじめにやりゃーせ!」
と大声で言った。さぼりかけていた周りの人夫がその光景を見て震え上がって、
また熱心に逃げる訓練をやりだしていた。もちろん僕も。
ただ、なんかその後権兵衛さんが虎之助に視線をなげかけると虎之助がにこっとしたような
気がしたけど、仕組んだのかなあ。どうなのかなあ。
元亀三年六月三日
・・うま・・・かゆ・・・
某日
たけなかさんも昔はおんなのようだといじめられたらしい
でも頭のよさでみかえしてやったって。
病弱なのは治ってないみたいだけど
ぼくも体に気をつけて勉強します。
田中さんに韮粥をつくってもらう
元亀三年七月七日
七夕祭りだ。短冊におねがいごとを書く
紀之介の病気が治っていつまでもおともだちでいられますように
七月十一日
七夕飾りをかたずける
紀之介の短冊に「佐吉といつまでもともだちでいられますように」
とかいてあるのを見つける。うれしかった。
紀之介は僕の大事な友達だ。一生大事にしたいと思った
七月十二日
片付けた七夕の短冊を奥方様が名前別にわけていた。
ぼくのは一つ。紀之介のは三つあった・・・虎之助や市松たちと
一緒に書いた大きい短冊があった・・・「天下をとる漢になろう」・・・と。
紀之介は知勇兼備なんだと思った・・・。
元亀三年七月十六日 晴れ
急に永原城を守る佐久間さまと佐和山城を守る丹羽さまが多くの軍を引き連れてやってきた。
佐久間右衛門さまは見かけは上品なおじさまという感じだがすごく気さくなお方で、
「藤吉郎、こんなあぶにゃーところで骨折りだのう。茶を飲むひまもにゃーだろ
とのも酷なことをさせるわい」
とにこにこしながら殿とお話していたり、顔見知りのほかの物頭の方々に声をかけていた。
で、しあさってには大殿もご嫡子と三七さまとともに直属の軍を引き連れて横山城に到着されるとのこと。
残暑で暑い中、城じゅう大慌てで偉い方や、たくさんの兵隊を迎える準備をした。
上の方は知ってたんだろうけど、こういうことは僕ら下っ端こそ先に聞きたいよ。
元亀三年七月廿日
海の日なので琵琶湖であそぶ
毎年僕は背も低いし色が白いので「おなごのやうだ」といわれて
この日はあまり好きではないのだけど。
最近韮ばかり食わされている
今日も韮のおひたしと韮の味噌汁
そりゃ韮はほっといても育つし今の時期は毎日どっさり獲れるけど
この暑いときに韮粥は勘弁して欲しい。
これを食べると夏ばてしないんだって。
毎日韮のうんこがでてくる。
元亀三年七月二十一日 くもり
昨日ひとりで遊びに行った琵琶湖から帰ると、城門に入るなりおねさまがすごい顔をして
僕に迫ってきて、とんでもないつよさでほおをぶたれた。
「おみゃあにゃあ、こんな戦でてんてこまいなときに、なーにしとるがね!
市松も虎も紀ノもみんなてんてこみゃーではたりゃあとるに、たーけもんが!!」
しまいにはおねさまに泣き出されてしまった。
あれ、そういえば孫六に「今日は何もないらしいから遊びにでるくらいいんじゃない」と
言われたから琵琶湖に行ったのに・・・孫六、間違えたのかな?
罰として虎御前山の本陣までの石材運びをやらされた。
きんにくもりもりのおじさんたちのなかで、「このうらなりめ」とばかにされながら
石材を運ぶのはすごいいやだったし、くやしかった。
見るに見かねたのか、現場監督の将校の人がぼくを木陰で休ませてくれ、水をくれた。
「ご苦労さんだね、佐吉くん」とやさしく声をかけてくれたが、羽柴家中の人みたいなのに
誰かわからなかった。
まわりのおじさんたちは「ここの受け持ちの伊右衛門さんは存在感のないことで、
わしらまで忘れられそうであかんわ」と馬鹿笑いをしていたが、確かにあんまり特徴のある人ではないかなあ。
佐吉のひとり言
子供の歯が抜けたのは何歳だっけな
下の歯は天井裏へ上の歯はえんのしたへ放ると
いい歯が生えるっていうのでそうしたら
大きい前歯がはえてきた
大きくなったらこの歯も目立たなくなるのかな
他の歯も大きくなるようにとおもって玄米をたべたら
おなかを壊したので今日も韮粥をつくってもらった
元亀三年七月廿二日
日焼けが水ぶくれになって痛い。
どうして他の人は日焼けで真っ黒くなるのに
僕だけ真っ赤にやけどするんだろう。
黒田さんという薬屋から買ったがまの油を塗ってもらったけど
余計熱くて痛い。これほんとに効くの?
元亀三年七月二十三日 晴れ
小六さんに「こんな戦で大変なときなのになんかうつろで、気がはいっとらんぞ」と
なんと最前線に出ているとのの本陣のそうじ番にさせられてしまった。
わずか数十間離れたところで何千という兵隊が戦ってて、おめきごえと
砂けむりがすごい。
とのが話しかけてこられて、
「これだけいくさ場から離れてても、死ぬときは死ぬでのう。
佐々んとこのガキも、戦場から離れた陣にいたのに流れ弾に当たって死んだでよう」
と笑った。ちょっと笑い方が邪悪な感じがしたのはきのせいかな。
そのうち敵が迫ってきて、とのを守ろうとしたが足がすくんで動けない。
そうしたら馬廻の一柳さんが「佐吉、邪魔じゃ!!」とぼくを担ぎ上げて
後ろ側の幔幕のむこうまで放り投げられた。顔から地面に落ちて、
肌がこすれてすごい血が出た。おかげで助かったけど、あとで市松や虎に
「戦ってもないのにえらい傷だなあ」と馬鹿にされた。
元亀三年七月二十五日
全身怪我だらけなので織田家臣森可成殿の屋敷で子守りをさせられる
おとなしい子だといいなと思っていたら七歳の人形のように愛らしいお嬢さんだった。
「将来はさぞ美しい姫に成られますな」と申し上げるといきなりびんたされた。
男の子だったらしい。お蘭って呼ばれてるし女の子にしかみえなかったよ。
森家のかたはみな武芸が達者なのでお蘭の剣の相手をさせられたが
返り討ちにあい木刀で追いまわされメッタ打ちにされる。
この子太刀筋は僕よりいいみたい・・
元亀三年七月二十五日 晴れ
最近、佐吉が何も入っていないようでとても不安だ。
そういえば一週間前に話しかけたときも「ニラ、ニラ」と心ここにあらずという感じで、
ちょっとやばそうだった。
結局佐吉はあっちこっちたらいまわしにさせられたあげく、今は横山城で森勝蔵どのの
弟御の子守をしてるらしい。7歳の子に木刀でやられたと聞くが、大丈夫かなあ?
で、僕らは今人夫の方々と一緒に虎御前山の付け城作りをやっている。
近江の優れた築城のやり方をとりいれるということで、中村孫平治さんや田中さんが生き生きと指揮を
しているというのに、同じ近江者として佐吉のことが恥ずかしい。
周りを見れば、虎は矢立を取り出して土塁の作り方など必死な面つきで記録していたり、
市松は意地になって石など運ぶので人夫がそれを見て彼をかわいがったりしてる。
佐吉よ、派閥だなんだという前に、これじゃ周りにおいてかれちゃうよ。
七月二十六日
なんだか疲れちゃった
夏ばてかなあ。ちゃんと韮粥たべてるのに。
紀之介も最近そっけないしついてないな。
調子が悪いので早く寝る。
八月二日
みんなを見返してやろうとないしょでブルワーカーを買う
八月三日
ブルワーカーをつかってみたけど結構きつい
筋肉痛になった。
これを使うと筋肉が張るらしいのでもうすこしがんばってみよう
八月五日
ブルワーカーが虎之助にみつかっちゃった
「佐吉これなんだよ」って大笑いされた
市松には「これ使っても黒くならないよ」と言われた
紀之介はかばってくれたけどちょっとあきれてたみたい・・・
「佐吉はプロテイン飲んだほうがいいよ」っていわれた
八月七日
ブルワーカーのことは僕の黒歴史だ・・
しばらく押入れに封印。
でも高かったしまた使うかもしれないから捨てない。
おかゆにきなこをかけてたべる
646 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/06(火) 01:09:16
八月八日
誰もいないからageてみちゃう
今日はおかゆに何入れようかな
八月五日
佐吉のブルワーカーを発見した。
あいつは山歩きや、鍛錬をさぼることが多いから自業自得だ。
さらに義父様の…一物につける…精強リングを発見した。
佐吉のブルワーカー…義父様の精強リング…
そして、まったく使われていない、市松の「見るだけで覚えられる!論語木簡 百二十」
八月九日
お寧殿が最近元気がない僕を
「佐吉はまだ子供だがや。泣きたあときゃあ泣きゃあええがね
自分の気持ちがわからにゃあええ大人にゃあなれんでよお」
となでなでしてぎゅっと抱きしめてくれた。
僕は里の母上を思い出してわんわん泣いた。
虎と市松は陰でうらめしそうにみてた
八月十三日
お盆なので暇をもらいルンルン気分で近江に帰る
八月十五日
近江に戻ったのになんだか家にいずらい
兄上の祝言がきまったらしく、母上と父上は「これで石田家も安泰じゃ」と
そのことしか頭にない。墓参りでもそのことを先祖に報告していた。
妹も見ないうちにすっかりおしゃまになって僕なんか相手にしない
あんなに恋しかった近江の実家に、もうぼくの居場所は無かった
おかゆに沼えびを入れて食べる
>>650近辺を書いてる人
こんなことは言いたくないんだけど、
あのさあ、旧暦だからお盆は一ヶ月前(7月)よ。
ついでにいうと、この辺の日付だと佐吉の実家のわずか数キロ先は浅井朝倉・織田とで大戦争中なのだが。
おそらく休みどころか石田村には織田の将兵が群れてておおさわぎかと。
ネタは私も好きだけど、もうちょっとだけ現実とすりあわせたほうがいいんじゃないのと要望。
>市松の「見るだけで覚えられる!論語木簡 百二十」
「聞くだけで覚えられる英会話のカセットテープ50セット」みたいなもんかw
元亀三年八月十五日
佐吉がさいきんわき目も振らずにわが道を歩いていて、不安だ。
おとついは前線のおおいくさもそっちのけで「盆だから」というわけのわからない理由で
ふもとの石田村に帰っていった。盆は先月なのに。
紀ノ助も「佐吉は気が触れちゃったのか?」とかなりおろおろしながら心配している。
こうなったら俺が根性を注入してやらないとだめかな。
それにしても、今回の虎御前山の築城はすごいおもしろかった。
これからのお城は石垣の時代だね。
元亀三年八月十五日 晴れ
今日はよく晴れた仲秋の名月だ。虎御前山の山頂では上さまほか朝倉から寝返った前波新八郎や富田などとともに
茶会を催している。この戦もわが勢有利。このままわが軍が居座って浅井郡の野の稲を我が物にすれば
浅井は一気に弱まるだろう。うわさによると浅井の領土である伊香・浅井郡はわが殿に与えられるそうだが、
そうすればぼくらも出世しやすくなるのかな。
石田村の佐吉も同じ月を見てるのかな。頭の病気を治して、早く復帰してほしいなあ。
655 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/07(水) 15:22:02
八月十六日
今日はいくとこもないので一日中ごろごろしている
ばあやがおはぎを作ってくれたのでそれを食べたおいしかった。
村のみんなはいくさのはなしばかりしている。
なんか僕だけ村にかえってきちゃって悪いなあ
今頃紀ノ助君達忙しいのかな。
兄はぼくにことなんかにかまってられず新郎として親族にあいさつまわりにでかけている。なんかつまらないなあ
家ではとくにやることもないし
そろそろ帰ることにしようっと
八月十七日
スイカをたべる。今年のスイカもこれが最後かなあ
657 :
656:2005/12/07(水) 18:55:08
ぎゃ、スイカ伝来は早くとも1579年以降だった
スイカと思ったら瓜だった
佐吉の勘違い
元亀三年八月二十日
横山のお城から手紙が届いた。
石田佐吉どの
心身ともに本復いたすまで、出仕に及ばず。
家にて養生すべし。
かしこ。
浅野やへえ
えええ!ふるえながら何度も字面をおっていたが、よこから兄貴が覗き込んで
「なんだおまえ、クビか?」
と笑ったのでむかついてぎたぎたになぐって泣かしてやった。
でも市松や虎ノ助じゃなくて兄貴をやっつけてもうれしくもなんともない。
八月十七日
しばらく佐吉の姿がみえない。
春に長兄殿がなくなっておかしくなってしまったかしら。
なんだか落ち込んでるようだったからぎゅってしてあげたのに
秀才は気難しいわね。
早く戻ってくるといいんだけど。
661 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/08(木) 20:58:41
八月二十一日
兄貴が親父にいいつけたから物置にとじこめられたよー
くびになった?し なんかさんざんなことがおおいよう
一日なにもたべさせてもらえず物置にはいってたからおなかがすいたよ
あーなんか石田村にも浅井や朝倉の落ち武者が多くくるようになった
おおとのはおおくのてきをあいてにしているからほんとうにたいへんそうだな
あ。木下さまは本当にたいへんそうだなあ
はやくおかゆがたべたいなあ
元亀三年は1572年だから三成は永禄三年(1560年)に生まれてる
ので12歳ということになる。
当時は数え年で数えて宝史実上は13歳だ罠
だがあまり細かいことは言うなかれ。書き手がいなくなる
元亀三年八月二十一日
佐吉のブルワーカーを某人物がくすねて、興奮していた。
あれを見て以来、床に入るときは必ず槍を抱いて寝ている。
八月二十二日
狸(むじな?)を捕まえた
凶暴だった。しかも臭い。
肉をやったらキュッキュッといいながら食ってた。
逃がしてやったけどあまりかわいくないなあ
元亀3年8月23日
乱心した石田はここぞとばかりに
自分のいちもつをさらけだし
のぶながにつきつけた
「どうだ、信長、天下はわしの手中にあるのだ」と発言
667 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/09(金) 21:29:15
見惚れた信長は興奮して、おもむろに自分のいちもつをまさぐりだした
「どうじゃ!石田!わしのほうが天下じゃろうて!」
668 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/09(金) 21:51:20
石田はUFOにさらわれてかえってこなくなりました
元亀三年 八月二十四日 晴れ
今日は村をあげて稲刈りだ。ぼくも駆りだされて稲を刈った。
泥まみれになってしまったところにご新造さんを連れて兄が通りかかり、
「おう佐吉ようはたらいとるな。うちの小作にやとってやるぞ」とか言ったので
むかついて肥溜めに突き落とした。兄は泣きべそをかき、ご新造さんはただおろおろし、
いいきみだった。
そういえばうわさが流れてきて、虎御前山の陣にいる上さまに、
捕虜になって錯乱した朝倉の武士の石田何とかが一物を突きつけ、お手打ちにされたらしい。
なんでもその大きさたるや10寸を越えたとかなんとかいって村の女の子が興奮して話している。
自分のを試しに測ってみると・・・orz。同じ石田なのにすごい差だなあ。
670 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/09(金) 22:59:54
八月二十五日
毎晩兄上の部屋からギシギシアンアンと言う声が聞こえる
お嫁さんを虐待してるんじゃないかと心配だ
671 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/09(金) 23:05:54
八月二十六日
お城の田中さんから手紙がきた
「おフロと韮粥を用意してまっておる故いつでも戻られたし」
良作と凡作が混ざってるなw
元亀三年 八月二十八日 くもり
毎日野良仕事ばかりで、ホントに自分はこのまま百姓で終わっちゃうのかと不安
な毎日を送っているが、今日は同輩三人から手紙が来た。すごいうれしかった。
で、差出人を見ると紀ノ介、増田くん、それに・・・なんと虎之助。
紀ノ介の手紙には身の回りの近況と浅井朝倉との戦のことについて淡々と書いてあった。
増田くんの手紙にはひたすら文中に「さびしい」という言葉が並んでた。
虎之助の手紙には「おまえがいないといじめる相手がいなくなってつまらん」とか書いてあった。
すげえむかついた。
で、手紙の最後には三人ともが百人一首の下の句をつけていた。
紀ノ介「憂しとみし世ぞ 今はこいしき」ああ紀ノ介。やっぱり君はいいやつだよ。
増田くん「われてもすゑに 合はんとぞおもふ」・・・うーん。やっぱキモ(ry
で、虎之助「吾か衣手は 露にぬれつつ」
???・・・さっぱりわからん。とりあえず知ってる句をひっつけただけじゃないのか、
このアホは。
来月はおおとのさまが息子と一緒に横山にくるよ
>673
紀ノ介…会いたい
増田くん…一発やりたい
虎之助…寂しくて泣いちゃった
ってこと?
676 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/11(日) 09:34:00
おおとのさまご来城が9月16日です
職人さんよろ
677 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/11(日) 09:45:04
虎之助はツンデレ
678 :
加藤虎之助:2005/12/11(日) 17:05:10
八月廿六日
佐吉がいなくなってから紀之介の病気が悪くなったようだ。
体中が腐れ異臭を放っている。
田中さんが風呂を沸かしてくれたが紀之介の入った風呂に
誰も入らなくなってしまった。
病気なので粥を作ってやったら佐吉を思い出して余計落ち込む始末。
佐吉のくそたわけ!
元亀三年 九月二日
病気が悪くなった紀ノ介が虎御前山の陣から横山城に後送されていった。
わざわざ宮部の陣から来てかいがいしく毎日風呂をたいてくれた田中さんも、
「これ以上は他家の俺では助けることもできんよ。君たち、紀ノ介くんと・・・佐吉くんをよろしく頼むよ」
と拝み倒すように俺らに頼んで、去っていった。ちょっと後姿の背中が丸かった。
その後市松と晩飯を食いながらこのことを話したが、市松が
「でも虎、こういういつ誰が死ぬかわからんところにおったら、
病気のやつとか気が触れちゃったやつとかいちいちあいてしとれんのじゃないか?
そりゃあ紀ノ介も佐吉もでぇゃーじな同輩だけどよお」
とか言ったので、ついかっときて殴ってしまった。
思いもよらず力が入っちゃって市松は二間ほどもふっとんだが、
俺も目の前の韮粥がひっくり返って頭からかぶってしまった。
頬についた飯粒をなめつつ思いだす。
そうだ、佐吉は韮粥が好きだったよなあ・・・
元亀三年八月三十日
毎晩兄上の部屋から義姉どののくるしむ声がきこえる
男の癖に女の人をいじめるのはゆるせなくてとめにはいろうとしたら
障子の穴から兄上が裸で義姉にのっているのがみえた
義姉どのもはだかだった
義姉どののはだかをみたら急に股間がいたくなって
ぼくはけんかをとめるどころではなくなってしまった。
のぞきをしたからばちがあたったのかもしれない。
僕はすごく悪いことをしてしまったようなきがして
自分の部屋で布団をかぶった。
ねつけなかったけどおきたら寝小便をしていた
やっぱりばちがあたったんだ
でも寝小便なのに敷布団はぬれてないのはどうしてだろう・・・
元亀三年八月三十日
最近、城下に住んでいるお姉さんが気になる。
今日も虎之助に嘘をついて、こっそり見に行った。
とても綺麗な人でお姉さんのことを考えると、頭が真っ白になる。
そして今日…お姉さんを口説く義父様を見た。
俺に気がついた義父様は
「こりゃあ言うてはならんぞ。言わんかったら
必ず取り立ててやる。佐吉や虎之助よりもだ。」
と、約束をしてくれた。
元亀三年九月四日
今日は、朝、倉庫の片付け。昼から帳簿。足軽の給料分を計算に費やす。
最近、小姓内の雰囲気が良くない。なにかイライラしていている感じがする。
胸にぽっかりと穴が空いたような……。
そういえば、佐吉を疎開に出していたが、あれからどうなっているだろうか?
明日はたまたま、村長に挨拶にいく手筈だから、ついでに遠出して、
佐吉の健康状態をみてやろう。
佐吉の健康診断希望
佐吉…色を知る歳か!
元亀三年九月五日 くもり
突然虎御前山の我らの陣にすごいごついおじさんが訪ねてきた。
とのは陣所の入り口までわざわざその人を出迎えた。偉い人なのか?
ぼくや市松も、とのやその人との雑談に加わらせてもらった。
見たまんますごい豪快で明るく、すさまじい戦の光景も楽しげに話している。
俺も大きくなったらこうなりたいなと思わせる人だった。
なんでもこの方は筒井方のおさむらいで、最近松永弾正の攻勢が激しいので
山の上の陣所にいるうえさまに援軍を頼みにきたらしい。
ところがびっくりしたのは、ひとしきり雑談が終わると、きょろきょろと周りを見渡して、
「石田佐吉くんが羽柴どののおそばに仕えているはずだが、
今日はおられませぬかな?」
え?大和で偶然出会ったことがあるらしい。なおかつその人は、
「彼は見るからに利発そうで、将来いい仕事をしそうな感じでしたわい。
羽柴どの、彼を大事になさい」
と笑いながら言い、佐吉に会えなかったことを残念がりながら帰っていった。
とのもすごくうれしそうで、「戦が終わったら、石田村の彼を訪ねてやらねばな」と言った。
・・・なんだ、なんだろう、自分のなかに強い感情がたちのぼる。怒りとかじゃない。
生まれて初めて、自分の中にどすぐろい嫉妬のようなものがわきあがってきているのを感じた。
>>682 天正13年までは小一郎「長秀」ね。念のため。
虎之助が…
虎之助のツンデレっぷりは異常
佐吉の日記よりお虎の日記が多い件
元亀三年九月五日 くもり
相変わらず野良仕事の毎日だが、今日は石田村にちょっとした騒ぎがあった。
朝倉のおさむらいと思われる落ち武者が村に入り込んできたのだ。
頭はざんばらだったが、最近流行の南蛮胴など着けてて、どうも下っ端なんかじゃない。
横山のお城から「落ち武者の首を持ってきた者は恩賞」というお触れがでていたのもあり、
村の若い衆何人かがくわやかまを持っておさむらいをとりかこんだ。
その後は人垣でよく見えなかったが、どうも殺し方が下手だったようで
いつまでもおさむらいの悲惨な叫び声が聞こえていた。
そうだよなあ、おさむらいなんてえばってるけど、一つ間違えばこれだよなあ・・・
そのおさむらいになろうとしてぼくはつい先日まで向かいの山にあるお城にいたわけだが。
恩賞をもらった若い衆が帰ってきた。
「おう、佐吉。お城の小一郎さんとかいう人におまえの最近をいろいろ聞かれたぞ
まだ気にしてもらえるなんて、うらやましい話やないか」
さて、どうだか。とりあえず今日の野良仕事だけ終わらせて帰ろう。
兄貴のお新造さんの変なうめき声をまた聞くのもちょっといやだが、
もっと愛らしい日記希望
元亀三年九月五日 くもり
さっちゃん・・・うひひひひ・・・ぐふ ふっ ふっふっ ・・・はぁはぁ
↑
増田の日記かwwwwwwwwww
694 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/18(日) 17:23:05
ありゃ、とまっちゃった。
ほしゅ
九月六日
昨日の晩飯ににんじんを出されたけど残した
そしたら母上が嫌がらせなのか朝飯のおかゆににんじんをまぜてよこした
それでもにんじんを残したらおうふくびんたをされた
にんじん食べないとおおきくなれへんと泣かれた
そういえば虎之助はにんじんがすきだったような気がする
あいつがでかいのはにんじんばかり食っているからだろうか
虎之助のにんじん
>>696 乙だが、にんじんの伝来は江戸時代に入ってからだぞ。
虎之助のだいこん
朝鮮人参は?
>>698 あらほんとだorz
お虎=人参のイメージがあるので・・・
九月七日 雨のちくもり
くやしい。あれから何年経ったか・・・ようやく傷も治ってきた。
あんな小僧二人に木に縛られて辱めをうけるなんて。
会ったらもう一度掘って掘って掘りまくって忘れられなくしてやる。げはは。
703 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/21(水) 09:10:44
元亀三年九月十日 晴れ
川向こうで大きなほのおが上がっているのが見えたので、じいやを連れていってみたら、
ぼくが紀ノ介とおつとめしたお寺がぼうぼう燃えていた。近くの百姓に聞いたら、
なんでも浅井方に味方したとか何とかで織田の兵に焼き討ちされたらしい。
若い坊主が燃える寺の周りで焦げてぼろぼろになった衣もまといながら狂ったよう踊ってた。
よく見ると、昔紀ノ介と寺の木につるし上げた坊主だった。踊りながら今様も歌っているようなので
何の歌なのかじいやに聞いてみると、200年前に京で流行したものらしい。
「鐘がゴーンとなりゃカラスがカァ・・・戦に焼かれてお寺がボォ」
・・・と。坊主がこっちに気がついた!じっとこっちをにらみつけているよ。
「おい、佐吉やないか!あのうらみ、忘れてへんで。こっちきいや!」
あわてて必死で川を越えて橋って帰ったが、かなりこわかった。
いつかしかえしされそうだ。
706 :
増田:2005/12/21(水) 21:17:24
九月六日
佐吉が帰っちゃって寂しいなあ。いつ戻るんだろ
実家に帰りますなんてお嫁さんみたいなこと言っちゃって
もう佐吉ったらっ!(はあと
佐吉がいなくなってからブルワーカーを抱いて寝ている
あの色白で華奢な佐吉がこんなんでハアハア筋トレしてるなんて・・・興奮する・・・
でも佐吉がムキムキのマッチョになったらちょっと嫌だゾ・・・
昨晩は佐吉に無理やり人参を食わせる夢を見た
佐吉・・・・・・佐吉!!
もう長盛君は、りっぱな変態だね
708 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/22(木) 19:01:54
編隊
709 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/23(金) 00:49:19
9月17日丹羽君が今日もうなされていた。時々、寝言で「増田・・」と言うが、ぜんぜん分からない。そのことについて聞くと「勝成、命がほしかったら、聞くな。」といつもの丹羽君じゃなかった。なにがあったんだろ?確か、増田って羽柴様の家臣だったよなぁ。
710 :
大谷紀ノ介:2005/12/23(金) 02:52:41
九月一八日
佐吉は明日戻ってくるそうだ。やれやれ、これで城内の微妙な
雰囲気も改善されるだろう。虎や市も寂しそうだったし、
あいつは案外雰囲気製造主なんだなーと思った。しかし明日は
客人も訪ねてくるらしい …なんでも大殿の盟友だとか。
そそうのないようにしないと。佐吉早く帰ってこい。
711 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/23(金) 14:03:18
九月十日
今日も佐吉の部屋に忍び込む
まず布団と枕を出して臭いをかぐ・・ああ、佐吉の匂いがする。
佐吉のそろばんを発見。そろばんで部屋の中を一通りすべると
そろばんで体中をかきむしって元の場所に戻す。
そしてタンスから佐吉のふんどしを出して履いてみた・・・
ち、小さい・・・
佐吉の小さなふんどしの中でわしのお楽しみ袋は今にもはちきれそうだ・・
そしてカタツムリのような佐吉の一物を想像して何度も抜いた
気がついたら夕方になっていたのでふんどしを脱いで丸めて
元の場所に閉まった。早く佐吉が帰ってくるのが待ち遠しい・・・・
増田くんキモすぎるw
いいかげんにしてくれwwww
>>710 前後を読んでからお話はつくりましょうね。頼むわ。
715 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/23(金) 22:17:38
>>714 ただ読んでるだけの分際でガタガタ抜かすな池沼
まあまあ。一九日に帰るってことで、
それまで増田の変態性生活を楽しもうじゃないか。
718 :
712:2005/12/23(金) 22:44:44
おれこれ以上無理・・・orz
むしろやめてくれw
720 :
戸田勝成:2005/12/23(金) 23:19:09
9月25日
今日、長束君と休みが重なったんで城下に下りて遊ぶことにした。
石田村とか言うへんぴな村があって、そこで長束君の友達に会った。
確か名前が、佐吉君だった。なんか僕のなかで何かが爆発した。
佐吉君・・・・
「ウホッ・・いい男」
元亀三年 九月十六日 くもり
虎御前山のとりでに徳川方のおさむらいが来た。横山城の上様に会われたついでに、
小谷城や、虎御前山のとりでなどの畿内でのお城の作り方を見聞しにきたとのことだった。
宮部どのの陣から田中さんが呼ばれ、すごいうれしそうに説明していた。
お侍さんのうち、中肉中背でひげのない温厚そうな方が石川どの、かたぎぬまできんにくでもりあがった
すごいごついけど、田舎くさい顔をしているのが大久保どのというかたらしい。
二人が話しているのを聞くと、
石川「ほお、畿内の城は石垣だの、地面の削り取りだの、どえらい派手な作業をするのだのん」
大久保「そうだのん。だがのん与七、わしらは金がないもんで、もっとそのままにある地形を使って城を
作ったほうがいいじゃないのかのん」
石川「やっぱ"ばばみの"のようにやったほうがいいのかのん」
"ばばみの"?ばばあの蓑?あんまり気になって思い切って"ばばみの"って何ですか?
とお二人に聞いてみたら、大笑いされた。"ばばみの"とは武田信玄の家来の馬場美濃の守という人で、
築城の名人らしくて、遠江や三河の大事なところに馬場美濃に堅固な城を作られて困っているらしい。
すごい興味があったので、見てみたいと言ったら、大久保さんが顔をくしゃくしゃにして
「おおそうかんそうかん。じゃあ、一緒に遠江まで来るかん?」
と言われたのではいと答えようとしたところでとのに口を押さえられてしまった。
あとでとのに、
「おみゃあ、今三河や遠江なんかに行ったら、死んでまうにゃも」
とさとされたけど、馬場美濃の城、見てみたいなあ・・・
追伸
晩飯のときに、今日来た三河のお侍の田舎くさい言葉づかいが話題になった。
「そうだのん、そうだのん、だってさ!」と市松が馬鹿笑いしている。
ん・・・そういえば孫六は三河生まれじゃ・・・と思ったら市松も同じことを考えたみたいで、
「おう孫六、おまえ三河の碧海の出じゃなかったか?なんで三河弁つかわねえんだよ」
と、市松が言い終らないうちに、孫六が市松にとびかかった。馬乗りになってすごい勢いで
市松の顔をなぐりつけている。顔は真っ赤で火を噴いたよう、日ごろのおとなしい孫六じゃない。
孫六が叫んだ。
「何いっとるだん、そりゃあ、恥ずかしいからにきまっとるがん!このどばか!!」
そして市松の顔中でこぼこになるまで殴り続けた。みんなあっけにとられていた。
人の方言を馬鹿にするのはやめたほうがいいらしいと今日は勉強になった。
九月十九日
ふなずしとしじみごはんのもとをおみやげにお城に戻ったら
なんだか中のようすがへんだ
みんなピリピリしているし、なんだか異臭がする。
ぼくの部屋は荒らされた形跡があって
ところどころにちぢれた毛が落ちている。なんだか気持ちが悪い
そういえば紀之介が見当たらないので紀之介の部屋に行ったら
腐乱死体がころがっていた。ぎゃああああ
よくみたら紀之介だった。まだ死んでないみたいだ!よかった
ぼくが留守の間に、びょうきが悪くなったらしい
ぼくは紀のがこんなにくるしんでるのもしらないで1ヶ月もあそんでいたなんて!
ぼくはほんとうにひどいやつだ。ごめんね紀之介
これからぼくは、すきなひとができてもけっこんしても、
ぜったい紀之介といっしょにいる、紀之介をひどいめにあわせないとちかうよ!
死ぬときまで紀之介といっしょにいるんだ!
たとえしんでも、紀之介といっしょならじごくにおちてもいい
紀之介、しんじゃいやだ!
724 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/24(土) 00:21:22
>>723ここまで紀之介もひどくないだろ
>>723 反省できるなんていい子じゃん佐吉。
これからもがんばれよ。
九月二十日 くもり
朝、さっそくとののいる虎御前山の陣所に行った。
部屋ではとのが「よく帰ったにゃも」とまんめんにこにこしてぼくを迎えてくれ、
おいしそうなお菓子がいっぱいならんでてぼくに食え食えと勧めてくれた。
(朝っぱらからなかなか食べられなかったが)
そのあと人払いをして、とのとお二人になってしまい、どきどきしていたら、
とのがまじめな顔をしてこんな話を切り出した。
「とのに任せられて蒲生郡を支配していた中川八郎右衛門がな、織田家を追放されたなも。
それもいかんのは中川どのじゃにゃあて、弟のなんとかいうのが権六の家来を斬り殺したことだそうにゃも。
うちの家中におるっちゅうことは、出世して城持ちになっとっても少しでも非違があれば
えりゃあことになってまうってことだがね」
ああ、おっしゃりたいことはわかる。そのままとのをじっと見ていたら、またにこっとして
相好をくずされて、
「だからのう、佐吉、これからも頼むでなも。筒井の郎党がわしの陣に来たとき、
おみゃあのことをほめとったでよ、将来楽しみなやつだと」
とのはぼくの肩をぽんと叩いて、笑ってその場から去っていった。
元亀三年九月二十一日
そういえば虎之助がいない。どうしたのか助作に聞いたら、
「ああ、先日来た徳川さまのお使者にこっそりひっついて、遠江に行っちゃったよ。
馬場美濃の作った城がどうしても見たいとかうなされるように言ってたけど、
まさかホントに言っちゃうとはなあ・・・」
向こうで作業をしていた弥兵衛さんがそれを聞いて近づいてきて、
「はあ、佐吉が戻ってきたとおもったら、今度は虎之助かよ・・・」
と嘆きながら手紙を見せてくれた。
織田ご家中
羽柴藤吉郎どの
加藤虎之助どのをお預かり申候。
手前どもで誓って御守申候故、ご心配無用にて候。
かしく。
徳川次郎三郎家中
石川はうき
武田信玄の上洛も近いというのに、なんて危ないところへという弥兵衛さんの
愚痴を延々聞かされたが、虎之助の城好きへのきょうみも、そこまでいけばすごいなあ。
初めて虎之助に敬意をいだいた。
728 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/24(土) 15:56:32
今、職人何人ぐらいいるの?
729 :
戸田勝成:2005/12/24(土) 16:10:45
9月26日
今日、夢を見た。ものすごく大きな戦いで、
僕は、佐吉君の指揮する方にいて戦ってたけれど
途中、山の上にいた19ぐらいのお兄さんが、
いきなり僕の陣へ襲ってきた夢だった。
ほんとにそうなったら僕がぼこぼこにしてやる。
佐吉君のために・・
730 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/24(土) 18:00:25
勝成くんは協調性に欠けるようです
勝成くんの通称は何だろうねえ。
諱(秀吉だの三成だの勝成)は当時人を呼ぶ際には絶対に使わないから、
これから人を呼ぶときは通称(藤吉郎だの半兵衛)か幼名(佐吉だの虎之助)を
使ってちょうだいな。
とだくんでええんとちがうの?
佐吉と・・・・・だったのは彼の息子だよね?
あと書き手がへるからあんまし細かいことは気にしないほうが言いと思う
734 :
とだ:2005/12/24(土) 22:49:23
10月1日
今日、丹羽さまの命令で羽柴様のいる虎御前山の陣所
に行った。用事も済んで佐和山城に帰るとき、
佐吉君がいて声をかけようとしたら、必死の形相
で逃げていた。そのあとをブルーワーカーを持った
変な男の人が、走っていて、佐和山城でこのことを
長束君に言ったら、顔を真っ青にして失神した。
まさかあいつも佐吉君を・・?
735 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/24(土) 23:41:23
とだくんの暦進みすぎ
736 :
とだ:2005/12/24(土) 23:54:15
すみません
737 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 00:20:35
九月二十二日
なんとおおとのさまにあうことになってしまった。
なんでぼくが?とおもったがしゅつじん前に見かけなかった顔なので
目についた、あってみたいとのこと
おねさまは「おーとのさまはでえりゃあきむずかしいおひとだがや。
けーしてしつれいのにゃあようにするがね」とすごく心配してくれた
んでぼくは木下様につれられておおとのさまの御前にだされた。
おおとのさまは寺を焼くこわいひとだときいていたが
じっさい見てみると公家のやうに眉が細くひげの薄い、垢抜けたお侍さまだった
おおとのさま木下様にねぎらいの言葉をかけるとすぐに人払いをかけてしまった。
あ・・・ぼくひとりになっちゃった、どうしよう
「楽にしてもっとそばへこい」といわれたのでおそるおそる前へ出た
そしてぼくをじろじろみて色が白いとかおなごのようだという意味の言葉をいうと
「佐吉とやら、これを知っておるか」と股間からおおきくなった大人の一物を取り出して僕にみせた
「さわってみよ」というのでそっと手を出したらおおとのはぼくの手をつかんで
一物をにぎらせた。そしてむりやり上下に動かすと
はあはあ言いながらぼくのてのひらに白いねばねばしたものをいっぱいだした。
するとおおとのはきゅうに疲れたらしく、だるそうに身支度を整え
あとでこれで手をあらうようにと南蛮渡来のしゃぼんをぼくにくれた。
そして今日のことは他言無用であると口止めをしてから、下がるように言ったので
ぼくはそそくさと木下さまのところへもどった。
きのしたさまにおおとのさまはどうだった、気にいられたかときかれたけど
今日のことは話さないと約束したので、話さなかった
信長・・・。
739 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 14:45:14
どうでもいいけど佐吉って申年の5月(今で言うと6月)生まれなんだね
九月二十三日
南蛮渡来のしゃぼんはすごい。
ぬらすと泡が出て流すとよごれがおちるおちる。
こんどこれをもって紀之介とおフロにはいろう。
ところで最近長い文章がおおいなあ。疲れているのかもしれない
しゃぼんとはせっけん?
せっけんは洗顔と胃薬にしか使われていないはず。
使用できるのは金持ちと大名だけだった……江戸時代の話だけれど。
>>741 日本の文書に初めてしゃぼんと記したのは佐吉だったはずだと思って書いてみた
まあ実際は大人になってからだけど
744 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 20:12:18
九月廿日
朝起きたら、横で
ブティックの子供のマネキンがいっしょに寝ていた。ぎゃああああ
よくみたら佐吉だった。近江から帰ったみたいだ・・よかった・・・
俺が寝ている間、看病していてくれたらしい
自分も体が弱いくせに一晩中看病してくれていたなんて・・・
佐吉、いつかお前のために、おれはこの命をかけるぞ
たとえしんでも、あの世で待っていてやる
佐吉、大好きだ
元亀三年九月二十八日 くもり
故郷にほど近い鳴海の宿にいる。明日には三河入りだ。
石川さまも大久保さまも、びっくりするくらいいい人で、
俺にいろいろ気を使ってくれた。石川さまはさかんにとののことを褒めていた。
「わしゃがの家中にも、羽柴どのくらいどえらい頭のきれるのがいれば、もう少し楽だがのん」
自分の主のことをよく言われて悪い気分がするわけはなく、いい気分でここまできた。
でも、なんか誘拐されてしまっているような気もしないでもない。
747 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/31(土) 23:14:36
市松何やってんだ?
あけましておめでとう、佐吉
佐吉、今年もがんばってね
応援してるよ
おはよう佐吉!
ここの佐吉は素直で甘ったれでみんなにかわいがられてるね
でも実際は・・・・・
保守
九月二十八日
お虎の姿が見えないと思ったら旅に出ているそうだ。
最近影の薄い市松によると、ぼくが留守の間筒井方の
がらがら声のおじさんがきたらしくて、それ以来前にもまして
建築のお勉強にのめりこむようになったらしい。
ぼくはそのおじさんにこころあたりがあったけど名前がわからなかったので
なんていう名前だったの?と市松に聞いたら
「なんかきのこみたいな名前だった」といっていた。
さびしいのか最近市松の酒の量が増えている。
元亀三年九月二十九日
紀之介とおフロにはいった
なんだかどきどきした
おまえ(ぼく)が女だったら、まちがいなくお嫁にしていたよといわれた
よくわからないけどうれしかった
紀之介は病気の自分と一緒にお風呂に入ってくれる
佐吉のやさしさに感動しちゃったのかな
なんかいいね
九月三十日
朝しゃぼんをつかおうとおもったらなくなっていた
でも夕方もとの場所にもどされていた
ちぢれた毛がついていた。なんだかきもちがわるい
増田かw
増田って関ヶ原の時はちゃっかり内通してんだよな・・・
市松もそうだが、なんて救い様の無いキャラなんだ。
十月一日
はつもののほしがきを食べた。あますぎてのどが痛くなった。
お虎は元気にしているかなあ。
さるどしうまれとといぬどしうまれはなかが悪いといわれて、
たしかにぼくとお虎はそのとおりだったけれど
でも、もしこのままお虎がかえってこなかったら・・・・と考えたら
めまいがして目のまえがくらくなった
>>757 その頃は佐吉も育っちゃってるから、増田も興味が失せたんだよ
十月三日
朝、起きてみたら横山城じゅうおおさわぎになっていた。
なんでも、偶然哨戒にかかった男を足軽どうしで遊び半分で取り調べたら、
浅井備前の守どの
十月十日を以て出陣する腹積もりにて候。
貴公のご苦労いかでかとかねてよりお察し申し上げ候も、もう暫しのご辛抱なり。
貴公には宜しく城を護り、時におたの兵をかきみだしおくべく願いたてまつり候。
徳栄軒
ようやく小一郎さまが足軽からその手紙を奪い取り、
「かようなニセ手紙ごときで、おみゃーらは何を騒ぎたてとるんか」
と一喝したが、誰も信用していないし、小一郎さま自身がせかせかと早馬を岐阜に出したり、
自身も虎御前山のとののとこまで馬をかけたり、日ごろ落ち着いている人にしては
尋常ではなかった。
なんか今日は場内が騒がしかった
徳栄軒どのがどうとかこうとか・・・
徳栄軒ってそばやの名前かなあ。
>>759 つっても当時は男色→義兄弟の契りみたいなノリだったんだろ?
・・・あ、増田のはレイプかw
増田なんて義兄弟でも嫌だw
義兄弟と言うより穴兄弟だな、増田の場合
765 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/08(日) 08:50:12
まぁ、生暖かく見守りましょう。
佐吉、強く生きろ
766 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/08(日) 12:16:39
だから生き抜いて
市松・・・それじゃただのバカだ・・・がむばれ。
このスレのせいで普段から低迷中だった増田長盛の株がさらに暴落したなw
元亀三年十月五日
久しぶりにけいさんを間違った
そろばんの珠がうまくうごかなかったみたい
よく見たらちぢれた毛がはさまっていた
・・・・・・増田?
771 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/10(火) 13:19:02
「佐吉の日記」を原作にした大河ドラマきぼん
/././,,-,,_
/// .,,,-'-,,,,__
'''---,,i.|/ ''--,, .'--, ヽ
_,--'',.イ .\ .--,, .ヽ
./,,ィ / .i , \ ` -,,_ `ヽ_
.///.'/ ,ィ ハ \ \ \ ` - .、-__
.ノ//./ | ! .\-,,,,_____\ i'.ヽ /~`,
./ノ|.|(.ノ ,---,,,_ \i .|).`./ ./
.ノ .!| | .,- '~~~ _ .| |`./ /ヽ
.! \ .' ,ノ ( .ヽ| V /,,-''~ ̄_)
.>.\) ヽ ` , < ~
,,--┴ ┳.ニ二フハ ヽ _ .` - .、
// y- ,ヽ)).ノ イ .i.>、 ノ .~ ''''''''
/.「 ' --((./.( .i ヽ`-- '\\
/ |\ '~'.、 ハ ! .` --- , _.).)
./ ,,/|, .` -、 //( .! ヽ ./
./ r'' .! \ ~ ./ ヽ ヽ, _ ノ
././ \ ,, - .ヽ - >~
ノ/ /ノ .ノ ,,--''
( ./ノノ .ノ
.\__ _ ノ .ノノ イヽ
` 7 ヽ // / ノ ノ 人
) >> ./ !
【佐倉広夢】
「また良スレ建てたのね。
>>1さんは天才ね♪」
「
>>2さん、2日間だけ僕の恋人になって」
「
>>3さん、デートしよ、ね!いいでしょ。デート、デート♪」
「
>>4さん、あま〜いアイスクリーム食べに行こ♪」
「
>>5さん、やっぱり女の子がいいの?男の子の僕は嫌いなの?」
元亀三年十月六日
きょう、増田のやつが佐吉のそろばんで変なことをしていた
あまりにもむかついたので、おもいきり殴ってやった
「もう、やらないからゆるしてくれ」とか言ってたのでゆるしてやった
よるに、ちちうえにはなしたらあおざめていた。
ちちうえって秀吉の事?
無知な俺にはなんで青ざめたのか分からんなぁ・・・教えてエロい人
元亀三年十月八日
いま、こもをかぶって子供の乞食になって武田の諏訪原城の前にいる。
目の前の台地には一面茶畑が広がっている。
遠江に来てはや一週間。浜松城では食べ物、着る物すべてすごいいいものが出ていたが、
昨日朝いきなり大久保さまに「そろそろ武田方の城が見たいだろう」といわれ、
「はい!」と勢いよく答えたら、「君なら武田にツラも割れてないし、ついでに物見も」
ということになってしまった。
たしかにもともとの山を生かした土塁や堀はすごいが、なんかすごい数の足軽が城の周りを
見回ってて、ちょっとこわい。
うわっ、なんか足軽が5人くらいこっちに近づいてきた。やばい・・・
776 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/10(火) 22:44:28
十月八日
こっそり虎之助の下駄をはいてみた
高いなあ!目線が高いと世界がちがって見える
はやくおとなになりたい
777 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/11(水) 09:30:23
そうみたい
元亀三年十月九日
武田の足軽に城内につれていかれた。
5人も居たので逃走は不可能と判断して仕方なく、ついていった。
足長坊主はどうみても衆道です。ありがとうございました。
十月十日
体育の日だ。
三河の人たちはしきりに「やらまいか」といっている
体育の日だから体のけんさをするぞといわれて
ふくを脱がされてよつんばいにさせられた。
年をきかれたので十一だと答えたら
ウソをついているなその体格十一にはみえぬと
おこられて罰として尻に何か入れられた
痛かった。肛門から血が出た
781 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/13(金) 08:47:51
ぎゃああ お虎まで;
お虎ー!
十月十日
まだ暗いうちに目がさめてしまった
汗をかいてる
なんだかいやなゆめをみたようだ
ゆめは思いだせないけどなぜか尻がいたい
いやなよかんがした
ぢ
十月十二日
最近ほろ武者がよくお城に駆け込んでくるが、今日は鎧も美しく、馬も体もすごく大きい。
見たら前田又左さまだった。声をかけると、
「おお、佐吉か。信玄坊主が来るぞ。体を鍛えとくか、逃げるかどっちかしとくといいぞ。
いくら智恵があっても実際に敵と槍合わせしたらどうにもならんからな」
と白い歯を見せて本丸のほうへ駆け去っていった。
「天地に正気あり!」と怒鳴り返したら、遠くから大声で
「うちのトノさんもいろいろ暴虐しとるからなあ。その理屈だとだめかもなも」
と笑い声とともに返ってきた。
この頃左近は武田軍にいるんじゃないっけ?
>>785 又左いいキャラだな。
実際もこんな人だったんだろうなと勝手に思ったw
>>786 いませんw
大和生まれの左近はこの時期は筒井順慶の部将として
松永弾正忠久秀の軍と小競り合いをくりかえしています。
十月十三日
又左さんに逃げる準備をしたほうがいいといわれたので
まい朝にぎりめしを作ることにした
残ったご飯はおかゆにした。おいしかった
いくさになったらおかゆどころではなくなるんだろうなあ
十月十四日
市松がでっかい桶をいっぱい持ってきた
何かの役に立つだろうしいざというときはこれに乗って逃げるそうだ。
人は何を考えてるのかわからないもんだ。
792 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/24(火) 20:16:06
十月十五日
今日はひさしぶりに城の外にでてみることにした。
風が強くて大谷くんの匂いが少しただよっていた。もうすぐ冬がくるなぁ。
一里ほどあるくと変な声が聞こえてきた。げはは げはは
あのときの坊主だった。必死で逃げたけど追いつかれた。
あまりのきょうふに気を失った。おしりが痛い
坊主すげえ執念だなw
「坊主を殺すと3代祟る」って言うしな。
ネチコイ生物なんだよ、坊主は。
795 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/26(木) 19:41:41
しかし、また坊主が来るとは…
増田よりすごい
坊主と増田で戦えばおk
壮絶な戦いが予想されるなw
798 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/28(土) 10:39:00
十月十六日
おしりが痛いけど、いよいよ戦がほんかく的になったきた。
じょうないもあわただしくてぴりぴりしている。僕のおしりと同じだ。
虎之助が帰ってこなくて市松の顔がすこしだけさびしそうだな。
でもうさばらしに、相撲とらされるのはちょーだるい。
十月十八日 くもり
ついに武田と徳川のおおいくさが始まった。
信玄が遠州平野の入口にある二俣城を攻撃しているとの知らせ
が入ったのだ。
で、俺はといえば今は浜松の大久保さまのお屋敷にいる。
俺に一番歳の近いご当主の末の弟と顔をつき合わせることが多
いのだが、 こいつが小さいくせに生意気だったので、ついなぐりたおして
しまった。
そいつはよろけながらも起き上がって、涙声で
「俺のが年上だし、この家の当主の弟なのに、殴るとは無礼な!」
とかいうので、今度はけり倒したら、泣きながら逃げていった。
その後みんなで晩飯を食べていると、ご当主の七郎右衛門さまに
「虎之助君はげんきでやんちゃだそうだな。わしの末の弟も、
根性はあるのだがけんかが弱くていかんわい」
と笑いかけられた。さすが三河は尚武の気風、けんかで当主の弟を泣かして
も笑って許してもらえるのだな。
と思ったが、ごはんのお代わりをしようと女中さんにおちゃわん
を出したら、 目を伏せられて拒まれた。
800 :
増田:2006/01/29(日) 18:44:21
十月十七日未明
夜中に佐吉の部屋に忍び込んでみた。佐吉は子供らしい寝息を立てて寝ている
でっかい頭のでっかい目には長いまつげがびっしり生えていて・・・
お人形さんみたいだよ佐吉・・・・
わしは反っ歯ののぞいた佐吉の薄い唇をちゅうちゅう吸った。
801 :
坊主:2006/01/29(日) 20:39:59
十月十七日未明
佐吉どうしてるかな。この前の行為が忘れられない。
佐吉を想うとむずむずしてくる。いてもたってもいられなくなったので佐吉のいる屋敷に忍びこんだ。
寝息が聞こえたので屋根裏から覗いてみると、おっさんがかわいい佐吉の唇を・・・
許さん!拙僧のかわいい佐吉の唇を奪う輩を葬らねば気がすまん!いまに見ておれ!
壮絶な戦いの始まりか?w
だれかキャラ相関図作ってくれ
・増田→佐吉…佐吉ハァハァ、増田キモイ
・坊主→佐吉…佐吉に愛憎、坊主コワイ
・大谷&佐吉…仲良し
・お虎&佐吉…ツンデレ合い
・お虎&市松…悪ガキ同士の友情
・市松VS佐吉…ジャイアンとのびた
・増田VS坊主…佐吉は渡さない
他にあったっけ?
たまに出てくる謎のお侍さんがいるよね
たぶん島さん
十月十七日未明
不寝番で城の見張りをしている。
岐阜を離れてはや二年・・・ああ妻が恋しい。
わしのところに来たのは十四の少女だったが、今は娘になってきとるかなあ。
お、小姓の棟の寝所に怪しい影が見えた。
石田佐吉くんの部屋のあたりだ。
「なにやつ!」と小さいながらするどい声で叫ぶと、
二つの影、一つは坊主頭が一目散に駆けていった。
追いかけてひっとらえようとしたが、追い詰めすぎて二人とも城のがけから
もつれながら落ちていき、最後に切り株にでも当たったのか、
衝撃の音と枯葉がたくさん落ちる音がした。
その後夕方に起きたら、増田が体中包帯だらけで歩いていたのを見かけた。
珍しくいくさ場にでも出たのかと冷やかそうと声をかけようとしたら、
なぜかわしの顔を見るなり一目散に逃げていった。
巧妙が辻キタコレ
>>804追加
・謎の侍さん(左近?)→佐吉…将来を期待?
・佐吉→家康…何故か腹が立つ
・ヘンタイ昌輝→佐吉…ハァハァ
・昌幸→佐吉…何やら大きな力を感じるらしい
809 :
弥三:2006/01/30(月) 15:33:26
十月十七日
佐吉から手紙がないなあ。たよりがないのが息災の証拠とはいうが、それにしても弟ながら冷たい奴じゃ。
仕官の話はちゃんと進めてくれてるのかな?いつ仕官の使者が来てもいいように
寝る前にかならず大小と袴を枕元に用意しているオレの身にもなって欲しいものだ。
このあいだ筋むこうの助作の御堂にあったけど、
「弥三様は思慮深いから仕官先をじっと見定めておいでてすのね」と
遠巻きにひきこもりを揶喩されたよ。片桐一党そのうち見ておれよ。
うーん待ってても埒があかないからこっちから行動してみるか。さて、、、
チチキトク スグカエレ
十月十七日 弥三
佐吉どのへ
元亀三年十月二十日
兄貴からてがみが届いた。
親父がキトクらしい。キトクってなんだっけ?
とりあえず兄貴の言う事をきくのはしゃくなので
てがみでおしりをふいた。ちがにじんでた。
十月二十一日
小一郎さんに
「キトクってどういう意味ですか?」と訊いたら
「変わった人」と言う意味だと教えてもらった
確かにうちのお父さんは和歌が好きでちょっと変わっているなあ。
さすが小一郎さんは何でも知っていて尊敬した。
ところでどうして小一郎さんは結婚なさらないんだろう?
佐吉アホス
十月廿日
三河の偉いお侍さんが、内緒でしじみすくいという踊りを披露してくれた
でらおもしろかった。
陣中でこれをやったら士気が跳ね上がることだろう
やればいいのに
814 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/31(火) 21:22:24
日テレで佐吉活躍あげ
あれ秀吉の間違いだろ
萎えるのが怖くてテレビが観られない
でも応援はする
佐吉、がんばれ
左近は良かったのにな…
佐吉は増田君が萌えるほどの女顔。
あれよりなら無双の方が近いと思う。
>>820 それ今となってはかなり眉唾だって聞いたなあ
今度の鬼武者は佐吉が諸悪の根源。
しかも声がアナゴさん。
>>821 へーそうなんだ
なんか希望が湧いてきた(何の?)
十月二十三日
最近あさ起きるとくちびるが荒れていたい。
さむくなって空気がかんそうしているからだろう。
くちびるを舐めてばかりいるんだろと言われた。
ぼくはそんなくせないけどなあ。
でも起きるとくちの周りにかわいたよだれの跡があって
むいしきに舐めているのかもしれない。
825 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/02(木) 22:13:36
佐吉がおとなになれるのか
心配になってきたよ…
十月二十五日
紀之介がなんだか元気がなさそうだ。
ちょっと脅かしてやろうと後ろから抱きついたら
顔まで包帯を巻いた増田くんだった。
あっ、増田くん放してよ、いやだ
なにするの、増田くんやめて
十月二十六日
気がついたらほけんしつで寝ていた
となりで紀之介が泣いている。
ぼくは厠の前で、女の服をきせられてたおれていたらしい。
たしか増田くんにつかまって・・・
ううん、おもいだそうとするとあたまがいたい。ついでにおしりもいたい
十月二十七日 くもり
午前中 城中の兵糧の数量計算。
午後 北東見張り櫓の増設の工事監督
今日は小姓の紀之助から、涙ながらに訴えられてしまった。
「最近、佐吉が狙われているんです。このままじゃ、気が狂うか、
殺されるか心配です。だから、なんとかして下さい」
ふぅむ、最近の噂に、増田の修道のことがよく聞くようになるが、
こりゃ本当みたいだな。
よし、増田には東の三河に行ってもらおう。武田との戦況も気になる。
あと、佐吉には、見張り組にまわってもらおう。あそこにいる連中は、
ほとんど妻子もちだし、常に誰かと一緒に居るから、護衛もかねるだろう。
しかし、佐吉もいい友達がいるな。
830 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/06(月) 06:43:04
831 :
830:2006/02/06(月) 06:44:49
スマン、下げ忘れた
>>829 グッジョブ!次スレのテンプレ入り決定だな。
しかし改めて見ると、佐吉は年下にいぢめられてたのかw
そして増田28歳はいつ見ても異常
>>121>>140が市松お虎の年齢的にすごい会話
長束くんも10歳だったのか・・・・
佐吉が五奉行最年少じゃないっけ・・・?
まあ誕生年不詳だからなあ
>>829 乙!まとめサイト作るんなら、イラストもつけたら便利かもな。
よしまとめサイトは俺にまかせろ
837 :
836:2006/02/06(月) 18:00:29
他の三戦板スレのまとめも一緒にやってしまうかも
佐吉スレだけじゃなかったらスマン
>>829 GJ!だけど、前野将右衛門を忘れてる。
ネ申降臨
紀之介は佐吉より1つ上だぞ
田中さんはいってないよ
あ、ほんとだ
なぜか紀之助は年下だと思い込んでた
虎と佐吉の微妙な関係をうまく言い表せないものだろうか
ツンデレ
最初は市松のほうが優しかったんだよね。
じゃあ虎と佐吉の間には「ツンデレ合い」と…
市松は途中からアル中発症しちゃったからね。
十月二十八日 雪
朝、寒いと思って障子を開けたら粉雪が舞っていた。初雪だ。
この数日、雨が強かったけど、今年も雪の季節がきたんだなあ。
虎之助が今いる遠州や三河はあったかくてあんまり雪は降らないそうだけど、どうしてるかな。
武田信玄が本格的に攻勢を開始して大変だとは聞くけど、大丈夫かなあ。
昼過ぎ、西の曲輪あたりで騒がしい音がしたので行ってみると、
坊主が捕まっていた。ああ、それも「あの」坊主だ!体中縛られながらも、キーキーいいながらもがいている。
とのの「おおとのの命令以外で坊主を殺しとうにゃーのう」のお言葉もあり、
簀巻きにして姉川に流すことになった。
雨で増水して、今日の寒さですっかり冷たく冷たくなった濁流の中へ、坊主が放流され、
すさまじい叫び声をあけながら下流へ流されていった。
それを見ているぼくの肩をぽんとたたく人があったので振り返ると、
それは小一郎さまで、満面の笑みを浮かべながら「よかったなも。もうでゃーじょうーぶだがね」とおっしゃった。
その直後、さらに後ろの人並みの中で「げへっ」と気持ち悪い笑いがわずかに聞こえたような気がしたが、
気のせいかな?
読み直したら、とりあえず謎の武士は筒井順慶配下ということまでは明らかになってたぞ。
つまり左近かw
>848
これで人心地ついてよかったな佐吉。
854 :
836:2006/02/07(火) 14:10:26
おおおお乙
なんて乙なんだ。
しかし、最初の方見るとほんと糞スレだったなw
孫六いいキャラだったんだなw
超乙!
最初の方の佐吉すごい阿呆で笑ってしまった
しかし誰だ最初に増田とか浅野とかバンバン出したやつはw
しかし増田を寺子屋に出した事が、今日このスレがある最大の理由でもある。
十月二十九日 晴れ
大体この時期はじめじめする湖北と違って、遠州の野はきれい
に晴れ渡って、強い風が吹いている。
でも、その野のほんのちょっと向こうでは、信玄坊主が3万も
の軍勢を引き連れて二俣城を包囲しているんだよな。
なんか最近は大久保どのの家の客人兼用人みたいな毎日だが、
戦場とお城を見たくてたまらなくなって、いやだけど大久保ど
のの末の弟にそうだんしてみた。
末の弟は「おお、おまえにも根性があるのだのん」とえらそう
に笑ったのでむかついて殴ろうと思ったが、
一緒に二俣に行ってくれるというので我慢することにした。
宵、びゅうびゅうふく空っ風にまぎれて二人で浜松城下を抜け出した。
大久保どのの末の弟によると、あとは浜名湖沿いに北に進んでいくだけらしい。
「おまえがとらわれても、助けんで覚悟しときんよ」と言われたので、
そりゃこっちのセリフだがねとばかりむかついて頭を叩いてやったら、
闇の中でいきなり泣き出したので、
あわてて大久保どのの末の弟の口をふさいだ。
そしたら、こんどは窒息したみたいで、泡を吹いて倒れてしまった。
ありゃ、どうしよう・・・
十月二十九日
最近握り飯を作るのに忙しい。
僕はおんなのひとにまざって握り飯を作って
紀之介と市松が桶で陣中に運ぶ。
包帯を巻いた増田くんが手伝いにきた。だいじょうぶかなあ
十月三十日
なんと、増田くんの作った握り飯から
しょくちゅうどくとちぢれた毛がでた。
戦う前からかなりのひとがたおれてしまった。
ただでさえ旗色がわるそうなのに・・・・
この戦争まけるかもしれない・・・・
十月三十日
あの握り飯を食べてから気分が悪い・・・
握ったのは佐吉や侍女、それに増田だそうだ。
増田が夜中に城内を徘徊しているのを見たという報告もある。
あの者、もしや間者やも知れぬ。
秀長殿に報告しておこう・・・
ええと、元亀三年十月三十日は存在しません。
二十九日の次が十一月一日です。
元亀三年十一月二日
昨日からもし負けたらとふあんでたまらない。
もし負けたら北か南ににげることになるのかなあ。
でも北の方の津軽では去年為なんとかっていう武将が南部家にむほんをおこして大変らしい。
いいや、負けるなんて考えるからいけないんだ。
ぼくはぜったいに津軽ににげるような男にはならないぞ。
津軽に逃げたのって三成の息子だっけ?
元亀三年十一月三日
出来心で、信長様の高級和紙を一つ失敬した。
とても柔らかくて天に昇る気持ちだった・・・これならお尻も治るにちがいない。
失敬したのがばれてねね様に尻を百回たたかれた。
お尻がヒリヒリする・・・殿はこれを顔にうけているのだから、びっくりだ。
元亀三年十一月三日 晴れ
食中毒に我が軍が悩まされていると知ってか知らずか、浅井・朝倉の手勢が
宮部城と虎御前山砦の糧道を破壊しようと攻めてきた。
これを迎え撃つべく先鋒を務めるは我ら蜂須賀・前野勢なれども、
腹がゆるくては矢もひょろ矢、槍をふるうも力が入らず、たまらず後退した。
その後西からとのの寄騎の塙どの宮部殿や、東から先の戦で朝倉から寝返った前波・富田のやからが
つっこんできたおかげで総崩れはさけられたが、やれやれ、危なかったわい。
陣に戻るととのに「我が軍の面目でぇぁなしでにゃーか!」と怒られたし。
それもこれもあの縮れ毛を入れた増田の野郎のせいか!!覚えておれ。
横山城に戻ると、おおとのから拝領した和紙で尻をふいたとかで、
佐吉がおねどのに尻をたたかれていた。
なんと緊迫感のないことかと初めは腹が立ったが、いや、これはこれで和むなあ。
軍内に平和ボケが一人くらいいるのも悪くないわい。
(´;ω;`)ウッ
増田…そろそろ危険?
小一郎の日記書いてる職人さんの細かいこだわりが好き。
873 :
増田:2006/02/09(木) 21:58:16
十一月四日
厠でこけて右腕を折った
くそ、これではそろばんもアレも当分できんではないか!
だいたいなんでこんなところに高下駄があるんじゃ!?
むかついたので高下駄を片方肥え溜めに捨てた。ざまあみろ
増田こそ諸悪の元凶だなw
875 :
とだ:2006/02/09(木) 23:56:18
11月5日
久々に日記を書くような気がする。
いや別に書くことはないんだけどさぁ、
いやその・・ブルーワーカー持ってたあの気違いが
右腕を折ったらしい。長束君にその事を話したら
あのいつも冷静な長束君が、お祭り騒ぎみたいに喜んでいて
丹羽様から怒られてさぁ。そーいや最近長束君の目の下に
クマができて長塚君「やった・・丑の時参りって本当に
効くんだ・・」とか言ったから、今度つけてみようと思う
丑の時参りってなんだ?
876 :
坊主:2006/02/10(金) 17:27:44
十一月六日
佐吉可愛いよ。可愛いよさきちぃ。ハァハァ。
最近佐吉を狙う宿敵が腕を折ったという情報が入った。うふふふ。好機なり。
そろそろ、拙僧の正体を明かす時がきたのかもしれん。火縄銃を手入れしなければな。
本願寺か?
十一月六日 晴れ
冬の遠州の野はいまいましいくらいに毎日からっと晴れるもんだ。
で、俺はといえば、大久保殿の末の弟とともに山の中腹の土牢に放り込まれている。
結局こいつ相手にあたふたしているうちに武田方につかまってしまった。
武田の足軽に誰何されたときに、いきなり「みはた」と聞かれたので
つい勢いで「さかさびょうたん」と答えてしまったのもおひとよしだったなあ。
俺も根が正直すぎるというかなんというか。
山の向こうに戦のさなかの二俣城がよく見えるが、
岩盤の上に立つ城はやけただれて見ましにぼろくなってる。落城するかもなあ。
一緒にいる大久保どのの末の弟は捕らえられて数日、ずっと泣きじゃくってて、
うっとうしいのでなぐってやると、きっと俺をにらんで、
「おまえがさそったせいでこんな目にあったがん!
来年にはおらも彦左衛門という名前をもらって元服することになっとったのに、
もうわやくちゃだがん!」
といって涙をふりまきながら俺の肩をぽかぽか叩いた。
さすがにこいつのこともかわいそうになったので、
「じゃあ、俺だけでもこれからおみゃあのことを彦左衛門って呼ぶでよう」
と言ってやると、彦左衛門(これからはそう書く)は泣きやんで
うるうる目で俺を見た。
今はおれの肩の中ですやすや眠ってる。そういや、彦左衛門と佐吉は同じ年か。
佐吉はどうしてるかな?
十一月六日
増田くんはしょくちゅうどくを出そうが腕を折ろうがこりずに握り飯をつくっている
左手でお櫃のなかでご飯をこねるように
にぎりめしを作っていてなんだか小汚く見える。
小一郎さんがやってきて増田くんに三河逝きの辞令をだした。
すると増田くんは「わしゃあ文官で怪我人じゃ!三河なんてとてもとても」
とにわかに咳をし始めたけど、それでも三河行きを頼まれると
懐からそろばんを出しちぢれた毛をまきちらして暴れ始めた。
でも結局小六さんをはじめとするくっきょうな男の人3人に取り押さえられて
わあわあわけのわからない奇声をあげながらお勝手から引きずられていった。
ほっとしたけどなんだかかわいそうだった
880 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/10(金) 22:28:28
881 :
とだ:2006/02/10(金) 23:26:38
11月6日
今日、長束君が言ってた、丑の時参りについて
丹羽様に聞こうと思って丹羽様の部屋に行った
だって丹羽様は何だってしてるんだもん
丹羽様に「丑の時参り」って何ですか?
と聞くとそれを無視して
「戸田・・おめぇ男に、興味はあるか?」
と聞かれて・・あれ?記憶がないし尻が
ものすごく痛い・・長束君の聞くと
恐ろしい顔して
「お前のやるか?丑の時参り・・」
といってきただから何だよ丑の時参りって・・
とだ、日本語でしゃべれ
十一月七日
今日から見張り組の方に配属された。仲間の中では僕が一番体が小さくて、
力もないけど、なんとか頑張っていこう。
僕は山内さんと一緒になった。浅井方の動きを見張るやぐらは、高くて
登るのも降りるのも怖かった。
それと、今日は増田くんも三河へ行く日だった。
あまり会いたくない人だったんだけど、たまたまやぐらの上から歩いて
いく増田くんをみつけたら、目と目が合っちゃって……。
「さ、サキチー!俺は必ず、生きて戻るからなぁーー!!絶対だからなー!」
僕も山内さんも、何のことかわからず、僕はますますあの人が怖くなった。
884 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/11(土) 15:08:48
同日 増田
三河に行く羽目になった…。武田信玄が進出してきて危険なとこだって聞いた。
もう最悪。佐吉にも会えなくなる。
しかし、昨日佐吉の部屋から、佐吉のフンドシを一枚持ってくることはできた。相変わらず小さくてたまらなくいとおしい。
これをアイツと思って肌身離さず持っておこうと心に決めた。
そして三河へ出立する時、佐吉が櫓の上から俺を見送ってくれていた。すっごく嬉しかった。それだけで勃った。
そして俺は「さ、サキチー!俺は必ず、生きて戻るからなぁーー!!絶対だからなー!」と佐吉にこの思い届けとばかりに叫んだ。
すると佐吉は俺の思いを受け取ったのか、肩を震わせて涙目になっていた。
そうか、お前も俺がいなくなるのが寂しくて怖くて心配でたまらないんだな。お前の気持ち伝わったよ。
俺は絶対生きて帰ってきて、そしてお前を抱いてやる。それまでこのイチモツ、決して他人に与えはしない。
坊主も三河に行ってほしいものだ
増田…
増田くんは事実上の島流しですか?
増田くんは三河で掘られて帰ってきます。
そして掘るほうから掘られる方に趣向が…
丹羽さんもか…
890 :
とだ:2006/02/11(土) 23:47:01
11月7日
今日は、うえだ君の子守をさせられた。うえだ君はまだ
9歳なのにものすごく落ち着いている。
相変わらず長束くんは、夜中におきてどこかに行ってる
今日は、あのブルーワーカーが三河に行くと聞いたので
三河であいつを呪い殺してやると、にやにやしながら言っている
長束くんの部屋には、藁がいっぱい落ちてるけどなんだろこれ?
丹羽様を見たら今でもしりが痛い・・何があったんだろ?俺
>>890 うえだ・・・?
戸田くんの日記は結構難しいなあ。
まあおかしいと言えば戸田勝成はまだ信長直属の近習で、丹羽の与力になったのは
はるかに後だが、そのつっこみはやめておくか。
ホモネタしか無いのか?このスレ
ホモネタのあとが一番伸びるw
三戦板だしな
なにその論理w
896 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 02:01:54
いやまぁその頃は衆道=美徳だしw
昔と今の価値観の違いを逆手にとったギャグっていうかネタというか…
だめだ、つまんないネタの説明をさせられる芸人みたいな気分になってきた
899 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 14:08:27
900 :
とだ:2006/02/12(日) 16:28:14
11月8日
今日も上田君の子守をさせられた。お父さんが、
病気で寝ているから僕ががんばらなきゃいけないって
言っていた。僕も君みたいに強くなりたいよ・・
今日とうとう長束くんが倒れた。丹羽様が、
「わしが看病するから」と言っていたが
長束くんの部屋を離れたあと桑山さんがにやにや
しながら「あいつも掘られたな・・」と言っていた
何のことだろう?
十一月九日
増田くんに生きて帰るぞといわれたせいか、不思議なゆめを見た
おとなになって、おおきな合戦にいくとちゅう、
きれいなおんなのひとが小姓に化けて追いかけてきて
死なないで、かならず生きて帰ってきてと
ぼくにすがりついてなきじゃくるゆめだった
ぼくはかのじょをぎゅっと抱きしめて、なぐさめながら
でもさむらいはしぬのをおそれてちゃいけないんだよ、とさとしていた。
けっきょくゆめだったけど、しょうらいぼくにも
こんなひとがあらわれるといいなあ
902 :
坊主:2006/02/12(日) 23:06:34
十一月八日
ぐふふ。拙僧は愛しの佐吉を我が物とするために、約3年振りに火縄を手にしている。
そうあの日のように・・・
あの日拙僧は手勢を数名引き連れ鈴鹿山脈へと身を隠しておった。織田信長を撃つために。
狙いを定め、信長のお尻をめがけて引き金を引こうとした瞬間。人面犬(増田犬)に
襲われ、信長を仕留めそこねたのだ。くやしい。もう少しで織田弾正のお尻がわしのものに
それから拙僧は近江の寺の坊主を強姦し、寺の坊主として身を隠していた。
しかし、佐吉と出会って拙僧の人生が変わった。いとおしいよ佐吉ぃぃぃ。ハァハァ
佐吉が拙僧のものにならないのなら、この火縄銃で一思いに・・・ぐふふふ
上田くんって誰・・・・
904 :
とだの中の人:2006/02/12(日) 23:23:25
>899正解上田重安(宗箇)
とだくん、なるべくsageてくれ・・・・
906 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/13(月) 00:38:45
十一月九日 市松
虎之助が三河へ行ってもう二ヶ月になろうとしている。アイツのことだから武芸の修練は怠っていないだろう。
ひょっとしたら、猛将との勇名を馳せている本多平八とかいう方の手ほどきを受けているのかもしれない。
俺も槍働きで身を立てたいと願っている身、一度は、かのような御仁と触れ合ってみたいものだ。
いや、変な意味じゃなく。
908 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/13(月) 03:27:08
ところで大谷君はどうなった?
あの子大好きなんだ。たまには出しておくれ。
佐吉には竹鋸をプレゼントしておこう。
まとめに増田島流し編が追加されててワロタ
911 :
増田:2006/02/13(月) 12:46:05
十一月九日
ただいま三河行きの道中。
今日は、関ヶ原を越え、濃尾平野に入った。今は不破郡のあたりらしい。
さて、このへんで近江にこっそり戻るとしよう。やはり佐吉がいとおしゅうてしょうがないしのう。
と思ってきょろきょろまわりを見回してたら、鎧兜に身を固めた武者数十人に周りを固められた。
先頭はじじいで、わしにきさくに声をかけてきた。
「やあやあ、増田どのであろう。わしの婿どのから、そなたが不破郡内を安全に通行できるように
警護を頼まれてのう」
びっちり前後左右を武者に囲まれて歩くことになってしまった。周りの土民どもが罪人かと
じろじろわしのことをみて、かなり恥ずかしく、うっとうしかった。
で、不破郡を出たら今度は騎馬武者数騎がわしに近づいてきて、先登のやたらりりしいやつが
「ゴンに若いけどあぶらぎって気持ち悪いのがきたら尾張の国境まで警護してくれと
頼まれてな。しかたないわい。ちゃっちゃと歩きゃーせ!」
まるで走るようにせかされて歩かされた。
で、いつのまにかここは尾張の国の清洲近く。ああ、また武者数人がこっちに近づいてくる・・・
増田護送ワロスww
913 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/13(月) 13:13:02
十分罪人だよ、増田
914 :
弥一郎:2006/02/13(月) 13:20:40
十一月十日
今日淀さまに呼ばれた。小谷城の庭の柿の木には、だいだい色の実がなってる
もう秋が来たんだ
「弥一郎、わらわはあの柿の実がほしいぞよ。とってたもう」
つぶらな瞳で淀さまは僕にそう言った。いつみてもかわいいな淀さまは
袴のすそを捲って柿の木によじ登ろうとしたら淀さまに思いっきり平手打ちをくらった
「弥一郎だれが登れといったの?」
びっくりしてその場に倒れた僕の顔を踏み付けて淀さまは僕を冷たいまなざしで見た
「ほんとに弥一郎はあたまが悪いわ。柿の実はわらわが取るの
おまえがさわった柿の実なんて汚くてたべられないもの
おまえはわらわの踏み台になればいいの」
ぼくはおずおずと四つんばいになって淀さまの踏み台になった
泣き虫のぼくは大粒の涙がこぼれた。淀さまはぼくの背中に乱暴に乗るとしばらく柿の実をながめていた
ぼくはあまりに悲かったし、たいりょくもないからぶるぶる震えだした
「弥一郎!じっとしてて!」
と淀さまはいつものかわいい声で叫ぶと何度もぼくの背中をかかとで蹴った
ぼくはそのたびに自分でもびっくりするくらい弱々しい悲鳴をあげて
淀さまが柿の実を取るのをじっと待った。顔が赤くなるのを感じた
同時に股間のあたりがびくびくとあつくなるのを感じた
淀さまは柿の実を頬張りながらぼくの背中からおりた
両手にいっぱいの柿の実をもっていた
淀さまはにっこり笑うとぼくに食べかけの柿の実をくれた
なみだを拭ってあわてて柿の実を食べたらものすごく渋かった
ぼくの股間はずっとどくどくと脈をうっていた
淀???
916 :
弥一郎:2006/02/13(月) 13:27:05
淀→茶々に訂正しまつ
ヘタレ大野修理とツンデレ淀君w
やはりこの路線かw
ツンデレなのか、これ?
むしろツンツン
SM関係じゃないのか
>>918 んな、「知識の欠落」を「協調性の無さ」にされてもなぁ…
長年の謎が解けた。どうして十月なのに雪が降るのかと思ってた。
サンクス
増田くん脂ぎってきもちわるいのか
髪の毛ベタベタしてそう
925 :
とだ:2006/02/13(月) 23:52:05
11月11日
溝口さんが、丹羽様に向かって
「戸田と長束どっちがよかったすか?」と聞いていたが
何のことだろう?丹羽様は長束くんと言っていた気もするが・・
相変わらず長束くんは病気でこの前お見舞いに行くと
「増田・・・増田・」と震えながら言っていた。
あれは体の病気じゃなくて精神的な病気らしい・・
とうえだくんが言っていた。俺9歳の子供より頭悪いのか・・
丹羽様はどんな看病したんだろう?
丹羽さんが…orz
十一月十四日
田中さんがちかくにいたので追いかけて
韮粥つくってとおねだりした。
もう韮の季節じゃないからとやんわり断られたが
やだやだとごねたらあずきかぼちゃを作ってくれたので
おかゆにかけて食べたちょーおいしかった
韮ってニラか。
佐吉かわいいな
十一月十四日
虎がいないので孫六とてあわせをするが、飽きてしまったので
佐吉と紀之助を引っ張りだして、総当りをした。
紀之助とは良い勝負ができた。孫六は歳のわりになかなかやる。
佐吉は言うまでも無い。紀之助と孫六にかかえられて帰った。
931 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/14(火) 20:46:19
乙です!
ところで、大谷君って紀之助と紀之介、正しくはどっちなの?
紀之介。幼名は桂松だったらしいよ・・・
大谷吉継もたいして史料遺ってないんだな。
紀之介に平馬に桂松…。
紀之介カワユイ
>>933 心配するな。佐吉も虎之助も元服後の通称だorz
俺も職人になって記事を作りつつ勉強していて気がついたことなので強くは言えんが。
まあ天正3年くらいの日付になってから悩もうということでw
ちなみに
姓 平
苗字 織田
諱 信長
通称 三郎
幼名 吉法師
官位 上総介・弾正大忠・右大臣ほか
という感じ。
え、佐吉って幼名じゃないの?
俺も幼名だと思ってた
茶坊主のときの名前じゃないのか?
幼名初名三也ってなってるとこあるね
俺の本(学研のと写真集)だと佐吉→(25くらいで)三也→三成になってるけど
ええと、通称と諱は藤吉郎秀吉みたいに本人に同時について回るもの
(秀吉の通称は死ぬまで藤吉郎)なので、石田三成の通称も、死ぬまで佐吉ということ。
まあ官位を貰っちゃったりすれば、そっちを通称代わりに使っちゃうけどね(佐吉なら治部少輔ですな)。
石田佐吉三成→石田治部少輔三成ってことか
941 :
とだ:2006/02/15(水) 00:00:46
11月14日
今日、うえだくんに、牛の時参りについて聞いたら
人を呪い殺すことだと言っていたので、危ないのから
長束くんにもうやめろと、うえだくんと言いに行った。
そりゃーさあ、あのブルーワーカーはちょっと危ないけど
多分いい人なんだし・・と言うわけで危険な香りがする
長束くんの部屋に行った。長束くんの部屋を開けたら
ものすごい数の藁でできた人形があふれていた。
長束くんには、もうやめろとは、言ったけど
一番不思議だったのは、藁人形は丹羽様の名前が書いてあった。
何でだろう?
毎回思うんだがブルーワーカーって何だ?
戦国時代にあるものなのか?
>>941 とだくんはもう少し文章の推敲をしてください。
今日の宿題です!
944 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 01:37:23
十一月十五日
市松に撃剣でこっぴどくやられて体中が痛い…。青アザだらけだよぅ。
市松のやつ、練習のくせに強くやりすぎなんだよ。もう、やだ。
昨日は紀ノ助に介抱してもらった。僕のために粥まで作ってくれて、本当に彼は優しい。
なんか結構痛むので昼にも湯に浸かった。沸かしてくれたのは、紀ノ助。
はぁ…なんで僕はこんなに運動神経が無いんだろう…と落ち込みながら顔を半分沈めてブクブクとしていると
「佐吉、最初から自分にはできないとか考えてたら、何かを成すなんてできる道理は無いんだよ。
自分は剣もやれる、自分の中にいる強い自分を信じてやってみなよ。それが自信ってやつなんだ。
いつまでも怖がってないで、市松に勝てる自分を信じて強気で行くのさ。」
とっても親切にしてもらってる分、紀ノ助の言葉はすっごく心に響いた。
ねぇ、なんで紀ノ助はそんなに優しいの?君、難病の身なのに。それと比べて僕は…。
秀吉様に仕官してからというもの、ずぅっと紀ノ助に助けてもらってばっかりだよぅ。迷惑かけてばっかりだよぅ。
紀ノ助の大きな優しさと、自分の小ささを思い知って、やっぱり泣いちゃった。
「ありがとう、紀ノ助…、ありがとう…。僕頑張るよ…」と涙ボロボロで言った。
「大丈夫だよ。佐吉には俺が付いてるから。俺たちずっと友達だからな」と紀ノ助が言ってくれた。
そんな優しい言葉かけられたらさらに泣いちゃうじゃん。えぐえぐ。
でも、今日も体痛いから粥作ってきてくれないかなぁ…。
945 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 01:47:35
紀之介・・・良い子だなぁ(′;ω;`)
十一月十七日
なぜか増田くんの部屋からぼくのブルワーカーが見つかった。
ひさしぶりにブルワーカーをつかったらからだがぽかぽかしてきた。
ついでにブルワーカーからも変なにおいがしてきた。
洗ったらぬるぬるした。
947 :
増田:2006/02/15(水) 20:57:19
十一月十七日 雪
道に迷ってしまった・・・。
三河の挙母まで来たのだが、浜松に行く道を畑を耕していたじじいに聞いたところ、
川をとにかくさかのぼればいいというのでそれに従ったら、
山は高く・深くなる一方で、集落もまばらになり、おまけに雪まで降ってきた。
どうやらじじいにだまされたらしい。
ちくしょう、そのうえ宿を土民に借りようとしても、俺の顔を見るなり戸を閉めやがる。
三河のやつらってのはこんないやなやつらばっかかよ。
昨日は無人のお堂で震えながら一夜を過ごし、今日も雪をかきわけながらひたすら歩いていたのだが、
あまりの寒さにこごえそうになり、もう体が動かない。ついに道の脇に倒れ付してしまった。
騎馬武者と足軽数人が向こうから歩いてきた。騎馬武者の背には武田菱の旗印・・・
もうどうでもいい、とにかく「助けてくれ」と叫んだ。
足軽数人が気づき、あわれむようにおれをじっと見ていたが、騎馬武者が
「秋山さまから怪しいやつを相手にするなと命令があったであろう!」
と怒鳴ったので、俺を置いて足早に去っていった。
ええええ、おい、俺、もう、死ぬのか。
もうだめぽ・・・佐吉、佐吉、佐吉!!!
増田くんカワイソス
増田最大の危機だなw
増田の警護のおじさん達はどこ行っちゃったんだ?
951 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 22:27:30
十一月十八日 市松
今日も佐吉と激剣の稽古をやった。珍しく稽古に誘ったのは佐吉の方だった。紀ノ助と田中殿も供にいた。
この間滅多打ちにされたのが悔しくて俺を打ち負かしにきたのか、少しは楽しめると思い付き合った。
立ち会ってみると、前と比べて背筋も立ってるしヘッピリ腰でもない。何より目付きが違った。
なにか心境の変化があったのか知らないが、自信でも付けてきてるようだった。
そこで俺は思った。最近皆は佐吉をよく慕っている。時には虎之助まで肩を持つ。それを俺は正直気に食わない。
こういう自信があるような時にこそ完膚無きまで打ちのめせば、皆こいつから離れるだろうと考えた。
そして紀ノ助の「始め!」の声で俺と佐吉は打ち合ったのだが、佐吉の奴、俺の剣撃をなかなかさばいてくれる。
どことなく剣の受け方が紀ノ助のものと似ているようで、どうやら佐吉は紀ノ助に指南してもらったらしい。
だが、所詮にわか仕込みの剣術。俺が意表をついて打てばもろく崩れて弾き飛ばされた。
「勝てないってのが分かっただろ?そのまま寝てろよ」と俺は親切に忠告してやったんだが「まだまだ」なんて生言いやがる。
そして今度の立ち合いでは腹に一本入れてやった。一応手加減はしたが、やっぱり効いたようで丸くなって呻いていた。
しかしそれでも佐吉は向かってきた。体力も無く才能も無い佐吉のくせに、俺は癪に障って手加減せずに打ち込んだ。
そしてまだ佐吉は諦めない。
「少しは根性ついたみたいだけどよ、往生際が悪いぜいい加減」と俺が言うと「口動かさないで剣動かそうよ」と佐吉は言ってくれた。
こいつ皆にかまってもらってるからと調子乗ってるんじゃないのか?
稽古での怪我なら、ねね様も文句は言わないだろう。俺は佐吉の歯でも折って黙らせようと突きを見まった。
すると佐吉、俺の突きをさばいて剣を弾き、振りかぶった。ちょっとヤバイと思ったけど、そのままバタンと倒れた。
立ってるのもやっとだったようだ。そんなもんで俺に強がり言うなんて身の程知らずもいいとこだ。
佐吉は紀ノ助に抱きかかえられていった。また誰かに介抱されて悔し泣きするんだろうな。
「結局佐吉は佐吉だな」と俺が笑ったら、「最後のはどう見てもお前が危なかったよ」と紀ノ助に言われた。
何なんだよ一体。気に食わないから今日はヤケ食いした。
953 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 22:34:31
951だけど。
福島正則は関ヶ原合戦後に捕えられた三成に嫌味を言いにいったら、逆に言い返されて
かなり格好悪くなったという話がある。
家康に着いたのも、ただ三成憎しの思いだけだったし。
そういうことから、佐吉と市松は終生不仲ということで進行おk?
最初はいいひとキャラだったんだけどなぁ、市松。
設定とかしないで、テキトーに流れ読んで口出しもしないでやってけばよくね?
それと、次スレたてたほうがいい?
955 :
とだ:2006/02/15(水) 23:35:05
11月18日
今日、長束君の部屋の掃除をした。
数えただけで50体以上の藁人形があった。
増田と書かれたのが、36体奥の方に閉まってあって
最近のものは丹羽様の物ばかりだった。
長束君に訳を問いただしても喋らなかった。
長束君の部屋から帰るとき上田君がボソッと
「長束も掘られたか・・・」と言っていたが
上田君はなぜ丹羽様の名前だったのか分かったのかな?
やっぱり頭がいいな上田君は・・
980で次スレ準備でよくない?早すぎると名ストーリーが2スレに跨ってわかり辛くなりそうだし。
職人さん達は980以降書き込みは次スレで、ここは読者が埋めていく。
職人さん、まとめのネ申様 これでどうでしょうか?
まさか次スレが立つとはなw
>>953 まだ子供やしあんまり設定や史実で縛ると書き手の制限になるので
書き手のその場主義でよろしいかと
>次スレ
おkです
960 :
とだの中の人:2006/02/16(木) 00:07:02
俺もおk
ネタ考えとかなきゃ
>>960 おまいはぽんぽん投稿する前にそのあまりにチェックをかけない文章を何とか汁。
俺はとだの文好きだけどageるのだけはやめてほしい
通称一覧書いてくれ
はじめてきた人には誰のことやらわからん
ぐぐるか人物相関図見てくれ
一応キャラ一覧してみた。こうしてみると意外に登場人物が多くなってるな。
・小姓衆
佐吉 ・・・石田三成の通称
紀ノ助・・・大谷吉継の通称
虎之助・・・加藤清正の通称
市松 ・・・福島正則の通称
孫六 ・・・加藤嘉明の通称
助作 ・・・片桐且元の通称。最近登場がないねえ。
利兵衛・・・長束正家の通称。丹羽家中。
増田 ・・・増田長盛のこと。変態。一応通称は甚右衛門。
・秀吉家中
羽柴秀吉 ・・・「との」で登場。通称は藤吉郎(『信長公記』では元亀3年11月で羽柴の苗字で登場しているので、
今後は羽柴で問題なし)。
近江横山城主。
羽柴長秀 ・・・小一郎。秀長改名は1585年以降だが、そうこだわるこっちゃないかな?
竹中重治 ・・・半兵衛。秀吉与力。
蜂須賀正勝・・・小六の親分。秀吉与力。
前野長康 ・・・将右衛門。秀吉与力。
浅野長吉 ・・・弥兵衛。秀吉の妻・おねの一門。のちに長政に改名。
神子田正治・・・通称は半左衛門だが、神子田さんで登場。
尾藤知宣 ・・・一度だけ登場。通称は甚右衛門ほか。
山内一豊 ・・・伊右衛門。秀吉与力。影が薄い?
一柳直末 ・・・市助。秀吉与力。一度だけ登場。某大河ドラマで山内一豊に堀尾・中村を対置させているが、
槍一筋で成りあがったという意味では彼のが近そうだが。もっとも彼は小田原攻めで戦死しているが。
中村一氏 ・・・孫平次。秀吉与力。名前だけ登場。
仙石秀久 ・・・権兵衛。秀吉与力。『センゴク!』で佐久間信盛にトレードされてしまったが、
実は天正2年に彼が千石を領したときの所領は秀吉の知行地ではなく佐久間の知行地内で、当初は彼の配下だったのか?
えろい人、解説ヨロ。
宮部継潤 ・・・善祥坊。宮部城主。秀吉与力。あぶらぎって登場。
田中長政 ・・・久兵衛。当時は宮部の配下。後に秀吉から一字賜って吉政に改名。
本編ではやや戦嫌い。
・織田家
織田信長 ・・・通称は三郎だが、正式官位として当時は弾正大忠となっているので、呼ぶときはそちら。
本作では一度佐吉に会っているが、それはもう・・・
佐久間信盛・・・通称は半介だが、官職の右衛門尉で登場。一度きり。
丹羽長秀 ・・・五郎左衛門。戸田と長束が仕える。
滝川一益 ・・・援軍で登場。でも、来るなら近い丹羽か柴田では・・・
明智光秀 ・・・はげ頭で登場。大河ドラマで通称の十兵衛はメジャーになるか?
前田利家 ・・・又左衛門。赤ホロ衆筆頭。
佐々成政 ・・・内匠介。黒ホロ衆筆頭。
堀秀政 ・・・久太郎。信長の馬廻。名前は出ていていないが、三河行きの増田を追い立てたのは彼か?
・丹羽家中
溝口秀勝 ・・・五右衛門。丹羽家臣。
戸田勝成 ・・・半右衛門。本当はこの時期は信長の馬廻。
徳川家中
徳川家康 ・・・次郎三郎、三河守。ちょっと中途半端に二度ほど登場。
石川数正 ・・・与七郎、伯耆守を自称。横山城に現れる。
大久保忠世・・・七郎右衛門。虎之助が居候中。
大久保忠教・・・彦左衛門。忠世の末弟。虎之助とともに武田に捕らわれ中。
その他
黒田孝高 ・・・官兵衛。姫路城代。一応登場済み。
海北綱近 ・・・海北さんで登場。浅井重臣。ちょっと変態なじいさん。
大野治長 ・・・弥一郎。茶々に踏み台にされて登場。
茶々 ・・・浅井長政の娘。3歳にして傍若無人振りを発揮w
謎の浪人 ・・・筒井順慶配下。詳細不明?佐吉を高く評価する。
わーすごーい。調べた人乙
とだくんの名前もわかってよかったね
(;_;)
いかん、間違いがいくつか。
佐々成政の通称 内匠介→内蔵介
謎の浪人→謎の武士
で、追加。
石田正澄 弥三。主人公の兄。本作ではちょっとヘタレ。
971 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 01:54:34
兄貴はヘタレっていうか鬼畜変態ロリ犯罪者
キーパーソンの坊主が抜けてるYO でも乙!
そろそろ坊主が登場してほしい今日この頃
坊主の正体説明キボンヌ
上田宗固がぬけてるyo
乙です
でも紀之介が紀ノ助になってるよ
まとめに登場人物紹介出てる。
次スレのテンプレにsageろと入れたい。
まとめの登場人物、
田中長政じゃなくて田中吉政じゃないの?
初名長政。宮部継潤→秀吉に仕官して偏諱を受けて吉政
よいネタ職人というものは、そのネタをより引き立たせるために
ネタと同じかそれ以上に歴史を学んでいる
とおもう
>>980 最初長政であとから秀吉から取って改名って書いてあるよ
上田宗箇は信長を暗殺しようとして失敗、73年9月に首まで埋められて
通行人に竹鋸で切られる刑で1週間かけて処刑された人です。
スレの最初のほうに佐吉の許婚のお葉というキャラが出てるけど
彼女はどうする?
佐吉の女性関係は
1人目の妻(名前不詳)
朽木氏娘、佐吉21歳のとき長男を生むが早逝
2人目の妻(葵三代ではおりん、おはる説も)
宇多氏娘、佐吉の再婚相手。佐吉28歳のとき次男出産
関ヶ原後、正継、正澄と共に佐和山で自刃
愛妾(関ヶ原では初芽)
佐吉の間に男子をもうける。佐吉の死後は出家してその菩提を弔う
子孫は四国にいる。
がいるんだけど。
そろそろテンプレ作らないか?
986 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 22:24:31
俺なんか知らんのだけどスレ立てられないんだよ。
誰か、頼むスレ立ててくれー。
この名スレを潰さないでくれー。
職人の皆さんほんとおつです。
おおー禿しく乙
乙です!
職人さんの今後の活躍、期待してます!
このスレを20くらいからずっと見守ってきた俺としては、まさか2スレ目に突入するとは思わんかった。
職人乙。
>>991 あら坊主の説明になってた
うえだくんは関ヶ原で西軍に参加するはずが間に合わなかった人
後は茶道、造園など趣味の世界に没頭
だよね?
994 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/17(金) 00:42:19
このスレも一時期低迷していたが、まさかここまで盛り返すとは。
お願い、三国志系クソゲースレも盛り返してくれ。
>>993 ええ!上田宗箇って10歳で信長暗殺をやって処刑!とどきどきしました。
坊主、杉谷って決め付けちゃわないほうが面白いと思うのだが、どうでしょう?
本願寺になるよりマシかと思うんだが…
>>983 ちょwwコーヒー吹いたじゃねーかwwwGJ
999 :
坊主:2006/02/17(金) 14:29:06
999なら佐吉は拙僧のもの
1000 :
増田:2006/02/17(金) 14:30:10
1000なら佐吉はわしのもの
ハァハァ
1001 :
1001:
立 新 / ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、 ,r';;r" _ノ と 何
て し L_ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ,';;/ ) 申 と
ね い //;;/´ `' 、;;;;;;;;,,l;;' /ヽ す 1000
ば ス /.,';/ ヽ;;;;,l;L_ .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;i か を
い レ l |;|┌--‐フ ┌----、、 |;ヾr''‐ヽ, ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;く !! 超
か ッ i |l ~~__´ 、 ``'__''''┘ |;;;;;l rO:、; ´ ィ○ヽ 'i;;;;;厶, え
ん ド l _|. <,,O,> 〉 <,,O,,> |;;;;;| `'''"/ `'''''"´ !;;;;;;;;ヽ た
の を ._ゝ'|. / 、 |; ,' / 、 |;;;;;;;;;;;;;レ、⌒Y⌒ヽ
う 「 | | ( ) .ソ l ,:' _ ヽ .|;;;;;;;//-'ノ
ヽヽ | _,ニ ニ,,,,,_ ', ゞ,' '"'` '" i;;;;;i, `' /
⌒レ'⌒ヽ厂 ̄ `| ,、ィ-‐''__'''‐-`,、 '' .', i、-----.、 `''"i`'''l
人_,、ノL_,iノ! . ', :i゙''''''''''`l' ` _人__人ノ_ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\ ,' ト、,
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ハ ワ {. ヽ. -、、、、 ' ノ き き 了. ゙, ,ヽ===-'゙ ,' , // ヽ
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