信長の野望用リプレイスレ

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74種実の野望〜天翔記〜
時は天正10(1582)年、わしは秋月種実である。
我が秋月家は隣国の大友宗麟と親父の代から争ってきたが、
宗麟は耳川で島津氏に敗れて以来、権勢を失いつつある。
九州統一、ひいては全国統一を目指してみせようではないか!

〜天正10(1582)年、春〜
宇喜多秀家と織田信長が同盟、伊達輝宗と葛西晴信が同盟。
上杉景勝と武田勝頼が同盟、徳川家康が織田信長との同盟を破棄。

そして我が古処山城にも同盟の使者がやって来た。
龍造寺隆信の配下、部将の鍋島直茂である。
「大友家を滅ぼすのは、権勢の衰えた今をおいてありませぬ。
 種実様、我らが龍造寺家と不戦同盟を結びましょうぞ!」
この男――できる。配下に欲しい。が、まだ龍造寺を敵に回したくない。
「了承した。隆信公に伝えておくように!」
「さすがは種実様です、お伺いした甲斐がございました。金9をお納め下され。」
そう言って直茂は深々と頭を下げ、古処山城を後にした。
「お館様、龍造寺は我らを利用するつもりですぞ。」
家臣の筑紫広門はそう言うが、わしは全く聞く耳を持たぬ。
お互いを利用し合うのが戦国の世の習いであるからのう。
「お館様!荒くれ者ぞろいの兵79、かき集めてきましたぜ!」
こちらは我が家臣で1番の武辺者、原田信種。
実戦経験は少ないが、わしはこやつを必ず伸びる逸材だと目をかけている。
城下に集った兵は144で、わしが100率い、信種に30、広門に14配属させた。
「うむ、これだけの兵が揃えば宗麟など恐るるにも足らんわ。
 皆の者、岩屋城に出陣じゃ!」
「おおー!」
75種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:14:10
立花山城にて――
「父上、龍造寺と秋月の動きが不穏でござるぞ。」
初々しい若武者、立花宗茂は義父の道雪に緊急の報を知らせた。
「あやつらめ、何度も降伏しておきながら大友家に弓を引くとは・・・
 城井谷城の長房殿にも援軍を要請し、蹴散らしてくれようぞ!」
「ははっ!」

一方、城井谷城では、秋月と大友のどちらにつくかで揉めていた。
「道雪も健気なやつよのう・・・
島津殿があれだけ勢力を増しても、宗麟めを盛り立てるとは。」
「では長房様、秋月に味方するということでよろしいのですな?」
「うむ。種実ごときにゃ何もできん。ここは大友と共倒れして戴こうか。」

龍造寺と島津(城井長房軍団)が味方につき、戦いの火蓋が切って落とされた!
秋月軍は岩屋城に全軍侵入させようとしたが、広門が立花道雪隊の接近に阻まれ、
交戦を避けて古処山城に後退する形となり、種実と信種で岩屋城攻略に取りかかった。
3週間に渡る攻城戦の末、原田信種隊が本丸を占領し、秋月軍が岩屋城を攻略した。
その間、龍造寺軍と大友軍が野戦を繰り広げていた。
立花道雪と宗茂の活躍は凄まじく、龍造寺政家、同家就、成富茂安、円城寺信胤の
4将を破った。そしてその陰には、兵力が尽きるまで戦った高橋紹運の奮闘があった。
龍造寺軍では百武賢兼が奮戦し、対馬からの遠征軍を率いる宗義智を撃破した。
が、龍造寺一門を含めた自軍が賢兼隊を残して全滅してしまったため、
賢兼は自分1人になるまで道雪と戦い、最後には水ヶ江城に落ち延びた。
種実と信種は大友軍との野戦を避け、岩屋城内に籠った。
落ちぶれたとは言え大友軍は未だ精強を誇り、勢福寺城と古処山城を陥落させた。
勢福寺城内に捕らえられていた高橋紹運と宗義知は解放された。
広門は立花宗茂に完膚なきまでに叩きのめされ、命からがら岩屋城へ撤退した。
この合戦で、龍造寺政家と成富茂安と円城寺信胤が大友宗麟の配下になり、
城井長房が火事場泥棒よろしく志賀親守を捕らえて配下にした。
76種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:14:56
「広門、無事で何よりであったぞ。特に種長を連れての退却、見事であった。」
「ありがたきお言葉。」
種長は今回の戦では活躍しなかったが、わしの嫡男、つまり跡取り息子じゃ。
「父上、わが秋月家は大友軍に蚕食されてしまいましたぞ!
 古処山城も失った今、この岩屋城が落ちるのも最早、時間の問題では・・・」
「種長!戦国の世で失うことを恐れていては、何もできぬわ。
 我ら今回の戦では大友軍に惨敗したが、その実は龍造寺と大友の痛み分けじゃ。
よいか、我が軍の損害は岩屋攻めと古処山撤退の際の兵9だけなのだぞ。
大友と龍造寺は共に100以上の兵を失っておる。」
「お館様、鉄砲5丁も無傷で残ってますぜ!」
「うむ。信種、目のつけどころが良いぞ。早速、軍備を再編成するとしよう。」
わしが兵100の足軽隊を率い、信種には足軽隊30、種長には鉄砲隊3、
広門には鉄砲隊2を配属させた。
77種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:15:37
〜天正10(1582)年、夏〜
織田信長と大友宗麟が同盟、伊達輝宗と蘆名盛隆が同盟。
城井長房の拠る島津家の城井谷城を、毛利輝元が攻略。
織田信長が姉小路頼綱と真田昌幸を滅ぼす。

「皆の者、反攻に転じるぞ!目指すは大友軍の拠る勢福寺城じゃ!」
「おおー!」
満身創痍の大友軍が息を吹き返す前に、今こそ叩かねばならぬ。
水ヶ江城に温存されている龍造寺軍と連携すれば、必ず勝てる筈じゃ。
有馬晴信は中立を表明したが、我が方の優勢となれば味方につくであろう。

秋月種実と龍造寺隆信とが自ら軍勢を率いて、大部隊を出撃させた!
春の合戦で兵力を消耗した大友軍は、全て城内に撤退した。
援軍の期待できぬ篭城など、無意味なものじゃがのう。わっはっは!
勢福寺城と古処山城は龍造寺軍に任せ、我が軍は立花山城に総攻撃をかけた。
故郷の古処山城を龍造寺に渡すことになるのは悔しいが、それ以上に国際貿易で栄える
立花山城を得る意味は大きいからじゃ。
立花山城に拠る道雪は強敵じゃが、武将ひとりでは如何ともし難く、種長と広門の
集中砲火を浴びて、道雪は兵をことごとく失い、金石城に落ち延びた。
龍造寺政家と高橋紹運は捕縛できたが、道雪に逃げられたのでは後々厄介じゃ。
「逃がしてなるものか!」
全軍を金石城に投入し、立花道雪、同宗茂、円城寺信胤、宗義智を捕らえた。
龍造寺軍は勢福寺城を奪回、古処山城を占領し、宗像氏貞を配下にした。
隆信公は少数の兵しか率いていなかったが、途中、我が方についた有馬軍と合流し、
兵力で大友軍を圧倒した。特に鍋島直茂と成松信勝の活躍が目覚ましかった。
78種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:16:21
そして今、大友家の双璧、立花道雪と高橋紹運が捕縛されてわしの前にいる。
「わしの配下にならぬか?厚遇は約束するぞ。」
「何をほざく種実!貴様に仕えるくらいなら、潔く斬られる方を選ぶわ!」
「宗茂!道雪殿とわしの死出の旅、とくと見ておくのだぞ!」
かくなる上は、斬首するほか仕方あるまい。だが武士として天晴れな心意気であった。
――立花家と宗茂の将来は、わしが守ってやらねばな。
義理人情だけこう思うのではなく、秋月家の家臣として見込みのありそうな男じゃからの。
龍造寺政家と宗義智を侍大将として、立花宗茂と円城寺信胤を足軽頭として登用した。
この2ヶ月に渡る合戦で、大友家の第2軍団であった立花道雪軍団は全滅した。
79種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:17:00
〜天正10(1582)年、秋〜
長宗我部元親が十河存保を滅ぼす。
徳川家康と北条氏政が同盟、宇喜多秀家が織田信長との同盟を破棄。
織田信長が徳川家康と宇喜多秀家を滅ぼす。

「広門、近頃の他国の情勢を見てどう思う?」
「そうですな、やはり織田信長公の権勢が群を抜いておりますな。
 宗麟は信長公と同盟を結んでおりますので、厄介なことにございます。」
「中国には毛利、四国には長宗我部がおるではないか。
 信長と言えども、そう九州まで簡単には手が出せまい?」
「残念ながらお館様、信長公の軍隊は精強で、配下も逸材揃いでございます。
 九州まで介入してくるのも、時間の問題かと・・・」
「ならば、一刻も早く九州を統一せねばな。」
「しかし合戦続きで国力は疲弊しております。金や米も突きかけております。
来春までは軍事行動は難しいことと存じますが。」
「うむ、その通りじゃな。今年は兵力の増強に努めるとしよう。」

円城寺信胤が金石城にて兵37徴兵、信胤に足軽隊30、宗茂に足軽隊7を配属。
宗茂を立花山城に移動させた。
原田信種が侍大将に昇進し、立花山城にて兵18を徴兵、わしの直属に足軽隊90、
信種に足軽隊40、宗茂に足軽隊30、種長、政家、義智に鉄砲隊1ずつ配属させた。
龍造寺政家が商人に米300を売り、金292に換えた。(相場1.3)
立花山城にてわしが自ら米200を施し、民忠が51(+11)になった。
立花宗茂に米200を与え、忠誠度が68になった。
80種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:17:40
〜天正10(1582)年、冬〜
長宗我部元親が河野通直を滅ぼし、四国を統一。

円城寺信胤が立花宗茂に剣術を講義、宗茂の戦闘が72(+4)になった。
筑紫広門が岩屋城にて金200で商業振興をし、商業38(+22)になった。
立花山城にて秋月種実、同種長、龍造寺政家、原田信種、宗義智が訓練。
81種実の野望〜天翔記〜:04/10/21 16:19:25
〜天正11(1583)年、春〜
越中で地震、織田信長と上杉景勝が被災。

1年目が終わり、現在の状況――
 秋月家       本城:立花山城     大名   友好  同盟
            大名:秋月種実    龍造寺家  85    ○
 所領:3       朝廷:20        島津家    55    ×
 軍団:1       商人:21        織田家    40    ×
 武将:8       兵士:194       大友家    0    ×
 金:2283      米:1023
 金収支:2441   米収支:926
 騎馬:10      鉄砲:1