そか、負ければ賊軍の法則か。 それじゃしょうがないな。
しかし海音寺の悪人列伝ではクソミソだな。
241 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/22 15:37
(^x^)ノ ・・・・・・・・。
>>240 悪人列伝探してるんだがみつからん。どんなことが書いてある?
暗殺に成功すると脱糞して喜ぶ直家。
だっふんだ!
245 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/24 20:23
こんだけ謀略つかってたら警戒するだろ。やられた奴はあぽ
警戒されてても成功するのが凄い所。
警戒しすぎて疑心暗鬼になったら
それが元で離反されたりするしな
自分の部屋で見失った…<悪人列伝
本編は有名なエピソードなぞってるだけって感じ。
後書きで
「悪人と言うより小悪党で、やってることがみみっちくてセコく、見るべきトコロがない」(超意訳)
とか書いてあった気ガス。
そりゃ将軍暗殺したり大仏焼いたり寺山坊主ごと焼いたりするような
インパクト強い奴なんてそうそう居ないよな
それより「見るべきところが無い」と評価する人物をネタとして取り上げる
作者は何を考えてるんだか。
これだけ謀略を尽くして、しかも破綻をきたさずのし上がった人はそこらにゃいないよ。
それを裸一貫から大名まで叩き上げたキレ者とするか、勝つためなら手段を選ばない
冷酷非道の人とするかはともかくとして。それを小悪党とは……。
筆者は大事をやらかした連中に目を奪われすぎて、感覚が麻痺してるんじゃないか?
251 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/26 20:18
>>250 海音寺の感覚が麻痺してるかどうかは、
まず読んでみてから感想なり批判なりしようや。
単に
>>248の超意訳が間違ってるだけかもしれないしな。
うむ、そもそもオレも3年前に買って読んだ時のイメージしかない。
クソミソだったのは覚えているが細かい言い回しは忘れてるので全然違ったらご勘弁。
「運命操るもの」 著・宇喜多直家
〜あらすじ〜
享禄2年、備前砥石城に一人の赤子が産声を上げた、父は宇喜多興家、祖父は名将の誉れ高い宇喜多能家。
その子が誕生する寸前に興家は八つの流れ星を見、生まれた赤子に八郎と名付けた、後の神聖天将軍宇喜多直家である。
八郎幼少のころから魔術の才能に溢れ、5歳になる頃には12本の炎を自由自在に操ることができたという。
しかし・・・そんな八郎に悲劇が訪れる、暗黒魔界将軍であり祖父・能家の因縁のライバル、島村盛実によって、
城を攻められ、能家は自害、一族郎党は散り散りになり、父とともに放浪の旅を余儀なくされる。
不自由な生活、敬愛する祖父との思い出、新しい家族・・・そして父の死、それらが八郎少年を強くたくましい戦士に変えた。
15歳になる頃には備前一国に直家と並ぶ使い手は存在しなくなっていた。
更なる高みを求め、直家は旧主家である浦上宗景に出仕する、その年、初陣にて直家はその絶大な魔力を開放し、抜群の戦功をたてた
その働きを賞賛され、直家は翌年、難所・乙子城の城主に抜擢される。
懐かしい旧臣たちとの再会、地元に巣食う海賊の問題、近隣諸国との小競り合い・・・困難にあたって直家はますます力を増していく・・・
・・・その類まれなる魔術の才能により、天より妬まれた男直家、運命の荒波は彼に一時の安らぎも与えようとはしなかった。
強大な魔族、毛利家に魂を売った宇喜多の一族、浮田国定。
魔に飲み込まれ、理性を失ってしまった、優しき岳父、中山信正・・・
祖父の仇であり全ての元凶、暗黒魔界将軍島村盛実・・・・・!
彼らとの戦いの中で直家は争いのむなしさを知り、変化を遂げるのであった。
ごめん、やっぱ大分違った。あとがきだけ引用。
直家は最も陰湿で、最も陰険な悪人である。
しかし、大悪人とは言えない。小悪人の典型的なるものだ。
けれども僕には最も不愉快な人物に感ぜられる。
松永弾正や斎藤道三は徹底した悪人であり、どこ一つとして愛すべきところは持っていないが、
その性根のすわりには一種痛烈な味があるが、直家にはそれがまるでない。
両大勢力の間にあって、きょときょととおちつかないところなど、
小悪党としか評価出来ないのである。
256 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/06 22:02
次は海音寺に・・・
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;;`ヽ、;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ソ川ヽ!',
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ヾ、;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;;;;:-'" _,、-;ァ‐ ヾ川′/ /
. ', `'''ー― '´ ,、r彡‐' _. ヾリ| ` ´!,ヽ‐‐-
ヽ、.,,,,__、 : -"‐''z'弋フ'´ ヾiト、ノi:| ヽ.:
ヾ'‐モラ'、 : |',リ | |:| |
', | : , ` リ ,.イ |:| │
'、 │ .: ..、 ! | |:! |
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ヽヽ 、.ノ'"~ _,,,、...、,,_ / .// .l
/:ヽr:ァ__,..、..-‐'`ヾヘ , ' /./ l
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畳の上で死ねなかった松永弾正や斎藤道三に比べて、
多分畳の上で死ねた直家氏は偉いかも。
>>257 板の間のむさい布団の上だったと思われ。
宇喜多○家って人がいた、きっと宇喜多直家の子孫に違いない
260 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/10 10:46
宇喜多直家というと・・・命日がバレンタインデーな人ですね?
きょときょとねえ。
まあ最初から「小大名だったから」というフィルターで見てるとそうにしか見えないのか。
俺にはどちらかと言うと、呼吸をするがごとく、極自然に謀略をなしたイメージだが。
俺は津本ようの備前物語で直家の事を知った。
264 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/15 00:14:47
直家って結構家臣に人望あったのかな?
直家が臨終する間際に家臣達に俺に殉死するものはいるか?
って家臣達に言った時に他の家臣達は皆殉死しますって言ったけど
戸川秀安だけは
私は修羅道に生きる武士です。ですから殉死することは不能です
武士は修羅道に生きるべきです。って言って殉死はしませんと言ったら
直家は、そのとおりだ・・・と思い直して 皆も殉死はするな
って言ったそうな。修羅道に生きた直家らしいと思った。
家臣に謀反されづに死んだ直家は少なくとも家臣に人望あったってことだ
ろうな・・・
>>264 それはそのまま受け取る内容ではない気がする
266 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/16 00:46:13
黒部亨の直家本、どうよ?
267 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/16 02:09:45
>>264 殉死者募って、戸川にそなたはどうだ?
ときいたら、得手不得手があります。
どうせなら坊主を連れていかれては?と諭され
殉死の誓書捨てたそうだ。
直家「殉死者うpキボン」
家臣「我ら修羅道に生きる身、誰も浄土への道を知りませぬ、役には立ちますまい」
家臣「あ、どうせなら坊主を道づれになさったらどうでしょう?」
家臣「僧衣でググってみました」
直家「・・・・・・・・・」
直家「・・・やっぱやめた、ひとりで死ぬ」
けっこう嫌がる人もいる作家なんだけど、津本陽の『宇喜多秀家』はよかったよ。
直家の祖父・能家が殺されるところから始まって、秀家の八丈島で歿する
までを描いてくれてて、長めだけど一冊だし、直家〜秀家の時代を知るには
良かった。
ここの住民で読んだ人、他にいない?
>>266 >>269 両方面白かったけど、黒部の方は直家をいい人にしすぎ。
津本の方は描写が全場面で等しく詳細な感じで人物一人一人についての印象が薄い感じ?
津本の小説は原文で行数稼いでるせいで読みにくい
ぼかぁ司馬の方が好きだ
ちなみにぼかぁ南條範夫が大好きだ
私の持ってるのは、高山友禅の戦国の宇喜多一族でつ
地方新聞社からの出版だから持ってる香具師居ないだろうな
岡山人...
もっと宇喜多を賞賛しろよ。
武蔵なんかよりよほど大河ドラマにふさわしい。
武蔵よりは面白いだろうが、大河は無理だろう
昔日テレでやってた年末時代劇位でお願いします。
>>255 むしろ民政宜しきを得なかった松永・斎藤より遥かに凄いと思うが
道三なんて領国統治の手腕に欠けてたから義龍を担いだ
家臣団に追い出されたってのが近年の通説らしいし
海音寺説だと、藤堂高虎も小悪人になるな
>>276 そういう哀れな最後ってのが悪党らしくていいっていってるんだと思うんだけど。
要するに死んだ時に人の下についていた奴は小悪党だと?
なんかしょーもない判断基準だな…
飼いならされた悪党なんて大悪党とはいえないんだからしょうがない。
業績に着目すればそうかもしれないけど、
人物評としては地位よりも振る舞いに着目すべきなのでは。
281 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/21 15:20:43
ここは
大悪党とはいえないから小悪党と呼ばれても仕方ない訳は無い、と返すべきじゃないかね?
大悪党は織田信長がガチ。
殺した人数がハンパじゃない。
なるほど!信長を基準に考えると、麻原尊師は小悪党どころか大善人だね!
>>255 「悪人は意志を貫いて死ななきゃならん!」と言いたげな文章ですね
白石一郎の「海将」読め、と言いたい
>>284 昨日か今日無くなった人ですね、村上水軍のやつ読んでみようかと思う
289 :
無名武将@お腹せっぷく:
我々は岡山人が何故このような犯罪を繰り返したのかという
疑問を解決するため、岡山人の故郷である岡山に向かった。
「まだ世界にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
プロ野球だの、Jリーグだの、球界再編だので浮かれていた
我々は改めて岡山の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、火病をおこしながら
「賠償しる!謝罪しる!反省しる!」と我々に何度も土下座するように要求した。
我々はこの時初めて岡山人を許すまいと思った。
誰が悪い訳ではない、岡山人の根性の汚さが全て悪かったのだ。
我々は岡山人の母親から無理矢理売りつけられたマスカットきびだんごとママカリを手に、
打ちひしがれながら仙台へと帰路についた。